JP2002142030A - インターホンシステム - Google Patents

インターホンシステム

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JP2002142030A
JP2002142030A JP2000332411A JP2000332411A JP2002142030A JP 2002142030 A JP2002142030 A JP 2002142030A JP 2000332411 A JP2000332411 A JP 2000332411A JP 2000332411 A JP2000332411 A JP 2000332411A JP 2002142030 A JP2002142030 A JP 2002142030A
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gas
electricity
weighing
memory
water
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Teruo Ohashi
照夫 大橋
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】人員を介することなく、電気・ガス・水道の積
算された計量カウント数を遠隔地に伝送でき、現時点に
おける使用料金等を住戸内のモニタでリアルタイムで確
認する。 【解決手段】電気・ガス・水道の各公共機関2〜5に
は、所定期間の料金請求を行う場合に、電話回線TL1
を通じて、RFメータ装置からの現時点の電気・ガス・
水道の積算された計量カウント数および1カウント当た
りの料金を第1および第2のメモリにそれぞれ記憶し、
第1のメモリにアクセスして現時点の電気・ガス・水道
の積算された計量カウント数を得るための顧客・電気料
金情報サーバ32、顧客・ガス料金情報サーバ42、顧
客・水道料金情報サーバ52を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターホンシス
テムに係わり、特に、住戸の住戸玄関子機に、ガス計量
センサ、水道計量センサ、電気計量センサからの計量カ
ウント数を送信し得るRFメータ装置を備えるインター
ホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のインターホンシステ
ムとして、図4に示すようなものが知られている。同図
において、従来のインターホンシステムは、集合住宅
6、電気会社7、ガス会社8および水道局9を備えてお
り、これらの電気会社7、ガス会社8および水道局9に
は、集合住宅6へ派遣される検針員72、82、92が
それぞれ配置されている。
【0003】一方、集合住宅6は、集合玄関機62、制
御装置61および複数の住戸63a、63b,…63n
で構成されており、集合玄関機62は、第1の伝送路L
11を介して制御装置61に接続され、この制御装置6
1は、第2の伝送路L12を介して各住戸63a、63
b,…63nに接続されている。
【0004】また、各住戸63a、63b,…63n
は、それぞれ、電気・ガス・水道等の使用量を計量する
メータ装置66と、住戸玄関子機64およびモニタ65
1を有する親機65(以下、「モニタ付き親機65」と
いう。)を備えており、各住戸玄関子機64とモニタ付
き親機65間は、それぞれ第3の伝送路L13を介して
接続されている。
【0005】このような構成のインターホンシステムに
おいて、各住戸に対する電気会社7、ガス会社8および
水道局9からの電気・ガス・水道の使用料金の請求は次
のようにして行なわれている。すなわち、例えば、電気
会社7に所属する検針員72が、集合住宅6を訪問し、
当該集合住宅6内の集合玄関機62を使用して、例え
ば、検針すべき住戸63aを呼び出す。そうすると、集
合玄関機62から、呼出信号および映像信号が第1の伝
送路L11、制御装置61、第2の伝送路L12、住戸
玄関子機64および第3の伝送路L13を経由して、モ
ニタ付き親機65に送信される。これにより、検針員7
2の映像がモニタ付き親機65のモニタ651に写し出
される。
【0006】そして、検針員72は、住戸63aの居住
者から電気の使用量を検針することについて許可を受け
た後、住戸63a内のメータ装置66の計量カウント数
を控える。この計量カウント数に基づいて、電気の使用
量に応じた請求金額が算定され、後日、電気会社7か
ら、電気の使用量および請求金額を記載した請求書71
が送付される。
【0007】ガス会社8若しくは水道局9の場合も、上
記と同様にして、ガス会社8の検針員82若しくは水道
局9の検針員93によって、ガス若しくは水道の使用量
が検針され、後日、ガス会社8若しくは水道局9から、
ガス若しくは水道の使用量および請求金額を記載した請
求書81、91が送付される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のインターホンシステムにおいては、電気・ガ
ス・水道会社から、平均して一ヶ月ごとに集合住宅に対
して検針員を派遣する必要があることから、これらの電
気・ガス・水道会社は、それぞれ検針員を雇用しなけれ
ばならず、また、後日、各住戸に対して請求書を送付し
なければならないことから、請求書の送付手続が必要で
ある上、請求書の郵送料も負担しなければならないとい
う難点があった。更に、各住戸の居住者においては、平
均して一ヶ月経過しなければ、電気・ガス・水道の使用
料金を把握できないという難点もあった。
【0009】本発明は、このような難点を解決するため
になされたもので、人員を介することなく、電気・ガス
・水道の積算された計量カウント数を遠隔地に伝送で
き、現時点における使用料金等を住戸内のモニタでリア
ルタイムで確認することができるインターホンシステム
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のインターホンシステムは、住戸の住戸玄関
子機とモニタ付き親機間で呼出・通話が可能なインター
ホンシステムであって、住戸に、ガス計量センサ、水道
計量センサ、電気計量センサからの計量カウント数を積
算する計量カウンタを有し、積算された計量カウント数
を送信し、積算された計量カウント数を送信するコマン
ドを受信するRFメータ装置を設け、住戸玄関子機に、
RFメータ装置で積算された計量カウント数を受信し、
コマンドを送信する住戸RF送受信機を設け、モニタ付
き親機に、住戸RF送受信機から送信されてきた積算さ
れた計量カウント数を記憶しておくための第1のメモリ
と、1カウント当たりの料金を記憶する第2のメモリ
と、所定期間内で積算された計量カウント数から計算さ
れた公共料金の請求金額を記憶する第3のメモリと、前
回の請求金額を金融機関より徴収したことを記憶する第
4のメモリと、モニタで請求金額を表示するためのメニ
ュ画面のデータを記憶する画面表示メモリとを備え、電
気・ガス・水道の各公共機関には、所定期間の料金請求
を行う場合に、電話回線を通じて、RFメータ装置から
の現時点の電気・ガス・水道の積算された計量カウント
数および1カウント当たりの料金を第1および第2のメ
モリにそれぞれ記憶し、第1のメモリにアクセスして現
時点の電気・ガス・水道の積算された計量カウント数を
得るための顧客・電気料金情報サーバ、顧客・ガス料金
情報サーバ、顧客・水道料金情報サーバを設けたことを
特徴としている。
【0011】また、本発明のインターホンシステムは、
モニタ付き親機に、第1のメモリ乃至第4のメモリに記
憶されたデータを外部出力するための外部出力ポートを
設けたことを特徴としている。
【0012】本発明のインターホンシステムによれば、
上記のように構成されているので、人員を介することな
く、電気・ガス・水道の積算された計量カウント数を遠
隔地に伝送でき、現時点における使用料金等を住戸内の
モニタでリアルタイムで確認することができる。従っ
て、本発明のインターホンシステムにおいては、従来電
気・ガス・水道の使用量を検針するために派遣していた
検針員を削減することができ、また、従来行っていた郵
送手続を廃止することができると共に従来負担していた
請求書の郵送料も削減することができる。更に、各住戸
の居住者に対して、電気・ガス・水道の使用料金をリア
ルタイムで知らせることができ、ユーザフレンドリーの
サービスを提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインターホンシス
テムを適用した好ましい実施の形態例について、図面を
参照して詳述する。
【0014】図1は、本発明におけるインターホンシス
テムのシステム構成図、図2は、本発明におけるインタ
ーホンシステムのブロック図、図3は、本発明のインタ
ーホンシステムにおけるモニタ付き親機のモニタの画面
図を示している。
【0015】図1において、本発明のインターホンシス
テムは、集合住宅1、管理会社2、電気会社3、ガス会
社4および水道局5を備えており、集合住宅1は、第1
の電話回線TL1を介して中継点Pに接続され、この中
継点Pは、第2の電話回線TL2を介して管理会社2
に、第3の電話回線TL3を介して電気会社3に、第4
の電話回線TL4を介してガス会社4に、第5の電話回
線TL5を介して水道局5にそれぞれ接続され、これら
の電気会社3、ガス会社4および水道局5は、それぞ
れ、第6、第7、第8の電話回線TL6〜TL8を介し
て管理会社2に接続されている。
【0016】集合住宅1は、制御機11、管理サーバ1
2および複数の住戸13a、13b、…13nを備えて
おり、管理サーバ12は、第1の伝送路L1を介して制
御機11に接続され、この制御機11は、第1の電話回
線TL1および第2の伝送路L2に接続されている。
【0017】一方、複数の住戸13a、13b、…13
nは、それぞれ、住戸玄関子機14、アンテナ18(以
下、「送受信機用アンテナ18」という。)を有する住
戸RF送受信機15、モニタ166を有する親機16
(以下、「モニタ付き親機16」という。)およびアン
テナ19(以下、「メータ装置用アンテナ19」とい
う。)を有し、電気・ガス・水道の使用量を計量するR
Fメータ装置17を備えており、各住戸玄関子機14
は、それぞれ、第2の伝送路L2に接続されている。ま
た、各モニタ付き親機16は、それぞれ、第3の伝送路
L3を介して住戸玄関子機14に、第4の伝送路L4を
介して住戸RF送受信機15に接続されている。
【0018】次に、ブロック図に基づいて、本発明のイ
ンターホンシステムの詳細について説明する。図2にお
いて、本発明のインターホンシステムにおける各制御機
11は、それぞれ、電話回線接続回路111(以下、
「制御機電話回線接続回路111」という。)と、デー
タ処理回路112と、データ伝送接続回路113(以
下、「制御機データ伝送接続回路113」という。)と
を備えており、制御機電話回線接続回路111は、第1
の電話回線TL1およびデータ処理回路112に接続さ
れ、このデータ処理回路112は、第1の伝送路L1を
介して管理サーバ12に、制御機データ伝送接続回路1
13を介して第2の伝送路L2にそれぞれ接続されてい
る。
【0019】一方、管理会社2は、電話回線接続回路2
1(以下、「公共電話回線接続回路21」という。)と
顧客・公共料金情報サーバ22を、電気会社3は、電話
回線接続回路31(以下、「電気電話回線接続回路3
1」という。)と顧客・電気料金情報サーバ32を、ガ
ス会社4は、電話回線接続回路41(以下、「ガス電話
回線接続回路41」という。)と顧客・ガス料金情報サ
ーバ42を、水道局5は、電話回線接続回路51(以
下、「水道電話回線接続回路51」という。)と顧客・
水道料金情報サーバ52をそれぞれ備えている。ここ
で、顧客・公共料金情報サーバ22は、公共電話回線接
続回路21に接続され、この公共電話回線接続回路21
は、第2の電話回線TL2および第1の電話回線TL1
を介して制御機電話回線接続回路111に接続されてい
る。また、顧客・電気料金情報サーバ32は、電気電話
回線接続回路31に接続され、この電気電話回線接続回
路31は、第3の電話回線TL3および第1の電話回線
TL1を介して制御機電話回線接続回路111に、第6
の電話回線TL6を介して公共電話回線接続回路21接
続されている。更に、顧客・ガス料金情報サーバ42
は、ガス電話回線接続回路41に接続され、このガス電
話回線接続回路41は、第4の電話回線TL4および第
1の電話回線TL1を介して制御機電話回線接続回路1
11に、第7の電話回線TL7を介して公共電話回線接
続回路21接続されている。同様に、顧客・水道料金情
報サーバ52は、水道電話回線接続回路51に接続さ
れ、この水道電話回線接続回路51は、第5の電話回線
TL5および第1の電話回線TL1を介して制御機電話
回線接続回路111に、第8の電話回線TL8を介して
公共電話回線接続回路21接続されている。
【0020】各RFメータ装置17は、それぞれ、ガス
計量センサ171、水道計量センサ172、電気計量セ
ンサ173、計量カウンタ174、CPU175(以
下、「メータ装置CPU175」という。)およびRF
回路176(以下、「メータ装置RF回路176」とい
う。)を備えており、ガス計量センサ171、水道計量
センサ172および電気計量センサ173は、計量カウ
ンタ174を介してメータ装置CPU175に接続さ
れ、このメータ装置CPU175は、メータ装置RF回
路176を介してメータ装置用アンテナ19に接続され
ている。
【0021】各住戸玄関子機14は、それぞれ、ターミ
ナルコネクタ141を備えており、各ターミナルコネク
タ141は、第2の伝送路L2および後述する第2の親
機データ伝送接続回路161bに接続されている。な
お、制御機11に隣接するターミナルコネクタ141
は、第2の伝送路L2を介して制御機データ伝送接続回
路113にも接続されている。
【0022】各住戸RF送受信機15は、それぞれ、R
F回路151(以下、「送受信機RF回路151」とい
う。)およびデータ伝送接続回路152(以下、「送受
信機データ伝送接続回路152」という。)を備えてお
り、この送受信機データ伝送接続回路152は、送受信
機RF回路151を介して送受信機用アンテナ18に接
続されている。
【0023】各モニタ付き親機16は、それぞれ、第1
のデータ伝送接続回路161a(以下、「第1の親機デ
ータ伝送接続回路161a」という。)、第2のデータ
伝送接続回路161b(以下、「第2の親機データ伝送
接続回路161b」という。)、CPU162(以下、
「親機CPU162」という。)、パネル操作部16
3、外部出力ポート164、モニタドライバー165、
モニタ166、画面表示用メモリ168および第1〜第
4のメモリ167a〜167dを備えている。ここで、
各親機CPU162は、それぞれ、第1の親機データ伝
送接続回路161a、第2の親機データ伝送接続回路1
61b、パネル操作部163、外部出力ポート164、
モニタドライバー165、画面表示用メモリ168およ
び第1〜第4のメモリ167a〜167dに接続され、
モニタドライバー165にはモニタ166が接続されて
いる。なお、第1のメモリ167aは、後述するよう
に、住戸RF送受信機15から送信されてきた、積算さ
れた計量カウント数を記憶し、第2のメモリ167b
は、1カウント当たりの料金を記憶し、第3のメモリ1
67cは、所定期間内で積算された計量カウント数から
計算された公共料金の請求金額を記憶し、第4のメモリ
167dは、前回の請求金額を金融機関より徴収したこ
とを記憶する機能を有しており、また、画面表示メモリ
168は、第4のメモリ167dと、モニタ166で請
求金額を表示するためのメニュ画面のデータを記憶する
機能を有している。
【0024】次に、このように構成された本発明のイン
ターホンシステムの動作について説明する。
【0025】最初に、各住戸13a、13b、…13n
内の居住者が、各種公共料金のうち、例えば、電気の使
用量や電気料金の請求金額等をリアルタイムで確認する
場合について説明する。
【0026】図2および図3において、先ず、各住戸1
3a、13b、…13n内の居住者が、モニタ166に
表示された画面301(図3参照)に従って、モニタ付
き親機16のパネル操作部163の電気料金を表示する
画面302をタッチ操作すると、親機CPU162か
ら、電気料金に係るアクセス信号が出力され、このアク
セス信号が第1の親機データ伝送接続回路161aおよ
び第4の伝送路L4を介して送受信機データ伝送接続回
路152へ送出される。そうすると、このアクセス信号
は、送受信機RF回路151において高周波信号に変換
され、送受信機用アンテナ18から空間に放射され、メ
ータ装置用アンテナ19で受信される。メータ装置用ア
ンテナ19で受信された信号は、メータ装置RF回路1
76においてベースバンド信号に変換され、この変換信
号がメータ装置CPU175で検出されると、メータ装
置CPU175から電気料金に係るアクセス信号が出力
され、この電気料金に係るアクセス信号が計量カウンタ
174へ入力される。これにより、ガス計量センサ17
1、水道計量センサ172および電気計量センサ173
のうちから、電気計量センサ173が選択され、この電
気計量センサ173から計量カウント数が取り出され、
計量カウンタ174に入力される。
【0027】一方、計量カウンタ174において、電気
計量センサ173からの計量カウント数がそれぞれ積算
され、この積算された計量カウント数がメータ装置CP
U175を介してメータ装置RF回路176へ送出さ
れ、このメータ装置RF回路176において高周波信号
に変換され、メータ装置用アンテナ19から空間に放射
され、送受信機用アンテナ18で受信される。送受信機
用アンテナ18で受信された信号は、送受信機RF回路
151においてベースバンド信号に変換され、この変換
信号は、送受信機データ伝送接続回路152および第4
の伝送路L4を介して第1の親機データ伝送接続回路1
61aへ送出される。そして、この変換信号が親機CP
U162で検出されると、親機CPU162から積算さ
れた計量カウント数が出力され、この積算された計量カ
ウント数が第1のメモリ167aへ送出され、このメモ
リ167aに積算された計量カウント数が記憶される。
また、これと共に、親機CPU162の制御により、メ
モリ167aから現時点における計量カウント数および
過去の計量カウント数が、また、第2のメモリ167b
から1カウント当たりの料金データが、更に、画面表示
メモリ168から画像データがそれぞれ読み出され、こ
れらのデータが画面305(図3参照)に表示されるよ
うな画像データに加工される。そして、このように加工
された画像データは、モニタドライバー165へ送出さ
れ、モニタ166の画面上に、現在の電気料金309、
現時点における使用カウント数310、当月分の使用カ
ウント数および請求金額311および先月分の使用カウ
ント数および使用料金312が表示される。
【0028】以上の実施例においては、電気の使用量や
電気料金の請求金額等をリアルタイムで確認する場合に
ついて説明しているが、ガスおよび水道の使用量や使用
料金の請求金額等の場合も、上記と同様にして、リアル
タイムで確認することができる。
【0029】次に、電気・ガス・水道の公共機関、例え
ば、電気会社3が、各住戸13a、13b、…13nの
うち、例えば、住戸13aに対して、所定期間内の電気
の使用料金を請求する場合について説明する。
【0030】先ず、電気会社3の顧客・電気料金情報サ
ーバ32には、第3の電話回線TL3および第1の電話
回線TL1を通じて、住戸13aの第1メモリ167a
にアクセスすることにより、当該住戸13aの現時点に
おける電気の積算された計量カウント数に関するデータ
(以下、「コマンド1」という。)並びに電気会社3に
おける最新の1カウント当たりの料金に関するデータ
(以下、「コマンド2」という。)がそれぞれ格納され
ている。しかして、顧客・電気料金情報サーバ32から
読み出されれる住戸13aを識別するデータ、コマンド
1およびコマンド2は、電気電話回線接続回路31、第
3の電話回線TL3、第1の電話回線TL1および制御
機電話回線接続回路111を介してデータ処理回路11
2へ送出され、このデータ処理回路112において、顧
客・電気料金情報サーバ32からの要求、すなわち、住
戸13aの電気料金に関する請求が認識される。そうす
ると、データ処理回路112から、住戸13aに対し
て、コマンド1およびコマンド2が制御機データ伝送接
続回路113を介して第2の伝送路L2に送出される。
【0031】一方、第2の伝送路L2から送られてくる
コマンド1およびコマンド2は、第3の伝送路L3を介
して第2の親機データ伝送接続回路161bへ入力さ
れ、このコマンド1およびコマンド2が、親機CPU1
62で検出されると、親機CPU162からコマンド2
が出力され、このコマンド2が第2のメモリ167bへ
送出され、この第2のメモリ167bにおいてコマンド
2、すなわち、最新の1カウント当たりの電気料金に関
するデータが記憶される。また、これと共に親機CPU
162からコマンド1が出力され、このコマンド1が第
1の親機データ伝送接続回路161aおよび第4の伝送
路L4を介して送受信機データ伝送接続回路152へ送
出される。そして、送受信機データ伝送接続回路152
で受信されたコマンド1は、送受信機RF回路151に
おいて高周波信号に変換され、送受信機用アンテナ18
から空間に放射され、メータ装置用アンテナ19で受信
される。メータ装置用アンテナ19で受信された信号
は、メータ装置RF回路176においてベースバンド信
号に変換され、この変換信号がメータ装置CPU175
で検出されると、メータ装置CPU175から電気料金
に係るコマンド1が出力され、この電気料金に係るコマ
ンド1が計量カウンタ174へ入力される。これによ
り、電気計量センサ173が選択され、この電気計量セ
ンサ173から計量カウント数が取り出され、計量カウ
ンタ174に入力される。
【0032】一方、計量カウンタ174において、電気
計量センサ173からの計量カウント数がそれぞれ積算
され、この積算された計量カウント数がメータ装置CP
U175を介してメータ装置RF回路176へ送出さ
れ、このメータ装置RF回路176において高周波信号
に変換され、メータ装置用アンテナ19から空間に放射
され、送受信機用アンテナ18で受信される。送受信機
用アンテナ18で受信された信号は、送受信機RF回路
151においてベースバンド信号に変換され、この変換
信号は、送受信機データ伝送接続回路152および第4
の伝送路L4を介して第1の親機データ伝送接続回路1
61aへ送出される。そして、この変換信号が親機CP
U162で検出されると、親機CPU162から積算さ
れた計量カウント数が出力され、この積算された計量カ
ウント数が第2の親機データ伝送接続回路161bおよ
び第1のメモリ167aへ送出され、このメモリ167
aに積算された計量カウント数が記憶される。また、こ
れと共に、第2の親機データ伝送接続回路161bか
ら、積算された計量カウント数が第3の伝送路L3、第
2の伝送路L2および制御機データ伝送接続回路113
を介してデータ処理回路112へ送出され、このデータ
処理回路112から第1の伝送路L1を介して管理サー
バ12へ送出される。これにより、住戸13aにおいて
使用した最新の積算された計量カウント数が管理サーバ
12に記憶される。また、これと共に、制御機電話回線
接続回路111、第1の電話回線TL1および第3の電
話回線TL3を介して各住戸13aにおいて使用した最
新の積算された計量カウント数が電気電話回線接続回路
31へ送信される。そして、電気会社3における顧客・
電気料金情報サーバ32において、住戸13aにおいて
使用した最新の積算された計量カウント数が記憶され
る。
【0033】次に、顧客・電気料金情報サーバ32から
読み出される最新の1カウント当たりの料金データ、住
戸13aにおいて使用した最新の積算された計量カウン
ト数を基準にして計算された請求すべき金額(以下、
「コマンド3」という。)および前回の金額を金融機関
より徴収した記録(以下、「コマンド4」という。)
は、電気電話回線接続回路31、第3の電話回線TL
3、第1の電話回線TL1および制御機電話回線接続回
路111を介してデータ処理回路112へ送出され、こ
のデータ処理回路112から、コマンド3およびコマン
ド4が制御機データ伝送接続回路113および管理サー
バ12へ送出され、この管理サーバ12においてコマン
ド3およびコマンド4が記憶される。また、これと共
に、制御機データ伝送接続回路113から、コマンド3
およびコマンド4が第2の伝送路L2および第3の伝送
路L3を介して第2の親機データ伝送接続回路161b
へ送出され、このコマンド3およびコマンド4が親機C
PU162で検出されると、親機CPU162からコマ
ンド3およびコマンド4が出力され、これらのコマンド
3およびコマンド4が第3のメモリ167cおよび第4
のメモリ167dにそれぞれ送出されて、それぞれ第
3、第4のメモリ167c、167dに記憶される。そ
して、親機CPU162の制御により、画面表示用メモ
リ168から、画像データを読み出され、モニタードラ
イバー165を介して、モニタ166の画面305(図
3参照)に、今回使用したカウント数および請求金額を
示す表示311および引き落とし完了を示す313が表
示される。なお、住戸13aに送信されたデータは、外
部出力ポート164を介してプリントすることもでき
る。
【0034】以上の実施例においては、電気会社3から
住戸13aに対して、所定期間内の電気の使用料金を請
求する場合について説明しているが、ガス会社4若しく
は水道局5から住戸13a若しくは他の住戸13b、…
13nに対して、所定期間内にけるガス若しくは水道の
使用料金を請求する場合も、上記と同様にして行なわれ
る。
【0035】なお、以上の実施例においては、電気会社
3、ガス会社4若しくは又は水道局5から、個別に各住
戸13a、13b、…13nに対して、所定期間内にけ
る電気、ガス若しくは水道の使用料金を請求する場合に
ついて述べているが、次のようして、電気会社3、ガス
会社4および水道局5に替わって、管理会社2から、各
住戸13a、13b、…13nに対して公共料金の請求
を行なっても良い。すなわち、顧客・電気料金情報サー
バ32、顧客・ガス料金情報サーバ42および顧客・水
道料金情報サーバ52から、顧客の識別に関するデータ
と、当該顧客における電気・ガス・水道の計量カウント
数に関するデータおよび現時点における電気・ガス・水
道局3、4、5の1カウント当たりの料金に関するデー
タを読み出し、これらのデーを、第6〜第8の電話回線
TL6〜TL8を介して集合住宅1の管理をしている管
理会社2の顧客・公共料金情報サーバ22に送信し、蓄
積しておく。そして、所定期間経過した後に、管理会社
2から、各住戸13a、13b、…13nに対して公共
料金の請求を行う。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のインターホンシステムによれば、上記のように構成さ
れているので、人員を介することなく、電気・ガス・水
道の積算された計量カウント数を遠隔地に伝送でき、現
時点における使用料金等を住戸内のモニタ付き親機のモ
ニタでリアルタイムで確認することができる。従って、
本発明のインターホンシステムにおいては、従来電気・
ガス・水道の使用量を検針するために派遣していた検針
員を削減することができ、また、従来行っていた郵送手
続を廃止することができると共に従来負担していた請求
書の郵送料も削減することができる。更に、各住戸の居
住者に対して、電気・ガス・水道の使用料金をリアルタ
イムで知らせることができ、ユーザフレンドリーのサー
ビスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるインターホンシステムのシステ
ム構成図。
【図2】本発明におけるインターホンシステムのブロッ
ク図。
【図3】本発明のインターホンシステムにおけるモニタ
付き親機のモニタに表示された画面図。
【図4】従来におけるインターホンシステムのシステム
構成図。
【符号の説明】
13a、13b、…13n・・・・住戸 14・・・・住戸玄関子機 15・・・・住戸RF送受信機 16・・・・モニタ付き親機 164・・・・外部出力ポート 166・・・・モニタ 167a・・・・第1のメモリ 167b・・・・第2のメモリ 167c・・・・第3のメモリ 167d・・・・第4のメモリ 168・・・・画面表示メモリ 17・・・・RFメータ装置 171・・・・ガス計量センサ 172・・・・水道計量センサ 173・・・・電気計量センサ 174・・・・計量カウンタ 2・・・・管理会社 3・・・・電気会社 32・・・・顧客・電気料金情報サーバ 4・・・・ガス会社 42・・・・顧客・ガス料金情報サーバ 5・・・・水道局 52・・・・顧客・水道料金情報サーバ TL1・・・・第1の電話回線(電話回線)
フロントページの続き Fターム(参考) 2F073 AA07 AA08 AA09 AB01 BB01 BB09 BC02 CC03 CC07 CC14 DD02 DE11 EF09 FF01 FG01 FG02 GG01 GG09 5K038 AA05 CC11 DD22 GG05 5K048 BA34 BA36 5K101 KK12 LL04 MM07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】住戸(13a、13b、…13n)の住戸
    玄関子機(14)とモニタ(166)付き親機(16)
    間で呼出・通話が可能なインターホンシステムであっ
    て、 前記住戸に、ガス計量センサ(171)、水道計量セン
    サ(172)、電気計量センサ(173)からの計量カ
    ウント数を積算する計量カウンタ(174)を有し、積
    算された計量カウント数を送信し、積算された計量カウ
    ント数を送信するコマンドを受信するRFメータ装置
    (17)を設け、 前記住戸玄関子機に、前記RFメータ装置で積算された
    計量カウント数を受信し、前記コマンドを送信する住戸
    RF送受信機(15)を設け、 前記モニタ付き親機に、前記住戸RF送受信機から送信
    されてきた前記積算された計量カウント数を記憶してお
    くための第1のメモリ(167a)と、1カウント当た
    りの料金を記憶する第2のメモリ(167b)と、所定
    期間内で積算された計量カウント数から計算された公共
    料金の請求金額を記憶する第3のメモリ(167c)
    と、前回の請求金額を金融機関より徴収したことを記憶
    する第4のメモリ(167d)と、前記モニタで前記請
    求金額を表示するためのメニュ画面のデータを記憶する
    画面表示メモリ(168)とを備え、 電気・ガス・水道の各公共機関(3〜5)には、所定期
    間の料金請求を行う場合に、電話回線(TL1、TL3
    〜TL5)を通じて、前記RFメータ装置からの現時点
    の電気・ガス・水道の積算された計量カウント数および
    前記1カウント当たりの料金を第1および第2のメモリ
    にそれぞれ記憶し、前記第1のメモリにアクセスして前
    記現時点の電気・ガス・水道の積算された計量カウント
    数を得るための顧客・電気料金情報サーバ(32)、顧
    客・ガス料金情報サーバ(42)、顧客・水道料金情報
    サーバ(52)を設けたことを特徴とするインターホン
    システム。
  2. 【請求項2】前記モニタ付き親機に、前記第1のメモリ
    乃至第4のメモリに記憶されたデータを外部出力するた
    めの外部出力ポート(164)を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のインターホンシステム。
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