JP3582305B2 - テレビインターホンシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、テレビインターホンシステムの改良に関する。
【従来の技術】
【0003】
この種のテレビインターホンシステムは、玄関先にカメラ付きドアホン子器を設置する一方、室内にはモニタテレビ付きインターホン親機を設置し、これらを信号線で接続した構成になっており、来訪者等がドアホン子器の呼出釦を操作すると、室内に設置したインターホン親機が呼び出され、モニタテレビに来訪者の姿が映し出されて、これに対して住居者が応答すると、住居者は来訪者の顔を見ながら通話が出来るようになっている。
【0004】
また、このようなインターホン親機には、モニタ機能が備わっており、モニタ釦を操作すると、ドアホン子器からの呼出がなくても、カメラを駆動してモニタテレビに周囲の状況を映し出して監視できるようになっている。
【0005】
しかしながら、このようなモニタ機能は、住居者がモニタ釦を操作する必要があるため、玄関先に不審者や泥棒がいても、住居内に侵入して来なければ、その存在を確認することは出来ず、住居内に侵入するまでの段階で検知することが出来なかった。
【0006】
そこで、このような不審者や泥棒などの侵入を防ぐために、通常は、監視カメラを設置したりしているが、このような防犯システムは、テレビインターホンシステムとは別のシステム構成になっており、監視用テレビやその他の設備機器を必要とするため、システムも大掛かりとなり、配線も複雑化するため、一般の住戸に設置することはコスト的にも無理があった。
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みて提案されたものであり、テレビインターホンシステムの構成機器であるドアホン子器と、インターホン親機とを有効に利用することによって、簡易な防犯監視機能を備えた新規な構成のテレビインターホンシステムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであって、請求項1は、カメラ付きドアホン子器には人感センサを設け、ドアホン子器の前方を含む近傍箇所に、所定時間、人が存在したときには、モニタテレビ付きインターホン親機に通報を行い、ドアホン子器からインターホン親機への通報が、ドアホン子器の通常の呼出操作時にインターホン親機に送信される呼出信号とは異なるアラーム信号の形で出力されるようにしている。インターホン親機では、アラーム信号を検出し、呼出音とは異なる警報音を出力されるので、住居者は、外部に不審者がいることがすぐに判別できる。
【0009】
またドアホン子器からインターホン親機になされる通報時には、モニタテレビ付きインターホン親機より通常の呼出音とは異なる警報音を出力させるとともに、カメラ付きドアホン子器において、通常のバックトーンとは異なるバックトーンを出力するようにしている。
【0010】
請求項2では、請求項1において、ドアホン子器の人感センサが超音波センサである。
【0011】
請求項3では、請求項1または請求項2において、インターホン親機には、ドアホン子器からの呼出信号あるいはアラーム信号に応じて点灯あるいは点滅する警報ランプが設けられている。また、請求項4では、この警報ランプがフラッシュランプである。
【0012】
請求項5では、請求項1〜4のいずれかにおいて、インターホン親機は、ドアホン子器からの呼出信号あるいはアラーム信号を受けたときに、注意を喚起させる音声メッセージを出力させる構成としている。
【0013】
請求項6では、請求項1〜5のいずれかにおいて、インターホン親機には、人感センサによる通報を設定する外部警告設定スイッチを設けている。
【0014】
請求項7では、請求項1〜6のいずれかにおいて、インターホン親機とドアホン子器は、制御線、通話線、映像線、電源線で接続されて構成されている。
【発明の実施の形態】
【0015】
以下に、本発明の実施の形態を図面とともに説明する。
【0016】
図1は本発明に係るテレビインターホンシステムの構成の一例を示したブロック図、図2はテレビインターホンシステムの外観図、図3はテレビインターホンシステムにおける回線端の信号スペクトラムである。
【0017】
図2に示すように、このテレビインターホンシステムは、室内に設置されたモニタテレビ付きインターホン親機Aと、玄関先に設置されたカメラ付きドアホン子器Bとを、2線式信号線Lによって接続した構成になっている。
【0018】
図2(a)には、ハンズフリータイプのインターホン親機Aを備えたシステムを示しており、このインターホン親機Aでは、ドアホン子器Bの呼出釦bが操作されたときに、この呼出に対し、子器B側のカメラ60の電源を立ち上げ、モニタテレビ21に外部の映像を映し出し、通話釦b1を操作をすれば、以降、マイクMI1に向かって話しかけるだけで通話が出来るようになっている。なお、図中のlは通話中であることを点灯などによって表す通話ランプ、b2は子器B側の映像、音声をモニタするために操作するモニタ釦である。
【0019】
一方の(b)には、ハンドセットHを有したタイプのインターホン親機Aの一例として、インターホン機能付き住宅情報盤を備えたシステムを示している。住宅情報盤では、火災センサによる室内の火災監視などを行うとともに、ドアホン子器Bの呼出釦bが操作されると、カメラ60の電源を立ち上げ、モニタテレビユニット20にドアホン子器Bの周辺映像を映すとともに、スピーカSPからチャイム音を鳴動させ、この呼出に対し、ハンドセットHを持ち上げたときには、ドアホン子器B側との通話を可能にしている。
【0020】
すなわち、このような2線式のインターホンシステムは、配線構造を簡易化するために使用されており、図3に示すように、2線式信号線Lに、通話のために通話信号で変調(FM変調)されたキャリアf1,f2、カメラ60からの映像信号、スピーカSP2、マイクMI2、カメラ60を駆動するための直流電源を重畳させた信号を伝送させ、呼出があった後、映像を見ながらの通話、モニタ監視ができるようになっている。
【0021】
図3の(a)は通話中、(b)はモニタ中での信号スペクトラムである。ここでは、映像信号をベースバンド信号で、通話信号(音声信号)をFM変調して多重伝送しており、インターホン親機Aからドアホン子器Bへの通話信号で第1のキャリアf1(例えば、6.5MHz)を変調し、ドアホン子器Bからインターホン親機Aの通話信号で第2のキャリアf2(例えば、5.5MHz)を変調し、両者のFM搬送波周波数を異ならせて、ドアホン子器Bとインターホン親機A間の双方向の同時通話を可能としている。これに対して、モニタ中は、インターホン親機A側では、第1のキャリアf1の出力を停止し、ドアホン子器B側でこれを検出することによって、スピーカSP2の動作を停止し、ポップノイズが発生しないようにしている。
【0022】
つまり、通話モード時は、2線式信号線Lを通じて、インターホン親機Aからドアホン子器Bへは、通話のための電源とカメラ電源が供給され、インターホン親機Aとドアホン子器Bとは、異なるキャリアf1,f2で変調された通話信号が送受信され、また、ドアホン子器Bからインターホン親機Aへは映像信号が送出される。
【0023】
本発明では、上記の機能に加えて、ドアホン子器Bに人感センサSを設けており、ドアホン子器Bの前方を含む近傍箇所に、所定時間、人が存在したときには、インターホン親機Aにこのことを通報する。このとき、後述するように、通報を受けた親機A側において、自動的にモニタ機能を作動させることができる。
【0024】
このような各機能を実現するため、図1のに示すインターホン親機Aには、通話回路10と、モニタ回路20と、通話信号と映像信号とを多重化し送受する多重化回路30と、各部の処理制御を行う信号処理部(CPU)31と、ドアホン子器Bに駆動電源(カメラ電源と通話のための電源)を供給する直流電源供給回路32と、ドアホン子器Bからの呼出を検知したときに、チャイム音や音声メッセージを発生させる音発生回路33及びスピーカSPと、通話釦b1及びモニタ釦b2と、LED等で構成された通話ランプl及び警報ランプl1と、外部警告設定スイッチswとを設けている。ここに、警報ランプl1は、後述するようにフラッシュランプで構成してもよい。
【0025】
また、通話回路10には、通話のためのマイクMI1と、マイクMI1によって入力された音声で変調される親機側のキャリアf1を出力するための発振・変調回路11と、ミュート回路12と、ドアホン子器Bからの音声を出力するスピーカSP1と、復調回路13と、スピーカアンプ14と、ドアホン子器Bからの音声で変調された子器側のキャリアf2を選択し取り出すBPF15とを備えており、モニタ回路20には、モニタテレビ21と、表示部駆動回路22とを備えている。
【0026】
一方のドアホン子器Bには、通常の通話あるいはモニタモードと、外部警告モードとを判別する判別回路と、各部を制御する制御回路とを構成する判別・制御回路40と、2線式信号線Lを介して供給されるインターホン親機Aからの電源を、各部に供給する電源回路41と、音発生回路42と、通話回路50と、カメラ回路60と、多重化回路70と、呼出釦bと、人感センサの1つである超音波センサSを設けている。なお、音発生回路42には、後述するように、不審者を検知したことの通報時に、音声メッセージを出力するようにしてもよい。
【0027】
通話回路50には、インターホン親機Aからの音声を出力するスピーカSP2と、復調回路51と、スピーカアンプ52と、インターホン親機Aからの音声で変調された親機側のキャリアf1を選択し取り出すためのBPF53と、モニタ時には玄関先の音を集音し、通話時には来訪者の音声が入力されるマイクMI2と、子器側のキャリアf2を出力し、マイクMI2より入力された音声で子器側のキャリアf2を変調した変調信号を出力する発振・変調回路54と、ミュート回路55とを備える。また、カメラ回路60には、CCDカメラ61と、映像信号処理回路62とを備えている。
【0028】
以下に、このテレビインターホンシステムの基本動作について説明する。
【0029】
待機時には、通話信号がなく、2線式信号線Lには、待機時の電圧レベル(6V)に親機側のキャリアf1及び子器側のキャリアf2が重畳されており、ドアホン子器Bでは、通電表示灯(不図示)が点灯している。このとき、インターホン親機Aからドアホン子器Bには駆動電源が供給されないため、スピーカSP2はオフ状態になっている。
【0030】
この状態で、ドアホン子器Bの呼出釦bが操作されると、待機時の電圧レベルが急激に低下するので、この状態をインターホン親機Aの呼出検出回路(不図示)が検出し、信号処理部31が音発生回路33を作動させてチャイムを鳴動させた後、直流電源供給回路32から多重化回路30を通じて2線式信号線Lに対して電源を供給する。これによって、ドアホン子器Bのカメラ回路60、通話回路50が駆動し、カメラ61で撮影した映像をインターホン親機Aのモニタテレビ21に映し出すとともに、互いのスピーカSP1,SP2、マイクMI1,MI2を使用した通話を可能にする。
【0031】
すなわち、この通話モードの実行時には、インターホン親機Aは、カメラ電源(14.5V)を立ち上げるとともに、親機側のキャリアf1を送出しており、ドアホン子器Bの判別・制御回路40では、電源回路41を介したカメラ電源の立ち上げと、キャリアf1の検出によって、通話モードと判別し、スピーカアンプ52に電源を供給してスピーカSP2を駆動し、また、ミュート回路55によるミュート動作を解除してマイクMI2を駆動するとともに、カメラ61によって撮像された映像信号をインターホン親機A側に送出する。
【0032】
インターホン親機Aからの音声は、マイクMI1から入力され、発振・変調回路11によって親機側のキャリアf1を変調した信号として出力される。これを受けたドアホン子器Bでは、復調回路51で復調し、スピーカSP2を通じて出力する。一方、ドアホン子器Bからの音声は、マイクMI2から入力され、発振・変調回路54によって子器側のキャリアf2を変調した信号として出力する。これを受けたインターホン親機Aでは、復調回路13で復調し、スピーカSP1を通じて出力する。
【0033】
次に、外部警告設定スイッチswの操作によって、外部警告モードに設定されているときの動作について説明する。外部警告モードは、制御信号の送出によって、ドアホン子器Bに設定され、超音波センサSを作動させている。超音波センサSは、所定周期で超音波パルスを出力し、その反射波の有無や変化によって、人の存在を検知している。つまり、人がいないときの反射波の到達時間を記憶しておき、この到達時間と出力した超音波パルスに対して検知した反射波の到達時間との違いから人の存在を検知している。
【0034】
ドアホン子器Bの超音波センサSが、ドアホン子器Bの前方を含む近傍箇所に、所定時間(例えば1分間)、人が存在することを検知したときには、インターホン親機Aに、通常の呼出操作時に送信する呼出信号の形で通報を行う。これによれば、従来と比べ、両者のインターフェースに変更はないので、インターホン親機A側では、新たな構成を加える必要がなく、呼出信号を検出したときは、呼出音を鳴動させ、モニタテレビ21に外部の映像を映し出す。そして、通話釦b1を操作すれば、外部の人に話しかけるなどの対処をとることができる。
【0035】
また、ドアホン子器Bからインターホン親機Aになされる通報時には、ドアホン子器Bの音発生回路42からバックトーンを出力することができる、これによれば、ドアホン子器B側では、何等操作しないのに音が出力されるので、不審者に対し威嚇ができる。
【0036】
上記の動作を、図4に2線式信号線Lの回線電圧の変化で示す。この変化は通常の呼出時と同じであり、超音波センサSが、所定時間の間、人の存在を検知し続けると、待機時の電圧レベルを低下させることで通知を行い((1)→(2))、その後、電源を供給して、モニタ動作に移行する((2)→(3))。なお、本発明では、呼出信号は、電圧レベルを待機時よりも低下させて出力する方式には限定されず、キャリアf1,f2とは異なる周波数のトーン信号を変調して呼出信号として出力する方式を採用してもよい。
【0037】
また、図5には、上記ドアホン子器B側の動作をフローチャートで示している。超音波センサSによって物体の存在を検知すると、タイマ回路(不図示)をスタートさせ、それからタイムアップするまでの所定の時間の間、その存在を判別し続ければ、人が横切っただけではなく、立ち止まっていると判断して、呼出信号を出力し、バックトーンを鳴動させる(以上、ステップ100〜104)。
【0038】
また、ドアホン子器Bの超音波センサSが、ドアホン子器Bの前方を含む近傍箇所に、所定時間、人が存在することを検知したときには、インターホン親機Aに、通常の呼出操作時に送信される呼出信号とは異なるアラーム信号の形で通知することもできる。
【0039】
この場合の2線式信号線Lの回線電圧の変化の例を図6に示す。超音波センサSが、所定時間の間、人の存在を検知し続けると、待機時の電圧レベルを、呼出釦bの押下時(4)よりも更に低い電圧レベルにまで低下させることで通知を行い((1)→(2))、その後、電源を供給して、モニタ動作に移行する((2)→(3))。なお、アラーム信号の構成はこのような方式には限定されず、特定の制御信号を出力する方式を採用してもよい。
【0040】
このようにすれば、インターホン親機Aでは、アラーム信号を検出したときに、呼出音とは異なる警報音を出力して、外部に不審者がいることを報知することができる。また、このとき、ドアホン子器Bにおいて、通常とは異なるバックトーンを出力すれば、不審者に対する威嚇効果が高まる。逆に、外部の人に気づかせないため、バックトーンを出力しないようにしてもよい。このようなバックトーンの出力有無の設定は、インターホン親機Aの外部警告設定スイッチswの設定に含めることができる。
【0041】
なお、インターホン親機Aには、ドアホン子器Bからの呼出信号あるいはアラーム信号に応じて動作する警報ランプl1が設けられているので、これを点灯あるいは点滅させることによって、外部に不審者が居ることを、視覚的に知らせることができる。また、この警報ランプl1をフラッシュランプで構成するようにすれば、更に注意が喚起でき、騒音がある場所や、耳の不自由な人にも不審者の存在が分かりやすくなる。
【0042】
更に、インターホン親機Aでは、ドアホン子器Bからの呼出信号あるいはアラーム信号を受けたときに、音発生回路33から注意を喚起させる、例えば、「玄関口に訪問者がいます」といった音声メッセージを出力させることもできる。呼出信号ではなくアラーム信号を受けた場合は、「玄関口に不審者がいます」といった音声メッセージにしてもよい。
【0043】
また、ドアホン子器Bの前方の人を検知する人感センサは、超音波センサSには限定されず、赤外線センサでもよく、赤外線センサが、所定の範囲内に人が侵入したままであり、移動がないことを検知すれば、インターホン親機Aに通報を行うようにしてもよい。
【0044】
以上には、2線式インターホンシステムについて説明したが、インターホン親機Aとドアホン子器Bとを、制御線、通話線、映像線、電源線などの複数で接続するシステムであってもよい。この場合でも、ドアホン子器Bの人感センサが所定時間の間、人の存在を検知し続ければ、制御線を通じ、電圧を低下させたり、特定の制御信号等で、呼出信号やアラーム信号をインターホン親機Aに送出することによって、不審者等の存在を通知する。
【発明の効果】
【0045】
以上説明したように、請求項1のテレビインターホンシステムでは、ドアホン子器の近傍箇所に、所定時間、人が存在したときには、インターホン親機に自動的に通報を行うので、住居者がモニタ釦を操作しなくても、住居内に侵入するまでの段階で不審者等を検知することができる。すなわち、従来のインターホンシステムに対し、簡易に防犯監視機能を組み込むことができる。
【0046】
また請求項1では、ドアホン子器からインターホン親機に、呼出信号とは異なるアラーム信号の形で通報されるので、インターホン親機は、呼出音とは異なる警報音を出力されるので、住居者へ外部に不審者がいることを報知できる。
【0047】
さらに請求項1では、ドアホン子器からインターホン親機への通報時に、ドアホン子器において通常のバックトーンとは異なるバックトーンを出力するので、不審者に対して威嚇ができる。
【0048】
請求項2では、ドアホン子器に超音波センサを備える簡易な構成で、防犯監視機能を果たすことが出来る。
【0049】
請求項3では、インターホン親機は、ドアホン子器からの通報に応じて警報ランプが点灯あるいは点滅するので、不審者などが居ることが視覚的に分かる。また、請求項4では、この警報ランプがフラッシュランプで構成されるので、より一層注意を喚起できる。
【0050】
請求項5では、インターホン親機は、ドアホン子器からの通報に応じて音声メッセージを出力するので、不審者等が居ることがすぐに分かる。
【0051】
請求項6では、インターホン親機に、人感センサによる通報を設定する外部警告設定スイッチを設けているので、必要なときのみ、外部警報機能を設定することができる。
【0052】
請求項7では、多重線式のインターホンシステムについても、簡易に防犯監視機能を組み込んだシステム構成にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテレビインターホンシステムの基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るテレビインターホンシステムの外観図である。
【図3】本発明に係るテレビインターホンシステムにおける回線端の信号スペクトラムである。
【図4】2線式信号線の回線電圧の変化の例を示す図である。
【図5】ドアホン子器の動作を示すフローチャートである。
【図6】2線式信号線の回線電圧の変化の別の例を示す図である。
【符号の説明】
A・・・インターホン親機
10・・・通話回路
20・・・モニタ回路
21・・・モニタテレビ
30・・・多重化回路
31・・・信号処理部
33・・・音発生回路
sw・・・外部警告設定スイッチ
l1・・・警報ランプ
B・・・ドアホン子器
40・・・判別・制御回路
42・・・音発生回路
50・・・通話回路
60・・・カメラ回路
70・・・多重化回路
b・・・呼出釦
S・・・超音波センサ
L・・・2線式信号線

Claims (7)

  1. カメラ付きドアホン子器と、モニタテレビ付きインターホン親機とを組み合わせて構成されたテレビインターホンシステムにおいて、
    上記カメラ付きドアホン子器には人感センサを設け、ドアホン子器の前方を含む近傍箇所に、所定時間、人が存在したときには、上記モニタテレビ付きインターホン親機に、通常の呼出操作時に送信される呼出信号とは異なるアラーム信号の形で出力した通報を行い、上記モニタテレビ付きインターホン親機より通常の呼出音とは異なる警報音を出力させるとともに、カメラ付きドアホン子器において、通常のバックトーンとは異なるバックトーンを出力するようにしているテレビインターホンシステム。
  2. 請求項1において、
    上記ドアホン子器の人感センサが、超音波センサであるテレビインターホンシステム。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    上記インターホン親機には、ドアホン子器からの呼出信号あるいはアラーム信号に応じて点灯あるいは点滅する警報ランプが設けられているテレビインターホンシステム。
  4. 請求項3において、
    上記インターホン親機の警報ランプが、フラッシュランプであるテレビインターホンシステム。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、
    上記インターホン親機は、ドアホン子器からの呼出信号あるいはアラーム信号を受けたときに、注意を喚起させる音声メッセージを出力させる構成としているテレビインターホンシステム。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかにおいて、
    上記インターホン親機には、人感センサによる通報を設定する外部警告設定スイッチを設けているテレビインターホンシステム。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかにおいて、
    上記インターホン親機とドアホン子器は、制御線、通話線、映像線、電源線で接続されて構成されているテレビインターホンシステム。
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