JP2008219288A - インターホン親機及びインターホンシステム - Google Patents

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剛 廉野
Yoshinori Muroi
義則 室井
Yasuyuki Kawano
泰幸 川野
Fumiyoshi Mukoyama
文祥 向山
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    • G08B29/12Checking intermittently signalling or alarm systems
    • G08B29/14Checking intermittently signalling or alarm systems checking the detection circuits
    • G08B29/145Checking intermittently signalling or alarm systems checking the detection circuits of fire detection circuits

Abstract

【課題】火災警報器に対して警報音出力の定期点検を容易に行わせる。
【解決手段】ドアホン子器2との間で通話を可能とするインターホン親機1のテスト釦が押下されると、火災警報器3に点検信号を送信して動作確認テストを要求する。点検信号を受信した火災警報器3は動作確認テストを開始し、正常動作か否かを確認する。火災警報器3は、正常動作である場合、正常状態を表現する音を出力し、動作確認テストを終了する。これに対して、正常動作でない場合、つまり異常状態である場合、火災警報器3は音を出力せずに、動作確認テストを終了する。
【選択図】図1

Description

本発明は、火災警報器と連動して警報音を出力するインターホン親機及びインターホンシステムに関するものである。
従来のインターホンシステムとして、特許文献1には、セキュリティセンサーが接続されるセキュリティハンズフリーホンから警報音を出力(鳴動)させるシステム(第1従来例のインターホンシステム)が開示されている。また、特許文献2には、複数の火災警報器が接続し、自己の火災検知による警報音の出力だけでなく、他の火災警報器の火災検知による警報音も出力する連動型火災警報器が開示されている。
ところで、第1従来例のインターホンシステムは、セキュリティセンサーが検知すると火災を検知した旨をセキュリティハンズフリーホンに伝え、セキュリティハンズフリーホンが警報音を出力するようになっているだけである。このため、セキュリティハンズフリーホンへの操作によってセキュリティハンズフリーホンの警報音の出力を停止させることができるが、セキュリティセンサーの警報音の出力を停止させることができないという問題があった。この結果、セキュリティハンズフリーホンへの操作とセキュリティセンサーへの操作との両方を行わなければならず、非常に手間がかかっていた。
上記問題を解決するものとして、特許文献3には、インターホン親機の警報停止釦が押操作されると火災警報器に警報停止信号を送信して火元以外の火災警報器に対して警報音の出力を停止させるインターホンシステム(第2従来例のインターホンシステム)が開示されている。
特開平08−070361号公報(段落0012〜0020及び図1) 特開2005−339032号公報(段落0017〜0025及び図1) 特開2006−157180号公報(段落0008〜0019及び図1,2)
上記第2従来例のインターホンシステムの火災警報器は通常、天井に取り付けられているものであり、警報音出力に対して定期点検を行うことに関する要望がある。
しかしながら、第2従来例のインターホンシステムには、火災警報器による警報音出力の定期点検を行う場合、ユーザがはしごなどを用いて、火災警報器に設けられている点検釦を操作する必要があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、火災警報器に対して警報音出力の定期点検を容易に行わせることができるインターホン親機及びインターホンシステムを提供することにある。
請求項1のインターホン親機に係る発明は、火災発生を検知すると警報音を出力する機能と、外部から点検信号を受信すると前記警報音出力の点検を行う機能とを有する火災警報器との間で通信を行うとともに、住戸外に設置されるドアホン子器との間で通話を行い、住戸内に設置されるインターホン親機であって、前記火災警報器との間で信号の送受信を行う送受信手段と、押操作される押釦と、前記押釦への押操作時に前記送受信手段に対して前記火災警報器に前記点検信号を送信させる制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2のインターホン親機に係る発明は、請求項1の発明において、前記火災警報器の前記警報音出力の点検時期を計測するタイマと、前記タイマの計測により前記点検時期となったときに当該点検時期となった旨を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
請求項3のインターホン親機に係る発明は、請求項1又は2の発明において、前記火災警報器の前記警報音出力の点検時期を計測するタイマと、前記タイマの計測により前記点検時期となった後、予め設定された時間に通知音を出力する音通知手段とを備えることを特徴とする。
請求項4のインターホンシステムに係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインターホン親機と、住戸外に設置され前記インターホン親機との間で通話を行うドアホン子器とを備えるとともに、前記インターホン親機との間で通信を行う機能と、火災発生を検知すると警報音を出力する機能と、外部から点検信号を受信すると前記警報音出力の点検を行う機能とを有する火災警報器を備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、天井が高い住戸に火災警報器が設置されている場合であっても、ユーザは火災警報器を直接操作することなく、一般的に手の届く範囲に設置されるインターホン親機の押釦を押すことによって、火災警報器に対して警報音出力の定期点検を容易に行わせることができる。
請求項2の発明によれば、火災警報器の警報音出力の点検時期を音ではなく画面表示で知らせることができるので、点検時期が夜中であった場合でも住戸人にとって迷惑とならないようにすることができる。
請求項3の発明によれば、火災警報器の警報音出力の点検時期を、予め設定された時間に通知音で通知することによって、点検時期が夜中であった場合でも、点検時期に通知音が出力されることを防止することができるので、住戸人にとって迷惑とならないようにすることができる。
請求項4の発明によれば、天井が高い住戸に火災警報器が設置されている場合であっても、ユーザは火災警報器を直接操作することなく、一般的に手の届く範囲に設置されるインターホン親機の押釦を押すことによって、火災警報器に対して警報音出力の定期点検を容易に行わせることができる。
まず、本発明の実施形態に係るインターホンシステムの構成について図1〜3を用いて説明する。このインターホンシステムは、図1に示すように、住戸内に設置されたインターホン親機1と、例えば玄関などの住戸外に設置されてインターホン親機1との間で通話を行うドアホン子器2と、それぞれが住戸内に設置されてインターホン親機1との間で通信を行い、火災発生を検知すると警報音を出力する複数(図1では3台)の火災警報器3,3,3とを備えている。ここで、ドアホン子器2は2線式の通話線及び2線式の制御線からなる2対の通信線L1によってインターホン親機1と接続されている。また、複数の火災警報器3,3,3は2線式の信号線Lsによってインターホン親機1にマルチドロップ接続されている。
ドアホン子器2は、図2に示すように、インターホン親機1によって通話線に印加される電圧を受けて内部の動作電源を作成するとともに内部の通話経路と通話線の間を2線−4線変換する受電部20と、マイクロホン及びスピーカ(図示せず)を有する音声入出力部21と、マイクロホンから入力する音声信号の増幅やインターホン親機1から通話線を介して送られてくる音声信号の増幅などを行う音声処理部22と、CCDのような個体撮像素子とレンズなどの光学系とを有して来訪者を撮像するカメラ部23と、カメラ部23から出力される映像信号を周波数変調する映像処理部24と、来訪者が押操作するための呼出釦25と、来訪者が呼出釦25を押操作したときに通話線の線間電圧を変化させるなどして受電部20から呼出信号を送信させる操作部26と、インターホン親機1から制御線を介して送られてくる警報表示信号を受けて表示素子(例えば発光ダイオード)を点滅させる表示部27とを備えている。ここで、音声処理部22から出力される音声信号(ベースバンド信号)に周波数変調された映像信号(以下「FM映像信号」という)は受電部20で多重化され、通話線を通してインターホン親機1に送られる。
各火災警報器3は住宅用火災警報器であり、火災発生による熱及び煙の少なくとも一方を検知する火災検知回路部30と、例えばブザーやスピーカなどを有して警報音や後述の動作確認音を出力する警報部31と、例えば発光ダイオードなどの表示素子で火災発生を表示する表示部32と、信号線Lsを介して他の火災警報器3及びインターホン親機1との間で信号の送受信を行う送受信回路部33と、火災検知回路部30の検知出力に基づいて火災発生と判断したときに警報部31、表示部32及び送受信回路部33を制御する制御部(CPU)34と、押操作される押釦35と、押釦35が押操作されたときに制御部34に対して警報部31の警報音や動作確認音の出力を停止させる操作回路部36とを備えている。また、複数の火災警報器3,3,3のうち最も外側に接続されている火災警報器3aは、例えば交流100Vの商用電源(図示せず)より自己又は他の火災警報器3bの各部の動作電源を生成する電源回路部37を備えている。
警報部31は、制御部34の制御に基づいて、警報音を出力したり、停止したりする。この警報音はブザー音に限定されるものではなく、例えば「火事です、火事です」などのメッセージであってもよい。本実施形態では、警報音としてブザー音及びメッセージの両方を出力するものとする。また、警報部31は、制御部34の制御に基づいて、警報音出力の点検時に、正常動作である場合、正常動作である旨を通知する動作確認音を出力する。この動作確認音もブザー音に限定されるものではなく、例えば「ピッ正常です」などのメッセージであってもよい。本実施形態では、動作確認音はブザー音及びメッセージの両方を出力するものとする。
送受信回路部33では、信号線Lsに方形波のパルス電圧を印加するとともに信号線Lsに印加されたパルス電圧を検出することで信号を送受信する。具体的には、送受信回路部33は、他の火災警報器3から信号線Lsを介して検知信号及び復帰信号を受信するとともに、インターホン親機1から信号線Lsを介して連動警報停止信号を受信する。また、他の火災警報器3及びインターホン親機1に対して信号線Lsを介して検知信号及び復帰信号を送信する。
制御部34は、火災検知回路部30で火災発生が検知されると火災発生と判断し、警報部31に対して火元警報として警報音を出力させるように制御し、表示部32に対して表示素子を点滅させるように制御するとともに、送受信回路部33に対して他の火災警報器3及びインターホン親機1に検知信号を送信させるように制御する。反対に、送受信回路部33で他の火災警報器3からの検知信号が受信されると、制御部34は警報部31に対して連動警報として警報音を出力させるように制御する。また、制御部34は、送受信回路部33でインターホン親機1からの連動警報停止信号が受信されると、火元でない場合、警報部31に対して連動警報の警報音の出力を停止させるように制御する。これに対し、火元である場合、火元警報の警報音の出力を継続させる。
また、制御部34は、送受信回路部33がインターホン親機1から点検信号を受信すると、警報音出力の点検(動作確認テスト)を行うように警報部31を制御する。
なお、火元の火災警報器3において、火災が消火されて一定時間が経過すると、制御部34は火災発生と判断しなくなり、警報部31及び表示部32を制御して警報音の出力及び表示素子の点滅を停止するとともに、送受信回路部33から信号線Lsに復帰信号を送信する。火元以外の火災警報器3及びインターホン親機1では、復帰信号を受信すると、警報音の出力及び表示素子の点滅を停止して通常動作に復帰する。
続いて、インターホン親機1の構成について説明する。インターホン親機1は、ドアホン子器2を呼び出すためのドアホン子器呼出検出回路部10と、ドアホン子器2からのFM映像信号を復調して映像信号を作成する映像復調回路部11と、液晶ディスプレイ(LCD)からなり映像復調回路部11で復調された映像信号に基づいた映像や火災発生を知らせるためのピクトマークを表示する映像表示用モニタ(表示手段)12と、複数の火災警報器3,3,3のそれぞれとの間で信号の送受信を行う送受信回路部13と、警報音を出力するスピーカ140を有する音声処理回路部(音通知手段)14と、警報停止釦やテスト釦を含みそれぞれが押操作される複数の押釦15と、押操作された押釦15のそれぞれに対応する操作信号を出力する操作回路部16と、全体の制御を行う制御部17と、商用電源(図示せず)より各部の動作電源を生成する電源回路部18と、火災警報器3の警報音出力の点検時期を計測するタイマ19とを備えている。このインターホン親機1は、複数の火災警報器3,3,3との間で通信を行うとともに、住戸外に設置されたドアホン子器2との間で通話を行う。
映像表示用モニタ12は、火災警報器3の警報音出力を点検するときに、制御部17の制御に基づいて、図3に示すような表示を行う。すべての火災警報器3,3,3を一括して点検を行う場合には図3(a)に示すような表示を行う。一方、個別に点検を行う場合には図3(b)に示すような表示を行う。このとき、ユーザは点検を行う火災警報器3を選択して、点検を開始させる。また、映像表示用モニタ12は、制御部17の制御に基づいて、いずれか又はすべての火災警報器3,3,3が点検時期となったときも、図3に示すような表示を行い、火災警報器3が点検時期となった旨を表示する。
図2に示す送受信回路部13は、各火災警報器3の送受信回路部33と同様に、信号線Lsにパルス電圧を印加するとともに信号線Lsに印加されたパルス電圧を検出することで信号を送受信する。具体的には、送受信回路部13は、各火災警報器3から信号線Lsを介して検知信号及び復帰信号を受信するとともに、各火災警報器3に対して信号線Lsを介して連動警報停止信号を送信する。
音声処理回路部14はスピーカ140及びマイクロホン141を備え、送受信回路部13が検知信号を受信すると、制御部17から制御信号が入力され、スピーカ140から警報音を出力する。この警報音はブザー音に限定されるものではなく、例えば「火事です、火事です」などのメッセージであってもよい。本実施形態では、警報音としてブザー音及びメッセージの両方を出力するものとする。また、音声処理回路部14は、マイクロホン141から入力される音声信号とドアホン子器2からの音声信号とを比較し、信号レベルが低い方の音声信号を減衰させることで通話方向(インターホン親機1→ドアホン子器2又はドアホン子器2→インターホン親機1)を切り換える。さらに、音声処理回路部14は、制御部17の制御に基づいて、いずれか又はすべての火災警報器3が点検時期となった後、後述の予め設定された時間に通知音を出力する。この動作通報音はブザー音に限定されるものではなく、メッセージであってもよい。本実施形態では、動作通報音はブザー音及びメッセージの両方を出力するものとする。
操作回路部16は、複数の押釦15のうち通話釦への押操作によりオンする通話スイッチやモニタ釦への押操作によりオンするモニタスイッチを有し、各スイッチがオンしたときにそれぞれ対応する操作信号を制御部17に出力する。また、操作回路部16は、警報停止釦への押操作によりオンする警報停止スイッチを有し、スピーカ140による警報音の出力中に警報停止釦への押操作が行われると、警報停止用操作信号を制御部17に出力する。さらに、操作回路部16は、テスト釦への押操作によりオンするテストスイッチを有し、テスト釦への押操作が行われると、テスト操作信号を制御部17に出力する。
制御部17はマイクロコンピュータを主構成要素とし、通信線(通話線)L1に直流電圧を印加してドアホン子器2への給電を行うとともにドアホン子器2から多重化されて伝送されてくる音声信号とFM映像信号を分離する。
また、制御部17は警報停止手段であり、操作回路部16から警報停止用操作信号が入力されると、音声処理回路部14に対してスピーカ140からの警報音の出力を停止させるとともに、送受信回路部13に対して複数の火災警報器3,3,3に連動警報停止信号を送信させる。
さらに、制御部17は、操作回路部16からテスト操作信号が入力されると、送受信回路部13に対して火災警報器3に点検信号を送信させる。
制御部17は、タイマ19の計測により点検時期となったときに、この点検時期となった旨を表示するように映像表示用モニタ12を制御する。また、制御部17は、タイマ19の計測により点検時期となった後、予め設定された時間に通知音を出力するように音声処理回路部14を制御する。
上記予め設定された時間は、ユーザの生活などの状況に応じて適宜設定されるものである。一般的には睡眠中の夜中を避けて日中の時間帯に設定されることが多いが、例えばユーザが夜勤などの場合にも対応できるように、朝方や夕方、夜中に設定可能なものとなっている。また、予め設定された時間には、例えば「午前8時」というような時刻だけではなく、例えば「午前8時から午後8時まで」のような予め設定された時間帯も含まれる。例えば予め設定された時間が午前9時であったとすると、制御部17は、火災警報器3の点検時期が午前5時であった場合、その日の午前9時に通知音を出力するように音声処理回路部14を制御するものの、上記点検時期が午前11時であった場合、翌日の午前9時に通知音を出力するように制御する。これに対して、予め設定された時間が午前8時から午前12時までの時間帯であったとすると、制御部17は、上記点検時期が午前11時であった場合、そのときに通知音を出力するように制御することができる。なお、上記点検時期が午後1時であった場合、制御部17は、翌日の午前8時に通知音を出力するように音声処理回路部14を制御する。
ここで、検知信号や連動警報停止信号、復帰信号、点検信号は信号線Lsに方形波のパルス電圧を印加することで送信される。これらの信号の信号フォーマットは、信号の送信開始を示すスタートパルスと、信号の送信先のアドレスが設定される送信先アドレスパルスと、信号の送信元のアドレスが設定される送信元アドレスパルスと、検知信号、連動警報停止信号、復帰信号又は点検信号のいずれかに対応するコマンドパルスと、信号の送信終了を示すエンドパルスとを有する。インターホン親機1、ドアホン子器2及び各火災警報器3のそれぞれにはアドレスが予め設定されている。コマンドパルスは、例えば、L,H,Lのときが検知信号、H,L,Lのときが連動警報停止信号、H,H,Hのときが復帰信号、L,L,Hのときが点検信号としている。
次に、本実施形態のインターホンシステムにおいて、インターホン親機1とドアホン子器2の間での動作について図2を用いて説明する。まず、来訪者がドアホン子器2の呼出釦25を押操作すると、操作部26が受電部20に対して通信線(通話線)L1を介してインターホン親機1に呼出信号を送信させる。これとは別に、カメラ部23及び映像処理部24が起動し、カメラ部23で撮像された来訪者の映像のFM映像信号も受電部20から通信線(通話線)L1を介してインターホン親機1に伝送される。インターホン親機1では、制御部17が呼出信号を受信し、音声処理回路部14を制御してスピーカ140から呼出音を出力させるとともに、ドアホン子器2から伝送されてきたFM映像信号を映像復調回路部11で復調させて来訪者の映像を映像表示用モニタ12に表示させる。そして、住戸内の家人がインターホン親機1における複数の押釦15のうち通話釦を押操作すると操作回路部16から操作信号が出力され、この操作信号を受けた制御部17が音声処理回路部14と通信線(通話線)L1の間に通話路を形成することによって、インターホン親機1とドアホン子器2の間で通話が行われる。
次に、本実施形態のインターホンシステムにおいて、火災警報器3が火災発生を検知した場合の動作について図2を用いて説明する。いずれかの火災警報器3において火災検知回路部30が火災発生を検知した場合、制御部34は火災検知回路部30からの検知出力に基づいて火災発生と判断し、警報部31を制御して火元警報として警報音を出力させるとともに表示部32を制御して表示素子を点滅させ、さらに送受信回路部33を制御して検知信号を信号線Lsに送信させる。一方、他の火災警報器3では、火災発生を検知した火災警報器(以下「火元の火災警報器」という)3から送信された検知信号を送受信回路部33が受信すると、制御部34が警報部31を制御して連動警報として警報音を出力させるとともに表示部32を制御して表示素子を点滅させる。インターホン親機1では、火元の火災警報器3から送信された検知信号を送受信回路部13が受信すると、制御部17が音声処理回路部14を制御してスピーカ140から警報音を出力させるとともに、映像復調回路部11を制御して映像表示用モニタ12に火災発生を知らせるためのピクトマークを表示させる。
上記より、いずれかの火災警報器3で火災発生が検知された場合、すべての火災警報器3,3,3とインターホン親機1が警報音の出力等を行うことで、家人に火災発生を速やかに知らせることができる。
次に、本実施形態のインターホンシステムにおいて、火災警報器3の警報音出力の点検に関する動作について図2,4を用いて説明する。まず、インターホン親機1のテスト釦が押下されると、操作回路部16から制御部17にテスト操作信号が入力され、制御部17は送受信回路部13を制御して火災警報器3に点検信号を送信して動作確認テストを要求する(図4のS1)。点検信号を受信した火災警報器3は動作確認テストを開始し、正常動作か否かを確認する(S2)。火災警報器3は、正常動作である場合、正常状態を表現する音を出力(鳴動)し、動作確認テストを終了する(S3)。これに対して、正常動作でない場合、つまり異常状態である場合、火災警報器3は音を出力せずに、動作確認テストを終了する。
以上、本実施形態によれば、天井が高い住戸に火災警報器3が設置されている場合であっても、ユーザは火災警報器3を直接操作することなく、一般的に手の届く範囲に設置されるインターホン親機1のテスト釦を押すことによって、火災警報器3に対して警報音出力の定期点検を容易に行わせることができる。
また、火災警報器3の警報音出力の点検時期を音ではなく画面表示で知らせることができるので、点検時期が夜中であった場合でも住戸人にとって迷惑とならないようにすることができる。
さらに、火災警報器3の警報音出力の点検時期を、予め設定された時間に通知音で通知することによって、点検時期が夜中であった場合でも、点検時期に通知音が出力されることを防止することができるので、住戸人にとって迷惑とならないようにすることができる。
本発明の実施形態に係るインターホンシステムの構成図である。 同上に係るインターホンシステムのブロック図である。 同上に係る映像表示用モニタを示す図である。 同上に係るインターホンシステムにおいて火災警報器の警報音出力の点検に関する動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 インターホン親機
12 映像表示用モニタ
13 送受信回路部
14 音声処理回路部
140 スピーカ
15 押釦
17 制御部
19 タイマ
2 ドアホン子器
3(3a,3b) 火災警報器
30 火災検知回路部
31 警報部
33 送受信回路部
34 制御部

Claims (4)

  1. 火災発生を検知すると警報音を出力する機能と、外部から点検信号を受信すると前記警報音出力の点検を行う機能とを有する火災警報器との間で通信を行うとともに、住戸外に設置されるドアホン子器との間で通話を行い、住戸内に設置されるインターホン親機であって、
    前記火災警報器との間で信号の送受信を行う送受信手段と、
    押操作される押釦と、
    前記押釦への押操作時に前記送受信手段に対して前記火災警報器に前記点検信号を送信させる制御手段と
    を備えることを特徴とするインターホン親機。
  2. 前記火災警報器の前記警報音出力の点検時期を計測するタイマと、
    前記タイマの計測により前記点検時期となったときに当該点検時期となった旨を表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載のインターホン親機。
  3. 前記火災警報器の前記警報音出力の点検時期を計測するタイマと、
    前記タイマの計測により前記点検時期となった後、予め設定された時間に通知音を出力する音通知手段と
    を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のインターホン親機。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインターホン親機と、
    住戸外に設置され前記インターホン親機との間で通話を行うドアホン子器とを備えるとともに、
    前記インターホン親機との間で通信を行う機能と、火災発生を検知すると警報音を出力する機能と、外部から点検信号を受信すると前記警報音出力の点検を行う機能とを有する火災警報器を備える
    ことを特徴とするインターホンシステム。
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