JP2019047199A - インターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の集合住宅(住居棟)の居室親機に表示される情報を容易に送信可能なインターホンシステムを提供する。【解決手段】複数の住居棟3,4で構成される集合住宅2に用いられ、複数の住居棟3,4の各々には、各居室に設置され、表示部11を有する居室親機10と、居室親機10を呼び出す呼出操作が可能な集合玄関機20と、インターホン回線を介して自棟内の各居室の居室親機10と集合玄関機20とを通信可能に接続する棟制御部40とが備えられている。集合玄関機20または棟制御部40は、外部ネットワークNを介して、データ制御部100に接続され、データ制御部100は、所定の情報に関連づけられたデータを、外部ネットワークNを通じて複数の住居棟3,4の集合玄関機20または棟制御部40に一括して送信するように構成されている。集合玄関機20または棟制御部40は、受信したデータを所定の情報に関連づけられた居室の居室親機10に送信するように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、集合住宅に用いられるインターホンシステムに関する。
従来、複数の住居棟で構成される集合住宅向けのインターホンシステムがある。このインターホンシステムの構成では、各住居棟は、インターホン回線(インターホン専用線)を介して制御機と接続されている。
特開2004−260679号公報
ところで、各集合住宅の管理会社を通じて、当該集合住宅の各居室に設けられた居室親機へ広告等の情報を送信し、居室親機のディスプレイに表示させる場合がある。しかしながら、従来は、集合住宅毎に情報を送信する必要があり、処理が煩雑であった。
そこで、本発明は、複数の集合住宅(住居棟)の居室親機に表示される情報を容易に送信可能なインターホンシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のインターホンシステムは、
複数の住居棟で構成される集合住宅に用いられるインターホンシステムであって、
前記複数の住居棟の各々には、
各居室に設置され、表示部を有する居室親機と、
前記居室親機を呼び出す呼出操作が可能な端末機器と、
インターホン回線を介して自棟内の前記各居室の居室親機と前記端末機器とを通信可能に接続する棟制御部と、
が備えられ、
前記端末機器または前記棟制御部は、外部ネットワークを介して、データ制御部に接続され、
前記データ制御部は、所定の情報に関連づけられたデータを、前記外部ネットワークを通じて前記複数の住居棟の前記端末機器または前記棟制御部に一括して送信するように構成され、
前記端末機器または前記棟制御部は、受信した前記データを前記所定の情報に関連づけられた居室の前記居室親機に送信するように構成されている。
上記構成によれば、複数の住居棟を管理する管理会社等は、複数の集合住宅の各居住者に対して提供したい情報を容易に送信することができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、
前記データ制御部は、前記データがアップロードされるクラウドサーバとして構成され、
前記棟制御部は、前記クラウドサーバから前記外部ネットワークを通じて送信された前記データを所定の居室親機に配信するための配信サーバを含み、
前記配信サーバは、前記居室親機からの定期的なポーリングに応じて、対象の居室親機に前記データを送信するように構成されていてもよい。
上記構成によれば、既存のポーリングコマンドを利用しているため、データ配信の特別の手順を用意する必要が無く、低コストなシステムを提供することができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、
前記所定の情報は、広告情報、自治体からの地域情報、対象サービスの予約情報のうち少なくとも一つを含んでもよい。
居室親機へ提供される情報としては、これらの情報を含むことが好ましい。
本発明のインターホンシステムによれば、複数の集合住宅(住居棟)の居室親機に表示される情報を容易に送信することができる。
本発明の実施形態に係るインターホンシステムの構成図である。 インターホンシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本実施形態に係るインターホンシステムの一例について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、インターホンシステム1は、複数の住居棟(本例では、住居A棟3,住居B棟4)、および管理棟5などで構成される例えばマンション等の集合住宅2に用いられるシステムである。住居A棟3、住居B棟4、および管理棟5は、インターネットN(外部ネットワークの一例)を介して、例えばクラウドサーバ100(データ制御部の一例)と接続可能に構成されている。
複数の住居棟3,4の各々は、居室親機10と、集合玄関機20(端末機器の一例)と、管理室親機30と、棟制御部40とを備えている。なお、本例では、住居A棟3と住居B棟4とを同じ構成の住居棟として表しているが、例えば居室親機10の数(住戸数)、集合玄関機20の数等は各住居棟3,4によって相違していてもよい。
居室親機10は、住居棟3,4の各住居内に設置されている。居室親機10は、表示部11、操作部12、親機CPU13などを有している。親機CPU13の記憶部(図示省略)には、その居室親機を特定する固有情報(例えば居室親機ID:identification等の識別番号)が記憶されている。居室親機10は、インターホン回線(専用線)L1を介して棟制御部40に接続されている。居室親機10は、棟制御部40を経由して、例えば集合玄関機20や管理室親機30などと通信可能に構成されている。
集合玄関機20は、住居棟3,4の集合玄関や共用スペース等に設置されている。集合玄関機20は、表示部21、操作部22、カメラ23、玄関機CPU24などを有している。玄関機CPU24の記憶部(図示省略)には、その集合玄関機を特定する固有情報(例えば集合玄関機ID等の識別番号)が記憶されている。集合玄関機20は、インターホン回線L2を介して棟制御部40に接続されている。集合玄関機20は、棟制御部40を経由して、例えば居室親機10や管理室親機30などと通信可能に構成されている。例えば、来訪者は操作部22を操作することにより、訪問先の居室親機を呼び出すことができる。
管理室親機30は、住居棟3,4の管理室に設置されている。管理室親機30は、表示部31、操作部32、通話部33、管理室CPU34などを有している。管理室CPU34の記憶部(図示省略)には、その管理室親機を特定する固有情報(例えば管理室親機ID等の識別番号)が記憶されている。管理室親機30は、インターホン回線L3を介して棟制御部40に接続されている。管理室親機30は、棟制御部40を経由して、例えば居室親機10や集合玄関機20などと通信可能に構成されている。
棟制御部40は、例えば住居棟3,4の管理室などに設置されている。棟制御部40は、制御部CPU41、配信サーバ42などを有している。制御部CPU41の記憶部(図示省略)には、インターホン回線上において、棟制御部を特定するための固有情報(例えば棟制御部ID等の識別番号)が記憶されている。また、制御部CPU41の記憶部には、インターネットN上において、各棟制御部40を識別するためのIP(Internet Protocol)アドレスが記憶されている。
棟制御部40の制御部CPU41は、インターホン回線を介して接続される自棟内の居室親機10と、集合玄関機20と、管理室親機30との間の通信等を制御する。また、制御部CPU41は、インターネットNを介して接続されるクラウドサーバ100との間の通信等を制御する。また、制御部CPU41は、インターネットNを介してクラウドサーバ100から送信されてきたデータを、居室親機10に送信するための画像に変換する処理を行う。
配信サーバ42には、インターネットNを介して、クラウドサーバ100から送信されてくるデータが保存される。配信サーバ42に保存されたデータは、インターホン回線L1を介して、所定の居室親機10に向けて配信される。配信されたデータは、居室親機10の表示部11に表示される。なお、配信サーバ42に保存されたデータは、棟制御部40からインターホン回線L2を介して集合玄関機20に配信され、集合玄関機20の表示部21に表示されるようにしてもよい。また、配信サーバ42に保存されたデータは、棟制御部40からインターホン回線L3を介して管理室親機30に配信され、管理室親機30の表示部31に表示されるようにしてもよい。
管理棟5は、住居A棟3および住居B棟4を管理することができるように構成されている。管理棟5は、管理玄関機50と、管理室親機60と、管理制御部70とを備えている。
管理玄関機50は、管理棟5の玄関に設置されており、表示部51、操作部52、カメラ53、管理玄関CPU54などを有している。管理玄関CPU54の記憶部(図示省略)には、その管理玄関機を特定する固有情報(例えば管理玄関機ID等の識別番号)が記憶されている。管理玄関機50は、インターホン回線L4を介して管理制御部70に接続されている。
管理室親機60は、管理棟5の管理室に設置されており、表示部61、操作部62、通話部63、管理室CPU64などを有している。管理室CPU64の記憶部(図示省略)には、その管理室親機を特定する固有情報(例えば管理室親機ID等の識別番号)が記憶されている。管理室親機60は、インターホン回線L5を介して管理制御部70に接続されている。
管理制御部70は、管理棟5の管理室などに設置されている。管理制御部70は、管理制御部CPU71、配信サーバ72などを有している。管理制御部CPU71の記憶部(図示省略)には、インターホン回線上において、管理制御部70を特定するための固有情報(例えば管理制御部ID等の識別番号)が記憶されている。また、管理制御部CPU71の記憶部には、インターネットN上において、管理制御部70を識別するためのIPアドレスが記憶されている。
管理制御部70の管理制御部CPU71は、インターホン回線L4,L5を介して接続される管理玄関機50と管理室親機60との間の通信等を制御する。また、管理制御部CPU71は、インターネットNを介して接続されるクラウドサーバ100との間の通信等を制御する。配信サーバ72には、インターネットNを介して、クラウドサーバ100から送信されてくるデータが保存される。配信サーバ72に保存されているデータは、インターホン回線L4,L5を介して管理玄関機50および管理室親機60にそれぞれ配信され、管理玄関機50の表示部51や管理室親機60の表示部61に表示させることができるように構成されている。
また、管理棟5の管理制御部70は、インターネットNを介して、住居A棟3および住居B棟4の各棟制御部40とそれぞれ通信可能に接続されている。管理制御部70は、クラウドサーバ100から棟制御部40へ送信されるデータを制御することができるように構成されている。例えば、管理室親機60からの入力操作によって、配信サーバ42から各居室親機10へ配信されるデータを配信規制することができるように構成されている。
クラウドサーバ100には、集合住宅2の配信サーバ42,72に送信するデータが保存されている。クラウドサーバ100には、クラウドサーバ100を管理する管理会社80の例えばパーソナルコンピュータ81がインターネットNを介して通信可能に接続されている。クラウドサーバ100に保存されるデータは、管理会社80のパーソナルコンピュータ81を用いてアップロードされる。クラウドサーバ100に保存されるデータとしては、例えば各企業(管理会社80を含む)の広告情報、集合住宅2が立地している自治体からの地域情報、対象サービスの予約情報等が含まれる。
なお、クラウドサーバ100に保存されるデータは、情報を提供する各企業、自治体、対象サービス供給者等がアップロードするようにしてもよい。この場合、各企業、自治体、対象サービス供給者等の例えばパーソナルコンピュータをクラウドサーバ100にインターネットを介して通信可能に接続させ、各パーソナルコンピュータを用いて情報をアップロードしてもよい。
また、本例では、住居A棟3、住居B棟4、および管理棟5の各制御部が、インターネットNを介して、クラウドサーバ100に接続される構成としたが、例えば住居A棟3および住居B棟4の集合玄関機20、管理棟5の管理玄関機50がそれぞれクラウドサーバ100に接続されるようにしてもよい。その場合、配信サーバ42は、例えば集合玄関機20および管理玄関機50に設けるようにしてもよい。
また、本例では、各住居棟3,4に集合玄関機20が設けられた構成の集合住宅2について説明したが、例えば集合玄関機が設置されていない集合住宅では、各居室親機に対応して各住居の玄関に設置される玄関子機に配信サーバを設ける構成としてもよい。
また、本例では、同じ集合住宅2内に建てられている複数の住居棟3,4に向けてクラウドサーバ100からデータを送信する場合について説明したがこれに限定されない。例えば、管理会社と契約している全ての集合住宅、具体的には、異なる地域(土地)に建てられている複数の集合住宅(異なる住宅メーカーの集合住宅であってもよい)に向けて、クラウドサーバに保存されている同じデータを一括して送信するようにしてもよい。
次に、インターホンシステム1の動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。
管理会社80によって管理される広告情報、地域情報、予約情報等の各データが、インターネットNを介して、管理会社80のパーソナルコンピュータ81からクラウドサーバ100にアップロードされる(ステップS101)。クラウドサーバ100は、アップロードされたデータを保存する。データには、そのデータが送信される送信先(契約相手先)のアドレスが紐づけられている。
クラウドサーバ100は、データに紐づけられたアドレスに基づいて、送信先を決定する(ステップS102)。本例では管理会社80と集合住宅2との間でデータ送受信の契約が結ばれているものとする。契約内容としては、クラウドサーバ100から集合住宅2へ送信されるデータが、例えば広告情報、地域情報、予約情報に関連づけられたデータであり、データに紐づけられている送信先のアドレスが集合住宅2の各棟制御部40および管理制御部70のIPアドレスであるとする。
クラウドサーバ100は、広告情報、地域情報、予約情報に関連づけられたデータを、インターネットNを介して集合住宅2の各棟制御部40および管理制御部70に一括して送信する(ステップS103)。また、クラウドサーバ100は、新たなデータがアップロードされると、アップロードされるごとに、その新しいデータを各棟制御部40および管理制御部70に一括して送信する。ここで、「一括して送信」とは、クラウドサーバ100にアップロードされたデータを、複数の送信先(各棟制御部40および管理制御部70)にまとめて送信することを意味し、例えば、これら複数の送信先に同時または順次にデータ送信することを含む。
各棟制御部40および管理制御部70は、クラウドサーバ100から送信されてきたデータを各配信サーバ42,72にそれぞれ保存する(ステップS104)。
集合住宅2では、各住居棟3,4の居室ごとに、配信してほしい情報の種別を選択することができるように構成されている。配信情報の選択は、居室親機10の操作部12を介して選択することができる。本例では、例えば、住居A棟3の101号室で広告情報の配信が選択され、102号室で地域情報の配信が選択され、103号室で予約情報の配信が選択されているとする。また、住居B棟4の101号室で広告情報と予約情報の配信が選択され、103号室で広告情報と地域情報と予約情報の配信が選択されているとする。各居室親機10によって選択された選択種別データは、各々の親機CPU13の記憶部に記憶されている。
これらの選択種別データは、例えば各居室親機10から棟制御部40に向けての定期的なポーリング(送信要求)によって棟制御部40へ送信される(ステップS105)。具体的には、棟制御部40の制御部CPU41は、自棟内の各居室親機10に対して順番に、送信要求があるかを確認するための要求確認を繰り返し行う。居室親機10に選択種別データが記憶されている場合には、上記要求確認があった際に、居室親機10から棟制御部40へ選択種別データが居室親機IDと共に送信される。
棟制御部40の制御部CPU41は、受信した居室親機IDおよび選択種別データに基づいて、配信先の居室親機10と配信するデータとを決定する(ステップS106)。例えば、住居A棟3の101号室において広告情報の配信が選択されていた場合、制御部CPU41は、住居A棟3の101号室から受信した居室親機IDおよび広告情報の配信を選択している旨の選択種別データに基づいて、広告情報の配信先として住居A棟3の101号室を決定する。続いて、制御部CPU41は、配信サーバ42に保存されているデータを画像データに変換する(ステップS107)。制御部CPU41は、変換された画像データに居室親機IDを添付して、自棟内の居室親機10に向けて送信する(ステップS108)。例えば、制御部CPU41は、変換された広告情報の画像データを、配信先である住居A棟3の101号室の居室親機10へ当該居室親機10の居室親機IDとともに送信する。
各居室親機10は、送信されてきた居室親機IDを認識して、配信を要求した所定の画像データ(例えば、広告情報)を受信する。受信された画像データは、居室親機10の表示部11に表示される(ステップS109)。各居室の居住者は、配信してほしい情報の種別を変更したい場合、再度、自宅の居室親機10を操作することで配信情報の種別を変更することができる。
このような構成のインターホンシステム1によれば、クラウドサーバ100は、所定の情報に関連づけられたデータを、インターネットNを介して複数の住居棟3,4の棟制御部40に一括して送信することができる。また、棟制御部40は、受信したデータを所定の情報に関連づけられた各居室の居室親機10に送信することができる。このため、複数の住居棟3,4を管理する管理会社80は、例えば、各企業(自社を含む)、各自治体等からの要望に応じて、複数の集合住宅(例えば、住居棟3,4)の各居住者に対して提供したい情報を容易に送信することができる。
また、インターホンシステム1では、集合住宅2内における各居室親機10へのデータの送受信において、既存のポーリングコマンドを利用している。このため、データ配信の特別の手順を用意する必要が無く、システムの設備コストを抑えることができる。
また、各居室の居室親機10へ提供される情報として、広告情報、地域情報、予約情報等が用意されているので、集合住宅2の利用者にとって好ましい情報を受信することができる。
管理棟5の管理制御部70にも各住居棟3,4の棟制御部40に送信されるデータと同じデータがクラウドサーバ100から一括して送信されるので、各住居棟3,4にどのようなデータが送信されているのかを管理棟5において把握することが可能である。
(変形例1)
クラウドサーバ100から集合住宅2の各棟制御部40および管理制御部70に向けてデータを送信する場合、例えば予め特定された居住者(居室親機)に向けてデータを送信するようにしてもよい。例えば、集合住宅2において管理組合に加入していない居住者(非管理組合員)のみに向けて情報Aを送信する。この場合、送信される情報Aは、例えば広告情報に関連づけられたデータとしてクラウドサーバ100から各棟制御部40および管理制御部70に向けて一括して送信されるようにしてもよい。また、送信される情報Aには非管理組合員向けの情報であることを識別するための識別IDが添付されている。各棟制御部40の制御部CPU41は、受信した識別IDを認識して、自棟内における非管理組合員の居室の居室親機10に向けて情報Aを配信する。この構成によれば、予め特定された居住者(居室親機)に向けて選択的にデータを配信することができるため、例えば、広告情報の配信の際の広告効果を高めることができる。
(変形例2)
クラウドサーバ100から集合住宅2へ一括して送信される予約情報には、例えばタクシー配車予約に関連する情報が含まれてもよい。予約情報の配信を選択した居室では、居室親機10の表示部11にタクシー配車の予約案内が表示される。利用者は居室親機10からタクシー配車の予約を行うことが可能である。配車の予約信号は、制御部CPU41を通じ、インターネットNを介して、タクシー会社に送信される。配車の予約を受けたタクシー会社が、クラウドサーバ100に例えば配車の予約を承った旨を通知する応答データ(予約完了情報)やタクシーが集合住宅2に到着した旨を通知する応答データ(タクシー到着情報)等をアップロードすると、当該データがクラウドサーバ100から各棟制御部40および管理制御部70に向けて一括して送信されるようにしてもよい。送信される予約完了情報やタクシー到着情報には配車予約を行った居室の居室親機10を識別するための居室親機IDが添付され、各棟制御部40の制御部CPU41は、受信した居室親機IDを認識して、該当の居室親機10に向けて応答データを送信することができる。これらの応答データを受信した居室親機10は、予約完了情報やタクシー到着情報を当該居室親機10の表示部11に表示させることができる。これにより、集合住宅2の各居室の居住者に対して、タクシーの配車予約からタクシー到着通知までのサービスを包括的に提供することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1:インターホンシステム、2:集合住宅、3:住居A棟、4:住居B棟、5:管理棟、10:居室親機、13:親機CPU、20:集合玄関機(端末機器の一例)、24:玄関機CPU、30,60:管理室親機、34,64:管理室CPU、40:棟制御部、41:制御部CPU、42,72:配信サーバ、50:管理玄関機、54:管理玄関CPU、70:管理制御部、71:管理制御部CPU、100:クラウドサーバ(データ制御部の一例)、L1〜L5:インターホン回線(専用線)、N:インターネット(外部ネットワークの一例)

Claims (3)

  1. 複数の住居棟で構成される集合住宅に用いられるインターホンシステムであって、
    前記複数の住居棟の各々には、
    各居室に設置され、表示部を有する居室親機と、
    前記居室親機を呼び出す呼出操作が可能な端末機器と、
    インターホン回線を介して自棟内の前記各居室の居室親機と前記端末機器とを通信可能に接続する棟制御部と、
    が備えられ、
    前記端末機器または前記棟制御部は、外部ネットワークを介して、データ制御部に接続され、
    前記データ制御部は、所定の情報に関連づけられたデータを、前記外部ネットワークを通じて前記複数の住居棟の前記端末機器または前記棟制御部に一括して送信するように構成され、
    前記端末機器または前記棟制御部は、受信した前記データを前記所定の情報に関連づけられた居室の前記居室親機に送信するように構成されている、インターホンシステム。
  2. 前記データ制御部は、前記データがアップロードされるクラウドサーバとして構成され、
    前記棟制御部は、前記クラウドサーバから前記外部ネットワークを通じて送信された前記データを所定の居室親機に配信するための配信サーバを含み、
    前記配信サーバは、前記居室親機からの定期的なポーリングに応じて、対象の居室親機に前記データを送信するように構成されている、請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 前記所定の情報は、広告情報、自治体からの地域情報、対象サービスの予約情報のうち少なくとも一つを含む、請求項1または2に記載のインターホンシステム。

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