JP2020174261A - 情報出力システム、情報出力方法、及びプログラム - Google Patents

情報出力システム、情報出力方法、及びプログラム Download PDF

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尚典 橋本
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Abstract

【課題】入力情報に基づく表示情報を特定情報端末に出力する。【解決手段】情報出力システム1は、第1取得部12と、作成部110と、出力部15と、を備える。第1取得部12は、所定のフォーマットの入力情報を取得する。作成部110は、特定情報端末に表示させる表示情報を入力情報に基づいて作成する。特定情報端末は、複数の第1情報端末、及び第2情報端末の少なくとも一方の情報端末である。複数の第1情報端末の各々は、複数の施設を含む集合施設における複数の施設の各々に設けられている。第2情報端末は、集合施設の共用部に設けられている。出力部15は、特定情報端末に表示情報を出力する。【選択図】図2

Description

本開示は、情報出力システム、情報出力方法、及びプログラムに関する。より詳細には、本開示は、マンション等の集合施設に適用される情報出力システム、情報出力方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、マンション等の集合住宅(集合施設)に設置される集合住宅用のインターホンシステムが記載されている。特許文献1に記載のインターホンシステムは、ロビーインターホンと、制御装置と、複数の住戸端末(第1情報端末)と、複数のドアホンと、管理室端末(第2情報端末)と、GW装置と、を備えている。GW装置には、VPN装置を介してサーバ装置(情報出力システム)が接続されている。
特開2017−22570号公報
本開示の目的は、入力情報に基づく表示情報を特定情報端末に出力することができる情報出力システム、情報出力方法、及びプログラムを提供することにある。
本開示の一態様に係る情報出力システムは、取得部と、作成部と、出力部と、を備える。前記取得部は、所定のフォーマットの入力情報を取得する。前記作成部は、特定情報端末に表示させる表示情報を前記入力情報に基づいて作成する。前記特定情報端末は、第1情報端末、及び第2情報端末の少なくとも一方の情報端末である。前記第1情報端末は、複数の施設を含む集合施設における前記複数の施設の各々に設けられている。前記第2情報端末は、前記集合施設の共用部に設けられている。前記出力部は、前記特定情報端末に前記表示情報を出力する。
本開示の一態様に係る情報出力方法は、取得ステップと、作成ステップと、出力ステップと、を含む。前記取得ステップは、所定のフォーマットの入力情報を取得するステップである。前記作成ステップは、特定情報端末に表示させる表示情報を前記入力情報に基づいて作成するステップである。前記特定情報端末は、第1情報端末、及び第2情報端末の少なくとも一方の情報端末である。前記第1情報端末は、複数の施設を含む集合施設における前記複数の施設の各々に設けられている。前記第2情報端末は、前記集合施設の共用部に設けられている。前記出力ステップは、前記特定情報端末に前記表示情報を出力するステップである。
本開示の一態様に係るプログラムは、上述の情報出力方法を1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本開示によれば、入力情報に基づく表示情報を特定情報端末に出力することができる、という効果がある。
図1は、本開示の一実施形態に係る情報出力システムを含む全体構成を示すシステム構成図である。 図2は、同上の情報出力システムのブロック図である。 図3は、同上の情報出力システムと連携するインターホンシステムの第1情報端末のブロック図である。 図4は、同上の情報出力システムの動作を説明するためのシーケンス図である。 図5は、同上の第1情報端末の表示部に表示される表示情報の一例を示す概略図である。
(実施形態)
(1)概要
以下、本実施形態に係る情報出力システム1の概要について、図1及び図2を参照して説明する。
本実施形態に係る情報出力システム1は、図1に示すように、インターホンシステム2及び管理システム4と連携することにより、管理システム4から入力される入力情報I1に基づく表示情報I2をインターホンシステム2に出力するシステムである。本開示でいう「入力情報I1」とは、所定のフォーマットで作成されたデータ(情報)をいい、例えば、CSV(Comma-Separated Values)形式で作成されたデータ(エクセルデータ)をいう。本実施形態では一例として、入力情報I1は、施設101のユーザが利用した所定のサービスに対する費用請求に関する情報を含む。所定のサービスは、例えば、クリーニング、宅配サービス、その他サービス等を含む。また、本開示でいう「表示情報I2」とは、上述の入力情報I1に基づいて作成され、後述する特定情報端末20に表示させるための情報をいう。本実施形態では一例として、表示情報I2は、上述の入力情報I1を含む。
ところで、上述の特許文献1に記載のインターホンシステムでは、サーバ装置からインターホンシステムに出力される情報は、制御装置によって管理される住戸端末についてのグループ情報であり、インターホンシステムに関連する情報である。つまり、特許文献1に記載のインターホンシステムでは、インターホンシステムに関連しない情報をサーバ装置から取得することができなかった。本実施形態に係る情報出力システム1は、インターホンシステム2に関連しない情報をインターホンシステム2に対して出力することを目的として、以下の構成を採用している。
また、従来では、上述のような所定のサービスを利用した場合、管理会社が集合施設100の施設101ごとに請求書を作成し、作成した請求書を書面にて各施設101に発送しており、請求書の発送費用がかかっていた。また、請求書が書面であるため、紛失する可能性もあり、さらに請求書を廃棄した後では請求書の内容を確認することができなかった。本実施形態に係る情報出力システム1は、上記問題を解決するために、以下の構成を採用している。
本実施形態に係る情報出力システム1は、図1及び図2に示すように、取得部としての第1取得部12と、作成部110と、出力部15と、を備える。第1取得部12は、所定のフォーマットの入力情報I1を取得する。作成部110は、特定情報端末20に表示させる表示情報I2を入力情報I1に基づいて作成する。特定情報端末20は、複数の第1情報端末21及び第2情報端末22の少なくとも一方の情報端末である。複数の第1情報端末21の各々は、集合施設100に含まれる複数の施設101の各々に設けられている。第2情報端末22は、集合施設100の共用部102に設けられている。出力部15は、特定情報端末20に表示情報I2を出力する。本実施形態では、出力部15は、図1に示すように、通信部13である。つまり、本実施形態では、通信部13が出力部15として機能する。
集合施設100は、例えば、マンション等の集合住宅である。複数の施設101の各々は、例えば、集合住宅の各住戸である。共用部102は、集合施設100における専有部(施設101)を除く領域であり、例えば、集合住宅の管理室である。複数の第1情報端末21の各々は、例えば、集合住宅の各住戸に設けられている住宅情報盤である。第2情報端末22は、例えば、集合住宅の管理室に設けられている管理室親機である。本開示でいう「特定情報端末20」は、情報出力システム1から出力される表示情報I2の宛先となり得る情報端末であって、複数の第1情報端末21、及び第2情報端末22の少なくとも一方の情報端末である。
本実施形態に係る情報出力システム1では、上述のように、第1取得部12が取得した入力情報I1に基づいて表示情報I2を作成し、作成した表示情報I2を特定情報端末20に出力している。つまり、本実施形態に係る情報出力システム1によれば、入力情報I1に基づく表示情報I2を特定情報端末20に出力することができる。また、特定情報端末20では、後述する表示部215に表示情報I2を表示させることにより、表示情報I2に含まれる情報をユーザ(各住戸の住人、又は管理人)に表示(通知)することができる。したがって、従来のような書面による請求書が不要になる。さらに、情報出力システム1又は特定情報端末20に表示情報I2を記憶させることにより、情報出力システム1又は特定情報端末20から表示情報I2を読み出して表示部215に表示することもできる。つまり、過去の表示情報I2についても表示部215に表示することができる。
(2)構成
以下、本実施形態に係る情報出力システム1、インターホンシステム2、及び管理システム4の構成について、図1〜図3を参照して説明する。
(2.1)管理システム
まず、本実施形態に係る管理システム4の構成について説明する。
本実施形態に係る管理システム4は、例えば、管理会社に設けられているサーバ装置である。管理会社は、例えば、集合施設100の管理組合から管理の委託を受けているマンション等の管理事業者である。本実施形態に係る管理システム4は、情報出力システム1と通信可能に構成されている。
管理システム4は、例えば、クリーニング事業者、宅配サービス事業者等のサービス事業者から、集合施設100の各施設101に対する第1請求書データを取得する。第1請求書データは、例えば、施設101ごとの請求金額を表形式にまとめたエクセルデータである。管理システム4では、例えば、管理会社の従業員が第1請求書データに基づいて施設101ごとの第2請求書データを作成する。第2請求書データは、上述の入力情報I1であり、本実施形態では一例として、各施設101の数値情報I4と各施設101に割り当てられた識別情報I3とが含まれている(図5参照)。数値情報I4は、各施設101における所定のサービスに対する費用請求に関する情報である。本実施形態では一例として、数値情報I4は、所定のサービスに対する請求金額である(図5参照)。識別情報I3は、特定情報端末20、及び複数の施設101のうち特定情報端末20が設けられている施設101の少なくとも一方を識別する情報である。本実施形態では一例として、識別情報I3は、各施設101に割り当てられた部屋番号(住戸番号)である。
本実施形態では、管理システム4は、例えば、各月の25日までに請求のあったサービスについての第2請求書データを施設101ごとに作成し、作成した施設101ごとの第2請求書データを入力情報I1として情報出力システム1に出力(送信)する。
(2.2)インターホンシステム
次に、本実施形態に係るインターホンシステム2の構成について説明する。
本実施形態に係るインターホンシステム2は、図1に示すように、複数(図1では2つ)の第1情報端末21と、第2情報端末22と、第3情報端末23と、複数(図1では2つ)のドアホン子機24と、制御装置25と、を備えている。
(2.2.1)第1情報端末
複数の第1情報端末21の各々は、例えば、集合住宅の各住戸に設けられている住宅情報盤である。複数の第1情報端末21の各々は、図3に示すように、制御部211と、第1通信部212と、第2通信部213と、操作部214と、表示部215と、通話部216と、記憶部217と、を備えている。
制御部211は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、制御部211は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部211として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。制御部211は、第1通信部212、第2通信部213、表示部215、及び通話部216を各別に制御する。
第1通信部212は、第2情報端末22及び第3情報端末23と通信するための通信インターフェースである。第1通信部212は、第1幹線L1を介して制御装置25に接続されている。第1通信部212は、制御装置25を介して、第2情報端末22に対して音声信号、及び制御信号等を送信し、第2情報端末22から音声信号等を受信する。また、第1通信部212は、制御装置25を介して、第3情報端末23に対して音声信号、及び制御信号等を送信し、第3情報端末23から音声信号、映像信号等を受信する。
第2通信部213は、ドアホン子機24と通信するための通信インターフェースである。第2通信部213は、接続線L4を介してドアホン子機24に接続されている。第2通信部213は、ドアホン子機24に対して音声信号、及び制御信号等を送信し、ドアホン子機24から音声信号、及び映像信号等を受信する。
操作部214は、ユーザ(例えば、各住戸の住人等)の操作を受け付けるように構成されている。操作部214は、図1に示すように、複数の押しボタンを有している。複数の押しボタンには、通話ボタンが含まれている。通話ボタンは、第2情報端末22、第3情報端末23、又はドアホン子機24からの呼び出しに対して、第2情報端末22、第3情報端末23、又はドアホン子機24との通話を開始するためのボタンである。つまり、第1通信部212又は第2通信部213が住人を呼び出すための呼出信号を受信している状態で通話ボタンが押されると、第2情報端末22、第3情報端末23、又はドアホン子機24との間で音声通話が可能になる。
表示部215は、例えば、液晶ディスプレイである。表示部215は、情報出力システム1からの表示情報I2を表示するように構成されている。また、表示部215は、第3情報端末23の撮像部233で撮像された映像、及びドアホン子機24の撮像部242で撮像された映像を表示するように構成されている。なお、第1情報端末21がタッチパネルディスプレイを備えている場合には、タッチパネルディスプレイが操作部214と表示部215とを兼ねてもよい。
通話部216は、スピーカ及びマイクロホンを含み、第2情報端末22、第3情報端末23、及びドアホン子機24との間で通話可能に構成されている。
記憶部217は、読み書き可能なメモリで構成されている。記憶部217は、例えば、フラッシュメモリである。記憶部217は、例えば、第3情報端末23及びドアホン子機24からの映像情報(映像データ)を記憶する。さらに、記憶部217は、第1情報端末21に割り当てられたアドレス情報(識別情報)を記憶する。
第1情報端末21は、図1に示すように、正面視の形状が上下方向(鉛直方向)に長い矩形状に形成された筐体210を更に備えている。筐体210の前面中央には、表示部215が設けられている。筐体210の前面における表示部215の側方には、操作部214を構成する複数の押しボタンが上下方向に並んで設けられている。
(2.2.2)第2情報端末
第2情報端末22は、例えば、集合施設100の共用部102に含まれている管理室に設けられた管理室親機である。第2情報端末22は、図1に示すように、表示部221と、操作部222と、通話部223と、を備えている。また、第2情報端末22は、正面視の形状が矩形状に形成された筐体220を更に備えている。第2情報端末22は、第2幹線L2を介して制御装置25に接続されており、制御装置25を介して第1情報端末21及び第3情報端末23と通信可能に構成されている。
筐体220の前面における上部には、表示部221が設けられている。表示部221は、例えば、液晶ディスプレイである。筐体220の前面における表示部221の下部には、操作部222が設けられている。操作部222は、複数の押しボタンを有している。複数の押しボタンには、第1情報端末21を呼び出すための呼出ボタン、及びテンキーが含まれている。第2情報端末22では、例えば、テンキーを用いて施設101の部屋番号を入力した後、呼出ボタンを押すことによって、入力した部屋番号に対応する施設101の第1情報端末21を呼び出すことができる。なお、第2情報端末22がタッチパネルディスプレイを備えている場合には、タッチパネルディスプレイが表示部221と操作部222とを兼ねてもよい。
筐体220の前面における表示部221及び操作部222の側方には、通話部223が設けられている。通話部223は、スピーカ及びマイクロホンを含み、第1情報端末21、及び第3情報端末23との間で通話可能に構成されている。
(2.2.3)第3情報端末
第3情報端末23は、例えば、集合施設100の共用部102に含まれているロビー(共用玄関)に設けられたロビーインターホンである。第3情報端末23は、図1に示すように、表示部231と、操作部232と、撮像部233と、を備えている。また、第3情報端末23は、正面視の形状が上下方向に長い矩形状に形成された筐体230を更に備えている。第3情報端末23は、第3幹線L3を介して制御装置25に接続されており、制御装置25を介して第1情報端末21及び第2情報端末22と通信可能に構成されている。
筐体230の前面中央には、表示部231が設けられている。表示部231は、例えば、液晶ディスプレイである。筐体230の前面における表示部231の下部には、操作部232が設けられている。操作部232は、複数の押しボタンを有している。複数の押しボタンには、第1情報端末21及び第2情報端末22を呼び出すための呼出ボタン、及びテンキーが含まれている。第3情報端末23では、例えば、テンキーを用いて施設101の部屋番号を入力した後、呼出ボタンを押すことによって、入力した部屋番号に対応する施設101の第1情報端末21を呼び出すことができる。なお、第3情報端末23がタッチパネルディスプレイを備えている場合には、タッチパネルディスプレイが表示部231と操作部232とを兼ねてもよい。
筐体230の前面における表示部231の上部には、撮像部233が設けられている。撮像部233は、撮像素子を有し、被写体(ユーザ)を撮像するためのカメラである。本実施形態では、ユーザが第3情報端末23を操作する際に少なくともユーザの顔が撮像できるように、撮像部233の撮像エリア(視野)が第3情報端末23の前方に設定されている。本実施形態では、撮像部233は動画を撮像するカメラである。さらに、本実施形態では、撮像部233はカラー画像を撮像するカメラである。なお、撮像部233は、静止画を撮像するカメラ(スチルカメラ)であってもよいし、モノクロ画像を撮像するカメラであってもよい。
撮像素子は、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサ、又はCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の二次元イメージセンサである。撮像部233は、被写体からの光をレンズ等の光学系によって撮像素子の撮像面(受光面)上に結像させ、撮像素子にて被写体からの光を電気信号に変換する。
(2.2.4)ドアホン子機
複数のドアホン子機24の各々は、例えば、集合施設100の各施設101の外玄関に設けられている。複数のドアホン子機24の各々は、図1に示すように、操作部241と、撮像部242と、通話部243と、を備えている。また、各ドアホン子機24は、正面視の形状が上下方向に長い矩形状に形成された筐体240を更に備えている。ドアホン子機24は、接続線L4を介して対応する第1情報端末21に接続されており、対応する第1情報端末21と通信可能に構成されている。ドアホン子機24は、第1情報端末21に対して音声信号、及び映像信号等を送信し、第1情報端末21から音声信号、及び制御信号等を受信する。
筐体240の前面中央には、通話部243が設けられている。通話部243は、スピーカ及びマイクロホンを含み、第1情報端末21との間で通話可能に構成されている。筐体240の前面における通話部243の下部には、操作部241が設けられている。操作部241は、例えば、第1情報端末21を呼び出すための呼出ボタンである。ドアホン子機24では、呼出ボタンを押すことによって、対応する第1情報端末21を呼び出すことができる。筐体240の前面における通話部243の上部には、撮像部242が設けられている。本実施形態では、撮像部242は動画を撮像するカメラである。さらに、本実施形態では、撮像部242はカラー画像を撮像するカメラである。なお、撮像部242は、静止画を撮像するカメラ(スチルカメラ)であってもよいし、モノクロ画像を撮像するカメラであってもよい。
(2.2.5)制御装置
制御装置25は、第1幹線L1を介して複数の第1情報端末21に接続されている。また、制御装置25は、第2幹線L2を介して第2情報端末22に接続されている。また、制御装置25は、第3幹線L3を介して第3情報端末23に接続されている。制御装置25は、第1情報端末21と第2情報端末22との間の通信、第1情報端末21と第3情報端末23との間の通信、及び第2情報端末22と第3情報端末23との間の通信を中継するように構成されている。
制御装置25は、複数の施設101の各々に割り当てられた部屋番号(住戸番号)と、複数の第1情報端末21の各々に割り当てられたアドレス情報とを対応付けて記憶している。また、制御装置25は、管理室に割り当てられた管理室番号と、第2情報端末22に割り当てられたアドレス情報とを対応付けて記憶している。例えば、第3情報端末23においていずれかの施設101が呼び出された場合、制御装置25は、第3情報端末23からの呼出信号に含まれる部屋番号をアドレス情報に変換し、変換したアドレス情報を含む呼出信号を複数の第1情報端末21に向けて送信する。呼出信号に含まれるアドレス情報と一致するアドレス情報が割り当てられた第1情報端末21では、操作部214に含まれる通話ボタンを押すことによって、第3情報端末23との通話を開始することができる。一方、呼出信号に含まれるアドレス情報と異なるアドレス情報が割り当てられた第1情報端末21では、呼出信号が破棄される。
(2.3)情報出力システム
次に、本実施形態に係る情報出力システム1の構成について説明する。
本実施形態に係る情報出力システム1は、例えば、ネットワーク3を介してインターホンシステム2に接続可能なサーバ装置である。ネットワーク3は、例えば、インターネットである。
本実施形態に係る情報出力システム1は、図2に示すように、制御部11と、取得部としての第1取得部12と、通信部13と、記憶部14と、を備えている。制御部11は、第1作成部111及び第2作成部112を有する作成部110を含む。
制御部11は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、制御部11は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部11(作成部110を含む)として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。
作成部110は、第1取得部12を介して取得した入力情報I1に基づいて表示情報I2を作成するように構成されている。上述のように、作成部110は、第1作成部111及び第2作成部112を有している。第1作成部111は、表示情報I2のうち入力情報I1を除く所定情報I5(図5参照)を作成するように構成されている。所定情報I5は、例えば、支払いに関する情報である。図5に示す例では、所定情報I5として、クレジットカードによる支払方法が表示されている。第2作成部112は、第1作成部111が作成した所定情報I5と入力情報I1とを組み合わせて表示情報I2を作成するように構成されている。また、作成部110は、複数の第1情報端末21に関する情報が入力情報I1に含まれている場合には、複数の第1情報端末21の各々について表示情報I2を作成するように構成されている。つまり、作成部110は、複数の第1情報端末21に対して個別に表示情報I2を作成する。
第1取得部12は、管理システム4から入力情報I1を取得するように構成されている。本実施形態では一例として、入力情報I1は、識別情報I3と数値情報I4とを含む。識別情報I3は、例えば、特定情報端末20としての第1情報端末21が設けられた施設101の部屋番号(住戸番号)である。また、数値情報I4は、例えば、所定のサービスに対する請求金額である。第1取得部12は、取得した入力情報I1を制御部11に出力する。
通信部13は、ネットワーク3に接続されている。一方、特定情報端末20としての第1情報端末21は、制御装置25、ゲートウェイ装置26、及びルータ27を介してネットワーク3に接続されている。つまり、通信部13は、第1幹線L1を介して、第1情報端末21の第1通信部212と通信可能である。したがって、通信部13は、制御部11の作成部110で作成した表示情報I2を、第1幹線L1を介して第1情報端末21に送信(出力)することができる。すなわち、通信部13は、特定情報端末20に表示情報I2を出力する出力部15として機能する。
また、通信部13は、特定情報端末20から、特定情報端末20における表示情報I2の閲覧状況に関する情報を受信(取得)するように構成されている。すなわち、通信部13は、特定情報端末20における表示情報I2の閲覧状況に関する情報を取得する第2取得部16としても機能する。つまり、通信部13は、出力部15及び第2取得部16として機能する。本開示でいう「表示情報I2の閲覧状況に関する情報」とは、特定情報端末20において表示情報I2が閲覧されたか否かを示す情報である。したがって、情報出力システム1では、第2取得部16が上記情報を取得することによって、特定情報端末20において表示情報I2が閲覧されたか否かを確認することができる。
記憶部14は、読み書き可能なメモリで構成されている。記憶部14は、例えば、フラッシュメモリである。記憶部14は、例えば、管理システム4からの入力情報I1を施設101ごとに記憶する。言い換えると、記憶部14は、入力情報I1と施設101に割り当てられた部屋番号とを対応付けて記憶する。また、管理システム4が複数の集合施設100を管理している場合には、記憶部14は、集合施設100ごとに入力情報I1を記憶し、かつ各集合施設100において施設101ごとに入力情報I1を記憶することが好ましい。
(3)動作
次に、本実施形態に係る情報出力システム1の動作について、図4を参照して説明する。ここでは、特定情報端末20が第1情報端末21である場合について説明するが、特定情報端末20が第2情報端末22であっても同様であり、第2情報端末22については説明を省略する。
管理システム4では、管理会社の従業員が、各サービス事業者からの第1請求書データに基づいて、施設101ごとに第2請求書データを作成する(ステップS1)。施設101ごとに作成された第2請求書データは、入力情報I1として、管理システム4から情報出力システム1に出力(送信)される(ステップS2)。
情報出力システム1では、管理システム4からの入力情報I1を第1取得部12が取得すると(ステップS3)、制御部11の作成部110が入力情報I1に基づいて施設101ごとに表示情報I2を作成する(ステップS4)。通信部13(出力部15)は、第1幹線L1を介して、作成部110が作成した表示情報I2を第1情報端末21に送信(出力)する(ステップS5)。
特定情報端末20としての第1情報端末21では、第1通信部212が情報出力システム1からの表示情報I2を取得すると、表示部215が表示情報I2を表示する(ステップS6)。このとき、施設101のユーザ(住人)が操作部214に含まれるいずれかの押しボタンを押すことにより、第1通信部212は、表示部215に表示された表示情報I2をユーザが閲覧したことを示す閲覧情報を情報出力システム1に送信する(ステップS7)。
情報出力システム1では、特定情報端末20からの閲覧情報を通信部13(第2取得部16)が受信(取得)する(ステップS8)。したがって、情報出力システム1では、特定情報端末20からの閲覧情報によって、表示情報I2の出力先である特定情報端末20において表示情報I2が閲覧されたか否かを確認することができる。
ここで、図5は、特定情報端末20としての第1情報端末21の表示部215に表示させた表示画面SC1の一例を示す概略図である。図5に示す例では、表示部215の表示画面SC1には、識別情報I3、数値情報I4、及び所定情報I5が表示されている。識別情報I3は、例えば、施設101の部屋番号である。数値情報I4は、所定のサービスに対する費用請求に関する情報を含み、図5に示す例では請求金額である。所定情報I5は、図5に示す例では支払い方法に関する情報である。したがって、施設101のユーザが、表示部215に表示させた表示画面SC1を見ることによって、各サービスに対する請求金額を把握することができる。
ところで、第1取得部12が入力情報I1を取得する取得期間と、出力部15が表示情報I2を出力する出力期間とが所定条件に従って決められていることが好ましい。一例として、第1取得部12は、例えば、各月の25日までに請求のあったサービス事業者からの請求金額を含む入力情報I1を各月の25日に取得する。そして、出力部15は、例えば、入力情報I1に基づいて作成された表示情報I2を各月の月末に特定情報端末20に向けて出力する。これにより、第1取得部12が取得する入力情報I1と、出力部15が出力する表示情報I2とを時期的に関連付けることができる。
(4)効果
上述のように、本実施形態に係る情報出力システム1では、管理システム4からの入力情報I1に基づいて表示情報I2を作成し、作成した表示情報I2を特定情報端末20に出力している。つまり、本実施形態に係る情報出力システム1によれば、入力情報I1に基づく表示情報I2を特定情報端末20に出力することができる。
また、本実施形態に係る情報出力システム1によれば、特定情報端末20に出力した表示情報I2を特定情報端末20の表示部215に表示することによって、施設101のユーザ(住人)に表示情報I2を通知することができる。したがって、書面による請求書が不要である。さらに、情報出力システム1又は特定情報端末20に表示情報I2を記憶させることによって、過去の表示情報I2についても表示部215に表示することができる。
また、本実施形態に係る情報出力システム1では、作成部110は、上述のように、施設101ごとに表示情報I2を作成している。言い換えると、作成部110は、複数の第1情報端末21に関する情報が入力情報I1に含まれている場合に、複数の第1情報端末21の各々について表示情報I2を作成している。これにより、複数の第1情報端末21の各々に対して個別に表示情報I2を作成することができる。
さらに、本実施形態に係る情報出力システム1では、施設101を識別する識別情報(部屋番号)I3が含まれている。そのため、識別情報I3に対応付けられている特定情報端末20に対して表示情報I2を出力することができる。
また、本実施形態に係る情報出力システム1では、所定のサービスに対する費用請求に関する情報を含む数値情報I4が入力情報I1に含まれている。そのため、従来のように、施設101ごとに作成した請求書を発送しなくてもよく、発送に要する費用を削減することができる。
さらに、本実施形態に係る情報出力システム1では、作成部110の第2作成部112が、第1作成部111が作成した所定情報I5と入力情報I1とを組み合わせて表示情報I2を作成している。つまり、本実施形態に係る情報出力システム1によれば、所定情報I5と入力情報I1とを組み合わせた表示情報I2を作成することができる。
また、本実施形態に係る情報出力システム1では、上述のように、通信部13(出力部15)は、第1情報端末21及び第2情報端末22間の通信路である第1幹線L1を介して、特定情報端末20に表示情報I2を送信(出力)している。そのため、特定情報端末20に表示情報I2を出力するための専用の通信路が不要である。
(5)変形例
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、情報出力システム1と同様の機能は、情報出力方法、コンピュータプログラム、又はコンピュータプログラムを記録した非一時的な記録媒体等で具現化されてもよい。
一態様に係る情報出力方法は、取得ステップS3と、作成ステップS4と、出力ステップS5と、を含む。取得ステップS3は、所定のフォーマットの入力情報I1を取得するステップである。作成ステップS4は、特定情報端末20に表示させる表示情報I2を入力情報I1に基づいて作成するステップである。特定情報端末20は、複数の第1情報端末21及び第2情報端末22の少なくとも一方の情報端末である。複数の第1情報端末21の各々は、複数の施設101を含む集合施設100における複数の施設101の各々に設けられている。第2情報端末22は、集合施設100の共用部102に設けられている。出力ステップS5は、特定情報端末20に表示情報I2を出力するステップである。
一態様に係るプログラムは、上述の情報出力方法を1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
以下、上述の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本開示における情報出力システム1は、例えば、制御部11に、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における情報出力システム1としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。さらに、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1ないし複数の電子回路で構成される。
また、情報出力システム1の複数の構成要素が、1つの筐体内に集約されていることは情報出力システム1に必須の構成ではなく、情報出力システム1の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。さらに、情報出力システム1の少なくとも一部の機能(例えば、制御部11)がクラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
上述の実施形態では、集合施設100が集合住宅であるが、集合施設100は集合住宅に限らず、例えば、複数の店舗(施設)を含む商業施設等であってもよい。
上述の実施形態では、特定情報端末20が第1情報端末21である場合について説明したが、特定情報端末20は、第1情報端末21及び第2情報端末22の少なくとも一方の情報端末であればよい。つまり、情報出力システム1の出力部15は、第1情報端末21に表示情報I2を出力してもよいし、第2情報端末22に表示情報I2を出力してもよいし、第1情報端末21及び第2情報端末22の両方に表示情報I2を出力してもよい。
上述の実施形態では、通信部13が出力部15として機能しているが、通信部13と出力部15とが別々に設けられていてもよい。この場合、出力部15は、第1幹線L1を介して表示情報I2を特定情報端末20に出力してもよいし、第1幹線L1とは別の通信路を介して表示情報I2を特定情報端末20に出力してもよい。
上述の実施形態では、通信部13が第2取得部16として機能しているが、通信部13と第2取得部16とが別々に設けられていてもよい。また、第2取得部16は省略されてもよい。
上述の実施形態では、施設101の部屋番号が識別情報I3であるが、識別情報I3は施設101の部屋番号に限らず、第1情報端末21に割り当てられたアドレス情報であってもよい。また、識別情報I3は、施設101の部屋番号、及び第1情報端末21のアドレス情報の両方であってもよい。
上述の実施形態では、当月の表示情報I2である第1表示情報を表示部215表示させているが、例えば、過去の表示情報I2である第2表示情報を表示部215に表示させてもよい。言い換えると、表示情報I2は、第1表示情報、及び時系列で第1表示情報よりも前の第2表示情報の少なくとも一方を含んでいてもよい。第2表示情報については、情報出力システム1の記憶部14に記憶してもよいし、第1情報端末21の記憶部217に記憶してもよい。これにより、過去の表示情報I2である第2表示情報についても表示部215に表示させることができる。
上述の実施形態では、図5に示すように、複数のサービス(クリーニング、宅配サービス、その他のサービス)をまとめて請求しているが、例えば、サービスごとに請求してもよい。この場合、例えば、サービスごとに表示情報I2を作成し、操作部214に含まれるいずれかの押しボタンを押すことによって、複数の表示情報I2が切り替えられるように構成されていることが好ましい。
上述の実施形態では、特定情報端末20が第1情報端末21及び第2情報端末22の少なくとも一方であるが、例えば、特定情報端末20が第3情報端末23であってもよい。この場合、例えば、第3情報端末23にカードリーダを設け、ユーザが所有するカードをカードリーダにかざした際に、一定時間(例えば30秒)だけ表示情報I2を第3情報端末23の表示部231に表示させることが好ましい。
また、例えば、特定情報端末20の表示部(表示部215又は表示部221)にサービス事業者ごとのリンクを表示し、ユーザがいずれかのリンクを選択することによって対応するサービス事業者についての表示情報I2を表示してもよい。
また、例えば、特定情報端末20の表示部に一次元コード(バーコード)又は二次元コード(QRコード(登録商標))を表示し、一次元コード又は二次元コードをスマートフォン等で読み取ることによって、スマートフォン等に表示情報I2を表示してもよい。
また、上述の実施形態では、対応する施設101の表示情報I2のみを表示しているが、他の施設101の表示情報I2との比較結果を表示部(表示部215又は表示部221)に表示させてもよい。さらに、例えば、1つの施設101における表示情報I2について、当月の表示情報I2である第1表示情報と、過去の表示情報I2である第2表示情報との比較結果を表示部(表示部215又は表示部221)に表示させてもよい。
また、例えば、EV充電スタンド等の共用施設が集合施設100に設けられている場合には、共用施設の利用料が表示情報I2に含まれていてもよい。
また、例えば、管理システム4からの入力情報I1に含まれる請求金額が正しいか否かを検算する検算機能が制御部11等に設けられていてもよい。
上述の実施形態では、サーバ装置のみで情報出力システム1を構成しているが、例えば、インターホンシステム2を構成する第1情報端末21、第2情報端末22、第3情報端末23、及び制御装置25が情報出力システム1に含まれていてもよい。この場合、情報出力システム1の一部の機能(例えば制御部11)が、第1情報端末21、第2情報端末22、第3情報端末23、及び制御装置25のいずれかに含まれていてもよい。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様に係る情報出力システム(1)は、取得部(12)と、作成部(110)と、出力部(15)と、を備える。取得部(12)は、所定のフォーマットの入力情報(I1)を取得する。作成部(110)は、特定情報端末(20)に表示させる表示情報(I2)を入力情報(I1)に基づいて作成する。特定情報端末(20)は、複数の第1情報端末(21)及び第2情報端末(22)の少なくとも一方の情報端末である。複数の第1情報端末(21)の各々は、複数の施設(101)を含む集合施設(100)における複数の施設(101)の各々に設けられている。第2情報端末(22)は、集合施設(100)の共用部(102)に設けられている。出力部(15)は、特定情報端末(20)に表示情報(I2)を出力する。
この態様によれば、入力情報(I1)に基づく表示情報(I2)を特定情報端末(20)に出力することができる。
第2の態様に係る情報出力システム(1)では、第1の態様において、作成部(110)は、複数の第1情報端末(21)に関する情報が入力情報(I1)に含まれている場合に、複数の第1情報端末(21)の各々について表示情報(I2)を作成する。
この態様によれば、複数の第1情報端末(21)の各々に対して個別に表示情報(I2)を作成することができる。
第3の態様に係る情報出力システム(1)では、第1又は2の態様において、入力情報(I1)は、識別情報(I3)を含む。識別情報(I3)は、特定情報端末(20)、及び複数の施設(101)のうち特定情報端末(20)が設けられている施設(101)の少なくとも一方を識別する情報である。
この態様によれば、識別情報(I3)に対応付けられている特定情報端末(20)に対して表示情報(I2)を出力することができる。
第4の態様に係る情報出力システム(1)では、第1〜3のいずれかの態様において、入力情報(I1)は、数値情報(I4)を含む。数値情報(I4)は、複数の施設(101)のうち特定情報端末(20)が設けられている施設(101)についての情報である。
この態様によれば、特定情報端末(20)と対応する施設(101)についての数値情報(I4)に基づく表示情報(I2)を特定情報端末(20)に表示させることができる。
第5の態様に係る情報出力システム(1)では、第4の態様において、数値情報(I4)は、所定のサービスに対する費用請求に関する情報を含む。
この態様によれば、費用請求に関する情報に基づく表示情報(I2)を特定情報端末(20)に表示させることができる。
第6の態様に係る情報出力システム(1)では、第1〜5のいずれかの態様において、表示情報(I2)は入力情報(I1)を含む。作成部(110)は、第1作成部(111)と、第2作成部(112)と、を有する。第1作成部(111)は、表示情報(I2)のうち入力情報(I1)を除く所定情報(I5)を作成する。第2作成部(112)は、所定情報(I5)と入力情報(I1)とを組み合わせて表示情報(I2)を作成する。
この態様によれば、所定情報(I5)と入力情報(I1)とを組み合わせた表示情報(I2)を作成することができる。
第7の態様に係る情報出力システム(1)では、第1〜6のいずれかの態様において、複数の第1情報端末(21)の各々と第2情報端末(22)とが通信路(L1)を介して通信可能である。出力部(15)は、通信路(L1)を介して、特定情報端末(20)に表示情報(I2)を出力する。
この態様によれば、特定情報端末(20)に表示情報(I2)を出力するための専用の通信路が不要である。
第8の態様に係る情報出力システム(1)は、第1〜7のいずれかの態様において、第2取得部(16)を更に備える。第2取得部(16)は、取得部としての第1取得部(12)とは異なる。第2取得部(16)は、特定情報端末(20)における表示情報(I2)の閲覧状況に関する情報を取得する。
この態様によれば、特定情報端末(20)で表示情報(I2)が閲覧されたか否かを確認することができる。
第9の態様に係る情報出力システム(1)では、第1〜8のいずれかの態様において、取得期間と出力期間とが所定条件に従って決定される。取得期間は、取得部(12)が入力情報(I1)を取得する期間である。出力期間は、出力部(15)が特定情報端末(20)に表示情報(I2)を出力する期間である。
この態様によれば、入力情報(I1)と表示情報(I2)とを時期的に関連付けることができる。
第10の態様に係る情報出力システム(1)では、第1〜9のいずれかの態様において、表示情報(I2)は、第1表示情報、及び時系列で第1表示情報よりも前の第2表示情報の少なくとも一方を含む。
この態様によれば、過去の表示情報である第2表示情報についても特定情報端末(20)に表示させることができる。
第11の態様に係る情報出力方法は、取得ステップ(S3)と、作成ステップ(S4)と、出力ステップ(S5)と、を含む。取得ステップ(S3)は、所定のフォーマットの入力情報(I1)を取得するステップである。作成ステップ(S4)は、特定情報端末(20)に表示させる表示情報(I2)を入力情報(I1)に基づいて作成するステップである。特定情報端末(20)は、複数の第1情報端末(21)及び第2情報端末(22)の少なくとも一方の情報端末である。複数の第1情報端末(21)の各々は、複数の施設(101)を含む集合施設(100)における複数の施設(101)の各々に設けられている。第2情報端末(22)は、集合施設(100)の共用部(102)に設けられている。出力ステップ(S5)は、特定情報端末(20)に表示情報(I2)を出力するステップである。
この態様によれば、入力情報(I1)に基づく表示情報(I2)を特定情報端末(20)に出力することができる。
第12の態様に係るプログラムは、第11の態様に係る情報出力方法を1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
この態様によれば、入力情報(I1)に基づく表示情報(I2)を特定情報端末(20)に出力することができる。
第2〜10の態様に係る構成については、情報出力システム(1)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 情報出力システム
12 第1取得部(取得部)
15 出力部
16 第2取得部
110 作成部
111 第1作成部(作成部)
112 第2作成部(作成部)
20 特定情報端末
21 第1情報端末
22 第2情報端末
100 集合施設
101 施設
102 共用部
I1 入力情報
I2 表示情報
I3 識別情報
I4 数値情報
I5 所定情報
S3 ステップ(取得ステップ)
S4 ステップ(作成ステップ)
S5 ステップ(出力ステップ)

Claims (12)

  1. 所定のフォーマットの入力情報を取得する取得部と、
    複数の施設を含む集合施設における前記複数の施設の各々に設けられている第1情報端末、及び前記集合施設の共用部に設けられている第2情報端末の少なくとも一方の情報端末である特定情報端末に表示させる表示情報を前記入力情報に基づいて作成する作成部と、
    前記特定情報端末に前記表示情報を出力する出力部と、を備える、
    情報出力システム。
  2. 前記作成部は、前記複数の第1情報端末に関する情報が前記入力情報に含まれている場合に、前記複数の第1情報端末の各々について前記表示情報を作成する、
    請求項1に記載の情報出力システム。
  3. 前記入力情報は、前記特定情報端末、及び前記複数の施設のうち前記特定情報端末が設けられている施設の少なくとも一方を識別する識別情報を含む、
    請求項1又は2に記載の情報出力システム。
  4. 前記入力情報は、前記複数の施設のうち前記特定情報端末が設けられている施設についての数値情報を含む、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報出力システム。
  5. 前記数値情報は、所定のサービスに対する費用請求に関する情報を含む、
    請求項4に記載の情報出力システム。
  6. 前記表示情報は前記入力情報を含み、
    前記作成部は、
    前記表示情報のうち前記入力情報を除く所定情報を作成する第1作成部と、
    前記所定情報と前記入力情報とを組み合わせて前記表示情報を作成する第2作成部と、を有する、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報出力システム。
  7. 前記複数の第1情報端末の各々と前記第2情報端末とが通信路を介して通信可能であり、
    前記出力部は、前記通信路を介して、前記特定情報端末に前記表示情報を出力する、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報出力システム。
  8. 前記取得部としての第1取得部とは異なり、前記特定情報端末における前記表示情報の閲覧状況に関する情報を取得する第2取得部を更に備える、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報出力システム。
  9. 前記取得部が前記入力情報を取得する取得期間と、前記出力部が前記特定情報端末に前記表示情報を出力する出力期間とが所定条件に従って決定される、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報出力システム。
  10. 前記表示情報は、第1表示情報、及び時系列で前記第1表示情報よりも前の第2表示情報の少なくとも一方を含む、
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報出力システム。
  11. 所定のフォーマットの入力情報を取得する取得ステップと、
    複数の施設を含む集合施設における前記複数の施設の各々に設けられている第1情報端末、及び前記集合施設の共用部に設けられている第2情報端末の少なくとも一方の情報端末である特定情報端末に表示させる表示情報を前記入力情報に基づいて作成する作成ステップと、
    前記特定情報端末に前記表示情報を出力する出力ステップと、を含む、
    情報出力方法。
  12. 請求項11に記載の情報出力方法を1以上のプロセッサに実行させるためのプログラム。
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