JP2007235838A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】商品や情報を提供する提供者が電話番号を公開することなく、商品や情報を利用する利用者が、提供者に容易に電話を繋ぐことができる通信システムを提供することを目的とする。
【解決手段】商品や情報の利用者が、ICタグ8が付与された商品や看板等の物品に情報端末30をかざすことにより、タグリーダ42にてICタグ8から商品や情報を提供する加入業者の識別情報が読み取られ、さらに、利用者が、情報端末30に接続指令を入力することにより、加入業者への電話接続要求が中継装置10に送信される。一方、中継装置10は電話接続要求、つまり、加入業者の識別情報を受信すると、利用者及び加入業者の電話番号に対応する発呼信号を出力し、利用者と加入業者との両方が応答した場合に、両者の電話を接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種商品や情報を利用する利用者が、これらの商品や情報を提供する業者と電話により連絡をとるための通信システムに関する。
従来より、食品、医薬品、電子機器等の各種商品のパッケージには、夫々の商品の製造元、販売元等の業者情報(つまり、住所や問い合わせ先の電話番号等)が記載されており、商品の購入者は、必要に応じて業者と電話にて連絡をとることができた。
しかし、商品の種類(例えば、生鮮食品等)やパッケージの大きさ、形状等の制約により業者情報が十分に記載されていない場合があり、このような場合には、購入者は業者情報を取得することができず、問い合わせ先の電話番号が分からないという問題があった。そこで、商品の製造元、販売元等の業者情報が記憶されたICタグを、商品や商品のパッケージに予め貼り付けておくことで、このような業者情報を購入者に提供するシステムが提案されている。そして、このシステムによれば、購入者は、タグリーダと、このタグリーダにより読み取られた情報を表示するための表示部とを備えた情報端末を利用して、商品等に貼り付けられたICタグを読み取ることで、表示部に表示された業者情報により電話番号を確認することができ、業者と連絡をとることができる(例えば特許文献1等参照)。
特開2002−83250号公報
しかしながら、上記提案のシステムでは、購入者が業者に対して電話連絡する場合には、表示部に表示されたフリーダイヤル等の電話番号に自ら電話をかけなければならず面倒であった。また、電話が混み合っていて電話が繋がらず、長時間待たされることもあった。一方、業者側は、商品や商品のパッケージから業者情報を読み取ることのできる不特定多数の人に電話番号を公開しなければならないという不都合もあった。
また、このようなシステムによれば、駅、商店街等に設置された店舗広告等の看板に各店舗の詳細情報が記憶されたICタグを貼り付けておくことで、広告の閲覧者に店舗の詳細情報を供給することも可能であるが、この場合も上記と同様の問題が発生する。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、商品や情報を提供する提供者が電話番号を公開することなく、商品や情報を利用する利用者が、提供者に容易に電話を繋ぐことができる通信システムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、通信回線を介して、予め登録された加入者への電話の接続要求を受信すると、要求元の電話端末と前記接続要求にて要求された加入者の電話端末とを電話回線を介して通話可能に接続する中継装置と、各種物品に付与されたICタグから、該ICタグに記憶された前記加入者の識別情報を読み取り、該識別情報に特定される加入者への電話の接続要求を、通信回線を介して前記中継装置に送信する情報端末と、からなる通信システムであって、
前記情報端末は、
前記ICタグに記憶された情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により前記加入者の識別情報が読み取られ、且つ、外部から加入者の電話への接続指令が入力されると、予め設定された要求元電話番号と、前記ICタグから読み取った加入者の識別情報とを、該加入者への電話接続要求として前記中継装置へ送信する接続要求送信手段と、
を備え、
前記中継装置は、
当該システムの加入者毎に、該加入者の識別情報と、該加入者の電話番号と、が関連付けて登録された加入者情報記憶手段と、
前記通信回線を介して前記情報端末から電話接続要求を受信すると、該受信した電話接続要求に含まれる識別情報に基づいて前記加入者情報記憶手段から加入者の電話番号を抽出し、該抽出した加入者電話番号に対応する発呼信号を電話回線に出力すると共に、前記受信した電話接続要求に含まれる要求元電話番号に対応する発呼信号を電話回線に出力する発呼信号出力手段と、
該発呼信号出力手段により出力された発呼信号の各出力先が共に応答したことを検出すると、出力先同士の電話を接続する電話接続手段と、
を備えたことを特徴とする。
このように本発明の通信システムにおいて、情報端末はICタグに記憶された情報を読み取る読取手段を備えており、この読取手段により加入者の識別情報が読み取られ、且つ、外部から加入者の電話への接続指令が入力されると、接続要求送信手段が、予め設定された要求元電話番号と、ICタグから読み取った加入者の識別情報とを、加入者への電話接続要求として通信回線を介して中継装置へ送信する。つまり、要求元(例えば、商品や情報の利用者)が、ICタグが付与された商品や看板等の物品に情報端末をかざすと、このICタグから加入者(例えば、商品や情報の提供者)の識別情報が読み取られ、さらに、要求元が、情報端末に接続指令を入力することにより、電話接続要求が中継装置に送信される。
一方、中継装置は、当該システムの加入者毎に、加入者の識別情報と、加入者の電話番号と、が関連付けて登録された加入者情報記憶手段を備え、情報端末から通信回線を介して電話接続要求を受信すると、発呼信号出力手段が、受信した電話接続要求に含まれる識別情報に基づいて加入者情報記憶手段から加入者の電話番号を抽出し、抽出した加入者電話番号に対応する発呼信号を電話回線に出力すると共に、受信した電話接続要求に含まれる要求元電話番号に対応する発呼信号を電話回線に出力する。そして、発呼信号出力手段により出力された発呼信号の各出力先が共に応答したことを検出すると、電話接続手段が、出力先同士の電話を接続する。
このように本発明の通信システムによれば、情報端末から中継装置に加入者への電話接続要求が送信され、中継装置にて、この電話接続要求に基づいて要求元と加入者との電話が接続されるので、要求元は、加入者に容易に電話を繋ぐことができる。そして、加入者の電話番号は、中継装置の加入者情報記憶手段に登録されているので、加入者は要求元に電話番号を公開する必要がない。
また、中継装置側から要求元に電話がかかるので、要求元が電話料金を支払う必要はなく、また、要求元が、電話が繋がるまで長時間待たされることも防止できる。さらに、要求元の電話番号も中継装置にて管理されるので、要求元の電話番号が、各加入者に送られることがなく電話番号の漏洩を防止することもできる。
次に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の通信システムにおいて、ICタグには、加入者の識別情報と共に、ICタグが付与された物品の付加情報が記憶されており、情報端末には、各種情報を表示するための表示手段と、読取手段によりICタグから付加情報が読み取られると、この付加情報を表示手段に表示する表示制御手段と、を設けたことを特徴とする。
このように構成された請求項2に記載の通信システムによれば、情報端末の読取手段によりICタグから付加情報が読み取られると、表示手段に付加情報が表示されるので、要求元は、情報端末を用いて加入者への電話の接続要求を行えると共に、表示手段で物品の付加情報(つまり、物品が野菜であれば、生産地、出荷日、生産者等の情報、物品が看板であれば、その看板に記載されたレストランの営業時間、メニュー、予算等の情報)を確認することができ、便利である。
また、請求項2に記載の通信システムは、請求項3に記載のように、情報端末の読取手段によりICタグから識別情報が読み取られると、表示制御手段が、接続指令を受付可能であることを表すシンボルを表示手段に表示するように構成してもよい。
このようにすると、要求元は、表示手段に表示されたシンボルにより、接続指令を入力できるか否かを確認できるので、便利である。
一方、請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の通信システムにおいて、ICタグには、加入者の識別情報と共に、中継装置と通信するための連絡先が記憶されており、接続要求送信手段は、読取手段によりICタグから中継装置の連絡先が読み取られると、電話接続要求を、読み取った中継装置の連絡先に送信することを特徴とする。
つまり、請求項4に記載の通信システムによれば、ICタグから中継装置の連絡先が読み取られると、読み取った中継装置の連絡先に電話接続要求が送信されるので、情報端末に予め中継装置の連絡先を登録しておく必要がなく、また、ICタグに応じて中継装置の連絡先を変更することもできるので便利である。
ところで、情報端末は、商品等から加入者の識別情報が読み取れたら、その後何時でも加入者への電話接続要求を中継装置へ送信できるように構成してもよいが、このようにすると、実際に商品を購入していない場合でも、店舗等でICタグを読み取ることにより容易に加入者に電話を繋げることが可能になってしまう。
そこで、請求項1〜請求項4の何れかに記載の通信システムは、請求項5に記載のように、接続要求送信手段は、読取手段により加入者の識別情報が読み取られた場合に、予め設定された所定時間内に外部から加入者の電話への接続指令が入力されると、この加入者への電話接続要求を中継装置へ送信するように構成するとよい。
このようにすると、情報端末が加入者の識別情報を読み取ってから、所定の時間内でしか電話接続要求が送信されないので、例えば、商品が手元にない人が、電話接続要求を送信することを禁止できる。
次に、請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5の何れかに記載の通信システムにおいて、加入者情報記憶手段には、加入者の電話番号と共に、この加入者により予め設定された電話の受付時間が登録されており、発呼信号出力手段は、電話接続要求を受信すると、現在時刻が受信した識別情報に対応する受付時間内であるか否かを判断し、受付時間内である場合に発呼信号を出力することを特徴とする。
従って、請求項6に記載の通信システムによれば、中継装置が電話接続要求を受信すると、発呼信号出力手段が受信した識別情報に対応する受付時間内であるか否かを判断し、現在時刻が受付時間内である場合に発呼信号を出力するので、加入者は電話の受付時間として、例えば、営業時間等を予め設定しておくことで、営業時間外に中継装置から電話がかけられることを防止できる。
一方、請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6の何れかに記載の通信システムにおいて、加入者情報記憶手段は、加入者毎に、この加入者への電話の接続回数や接続時間等の加入者の利用状況を登録可能に構成されており、利用状況登録手段は、電話接続手段が加入者と要求元との電話を接続すると、この加入者の利用状況を加入者情報記憶手段に登録することを特徴とする。
従って、請求項7に記載の発明によれば、加入者と要求元との電話が接続されると、中継装置の加入者情報記憶手段に、接続回数や接続時間等の利用状況が登録されるので、この利用状況に応じて、加入者に利用料金を請求することが可能となる。そして、この利用料金を本通信システムの運用資金として、本通信システムを現実的に運用可能とすることが可能となり、商品や情報の提供者等の加入者と、商品や情報の利用者等の要求元との双方にとって有益なシステムの提供と維持を実現できる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明が適用された通信システム全体の概略構成を表す概略構成図であり、図2(a)〜図2(c)は、ICタグ8の商品や看板等への取り付け例を示す説明図である。
本実施形態の通信システムは、各種商品を購入した購入者、看板等に貼り付けられた広告の閲覧者等の商品や情報の利用者の電話50と、本通信システムの加入業者(つまり、商品の製造業者、販売業者、広告の掲載業者等の商品や情報を提供する業者)の電話60との電話回線の接続を、加入業者により商品や看板等に付与されたICタグ8を利用して行う通信システムであり、図1(a)に示すように、広域ネットワーク(本実施形態ではインターネット2)に接続されると共に、交換機6を介して公衆電話網4に接続された中継装置10と、利用者の所有するインターネット2に接続可能な情報端末30(例えば、携帯電話30a、PDA端末30b、パソコン30c等)と、公衆電話網4に接続された利用者の電話(例えば携帯電話50a、一般電話50b等、以下、利用者電話50ともいう)と、同じく公衆電話網4に接続された加入業者の電話60(例えば携帯電話60a、一般電話60b等、以下、業者電話60ともいう)と、から構成されている。
交換機6は、発呼信号を受信して番号を翻訳し、接続先の特定及び接続を行う複数の交換機から構成されている。
中継装置10は、CPU、RAM、ROM等を備えるマイクロコンピュータからなる制御部12と、インターネット2に接続し、各種情報を送受信するための通信部14と、書き換え可能な不揮発性メモリ(例えば、EEPROM)からなるデータベース16と、利用者電話50と、業者電話60との回線を接続するための回線接続部18と、からなる。
データベース16には、加入業者(商品の製造業者、販売業者、広告の掲載業者等の商品や情報を提供する提供業者等)毎に、加入業者の識別番号、加入業者の電話番号、加入業者が予め設定した電話受付時間等が記憶されている。
回線接続部18は、制御部12により入力された電話番号に応じて発呼信号(DTMF信号)を生成し、交換機6に出力する。また、交換機6を介して、利用者電話50、業者電話60の両方から応答を受けると、利用者電話50と、業者電話60との回線を接続する。
情報端末30は、携帯電話30a、PDA端末30bのような携帯情報端末の他、家や会社に設置されたパソコン30c等のインターネット2に接続可能な端末であり、CPU、RAM、ROM等からなるマイクロコンピュータ等により構成される制御部32、インターネット2と接続するための通信部34と、書き換え可能な不揮発性メモリ(例えば、EEPROM)からなる記憶部36と、各種指令を入力するための操作部38と、液晶ディスプレイ(LCD)等からなる表示部40と、ICタグ8のタグIDを読み取り可能なタグリーダ42と、から構成されている。
記憶部36には、利用者により予め設定された利用者の電話番号が記憶されている。
操作部38は、携帯電話30aの各種入力ボタン、PDA端末30bの各種入力ボタンやタッチパネル、パソコン30cのキーボードやマウス等から構成される。
タグリーダ42は、ICタグ8から、ICタグ8に記憶された各種情報を読み取るためのものであり、本実施形態では、数十cm離れたICタグ8から情報を非接触に読み取ることのできるものが使用されている。
次に、ICタグ8には、タグリーダ42により非接触で情報を読み取ることができるように、タグリーダ42からの無線による送信電力により起動して情報を無線送信する機能を有するRFIDタグが用いられており、図2(a)、(c)に示すように、野菜、本、鞄等、業者により製造、販売される各種商品や商品のパッケージに付与されたり、図2(b)に示すように、案内板等に貼り付けられた看板、ポスター等に付与されている。
そして、各ICタグ8には、加入業者の識別番号、中継装置10の連絡先(例えば、ウェブアドレス)と共に、このICタグ8が付与された商品の詳細情報や、このICタグ8が付与された看板、ポスターに表示された内容の詳細情報が記憶されている。
ここで、例えば、野菜のパッケージにICタグ8が貼り付けられているような場合には、詳細情報としては、商品名、野菜の生産地、生産者名、野菜の調理法等があげられる。また、例えば、レストランの看板広告にICタグ8が貼り付けられているような場合には、詳細情報としては、そのレストランの店名、住所、営業時間、収容人数等である。そして、例えば、ICタグ8が、鞄等の高級品、電子機器等の販売時に保証書が発行されるような商品に付与されている場合には、詳細情報として、保証書に記載される内容(商品番号、保証期間、販売日、販売店名等)があげられる。なお、販売日、販売店名等は、例えば、業者が利用者に商品を販売する際に、販売店に設置されたICタグリーダライタにより、予め商品に付与されたICタグ8に書き込めるようにしておけばよい。
なお、情報端末30、利用者電話50は、携帯電話30a、50aのように同一の機器であってもよく、パソコン30cと一般電話50b等、別の機器により構成されていてもよい。
以下に、情報端末30の制御部32が実行する電話番号送信処理の手順を、図3を用いて説明する。図3は、電話番号送信処理を表すフローチャートである。
この電話番号送信処理は、操作部38を介して、外部からICタグ8の情報の読み取り指令が入力されることにより開始され、まず、S210にて、タグリーダ42にて、ICタグ8の情報が読み取られたか否か、つまり、ICタグ8が認識されたか否かを判断し、ICタグ8が認識された場合には(S210:YES)、S220に移行して、タグリーダ42を介してICタグ8に記憶された情報を読み込む。そして、続くS230では、読み込んだ情報に、加入業者の識別番号が含まれているか否かを判断し、加入業者の識別番号が含まれている場合には(S230:YES)、図2(d)〜図2(f)に示すように、読み取った詳細情報と、加入業者への電話接続指令が入力可能であることを示す電話シンボル44を表示部40に表示して、S250に移行する。
次に、S250では、操作部38を介して、加入業者への電話接続指令が入力されたか否かを判断し、電話接続指令が入力された場合には(S250:YES)、S260に移行して、記憶部36に記憶された利用者の電話番号を読み取り、続くS270では、ICタグ8から読み取った情報から中継装置10の連絡先を抽出し、この連絡先に加入業者の識別情報及び利用者の電話番号を送信して、S280に移行する。一方、S250にて、電話接続指令が入力されていないと判断した場合には(S250:NO)、S280に移行する。
なお、電話接続指令は、情報端末30が携帯電話30aである場合には、例えば、所定の操作ボタンを操作することにより入力できるようにすればよい。また、情報端末30がPDA端末30bやパソコン30cである場合には、例えば、電話シンボル44を、画面上で選択可能なアイコンとして表示部40に表示し、マウスや専用のペン等でこのアイコンを選択することで入力できるようにしてもよい。
そして、S280では、ICタグ8を認識してから、予め設定された所定時間が経過したか否かを判断し、所定時間が経過した場合には(S280:YES)、S290に移行して、表示部40に表示した電話シンボル44を消去し、続くS300では、操作部38
からICタグ8の読み取り終了指令が入力されたか否かを判断し、終了指令が入力された場合には(S300:YES)、S310に移行して、表示部40に表示した詳細情報を消去し、当該処理を終了する。一方、S300にて、終了指令が入力されていないと判断した場合には(S300:NO)、終了指令が入力されるまでS300の判断を繰り返し実行する。
次に、S280にて、ICタグ8を認識してから、予め設定された所定時間が経過していないと判断した場合には(S280:NO)、S350に移行して、ICタグ8の読み取り終了指令が入力されたか否かを判断し、終了指令が入力された場合には(S350:YES)、S310に移行する。一方、S350にて、終了指令が入力されていないと判断した場合には(S350:NO)、S250に移行して、S250からの処理を実行する。
一方、S210にて、タグリーダ42にてICタグ8の情報が読み取られないと判断した場合には(S210:NO)、S320に移行して、ICタグ8の読み取り指令が入力されてから、予め設定された所定時間が経過したか否かを判断し、所定時間が経過した場合には(S320:YES)、S330に移行して、ICタグ8が認識されない旨を表すエラーメッセージ(例えば、「ICタグを認識できません」等)を表示部40に表示し、当該処理を終了する。一方、S320にて、所定時間が経過していないと判断した場合には(S320:NO)、S210に移行して、S210の処理を実行する。
また、S230にて、読み取った情報に、加入業者の識別番号が含まれていないと判断した場合には(S230:NO)、読み取ったICタグ8は、加入業者のものではないとして、S340に移行し、ICタグ8に記憶された詳細情報を表示部40に表示して、S300に移行する。つまり、ICタグ8が加入業者のものではないため、電話シンボル44を表示せず、単に商品等の詳細情報のみを表示部40に表示する。
なお、図2(d)〜図2(f)は、図2(a)〜図2(c)に示す各ICタグ8が情報端末30にて読み取られた際に、表示部40に表示される画像の一例を表している。
次に、中継装置10の制御部12が実行する電話接続処理の手順を、図4を用いて説明する。図4は、電話接続処理を表すフローチャートである。
電話接続処理は、中継装置10が起動している間、繰り返し実行される処理であり、処理が開始されると、まずS410にて、情報端末30から送信された加入業者の識別情報及び利用者の電話番号を受信したか否かを判断し、これらの情報を受信していない場合には(S410:NO)、S410の判断を繰り返し実行する。一方、加入業者の識別情報及び利用者の電話番号を受信した場合には(S410:YES)、S420に移行して、加入業者の識別情報に基づいて、データベース16から、該当する加入業者の電話番号を読み取り、続くS430では、回線接続部18を介して、業者電話60を呼び出す。
次に、S440では、回線接続部18にて、業者電話60の応答が検出されたか否かにより、業者電話60が受話状態にあるか否かを判断し、業者電話60が受話状態である場合には(S440:YES)、S450に移行して、利用者から電話接続要求がある旨を示す音声メッセージ(例えば「お客様から電話接続を要求されています。このまま、待機して下さい。」等)を業者電話60に送信する。
そして、続くS460にて、受信した利用者の電話番号に基づいて、回線接続部18を介して、利用者電話50を呼び出し、S470では、回線接続部18にて、利用者電話50の応答が検出されたか否かにより、利用者電話50が受話状態にあるか否かを判断し、利用者電話50が受話状態である場合には(S470:YES)、S480に移行して、業者電話60と利用者電話50とを通話可能に接続し、当該処理を終了する。
一方、S470にて、利用者電話50が受話状態でないと判断した場合には(S470:NO)、S540に移行して、利用者電話50の呼び出しを開始してから予め設定された所定時間が経過したか否かを判断し、所定時間が経過していない場合には(S540:NO)、S470に移行して、S470からの処理を実行する。また、S540にて、所定時間が経過したと判断した場合には(S540:YES)、S550に移行して、利用者と接続できない旨を示す音声メッセージ(例えば、「お客様に接続できませんでした。電話をお切り下さい。」等)を、業者電話60に送信し、当該処理を終了する。
また、S440にて、業者電話60が受話状態でないと判断した場合には(S440:NO)、S490に移行して、業者電話60の呼び出しを開始してから予め設定された所定時間が経過したか否かを判断する。そして、所定時間が経過していない場合には(S490:NO)、S440に移行して、S440からの処理を実行する。一方、S490にて、所定時間が経過したと判断した場合には(S490:YES)、S500に移行して、受信した利用者の電話番号に基づいて、回線接続部18を介して、利用者電話50を呼び出し、S510では、回線接続部18にて、利用者電話50の応答が検出されたか否かにより、利用者電話50が受話状態にあるか否かを判断し、利用者電話50が受話状態である場合には(S510:YES)、S520に移行して、業者に接続できない旨を示す音声メッセージ(例えば「申し訳ありませんが、ただいま電話接続できません。時間を改めて、再度電話接続要求をして下さい。」等)を利用者電話50に送信し、当該処理を終了する。一方、S510にて、利用者電話50が受話状態でないと判断した場合には、S530に移行して、利用者電話50の呼び出しを開始してから予め設定された所定時間を経過したか否かを判断し、所定時間を経過していない場合には(S530:NO)、S510に移行して、S510からの処理を実行し、所定時間を経過したと判断した場合には(S530:YES)、当該処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態の通信システムにおいて、情報端末30は、タグリーダ42にてICタグ8に記憶された情報を読み取り、ICタグ8から加入業者の識別情報が読み取られた場合に、操作部38から加入業者の電話への接続指令が入力されると、記憶部36から読み取った利用者の電話番号と、ICタグ8から読み取った加入業者の識別情報とを、加入業者への電話接続要求として通信回線を介して中継装置10へ送信する。
一方、中継装置10は、当該通信システムの加入業者毎に、加入業者の識別情報と、加入業者の電話番号と、が関連付けて登録されたデータベース16を備え、情報端末30から通信回線を介して電話接続要求を受信すると、受信した電話接続要求に含まれる加入業者の識別情報に基づいてデータベース16から加入業者の電話番号を抽出し、抽出した加入業者電話番号に対応する発呼信号を、回線接続部18を介して電話回線に出力すると共に、受信した電話接続要求に含まれる利用者の電話番号に対応する発呼信号を、回線接続部18を介して電話回線に出力する。そして、発呼信号出力手段により出力された発呼信号の各出力先が共に応答したことを検出すると、出力先(つまり、利用者と加入業者)同士の電話を接続する。
このように本発明の通信システムによれば、商品や情報の利用者が、ICタグ8が付与された商品や看板等の物品に情報端末30をかざすことにより、タグリーダ42にてICタグ8から商品や情報を提供する加入業者の識別情報が読み取られ、さらに、利用者が、情報端末30に接続指令を入力することにより、加入業者への電話接続要求が中継装置10に送信される。一方、中継装置10は電話接続要求、つまり、加入業者の識別情報を受信すると、利用者及び加入業者の電話番号に対応する発呼信号を出力し、利用者と加入業者との両方が応答した場合に、両者の電話を接続するので、利用者は、加入業者に容易に電話を繋ぐことができる。そして、加入業者の電話番号は、中継装置10のデータベース16に登録されているので、加入業者は利用者に電話番号を公開する必要がない。
また、中継装置10側から利用者に電話がかかるので、利用者が電話料金を支払う必要はなく、また、利用者が、電話が繋がるまで長時間待たされることも防止できる。さらに、利用者の電話番号も中継装置10にて管理されるので、利用者の電話番号が、各加入業者に送られることがなく電話番号の漏洩を防止することもできる。
一方、本実施形態の通信システムによれば、情報端末30のタグリーダ42によりICタグ8から詳細情報が読み取られると、表示部40に詳細情報が表示されるので、利用者は、情報端末30を用いて加入業者への電話の接続要求を行えると共に、表示部40で商品の詳細情報を確認することができ、便利である。
また、情報端末30においては、タグリーダ42によりICタグ8から加入業者の識別情報が読み取られると、表示部40に接続指令を受付可能であることを表す電話シンボル44が所定時間表示されるので、利用者は、表示部40で接続指令を入力できるか否かを確認できるので、便利である。
さらに、ICタグ8には、加入業者の識別情報と共に、中継装置10と通信するための連絡先が記憶されており、情報端末30は、タグリーダ42にて中継装置10の連絡先が読み取られると、中継装置10の連絡先に電話接続要求を送信するので、情報端末30に予め中継装置10の連絡先を登録しておく必要がなく、ICタグ8に応じて中継装置10の連絡先を変更することもできるので便利である。
また、本実施形態の情報端末30においては、タグリーダ42により加入業者の識別情報が読み取られた場合に、予め設定された所定時間内に操作部38から業者電話60への接続指令が入力されると、この加入業者への電話接続要求を中継装置10へ送信するようにしているので、情報端末30が加入業者の識別情報を読み取ってから、所定の時間内でしか電話接続要求が送信されず、例えば、商品が手元にない人が、電話接続要求を中継装置10に送信することを禁止できる。
以上説明した実施形態において、加入業者は本発明の加入者に相当し、利用者は本発明の要求元に相当し、詳細情報は本発明の付加情報に相当し、データベース16は本発明の加入者情報記憶手段に相当し、表示部40は本発明の表示手段に相当し、タグリーダ42は本発明の読取手段に相当する。また、S210、S250、270の処理は本発明の接続要求送信手段に相当し、回線接続部18及びS410〜S430、S460の処理は本発明の発呼信号出力手段に相当し、回線接続部18及びS440、S470、S480の処理は本発明の電話接続手段に相当する。
[第2実施形態]
ところで、第1実施形態の通信システムにおいては、利用者が電話接続指令を情報端末30から入力すると、時間を問わず、業者電話60に電話がかかってしまうため、加入業者が営業していない時間帯にも電話が鳴り続けることになり、業者側は迷惑である。また、利用者が、加入業者の営業時間以外に電話の接続要求をしてしまうと、何回電話接続を要求しても電話が繋がらないので、利用者は不満を感じるおそれがある。そこで、加入業者の営業時間等、加入業者が電話を受付可能な時間帯のみ業者電話60に電話がかかるようにするとよい。そして、このためには、図1に示す中継装置10のデータベースに、加入業者毎に電話の受付可能時間を予め登録しておき、中継装置10の制御部12が、図5に示す電話接続処理を実行するようにすればよい。
以下、第2実施形態の電話接続処理を、図5を用いて説明する。図5は、第2実施形態の電話接続処理を表すフローチャートである。なお、本実施形態の電話接続処理では、加入業者に電話接続できない旨を、利用者に電子メールにて連絡するようにしている。このため、第2実施形態の情報端末30では、記憶部36に利用者の電子メールアドレスが予め登録されており、電話番号送信処理のS270の処理において、加入業者の識別情報及び利用者の電話番号に加え、利用者の電子メールアドレスを中継装置10に送信するものとする。
第2実施形態の電話接続処理は、第1実施形態の電話接続処理と同様に、中継装置10が起動している間、繰り返し実行される処理であり、処理が開始されると、まずS610にて、情報端末30から送信された加入業者の識別情報、利用者の電話番号及び電子メールアドレスを受信したか否かを判断し、これらの情報を受信していない場合には(S610:NO)、S610の判断を繰り返し実行する。一方、加入業者の識別情報、利用者の電話番号及び電子メールアドレスを受信した場合には(S610:YES)、S620に移行して、加入業者の識別情報に基づいて、データベース16から、該当する加入業者の電話番号を読み取り、続くS630では、該当する加入業者の電話受付時間をデータベース16から読み取る。
そして、S640にて、現在時刻が、電話受付時間内であるか否かを判断し、電話受付時間内である場合には(S640:YES)、S650に移行して、回線接続部18を介して、業者電話60を呼び出し、続くS660では、回線接続部18にて、業者電話60の応答が検出されたか否かにより、業者電話60が受話状態にあるか否かを判断し、業者電話60が受話状態である場合には(S660:YES)、S670に移行する。ここで、S670〜S700、S740、S750の処理は、第1実施形態の電話接続処理のS450〜S480、S540、S550の処理と同様であるため、説明を省略する。
一方、S660にて、業者電話60が受話状態でないと判断した場合には(S660:NO)、S720に移行して、業者電話60の呼び出しを開始してから予め設定された所定時間が経過したか否かを判断する。そして、所定時間が経過していない場合には(S720:NO)、S660に移行して、S660からの処理を実行する。一方、S720にて、所定時間が経過したと判断した場合には(S720:YES)、S730に移行して、受信した利用者の電子メールアドレスと、業者に電話を繋ぐことができない旨を示す文(例えば、「申し訳ありませんが、ただいま電話接続できません。時間を改めて、再度電話接続要求をして下さい。」等)とから電子メールデータを生成し、この電子メールを利用者の情報端末30に送信し、当該処理を終了する。
また、S640にて、現在時刻が、電話受付時間外であると判断した場合には(S640:NO)、S710に移行して、受信した利用者の電子メールアドレスと、業者が営業時間外であり電話を繋ぐことができない旨や受付可能な時間を示す文(例えば、「申し訳ありませんが、ただいま営業時間外です。営業時間は○○時から△△時までです。再度営業時間内に電話接続要求をして下さい。」等)とから電子メールデータを生成し、この電子メールを利用者の情報端末30に送信し、当該処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態の通信システムにおいては、データベース16には、加入業者の電話番号と共に、この加入業者により予め設定された電話の受付時間が登録されており、中継装置10は、電話接続要求を受信すると、受信した識別情報に対応する受付時間内であるか否かを判断し、受付時間内である場合に発呼信号を出力する。
従って、本実施形態の通信システムによれば、電話の受付時間として、例えば、加入業者の営業時間等を予めデータベース16に登録しておくことで、営業時間外に中継装置10から電話がかけられることを防止できる。
また、情報端末30の記憶部36には、利用者の連絡先(電子メールアドレス)が、記憶されており、中継装置10は、加入業者の業者電話60に接続できない場合に、利用者の情報端末30に接続できない旨の電子メールを送信するので、利用者はすぐに、接続できないことを確認でき都合がよい。また、電子メールには、その加入業者が営業時間外で接続できないことや、電話を接続可能な営業時間の情報が含まれているので、利用者は、営業時間に改めて電話の接続要求を行うことができ、便利である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
上記各実施形態では、中継装置10の実行する電話接続処理においては、S480またはS700の処理にて利用者電話50と業者電話60を接続して、処理を終了しているが、さらに、電話を接続してから、電話が切断されるまでの時間を計測し、電話が切断されると、例えば、利用日時と、計測した時間とをその加入者の利用状況としてデータベース16に登録するようにしてもよい(本発明の利用者登録手段に相当する)。このようにすると、利用者電話50と業者電話60とが接続されると、データベース16に、利用日時や計測された利用時間等の利用状況が登録されるので、この利用状況に応じて、加入業者に利用料金を請求することが可能となる。そして、この利用料金を本通信システムの運用資金として、本通信システムを現実的に運用可能とすることが可能となり、利用者と、加入業者との双方にとって有益なシステムの提供と維持を実現できる。
また、例えば、上記各実施形態では、情報端末30の記憶部36に、利用者の電話番号や電子メールアドレスを記憶しておくようにしたが、電話接続指令を入力する度に、電話番号の入力画面を表示部40に表示し、この入力画面にて利用者により入力された電話番号を、利用者の電話番号として中継装置10に送信するようにしてもよい。
このようにすれば、利用者が希望する電話番号を適宜入力できるので、情報端末10を複数の人間により共有することもできる。
また、ICタグ8が付与された商品に応じて、同じ業者の商品であっても、業者電話60に異なる音声メッセージが送信されるようにしてもよい。そして、この場合には、中継装置10のデータベース16に、加入業者毎に商品の識別情報に対応させて、商品名等を登録しておき、一方、ICタグ8には、商品の識別情報を登録しておく。さらに、情報端末30が、加入業者の識別情報及び利用者の電話番号と共に、商品の識別情報等を送信するようにし、中継装置10は、情報端末30から受信した商品の識別表示に基づいて、商品を特定できるようにすると共に、業者電話60に送信するメッセージを商品に応じて変更するようにすればよい。例えば、商品の識別情報が商品Aを示している場合には、「商品Aについて、お客様から電話接続を要求されています。このまま、待機して下さい。」等にすれば、業者は、どの商品についての問い合わせであるかを、利用者との電話が繋がる前に把握できるので便利である。
また、上記実施形態においては、加入業者の電話番号としては、加入業者の社員に繋がる電話番号を設定してもよく、また、加入業者が指定する問い合わせ対応専用のコールセンタ等の電話番号を設定しておいてもよい。
そして、上記各実施形態においては、ICタグ8に記憶された詳細情報の中に電話番号は含まれていないが、詳細情報は、加入業者が利用者に提供したい情報であれば何でもよく、例えば、加入業者の電話番号を登録しておき、情報端末30に表示させるようにしても構わない。
また、上記各実施形態においては特に説明していないが、情報端末30が、中継装置10に利用者の電話番号等のデータを送信する際には、予め設定された暗号化方法に基づいて、データを暗号化して送信するようにしてもよい。そして、この暗号化方法は、ICタグ8に予め登録しておけばよい。このようにすれば、利用者の電話番号等のデータの漏洩を防止することができ、利用者は、気兼ねなく業者に電話接続を要求することができる。
本発明が適用された通信システム全体の概略構成を表す構成図である。 商品や看板へのICタグの取り付け例を示す説明図である。 第1実施形態の情報端末にて実行される電話番号送信処理を表すフローチャートである。 第1実施形態の中継装置にて実行される電話接続処理を表すフローチャートである。 第2実施形態の中継装置にて実行される電話接続処理を表すフローチャートである。
符号の説明
2…インターネット、4…公衆電話網、6…交換機、8…ICタグ、10…中継装置、12…制御部、14…通信部、16…データベース、18…回線接続部、30…情報端末、30a…携帯電話、30b…PDA端末、30c…パソコン、32…制御部、34…通信部、36…記憶部、38…操作部、40…表示部、42…タグリーダ、44…電話シンボル、50…利用者電話、50a…携帯電話、50b…一般電話60…業者電話、60a…携帯電話、60b…一般電話

Claims (7)

  1. 通信回線を介して、予め登録された加入者への電話の接続要求を受信すると、要求元の電話端末と前記接続要求にて要求された加入者の電話端末とを電話回線を介して通話可能に接続する中継装置と、
    各種物品に付与されたICタグから、該ICタグに記憶された前記加入者の識別情報を読み取り、該識別情報に特定される加入者への電話の接続要求を、通信回線を介して前記中継装置に送信する情報端末と、
    からなる通信システムであって、
    前記情報端末は、
    前記ICタグに記憶された情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により前記加入者の識別情報が読み取られ、且つ、外部から加入者の電話への接続指令が入力されると、予め設定された要求元電話番号と、前記ICタグから読み取った加入者の識別情報とを、該加入者への電話接続要求として前記中継装置へ送信する接続要求送信手段と、
    を備え、
    前記中継装置は、
    当該システムの加入者毎に、該加入者の識別情報と、該加入者の電話番号と、が関連付けて登録された加入者情報記憶手段と、
    前記通信回線を介して前記情報端末から電話接続要求を受信すると、該受信した電話接続要求に含まれる識別情報に基づいて前記加入者情報記憶手段から加入者の電話番号を抽出し、該抽出した加入者電話番号に対応する発呼信号を電話回線に出力すると共に、前記受信した電話接続要求に含まれる要求元電話番号に対応する発呼信号を電話回線に出力する発呼信号出力手段と、
    該発呼信号出力手段により出力された発呼信号の各出力先が共に応答したことを検出すると、出力先同士の電話を接続する電話接続手段と、
    を備えたことを特徴とする通信システム。
  2. 前記ICタグには、前記加入者の識別情報と共に、前記ICタグが付与された物品の付加情報が記憶されており、
    前記情報端末は、
    各種情報を表示するための表示手段と、
    前記読取手段により前記ICタグから前記付加情報が読み取られると、該付加情報を前記表示手段に表示する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記表示制御手段は、前記読取手段により前記ICタグから前記識別情報が読み取られると、前記接続指令を受付可能であることを表すシンボルを前記表示手段に表示することを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記ICタグには、前記加入者の識別情報と共に、前記中継装置と通信するための連絡先が記憶されており、
    前記接続要求送信手段は、前記読取手段により前記ICタグから前記中継装置の連絡先が読み取られると、前記電話接続要求を、前記中継装置の連絡先に送信することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の通信システム。
  5. 前記接続要求送信手段は、前記読取手段により前記加入者の識別情報が読み取られた場合に、予め設定された所定時間内に外部から加入者の電話への接続指令が入力されると、該加入者への電話接続要求を前記中継装置へ送信することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の通信システム。
  6. 前記加入者情報記憶手段には、前記加入者の電話番号と共に、該加入者により予め設定された電話の受付時間が登録されており、
    前記発呼信号出力手段は、前記電話接続要求を受信すると、現在時刻が、前記受信した識別情報に対応する前記受付時間内であるか否かを判断し、該受付時間内である場合に前記発呼信号を出力することを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載の通信システム。
  7. 前記加入者情報記憶手段は、前記加入者毎に、該加入者への電話の接続回数や接続時間等の加入者の利用状況を登録可能に構成されており、
    前記電話接続手段が前記加入者と前記要求元との電話を接続すると、該加入者の利用状況を前記加入者情報記憶手段に登録する利用状況登録手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載の通信システム。
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