JP7115315B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、情報処理装置およびプログラムに関する。
現在、様々な商品またはサービスが、様々な店舗で販売されている。このような状況において、ユーザの商品またはサービスの購入を補助するための様々なサービスが提案されている。
商品の購入を補助するためのサービスとして特許文献1では、通信装置間で情報の交換が行われ、交換された情報に基づいてリコメンド情報が生成されることが開示されている。
特開2009-245219号公報
特許文献1に開示されている技術では、ユーザに対して様々な商品を購入する機会が与えられるものの、ユーザの商品の買い忘れを防止することはできない。そこで本開示では、ユーザの商品の買い忘れを防止することが可能な、情報処理装置およびプログラムが提案される。
本開示によれば、外部装置から無線で送信される所定の信号を検知した場合に前記外部装置との通信を確立させ、前記外部装置との間で確立された通信で商品およびサービスの一方または双方の購入条件を示す購入条件情報を前記外部装置に対して送信させる処理部を備える、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、コンピュータに、外部装置から無線で送信される所定の信号を検知した場合に前記外部装置との通信を確立させ、前記外部装置との間で確立された通信で商品およびサービスの一方または双方の購入条件を示す購入条件情報を前記外部装置に対して送信させる機能を、実現させるためのプログラムが提供される。
また、本開示によれば、所定の信号の検知に応じて外部装置が送信する、商品およびサービスの一方または双方の購入条件を示す購入条件情報で示される前記購入条件が、設定された販売条件に合致するかを判定し、判定結果に応じて、販売に関する処理を行う処理部を備える、情報処理装置が提供される。
以上説明したように本開示によれば、ユーザの商品の買い忘れを防止することができる。
なお、上記の効果は必ずしも限定されず、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
図1は、本開示の実施形態に係る購入システムを模式的に示す図である。 図2は、本開示の実施形態に係る無線端末と周辺機器間で通信が確立される過程の一例を示す図である。 図3は、本開示の実施形態に係るスマートフォンの機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、本開示の実施形態に係るスマートフォンのハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、本開示の実施形態に係る周辺機器の機能構成の一例を示すブロック図である。 図6は、本開示の実施形態に係る周辺機器のハードウェア構成の一例を示す図である。 図7は、本開示の実施形態に係る無線端末の機能構成の一例を示すブロック図である。 図8は、本開示の実施形態に係る無線端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 図9は、本開示の実施形態に係るサーバの機能構成の一例を示すブロック図である。 図10は、本開示の実施形態に係るサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 図11は、本開示の実施形態における購入条件の設定画面の一例を示す図である。 図12は、本開示の実施形態における購入条件の設定画面の一例を示す図である。 図13は、本開示の実施形態における購入条件の一例を示す図である。 図14は、本開示の実施形態における購入条件の一例を示す図である。 図15は、本開示の実施形態における購入条件の一例を示す図である。 図16は、本開示の実施形態における購入条件の一例を示す図である。 図17は、本開示の実施形態における購入条件の一例を示す図である。 図18は、本開示の実施形態において周辺機器から無線端末に送信される情報の一例を示す図である。 図19は、本開示の実施形態における情報処理方法の一例を示す図である。 図20は、本開示の実施形態における情報処理方法の一例を示す図である。 図21は、本開示の実施形態における次回購入日の設定方法の一例を示す図である。 図22は、本開示の実施形態における次回購入日に関する情報が設定された購入条件の一例を示す図である。 図23は、本開示の実施形態における次回購入日の設定方法の一例を示す図である。 図24は、本開示の実施形態における情報処理方法の一例を示す図である。 図25は、本開示の実施形態における情報処理方法の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.購入システムの概要
2.購入システムを構成する装置の構成
3.購入条件の設定方法
4.購入システムにおける情報処理方法
5.補足事項
6.むすび
<1.購入システムの概要>
本開示の一実施形態は、購入システムに関する。まず、本開示の一実施形態に係る購入システムの概要について説明される。
図1は、本開示の一実施形態に係る購入システムの構成を示す図である。図1に示されるように本実施形態の購入システムは、スマートフォン100と、周辺機器200と、無線端末300と、ネットワーク400と、サーバ500から構成される。ここで、スマートフォン100、周辺機器200、無線端末300およびサーバ500は、本開示の情報処理方法を実行する情報処理装置の一例である。
スマートフォン100および周辺機器200はユーザによって所持され、無線端末300およびサーバ500は商品またはサービスを販売する店舗によって管理される。無線端末300は店舗内に設置されており、サーバ500は店舗が販売する商品またはサービスに関する情報を記憶している。サーバ500は図1に示されるようにネットワーク400を介して無線端末300と接続されている。またサーバ500は店舗内に設置されてもよく、店舗外に設置されてもよい。
本実施形態の購入システムでは、スマートフォン100によって設定される商品およびサービスの一方または双方の購入条件に関する購入条件情報が周辺機器200に転送され、周辺機器200は、当該購入条件を記憶する。購入条件情報には、ユーザが購入を希望する商品またはサービスに関する情報が含まれる。購入条件は、例えば、「シャンプーが1,000円以下であれば購入する」という情報であってもよい。また周辺機器200は、例えば、ユーザに持ち運ばれる機会が多い、鍵のような機器であってもよい。しかしながら周辺機器200は、当然のことながら鍵に限られない。
周辺機器200がユーザに持ち運ばれることによって移動し、周辺機器200が、無線端末300から送信される所定の信号を検知することができる通信可能範囲に入ることによって、周辺機器200と無線端末300との間で接続を確立するための処理が始まる。この周辺機器200と無線端末300との間の通信は、周辺機器200と無線端末300との間で接続を確立するための信号の交換が行われた後に確立される。ここで、無線端末300が送信する所定の信号には、本実施形態の購入システムに対応していることを示す識別情報が含まれてもよく、また特定の店舗または販売元を示す識別情報が含まれてもよい。周辺機器200は、上述したような所定の信号を検知した場合に無線端末300との通信を確立するように構成されてもよい。
図2は、周辺機器200と無線端末300との間で通信が確立される過程を示す図である。図2では一例として、周辺機器200と無線端末300との間におけるBLE(Bluetooth Low Energy)による通信が確立される過程が示される。図2に示される“R”は、無線端末300により通信が可能な通信可能範囲の一例を示している。
無線端末300は、定期的、または、非定期的に、上述したような、本実施形態の購入システムに対応していることを示す識別情報または特定の店舗または販売元を示す識別情報を含む所定の信号を、ブロードキャストする。また、所定の信号には、無線端末300を識別するための識別情報が含まれてもよい。
そして周辺機器200を所持しているユーザが移動することなどによって、無線端末300の通信可能範囲R内に周辺機器200が入ると、周辺機器200は、無線端末300からブロードキャストされた信号を受信する(図2のS1)。周辺機器200が無線端末300からブロードキャストされた情報を受信することによって、周辺機器200は、通信の対象となりうる装置として、無線端末300を検出する。また周辺機器200は、受信された所定の信号から、購入システムに対応していることを示す識別情報または特定の店舗または販売元を示す識別情報を検出することによって、以下の通信の確立のための処理を行うかを判定してもよい。
次に周辺機器200と無線端末300との間では、ペアリングなどの通信を確立させるための処理が行われる(図2のS2)。そして、通信を確立させるための処理が正常に完了した場合(例えば、ペアリングが正常に行われた場合)に、周辺機器200と無線端末300との間の通信が確立される。
なお、本実施形態に係る購入システムが、周辺機器200と無線端末300との一方または双方を、複数有する構成である場合であってもよい。また、上述した例ではBLEが通信方式として用いられたが、本実施形態の購入システムでは、Wi-Fi、Zigbee(登録商標)などの他の近距離無線方式が用いられてもよい。
図1に戻って本実施形態の購入システムの説明が行われる。図2に示されるように周辺機器200と無線端末300との間の通信が確立されると、周辺機器200は、記憶されている購入条件に関する購入条件情報を店舗内に設置されている無線端末300に送信する。
購入条件情報を受信した無線端末300は、ネットワーク400を介して購入条件情報をサーバ500に送信する。購入条件情報を無線端末300から受信したサーバ500は、受信された購入条件情報に含まれる購入条件と記憶されている商品またはサービスの販売条件とを比較する。そしてサーバ500が、購入条件が販売条件を満たす、または販売条件が購入条件を満たすと判定する場合、サーバ500は商品またはサービスの販売に関する処理を行う。
以上のような本実施形態の購入システムによれば、ユーザは予め周辺機器200に商品および/またはサービスの購入条件を設定しておくことによって、ユーザが店舗の周辺を通り過ぎたときに、または店舗に入ったときに設定された購入条件に基づいて、商品またはサービスの購入が行われるため、ユーザが買い忘れをすることが防止される。
<2.購入システムを構成する装置の構成>
以上では、本実施形態の購入システムの概略について説明された。以下では、本実施形態の購入システムを構成する各装置の構成について説明される。
(2-1.スマートフォン100の機能構成)
図3は、本実施形態の情報処理方法に係る処理を行うことが可能な、スマートフォン100の構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン100は、例えば、処理部102と、第1通信部104と、第2通信部106と、操作部108と、表示部110と、記憶部112とを備える。
処理部102は、スマートフォン100の各構成からの信号を処理する。例えば処理部102は、第1通信部104または第2通信部106から送られてくる信号の復号処理を行い、データを抽出する。また処理部102は、操作部108からの信号を処理して、処理部102において実行されるアプリケーションに対する指示を行ってもよい。また処理部102は、記憶部112からデータを読み出し、読み出されたデータに基づいて画像データを生成し、生成された画像データに基づいて画像信号を表示部110に送ってもよい。
第1通信部104は、スマートフォン100と外部ネットワークとを接続するための通信部であり、例えば3GPP(Third Generation Partnership Project)または3GPP2によって規定される通信方式を用いて通信を行ってもよい。第1通信部104は、W-CDMA、LTE(Long Term Evolution)、CDMA2000などの通信方式を用いて通信を行ってもよい。なお、上述した通信方式は一例であり、第1通信部104の通信方式は、これに限られない。
第2通信部106は、外部装置と近距離無線によって通信を行う通信部であり、例えばIEEE802委員会によって規定される通信方式(例えばBluetooth(登録商標))を用いて通信を行ってもよい。また第2通信部106は、Wi-Fiなどの通信方式を用いて通信を行ってもよい。なお、上述した通信方式は一例であり、第2通信部106の通信方式は、これに限られない。
操作部108は、ユーザのスマートフォン100に対する操作を受け付ける。ユーザは、操作部108を操作することによって、例えばスマートフォン100で実行されるアプリケーションに対する操作を行う。またユーザは、操作部108を操作することによって、スマートフォン100の各種機能を設定する。
表示部110は、画像を表示するために用いられる。例えば表示部110は、スマートフォン100で実行されるアプリケーションに関する画像を表示する。記憶部112は、スマートフォン100で実行されるアプリケーション、オペレーティングシステムなどのプログラムを記憶する。
(2-2.スマートフォン100のハードウェア構成)
以下では、図4を参照しながら、本開示の実施形態に係るスマートフォン100のハードウェア構成について、詳細に説明する。図4は、本開示の実施形態に係るスマートフォン100のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
スマートフォン100は、主に、CPU901と、ROM903と、RAM905と、を備える。また、スマートフォン100は、更に、ホストバス907と、ブリッジ909と、外部バス911と、インターフェース913と、入力装置915と、出力装置917と、ストレージ装置919と、ドライブ921と、第2通信装置923と、第1通信装置925とを備える。
CPU901は、中心的な処理装置及び制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、又はリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、スマートフォン100内の動作全般又はその一部を制御する。なお、CPU901は、処理部102の機能を有してもよい。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM905は、CPU901が使用するプログラムや、プログラムの実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバス等の内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。
ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば静電式または感圧式のタッチパネル、ボタン、スイッチ及びジョグダイヤルなどユーザが操作する操作手段である。さらに、入力装置915は、例えば、上記の操作手段を用いてユーザにより入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路などから構成されている。ユーザは、この入力装置915を操作することにより、スマートフォン100に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。なお、入力装置915は、操作部108の機能を有してもよい。
出力装置917は、取得した情報をユーザに対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。このような装置として、液晶ディスプレイ装置、ELディスプレイ装置及びランプなどの表示装置、またはスピーカ及びヘッドフォンなどの音声出力装置などがある。出力装置917は、例えば、スマートフォン100が行った各種処理により得られた結果を出力する。具体的には、表示装置は、スマートフォン100が行った各種処理により得られた結果を、テキスト又はイメージで表示する。他方、音声出力装置は、再生された音声データや音響データ等からなるオーディオ信号をアナログ信号に変換して出力する。なお、出力装置917の表示装置は、表示部110の機能を有してもよい。
ストレージ装置919は、スマートフォン100において用いられるデータを格納するための装置である。ストレージ装置919は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等により構成される。このストレージ装置919は、CPU901が実行するプログラムや各種データ、及び外部から取得した各種データなどを格納する。なお、ストレージ装置919は、記憶部112の機能を有してもよい。
ドライブ921は、記録媒体用リーダライタであり、スマートフォン100に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体927に記録を書き込むことも可能である。リムーバブル記録媒体927は、例えば、DVDメディア、HD-DVDメディア、Blu-ray(登録商標)メディア等である。また、リムーバブル記録媒体927は、コンパクトフラッシュ(登録商標)(CompactFlash:CF)、フラッシュメモリ、又は、SDメモリカード(Secure Digital memory card)等であってもよい。また、リムーバブル記録媒体927は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード(Integrated Circuit card)又は電子機器等であってもよい。
第2通信装置923は、外部接続機器929と通信を確立することによって、外部接続機器との間でデータを交換するために用いられる。第2通信装置923の一例として、IEEE802.11ポート、IEEE802.15ポート等がある。この第2通信装置によって外部接続機器929と接続されることで、スマートフォン100は、外部接続機器929から直接各種データを取得したり、外部接続機器929に各種データを送信したりする。なお、外部接続機器929の一例は、周辺機器200である。
第1通信装置925は、例えば、通信網931に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。第1通信装置925は、例えば、3GPPが規定する規格に準拠して動作するモデム回路である。3GPPが規定する規格に準拠する通信方式は、例えばW-CDMA、LTEなどである。第1通信装置925は、例えば、インターネットまたは通信事業者のネットワークとの間で、例えばTCP/IP等の所定のプロトコルに則して信号等を送受信することができる。また、第1通信装置925に接続される通信網931は、無線によって接続されたネットワーク等により構成され、例えば、インターネット、通信事業者のネットワーク等であってもよい。
(2-3.周辺機器200の機能構成)
以上では、本実施形態のスマートフォン100の機能およびハードウェア構成について説明された。以下では、本実施形態の周辺機器200の機能およびハードウェア構成について説明される。
図5は、本実施形態の情報処理方法に係る処理を行うことが可能な、周辺機器200の構成の一例を示すブロック図である。周辺機器200は、例えば、処理部202と、通信部204と、記憶部206とを備える。
処理部202は、周辺機器200の各構成からの信号を処理する。例えば処理部202は、通信部204から送られてくる信号の復号処理を行い、データを抽出する。また処理部202は、記憶部206からデータを読み出し、読み出されたデータを通信部204に送ってもよい。
通信部204は、外部装置と近距離無線によって通信を行う通信部であり、例えばIEEE802委員会によって規定される通信方式(例えばBluetooth(登録商標))を用いて通信を行ってもよい。また通信部204は、Wi-Fiなどの通信方式を用いて通信を行ってもよい。なお、上述した通信方式は一例であり、通信部204の通信方式は、これに限られない。記憶部206は、各種のデータを記憶し、例えばスマートフォン100から送られてくるデータを記憶してもよい。
(2-4.周辺機器200のハードウェア構成)
以下では、図6を参照しながら、本開示の実施形態に係る周辺機器200のハードウェア構成について、詳細に説明する。図6は、本開示の実施形態に係る周辺機器200のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
周辺機器200は、主に、CPU801と、ROM803と、RAM805と、を備える。また、周辺機器200は、更に、ホストバス807と、ブリッジ809と、外部バス811と、インターフェース813と、ストレージ装置815と、通信装置817とを備える。
CPU801は、中心的な処理装置及び制御装置として機能し、ROM803、RAM805に記録された各種プログラムに従って、周辺機器200内の動作全般又はその一部を制御する。なお、CPU801は、処理部202の機能を有してもよい。ROM803は、CPU801が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM805は、CPU801が使用するプログラムや、プログラムの実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバス等の内部バスにより構成されるホストバス807により相互に接続されている。
ストレージ装置815は、周辺機器200において用いられるデータを格納するための装置である。ストレージ装置815は、例えば、磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等により構成される。このストレージ装置815は、CPU801が実行するプログラムや各種データ、及び外部から取得した各種データなどを格納する。なお、ストレージ装置815は、記憶部206の機能を有してもよい。
通信装置817は、外部接続機器819と通信を確立することによって、外部接続機器819との間でデータを交換するために用いられる。通信装置817の一例として、IEEE802.11ポート、IEEE802.15ポート等がある。この通信装置817によって外部接続機器819と接続されることで、周辺機器200は、外部接続機器819から直接各種データを取得したり、外部接続機器819に各種データを送信したりする。なお、外部接続機器819の例は、スマートフォン100または無線端末300である。
(2-5.無線端末300の機能構成)
以上では、本実施形態の周辺機器200の機能およびハードウェア構成について説明された。以下では、本実施形態の無線端末300の機能およびハードウェア構成について説明される。
図7は、本実施形態の情報処理方法に係る処理を行うことが可能な、無線端末300の構成の一例を示すブロック図である。無線端末300は、例えば、処理部302と、第1通信部304と、第2通信部306とを備える。
処理部302は、無線端末300の各構成からの信号を処理する。例えば処理部302は、第1通信部304または第2通信部306から送られてくる信号の復号処理を行い、データを抽出する。また処理部302は、第1通信部304または第2通信部306から送られてくるデータの符号化を行う。
第1通信部304は、有線通信または無線通信によって外部装置と通信を行う通信部であり、例えばEthernetに準拠する通信方式を用いて通信を行ってもよい。第2通信部306は、外部装置と近距離無線によって通信を行う通信部であり、例えばIEEE802委員会によって規定される通信方式(例えばBluetooth(登録商標))を用いて通信を行ってもよい。また第2通信部306は、Wi-Fiなどの通信方式を用いて通信を行ってもよい。なお、上述した通信方式は一例であり、第1通信部304および第2通信部306の通信方式は、これらに限られない。
(2-6.無線端末300のハードウェア構成)
以下では、図8を参照しながら、本開示の実施形態に係る無線端末300のハードウェア構成について、詳細に説明する。図8は、本開示の実施形態に係る無線端末300のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
無線端末300は、主に、CPU701と、ROM703と、RAM705と、を備える。また、無線端末300は、更に、ホストバス707と、ブリッジ709と、外部バス711と、インターフェース713と、第2通信装置715と、第1通信装置719とを備える。
CPU701は、中心的な処理装置及び制御装置として機能し、ROM703、RAM705に記録された各種プログラムに従って、無線端末300内の動作全般又はその一部を制御する。なお、CPU701は、処理部302の機能を有してもよい。ROM703は、CPU701が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM705は、CPU701が使用するプログラムや、プログラムの実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバス等の内部バスにより構成されるホストバス707により相互に接続されている。
第2通信装置715は、外部接続機器717と通信を確立することによって、外部接続機器717との間でデータを交換するために用いられる。第2通信装置715の一例として、IEEE802.11ポート、IEEE802.15ポート等がある。この第2通信装置715によって外部接続機器717と接続されることで、無線端末300は、外部接続機器717から直接各種データを取得したり、外部接続機器717に各種データを送信したりする。なお、外部接続機器717の一例は、周辺機器200である。
第1通信装置719は、例えば、通信網721に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。第1通信装置719は、例えば、有線又は無線LANの通信モデム等である。この第1通信装置719は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、例えばTCP/IP等の所定のプロトコルに則して信号等を送受信することができる。
(2-7.サーバ500の機能構成)
以上では、本実施形態の無線端末300の機能およびハードウェア構成について説明された。以下では、本実施形態のサーバ500の機能およびハードウェア構成について説明される。
図9は、本実施形態の情報処理方法に係る処理を行うことが可能な、サーバ500の構成の一例を示すブロック図である。サーバ500は、例えば、処理部502と、通信部504と、記憶部506とを備える。
処理部502は、サーバ500の各構成からの信号を処理する。例えば処理部502は、通信部504から送られてくる信号の復号処理を行い、データを抽出する。また処理部502は、記憶部506からデータを読み出し、読み出されたデータに対する処理を行う。
通信部504は、有線通信または無線通信によって外部装置と通信を行う通信部であり、例えばEthernetに準拠する通信方式を用いて通信を行ってもよい。記憶部506は、処理部502によって使用される各種のデータを格納する。
(2-8.サーバ500のハードウェア構成)
以下では、図10を参照しながら、本開示の実施形態に係るサーバ500のハードウェア構成について、詳細に説明する。図5は、本開示の実施形態に係るサーバ500のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
サーバ500は、主に、CPU601と、ROM603と、RAM605と、を備える。また、サーバ500は、更に、ホストバス607と、ブリッジ609と、外部バス611と、インターフェース613と、入力装置615と、出力装置617と、ストレージ装置619と、ドライブ621と、接続ポート623と、通信装置625とを備える。
CPU601は、中心的な処理装置及び制御装置として機能し、ROM603、RAM605、ストレージ装置619、又はリムーバブル記録媒体627に記録された各種プログラムに従って、サーバ500内の動作全般又はその一部を制御する。なお、CPU601は、処理部502の機能を有してもよい。ROM603は、CPU601が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM605は、CPU601が使用するプログラムや、プログラムの実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバス等の内部バスにより構成されるホストバス607により相互に接続されている。
入力装置615は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ及びレバーなどユーザが操作する操作手段である。また入力装置615は、例えば、上記の操作手段を用いてユーザにより入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU601に出力する入力制御回路などから構成されている。ユーザは、この入力装置615を操作することにより、サーバ500に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置617は、取得した情報をユーザに対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。このような装置として、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、ELディスプレイ装置及びランプなどの表示装置や、スピーカ及びヘッドフォンなどの音声出力装置や、プリンタ装置、携帯電話、ファクシミリなどがある。出力装置617は、例えば、サーバ500が行った各種処理により得られた結果を出力する。具体的には、表示装置は、サーバ500が行った各種処理により得られた結果を、テキスト又はイメージで表示する。他方、音声出力装置は、再生された音声データや音響データ等からなるオーディオ信号をアナログ信号に変換して出力する。
ストレージ装置619は、サーバ500の記憶部506の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置619は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等により構成される。このストレージ装置619は、CPU601が実行するプログラムや各種データ、及び外部から取得した各種データなどを格納する。なお、ストレージ装置619は、記憶部506の機能を有してもよい。
ドライブ621は、記録媒体用リーダライタであり、サーバ500に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ621は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体627に記録されている情報を読み出して、RAM605に出力する。また、ドライブ621は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体627に記録を書き込むことも可能である。リムーバブル記録媒体627は、例えば、DVDメディア、HD-DVDメディア、Blu-ray(登録商標)メディア等である。また、リムーバブル記録媒体627は、コンパクトフラッシュ(登録商標)(CompactFlash:CF)、フラッシュメモリ、又は、SDメモリカード(Secure Digital memory card)等であってもよい。また、リムーバブル記録媒体627は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード(Integrated Circuit card)又は電子機器等であってもよい。
接続ポート623は、機器をサーバ500に直接接続するためのポートである。接続ポート623の一例として、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポート等がある。接続ポート623の別の例として、RS-232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)ポート等がある。この接続ポート623に外部接続機器629を接続することで、サーバ500は、外部接続機器629から直接各種データを取得したり、外部接続機器629に各種データを提供したりする。
通信装置625は、例えば、通信網631に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。通信装置625は、例えば、有線又は無線LAN(Local Area Network)、又はWUSB(Wireless USB)用の通信カード等である。また、通信装置625は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、又は、各種通信用のモデム等であってもよい。この通信装置625は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、例えばTCP/IP等の所定のプロトコルに則して信号等を送受信することができる。また、通信装置625に接続される通信網631は、有線又は無線によって接続されたネットワーク等により構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信又は衛星通信等であってもよい。
<3.購入条件の設定方法>
以上では、本実施形態の購入システムを構成する各装置の構成について説明された。以下では、本実施形態の購入システムで用いられる商品またはサービスの購入条件の設定方法について説明される。なお、以下では商品の購入条件の設定方法の例について説明される。しかしながら同様な方法で、サービスに関する購入条件が設定されてもよい。
図11は、スマートフォン100において表示される購入条件の設定画面を表す図である。スマートフォン100において本実施形態の購入システムのためのアプリケーション等が実行されると、図11に示されるような購入条件の設定画面が表示される。
図11に示される設定画面は、商品(特に野菜)の購入条件を設定するための設定画面である。したがって図11に示される設定画面では、人参、じゃがいも、玉ねぎ、ニンニクを示すアイコン10が表示されている。また各アイコン10の右上には、選択されていることを示すためのチェックボックス12が設けられている。なお、当然ながら、図11に示される商品は一例であり、本実施形態の購入システムに適応される商品はこれらに限定されない。
ユーザは、スマートフォン100の操作部108を操作することによって、表示されているアイコン10またはチェックボックス12を選択し、購入条件を設定する対象を選択してもよい。例えば操作部108がタッチパネルである場合、ユーザは、対象の商品のアイコン10またはチェックボックス12をタップすることによって、設定の対象を選択してもよい。図11では、ユーザによって人参が選択されたことから、人参のアイコン10内に設けられたチェックボックス12にチェックが入っている。
ユーザは、設定の対象を選択した後、購入条件を設定する。例えばユーザは、購入条件の一部として対象商品の購入希望価格を設定する。図11では、対象製品の購入希望価格を設定するための価格設定ボックス14が設けられている。操作部108がタッチパネルである場合ユーザは、価格設定ボックス14をタップし、表示される仮想キーボードなどを用いることによって、対象商品の購入希望価格を設定する。
ユーザは、対象商品の購入希望価格を入力した後、登録ボタン16をタップする。ユーザが、登録ボタン16をタップすることによって選択されている対象製品の購入条件が設定される。なお、ユーザが複数の商品に関する購入条件を設定する場合、以上の動作が繰り返されてもよい。
図12は、図11の設定画面によって購入条件が設定された後に表示される確認画面を示す図である。図12では、人参、玉ねぎおよびキャベツに関する購入条件が設定されていることが示されている。図12では、購入条件の一部として対象製品の購入希望価格が設定されており、例えば価格が50円以下であれば人参を購入するという購入条件が設定されていることがわかる。
ユーザは、図12で示されるような確認画面において購入条件を確認した後、転送ボタン18をタップすることによって購入条件に関する購入条件情報を周辺機器200に転送する。なお、購入条件情報とは、上述した購入条件を含む情報である。ここで、周辺機器200がスマートフォン100に接続されていない場合、転送ボタン18の表示形態は、購入条件情報の転送ができないことを示すために変更されてもよい。これによりユーザは、周辺機器200がスマートフォン100と接続されていないことを視覚的に認識できる。
購入条件情報の転送は、スマートフォン100と周辺機器200間で確立される任意の通信方法によって行われる。例えば購入条件情報の転送は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信を用いて行われてもよい。なおこのとき、スマートフォン100の記憶部112も設定された購入条件を記憶してもよい。
スマートフォン100から購入条件情報を受信した周辺機器200は、受信した購入条件情報に含まれる購入条件を記憶部206に記憶する。図13は、スマートフォン100の記憶部112および周辺機器200の記憶部206に記憶された購入条件の一例を示す図である。図13で示されるようにスマートフォン100の記憶部112および周辺機器200の記憶部206に記憶される購入条件には、商品に関する情報と当該商品の価格に関する情報が含まれる。図13では、購入希望価格が購入条件の一部として設定されており、人参の価格が50円以下ある場合、玉ねぎの価格が40円以下ある場合、キャベツの価格が150円以下である場合にそれぞれの商品を購入するという購入条件が設定されている。
図13に示される購入条件は一例であり、購入条件はより詳細に設定されてもよい。図14は、商品の「産地」、「数量」、「価格」、「重量」が購入条件の一部として設定される例を示す図である。
図14に示される例では、人参の産地は「国産」または「外国産」のどちらでもよいことが購入条件として設定されている。また、人参の数量に関して、「人参が1本で販売されていること」または「人参が5本組で販売されていること」が購入条件として設定されている。また、人参の価格に関して、「人参が国産の場合は1本あたりの価格が50円以下であること」、「人参が外国産である場合は1本あたりの価格が30円以下であること」が、購入条件として設定されている。
また豚肉についても同様に、産地は「国産」または「外国産」のどちらでもよいことが購入条件として設定されている。そして豚肉の場合は、重量に関して、「販売されているパッケージが300g以下であること」が購入条件として設定されている。また、価格に関して、「豚肉が国産の場合は100gあたりの価格が250円以下であること」、「豚肉が外国産である場合は100gあたりの価格が150円以下であること」が、購入条件として設定されている。
図15は、購入条件の他の例を示す図である。図15は、製造会社によって製造された商品に対する購入条件が設定される例について示されている。図15では、商品の「製造会社」および「価格」が購入条件の一部として設定される例が示される。
図15に示されるカレーの例では、製造会社に関して、「ABC会社」が購入条件として設定されている。また価格に関して、「価格が500円以下であること」が、購入条件として設定されている。また、うどんの例では、製造会社に関して、「DEF会社」が購入条件として設定されている。また価格に関して、「価格が300円以下であること」が、購入条件として設定されている。
次に食品以外の商品に関する購入条件について説明される。図16は、食品以外の商品に関する購入条件の例を示す図である。図16では、商品の「製造会社」、「成分」、「サイズ」、「容量」、「色」および「価格」が購入条件の一部として設定される例が示される。
図16に示されるシャンプーの例では、製造会社に関して、「GHI会社」が購入条件として設定されている。また成分に関して、「シリコンが含まれないこと」が、購入条件として設定されている。また容量に関して、「容量が500mlであること」が、購入条件として設定されている。また価格に関して、「価格が1,000円以下であること」が、購入条件として設定されている。
また洗濯せっけんの例では、製造会社に関して、「JKL会社」が購入条件として設定されている。また成分に関して、「香料が含まれないこと」が、購入条件として設定されている。また価格に関して、「価格が500円以下であること」が、購入条件として設定されている。
またくつ下の例では、製造会社に関して、「MNO会社」が購入条件として設定されている。またサイズに関して、「サイズがMであること」が、購入条件として設定されている。また色に関して、「色が黒であること」が、購入条件として設定されている。また価格に関して、「価格が500円以下であること」が、購入条件として設定されている。
次にサービスに関する購入条件について説明される。図17は、サービスに関する購入条件の例を示す図である。図17では、サービスの「提供会社」、「提供日時」、「提供場所」および「価格」が購入条件の一部として設定される例が示される。
なお図17で示される演劇に関する購入条件は、所定の演目の演劇について設定されることが想定される。そして演劇の例では、提供日時に関して、「提供日が12月1日から12月8日の間であること」が、購入条件として設定されている。また提供場所に関して、「提供場所が東京または神奈川であること」が、購入条件として設定されている。また価格に関して、「価格が5000円以下であること」が、購入条件として設定されている。
また高速バスの例では、提供会社に関して、「提供会社がPQR会社であること」が、購入条件として設定されている。また提供日時に関して、「提供日が土曜日であること」が、購入条件として設定されている。また提供場所に関して、「ルートが東京から大阪であること」が、購入条件として設定されている。また価格に関して、「価格が5000円以下であること」が、購入条件として設定されている。
上述したように、商品またはサービスに関する購入条件が詳細に設定されることによって、ユーザはより好みに適合する商品またはサービスを効率よく購入することができる。なお、上述した購入条件の設定は一例であり、全ての購入条件が設定されなくてもよく、一部の購入条件が設定されてもよい。このとき、設定されない条件は、任意であると判定されてもよい。
<4.購入システムにおける情報処理方法>
(4-1.周辺機器200が送信する情報)
以上では、本実施形態における購入条件の設定方法について説明された。以下では、本実施形態の購入システムにおける情報処理方法の詳細について説明される。図18は、以下で説明されるように、本実施形態の購入システムにおいて、周辺機器200から送信される情報を示す図である。
本実施形態において周辺機器200は、図18に示されるように、購入条件情報と、決済情報と、配達情報と、ユーザ識別情報とを記憶部206に記憶し、それぞれの情報を適切なタイミングで無線端末300に送信する。以下に各情報について説明される。
図18に示される購入条件情報は、図13から図17を用いて説明された商品またはサービスの購入条件を含む情報である。周辺機器200は、このような商品およびサービスの購入条件の一方または双方を記憶してもよく、記憶された商品およびサービスの購入条件の一方または双方を無線端末300に送信してもよい。
決済情報は、購入条件情報に含まれる商品またはサービスの購入のための決済に用いられる情報である。決済情報は、例えば電子マネーに関する情報であってもよく、クレジットカードに関する情報であってもよい。また電子マネーに関する情報とは、例えばSuicaID番号、Edy番号のような、各電子マネーシステムにおいて各ユーザに割り振られる固有の識別情報を含んでもよく、また電子マネーの残高情報を含んでもよい。また、クレジットカードに関する情報は、クレジットカード番号を含んでもよい。
配達情報は、商品が購入された際に当該商品の配達のために用いられる情報である。また、サービスが購入された際には、配達情報は当該サービスのチケットの配達に用いられてもよい。配達情報は、例えばユーザの住所であってもよく、ユーザが指定するコンビニエンスストアの住所又は店名であってもよい。またチケットなどが電子的に送付される場合、配達情報は、ユーザが所有するE-MAILアドレスであってもよい。配達情報が送信されることによってユーザは、本実施形態の購入システムで購入された商品を指定した配達先で受領することができる。
ユーザ識別情報は、各店舗の遠く店サービスなどで用いられるための情報である。店舗では、購入金額の一定割合に相当するポイントを購入者に対して付与する特典サービスを提供していることがある。ユーザ識別情報は、このようなポイント付与サービスのためにユーザを特定するために用いられる識別情報であってもよい。
(4-2.本実施形態における情報処理方法の例)
以上では、本実施形態において周辺機器200から無線端末300に送信される情報について説明された。以下では、本実施形態における情報処理方法の例について説明される。図19は、本実施形態における情報処理方法の例について示される図である。なお、以下では商品が購入される例が説明される。しかしながらサービスが購入される情報処理方法も、以下に説明される情報処理方法と同様な情報処理方法によって実現される。
最初にS100においてユーザは、スマートフォン100を介して周辺機器200に購入条件情報等を送信し、購入条件等の登録を行う。ここでユーザは、例えば図11および図12を用いて説明されたような方法を用いて購入条件を設定し、スマートフォン100と接続されている周辺機器200に設定された購入条件を含む購入条件情報を周辺機器200に送信する。購入条件情報を受信した周辺機器200は、当該購入条件情報に含まれる購入条件を記憶部206に記憶する。なおこのとき、スマートフォン100の記憶部112も設定された購入条件を記憶してもよい。
またユーザは、スマートフォン100を介して、購入条件に加えて、図18で示された配達情報、ユーザ識別情報などを周辺機器200に送信してもよい。例えば、スマートフォン100が有するアプリケーションに登録されている決済情報が周辺機器200に送信されてもよい。また、スマートフォン100に備えられている撮像装置を用いて、カードに記載されている識別番号などが読み取られ、読み取られたカード番号等がスマートフォン100を介して周辺機器200に送信されてもよい。
また、スマートフォン100に備えられているNFC(Near Field Communication)装置を用いて、カードに備えられるチップに記憶されている決済情報が読み取られ、当該決済情報がスマートフォン100を介して周辺機器200に送信されてもよい。
またユーザは、スマートフォン100の操作部108を操作することによって予め配達情報およびユーザ識別情報を設定し、当該予め設定された配達情報およびユーザ識別情報がスマートフォン100を介して周辺機器200に送信されてもよい。
スマートフォン100から購入条件情報、決済情報、配達情報およびユーザ識別情報を受信した周辺機器200は、記憶部206に受信された購入条件情報、決済情報、配達情報およびユーザ識別情報を記憶する。
次にS102において周辺機器200は、店舗などに設置されている無線端末300から定期的、または非定期的に送信される所定の信号を検知する。この無線端末300が送信する所定の信号には、店舗に設置されている無線端末300を識別するための識別情報が含まれてもよい。また無線端末300が送信する所定の信号には、本実施形態の購入システムに対応していることを示す識別情報が含まれてもよく、また特定の店舗または販売元を示す識別情報が含まれてもよい。
また無線端末300は、Bluetooth(登録商標)またはWi-Fiのような近距離無線通信方式を用いて信号を送信してもよい。このように無線端末300からの信号の送信に近距離無線通信が用いられることによって、ユーザが無線端末300が設置されている店舗の近くを通ったときに、周辺機器200は信号を検知することができ、後述の商品またはサービスの購入処理が進められる。
次にS104において無線端末300からの信号を検知した周辺機器200は、信号を検知したことに基づいて、無線端末300との通信を確立する。例えば、周辺機器200と無線端末300は、Bluetooth(登録商標)におけるペアリングを行うことによって、通信を確立してもよい。なお、周辺機器200は、無線端末300からの所定の信号に本実施形態の購入システムに対応していることを示す識別情報、または特定の店舗または販売元を示す識別情報が含まれている場合に無線端末300との通信を確立するように構成されてもよい。
S106において周辺機器200は、周辺機器200と無線端末300との間の通信が確立された後に、確立された通信で、記憶部206に記憶された購入条件、配達情報およびユーザ識別情報を無線端末300に送信する。そして無線端末300は、受信された購入条件、配達情報およびユーザ識別情報をサーバ500に送信する。なおここで、周辺機器200は小さい容量のバッテリが搭載される場合、周辺機器200が購入条件と共に配達情報およびユーザ識別情報を送信することによって、周辺機器200と無線端末300との間の情報の交換の回数が低減されることは、周辺機器200に対して有用である。
S108において購入条件等を受信したサーバ500は、受信されたユーザ識別情報と記憶部506に記憶されているユーザ識別情報とを比較すること等によって、ユーザを特定する。
次にS110においてサーバ500は、購入条件に含まれる商品の情報に基づいて、記憶部506に記憶されている商品のデータベース等を検索する。記憶部506に記憶されているデータベースには、商品に関する情報および当該商品の販売条件が関連付けられて記憶されていてもよい。ここで販売条件には、商品の価格、製造会社、産地、数量、成分、サイズ、容量、色、重量に関する情報のうち少なくとも一つが含まれてもよい。なお、サービスに関する情報処理が行われる場合、データベースには、サービスの販売条件として、サービスの価格、提供会社、日時、場所に関する情報のうち少なくとも一つの情報が含まれてもよい。
よって例えば受信された購入条件が、図13で示されたように、「価格が50円以下であれば人参を購入する」という購入条件であった場合、サーバ500はデータベースに人参が含まれるかを検索する。そしてサーバ500が、データベースに人参が含まれると判定した場合、次にサーバ500は、人参の販売条件をデータベースを用いて検索する。
データベースに人参の販売価格が40円であることが登録されている場合、サーバ500は、データベースに記憶されている販売条件が受信された購入条件を満たすと判定する。一方データベースに人参の販売価格が60円であることが登録されている場合、サーバ500は、データベースに記憶されている販売条件が受信された購入条件を満たさないと判定する。
S110においてサーバ500が、販売条件が受信された購入条件を満たすと判定した場合、次にS112においてサーバ500は、決済情報の要求を無線端末300を介して周辺機器200に送信する。なお、S110においてサーバ500が、販売条件が受信された購入条件を満たさないと判定した場合、サーバ500は、否定応答を無線端末300を介して周辺機器200に送信してもよい。この場合、この否定応答の送信によって処理は終了する。
サーバ500から決済情報の要求を受信した周辺機器200は、記憶されている決済情報を無線端末300を介してサーバ500に送信する(S114)。
ここで周辺機器200が決済情報をS106において購入条件等とともに送信しない理由は、決済情報は重要な情報であるため、盗聴等を防ぐために適切なタイミングで送信されることが望ましいからである。つまり決済情報が必要とされる場合(購入条件に合致する商品が見つかった場合)、決済情報は送信されることが好ましい。
一方、周辺機器200のバッテリの節約の観点からは、決済情報はS106において購入条件等と共に送信されてもよい。このとき、決済情報が盗聴されて悪用されないように、公開鍵暗号方式または共通鍵暗号方式のような既存の暗号化技術を用いて購入条件等が送信されてもよい。当然ながら暗号化技術は、スマートフォン100、周辺機器200、無線端末300、サーバ500間の全ての通信または一部の通信で使用されてもよい。しかしながら、周辺機器200のバッテリの観点からは余分な電力を消費する暗号化技術は用いられずに、周辺機器200から送信される情報または周辺機器200に送信される情報は暗号化技術が用いられずに送信されてもよい。
次にS116において決済情報を受信したサーバ500は、受信された決済情報を用いて商品の販売に関する決済を行う。ここで行われる決済方法は、使用される決済情報に応じて異なってもよい。例えば、決済方法としてクレジットカードが用いられる場合、サーバ500はクレジット会社が管理する管理サーバと通信を行うことによって決済を行ってもよい。また、決済方法としてプリペイドタイプの電子マネーが用いられる場合、サーバ500は他のサーバと通信を行うことなく、受信された電子マネーの残高情報等に基づいて決済を行ってもよい。
次にS118においてサーバ500は、完了された決済に関するレシート情報を無線端末300を介して周辺機器200に送信する。例えばS116において決済された内容が、「人参が40円で購入された」という内容であった場合、レシート情報には、購入された商品名として「人参」が含まれ、購入価格として「40円」が含まれる。また、レシート情報には、S106において送信された配達情報が含まれてもよく、商品の販売日時に関する購入履歴情報が含まれてもよい。また、店舗がポイント付与などの独自の特典サービスを行っている場合には、商品の購入によって付与されたポイントに関する情報がレシート情報に含まれてもよい。レシート情報を受信した周辺機器200は、受信されたレシート情報を記憶部206に記憶してもよい。また、レシート情報を受信した周辺機器200は、レシート情報に含まれる商品に関する購入条件を削除してもよい。
S120においてレシート情報を受信した周辺機器200は、決済が行われたことを確認する確認応答をサーバ500に送信する。
そしてS122において周辺機器200は、スマートフォン100が周辺機器200に接続されたときに、記憶されたレシート情報をスマートフォン100に送信する。ここで、レシート情報を受信したスマートフォン100は、レシート情報に含まれる商品に関する購入条件を削除してもよい。
なお、詳細には、上述したS100の処理は、スマートフォン100の処理部102によって行われる。また上述したS102、S104、S106、S114、S120およびS122の処理は、周辺機器200の処理部202によって行われる。また上述したS108、S110、S112、S116およびS118の処理は、サーバ500の処理部502によって行われる。
以上のような情報処理が行われることによって、ユーザが購入したい商品を買い忘れることが防止される。また、ユーザが事前に設定した購入条件に基づいて、商品またはサービスの購入が行われる。また、ユーザは商品またはサービスの購入を実店舗で行うことができる。
なお、図19に示される情報処理の例では、商品の購入が、ユーザの確認を得ることなく自動的に行われた。しかしながら、商品の購入時にユーザの確認を得るように、上述した情報処理の例は変更されてもよい。
図20は、商品の購入時にユーザの確認を得るように変更された情報処理の例を示す図である。図20において、S200~S210およびS218~S222はそれぞれ、図19のS100~S110およびS112~S116に対応するため、説明は省略される。
S210においてサーバ500が、販売条件が受信された購入条件を満たすと判定した場合、次にS212においてサーバ500は、購入確認の要求を無線端末300を介して周辺機器200に送信する。購入確認の要求を受信した周辺機器200は、接続されているスマートフォン100に購入確認の要求を転送する。購入確認の要求を受信したスマートフォン100は、表示部110に購入確認を要求されている対象の商品および商品に関する情報(例えば販売価格など)を表示すること等によって購入確認をユーザに通知する。
そしてS214においてユーザは、表示部110に表示された情報を確認し、スマートフォン100の操作部108を操作することによって購入の確認を行う。S214においてユーザが、商品を購入するための操作を行った場合、S216において肯定応答を示す購入確認がサーバ500に送信され、S218~S222の処理が行われる。一方、S214においてユーザが、商品を購入しないための操作を行った場合、S216において否定応答を示す購入確認がサーバ500に送信され、以降の処理は行われない。
このように商品の購入の確認がユーザに求められることによって、既にユーザが不必要になってしまった商品が購入されることが防がれる。これは、例えば、ユーザが既に購入条件に設定された商品を購入している場合などに有益である。
(4-3.購入条件の自動設定の例)
以上では、本実施形態の情報処理方法の例について説明された。以下では、次回の購入日が自動的に設定される例について説明される。図21は、前回の購入履歴を示す購入情報に基づいて、次回の購入日が設定されることを示す図である。
例えば、スマートフォン100は図19のS122において受信されたレシート情報に含まれる商品に関する情報および購入に情報に基づいて、図21に示されるようなテーブルを作成する。
図21に示されるように、シャンプーに関して前回の購入日が11月1日であった場合、スマートフォン100は、次回購入日を1か月後の12月1日に設定する。そして前回購入時と同様の購入条件(例えば価格)を設定する。また、洗濯せっけんに関して前回の購入日が10月1日であった場合、スマートフォン100は、次回購入日を2か月後の12月1日に設定してもよい。このようにスマートフォン100は、商品に応じて異なる次回の購入日と前回の購入日との間隔を設定してもよい。これは、商品によって消費される期間が異なるためである。なお、次回の購入日と前回の購入日との間隔は、ユーザによって任意に設定されてもよい。
そしてスマートフォン100は、次回の購入日に関する情報を購入条件に設定して記憶する。このときスマートフォン100は、次回の購入日に関する情報が設定された購入条件を周辺機器200に送信してもよい。図22は、次回の購入日に関する情報が付加された購入条件を示す図である。図22に示されるように、例えば、周辺機器200に転送されるシャンプーに関する購入条件は、「GHI会社のシリコンを含まないシャンプーの価格が1,000円以下であれば、12月1日以降に当該シャンプーを購入する」という条件となる。
なおスマートフォン100は、次回の購入日に関する情報を購入条件に付加せずに、次回の購入日が到来するまで、当該購入条件を周辺機器200に送信しなくてもよい。つまり、12月1日になるまでに周辺機器200に購入条件の更新を行うことがある場合でも、次回購入日が到来していない商品に関する購入条件は、周辺機器200に送信されなくてもよい。
以上のように前回購入日の購入履歴から次回購入日が自動的に設定されることにより、ユーザが商品またはサービスの買い忘れをすることがより確実に防止される。
以上では、前回の購入履歴を示す購入情報に基づいて、次回の購入日が決定された。しかしながら、次回の購入日は、前回以前の購入履歴に基づいて決定されてもよい。
図23は、3回前から前回までの購入履歴に基づいて、次回の購入日が決定される例を示す図である。例えば、シャンプーに関して、3回前の購入日は7月22日であり、2回前の購入日が9月9日であり、前回の購入日が10月18日である場合について説明される。
図23に示されるように、7月22日から9月9日までの日数は50日であり、9月9日から10月18日までの日数は40日である。スマートフォン100は、これらの購入日の間の日数に基づいて、次回の購入日を決定する。例えば、スマートフォン100は、前回購入日と次回購入日との間隔を、50日と40日の平均の45日後に決定してもよい。つまり、スマートフォン100は、前回購入日の45日後の12月1日を次回購入日に設定してもよい。
同様に洗濯せっけんに関して、3回前の購入日は7月7日であり、2回前の購入日が8月27日であり、前回の購入日が10月13日である場合について説明される。図23に示されるように、7月7日から8月27日までの日数は52日であり、8月27日から10月13日までの日数は48日である。このように洗濯せっけんの購入日の間の日数は、シャンプーの購入日の間の日数と異なることが想定される。
そしてスマートフォン100は、洗濯せっけんの購入日の間の日数に基づいて、次回の購入日を決定する。例えば、スマートフォン100は、前回購入日と次回購入日との間隔を、52日と48日の平均の50日後に決定してもよい。つまり、スマートフォン100は、前回購入日の50日後の12月1日を次回購入日に設定してもよい。
なお、上述した例では過去の所定の回数の購入履歴を示す購入情報に基づいて、次回の購入日が設定された。しかしながら、次回の購入日は、過去の所定の期間の購入履歴を示す購入情報に基づいて設定されてもよい。例えば、次回の購入日は、過去6か月の購入履歴を示す購入情報に基づいて設定されてもよい。この場合、例えば過去の6か月に購入日が3回あった場合は、上述した方法と同様の方法で、次回購入日が設定されてもよい。
以上のように、次回の購入日が、過去の購入履歴に基づいて設定されることにより、よりユーザの消費の傾向に基づいた、購入日の設定が行われる。
(4-4.類似商品または類似サービスの購入が行われる例)
以上では、購入条件、特に次回の購入日が自動的に設定される例について説明された。以下では、類似商品または類似サービスの購入が行われる例について説明される。図19を用いて説明された情報処理の例では、S110において購入条件が販売条件を満たさない場合、商品またはサービスの購入は行われなかった。しかしながら、ユーザが購入条件に設定した商品またはサービスに類似する、類似商品または類似サービスを購入する意思がある場合、類似商品または類似サービスが購入されてもよい。
図24は、上述した類似商品が購入されるための情報処理の例を示す図である。なお、以下では類似商品が購入されるための例が説明される。しかしながら類似サービスが購入されるための情報処理方法も、以下に説明される情報処理方法と同様な情報処理方法によって実現される。また、図24において、S300~S310はそれぞれ、図19のS100~S110に対応するため、説明は省略される。
S310においてサーバ500が、販売条件が受信された購入条件を満たさないと判定した場合、処理はS312に進む。なお、図24において受信される購入条件は、図16に示されるシャンプーに関する購入条件(製造会社がGHI会社であり、成分にシリコンが含まれず、容量が500mlであり、価格が1,000円以下である)であるとして説明される。
S312においてサーバ500は、受信された購入条件に含まれる情報に基づいて、記憶されているデータベースから類似商品を検索する。例えば、サーバ500は、購入条件に含まれる商品に関する情報と価格に関する情報とに基づいて、類似商品を検索してもよい。ここで受信された購入条件に含まれる商品に関する情報がシャンプーを示し、購入条件に含まれる価格に関する情報が1,000円以下である場合、サーバ500はこれらの条件に合致する類似商品を検索する。
そしてS314において、サーバ500は、検索された類似商品(シャンプー)に関する情報(例えば商品の価格、製造会社、産地、数量、成分、サイズ、容量、色、重量に関する情報)をスマートフォン100に送信する。
類似商品に関する情報を受信したスマートフォン100は、S316において、類似商品を購入するかを判定する。類似商品の購入の判定は、例えば、スマートフォン100にあらかじめ設定されている類似商品購入条件に基づいて、類似商品を購入するかを判定する。類似商品購入条件は、購入条件に含まれる情報(例えば商品の価格、製造会社、産地、数量、成分、サイズ、容量、色、重量に関する情報)のうちの1つまたは複数の組合せに基づいて設定される。
例えばシャンプーに関する類似商品購入条件が、製造会社がGHI会社であることを示す場合、スマートフォン100は、受信した類似商品情報に製造会社がGHI会社であるシャンプーが含まれるかを検索する。また、シャンプーに関する類似商品購入条件が、成分にシリコンが含まれておらず、容量が500mlであることを示す場合、スマートフォン100は、受信した類似商品情報に成分にシリコンが含まれておらず、容量が500mlであるシャンプーが含まれるかを判定する。
S316においてスマートフォン100が、受信した類似商品に関する情報に設定された類似商品購入条件を満たす類似商品は含まれない、と判定する場合、S318においてスマートフォン100は、否定応答をサーバ500に送信する。これにより、処理は終了する。
一方、S316においてスマートフォン100が、受信した類似商品に関する情報に設定された類似商品購入条件を満たす類似商品が含まれる、と判定する場合、S318においてスマートフォン100は、肯定応答とともに類似商品購入条件を満たす類似商品に関する情報をサーバ500に送信する。
スマートフォン100から肯定応答および類似商品に関する情報を受信したサーバ500は、図19に示されるS112に示されるように決済情報の要求を行ってもよい。またその後、図19に示されるS114~S122に示される処理が実行されてもよい。
なお、S312における類似商品の検索は、上述した方法と異なる方法によって行われてもよい。例えば、サーバ500は、受信された購入条件に含まれる商品に関する情報に基づいて類似商品を検索してもよい。このとき購入条件に含まれる商品がシャンプーである場合、サーバ500はS314において、店舗が保有する全てのシャンプーを類似商品として特定してもよい。
またS312においてサーバ500は、画像情報に基づいて類似商品を検索してもよい。例えばサーバ500は、購入条件に含まれる商品がシャンプーである場合、記憶部506に記憶されているシャンプーの画像に基づいて類似商品を検索してもよい。
以上のように、サーバ500が、購入条件に含まれる商品またはサービスに類似する類似商品または類似サービスに関する情報をスマートフォン100に送信し、スマートフォン100によって類似商品または類似サービスの購入が判定されることによって、よりユーザの要求を満たす購入システムが構築される。
なお、図24に示される情報処理の例では、類似商品の購入が、ユーザの確認を得ることなく自動的に行われた。しかしながら、類似商品の購入時にユーザの確認を得るように、上述した情報処理の例は変更されてもよい。
図25は、類似商品の購入時にユーザの確認を得るように変更された情報処理の例を示す図である。図25のS400~S414はそれぞれ、図24のS300~S314に対応し、図25のS420~S424はそれぞれ、図19のS112~S116に対応するため、説明は省略される。
S414においてサーバ500が、類似商品に関する情報を送信すると、類似商品に関する情報を受信したスマートフォン100は、表示部110に類似商品に関する情報(例えば商品の価格、製造会社、産地、数量、成分、サイズ、容量、色、重量に関する情報)を表示する。
そしてS416においてユーザは、表示部110に表示された情報を確認し、スマートフォン100の操作部108を操作することによって購入する類似商品を選択する。S416においてユーザが、類似商品を選択するための操作を行った場合、S418において肯定応答とともに、購入する類似商品に関する情報がサーバ500に送信され、S420~S424の処理が行われる。一方、S416においてユーザが、商品を購入しないための操作を行った場合、S418において否定応答がサーバ500に送信され、以降の処理は行われない。
このように類似商品の購入の確認がユーザに求められることによって、既にユーザが不必要になってしまった商品が購入されることが防がれる。これは、例えば、ユーザが既に購入条件に設定された商品を購入している場合などに有益である。
<5.補足事項>
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属する。
例えば、上述した購入システムは、飲食店などにおける注文処理に応用されてもよい。ユーザは購入条件(例えばハンバーガーを150円以下で購入する)を予め周辺機器200に登録しておくことによって、ユーザが飲食店に入店すると、上記の購入条件に基づいて注文処理が行われてもよい。このように本実施形態の購入システムが応用されることによって、ユーザは飲食店において、商品を注文するための待ち時間を待たずに、注文を行うことができる。
また、上述した例では、スマートフォン100と周辺機器200が別の機器である購入システムについて説明された。しかしながらスマートフォン100は上述した周辺機器200の機能を含んでもよく、この場合周辺機器200は無くてもよい。
具体的には、スマートフォン100は、図13~図17において示される購入条件を記憶部112に記憶し、図18で示される情報を無線端末300に送信してもよい。さらに詳細に説明すれば、スマートフォン100は、図19に示される、S102における無線端末300からの所定の信号の検知を行ってもよく、S104における無線端末300との通信の確立を行ってもよい。
またスマートフォン100は、図19に示される、S106における購入条件等の送信を行ってもよく、S112における決済情報の要求を受信してもよく、S114における決済情報の送信を行ってもよい。またスマートフォン100は、図19に示される、S118におけるレシート情報を受信して記憶してもよく、S120に示される確認応答を送信してもよい。
また上述した例では、無線端末300とサーバ500が別の機器である購入システムについて説明された。しかしながら無線端末300は上述したサーバ500の機能を含んでもよく、この場合サーバ500は無くてもよい。
具体的には、無線端末300は、図19に示される、S108におけるユーザの特定を行ってもよく、S110における受信された購入条件に基づく商品検索を行ってもよい。また無線端末300は、図19に示される、S112における決済情報の要求を行ってもよく、S116における決済に関する処理を行ってもよく、S118におけるレシート情報の送信を行ってもよい。
また無線端末300は、図20に示される、S212における購入確認要求を送信してもよい。また無線端末300は、図24に示される、S312における類似商品の検索を行ってもよく、S314における類似商品に関する情報の送信を行ってもよい。
また、スマートフォン100の処理部102、周辺機器200の処理部202、無線端末300の処理部302およびサーバ500の処理部502を、図19、20、24、25を用いて上述したような動作を行わせるためのコンピュータプログラムが提供されてもよい。また、このようなプログラムが記憶された記憶媒体が提供されてもよい。
また、スマートフォン100の処理部102は、複数の機能ブロックを有してもよい。例えば、スマートフォン100の処理部102は、購入条件を設定する購入条件設定部と、第1通信部104および第2通信部106を制御する通信制御部と、表示部110を制御する表示制御部と、記憶部112から情報を取得する情報取得部と、を含んでもよい。
また、周辺機器200の処理部202も、複数の機能ブロックを有してもよい。例えば、周辺機器200の処理部202は、通信部204を制御する通信制御部と、無線端末300からの信号を検知する検知部と、記憶部206から情報を取得する情報取得部と、を含んでもよい。
また、サーバ500の処理部502も、複数の機能ブロックを有してもよい。例えば、サーバ500の処理部502は、通信部504を制御する通信制御部と、ユーザ識別情報に基づいてユーザを特定するユーザ特定部と、商品またはサービスの検索を行う検索部と、購入条件と販売条件の比較を行う条件判定部と、決済処理を行う決済部と、レシート情報を生成するレシート情報生成部と、を含んでもよい。またサーバ500の処理部502はさらに、類似商品または類似サービスを検索する類似検索部を備えてもよい。
また、上述した例では、本実施形態の情報処理を実行する情報処理装置の例としてスマートフォン100、周辺機器200およびサーバ500が説明された。しかし、上述した装置はこれに限られない。例えばスマートフォン100の代わりとして、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、PDAなどの情報処理装置が用いられてもよい。また周辺機器200には、上述した情報処理が可能なヘッドフォン、眼鏡などが含まれてもよい。またサーバ500は、有線で他の装置と接続されていなくてもよく、持ち運び可能なコンピュータであってもよい。
<6.むすび>
以上説明したように本開示の購入システムでは、周辺機器200が無線端末300からの所定の信号を検出したときに周辺機器200と無線端末300との通信が確立され、確立された通信を用いて周辺機器200から購入条件が送信される。そして購入条件を受信したサーバ500は、受信された購入条件に基づいて、商品の販売に関する処理を行う。このような購入システムによって、ユーザの商品またはサービスの買い忘れを防止することができる。また、ユーザが事前に設定した購入条件に基づいて、商品またはサービスの購入が行われる。また、商品またはサービスの購入が実店舗で行われる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
外部装置から無線で送信される所定の信号を検知した場合に前記外部装置との通信を確立させ、前記外部装置との間で確立された通信で商品およびサービスの一方または双方の購入条件を示す購入条件情報を前記外部装置に対して送信させる処理部を備える、情報処理装置。
(2)
前記商品の前記購入条件には前記商品を示す情報と前記商品の価格に関する情報とが含まれ、前記サービスの前記購入条件には前記サービスを示す情報と前記サービスの価格に関する情報とが含まれる、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記商品の前記購入条件には、さらに前記商品の製造会社、産地、数量、成分、サイズ、容量、色、重量に関する情報のうち少なくとも一つが含まれ、前記サービスの前記購入条件には前記サービスの提供会社、日時、場所に関する情報のうち少なくとも一つが含まれる、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記処理部は、さらに決済に用いられる決済情報を前記外部装置に対して送信させる、前記(1)から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(5)
前記決済情報は、前記購入条件情報とともに送信される、前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記処理部は、さらに前記商品の配達のための配達情報を前記外部装置に対して送信させる、前記(1)から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(7)
前記処理部は、さらにユーザを特定するユーザ識別情報を前記外部装置に対して送信させる、前記(1)から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(8)
前記処理部は、少なくとも前回の購入履歴を示す購入情報に基づいて次回の購入日を設定し、設定された前記次回の購入日に基づいて、前記商品または前記サービスに関する情報を前記購入条件情報に設定する、前記(1)から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)
前記設定される次回の購入日と前回の購入日との間隔は、前記商品または前記サービスごとに異なる、前記(8)に記載の情報処理装置。
(10)
前記処理部は、過去の所定の回数の前記購入情報に基づいて前記次回の購入日を設定し、設定された前記次回の購入日に基づいて、前記商品または前記サービスに関する情報を前記購入条件情報に設定する、前記(8)に記載の情報処理装置。
(11)
前記処理部は、過去の所定の期間の前記購入情報に基づいて前記次回の購入日を設定し、設定された前記次回の購入日に基づいて、前記商品または前記サービスに関する情報を前記購入条件情報に設定する、前記(8)に記載の情報処理装置。
(12)
前記処理部は、前記外部装置から受信される、前記商品の前記購入条件情報に含まれる前記商品に類似する類似商品を示す類似商品情報または前記サービスの前記購入条件情報に含まれる前記サービスに類似する類似サービスを示す類似サービス情報に基づいて、前記類似商品または前記類似サービスを購入するかを判定する、前記(3)から11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(13)
前記処理部は、前記類似商品または前記類似サービスの購入を判定するための類似購入条件に基づいて、前記類似商品または前記類似サービスを購入するかを判定する、前記(12)に記載の情報処理装置。
(14)
前記類似購入条件は、前記購入条件のうちの一つまたは複数の組合せに基づいて設定される、前記(13)に記載の情報処理装置。
(15)
コンピュータに、外部装置から無線で送信される所定の信号を検知した場合に前記外部装置との通信を確立させ、前記外部装置との間で確立された通信で商品およびサービスの一方または双方の購入条件を示す購入条件情報を前記外部装置に対して送信させる機能を、実現させるためのプログラム。
(16)
所定の信号の検知に応じて外部装置が送信する、商品およびサービスの一方または双方の購入条件を示す購入条件情報で示される前記購入条件が、設定された販売条件を満たすかを判定し、
判定結果に応じて、販売に関する処理を行う処理部を備える、情報処理装置。
100 スマートフォン
200 周辺機器
300 無線端末
500 サーバ

Claims (11)

  1. 外部装置から無線で送信される所定の信号を検知することができる通信可能範囲内に入った場合に前記外部装置との通信を確立させ、前記外部装置との間で確立された通信で商品およびサービスの一方または双方の購入条件を示す購入条件情報を前記外部装置に対して送信させる処理部を備え、
    前記商品の前記購入条件には、前記商品を示す情報と前記商品の価格に関する情報とが含まれ、さらに前記商品の製造会社、産地、数量、成分、サイズ、容量、色、重量に関する情報のうち少なくとも一つが含まれ、
    前記サービスの前記購入条件には、前記サービスを示す情報と前記サービスの価格に関する情報とが含まれ、さらに前記サービスの提供会社、日時、場所に関する情報のうち少なくとも一つが含まれ、
    前記処理部は、前記外部装置から受信される、前記商品の前記購入条件情報に含まれる前記商品に類似する類似商品を示す類似商品情報または前記サービスの前記購入条件情報に含まれる前記サービスに類似する類似サービスを示す類似サービス情報と、前記類似商品または前記類似サービスの購入を判定するための類似購入条件とに基づいて、前記類似商品または前記類似サービスを購入するかを判定し、
    前記類似購入条件は、前記購入条件のうちの一つまたは複数の組合せに基づいて設定される、
    情報処理装置。
  2. 前記処理部は、さらに決済に用いられる決済情報を前記外部装置に対して送信させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決済情報は、前記購入条件情報とともに送信される、請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記処理部は、さらに前記商品の配達のための配達情報を前記外部装置に対して送信させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記処理部は、さらにユーザを特定するユーザ識別情報を前記外部装置に対して送信させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記処理部は、少なくとも前回の購入履歴を示す購入情報に基づいて次回の購入日を設定し、設定された前記次回の購入日に基づいて、前記商品または前記サービスに関する情報を前記購入条件情報に設定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記設定される次回の購入日と前回の購入日との間隔は、前記商品または前記サービスごとに異なる、請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記処理部は、過去の所定の回数の前記購入情報に基づいて前記次回の購入日を設定し、設定された前記次回の購入日に基づいて、前記商品または前記サービスに関する情報を前記購入条件情報に設定する、請求項に記載の情報処理装置。
  9. 前記処理部は、過去の所定の期間の前記購入情報に基づいて前記次回の購入日を設定し、設定された前記次回の購入日に基づいて、前記商品または前記サービスに関する情報を前記購入条件情報に設定する、請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記外部装置との前記通信は、Bluetoothによる無線通信である、
    請求項1からのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. コンピュータに、外部装置から無線で送信される所定の信号を検知することができる通信可能範囲内に入った場合に前記外部装置との通信を確立させ、前記外部装置との間で確立された通信で商品およびサービスの一方または双方の購入条件を示す購入条件情報を前記外部装置に対して送信させる機能を、実現させるためのプログラムであって、
    前記商品の前記購入条件には、前記商品を示す情報と前記商品の価格に関する情報とが含まれ、さらに前記商品の製造会社、産地、数量、成分、サイズ、容量、色、重量に関する情報のうち少なくとも一つが含まれ、
    前記サービスの前記購入条件には、前記サービスを示す情報と前記サービスの価格に関する情報とが含まれ、さらに前記サービスの提供会社、日時、場所に関する情報のうち少なくとも一つが含まれ、
    前記コンピュータは、前記外部装置から受信される、前記商品の前記購入条件情報に含まれる前記商品に類似する類似商品を示す類似商品情報または前記サービスの前記購入条件情報に含まれる前記サービスに類似する類似サービスを示す類似サービス情報と、前記類似商品または前記類似サービスの購入を判定するための類似購入条件とに基づいて、前記類似商品または前記類似サービスを購入するかを判定し、
    前記類似購入条件は、前記購入条件のうちの一つまたは複数の組合せに基づいて設定される、
    プログラム。
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