JP2002354560A - エネルギー供給管理システム - Google Patents

エネルギー供給管理システム

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JP2002354560A JP2001158307A JP2001158307A JP2002354560A JP 2002354560 A JP2002354560 A JP 2002354560A JP 2001158307 A JP2001158307 A JP 2001158307A JP 2001158307 A JP2001158307 A JP 2001158307A JP 2002354560 A JP2002354560 A JP 2002354560A
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Takeshi Ueda
毅 上田
Yasuhiro Yanagi
康裕 柳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電力使用量の集計業務にかかる費用を削減し、
分散型電源の導入に関する提案活動を円滑に行えるエネ
ルギー供給管理システムを提供する。 【解決手段】このシステムは、集合住宅1の各住戸2に
それぞれ設置され、当該住戸2の電力使用量を計測する
電力量計11と、集合住宅1の各住戸2にそれぞれ設置
され、インターネット3に常時接続サービスを利用して
接続されるホームサーバ12と、インターネット3を介
して各住戸2のホームサーバ12にそれぞれ接続される
管理会社側のサーバ4及び燃料供給会社側のサーバ5と
で構成され、各住戸2のホームサーバ12は対応する電
力量計11の計測データを取り込み、管理会社側のサー
バ4に逐次送信するとともに、燃料供給会社のサーバ5
から送信要求を受け取ると、電力量計11から計測デー
タを取り込んでサーバ5に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力使用量を把握
するためのエネルギー供給管理システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来は、電力事業者の検針員が各住戸を
回って、各住戸に設置された電力量計の目盛を読み取
り、各住戸の電力使用量を集計していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように電力事業
者の検針員は各住戸に設置された電力量計から電力使用
量を読み取って、電力使用量を集計しているので、電力
使用量の集計業務に多大な経費がかかるという問題があ
った。
【0004】また近年、集合住宅などへの分散型電源の
導入が進んでいるが、集合住宅に分散型電源を設置する
には、集合住宅内の各住戸の使用電力量を把握して、必
要な発電容量を予測する必要がある。しかしながら、従
来は検針員が各住戸に設置された電力量計の計測値を定
期的に読み取って、電力使用量を集計しているので、集
合住宅の電力需要を予測するのに手間がかかり、分散型
電源の導入に関する提案活動に素早く対応できないとい
う問題もあった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、電力使用量の集計業
務にかかる費用を削減するとともに、分散型電源の導入
に関する提案活動を円滑に行えるようにしたエネルギー
供給管理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、集合住宅の各住戸にそれぞれ
設置され、当該住戸の電力使用量を計測する電力量計
と、集合住宅内に設けられ常時接続サービスを利用して
インターネットに接続される接続装置と、集合住宅の各
住戸にそれぞれ設置され、集合住宅内に設けられたロー
カルネットワークを介して上記接続装置に接続される端
末装置と、インターネットを介して各端末装置にそれぞ
れ接続される管理センタ側のサーバとで構成され、上記
端末装置は、対応する電力量計の計測データを管理セン
タ側のサーバにインターネットを介して逐次送信するこ
とを特徴とし、各住戸の端末装置から電力使用量の計測
データをインターネットを介して管理センタ側のサーバ
へ送信させているので、集合住宅の各住戸の電力使用量
を遠隔から集計することができ、検針員が各住戸を回っ
て電力使用量を集計する場合に比べて、集計業務にかか
る経費を削減することができ、しかも各住戸の端末装置
からは常時接続サービスを利用してインターネットに接
続しているので、電力使用量の計測データを送信するの
に別途費用が発生することはない。また管理センタのサ
ーバでは、各住戸の電力使用量の計測データを把握して
いるので、この集合住宅に分散電源型の発電装置を設置
する場合は、必要な発電容量を迅速且つ正確に予想する
ことができ、管理センタの運営者が集合住宅の管理組合
などに対して発電設備の導入に関する提案活動を円滑に
行うことができる。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、管理センタ側のサーバは、各端末装置から送信さ
れた各住戸の電力使用量の計測データを用いて各住戸の
電力料金を計算し、課金処理を行うことを特徴とし、請
求項1の発明の作用に加えて、管理センタのサーバには
各住戸の電力使用量の計測データが送られてくるので、
課金処理を容易に行うことができる。また、管理センタ
の運営者がこの集合住宅の管理業務を行っている場合に
は、管理費用と一緒に電力料金を請求することによっ
て、集金処理にかかる費用はそのままで電力料金を徴収
することができる。
【0008】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され、対応する
電力量計の計測データに基づいて電力使用量に関わる情
報を表示する情報表示部を設けたことを特徴とし、請求
項1の発明の作用に加えて、各住戸の居住者が情報表示
部の表示から電力使用量に関わる情報をいつでも把握す
ることができる。
【0009】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、集合住宅の各住戸に供給する電力を発電する分散
型電源装置が設けられ、各住戸の端末装置から、上記分
散型電源装置に対して発電用の燃料を供給する燃料供給
者側のサーバへ、インターネットを介して電力使用量の
計測データが送信されることを特徴とし、請求項1の発
明の作用に加えて、この集合住宅の電力使用量のデータ
を、発電用の燃料を供給する燃料供給者にも共有させる
ことによって、燃料供給者が各集合住宅の電力使用量の
瞬時データを得ることができ、発電用の燃料の需要予測
が行いやすくなって、燃料の需給管理を適切に行うこと
ができる。
【0010】請求項5の発明では、集合住宅内に設置さ
れ、インターネットに常時接続サービスを利用して接続
される集合住宅側のサーバと、集合住宅の各住戸にそれ
ぞれ設置され、当該住戸の電力使用量を計測する電力量
計と、集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され、電力量計
の計測データを集合住宅側のサーバに送信する監視装置
と、インターネットを介して集合住宅側のサーバに接続
される管理センタのサーバとで構成され、集合住宅側の
サーバは、各住戸の監視装置から送信された電力量計の
計測データを管理センタ側のサーバにインターネットを
介して逐次送信することを特徴とし、集合住宅側のサー
バから、各住戸の電力使用量の計測データをインターネ
ットを介して管理センタ側のサーバへ送信させているの
で、集合住宅の各住戸の電力使用量を遠隔から集計する
ことができ、検針員が各住戸を回って電力使用量を集計
する場合に比べて、集計業務にかかる経費を削減するこ
とができ、しかも集合住宅側のサーバからは常時接続サ
ービスを利用してインターネットに接続しているので、
電力使用量の計測データを送信するのに別途費用が発生
することはない。また管理センタのサーバでは、各住戸
の電力使用量のデータを把握しているので、この集合住
宅に分散電源型の発電装置を設置する場合は、必要な発
電容量を迅速且つ正確に予想することができ、管理セン
タの運営者が集合住宅の管理組合などに対して発電設備
の導入に関する提案活動を円滑に行うことができる。
【0011】請求項6の発明では、請求項5の発明にお
いて、管理センタ側のサーバは、集合住宅側のサーバか
ら送信された各住戸の電力使用量の計測データを用いて
各住戸の電力料金を計算し、課金処理を行うことを特徴
とし、請求項5の発明の作用に加えて、管理センタのサ
ーバには各住戸の電力使用量の計測データが送られてく
るので、課金処理を容易に行うことができる。また、管
理センタの運営者がこの集合住宅の管理業務を行ってい
る場合には、管理費用と一緒に電力料金を請求すること
によって、集金処理にかかる費用はそのままで電力料金
を徴収することができる。
【0012】請求項7の発明では、請求項5の発明にお
いて、集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され、対応する
電力量計の計測データに基づいて電力使用量に関わる情
報を表示する情報表示部を設けたことを特徴とし、請求
項5の発明の作用に加えて、各住戸の居住者が情報表示
部の表示から電力使用量に関わる情報をいつでも把握す
ることができる。
【0013】請求項8の発明では、請求項5の発明にお
いて、集合住宅の各住戸に供給する電力を発電する分散
型電源装置が設けられ、集合住宅側のサーバから、上記
分散型電源装置に対して発電用の燃料を供給する燃料供
給者側のサーバへ、インターネットを介して各住戸の電
力使用量の計測データが送信されることを特徴とし、請
求項5の発明の作用に加えて、この集合住宅の電力使用
量のデータを、発電用の燃料を供給する燃料供給者にも
共有させることによって、燃料供給者が各集合住宅の電
力使用量の瞬時データを得ることができ、発電用の燃料
の需要予測が行いやすくなって、燃料の需給管理を適切
に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。
【0015】(実施形態1)本実施形態のエネルギー供
給管理システムの概略構成図を図1に、要部のブロック
図を図2にそれぞれ示す。尚、図2では図示を簡単にす
るためHUB15、ルータ16などを省略して図示して
ある。
【0016】本実施形態のエネルギー供給管理システム
は、集合住宅1内の各住戸2の電力使用量を集計するた
めに用いられる。
【0017】この集合住宅1の管理業務を行う管理会社
は集合住宅1内に分散型電源装置としての発電装置21
を設置し、燃料供給会社(燃料供給者)から発電用の燃
料の供給を受けて発電を行っている。そして、発電装置
21によって発電された電力は集合住宅1内に配設され
た電力配線22及び配電盤23を介して集合住宅1の各
住戸2に供給され、各住戸2に買電されている。
【0018】集合住宅1の各住戸2には、配電盤23か
ら引き込まれた電力配線22の途中に電力量計11がそ
れぞれ設置されている。電力量計11は、図2に示すよ
うに例えば入力電流及び入力電圧の検出結果から使用電
力を算出して、使用電力の積算値(電力量)が所定の単
位電力量に達すると検出信号を発生するとともに積算値
をリセットする電力検出部11aと、電力検出部11a
から検出信号が入力されると例えば一定時間(約100
mS)だけ出力電圧を5Vにクランプしたり、出力端子
間を短絡するなどして出力信号を後述のホームサーバ1
2に出力する信号出力部11bとで構成される。なお、
集合住宅1では各住戸2の電力使用量をそれぞれ計測す
る電力量計11が1箇所にまとめて設置された場合、各
住戸2から電力量計11までの距離がそれぞれ異なるの
で、構内の電力配線22による電力損失が各住戸2の位
置によってばらつき、電力使用量の検出精度にばらつき
が生じる虞があり、そのため各住戸2内に電力量計11
を設置している。
【0019】また、集合住宅1の各住戸2にはホームサ
ーバ12と情報端末13とがそれぞれ設置されている。
ホームサーバ12は、信号出力部11bの出力信号を受
けてパルス状の受信信号を発生する信号受信部12a
と、信号受信部12aの発生する受信信号の数をカウン
トする信号カウント部12bと、一定時間毎(例えば1
時間毎或いは1日毎)にトリガ信号を発生するタイマ部
12cと、タイマ部12cからトリガ信号が入力される
と信号カウント部12bのカウント値を取り込んで、保
存する累積データ保存部12dと、インターネット3を
介して接続されるクライアント機器5’(すなわち燃料
供給会社のサーバ5)からの送信要求信号を受信する
と、累積データ保存部12dに保存された電力使用量の
計測データを読み込んで当該クライアント機器5’に出
力するサーバ部12eと、タイマ部12cからトリガ信
号が入力されると累積データ保存部12dに保存された
電力使用量の計測データを読み込み、インターネット3
を介して接続されたサーバ機器4’(すなわち管理会社
側のサーバ4)に送信するパケット生成出力部12fと
で構成される。
【0020】各住戸2のホームサーバ12は、集合住宅
1内に敷設されたLAN回線14を介してスイッチング
HUB15に接続されており、スイッチングHUB15
はルータ16を介してインターネット3に接続されてい
る。また、管理会社のサーバ4及び燃料供給会社のサー
バ5もインターネット3に接続されており、サーバ4,
5からインターネット3と構内のLAN回線14とを介
してホームサーバ12にアクセスすることができ、ホー
ムサーバ12から電力使用量のデータを送信させること
ができる。なお、この集合住宅1ではインターネット3
とルータ16との間を専用線で接続しており、インター
ネット3への常時接続サービスを提供しているので、こ
の常時接続サービスを利用して電力使用量の計測データ
を送信すれば、電力使用量の計測データを送信に対する
のに別途費用が発生することはない。ここに、スイッチ
ングHUB15とルータ16とで接続装置が構成され
る。
【0021】以下にこのエネルギー供給管理システムの
動作を図3乃至図5を参照して説明する。
【0022】先ず、電力使用量の計測データをホームサ
ーバ12に保存する処理について図3を参照して説明す
る。住戸2内の電気機器で電力が消費されると、配電盤
23から入力電流が流れ込むので(図3のa)、電力量
計11の電力検出部11aでは入力電流を検出すること
によって使用電力の積算値が求められる。そして、使用
電力の積算値が一定の単位電力量に達すると(図3の
b)、電力検出部11aが信号出力部11bに検出信号
を出力し(図3のc)、この検出信号を受けて信号出力
部11bが信号受信部12aに対して出力信号を出力す
る(図3のd)。信号受信部12aは信号出力部11b
の出力信号を受信すると、パルス状の受信信号を発生し
(図3のe)、この受信信号の数を信号カウント部12
bがカウントする(図3のf)。信号カウント部12b
のカウント値は、信号受信部12aの発生した受信信号
の数に等しく、このカウント値と単位電力量とを乗算す
ることによってこの住戸2の電力使用量を求めることが
できる。
【0023】ここで、タイマ部12cは一定時間毎にト
リガ信号を発生しており、このトリガ信号が累積データ
保存部12dに入力されると(図3のg)、累積データ
保存部12dは信号カウント部12bに対してカウント
値のデータを要求し(図3のh)、信号カウント部12
bから出力されたデータを保存する(図3のi)。
【0024】次に、クライアント機器5’(燃料供給会
社のサーバ5)からのデータ要求に対するホームサーバ
12の処理について図4を参照して説明する。クライア
ント機器5’からインターネット3を介してホームサー
バ12のサーバ部12eにデータ要求信号が入力される
と(図4のa)、サーバ部12eは累積データ保存部1
2dに対してカウント値のデータを要求し(図4の
b)、累積データ保存部12dからカウント値が入力さ
れると(図4のc)、このカウント値をインターネット
3を介してクライアント機器5’に出力する(図4の
d)。クライアント機器5’ではホームサーバ12から
入力されたカウント値のデータを処理して、各住戸2の
電力使用量を把握する。
【0025】さらに、ホームサーバ12からサーバ機器
4’(管理会社側のサーバ4)へカウント値のデータを
送信する処理について図5を参照して説明する。タイマ
部12cは一定時間毎にトリガ信号を発生しており、こ
のトリガ信号がパケット生成出力部12fに入力される
と(図5のa)、パケット生成出力部12fは累積デー
タ保存部12dに対してカウント値のデータを要求し
(図5のb)、累積データ保存部12dからカウント値
のデータが入力されると(図5のc)、このカウント値
をインターネット3を介してサーバ機器4’に出力する
(図5のd)。サーバ機器4’ではホームサーバ12か
ら入力されたカウント値のデータを処理して、各住戸2
の電力使用量を把握する。
【0026】以上説明したように、本実施形態のエネル
ギー供給管理システムでは、集合住宅1の各住戸2の電
力使用量をインターネット3を介して管理会社側のサー
バ4へ送信させているので、各住戸2の電力使用量を遠
隔から集計することができ、検針員が各住戸2を回って
電力使用量を集計する場合に比べて、集計業務にかかる
経費を削減することができる。また管理会社のサーバ4
では、各住戸2の電力使用量のデータを把握しているの
で、この集合住宅1に分散電源型の発電装置21を設置
する場合は、必要な発電容量を迅速且つ正確に予想する
ことができ、集合住宅1の管理組合などに対して発電設
備の導入に関する提案活動を円滑に行うことができる。
また電力使用量の実績から最適な料金プラン(契約アン
ペア)を提案することもでき、より良いサービスを提供
することができる。
【0027】また、管理会社側のサーバ4により、この
サーバ4に蓄積された各住戸2の電力使用量のデータを
用いて、各住戸2の電力料金を計算し、課金処理を行う
ようにしても良く、管理費用と共に電力料金を請求する
ようにすれば、集金処理に関する費用はそのままで電力
料金を徴収することができる。また更に、燃料供給会社
のサーバ5では、インターネット3を介して各住戸2の
ホームサーバ12にアクセスし、ホームサーバ12から
当該住戸の電力使用量のデータを送信させており、この
集合住宅1の電力使用量のデータを発電装置21を運用
する管理会社側のサーバ4と共有することによって、各
集合住宅の電力使用量の瞬時データを得ることができ、
発電用の燃料の需要予測が行いやすくなり、燃料の需給
管理を適切に行うことができる。
【0028】また従来は、各住戸2の入居者が月に一度
の検針時にしか電力使用量を把握できなかったが、各住
戸2ではホームサーバ12が、電力量計11から読み込
んだ電力使用量のデータに基づいて、瞬時使用量や月間
使用量や電力料金などのデータを作成して情報端末13
に表示させたり、前年との比較結果を表示させたりして
いるので、電力使用量や電力料金などのデータを逐次把
握することができる。
【0029】また、管理会社が複数の集合住宅1の管理
業務を代行し、各集合住宅1の住戸2に対して買電する
場合は、複数の集合住宅1に設置した発電装置21の発
電用の燃料を燃料供給会社から一括して購入することに
より、安価に燃料供給を受けることができ、発電コスト
の低減を図るとともに、電気料金を低減することができ
る。
【0030】(実施形態2)本実施形態のエネルギー供
給管理システムの概略構成図を図6に、要部のブロック
図を図7にそれぞれ示す。尚、図7では図示を簡単にす
るためルータ16などを省略して図示してある。
【0031】実施形態1では集合住宅1の構内にLAN
回線14を敷設しており、管理会社や燃料供給会社のサ
ーバ4,5から、インターネット3とLAN回線14と
を介して各住戸2に設置されたホームサーバ12にアク
セスして電力使用量のデータを送信させているのに対し
て、本実施形態では集合住宅1内にルータ16を介して
インターネット3に接続される共用サーバ18を1台設
置し、各住戸2に設置された住宅情報盤17から集合住
宅1内に敷設されたHA幹線31と後述の警報監視盤1
9とを介して共用サーバ18に電力使用量のデータを出
力させており、既設のHA幹線31とは別にLAN回線
14を引き回す必要がなく、コストダウンを図ってい
る。そして、管理会社や燃料供給会社のサーバ4,5か
らは、インターネット3を介して共用サーバ18にアク
セスし、電力使用量の計測データを送信させている。
尚、エネルギー供給管理システムの基本的な構成は実施
形態1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符
号を付して、その説明は省略する。
【0032】集合住宅1の各住戸2には、共同玄関に設
置されたロビーインターホン30や各戸の玄関に設置さ
れたインターホン(図示せず)との間で通話を行った
り、住戸2内に設置された火災感知器(図示せず)など
の警報を監視するための住宅情報盤17が設置されてお
り、住宅情報盤17はHA幹線31を介して管理人室な
どに設置された警報監視盤19に接続されている。ま
た、警報監視盤19はHA幹線31を介してロビーイン
ターホン30や共用サーバ18に接続されている。
【0033】住宅情報盤17は、図7に示すように、信
号出力部11bの出力信号を受けてパルス状の受信信号
を発生する信号受信部17aと、信号受信部17aの発
生する受信信号の数をカウントする信号カウント部17
bと、警報監視盤19との間でデータを送受信する通信
送受信部17cとを備える。
【0034】また、共用サーバ18は、警報監視盤19
との間でデータを送受信する通信送受信部18aと、一
定時間毎(例えば1時間毎或いは1日毎)にトリガ信号
を発生するタイマ部18cと、タイマ部18cからトリ
ガ信号が入力されると、通信送受信部18aと警報監視
盤19と通信送受信部17cとを介して信号カウント部
12bのカウント値を取り込んで保存する累積データ保
存部18bと、インターネット3を介して接続されるク
ライアント機器5’(燃料供給会社のサーバ5など)か
らの送信要求信号を受信すると、累積データ保存部18
bに保存された電力使用量のデータを読み込んで当該ク
ライアント機器5’に出力するサーバ部18dと、タイ
マ部18cからトリガ信号が入力されると累積データ保
存部18bに保存された電力使用量のデータを読み込
み、インターネット3を介して接続されたサーバ機器
4’(管理会社のサーバ4)に送信するパケット生成出
力部18eとを備えている。
【0035】以下にこのエネルギー供給管理システムの
動作を図8乃至図10を参照して説明する。尚、図8乃
至図10では通信送受信部17c,18a及び警報監視
盤19を省略して図示してある。
【0036】先ず、電力使用量のデータを住宅情報盤1
7に保存する処理について図8を参照して説明する。住
戸2内の電気機器で電力が消費されると、配電盤23か
ら入力電流が流れ込むので(図8のa)、電力量計11
の電力検出部11aでは入力電流を検出することによっ
て使用電力の積算値を求める。そして、使用電力の積算
値が一定の単位電力量に達すると(図8のb)、電力検
出部11aが信号出力部11bに検出信号を出力し(図
8のc)、この検出信号を受けて信号出力部11bが信
号受信部17aに対して出力信号を出力する(図8の
d)。信号受信部17aは信号出力部11bの出力信号
を受信すると、パルス状の受信信号を発生し(図8の
e)、この受信信号の数を信号カウント部17bがカウ
ントする(図8のf)。信号カウント部17bのカウン
ト値は、信号受信部17aの発生した受信信号の数に等
しく、このカウント値と単位電力量とを乗算することに
よってこの住戸2の電力使用量を求めることができる。
【0037】ここで、タイマ部18cは一定時間毎にト
リガ信号を発生しており、このトリガ信号が累積データ
保存部18bに入力されると(図8のg)、累積データ
保存部18bは通信送受信部18aと警報監視盤19と
通信送受信部17cとを介して信号カウント部17bに
カウント値のデータを要求し(図8のh)、信号カウン
ト部17bから通信送受信部18aと警報監視盤19と
通信送受信部17cとを介して送信されたカウント値の
データを保存する(図3のi)。
【0038】次に、クライアント機器5’(すなわち燃
料供給会社のサーバ5)からのデータ要求に対する住宅
情報盤17の処理について図9を参照して説明する。ク
ライアント機器5’からインターネット3を介して共用
サーバ18のサーバ部18dにデータ要求信号が入力さ
れると(図9のa)、サーバ部18dは累積データ保存
部18bに対してカウント値のデータを要求し(図9の
b)、累積データ保存部18bからカウント値が入力さ
れると(図9のc)、このカウント値をインターネット
3を介してクライアント機器5’に出力する(図9の
d)。クライアント機器5’では住宅情報盤17から入
力されたカウント値のデータを処理して、各住戸2の電
力使用量を把握する。
【0039】さらに、住宅情報盤17からサーバ機器
4’(管理会社側のサーバ4)へカウント値のデータを
送信する処理について図10を参照して説明する。タイ
マ部18cは一定時間毎にトリガ信号を発生しており、
このトリガ信号がパケット生成出力部18eに入力され
ると(図10のa)、パケット生成出力部18eは累積
データ保存部18bに対してカウント値のデータを要求
し(図10のb)、累積データ保存部18bからカウン
ト値のデータが入力されると(図10のc)、このカウ
ント値をインターネット3を介してサーバ機器4’に出
力する(図10のd)。サーバ機器4’では住宅情報盤
17から入力されたカウント値のデータを処理して、各
住戸2の電力使用量を把握する。
【0040】以上説明したように、本実施形態のエネル
ギー供給管理システムでは、集合住宅1に設けた共用サ
ーバ18に、各住戸2の住宅情報盤17が検出した電力
使用量の計測データを蓄積させ、共用サーバ18からイ
ンターネット3を介して管理会社側のサーバ4へ電力使
用量のデータを送信させているので、各住戸2の電力使
用量を遠隔から集計することができ、検針員が各住戸2
を回って電力使用量を集計する場合に比べて、集計業務
にかかる経費を削減することができる。
【0041】また管理会社のサーバ4では、各住戸2の
電力使用量のデータを把握しているので、この集合住宅
1に分散電源型の発電装置21を設置する場合は、必要
な発電容量を迅速且つ正確に予想することができ、集合
住宅1の管理組合などに対して発電設備の導入に関する
提案活動を円滑に行うことができる。また電力使用量の
実績から最適な料金プラン(契約アンペア)を提案する
こともでき、より良いサービスを提供することができ
る。
【0042】また、管理会社側のサーバ4により、この
サーバ4に蓄積された各住戸2の電力使用量のデータを
用いて、各住戸2の電力料金を計算し、課金処理を行う
ようにしても良く、管理費用と共に電力料金を請求する
ようにすれば、集金処理に関する費用はそのままで電力
料金を徴収することができる。また更に、燃料供給会社
のサーバ5では、インターネット3を介して共用サーバ
18にアクセスし、共用サーバ18から各住戸2の電力
使用量のデータを送信させており、この集合住宅1の電
力使用量のデータを発電装置21を運用する管理会社側
のサーバ4と共有することによって、各集合住宅1の電
力使用量の瞬時データを得ることができ、発電用の燃料
の需要予測が行いやすくなって、燃料の需給管理を適切
に行うことができる。
【0043】また従来は、各住戸2の入居者が月に一度
の検針時にしか電力使用量を把握できなかったが、各住
戸2では住宅情報盤17が、電力量計11から読み込ん
だ電力使用量のデータに基づいて、瞬時使用量や月間使
用量や電力料金などのデータを作成してLCDのような
モニタ画面17dに表示させたり、前年との比較結果を
表示させたりしているので、電力使用量や電力料金など
のデータを逐次把握することができる。
【0044】また、管理会社が複数の集合住宅1の管理
業務を代行し、各集合住宅1の住戸2に対して買電する
場合は、複数の集合住宅1に設置した発電装置21の発
電用の燃料を燃料供給会社から一括して購入することに
より、安価に燃料供給を受けることができ、発電コスト
の低減を図るとともに、電気料金を低減することができ
る。
【0045】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、集合
住宅の各住戸にそれぞれ設置され、当該住戸の電力使用
量を計測する電力量計と、集合住宅内に設けられ常時接
続サービスを利用してインターネットに接続される接続
装置と、集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され、集合住
宅内に設けられたローカルネットワークを介して上記接
続装置に接続される端末装置と、インターネットを介し
て各端末装置にそれぞれ接続される管理センタ側のサー
バとで構成され、上記端末装置は、対応する電力量計の
計測データを管理センタ側のサーバにインターネットを
介して逐次送信することを特徴とし、各住戸の端末装置
から電力使用量の計測データをインターネットを介して
管理センタ側のサーバへ送信させているので、集合住宅
の各住戸の電力使用量を遠隔から集計することができ、
検針員が各住戸を回って電力使用量を集計する場合に比
べて、集計業務にかかる経費を削減できるという効果が
あり、しかも各住戸の端末装置からは常時接続サービス
を利用してインターネットに接続しているので、電力使
用量の計測データを送信するのに別途費用が発生するこ
とはない。また管理センタのサーバでは、各住戸の電力
使用量の計測データを把握しているので、この集合住宅
に分散電源型の発電装置を設置する場合は、必要な発電
容量を迅速且つ正確に予想することができ、管理センタ
の運営者が集合住宅の管理組合などに対して発電設備の
導入に関する提案活動を円滑に行えるという効果があ
る。
【0046】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、管理センタ側のサーバは、各端末装置から送信され
た各住戸の電力使用量の計測データを用いて各住戸の電
力料金を計算し、課金処理を行うことを特徴とし、請求
項1の発明の作用に加えて、管理センタのサーバには各
住戸の電力使用量の計測データが送られてくるので、課
金処理を容易に行えるという効果がある。また、管理セ
ンタの運営者がこの集合住宅の管理業務を行っている場
合には、管理費用と一緒に電力料金を請求することによ
って、集金処理にかかる費用はそのままで電力料金を徴
収することができるという効果がある。
【0047】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され、対応する電
力量計の計測データに基づいて電力使用量に関わる情報
を表示する情報表示部を設けたことを特徴とし、請求項
1の発明の作用に加えて、各住戸の居住者が情報表示部
の表示から電力使用量に関わる情報をいつでも把握する
ことができるという効果がある。
【0048】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、集合住宅の各住戸に供給する電力を発電する分散型
電源装置が設けられ、各住戸の端末装置から、上記分散
型電源装置に対して発電用の燃料を供給する燃料供給者
側のサーバへ、インターネットを介して電力使用量の計
測データが送信されることを特徴とし、請求項1の発明
の作用に加えて、この集合住宅の電力使用量のデータ
を、発電用の燃料を供給する燃料供給者にも共有させる
ことによって、燃料供給者が各集合住宅の電力使用量の
瞬時データを得ることができ、発電用の燃料の需要予測
が行いやすくなって、燃料の需給管理を適切に行えると
いう効果がある。
【0049】請求項5の発明は、集合住宅内に設置さ
れ、インターネットに常時接続サービスを利用して接続
される集合住宅側のサーバと、集合住宅の各住戸にそれ
ぞれ設置され、当該住戸の電力使用量を計測する電力量
計と、集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され、電力量計
の計測データを集合住宅側のサーバに送信する監視装置
と、インターネットを介して集合住宅側のサーバに接続
される管理センタのサーバとで構成され、集合住宅側の
サーバは、各住戸の監視装置から送信された電力量計の
計測データを管理センタ側のサーバにインターネットを
介して逐次送信することを特徴とし、集合住宅側のサー
バから、各住戸の電力使用量の計測データをインターネ
ットを介して管理センタ側のサーバへ送信させているの
で、集合住宅の各住戸の電力使用量を遠隔から集計する
ことができ、検針員が各住戸を回って電力使用量を集計
する場合に比べて、集計業務にかかる経費を削減できる
という効果があり、しかも集合住宅側のサーバからは常
時接続サービスを利用してインターネットに接続してい
るので、電力使用量の計測データを送信するのに別途費
用が発生することはない。また管理センタのサーバで
は、各住戸の電力使用量のデータを把握しているので、
この集合住宅に分散電源型の発電装置を設置する場合
は、必要な発電容量を迅速且つ正確に予想することがで
き、管理センタの運営者が集合住宅の管理組合などに対
して発電設備の導入に関する提案活動を円滑に行えると
いう効果がある。
【0050】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、管理センタ側のサーバは、集合住宅側のサーバから
送信された各住戸の電力使用量の計測データを用いて各
住戸の電力料金を計算し、課金処理を行うことを特徴と
し、請求項5の発明の作用に加えて、管理センタのサー
バには各住戸の電力使用量の計測データが送られてくる
ので、課金処理を容易に行えるという効果がある。ま
た、管理センタの運営者がこの集合住宅の管理業務を行
っている場合には、管理費用と一緒に電力料金を請求す
ることによって、集金処理にかかる費用はそのままで電
力料金を徴収できるという効果がある。
【0051】請求項7の発明は、請求項5の発明におい
て、集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され、対応する電
力量計の計測データに基づいて電力使用量に関わる情報
を表示する情報表示部を設けたことを特徴とし、請求項
5の発明の作用に加えて、各住戸の居住者が情報表示部
の表示から電力使用量に関わる情報をいつでも把握する
ことができるという効果がある。
【0052】請求項8の発明は、請求項5の発明におい
て、集合住宅の各住戸に供給する電力を発電する分散型
電源装置が設けられ、集合住宅側のサーバから、上記分
散型電源装置に対して発電用の燃料を供給する燃料供給
者側のサーバへ、インターネットを介して各住戸の電力
使用量の計測データが送信されることを特徴とし、請求
項5の発明の作用に加えて、この集合住宅の電力使用量
のデータを、発電用の燃料を供給する燃料供給者にも共
有させることによって、燃料供給者が各集合住宅の電力
使用量の瞬時データを得ることができ、発電用の燃料の
需要予測が行いやすくなって、燃料の需給管理を適切に
行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のエネルギー供給管理システムの概
略構成図である。
【図2】同上の要部を示すブロック図である。
【図3】同上の動作を説明する説明図である。
【図4】同上の別の動作を説明する説明図である。
【図5】同上のまた別の動作を説明する説明図である。
【図6】実施形態2のエネルギー供給管理システムの概
略構成図である。
【図7】同上の要部を示すブロック図である。
【図8】同上の動作を説明する説明図である。
【図9】同上の別の動作を説明する説明図である。
【図10】同上のまた別の動作を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
1 集合住宅 2 住戸 3 インターネット 4,5 サーバ 11 電力量計 12 ホームサーバ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/01 G08B 25/01 A 25/10 25/10 D H04M 9/00 H04M 9/00 H Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA04 AA10 AA24 AA25 BB12 BB13 BB74 BB76 DD26 DD34 EE12 EE15 FF01 FF02 FF19 GG09 GG37 5K038 CC12 DD22 GG05 5K048 BA34 BA35 BA51 DC03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され、当
    該住戸の電力使用量を計測する電力量計と、集合住宅内
    に設けられ常時接続サービスを利用してインターネット
    に接続される接続装置と、集合住宅の各住戸にそれぞれ
    設置され、集合住宅内に設けられたローカルネットワー
    クを介して上記接続装置に接続される端末装置と、イン
    ターネットを介して各端末装置にそれぞれ接続される管
    理センタ側のサーバとで構成され、上記端末装置は、対
    応する電力量計の計測データを管理センタ側のサーバに
    インターネットを介して逐次送信することを特徴とする
    エネルギー供給管理システム。
  2. 【請求項2】管理センタ側のサーバは、各端末装置から
    送信された各住戸の電力使用量の計測データを用いて各
    住戸の電力料金を計算し、課金処理を行うことを特徴と
    する請求項1記載のエネルギー供給管理システム。
  3. 【請求項3】集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され、対
    応する電力量計の計測データに基づいて電力使用量に関
    わる情報を表示する情報表示部を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のエネルギー供給管理システム。
  4. 【請求項4】集合住宅の各住戸に供給する電力を発電す
    る分散型電源装置が設けられ、各住戸の端末装置から、
    上記分散型電源装置に対して発電用の燃料を供給する燃
    料供給者側のサーバへ、インターネットを介して電力使
    用量の計測データが送信されることを特徴とする請求項
    1記載のエネルギー供給管理システム。
  5. 【請求項5】集合住宅内に設置され、インターネットに
    常時接続サービスを利用して接続される集合住宅側のサ
    ーバと、集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され、当該住
    戸の電力使用量を計測する電力量計と、集合住宅の各住
    戸にそれぞれ設置され、電力量計の計測データを集合住
    宅側のサーバに送信する監視装置と、インターネットを
    介して集合住宅側のサーバに接続される管理センタのサ
    ーバとで構成され、集合住宅側のサーバは、各住戸の監
    視装置から送信された電力量計の計測データを管理セン
    タ側のサーバにインターネットを介して逐次送信するこ
    とを特徴とするエネルギー供給管理システム。
  6. 【請求項6】管理センタ側のサーバは、集合住宅側のサ
    ーバから送信された各住戸の電力使用量の計測データを
    用いて各住戸の電力料金を計算し、課金処理を行うこと
    を特徴とする請求項5記載のエネルギー供給管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され、対
    応する電力量計の計測データに基づいて電力使用量に関
    わる情報を表示する情報表示部を設けたことを特徴とす
    る請求項5記載のエネルギー供給管理システム。
  8. 【請求項8】集合住宅の各住戸に供給する電力を発電す
    る分散型電源装置が設けられ、集合住宅側のサーバか
    ら、上記分散型電源装置に対して発電用の燃料を供給す
    る燃料供給者側のサーバへ、インターネットを介して各
    住戸の電力使用量の計測データが送信されることを特徴
    とする請求項5記載のエネルギー供給管理システム。
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