JP2016144146A - 情報配信装置、情報配信システム、情報配信方法及びインターホン端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】住宅のインターホンシステムを含む複数種類の表示端末に情報を表示させる情報配信システムにおいて、端末に応じた画面の表示を可能とすると共に配信対象の情報の管理負担を軽減すること。【解決手段】インターホン親機4を含む情報表示端末に対して情報を配信する情報配信サーバ1であって、ブラウザ識別子を含む配信要求を取得し、コンテンツに対してブラウザ識別子毎に配信が有効であるか無効であるかが関連付けられたページテーブルを参照し、配信要求に含まれるブラウザ識別子に対して、配信が有効であることが関連付けられているコンテンツを含む表示情報を生成して送信することを特徴とする。【選択図】図17
Description
本発明は、情報配信装置、情報配信システム、情報配信方法及びインターホン端末に関する。
住宅のインターホンシステムにおいては、住宅内にインターホン親機が設けられると共に住宅の入り口にインターホン子機が設けられ、子機と親機との通信によって住宅の居住者と来訪者との対話が可能となる。また、来訪者の確認のため、子機側に設けられたカメラによって撮影された映像が親機側に設けられた表示装置に表示される機能が用いられることもある。
また、親機側に設けられた表示装置を有効に活用するため、インターホン親機に様々な情報を表示させるための機能が設けられる場合がある。このように構成されたインターホン親機のユーザインタフェースとしての機能を活用するため、インターホン親機に様々な情報を表示させることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
インターホン親機に表示させる情報の例として、例えば住宅における電気、ガス、水道等の使用料や、マンション等の集合住宅における共有設備の予約情報等が考えられる。また、住宅が含まれる地域に対して発信される情報を表示することにより居住者の利便性を向上することも考えられる。
このような情報の配信、閲覧機能は、インターホン親機に限らず、一般的なPC(Personal Computer)やスマートフォン、タブレット端末等のモバイル端末からも利用可能に構成されることにより、ユーザの利便性を向上することが出来る。従って、システムの構築に際しては、様々な端末からアクセス可能な情報配信の方式を構築することが好ましい。
他方、配信された情報をインターホン親機で閲覧する場合、PCで閲覧する場合、モバイル端末で閲覧する場合、夫々において、端末の画面サイズや操作性の差異により、ユーザにとって利便性の高い表示画面が異なる。従って、上述した情報配信システムにおいては、情報の配信先の端末に応じて異なる表示情報が提供されることが好ましい。
例えば、PCやモバイル端末のようにウェブサイトの表示に適した端末の場合には、より多くの情報をユーザに伝えるために、画面上に多くの情報を含めることが求められる。他方、インターホン親機のように、ハードウェア性能や操作性が限定された端末の場合には、最低限の情報のみに限定することによって可能な限り情報量を削減し、インタラクティブ性の高い表示を行うことが求められる。このような端末による表示の変更は、夫々の端末がアクセスするアクセス先の変更や、夫々の端末に応じたウェブページを用意することによって実現することが可能である。
しかしながら、そのようなシステムの場合、管理するべき情報ページが多種になり、管理負担が増大する。また、表示させるべき情報の種類、即ちコンテンツが増えた場合、増えたコンテンツを追加するために情報ページを更新することとなる。その場合においても端末毎の情報ページを設ける場合には、管理負担が倍増することとなる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、住宅のインターホンシステムを含む複数種類の表示端末に情報を表示させる情報配信システムにおいて、端末に応じた画面の表示を可能とすると共に配信対象の情報の管理負担を軽減することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、住宅内に設置されたインターホン端末を含む端末であって、配信された情報に基づいて情報を表示する情報表示プログラムを有する情報表示端末に対して情報を配信する情報配信装置であって、情報を前記情報表示端末に表示させるための表示情報の要求であって、前記情報表示プログラムを識別するプログラム識別子を含む配信要求を受信する配信要求受信部と、前記表示情報に含まれ得る複数種類の項目情報について、前記プログラム識別子毎に配信が有効であるか無効であるかが関連付けられた配信判断情報を記憶している配信判断情報記憶部と、受信された前記配信要求に含まれる前記プログラム識別子に対して、前記配信判断情報において配信が有効であることが関連付けられている前記項目情報を含む前記表示情報を生成する表示情報生成部と、生成された前記表示情報を前記配信要求の要求元に送信する情報配信部とを含むことを特徴とする情報配信装置。
本発明によれば、住宅のインターホンシステムを含む複数種類の表示端末に情報を表示させる情報配信システムにおいて、端末に応じた画面の表示を可能とすると共に配信対象の情報の管理負担を軽減することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本実施形態においては、マンション等の集合住宅に設置されるインターホンにおいて住宅内に設置されるインターホン親機に情報を配信する情報配信システムを例として説明する。そのようなシステムにおいて、インターホン親機以外の情報端末にも情報を配信することが可能であり、情報の配信先の端末に応じた画面を効率的に配信することが本実施形態に係る要旨の1つである。
図1は、本実施形態に係る情報配信システムの運用形態を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るシステムは、情報配信サーバ1、情報提供サーバ2、複数のクライアント端末3及びインターホン親機4が、インターネットのような公衆回線を介して接続されて構成されている。
情報配信サーバ1は、クライアント端末3及びインターホン親機4に対してネットワークを介して情報を配信する情報配信装置である。情報配信サーバ1が配信する情報は、情報配信サーバ1において管理されている情報の他、情報提供サーバ2から提供される情報に基づいて生成された画面表示のための情報である。これらの情報が配信対象の情報であり、上述したように複数種類の情報が含まれる。
クライアント端末3は、情報配信サーバ1から配信される情報を表示するための一般的な情報処理端末であり、図1に示すようにPC(Personal Computer)やスマートフォン、タブレット端末によって実現される。クライアント端末3が情報表示端末として用いられる。クライアント端末3には一般的なウェブブラウザがインストールされており、情報配信サーバ1から配信された情報はウェブブラウザを介してクライアント端末3の表示部に表示される。
インターホン親機4は、インターホンシステムが運用される集合住宅における各住居に設置される情報端末であり、専用回線を介して各住居の入り口や集合住宅の入り口に設置されたインターホン子機と通話が可能である。インターホン親機4がインターホン端末として用いられる。また、インターホン親機4は、インターネット等の公衆回線を介して情報配信サーバ1から情報を取得し、表示部に表示させる。
インターホン親機4にも、クライアント端末3のようにウェブブラウザと同様の機能が設けられており、情報配信サーバ1から配信された情報はウェブブラウザの機能によりインターホン親機4において表示部に表示される。
次に、本実施形態に係る情報配信サーバ1、情報提供サーバ2、複数のクライアント端末3及びインターホン親機4等の情報処理装置のハードウェア構成について図2を参照して説明する。
図2に示すように、本実施形態に係る情報処理装置は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等と同様の構成を含む。即ち、本実施形態に係る情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、情報処理装置全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが情報処理装置の状態を確認するための表示装置であり、視覚的ユーザインタフェースとして用いられる。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザが情報処理装置に情報を入力するためのユーザインタフェースである。尚、サーバとして運用される情報配信サーバ1及び情報提供サーバ2は、これらのユーザインタフェースは省略可能である。
このようなハードウェア構成において、ROM30に格納されたプログラムや、HDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体からRAM20にロードされたプログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る情報配信サーバ1、情報提供サーバ2、複数のクライアント端末3及びインターホン親機4の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、図1に示すシステム全体の動作について、図3のシーケンス図を参照して説明する。図3に示すように、情報提供サーバ2は定められたタイミングで情報収集を行う(S301)。情報提供サーバ2が収集する情報は、例えばインターホン親機4が設置される住宅における電気、ガス、水道等の使用量、それに伴う料金や、住宅が属する地域の天候に関する情報、地域の公報に関する情報等である。
これに対して、情報配信サーバ1は、予め定められたタイミングにおいて情報提供サーバ2からネットワークを介して情報を取得する(S302)。S302における情報取得処理は、例えば数分毎、数時間毎等、所定期間毎に定期的に実行される。情報配信サーバ1は、情報提供サーバ2から情報を取得すると、内部の記憶媒体において管理している情報を更新する(S303)。
他方、インターホン親機4は、居住者であるユーザの操作に応じて、情報配信サーバ1に対してネットワークを介して情報の配信要求を行う(S304)。S304における情報の配信要求には、情報配信サーバによって提供される情報配信サービスにログインするための認証情報、配信を要求する情報を指定するための識別子等が含まれる。
インターホン親機4から情報の配信要求を受けた情報配信サーバ1においては、配信要求に含まれる認証情報に基づいて認証処理を行った上で、インターホン親機4に対して配信するための情報を生成する(S305)。S305において生成される情報は、上述したようにインターホン親機4に含まれるウェブブラウザ機能によって表示部に画面を表示するための表示情報である。
この際、情報配信サーバ1は、情報の配信要求の要求元を示す情報に基づき、要求元に応じた表示情報を生成する。この機能が、本実施形態に係る要旨の1つである。このようにして配信するべき情報を生成した情報配信サーバ1は、要求元であるインターホン親機4に対してネットワークを介して情報を配信する(S306)。
情報配信サーバ1からネットワークを介して情報の配信を受けたインターホン親機4は、内部に含まれるウェブブラウザの機能により、配信された表示情報に基づく画面を表示部に表示させる(S307)。これにより、居住者がインターホン親機4の画面によって情報を確認することが可能となる。
同様に、クライアント端末3においても、ユーザの操作に応じて情報配信サーバ1に対してネットワークを介して情報の配信要求を行う(S308)。S308における配信要求はS304における配信要求と概ね同様の処理である。これに対して情報配信サーバ1は、S305、S306と同様の処理を実行する(S309、S310)。
ここで、情報配信サーバ1は上述したように要求元に応じた表示情報を生成するため、S305とS309とでは異なる表示情報を生成する。その結果、情報の配信を受けたクライアント端末3においては、S307においてインターホン親機4に表示された画面とは異なる画面が表示される(S311)。
このように、情報配信サーバ1が、情報配信の要求元に応じた表示情報を生成して配信することが本実施形態に係る要旨の1つである。これにより、情報配信サーバ1においては、インターホン親機4やクライント端末3等の端末の種類の別に応じた表示情報を予め保持することなく、情報の要求元に応じた表示情報を提供することが可能となる。
次に、情報配信サーバ1の機能構成について図4を参照して説明する。図4に示すように、本実施形態に係る情報配信サーバ1は、コントローラ100及びネットワークI/F110を含む。ネットワークI/F110は、情報配信サーバ1がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
コントローラ100は、図2において説明したようにソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成され、情報配信サーバ1の機能を提供する。図4に示すように、コントローラ100は情報取得部101、情報配信部102、認証処理部103、配信情報DB104、画面生成部105、レイアウトDB106及び管理情報DB107を含む。
情報取得部101は、ネットワークI/F110を介して情報提供サーバ2に情報取得要求を行うことにより、S302における情報取得処理を行う。情報取得部101は、情報提供サーバ2から取得した情報を配信情報DB104に記憶させる。
情報配信部102は、ネットワークを介してS304やS308における情報の配信要求を取得し、配信要求に応じて生成された表示情報を要求元に送信する。このため、情報配信部102は、ネットワークを介して取得した配信要求を画面生成部105に入力する。即ち、情報配信部102は、配信要求受信部としても機能する。また、情報配信部102は、取得した配信要求に含まれる認証情報を認証処理部103に入力して認証処理を要求し、認証処理部103の認証結果に基づいて以降の処理を行う。
認証処理部103は、情報配信部102からの認証処理の要求に基づいて認証処理を行い、その結果を情報配信部102に返信する。認証処理部103は、図5に示すようなアカウント情報に基づいて認証処理を実行する。図5に示すように、本実施形態に係るアカウント情報は、“ログインID”及び“パスワード”が関連付けられた情報である。更に、本実施形態に係るアカウント情報に含まれるレコードの一部は、“ログインID”及び“パスワード”に加えて“MACアドレス”が関連付けられた情報である。
クライアント端末3は、S308においてユーザによって入力されたログインID及びパスワードを情報配信サーバ1に送信する。情報配信サーバ1においては、そのログインID及びパスワードに基づいて認証処理部103が認証処理を実行する。クライアント端末3からの配信要求において用いられるアカウント情報は、図5において“ログインID”及び“パスワード”のみが関連付けられた情報である。
他方、インターホン親機4は、S304において、インターホン親機4内部に予め格納されているログインID及びパスワードに加えて、インターホン親機4のMACアドレスを情報配信サーバ1に送信する。情報配信サーバ1においては、そのログインID、パスワード及びMACアドレスに基づいて認証処理部103が認証処理を実行する。インターホン親機4からの配信要求において用いられるアカウント情報は、図5において“ログインID”、“パスワード”及び“MACアドレス”が関連付けられた情報である。
インターホン親機4が情報配信サーバ1に配信要求を行う際、ユーザにログインIDやパスワードを入力させることは、ユーザの利便性を考慮すると好ましくない。そのため、インターホン親機4においては、内部の記憶媒体に予めログインID及びパスワードが記憶されている。ここで、インターホン親機4は住居内に設置されており、居住者以外の者が操作することは原則として考えられないため、ログインID及びパスワードを端末内に記憶させておいてもセキュリティが大きく低下することはない。
更に、本実施形態に係るシステムにおいては、夫々のインターホン親機4からのアクセスに限ってのみ、予め端末内に記憶されたログインID及びパスワードによる認証を許可するため、MACアドレスの確認を合わせて行っている。これにより、セキュリティを保ったままインターホン親機4を操作するユーザの利便性を向上することが出来る。
配信情報DB104は、上述したように情報提供サーバ2から取得された情報を記憶する記憶部である。情報提供サーバ2から取得される情報は、上述したように電気、ガス、水道等の使用量、それに伴う料金や、住宅が属する地域の天候に関する情報、地域の公報に関する情報等である。
図6は、使用量の情報の例を示す図である。図6に示すように、電気、ガス、水道等の使用量の情報は、“使用量”の情報が、その使用量が計測されたタイミングを示す“タイムスタンプ”と関連付けられた情報である。更に、夫々の情報がどの住居の情報であるかを示す識別子となる“ログインID”と関連付けられている。この他、配信情報DB104には、上述したように、電気、ガス、水道などの使用量に応じた料金の情報や、住宅が属する地域の天候に関する情報、地域の公報等に関する情報が保存される。
画面生成部105は、情報配信部102から入力された配信要求に基づき、配信要求に応じた表示情報を生成する表示情報生成部である。本実施形態に係る画面生成部105は、レイアウトDB106に格納されているレイアウトテーブルを参照して、配信要求に含まれる情報に基づいて表示情報を生成する。その際、生成するべき表示情報において必要となる情報を配信情報DB104及び管理情報DB107から取得する。画面生成部105の機能が、本実施形態における特徴的な機能の1つである。詳細は後述する。
レイアウトDB106は、画面生成部105が、表示情報の要求元に応じた表示情報を生成するために参照するテーブル(以降、「レイアウトテーブル」とする)や、レイアウトにおいて用いられるアイコン、画像等の情報を記憶している記憶部である。レイアウトテーブルの内容については後に詳述する。
管理情報DB107は、情報配信サーバ1がクライアント端末3やインターホン親機4に対して配信する情報のうち、情報配信サーバ1において管理されている情報を記憶している記憶部である。管理情報DB107に記憶されている情報は、例えばインターホンシステムが設置される集合住宅の共有施設の予約情報等である。
図7は、本実施形態に係る管理情報の例として、共有施設の予約情報を示す図である。図7に示すように、共有設備の予約情報は“予約ID”、“使用開始日時”、“使用終了日時”、“使用者ID”が関連付けられた情報である。“予約ID”は夫々の予約情報を識別する識別子である。
“使用開始日時”、“使用終了日時”は、夫々の予約における使用開始、終了の日時を示す情報である。“使用者ID”は、教養設備を予約した利用者を示す識別子であり、図5に示す“ログインID”に対応する情報である。管理情報DB107は、管理対象の設備毎に図7に示すような情報を記憶している。
次に、インターホン親機4の機能構成について図8を参照して説明する。図8に示すように、本実施形態に係るインターホン親機4は、図2において説明したLCD60及び操作部70に加えて、コントローラ400及びネットワークI/F410を含む。ネットワークI/F410は、インターホン親機4がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
コントローラ400は、図2において説明したようにソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成され、インターホン親機4の機能を提供する。図8に示すように、コントローラ400は情報取得部401及びブラウザアプリケーション402を含む。
情報取得部401は、S304においてネットワークI/F410を介して情報配信サーバ1に対して情報の配信要求を行い、S306の処理に応じて情報を取得する。情報取得部401は、取得した情報をブラウザアプリケーション402に入力する。即ち、情報取得部401が配信要求部として機能する。
上述したように、本実施形態に係るインターホン親機4は、S304の配信要求においてログインID、パスワードに加えて、MACアドレスの情報を送信する。それらの情報は、ブラウザアプリケーション402によって読み出し可能なようにインターホン親機4内部の記憶媒体に記憶されている。図9は、インターホン親機4内部の記憶媒体に記憶されている情報を示す図である。
ブラウザアプリケーション402は、PC等の一般的な情報処理端末にインストールされるウェブブラウザと同様の機能を有し、情報取得部401によって取得された表示情報に基づいてLCD60に画面を表示させる。このブラウザアプリケーション402や、クライアント端末3において動作するウェブブラウザが、表示処理部として機能する。また、ブラウザアプリケーション402は、操作部70に対するユーザの操作に基づき、情報取得部401に対して情報配信サーバ1からの情報の取得を要求する。
次に、インターホン親機4のLCD60に表示される画面の例について図10を参照して説明する。図10は、情報配信サーバ1から配信される情報ページのトップ画面がLCD60に表示された状態のインターホン親機4を示す図である。図10に示すようにトップ画面にはコンテンツボタン421及びインターホンボタン422が表示される。
コンテンツボタン421は、「電気」、「ガス」、「水道」、「共有設備」、「温度/湿度」、「お知らせ」等の各情報の表示を選択するためのボタンである。夫々の情報が、本実施形態に係るシステムにおいて表示され得る項目情報である。夫々のボタンの部分がタッチ操作されることにより、インターホン親機4は情報配信サーバ1に対して情報を表示するための画面の配信を要求し、配信された情報に基づいて画面を変更する。
図11は、電気の使用量及び料金について通知が発生している場合のトップ画面の例を示す図である。図11に示すように、通知が発生したコンテンツボタン421の表示が変化することによって、何らかの通知が発生したことがユーザによって認識可能なようにトップ画面が表示される。
図11に示すように通知が発生したコンテンツボタン421の表示が変化したトップ画面は、S305において画面生成部105により生成される。画面生成部105は、インターホン親機4からの配信要求に応じてトップ画面を生成する際、配信情報DB104に格納されている情報を参照し、夫々のコンテンツボタン421に対応した配信情報が通知の必要な状態か否かを判断する。
そして、通知を要する状態だと判断した場合、画面生成部105は、その配信情報に対応するコンテンツボタン421として、図10にしめすような標準のものではなく、図10に示すような通知用のコンテンツボタン421が表示されるように表示情報を生成する。
図12は、通知が発生したコンテンツボタン421をユーザがタッチ操作した場合のトップ画面の例を示す図である。図12に示すように、本実施形態に係るインターホン親機4において通知が発生したコンテンツボタン421がタッチ操作された場合、そのコンテンツボタン421の濃度が変化する。
図11から図12に示すような表示の変化は、コンテンツボタン421として異なる画像データを用意することによって行われるのではなく、1つの画像データの濃度を調整することによって行われる。即ち、ブラウザアプリケーション402は、図11に示すような画面を表示するための表示情報に基づいてトップ画面をLCD60に表示させ、操作部70からのタッチ操作の入力情報に基づいて対応するコンテンツボタン421の画像濃度を調整する。換言すると、図11に示す画面を表示するための表示情報は、操作部70からのタッチ操作の入力情報に基づいて対応するコンテンツボタン421の画像濃度を調整するコマンドを含む。
図13は、通知が発生していないコンテンツボタン421をユーザがタッチ操作した場合のトップ画面の例を示す図である。図13においては、「ガス」のコンテンツボタン421がタッチ操作された場合を例としている。図13に示すように、本実施形態に係るインターホン親機4において通知が発生していないコンテンツボタン421がタッチ操作された場合、そのコンテンツボタン421の濃度が変化する。
図11から図13に示すような表示の変化は、図12と同様に、コンテンツボタン421として異なる画像データを用意することによって行われるのではなく、1つの画像データの濃度を調整することによって行われる。図11に示す画面を表示するための表示情報が、操作部70からのタッチ操作の入力情報に基づいて対応するコンテンツボタン421の画像濃度を調整するコマンドを含むことも同様である。
図14は、図12に示すように「電気」のコンテンツボタン421がタッチ操作され、S304〜S307の処理を経てインターホン親機4のLCD60に表示された画面を示す図である。図14に示すように、「電気」のコンテンツボタン421がタッチ操作されて表示されるコンテンツページにおいては、当日及び当月の電気の使用量と目標値とが表示される。
図14に示すような表示のため、「電気」のコンテンツボタン421がタッチ操作され、「電気」のコンテンツページの配信要求を受け付けた場合、画面生成部105は、図6に示すような配信情報を取得し、図14に示すような画面を表示するための情報を生成する。
例えば、図14に示す“今日”、“今月”の使用量が“目標”の値を超えていた場合、居住者に対して電気使用量の超過を伝えることが好ましい。従って、画面生成部105は、S305において、トップ画面の表示情報を生成する際、配信情報DB104に格納された配信情報のうち、ログインIDに関連付けられた“使用量”を参照し、それを“目標”の値と比較する。そして、“使用量”が“目標”の値を超えていた場合、図11に示すように通知が発生している場合のトップ画面を表示するための表示情報を生成する。
図15は、図10に示す「共有設備」のコンテンツボタン421がタッチ操作されて、S304〜S307の処理を経てインターホン親機4のLCD60に表示された画面を示す図である。図15に示すように、「共有設備」のコンテンツボタン421がタッチ操作されて表示されるコンテンツページにおいては、共有設備の予約状況を示す画面が表示される。
図14に示すような表示のため、「共有設備」のコンテンツボタン421がタッチ操作され、「共有設備」のコンテンツページの配信要求を受け付けた場合、画面生成部105は、図7に示すような管理情報を取得し、図15に示すような画面を表示するための情報を生成する。
図10〜図15に示すように、情報配信サーバ1から配信されてインターホン親機4に表示される画面は情報が取捨選択されて簡略化された画面である。これにより、ハードウェア性能が十分ではないインターホン親機4における画面表示を効率的に行うことが出来る。他方、クライアント端末3において情報配信サーバ1から配信された情報を表示するための画面は、より多くの情報が含まれる。
図16は、クライアント端末3において表示されるトップ画面の例を示す図である。図16に示すように、クライアント端末3において表示されるトップ画面においては、情報タイル121が複数配置され、「電気」、「ガス」、「水道」等の使用量に関する情報や、教養設備の予約に関する情報が表示される。また、詳細表示スペース122には、「電気」、「ガス」、「水道」等の使用量に関する情報のうち、特に通知するべきものやユーザによって選択されたものの詳細な情報が表示される。
情報配信サーバ1において配信要求を取得した画面生成部105は、配信要求に含まれる情報のうち要求元の識別子に基づいて表示情報を生成する。この際、画面生成部105は、図10〜図15に示すような簡略化された画面を表示するための表示情報と、図16に示すように情報が豊富な画面を表示するための表示情報とのいずれかを選択して生成する。この際の処理が本実施形態に係る要旨の1つである。
図17は、配信要求を受け付けた画面生成部105の動作を示すフローチャートである。図17に示すように、画面生成部105は、まず情報配信部102から配信要求を取得する(S1701)。図18は、本実施形態に係る配信要求に含まれる情報の例を示す図である。
図18に示すように、本実施形態に係る配信要求には、配信を要求するページを示す“アクセス先URL”が含まれる。また、配信の要求元を示す“ログインID”と共に、そのログインIDを認証するための“パスワード”が含まれる。
また、上述したように、インターホン親機4による配信要求の場合には、インターホン親機4の“MACアドレス”が含まれる。更に、配信要求を送信した送信元のブラウザアプリケーションを識別するための“ブラウザ識別子”が含まれる。
“ブラウザ識別子”は、主にインターホン親機4に含まれるブラウザアプリケーション402と、クライアント端末3にインストールされたウェブブラウザとを識別するために用いられる。即ち、ブラウザ識別子が、表示処理部識別子として用いられる。このブラウザ識別を参照することにより、情報配信サーバ1においては、配信要求の要求元に応じた情報ページの表示情報を生成することが可能となる。
配信要求を取得した画面生成部105は、情報を認証処理部103に受け渡して認証処理を実行させる(S1702)。本実施形態に係るログインIDは、インターホン親機4が設置された夫々の住宅を識別する識別子である。夫々の住宅はマンション等の集合住宅における各部屋、即ち区分である。そして、夫々のログインIDは、上位の識別子としてマンション等の集合住宅を識別するための識別子であるグループIDに関連付けられている。
図19は、本実施形態に係るグループID及びログインIDの関連付けの構成を示す図である。図19に示すように、個別のログインIDは、いずれかのグループIDに関連付けられており、全体としてツリー状の構成となっている。これにより、情報配信サーバ1においては、ログインIDに基づき、情報配信の要求元がいずれの集合住宅に属するユーザからのものであるかを判断することが可能である。図19に示すグループIDとログインIDとの関連付け情報は認証処理部103によって保持されている。
配信要求に含まれるログインIDが認証されると、画面生成部105は、“アクセス先URL”に応じたページテーブルを選択する(S1703)。ページテーブルとは、図4において説明したレイアウトテーブルの1つであり、画面生成部105が要求元の識別子に基づいて表示情報を生成する際に参照する情報である。図20は、本実施形態に係るページテーブルの例を示す図である。図20に示すように、ページテーブルにおいては、夫々の“コンテンツ”について、複数の“アカウント&ブラウザ組合せ”毎に「有効」か「無効」かを示す情報が関連付けられている。
“コンテンツ”は、図10〜図16において示すような「電気」、「ガス」、「水道」、「共有設備」、「温度/湿度」、「お知らせ」等の夫々の情報を示す。また、画面全体の構成として、図10〜図15に示すような簡略化された構成や、図16に示すような情報量の多い構成を示す。
“アカウント&ブラウザ組合せ”は、配信要求に含まれる“ブラウザ識別子”と“グループID”との組み合わせである。上述したように“ブラウザ識別子”は配信要求に含まれる情報である。また、“グループID”は認証処理部103による認証処理において認証処理部103により図19に示す情報に基づいて判断されて取得される。
即ち、本実施形態に係るページテーブルは、“ブラウザ識別子”と“グループID”との組み合わせ毎に、情報ページ上に表示されるコンテンツや、情報ページの構成の取捨選択が設定された情報である。換言すると、本実施形態に係るページテーブルは、複数の“コンテンツ”夫々について、“ブラウザ識別子”毎に配信の有効/無効が関連付けられた情報であると共に、“グループID”毎に配信の有効/無効が関連付けられた情報も含む。このページテーブルが配信判断情報として用いられ、レイアウトDB106が配信判断情報記憶部として機能する。
例えば、“コンテンツ”の「001」が図10〜図15に示すような簡略化された構成の画面を示すものであり、「002」が図16に示すような情報量の多い構成の画面を示すものである場合を考える。その場合、組合せ1に係る“ブラウザ識別子”がインターホン親機4のブラウザアプリケーション402を示すものであれば、「001」が「有効」であり、「002」が「無効」に設定されている。その他、図10に示す各コンテンツに対応する“コンテンツ”は「有効」に設定され、その他の“コンテンツ”は「無効」に設定される。
図20に示すようなページテーブルは、情報配信サーバ1に対して配信が要求された情報ページ毎に設けられている。即ち、図10〜図13に示すようなトップ画面や、図14に示すような「電気」の画面、図15に示すような共有設備の画面毎に、図20に示すようなテーブルが設けられる。そして、夫々の“コンテンツ”について“アカウント&ブラウザ組合せ”毎に「有効」か「無効」かが設定されることにより、簡略化された画面と多くの情報が盛り込まれた画面とが、使い分けられる。
また、図19において説明したように、本実施形態に係るシステムにおいて、夫々のログインIDは、上位の識別子としてマンション等の集合住宅を識別するための識別子であるグループIDに関連付けられている。従って、異なる集合住宅において配信サービスの契約内容が異なる場合、グループIDに応じて“コンテンツ”の「有効」/「無効」を設定することにより、異なる集合住宅毎に配信情報の内容を設定することが可能となる。
アクセス先URLに応じたページテーブルと選択すると、画面生成部105は、“コンテンツ”を順番に選択する(S1704)。そして、配信要求に含まれる“ブラウザ識別子”と認証された“ログインID”に関連付けられている“グループID”との組合せに対応するセルを参照し、「有効」か「無効」かを確認する(S1705)。S1705の判断の結果、「有効」であった場合(S1705/YES)、画面生成部105は、その“コンテンツ”に対応したパーツテーブルを選択する(S1706)。
パーツテーブルとは、図4において説明したレイアウトテーブルの1つであり、画面生成部105が要求元の識別子に基づいて表示情報を生成するために用いる情報の格納先が“アカウント&ブラウザ組合せ”毎に特定されたテーブルである。図21は、本実施形態に係るパーツテーブルの例を示す図である。図20に示すように、パーツテーブルにおいては、複数の“パーツ”について、複数の“アカウント&ブラウザ組合せ”毎にファイルパスが関連付けられている。
“パーツ”は、画面上に表示される部品を示す情報である。例えば、「電気」のコンテンツの場合、図10に示す標準のコンテンツボタン421や、図11に示す通知が発生している場合のコンテンツボタン421の画像情報である。また、図16に示すような、情報タイル121の画像情報である。即ち、“パーツ”は、表示情報を構成するための構成情報である。
即ち、本実施形態に係るパーツテーブルは、“ブラウザ識別子”と“グループID”との組み合わせ毎に、コンテンツを表示するために用いられる情報の取得先が関連付けられた情報である。換言すると、本実施形態に係るパーツテーブルは、複数の“パーツ”夫々について、“ブラウザ識別子”毎に情報の取得先が関連付けられた情報であると共に、“グループID”毎に情報の取得先が関連付けられた情報も含む。このパーツテーブルが取得先情報として用いられ、レイアウトDB106が取得先情報記憶部として機能する。
画面生成部105は、“アカウント&ブラウザ組合せ”に応じたセルのファイルパスを参照して、表示情報を生成するために必要なパーツの情報を取得する。また、画面生成部105は、上述したように、夫々のコンテンツについて通知を要する状態であるか否かを判断し、その判断結果に応じたパーツを選択して情報を取得する。そのため、画面生成部105は、必要な“パーツ”を選択し(S1707)、選択したパーツについて“ブラウザ識別子”と“グループID”との組合せに対応するセルを参照し、特定されているファイルパスから情報を取得する(S1708)。
S1708において、画面生成部105は、対象となるコンテンツに応じて配信情報DB104や管理情報DB107を参照して情報を取得する。例えば図14に示すような情報ページを生成する場合であれば、配信情報DB104から電気の使用量に関する情報を取得する。その際、認証されたログインIDに関連付けられた情報を取得することにより、配信要求の要求元に応じた電気の使用量が表示されることとなる。
画面生成部は、S1706において選択したパーツテーブルにおいて、必要な全てのパーツについてS1707、S1708の処理が完了するまで処理を繰り返す(S1709/NO)。S1705の判断の結果、「無効」であった場合(S1705/NO)、若しくは全パーツについて処理が完了すると(S1709/YES)、選択したページテーブルの全てのコンテンツについてS1704からの処理が完了するまで処理を繰り返す(S1710/NO)。
そして、全コンテンツについて処理が完了すると(S1710/YES)、S1708の処理により取得した情報を用いて、配信要求されたページの表示情報を生成する(S1711)。これにより、図10〜図16において説明したような画面を表示するための表示情報が、“アカウント&ブラウザ組合せ”に応じて生成される。このような処理により、本実施形態に係る画面生成部105による、配信要求の要求元に応じた表示情報の生成処理が完了する。
このように、本実施形態に係る情報配信サーバ1は、図20に示すようなページテーブルを用いて画面生成部105が表示情報を生成する。これにより、情報配信サーバ1においては、図10〜図15に示すような簡略化された画面の表示情報と、図16に示すような豊富な情報を含む画面の表示情報とを予め保存しておく必要がなくなる。
また、情報提供サーバ2から提供される情報の種類の増加や、管理情報DB107において管理する情報の種類が増加する場合がある。その場合、情報配信サーバ1から配信される情報のコンテンツを増やし、それに応じて情報ページの表示を拡張していくこととなる。
本実施形態に係るシステムにおいては、増加した情報の種類に応じて図20に示すテーブルのレコードを増やすと共に、そのコンテンツを表示するためのパーツに応じて図21に示すテーブルを増やしていけばよいことから、情報配信サーバを長時間停止することなくコンテンツの増加に容易に対応可能である。
以上、説明したように、本実施形態に係る情報配信システムにおいては、ブラウザ識別子に応じてコンテンツの有効/無効が関連付けられた図20に示すページテーブルに基づき、配信要求に応じて送信する表示情報を生成する。これにより、情報ページに表示させるコンテンツを、ブラウザの違いに応じてフレキシブルに変更可能であると共に、そのために予め異なる表示情報を生成して保持しておく必要がない。
また、夫々のコンテンツの表示に際しては、同じくブラウザ識別子に応じて用いられる画像の情報等が関連付けられている図21に示すパーツテーブルに基づき、画像情報を取得して表示情報を生成する。これにより、情報ページを構成するための画像の内容をブラウザの違いに応じてフレキシブルに変更可能であると共に、そのために予め異なる表示情報を生成して保持しておく必要がない。
このように、本実施形態に係る情報配信システムにおいては、住宅のインターホンシステムを含む複数種類の表示端末に情報を表示させる情報配信システムにおいて、端末に応じた画面の表示を可能とすると共に配信対象の情報の管理負担を軽減することができる。
尚、上記実施形態においては、図20に示すように、情報配信サーバ1が配信可能な複数のコンテンツについて、“アカウント&ブラウザ組合せ”毎に有効/無効が関連付けられている場合を例として説明した。この趣旨は、ブラウザ識別子によるブラウザに応じたコンテンツの取捨選択と、グループIDによる契約内容に応じたコンテンツの取捨選択である。
従って、図22に示すように、“アカウント”、即ちグループID毎に夫々のコンテンツの有効/無効が関連付けられたテーブルと、図23に示すように、ブラウザ識別子毎に夫々のコンテンツの有効/無効が関連付けられたテーブルとを個別に設けても良い。図22、図23の態様の場合、アカウントに応じたコンテンツの有効/無効の管理を、ブラウザ識別子とは切り分けて管理可能である。
また、上記実施形態においては、図21に示すように、コンテンツを構成する画像等のパーツについて、“アカウント&ブラウザ組合せ”毎にファイルパスが関連付けられている場合を例として説明した。この趣旨は、ブラウザ識別子による表示内容の変更と、グループIDによる契約内容に応じた表示内容の変更である。
これについても同様に、図24に示すように、“アカウント”、即ちグループID毎に夫々のパーツのファイルパスが関連付けられたテーブルと、図25に示すように、ブラウザ識別子毎に夫々のパーツのファイルパスが関連付けられたテーブルとを個別に設けても良い。
また、上記実施形態においては、夫々のコンテンツの有効/無効を判断するためのアカウントの情報としてグループIDを用いる場合を例として説明した。これは、上述したように契約内容の差異はグループIDに応じて生じることが多いという実情に即している。しかしながらこれは一例であり、ログインID毎、即ち夫々の住居毎にコンテンツの有効/無効を設定するような態様も可能である。
1 記録者端末
2 デジタルカメラ
3 マイク
4 編集者端末
5 ユーザ端末
6 画像形成装置
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
100 コントローラ
101 情報取得部
102 関連付け部
103 画像解析部
104 候補抽出部
105 イベント一覧情報
106 候補提示部
107 編集処理部
2 デジタルカメラ
3 マイク
4 編集者端末
5 ユーザ端末
6 画像形成装置
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
100 コントローラ
101 情報取得部
102 関連付け部
103 画像解析部
104 候補抽出部
105 イベント一覧情報
106 候補提示部
107 編集処理部
Claims (11)
- 住宅内に設置されたインターホン端末を含む端末であって、配信された情報に基づいて情報を表示する情報表示プログラムを有する情報表示端末に対して情報を配信する情報配信装置であって、
情報を前記情報表示端末に表示させるための表示情報の要求であって、前記情報表示プログラムを識別するプログラム識別子を含む配信要求を受信する配信要求受信部と、
前記表示情報に含まれ得る複数種類の項目情報について、前記プログラム識別子毎に配信が有効であるか無効であるかが関連付けられた配信判断情報を記憶している配信判断情報記憶部と、
受信された前記配信要求に含まれる前記プログラム識別子に対して、前記配信判断情報において配信が有効であることが関連付けられている前記項目情報を含む前記表示情報を生成する表示情報生成部と、
生成された前記表示情報を前記配信要求の要求元に送信する情報配信部とを含むことを特徴とする情報配信装置。 - 前記項目情報を表示するために用いられる構成情報について、前記プログラム識別子毎に情報の取得先が関連付けられた取得先情報を記憶している取得先情報記憶部を含み、
前記表示情報生成部は、配信要求に含まれる前記プログラム識別子に対応して関連付けられている取得先から前記構成情報を取得して前記表示情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報配信装置。 - 前記配信要求は、前記インターホン端末が設置された住宅を識別する情報を含み、
前記配信判断情報は、前記住宅を識別する情報毎に、前記複数種類の項目情報について配信が有効であるか無効であるかが関連付けられた情報を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の情報配信装置。 - 前記配信判断情報は、前記プログラム識別子と前記住宅を識別する情報との組み合わせ毎に、前記複数種類の項目情報について配信が有効であるか無効であるかが関連付けられた情報であることを特徴とする請求項3に記載の情報配信装置。
- 前記配信要求は、前記インターホン端末が設置された住宅を識別する情報を含み、
前記取得先情報は、前記住宅を識別する情報毎に情報の取得先が関連付けられた情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の情報配信装置。 - 前記取得先情報は、前記プログラム識別子と前記住宅を識別する情報との組み合わせ毎に情報の取得先が関連付けられた情報であることを特徴とする請求項5に記載の情報配信装置。
- 前記住宅は集合住宅に含まれる1つの区分であり、
前記住宅を識別する情報は、前記集合住宅を識別する情報であることを特徴とする請求項3乃至6いずれか1項に記載の情報配信装置。 - 前記住宅は集合住宅に含まれる1つの区分であり、
前記住宅を識別する情報は、前記区分を識別する情報であることを特徴とする請求項3乃至6いずれか1項に記載の情報配信装置。 - 住宅内に設置されたインターホン端末を含む情報表示端末に対して情報を配信する情報配信装置及び配信された情報に基づいて情報を表示する情報表示プログラムを有する前記インターホン端末を含む情報配信システムであって、
情報を前記情報表示端末に表示させるための表示情報の要求であって、前記情報表示プログラムを識別するプログラム識別子を含む配信要求を受信する配信要求受信部と、
前記表示情報に含まれ得る複数種類の項目情報について、前記プログラム識別子毎に配信が有効であるか無効であるかが関連付けられた配信判断情報を記憶している配信判断情報記憶部と、
受信された前記配信要求に含まれる前記プログラム識別子に対して、前記配信判断情報において配信が有効であることが関連付けられている前記項目情報を含む前記表示情報を生成する表示情報生成部と、
生成された前記表示情報を前記配信要求の要求元に送信する情報配信部とを含むことを特徴とする情報配信システム。 - 住宅内に設置されたインターホン端末を含む端末であって、配信された情報に基づいて情報を表示する情報表示プログラムを有する情報表示端末に対して情報を配信する情報配信方法であって、
情報を前記情報表示端末に表示させるための表示情報の要求であって、前記情報表示プログラムを識別するプログラム識別子を含む配信要求を受信し、
前記表示情報に含まれ得る複数種類の項目情報について、前記プログラム識別子毎に前記表示処理部識別子毎に配信が有効であるか無効であるかが関連付けられた情報である配信判断情報を参照し、
受信された前記配信要求に含まれる前記プログラム識別子に対して、前記配信判断情報において配信が有効であることが関連付けられている前記項目情報を含む前記表示情報を生成し、
生成された前記表示情報を前記配信要求の要求元に送信することを特徴とする情報配信方法。 - 住宅内に設置されたインターホン端末を含む情報表示端末に対して情報を配信する情報配信装置及び前記インターホン端末を含む情報配信システムにおいて用いられるインターホン端末であって、
表示装置に情報を表示させるための表示処理部と、
前記表示処理部を識別する表示処理部識別子を含む配信要求を前記情報配信装置に送信する配信要求部と、
前記配信要求に応じて、前記表示処理部識別子に対応して生成された表示情報を取得して前記表示装置に情報を表示させる表示処理部とを含み、
前記表示処理部は、前記表示装置に対する操作に応じて、表示された情報の濃度を調整することによって前記表示装置に対する操作が行われたことを通知することを特徴とするインターホン端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015020488A JP2016144146A (ja) | 2015-02-04 | 2015-02-04 | 情報配信装置、情報配信システム、情報配信方法及びインターホン端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015020488A JP2016144146A (ja) | 2015-02-04 | 2015-02-04 | 情報配信装置、情報配信システム、情報配信方法及びインターホン端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016144146A true JP2016144146A (ja) | 2016-08-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015020488A Pending JP2016144146A (ja) | 2015-02-04 | 2015-02-04 | 情報配信装置、情報配信システム、情報配信方法及びインターホン端末 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 2015-02-04 JP JP2015020488A patent/JP2016144146A/ja active Pending
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