JP2018113070A - 集合住宅用インターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子的なアンケート調査が行える集合住宅用インターホンシステムにおいて、アンケート調査の実施者側からはアンケート回答者が特定できないようにする。
【解決手段】
住宅情報端末13のそれぞれは、インターホン回線12および制御装置11を経由して広域ネットワーク2に接続可能であり、所定手順の操作を受け付けると、電子掲示板情報の要求信号を、インターホン回線12および制御装置11を通じて広域ネットワーク2上のサーバ装置3に送出して、サーバ装置3から受信した電子掲示板情報を表示部13aに表示させる制御部13bを備えており、前記電子掲示板情報が前記住宅情報端末宛のアンケート記事である場合には、前記アンケート記事に対してなされた回答操作に基づいて回答情報を生成して、インターホン回線12および制御装置11を経由してサーバ装置3に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置の制御動作により、各住宅の住宅情報端末を該制御装置から導出させたインターホン回線に接続して通話信号を伝送させる集合住宅用インターホンシステムの改良に関する。
近時、上記のような集合住宅用インターホンシステムにおいて、電子掲示板を利用してアンケート調査を行う技術が提案されている。
たとえば次の特許文献1には、集合住宅用インターホンシステムにおいて、管理人室親機より居室親機に対してアンケート画像を送信して、居室親機はアンケートに対する回答の選択を受け付けて回答情報を管理室親機に返信することの記載がある。
特開2010-074457号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されているようなアンケート調査では、回答があった住宅と回答がなかった住宅は区別できるが、アンケート記事の既読、未読は把握できなかった。そこで本発明は、住戸毎にアンケート記事を含めた電子回覧板の記事の未読、既読が把握できるようにした集合住宅用インターホンシステムを提供することを目的とする。
本発明は、各住宅の住宅情報端末をインターホン回線に接続して通話信号を伝送させる集合住宅用インターホンシステムにおいて、前記インターホン回線を導出させた制御装置を有し、前記制御装置が前記通話信号を制御する構成とされており、住宅情報端末のそれぞれは、前記インターホン回線および前記制御装置を経由して広域ネットワークに接続可能であり、所定手順の操作を受け付けると、電子掲示板情報の要求信号を、前記インターホン回線および前記制御装置を通じて前記広域ネットワーク上のサーバ装置に送出して、そのサーバ装置から受信した電子掲示板情報を表示部に表示させる制御部を備えており、前記電子掲示板情報が前記住宅情報端末宛のアンケート記事である場合には、前記アンケート記事に対してなされた回答操作に基づいて回答情報を生成して、前記インターホン回線および前記制御装置を経由して前記サーバ装置に送信することを特徴とする。
本発明では、住宅情報端末が電子掲示板情報の取得信号を前記サーバ装置に記録させるようにしているので、管理者はサーバ装置を操作するだけで、住宅毎に電子掲示板の記事やアンケート記事の既読、未読の状態が把握できる。そのため記事の配信期間等を適切に設定できるようになる。
本発明を適用した集合住宅用インターホンシステムの例を示したシステム図である。 住宅情報端末の例の正面図である。 記事取得状況一覧表の例である。 集合住宅情報システムの基本動作の例を示したフロー図である。 (a)〜(f)は、住宅情報端末における各種表示画面の例である。 (a)〜(c)はそれぞれ、住宅情報端末、ゲートウェイ装置、サーバ装置のプロトコルスタックの構成図である。 インターホンプロトコルによる通信データの概略構造の例を示すフォーマット図である。
本発明に係る集合住宅用インターホンシステムは、インターホンシステムをベースとして、そこに火災等に対するセキュリティサービスや、電子掲示板等の情報サービスを付加したものである。
図1に示すように、実施形態として例示するシステム1は、システム全体を制御する制御装置11より棟内回線(インターホン回線)12が集合住宅棟の各住宅、共用部、管理人室まで敷設され、この回線に、住宅情報端末13等の端末装置が分岐器14を介して接続されている。
棟内回線12は、インターホンシステムにおいて不可欠な通話信号、映像信号、制御信号等がパケット方式で伝送される。この回線に使用されるケーブルの種別に特に制限はなく、必要な通信帯域が確保できるならば、安価なツイストペアのケーブルとしてもよい。
この例では、制御装置11から4系統の棟内回線12を導出させ、それによって住宅情報端末13を接続する回線、管理人室インターホン15を接続する回線、ロビーインターホン16を接続する回線、ゲートウェイ装置17を接続する回線を分離した形態としている。このような形態とすれば、例えばロビーインターホン16のみ棟内回線12より電源を供給する構成等も可能になる。しかしながら制御装置11はルータ機能(ハブ機能)を有するので、特別な要請がなければ、端末装置の種別ごとに回線を分離する必要は特にない。また回線の系統数も特に制限されない。
住宅情報端末13は、通信部13a、制御部13b、表示部13c、操作部13d、音声部13e等を備え、ドアホン13hやセキュリティセンサ13iが接続されている。通信部13aは、棟内回線12に対して規定されたインターホンプロトコルに従って信号伝送を行う。制御部13bはブラウザ13fによって、トップ画面、通話画面、セキュリティ画面、情報サービス画面等を表示部13cに表示させ、更に状態ランプも点灯制御する。
図2に示すように、表示部13cは例えばカラータッチパネルであり、各種フォントや映像等が表示できる。音声部13eはスピーカ、マイク等からなる。操作部13dは、物理的なボタンあるいはタッチパネルに適宜表示されるソフト的なボタンからなり、後述するアンケートに対する回答操作部13gを構成する。物理的なボタンとして、復旧/警報停止ボタン、火災確認ボタン、メニューボタン、終了ボタン、開錠ボタン、通話ボタンが設けられているが、メニューボタンに新着情報を示すランプを内蔵させてもよい。
ゲートウェイ装置17は、棟内回線12と広域ネットワーク2とを跨いだ信号伝送、具体的には住宅情報端末13とサーバ装置3との間の信号伝送を中継する。そのため棟内回線12に対応した通信部17a、棟内回線12と広域ネットワーク2との間でプロトコルを双方向に変換する中継部17b、広域ネットワーク2に対応した通信部17cを備えている。またゲートウェイ装置17は、住宅情報端末13あるいはメンテナンス用端末からアクセスされるウェブサーバ部17dも備える。ウェブサーバ部は、システム1のメンテナンス用のホームページを提供する。
メンテナンス用ホームページは、ゲートウェイ装置17に着脱自在に接続したメンテナンス用端末4等によってアクセスされる。なおサーバ装置3のURLは、住戸情報端末13に予め設定されているが、このメンテナンス用ホームページを通じて書換えも可能である。
サーバ装置3は、広域ネットワーク2に対応した通信部3a、ウェブサーバ部3b、記憶部3c、住戸毎に各記事の取得状況を一覧表示する配信確認部3d等を備えている。記憶部3cには、電子掲示板の記事等を構成するHTMLファイルや、画像ファイル、この電子掲示板を利用する住戸の識別情報等が格納されている。また記憶部3cは、住宅情報端末13との通信ログがウェブサーバ部3bによって保存される。
ここでシステム1の基本動作を簡単に説明する。すなわちシステム1は、主たる機能の一つとしてインターホン機能を提供する。すなわちロビーインターホン16で部屋番号を指定した呼出操作がなされると、対応した住宅の住宅情報端末13では呼出音が鳴動して来訪者の映像が表示部13cに映される。その住宅情報端末13で応答操作がなされると、ロビーインターホン16との間で相互通話が可能になる。住宅情報端末13で所定操作をすればロビー扉の電気錠18が解錠できる。また住宅情報端末13と管理人室インターホン15との間での呼出通話、住宅情報端末13同士の呼出通話も提供される。これらの相互通話は一方の終了操作または所定時間の経過によって遮断される。
またシステム1は、セキュリティ機能を有する。たとえば住宅情報端末13は、住宅内のセキュリティセンサ13iが作動すれば警報音を鳴動させる。またモード切替操作によってセキュリティセンサ13iをオン、オフすることもできる。管理人室インターホン15は警報監視盤としての機能を有する。すなわち管理人室インターホン15は、棟内共用部および各住宅のセキュリティセンサ13iの作動状態、住宅情報端末13の操作状態等を監視して、異常を検知したときには、棟内共用部に設置された音響装置(図示なし)や、各住宅の住宅情報端末13を作動させて地区鳴動や全棟鳴動等を行う。
またシステム1は、棟外の広域ネットワーク2上のサーバ装置3によって各住宅に電子掲示板の記事を配信し、アンケートの回答情報を集計する情報サービス機能も有する。この点は大きな特徴なので、以下にその情報サービスについて詳細に説明する。電子掲示板の記事は、単ページのものでも複数ページのものでもよい。また電子掲示板の記事は、集合住宅の居住者を対象としたアンケートを含んでもよい。
住宅情報端末13とサーバ装置3との間で信号伝送を行わせるため、棟内回線12と広域ネットワーク2との間には、プロトコル変換等を行って信号伝送を中継するゲートウェイ装置17が設けられている。VPNルータ5は、ゲートウェイ装置17とサーバ装置3との間で暗号化通信を提供するために設けられているが、必須ではなく省略してもよい。
情報サービスには、住宅情報端末13とサーバ装置3との間での信号伝送が必要であるが、本発明では、HTTPによって伝送を行うことにする。ただしHTTPは、クライアントのHTTPリクエストに対して、サーバからHTTPレスポンスが返信されるだけのシンプルなプロトコルであり、サーバから自発的な情報発信はできない。そこでサーバから情報発信するのと実質的に等価な機能を実現するため、クライアントがサーバをポーリングする方法を提案する。すなわち住宅情報端末13はダミーのHTTPリクエストをサーバ装置3に定期的に送信することとし、サーバ装置3が適宜その応答の中に発信したい情報を埋め込む。
サーバ装置3は、電子掲示板の新規記事(アンケートであってもよい)が管理者によって登録されると、新着情報通知を生成して住宅情報端末13に自動的に発信する。管理者はたとえばマンション管理組合、あるいは自治会等の担当者である。新着情報通知の配信は、住宅情報端末13のポーリングに対する応答という形で行われる。電子掲示板の記事はたとえばHTML文書であり、ヘッドライン(タイトル)と記事本文とを含むが、更に、JPEG画像等への参照を含んでもよい。またアンケートは、アンケート内容を説明する記事本文と回答画面とによって構成するとよい。回答画面には回答を選択させるための回答ボタン(回答操作部13gとなる)を含めるとよい。住宅情報端末13は、そのHTML文書から記事画面等を生成する。新着情報通知には、記事の識別情報(URL)と、ヘッドラインとを含めるとよい。
住宅情報端末13は、新着情報通知を受信すると、着信音を鳴動させるとともに、通知画面をポップアップ表示させる。また新着情報ランプを点滅させる。通知画面には、記事のヘッドラインが表記されるとよい。アンケートであればヘッドラインに、その記事がアンケートである旨を明記するとよい。その場合、新着情報通知は、アンケート通知である。またその画面には記事本文を閲覧するための確認ボタンも配置されるとよい。ポップアップ表示は所定時間で消えてもよい。このようなポップアップ表示を行えば、すぐにその記事が閲覧される可能性が高まるので、集合住宅における情報伝達が迅速化できる。
また住宅情報端末13のトップ画面から所定手順の操作がなされると、最近登録された記事のヘッドラインが一覧表示される。この一覧表示画面には、所望の記事を閲覧するための詳細ボタンが記事毎に配置されている。一覧表示画面は、サーバ装置3からその都度読み出して表示してもよいが、住宅情報端末13がそれまでに受信した新着情報通知から予め生成したものを表示してもよい。
住宅情報端末13は、ポップアップ表示された通知画面の確認ボタンあるいは一覧表示画面中の詳細ボタンの操作がなされると、その記事の識別情報を含ませたHTTPリクエスト、つまり電子掲示板情報要求信号をサーバ装置3に送信する。サーバ装置3はそのHTTPリクエストを受信すると、対応した記事を含ませたHTTPレスポンスを返信する。住宅情報端末13はそのHTTPレスポンスを受信すると、そこに含まれているヘッドラインと記事本文とを表示する。
その要求信号には住宅識別情報が含まれており、サーバ装置3は当然に住宅情報端末13との通信記録をログとして保存する。換言すれば、住宅情報端末13は、自身の掲示板記事の取得行為を該サーバ装置13に記録させる。なお住宅情報端末13は、掲示板記事の表示が行われたときに、表示済信号をサーバ装置13に送信して記録を取らせてもよい。
サーバ装置3の管理者は、所定の操作することによって、そのログを自由に閲覧できる。またサーバ装置3に、そのログを自動的に解析して住戸毎に各記事の取得状況を一覧表示する配信確認部3dを設けておけば、住宅毎に記事やアンケートの既読、未読が簡単に確認できて利便である。
図3は、サーバ装置3が印字出力する記事取得状況一覧表の例である。この一覧表Tは、アンケートを指定した出力であり、アンケートの配信日、表題、配信状況(%)とともに、ゲートウェイ単位で各住宅の取得日時が一覧表示されている。このような一覧表Tが出力できれば、管理者は、電子掲示板の記事やアンケートの配信期間等を適切に設定できるようになる。
住宅情報端末13は、その記事がアンケートであれば、そこに回答を選択させるための回答ボタン(回答操作部13g)も含めて表示し、その操作を受け付けて、回答情報を生成する。この動作は、ブラウザ13fが回答画面に含まれたスクリプトを実行することでなされる。なおそのスクリプトで、その回答情報を集計するためのサーバ装置3上の集計ページを指定しておけば、複数のアンケート調査が同時に行われた場合でも、アンケート調査と集計ページとの対応関係が維持され混乱が生じない。
ここにHTTPリクエストは、リクエスト行(必須)と付加情報(省略可)とで構成される。この付加情報には、ブラウザの種別を通知するためのユーザエージェントフィールドを含めることができる。したがって、そのユーザエージェントフィールドの値(文字列)に棟番号、住宅番号等からなる住宅識別情報を埋め込むことにより、サーバ装置3はHTTPリクエストからその送信元の住戸を特定できる。
またリクエスト行は、メソッド、オブジェクトのURL、HTTPのバージョン番号が並んだ文字列であるが、HTTPリクエストがGETメッソドであれば、URLの後に「?名前=値」の形式で任意のパラメータが付記できる。よって、受付画面のURLを指定したHTTPリクエストにおいて、そのURLに付記するパラメータに回答情報を含ませることができる。あるいは、POSTメソッドとして、HTTPリクエストに続くリクエストボディ内に回答情報を含ませてもよい。
このような方法を採用すれば、HTTPによって住宅情報端末13からサーバ装置3に回答情報を送信でき、集計ページに設定されているPHP(登録商標)やPearl(登録商標)等のサーバサイドプログラムを起動して集計処理を行わせることができる。これらのプログラムは、HTTPリクエストが指定するURLから、その回答情報がどのアンケートに対するものなのか判別できる。
図4は、システム1の本発明に関連した基本動作を時系列的に示している。
時刻T1〜T2では、住宅情報端末13はポーリングによって、ダミーのHTTPリクエストを定期的に送信している。しかしこの時点では、サーバ装置3に発信すべき新着情報通知がないので、空のHTTPレスポンスが返信されている。
時刻T3では、サーバ装置3に電子掲示板の新規記事(アンケート)が登録されたため、その新着情報通知を自動的に生成するとともに、記事一覧表を自動的に更新している。
時刻T4では、サーバ装置3は、住宅情報端末13からのダミーのHTTPリクエストに対して、その新着情報通知を含ませたレスポンスを返信するとともに、この情報交換をログに記録している。
時刻T5では、住宅情報端末13は、新着情報の通知画面をポップアップ表示し、確認操作を受けて、通知された記事を指定したHTTPリクエストを送信している。サーバ装置3は、そのHTTPリクエストに対して、アンケートを含ませたレスポンスを返信するとともに、この情報交換(電子掲示板記事の取得)をログに記録している。
時刻T6では、住宅情報端末13はそのレスポンスを受信して、アンケートの記事画面や回答画面を表示し、回答操作を受けて回答情報を生成し、その回答情報を含ませたHTTPリクエストをサーバ装置3に送信している。
時刻T7では、サーバ装置3は、そのHTTPリクエストを受けると、受付画面を含ませたHTTPレスポンスを返信する。またサーバ装置3は、この情報交換をログとして保存して、回答情報を蓄積している。
時刻T7では、サーバ装置3は、蓄積した回答情報を集計処理している。
図5の(a)〜(e)は、住宅情報端末13における各種表示画面の例である。
図5(a)はトップ画面W1の例である。上段部は、お知らせアイコンが配置されている。中段部は、現在のセキュリティモードを示す状態アイコン(在宅、外出等)と、モード切替ボタンとが配置されている。下段部は、呼出/伝言ボタン、情報ボタン、記録管理ボタンが配置されている。
図5(b)は、情報サービス画面W2の例である。この画面はトップ画面の情報ボタンの操作によって呼び出される。情報サービスのサブカテゴリを呼び出すためのボタンが配置されている。
図5(c)は、電子掲示板カテゴリに限定された記事一覧画面W3の例である。この記事一覧には、アンケートも含まれる。この画面は情報サービス画面のデジタル掲示板ボタンの操作によって呼び出される。記事のヘッドラインが一覧表示されており、そのそれぞれに対応して詳細ボタンが配置されている。
図5(d)は、記事画面W4の例である。この画面には、回答画面W5を呼び出すためのアンケートボタンが配置されている。
図5(e)は、回答画面W5の例である。設問毎に、「はい」、「いいえ」の回答ボタンが配置されている。
図5(f)は、新着情報画面W5の例である。この画面は、トップ画面の表示中(消灯中を含む)に新着情報が受信されると、所定時間ポップアップ表示される。記事のヘッドラインが表記され、確認ボタンが配置されている。確認ボタンの操作によって、図5(d)に示した記事画面W4が呼び出される。
これらの画面の中で、トップ画面W1および新着情報の通知画面W6は、その画面情報が住宅情報端末13にローカルファイルとして予め用意されている。それ以外の情報サービス画面W2、記事一覧画面W3、記事画面W4、回答画面W5は、サーバ装置3に保存されており、住宅情報端末13のブラウザ13fによって読み出される。
この実施形態では、電子回覧板の記事、アンケート、回答情報等がHTTPによって伝送されているが、以下に、住宅情報端末13とサーバ装置3との間でのHTTPによる信号伝送の仕組みを詳細に説明する。
図6の(a)〜(c)に示すように、住宅情報端末13、ゲートウェイ装置17、サーバ装置3はそれぞれプロトコルスタックPSを構成している。プロトコルスタックPSは概念的な階層的構造であり、データ送信時には、通信データが上層から下層に向けて順番に流れて棟内回線12に出力される。その際、各階層では適宜必要なヘッダが追加される。一方受信時には棟内回線12から入力された通信データが下層から上層に向けて順番に流れていく。その際、各階層で不要になったヘッダは除去される。
住宅情報端末13のプロトコルスタックPSは、アプリケーション層が最上位に置かれ、その下に順番に、インターホンプロトコル層、TCP/UDP層、IP層、データリンク、物理層が置かれている。
アプリケーション層は、住宅情報端末13の制御プログラムと、情報サービス画面を表示させるブラウザプログラムとが置かれている。
インターホンプロトコル層は、アプリケーション層から制御され、通信相手の情報端末のアプリケーション層との間で各種コマンド信号や応答送信を伝送する。
ここにインターホンプロトコルは、棟内回線12に対して規定された独自プロトコルであって、情報端末間で相互に伝送されるコマンド信号、応答信号は、送信元識別情報、送信先識別情報、コマンドコード、コマンドパラメータ等にフィールド区分されたフォーマットを有する。識別情報はローカルIPアドレスでもよいが、独自の識別情報でもよい。住宅情報端末13のブラウザ13fは、HTTPメッセージ(リクエスト、レスポンス)を伝送するので、インターホンプロトコルのコマンド信号および応答信号は、その内部にHTTPメッセージを包含させるための仕組みが必要となる。これは、たとえばインターホンプロトコルのコマンド信号や応答信号において、HTTPメッセージを示すコードを定義し、そのコマンドパラメータに、HTTPメッセージの本体を埋め込む等によって実現できる(図7参照)。
TCP/UDP層は、送信元の情報端末におけるアプリケーションと、送信先の情報端末におけるアプリケーションとの間で規定される信号伝送を制御する。送信時にはこの層においてインターホンプロトコルの通信データに、通信エラーを回復させるための情報や、送信元、送信先のアプリケーションを特定するポート番号等を含んだヘッダが付加される。なお呼出信号等の制御信号は、確実ではあるが若干低速なTCPによって伝送し、音声信号や映像信号は不確実ではあるが高速なUDPによって伝送することが望ましい。音声信号や映像信号は所定のコーデックにより符号化された形態で伝送するとよい。
IP層は、送信元の情報端末と、送信先の情報端末との間で規定される中継可能な信号伝送を制御する。送信時にはここで送信元、送信先のローカルIPアドレス等を含んだヘッダが付加される。
物理、データリンク層は、ケーブルによって物理的に接続された情報端末間での信号伝送を行う。特にシステム1では棟内回線12をツイストペア線で構成しているので、IP層で規定された通信パケット(IPパケット)が、差動シリアル通信によって伝送される。シリアル通信は同期式でも非同期式でもよい。
ゲートウェイ装置17のプロトコルスタックPSは、インターホンプロトコルと広域ネットワークプロトコルとの相互変換のための中継プログラムが最上位に置かれている。そしてその下に、インターホンプロトコル層、TCP/UDP層、IP層、データリンク、物理層からなる棟内回線側スタックと、HTTP層、TCP/UDP層、IP層、データリンク、物理層からなる広域ネットワーク側スタックとが並列に配置されている。
サーバ装置3のプロトコルスタックPSは、電子掲示板のHTMLファイル等を提供するウェブサーバプログラムが置かれ、その下に、HTTP層、TCP/UDP層、IP層、データリンク、物理層が置かれている。
上記のようなプロトコルスタックPSを構成した場合、住宅情報端末13のブラウザプログラムから発信されたHTTPリクエストは、インターホンプロトコルの通信データに組み込まれた形で、棟内回線12を通じてゲートウェイ装置17まで伝送される。ゲートウェイ装置17の中継プログラムは、そのインターホンプロトコルの通信データからHTTPリクエストを抽出して、通常のHTTPリクエストを再構築する。ゲートウェイ装置17で再構築されたHTTPリクエストは、広域ネットワーク2を通じてサーバ装置3まで伝送される。
対して、サーバ装置3から発信されたHTTPレスポンスは、広域ネットワーク2を通じてゲートウェイ装置17まで伝送される。ゲートウェイ装置17の中継プログラムは、そのHTTPレスポンスを組み込んだインターホンプロトコルの通信データを生成する。ゲートウェイ装置17で生成された通信データは、棟内回線12を通じて住宅情報端末13まで伝送される。住宅情報端末13の制御プログラムは、その通信データからHTTPレスポンスを抽出してブラウザプログラムに渡す。
このような手順により、住宅情報端末13とサーバ装置3との間での棟内回線12を通じたHTTPリクエスト、レスポンスの伝送が可能になる。
図7は、インターホンプロトコルによる通信データの概略構造を示すフォーマット図である。このように、このようにHTTPメッセージは、HTTPメッセージを示す識別コード(コマンドコード)に続くマンドパラメータとして、インターホンプロトコルの通信データに収容されている。この通信データ20が、データリンク・物理層によって更に細かいパケットに分割されて棟内回線12によって伝送される。
1 集合住宅用インターホンシステム
12 インターホン回線
13 住宅情報端末
13a 表示部
13b 制御部
13f ブラウザ
13g 回答操作部
17 ゲートウェイ装置
2 広域ネットワーク
3 サーバ装置

Claims (2)

  1. 各住宅の住宅情報端末をインターホン回線に接続して通話信号を伝送させる集合住宅用インターホンシステムにおいて、
    前記インターホン回線を導出させた制御装置を有し、前記制御装置が前記通話信号を制御する構成とされており、
    住宅情報端末のそれぞれは、
    前記インターホン回線および前記制御装置を経由して広域ネットワークに接続可能であり、
    所定手順の操作を受け付けると、電子掲示板情報の要求信号を、前記インターホン回線および前記制御装置を通じて前記広域ネットワーク上のサーバ装置に送出して、そのサーバ装置から受信した電子掲示板情報を表示部に表示させる制御部を備えており、
    前記電子掲示板情報が前記住宅情報端末宛のアンケート記事である場合には、前記アンケート記事に対してなされた回答操作に基づいて回答情報を生成して、前記インターホン回線および前記制御装置を経由して前記サーバ装置に送信する集合住宅用インターホンシステム。
  2. 前記住宅情報端末の表示部において、前記アンケート記事に対する回答画面に、回答を選択させるためのボタンを表示させる請求項1に記載の集合住宅用インターホンシステム。
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