JP2008205662A - スイッチングアンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチ素子に過電流が流れたときに、所定時間遅延させて、過電流を検出することができるスイッチングアンプを提供する。
【解決手段】トランジスタQ2、Q3は、MOSFET15がオン状態のときにオン状態になりブートストラップ電圧+VBをコンデンサC3に出力し、MOSFET15がオフ状態のときにオフ状態になり電圧+VBのコンデンサC3への出力を遮断する。コンデンサC3は、電圧+VBによって、MOSFET15に流れる電流に対応する電圧まで充電され、その充電電圧を検出入力端子21に供給する。ドライバ11は、検出入力端子21に入力された電圧が基準電圧以上である場合に、MOSFET15に過電流が流れていると判断し、駆動信号の出力を停止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、出力段のスイッチ素子に流れる過電流を検出できるスイッチングアンプに関する。
図4は、従来のスイッチングアンプにおける、正側のMOSFET15、ドライバ11および検出回路(コンデンサC3)を示す回路図である。MOSFET15は、ドライバ11の駆動信号出力端子22から出力される駆動信号(PWM信号)がハイレベルのときにオン状態となり、駆動信号がローレベルのときにオフ状態になる。MOSFET15がオン状態の時に、出力端子OUTには電源電圧+VDが出力される。なお、ダイオードD2は逆電流防止用のダイオードである。
MOSFET15のドレインからソースに向かって流れる電流が過電流になると、MOSFET15の破損につがなる。そこで、ブートストラップ電圧+VBによって、コンデンサC3をMOSFET15のドレイン−ソース間電圧と、ダイオードD2の両端電圧との合計電圧まで所定の遅延時間かけて充電し、コンデンサC3の充電電圧がドライバ11の検出入力端子21に入力される。つまり、MOSFET15に流れる電流に対応する電圧をコンデンサC3で検出していることになる。ドライバ11は、比較回路23を内部に備えており、検出入力端子21に入力される電圧が基準電圧以上である場合に、MOSFET15に過電流が流れていると判断し、駆動信号の出力を停止し、マイコンにエラー信号を出力するようになっている。
しかし、図4の回路では、ブートストラップ電圧+VBが常にコンデンサC3に接続されており、供給されているので、コンデンサC3は常に所定電圧まで充電された状態になっている。その結果、MOSFET15に過電流が流れていない場合にも、ドライバ11は、MOSFET15に過電流が流れていると誤判断し、駆動信号の出力を停止し、マイコンにエラー信号を出力してしまうという問題がある。
また、図4の回路では、MOSFET15に過電流が生じると直ぐに、ドライバ11がMOSFET15に過電流が流れたと判断してしまう。そのため、瞬間的にMOSFET15に過電流が流れただけではMOSFET15の破損につながらないが、この場合にも駆動信号を停止し、エラー信号を出力してしまう。MOSFET15に過電流が流れたことを遅延して検出するために、コンデンサC3の容量を大きくすることが考えられるが、MOSFET15が動作開始する前にコンデンサC3が所定電圧まで充電されてしまい、駆動信号が出力されなくなるという問題がある。
特開2005−278039号
本発明の目的は、スイッチ素子に過電流が流れたときに、所定時間遅延させて、過電流を検出することができるスイッチングアンプを提供することである。
本発明の好ましい実施形態によるスイッチングアンプは、検出入力端子と駆動信号出力端子とを有し、入力されるパルス変調信号に応じて該駆動信号出力端子から駆動信号を出力し、かつ、該検出入力端子に入力される電圧が基準電圧以上である場合に、該駆動信号の出力を停止する駆動手段と、第1の電圧が供給され、該駆動信号に応答してオン状態またはオフ状態になるスイッチ手段と、第2の電圧が供給され、該スイッチ手段がオン状態のときに該第2の電圧を出力し、該スイッチ手段がオフ状態のときに該第2の電圧の出力を遮断する検出切換手段と、 該スイッチ手段がオン状態のときに該検出切換手段から出力される第2の電圧によって充電され、該スイッチ手段がオフ状態のときに該第2の電圧によって充電されないことにより、該スイッチ手段に流れる電流に対応する電圧まで所定の遅延時間かけて充電され、該充電電圧を該検出入力端子に供給する検出手段とを備える。
好ましい実施形態においては、スイッチングアンプは、前記第1の電圧による電流が前記検出手段に流れることを防止するダイオードをさらに備え、前記スイッチ手段が、該第1の電圧が供給され、オン状態になることで該第1の電圧を出力する第1トランジスタを含み、前記検出手段が、前記第2の電圧によって、該第1トランジスタに流れる電流に対応する電圧と該ダイオードの両端電圧との合計電圧まで充電される。
好ましい実施形態においては、前記検出切換手段が、前記駆動信号が前記スイッチ手段をオン状態にする際に、該駆動信号によってオン状態にされ、該駆動信号が該スイッチ手段をオン状態にする際に、該駆動信号によってオフ状態にされるスイッチ素子を有し、該スイッチ素子がオン状態のときに前記検出手段に前記第2の電圧を出力し、オフ状態のときに該検出手段への該第2の電圧の出力を遮断する。
好ましい実施形態においては、前記検出手段が、前記第2の電圧によって充電されるコンデンサと、該コンデンサと共に前記所定の遅延時間を決定する抵抗素子とを含み、前記検出切換手段が、前記駆動信号に応じてオン状態またはオフ状態になる第2トランジスタと、該第2トランジスタの状態に応じてオン状態またはオフ状態になり、オン状態のときに該検出手段に該第2の電圧を出力し、オフ状態のときに該検出手段への該第2の電圧の出力を遮断する第3トランジスタとを含む。
好ましい実施形態においては、前記第2の電圧が、前記駆動手段に供給され該駆動手段が出力する駆動信号のハイレベル又はローレベルの一方のレベルとなる電圧である。
検出切換手段は、スイッチ手段がオン状態のときに第2の電圧を検出手段に出力し、スイッチ手段がオフ状態のときに第2の電圧の検出手段への出力を遮断する。検出手段は、第2の電圧によって、スイッチ手段に流れる電流に対応する電圧まで充電され、その充電電圧を検出入力端子に供給する。駆動手段は、検出入力端子に入力された電圧が基準電圧以上である場合に、スイッチ手段に過電流が流れていると判断し、駆動信号の出力を停止する。
スイッチ手段がオン状態のときのみ検出手段に第2の電圧を供給し、検出動作を実行させ、スイッチ手段がオフ状態のとき(つまり、過電流の検出が不要な期間は)、検出手段に第2の電圧を供給せず、充電しないようにする。従って、スイッチ手段に過電流が流れた場合に、遅延時間経過後に検出入力端子に入力される電圧が基準電圧以上になるので、駆動手段は、所定の遅延時間経過後にスイッチ手段に過電流が流れたことを判断することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図1は、本実施形態のスイッチングアンプ10を示す概略回路図である。スイッチングアンプ10は、パルス幅変調回路20、ドライバ11、スイッチング出力回路12、LPF(Low Pass Filter)13および検出回路14を備える。
パルス幅変調回路20は、入力信号(例えば、オーディオ信号)をパルス幅変調して第1のPWM信号OUT1および第2のPWM信号OUT2を生成する。第1のPWM信号OUT1および第2のPWM信号OUT2は、一方がハイレベルの信号である場合に他方がローレベルの信号である。
ドライバ11は、第1のPWM信号OUT1および第2のPWM信号OUT2が入力され、電源電圧V1に基づいて、後述のスイッチ素子を駆動するための駆動信号DRV1およびDRV2を出力する。
スイッチング出力回路12は、第1の電源(例えば正の電源+VD)と第2の電源(例えば負の電源−VD)との間に接続され、駆動信号に応答して正の電源+VDまたは負の電源−VDを出力する。スイッチング出力回路12は、スイッチ素子(本例ではMOSFET15、16)を有する。
MOSFET15、16は、各ソースがLPF17に接続され、各ゲートがドライバ11に接続され、各ソースが電源+VD又は−VDに接続されている。
電源電圧V1は、ドライバ11がMOSFET15、16を駆動するための電源電圧である。電源V1はダイオードD1およびコンデンサC1を介してドライバ11の正側に接続されており、ダイオードD1のカソード電圧は、ブートストラップ電圧VB(VB=V1−Vd1(但し、Vd1はダイオードD1の両端電圧で約0.6V))と呼ばれ、正側のMOSFET15を駆動する駆動信号DRV1のハイレベルの電圧に対応している。同様に、電源V1はコンデンサC2を介してドライバ11の負側に接続されており、電圧V1は負側のMOSFET16を駆動する駆動信号DRV2のローレベルの電圧に対応している。
LPF13は、スイッチング出力回路12の出力端とスイッチングアンプ10の出力端との間に接続され、高周波成分を除去して、スピーカー等の負荷に出力する。LPF13は、コイル17およびコンデンサ18を有する。
検出回路14は、ブートストラップ電圧+VBが入力され、ブートストラップ電圧+VBに基づいて、MOSFET15、16のドレイン−ソース間に流れる電流が過電流であることを検出する。検出回路14によるMOSFET15、16の過電流の検出結果は、ドライバ11の後述する検出入力端子に入力される。なお、図示しないが、負側のMOSFET16にもマイナスの別電源電圧(電源電圧V1に対応)によって、MOSFET16の過電流を検出する検出回路が設けられている。
図2は、正側のMOSFET15、検出回路14、およびドライバ11を示す概略回路図である。なお、本実施形態では、説明を簡略化するため、正側のMOSFET15の検出回路のみを記載し説明するが、負側のMOSFET16の検出回路についても同様である。
検出回路14は、検出部14Aと、検出切換部14Bとを有する。検出部14Aは、MOSFET15に流れる電流が過電流であることを所定時間遅延させて検出し、検出結果をドライバ11の検出入力端子21に供給する。検出部14Aは、ブートストラップ電圧+VBが供給され、ブートストラップ電圧+VBによって、MOSFET15のドレイン−ソース間に流れる電流に対応する電圧(つまり、MOSFET15のドレイン−ソース間電圧)とダイオードD2の両端電圧とを加算した電圧まで充電される。
検出部14Aは、ブートストラップ電圧+VBによって充電されるコンデンサC3と、MOSFET15に過電流が流れはじめてから過電流をコンデンサC3が検出するまでの遅延時間をコンデンサC3と共に決定する抵抗R1を含む。コンデンサC3の一端は出力端子OUT(出力端子OUTはLPF17に接続されている)に接続され、その他端は検出入力端子21に接続されている。抵抗R1の一端は、検出切換部14のトランジスタQ3のコレクタに接続され、その他端はコンデンサC3の他端および検出入力端子21に接続されている。
検出切換部14Bは、MOSFET15へ供給される駆動信号DRV1に基づいて、駆動信号DRV1がハイレベル(すなわち、MOSFET15がオン状態)のときに、検出部14Aにブートストラップ電圧+VBを供給し、駆動信号DRV1がローレベル(すなわち、MOSFET15がオフ状態)のときに、検出部14Aへのブートストラップ電圧+VBの供給を遮断する。すなわち、検出切換部14Bは、MOSFET15がオン状態の時だけ検出部14Aに過電流の検出動作を実行させ、MOSFET15がオフ状態の時には検出部14Aに過電流の検出を実行させない。その結果、MOSFET15がオフ状態のときには、コンデンサC3を充電させず、このことが過電流検出の遅延に起因する。
検出切換部14Bは、任意の適切なスイッチ素子(本例では、バイポーラトランジスタQ2およびQ3)を含む。トランジスタQ2のベースは、ドライバ11の駆動信号出力端子22と抵抗R3との間に接続され、エミッタは出力端子OUTに接続されている。トランジスタQ3は、エミッタに抵抗R2を介してブートストラップ電圧+VBが供給されており、ベースがトランジスタQ2のコレクタに、コレクタが抵抗R1に接続されている。
駆動信号DRV1が、MOSFET15をオン状態にするハイレベルであるとき、トランジスタQ2およびQ3がオン状態になり、ブートストラップ電圧+VBが検出部14Aに供給される。駆動信号DRV1が、MOSFET15をオフ状態にするローレベルであるとき、トランジスタQ2およびQ3がオフ状態になり、ブートストラップ電圧+VBの検出部14Aへの供給が遮断される。
検出部14A(コンデンサC3と抵抗R1との接続点)と電源+VD(MOSFET15のドレイン)との間には、逆電流防止用ダイオードD2が設けられている。ダイオードD2は、電源電圧+VDから検出部14Aに対して電流が流れるのを防止するためのものである。
ドライバ11は、検出入力端子21、駆動信号出力端子22および比較回路23を含む。比較回路23は、検出入力端子21に入力された電圧(コンデンサC3の充電電圧であり、MOSFET15の両端電圧に対応)と基準電圧とを比較する。比較回路23は、検出入力端子21に入力された電圧が基準電圧以上である場合に、MOSFET15に過電流が流れたと判断し、駆動信号DRV1の出力を停止し、エラー信号を図示しないマイコンに供給する。
以上の構成を有するスイッチングアンプ10についてその動作を説明する。図3は、図2の回路におけるコンデンサC3の充電電圧の遷移を示すシミュレーション結果である。図3は、横軸に時刻(ミリ秒)、縦軸にコンデンサC3の充電電圧(V)を示す。
[MOSFET15に過電流が流れていない時]
図3において、時刻t1でスイッチングアンプが通電開始され、スイッチング出力回路12がオンオフ動作を開始する。駆動信号DRV1がハイレベルの時、MOSFET15はオン状態になり、出力端子OUTに電圧+VDが出力される。つまり、電源+VDからMOSFET15のドレインおよびソースを介して出力端子OUTに電流が流れる。駆動信号DRV1はトランジスタQ2のベースにも供給されているので、トランジスタQ2がオン状態になる。トランジスタQ2がオン状態になると、トランジスタQ3のベースには、出力端子OUTの電圧が供給され、トランジスタQ3もオン状態になる。その結果、ブーストラップ電圧+VBが抵抗R1を介してコンデンサC3に供給され、コンデンサC3はブートストラップ電圧+VBによって、抵抗R1とコンデンサC3との時定数に応じて充電される。
駆動信号DRV1がローレベルになると、MOSFET15はオフ状態になる。駆動信号DRV1はトランジスタQ2のベースにも供給されており、トランジスタQ2のベース−エミッタ間電圧は、導通開始電圧未満になって、オフ状態になる。トランジスタQ2がオフ状態になると、トランジスタQ3のベースは、開放された状態になり、トランジスタQ3はオフ状態になる。その結果、ブーストラップ電圧+VBは、トランジスタQ3のオフ状態によって遮断され、コンデンサC3に供給されない。
駆動信号DRV1がハイレベルとローレベルとを繰り返すことにより、コンデンサC3は上記のように徐々に充電を繰り返し、図3のt1〜t2のように徐々にコンデンサC3の充電電圧が上昇する。t2でコンデンサC3の充電電圧がMOSFET15の両端電圧とダイオードD2の両端電圧との合計電圧になったとき、ダイオードD2がオン状態になると共に、コンデンサC3の充電電圧は一定値に維持される(図3のt2〜t3参照)。
コンデンサC3の充電電圧は検出入力端子21に入力されているが、基準電圧未満であるので、過電流であることが検出されず、ドライバ11は駆動信号DRV1の出力を継続し、マイコンにエラー信号を出力しない。
[MOSFET15に過電流が流れた時]
図3のt3でMOSFET15のドレイン−ソース間に過電流が流れると、MOSFET15のドレイン−ソース間電圧が上昇する。その結果、コンデンサC3は、上記のように、駆動信号DRV1がハイレベルでMOSFET15がオン状態のときに、ブートストラップ電圧+VBによってさらに充電され、駆動信号DRV1がローレベルでMOSFET15がオフ状態のときに、充電しない動作を繰り返し、コンデンサC3の充電電圧が、MOSFET15の両端電圧とダイオードD2の両端電圧との合計電圧まで、再び徐々に上昇するようになる。
コンデンサC3の充電電圧が上昇することにより、t3でMOSFET15に過電流が流れ始めてから所定の遅延時間経過後に、t4で検出入力端子21に入力される電圧が基準電圧に達する。その結果、ドライバ11は、MOSFET15に過電流が流れたと判断し、駆動信号DRV1の出力を停止し、マイコンにエラー信号を出力する。
以上のように、MOSFET15がオン状態のときのみコンデンサC3をブートストラップ電圧+VBによって充電し、MOSFET15がオフ状態のときにはコンデンサC3をブートストラップ電圧によって充電しない。MOSFET15がOFF状態のときにコンデンサC3に充電されることがないので、過電流検出に所定の遅延時間を発生させることができる。また、時定数を決定するコンデンサC3の容量を大きくした場合にも、MOSFET15がOFF状態の時にコンデンサC3が充電されることがないので、MOSFET15が動作していないときの誤判断を防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。例えば、パルス幅変調回路の代わりにパルス密度変調回路等のパルス変調回路を使用してもよい。また、スイッチング出力回路のスイッチ素子はMOSFETに限定されない。検出切換部14Bのスイッチ素子もバイポーラトランジスタに限定されない。コンデンサC3を充電する電圧としてブートストラップ電圧を利用したが、別の電源電圧を用いてもよい。しかし、ブートストラップ電圧を用いることで、電源回路を削減することができる。
本発明はオーディオ用のスイッチングアンプに好適に適用され得る。
本発明の好ましい実施形態によるスイッチングアンプを示す概略回路図である。 本発明の好ましい実施形態によるMOSFET15、ドライバ11および検出回路14を示す概略回路図である。 図2の回路におけるコンデンサC3の両端電圧を示すシミュレーション結果である。 従来のMOSFET15、ドライバ11および検出回路14を示す概略回路図である。
符号の説明
10 スイッチングアンプ
11 ドライバ
12 スイッチング出力回路
13 LPF
14 検出回路
14A 検出部
14B 検出切換部
15 MOSFET
16 MOSFET

Claims (5)

  1. 検出入力端子と駆動信号出力端子とを有し、入力されるパルス変調信号に応じて該駆動信号出力端子から駆動信号を出力し、かつ、該検出入力端子に入力される電圧が基準電圧以上である場合に、該駆動信号の出力を停止する駆動手段と、
    第1の電圧が供給され、該駆動信号に応答してオン状態またはオフ状態になるスイッチ手段と、
    第2の電圧が供給され、該スイッチ手段がオン状態のときに該第2の電圧を出力し、該スイッチ手段がオフ状態のときに該第2の電圧の出力を遮断する検出切換手段と、
    該スイッチ手段がオン状態のときに該検出切換手段から出力される第2の電圧によって充電され、該スイッチ手段がオフ状態のときに該第2の電圧によって充電されないことにより、該スイッチ手段に流れる電流に対応する電圧まで所定の遅延時間かけて充電され、該充電電圧を該検出入力端子に供給する検出手段とを備える、スイッチングアンプ。
  2. 前記第1の電圧による電流が前記検出手段に流れることを防止するダイオードをさらに備え、
    前記スイッチ手段が、該第1の電圧が供給され、オン状態になることで該第1の電圧を出力する第1トランジスタを含み、
    前記検出手段が、前記第2の電圧によって、該第1トランジスタに流れる電流に対応する電圧と該ダイオードの両端電圧との合計電圧まで充電される、請求項1に記載のスイッチングアンプ。
  3. 前記検出切換手段が、前記駆動信号が前記スイッチ手段をオン状態にする際に、該駆動信号によってオン状態にされ、該駆動信号が該スイッチ手段をオン状態にする際に、該駆動信号によってオフ状態にされるスイッチ素子を有し、該スイッチ素子がオン状態のときに前記検出手段に前記第2の電圧を出力し、オフ状態のときに該検出手段への該第2の電圧の出力を遮断する、請求項1または2に記載のスイッチングアンプ。
  4. 前記検出手段が、前記第2の電圧によって充電されるコンデンサと、該コンデンサと共に前記所定の遅延時間を決定する抵抗素子とを含み、
    前記検出切換手段が、前記駆動信号に応じてオン状態またはオフ状態になる第2トランジスタと、該第2トランジスタの状態に応じてオン状態またはオフ状態になり、オン状態のときに該検出手段に該第2の電圧を出力し、オフ状態のときに該検出手段への該第2の電圧の出力を遮断する第3トランジスタとを含む、請求項1または2に記載のスイッチングアンプ。
  5. 前記第2の電圧が、前記駆動手段に供給され該駆動手段が出力する駆動信号のハイレベル又はローレベルの一方のレベルとなる電圧である、請求項1〜4のいずれかに記載のスイッチングアンプ。
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