JP4208019B2 - インターホンシステム及びインターホン親機 - Google Patents

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Description

本発明は、インターホン親機と火災警報器とが連動して警報音を出力するインターホンシステム、及びそのインターホンシステムに用いられるインターホン親機に関するものである。
従来のインターホンシステムとして、特許文献1には、セキュリティセンサーが接続されるセキュリティハンズフリーホンから警報音を出力(鳴動)させるシステム(第1従来例のインターホンシステム)が開示されている。また、特許文献2には、複数の火災警報器が接続し、自己の火災検知による警報音の出力だけでなく、他の火災警報器の火災検知による警報音も出力する連動型火災警報器が開示されている。
ところで、第1従来例のインターホンシステムは、セキュリティセンサーが検知すると火災を検知した旨をセキュリティハンズフリーホンに伝え、セキュリティハンズフリーホンが警報音を出力するようになっているだけである。このため、セキュリティハンズフリーホンへの操作によってセキュリティハンズフリーホンの警報音の出力を停止させることができるが、セキュリティセンサーの警報音の出力を停止させることができないという問題があった。この結果、セキュリティハンズフリーホンへの操作とセキュリティセンサーへの操作との両方を行わなければならず、非常に手間がかかっていた。
上記問題を解決するものとして、特許文献3には、インターホン親機の警報停止釦が押操作されると火災警報器に警報停止信号を送信して火元以外の火災警報器に対して警報音の出力を停止させるインターホンシステム(第2従来例のインターホンシステム)が開示されている。
特開平08−070361号公報(段落0012〜0020及び図1) 特開2005−339032号公報(段落0017〜0025及び図1) 特開2006−157180号公報(段落0008〜0019及び図1,2)
しかしながら、上記第2従来例のインターホンシステムには、インターホン親機が警報停止信号を送信して火元以外の火災警報器における警報音の出力を停止させることができるものの、例えば誤報などの場合にインターホン親機がすべての火災警報器における警報音の出力を停止させることができないという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、すべての警報音の出力を容易に停止させることができるインターホン親機及びインターホンシステムを提供することにある。
請求項1のインターホンシステムに係る発明は、住戸内に設置されるインターホン親機と、前記インターホン親機との間で通話を行うドアホン子器と、火災警報器とを備えるインターホンシステムであって、前記複数の火災警報器のそれぞれは、火災発生を検知する検知手段と、前記検知手段で火災発生が検知されると他の火災警報器及び前記インターホン親機に検知信号を送信する第1の送信手段と、他の火災警報器及び前記インターホン親機から信号を受信する第1の受信手段と、前記検知手段で火災発生が検知されると火元警報として第1の警報音を出力し、前記第1の受信手段で他の火災警報器から前記検知信号が受信されると連動警報として第2の警報音を出力する第1の警報手段とを有し、前記インターホン親機は、前記複数の火災警報器のそれぞれから前記検知信号を受信する第2の受信手段と、前記複数の火災警報器のそれぞれに信号を送信する第2の送信手段と、前記第2の受信手段で前記検知信号が受信されると警報音を出力する第2の警報手段と、押操作される押釦とを有し、前記インターホン親機の前記第2の警報手段は、前記警報音の出力中に前記押釦に1回目の押操作が行われると前記警報音の出力を停止し、前記インターホン親機の前記第2の送信手段は、前記第2の警報手段による前記警報音の出力中に前記押釦に1回目の押操作が行われると前記複数の火災警報器に第1の停止信号を送信し、前記押釦に2回目の押操作が行われると前記複数の火災警報器に第2の停止信号を送信し、前記複数の火災警報器のそれぞれの前記第1の警報手段は、前記第1の受信手段で前記インターホン親機から前記第1の停止信号が受信されると前記第1の警報音の出力を継続したままで前記第2の警報音の出力を停止し、前記第1の受信手段で前記インターホン親機から前記第2の停止信号が受信されると前記第1の警報音及び前記第2の警報音の出力を停止することを特徴とする。
請求項2のインターホンシステムに係る発明は、住戸内に設置されるインターホン親機と、住戸外に設置され前記インターホン親機との間で通話を行うドアホンと、複数の火災警報器とを備えるインターホンシステムであって、前記複数の火災警報器のそれぞれは、火災発生を検知する検知手段と、前記検知手段で火災発生が検知されると他の火災警報器及び前記インターホン親機に検知信号を送信する第1の送信手段と、他の火災警報器及び前記インターホン親機から信号を受信する第1の受信手段と、前記検知手段で火災発生が検知されると火元警報として第1の警報音を出力し、前記第1の受信手段で他の火災警報器から前記検知信号が受信されると連動警報として第2の警報音を出力する第1の警報手段とを有し、前記インターホン親機は、前記複数の火災警報器のそれぞれから前記検知信号を受信する第2の受信手段と、前記複数の火災警報器のそれぞれに信号を送信する第2の送信手段と、前記第2の受信手段で前記検知信号が受信されると警報音を出力する第2の警報手段と、押操作される押釦とを有し、前記インターホン親機の前記第2の警報手段は、前記警報音の出力中に前記押釦に1回目の押操作が行われると前記警報音の出力を停止し、前記インターホン親機の前記第2の送信手段は、前記押釦に2回目の押操作が行われると前記複数の火災警報器に第1の停止信号を送信し、前記押釦に3回目の押操作が行われると前記複数の火災警報器に第2の停止信号を送信し、前記複数の火災警報器のそれぞれの前記第1の警報手段は、前記第1の受信手段で前記インターホン親機から前記第1の停止信号が受信されると前記第1の警報音の出力を継続したままで前記第2の警報音の出力を停止し、前記第1の受信手段で前記インターホン親機から前記第1の停止信号が受信されると前記第1の警報音及び前記第2の警報音の出力を停止することを特徴とする。
請求項3のインターホンシステムに係る発明は、住戸内に設置されるインターホン親機と、住戸外に設置され前記インターホン親機との間で通話を行うドアホンと、複数の火災警報器とを備えるインターホンシステムであって、前記複数の火災警報器のそれぞれは、火災発生を検知する検知手段と、前記検知手段で火災発生が検知されると他の火災警報器及び前記インターホン親機に検知信号を送信する第1の送信手段と、他の火災警報器及び前記インターホン親機から信号を受信する第1の受信手段と、前記検知手段で火災発生が検知されると火元警報として第1の警報音を出力し、前記第1の受信手段で他の火災警報器から前記検知信号が受信されると連動警報として第2の警報音を出力する第1の警報手段とを有し、前記インターホン親機は、前記複数の火災警報器のそれぞれから前記検知信号を受信する第2の受信手段と、前記複数の火災警報器のそれぞれに信号を送信する第2の送信手段と、前記第2の受信手段で前記検知信号が受信されると警報音を出力する第2の警報手段と、押操作される押釦とを有し、前記インターホン親機の前記第2の警報手段は、前記警報音の出力中に前記押釦に一定時間未満の押操作が行われると前記警報音の出力を停止し、前記インターホン親機の前記第2の送信手段は、前記第2の警報手段による前記警報音の出力中に前記押釦に前記一定時間未満の押操作が行われると前記複数の火災警報器に第1の停止信号を送信し、前記押釦に前記一定時間以上の押操作が行われると前記複数の火災警報器に第2の停止信号を送信し、前記複数の火災警報器のそれぞれの前記第1の警報手段は、前記第1の受信手段で前記インターホン親機から前記第1の停止信号が受信されると前記第1の警報音の出力を継続したままで前記第2の警報音の出力を停止し、前記第1の受信手段で前記インターホン親機から前記第2の停止信号が受信されると前記第1の警報音及び前記第2の警報音の出力を停止することを特徴とする。
請求項インターホンシステムに係る発明は、請求項1乃至3の何れか1項の発明において、前記インターホン親機は、前記第1の警報音を出力している火災警報器を通知する表示手段を有することを特徴とする。
請求項インターホン親機に係る発明は、請求項1乃至4の何れか1項のインターホンシステムに用いられるものである。
請求項1の発明によれば、ユーザによる押釦への2回の押操作によって、インターホン親機自身による連動警報の警報音の出力及び火災警報器による連動警報の警報音の出力を停止させるだけでなく、火災警報器による火元警報の警報音の出力も停止させることができるので、例えば誤報などの場合にすべての警報音の出力を容易に停止させることができる。
請求項2の発明によれば、ユーザによる押釦への3回の押操作によって、インターホン親機自身による連動警報の警報音の出力及び火災警報器による連動警報の警報音の出力を停止させるだけでなく、火災警報器による火元警報の警報音の出力も停止させることができるので、例えば誤報などの場合にすべての警報音の出力を容易に停止させることができる。
請求項3の発明によれば、ユーザによる押釦の押操作時間によって、インターホン親機自身による連動警報の警報音の出力及び火災警報器による連動警報の警報音の出力を停止させるだけでなく、火災警報器による火元警報の警報音の出力も停止させることができるので、例えば誤報などの場合にすべての警報音の出力を容易に停止させることができる。
請求項の発明によれば、火元を特定することができるので、ユーザは聞き間違いなどの誤解を抑えることができ、より迅速に行動することができる。
請求項の発明によれば、インターホン親機において、インターホン親機自身による連動警報の警報音の出力及び火災警報器による連動警報の警報音の出力を停止させるだけでなく、火災警報器による火元警報の警報音の出力も停止させることができるので、例えば誤報などの場合にすべての警報音の出力を容易に停止させることができる。
(実施形態1)
まず、本発明の実施形態1に係るインターホンシステムの構成について図1,2を用いて説明する。このインターホンシステムは、図1に示すように、住戸内に設置されたインターホン親機1と、例えば玄関などの住戸外に設置されてインターホン親機1との間で通話を行うドアホン子器2と、それぞれが住戸内に設置されてインターホン親機1との間で通信を行い、火災発生を検知すると火元警報として警報音を出力する複数(図1では3台)の火災警報器3,3,3とを備えている。ここで、ドアホン子器2は2線式の通話線及び2線式の制御線からなる2対の通信線L1によってインターホン親機1と接続されている。また、複数の火災警報器3,3,3は2線式の信号線Lsによってインターホン親機1にマルチドロップ接続されている。
ドアホン子器2は、図2に示すように、インターホン親機1によって通話線に印加される電圧を受けて内部の動作電源を作成するとともに内部の通話経路と通話線の間を2線−4線変換する受電部20と、マイクロホン及びスピーカ(図示せず)を有する音声入出力部21と、マイクロホンから入力する音声信号の増幅やインターホン親機1から通話線を介して送られてくる音声信号の増幅などを行う音声処理部22と、CCDのような個体撮像素子とレンズなどの光学系とを有して来訪者を撮像するカメラ部23と、カメラ部23から出力される映像信号を周波数変調する映像処理部24と、来訪者が押操作するための呼出釦25と、来訪者が呼出釦25を押操作したときに通話線の線間電圧を変化させるなどして受電部20から呼出信号を送信させる操作部26と、インターホン親機1から制御線を介して送られてくる警報表示信号を受けて表示素子(例えば発光ダイオード)を点滅させる表示部27とを備えている。ここで、音声処理部22から出力される音声信号(ベースバンド信号)に周波数変調された映像信号(以下「FM映像信号」という)は受電部20で多重化され、通話線を通してインターホン親機1に送られる。
各火災警報器3は住宅用火災警報器であり、火災発生による熱及び煙の少なくとも一方を検知する火災検知回路部30と、例えばブザーやスピーカなどを有して火災発生時に警報音を出力(鳴動)する警報部31と、例えば発光ダイオードなどの表示素子で火災発生を表示する表示部32と、信号線Lsを介して他の火災警報器3及びインターホン親機1との間で信号の送受信を行う送受信回路部33と、火災検知回路部30の検知出力に基づいて火災発生と判断したときに警報部31、表示部32及び送受信回路部33を制御する制御部(CPU)34と、押操作される押釦35と、押釦35が押操作されたときに制御部34に対して警報部31の警報音の出力を停止させる操作回路部36とを備えている。また、複数の火災警報器3,3,3のうち最も外側に接続されている火災警報器3aは、例えば交流100Vの商用電源(図示せず)より自己又は他の火災警報器3bの各部の動作電源を生成する電源回路部37を備えている。
警報部31は、制御部34の制御に基づいて、警報音を出力したり、停止したりする。この警報音はブザー音に限定されるものではなく、例えば「火事です、火事です」などのメッセージであってもよい。本実施形態では、警報音としてブザー音及びメッセージの両方を出力するものとする。
送受信回路部33では、信号線Lsに方形波のパルス電圧を印加するとともに信号線Lsに印加されたパルス電圧を検出することで信号を送受信する。具体的には、送受信回路部33は、他の火災警報器3から信号線Lsを介して検知信号及び復帰信号を受信するとともに、インターホン親機1から信号線Lsを介して警報停止信号及び連動警報停止信号を受信する。また、他の火災警報器3及びインターホン親機1に対して信号線Lsを介して検知信号及び復帰信号を送信する。
制御部34は、火災検知回路部30で火災発生が検知されると火災発生と判断し、警報部31に対して火元警報として警報音を出力させるように制御し、表示部32に対して表示素子を点滅させるように制御するとともに、送受信回路部33に対して他の火災警報器3及びインターホン親機1に検知信号を送信させるように制御する。反対に、送受信回路部33で他の火災警報器3からの検知信号が受信されると、制御部34は警報部31に対して連動警報として警報音を出力させるように制御する。また、制御部34は、送受信回路部33でインターホン親機1からの警報停止信号が受信されると、警報部31に対して火元警報の警報音及び連動警報の警報音の出力を停止させるように制御する。一方、送受信回路部33でインターホン親機1からの連動警報停止信号が受信されると、制御部34は、火元でない場合、警報部31に対して連動警報の警報音の出力を停止させるように制御する。これに対し、火元である場合、火元警報の警報音の出力を継続させる。
なお、火元の火災警報器3において、火災が消火されて一定時間が経過すると、制御部34は火災発生と判断しなくなり、警報部31及び表示部32を制御して警報音の出力及び表示素子の点滅を停止するとともに、送受信回路部33から信号線Lsに復帰信号を送信する。火元以外の火災警報器3及びインターホン親機1では、復帰信号を受信すると、警報音の出力及び表示素子の点滅を停止して通常動作に復帰する。
続いて、インターホン親機1の構成について説明する。インターホン親機1は、ドアホン子器2を呼び出すためのドアホン子器呼出検出回路部10と、ドアホン子器2からのFM映像信号を復調して映像信号を作成する映像復調回路部11と、液晶ディスプレイ(LCD)からなり映像復調回路部11で復調された映像信号に基づいた映像や火災発生を知らせるためのピクトマーク(図1参照)を表示する映像表示用モニタ(表示手段)12と、複数の火災警報器3,3,3のそれぞれとの間で信号の送受信を行う送受信回路部13と、警報音を出力するスピーカ140を有する音声処理回路部(警報部)14と、警報停止釦を含みそれぞれが押操作される複数の押釦15と、押操作された押釦15のそれぞれに対応する操作信号を出力する操作回路部16と、全体の制御を行う制御部17と、商用電源(図示せず)より各部の動作電源を生成する電源回路部18とを備えている。このインターホン親機1は、複数の火災警報器3,3,3との間で通信を行うとともに、住戸外に設置されたドアホン子器2との間で通話を行う。
送受信回路部13は、各火災警報器3の送受信回路部33と同様に、信号線Lsにパルス電圧を印加するとともに信号線Lsに印加されたパルス電圧を検出することで信号を送受信する。具体的には、送受信回路部13は、各火災警報器3から信号線Lsを介して検知信号及び復帰信号を受信するとともに、各火災警報器3に対して信号線Lsを介して警報停止信号及び連動警報停止信号を送信する。
音声処理回路部14はスピーカ140及びマイクロホン141を備え、送受信回路部13が検知信号を受信すると、制御部17から制御信号が入力され、スピーカ140から連動警報として警報音を出力する。この警報音はブザー音に限定されるものではなく、例えば「火事です、火事です」などのメッセージであってもよい。本実施形態では、警報音としてブザー音及びメッセージの両方を出力するものとする。また、音声処理回路部14は、マイクロホン141から入力される音声信号とドアホン子器2からの音声信号とを比較し、信号レベルが低い方の音声信号を減衰させることで通話方向(インターホン親機1→ドアホン子器2又はドアホン子器2→インターホン親機1)を切り換える。
操作回路部16は、複数の押釦15のうち通話釦への押操作によりオンする通話スイッチやモニタ釦への押操作によりオンするモニタスイッチを有し、各スイッチがオンしたときにそれぞれ対応する操作信号を制御部17に出力する。また、操作回路部16は、警報停止釦への押操作によりオンする警報停止スイッチを有し、スピーカ140による警報音の出力中に警報停止釦への押操作が行われると、警報停止用操作信号を制御部17に出力する。
制御部17はマイクロコンピュータを主構成要素とし、通信線(通話線)L1に直流電圧を印加してドアホン子器2への給電を行うとともにドアホン子器2から多重化されて伝送されてくる音声信号とFM映像信号を分離する。
また、制御部17は警報停止手段であり、操作回路部16から警報停止用操作信号が入力されると、警報停止用操作信号の入力回数をカウントする。今回の警報停止用操作信号の入力を1回目と判断した場合、制御部17は音声処理回路部14に対してスピーカ140からの連動警報の警報音の出力を停止させるとともに、送受信回路部13に対して複数の火災警報器3,3,3に連動警報停止信号を送信させる。これに対して、2回目の警報停止用操作信号の入力と判断した場合、制御部17は送受信回路部13に対して複数の火災警報器3,3,3に警報停止信号を送信させる。そして、2回目の警報停止用操作信号が入力された後、制御部17は警報停止用操作信号の入力回数をリセットする。
ここで、検知信号や警報停止信号、連動警報停止信号、復帰信号は信号線Lsに方形波のパルス電圧を印加することで送信される。これらの信号の信号フォーマットは、信号の送信開始を示すスタートパルスと、検知信号、警報停止信号、連動警報停止信号又は復帰信号のいずれかに対応するコマンドパルスと、信号の送信終了を示すエンドパルスとを有する。コマンドパルスは、例えば、L,H,Lのときが検知信号、H,L,Hのときが警報停止信号、H,L,Lのときが連動警報停止信号、H,H,Hのときが復帰信号としている。
次に、本発明の実施形態1に係るインターホンシステムにおいて、インターホン親機1とドアホン子器2の間での動作について図2を用いて説明する。まず、来訪者がドアホン子器2の呼出釦25を押操作すると、操作部26が受電部20に対して通信線(通話線)L1を介してインターホン親機1に呼出信号を送信させる。これとは別に、カメラ部23及び映像処理部24が起動し、カメラ部23で撮像された来訪者の映像のFM映像信号も受電部20から通信線(通話線)L1を介してインターホン親機1に伝送される。インターホン親機1では、制御部17が呼出信号を受信し、音声処理回路部14を制御してスピーカ140から呼出音を出力させるとともに、ドアホン子器2から伝送されてきたFM映像信号を映像復調回路部11で復調させて来訪者の映像を映像表示用モニタ12に表示させる。そして、住戸内の家人がインターホン親機1における複数の押釦15のうち通話釦を押操作すると操作回路部16から操作信号が出力され、この操作信号を受けた制御部17が音声処理回路部14と通信線(通話線)L1の間に通話路を形成することによって、インターホン親機1とドアホン子器2の間で通話が行われる。
次に、本発明の実施形態1に係るインターホンシステムにおいて、火災警報器3が火災発生を検知した場合の動作について図2を用いて説明する。いずれかの火災警報器3において火災検知回路部30が火災発生を検知した場合、制御部34は火災検知回路部30からの検知出力に基づいて火災発生と判断し、警報部31を制御して火元警報として警報音を出力させるとともに表示部32を制御して表示素子を点滅させ、さらに送受信回路部33を制御して検知信号を信号線Lsに送信させる。一方、他の火災警報器3では、火災発生を検知した火災警報器(以下「火元の火災警報器」という)3から送信された検知信号を送受信回路部33が受信すると、制御部34が警報部31を制御して連動警報として警報音を出力させるとともに表示部32を制御して表示素子を点滅させる。インターホン親機1では、火元の火災警報器3から送信された検知信号を送受信回路部13が受信すると、制御部17が音声処理回路部14を制御してスピーカ140から警報音を出力させるとともに、映像復調回路部11を制御して映像表示用モニタ12に火災発生を知らせるためのピクトマークを表示させる。
上記より、いずれかの火災警報器3で火災発生が検知された場合、すべての火災警報器3,3,3とインターホン親機1が警報音の出力等を行うことで、家人に火災発生を速やかに知らせることができる。
続いて、その後の動作について図2,3を用いて説明する。まず、インターホン親機1とすべての火災警報器3,3,3とが警報音を出力する中で、インターホン親機1の警報停止釦が押下されると(1回目の押下)、操作回路部16から制御部17に警報停止用操作信号が入力され(図3のS1)、制御部17は警報停止用操作信号の入力回数をカウントして1回目と判断し、映像復調回路部11及び音声処理回路部14を制御して連動警報としての警報音の出力及びピクトマークの表示を停止するとともに、送受信回路部13を制御して火災警報器3に連動警報停止信号を送信して連動警報としての警報音の停止を要求する(S2)。火元以外の火災警報器3は、送受信回路部33で連動警報停止信号を受信すると、制御部34が警報部31及び表示部32を制御して連動警報としての警報音の出力及び表示素子の点滅を停止する(S3)。一方、火元の火災警報器3は火元警報としての警報音の出力と表示素子の点滅を継続する。その後、インターホン親機1の警報停止釦がさらに押下されると(2回目の押下)、操作回路部16から制御部17に警報停止用操作信号が入力され(S4)、制御部17は2回目の警報停止用操作信号の入力と判断し、送受信回路部13を制御して火災警報器3に警報停止信号を送信して火元警報としての警報音の停止を要求する(S5)。火元の火災警報器3は、送受信回路部33で警報停止信号を受信すると、制御部34が警報部31及び表示部32を制御して火元警報としての警報音の出力及び表示素子の点滅を停止する(S6)。
以上、実施形態1によれば、インターホン親機1において、ユーザによる警報停止釦への2回の押操作によって、インターホン親機1自身による連動警報の警報音の出力(鳴動)及び火災警報器3による連動警報の警報音の出力を停止させるだけでなく、火災警報器3による火元警報の警報音の出力も停止させることができるので、例えば誤報などの場合にすべての警報音の出力を容易に停止させることができる。
また、例えば天井が高い住戸に火災警報器3が設置されたとしても、ユーザは火災警報器3を直接操作することなく、インターホン親機1の警報停止釦を押して、インターホン親機1及びすべての火災警報器3,3,3の警報音を容易に停止させることができる。また、インターホン親機1及び火災警報器3,3,3の警報音を2回に分けて停止させることによって、1回目で火元を確認することができ、2回目ですべての警報音を停止させることができるので、順序だてた確認動作を行うことができる。
(実施形態2)
まず、本発明の実施形態2に係るインターホンシステムの構成について図1,2を用いて説明する。このインターホンシステムは、図1に示すように、インターホン親機1と、ドアホン子器2と、複数の火災警報器3,3,3とを実施形態1のインターホンシステムと同様に備えているが、実施形態1のインターホンシステムにはない以下に記載の特徴部分を有する。
実施形態2のインターホン親機1において、図2に示す制御部17は、操作回路部16から1回目の警報停止用操作信号が入力されると連動警報停止信号を送信させずに音声処理回路部14に対して連動警報の警報音の出力を停止させる機能と、2回目の警報停止用操作信号が入力されると送受信回路部13に対して複数の火災警報器3,3,3に警報停止信号ではなく連動警報停止信号を送信させる機能と、3回目の警報停止用操作信号が入力されると送受信回路部13に対して複数の火災警報器3,3,3に警報停止信号を送信させる機能とを有している。そして、制御部17は、2回目ではなく3回目の警報停止用操作信号が入力された後、警報停止用操作信号の入力回数をリセットする。なお、実施形態2の制御部17は上記以外の点において実施形態1の制御部17と同様である。
次に、本発明の実施形態2に係るインターホンシステムにおいて、火災警報器3が火災発生を検知した場合の動作について図2,4を用いて説明する。なお、いずれかの火災警報器3が火災発生を検知してすべての火災警報器3,3,3とインターホン親機1が警報音の出力等を行うまでの動作は、実施形態1と同様である。
インターホン親機1とすべての火災警報器3,3,3とが警報音を出力する中で、インターホン親機1の警報停止釦が押下されると(1回目の押下)、操作回路部16から制御部17に警報停止用操作信号が入力され(図4のS11)、制御部17は警報停止用操作信号の入力回数をカウントして1回目と判断し、映像復調回路部11及び音声処理回路部14を制御して連動警報としての警報音の出力及びピクトマークの表示を停止する(S12)。その後、インターホン親機1の警報停止釦がさらに押下されると(2回目の押下)、操作回路部16から制御部17に警報停止用操作信号が入力され(S13)、制御部17は2回目の警報停止用操作信号の入力と判断し、送受信回路部13を制御して火災警報器3に連動警報停止信号を送信して連動警報としての警報音の停止を要求する(S14)。火元以外の火災警報器3は、送受信回路部33で連動警報停止信号を受信すると、制御部34が警報部31及び表示部32を制御して連動警報としての警報音の出力及び表示素子の点滅を停止する(S15)。一方、火元の火災警報器3は火元警報としての警報音の出力と表示素子の点滅を継続する。その後、インターホン親機1の警報停止釦がさらに押下されると(3回目の押下)、操作回路部16から制御部17に警報停止用操作信号が入力され(S16)、制御部17は3回目の警報停止用操作信号の入力と判断し、送受信回路部13を制御して火災警報器3に警報停止信号を送信して火元警報としての警報音の停止を要求する(S17)。火元の火災警報器3は、送受信回路部33で警報停止信号を受信すると、制御部34が警報部31及び表示部32を制御して火元警報としての警報音の出力及び表示素子の点滅を停止する(S18)。
なお、インターホン親機1とドアホン子器2の間での動作は実施形態1と同様である。
以上、実施形態2によれば、インターホン親機1において、ユーザによる警報停止釦への3回の押操作によって、インターホン親機1自身による連動警報の警報音の出力(鳴動)及び火災警報器3による連動警報の警報音の出力を停止させるだけでなく、火災警報器3による火元警報の警報音の出力も停止させることができるので、実施形態1と同様に、例えば誤報などの場合にすべての警報音の出力を容易に停止させることができる。
また、例えば天井が高い住戸に火災警報器3が設置されたとしても、ユーザは火災警報器3を直接操作することなく、インターホン親機1の警報停止釦を押して、インターホン親機1及びすべての火災警報器3,3,3の警報音を容易に停止させることができる。また、インターホン親機1及び火災警報器3,3,3の警報音を3回に分けて停止をさせることによって、1回目でインターホン親機1の警報音を停止し、2回目で火元を確認することができ、3回目ですべての警報音を停止させることができるので、順序だてた確認動作を行うことができる。
(実施形態3)
まず、本発明の実施形態3に係るインターホンシステムの構成について図1,2を用いて説明する。このインターホンシステムは、図1に示すように、インターホン親機1と、ドアホン子器2と、複数の火災警報器3,3,3とを実施形態1のインターホンシステムと同様に備えているが、実施形態1のインターホンシステムにはない以下に記載の特徴部分を有する。
実施形態3のインターホン親機1において、図2に示す制御部17は、実施形態1のような警報停止用操作信号の入力回数をカウントする機能に代えて、警報停止用操作信号のオン時間が一定時間以上であるか否かを判断する機能を有している。制御部17は、操作回路部16からの警報停止用操作信号のオン時間が一定時間未満と判断した場合、音声処理回路部14に対して連動警報の警報音の出力を停止させるとともに送受信回路部13に対して複数の火災警報器3,3,3に連動警報停止信号を送信させる。これに対して、操作回路部16からの警報停止用操作信号のオン時間が一定時間以上と判断した場合、制御部17は送受信回路部13に対して複数の火災警報器3,3,3に連動警報停止信号ではなく警報停止信号を送信させる。なお、実施形態3の制御部17は上記以外の点において実施形態1の制御部17と同様である。
次に、本発明の実施形態3に係るインターホンシステムにおいて、火災警報器3が火災発生を検知した場合の動作について図2,5を用いて説明する。なお、火災警報器3が火災発生を検知してすべての火災警報器3,3,3とインターホン親機1が警報音の出力等を行うまでの動作は、実施形態1と同様である。
インターホン親機1とすべての火災警報器3,3,3とが警報音を出力する中で、インターホン親機1の警報停止釦が押下されると(図5のS21)、操作回路部16から制御部17に警報停止用操作信号が入力され、制御部17は警報停止用操作信号から押下時間が一定時間以上か否かを判断する(S22)。押下された時間が一定時間未満である場合、制御部17は映像復調回路部11及び音声処理回路部14を制御して連動警報としての警報音の出力及びピクトマークの表示を停止するとともに、送受信回路部13を制御して火災警報器3に連動警報停止信号を送信して連動警報としての警報音の停止を要求する(S23)。火元以外の火災警報器3は、送受信回路部33で連動警報停止信号を受信すると、制御部34が警報部31及び表示部32を制御して連動警報としての警報音の出力及び表示素子の点滅を停止する(S24)。一方、火元の火災警報器3は火元警報としての警報音の出力と表示素子の点滅を継続する。
これに対して、押下時間が一定時間以上である場合、制御部17は送受信回路部13を制御して火災警報器3に警報停止信号を送信してすべての警報音の停止を要求する(S25)。すべての火災警報器3,3,3は、送受信回路部33で警報停止信号を受信すると、制御部34が警報部31及び表示部32を制御して警報音の出力及び表示素子の点滅を停止する(S26)。
なお、インターホン親機1とドアホン子器2の間での動作は実施形態1と同様である。
以上、実施形態3によれば、インターホン親機1において、ユーザによる警報停止釦の押操作時間によって、インターホン親機1自身による連動警報の警報音の出力(鳴動)及び火災警報器3による連動警報の警報音の出力を停止させるだけでなく、火災警報器3による火元警報の警報音の出力も停止させることができるので、実施形態1と同様に、例えば誤報などの場合にすべての警報音の出力を容易に停止させることができる。
また、例えば天井が高い住戸に火災警報器3が設置されたとしても、ユーザは火災警報器3を直接操作することなく、インターホン親機1の警報停止釦を押して、インターホン親機1及びすべての火災警報器3,3,3の警報音を容易に停止させることができる。また、警報停止釦への短押しで火元を確認することができ、警報停止釦への長押しですべての警報音を停止させることができるので、状況に応じて使い分けることができる。
参考例
まず、参考例に係るインターホンシステムの構成について図1,2を用いて説明する。このインターホンシステムは、図1に示すように、インターホン親機1と、ドアホン子器2と、複数の火災警報器3,3,3とを実施形態1のインターホンシステムと同様に備えているが、実施形態1のインターホンシステムにはない以下に記載の特徴部分を有する。
本参考例のインターホン親機1において、図2に示す制御部17は、操作回路部16から1回目の警報停止用操作信号が入力されると音声処理回路部14に対して連動警報の警報音の出力を停止させるとともに送受信回路部13に対して連動警報停止信号ではなく警報停止信号を送信させる機能を有している。本参考例の制御部17は、警報停止用操作信号の入力回数をカウントする必要はない。なお、本参考例の制御部17は上記以外の点において実施形態1の制御部17と同様である。
次に、本参考例に係るインターホンシステムにおいて、火災警報器3が火災発生を検知した場合の動作について図2,6を用いて説明する。なお、いずれかの火災警報器3が火災発生を検知してすべての火災警報器3,3,3とインターホン親機1が警報音の出力等を行うまでの動作は、実施形態1と同様である。
インターホン親機1とすべての火災警報器3,3,3とが警報音を出力する中で、インターホン親機1の警報停止釦が押下されると(1回目の押下)、操作回路部16から制御部17に警報停止用操作信号が入力され(図6のS31)、制御部17は映像復調回路部11及び音声処理回路部14を制御して連動警報としての警報音の出力及びピクトマークの表示を停止するとともに、送受信回路部13を制御して火災警報器3に警報停止信号を送信してすべての警報音の停止を要求する(S32)。すべての火災警報器3は、送受信回路部33で警報停止信号を受信すると、制御部34が警報部31及び表示部32を制御して火元警報及び連動警報としての警報音の出力及び表示素子の点滅を停止する(S33)。
なお、インターホン親機1とドアホン子器2の間での動作は実施形態1と同様である。
以上、本参考例によれば、インターホン親機1において、ユーザによる警報停止釦への1回の押操作によって、インターホン親機1自身による連動警報の警報音の出力(鳴動)及び火災警報器3による連動警報の警報音の出力を停止させるだけでなく、火災警報器3による火元警報の警報音の出力も停止させることができるので、実施形態1と同様に、例えば誤報などの場合にすべての警報音の出力を容易に停止させることができる。
また、例えば天井が高い住戸に火災警報器3が設置されたとしても、ユーザは火災警報器3を直接操作することなく、インターホン親機1の警報停止釦を押して、インターホン親機1及びすべての火災警報器3,3,3の警報音を容易に停止させることができる。
なお、実施形態1〜3及び参考例の変形例として、インターホン親機1、ドアホン子器2及び各火災警報器3のそれぞれにアドレスが予め設定されていてもよい。このようにすると、各信号に送信先アドレスや送信元アドレスを付与することができ、送信先を指定して信号を送信することができる。この場合、信号フォーマットは、スタートパルス、コマンドパルス及びエンドパルスを実施形態1〜3及び参考例と同様に有するとともに、信号の送信先のアドレスが設定される送信先アドレスパルスと、信号の送信元のアドレスが設定される送信元アドレスパルスとを有する。
(実施形態
まず、本発明の実施形態に係るインターホンシステムの構成について図1,2を用いて説明する。このインターホンシステムは、図1に示すように、インターホン親機1と、ドアホン子器2と、複数の火災警報器3,3,3とを実施形態1のインターホンシステムと同様に備えているが、実施形態1のインターホンシステムにはない以下に記載の特徴部分を有する。
実施形態のインターホンシステムにおいて、インターホン親機1、ドアホン子器2及び各火災警報器3のそれぞれにアドレスが予め設定されている。このようにすると、各信号に送信先アドレスや送信元アドレスを付与することができ、送信先を指定して信号を送信することができる。この場合、信号フォーマットは、スタートパルス、コマンドパルス及びエンドパルスを実施形態1と同様に有するとともに、信号の送信先のアドレスが設定される送信先アドレスパルスと、信号の送信元のアドレスが設定される送信元アドレスパルスとを有する。
実施形態のインターホン親機1では、図2に示す送受信回路部13が検知信号を受信すると、制御部17は検知信号から送信元アドレスを抽出する。映像表示用モニタ(表示手段)12は、制御部17で抽出された検知信号の送信元アドレスに基づいて、火元警報としての警報音を出力している火災警報器3の番号などを表示する。つまり、火災発生を検知した火災警報器3を通知する。なお、実施形態3の映像表示用モニタ12及び制御部17は上記以外の点において実施形態1の映像表示用モニタ12及び制御部17と同様である。
以上、実施形態によれば、映像表示用モニタ(表示手段)12による表示(通知)によって、火元を特定することができるので、ユーザは聞き間違いなどの誤解を抑えることができ、より迅速に行動することができる。
なお、実施形態の変形例として、実施形態1の場合だけでなく実施形態2,3及び参考例のような警報停止信号及び連動警報停止信号の送受信の動作を適用してもよい。このような構成であっても、ユーザはより迅速な行動を行うことができるとともに、すべての警報音の出力を容易に停止させることができる。
本発明の実施形態1〜4及び参考例に係るインターホンシステムの構成図である。 同上に係るインターホンシステムのブロック図である。 本発明の実施形態1に係るインターホンシステムにおいて警報音を停止するための動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るインターホンシステムにおいて警報音を停止するための動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係るインターホンシステムにおいて警報音を停止するための動作を示すフローチャートである。 本参考例に係るインターホンシステムにおいて警報音を停止するための動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 インターホン親機
12 映像表示用モニタ
13 送受信回路部
14 音声処理回路部
140 スピーカ
15 押釦
16 操作回路部
17 制御部
2 ドアホン子器
3(3a,3b) 火災警報器
30 火災検知回路部
31 警報部
33 送受信回路部
34 制御部

Claims (5)

  1. 住戸内に設置されるインターホン親機と、住戸外に設置され前記インターホン親機との間で通話を行うドアホン子器と、複数の火災警報器とを備えるインターホンシステムであって、
    前記複数の火災警報器のそれぞれは、火災発生を検知する検知手段と、前記検知手段で火災発生が検知されると他の火災警報器及び前記インターホン親機に検知信号を送信する第1の送信手段と、他の火災警報器及び前記インターホン親機から信号を受信する第1の受信手段と、前記検知手段で火災発生が検知されると火元警報として第1の警報音を出力し、前記第1の受信手段で他の火災警報器から前記検知信号が受信されると連動警報として第2の警報音を出力する第1の警報手段とを有し、
    前記インターホン親機は、前記複数の火災警報器のそれぞれから前記検知信号を受信する第2の受信手段と、前記複数の火災警報器のそれぞれに信号を送信する第2の送信手段と、前記第2の受信手段で前記検知信号が受信されると警報音を出力する第2の警報手段と、押操作される押釦とを有し、
    前記インターホン親機の前記第2の警報手段は、前記警報音の出力中に前記押釦に1回目の押操作が行われると前記警報音の出力を停止し、
    前記インターホン親機の前記第2の送信手段は、前記第2の警報手段による前記警報音の出力中に前記押釦に1回目の押操作が行われると前記複数の火災警報器に第1の停止信号を送信し、前記押釦に2回目の押操作が行われると前記複数の火災警報器に第2の停止信号を送信し、
    前記複数の火災警報器のそれぞれの前記第1の警報手段は、前記第1の受信手段で前記インターホン親機から前記第1の停止信号が受信されると前記第1の警報音の出力を継続したままで前記第2の警報音の出力を停止し、前記第1の受信手段で前記インターホン親機から前記第2の停止信号が受信されると前記第1の警報音及び前記第2の警報音の出力を停止する
    ことを特徴とするインターホンシステム。
  2. 住戸内に設置されるインターホン親機と、住戸外に設置され前記インターホン親機との間で通話を行うドアホン子器と、複数の火災警報器とを備えるインターホンシステムであって、
    前記複数の火災警報器のそれぞれは、火災発生を検知する検知手段と、前記検知手段で火災発生が検知されると他の火災警報器及び前記インターホン親機に検知信号を送信する第1の送信手段と、他の火災警報器及び前記インターホン親機から信号を受信する第1の受信手段と、前記検知手段で火災発生が検知されると火元警報として第1の警報音を出力し、前記第1の受信手段で他の火災警報器から前記検知信号が受信されると連動警報として第2の警報音を出力する第1の警報手段とを有し、
    前記インターホン親機は、前記複数の火災警報器のそれぞれから前記検知信号を受信する第2の受信手段と、前記複数の火災警報器のそれぞれに信号を送信する第2の送信手段と、前記第2の受信手段で前記検知信号が受信されると警報音を出力する第2の警報手段と、押操作される押釦とを有し、
    前記インターホン親機の前記第2の警報手段は、前記警報音の出力中に前記押釦に1回目の押操作が行われると前記警報音の出力を停止し、
    前記インターホン親機の前記第2の送信手段は、前記押釦に2回目の押操作が行われると前記複数の火災警報器に第1の停止信号を送信し、前記押釦に3回目の押操作が行われると前記複数の火災警報器に第2の停止信号を送信し、
    前記複数の火災警報器のそれぞれの前記第1の警報手段は、前記第1の受信手段で前記インターホン親機から前記第1の停止信号が受信されると前記第1の警報音の出力を継続したままで前記第2の警報音の出力を停止し、前記第1の受信手段で前記インターホン親機から前記第2の停止信号が受信されると前記第1の警報音及び前記第2の警報音の出力を停止する
    ことを特徴とするインターホンシステム。
  3. 住戸内に設置されるインターホン親機と、住戸外に設置され前記インターホン親機との間で通話を行うドアホン子器と、複数の火災警報器とを備えるインターホンシステムであって、
    前記複数の火災警報器のそれぞれは、火災発生を検知する検知手段と、前記検知手段で火災発生が検知されると他の火災警報器及び前記インターホン親機に検知信号を送信する第1の送信手段と、他の火災警報器及び前記インターホン親機から信号を受信する第1の受信手段と、前記検知手段で火災発生が検知されると火元警報として第1の警報音を出力し、前記第1の受信手段で他の火災警報器から前記検知信号が受信されると連動警報として第2の警報音を出力する第1の警報手段とを有し、
    前記インターホン親機は、前記複数の火災警報器のそれぞれから前記検知信号を受信する第2の受信手段と、前記複数の火災警報器のそれぞれに信号を送信する第2の送信手段と、前記第2の受信手段で前記検知信号が受信されると警報音を出力する第2の警報手段と、押操作される押釦とを有し、
    前記インターホン親機の前記第2の警報手段は、前記警報音の出力中に前記押釦に一定時間未満の押操作が行われると前記警報音の出力を停止し、
    前記インターホン親機の前記第2の送信手段は、前記第2の警報手段による前記警報音の出力中に前記押釦に前記一定時間未満の押操作が行われると前記複数の火災警報器に第1の停止信号を送信し、前記押釦に前記一定時間以上の押操作が行われると前記複数の火災警報器に第2の停止信号を送信し、
    前記複数の火災警報器のそれぞれの前記第1の警報手段は、前記第1の受信手段で前記インターホン親機から前記第1の停止信号が受信されると前記第1の警報音の出力を継続したままで前記第2の警報音の出力を停止し、前記第1の受信手段で前記インターホン親機から前記第2の停止信号が受信されると前記第1の警報音及び前記第2の警報音の出力を停止する
    ことを特徴とするインターホンシステム。
  4. 前記インターホン親機は、前記第1の警報音を出力している火災警報器を通知する表示手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のインターホンシステム。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載のインターホンシステムに用いられるインターホン親機。
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