JP7466101B2 - 情報端末、表示方法、プログラム、情報出力システム - Google Patents

情報端末、表示方法、プログラム、情報出力システム Download PDF

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Description

本開示は、情報出力技術に関し、特に情報を表示する情報端末、表示方法、プログラム、情報出力システムに関する。
インターホンシステムは、カメラ付きのドアホン子機と、モニタテレビ付きのインターホン親機とを含み、ドアホン子機で呼出釦を押操作されたときに、インターホン親機のテレビモニタにドアホン子機で撮像された画像が表示される(例えば、特許文献1参照)。
特開2012-15974号公報
インターホンシステムがマンション等の集合施設に設置される場合、ドアホン子機、インターホン親機は、集合施設中の施設、例えば住居に設置される。一般的に、インターホンシステムに含まれる装置は、ユーザにとって操作性の高い場所に設置される。そのため、ユーザの利便性を向上するために、このような装置においてさまざまな情報を表示することが求められる。
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、さまざまな情報を表示することによってユーザの利便性を向上する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様の情報端末は、施設内に設置され、かつインターホン機器として動作する情報端末であって、入力部と、通信部と、表示部とを備える。通信部は、入力部に対するユーザのテキスト入力をもとにした第1情報をサーバに送信するとともに、ユーザのテキスト入力の第1情報に対応する第2情報をサーバから受信し、表示部は、第1情報と、ユーザに1つを選択させるべき複数の選択候補を含む第2情報とを表示し、通信部は、第1情報を送信する際に、本情報端末が設置された施設を識別するための識別情報もサーバに送信する。
本開示の別の態様は、表示方法である。この方法は、施設内に設置されるとともに、入力部と、通信部と、表示部とを備え、インターホン機器として動作する情報端末の表示方法であって、入力部に対するユーザのテキスト入力を受けつけるステップと、入力部に対するユーザのテキスト入力をもとにした第1情報をサーバに送信するステップと、第1情報に対応する第2情報をサーバから受信するステップと、第1情報と、ユーザに1つを選択させるべき複数の選択候補を含む第2情報とを表示部に表示するステップと、を備える。送信するステップは、第1情報を送信する際に、本情報端末が設置された施設を識別するための識別情報もサーバに送信する。
本開示のさらに別の態様は、情報出力システムである。この情報出力システムは、施設内に設置されるとともに、入力部と、表示部とを備え、インターホン機器として動作する情報端末の入力部におけるユーザのテキスト入力を取得する取得部と、取得部において取得したユーザのテキスト入力をもとにした第1情報に対応する第2情報であって、かつ表示部にユーザに1つを選択させるべき複数の選択候補を表示させるための第2情報を出力する出力部とを備える。取得部は、情報端末が設置された施設を識別するための識別情報も取得する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、さまざまな情報を表示することによってユーザの利便性を向上できる。
実施例1に係るインターホンシステムの構成を示す図である。 図2(a)-(c)は、図1の共同玄関装置、施設親機、サーバの構成を示す図である。 図3(a)-(d)は、図2(b)のモニタに表示される画面を示す図である。 図4(a)-(d)は、図2(b)のモニタに表示される別の画面を示す図である。 図2(c)の処理部における処理概要を示す図である。 図6(a)-(d)は、図2(b)のモニタに表示されるさらに別の画面を示す図である。 図1のインターホンシステムによる表示手順を示すシーケンス図である。 実施例2に係るインターホンシステムの構成を示す図である。
(実施例1)
本開示を具体的に説明する前に、概要を述べる。実施例1は、マンション、アパート等の集合施設に設置されるインターホンシステムに関する。集合施設には、住居等の施設が複数集合しているとともに、少なくとも1つの共同玄関において人の出入りが可能である。共同玄関に設置されたロビーインターホン等の共同玄関装置を来訪者が操作することによって、来訪先の施設に設置された施設親機が呼び出される。呼出に応じて、当該施設の居住者は施設親機を操作することによって来訪者を確認する。
施設親機は、一般的に、施設内において居住者にとって操作性の高い場所に設置される。そのため、施設あるいは施設親機等に関する情報の表示手段として適している。これを実現するために、例えば、これらの情報は施設親機に記憶される。しかしながら、これらの情報が施設親機に記憶されていると、情報が集合施設あるいは施設毎に異なっている場合、あるいは情報が変更される場合に、適切な情報の表示が困難になる。
さまざまな情報を適切に表示することによって居住者の利便性を向上するために、本実施例に係るインターホンシステムは、ネットワークを介して、集合施設外のサーバに接続される。サーバにおいて、集合施設あるいは施設毎に異なった情報であって、かつ変更されうる情報を管理する。施設親機は、サーバから情報を取得して、取得した情報を表示する。
図1は、インターホンシステム1000の構成を示す。集合施設100は、施設110と総称される第1施設110a、第2施設110b、第3施設110cを含む。集合施設100における施設110の数は「3」に限定されない。インターホンシステム1000は、共同玄関装置200、制御装置300、集合施設GW(GateWay)310、ネットワーク320、サーバ330、共用部幹線350、占有幹線360、管理室端末370、施設親機400、施設子機480、端末装置600を含む。施設親機400、施設子機480は、第1施設110aにのみ示されるが、第2施設110b、第3施設110cにも含まれる。ここでは、(1)インターホンシステム1000の基本動作、(2)インターホンシステム1000におけるサーバ330との通信、(3)管理会社への問合せ動作、(4)インターホン操作説明動作、(5)住宅設備の取扱い説明動作を順に説明する。その際、図2(a)-(c)も使用する。
(1)インターホンシステム1000の基本動作
集合施設100では、複数の施設110が集合している。集合施設100の一例はマンションであり、施設110の一例は住居である。集合施設100の共同玄関には、共同玄関装置200が設置される。共同玄関装置200は、例えば、マンションのロビーに設置されたロビーインターホンである。図2(a)-(c)は、共同玄関装置200、施設親機400、サーバ330の構成を示す。図2(a)は、共同玄関装置200の構成を示す。共同玄関装置200は、処理部210、操作部230、制御部240、通信部250を含み、処理部210は、撮像部212、マイク214、スピーカ218、モニタ220、IF部222を含む。
共同玄関装置200の操作部230は、来訪者の操作を受けつけるためのユーザインタフェースであり、例えば呼出ボタンである。操作部230は、訪問予定の施設110の番号を来訪者から受けつけると、呼出要求を制御部240に出力する。また、操作部230が来訪者によって操作されると、処理部210が動作する。
撮像部212は、来訪者を撮影するためのものであり、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の固体撮像素子を備える。当該固体撮像素子は光電変換した映像信号をIF部222に出力する。IF部222は、撮像部212からの映像信号に対して種々の信号処理を実行する。種々の信号処理には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。IF部222は、信号処理を実行した映像信号(以下、これもまた「映像信号」という)を制御部240に出力する。
マイク214とスピーカ218は、来訪者が居住者と通話するためのユーザインタフェースである。マイク214は来訪者の声を集音し、電気信号に変換してIF部222に出力する。スピーカ218は、IF部222からの電気信号を再生して音声出力する。IF部222は、マイク214からの電気信号を受けつけ、これを伝送するための形式の信号(以下、「音声信号」という)に変換する。IF部222は、音声信号を制御部240に出力する。一方、IF部222は、制御部240から音声信号を入力し、音声信号を電気信号に変換する。IF部222は、電気信号をスピーカ218に出力する。
モニタ220は、メッセージ等を表示する。IF部222は、制御部240からメッセージ信号を入力し、メッセージ信号をモニタ220に出力する。メッセージ信号は、共同玄関装置200において生成されてもよい。制御部240は、共同玄関装置200の動作を制御する。制御部240は、通信部250に接続される。通信部250は、共用部幹線350を介して制御装置300に接続され、制御装置300を介して施設親機400との間の通信を実行する。具体的に説明すると、通信部250は、前述の呼出要求、映像信号、音声信号、メッセージ信号を施設親機400との間で送受信するが、送受信される信号はこれらに限定されない。図1に戻る。
制御装置300は、機械室や管理人室などの共用スペースに設置され、共同玄関装置200と施設親機400との間の信号を中継する。共用部幹線350、占有幹線360は、共同玄関装置200からの呼出信号、施設親機400からの応答信号等を伝送するための伝送路である。共用部幹線350、占有幹線360には、前述の呼出要求、映像信号、音声信号、メッセージ信号が伝送される。
施設親機400は、施設110内に設置されており、住宅情報盤、住戸機、住戸端末、居室親機、住宅親機とも呼ばれる。図2(b)は、施設親機400の構成を示す。施設親機400は、処理部410、操作部430、制御部440、通信部450を含み、処理部410は、マイク414、スピーカ418、モニタ420、IF部422を含む。
通信部450は、占有幹線360を介して制御装置300に接続され、制御装置300を介して共同玄関装置200との間の通信を実行する。通信部450には制御部440が接続され、制御部440は施設親機400の動作を制御する。制御部440にはIF部422、操作部430が接続され、IF部422にはマイク414、スピーカ418、モニタ420が接続される。ここで、マイク414、スピーカ418、IF部422、操作部430は、マイク214、スピーカ218、IF部222、操作部230と同様に構成される。モニタ420は、共同玄関装置200の撮像部212において撮像された映像を表示する。
制御部440は、通信部450を介して共同玄関装置200からの呼出要求、映像信号、音声信号を受けつける。制御部440は、呼出要求を受けつけると、IF部422を介してスピーカ418から呼出音を出力させる。これに続いて、制御部440は、IF部422を介してモニタ420に、映像信号を再生した映像を表示させるとともに、IF部422を介してスピーカ418から、音声信号を再生した音声を出力させる。呼出音を聞いた居住者が操作部430を操作することによって呼出に応答した場合、制御部440は、通信部450に対して、共同玄関装置200との間の通信を実行させる。その結果、通信部250と通信部450との間で、映像信号、音声信号が通信されることによって、共同玄関装置200を操作する来訪者と、施設親機400を操作する居住者との間の通話が実行される。図2(c)は後述し、図1に戻る。
施設親機400には、施設110の玄関の外側に設置された施設子機480が接続される。施設子機480は、ドアインターホン、居室子機とも呼ばれる。施設子機480は、共同玄関装置200と同様に構成されればよいので、ここでは説明を省略する。そのため、施設子機480を操作する来訪者と、施設親機400を操作する居住者との間の通話が実行される。管理室端末370は、制御装置300に接続されるとともに、管理人室に設置される。また、管理室端末370は、共用親機とも呼ばれる。管理室端末370は、集合住宅の管理人によって、例えば、制御装置300の設定を確認したり、制御装置300の設定を行ったりするために使用される。
(2)インターホンシステム1000におけるサーバ330との通信
集合施設GW310は、集合施設100の内部の制御装置300と、集合施設100の外部のネットワーク320とを接続するための通信装置である。そのため、集合施設GW310は、集合施設100の内外にわたる通信を中継するといえる。ネットワーク320にはサーバ330が接続されるので、施設親機400は、制御装置300、集合施設GW310、ネットワーク320を介してサーバ330と通信可能である。また、ネットワーク320には端末装置600が接続されるので、端末装置600は、ネットワーク320を介してサーバ330と通信可能である。端末装置600は、施設110の居住者によって所持される通信装置であり、例えば、スマートホンである。
(3)管理会社への問合せ動作
集合施設100は一般的に管理会社により管理されている。居住者は、共用部設備の故障などの修繕要望、各種日程調整、サービス申し込み、騒音などのクレームに関して、管理会社に問合せをすることがある。しかしながら、居住者は、管理会社による本人確認を煩わしいと感じることがあるので、管理会社への問合せを面倒と考える。また、居住者によっては、どこに問合せしたらいいのか分からないこともある。一方、管理会社では、居住者から電話で問合せを受けると、業務記録としてテキストにまとめなければならず、手間がかかる。また、居住者からの問合せの電話対応で担当者が長い時間拘束されてしまう。
これに対応するために、施設親機400は、管理会社への問合せ機能を有する。ここで、問合せとは、例えば、集合施設100あるいは施設110で提供されるサービス、インターホンシステム1000を介して提供されるサービスに関する問合せである。ここでは、(A)シナリオ式チャットボット(選択肢)、(B)AI(Artificial Intelligence)・シナリオ式併用チャットボット(テキスト入力+選択肢)、(C)AI・シナリオ式併用チャットボット(音声+選択肢)のいずれかが実行される。
(A)シナリオ式チャットボット(選択肢)
居住者は、図2(b)の操作部430を操作することによって、制御部440に問合せ画面の出力を指示する。制御部440は、操作部430への操作に応じて、問合せ画面を生成して、IF部422経由でモニタ420に問合せ画面を表示する。
図3(a)-(d)は、モニタ420に表示される画面を示す。図3(a)は、初期段階の問合せ画面を示す。画面の最上部に「要件を選択して下さい」とのメッセージが表示され、このメッセージの下部に、「日程調整の相談」、「修繕に関する相談」、「サービス申し込み」、「その他」と示される4つの選択候補が示される。選択候補の数は「4」に限定されず、複数であればよい。居住者は、4つの選択候補のうちの1つを選択して、選択した選択候補にふれる。この操作によって、操作部430は、選択した選択候補を取得する。これは、入力部である操作部430に対する入力をもとに、第1情報である1つの選択候補が選択されることに相当する。
このように第1情報は、集合施設100あるいは施設110で提供されるサービス、インターホンシステム1000を介して提供されるサービスのうちの1以上に関する問合せを含む。モニタ420では、第1情報に対して、選択された選択候補と、選択されなかった選択候補とが制御部440により異なる態様で表示される。例えば、選択された選択候補と選択されなかった選択候補とが異なった色で表示される。図3(b)-(d)は後述し、図2(b)に戻る。
制御部440は、操作部430における入力、つまり第1情報を受けつける。制御部440は、第1情報を通信部450から送信させる。第1情報には、第1施設110aを識別するための識別情報が含まれる。第1情報は、図1の制御装置300、集合施設GW310、ネットワーク320を介してサーバ330に送信される。図2(c)は、サーバ330の構成を示す。サーバ330は、通信部700、制御部710、記憶部720を含み、制御部710は、取得部750、処理部760、出力部770を含む。このようなサーバ330は複数の装置で構成されてもよく、複数の装置で構成されたサーバ330は情報出力システムとも呼ばれる。
通信部700は、ネットワーク320に接続され、集合施設GW310、制御装置300を介して施設親機400と通信可能である。通信部700は、第1情報を施設親機400から受信する。取得部750は、施設親機400の操作部430における入力である第1情報を取得する。
処理部760は、第1情報に対する第2情報を取得する。第1情報が問合せである場合、第2情報は、問合せに対する回答である。具体的に説明すると、処理部760は、第1情報に対して公知の言語理解技術を実行することによって、意味理解の理解結果を取得する。また、処理部760は、理解結果と、記憶部720に記憶したデータベースとを使用して、第2情報を決定する。第2情報は、ユーザに対する質問などユーザとの対話のための出力文であってもよい。このような処理は、チャットボットエンジンが、第1情報であるユーザの問合せに対しデータベースから関連性の高い質問あるいは回答を推測して選択しているといえる。これを実現するために、最初の問合せから最終的な回答に至るまでのシナリオがデータベースとして記憶部720に記憶される。シナリオは、例えば、連休中の営業日問合せのような集合施設100ごとのFAQ(Frequently Asked Questions)をもとに生成される。
その結果、処理部760は、第1情報の理解結果としてキーワード「駐車場」を取得した場合、第2情報として例えば「駐車場を予約したい」、「駐車場の空きを知りたい」、「駐車場を解約したい」、「その他」を取得する。出力部770は、取得部750において取得した入力をもとにした第1情報に対応する第2情報であって、かつ施設親機400のモニタ420に表示させるための第2情報を通信部700に出力する。通信部700は、図1のネットワーク320、集合施設GW310、制御装置300を介して施設親機400に第2情報を送信する。
図2(b)における施設親機400の通信部450は、第2情報を受信する。制御部440は、第2情報をもとに問合せ画面を生成して、IF部422経由でモニタ420に問合せ画面を表示する。図3(b)は、図3(a)に続く問合せ画面を示す。画面の最上部に「要件を選択して下さい」とのメッセージが表示され、このメッセージの下部に、「引き落としについて」、「年末年始について」、「今期理事メンバー」、「その他」と示される4つの選択候補が示される。4つの選択候補が、図3(a)における第1情報に対する第2情報であるので、モニタ420は、入力をもとにした第1情報と、第1情報に対応する第2情報とを表示するといえる。居住者は、これまでと同様に、4つの選択候補のうちの1つを選択して、選択した選択候補にふれる。この操作によって、操作部430は、選択した選択候補を取得する。これは、入力部である操作部430に対する入力をもとに、新たな第1情報である1つの選択候補が選択されることに相当する。図3(c)-(d)は後述し、図2(b)に戻る。制御部440は、第1情報を通信部450から送信させる。
図2(c)におけるサーバ330の通信部700は、第1情報を施設親機400から受信する。処理部760は、これまでと同様に第1情報に対する第2情報を取得する。第1情報が問合せである場合、第2情報は、問合せに対する回答である。出力部770は、取得部750において取得した入力をもとにした第1情報に対応する第2情報を通信部700に出力し、通信部700は、第2情報を送信する。
図2(b)における施設親機400の通信部450は、第2情報を受信する。制御部440は、第2情報をもとに問合せ画面を生成して、IF部422経由でモニタ420に問合せ画面を表示する。図3(c)は、図3(b)に続く問合せ画面を示す。画面の最上部に「要件を選択して下さい」とのメッセージが表示され、このメッセージの下部に、「管理会社。営業日」、「管理員 駐在予定」、「ゴミ出し日」、「その他」と示される4つの選択候補が示される。4つの選択候補が、図3(b)における第1情報に対する第2情報である。このような選択候補は、施設親機400にアクセスする人に応じた内容となるように、サーバ330の処理部760において取得されてもよい。施設親機400にアクセスする人に応じた内容とは、集合施設100あるいは施設110に応じた内容に相当する。また、第2情報は、複数の選択候補であるので、第1情報の詳細情報を収集するための情報を含むともいえる。
居住者は、これまでと同様に、4つの選択候補のうちの1つを選択して、選択した選択候補にふれる。この操作によって、操作部430は、選択した選択候補を取得する。これは、入力部である操作部430に対する入力をもとに、新たな第1情報である1つの選択候補が選択されることに相当する。図3(d)は後述し、図2(b)に戻る。制御部440は、第1情報を通信部450から送信させる。
図2(c)におけるサーバ330の通信部700は、第1情報を施設親機400から受信する。処理部760は、これまでと同様に第1情報に対する第2情報を取得する。出力部770は、取得部750において取得した入力をもとにした第1情報に対応する第2情報を通信部700に出力し、通信部700は、第2情報を送信する。
図2(b)における施設親機400の通信部450は、第2情報を受信する。制御部440は、第2情報をもとに問合せ画面を生成して、IF部422経由でモニタ420に問合せ画面を表示する。図3(d)は、図3(c)に続く画面を示す。図示のごとく、「年末年始は12月29日から1月2日までお休みをいただきます。3日より通常勤務です。」とのメッセージが表示される。このメッセージが図3(c)における第1情報に対する第2情報である。ここで、第2情報は、第1情報に対する回答の詳細へ案内するための案内情報、例えば、URL(Uniform Resource Locator)、QR(Quick Response)コード(登録商標)であってもよい。また、第2情報は、所定の連絡先の情報であってもよい。
(B)AI・シナリオ式併用チャットボット(テキスト入力+選択肢)
(A)では、表示された複数の選択候補から1つの選択候補を選択することを最初から繰り返すことによって、最終的な第2情報が取得されている。一方、(B)では、最初はテキスト入力がなされ、表示された複数の選択候補から1つの選択候補を選択することを繰り返すことによって、最終的な第2情報が取得されている。居住者は、図2(b)の操作部430を操作することによって、制御部440に問合せ画面の出力を指示する。制御部440は、操作部430への操作に応じて、問合せ画面を生成して、IF部422経由でモニタ420に問合せ画面を表示する。
図4(a)-(d)は、モニタ420に表示される別の画面を示す。図4(a)は、初期段階の問合せ画面を示す。画面の下部に入力パネル424が表示される。居住者は、入力パネル424に触れることによってテキストを入力する。この操作によって、操作部430は、入力されたテキストを取得する。これは、入力部である操作部430に対する入力をもとに、テキストによって示された第1情報を取得することに相当する。図4(b)-(d)は後述し、図2(b)に戻る。
制御部440は、操作部430における入力、つまり第1情報を受けつける。制御部440は、第1情報を通信部450から送信させる。第1情報は、図1の制御装置300、集合施設GW310、ネットワーク320を介してサーバ330に送信される。図2(c)におけるサーバ330の通信部700は、第1情報を施設親機400から受信する。取得部750は、施設親機400の操作部430における入力である第1情報を取得する。
処理部760は、第1情報に対する第2情報を取得する。これまでと同様に、処理部760は、第1情報に対して公知の言語理解技術を実行することによって、意味理解の理解結果を取得する。また、処理部760は、理解結果と、記憶部720に記憶したデータベースとを使用して、第2情報を決定する。しかしながら、ここでの第1情報は、施設親機400において選択された選択候補ではなくテキスト入力であるので、処理部760は、シナリオを使用せずにAIを使用する。これを実現するために、処理部760には予め機械学習がなされ、キーワードと回答のスコアリングがデータベースとして記憶部720に記憶される。データベースは学習データともいえる。図5は、処理部760における処理概要を示す。これは機械学習の際に使用されるデータを示す。このようなデータには、例えば、連休中の営業日問合せのような集合施設100ごとのFAQ(Frequently Asked Questions)が使用される。図2(c)に戻る。出力部770は、第2情報を通信部700に出力する。通信部700は、第2情報を施設親機400に送信する。
図2(b)における施設親機400の通信部450は、第2情報を受信する。制御部440は、第2情報をもとに問合せ画面を生成して、IF部422経由でモニタ420に問合せ画面を表示する。図4(b)は、図4(a)に続く画面を示す。画面の最上部に「連休中の営業日」とのメッセージ、つまり図4(a)において入力した第2情報が表示され、このメッセージの下部に、「類似する質問を表示します」とのメッセージが表示される。これに続いて、制御部440は、図4(b)の画面を図4(c)の画面に遷移させる。
図4(c)では、「要件を選択して下さい」とのメッセージが表示され、このメッセージの下部に、「管理会社。営業日」、「管理員 駐在予定」、「ゴミ出し日」、「その他」と示される4つの選択候補が示される。4つの選択候補が、図4(b)における第1情報に対する第2情報である。図4(c)の問合せ画面は図3(c)の問合せ画面と同一であるので、これに続く処理は(A)と同一である。ここでは説明を省略するが、図2(c)におけるサーバ330の処理部760は、AIをシナリオに切りかえて処理を実行する。図4(d)は最終的な第2情報を示し、図3(d)と同一である。
(C)AI・シナリオ式併用チャットボット(音声+選択肢)
(B)では、最初はテキスト入力がなされ、表示された複数の選択候補から1つの選択候補を選択することを繰り返すことによって、最終的な第2情報が取得されている。(C)では、(B)のテキスト入力の代わりに音声入力が実行される。居住者は、図2(b)の操作部430を操作することによって、制御部440に問合せ画面の出力を指示する。制御部440は、操作部430への操作に応じて、問合せ画面を生成して、IF部422経由でモニタ420に問合せ画面を表示する。
図6(a)-(d)は、モニタ420に表示されるさらに別の画面を示す。図6(a)では、施設親機400のマイク414に向かって居住者が音声を入力する。制御部440は、受けつけた音声をもとに音声認識処理を実行する。制御部440は、音声認識処理の確認画面を生成し、IF部422経由でモニタ420に確認画面を表示する。図6(b)は、確認画面を示す。画面の最上部には、音声認識処理の結果である「連休中の営業日、ですね」とのメッセージが表示され、このメッセージの下部に「はい」、「いいえ」の選択候補が表示される。居住者は、いずれかの選択候補を選択して、選択した選択候補にふれる。「はい」が選択された場合、入力部である操作部430に対する入力として音声認識の結果が取得されるので、第1情報も音声認識の結果とされる。一方、「いいえ」が選択された場合、図6(a)から処理が繰り返される。図6(c)-(d)は後述し、図2(b)に戻る。
制御部440は、第1情報を受けつける。制御部440は、第1情報を通信部450から送信させる。第1情報は、図1の制御装置300、集合施設GW310、ネットワーク320を介してサーバ330に送信される。図2(c)におけるサーバ330の通信部700は、第1情報を施設親機400から受信する。取得部750は、施設親機400の操作部430における入力である第1情報を取得する。
処理部760は、第1情報に対する第2情報を取得する。これまでと同様に、処理部760は、第1情報に対して公知の言語理解技術を実行することによって、意味理解の理解結果を取得する。また、処理部760は、理解結果と、記憶部720に記憶したデータベースとを使用して、第2情報を決定する。その際、処理部760は、(B)と同様に、シナリオを使用せずにAIを使用する。出力部770は、第2情報を通信部700に出力する。通信部700は、第2情報を施設親機400に送信する。
図2(b)における施設親機400の通信部450は、第2情報を受信する。制御部440は、第2情報をもとに問合せ画面を生成して、IF部422経由でモニタ420に問合せ画面を表示する。図6(c)では、「要件を選択して下さい」とのメッセージが表示され、このメッセージの下部に、「管理会社。営業日」、「管理員 駐在予定」、「ゴミ出し日」、「その他」と示される4つの選択候補が示される。4つの選択候補が、図6(b)における第1情報に対する第2情報である。図6(c)の問合せ画面は図3(c)、図4(c)の問合せ画面と同一であるので、これに続く処理は(A)と同一である。ここでは説明を省略するが、図2(c)におけるサーバ330の処理部760は、AIをシナリオに切りかえて処理を実行する。図6(d)は最終的な第2情報を示し、図3(d)、図4(d)と同一である。
(4)インターホン操作説明動作
施設親機400には多くの機能が備えられているので、居住者は、施設親機400を使いこなせない。操作説明書にはそれらの機能が記載されていても、操作説明書を手にとって確認することは面倒なので、居住者は、それらの機能を使用しないままになる。これに対応するために、施設親機400は、施設親機400を含むインターホンシステム1000に関する問合せ機能を有する。具体的には、インターホンシステム1000のチャットボットが質問形式でインターホン機能へのアクセスを誘導する。
ここでも、これまでと同様に(A)シナリオ式チャットボット(選択肢)、(B)AI・シナリオ式併用チャットボット(テキスト入力+選択肢)、(C)AI・シナリオ式併用チャットボット(音声+選択肢)のいずれかが実行される。その際、第1情報は、施設親機400を含むインターホンシステム1000に関する問合せを含む。また、第1情報は、施設親機400および施設親機400を含むインターホンシステム1000の少なくとも一方の操作方法に関する問合せを含む。その場合、第2情報は、当該問合せに対応する操作方法の情報である。また、第1情報は、施設親機400および施設親機400を含むインターホンシステム1000のエラー情報を含んでもよい。その際、第2情報は、エラー情報に対する説明の情報である。さらに、第2情報として、操作方法の情報が表示されるのではなく、第2情報に対応した機能が実行され、実行された機能において生成された画面が表示されてもよい。つまり、第2情報は、第1情報における問合せに対して実行される機能の画面を含んでもよい。
(5)住宅設備の取扱い説明動作
住宅設備が故障したり、住宅設備においてエラーが表示されたりすることがあるが、居住者は、どうしたらいいのか分からない場合がある。これに対応するために、施設親機400は、施設親機400が設置された施設110に関する問合せ機能を有する。具体的には、インターホンシステム1000のチャットボットが住宅設備の取扱い方法を回答したり、住宅設備の取扱い説明を回答したりする。その際、取扱説明書が表示されてもよい。ここでも、これまでと同様に(A)シナリオ式チャットボット(選択肢)、(B)AI・シナリオ式併用チャットボット(テキスト入力+選択肢)、(C)AI・シナリオ式併用チャットボット(音声+選択肢)のいずれかが実行される。その際、第1情報は、施設親機400が設置された施設110に関する問合せ、例えば、施設110の内容および施設に設置された設備の内容に関する問合せである。その際、第2情報は、問合せに対する情報である。
本開示における装置、システム、または方法の主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムにしたがって動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(Large Scale Integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
以上の構成によるインターホンシステム1000の動作を説明する。図7は、インターホンシステム1000による表示手順を示すシーケンス図である。施設親機400は、居住者による入力を受けつける(S10)。施設親機400は、入力に応じた第1情報を表示する(S12)。施設親機400は、第1情報をサーバ330に送信する(S14)。サーバ330は、第1情報に対応した第2情報を取得する(S16)。サーバ330は、第2情報を施設親機400に送信する(S18)。施設親機400は、第2情報を表示する(S20)。施設親機400は、居住者による入力を受けつける(S22)。施設親機400は、入力に応じた第1情報を表示する(S24)。施設親機400は、第1情報をサーバ330に送信する(S26)。サーバ330は、第1情報に対応した第2情報を取得する(S28)。サーバ330は、第2情報を施設親機400に送信する(S30)。施設親機400は、第2情報を表示する(S32)。
本実施例によれば、モニタ420は、操作部430に対する入力をもとにした第1情報と、第1情報に対応する第2情報とを表示するので、さまざまな情報を表示することによって居住者の利便性を向上できる。また、第1情報は、インターホン機器が設置された施設110、施設110で提供されるサービス、インターホン機器を含むシステム、システムを介して提供されるサービスのうちの1以上に関する問合せを含むので、さまざまな情報を表示できる。また、さまざまな情報が表示されるので、居住者にとっては時間を気にせず、問合せを実行できる。
また、さまざまな情報が表示されるので、居住者にとっては即回答を受けつけることができる。また、さまざまな情報が表示されるので、管理会社にとっては本人確認が不要あるいは容易にできる。また、さまざまな情報が表示されるので、管理会社にとっては一次対応を効率的に実行できる。また、さまざまな情報が表示されるので、管理会社にとっては対応履歴を文字で残すことができる。
また、第1情報は、インターホン機器およびインターホン機器を含むシステムの少なくとも一方の操作方法を含むので、操作方法の情報を表示できる。また、第1情報は、インターホン機器およびインターホン機器を含むシステムのエラー情報を含むので、エラー情報の説明を表示できる。また、インターホン機器が設置された施設110に関する問合せは、施設110の内容および施設110に設置された設備の内容に関する問合せを含むので、問合せに対する回答を表示できる。また、第1情報は、1以上の選択候補から操作部430に対する入力をもとに選択されるので、居住者における操作性を向上できる。また、選択候補は、施設親機400にアクセスする人に応じた内容であるので、居住者に適した情報を提供できる。また、第1情報に対して、選択された選択候補と、選択されなかった選択候補とを異なる態様で表示するので、視認性を向上できる。
また、第2情報は、第1情報の詳細情報を収集するための情報を含むので、第2情報を段階的に取得できる。また、第2情報は、第1情報に対する回答の詳細へ案内するための案内情報を含むので、居住者に適した情報を取得できる。また、第2情報は、所定の連絡先の情報を含むので、居住者に連絡先を知らせることができる。また、第2情報は、第1情報における問合せに対して実行される機能の画面を含むので、居住者の利便性を向上できる。また、取得した入力をもとにした第1情報に対応する第2情報であって、かつモニタ420に表示させるための第2情報を出力するので、居住者に適した第2情報を取得できる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の施設親機(400)は、インターホン機器として動作する施設親機(400)であって、操作部(430)と、モニタ(420)とを備える。モニタ(420)は、操作部(430)に対する入力をもとにした第1情報と、第1情報に対応する第2情報とを表示する。
モニタ(420)に表示される第1情報は、インターホン機器が設置された施設(110)、施設(110)で提供されるサービス、インターホン機器を含むシステム、システムを介して提供されるサービスのうちの1以上に関する問合せを含んでもよい。
モニタ(420)に表示される第1情報は、インターホン機器およびインターホン機器を含むシステムの少なくとも一方の操作方法を含んでもよい。
モニタ(420)に表示される第1情報は、インターホン機器およびインターホン機器を含むシステムのエラー情報を含んでもよい。
モニタ(420)に表示されるインターホン機器が設置された施設(110)に関する問合せは、施設(110)の内容および施設(110)に設置された設備の内容に関する問合せを含んでもよい。
モニタ(420)に表示される第1情報は、1以上の選択候補から操作部(430)に対する入力をもとに選択されてもよい。
モニタ(420)に表示される選択候補は、施設親機(400)にアクセスする人に応じた内容であってもよい。
モニタ(420)は、第1情報に対して、選択された選択候補と、選択されなかった選択候補とを異なる態様で表示してもよい。
モニタ(420)に表示される第2情報は、第1情報の詳細情報を収集するための情報を含んでもよい。
モニタ(420)に表示される第2情報は、第1情報に対する回答の詳細へ案内するための案内情報を含んでもよい。
モニタ(420)に表示される第2情報は、所定の連絡先の情報を含んでもよい。
モニタ(420)に表示される第2情報は、第1情報における問合せに対して実行される機能の画面を含んでもよい。
本開示の別の態様は、表示方法である。この方法は、操作部(430)と、モニタ(420)とを備え、インターホン機器として動作する施設親機(400)の表示方法であって、操作部(430)に対する入力を受けつけるステップと、操作部(430)に対する入力をもとにした第1情報と、第1情報に対応する第2情報とをモニタ(420)に表示するステップと、を備える。
本開示のさらに別の態様は、情報出力システムである。この情報出力システムは、操作部(430)と、モニタ(420)とを備え、インターホン機器として動作する施設親機(400)の操作部(430)における入力を取得する取得部(750)と、取得部(750)において取得した入力をもとにした第1情報に対応する第2情報であって、かつモニタ(420)に表示させるための第2情報を出力する出力部(770)と、を備える。
(実施例2)
次に、実施例2を説明する。実施例2は、実施例1と同様に、集合施設に設置されるインターホンシステムに関する。実施例1と実施例2とでは、インターホンシステム1000における端末装置600の接続形態が異なる。実施例2に係る共同玄関装置200、施設親機400、サーバ330は、図2(a)-(b)と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図8は、インターホンシステム1000の構成を示す。集合施設100、施設110は図1と同様である。インターホンシステム1000は、共同玄関装置200、制御装置300、ネットワーク320、サーバ330、共用部幹線350、占有幹線360、管理室端末370、施設親機400、施設子機480、ルータ500、端末装置600を含む。施設親機400は、ルータ500、ネットワーク320を介してサーバ330に接続される。また、サーバ330は、ネットワーク320を介して端末装置600に接続される。
本実施例によれば、集合施設GW310の代わりにルータ500を使用してサーバ330に接続するので、構成の自由度を向上できる。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例1、2の任意の組合せも可能である。本変形例によれば、組合せによる効果を得ることができる。
本実施例1、2において第1情報および第2情報は施設親機400において表示される。しかしながらこれに限らず例えば、第1情報および第2情報を表示する情報端末は施設親機400に限定されず、共同玄関装置200、管理室端末370、施設子機480、端末装置600であってもよい。その際、情報端末は、サーバ330と通信することによって、サーバ330から第2情報を受けつけて表示する。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
100 集合施設、 110 施設、 200 共同玄関装置、 210 処理部、 212 撮像部、 214 マイク、 218 スピーカ、 220 モニタ、 222 IF部、 230 操作部、 240 制御部、 250 通信部、 300 制御装置、 310 集合施設GW、 320 ネットワーク、 330 サーバ、 350 共用部幹線、 360 占有幹線、 370 管理室端末、 400 施設親機、 410 処理部、 414 マイク、 418 スピーカ、 420 モニタ、 422 IF部、 430 操作部、 440 制御部、 450 通信部、 480 施設子機、 600 端末装置、 700 通信部、 710 制御部、 720 記憶部、 750 取得部、 760 処理部、 770 出力部、 1000 インターホンシステム。

Claims (12)

  1. 施設内に設置され、かつインターホン機器として動作する情報端末であって、
    入力部と、
    通信部と、
    表示部とを備え、
    前記通信部は、前記入力部に対するユーザのテキスト入力をもとにした第1情報をサーバに送信するとともに、ユーザのテキスト入力の前記第1情報に対応する第2情報を前記サーバから受信し、
    前記表示部は、前記第1情報と、ユーザに1つを選択させるべき複数の選択候補を含む前記第2情報とを表示し、
    前記通信部は、前記第1情報を送信する際に、本情報端末が設置された施設を識別するための識別情報も前記サーバに送信する情報端末。
  2. 前記表示部に表示される前記第1情報は、前記インターホン機器が設置された施設、前記施設で提供されるサービス、前記インターホン機器を含むシステム、前記システムを介して提供されるサービスのうちの1以上に関する問合せを含む請求項1に記載の情報端末。
  3. 前記表示部に表示される前記第1情報は、前記インターホン機器および前記インターホン機器を含むシステムの少なくとも一方の操作方法を含む請求項1または2に記載の情報端末。
  4. 前記表示部に表示される前記第1情報は、前記インターホン機器および前記インターホン機器を含むシステムのエラー情報を含む請求項1または2に記載の情報端末。
  5. 前記表示部に表示される前記インターホン機器が設置された施設に関する問合せは、前記施設の内容および前記施設に設置された設備の内容に関する問合せを含む請求項2に記載の情報端末。
  6. 前記表示部に表示される前記第2情報は、前記第1情報の詳細情報を収集するための情報を含む請求項1からのいずれか1項に記載の情報端末。
  7. 前記表示部に表示される前記第2情報は、前記第1情報に対する回答の詳細へ案内するための案内情報を含む請求項1からのいずれか1項に記載の情報端末。
  8. 前記表示部に表示される前記第2情報は、所定の連絡先の情報を含む請求項1からのいずれか1項に記載の情報端末。
  9. 前記表示部に表示される前記第2情報は、前記第1情報における問合せに対して実行される機能の画面を含む請求項1からのいずれか1項に記載の情報端末。
  10. 施設内に設置されるとともに、入力部と、通信部と、表示部とを備え、インターホン機器として動作する情報端末の表示方法であって、
    前記入力部に対するユーザのテキスト入力を受けつけるステップと、
    前記入力部に対するユーザのテキスト入力をもとにした第1情報をサーバに送信するステップと、
    前記第1情報に対応する第2情報を前記サーバから受信するステップと、
    前記第1情報と、ユーザに1つを選択させるべき複数の選択候補を含む前記第2情報とを前記表示部に表示するステップと、
    を備え、
    前記送信するステップは、前記第1情報を送信する際に、本情報端末が設置された施設を識別するための識別情報も前記サーバに送信する表示方法。
  11. 請求項10に記載の表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 施設内に設置されるとともに、入力部と、表示部とを備え、インターホン機器として動作する情報端末の前記入力部におけるユーザのテキスト入力を取得する取得部と、
    前記取得部において取得したユーザのテキスト入力をもとにした第1情報に対応する第2情報であって、かつ前記表示部にユーザに1つを選択させるべき複数の選択候補を表示させるための第2情報を出力する出力部とを備え、
    前記取得部は、前記情報端末が設置された施設を識別するための識別情報も取得する情報出力システム。
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