JP5663325B2 - ネットワーク対応型の集合住宅用インターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークを通じて投稿されてきた生活情報を住戸インターホンに表示させる機能を有した集合住宅用インターホンに関する。
従来、マンションなどの集合住宅では、住戸人に迅速、確実に連絡事項を通知することが求められるが、そのような場合に効果的な技術として、特許文献1には、電子回覧板情報を映像として、映像蓄積手段に蓄積させ、更にその映像信号を、各住戸のインターホンに対して送信させることを教示している。
特許3657847号公報
特許文献1の構成では、電子回覧板などの情報が、各住戸のインターホンに表示されるが、住戸人はインターホンの設置された部屋に常にいるわけでなく、別の部屋で過ごしている場合もあるので、その情報が長時間見逃されてしまうという虞があった。
そこで本発明は、住戸人がインターホンの設置された部屋とは別の部屋にいても、生活情報の配信に気づけるようにしたインターホンシステムを提供することを目的とする。
本発明による集合住宅用インターホンシステムは、住戸インターホンとロビーインターホンとを備え、ネットワークに接続された集合住宅用インターホンシステムにおいて、ネットワークを通じて受信した生活情報を蓄積して住戸インターホンに配信する生活情報配信部と、モニタ画面を備え住戸インターホンに接続された住戸副インターホンとを備え、住戸副インターホンは、住戸インターホンに配信されてきた生活情報を前記モニタ画面にポップアップ表示させる表示制御部と、前記ポップアップ表示を許可または禁止モードにする操作を受け付けるモード操作部とを備え、前記禁止モードの間に配信されてきた生活情報を、前記許可モードに設定変更されたときに自動的にポップアップ表示する構成とされていることを特徴とする。ここに生活情報は、例えば住戸人を対象とした掲示板や住棟内あるいはその近隣にある商店からの連絡、通知事項など、日常生活に関連した特に緊急ではない情報のことである。
前記モード操作部は、住戸副インターホンに一体に設けられてもよい。
住戸インターホンとロビーインターホンとの呼出、通話を制御する一方、住戸インターホンを特定のサーバ装置に接続させる制御装置を更に備え、前記生活情報配信部は、前記サーバ装置側に設けてもよい。
前記モード操作部は、生活情報の表示時間帯の設定操作を受け付けて登録し、住戸副インターホンは、許可モードであり、かつ現時刻が表示時間帯である場合に、生活情報をポップアップ表示してもよい。
生活情報は、画像ファイルとして構成されてもよい。
本発明による集合住宅用インターホンシステムでは、生活情報を住戸副インターホンでポップアップ表示させるようにしている。したがって住戸人は、住戸インターホンの設置された場所ではなく、住戸副インターホンの設置された場所、例えば書斎あるいは寝室にいるときでも、そのポップアップ表示に気づくので、情報伝達がより確実になる。
また住戸副インターホンでの生活情報のポップアップ表示を、住戸人の都合に合わせて許可または禁止できる。例えば音楽鑑賞中にポップアップ表示を禁止しておけば、楽曲に集中できて快適である。
本発明を適用したインターホンシステムのブロック図である。 生活情報一覧表の表示例の説明図である。 生活情報の個別表示例の説明図である。 (a)〜(d)は、それぞれ表示モードの設定画面の例を示す図である。 生活情報の作成画面の例を示す図である。 本発明に係る基本動作を示したフロー図である。
本発明のインターホンシステム1は、図1に示すように、モニタ画面11bを備えた複数の住戸インターホン11とロビーインターホン12とからなり、ネットワーク20に接続された基本構成を有する。ネットワーク20は、インターネットに代表される広域ネットワークを想定しているが、住棟及びその近隣施設のみに敷設されたLANであっても構わない。
ここに住戸インターホン11は、住宅情報盤として構成されており、ドアホン子器11a、住戸副インターホン15、セキュリティセンサ(図示なし)などが接続されている。そして基本的な構成要素として、図2に示しているように、タッチパネルで構成されたモニタ画面11b、メッセージランプ11c、通話キー11d、通話部を形成するスピーカ11e、マイク11fなどを備えている。
ロビーインターホン12は、呼出先の部屋番号を指定するための操作部や、通話部を構成するスピーカ、マイク(いずれも図示なし)などを備えている。なお、ロビーインターホン12は、カードキーなどによって住戸人を認証するための認証端末としての機能を備えてもよい。その場合、図示しない認証装置による認証が成功すれば、ロビー扉の電気錠が自動的に解錠する。
管理人室機(警報監視盤)13は、選択した住戸インターホン11あるいはロビーインターホン12との通話ができ、また住戸インターホン11から発信された異常発生信号を受け付けて所定の対応処理をなす装置である。そして基本的な構成要素として、モニタ画面、通話部を構成するハンドセット、異常報知手段を構成する警報ランプ、スピーカ(いずれも図示なし)などを備えている。
制御装置14は、住戸インターホン11と、ロビーインターホン12あるいは管理人室機13との信号伝送を制御する装置であって、住戸インターホン11、ロビーインターホン12、管理人室機13は、この装置に接続されている。更に制御装置14は、住戸インターホン11を、ネットワーク20上の特定のサーバ装置21に接続するゲートウェイ14aとしても機能する。
住戸副インターホン15は、住戸インターホン11と同様の外観を有し、図2に示しているように、タッチパネルで構成されたモニタ画面15b、メッセージランプ15c、通話キー15d、通話部を形成するスピーカ15e、マイク15fなどを備えている。
住戸インターホン11と住戸副インターホン15とは、例えば多重伝送線によって接続されるが、これは一例であり、これら両者間の接続方式やプロトコルに特に制限はない。
通信端末22は、ネットワーク20に接続可能なパソコンなどであって、管理人室や近隣の店舗などに設置される。そしてソフトウェアなどによって構成された生活情報作成部22aを備えており、操作によって所望の生活情報を作成してサーバ装置21に投稿できる。
次いで、インターホンシステム1の基本動作を説明する。住戸インターホン11と制御装置14はインターホン回線によって接続されており、そこでは送信先、送信元のアドレスを指定した信号伝送が行われる。プロトコルは特に制限はないが、例えばTCP/IPを用いてもよい。この場合、住戸インターホン11のそれぞれには、固有のグローバルIPあるいはローカルIPが割り当てられる。更に住戸インターホン11と住戸副インターホン15との間でもTCP/IPによる信号伝送を行ってもよい。また、制御装置14とロビーインターホン12あるいは管理人室機13との信号伝送も、同様である。なおインターホン回線の信号線には、一般的なツイストペアケーブルを用いればよいが、専用ケーブルを用いてもよい。
インターホンシステム1における呼出、通信制御の基本機能、動作は従来システムと同様である。すなわちロビーインターホン12で住戸番号を指定した呼出操作がなされると、制御装置14によって、指定された住戸の住戸インターホン11が呼び出される。呼び出された住戸インターホン11は、チャイム音によって呼出報知すると共に、住戸副インターホン15に呼出信号を送信する。この信号を受けた住戸副インターホン15もチャイム音によって呼出報知する。そして住戸インターホン11、住戸副インターホン15のいずれかで通話キー11d(15d)が操作されると、制御装置14は、その操作がなされた側と、ロビーインターホン12との間に排他的な通話チャンネルを構成して、訪問者と住戸人との通話を許可する。その後、通話キー11d(15d)が再操作されたとき、あるいは所定時間が経過したときに、その通話チャンネルは開放される。なお、ロビーインターホン12は複数であってもよく、その場合でも、通話チャンネルは排他的に制御される。
更にインターホンシステム1がテレビ式であれば、ロビーインターホン12で呼出操作がなされてから通話チャンネルが解放されるまでの間、ロビーインターホン12側に設けられたビデオカメラ12aと、呼出先の住戸インターホン11または住戸副インターホン15との間に排他的な映像チャンネルを構成する。このようにすれば、訪問者の映像を住戸インターホン11でモニタしながら対応できる。
また、インターホンシステム1は、集合住宅の警報監視システムとしても機能しており、その動作も従来と同様である。すなわち、住戸インターホン11は、セキュリティセンサが異常発生を検知すると、モニタ画面11bに警報画面を表示すると共に、スピーカ11eから警報メッセージを出力する。また、住戸インターホン11は、異常発生を管理人室機13に通知する。管理人室機13は、その通知を受信すると、警報を出力する。その後、管理人の操作に応じて、異常発生を通知してきた住戸インターホン11や、その近隣の住戸インターホン11から、避難メッセージなどを出力させることもできる。また、防災センターなどに異常発生を移報することもできる。
本発明の特徴的な構成として、インターホンシステム1は、いわゆる生活情報、例えば住戸人を対象とした掲示板や住棟内あるいはその近隣にある商店からの連絡、通知事項などを住戸インターホン11、および住戸副インターホン15から通知することができるようになっている。
具体的には、住戸インターホン11は、モード操作部11hによって、住戸インターホン11での生活情報のポップアップ表示を許可または禁止モードに設定する操作を受け付ける。一方、住戸副インターホン15は、モード操作部15hによって、住戸副インターホン15での生活情報のポップアップ表示を許可または禁止モードにする操作を受け付ける。そして住戸インターホン11の表示制御部11i、あるいは住戸副インターホン15の表示制御部15iは、許可モードが設定されているときには、生活情報を受信する毎に、その生活情報の記事Aをモニタ画面11b、15bに少なくとも所定時間はポップアップ表示する一方、禁止モードが設定されているときには、生活情報のポップアップ表示を禁止する。生活情報のポップアップ表示は、例えば図3のようにすればよい。
なお、住戸インターホン11にだけモード操作部11hを設けて、住戸インターホン11、住戸副インターホン15のポップアップ表示の許可または禁止を一括して設定できるようにしてもよい。あるいはインターホンシステム1内に、モード操作装置を別途設けてもよい。例えば住戸内のパソコン、管理人室機13などをモード操作装置として、住戸インターホン11、住戸副インターホン15のポップアップ表示を許可または禁止モードにリモート設定できるようにしてもよい。
更に住戸インターホン11、あるいは住戸副インターホン15は、モード操作部11h、15hで、生活情報の表示時間帯の設定操作を受け付けて登録し、許可モードであって、かつ現時刻が表示時間帯である場合にのみ、生活情報をポップアップ表示させてもよい。このようにすれば、音楽鑑賞などのためにポップアップ表示を一時的に禁止した場合でも、後から表示時間帯の設定内容を簡単に復元できる。
住戸インターホン11、あるいは住戸副インターホン15は、許可モードが設定されているときには、生活情報を受信する毎に、その生活情報の記事Aではなく、その生活情報を含めた生活情報一覧表Lをポップアップ表示してもよい。生活情報一覧表Lは、例えば図2のようにポップアップ表示される。このように生活情報一覧表Lは、複数の生活情報について、そのタイトルや投稿者名称などを例えば表形式に配列したものであるが、文字列によるリスト形式に限定されず、アイコンによるグラフィカルな一覧表示でもよい。生活情報一覧表Lを表示すれば、最新の生活情報だけでなく、古い生活情報を見ることもできるので一層便利である。
生活情報一覧表Lを表示する構成では、住戸インターホン11、あるいは住戸副インターホン15は、許可モードが設定されているときには、生活情報を受信する毎に、更新された生活情報一覧表Lをポップアップ表示して、選択操作された生活情報の記事Aを個別表示する。一方、禁止モードが設定されているときには、生活情報一覧表Lの表示を禁止する。
このようにすれば、生活情報の記事A、あるいは生活情報一覧表Lを、住戸人による事前の設定に従って、住戸インターホン11、あるいは住戸副インターホン15の一方あるいは両方でポップアップ表示させたり、表示を禁止したりできる。そのため住戸人のライフスタイルに合わせて、ポップアップ表示を許可または禁止すれば、煩わしさを感じさせずに、生活情報を確実に伝達できる。
特に住戸副インターホン15の操作によって、住戸副インターホン15でのポップアップ表示を許可または禁止できるので、住戸副インターホン15を設置した部屋にいる住戸人が、その部屋でのポップアップ表示を禁止するなどが可能となり便利である。
インターホンシステム1の構成例を具体的に説明すると、図1に示しているように、ネットワーク20を通じて受信した生活情報を蓄積して住戸インターホン11に配信する生活情報配信部21aと、住戸インターホン11に接続された住戸副インターホン15と、住戸副インターホン15でのポップアップ表示を許可または禁止するためのモード操作部15hとを備える。
つまり図1の構成では、サーバ装置21には、生活情報配信部21aを設け、住戸インターホン11には、モニタ画面11bと、生活情報の一覧表生成部11gと、モード操作部11hと、表示制御部11iとを設けている。また住戸副インターホン15には、モニタ画面15bと、モード操作部15hと、表示制御部15iとを設けている。そして基本動作の前提として、住戸インターホン11、住戸副インターホン15のそれぞれでは、住戸人によって、生活情報一覧表Lの表示モードとして許可モードまたは禁止モードが予め設定されている。
基本動作では、サーバ装置21は、通信端末22から生活情報が投稿されてくると蓄積して、その属性情報を住戸インターホン11に配信する。住戸インターホン11は、それまでに配信されてきた属性情報自体、あるいはそれらの属性情報から生成した生活情報一覧表Lを保持しており、新たな属性情報が配信されてくると、それまで保持していた属性情報と、配信されてきた属性情報とから生活情報一覧表Lを作成し直す。あるいは配信されてきた属性情報を、保持していた生活情報一覧表Lに追記して更新する。このようにして新たな生活情報を含んだ生活情報一覧表Lが得られる。
住戸インターホン11は、この新たな生活情報一覧表Lを住戸副インターホン15に伝送すると共に、住戸インターホン11に設定されている表示モードを判別して、許可モードであればモニタ画面11bに表示し、そこで選択操作された生活情報の記事Aを個別表示する。一方、判別の結果、禁止モードであれば、生活情報一覧表Lの表示を禁止する。
住戸副インターホン15は、住戸インターホン11から生活情報一覧表Lが伝送されてくると、住戸副インターホン15に設定されている表示モードを判別して、許可モードであればモニタ画面15bに表示し、そこで選択操作された生活情報の記事Aを個別表示する。一方、判別の結果、禁止モードであれば、生活情報一覧表Lの表示を禁止する。
なお住戸インターホン11、住戸副インターホン15は、それぞれが禁止モードの間に配信された生活情報の記事A、あるいはその生活情報を含んだ生活情報一覧表Lを、モード操作部11hの操作によって許可モードに設定変更されたときに自動的に表示(以後、おいかけ表示という)してもよい。このようにすれば、禁止モード中に重要な生活情報が配信されてきたとしても、それを気づかずに見逃してしまうことがなくなる。
また住戸インターホン11、住戸副インターホン15は、新たな生活情報が配信されたことを報知する新着情報通知灯を更に備えてもよく、その新着情報通知灯として、図2におけるメッセージランプ11c、15cを利用してもよい。このようにすれば、生活情報の記事Aあるいは生活情報一覧表Lが禁止モードによって表示されないときでも、メッセージランプ11c、15cによって、新たな新着情報が配信されたことが判る。
また別構成として、生活情報配信部21aと一覧表生成部11gとを、サーバ装置21に設けてもよい。この場合、サーバ装置21は、通信端末22から生活情報が投稿されてくると蓄積すると共に、その生活情報を含めた生活情報一覧表Lを生成して住戸インターホン11に配信する。このようにすれば、一覧表生成部11gが複数の住戸インターホン11によって共用されることになるので、コストが抑えられる。
また制御装置14とサーバ装置21とを一体として構成してもよいが、このような変形は、いずれも本発明の範囲に含まれる。
次いで本発明システムにおける住戸インターホン11の基本的な動作、機能について、更に詳細に説明する。
図2は、生活情報一覧表Lを表示した住戸インターホン11(住戸副インターホン15)の正面図で、これらはモニタ画面11b(15b)、メッセージランプ11c(15c)、通話キー11d(15d)、スピーカ11e(15e)、マイク11f(15f)などを備え、生活情報一覧表Lを表示している。
画面構成を説明すると、新着情報キーは、所望時に操作によって生活情報一覧表Lを呼び出すためのキー、掲示板キーは生活情報の中から掲示板カテゴリのものを抽出して一覧表示させるためのキー、地域キーは生活情報の中から地域カテゴリのものを抽出して一覧表示させるためのキーである。また再生キーはロビーインターホン12に対する来客対応の際に録画した映像、録音した音声を再生させるためのキー、設定キーは各種設定する設定画面を呼び出すためのキーである。
生活情報一覧表Lは、複数の生活情報が、それぞれの属性情報に基づいてソートされ、リスト表示されたもので、画面上部には生活情報全体の受信件数が表示され、その下に、1件毎に、その着信日時、種別、表題が配列されている。更にその下にある詳細キーは、生活情報の記事Aを個別表示させるためのキーで、リスト表示から所望の生活情報を選択操作してから詳細キーを操作すれば、生活情報の記事Aが個別に切替え表示される。削除キーは、生活情報を生活情報一覧表Lから削除するためのキーで、リスト表示から所望の生活情報を選択操作してから削除キーを操作すれば、選択した生活情報が生活情報一覧表Lから削除される。また閉じるキーは生活情報一覧表Lを閉じるためのキーである。
図3は生活情報の個別表示例である。この例では、記事Aとして「2011.1.31(月)は資源ごみの収集日です。11:00に収集します。 管理人」というメッセージと、ゴミ箱を表した図案が表示されている。生活情報として所望のメッセージや図案を表示させるには、種々の方法があるが、例えば記事Aの全体を1つの画像ファイルに予め変換しておくとよい。画像の大きさは、モニタ画面11bの表示枠の画素数に合わせたサイズとすることで、拡大縮小が不要になり、表示の仕組みも簡単になる。なお記事Aは、画像及び文字からなるホームページとして構成してもよい。その場合は、住戸インターホン11に内蔵されたブラウザによって記事Aを表示すればよい。
図4(a)〜図4(d)は、上述した生活情報の表示モードを設定する設定画面の例である。特に図4(a)、図4(b)の画面は、住戸インターホン11の設定キーの操作によって呼び出され、住戸インターホン11でのポップアップ表示の設定が行えるようになっている。
図4(a)の画面には、生活情報のポップアップ表示を許可または禁止するためのラジオキーが配置されている。更に、画面を閉じるためのキャンセルキーと、ここでの設定を登録するための設定キーも配置されている。また図4(b)の画面には、生活情報の表示時間帯を選択するプルダウンメニューと、おいかけ表示をする、しないを選択するためのラジオキーが配置されている。表示時間帯の選択、おいかけ表示の有無の設定は、ポップアップ表示が許可されているときのみ有効である。したがってポップアップ表示が禁止モードであれば意味を持たないが、ポップアップ表示が許可モードになるとここでの設定内容が自動的に復元され、動作に反映される。
図4(c)、図4(d)の画面は、住戸副インターホン15の設定キーの操作によって呼び出され、ここで住戸副インターホン15におけるポップアップ表示の設定が行える。設定項目等は図4(a)、図4(b)の場合と同様である。
図5は、生活情報の作成画面の例であり、通信端末22ではこのような画面を表示して生活情報を作成する。作成画面には、タイトル、投稿者名称、有効期限、重要度の入力欄と、記事作成欄とが設けられている。タイトル、投稿者名称入力欄には所望の文字列が入力できる。有効期限、重要度の入力欄はプルダウン式になっており、複数の選択肢からいずれかを選択するようになっている。このタイトル、投稿者名称、有効期限、重要度などが属性情報として生活情報に付加される。
属性情報は、上記の項目に限られず、それ以外に任意の項目を含めてもよいが、項目名、項目数、フォーマットなどは、基本的に全ての生活情報の属性情報で共通となる。属性情報として、生活情報毎に固有の識別情報(ID)を付加してもよい。固有な識別情報は、属性情報の他の部分と、記事Aとから算出したハッシュ値を用いれば、他の生活情報のものと重複する可能性が格段に低くなる。この識別情報は、住戸インターホン11がサーバ装置21に生活情報の記事Aを要求する際に利用するとよい。
記事作成欄は、自由に選択したフォントで文字列を配置し、更にイラストなども加えられるようになっているが、記事作成用のツールボックスなどは図からは省略している。なお、記事作成欄に併設して、所望の画像ファイルを記事Aとして入力するためのファイル名入力欄が設けられ、記事作成とファイル入力のいずれかを選択するためのラジオスイッチも配置されている。ファイル入力の場合は、指定されたファイルがそのまま記事Aになる。また画面の下部には、この画面を閉じるためのキャンセルキーと、生活情報を投稿するための投稿キーとが設けられている。記事作成欄によって記事Aを作成した場合は、投稿キーを操作すると、記事Aの全体が1つの画像ファイルに変換され、変換後の生活情報がサーバ装置21に送信される。
図6は本発明インターホンシステム1の基本動作を示したフロー図である。
この図によれば、時刻T1では、通信端末22で生活情報が作成され、それに属性情報が付加されて、サーバ装置21に送信されている。時刻T2では、その生活情報がサーバ装置21に蓄積され、通知信号としてその属性情報が制御装置14を介して住戸インターホン11に配信されている。
そして時刻T3では、住戸インターホン11は、配信されてきた属性情報から生活情報一覧表Lを生成し、その生活情報一覧表Lを住戸副インターホン15に伝送している。時刻T4では表示モードを判別して、ここでは許可モードと仮定しているので、生活情報一覧表Lをモニタ画面11bにポップアップ表示して、個別表示すべき生活情報の選択を受け付けている。またこのとき住戸副インターホン15も表示モードを判別しており、その結果、生活情報一覧表Lをモニタ画面15bにポップアップ表示して、個別表示すべき生活情報の選択を受け付けている。
住戸インターホン11は、時刻T5では、要求信号として、選択された生活情報の記事Aをサーバ装置21に要求し、時刻T6では返信されてきた生活情報の記事Aを個別表示している。一方、住戸副インターホン15は、生活情報一覧表Lをポップアップ表示し、個別表示すべき生活情報が選択操作されると、選択された生活情報の記事Aをサーバ装置21に要求し、時刻T8では返信されてきた生活情報の記事Aを個別表示している。
なお、住戸インターホン11、住戸副インターホン15のいずれも、時刻T4で判別した表示モードが禁止モードであれば待機し、その後設定変更されると、表示モードを再び判別して、許可モードであれば、生活情報一覧表Lをおいかけ表示する。
1 インターホンシステム
11 住戸インターホン
11b モニタ画面
11c メッセージランプ(新着情報通知灯)
12 ロビーインターホン
14 制御装置
15 住戸副インターホン
15b モニタ画面
15h モード操作部
20 ネットワーク
21 サーバ装置
21a 生活情報配信部
A 生活情報の記事
L 生活情報一覧表

Claims (5)

  1. 住戸インターホンとロビーインターホンとを備え、ネットワークに接続された集合住宅用インターホンシステムにおいて、
    ネットワークを通じて受信した生活情報を蓄積して住戸インターホンに配信する生活情報配信部と、モニタ画面を備え住戸インターホンに接続された住戸副インターホンとを備え、
    住戸副インターホンは、
    住戸インターホンに配信されてきた生活情報を前記モニタ画面にポップアップ表示させる表示制御部と、
    前記ポップアップ表示を許可または禁止モードにする操作を受け付けるモード操作部とを備え、
    前記禁止モードの間に配信されてきた生活情報を、前記許可モードに設定変更されたときに自動的にポップアップ表示する構成とされていることを特徴としたネットワーク対応型の集合住宅用インターホンシステム。
  2. 請求項1に記載の集合住宅用インターホンシステムにおいて、
    前記モード操作部は、住戸副インターホンに一体に設けられていることを特徴とするネットワーク対応型の集合住宅用インターホンシステム。
  3. 請求項1又は2に記載の集合住宅用インターホンシステムにおいて、
    住戸インターホンとロビーインターホンとの呼出、通話を制御する一方、住戸インターホンを特定のサーバ装置に接続させる制御装置を更に備え、
    前記生活情報配信部は、前記サーバ装置側に設けられていることを特徴としたネットワーク対応型の集合住宅用インターホンシステム。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載の集合住宅用インターホンシステムにおいて、
    前記モード操作部は、生活情報の表示時間帯の設定操作を更に受け付けて登録し、
    住戸副インターホンは、許可モードであって、かつ現時刻が表示時間帯である場合に、生活情報をポップアップ表示することを特徴とするネットワーク対応型の集合住宅用インターホンシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の集合住宅用インターホンシステムにおいて、
    生活情報は、画像ファイルとして構成されていることを特徴としたネットワーク対応型の集合住宅用インターホンシステム。
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