JP7129656B2 - インターホン装置、インターホン装置の制御方法、インターホン装置用プログラム、情報端末の制御方法、及び情報端末用プログラム - Google Patents

インターホン装置、インターホン装置の制御方法、インターホン装置用プログラム、情報端末の制御方法、及び情報端末用プログラム Download PDF

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Description

本開示は、インターホン装置、インターホン装置の制御方法、インターホン装置用プログラム、情報端末の制御方法、及び情報端末用プログラムに関する。より詳細には、本開示は、通信機能を有するインターホン装置、インターホン装置の制御方法、インターホン装置用プログラム、情報端末の制御方法、及び情報端末用プログラムに関する。
従来、住戸の外玄関や集合住宅の共用玄関(ロビー)などに設置される子機と、住戸内に設置されて子機との間で通話を行う親機とで構成されるインターホンシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載のインターホンシステムでは、親機と子機とが信号線で接続されており、親機と子機との間で信号線を介して音声信号を伝送して通話する。
特開2012-15974号公報
特許文献1に記載のインターホンシステムでは、インターホン装置(親機)にて受け付けた情報を別の通信システムに転送することができなかった。
本開示の目的は、受け付けた情報を別の通信システムに転送することができるインターホン装置、インターホン装置の制御方法、インターホン装置用プログラム、情報端末の制御方法、及び情報端末用プログラムを提供することにある。
本開示の一態様に係るインターホン装置は、第1通信システムに含まれるインターホン装置である。前記第1通信システムは、ロビーインターホン及び玄関子機の少なくとも一方と親機との間で通話する機能を有する。前記インターホン装置は、第1通信部と、入力部と、処理部と、を備える。前記第1通信部は、前記第1通信システムとは異なる第2通信システムと直接的又は間接的に通信する。前記入力部は、情報の入力を受け付ける。前記処理部は、第1情報の少なくとも一部、又は、第2情報の少なくとも一部を含む第3情報を、前記第1通信部から前記第2通信システムに送信させる。前記第1情報は、前記情報として前記入力部が受け付けた情報である。前記第2情報は、前記第1通信部とは異なる第2通信部が受信した情報である。前記第3情報は、音声情報と画像情報との少なくとも一方を含む。前記第1通信部が前記第3情報に対する前記第2通信システムからの応答情報を受信した場合、前記処理部は、前記応答情報に基づいて動作する。
本開示の一態様に係る情報端末の制御方法は、上述のインターホン装置と直接的又は間接的に通信する情報端末の制御方法である。前記情報端末の制御方法は、3つの処理を含む。第1の処理は、前記第1情報と対応する対応情報の入力を受け付ける処理である。第2の処理は、前記対応情報を前記インターホン装置に送信する処理である。第3の処理は、前記インターホン装置への前記対応情報に対する前記インターホン装置からの返信情報に基づいて動作する処理である。
本開示の一態様に係る情報端末用プログラムは、上述の情報端末の制御方法をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムである。
本開示の一態様に係るインターホン装置の制御方法は、第1通信システムに含まれるインターホン装置の制御方法である。前記第1通信システムは、ロビーインターホン及び玄関子機の少なくとも一方と親機との間で通話する機能を有する。前記インターホン装置の制御方法は、つの処理を含む。第1の処理は、情報の入力を受け付ける処理である。第2の処理は、受け付けた前記情報の少なくとも一部を、前記第1通信システムとは異なる第2通信システムに送信する処理である。第3の処理は、前記情報の少なくとも一部に対する前記第2通信システムからの応答情報を受信した場合、前記応答情報に基づいて動作する処理である。前記情報は、音声情報と画像情報との少なくとも一方を含む。
本開示の一態様に係るインターホン装置用プログラムは、上述のインターホン装置の制御方法をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムである。
本開示によれば、受け付けた情報を別の通信システムに転送することができる、という効果がある。
図1は、一実施形態に係るインターホン装置を備える第1通信システムの概略構成図である。 図2は、同上のインターホン装置の動作を説明するフローチャートである。 図3は、一実施形態の変形例1に係るインターホン装置を備える第1通信システムの概略構成図である。
(実施形態)
(1)概要
以下、一実施形態に係るインターホン装置1、及びインターホン装置1を備える第1通信システム10の概要について、図1を参照して説明する。
本実施形態に係る第1通信システム10は、例えば、マンション等の集合住宅に適用される集合住宅用のインターホンシステムである。第1通信システム10は、図1に示すように、複数(図示例では2つ)のインターホン装置1と、制御装置2と、第1通信装置3と、を備えている。さらに、第1通信システム10は、情報端末4と、ドアホン子機5と、複数(図示例では2つ)の制御対象機器6と、を備えている。
インターホン装置1は、例えば、集合住宅の各住戸の内玄関に設置される住戸親機(インターホン親機)である。インターホン装置1は、第1伝送路71を介して制御装置2に接続されている。第1伝送路71は、幹線711と、複数(図示例では2つ)の分岐線712と、を含む。複数の分岐線712の各々は、分岐器8を介して幹線711から分岐している。複数のインターホン装置1の各々は、一対一に対応する分岐線712を介して幹線711に接続されている。インターホン装置1は、制御装置2を介して、第1通信装置3との間で通信(例えば、通話、及び制御信号の送信等)を行うように構成されている。
第1通信装置3は、例えば、集合住宅の共用玄関(ロビー)に設置されるロビーインターホンである。第1通信装置3は、第2伝送路72を介して制御装置2に接続されている。第1通信装置3は、制御装置2を介して、インターホン装置1との間で通信(例えば、通話、及び映像信号の送信等)を行うように構成されている。
制御装置2は、例えば、集合住宅の管理室に設置されている。制御装置2は、第1伝送路71を介して複数のインターホン装置1に接続され、第2伝送路72を介して第1通信装置3に接続されている。つまり、制御装置2は、インターホン装置1と第1通信装置3との間の通信を中継するように構成されている。また、制御装置2は、第2通信システム20に接続されており、第2通信システム20と通信可能である。
情報端末4は、例えば、集合住宅の各住戸において少なくとも1つの居室(例えば、リビング、寝室等)に設置される増設親機である。情報端末4は、第3伝送路73を介してインターホン装置1(後述する第2通信部15)に接続されている。情報端末4は、インターホン装置1及び制御装置2を介して、第1通信装置3との間で通信(例えば、通話、及び制御信号の送信等)を行うように構成されている。また、情報端末4は、インターホン装置1を介して、ドアホン子機5との間で通信(例えば、通話、及び制御信号の送信等)を行うように構成されている。
ドアホン子機5は、例えば、集合住宅の各住戸の表玄関に設置される玄関子機である。ドアホン子機5は、第4伝送路74を介してインターホン装置1(後述する第3通信部17)に接続されている。ドアホン子機5は、インターホン装置1との間で通信(例えば、通話、及び映像信号の送信等)を行うように構成されている。また、ドアホン子機5は、インターホン装置1を介して、情報端末4との間で通信(例えば、通話、及び映像信号の送信等)を行うように構成されている。
尚、第1伝送路71、第2伝送路72、第3伝送路73及び第4伝送路74は、いずれもツイストペア線である。つまり、実際には、第1伝送路71、第2伝送路72、第3伝送路73及び第4伝送路74は2本の電線で構成されるが、図面上は1本の線で表している。
制御対象機器6は、例えば、集合住宅の各住戸に設けられている電気機器(例えば、照明器具、テレビ、エアコン等)である。制御対象機器6は、信号線75を介してインターホン装置1に接続されている。制御対象機器6は、インターホン装置1からの制御指令S1に従って動作するように構成されている。
本実施形態に係るインターホン装置1は、図1に示すように、第1通信システム10に含まれる。インターホン装置1は、第1通信部11と、入力部12と、処理部13と、を備える。第1通信部11は、第1通信システム10とは異なる第2通信システム20と直接的又は間接的に通信する。入力部12は、情報(図示例では第1情報Da1)の入力を受け付ける。処理部13は、第1情報Da1の少なくとも一部、又は、第2情報Da2の少なくとも一部を含む第3情報Da3を、第1通信部11から第2通信システム20に送信させる。第1情報Da1は、上記情報として入力部12が受け付けた情報である。第2情報Da2は、第1通信部11とは異なる第2通信部15が受信した情報である。
第1情報Da1は、入力部12が受け付ける情報であって、音声情報と画像情報との少なくとも一方を含む。第2情報Da2は、第2通信部15を介して情報端末4から受け取る情報であって、第1情報Da1と同様、音声情報と画像情報との少なくとも一方を含む。第3情報Da3は、第1通信部11から第2通信システム20に送信させる情報であって、第1情報Da1の少なくとも一部、又は、第2情報Da2の少なくとも一部を含む。つまり、第3情報Da3は、第1情報Da1及び第2情報Da2と同様、音声情報と画像情報との少なくとも一方を含む。本実施形態では、第1情報Da1、第2情報Da2及び第3情報Da3は、いずれも音声情報である。
第2通信システム20は、上述の第1通信システム10とは異なるシステムであって、例えば、サーバ装置、携帯電話端末等を含む。第2通信システム20は、移動体通信網、基地局、公衆通信網等を含んでいてもよい。本実施形態では一例として、第2通信システム20はサーバ装置である。第2通信システム20は、インターホン装置1からの第3情報Da3を受信すると、予めメモリに記憶させてある複数の応答情報Da4の中から当該第3情報Da3に対する応答情報Da4を選択し、この応答情報Da4をインターホン装置1に送信(返信)する。本実施形態では、第3情報Da3が音声情報であり、第2通信システム20は、音声情報を認識する音声認識機能を有している。つまり、第2通信システム20は、第3情報Da3の音声内容に応じた応答情報Da4をインターホン装置1に返信する。
本実施形態に係るインターホン装置1では、入力部12が受け付けた第1情報Da1の少なくとも一部、又は、第2通信部15が受信した第2情報Da2の少なくとも一部を含む第3情報Da3を、第1通信部11から第2通信システム20に送信可能である。つまり、本実施形態に係るインターホン装置1によれば、インターホン装置1にて受け付けた情報を別の通信システム(第2通信システム20)に転送することができる。
(2)詳細
以下、本実施形態に係るインターホン装置1の詳細について、図1を参照して説明する。
本実施形態に係るインターホン装置1は、図1に示すように、第1通信部11と、入力部12と、処理部13と、設定部14と、第2通信部15と、操作部16と、第3通信部17と、を備えている。さらに、インターホン装置1は、第1通信装置3又はドアホン子機5との間で通話を実現するための通話部(スピーカ及びマイクロホンを含む)、及び第1通信装置3又はドアホン子機5からの映像を表示する表示部等を備えている。
第1通信部11は、第1通信装置3又は第2通信システム20と通信するための通信インターフェースである。第1通信部11は、第1伝送路71を介して制御装置2に接続されている。第1通信部11は、制御装置2を介して、第1通信装置3との間で双方向に通信可能であり、かつ、第2通信システム20との間で双方向に通信可能である。つまり、第1通信部11は、第1通信システム10に含まれる第1通信装置(通信装置)3との間に設けられた制御装置2と通信可能である。第1通信部11は、音声信号及び制御信号等を含む通信信号を第1通信装置3に送信する。また、第1通信部11は、第1通信装置3から送信される通信信号を受信し、この通信信号を復調することで音声信号及び映像信号等を取得する。音声信号は、処理部13を介して通話部へ出力され、映像信号は、処理部13を介して表示部へ出力される。さらに、第1通信部11は、第3情報Da3(音声情報)を含む通信信号を第2通信システム20に送信する。また、第1通信部11は、第2通信システム20から送信される通信信号を受信し、この通信信号を復調することで第3情報Da3に対する応答情報Da4を取得する。つまり、第1通信部11は、制御装置2を介して第3情報Da3に対する第2通信システム20からの応答情報Da4を受信する。第1通信部11は、取得した応答情報Da4を処理部13に出力する。本実施形態では、応答情報Da4は、制御対象機器6に対する制御情報である。例えば、第1通信部11からの第3情報Da3が「エアコンをつけて」等の音声情報である場合、第2通信システム20からの応答情報Da4は、エアコン(制御対象機器6)をオンにするための制御情報(オン信号等)である。
第2通信部15は、情報端末4と通信するための通信インターフェースである。つまり、第2通信部15は、第1通信システム10に含まれる情報端末4と通信可能である。第2通信部15は、第3伝送路73を介して情報端末4に接続されている。第2通信部15は、情報端末4との間で双方向に通信可能である。第2通信部15は、第1通信装置3又はドアホン子機5からの音声信号及び映像信号等を含む通信信号を情報端末4に送信する。また、第2通信部15は、音声信号及び制御信号等を含む通信信号であって、第1通信装置3又はドアホン子機5への通信信号を情報端末4から受信する。このように、情報端末4が第1通信装置3又はドアホン子機5と通信する場合には、インターホン装置1は中継装置として機能する。さらに、第2通信部15は、第2情報Da2を含む通信信号を情報端末4から受信する。つまり、第2通信部15が情報端末4から第2情報Da2を受信する場合には、第1通信部11から第2通信システム20に送信される第3情報Da3に第2情報Da2が含まれる。第2情報Da2は、例えば、情報端末4に設けられた通話用のマイクロホンを介して入力される音声情報である。尚、第2情報Da2を入力するためのマイクロホンは、通話用のマイクロホンと同じであってもよいし、別であってもよい。
第3通信部17は、ドアホン子機5と通信するための通信インターフェースである。第3通信部17は、第4伝送路74を介してドアホン子機5に接続されている。第3通信部17は、ドアホン子機5との間で双方向に通信可能である。第3通信部17は、音声信号及び制御信号等を含む通信信号をドアホン子機5に送信する。また、第3通信部17は、ドアホン子機5から送信される通信信号を受信し、この通信信号を復調することで音声信号及び映像信号等を取得する。音声信号は、処理部13を介して通話部へ出力され、映像信号は、処理部13を介して表示部へ出力される。
入力部12は、第1情報Da1の入力を受け付ける入力インターフェースである。本実施形態では、入力部12は、操作部16からの操作情報が入力されるように構成されている。つまり、本実施形態では、操作部16からの操作情報が第1情報Da1である。入力部12は、受け付けた第1情報Da1を第1通信部11に出力する。
操作部16は、ユーザ(例えば、各住戸の住人等)の操作を受け付けるように構成されている。操作部16は、例えば、マイクロホンを含む。操作部16は、操作情報として、マイクロホンを介して入力されたユーザからの音声信号(音声情報)を入力部12に出力する。つまり、第1情報Da1は、操作部16が受け付けたユーザの操作に基づく情報を含み、本実施形態では一例として、操作部16からの音声情報を含む。尚、操作部16に含まれるマイクロホンは、通話用のマイクロホンと同じであってもよいし、別であってもよい。操作部16に含まれるマイクロホンが通話用のマイクロホンと同じである場合には、インターホン装置1が元々備えているマイクロホンによって操作部16を実現することができる。
処理部13は、第1通信部11、第2通信部15及び第3通信部17を各別に制御するように構成されている。また、処理部13は、第3情報Da3に対する第2通信システム20からの応答情報Da4に基づいて、制御対象機器6を制御するように構成されている。つまり、処理部13は、応答情報Da4に基づいて動作するように構成されている。言い換えると、処理部13は、応答情報Da4に基づく制御指令S1を制御対象機器6に出力するように構成されている。
処理部13は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、処理部13は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが処理部13として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
設定部14は、第3情報Da3を第1通信部11から第2通信システム20に送信させるか否かを設定するように構成されている。本実施形態では、第1通信部11は、制御装置2を介して、第1通信装置(通信装置)3と通信可能である。そして、設定部14は、第1通信部11が第1通信装置3と通信している状態では、第1通信部11から第2通信システム20に第3情報Da3を送信させないように構成されている。また、設定部14は、第1通信部11が第1通信装置3と通信していない状態では、入力部12が特定の入力を受け付けた場合に、第1通信部11から第2通信システム20に第3情報Da3を送信させることを許可するように構成されていることが好ましい。ここでいう「特定の入力」とは、第3情報Da3の送信を第1通信部11に許可するための入力であり、例えば、ユーザによる音声入力である。つまり、第1通信部11は、入力部12がユーザによる音声入力を受け付けた場合に、第2通信システム20に対して第3情報Da3を含む通信信号を送信する。
(3)動作
次に、本実施形態に係るインターホン装置1の動作について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。以下では、入力部12が第1情報Da1を受け付ける場合について説明するが、第2通信部15が第2情報Da2を受信する場合も同様であり、第2通信部15が第2情報Da2を受信する場合については説明を省略する。
インターホン装置1では、ユーザが操作部16に含まれるマイクロホンを介して音声情報を入力すると、この音声情報が第1情報Da1として入力部12に入力される(ステップST1)。入力部12は、受け付けた第1情報Da1を第1通信部11に出力する。第1通信部11は、設定部14によって第3情報Da3の送信が許可されている場合(ステップST2;Yes)には、第3情報Da3を含む通信信号を第2通信システム20に送信する(ステップST3)。また、第1通信部11は、設定部14によって第3情報Da3の送信が許可されていない場合(ステップST2;No)には、上記通信信号を第2通信システム20に送信しない。
第2通信システム20は、インターホン装置1(第1通信部11)からの通信信号を受信すると、この通信信号に含まれる第3情報Da3に対応付けられた応答情報Da4をメモリから取得する。そして、第2通信システム20は、この応答情報Da4を含む通信信号をインターホン装置1に向けて送信する。
インターホン装置1では、第1通信部11が第2通信システム20からの通信信号を受信し、この通信信号に含まれる応答情報Da4を取得する(ステップST4)。第1通信部11は、取得した応答情報Da4を処理部13に出力する。処理部13は、応答情報Da4に基づいて、制御対象機器6の動作を制御する(ステップST5)。例えば、応答情報Da4が制御対象機器6をオンにするための情報であれば、処理部13は、この応答情報Da4に従って制御対象機器6をオンにする。
本実施形態に係るインターホン装置1によれば、入力部12又は第2通信部15にて受け付けた情報を、インターホン装置1を含む第1通信システム10とは異なる第2通信システム20に転送することができる。また、本実施形態のように、第3情報Da3が音声情報である場合には、第2通信システム20に音声認識機能を持たせることで、処理部13が音声情報を解析しなくてもよく、処理部13を簡単な構成で実現することができる。
さらに、本実施形態のように、インターホン装置1が設定部14を備えている場合には、第1通信部11から第2通信システム20に第3情報Da3を送信させるか否かを設定部14にて設定することができる。特に、第1通信部11と第1通信装置3とが通信している状態では、設定部14が第1通信部11から第3情報Da3を送信させないようにすることで、第1通信部11と第1通信装置3との通信が安定するという利点がある。また、第1通信部11と第1通信装置3とが通信していない場合に、第1通信部11から第3情報Da3を送信させることで、第2通信システム20に対して第3情報Da3を確実に送信することができる。
(4)変形例
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、情報端末4と同様の機能は、情報端末4の制御方法、コンピュータプログラム、又はコンピュータプログラムを記録した非一時的な記録媒体等で具現化されてもよい。さらに、インターホン装置1と同様の機能は、インターホン装置1の制御方法、コンピュータプログラム、又はコンピュータプログラムを記録した非一時的な記録媒体等で具現化されてもよい。
一態様に係る情報端末4の制御方法は、インターホン装置1と直接的又は間接的に通信する情報端末4の制御方法である。情報端末4の制御方法は、3つの処理を含む。第1の処理は、第1情報Da1と対応する対応情報の入力を受け付ける処理である。第2の処理は、上記対応情報をインターホン装置1に送信する処理である。第3の処理は、インターホン装置1への上記対応情報に対するインターホン装置1からの返信情報に基づいて動作する処理である。
一態様に係る情報端末用プログラムは、上述の情報端末4の制御方法をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムである。
一態様に係るインターホン装置1の制御方法は、第1通信システム10に含まれるインターホン装置1の制御方法である。インターホン装置1の制御方法は、2つの処理を含む。第1の処理は、情報(第1情報Da1)の入力を受け付ける処理である。第2の処理は、受け付けた上記情報の少なくとも一部を、第1通信システム10とは異なる第2通信システム20に送信する処理である。
一態様に係るインターホン装置用プログラムは、上述のインターホン装置1の制御方法をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムである。
以下、上述の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本開示におけるインターホン装置1、インターホン装置1の制御方法、情報端末4又は情報端末4の制御方法の実行主体は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを有する。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示におけるインターホン装置1、インターホン装置1の制御方法、情報端末4又は情報端末4の制御方法の実行主体としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されていてもよいが、電気通信回線を通じて提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1乃至複数の電子回路で構成される。ここでは、IC又はLSIと呼んでいるが、集積の度合いによって呼び方が変わり、システムLSI、VLSI(very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれるものでもよい。LSIの製造後にプログラムされる、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、又はLSI内部の接合関係の再構成又はLSI内部の回路区画のセットアップができる再構成可能な論理デバイスも同じ使い方が可能である。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。
また、上述の実施形態では、第1通信部11、入力部12及び処理部13が1つの装置(インターホン装置1)にて実現されているが、第1通信部11、入力部12及び処理部13が2つ以上の装置にて実現されてもよい。また、第1通信部11、入力部12及び処理部13の少なくとも1つの機能が2つ以上の装置にて実現されてもよい。また、処理部13は、例えば、クラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されてもよい。
(4.1)変形例1
上述の実施形態では、インターホン装置1と第2通信システム20とが第1通信システム10に含まれる制御装置2を介して通信したが、図3に示すように、インターホン装置1Aと第2通信システム20とが第2通信装置9を介して通信してもよい。以下、変形例1に係るインターホン装置1A及び第1通信システム10Aについて、図3を参照して説明する。尚、インターホン装置1Aと第2通信システム20とが第2通信装置9を介して通信を行う点以外は、上述の実施形態と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
変形例1に係る第1通信システム10Aは、図3に示すように、複数(図示例では2つ)のインターホン装置1Aと、制御装置2と、第1通信装置3と、情報端末4と、ドアホン子機5と、複数(図示例では2つ)の制御対象機器6と、を備えている。また、変形例1に係るインターホン装置1Aは、第1通信部11Aと、入力部12と、処理部13と、設定部14と、第2通信部15と、操作部16と、第3通信部17と、を備えている。つまり、変形例1に係るインターホン装置1A及び第1通信システム10Aは、上述の実施形態に係るインターホン装置1及び第1通信システム10と同様の構成である。
変形例1に係るインターホン装置1Aでは、第1通信部11Aは、制御装置2を介して第1通信装置3と通信可能であり、かつ、第2通信装置9を介して第2通信システム20と通信可能である。つまり、第1通信部11Aは、第1通信システム10に含まれる第1通信装置3と通信可能であり、かつ、第1通信装置3とは異なり第2通信システム20と直接的に通信する第2通信装置9と通信可能である。
第2通信装置9は、例えば、AIスピーカ(スマートピーカ)である。第2通信装置9は、マイクロホンを内蔵しており、マイクロホンを介して入力される音声情報を認識する音声認識機能を有している。第2通信装置9は、音声認識機能によって、インターホン装置1Aからの第3情報Da3(音声情報)をテキストデータに変換し、このテキストデータを含む通信信号を第2通信システム20に送信する。したがって、この場合には、第2通信システム20において音声認識機能が不要であるという利点がある。また、第2通信装置9は、第3情報Da3に対する第2通信システム20からの応答情報Da4を受信し、この応答情報Da4をインターホン装置1A(第1通信部11A)に送信する。
ここで、インターホン装置1Aの第1通信部11Aと第2通信装置9とは、図3に示すように、有線通信であってもよいし、無線通信であってもよい。
尚、変形例1に係るインターホン装置1Aの動作については、上述の実施形態に係るインターホン装置1と同様であり、ここでは説明を省略する。
変形例1に係るインターホン装置1Aによれば、入力部12又は第2通信部15にて受け付けた情報を、第2通信装置9を介して第2通信システム20に転送(送信)することができる。つまり、変形例1に係るインターホン装置1Aによれば、インターホン装置1Aにて受け付けた情報を別の通信システム(第2通信システム20)に転送することができる。
(4.2)その他の変形例
以下、その他の変形例を列挙する。
上述の実施形態及び変形例1では、第1通信システム10,10Aを集合住宅に適用したが、例えば、戸建て住宅に第1通信システム10,10Aを適用してもよいし、オフィスビル等の集合住宅に第1通信システム10,10Aを適用してもよい。
上述の実施形態及び変形例1では、インターホン装置1の第2通信部15に情報端末4を接続したが、例えば、第2通信部15に第2通信装置9を接続してもよい。
上述の実施形態及び変形例1では、情報端末4とドアホン子機5とを別々の通信部(第2通信部15及び第3通信部17)に接続したが、情報端末4とドアホン子機5とを1つの通信部に接続してもよい。
上述の変形例1では、制御装置2と第2通信装置9とを1つの通信部(第1通信部11A)に接続したが、制御装置2と第2通信装置9とを別々の通信部に接続してもよい。
上述の実施形態及び変形例1では、1種類の第2通信システム20を第1通信システム10,10Aに接続したが、複数種類の第2通信システム20を第1通信システム10,10Aに接続してもよい。この場合において、第1通信部11,11Aは、複数種類の第2通信システム20と通信可能であることが好ましい。つまり、第1通信部11,11Aは、互いに異なる複数種類の第2通信システム20に共通の通信方式を有していることが好ましい。この構成によれば、1つの第1通信部11によって、複数種類の第2通信システム20との通信が可能であるという利点がある。
上述の実施形態及び変形例1では、第1通信部11,11Aが、制御装置2又は第2通信装置9を介して第2通信システム20と間接的に通信したが、第1通信部11,11Aは、第2通信システム20と直接的に通信してもよい。
上述の実施形態及び変形例1では、第1情報Da1、第2情報Da2及び第3情報Da3が音声情報を含んでいるが、第1情報Da1、第2情報Da2及び第3情報Da3は、音声情報及び画像情報の少なくとも一方を含んでいればよい。つまり、第1情報Da1、第2情報Da2及び第3情報Da3は、音声情報のみを含んでいてもよいし、画像情報のみを含んでいてもよいし、音声情報及び画像情報の両方を含んでいてもよい。
上述の実施形態では、入力部12への「特定の入力」がユーザによる音声入力であるが、「特定の入力」は、音声入力に限定されず、例えば、押ボタンスイッチによる押操作入力であってもよい。この場合、第1情報Da1は、コマンドデータ、テキストデータ等である。
上述の変形例1では、第2通信装置9が第2通信システム20と直接的に通信したが、第2通信装置9は、第2通信システム20との間に設けられた別の通信装置を介して第2通信システム20と間接的に通信してもよい。
上述の実施形態及び変形例1では、情報端末4がインターホン装置1,1Aと直接的に通信したが、情報端末4は、インターホン装置1,1Aとの間に設けられた別の通信装置を介してインターホン装置1,1Aと間接的に通信してもよい。
上述の実施形態及び変形例1では、インターホン装置1,1Aが住戸親機であるが、インターホン装置1,1Aは住戸親機に限定されず、ロビーインターホンであってもよいし、ドアホン子機であってもよい。
上述の実施形態及び変形例1では、第1通信装置3がロビーインターホンであるが、第1通信装置3はロビーインターホンに限定されず、例えば、第1通信システム10が戸建て住宅に適用される場合には玄関子機であってもよい。
上述の実施形態及び変形例1では、情報端末4が増設親機であるが、情報端末4は増設親機に限定されず、例えば、携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistant)等であってもよい。
設定部14は、例えば、押ボタンスイッチを有していてもよい。この場合、設定部14は、押ボタンスイッチが押されている間だけ、第1通信部11,11Aから第3情報Da3を送信させるように構成されていることが好ましい。
上述の実施形態及び変形例1では、第1通信部11,11Aは、設定部14の許可がなければ第3情報Da3を送信しないが、設定部14の許可にかかわらず第3情報Da3を送信してもよい。この場合、第2通信システム20は、インターホン装置1,1Aから第3情報Da3を受信しても、第3情報Da3に対する応答情報Da4を送信しないように構成されていればよい。
上述の変形例1では、第2通信装置がAIスピーカであるが、インターホン装置1Aと第2通信システム20との通信を中継するだけであれば、ルータ等であってもよい。
上述の実施形態及び変形例1では、第2通信部15が情報端末4から第2情報Da2を受信しているが、例えば、第3通信部17がドアホン子機5から第2情報Da2を受信してもよい。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様に係るインターホン装置(1;1A)は、第1通信システム(10;10A)に含まれる。インターホン装置(1;1A)は、第1通信部(11;11A)と、入力部(12)と、処理部(13)と、を備える。第1通信部(11;11A)は、第1通信システム(10;10A)とは異なる第2通信システム(20)と直接的又は間接的に通信する。入力部(12)は、情報(第1情報Da1)の入力を受け付ける。処理部(13)は、第1情報(Da1)の少なくとも一部、又は、第2情報(Da2)の少なくとも一部を含む第3情報(Da3)を、第1通信部(11;11A)から第2通信システム(20)に送信させる。第1情報(Da1)は、上記情報として入力部(12)が受け付けた情報である。第2情報(Da2)は、第1通信部(11;11A)とは異なる第2通信部(15)が受信した情報である。
この態様によれば、インターホン装置(1;1A)にて受け付けた情報(第1情報Da1又は第2情報Da2)を第2通信システム(20)に転送することができる。
第2の態様に係るインターホン装置(1;1A)では、第1の態様において、第1通信部(11;11A)は、第3情報(Da3)に対する第2通信システム(20)からの応答情報(Da4)を受信する。処理部(13)は、応答情報(Da4)に基づいて動作する。
この態様によれば、第1通信部(11;11A)が受信した第2通信システム(20)からの応答情報(Da4)に基づく動作を処理部(13)に実行させることができる。
第3の態様に係るインターホン装置(1;1A)では、第1又は2の態様において、第3情報(Da3)は、音声情報と画像情報との少なくとも一方を含む。
この態様によれば、音声情報と画像情報との少なくとも一方を第2通信システム(20)に転送(送信)することができる。
第4の態様に係るインターホン装置(1;1A)は、第1~3のいずれかの態様において、設定部(14)を更に備える。設定部(14)は、第3情報(Da3)を第1通信部(11;11A)から第2通信システム(20)に送信させるか否かを設定する。
この態様によれば、第3情報(Da3)を第1通信部(11;11A)から第2通信システム(20)に送信させるか否かを設定することができる。
第5の態様に係るインターホン装置(1;1A)では、第4の態様において、第1通信部(11;11A)は、第1通信システム(10;10A)に含まれる通信装置(第1通信装置3)と通信可能である。設定部(14)は、第1通信部(11;11A)と上記通信装置とが通信している状態では、第3情報(Da3)を第1通信部(11;11A)から第2通信システム(20)に送信させない。
この態様によれば、第1通信部(11;11A)と上記通信装置との通信が安定するという利点がある。
第6の態様に係るインターホン装置(1;1A)では、第4又は5の態様において、設定部(14)は、入力部(12)が特定の入力を受け付けた場合に、第3情報(Da3)を第1通信部(11;11A)から第2通信システム(20)に送信させることを許可する。
この態様によれば、特定の入力に応じて、第3情報(Da3)を第1通信部(11;11A)から第2通信システム(20)に送信させることができる。
第7の態様に係るインターホン装置(1;1A)では、第1~6のいずれかの態様において、第1通信部(11;11A)は、第3情報(Da3)に対する第2通信システム(20)からの応答情報(Da4)を受信する。処理部(13)は、応答情報(Da4)に基づく制御指令(S1)を制御対象機器(6)に出力する。
この態様によれば、第2通信システム(20)からの応答情報(Da4)に応じて、制御対象機器(6)を制御することができる。
第8の態様に係るインターホン装置(1;1A)は、第1~7のいずれかの態様において、第2通信部(15)を更に備える。第2通信部(15)は、第1通信システム(10;10A)に含まれる情報端末(4)と通信可能である。第3情報(Da3)は、第2通信部(15)が情報端末(4)から受信する第2情報(Da2)を含む。第1通信部(11;11A)は、第3情報(Da2)に対する第2通信システム(20)からの応答情報(Da4)を受信する。処理部(13)は、応答情報(Da4)に基づいて動作する。
この態様によれば、情報端末(4)からの第2情報(Da2)に対する応答情報(Da4)に基づく動作を処理部(13)に実行させることができる。
第9の態様に係るインターホン装置(1;1A)では、第1~8のいずれかの態様において、第1通信部(11;11A)は、第1通信システム(10;10A)に含まれる通信装置(第1通信装置3)との間に設けられた制御装置(2)と通信可能である。制御装置(2)は、第2通信システム(20)と通信可能である。第1通信部(11;11A)は、制御装置(2)を介して第3情報(Da3)に対する第2通信システム(20)からの応答情報(Da4)を受信する。処理部(13)は、応答情報(Da4)に基づいて動作する。
この態様によれば、制御装置(2)を介して第2通信システム(20)から受信する応答情報(Da4)に基づく動作を処理部(13)に実行させることができる。
第10の態様に係るインターホン装置(1;1A)は、第1~9のいずれかの態様において、操作部(16)を更に備える。操作部(16)は、ユーザの操作を受け付ける。第1情報(Da1)は、操作部(16)が受け付けたユーザの操作に基づく情報を含む。
この態様によれば、ユーザの操作に基づく情報を第2通信システム(20)に転送することができる。
第11の態様に係るインターホン装置(1;1A)では、第1~10のいずれかの態様において、第1通信部(11;11A)は、互いに異なる複数種類の第2通信システム(20)に共通の通信方式を有する。
この態様によれば、1つの第1通信部(11;11A)によって、複数種類の第2通信システム(20)との通信が可能であるという利点がある。
第12の態様に係るインターホン装置(1A)では、第1~11のいずれかの態様において、第1通信部(11A)は、第1通信装置(3)と通信可能であり、かつ、第2通信装置(9)と通信可能である。第1通信装置(3)は、第1通信システム(10A)に含まれる。第2通信装置(9)は、第1通信装置(3)とは異なり、第2通信システム(20)と直接的又は間接的に通信する。
この態様によれば、第2通信装置(9)を介して、第3情報(Da3)を第2通信システム(20)に転送することができる。
第13の態様に係る情報端末(4)の制御方法は、第1~12のいずれかの態様に係るインターホン装置(1;1A)と直接的又は間接的に通信する情報端末(4)の制御方法である。情報端末(4)の制御方法は、3つの処理を含む。第1の処理は、第1情報(Da1)と対応する対応情報の入力を受け付ける処理である。第2の処理は、上記対応情報をインターホン装置(1;1A)に送信する処理である。第3の処理は、インターホン装置(1;1A)への上記対応情報に対するインターホン装置(1;1A)からの返信情報に基づいて動作する処理である。
この態様によれば、専用の情報端末(4)を用いることなく、受け付けた情報(第2情報Da2)を第2通信システム(20)に転送することができる。
第14の態様に係る情報端末用プログラムは、第13の態様に係る情報端末(4)の制御方法をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムである。
この態様によれば、専用の情報端末(4)を用いることなく、受け付けた情報(第2情報Da2)を第2通信システム(20)に転送することができる。
第15の態様に係るインターホン装置(1;1A)の制御方法は、第1通信システム(10;10A)に含まれるインターホン装置(1;1A)の制御方法である。インターホン装置(1;1A)の制御方法は、2つの処理を含む。第1の処理は、情報(第1情報Da1)の入力を受け付ける処理である。第2の処理は、受け付けた上記情報の少なくとも一部を、第1通信システム(10;10A)とは異なる第2通信システム(20)に送信する処理である。
この態様によれば、専用のインターホン装置(1;1A)を用いることなく、受け付けた情報(第1情報Da1、第2情報Da2)を第2通信システム(20)に転送することができる。
第16の態様に係るインターホン装置用プログラムは、第15の態様に係るインターホン装置(1)の制御方法をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムである。
この態様によれば、専用のインターホン装置(1;1A)を用いることなく、受け付けた情報(第1情報Da1、第2情報Da2)を第2通信システム(20)に転送することができる。
第2~12の態様に係る構成については、インターホン装置(1;1A)の必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1,1A インターホン装置
11,11A 第1通信部
12 入力部
13 処理部
14 設定部
15 第2通信部
16 操作部
2 制御装置
3 第1通信装置(通信装置)
4 情報端末
6 制御対象機器
9 第2通信装置
10,10A 第1通信システム
20 第2通信システム
Da1 第1情報
Da2 第2情報
Da3 第3情報
Da4 応答情報
S1 制御指令

Claims (14)

  1. ロビーインターホン及び玄関子機の少なくとも一方と親機との間で通話する機能を有する第1通信システムに含まれるインターホン装置であって、
    前記第1通信システムとは異なる第2通信システムと直接的又は間接的に通信する第1通信部と、
    情報の入力を受け付ける入力部と、
    前記情報として前記入力部が受け付けた第1情報の少なくとも一部、又は、前記第1通信部とは異なる第2通信部が受信した第2情報の少なくとも一部を含む第3情報を、前記第1通信部から前記第2通信システムに送信させる処理部と、を備え
    前記第3情報は、音声情報と画像情報との少なくとも一方を含み、
    前記第1通信部が前記第3情報に対する前記第2通信システムからの応答情報を受信した場合、前記処理部は、前記応答情報に基づいて動作する、
    インターホン装置。
  2. 前記第3情報を前記第1通信部から前記第2通信システムに送信させるか否かを設定する設定部を更に備える、
    請求項1に記載のインターホン装置。
  3. 前記第1通信部は、前記第1通信システムに含まれる通信装置と通信可能であり、
    前記設定部は、前記第1通信部と前記通信装置とが通信している状態では、前記第3情報を前記第1通信部から前記第2通信システムに送信させない、
    請求項2に記載のインターホン装置。
  4. 前記設定部は、前記入力部が特定の入力を受け付けた場合に、前記第3情報を前記第1通信部から前記第2通信システムに送信させることを許可する、
    請求項2又は3に記載のインターホン装置。
  5. 前記第1通信部は、前記第3情報に対する前記第2通信システムからの応答情報を受信し、
    前記処理部は、前記応答情報に基づく制御指令を制御対象機器に出力する、
    請求項1~4のいずれか1項に記載のインターホン装置。
  6. 前記第2通信部を更に備え、
    前記第2通信部は、前記第1通信システムに含まれる情報端末と通信可能であり、
    前記第3情報は、前記第2通信部が前記情報端末から受信する前記第2情報を含み、
    前記第1通信部は、前記第3情報に対する前記第2通信システムからの応答情報を受信し、
    前記処理部は、前記応答情報に基づいて動作する、
    請求項1~5のいずれか1項に記載のインターホン装置。
  7. 前記第1通信部は、前記第1通信システムに含まれる通信装置との間に設けられた制御装置と通信可能であり、
    前記制御装置は、前記第2通信システムと通信可能であり、
    前記第1通信部は、前記制御装置を介して前記第3情報に対する前記第2通信システムからの応答情報を受信し、
    前記処理部は、前記応答情報に基づいて動作する、
    請求項1~6のいずれか1項に記載のインターホン装置。
  8. ユーザの操作を受け付ける操作部を更に備え、
    前記第1情報は、前記操作部が受け付けた前記ユーザの操作に基づく情報を含む、
    請求項1~7のいずれか1項に記載のインターホン装置。
  9. 前記第1通信部は、互いに異なる複数種類の前記第2通信システムに共通の通信方式を有する、
    請求項1~8のいずれか1項に記載のインターホン装置。
  10. 前記第1通信部は、前記第1通信システムに含まれる第1通信装置と通信可能であり、かつ、前記第1通信装置とは異なり前記第2通信システムと直接的又は間接的に通信する第2通信装置と通信可能である、
    請求項1~9のいずれか1項に記載のインターホン装置。
  11. 請求項1~10のいずれか1項に記載のインターホン装置と直接的又は間接的に通信する情報端末の制御方法であって、
    前記第1情報と対応する対応情報の入力を受け付ける処理と、
    前記対応情報を前記インターホン装置に送信する処理と、
    前記インターホン装置への前記対応情報に対する前記インターホン装置からの返信情報に基づいて動作する処理と、を含む、
    情報端末の制御方法。
  12. 請求項11に記載の情報端末の制御方法をコンピュータシステムに実行させるための情報端末用プログラム。
  13. ロビーインターホン及び玄関子機の少なくとも一方と親機との間で通話する機能を有する第1通信システムに含まれるインターホン装置の制御方法であって、
    情報の入力を受け付ける処理と、
    受け付けた前記情報の少なくとも一部を、前記第1通信システムとは異なる第2通信システムに送信する処理と、
    前記情報の少なくとも一部に対する前記第2通信システムからの応答情報を受信した場合、前記応答情報に基づいて動作する処理と、を含み、
    前記情報は、音声情報と画像情報との少なくとも一方を含む、
    インターホン装置の制御方法。
  14. 請求項13に記載のインターホン装置の制御方法をコンピュータシステムに実行させるためのインターホン装置用プログラム。
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