JP2021136474A - 配線器具、配線器具システム、配線器具の制御方法、及びプログラム - Google Patents

配線器具、配線器具システム、配線器具の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信の信頼性の向上を図ること。【解決手段】配線器具1は、複数の配線器具1を備える配線器具システムA1に複数の配線器具1の1つとして用いられる配線器具1である。配線器具1は、第1通信部11と、第2通信部12と、通信制御部13と、を備える。第1通信部11は、操作端末2との間で、第1通信方式で無線通信を行う。第2通信部12は、複数の配線器具1のうち当該配線器具1以外の1以上の他の配線器具1との間で、第1通信方式に比べて通信距離が長い第2通信方式で無線通信を行う。通信制御部13は、操作端末2から他の配線器具1への第1データを第1通信部11が受信すると、第1データに基づく第2データを第2通信部12から他の配線器具1へ送信させる。【選択図】図1

Description

本開示は、配線器具、配線器具システム、配線器具の制御方法、及びプログラムに関する。より詳細には、本開示は、負荷を制御する配線器具、配線器具システム、配線器具の制御方法、及びプログラムに関する。
特許文献1は、複数の通信装置から構成されるネットワークに、新たな通信装置を参入させる際、新たな通信装置が接続する接続相手を決定するネットワーク設定方法を開示する。特許文献1に記載された通信システムでは、新たにネットワークに参入させる通信装置(操作端末)は、ネットワークを構成する複数の通信装置(配線器具)のうち、受信信号強度が最も強い通信装置を接続相手として決定する。
特開2009−219306号公報
特許文献1の通信システムにおいて、ネットワークに参入する通信装置が増加すると、無線通信の干渉が発生する確率が高まり、通信の信頼性が低下する可能性があった。
本開示の目的は、通信の信頼性の向上を図ることができる配線器具、配線器具システム、配線器具の制御方法、及びプログラムを提供することにある。
本開示の一態様の配線器具は、複数の配線器具を備える配線器具システムに前記複数の配線器具の1つとして用いられる配線器具である。前記配線器具は、第1通信部と、第2通信部と、通信制御部と、を備える。前記第1通信部は、操作端末との間で、第1通信方式で無線通信を行う。前記第2通信部は、前記複数の配線器具のうち当該配線器具以外の1以上の他の配線器具との間で、前記第1通信方式に比べて通信距離が長い第2通信方式で無線通信を行う。前記通信制御部は、前記操作端末から前記他の配線器具への第1データを前記第1通信部が受信すると、前記第1データに基づく第2データを前記第2通信部から前記他の配線器具へ送信させる。
本開示の一態様の配線器具システムは、前記配線器具を複数備える。前記複数の配線器具のうち一の配線器具の前記第1通信部が前記操作端末から前記第1データを受信すると、前記一の配線器具の前記第2通信部が、前記第1データに基づく前記第2データを前記複数の配線器具のうち前記一の配線器具以外の他の配線器具へ送信する。
本開示の一態様の配線器具の制御方法は、複数の配線器具を備える配線器具システムに前記複数の配線器具の1つとして用いられる配線器具の制御方法である。前記配線器具の制御方法は、受信処理と、送信処理と、を含む。受信処理では、操作端末との間で第1通信方式により無線通信を行い、前記操作端末から複数の配線器具のうち当該配線器具以外の他の配線器具への第1データを受信する。前記送信処理では、前記他の配線器具との間で、前記第1通信方式に比べて通信距離が長い第2通信方式により無線通信を行い、前記第1データに基づく第2データを前記他の配線器具へ送信させる。
本開示の一態様のプログラムは、コンピュータシステムに前記配線器具の制御方法を実行させるための、プログラムである。
本開示によれば、通信の信頼性の向上を図ることができる。
図1は、本開示の一実施形態に係る制御システム及び配線器具システムを概念的に示すブロック図である。 図2は、同上の制御システム及び配線器具システムを導入した施設の概略図である。 図3は、同上の制御システム及び配線器具システムの動作を説明するためのシーケンス図である。 図4は、同上の制御システム及び配線器具システムを導入した施設の概略図である。 図5は、同上の制御システム及び配線器具システムにおける操作端末からの制御動作を説明するシーケンス図である。 図6は、同上の制御システム及び配線器具システムにおける操作端末からの別の制御動作を説明するシーケンス図である。 図7は、同上の制御システム及び配線器具システムにおける操作端末及び制御装置からの制御動作を説明するシーケンス図である。 図8は、同上の制御システム及び配線器具システムにおける設定動作を説明するシーケンス図である。
(実施形態)
(1)概要
以下の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、各図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
本実施形態の配線器具1は、図1及び図2に示すように、複数の配線器具1を備える配線器具システム(制御システムA1)に複数の配線器具1の1つとして用いられる。この配線器具1は、第1通信部11と、第2通信部12と、通信制御部131と、を備える。
第1通信部11は、操作端末2との間で、第1通信方式で無線通信を行う。
第2通信部12は、複数の配線器具1のうち当該配線器具以外の1以上の他の配線器具1との間で、第1通信方式に比べて通信距離が長い第2通信方式で無線通信を行う。
通信制御部131は、操作端末2から他の配線器具1への第1データを第1通信部11が受信すると、第1データに基づく第2データを第2通信部12から他の配線器具1へ送信させる。
この配線器具システムでは、第2通信方式に第1通信方式よりも通信距離が長い通信方式を採用しているので、操作端末2と配線器具101との間の無線通信と、配線器具101と配線器具102,103との間の無線通信とが互いに干渉しにくくなり、通信の信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態の制御システムA1は、図1及び図2に示すように、複数の配線器具1を備える。複数の配線器具1の各々には制御対象の負荷3が接続されており、複数の配線器具1の各々が、操作端末2からの制御データに基づいて、制御対象の負荷3を制御する。
複数の配線器具1の各々は、通信部10を有している。通信部10は、操作端末2、及び、複数の配線器具1のうち当該配線器具1以外の他の配線器具1との間で無線通信が可能である。
操作端末2は、複数の配線器具1のうちの任意の2つの配線器具1の間の通信品質に基づいて、接続相手とする接続対象器具を選択する。
操作端末2は、接続対象器具との間で無線通信を行い、接続対象器具を経由して複数の配線器具1のうち接続対象器具以外の配線器具1に制御データを送信可能である。
ここで、配線器具1は、例えば電源(交流電源)5と負荷(例えば照明器具又は換気扇等)3との間に電気的に接続される接点を有するスイッチ装置である。配線器具1は、操作端末2から直接、又は、他の配線器具1(例えば接続対象器具1A)を介して入力される制御データに基づいて、接点をオン状態又はオフ状態に切り替える。これにより、配線器具1は、交流電源のような電源5から負荷3に電力が供給される状態と、電源5から負荷3への電力供給が遮断される状態とを切り替えることができる。
複数の配線器具1のうち任意の2つの配線器具1の間の通信品質は、任意の2つの配線器具1で行われる無線通信の伝送品質、接続品質、及び安定品質のうちの少なくとも1つを含む。通信品質を評価する指標としては、例えば、任意の2つの配線器具1のうち受信側の配線器具1での受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)が用いられる。なお、通信品質を評価する指標は、受信信号強度に限定されず、受信信号強度、データの誤り発生率、伝送データのデータサイズを伝送時間で除算して得られるスループット、及び、任意の2つの配線器具1の間で行われる無線通信の可否を示す接続情報のうちの少なくとも1つを含んでいればよい。なお、以下の実施形態では、通信品質を評価する指標として、受信信号強度と、無線通信の可否を示す接続情報とが用いられる。
操作端末2は、複数の配線器具1の中から接続相手とする接続対象器具1Aを選択するにあたり、複数の配線器具1のうちの任意の2つの配線器具1の間の通信品質に基づいて、接続対象器具1Aを選択する。したがって、操作端末2は、任意の2つの配線器具1の間の通信品質を考慮して、接続対象器具1Aを選択することができる。よって、この制御システムA1では、接続対象器具1Aと、複数の配線器具1のうち接続対象器具1A以外の配線器具1との間の無線通信も含めて、通信の信頼性の向上を図ることができる。また、接続対象器具1Aとして他の配線器具1との間の通信品質が良好でない配線器具が選択されにくくなるので、複数の配線器具1の間の通信を中継する中継器を用いることなく、操作端末2から複数の配線器具1に制御データを送信することが可能になる。なお、操作端末2と配線器具1との間で通信の信頼性が高いとは、操作端末2と配線器具1との間で通信が不通になる可能性が低く、また操作端末2と配線器具1との間で授受されるデータの誤り発生率が低いことをいう。
(2)詳細
上述のように、本実施形態の制御システムA1は、複数の配線器具1を備えた配線器具システムである。
複数の配線器具1は、ユーザが利用する戸建て住宅のような施設F1に設置された負荷(例えば照明器具)3を制御するために用いられる。また、施設F1には、負荷3の制御と監視との少なくとも一方を行う制御装置4が、施設F1内の適宜の位置に設置されている。なお、本実施形態の制御システムA1は複数の配線器具1を含み、複数の配線器具1の各々は、操作端末2からの制御データに基づいて、制御対象の負荷3を制御する。したがって、制御システムA1が制御装置4を含むことは必須ではなく、制御装置4は適宜省略が可能である。
複数の配線器具1は、例えば施設F1の壁面等の造営面W1に設けられた埋込孔に埋め込まれた状態で設置される。なお、配線器具1は埋込型の器具に限定されず、壁面等の造営面W1に直付けされる露出形の器具でもよいし、据置型の器具でもよい。また、施設F1は戸建ての住宅に限定されず、集合住宅の住戸でもよい。また、施設F1は、戸建ての住宅又は集合住宅の住戸等の住宅施設に限定されず、事務所、店舗、学校、工場、病院若しくは介護施設等の非住宅施設でもよい。
複数の配線器具1は、制御対象の負荷3の動作を制御するために用いられ、施設F1のユーザが使用する操作端末2から受信する制御データに基づいて、制御対象の負荷3の動作を制御する。
以下、上記した配線器具1、操作端末2、及び制御装置4についてそれぞれ説明する。
(2.1)配線器具
複数の配線器具1は同一の構成を有している。なお、以下の説明において個々の配線器具について説明する場合は、以下の説明において、複数の配線器具1を区別する場合は配線器具101,102,103,104,105と表記する。
複数の配線器具1の各々には、2本の電力線L11,L12を介して、電源5と制御対象の負荷3との直列回路が接続されている。なお、図1では、配線器具101に接続されている電源5及び負荷3のみを図示し、配線器具102〜105については電源5及び負荷3の図示は省略する。
本実施形態では、操作端末2は、複数の配線器具1のうちの1つを接続相手となる接続対象器具1Aとする。操作端末2が、例えば配線器具101を接続相手の接続対象器具1Aとすると、複数の配線器具1のうち配線器具102〜105が接続対象器具1A(配線器具101)以外の1以上の配線器具1となる。なお、配線器具1は1つの操作端末2のみと通信可能であり、複数の操作端末2が用いられる場合は複数の操作端末2のそれぞれに接続相手となる接続対象器具が設定される。
配線器具1は、上述したように、操作端末2、及び、複数の配線器具1のうち当該配線器具1以外の他の配線器具1との間で無線通信が可能な通信部10を備えている。また、配線器具1は、処理部13と、記憶部14と、負荷制御部15と、電源回路部16と、を更に備えている。
通信部10は、操作端末2、及び、複数の配線器具1のうち当該配線器具以外の配線器具1との間で無線通信が可能である。具体的には、通信部10は、操作端末2との間で無線通信が可能な第1通信部11と、他の配線器具1との間で無線通信が可能な第2通信部12と、を備えている。
第1通信部11は、操作端末2との間で電波を媒体とする無線通信を行う。操作端末2はスマートフォンのような携帯通信端末である。スマートフォンは、一般に、BLE[Bluetooth(登録商標) Low Energy]の規格に準拠した近距離無線通信を行う無線モジュールを備えている。したがって、第1通信部11は、例えばBLEの規格に準拠した近距離無線通信を行うように構成されている。なお、「BLE」とは、無線PAN(Personal Area Network)技術であるBluetoothの拡張仕様の一つであり、低電力での通信を可能にした仕様である。第1通信部11は、例えば、2.4GHz帯の周波数を使用し、変調方式としてFSK(Frequency Shift Keying)方式を採用している。
第2通信部12は、複数の配線器具1のうち当該配線器具1以外の他の配線器具1との間で電波を媒体とする無線通信を行う。例えば、接続対象器具1Aである配線器具101の第2通信部12は、接続対象器具1A以外の他の配線器具1Bである複数の配線器具102〜105との間で電波を媒体とする無線通信を行う。ここで、第2通信部12は、第1通信部11に比べて通信距離が長い通信方式を採用する。本実施形態では、第2通信部12は、例えば、免許を必要としない小電力無線(特定小電力無線)の規格に準拠した近距離無線通信を行うように構成されている。ここで、第2通信部12は、例えば、920MHz帯の周波数を使用し、変調方式として周波数変調、位相変調、又は位相振幅変調を採用する。また、第2通信部12は、他の配線器具1からの無線信号を受信した場合に、受信した無線信号の受信信号強度を計測する機能を有している。また、本実施形態では、第2通信部12は、制御装置との間でも第2通信方式で無線通信を行う。
本実施形態では、第2通信部12は、第1通信部11に比べて低い周波数帯の電波を使用して通信を行っている。電波は周波数の2乗に比例して減衰するので、第2通信部12が送信する無線信号の減衰は、第1通信部11が送信する無線信号の減衰に比べて小さくなり、第2通信部12の通信距離は第1通信部11に比べて長くなる。したがって、第1通信部11と第2通信部12とで送信電力を同じにした場合でも、第2通信部12の通信距離が第1通信部11に比べて長くなる。
このように、第1通信部11と第2通信部12とは、無線通信に使用する電波の周波数が互いに異なり、無線信号の変調方式も互いに異なっているが、無線通信に使用する電波の周波数と変調方式との少なくとも一方が異なっていればよい。
ここにおいて、第1通信方式に比べて第2通信方式の通信距離を長くするために変更可能な通信仕様の項目として、送信電力、無線通信に使用する電波の周波数、及び変調方式等がある。本実施形態の配線器具1は2線式の配線器具であり、配線器具1の消費電力をできるだけ低減したいという要望がある。そこで、本実施形態では、第1通信方式に比べて第2通信方式の通信距離を長くするために変更する通信仕様の項目として、送信電力よりも、無線通信に使用する電波の周波数を優先的に用いており、消費電力の増加を抑制しつつ、通信距離を長くすることができる。なお、第1通信方式に比べて第2通信方式の通信距離を長くするために変更する通信仕様の項目は、周波数に限定されず、変調方式でもよい。つまり、第1通信方式に比べて第2通信方式の通信距離を長くするために変更する通信仕様の項目として、送信電力よりも、無線通信に使用する電波の周波数と変調方式との少なくとも一方が優先して用いればよく、消費電力の増加を抑制しつつ、通信距離を長くすることができる。
処理部13は、例えば、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを主構成として備えている。マイクロコントローラは、1以上のメモリに記録されているプログラムを1以上のプロセッサで実行することにより、処理部13の機能(例えば通信制御部131等の機能)を実現する。プログラムは、予めメモリに記録されていてもよいし、メモリカードのような非一時的記録媒体に記録されて提供されたり、電気通信回線を通して提供されたりしてもよい。言い換えれば、上記プログラムは、1以上のプロセッサを、処理部13として機能させるためのプログラムである。
通信制御部131は、第1通信部11及び第2通信部12による通信を制御する。例えば、第1通信部11が操作端末2から他の配線器具1への第1データを受信すると、通信制御部131は、第1データに基づく第2データを、第2通信部12から他の配線器具1へ送信させる。換言すれば、複数の配線器具1のうち一の配線器具(接続対象器具1A)の第1通信部11が操作端末2から第1データを受信すると、一の配線器具の第2通信部12が、第1データに基づく第2データを複数の配線器具1のうち一の配線器具以外の他の配線器具1B(例えば、配線器具102〜105)へ送信する。また、通信制御部131(制御部)は、複数の配線器具1のうち当該配線器具1を含む任意の2つの配線器具1の間の通信品質に関する通信品質データ(例えば受信信号強度の測定結果等)を第1通信部11から操作端末2へ送信させる機能を有している。
記憶部14は、配線器具1の動作に必要な情報を記憶する。記憶部14は、書き換え可能な不揮発性メモリを含む。記憶部14には、複数の配線器具1の各々に割り当てられた識別情報(例えばMACアドレス、ネットワークアドレス等)を記憶する。また、記憶部14は、他の配線器具1から受信した無線信号の受信信号強度の測定値等を配線器具1ごとに記憶する。
負荷制御部15は、2本の電力線L11,L12の間に電気的に接続される接点を有している。負荷制御部15が接点をオン状態又はオフ状態に制御することによって、電源5から負荷3に電力が供給される状態と、電源5から負荷3への電力供給が遮断される状態とが切り替えられる。つまり、負荷制御部15には、2本の電力線L11,L12を介して電源5と負荷3の直列回路が接続され、電源5から負荷3への電力供給を制御する。ここで、負荷3は、例えばLED(Light Emitting Diode)等の個体発光光源を点灯させる照明負荷である。負荷制御部15は、電源5から入力される交流電圧の半周期内で、接点がオン状態となる期間を調整することによって、負荷3に供給する交流電力を調整し、照明負荷である負荷3の光出力を調光することができる。なお、負荷3を全点灯させる場合でも、負荷制御部15は、交流電圧の半周期内で、接点がオフ状態となるオフ期間が存在するように、接点のオン/オフを制御している。
電源回路部16は、2本の電力線L11,L12に電気的に接続されている。電源回路部16は、2本の電力線L11,L12から入力される交流電圧を整流する整流器と、整流器の出力電圧を定電圧化する定電圧回路と、を備えている。電源回路部16は、電源5から2本の電力線L11,L12を介して所定のタイミングで電力供給を受けて、第1通信部11、第2通信部12、及び通信制御部131等の駆動電力を生成し、各部に供給する。
例えば、照明器具のような負荷3の消灯時は、負荷制御部15の接点が常時オフ状態に制御されるので、電源回路部16は、2本の電力線L11,L12を介して充電要素(例えばコンデンサ)に、負荷3が動作しない程度の微少電流を流すことで、充電要素を充電する。そして、電源回路部16は、充電要素の両端間に発生する電圧を定電圧化することによって、第1通信部11、第2通信部12、及び通信制御部131等に駆動電力を供給する。
一方、照明器具のような負荷3の点灯時は、負荷制御部15は、交流電圧の半周期ごとに、負荷3の調光レベルに応じたオン期間だけ接点をオン状態に切り替え、オフ期間では接点をオフ状態に切り替えている。電源回路部16は、オフ期間において、2本の電力線L11,L12から充電要素に電流を流して、充電要素を充電する。そして、電源回路部16は、充電要素の両端間に発生する電圧を定電圧化することによって、第1通信部11、第2通信部12、及び通信制御部131等に駆動電力を供給する。
このように、電源回路部16は、負荷3の消灯時も点灯時も、2本の電力線L11,L12から充電要素に微小な電流を流して充電要素を充電することによって、電源5から電力供給を受けている。そのため、電源回路部16から通信部等に供給可能な電力には制約があり、通信部10等での消費電力は極力抑制することが好ましい。
(2.2)操作端末
操作端末2は、施設F1のユーザが携帯するスマートフォンのような携帯通信端末である。操作端末2は、通信部21と、制御部22と、入出力部23と、記憶部24と、を備える。
通信部21は、配線器具1の第1通信部11との間で電波を媒体とする無線通信を行う。通信部21は、例えばBLEの規格に準拠した近距離無線通信を行う無線モジュールを備えている。
制御部22は、例えば、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを主構成として備えている。マイクロコントローラは、1以上のメモリに記録されているプログラムを1以上のプロセッサで実行することにより、制御部22の機能を実現する。プログラムは、予めメモリに記録されていてもよいし、メモリカードのような非一時的記録媒体に記録されて提供されたり、電気通信回線を通して提供されたりしてもよい。言い換えれば、上記プログラムは、1以上のプロセッサを、制御部22として機能させるためのプログラムである。
入出力部23は、ユーザによる操作入力を受け付ける入力部231と、ユーザに対して情報を出力する出力部232と、を有するHMI(Human Machine Interface)である。入出力部23は、例えばタッチパネルのような入力デバイスを含む。タッチパネルは、液晶ディスプレイのようなディスプレイ装置と、ディスプレイ装置の表示画面に配置されたタッチパッドのような位置入力装置とを有する入力デバイスである。入力部231は、タッチパッドに対してユーザが行うタッチ操作を受け付ける。また、出力部232は、ディスプレイ装置の表示画面に通知情報を文字又は記号等で表示することによって、ユーザに対して通知情報を通知する。
記憶部24は、操作端末2の動作に必要な情報を記憶する。記憶部24は、書き換え可能な不揮発メモリを含む。記憶部24は、識別情報(例えばMACアドレス、ネットワークアドレス等)を記憶する。また、記憶部24には、後述する操作端末2の制御方法を制御部22(コンピュータシステム)に実行させるためのプログラム(アプリケーションプログラム)が記憶されている。このプログラムを制御部22が実行することによって、操作端末2は、接続相手の配線器具1を選択する処理等を行うことが可能になる。
(2.3)制御装置
制御装置4は、施設F1内に設置された負荷3の監視と制御との少なくとも一方を行う。制御装置4は、例えば、施設F1内でのエネルギの使用量を管理するエネルギーマネジメントシステム(Energy Management System)のコントローラである。
制御装置4は、通信部41と、制御部42と、記憶部43と、を備える。
通信部41は、配線器具1の第2通信部12との間で電波を媒体とする無線通信を行う。通信部41は、例えば、免許を必要としない小電力無線(特定小電力無線)の規格に準拠した近距離無線通信を行うように構成されている。
制御部42は、例えば、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを主構成として備えている。マイクロコントローラは、1以上のメモリに記録されているプログラムを1以上のプロセッサで実行することにより、制御部42の機能を実現する。プログラムは、予めメモリに記録されていてもよいし、メモリカードのような非一時的記録媒体に記録されて提供されたり、電気通信回線を通して提供されたりしてもよい。言い換えれば、上記プログラムは、1以上のプロセッサを、制御部42として機能させるためのプログラムである。
記憶部43は、制御装置4の動作に必要な情報を記憶する。記憶部43は、書き換え可能な不揮発性メモリを含む。記憶部43には、複数の配線器具1の各々について、各配線器具1に割り当てられた識別情報(例えばMACアドレス、ネットワークアドレス等)、及び、各配線器具1の制御対象の負荷3の識別情報とその動作状態、等の情報を記憶する。
なお、制御装置4は、ユーザが制御装置4を操作したり、ユーザに対して情報を出力したりするためのHMIである入出力部を更に備えていてもよい。
(2.4)動作
(2.4.1)操作端末による接続対象器具の選択処理
まず、操作端末2が複数の配線器具1から接続相手の接続対象器具を選択する処理について、図3を参照して説明する。なお、制御システム(配線器具システム)A1において、複数の配線器具1、操作端末2及び制御装置4の各々には個別の識別情報が割り当てられており、配線器具1、操作端末2及び制御装置4の間では識別情報を用いて通信可能である。
操作端末2の通信部21は、接続対象器具を選択する前の段階では、複数の配線器具1(101〜105)のうち、通信状態が最も良好な配線器具1を暫定的な接続相手とし、当該配線器具1の第1通信部11との間で通信を行う。ここでは、操作端末2が、配線器具101を暫定的な接続相手として、接続相手の接続対象器具を選択する処理を例に説明する。
例えば、操作端末2の設置時又は起動時等のタイミングで、操作端末2の通信部21が、配線器具101に対して疎通確認の実行を指示する疎通確認指令を含む無線信号を送信する(S01)。
配線器具101の第1通信部11が、操作端末2から疎通確認指令を受信すると、配線器具101は、第2通信部12から配線器具102〜105に対して、自機の識別情報と疎通確認指令とを含む無線信号をブロードキャストで送信させる(S1)。この無線信号を受信した配線器具102〜105は、疎通確認指令に従って疎通確認の処理を開始する。また、配線器具102〜105の各々は、配線器具101からの無線信号の受信信号強度を測定し、受信信号強度の測定結果を記憶部14に記憶する(S2〜S5)。
疎通確認の処理が開始された時点から所定の待機時間が経過すると、配線器具102の第2通信部12は、自機の識別情報と、疎通確認の開始時からこれまでに測定した受信信号強度の測定結果とを含む無線信号をブロードキャストで送信する(S6)。この無線信号を受信した配線器具101,104,105は、無線信号の受信信号強度をそれぞれ測定し、配線器具102からの無線信号の受信信号強度を記憶部14に記憶する(S7〜S9)。ここにおいて、配線器具103は、周囲の通信環境の影響等によって配線器具102から送信された無線信号を受信できない場合を想定しており、配線器具103では受信信号強度の測定処理は行われない。また、配線器具101が、ステップS6において配線器具102からの無線信号を受信すると、配線器具102からの無線信号に含まれる受信信号強度の測定結果を第1通信部11から操作端末2へ送信させる(S02)。操作端末2の通信部21が、配線器具101から送信された受信信号強度の測定結果(ここでは、配線器具102がステップS2で測定した受信信号強度の測定結果)を受信すると(S03)、制御部22は、受信信号強度の測定結果を記憶部24に記憶する。
次に、疎通確認の処理が開始された時点から所定の待機時間が経過すると、配線器具103の第2通信部12は、自機の識別情報と、疎通確認の開始時からこれまでに測定した受信信号強度の測定結果とを含む無線信号をブロードキャストで送信する(S10)。この無線信号を受信した配線器具101,104,105は、無線信号の受信信号強度をそれぞれ測定し、配線器具103からの無線信号の受信信号強度を記憶部14に記憶する(S11〜S13)。ここにおいて、配線器具102は、周囲の通信環境の影響等によって配線器具103から送信された無線信号を受信できない場合を想定しており、配線器具102では受信信号強度の測定処理は行われない。また、配線器具101が、ステップS10において配線器具103からの無線信号を受信すると、配線器具103からの無線信号に含まれる受信信号強度の測定結果と、配線器具101で測定された受信信号強度の測定結果とを第1通信部11から操作端末2へ送信させる(S04)。操作端末2の通信部21が、配線器具101から送信された受信信号強度の測定結果(ここでは、配線器具103がステップS3で測定した受信信号強度の測定結果)を受信すると(S05)、制御部22は、受信信号強度の測定結果を記憶部24に記憶する。
その後、配線器具104の第2通信部12が、自機の識別情報と、疎通確認の開始時からこれまでに測定した受信信号強度の測定結果とを含む無線信号をブロードキャストで送信すると、この無線信号を受信した配線器具1が受信信号強度を測定し、配線器具104からの無線信号の受信信号強度を記憶部14に記憶する。また、配線器具101が、配線器具104からの無線信号を受信すると、配線器具104からの無線信号に含まれる受信信号強度の測定結果を第1通信部11から操作端末2へ送信させる。操作端末2の通信部21が、配線器具101から送信された受信信号強度の測定結果(ここでは、配線器具104がステップS4,S8で測定した受信信号強度の測定結果)を受信すると、制御部22は、受信信号強度の測定結果を記憶部24に記憶する。
次に、配線器具105の第2通信部12が、自機の識別情報と、疎通確認の開始時からこれまでに測定した受信信号強度の測定結果とを含む無線信号をブロードキャストで送信する(S14)。この無線信号を受信した配線器具101〜104は、無線信号の受信信号強度をそれぞれ測定し、配線器具105からの無線信号の受信信号強度を記憶部14に記憶する(S15〜S18)。また、配線器具101が、配線器具105からの無線信号を受信すると、配線器具105からの無線信号に含まれる受信信号強度の測定結果と、配線器具101で測定された受信信号強度の測定結果とを第1通信部11から操作端末2へ送信させる(S06)。操作端末2の通信部21が、配線器具101から送信された受信信号強度の測定結果(ここでは、配線器具105がステップS5,S9、S13等で測定した受信信号強度の測定結果)を受信すると(S07)、制御部22は、受信信号強度の測定結果を記憶部24に記憶する。
このように、配線器具101〜105が、順番に、無線信号をブロードキャストで送信するとともに、他の配線器具1が受信信号の受信信号強度を測定する。ここで、配線器具101〜105の各々が無線信号をブロードキャストで送信する場合、配線器具101〜105の各々は、疎通確認の実行中に他の配線器具1から受信した受信信号の受信信号強度を含む無線信号をブロードキャストで送信する。そして、配線器具101〜105が順番に無線信号を送信し、各配線器具1が他の配線器具1からの受信信号の受信信号強度を測定する処理(ステップS1〜S18までの処理)を所定回数繰り返すと、複数の配線器具1は疎通確認の処理を終了する。なお、疎通確認の処理において、複数の配線器具101〜105が、自機の識別情報と受信信号強度の測定結果とを含む無線信号を送信する順番は上記の順番に限定されず、適宜変更が可能である。
以上のように、配線器具101〜105が疎通確認の処理を実行すると、配線器具101は、他の配線器具102〜105で測定された受信信号強度の測定結果を受信することができる。配線器具101は、自機を含む全ての配線器具101〜105で測定された受信信号強度の測定結果を操作端末2に送信しており、操作端末2は、複数の配線器具101〜105での受信信号強度の測定結果を収集し、記憶部24に記憶する。
ここで、下記の表1は、操作端末2の記憶部24に記憶された配線器具101〜105での受信信号強度の測定結果の一例を示している。記憶部24には、受信信号強度をレベル1〜レベル5までの5段階で区分けした測定結果が保存されている。また、無線通信が不能であった場合は、通信不能であることを示すデータが記憶されている。ここで、操作端末2の記憶部24には、複数の配線器具101〜105のうち任意の2つの配線器具1の間での受信信号強度の測定結果が記憶されている。また、任意の2つの配線器具1の間で受信信号強度の測定結果が複数ある場合、複数の測定結果の最小値が記憶部24に記憶されているが、複数の測定結果の平均値又は最大値が記憶部24に記憶されていてもよい。なお、配線器具101の記憶部14にも、配線器具101を含む複数の配線器具101〜105での受信信号強度の測定結果が記憶されている。配線器具101は、疎通確認の処理が終了したタイミングで、複数の配線器具101〜105での受信信号強度の測定結果を操作端末2に対して纏めて送信してもよい。
Figure 2021136474
複数の配線器具101〜105の間での疎通確認の処理が終了すると、配線器具101は操作端末2に対して疎通確認の処理が終了したことを通知する通知信号を送信する。疎通確認の処理が終了すると、操作端末2の制御部22は、記憶部24に記憶されている各配線器具1での受信信号強度の測定結果(通信品質データ)に基づいて、接続相手とする接続対象器具1Aを選択する選択処理を行う(S19)。
ここで、操作端末2の制御部22は、各配線器具101〜105での受信信号強度の測定結果に基づいて、各配線器具101〜105に通信品質を表す優先度を設定し、優先度がより高い配線器具1を接続対象器具1Aとして選択する。
具体的には、操作端末2は、通信品質を評価する指標として、任意の2つの配線器具の間の無線通信の可否に関する接続情報を用いている。操作端末2の制御部22は、接続情報に基づき、複数の配線器具1のうち当該配線器具以外の全ての配線器具1と通信可能な配線器具1には高い優先度を設定し、一部の配線器具1と通信不能である配線器具1には低い優先度を設定する。そして、操作端末2は、接続情報(具体的には接続情報を元に設定された優先度)に基づいて、複数の配線器具1のうち当該配線器具以外の全ての配線器具1と通信可能な配線器具1を接続対象器具1Aとして選択する。受信信号強度の測定結果が表1に示すような測定結果となる場合、配線器具102及び103は一部の配線器具と通信不能であり、配線器具101,104及び105が他の全ての配線器具1と通信可能であるので、配線器具102,103の優先度に比べて配線器具101,104及び105の優先度の方が高い値に設定される。したがって、操作端末2の制御部22は、配線器具101,104及び105の中から接続対象器具1Aを選択する。
また、本実施形態では、操作端末2が、通信品質を評価する指標として、無線信号の受信信号強度を更に用いている。操作端末2の制御部22は、受信信号強度の最低値が高い配線器具1ほど高い優先度を割り当てるように、各配線器具1に優先度を設定する。そして、操作端末2は、複数の配線器具1の中から、受信信号強度の最低値がより高い配線器具1(つまり優先度がより高い配線器具1)を接続対象器具1Aとして選択する。受信信号強度の測定結果が表1に示すような測定結果となる場合、配線器具101は受信信号強度の最低値がレベル3であり、配線器具104は受信信号強度の最低値がレベル1であり、配線器具105は受信信号強度の最低値がレベル2である。受信信号強度の最低値が高い配線器具1ほど高い優先度が割り当てられるので、配線器具104、配線器具105、配線器具101の順番で優先度が高くなる。
このようにして、複数の配線器具101〜105に優先度が設定されると、操作端末2の制御部22は、配線器具101,104及び105の中から、受信信号強度の最低値がより高い(つまり優先度がより高い)配線器具101を接続対象器具1Aとして選択する。ここでは、操作端末2は、配線器具101を暫定的な接続対象器具として選択していたので、配線器具101との接続(ペアリング)処理を改めて行う必要はない。なお、操作端末2が、配線器具101以外の配線器具1を接続対象器具1Aとして選択した場合は、配線器具101との接続状態を解除し、新たな接続対象器具1Aとの接続(ペアリング)処理を実行すればよい。
その後、ユーザが操作端末2を操作して接続対象器具1Aである配線器具101に接続された負荷3の動作を切り替える操作を行うと、操作端末2の制御部22が、ユーザの操作入力に応じた制御データを作成し、通信部21から接続対象器具1Aに無線送信させる。接続対象器具1Aの第1通信部11が操作端末2から制御データを受信すると、負荷制御部15が制御データに基づいて負荷3の動作を制御する。
一方、ユーザが操作端末2を操作して配線器具103に接続された負荷3の動作を切り替える操作を行うと、操作端末2の制御部22が、ユーザの操作入力に応じた制御データを作成し、通信部21から接続対象器具1Aに無線送信させる(S20)。接続対象器具1Aの第1通信部11が操作端末2から制御データ(第1データ)を受信すると、通信制御部131が第1データに基づく第2データ(制御データ)を作成し、第2データを第2通信部12から送信相手の配線器具103に送信(転送)させる(S21)。配線器具103の第2通信部12が、接続対象器具1A(配線器具101)から送信された第2データ(制御データ)を受信すると、負荷制御部15が第2データに基づいて負荷3の動作を制御する。これにより、操作端末2が、接続対象器具1A以外の配線器具102〜105に制御データを送信する場合、操作端末2から接続対象器具1Aに送信された制御データが、接続対象器具1Aを経由して送信相手の配線器具1に送信させる。
また、選択処理S19において、優先度が同じ配線器具1が複数ある場合、操作端末2は、優先度が同じ複数の配線器具1の中から、操作端末2との間の無線通信の通信品質に基づいて接続対象器具1Aを選択すればよい。換言すれば、接続対象器具1Aの候補となる候補器具が複数ある場合、操作端末2は、複数の候補器具の中から、操作端末2との間の無線通信の通信品質がより良好な候補器具を接続対象器具1Aとして選択すればよい。具体的には、他の全ての配線器具1と通信可能で、受信信号強度の最低値が同じである配線器具1(候補器具)が複数ある場合、操作端末2は、複数の候補器具の中から、操作端末2との間の無線通信の通信品質がより高い候補器具を接続対象器具1Aとして選択する。例えば、候補器具が複数ある場合、操作端末2は、複数の候補器具のうち、複数の候補器具から受信する無線信号の受信信号強度がより高い候補器具を接続対象器具1Aとして選択する。複数の配線器具1の間での受信信号強度の測定結果として表2に示すような結果が得られた場合、配線器具101及び104は、他の全ての配線器具1と通信可能で、受信信号強度の最低値が同じ値となっているので、優先度は同じ値になる。
Figure 2021136474
この場合、2つの配線器具101,104が接続対象器具1Aの候補器具となるのであるが、操作端末2は、配線器具101,104のうち操作端末2での受信信号強度がより高い配線器具104を接続対象器具1Aとして選択する。このように、接続対象器具1Aの候補器具が複数ある場合、操作端末2は、操作端末2と候補器具との間の無線通信の通信品質を更に考慮して接続対象器具1Aを選択するので、通信の信頼性を更に向上させることができる。
また、本実施形態の制御システム(配線器具システム)A1では、1つの配線器具1に接続可能(通信可能)な操作端末2は1つである。図4に示すように、施設F1において操作端末2Aが既に使用されている状態で、新たな操作端末2Bが使用される場合に、操作端末2Bが接続対象器具を選択する処理について説明する。なお、図4において、配線器具101は操作端末2Aの接続対象器具1Aとなり、配線器具102〜105は操作端末2Aにとって接続対象器具1A以外の配線器具1Bとなる。
既に使用されている操作端末2Aは、上述のように、複数の配線器具1のうちの任意の2つの配線器具1の間の通信品質に基づき、通信品質が最も良好な配線器具1(例えば配線器具101)を接続対象器具1Aとして選択している。本実施形態では配線器具1は1つの操作端末2のみと通信可能であり、配線器具101は操作端末2Aの接続対象器具1Aとして選択されているので、別の操作端末2が配線器具101を接続対象器具として選択できない。この状態で新たな操作端末2Bが使用される場合、操作端末2Bは、通信品質が最も良好な配線器具101を接続対象器具として選択できないため、通信品質が次に良好な配線器具102を接続対象器具として選択する。換言すれば、操作端末2Bは、複数の配線器具1のうちの1の配線器具1であって、当該配線器具以外の配線器具1との間の通信品質が最も良好な配線器具1を接続対象器具として選択できない場合、当該配線器具以外の配線器具1との間の通信品質が次に良好な配線器具1を接続対象器具として選択する。具体的には、操作端末2Bは、接続可能な複数の配線器具1のうち、受信信号強度の最低値がより高い配線器具1(例えば配線器具102)を接続対象器具として選択する。このように、操作端末2Bは、通信品質が次に良好な配線器具1を接続対象器具として選択するので、新たに使用される操作端末2Bと配線器具1との間の通信品質をできるだけ向上させることができる。
ここで、操作端末2Bによって選択された接続対象器具(配線器具102)が、一部の配線器具(例えば配線器具103)と通信不能である場合、操作端末2Bは、制御機能を制限する制限処理と、通知処理との少なくとも一方を行う。制御機能の制限処理は、操作端末2Bの接続対象器具(配線器具102)が通信不能である配線器具103に関わる制御機能(配線器具103の個別制御、及び、配線器具103を含む複数の配線器具1の一括制御等)を制限する処理である。通知処理は、操作端末2Bが選択した接続対象器具(配線器具102)が配線器具103と通信不能であることを通知する処理である。操作端末2Bは、例えば、配線器具103と通信不能であることを示す文字又は記号を入出力部23の表示画面に表示することで、配線器具103と通信不能であることをユーザに通知する。このように、操作端末2が、複数の配線器具1のうちの一部と通信不能である配線器具1を接続対象器具として選択した場合、上記の制限処理と、上記の通知処理との少なくとも一方を行う。これにより、この操作端末2を使用するユーザが、この操作端末2を用いて、接続対象器具が通信不能な配線器具1に関する制御機能を誤って実行するのを防止でき、またこのユーザに対して接続対象器具が通信不能な配線器具1が存在することを通知することができる。
また、操作端末2Bが、複数の配線器具1のうちの一部と通信不能である配線器具102を接続対象器具として選択している状態で、全ての配線器具1と通信可能な配線器具101を接続対象器具として選択可能になると、この配線器具101を選択し直す処理を行ってもよい。配線器具101と接続されていた操作端末2Aの電源がオフになるなどして、配線器具101に操作端末2Aが接続されていない状態になると、配線器具101は、第1通信部11からアドバタイズ信号等のビーコン信号を送信する。操作端末2Bでは、通信部21が、配線器具101からのビーコン信号を受信することで、制御部22は、全ての配線器具1と通信可能な配線器具101を接続対象器具として選択可能になったことを検知する。そして、操作端末2Bの制御部22は、この配線器具101を接続対象器具として選択し直す処理を実行する。例えば、操作端末2Bと配線器具101との間で接続(ペアリング)処理が実行されることによって、配線器具101が操作端末2Bの接続対象器具に選択される。このように、操作端末2Bは、全ての配線器具1と通信可能な配線器具101を接続対象器具として選択可能になったことを検知すると、この配線器具101を接続対象器具として自動的に選択することができる。
また、操作端末2Bが、複数の配線器具1のうち当該配線器具以外の全ての配線器具1と通信可能な配線器具101を接続対象器具として選択し直した場合、(制御機能の)制限処理を解除すればよい。操作端末2Bが、全ての配線器具1と通信可能な配線器具101を接続対象器具として選択し直すと、制御機能を制限する制限処理を解除するので、操作端末2Bを使用するユーザは、この操作端末2Bを用いて全ての配線器具1の操作を行うことができる。また、操作端末2Bは、全ての配線器具1と通信可能な配線器具101を接続対象器具として選択し直すと、全ての配線器具1を制御可能な状態になったことをユーザに対して通知する通知処理を行ってもよい。
また、操作端末2Bが、複数の配線器具1のうちの一部と通信不能である配線器具102を接続対象器具として選択している状態で、複数の配線器具1の全てを一括制御する制御データを送信する場合に、操作端末2Bは出力部232に案内情報を出力させてもよい。この案内情報は、複数の配線器具1のうち当該配線器具以外の全ての配線器具1と通信可能な配線器具1を接続対象器具として選択するようにユーザを誘導するための情報である。ユーザが操作端末2Bを用いて全ての配線器具1を一括制御する操作を行った場合に、この操作端末2Bが、全ての配線器具1と通信可能な配線器具1と通信不能な場所にいる場合、全ての配線器具1と通信可能な配線器具1と通信可能な場所に移動するようにユーザに促す案内情報が出力部232から出力される。案内情報は、文字又は地図(例えば施設F1内の見取り図)等で、全ての配線器具1と通信可能な配線器具1と通信可能な場所を表す情報である。この操作端末2Bを使用するユーザが案内情報を確認し、操作端末2Bを持って全ての配線器具1と通信可能な配線器具1と通信可能な場所に移動すると、操作端末2Bは、全ての配線器具1と通信可能な配線器具1を接続対象器具として選択し直す処理を行う。これにより、ユーザは、操作端末2Bを用いて全ての配線器具1を制御することが可能になる。
なお、本実施形態では制御装置4の通信部41も、接続対象器具である配線器具1の第2通信部12と通信を行い、接続対象器具を経由して他の配線器具1との間で通信可能に構成されている。制御装置4は、操作端末2と同様の選択処理を行って、複数の配線器具1から接続対象器具を選択しており、他の配線器具1との間の無線通信の通信品質が良好な配線器具1を接続対象器具として選択することができる。
なお、操作端末2は、操作端末2との間の通信状況が最も良好な配線器具101を暫定的な接続対象器具として、接続対象器具を選択する処理を実行しているが、配線器具101が他の全ての配線器具1と通信できない場合、別の配線器具1を暫定的な接続対象器具として、接続対象器具を選択する処理を行ってもよい。操作端末2は施設F1内にある配線器具1の台数を把握しており、操作端末2が配線器具101経由で全ての配線器具1から受信信号強度の測定結果を受信できない場合は、全ての配線器具1から受信信号強度の測定結果を受信可能な配線器具を暫定的な接続対象器具として設定すればよい。
上記の実施形態では、操作端末2が、所定のタイミングで、(測定処理の結果に基づき)複数の配線器具1の中から接続対象器具1Aを選択する処理を実行することによって、接続対象器具1Aを変更可能である。所定のタイミングは、例えば操作端末2の設置時又は起動時であるが、例えば操作端末2と配線器具1との間の通信状態、又は、複数の配線器具1の間の通信状態が変化したタイミングで接続対象器具1Aを選択する処理を実行してもよい。これにより、通信環境の変化等が発生した場合でも、通信品質がより良好な配線器具1を接続対象器具1Aとして選択することができる。
(2.4.2)配線器具の制御処理
次に、操作端末2を用いて配線器具1(具体的には配線器具1の制御対象の負荷3)を制御する制御処理について図5を参照して説明する。以下では、操作端末2が接続対象器具として配線器具101を選択している場合について説明する。
ユーザが、操作端末2を用いて、配線器具101,102,103を一括制御する操作を行うと、操作端末2の通信部21が接続対象器具である配線器具101の第1通信部11との間で無線通信を行い、識別情報等を用いて接続/認証処理を行う(S31)。操作端末2と配線器具101との間の認証処理が成立すると、操作端末2の制御部22は、配線器具101,102,103を一括制御するための制御データを通信部21から配線器具101に無線送信させる(S32)。
配線器具101の第1通信部11が操作端末2からの制御データ(第1データ)を受信すると、処理部13は、この制御データに基づいて負荷制御部15を制御し、配線器具101の制御対象である負荷3の動作を制御する。また、配線器具101の通信制御部131は、操作端末2からの制御データに基づいて、配線器具102,103に送信する制御データ(第2データ)を作成し、この制御データを第2通信部12から配線器具102,103へそれぞれ送信させる(S33,S34)。配線器具102の第2通信部12が、配線器具101から送信された制御データを受信すると、処理部13が、この制御データに基づいて負荷制御部15を制御し、配線器具102の制御対象である負荷3の動作を制御する。同様に、配線器具103の第2通信部12が、配線器具101から送信された制御データを受信すると、処理部13が、この制御データに基づいて負荷制御部15を制御し、配線器具103の制御対象である負荷3の動作を制御する。
このように、本実施形態の制御システム(配線器具システム)A1では、操作端末2から送信される制御データが、接続対象器具である配線器具101を経由して、接続対象器具以外の配線器具102,103に送信されるので、中継器を設置することなく複数の配線器具1に制御データを送信することができる。また、操作端末2は第1の通信方式で接続対象器具である配線器具101に制御データを送信し、接続対象器具である配線器具101は第2の通信方式で配線器具102,103に制御データを送信している。第2の通信方式は第1の通信方式に比べて通信距離が長いので、接続対象器具である配線器具101から他の配線器具102,103に対してより確実に制御データを送信することができ、通信の信頼性を向上させることができる。また、操作端末2と配線器具101との間の無線通信と、配線器具101と配線器具102,103との間の無線通信とが互いに異なる通信方式を採用しているので、無線通信の干渉を抑制できるという利点もある。
ところで、接続対象器具である配線器具101が、他の配線器具1(例えば配線器具102,103)に制御データを転送する際に、制御データ(第2データ)を複数回送信してもよい。例えば、図6に示すように、配線器具101が、操作端末2からの制御データに基づいて作成した制御データを、第2通信部12から配線器具102に対して複数回(例えば3回)送信させてもよく、マルチパスフェージングによる干渉が発生したとしても制御データの送信に成功する可能性を高めることができる。よって、通信の信頼性を向上できるという利点がある。
なお、図6の例では第2データの送信回数が3回であったが、通信制御部131は、例えば操作端末2又は制御装置4から入力される設定情報等に基づいて、第2通信部12による第2データの送信回数を適宜変更可能である。通信制御部131は、少なくとも第2通信部12による第2データの送信回数を変更可能であり、周囲の通信環境等に応じて第2データの送信回数を変更することで、第2データ(制御データ)の送信に成功する可能性を高め、通信の信頼性を向上させることができる。なお、通信制御部131は、第1通信部11によるデータの送信回数を変更してもよく、第1通信部11によるデータの送信回数と、第2通信部12による第2データの送信回数とをそれぞれ別個に変更してもよい。
また、本実施形態の制御システム(配線器具システム)A1では、制御装置4を用いて配線器具1の動作を制御することができる。ここで、操作端末2及び制御装置4を用いて配線器具1(配線器具1の制御対象である負荷3)の動作を制御する処理を図7のシーケンス図を参照して説明する。
ユーザが、操作端末2を用いて、配線器具101,102を一括制御する場合の処理S41〜S43は、図5のシーケンス図で説明した処理S31〜S32と同様であるので、その説明は省略する。
一方、ユーザが、制御装置4を用いて、配線器具101,102を一括制御する操作を行うと、制御装置4の通信部41が接続対象器具である配線器具101の第2通信部12との間で無線通信を行い、識別情報等を用いて接続/認証処理を行う(S44)。制御装置4と配線器具101との間の認証処理が成立すると、制御装置4の制御部42は、配線器具101,102を一括制御するための制御データを通信部41から配線器具101に無線送信させる(S45)。
配線器具101の第2通信部12が制御装置4からの制御データを受信すると、処理部13は、この制御データに基づいて負荷制御部15を制御し、配線器具101の制御対象である負荷3の動作を制御する。また、配線器具101の通信制御部131は、制御装置4からの制御データに基づいて、配線器具102に送信する制御データを作成し、この制御データを第2通信部12から配線器具102へ送信させる(S46)。配線器具102の第2通信部12が、配線器具101から送信された制御データを受信すると、処理部13が、この制御データに基づいて負荷制御部15を制御し、配線器具102の制御対象である負荷3の動作を制御する。
このように、本実施形態の制御システム(配線器具システム)A1では、制御装置4から送信される制御データが、接続対象器具である配線器具101を経由して、接続対象器具以外の配線器具102に送信されるので、中継器を設置することなく複数の配線器具1に制御データを送信することができる。
(2.4.3)配線器具の設定処理
次に、操作端末2又は制御装置4を用いて配線器具1の動作を設定する設定処理について図8を参照して説明する。以下では、操作端末2及び制御装置4が接続対象器具として配線器具101を選択している場合について説明する。
ユーザが、操作端末2を用いて、配線器具101,102の動作内容を設定する操作を行うと、操作端末2の通信部21が接続対象器具である配線器具101の第1通信部11との間で無線通信を行い、識別情報等を用いて接続/認証処理を行う(S51)。操作端末2と配線器具101との間の認証処理が成立すると、操作端末2の制御部22は、配線器具101,102の動作内容を設定するための設定情報を通信部21から配線器具101に無線送信させる(S52)。ここで、配線器具1の動作内容を設定する設定情報は、例えば、制御対象の負荷3の制御方法に関する設定情報、第2通信部12が行う無線通信に関する設定情報、及び第1通信部11が行う無線通信に関する設定情報のうちの少なくとも1つを含む。第1通信部11及び第2通信部12が行う無線通信に関する設定情報とは、無線通信に使用する周波数、及び、無線信号の送信出力のうちの少なくとも一方を設定するための設定情報である。
配線器具101の第1通信部11が操作端末2からの設定情報を受信すると、配線器具101の通信制御部131は、操作端末2からの設定情報を第2通信部12から配線器具102に送信させる(S53)。また、配線器具101の処理部13は、操作端末2から受信した設定情報に基づいて、当該配線器具101の動作内容を設定する。
また、配線器具102の第2通信部12が、配線器具101から送信された設定情報を受信すると、処理部13が、この設定情報に基づいて、当該配線器具102の動作内容を設定する。
これにより、本実施形態の制御システム(配線器具システム)A1では、ユーザが操作端末2を操作することによって複数の配線器具1の動作内容を一括して設定することができる。
また、本実施形態では、制御装置4を用いて各配線器具1の動作内容を設定することもできる。
ユーザが、制御装置4を用いて、配線器具101,102の動作内容を設定する操作を行うと、制御装置4の通信部41が接続対象器具である配線器具101の第1通信部11との間で無線通信を行い、識別情報等を用いて接続/認証処理を行う(S54)。制御装置4と配線器具101との間の認証処理が成立すると、制御装置4の制御部42は、配線器具101,102の動作内容を設定するための設定情報を通信部41から配線器具101に無線送信させる(S55)。ここで、配線器具1の動作内容を設定する設定情報は、例えば、制御対象の負荷3の制御方法に関する設定情報、第2通信部12が行う無線通信に関する設定情報、及び第1通信部11が行う無線通信に関する設定情報のうちの少なくとも1つを含む。
配線器具101の第1通信部11が制御装置4からの設定情報を受信すると、配線器具101の通信制御部131は、制御装置4からの設定情報を第2通信部12から配線器具102に送信させる(S56)。また、配線器具101の処理部13は、制御装置4から受信した設定情報に基づいて、当該配線器具101の動作内容を設定する。
また、配線器具102の第2通信部12が、配線器具101から送信された設定情報を受信すると、処理部13が、この設定情報に基づいて、当該配線器具102の動作内容を設定する。
これにより、本実施形態の制御システム(配線器具システム)A1では、ユーザが制御装置4を操作することによって複数の配線器具1の動作内容を一括して設定することができる。
上述のように、接続対象器具である配線器具1の通信制御部131は、第2通信部12から、複数の配線器具1のうち当該配線器具以外の他の配線器具1へ、他の配線器具1の動作内容を設定するための設定情報を送信させている。これにより、操作端末2と配線器具1との間の無線通信の干渉を受けることなく、ある配線器具1から他の配線器具1へ設定情報を送信して、他の配線器具1の動作内容を設定することができる。
また、上記の設定情報は、第1通信方式と第2通信方式との少なくとも一方の通信仕様を設定するための情報を含んでもよい。具体的には、設定情報は、第1通信方式及び第2通信方式の一方又は両方において、無線通信に使用する周波数と、無線通信の送信出力(送信電力)との少なくとも一方を設定するための情報であればよい。これにより、操作端末2と配線器具1との間の第1通信方式、又は、複数の配線器具1の間での第2通信方式を適宜変更することが可能になり、通信環境等に合わせて通信仕様を変更することで、通信の信頼性が低下するのを抑制できる。
ここで、ある配線器具1(接続対象器具)から設定情報が送信される他の配線器具1が複数ある場合、ある配線器具1の通信制御部131が、第2通信部12から複数の他の配線器具1へ設定情報を一斉に送信することが好ましい。なお、複数の他の配線器具1に設定情報を一斉に送信するとは、複数の他の配線器具1に同時に設定情報を送信することに限定されず、ほぼ同時と見なせるタイミングで複数の他の配線器具1に対して連続的に設定情報を送信するものも含み得る。通信制御部131が、第2通信部12から複数の他の配線器具1へ設定情報を一斉に送信することによって、複数の他の配線器具1の動作内容を一斉に変更することができる。
(3)変形例
上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
上記実施形態で説明した操作端末2と同様の機能は、操作端末2の制御方法、コンピュータプログラム、又はプログラムを記録した非一時的な記録媒体等で具現化されてもよい。一態様に係る操作端末2の制御方法は、選択処理と、送信処理と、を含む。選択処理では、複数の配線器具1のうちの任意の2つの配線器具1の間の通信品質に基づいて、接続相手とする接続対象器具1Aを選択する。送信処理では、接続対象器具1Aとの間で無線通信を行い、接続対象器具1Aを経由して複数の配線器具1のうち接続対象器具1A以外の配線器具1Bに制御データを送信する。また、一態様に係る(コンピュータ)プログラムは、コンピュータシステムに、上記の操作端末2の制御方法を実行させるためのプログラムである。
また、上記実施形態で説明した配線器具1と同様の機能は、配線器具1の制御方法、コンピュータプログラム、又はプログラムを記録した非一時的な記録媒体等で具現化されてもよい。一態様に係る配線器具1の制御方法は、受信処理と、送信処理とを含む。受信処理では、操作端末2との間で第1通信方式により無線通信を行い、操作端末2から複数の配線器具1のうち当該配線器具(例えば操作端末2の接続相手である接続対象器具1A)以外の他の配線器具(配線器具1B)への第1データを受信する。送信処理では、他の配線器具(配線器具1B)との間で、第1通信方式に比べて通信距離が長い第2通信方式により無線通信を行い、第1データに基づく第2データを他の配線器具(配線器具1B)へ送信させる。一態様に係る(コンピュータ)プログラムは、コンピュータシステムに、上記の配線器具1の制御方法を実行させるためのプログラムである。
以下、上記の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本開示における制御システム(配線器具システム)A1は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における制御システム(配線器具システム)A1としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。さらに、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1ないし複数の電子回路で構成される。
また、制御システム(配線器具システム)A1に用いられる配線器具1、操作端末2、及び制御装置4の各々において、複数の機能が、1つの筐体内に集約されていることは必須の構成ではなく、配線器具1、操作端末2、及び制御装置4の各々の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。さらに、配線器具1、操作端末2、及び制御装置4の少なくとも一部の機能がクラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
上記の実施形態では、複数の配線器具1の各々には、2本の電力線L11,L12を介して、電源5と制御対象の負荷3との直列回路が接続されているが、電源5及び負荷3の配線形態はこれに限定されない。配線器具1に対して電源5と負荷3とが各2本の電線を介して接続されてもよいし、配線器具1に対して電源5と負荷3とが3本の電線を介して接続されてもよい。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様の配線器具(1)は、複数の配線器具(1)を備える配線器具システム(A1)に複数の配線器具(1)の1つとして用いられる配線器具(1)である。配線器具(1)は、第1通信部(11)と、第2通信部(12)と、通信制御部(13)と、を備える。第1通信部(11)は、操作端末(2)との間で、第1通信方式で無線通信を行う。第2通信部(12)は、複数の配線器具(1)のうち当該配線器具(1)以外の1以上の他の配線器具(1)との間で、第1通信方式に比べて通信距離が長い第2通信方式で無線通信を行う。通信制御部(13)は、操作端末(2)から他の配線器具(1)への第1データを第1通信部(11)が受信すると、第1データに基づく第2データを第2通信部(12)から他の配線器具(1)へ送信させる。
この態様によれば、通信の信頼性の向上を図ることができる。
第2の態様の配線器具(1)では、第1の態様において、負荷制御部(15)と、電源回路部(16)と、を更に備える。負荷制御部(15)は、2本の電力線(L1,L2)を介して電源(5)と負荷(3)の直列回路が接続され、電源(5)から負荷(3)への電力供給を制御する。電源回路部(16)は、電源(5)から2本の電力線(L1,L2)を介して所定のタイミングで電力供給を受けて、少なくとも第1通信部(11)、第2通信部(12)、及び通信制御部(13)の駆動電力を生成する。
この態様によれば、通信の信頼性の向上を図ることができる。
第3の態様の配線器具(1)では、第2の態様において、第2通信部(12)は、負荷(3)の制御と監視の少なくとも一方を行う制御装置(4)との間で、第2通信方式で無線通信を行う。
この態様によれば、通信の信頼性の向上を図ることができる。
第4の態様の配線器具(1)では、第1〜第3のいずれかの態様において、第1通信方式と第2通信方式とは、無線通信に使用する電波の周波数と変調方式との少なくとも一方が異なる。
この態様によれば、通信の信頼性の向上を図ることができる。
第5の態様の配線器具(1)では、第1〜第4のいずれかの態様において、第1通信方式に比べて第2通信方式の通信距離を長くするために変更する通信仕様の項目として、送信電力よりも、無線通信に使用する電波の周波数と変調方式との少なくとも一方が優先して用いられる。
この態様によれば、通信の信頼性の向上を図ることができる。
第6の態様の配線器具(1)では、第1〜第5のいずれかの態様において、通信制御部(13)が、少なくとも第2通信部(12)による第2データの送信回数を変更可能である。
この態様によれば、通信の信頼性の向上を図ることができる。
第7の態様の配線器具(1)では、第1〜第6のいずれかの態様において、通信制御部(13)が、第2通信部(12)から、複数の配線器具(1)のうち当該配線器具(1)以外の他の配線器具(1)へ、設定情報を送信させる。設定情報は、他の配線器具(1)の動作内容を設定するための情報である。
この態様によれば、通信の信頼性の向上を図ることができる。
第8の態様の配線器具(1)では、第7の態様において、設定情報が、第1通信方式と第2通信方式との少なくとも一方の通信仕様を設定するための情報を含む。
この態様によれば、通信の信頼性の向上を図ることができる。
第9の態様の配線器具(1)では、第7又は第8の態様において、他の配線器具(1)が複数あり、通信制御部(13)が、第2通信部(12)から複数の他の配線器具(1)へ設定情報を一斉に送信させる。
この態様によれば、通信の信頼性の向上を図ることができる。
第10の態様の配線器具システム(A1)は、第1〜第9のいずれかの態様の配線器具(1)を複数備える。複数の配線器具(1)のうち一の配線器具(1)の第1通信部(11)が操作端末(2)から第1データを受信すると、一の配線器具(1)の第2通信部(12)が、第1データに基づく第2データを複数の配線器具(1)のうち一の配線器具(1)以外の他の配線器具(1)へ送信する。
この態様によれば、通信の信頼性の向上を図ることができる。
第11の態様の配線器具(1)の制御方法は、複数の配線器具(1)を備える配線器具システム(A1)に複数の配線器具(1)の1つとして用いられる配線器具(1)の制御方法である。配線器具(1)の制御方法は、受信処理と、送信処理と、を含む。受信処理では、操作端末(2)との間で第1通信方式により無線通信を行い、操作端末(2)から複数の配線器具(1)のうち当該配線器具(1)以外の他の配線器具(1)への第1データを受信する。送信処理では、他の配線器具(1)との間で、第1通信方式に比べて通信距離が長い第2通信方式により無線通信を行い、第1データに基づく第2データを他の配線器具(1)へ送信させる。
この態様によれば、通信の信頼性の向上を図ることができる。
第12の態様のプログラムは、コンピュータシステムに、第11の態様の配線器具(1)の制御方法を実行させるためのプログラムである。
この態様によれば、通信の信頼性の向上を図ることができる。
上記態様に限らず、実施形態に係る配線器具(1)の種々の構成(変形例を含む)は、配線器具(1)の制御方法、(コンピュータ)プログラム、又はプログラムを記録した非一時的記録媒体等で具現化可能である。
第2〜第9の態様に係る構成については、配線器具(1)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 配線器具
2 操作端末
3 負荷
4 制御装置
5 電源
11 第1通信部
12 第2通信部
13 通信制御部
15 負荷制御部
16 電源回路部
A1 制御システム(配線器具システム)
L1,L2 電力線

Claims (12)

  1. 複数の配線器具を備える配線器具システムに前記複数の配線器具の1つとして用いられる配線器具であって、
    操作端末との間で、第1通信方式で無線通信を行う第1通信部と、
    前記複数の配線器具のうち当該配線器具以外の1以上の他の配線器具との間で、前記第1通信方式に比べて通信距離が長い第2通信方式で無線通信を行う第2通信部と、
    前記操作端末から前記他の配線器具への第1データを前記第1通信部が受信すると、前記第1データに基づく第2データを前記第2通信部から前記他の配線器具へ送信させる通信制御部と、を備える、
    配線器具。
  2. 2本の電力線を介して電源と負荷の直列回路が接続され、前記電源から前記負荷への電力供給を制御する負荷制御部と、
    前記電源から前記2本の電力線を介して所定のタイミングで電力供給を受けて、少なくとも前記第1通信部、前記第2通信部、及び前記通信制御部の駆動電力を生成する電源回路部と、を更に備える、
    請求項1に記載の配線器具。
  3. 前記第2通信部は、前記負荷の制御と監視の少なくとも一方を行う制御装置との間で、前記第2通信方式で無線通信を行う、
    請求項2に記載の配線器具。
  4. 前記第1通信方式と前記第2通信方式とは、無線通信に使用する電波の周波数と変調方式との少なくとも一方が異なる、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の配線器具。
  5. 前記第1通信方式に比べて前記第2通信方式の通信距離を長くするために変更する通信仕様の項目として、送信電力よりも、無線通信に使用する電波の周波数と変調方式との少なくとも一方が優先して用いられる、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の配線器具。
  6. 前記通信制御部が、少なくとも前記第2通信部による前記第2データの送信回数を変更可能である、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の配線器具。
  7. 前記通信制御部が、前記第2通信部から、前記複数の配線器具のうち当該配線器具以外の前記他の配線器具へ、前記他の配線器具の動作内容を設定するための設定情報を送信させる、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の配線器具。
  8. 前記設定情報が、前記第1通信方式と前記第2通信方式との少なくとも一方の通信仕様を設定するための情報を含む、
    請求項7に記載の配線器具。
  9. 前記他の配線器具が複数あり、
    前記通信制御部が、前記第2通信部から複数の前記他の配線器具へ前記設定情報を一斉に送信させる、
    請求項7又は8に記載の配線器具。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の配線器具を複数備え、
    前記複数の配線器具のうち一の配線器具の前記第1通信部が前記操作端末から前記第1データを受信すると、前記一の配線器具の前記第2通信部が、前記第1データに基づく前記第2データを前記複数の配線器具のうち前記一の配線器具以外の他の配線器具へ送信する、
    配線器具システム。
  11. 複数の配線器具を備える配線器具システムに前記複数の配線器具の1つとして用いられる配線器具の制御方法であって、
    操作端末との間で第1通信方式により無線通信を行い、前記操作端末から複数の配線器具のうち当該配線器具以外の他の配線器具への第1データを受信する受信処理と、
    前記他の配線器具との間で、前記第1通信方式に比べて通信距離が長い第2通信方式により無線通信を行い、前記第1データに基づく第2データを前記他の配線器具へ送信させる送信処理と、を含む、
    配線器具の制御方法。
  12. コンピュータシステムに、
    請求項11に記載の配線器具の制御方法を実行させるための
    プログラム。
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