JP2010034805A - インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者への情報提示の機会を増やす。
【解決手段】親機1の制御部15は、センタ装置3から最新の情報が送信されてきた場合は当該情報の画像データを、センタ装置3から最新情報送信不要の通知が送信されてきた場合はメモリ部17に記憶している最新の情報の画像データを、それぞれモニタ部12に表示させる。故に、子機2によって撮像された来訪者の画像とともにセンタ装置3から送信される最新の情報が親機1のモニタ部12に表示されるので、利用者(住戸の住人)が意図的に親機1を操作しなくてもセンタ装置3から送信される最新の情報を利用者に提示することができ、その結果、利用者への情報提示の機会を増やすことができる。
【選択図】図1
【解決手段】親機1の制御部15は、センタ装置3から最新の情報が送信されてきた場合は当該情報の画像データを、センタ装置3から最新情報送信不要の通知が送信されてきた場合はメモリ部17に記憶している最新の情報の画像データを、それぞれモニタ部12に表示させる。故に、子機2によって撮像された来訪者の画像とともにセンタ装置3から送信される最新の情報が親機1のモニタ部12に表示されるので、利用者(住戸の住人)が意図的に親機1を操作しなくてもセンタ装置3から送信される最新の情報を利用者に提示することができ、その結果、利用者への情報提示の機会を増やすことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、インターホンシステムに関するものである。
従来のインターホンシステムとして、特許文献1に記載されているようなものがある。この従来システムはマンションなどの集合住宅用のインターホンシステムであって、集合住宅の共同玄関(ロビー)に設置される集合玄関機、管理室などに設置される情報サーバ、各住戸に設置される生活情報盤(インターホン親機)および生活情報盤、集合玄関機を制御する制御装置を備えている。情報サーバは、生活情報盤の操作部の操作により起動され、集合住宅内の施設利用を行なうための予約機能、情報サーバに保存された各種情報を取得するための情報取得機能、契約店舗への注文機能等の各種機能を実行する機能を有している。
特開2004−128624号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている従来例では、利用者(住戸の住人)が情報サーバから種々の情報を取得する意図を持って生活情報盤の操作部を操作しなければ、情報サーバから提供される種々の情報を生活情報盤で表示することができなかった。そのため、例えば情報サーバから商品やサービスの広告情報を配信する場合、当該広告情報が利用者に提示される機会が非常に少なくなってしまい、広告主にとっての費用対効果が極めて低いものであった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、利用者への情報提示の機会を増やすことができるインターホンシステムを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、住戸の屋外に設置されるカメラ付きインターホン子機と、住戸の屋内に設置されるとともにカメラ付きインターホン子機との間で音声を授受し且つカメラ付きインターホン子機において撮像された画像を表示するインターホン親機と、ネットワークを介してインターホン親機との間で情報を授受するセンタ装置とを有し、カメラ付きインターホン子機は、来訪者による呼出の操作入力を受け付ける呼出操作入力受付手段と、呼出操作入力受付手段で呼出操作入力が受け付けられたときに呼出信号を送信する呼出信号送信手段と、来訪者を撮像する撮像手段と、撮像手段で撮像された画像をインターホン親機へ伝送する画像伝送手段と、来訪者が発する音声を音声信号に変換してインターホン親機へ送信するとともにインターホン親機から受信した音声信号を音声に変換して鳴動させる通話手段とを備え、インターホン親機は、インターホン子機から送信される呼出信号を受信したときに呼出音を鳴動させる呼出音鳴動手段と、種々の操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、カメラ付きインターホン子機から受け取る画像を表示する表示手段と、住戸内の通話者が発する音声を音声信号に変換してカメラ付きインターホン子機へ送信するとともにカメラ付きインターホン子機から受信した音声信号を音声に変換して鳴動させる通話手段と、ネットワークを介してセンタ装置と情報通信を行う情報通信手段と、前記呼出信号を受信したときに最新情報の送信を要求するコマンドを情報通信手段よりセンタ装置へ送信させる制御手段とを備え、センタ装置は、ネットワークを介してインターホン親機との間で情報通信を行う情報通信手段と、インターホン親機に送信する種々の情報を記憶する記憶手段と、情報通信手段で前記コマンドを受信したときに記憶手段に記憶されている最新の情報を情報通信手段より当該インターホン親機へ送信させる制御手段とを備え、インターホン親機の制御手段は、カメラ付きインターホン子機から受け取る画像とともにセンタ装置から送信された最新の情報を表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、カメラ付きインターホン子機によって撮像された来訪者の画像とともにセンタ装置から送信される最新の情報が表示手段に表示されるので、利用者(住戸の住人)が意図的にインターホン親機を操作しなくてもセンタ装置から送信される最新の情報を利用者に提示することができ、その結果、利用者への情報提示の機会を増やすことができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、インターホン親機の制御手段は、カメラ付きインターホン子機との通話が終了した後に前記情報のみを表示手段の表示画面全体に表示させることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、利用者に対して情報をより正確且つ詳細に認識させることができる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、センタ装置からインターホン親機へ伝送される情報に音声情報が含まれており、インターホン親機は、音声情報を音声に変換して鳴動する音声鳴動手段を備え、インターホン親機の制御手段は、表示手段に前記情報を表示させるときに前記音声情報を音声鳴動手段に鳴動させることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、視覚的な情報とともに音声情報を利用者に提示することで情報をさらに正確且つ詳細に認識させることができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、インターホン親機の制御手段は、操作入力受付手段が情報の提示を要求するための操作入力を受け付けたときに情報通信手段より前記コマンドをセンタ装置へ送信させ、当該コマンドに応じてセンタ装置から送信される最新の情報を表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項4の発明によれば、利用者の要求に応じて情報を提示させることができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか1項の発明において、インターホン親機は、情報通信手段によってセンタ装置から受け取った情報を記憶する記憶手段を備え、インターホン親機の制御手段は、記憶手段に記憶している情報を選択する操作入力が操作入力受付手段で受け付けられたときに当該操作入力によって選択された情報を記憶手段から読み出して表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項5の発明によれば、利用者によって選択された情報を提示させることができる。
本発明によれば、利用者への情報提示の機会を増やすことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態のインターホンシステムは、図1に示すように、住戸の屋外に設置されるカメラ付きインターホン子機(以下、「子機」と略す。)2と、住戸の屋内に設置されるとともに子機2との間で音声を授受し且つ子機2において撮像された画像を表示するインターホン親機(以下、「親機」と略す。)1と、ネットワーク(本実施形態ではインターネット)を介して親機1との間で情報を授受するセンタ装置3とを有している。
子機2は、マイクロホン20a並びにスピーカ20bと、2線−4線変換回路を含み、マイクロホン20aから出力する音声信号を信号処理するとともに信号線Lsを介して伝送される音声信号を信号処理してスピーカ20bから音声を鳴動させる音声信号処理部20と、CCDやCMOS等の固体撮像素子とレンズ等の光学系を有し来訪者を撮像するカメラ部21と、カメラ部21から出力する映像信号を音声信号よりも高い周波数で周波数変調するとともに周波数変調された映像信号を信号線Lsを介して伝送する映像信号送信部22と、音声信号処理部20から出力する音声信号と映像信号送信部22から出力する映像信号を周波数多重化して信号線Lsに送出するとともに、信号線Lsを介して親機1から伝送される音声信号を分離する多重分離部23と、信号線Lsを介して呼出信号を送信する呼出信号送信部24と、マイコンを主構成要素とし全体の動作制御を行う制御部25と、呼出釦(図示せず)の操作入力を受け付けて制御部25に対して操作信号を出力する操作入力受付部26と、信号線Lsを介して親機1から給電される電力で各部の動作電源を作成する電源部27とを備えている。
親機1は、マイクロホン10a並びにスピーカ10bと、子機2との拡声通話のために音声信号を処理する音声信号処理部10と、2線−4線変換回路を含み、マイクロホン10aから出力されて音声信号処理部10で処理された音声信号(送話信号)を信号線Lsを介して子機2に伝送するとともに、信号線Lsを介して子機2から多重伝送される音声信号と映像信号を分離する多重分離部11と、液晶ディスプレイのような表示デバイスを有するモニタ部12と、多重分離部11で分離された映像信号を復調するとともに復調した映像信号を信号処理してモニタ部12に表示させる映像信号処理部13と、信号線Lsを介して子機2から送信されてくる呼出信号を受信する呼出信号受信部14と、マイコンを主構成要素とし各部の動作を制御する制御部15と、後述するように子機2からの呼出に応答して通話を開始する際に操作される通話スイッチなどの操作スイッチの操作入力を受け付ける操作入力受付部16と、EEPROMなどの書換可能な不揮発性メモリからなり制御部15のマイコンが実行するプログラムなどを格納するメモリ部17と、後述するようにセンタ装置3との間でインターネットを介した情報通信(ネットワーク通信)を行うための通信インターフェース(I/F)部18とを備えている。なお、親機1の各部の動作電源は、図示しない電源回路によって商用電源から作成される。
親機1から子機2への給電電圧(直流電圧)は、子機2が通話状態あるいはモニタ状態の何れでもないときはシステムの低消費電力化を図るために相対的に低い状態とされ、通話状態やモニタ状態では相対的に高い状態とされる。以下、給電電圧の低い状態のことを待機給電状態と呼び、給電電圧の高い状態のことを動作給電状態と呼ぶ。子機2においては、待機給電状態にあるときは制御部25のマイコンがスタンバイ状態で操作入力受付部26から操作信号が出力されるのを待っており、呼出釦が操作されて操作入力受付部26から操作信号が出力されると、制御部25は呼出信号送信部24を制御して、信号線Lsの線間電圧を待機給電状態よりもさらに低い電圧に低下させることで親機1に呼出信号を伝送する。そして、呼出信号を受信した親機1が給電電圧を待機給電状態から動作給電状態に移行すると、制御部25のマイコンがスタンバイ状態から通常状態に復帰し、カメラ部21並びに映像信号送信部22を起動して映像信号を信号線Lsを介して親機1に送信するとともに音声信号処理部20を起動して音声信号の送受、すなわち、通話が可能な状態となる。また、親機1において子機2をモニタ状態とする操作入力が受け付けられることで給電電圧を待機給電状態から動作給電状態に移行した場合、制御部25のマイコンがスタンバイ状態から通常状態に復帰し、カメラ部21並びに映像信号送信部22を起動して映像信号を信号線Lsを介して親機1に送信することで子機2のカメラ部21で撮像した映像を親機1でモニタできるようになっている。
一方、親機1の通信I/F部18にはツイストペアケーブルからなるLANケーブルLxを介してネットワーク通信機器4が接続される。ネットワーク通信機器4は、電話線や光ファイバあるいは同軸ケーブルなどの通信媒体を介してインターネットに接続された他の通信機器との間でネットワーク通信を行うものであって、具体的には、電話線を通信媒体とするADSLモデムや光ファイバを通信媒体とするONU(光回線終端装置)、あるいは同軸ケーブルを通信媒体とするケーブルモデム等である。
センタ装置3は、ネットワーク通信機能を有した汎用のコンピュータ装置からなり、CPUを主構成要素とする制御部30と、インターネットを介してネットワーク通信を行うための通信インターフェース(I/F)部31と、ハードディスク装置などの大容量の記憶装置からなる記憶部32とを備えている。
センタ装置3の記憶部32には、親機1に伝送される種々の情報(データ)が記憶され、それらの情報を効率よく管理するためのデータベースが構築されている。かかる情報は、例えば、商品やサービスの広告に関する情報であって、具体的には商品の写真を含む画像情報(画像データ)や商品の機能などを紹介する音声メッセージなどの音声情報(音声データ)などである。但し、センタ装置3の記憶部32に記憶される情報は上述のような広告に関する情報に限られず、例えば、天気予報や注意報、警報などの気象情報などであってもよい。また、画像情報には動画や静止画の他に文字やバーコード、QRコードなども含まれる。
センタ装置3の記憶部32に構築されるデータベースは、それぞれの情報が登録される際に付与された固有の識別符号(ID)によって各情報を管理している。具体的には、各情報のIDに登録の日時(タイムスタンプ)が対応付けられるとともに、画像データ及び音声データについては、それぞれのデータの種別(動画又は静止画、画像や音声の圧縮方式など)と各データの先頭アドレスとデータサイズとが対応付けられている。そして、センタ装置3の制御部30は、後述するように記憶部32のデータベースに登録されている情報(画像データ並びに音声データ)を当該情報に付与されたID並びにタイムスタンプとともに通信I/F部31よりインターネットを介して親機1へ送信する。なお、親機1の制御部15は、センタ装置3から送信される情報を通信I/F部18で受信し、当該情報(タイムスタンプを含む)をそのIDと対応付けてメモリ部17に記憶する。
次に、来訪者が子機2の呼出釦を操作した際の動作について、図2及び図3を参照して詳細に説明する。
まず、来訪者によって呼出釦が操作されると、既に説明したように子機2から信号線Lsを介して親機1に呼出信号が送信される。親機1の制御部15は、呼出信号受信部14で呼出信号を受信することで来訪者による呼出を検出すると、音声信号処理部10を介してスピーカ10bから呼出音を鳴動させるとともに、給電電圧を待機給電状態から動作給電状態に移行することで子機2から映像信号を送信させ、子機2から受け取った映像をモニタ部12に表示させる。さらに親機2の制御部15は、既にセンタ装置3から送信されてメモリ部17に記憶している情報のうちで最新のタイムスタンプに対応したIDを調べ、当該IDを通信I/F部18よりインターネットを介してセンタ装置3へ送信する。なお、呼出音を聞いた住戸の住人(利用者)が親機1の通話スイッチを操作すれば、制御部15が音声信号処理部10を起動して子機2との間で音声信号の送受信(通話)を可能とする。
センタ装置3の制御部30は、親機1から受け取ったIDに対応付けられているタイムスタンプよりも新しいタイムスタンプに対応付けられているIDの有無を記憶部32のデータベースから検索する。そして、新しいタイムスタンプに対応付けられているIDが見つかれば、センタ装置3の制御部30は当該IDが付与されている最新の情報(タイムスタンプを含む)を記憶部32から読み出して通信I/F部31よりインターネットを介して親機1へ送信する。一方、新しいタイムスタンプに対応付けられているIDが見つからなければ、センタ装置3の制御部30はその旨の通知(最新情報送信不要の通知)を通信I/F部31よりインターネットを介して親機1へ送信する。
一方、親機1の制御部15は、センタ装置3から最新の情報が送信されてきた場合は当該情報の画像データを、センタ装置3から最新情報送信不要の通知が送信されてきた場合はメモリ部17に記憶している最新の情報の画像データを、それぞれモニタ部12に表示させる。このとき、モニタ部12には子機2から送信された画像(来訪者を撮像した動画像)が表示されているので、制御部15では、図3(a)に示すように子機2から受け取った画像P1を画面全体に表示するとともにセンタ装置3から受け取った画像データ若しくはメモリ部17から読み出した画像データから構成した画像P2を画面の一部(図示例では右上隅)に縮小して表示する。よって、親機1によって来訪者と通話している利用者にセンタ装置3から親機1へ送信した情報(画像情報)を提示することができる。なお、図示例では商品の広告に関する情報(商品の写真と商品名を示す文字<図示せず>)をモニタ部12に表示している。
親機1の制御部15は、通話スイッチが操作されてから一定時間(例えば、数分間)が経過するか、あるいは当該一定時間内に通話スイッチが再度操作されると、子機2への給電状態を動作給電状態から待機給電状態に戻すとともに音声信号処理部10の動作を停止して通話を終了させる。さらに制御部15では、通話終了と同時に画像P2をモニタ部12の画面全体に拡大して表示するとともに(図3(b)参照)、センタ装置3から最新の情報が送信されてきた場合は当該情報の音声データを復調した音声を、センタ装置3から最新情報送信不要の通知が送信されてきた場合はメモリ部17に記憶している最新の情報の音声データを復調した音声を、それぞれ音声信号処理部10を介してスピーカ10bより鳴動させる。このきにスピーカ10bから鳴動される音声は、画像P2に対応した商品広告の音声メッセージ(商品名や価格、商品の特徴や機能などを説明するメッセージ等)である。なお、制御部15ではセンタ装置3から最新の情報を受け取った場合、当該最新情報をメモリ部17に記憶する。そして、親機1の制御部15は、通話終了から所定時間(例えば、数秒間〜数十秒間)が経過した時点で画像P2の表示と音声メッセージの鳴動を停止する。
上述のように本実施形態によれば、子機2によって撮像された来訪者の画像とともにセンタ装置3から送信される最新の情報(画像P2)が親機1のモニタ部12に表示されるので、利用者(住戸の住人)が意図的に親機1を操作しなくてもセンタ装置3から送信される最新の情報を利用者に提示することができ、その結果、利用者への情報提示の機会を増やすことができる。また、子機2との通話が終了した後に前記情報(画像P2)のみをモニタ部12の表示画面全体に表示させるので、利用者に対して情報をより正確且つ詳細に認識させることができる。さらに、通話終了後には最新情報に含まれる音声情報を親機1のスピーカ10bから鳴動させるので、視覚的な情報(画像P2)とともに音声情報を利用者に提示することで情報をさらに正確且つ詳細に認識させることができる。
ところで、利用者が自らの意思で最新の情報を知りたいと考えた場合、親機1に設けられている操作スイッチ(情報提示スイッチ)を操作すればよい。以下、図4を参照して動作を説明する。
利用者によって情報提示スイッチが操作されて操作入力受付部16から操作信号が出力されると、親機2の制御部15は、既にセンタ装置3から送信されてメモリ部17に記憶している情報のうちで最新のタイムスタンプに対応したIDを調べ、当該IDを通信I/F部18よりインターネットを介してセンタ装置3へ送信する。
センタ装置3の制御部30は、親機1から受け取ったIDに対応付けられているタイムスタンプよりも新しいタイムスタンプに対応付けられているIDの有無を記憶部32のデータベースから検索する。そして、新しいタイムスタンプに対応付けられているIDが見つかれば、センタ装置3の制御部30は当該IDが付与されている最新の情報(タイムスタンプを含む)を記憶部32から読み出して通信I/F部31よりインターネットを介して親機1へ送信する。一方、新しいタイムスタンプに対応付けられているIDが見つからなければ、センタ装置3の制御部30は最新情報送信不要の通知を通信I/F部31よりインターネットを介して親機1へ送信する。
一方、親機1の制御部15は、センタ装置3から最新の情報が送信されてきた場合は当該情報の画像データを、センタ装置3から最新情報送信不要の通知が送信されてきた場合はメモリ部17に記憶している最新の情報の画像データを、それぞれモニタ部12に全画面表示させる。さらに制御部15では、センタ装置3から最新の情報が送信されてきた場合は当該情報の音声データを復調した音声を、センタ装置3から最新情報送信不要の通知が送信されてきた場合はメモリ部17に記憶している最新の情報の音声データを復調した音声を、それぞれ音声信号処理部10を介してスピーカ10bより鳴動させる。なお、制御部15ではセンタ装置3から最新の情報を受け取った場合、当該最新情報をメモリ部17に記憶する。そして、親機1の制御部15は、所定時間(例えば、数秒間〜数十秒間)が経過した時点で画像の表示と音声メッセージの鳴動を停止する。
ここで、前記所定時間内に利用者が再度情報提示スイッチを操作した場合、制御部15は、メモリ部17に記憶している情報のうちでタイムスタンプが2番目に新しい情報(画像データ並びに音声データ)を読み出し、当該画像をモニタ部12に全画面表示させるとともに当該音声をスピーカ10bから鳴動させる。つまり、利用者が情報提示スイッチを操作することによって、メモリ部17に記憶している複数の情報のうちから任意の一つを選択して親機1に提示させることができるのである。
1 インターホン親機
2 カメラ付きインターホン子機
3 センタ装置
10 音声信号処理部(通話手段,呼出音鳴動手段)
12 モニタ部(表示手段)
13 映像信号処理部(表示手段)
14 呼出信号受信部(呼出音鳴動手段)
15 制御部(制御手段)
18 通信インターフェース部(情報通信手段)
30 制御部(制御手段)
31 通信インターフェース部(情報通信手段)
32 記憶部(記憶手段)
2 カメラ付きインターホン子機
3 センタ装置
10 音声信号処理部(通話手段,呼出音鳴動手段)
12 モニタ部(表示手段)
13 映像信号処理部(表示手段)
14 呼出信号受信部(呼出音鳴動手段)
15 制御部(制御手段)
18 通信インターフェース部(情報通信手段)
30 制御部(制御手段)
31 通信インターフェース部(情報通信手段)
32 記憶部(記憶手段)
Claims (5)
- 住戸の屋外に設置されるカメラ付きインターホン子機と、住戸の屋内に設置されるとともにカメラ付きインターホン子機との間で音声を授受し且つカメラ付きインターホン子機において撮像された画像を表示するインターホン親機と、ネットワークを介してインターホン親機との間で情報を授受するセンタ装置とを有し、
カメラ付きインターホン子機は、来訪者による呼出の操作入力を受け付ける呼出操作入力受付手段と、呼出操作入力受付手段で呼出操作入力が受け付けられたときに呼出信号を送信する呼出信号送信手段と、来訪者を撮像する撮像手段と、撮像手段で撮像された画像をインターホン親機へ伝送する画像伝送手段と、来訪者が発する音声を音声信号に変換してインターホン親機へ送信するとともにインターホン親機から受信した音声信号を音声に変換して鳴動させる通話手段とを備え、
インターホン親機は、インターホン子機から送信される呼出信号を受信したときに呼出音を鳴動させる呼出音鳴動手段と、種々の操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、カメラ付きインターホン子機から受け取る画像を表示する表示手段と、住戸内の通話者が発する音声を音声信号に変換してカメラ付きインターホン子機へ送信するとともにカメラ付きインターホン子機から受信した音声信号を音声に変換して鳴動させる通話手段と、ネットワークを介してセンタ装置と情報通信を行う情報通信手段と、前記呼出信号を受信したときに最新情報の送信を要求するコマンドを情報通信手段よりセンタ装置へ送信させる制御手段とを備え、
センタ装置は、ネットワークを介してインターホン親機との間で情報通信を行う情報通信手段と、インターホン親機に送信する種々の情報を記憶する記憶手段と、情報通信手段で前記コマンドを受信したときに記憶手段に記憶されている最新の情報を情報通信手段より当該インターホン親機へ送信させる制御手段とを備え、
インターホン親機の制御手段は、カメラ付きインターホン子機から受け取る画像とともにセンタ装置から送信された最新の情報を表示手段に表示させることを特徴とするインターホンシステム。 - インターホン親機の制御手段は、カメラ付きインターホン子機との通話が終了した後に前記情報のみを表示手段の表示画面全体に表示させることを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
- センタ装置からインターホン親機へ伝送される情報に音声情報が含まれており、インターホン親機は、音声情報を音声に変換して鳴動する音声鳴動手段を備え、インターホン親機の制御手段は、表示手段に前記情報を表示させるときに前記音声情報を音声鳴動手段に鳴動させることを特徴とする請求項2記載のインターホンシステム。
- インターホン親機の制御手段は、操作入力受付手段が情報の提示を要求するための操作入力を受け付けたときに情報通信手段より前記コマンドをセンタ装置へ送信させ、当該コマンドに応じてセンタ装置から送信される最新の情報を表示手段に表示させることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のインターホンシステム。
- インターホン親機は、情報通信手段によってセンタ装置から受け取った情報を記憶する記憶手段を備え、インターホン親機の制御手段は、記憶手段に記憶している情報を選択する操作入力が操作入力受付手段で受け付けられたときに当該操作入力によって選択された情報を記憶手段から読み出して表示手段に表示させることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のインターホンシステム。
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