JP2018088722A - 集合住宅用情報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】集合住宅用情報システムにおいて、防犯情報を提供する。【解決手段】住宅情報端末13のそれぞれは、インターホン回線12およびゲートウェイ装置17を経由して広域ネットワーク2に接続可能であり、表示部13cと、ゲートウェイ装置17を通じて広域ネットワーク2上のサーバ装置3から地域の防犯情報通知を受信すると、表示部13cにポップアップ表示させる制御部13bと、操作を受け付ける操作部13dとを備え、制御部13bは、操作部13dが所定の操作を受け付けたとき、防犯情報の一覧を表示部13cに表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、各住戸の住宅情報端末をインターホン回線に接続して通話信号を伝送させる集合住宅用情報システムの改良に関する。
近時、上記のような集合住宅用情報システムにおいて、サーバ装置から各住宅の情報端末に地震情報を提供して安全性を向上させる技術が提案されている。
たとえば次の特許文献1には、警報監視盤は、通信ネットワークを通じて送信されてくる地震検知信号を受信したときには、地震警報指令信号を各住戸の住宅情報端末に送信して、各住戸の住宅情報端末は、警報監視盤から地震警報指令信号を受信したときには、所定の地震メッセージを読み出して報知することの記載がある。
特開2008-217435号公報
しかしながら、上記のような集合住宅用情報システムにおいて、サーバ装置から各住宅の情報端末に地域の防犯情報を提供するようなシステムは、現在まで提案されておらず、そのような防犯情報の提供が要望されていた。本発明は、そのような要望に対応した新規な構成の集合住宅用情報システムを提供することを目的とする。
本発明による集合住宅用情報システムでは、住宅情報端末のそれぞれは、インターホン回線およびゲートウェイ装置を経由して広域ネットワークに接続可能であり、表示部と、前記ゲートウェイ装置を通じて広域ネットワーク上のサーバ装置から地域の防犯情報通知を受信すると、前記表示部にポップアップ表示させる制御部と、操作を受け付ける操作部とを備え、前記制御部は、前記操作部が所定の操作を受け付けたとき、前記防犯情報の一覧を前記表示部に表示させる。
前記防犯情報は、犯罪発生の情報を含むようにしてもよい。
前記住宅情報端末のそれぞれは、前記ポップアップ表示可能な時間が一律に設定されているようにしてもよい。
本発明では、テレビ等の放送によらずに、インターホン回線を通じた情報サービスによって、周辺地域に関する防犯情報を知ることができる。そのため外出を控えたり、経路を考慮して外出したりできるので、安全性が向上する
本発明を適用した集合住宅用情報システムの例を示したシステム図である。 住宅情報端末の例の正面図である。 集合住宅用インターホンシステムの基本動作の例を示したフロー図である。 (a)〜(e)は、住宅情報端末における各種表示画面の例である。 (a)〜(c)はそれぞれ、住宅情報端末、ゲートウェイ装置、サーバ装置のプロトコルスタックの構成図である。 インターホンプロトコルによる通信データの概略構造の例を示すフォーマット図である。
本発明に係る集合住宅管理システムは、インターホンシステムをベースとして、そこに火災等に対するセキュリティサービスや、電子掲示板等の情報サービスを付加したものである。
図1に示すように、実施形態として例示するシステム1は、システム全体を制御する制御装置11より棟内回線(インターホン回線)12が集合住宅棟の各住宅、共用部、管理人室まで敷設され、この回線に、住宅情報端末13等の端末装置が分岐器14を介して接続されている。
棟内回線12は、インターホンシステムにおいて不可欠な通話信号、映像信号、制御信号等がパケット方式で伝送される。この回線に使用されるケーブルの種別に特に制限はなく、必要な通信帯域が確保できるならば、安価なツイストペアのケーブルとしてもよい。
この例では、制御装置11から4系統の棟内回線12を導出させ、それによって住宅情報端末13を接続する回線、管理人室インターホン15を接続する回線、ロビーインターホン16を接続する回線、ゲートウェイ装置17を接続する回線を分離した形態としている。このような形態とすれば、例えばロビーインターホン16のみ棟内回線12より電源を供給する構成等も可能になる。しかしながら制御装置11はルータ機能(ハブ機能)を有するので、特別な要請がなければ、端末装置の種別ごとに回線を分離する必要は特にない。また回線の系統数も特に制限されない。
住宅情報端末13は、通信部13a、制御部13b、表示部13c、操作部13d、音声部13e等を備え、ドアホン13hやセキュリティセンサ13iが接続されている。通信部13aは、棟内回線12に対して規定されたインターホンプロトコルに従って信号伝送を行う。制御部13bはブラウザ13fによって、トップ画面、通話画面、セキュリティ画面、情報サービス画面等を表示部13cに表示させ、更に状態ランプも点灯制御する。
図2に示すように、表示部13cは例えばカラータッチパネルであり、各種フォントや映像等が表示できる。音声部13eはスピーカ、マイク等からなる。操作部13dは、物理的なボタンあるいはタッチパネルに適宜表示されるソフト的なボタンからなり、防犯情報等のポップアップ表示を許可する時間帯を設定する時間帯設定部13gを構成する。ここでは、物理的なボタンとして、復旧/警報停止ボタン、火災確認ボタン、メニューボタン、終了ボタン、開錠ボタン、通話ボタンが設けられているが、メニューボタンに新着情報を示すランプを内蔵させてもよい。
住宅情報端末13における基本画面、すなわちトップ画面、通話画面、セキュリティ画面については、住宅情報端末13内にローカル文書として準備されている。
ゲートウェイ装置17は、棟内回線12と広域ネットワーク2とを跨いだ信号伝送、具体的には住宅情報端末13とサーバ装置3との間の信号伝送を中継する。そのため棟内回線12に対応した通信部17a、棟内回線12と広域ネットワーク2との間でプロトコルを双方向に変換する中継部17b、広域ネットワーク2に対応した通信部17cを備えている。またゲートウェイ装置17は、システム1のメンテナンス用のホームページを提供するウェブサーバ部17dも備える。メンテナンス用ホームページは、ゲートウェイ装置17に着脱自在に接続したメンテナンス用端末4等によってアクセスされる。なおサーバ装置3のURLは、住戸情報端末13に予め設定されているが、このメンテナンス用ホームページを通じて書換えも可能である。
サーバ装置3は、広域ネットワーク2に対応した通信部3a、ウェブサーバ部3b、記憶部3c等を備えている。ウェブサーバ部は、電子掲示板の記事や、防犯情報等を記憶部に蓄積しており、それらを構成するHTML文書や画像ファイルを住宅情報端末に提供する。また記憶部には、住宅識別情報等も保存されている。
ここでシステム1の基本動作を簡単に説明する。すなわちシステム1は、主たる機能の一つとしてインターホン機能を提供する。すなわちロビーインターホン16で部屋番号を指定した呼出操作がなされると、対応した住宅の住宅情報端末13では呼出音が鳴動して来訪者の映像が表示部13cに映される。その住宅情報端末13で応答操作がなされると、ロビーインターホン16との間で相互通話が可能になる。住宅情報端末13で所定操作をすればロビー扉の電気錠18が解錠できる。また住宅情報端末13と管理人室インターホン15との間での呼出通話、住宅情報端末13同士の呼出通話も提供される。これらの相互通話は一方の終了操作または所定時間の経過によって遮断される。
またシステム1は、セキュリティ機能を有する。たとえば住宅情報端末13は、住宅内のセキュリティセンサ13iが作動すれば警報音を鳴動させる。またモード切替操作によってセキュリティセンサ13iをオン、オフすることもできる。管理人室インターホン15は警報監視盤としての機能を有する。すなわち管理人室インターホン15は、棟内共用部および各住宅のセキュリティセンサ13iの作動状態、住宅情報端末13の操作状態等を監視して、異常を検知したときには、棟内共用部に設置された音響装置(図示なし)や、各住宅の住宅情報端末13を作動させて地区鳴動や全棟鳴動等を行う。
またシステム1は、地域の防犯情報を配信する情報サービス機能を有する。この点は大きな特徴なので、以下にその情報サービスについて詳細に説明する。この機能は要約すると、サーバ装置3に防犯情報が新規登録されると、サーバ装置3より各住宅情報端末13に通知信号を配信してポップアップ表示させ、また住宅情報端末13からの要求に対して、要求された防犯情報を返信するものである。このようにしてタイムリーに地域の防犯情報を通知すれば、居住者の防犯意識を高めることができる。
以下、防犯情報の配信および表示について、システム1の基本動作を説明する。
サーバ装置3は、サービス事業者等との情報通信によって、住宅情報端末13に配信すべき防犯情報が適宜登録される。防犯情報は、ヘッドラインと記事本文とで構成され、識別情報(URL)が割り当てられている。当然であるが、ここに登録される防犯情報は、集合住宅の所在地の近隣地域を対象としたものにするとよい。
サーバ装置3は、そのような防犯情報が登録されると、対応した防犯情報通知を生成して、各住宅情報端末13に配信する。防犯情報通知は、防犯情報のヘッドラインと、識別情報とを含む。住宅情報端末13は、サーバ装置3から防犯情報通知を受信すると、防犯情報通知画面をポップアップ表示させる。ポップアップ表示のタイミングで警報音を鳴動させてもよい。このような防犯情報通知画面には、たとえば、「ひったくり事件が発生」というようなヘッドラインが表示される(図4(f)参照)
防犯情報通知画面はポップアップ表示してから所定時間経過したら自動的に消してもよいし、所定の操作、たとえば防犯情報通知画面中に用意された確認ボタンの操作を受けたときに消してもよい。またポップアップ表示は、居住者の活動時間帯でのみ行うようにしてもよい。この場合、住宅情報端末13は、現時刻に基づいて防犯情報通知画面をポップアップ表示するか否かを決定する。なお居住者の活動時間帯は、例えば午前6時から夜10時までというように全住宅情報端末13で一律に設定されており変更できなくてもよいし、各住宅情報端末13の時間帯設定部13gの操作によって自由に変更できてもよい。このような構成とすれば、ポップアップ表示によって安眠が妨げられるという問題が生じない。
また防犯情報通知画面中の確認ボタンが操作されると、あるいは所定手順の操作がなされると、住宅情報端末13は、サーバ装置3に、防犯情報の識別情報を含ませた要求信号を送信して、サーバ装置3から返信されてきた防犯情報の記事本文を表示する。記事本文はたとえば、上記のようなヘッドラインに追加して、「□□日午後2時40分ごろ、○○市△△の路上で、歩行していた近くの飲食店従業員の女性(21)が、手に持っていた現金約20万円入りのかばんを、小型バイクに乗った男に奪われました。××県警はひったくり事件として捜査しています。」というようなものである(図4(d)参照)。
このような情報サービスを提供すれば、居住者はテレビ等の放送によらずに、その近隣地域の犯罪発生等をタイムリーに知ることができる。そして事件現場付近への外出を控えたり、安全な経路を選択して外出したりできるので、安全性が向上する。
このような情報サービスのためには、住宅情報端末13とサーバ装置3との間で所定のプロトコルによる信号伝送が必要であるが、そのプロトコルとして、たとえばHTTPを採用してもよい。ただしHTTPは、クライアントのHTTPリクエストに対して、サーバからHTTPレスポンスが返信されるだけのシンプルなプロトコルであり、サーバ装置3から自発的な情報発信はできない。そこでサーバから情報発信するのと実質的に等価な機能を実現するため、クライアントがサーバをポーリングする方法を提案する。すなわち住宅情報端末13はダミーのHTTPリクエストをサーバ装置3に定期的に送信することとし、サーバ装置3が適宜そのHTTPレスポンスの中に発信したい情報を埋め込むようにする。
具体的には、サーバ装置3は、住宅情報端末13に配信すべき防犯情報が登録されると、防犯情報通知を生成して、住宅情報端末13からのHTTPリクエストを待つ。そして住宅情報端末13から識別情報を指定したHTTPリクエストが送信されて来ると、サーバ装置3は、対応した防犯情報通知を含めたHTTPレスポンスを返信する。防犯情報通知には、防犯情報の識別情報とされたURLが含まれる。なお返信すべき防犯情報通知がない場合は、空のHTTPレスポンスを返信する。
またサーバ装置3は、住宅情報端末13から、防犯情報のURLが含まれたHTTPリクエストを受信すると、そのURLによって特定される防犯情報を含めたHTTPレスポンスを返信する。
図3は、システム1の防犯情報の配信に関する基本動作を時系列的に示している。
時刻T1〜T2では、住宅情報端末13はポーリングによって、ダミーのHTTPリクエストを定期的に送信している。しかしこの時点では、サーバ装置3に発信すべき防犯情報通知がないので、空のレスポンスが返信されている。
時刻T3では、サーバ装置3に防犯情報が新規登録され、防犯情報通知を生成している。
時刻T4では、サーバ装置3は、住宅情報端末13からのダミーのHTTPリクエストに対して、その防犯情報通知を含ませたHTTPレスポンスを返信している。
時刻T5では、住宅情報端末13は、受信した防犯情報通知に基づいて、防犯情報通知画面をポップアップ表示している。
時刻T6では、住宅情報端末13は、防犯情報通知画面で確認操作を受けて、防犯情報のURLを含めたHTTPリクエストをサーバ装置3に送信し、サーバ装置3は、対応した防犯情報を含めたHTTPレスポンスを返信している。
時刻T7では、住宅情報端末13は、受信した防犯情報の記事本文を表示している。
サーバ装置3は、蓄積している防犯情報の一覧表を保持し、防犯情報が新規登録されると、その防犯情報一覧表を更新するようにしてもよい。この一覧表には、防犯情報毎に、そのヘッドラインと識別情報とを対応して記載しておく。
一方住宅情報端末13は、トップ画面から所定の手順で操作を受けると、防犯情報一覧をサーバ装置3に要求して、サーバ装置3から取得した防犯情報一覧を表示部に表示するようにする。このとき記事一覧画面には、防犯情報毎に選択ボタンを配置して、選択操作を受け付ける。たとえば防犯情報一覧表は、HTML文書で構成し、そこに選択操作を受け付けるためのスクリプトを含ませておくとよい。住宅情報端末13は、記事一覧画面で防犯情報の選択操作を受けると、選択された防犯情報の識別情報を含ませた要求信号をサーバ装置3に送信して、サーバ装置3から取得した防犯情報を表示する。
このような構成にすれば、居住者は最新ではない防犯情報でも自由に閲覧できるので、しばらく留守にしていた場合でも安心である。
図4の(a)〜(f)は、住宅情報端末13における表示画面の例であるが、表示言語の種別としては日本語が設定されている。
図4(a)はトップ画面W1の例である。上段部は、お知らせアイコンと、天気アイコンが配置されている。中段部は、現在のセキュリティモードを示す状態アイコン(在宅、外出等)と、モード切替ボタンとが配置されている。下段部は、呼出/伝言ボタン、情報ボタン、記録管理ボタンが配置されている。
図4(b)は、情報サービス画面W2の例である。この画面はトップ画面の情報ボタンの操作によって呼び出される。情報サービスのサブカテゴリを呼び出すためのボタンが配置されている。カテゴリの1つとして防犯情報が用意されている。
図4(c)は、防犯情報カテゴリに限定された記事一覧画面W3の例である。この画面は情報サービス画面の防犯情報ボタンの操作によって呼び出される。防犯情報のヘッドラインが一覧表示されており、そのそれぞれに対応して詳細ボタン(選択ボタン)が配置されている。
図4(d)は、防犯情報画面W4の例である。この画面は記事一覧表の表示画面での選択操作によって呼び出される。
図4(e)は、防犯情報通知画面W5の例である。この画面は、トップ画面の表示中(消灯中を含む)に防犯情報通知が受信されると、所定時間ポップアップ表示される。防犯情報のヘッドラインが表記され、確認ボタンが配置されている。確認ボタンの操作によって、図4(d)に示した防犯情報画面W4が呼び出される。
これらの画面の中で、トップ画面W1、防犯情報通知画面W5は、その画面情報が住宅情報端末13にローカルファイルとして予め用意されている。それ以外の情報サービス画面W2、記事一覧表の表示画面W3、記事本文の表示画面W4は、サーバ装置3に保存されており、住宅情報端末13のブラウザ13fによって読み出される。
この実施形態では、防犯情報や防犯情報通知がHTTPによって伝送されているが、以下に、HTTPによる信号伝送の仕組みを詳細に説明する。
図5の(a)〜(c)に示すように、住宅情報端末13、ゲートウェイ装置17、サーバ装置3はそれぞれプロトコルスタックPSを構成している。プロトコルスタックPSは概念的な階層的構造であり、データ送信時には、通信データが上層から下層に向けて順番に流れて棟内回線12に出力される。その際、各階層では適宜必要なヘッダが追加される。一方受信時には棟内回線12から入力された通信データが下層から上層に向けて順番に流れていく。その際、各階層で不要になったヘッダは除去される。
住宅情報端末13のプロトコルスタックPSは、アプリケーション層が最上位に置かれ、その下に順番に、インターホンプロトコル層、TCP/UDP層、IP層、データリンク、物理層が置かれている。
アプリケーション層は、住宅情報端末13の制御プログラムと、情報サービス画面を表示させるブラウザプログラムとが置かれている。
インターホンプロトコル層は、アプリケーション層から制御され、通信相手の情報端末のアプリケーション層との間で各種コマンド信号や応答送信を伝送する。
ここにインターホンプロトコルは、棟内回線12に対して規定された独自プロトコルであって、情報端末間で相互に伝送されるコマンド信号、応答信号は、送信元識別情報、送信先識別情報、コマンドコード、コマンドパラメータ等にフィールド区分されたフォーマットを有する。識別情報はローカルIPアドレスでもよいが、独自の識別情報でもよい。住宅情報端末13のブラウザ13fは、HTTPメッセージ(リクエスト、レスポンス)を伝送するので、インターホンプロトコルのコマンド信号および応答信号は、その内部にHTTPメッセージを包含させるための仕組みが必要となる。これは、たとえばインターホンプロトコルのコマンド信号や応答信号において、HTTPメッセージを示すコードを定義し、そのコマンドパラメータに、HTTPメッセージの本体を埋め込む等によって実現できる(図6参照)。
TCP/UDP層は、送信元の情報端末におけるアプリケーションと、送信先の情報端末におけるアプリケーションとの間で規定される信号伝送を制御する。送信時にはこの層においてインターホンプロトコルの通信データに、通信エラーを回復させるための情報や、送信元、送信先のアプリケーションを特定するポート番号等を含んだヘッダが付加される。なお呼出信号等の制御信号は、確実ではあるが若干低速なTCPによって伝送し、音声信号や映像信号は不確実ではあるが高速なUDPによって伝送することが望ましい。音声信号や映像信号は所定のコーデックにより符号化された形態で伝送するとよい。
IP層は、送信元の情報端末と、送信先の情報端末との間で規定される中継可能な信号伝送を制御する。送信時にはここで送信元、送信先のローカルIPアドレス等を含んだヘッダが付加される。
物理、データリンク層は、ケーブルによって物理的に接続された情報端末間での信号伝送を行う。特にシステム1では棟内回線12をツイストペア線で構成しているので、IP層で規定された通信パケット(IPパケット)が、差動シリアル通信によって伝送される。シリアル通信は同期式でも非同期式でもよい。
ゲートウェイ装置17のプロトコルスタックPSは、インターホンプロトコルと広域ネットワークプロトコルとの相互変換のための中継プログラムが最上位に置かれている。そしてその下に、インターホンプロトコル層、TCP/UDP層、IP層、データリンク、物理層からなる棟内回線側スタックと、HTTP層、TCP/UDP層、IP層、データリンク、物理層からなる広域ネットワーク側スタックとが並列に配置されている。
サーバ装置3のプロトコルスタックPSは、電子掲示板のHTMLファイル等を提供するウェブサーバプログラムが置かれ、その下に、HTTP層、TCP/UDP層、IP層、データリンク、物理層が置かれている。
上記のようなプロトコルスタックPSを構成した場合、住宅情報端末13のブラウザプログラムから発信されたHTTPリクエストは、インターホンプロトコルの通信データに組み込まれた形で、棟内回線12を通じてゲートウェイ装置17まで伝送される。ゲートウェイ装置17の中継プログラムは、そのインターホンプロトコルの通信データからHTTPリクエストを抽出して、通常のHTTPリクエストを再構築する。ゲートウェイ装置17で再構築されたHTTPリクエストは、広域ネットワーク2を通じてサーバ装置3まで伝送される。
対して、サーバ装置3から発信されたHTTPレスポンスは、広域ネットワーク2を通じてゲートウェイ装置17まで伝送される。ゲートウェイ装置17の中継プログラムは、そのHTTPレスポンスを組み込んだインターホンプロトコルの通信データを生成する。ゲートウェイ装置17で生成された通信データは、棟内回線12を通じて住宅情報端末13まで伝送される。住宅情報端末13の制御プログラムは、その通信データからHTTPレスポンスを抽出してブラウザプログラムに渡す。
このような手順により、住宅情報端末13とサーバ装置3との間での棟内回線12を通じたHTTPリクエスト、レスポンスの伝送が可能になる。
図6は、インターホンプロトコルによる通信データの概略構造を示すフォーマット図である。このように、このようにHTTPメッセージは、HTTPメッセージを示す識別コード(コマンドコード)に続くマンドパラメータとして、インターホンプロトコルの通信データに収容されている。この通信データ20が、データリンク・物理層によって更に細かいパケットに分割されて棟内回線12によって伝送される。
1 集合住宅用情報システム。
12 インターホン回線
13 住宅情報端末
13a 表示部
13b 制御部
13f ブラウザ
13g 言語設定部
17 ゲートウェイ装置
2 広域ネットワーク
3 サーバ装置

Claims (3)

  1. 各住宅の住宅情報端末をインターホン回線に接続して通話信号を伝送させる集合住宅用情報システムにおいて、
    住宅情報端末のそれぞれは、
    インターホン回線およびゲートウェイ装置を経由して広域ネットワークに接続可能であり、
    表示部と、前記ゲートウェイ装置を通じて広域ネットワーク上のサーバ装置から地域の防犯情報通知を受信すると、前記表示部にポップアップ表示させる制御部と
    操作を受け付ける操作部とを備え、
    前記制御部は、前記操作部が所定の操作を受け付けたとき、前記防犯情報の一覧を前記表示部に表示させる集合住宅用情報システム。
  2. 請求項1に記載の集合住宅用情報システムにおいて、
    前記防犯情報は、犯罪発生の情報を含む集合住宅用情報システム。
  3. 請求項1または2に記載の集合住宅用情報システムにおいて、
    前記住宅情報端末のそれぞれは、前記ポップアップ表示可能な時間が一律に設定されている集合住宅用情報システム。
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