JP3906801B2 - 集合住宅用ホームオートメーションシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集合住宅用ホームオートメーションシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
集合住宅の各住戸の照明器具や空調機器などの住宅機器をタイマー制御したり、インターホン装置に備わった留守モードのセットスイッチに連動して制御する場合、従来は各住戸或いは集合住宅内に設けられた制御装置で制御を行っていた。
【0003】
この従来例では制御装置毎にタイマー制御の時計機能やタイマー動作のスケジュールを記憶する機能を必要とする上に、各住戸にはスケジュールを設定する為の手段を必要とした。また留守モードのセットスイッチに連動して制御する場合、どの住宅機器を制御するかを設定する機能をインターネット装置に設ける必要があった。
【0004】
前記の従来例では、制御装置にタイマー制御のための時計機能や、スケジュール機能を持ち、またスケジュール設定のための専用手段を住戸に備える必要があった。
【0005】
一方住宅機器をLANに接続した各住戸に対して通信ネットワークを通じてサービス提供を行うシステムが従来ある。(例えば特許文献1)
【0006】
【特許文献1】
特開2002−44079号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来サービス提供を行うシステムでは、住戸側の住宅データ通信端末器に対してサービスアプリケーションプログラムをサービス提供者から配信し、そのサービスアプリケーションプログラムを受け取って実行されることでサービスを受けることができるもので、サービスアプリケーションプログラムのダウンロードなどの手間が必要な上に、サービスをすぐには受けることができないという問題があった。
【0008】
本発明は、前記の従来例の問題点に鑑みて為されたもので、集合住宅の各住戸内の住宅機器の制御サービスを集合住宅外のセンターサーバ側で行え、住戸に設けられる制御装置側ではサービスアプリケーションプログラムをダウンロードする必要もなく、サービス提供をすぐに受けることができる集合住宅用ホームオートメーションシステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項の集合住宅用ホームオートメーションシステムの発明では、住宅機器と、住宅機器制御用の信号を少なくとも出力して前記住宅機器を制御する制御手段とを集合住宅の各住戸に備え、
前記集合住宅にはWANを構成するインターネットに接続されるLANと、該LAN経由で送られてくる所定形式の信号をプロトコル変換して各制御手段に送るとともに、制御手段からの住宅機器の動作結果を示すデータを含む信号が送られてくると、前記所定形式の信号にプロトコル変換して前記LAN上に送出するゲートウェイとを備え、
前記インターネット上には、所定の集合住宅内の住戸の住宅機器を制御するための制御要求のデータをインターネット及びLANを通じて前記所定の集合住宅内の前記ゲートウェイへ送って該ゲートウェイでのプロトコル変換により制御信号として制御手段へ与える制御機能を有し、複数の集合住宅を統括管理するセンターサーバを設け、
前記センターサーバのデータベースには、留守時に連動して制御する住宅機器が各住戸毎に予め登録され、前記制御機能には住戸内のインターホン装置やインターネット端末から留守時のモードがセットされた住戸に対して登録内容に基づいて当該住戸の住宅機器に対する制御要求のデータをインターネット及びLANを通じて当該住宅が設けられた集合住宅内のゲートウェイに送る機能を含み、
前記留守時のモードがセットされている時に、集合住宅の共同設備のロビーインターホン装置や各住戸のドアホン子器を通じて来客があると、来客者を撮像できる位置に設けた撮像カメラにより撮像した来客者の映像を所定形式のデータに変換する画像サーバを各集合住宅内のLAN上に設け、前記センターサーバに、画像サーバで変換した画像データをインターネットを通じて取り込み蓄積する機能を備えるとともに、前記ロビーインターホン装置に、住戸呼び出しがあると、当該住戸に対する来客を示すデータを前記ゲートウェイとLAN及びインターネットを通じて前記センターサーバへ送る機能を備え、
前記センターサーバのメール機能は留守モードがセットされている住戸に対する前記来客を示すデータを受け取ると、予め当該住戸に対応して登録されている来客通知用のメールアドレス宛に、来客者の画像データのファイルが存在するインターネットの場所を示すURLを添付した電子メールを送信することを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施形態により説明する。
【0035】
図1は本発明の一実施形態のシステム構成を示しており、図示する本実施形態システムは、イーサネット(R)によりLANが構築され、該LANがルータ1を介してWANを構成するインターネット2に接続されている集合住宅Mに対する各種サービスを提供するものであり、サービスを提供するサービス提供会社SCには、複数の集合住宅を統括管理して後述するサービスを提供するための中核となるセンターサーバ3が設置され、このセンターサーバ3と、インターネット2と、サービス提供会社SCとサービス提供を受ける契約が交わされている集合住宅M内のLANと、集合住宅M及び住戸Hに設置される制御監視系及びインターホン系の設備とでシステムが構築される。
【0036】
ここで各住戸Hには複数のLANケーブル51が配線され、これらLANケーブル51の終端にはマルチメディア用配線器具6に設けられた10/100BASE−T用のモジュラジャックが接続され、該モジュラジャックにはパーソナルコンピュータなどからなるデータ端末70や、住戸H内を撮像するためのWebカメラ8等のインターネット端末がLANケーブル52とモジュラコネクタにより接続されるようになっている。
【0037】
また前記各LANケーブル51は、マルチメディア関連の端子装置を内蔵した盤内に設置されているスイッチングハブ9を介して集合住宅M内のLANケーブル50に接続されている。そして各住戸Hに対応するLANケーブル50は、スイッチングハブ10を介してルータ1に接続されており、これにより住戸H内のインターネット端末はLANケーブル51,50、スイッチングハブ9,10から構成される集合住宅M内のLANとルータ1を通じてインターネット2に接続される。
【0038】
スイッチングハブ10には集合住宅Mの共用の端末として設置される画像サーバ110、111やゲートウェイ12からのLANケーブル53が接続されており、これら画像サーバ110,111,ゲートウェイ12もスイッチングハブ10とルータ1を介してインターネット2に接続される。
【0039】
ここで、画像サーバ110は、集合住宅Mの共同玄関などの共用エリアに設置されている監視用の撮像カメラ13からの映像データを所定形式のデータに変換して後述するサービスに利用するための処理を行うものであり、また画像サーバ111は、ロービーインターホン装置14に設置されている撮像カメラ(図示せず)からの映像データを後述する映像制御盤15を通じて取り込んで所定形式のデータに変換する画像サーバ110と同様に後述するサービスに利用するための処理を行うものである。
【0040】
ゲートウェイ12は、各住戸Hに設置されている照明器具16、電気錠17、空調機器18、照明器具16の操作スイッチ部SW等の住宅機器の監視と制御を例えば時分割多重伝送信号で行う制御装置たる伝送ユニット19及び管理人室などに設置される共用設備である警報監視盤20と、LAN(インターネット2)側との間でデータ授受を行うためのプロトコル変換を行うもので、伝送ユニット19、警報監視盤20にはインターフェース装置22と信号線210,211とを介して接続される。
【0041】
ここで各住戸Hに設置される電気錠17及び空調機器18は共に日本電機工業会規格であるJEM−Aに対応する機器であり、伝送ユニット19との間で制御データ/監視データの授受を行う端末機能部23a及び該端末機能部23aと空調機器18との間で論理的・物理的・電気的に整合を行うためのJEM−Aに対応するインターフェースユニット部23bからなる端末ユニット23を介して空調機器18には制御データが送られ、逆に空調機器18の動作状態を示す監視データが伝送ユニット19へ送られるようになっている。
【0042】
また電気錠17は電気錠制御ユニット24により駆動電源が供給されるとともに、施錠/解錠の駆動が行われるもので、電気錠制御ユニット24と伝送ユニット19との間には、空調機器18と同様に制御データ/監視データの授受を行う端末機能部23a及び該端末機能部23aと電気錠制御ユニット24との間で論理的・物理的・電気的に整合を行うためのJEM−Aに対応するインターフェースユニット部23bからなる端末ユニット23を通じて電気錠17の駆動の制御データが伝送ユニット19側から電気錠制御ユニット24へ送られ、また逆に電気錠17の状態を示す電気錠制御ユニット24からの監視データが伝送ユニット19へ送られるようになっている。
【0043】
照明スイッチ部SWは伝送ユニット19に対してスイッチ操作のデータを監視データとして送る端末ユニットを備え、一方照明器具16は伝送ユニット19から送られてくる制御データを受け取ることで照明負荷を制御する端末ユニット(図示せず)を備えている。
【0044】
また電気錠17を住戸H内から直接施錠/解錠するための操作データを監視データとして伝送ユニット19に対して送る電気錠スイッチ部SW0が設けられている。
【0045】
伝送ユニット19では照明スイッチ部SWや電気錠スイッチSW0の監視データに対応して照明器具16や電気錠17の制御データを生成する機能と、信号線210を介して送られてくるデータに基づいて照明器具16,空調機器18,電気錠17の制御データを生成する機能と、これら住宅機器の動作状態を示す監視データを信号線210上へ送出する機能を備えている。
【0046】
住戸Hには住宅機器の監視/制御系の他に撮像カメラ付きドアホン子器26と、このドアホン子器26若しくはロビーインターホン装置14との間で形成される通話路を通じて来客者との間での通話を行うためのインターホン機能や、ドアホン子器26やロビーインターホン装置14に設けられている撮像カメラで撮像された映像をモニタするモニタ機能、更に住戸H内に設けられた火災感知器27,ガス漏れ警報器28、防犯スイッチ18の動作データに基づいて警報を発生する防災/防犯警報機能と、この警報発生を示す信号を信号線211を通じて警報監視盤20へ送信する機能と、更に付設されるワイヤレス受信機29aが、緊急コール押し釦装置29bから無線で発信される緊急データを受信したときに、緊急事態発生を報知を前記防災/防犯警報機能の警報と同様に行うとともに、信号線211を通じて警報監視盤20へ緊急事態発生を示す信号を送信する機能等を備えた住宅情報盤30とで構成されるインターホン装置が設置されている。
【0047】
一方集合住宅Mの共用設備としては、撮像カメラを備えた上述のロビーインターホン装置14と、宅配荷物を収納する宅配ボックス31と、ロビーインターホン装置14に設けられた指紋読取装置(図示せず)とがあり、指紋読取装置は読み取った指紋データを指紋照合コントローラ32とインターフェース部33とを通じて認証データ信号として警報監視盤20へ送るようになっている。また宅配ボックス31は、動作監視のデータ信号や、配達人がボックスに入れた荷物の配達先の住戸番号を操作部(図示せず)で入力したデータなど着荷に関するデータ信号、更に住人がボックス内の荷物を取り出すために前記操作部を通じて入力される暗証番号等の認証データ信号を警報報監視盤20へ前記インターフェース部33を通じて送出する機能を備えている。
【0048】
ここで映像信号、通話の音声信号、更に各種データの信号は例えば同一の信号線211上に周波数分割により送信されるようになっている。
【0049】
ロビーインターホン装置14は操作部で住戸番号による住戸呼出操作があった場合に、当該住戸Hへ信号線221を介して呼出信号を送出する機能と、当該住宅情報盤30側の応答操作によって通話路を形成する機能と、ロビーインターホン装置14に設けられている撮像カメラからのNTSC形式の映像信号を映像制御盤15を介して信号線221に重畳して住宅情報盤30へ送る機能とを備えている。
【0050】
警報監視盤20は、住宅情報盤30から信号線221を介して送られてくる警報発生を示す信号や、緊急事態発生の信号、更にインターフェース部33を通じて送られてくる信号を受け取る信号受信機能と、これら信号を受けとったときに所定の信号形式でインターフェース部33を通じてゲートウェイ12側へ送り出す信号送出機能とを備えるとともに、管理人が各住戸Hの住宅情報盤30やロビーインターホン装置14を呼び出して通話を行うためのインターホン機能とを備え、更に信号受信機能が警報発生や緊急事態発生の信号を受け取ったとき、それに対応して集合住宅M内の警報装置(図示せず)を動作させる警報機能とを備えているものである。
【0051】
前記以外にシステムの一部を構成するものとしては、移動体通信網を通じてインターネット2に接続ができる携帯電話機71や、移動体通信端末を接続したPDA、更には勤務先(オフィス)に設けられているパーソナルコンピュータ等のクライアント(契約関係のある住戸Hの住人)が操作できるインターネット端末がある。また集合住宅Mの管理会社KCに設置されているパーソナルコンピュータ7c等もある。
【0052】
さて本実施形態のシステムの中核であるサービス提供会社SCに備わっているセンターサーバ3は、図2に示すように契約された各集合住宅M内の住戸H毎のデータ格納エリアを備えたデータベース300と、インターネット2を通じてデータ授受を行うための通信部301と、センターサーバ3が提供するサービスに必要なプログラムを実行することでサーバを実現するコンピュータ302とで構成されているものである。
【0053】
データベース300には各住戸H毎のデータ格納エリアを設けてあり、このデータ格納エリアには、当該住戸Hに設置された住宅機器のデータ、住戸H単位での各種設定データ、更に当該住戸Hの各住人(家人)毎に対応する各種設定データや認証データが書き込まれるようになっており、これらのデータに基づいて下記のサーバとしての機能が動作するようになっている。
【0054】
該サーバ機能としては契約者の住戸H内の住宅機器や警報監視盤20の警報機能や住宅情報盤30の防災/防犯警報機能、また住戸H内のWebカメラ8、更に集合住宅M内の画像サーバ110,111を制御する制御機能がある。
【0055】
ここで住宅機器を制御する制御機能としては、携帯電話機71やパーソナルコンピュータ等のWebブラウザ搭載のインターネット端末(以下インターネット端末7と総称する)での操作により指定した住戸H内の住宅機器をリアルタイムに制御する通常の制御機能と、インターネット端末7での操作により設定されるタイマー制御モード時に、指定された住宅Hの住宅機器を設定された時刻に制御するタイマー制御機能と、インターネット端末7若しくは住宅情報盤30での操作によりセットされる留守モード時に、指定された住戸Hの所定の住宅機器を連動制御する留守連動制御機能と、インターネット端末7での操作により登録された住戸H内の所定の住宅機器を住人の帰宅時の操作に連動して制御する帰宅時制御機能とがある。
【0056】
更に住宅機器の制御機能以外の機能としては、留守モードに対応してインターネット端末7の操作でセットされる来客通知機能や、住宅情報盤30の防犯警戒機能を動作状態にセットした時に、当該住戸Hの住宅情報盤30からの警報発生があると、予め登録されている例えば当該住戸Hの住人のメールアドレス宛に警報通知の電子メールを送信する機能、或いは宅配ボックス31から着荷のデータがあると、予め登録されている配達先の住戸Hの住人のメールアドレス宛に着荷通知の電子メールを送信する機能、更に留守モード下で、ロビーインターホン装置14の操作部で当該住戸Hに対する呼出操作があると、来客通知の「要」が予め登録されている場合には、来客があったことを通知する来客通知の電子メールを登録されているメールアドレス宛に送信する機能などのメール機能がある。
【0057】
このメール機能には、後述する来客者の静止画や、警報発生時の宅内を撮像した画像データのファイルのインターネット上の存在場所、つまり本実施形態では後述する当該画像を掲載するWebページのURLを添付する機能も備えている。
【0058】
センターサーバ3には、論契約者たる住人がセンターサーバ3からサービスを受けるための情報授受を行うWebサイトを構築するためのWebサーバ機能を備え、前記の画像を掲載するWebページもこのWebサーバ機能で作成される。
【0059】
ところで前記Webサーバ機能で構築されるWebサイトではサービスを契約者が受けるために事前に登録設定するための設定用サイトがあり、この設定用サイトは設定内容に応じた設定用ページが準備され、契約者たる住人が入力する認証用のID及びパスワードの認証を行う管理機能が備わっている。
【0060】
またセンターサーバ3の管理機能としては、Webサイトでの認証を行う管理機能以外に、ロビーインターホン装置14の操作部で入力される暗証番号(ID)、或いは指紋読取装置を用いた指紋データからなる認証データによる照合や、宅配ボックス31に備わっている操作部で入力される認証データの照合を行う機能を備え、またデータベース200に格納されているデータの登録/変更や読み出しのための機能を備えている。
【0061】
次に本実施形態のシステムでの動作を図3〜図12に基づいて説明する。
【0062】
ここで契約をサービス提供会社と交わした集合住宅Mの各住戸H及びその住人の諸データが予めデータベース300に格納されているものとする。
【0063】
この状態において或る住戸Hにかかる各種設定を当該住戸Hの住人が行う場合には、インターネット2に接続されているインターネット端末7に搭載しているWebブラウザを用いて当該サービス提供会社により公開されているサービス提供のためのWebサイトのURLにアクセスしてログインページのファイルをhttpにより転送させ、インターネット端末7に設けてある表示器で表示されるWebブラウザの閲覧画面上にログインページを表示させる。
【0064】
このログインページの画面は、サービスの提供を受けようとする住人のID及びパスワードの入力画面を構成しており、アクセスした住人が画面上から要求される手順でID及びパスワードを入力して送信操作を行うと、これらID、パスワードがインターネット2を介してセンターサーバ3に転送され、これらID、パスワードをセンターサーバ3のWebサーバ機能を通じて受け取った管理機能が当該ID及びパスワードがデータベース300に登録されている各住戸Hの各住人のデータとして登録されているか否かの認証処理を行い、この認証が終了すると、Webサーバ機能は、メニュー画面のファイルをインターネット端末7に送る。このメニュー画面では、本システムが提供するサービスに対応した各種登録、操作等が選択できるメニュー釦が表示される。
【0065】
ここで例えば住人が所望サービスの提供を受けるための登録/設定を行う場合にはメニュー画面上で表示される各種登録の釦を、ポイントデバイスなどを用いてクリック操作すると、この操作に呼応してWebサーバ機能は、各種登録メニューのファイルをインターネット端末7へ送信し、当該インターネット端末7のWebブラウザの閲覧画面上に図3に示す各種登録メニューが表示される。
【0066】
この各種登録メニューの画面では、前記の認証で特定された当該住人に対応する集合住宅名(図示例では門真マンション)、その棟番号(図示例ではA棟)、住戸番号(図示例では102号室)を表示するとともに、登録に対応する選択釦B1乃至B6及びメニュー画面に戻るための釦BMと、ログインメニュー画面に戻る終了釦BEとが表示される。
【0067】
ここで選択釦B1は、通知先メールアドレスの設定画面(図4(a)参照)を、選択釦B2は、上述のタイマー制御のための設定画面(図5(a)参照)を、選択釦B3はログインのためのパスワードを変更設定のための画面(図示せず)、選択釦B4は留守モードに対応するための設定画面(図6参照)を、選択釦B5は来客録画の設定の画面(図示せず)、選択釦B5は帰宅時のための設定画面(図7(a)参照)を呼び出すための選択釦を構成する。
【0068】
尚本実施形態では、ユーザ名(ID)変更の画面を呼び出すのは、使用頻度が少ないので、前記のパスワードを変更設定するための画面内にユーザ名変更の画面を呼び出すための釦が設けられている。
【0069】
次に図3乃至7における各設定画面について説明する。
【0070】
選択釦B1のクリック操作があると、Webサーバ機能は当該住人の住戸Hに住んでいる各住人個人に対応させた通知先のメールアドレスの設定内容を示す欄と、登録されているメールアドレスに対応したメール端末(インターネット端末)の種類の設定を示す欄、メール通知を行う内容の設定を示す欄、メール通知を行うことができる時簡帯(送信時間帯)の設定内容を示す欄と、設定されている内容を変更する操作のための変更釦Baを表示している欄とを設けている一覧表からなるメールアドレス設定メニュー画面のファイルをインターネット端末7へ送信し、Webブラウザの閲覧画面上で図4(a)に示すように表示させる。
【0071】
尚このメールアドレス設定メニューの画面ではログインメニュー画面に戻るための終了釦BEと、図3の各種登録メニュー画面に戻るための操作釦BMも表示される。
【0072】
さて前記のメールアドレスの設定を示す欄には、メールアドレスと、当該メールアドレスに対応する個人名(呼称)やメール端末(インターネット端末)の種別やメール端末(インターネット端末)の設置場所等が表示される。
【0073】
またメール通知を行う内容としては本システムでは来客、警報、宅配の3通りがあり、設定されている場合には対応する欄に●印が表示される。また送信時間時間帯の設定を表示する欄には始まりの時刻と終わりの時刻とが「00:00から00:00まで」という形式で表示される。
【0074】
この設定画面で設定内容を変更した場合或いは新規に設定したい場合には、変更したいメールアドレスに対応する変更釦Ba或いはメールアドレスが設定されていない欄に対応する変更釦Baをクリックすればよく、例えば図において「お父さん携帯」と併記されているメールアドレスに対応する変更釦Baがクリックされると、このクリックに呼応してメールアドレスに対応する現在の設定内容を示す一覧表を表示する画面ファイルをWebサーバ機能から送信し、Webブラウザの閲覧画面上に図4(b)に示すように表示させる。
【0075】
この画面の表示される例えば「名称」に対応する設定欄では「お父さん携帯」、メールアドレスの設定欄では、「お父さん携帯」に対応するメールアドレスが表示され、これら内容はエディタ機能により直接的に書き込みと修正/変更がキーボード等の入力手段により直接できるようになっている。
【0076】
一方メール端末(インターネット端末)の「種類」や、通知内容である「来客通知」、「警報通知」、「宅配通知」の各設定欄では、択一選択するためのラジオボタンが表示され、「種類」では「パソコン」、「携帯」の何れかを選択するこができるようになっている。通知内容においては、通知するかしないかの何れかを選択することができるようになっている。尚警報通知には緊急事態発生通知をも含む。
【0077】
更に送信時間帯の設定に対応する設定欄では始まり時刻と、終わり時刻を夫々の欄のホップアップメニュー形式で選択入力できるようになっている。
【0078】
これらの設定欄の設定内容の変更を終了した後、或いは新たな入力が終了した後、設定画面上の[OK]釦Bbをクリックすれば、センターサーバ3のWebサーバ機能側に変更若しくは新規入力のデータが転送され、データベース300の当該住人に対応する格納エリアの対応データが修正或いは当該格納エリア新たに設定登録される。尚当該設定画面上の釦Bcをクリック操作すれば、図4(a)のメールアドレス設定メニューに戻ることができ、また終了釦BEをクリック操作すればログインメニュー画面に戻ることができる。
【0079】
次に各種登録メニューの選択画面で選択釦B2のクリック操作があると、Webサーバ機能は当該住人の住戸Hに設置されている遠隔制御が可能な住宅機器の一覧と夫々の住宅機器のタイマー制御の設定状態を示す一覧表からなるタイマー設定メニューの画面のファイルをインターネット端末7へ送信し、図5(a)のようにWebブラウザの閲覧画面上で表示させる。このタイマー設定メニューの画面ではログインメニュー画面に戻るための終了釦BEと、各種登録メニュー画面に戻るための操作釦BMも表示される。
【0080】
さて前記の一覧表には、住宅機器名と、各住宅機器がタイマー制御に対して有効に設定されているか否かを示す欄と、タイマー制御のオン時刻と、オフ時刻の設定内容を示す欄と、設定内容を変更したい場合に操作する変更釦Baを表示した欄とが設けられている。
【0081】
ここでタイマー制御が有効と設定されている場合には、その対応する欄に●印が表示される。またオン時刻、オフ時刻の欄には夫々の時刻が「00:00」の形式で表示される。
【0082】
この設定画面で登録内容を変更した場合には、変更したい住宅機器に対応する変更釦Baをクリックすればよく、例えば図において「照明」に対応する変更釦Baがクリックされると、このクリックに呼応してWebサーバー機能は、「照明」に対応する現在の設定内容を示す一覧表を表示する画面ファイルを当該インターネット端末7に送信して、Webブラウザの閲覧画面上に図5(b)に示すように表示させる。
【0083】
例えば「機器名称」に対応する設定欄では「照明」、オン時刻及びオフ時刻の各設定欄では、ホップアップメニュー形式で夫々の時刻を選択入力できるようになっている。
【0084】
タイマー制御の有効/無効の設定欄では、有効/無効を択一選択するためのラジオボタンが表示されている。
【0085】
而してオン時刻、オフ時刻、タイマー制御の有効/無効を設定変更したり、或いは新たな設定入力が終了した後、設定画面上の[OK]釦Bbをクリックすれば、センターサーバ3のWebサーバ機能側に変更若しくは新規入力のデータが転送され、データベース300の当該住戸Hの当該住宅機器に対応するタイマー制御のための格納エリアの対応データが修正或いは当該格納エリアに新たに設定登録される。尚当該設定画面上の釦Bcをクリック操作すれば、図5(a)のタイマー設定メニューに戻ることができる。
【0086】
また各種登録メニューの選択画面で選択釦B4のクリック操作があると、Webサーバ機能は当該住人の住戸Hに設置されている留守モードセット時にオフすることが可能な住宅機器の一覧と夫々の住宅機器をオフするか否かの設定状態を示す一覧表からなる設定メニューの画面のファイルをインターネット端末7へ送信し、図6のようにWebブラウザの閲覧画面上で表示させる。この設定メニューの画面では対応する住宅機器をオフするかオフしないかのラジオ釦が表示されており、このラジオ釦で択一的にオフするか否かを設定できるようになっている。尚この設定メニューの画面ではログインメニュー画面に戻るための終了釦BEと、各種登録メニュー画面に戻るための操作釦BMも表示される。
【0087】
而して留守モードセット時の対象となる住宅機器をオンするか、オフしないかの内容を変更した場合には、設定画面上の[OK]釦Bbをクリックすれば、センターサーバ3のWebサーバ機能側に変更のデータが転送され、データベース300の当該住戸Hの当該住宅機器に対応する留守モード時の制御のための格納エリアの対応データが修正される。
【0088】
更にまた各種登録メニューの選択画面で選択釦B6のクリック操作があると、Webサーバ機能は、当該住人及び当該住人の同居人の帰宅時の住宅機器の制御や帰宅を示す電子メールの送信とそのメール送信先の設定内容の一覧表からなる帰宅時設定メニューの画面のファイルをインターネット端末7へ送信し、図7(a)のようにWebブラウザの閲覧画面上で表示させる。この帰宅時設定メニューの画面ではログインメニュー画面に戻るための終了釦BEと、各種登録メニュー画面に戻るための操作釦BMも表示される。
【0089】
さて前記の一覧表には、当該住宅Hの各住人の識別用の個別番号及びその名称(呼称)を示す欄と、これら欄に対応した帰宅時の防犯警報動作のリセット(解除)設定を示す欄と、帰宅時の動作設定内容を示す欄と、設定内容を変更したい場合に操作する変更釦Baを表示した欄とが設けられている。
【0090】
ここで防犯解錠が設定されている場合には、その対応する欄に●印が表示される。また帰宅時動作内容の欄には、制御対象となる住宅機器の動作内容及び電子メールの送信が設定されている場合にはその送信先が記述される。
【0091】
この帰宅時設定メニュー画面で設定内容を変更した場合には、変更したい住人に対応する変更釦Baをクリックすればよく、例えば図において「お父さん」に対応する変更釦Baがクリックされると、このクリックに呼応してWebサーバ機能は「お父さん」に対応する現在の設定内容を示す一覧表を表示する画面ファイルを当該ンターネット端末7へ送信して、Webブラウザの閲覧画面上に図7(b)に示すように表示させる。
【0092】
この一覧表では「番号」に対応する欄では「お父さん」に対応する個人識別の番号が表示、また「持ち主」の欄にはその個人の呼称や名称、この場合には「お父さん」が表示され、更に「防犯解除」、「留守モード解除」の各欄には解除(リセット)するか、解除(リセット)しないかを択一的に選択するためのラジオ釦が表示され、更に機器オンに対応するように制御対象となる住宅機器名の欄と、夫々の住宅機器に対して帰宅時にオンするかオンしないかを択一的に選択するためのラジオ釦が夫々表示されている。またメール送信の欄では、予めメールアドレスが登録されている当該住戸Hの各住人の名称や呼称と対応端末名や場所が表示される欄と、夫々のメール送信先に対して当該住人の帰宅時に電子メールを送信するか、送信しないかを択一的に選択するためのラジオ釦が表示されている。
【0093】
この一覧表によって当該住人の帰宅時の設定内容が分かるとともに、持ち主名や、設定内容の変更が行えるのである。
【0094】
而して設定変更したり、或いは新たな設定入力が終了した後、設定画面上の[OK]釦Bbをクリックすれば、センターサーバ3のWebサーバ機能側に変更若しくは新規入力のデータが転送され、データベース300の当該住戸Hの当該住人に対応する帰宅時のための格納エリアの対応データが修正或いは当該格納エリアに新たに設定登録される。
【0095】
尚各種登録メニューでパスワード変更の選択釦B3を操作すれば、Webサイトへログインするためのパスワードやユーザ名(ID)を変更するための画面ファイルがWebサーバ機能からインターネット端末7に送られ、インターネット端末7のWebブラウザの閲覧画面上でこれらの変更ができるようになっている。また来客録画設定の選択釦B5を操作すればロビーインターホン装置14やドア子器の撮像カメラで捉えた来客の静止画像データを蓄積(録画)するかしないか等を設定するための画面ファイルがWebサーバ機能からインターネット端末7に送られ、インターネット端末7のWebブラウザの閲覧画面上でこれらの設定や変更ができるようになっている。
【0096】
つまり、センターサーバ3からは画面ファイルがインターネット端末7へ、またインターネット端末7からはブラウザの閲覧画面上で設定/変更されたデータがセンターサーバ3へ送られる。
【0097】
次に上述の設定処理以外の本実施形態のシステムでの動作を説明する。
【0098】
図8はインターネット2上に接続されているインターネット端末7から住戸H内の住宅機器を制御する場合の流れを示している。
【0099】
この場合、住人はインターネット端末7からセンターサーバ3のWebサーバ機能が提供しているサービスのためのWebサイトにアクセスし、認証を経た後、制御のためのWebページにログインし、このWebページの表示に従って制御したい自己の住戸H内の住宅機器を選択し、その制御内容を指定すると、その制御要求データがセンターサーバ3に送られ(S1)、センターサーバ3は住戸H内の住宅機器に対する制御要求データを所定形式の信号で当該住戸Hが存在する集合住宅Mのゲートウェイ12にインターネット2を介して送信する(S2)。
【0100】
ここでセンターサーバ3と各集合住宅Mのゲートウェイ12との間の通信はVPNを構築し、セキュリティを確実なものとしている。
【0101】
さてゲートウェイ12は制御要求データを送ってきた信号のプロトコル変換を行って、制御を指示する指示信号としてインターフェース装置22へ送出する(S3)。この指示信号を受け取ったインターフェース装置22は所定の伝送信号形式で指示信号を伝送ユニット19に信号線210を介して送る。伝送ユニット19はこの指示信号(S3)に基づいて住宅機器(以下住宅機器Xという)に設けられた端末ユニット(以下端末ユニットYという)に対して伝送信号により制御データを送り、端末ユニットYは接続されている住宅機器Xを制御データ内容に基づいて制御する。そして動作データを監視データとして伝送ユニット19へ返送する。伝送ユニット19はこの監視データをインターフェース装置22へ送り、該インターフェース装置22から制御結果を示す結果信号としてゲートウェイ12に送る(S4)。これによりゲートウェイ12は結果信号をプロトコル変換して制御結果データとしてインターネット2を介してセンターサーバ3へ送り(S5)、センターサーバ3は前記の制御要求を行ったインターネット端末7へ応答データとして送る(S6)。これによりインターネット端末7では制御要求を行った住宅機器Xの動作をWebブラウザの閲覧画面上で確認することができる。
【0102】
このようにして住人は、外出先などから携帯電話機等のインターネット端末7により住戸H内の住宅機器Xを遠隔制御することができることになる。
【0103】
次にタイマー制御について説明する。
【0104】
まず図9に示すように住人はインターネット端末7によりセンターサーバ3に対してタイマー制御の設定を行う(S1)。センターサーバ3のコンピュータ302は内蔵時計が示す時刻が、設定されたオン時刻或いはオフ時刻に一致するか否かをチェックし、一致すると対象となる住宅機器の制御を要求する制御要求データを上述のVPNに対応した信号形式で当該住戸Hが存在する集合住宅Mのゲートウェイ12にインターネット2を介して送信する(S2)。
【0105】
さてゲートウェイ12は制御要求データを送ってきた信号のプロトコル変換を行って制御を指示する指示信号としてインターフェース装置22へ送出する(S3)。この指示信号(S3)を受け取ったインターフェース装置22は所定の伝送信号形式で指示信号(S3)を伝送ユニット19に信号線210を介して送る。伝送ユニット19はこの指示信号(S3)に基づいて住宅機器Xに設けられた端末ユニットYに対して伝送信号により制御データを送り、端末ユニットYは接続されている住宅機器Xを制御データ内容に基づいて制御する。そして動作データを監視データとして伝送ユニット19へ返送する。伝送ユニット19はこの監視データをインターフェース装置22へ送り、該インターフェース装置22から制御結果を示す結果信号としてゲートウェイ12に送る(S4)。これによりゲートウェイ12は結果信号をプロトコル変換変換して、所定の信号形式により制御結果データをLAN及びインターネット2を介してセンターサーバ3へ送信する(S5)。
【0106】
そしてセンターサーバ3のコンピュータ302は前記の制御要求データによって対象となった住宅機器Xが正常に動作したか否かを制御結果データにより判断し、もし制御が失敗した場合にはメール機能により、所定のメールアドレスに対して制御失敗を示す電子メールによる通知を行う(S6)。この図9は上述のタイマー設定を行ったインターネット端末7へメール通知を行う場合を示している。このメール通知はタイマー制御の設定を行った住人の登録メールアドレスに自動的に通知するものとする。
【0107】
次に留守モード時の動作について説明する。
【0108】
まず住人は図10に示すように携帯電話機等のインターネット端末7を用いて上述したようにセンターサーバ3に対して留守時の連動制御の設定を予め行っておく(S1)。
【0109】
さて前記の設定が予め行われている状態で、例えば留守にする場合には、当該住戸Hの住人はインターネット端末7を用いて、留守モードのセットを行うためのWebページにアクセスし、留守モードのセットを行う(S2)。この場合当該住人の認証を行うことで、当該住人が特定され、センターサーバ3は当該住人の留守連動設定内容に基づいて留守モード時における制御要求データを上述のVPNに対応した信号形式で当該住戸Hが存在する集合住宅Mのゲートウェイ12にインターネット2、LANを介して送信する(S3)。尚留守モード設定は住宅情報盤30に設けられた留守モード時のセットスイッチ(図示せず)の操作でも行え、この場合セットスイッチの操作にともない、住宅情報盤30から信号線221を介して警報監視盤20へ設定信号が送られ、更にこの設定信号は信号線211を介して警報監視盤20からインターフェース装置22を通じてゲートウェイ12に所定信号形式で送られる。
【0110】
そしてセット信号はゲートウェイ12でプロトコル変換され、セットデータとしてLANとインターネット2を通じセンターサーバ3へ送られ(S2’)、この設定データを受け取ったセンターサーバ3は上述のインターネット端末7による留守モードセット時と同様に制御要求データをインターネット2とLANとを介して対応する集合住宅Mのゲートウェイ12に送る(S4)。
【0111】
ゲートウェイ12は制御要求データを送ってきた信号のプロトコル変換を行って制御を指示する指示信号としてインターフェース装置22へ送出する(S5)。この指示信号を受け取ったインターフェース装置22は所定の伝送信号形式で指示信号を伝送ユニット19に信号線210を介して送る。伝送ユニット19はこの指示信号に基づいて住宅機器Xに設けられた端末ユニットYに対して伝送信号により制御データを送り、端末ユニットYは接続されている住宅機器Xを制御データ内容に基づいて制御する。そして動作データを監視データとして伝送ユニット19へ返送する。伝送ユニット19はこの監視データをインターフェース装置22へ送り、該インターフェース装置22から制御結果を示す結果信号としてゲートウェイ12に送る(S6)。これによりゲートウェイ12は結果信号をプロトコル変換して、所定の信号形式により制御結果データ▲5▼をインターネット2を介してセンターサーバ3へ送る(S7)。そしてセンターサーバ3のコンピュータ302は前記の制御要求データによって対象となった住宅機器Xが正常に動作したか否かを制御結果データにより判断し、もし制御が失敗した場合にはメール機能により、所定のメールアドレスに対して制御失敗を示す電子メールの送信を行う(S8)。このメール通知は留守モード設定を行った住人の登録アドレスに自動的に通知するものとする。
【0112】
ところで前記留守中に図11に示すように当該住戸Hに対して来客者Zがあった場合、つまりロビーインターホン装置14から当該住戸Hへの呼び出しがあると、当該住戸Hの住宅情報盤30への呼出信号がロビーインターホン装置14から送信されるとともに、警報監視盤20へ当該住戸Hへの呼び出しがあったことを示す信号が警報監視盤20へ送られ、警報監視盤20はインターフェース装置22を介して所定信号形式の来客信号をゲートウェイ12へ送る(S1)。ゲートウェイ12は来客信号をプロトコル変換して来客データとしてセンターサーバ3に送る(S2)。センターサーバ3は、この来客データを受け取ると、対応する住戸Hに対して留守モードがインターネット端末7によりセットがされている(S3)か否かを判断する。そして留守モードがセットされていると、当該住戸Hが存在する集合住宅Mに設けられている画像サーバ110,111に来客者Zの画像蓄積と転送要求データを送る(S4)。この要求データに対応して画像サーバ110はロビーインターホン装置14に設置されている撮像カメラで捉えた来客者Zの静止画のデータを、また画像サーバ111は共用部の撮像カメラ13が捉えた来客者の静止画のデータを夫々所定形式のデータに変換して、該画像データをセンターサーバ3へ転送する(S5)。
【0113】
センターサーバ3のWebサーバ機能は、画像データを蓄積(録画)するとともに画像閲覧用のWebページ上に掲載するための書き込む処理を行う。そして、メール機能により当該WebページのURLを添付した来客通知の電子メールを作成し、来客通知が設定されている当該住戸Hの住人のメールアドレス宛に送信する(S6)。
【0114】
これにより当該電子メールを受け取った住人は来客があったことを知り、またインターネット端末7のWebブラウザにより添付されているURLをアクセスして当該Webページ上に書き込まれた来客者Zの静止画像を見ることで、来客者Zが誰であるかを確認することができる。
【0115】
次に住人が帰宅した場合について説明する。まず帰宅した住人は、図12においてロビーインターホン装置14に設けられている操作部140で当該住人のIDを入力する(或いは指紋読取装置で自己の指紋を読み取らせる)。この入力されたデータは警報監視盤20からインターフェース装置22を介して、所定信号形式の帰宅信号としてゲートウェイ12に送られ(S1)、ゲートウェイ12はプロトコル変換して帰宅認証データとしてセンタ−サーバ3へ送出する(S2)。センターサーバ3の管理機能はデータベース300に登録されているIDデータ(或いは指紋データ)を検索して、帰宅認証データとして送られてきたIDデータ(或いは指紋読み取りデータ)と一致するものがあるか否かの判断を行う認証処理を行って帰宅者を特定する。そしてインターネット端末7を用いて登録されている当該帰宅者に対応する帰宅時の連動登録されている(S3)の内容をチェックする。そして当該帰宅者に対して防犯警報動作が解除(リセット)が設定されている場合にはセンターサーバ3の制御機能は防犯警報動作の解除(リセット)データをゲートウェイ12へ送信し(S4)、また住宅機器Xの制御を行う場合には、制御要求データをゲートウェイ12へ送信する(S5)。更に帰宅時の通知を行うメールアドレスが設定されている場合には、メール機能により当該メールアドレスに誰が帰宅したかを電子メールで通知する(S6)。
【0116】
さて前記防犯警報動作の解除(リセット)データはゲートウェイ12へ送られてプロトコル変換され、防犯警報動作の解除(リセット)信号としてインターフェース装置22に送られ(S7)、更に警報監視盤20に送られる。そして警報監視盤20はこの防犯警報動作の解除(リセット)信号が送られてくると、当該帰宅者の住戸Hの住宅情報盤30に対して信号線221を通じて防犯警報動作の解除(リセット)を指示する信号を送る。
【0117】
また制御要求データはゲートウェイ12でプロトコル変換され、指示信号としてインターフェース装置22へ送られ(S8)、されにインターフェース装置22から伝送ユニット19に送られる。そして伝送ユニット19は制御対象となる住宅機器Xに対応する端末ユニットYに指示信号に基づいた制御データを送り、住宅機器Xを制御する。そしてその制御結果を伝送ユニット19が受け取り、インターフェース装置22を通じて結果信号としてゲートウェイ12へ送る(S9)。ゲートウェイ12はプロトコル変換して、制御結果データとしてセンターサーバ3へ送信する(S10)。センターサーバ3はこの制御結果データから制御が失敗したかどうかを判断し、失敗した場合にはメール機能によって、予め登録されている帰宅通知用のメールアドレス宛に制御失敗を示す電子メールの送信を行う(S11)。尚当該帰宅者に対応して留守モードのリセットが設定されている場合には留守モードをリセットする一連の処理を行う。
【0118】
ところで、防犯警報動作がセットされている住戸Hで警報が発せられた場合には、警報制御盤20からの警報データを当該住戸Hを示すデータとともにインターフェース装置22,ゲートウェイ12、LAN、インターネット2を通じてセンターサーバ3に送られてくると、センターサーバ3のメール機能は警報通知メールの通知が登録設定されている当該住人のメールアドレスに対して警報通知メールを送り、当該住人に住戸Hで異常が発生したことを通知することができるようになっている。そして例えば警報を受け取った住人が警報制御盤20或いは住宅情報盤30若しくは両方で発せられている警報を停止させる指示をインターネット端末7を通じてセンターサーバ3へWebサイトを通じて与えると、その指示に沿ってセンターサーバ3は住宅機器制御と同様に警報停止させる制御要求データをインターネット2,集合住宅MのLAN及びゲートウェイ12、インターフェース装置22を通じて警報制御盤20或いは住宅情報盤30若しくは両方へ送り、警報を停止させることができる。
【0119】
尚防犯警報発生以外に緊急事態発生時も上述と同様な制御、操作ができる。
【0120】
また警報発生と連動させてセンターサーバ3は、住戸H内の撮像カメラ、例えばWebカメラ8が撮像している宅内の映像の画像データを転送させ、Webサーバ機能により当該画像を掲載するWebページを作成するととも、このWebページのURLを上述の警報通知メールに添付して送付し、警報通知メールをインターネット端末7で受け取った住人はインターネット端末7のWebブラウザにより添付されているURLに対してアクセスして、当該URLに対応するWebページのファイルを転送させ、Webブラウザの閲覧画面上で宅内の画像を表示させることで警報発生の原因を知ることができ、誤報などの確認が行える。特に携帯電話機のように携行するインターネット端末7の場合、外出先で直ちに対処することが可能となる。
【0121】
また、撮像する宅内に設置している照明器具16を点灯させる制御要求データを警報発生と連動させてセンターサーバ3から当該住戸Hが存在する集合住宅のゲートウェイ12とインターフェース装置22とを介して当該住戸Hの伝送ユニット19に送り、上述のWebカメラ8による撮像前に照明器具16を点灯させ、この点灯後に撮像を行うようにすれば、十分な明るさの照明下で撮像することができる。また侵入者に対する防犯警報の場合には照明器具16の点灯が侵入者に対する威嚇ともなる。
【0122】
また宅配ボックス31に配達人が荷物を入れ、配達先の住戸番号を操作部(図示せず)で入力したデータが警報制御盤20からインターフェース装置22、ゲートウェイ12を通じてセンターサーバ3に送られてくると、センターサーバ3のメール機能は宅配通知を電子メールで行うことが登録設定されている当該住人のメールアドレスに対して宅配通知メールを送る機能を備えている。
【0123】
また前記宅配ボックス31は荷物が収納する収納部(図示せず)に電気錠で施錠される扉を備えるとともに、この電気錠の解錠を前記ゲートウェイ12を通じて送られてくる信号で行う手段を備えている。つまりセンターサーバ3の管理機能には、前記収納部に収納されている荷物を取り出すために宅配ボックス31の操作部で入力される住戸Hに対して若しくは住人個人に付与している暗証番号などの認証データが前記ゲートウェイ12でプロトコル変換された後、LAN、インターネット3を通じて送られて来ると、当該収納部に収納されている荷物の送り先の住戸若しくは住人に対応して予めデータベース300に登録されている認証データとの照合を行い、この認証後後センターサーバ3の制御機能が前記収納部の電気錠の解錠を行う制御要求のデータをインターネット2、LANを通じてゲートウェイ12に送出するようなっている。
【0124】
ところでメール通知が可能な時間帯をメールアドレス毎に設定することができるので、メール通知をして欲しくない時間帯などを自由に設定することができる。更に各メールアドレス宛毎にメール通知の内容を選択することができるようにし、その内容をセンターサーバ3で管理するようにすれば、電子メールを受け取る人物に対応した適切な言葉と内容で作成されたメールを送ることができる。
【0125】
またインターネット端末7として用いられる、携帯電話機には移動体通信業者において固有識別番号が予め登録されている。そこでセンターサーバ3の管理機能ではデータベース300上に契約者が所有する携帯電話機71の固有識別番号を予め登録しておき、Webサイトにログインした携帯電話機71から送られてくる固有識別番号データとの照合を行い、当該携帯電話機のログインを認証するとともに、当該携帯電話機71のWebブラウザへ来客者の静止画像の閲覧ページファイルを送る場合にその固有識別番号に対応する携帯電話機の機種にデータファイルを送るようにしてもよい。
【0126】
尚データベース300上に登録されている携帯電話機の固有識別番号を他のインターネット端末からのログインによって、当該携帯電話機の所有者を示す認証情報(ID及びパスワード)の変更があれば自動的にデータベースから登録を抹消する機能をセンターサーバ3に設けることで、当該携帯電話機の紛失時の安全性を確保することができるようになっている。
【0131】
【発明の効果】
請求項の集合住宅用ホームオートメーションシステムの発明は、住宅機器と、住宅機器制御用の信号を少なくとも出力して前記住宅機器を制御する制御手段とを集合住宅の各住戸に備え、前記集合住宅にはWANを構成するインターネットに接続されるLANと、該LAN経由で送られてくる所定形式の信号をプロトコル変換して各制御手段に送るとともに、制御手段からの住宅機器の動作結果を示すデータを含む信号が送られてくると、前記所定形式の信号にプロトコル変換して前記LAN上に送出するゲートウェイとを備え、
前記インターネット上には、所定の集合住宅内の住戸の住宅機器を制御するための制御要求のデータをインターネット及びLANを通じて前記所定の集合住宅内の前記ゲートウェイへ送って該ゲートウェイでのプロトコル変換により制御信号として制御手段へ与える制御機能を有し、複数の集合住宅を統括管理するセンターサーバを設けているので、制御のための設定などの専用手段を各集合住宅内の住戸側に設けたり、サービスの提供を受ける住戸側でのプログラムのダウンロードを必要とせず、住宅機器の制御のサービスを受けることができる。
また前記センターサーバのデータベースには、留守時に連動して制御する住宅機器が各住戸毎に予め登録され、前記制御機能には住戸内のインターホン装置やインターネット端末から留守時のモードがセットされた住戸に対して登録内容に基づいて当該住戸の住宅機器に対する制御要求のデータをインターネット及びLANを通じて当該住宅が設けられた集合住宅内のゲートウェイに送る機能を含むので、留守時において住宅機器側の連動制御を行うサービスも住戸側や集合住宅に留守時の連動制御のための機器を設けることなく受けることができる。
更に、前記留守時のモードがセットされている時に、集合住宅の共同設備のロビーインターホン装置や各住戸のドアホン子器を通じて来客があると、来客者を撮像できる位置に設けた撮像カメラにより来客者の映像を録画する手段を備えているので、来客者を録画された映像で確認することができる。
また更に、前記撮像カメラで撮像した来客者の映像を所定形式のデータに変換する画像サーバを各集合住宅内のLAN上に設け、前記センターサーバに画像サーバで変換した画像データをインターネットを通じて取り込み蓄積する機能を備えているので、留守中の来客者の確認をインターネット端末からセンターサーバで蓄積した画像データのファイルを転送させて、例えばWebブラウザの閲覧画面上で閲覧することができ、そのため画像を閲覧する手段としてインターネット端末を使えるためコスト的にも安い。
【0135】
更にまた前記ロビーインターホン装置に、住戸呼び出しがあると、当該住戸に対する来客を示すデータを前記ゲートウェイとLAN及びインターネットを通じて前記センターサーバへ送る機能を備え、
前記センターサーバのメール機能は留守モードがセットされている住戸に対する前記来客を示すデータを受け取ると、予め当該住戸に対応して登録されている来客通知用のメールアドレス宛に、来客者の画像データのファイルが存在するインターネットの場所を示すURLを添付した電子メールを送信するので、携帯電話機やパーソナルコンピュータ等のインターネット端末を通じて来客を知ることができるとともに、添付されたURLをアクセスすることで簡単に来客者の画像データのファイルをインターネット端末側に転送させて、当該画像を閲覧することができる。
【0142】
請求項16の集合住宅用ホームオートメーションシステムの発明は、請求項2乃至15の何れかの発明において、前記集合住宅の共同設備として、宅配される荷物を収納する宅配ボックスを備えるとともに、該宅配ボックスに宅配先の住戸データを入力する操作部と、操作部で入力された住戸データを前記ゲートウェイへ送る機能を備え、前記センタサーバのメール機能は前記ゲートウェイでプロトコル変換された住戸データをLAN及びインターネットを通じて受け取ると、前記データベースに予め宅配通知用に登録されている当該住戸のメールアドレス宛に宅配通知の電子メールを送信するので、留守中に荷物が宅配されたことを外出中であっても、携帯電話機やパーソナルコンピュータ等のインターネット端末を通じて知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合住宅用ホームオートメーションシステムの一実施形態の構成図でである。
【図2】本発明の集合住宅用ホームオートメーションシステムに用いるセンターサーバの一実施形態の構成図である。
【図3】同上のインターネット端末のWebブラウザの閲覧画面に表示される各種登録メニュー画面の表示例図である。
【図4】(a)は同上のインターネット端末のWebブラウザの閲覧画面に表示されるメールアドレス設定メニューの表示画面の表示例図である。
(b)は同上のインターネット端末のWebブラウザの閲覧画面に表示される通知先メールアドレスの変更用の表示画面の表示例図である。
【図5】(a)は同上のインターネット端末のWebブラウザの閲覧画面に表示されるタイマー設定メニューの表示画面の表示例図である。
(b)は同上のインターネット端末のWebブラウザの閲覧画面に表示されるタイマー設定の変更用の表示画面の表示例図である。
【図6】同上のインターネット端末のWebブラウザの閲覧画面に表示される留守モード時の設定メニューの表示画面の表示例図である。
【図7】(a)は同上のインターネット端末のWebブラウザの閲覧画面に表示される器帰宅時設定メニューの表示画面の表示例図である。
(b)は同上のインターネット端末のWebブラウザの閲覧画面に表示される帰宅時設定の変更用の表示画面の表示例図である。
【図8】同上の住宅機器制御の動作説明図である。
【図9】同上のタイマー制御による住宅機器制御の動作説明図である。
【図10】同上の留守モードセット時の住宅機器制御の動作説明図である。
【図11】同上の来客時の動作説明図である。
【図12】同上の帰宅時の動作説明図である。
【符号の説明】
3 センターサーバ
2 インターネット
12 ゲートウェイ
16 照明器具
17 電気錠
18 空調機器
19 伝送ユニット
22 インターフェース装置
M 集合住宅
H 住戸

Claims (1)

  1. 住宅機器と、住宅機器制御用の信号を少なくとも出力して前記住宅機器を制御する制御手段とを集合住宅の各住戸に備え、
    前記集合住宅にはWANを構成するインターネットに接続されるLANと、該LAN経由で送られてくる所定形式の信号をプロトコル変換して各制御手段に送るとともに制御手段からの住宅機器の動作結果を示すデータを含む信号が送られてくると、前記所定形式の信号にプロトコル変換して前記LAN上に送出するゲートウェイとを備え
    前記インターネット上には、所定の集合住宅内の住戸の住宅機器を制御するための制御要求のデータをインターネット及びLANを通じて前記所定の集合住宅内の前記ゲートウェイへ送って該ゲートウェイでのプロトコル変換により制御信号として制御手段へ与える制御機能を有し、複数の集合住宅を統括管理するセンターサーバを設け、
    前記センターサーバのデータベースには、留守時に連動して制御する住宅機器が各住戸毎に予め登録され、前記制御機能には住戸内のインターホン装置やインターネット端末から留守時のモードがセットされた住戸に対して登録内容に基づいて当該住戸の住宅機器に対する制御要求のデータをインターネット及びLANを通じて当該住宅が設けられた集合住宅内のゲートウェイに送る機能を含み、
    前記留守時のモードがセットされている時に、集合住宅の共同設備のロビーインターホン装置や各住戸のドアホン子器を通じて来客があると、来客者を撮像できる位置に設けた撮像カメラにより撮像した来客者の映像を所定形式のデータに変換する画像サーバを各集合住宅内のLAN上に設け、前記センターサーバに、画像サーバで変換した画像データをインターネットを通じて取り込み蓄積する機能を備えるとともに、前記ロビーインターホン装置に、住戸呼び出しがあると、当該住戸に対する来客を示すデータを前記ゲートウェイとLAN及びインターネットを通じて前記センターサーバへ送る機能を備え、
    前記センターサーバのメール機能は留守モードがセットされている住戸に対する前記来客を示すデータを受け取ると、予め当該住戸に対応して登録されている来客通知用のメールアドレス宛に、来客者の画像データのファイルが存在するインターネットの場所を示すURLを添付した電子メールを送信することを特徴とする集合住宅用ホームオートメーションシステム
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