JP2005354340A - アフターサービス提供システム及びその装置 - Google Patents

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Hiroaki Niimi
博章 新美
Teiji Kageyama
定司 影山
Izumi Usuki
泉 薄木
Shinya Kemi
晋也 毛見
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Abstract

【課題】商品の購入者又はサービスの利用者たるユーザに対して、より簡単なインタフェースで充実したアフターサービスを提供とユーザニーズにあった情報を提供するシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明のアフターサービス提供システムは、家電製品の利用者が使用する情報端末であり、少なくともRFIDリーダと音声通話手段とデータ通信手段を内蔵し、音声回線とデータ回線を関連づけることで音声による会話と映像による情報提供を実現している。
本構成によって、ユーザが家電製品の新たな機能を使用したい場合、または家電製品が故障などした場合においてサービスセンターの助けを容易に得ることが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は家電製品等に付された無線タグの情報を利用して、利用者に有益な各種情報提供サービスを実現するシステムに関するものである。
従来のアフターサービスを提供するシステムとしては、バーコードを利用したアフターサービス提供システムがある(例えば、下記の特許文献1を参照)。
図5は従来のアフターサービス提供システムの構成の一例を示した図である。図中において、101は情報サービス会社のサーバである。ここで、情報サービス会社は提携する企業のアフターサービス窓口として商品に関する各種情報の提供等を行う者である。サーバ101はインターネットなどのネットワークに接続されており、外部からアクセス可能となっている。又、サーバ101にはバーコード情報と所定のURLとが関連づけて記録されている。
102は情報サービス会社と提携する企業であり、商品のアフターサービスに関して何らかの委託をしている。一般的には、自社のホームページを有していることが多い。
103は商品を購入したユーザが利用する端末であり、インターネット等のネットワークに接続されている。端末103としてはパソコンが一般的であるが、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)等である。
104はバーコード105を読みとるためのバーコードリーダであり、端末103に有線または無線接続して用いられる。
バーコードリーダ104は、1台毎に固有のIDを有しており、バーコード105を読みとる際に、記録用電子素子に記録されている自己のIDも一緒に送信できるようになっている。
ユーザはバーコードリーダ104によりバーコード105を読みとってバーコード情報をサーバ101に送信する。
サーバでは、受信したバーコード情報から、製品型番、事前に登録したユーザ情報を知ることができ、ユーザを商品毎のサイトに誘導して商品の使い方等の情報を提供することができる。
しかしながら、このような従来の方式では、一般にパソコン等の端末をマウス等を利用しGUIグラフィカルユーザインタフェースでサーバまたは、Webサイトから情報をユーザが選択して必要な情報を入手するため、ユーザがある程度端末操作に習熟する必要があり、お年寄りなどの情報機器に不慣れなユーザには利用しづらい。
特開2002−259420号公報
そこで本発明は、商品の購入者又はサービスの利用者たるユーザに対して、より簡単なインタフェースで充実したアフターサービスを提供し、ユーザニーズにあった情報を提供するシステムを提供することを課題とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のアフターサービス提供システムは、家電製品の利用者が使用する情報端末であり、少なくともRFIDリーダと音声通話手段とデータ通信手段を内蔵し、音声回線とデータ回線を関連づけることで音声による会話と映像による情報提供を実現している。
本構成によって、ユーザが家電製品の新たな機能を使用したい場合、または家電製品が故障などした場合においてサービスセンターの助けを容易に得ることが出来る。
本発明のアフターサービス提供システムによれば、ユーザが家電製品の使用方法、操作方法に困窮した場合に、容易に情報を得ることが出来、また、オペレータに対して製品番号や製造番号などの製品情報を簡単にオペレータに間違いなく伝えることができるシステムを構築することが出来る。また、企業が消費者との結びつきを強くすることが出来、消費者に対してより良いサービスを提供することが出来る。
(実施の形態1)
実施の形態1においては、データ回線と音声回線がともに利用できる端末について説明する。
(システム構成)
図1は本実施の形態のシステム構成の一例を示した図である。図中において、1はサービス提供会社である。ここで、サービス提供会社は企業のアフターサービス窓口として商品に関する各種情報提供を行う。
サービス会社のサービスを受け付けるサーバ2はインターネット3などのネットワークに接続されており、外部からアクセス可能となっている。
4は製品の利用者が使用する情報端末であり、少なくともRFIDリーダ5と音声通話手段8とデータ通信手段9を内蔵している。
本実施の形態ではデータ通信手段9は無線LANとし、インターネット等の通信回線に接続されている。音声通話手段8は、PHS、携帯電話、IP電話等の通話機能である。
RFIDリーダ5は、内蔵に限らず、カード形状のRFIDリーダモジュールの挿入や、有線接続型RFIDリーダでもよく、情報端末4はPDA、PHS、携帯電話等が含まれる。
また、情報端末4は、据え置き型のパソコンやネットワーク対応テレビセットであって、RFIDリーダ部が無線で接続された携帯型リーダであってもよい。
6は、家電製品である。RFIDタグ7は、通常目立つ位置にあるメーカロゴマークの中に埋め込んで家電製品6に付与する。RFIDタグ7の故障時の交換を考慮して、RFIDタグ7を埋め込んだメーカロゴマークは取り外しが可能な形状にするか、ロゴマークからRFIDタグ7のみを交換可能な組み込み方法が望ましい。
また、リモコン付の製品の場合、通常使いやすい位置におかれやすいリモコンにRFIDタグ7を付与しておくと、ユーザは離れた場所に設置された本体のRFIDタグを読み取るためにリーダを近づける必要がなくなり、さらに利便性が高くなる。
製品搭載のRFIDタグ(各製品のリモコンに搭載のRFIDタグも含む)内には、RFIDを個別認識するためのユニークなタグIDが付与されている。
またユーザ領域に、製品に関する情報(製品の型番、製造番号、所定のインターネットアドレス、サービスセンターの電話番号)が記録されている。
なお、製品に付与されたRFIDのタグIDは、付与された製品関連する個別の情報と関連付けてサーバ2上に管理されており、タグIDが判れば製品情報は知ることができるため、RFIDのユーザ領域に製品に関する情報を記録しておくことは必須ではない。
次にコールセンター内の構成について説明する。
図3は、本発明の実施の形態におけるコールセンターの構成図である。
サーバ2、顧客DB21、ビデオサーバ装置22、コンテンツライブラリ管理装置23(ビデオ、マニュアル等が管理されている)、オペレータ端末10から構成される。
顧客DB21は、ユーザ登録の葉書やホームページからのユーザ登録により、製品に付与されているRFIDのタグIDと利用者情報を関連付けしたデータベースである。
次にシステム利用時の動作について詳細に説明する。
製品(ここでは、家電製品6とする)を購入したユーザは、機器の設置方法や、操作方法を知りたいとき、RFIDリーダ5を使って情報端末4で、該当製品のRFIDタグ7を読み取ると、RFIDタグ7のユーザ領域に記録してある所定のURLに接続し、製品情報を送信する旨のメッセージと、サービスセンターへ音声回線を接続する旨のメッセージを表示しユーザの確認を促すOKボタンが情報端末4の画面に表示される。
ユーザがOKボタンをクリックするとデータ通信手段9によって、サービスセンターのサーバに接続する(第1の通信回線)。サーバは正常な接続完了すると、サーバは端末に受付番号を返信する。
次に、情報端末4は、通話手段8によって、RFIDタグから読み取ったサービスセンターの電話番号に発呼し、音声回線を接続する(第2の回線)。音声回線が確立したあと、第1の回線で入手した受付番号をサーバへ送信する。サーバは、発行した受付番号と、受け取った上受付番号から、第1の回線と第2の回線を結びつける。これによってオペレータ端末は、第1の回線データ回線と第2の回線音声回線の関連づけたものに対しサービスを開始することができる。
その後、第1の回線で製品のRFIDタグから読み取ったタグIDが情報端末4から送信されると、オペレータ端末にタグIDに関連づけられた型式、製造年月日等の製品番号と、ユーザの年齢や性別などのユーザ情報がオペレータ端末に表示され、また第2の回線を通じて、ユーザと会話によってサービスに対応することができる。
オペレータは、音声による会話と、オペレータ端末10に表示された、製品情報やユーザ情報から、あらかじめ整理され格納されているコンテンツライブラリ管理装置からユーザの年齢や性別に適切なコンテンツを容易に取り出してユーザに提示することができる。
たとえば、年配のユーザ向けには、マニュアルを大きな文字で表示するように制御したり、実写やCGによる実物の操作動画をユーザの端末に送信することである。
コンテンツは、生のオペレータを写すビデオカメラの映像であってもよい。
また、平均寿命に達しつつある製品のサポートのときは、同様な機能を持つ製品のPR映像やメッセージを送信して買い替えを促すこともできる。
コンテンツの表示は、オペレータ側で、送出装置をコントロールすることで、オペレータは、操作動画を流しながら音声で解説しつつ、ユーザの反応合わせたコンテンツの提示(まき戻し、早送り等)の操作が可能である。
なお、この例ではオペレータが対応する例を示したが、音声認識処理によりユーザ音声を音声認識処理により要求をコンピュータに認識させ所望のコンテンツの再生を開始したり、ユーザ情報と製品情報からユーザに適切なコンテンツを自動送信することで、オペレータの処理を自動化しても同等の効果があることは明白である。
また、情報端末にカメラ機能を追加すれば、オペレータは、ユーザの操作を画像で確認しながら音声で指示を与えることが可能となる。
通信終了時にRFIDタグのユーザ領域かまたは情報端末4内に、最後に閲覧したマニュアルのページや操作画像、またはよく閲覧するマニュアルのページや画像を特定する情報を書き込むことで、後日必要な情報にすばやくアクセスできる効果がある。
なお、今実施の形態では、ユーザ情報は、サポートサービス提供前にあらかじめ顧客DBに登録されている前提で説明したが、RFID読み取り機能つき情報端末4に使用者情報としてユーザの年齢や性別等を記憶させておき、製品のタグIDを送信するとき、合わせてRFID読み取り機能つき情報端末4内のユーザ情報を送信すれば、必ずしもあらかじめDBにユーザ情報を登録しなくても同様の効果が期待できる。
(実施の形態2)
実施の形態2においては、データ回線と音声回線を利用する端末が別々の装置の場合について説明する。
(システム構成)
図2は本実施の形態のシステム構成の一例を示した図である。図中において、1はサービス提供会社である。ここで、サービス提供会社は企業のアフターサービス窓口として商品に関する各種情報提供を行う。
サービス会社のサービスを受け付けるサーバ2はインターネット3などのネットワークに接続されており、外部からアクセス可能となっている。
4は製品の利用者が使用する情報端末であり、少なくともRFIDリーダ5とデータ通信手段9を内蔵している。
本実施の形態ではデータ通信手段9は無線LANとし、インターネット等の通信回線に接続されている。
8’は、音声通話手段でありPHS、携帯電話、IP電話等の端末である。
図2では、IP電話端末ブロードバンドルータ11を介して接続した構成になっている。
RFIDリーダ5は、内蔵に限らず、カード形状のRFIDリーダモジュールの挿入や、有線接続型RFIDリーダでもよく、情報端末4はPDAが含まれる。
また、情報端末4は、据え置き型のパソコンやネットワーク対応テレビセットであって、RFIDリーダ部が無線で接続された携帯型リーダであってもよい。
6は、家電製品である。RFIDタグ7は、通常目立つ位置にあるメーカロゴマークの中に埋め込んで家電製品6に付与する。RFIDタグ7の故障時の交換を考慮して、RFIDタグ7を埋め込んだメーカロゴマークは取り外しが可能な形状にするか、ロゴマークからRFIDタグ7のみを交換可能な組み込み方法が望ましい。
また、リモコン付の製品の場合、通常使いやすい位置におかれやすいリモコンにRFIDタグ7を付与しておくと、ユーザは離れた場所に設置された本体のRFIDタグを読み取るためにリーダを近づける必要がなくなり、さらに利便性が高くなる。
製品搭載のRFIDタグ(各製品のリモコンに搭載のRFIDタグも含む)内には、RFIDを個別認識するためのユニークなタグIDが付与されている。
またユーザ領域に、製品に関する情報(製品の型番、製造番号、所定のインターネットアドレス、サービスセンターの電話番号、事前に登録したユーザの電話番号)が記録されている。
なお、製品に付与されたRFIDのタグIDは、付与された製品関連する個別の情報と関連付けてサーバ2上に管理されており、タグIDが判れば製品情報は知ることができるため、RFIDのユーザ領域に製品に関する情報を記録しておくことは必須ではない。
次にコールセンター内の構成について説明する。
図3は、本発明の実施の形態におけるコールセンターの構成図である。
サーバ2、顧客DB21、ビデオサーバ装置22、コンテンツライブラリ管理装置23(ビデオ、マニュアル等が管理されている)、オペレータ端末10から構成される。
顧客DB21は、ユーザ登録の葉書やホームページからのユーザ登録により、製品に付与されているRFIDのタグIDと利用者情報を関連付けしたデータベースである。
次にシステム利用時の動作について詳細に説明する。
製品(ここでは、家電製品6とする)を購入したユーザは、機器の設置方法や、操作方法を知りたいとき、RFIDリーダ5を使って情報端末4で、該当製品のRFIDタグ7を読み取ると、RFIDタグ7のユーザ領域に記録してある所定のURLに接続し、製品情報を送信する旨のメッセージと、サービスセンターへ音声回線を接続する旨のメッセージを表示しユーザの確認を促すOKボタンが情報端末4の画面に表示される。
ユーザがOKボタンをクリックするとデータ通信手段9によって、RFIDタグから読み取ったURLにしたがってサービスセンターのサーバに接続する(第1の通信回線)。その後、情報端末4は、製品のRFIDタグから読み取った、タグID、通話手段8’の電話番号を送信する。情報端末4からこれらの情報が送信されると、オペレータ端末は、タグIDに関連づけられた型式、製造年月日等の製品番号と、ユーザの年齢や性別などを知ることができる。
また同時に、オペレーション端末10は、情報端末から通知された通信手段8’に対し自動的にダイアルし、ユーザとオペレータの音声回線(第2の回線)を接続する。
これによってオペレータ端末は、第1の回線データ回線と第2の回線音声回線の関連づけたものに対しサービスを開始することができる。
オペレータは、音声による会話と、オペレータ端末10に表示された、製品情報やユーザ情報から、あらかじめ整理され格納されているコンテンツライブラリ管理装置21からユーザの年齢や性別に適切なコンテンツを容易に取り出してユーザに提示することができる。
たとえば、年配のユーザ向けには、マニュアルを大きな文字で表示するように制御したり、実写やCGによる実物の操作動画をユーザの端末に送信することである。
コンテンツは、生のオペレータを写すビデオカメラの映像であってもよい。
また、平均寿命に達しつつある製品のサポートのときは、同様な機能を持つ製品のPR映像やメッセージを送信して買い替えを促すこともできる。
コンテンツの表示は、オペレータ側で、送出装置をコントロールすることで、オペレータは、操作動画を流しながら音声で解説しつつ、ユーザの反応合わせたコンテンツの提示(まき戻し、早送り等)の操作が可能である。
なお、この例ではオペレータが手動で対応する例を示したが、音声認識処理によりユーザ音声を音声認識処理により要求をコンピュータに認識させ所望のコンテンツの再生を開始したり、ユーザ情報と製品情報からユーザに適切なコンテンツを自動送信することで、オペレータの処理を自動化しても同等の効果があることは明白である。
なお、今実施の形態では、ユーザ情報は、サポートサービス提供前にあらかじめ顧客DBに登録されている前提で説明したが、RFID読み取り機能つき情報端末4に使用者情報としてユーザの年齢や性別等を記憶させておき、製品のタグIDを送信するとき、合わせてRFID読み取り機能つき情報端末4内のユーザ情報を送信すれば、必ずしもあらかじめDBにユーザ情報を登録しなくても同様の効果が期待できる。
(実施の形態3)
実施の形態3では、データ回線と音声回線を利用する端末が別々の装置の場合について説明する。
実施の形態2では、データ回線と音声回線を利用する端末が別々の装置の場合RFID内に記載された、ユーザ側の端末の電話番号に対し、サービスセンターからコールバック形式で音声回線を接続する例であった。
次に別の方法によってデータ回線と音声回線を利用する端末が別々の装置の場合の音声回線の接続する方法を説明する。
構成は実施の形態2とほぼ同様であるため再び図2を使用して説明する。
(システム構成)
図2は本実施の形態のシステム構成の一例を示した図である。図中において、1はサービス提供会社である。ここで、サービス提供会社は企業のアフターサービス窓口として商品に関する各種情報提供を行う。
サービス会社のサービスを受け付けるサーバ2はインターネット3などのネットワークに接続されており、外部からアクセス可能となっている。
4は製品の利用者が使用する情報端末であり、少なくともRFIDリーダ5とデータ通信手段9を内蔵している。
本実施の形態ではデータ通信手段9は無線LANとし、インターネット等の通信回線に接続されている。
8’’は、IP電話端末である。
IP電話端末8’’は、ブロードバンドルータ11を介して接続している。
ブロードバンドルータには、コネクションを監視する機能を具備しており、あらかじめ指定された接続先と、その登録した接続先との通信を検出すると、あらかじめ決められた動作を行う機能を具備している。
ここでは、情報端末4とサーバ2の通信を検出すると、通話端末8に対して、発信元のIPアドレス(情報端末4の)をUDPで通信検出メッセージとしてを送る機能とする。
またIP電話端末8’’は、通信検出メッセージを受け取るとあらかじめ指定された電話番号に発呼する機能を具備する。
RFIDリーダ5は、内蔵に限らず、カード形状のRFIDリーダモジュールの挿入や、有線接続型RFIDリーダでもよく、情報端末4はPDAが含まれる。
また、情報端末4は、据え置き型のパソコンやネットワーク対応テレビセットであって、RFIDリーダ部が無線で接続された携帯型リーダであってもよい。
6は、家電製品である。RFIDタグ7は、通常目立つ位置にあるメーカロゴマークの中に埋め込んで家電製品6に付与する。RFIDタグ7の故障時の交換を考慮して、RFIDタグ7を埋め込んだメーカロゴマークは取り外しが可能な形状にするか、ロゴマークからRFIDタグ7のみを交換可能な組み込み方法が望ましい。
また、リモコン付の製品の場合、通常使いやすい位置におかれやすいリモコンにRFIDタグ7を付与しておくと、ユーザは離れた場所に設置された本体のRFIDタグを読み取るためにリーダを近づける必要がなくなり、さらに利便性が高くなる。
製品搭載のRFIDタグ(各製品のリモコンに搭載のRFIDタグも含む)内には、RFIDを個別認識するためのユニークなタグIDが付与されている。
またユーザ領域に、製品に関する情報(製品の型番、製造番号、所定のインターネットアドレス、サービスセンターの電話番号、事前に登録したユーザの電話番号)が記録されている。
なお、製品に付与されたRFIDのタグIDは、付与された製品関連する個別の情報と関連付けてサーバ2上に管理されており、タグIDが判れば製品情報は知ることができるため、RFIDのユーザ領域に製品に関する情報を記録しておくことは必須ではない。
次にコールセンター内の構成について説明する。
図3は、本発明の実施の形態におけるコールセンターの構成図である。
サーバ2、顧客DB21、ビデオサーバ装置22、コンテンツライブラリ管理装置23(ビデオ、マニュアル等が管理されている)、オペレータ端末10から構成される。
顧客DB21は、ユーザ登録の葉書やホームページからのユーザ登録により、製品に付与されているRFIDのタグIDと利用者情報を関連付けしたデータベースである。
次にシステム利用時の動作について詳細に説明する。
製品(ここでは、家電製品6とする)を購入したユーザは、機器の設置方法や、操作方法を知りたいとき、RFIDリーダ5を使って情報端末4で、該当製品のRFIDタグ7を読み取ると、RFIDタグ7のユーザ領域に記録してある所定のURLに接続し、製品情報を送信する旨のメッセージと、サービスセンターへ音声回線を接続する旨のメッセージを表示しユーザの確認を促すOKボタンが情報端末4の画面に表示される。
ユーザがOKボタンをクリックするとデータ通信手段9によって、RFIDタグから読み取ったURLにしたがってサービスセンターのサーバに接続する(第1の通信回線)し、タグIDが送信される。
このとき、ブロードバンドルータは、情報端末4とサーバ2の通信を検出し、通話手段8’’へ情報端末のIPアドレスを含む、通信検出メッセージを送信する。
通話手段8’’は、通信検出メッセージを受信すると、あらかじめユーザによって指定済みのサービスセンターの電話番号に対し発呼し、情報端末4のIPアドレスを送信した後、音声回線(第2の回線)を接続する。
情報端末4からタグIDが送信されると、オペレータ端末は、タグIDに関連づけられた型式、製造年月日等の製品番号と、ユーザの年齢や性別などを知ることができる。
また同時に、オペレーション端末10は、通話手段8’’から通知された情報端末4のIPアドレスから、第1の回線データ回線と第2の回線音声回線の関連づけることができ、サービスを開始することができる。
オペレータは、音声による会話と、オペレータ端末10に表示された、製品情報やユーザ情報から、あらかじめ整理され格納されているコンテンツライブラリ管理装置21からユーザの年齢や性別に適切なコンテンツを容易に取り出してユーザに提示することができる。
たとえば、年配のユーザ向けには、マニュアルを大きな文字で表示するように制御したり、実写やCGによる実物の操作動画をユーザの端末に送信することである。
コンテンツは、生のオペレータを写すビデオカメラの映像であってもよい。
また、平均寿命に達しつつある製品のサポートのときは、同様な機能を持つ製品のPR映像やメッセージを送信して買い替えを促すこともできる。
コンテンツの表示は、オペレータ側で、送出装置をコントロールすることで、オペレータは、操作動画を流しながら音声で解説しつつ、ユーザの反応合わせたコンテンツの提示(まき戻し、早送り等)の操作が可能である。
なお、この例ではオペレータが手動で対応する例を示したが、音声認識処理によりユーザ音声を音声認識処理により要求をコンピュータに認識させ所望のコンテンツの再生を開始したり、ユーザ情報と製品情報からユーザに適切なコンテンツを自動送信することで、オペレータの処理を自動化しても同等の効果があることは明白である。
なお、今実施の形態では、ユーザ情報は、サポートサービス提供前にあらかじめ顧客DBに登録されている前提で説明したが、RFID読み取り機能つき情報端末4に使用者情報としてユーザの年齢や性別等を記憶させておき、製品のタグIDを送信するとき、合わせてRFID読み取り機能つき情報端末4内のユーザ情報を送信すれば、必ずしもあらかじめDBにユーザ情報を登録しなくても同様の効果が期待できる。
図4は、本発明の実施の形態における情報端末の一例を示す図である。図4において、情報端末51は無線タグ等に保持されている情報を読みとるRFIDリーダ55である。また映像、画像、音声を出力することが出来る画像表示装置52も有している。また、各操作を行うための操作ボタン等の入力装置53も有している。56は通話のためのハンドセットである。またユーザの操作を撮影しオペレータに送るためのカメラを有している。
本発明にかかる情報端末は、無線タグの情報を読み取る機能を有し、容易にサービスセンターと通信することができ、音声、動画にも対応可能なため、常時使用する家庭内情報端末としても有用である。
本発明の実施の形態1におけるアフターサービス提供システムの構成図 本発明の実施の形態2におけるアフターサービス提供システムの構成図 本発明の実施の形態におけるコールセンターの構成図 本発明の実施の形態における情報端末の一例を示す図 従来のアフターサービス提供システムの構成図
符号の説明
1 サービス提供会社
2 サーバ
3 インターネット
4 情報端末
5 RFIDリーダ
6 家電製品
7 RFIDタグ
8,8’ 音声通話手段
8’’ IP電話端末
9 データ通信手段
10 オペレータ端末
11 ブロードバンドルータ
21 顧客DB
22 ビデオサーバ装置
23 コンテンツライブラリ管理装置
101 情報サービス会社
102 提携企業
103 端末
104 バーコードリーダ
105 バーコード

Claims (7)

  1. 通信回線に接続された端末と、
    前記端末に接続された無線タグリーダと、
    通信回線を介して前記端末と通信可能なサーバと
    音声通話が可能な通話手段と、を有し、
    前記端末は前記無線タグリーダが製品に付された無線タグを読み込んで取得した情報に含まれるサーバに対し、通信を開始する通信手段を有し、
    前記端末は、前記無線タグリーダが製品に付された無線タグを読み込んで取得した電話番号に対し、音声回線を接続する音声回線接続手段を有することを特徴とするアフターサービス提供システム。
  2. 通信回線に接続された端末と、
    前記端末に接続された無線タグリーダと、
    通信回線を介して前記端末と通信可能なサーバと
    音声通話が可能な通話手段と、を有し、
    前記端末は前記無線タグリーダが製品に付された無線タグを読み込んで取得した情報に含まれるサーバに対し、データ通信を開始するデータ通信手段を有し、
    前記通信の開始に際し前記サーバは、端末に対し、受付毎にことなる受付識別番号を返信し、
    前記端末は、前記無線タグリーダが製品に付された無線タグを読み込んで取得した電話番号に対し、音声回線を接続する音声回線接続手段を有し、
    同時に、音声回線にて前記受付識別番号を送信し、前記サーバは音声回線を通して受信した受付識別番号とサーバが発行したデータ通信の受付識別番号が一致するものを関連付けることを特徴とするアフターサービス提供システム。
  3. 通信回線に接続された端末と、
    前記端末に接続された無線タグリーダと、
    通信回線を介して前記端末と通信可能なサーバと
    音声通話が可能な通話手段と、を有し、
    前記端末は前記無線タグリーダが製品に付された無線タグを読み込んで取得した情報に含まれるサーバに対し、データ通信を開始するデータ通信手段を有し、
    前記通信にて前記端末は前記通話手段電話番号を前記サーバに送信し、
    サーバは、受信した前記電話番号に対し発呼することで、
    データ通信と音声通信を関連づけることを特徴とするアフターサービス提供システム。
  4. 通信回線に接続された端末と、
    前記端末に接続された無線タグリーダと、
    通信回線を介して前記端末と通信可能なサーバと
    音声通話が可能な通話手段と、
    特定のアドレスとの通信を監視する通信監視手段とを有し、
    前記端末は前記無線タグリーダが製品に付された無線タグを読み込んで取得した情報に含まれるサーバに対し、データ通信を開始するデータ通信手段を有し、
    通信監視手段は、前記端末と前記サーバの通信を検出すると、データ通信の発信アドレスを通話手段に通知し、
    通知を受けた前記通話手段は、あらかじめ指定された電話番号に対し発呼し音声回線確立し、同時に、音声回線にて前記データ通信の発信アドレスを送信し、前記サーバは音声回線を通して受信した発信アドレスから音声回線とデータ通信を関連付ける特徴とするアフターサービス提供システム。
  5. アフターサービスは、動画静止画を含むグラフィック情報と、
    通話による音声情報の少なくとも一方を用いて提供することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のアフターサービス提供システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のアフターサービス提供システムで利用可能な端末であって、
    データ通信手段と、音声通話手段を具備し、
    前記データ通信手段と前記音声通信手段が同時に利用可能であることを特徴とする、
    アフターサービスは、動画静止画を含むグラフィック情報と、通話による音声情報の少なくとも一方を用いて提供することを特徴とする端末。
  7. 無線タグの付する位置は、製品のロゴマークかその周辺であることを特徴とする、請求項1〜5記載のいずれか一項に記載のアフターサービス提供システムに使用可能な家電製品。
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