JP2010004621A - 電源装置 - Google Patents

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大介 吹井
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友裕 天野
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Abstract


【課題】 前段の電源から電力の供給を受けている状態で後段の電源を切断したときに、前段の電源の出力電圧が上昇することを防止することができる電源装置を提供する。
【解決手段】 比較基準電圧生成回路24は、抵抗素子R5、コンデンサC3およびスイッチSW1を備えている。入力端子S2に第2の出力停止信号が入力されると、スイッチSW1は遮断され、比較基準電圧生成回路24が出力する比較基準電圧は、第2の基準電圧電源VE2の基準電圧から、予め定める低下率、たとえば抵抗素子R5の抵抗値とコンデンサC3の容量とで決まる時定数の低下率で降下する。エラーアンプ23に入力させる比較基準電圧が、抵抗素子R5の抵抗値とコンデンサC3の容量とで決まる時定数の低下率で降下するので、第2の電源部20の出力が急激に低下することがなく、第1の電源部10の出力電圧が、一瞬上昇することを防止することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、他段構成のDCDCコンバータからなる電源装置に関する。
図1は、従来の技術による電源装置9の概略の回路構成を示す図である。電源装置9は、車両に搭載されるバッテリの電圧から、負荷である電子制御回路などのデバイスに供給する1.2V(ボルト)の電圧に変換する直流直流変換器(以下「DCDCコンバータ」という)である。
一般的に用いられるDCDCコンバータでバッテリの電圧から1.2Vなどの低い電圧に変換する場合、バッテリの電圧から直接1.2Vに変換することは非効率であるため、図1に示すように、電源回路9は、第1の電源部91によってバッテリの電圧VBから変換される3.3Vの電圧を入力として、第2の電源部92で1.2Vに変換する構成としている。
第1の電源部91は、3.3V電源用コントローラIC(Integrated Circuit)11、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)Q1,Q2、コイルL1、コンデンサC1および抵抗素子R1,R2を備えている。3.3V電源用コントローラIC11は、出力端子T1に接続されているコンデンサC1の出力電圧を抵抗素子R1,R2によって分圧した電圧に基づいて、出力電圧を3.3Vに保つように、MOSFETQ1,Q2の導通および遮断を制御する。
MOSFETQ1,Q2は、直列に接続され、MOSFETQ1とMOSFETQ2との接続点は、コイルL1を介して、一端がグランドに接続されているコンデンサC1の他端に接続されている。MOSFETQ1のドレインは、バッテリに接続されており、バッテリ電圧VBが印加され、MOSFETQ2のソースは、グランドに接続されている。
3.3V電源用コントローラIC11は、FET制御回路12およびエラーアンプ13を備えている。エラーアンプ13は、抵抗素子R1,R2によって分圧された出力電圧と、第1の基準電圧電源VE1の基準電圧との差を表す誤差信号をFET制御回路12に入力する。
FET制御回路12は、エラーアンプ13からの誤差信号に基づいて、MOSFETQ1,Q2を制御する。エラーアンプ13は、出力電圧が3.3Vよりも低いと、MOSFETQ1を導通させる誤差信号を出力し、FET制御回路12にコイル1を介してコンデンサC1を充電させる。そして、出力電圧が3.3Vよりも高いと、MOSFETQ2を導通させる誤差信号を出力し、FET制御回路12にコイル1を介してコンデンサC1を放電させる。FET制御回路12は、入力端子S1に接続されており、入力端子S1に入力される第1の出力停止信号が指示されると、MOSFETQ1,Q2を遮断状態にして、第1の電源部の出力を停止する。
第2の電源部92の回路構成は、第1の電源部91の回路構成と同じであるが、MOSFETQ3のドレインは、第1の電源部91のコンデンサC1に接続されている。負荷であるデバイス93は、出力端子T1を介して第1の電源部91のコンデンサC1に接続され、出力端子T2を介して第2の電源部92のコンデンサC2に接続されている。第2の基準電圧電源VE2の基準電圧は、1.2Vである。
第1の電源部91および第2の電源部92を切断(以下「オフ」という)する電源オフシーケンスが、第2の電源部92をオフした後に第1の電源部91をオフにするというシーケンスである場合、まず、入力端子S2に第2の出力停止信号が指示され、電源回路9は、1.2Vを出力する第2の電源部92をオフにする。次に、入力端子S1に第1の出力停止信号が指示され、電源回路9は、3.3Vを出力する第1の電源部91をオフにする。
第1の電源部91が3.3Vを出力し、かつ第2の電源部92が1.2Vを出力している状態で、第2の電源部92がオフになったとき、第1の電源部91から第2の電源部92に供給されていた電流の電流量は、コイルL1の逆起電力によってすぐには低下せず、コンデンサC1に流れ込む。コンデンサC1に流れ込んだ電流によって、コンデンサC1に電荷が蓄積され、コンデンサC1の電圧が短時間ではあるが、図1に示す出力波形のように一瞬上昇する。コンデンサC1の電圧が上昇すると、デバイス93に印加されている3.3Vの電圧が一瞬上昇し、デバイス93の最大定格を超えると、デバイス93が破壊されてしまうという問題がある。
2段構成のレギュレータを用いる他の従来の技術として、特許文献1および特許文献2に記載される電源装置がある。特許文献1に記載される電源装置は、第1のレギュレータと、第1のレギュレータより低い電圧を生成する少なくとも1つの第2のレギュレータとを備えており、第1のレギュレータの出力電圧が所定電圧よりも低下したことを検出したとき、第2のレギュレータを停止する。
特許文献2に記載される電源装置は、24Vの電源装置の後段に、12Vの電源装置、5Vの電源装置および3.3Vの電源装置を接続する構成であり、電源を停止するとき、12Vの電源装置、5Vの電源装置および3.3Vの電源装置を停止する順番を調整した立ち下りシーケンスで、これらの電源装置を停止する。
特開2004−140944号公報 特開2002−262550号公報
しかしながら、特許文献1に記載される電源装置は、図1に示した電源回路9と同様の回路構成であり、第2のレギュレータを停止したときに、第1のレギュレータの出力電圧が一瞬高くなるという問題がある。特許文献2に記載される電源装置も、同様に、後段の各電源装置が停止するたびに、前段の24Vの電源装置の出力電圧が一瞬高くなるという問題がある。
第1の電源部91のコンデンサC1の容量を大きくすることによって、上昇する電圧を低くすることは可能であるが、コンデンサC1の容量を大きくすると、形状が大きくなり、小型化およびコストダウンの阻害要因となる。
本発明の目的は、前段の電源から電力の供給を受けている状態で後段の電源を切断したときに、前段の電源の出力電圧が上昇することを防止することができる電源装置を提供することである。
本発明(1)は、コンデンサとコイルとを有し、電源に接続され、出力電圧が第1の出力電圧になるように、前記コンデンサへの充放電を前記コイルを介して制御する第1の電源部と、
前記第1の電源部の出力電圧を第2の出力電圧に変換して出力し、外部から出力の停止を指示する出力停止信号を受けると、出力電圧を前記第2の出力電圧から低下させた後、出力を停止する第2の電源部とを備えていることを特徴とする電源装置である。
本発明(1)によれば、コンデンサとコイルとを有する第1の電源部によって、電源に接続され、出力電圧が第1の出力電圧になるように、前記コンデンサへの充放電が前記コイルを介して制御される。そして、第2の電源部によって、前記第1の電源部の出力電圧が第2の出力電圧に変換されて出力され、外部から出力の停止を指示する出力停止信号を受けると、出力電圧が前記第2の出力電圧から低下された後、出力が停止される。
したがって、第1の電源部つまり前段の電源から電力の供給を受けている状態で、第2の電源部つまり後段の電源を切断したときに、前段のコイルによる逆起電力によって前段の電源の出力電圧が上昇することを防止することができる。さらに、前段の電源のコンデンサの容量を大きくすることなく、コントローラIC内への少しの回路追加で対応することができ、コスト低減を図ることができる。
図2は、本発明の実施の第1の形態である電源装置1の概略の回路構成を示す図である。電源装置1は、第1の電源部10および第2の電源部20を備えている。電源装置1の構成要素のうち、図1に示した従来の技術による電源回路9の構成要素と同じ構成要素については、同じ参照符号を付して対応することを示している。
第1の電源部10は、車両に搭載されるバッテリなどの直流の電源の電圧VB、たとえば14V(ボルト)を、第1の出力電圧、たとえば3.3Vに変換する直流直流変換器(以下「DCDCコンバータ」という)であり、第2の電源部20は、第1の電源部10の第1の出力電圧を、第2の出力電圧、たとえば1.2Vに変換するDCDCコンバータである。デバイス30は、第1の電源部10の出力端子T1および第2の電源部20の出力端子T2に接続されている負荷となるマイクロコンピュータなどの電子回路である。
第1の電源部10は、3.3V電源用コントローラIC(Integrated Circuit)11、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)Q1,Q2、第1の電源部のコイルであるコイルL1、第1の電源部のコンデンサであるコンデンサC1および抵抗素子R1,R2を備えている。3.3V電源用コントローラIC11は、FET制御部12、エラーアンプ13および第1の基準電圧電源VE1を備えており、コンデンサC1の電圧を抵抗素子R1,R2によって分圧した電圧に基づいて、第1の電源部10の出力電圧を3.3Vに保つように、MOSFETQ1,Q2の導通(以下「オン」という)および遮断(以下「オフ」という)を制御する。
エラーアンプ13は、抵抗素子R1および抵抗素子R2の接続点が反転入力端子に接続され、第1の基準電圧電源VE1が非反転入力端子に接続され、出力がFET制御部12に接続されている。エラーアンプ13は、コンデンサC1の電圧を抵抗素子R1,R2によって分圧した電圧と、第1の基準電圧電源VE1の基準電圧との差を表す第1の誤差信号を出力する。
FET制御部12は、MOSFETQ1,Q2のゲートに接続され、エラーアンプ13から入力される第1の誤差信号に基づいて、コンデンサC1の電圧が第1の出力電圧になるように、MOSFETQ1,Q2のオンオフを制御する。FET制御部12には、入力端子S1が入力され、第1の電源部10の出力の停止を指示する第1の出力停止信号が入力端子S1に入力されると、FET制御部12は、MOSFETQ1,Q2をともにオフにして、第1の電源部10の出力を停止する。
MOSFETQ1は、ドレインがバッテリ電圧VBに接続され、ソースがコイルL1の一端およびMOSFETQ2のドレインに接続され、MOSFETQ2のソースは、グランドに接続されている。コイルL1の他端は、一端がグランドに接続されているコンデンサC1の他端、出力端子T1、抵抗素子R1およびMOSFETQ3のドレインに接続されている。
MOSFETQ1は、オンになると、コイルL1を介してコンデンサC1を充電して、コンデンサC1の電圧を上昇させる。MOSFETQ2は、オンになると、コイルL1を介してコンデンサC1を放電して、コンデンサC1の電圧を低下させる。
第2の電源部20は、1.2V電源用コントローラIC21、MOSFETQ3,Q4、第2のコイルであるコイルL2、第2のコンデンサであるコンデンサC2および抵抗素子R3,R4を備えている。1.2V電源用コントローラIC21は、FET制御部22、エラーアンプ23、第2の基準電圧電源VE2および比較基準電圧生成回路24を備えており、コンデンサC2の電圧を抵抗素子R3,R4によって分圧した電圧に基づいて、第2の電源部20の出力電圧を1.2Vに保つように、MOSFETQ3,Q4のオンおよびオフを制御する。
誤差電流生成手段であるエラーアンプ23は、抵抗素子R3および抵抗素子R4の接続点が反転入力端子に接続され、比較基準電圧生成回路24が生成する比較基準電圧が非反転入力端子に接続され、出力がFET制御部22に接続されている。エラーアンプ23は、コンデンサC2の電圧を抵抗素子R3,R4によって分圧した電圧と、比較基準電圧との差を表す誤差信号である第2の誤差信号を出力する。
比較基準電圧生成手段である比較基準電圧生成回路24は、抵抗素子R5、コンデンサC3およびスイッチSW1を備えている。抵抗素子R5の一端およびコンデンサC3の一端は、グランドに接続され、抵抗素子R5の他端およびコンデンサC3の他端は、並列にエラーアンプ23の非反転入力端子に接続されているとともに、スイッチSW1を介して基準電圧電源である第2の基準電圧電源VE2に接続されている。スイッチSW1は、第2の電源部20の出力の停止を指示する出力停止信号である第2の出力停止信号によってオンオフされるスイッチである。
スイッチSW1は、たとえばNPN型のトランジスタによって構成され、ベースが入力端子S2に接続され、エミッタがグランドに接続され、コレクタが第2の基準電圧電源VE2に接続されている。入力端子S2に第2の出力停止信号が入力されると、スイッチSW1は遮断され、比較基準電圧生成回路24が出力する比較基準電圧は、第2の基準電圧電源VE2の基準電圧から、予め定める低下率、たとえば抵抗素子R5の抵抗値とコンデンサC3の容量とで決まる時定数の低下率で降下する。第2の基準電圧電源VE2および比較基準電圧生成回路24は、出力停止遅延制御手段である。
充放電制御手段であるFET制御部22は、MOSFETQ3,Q4のゲートに接続され、エラーアンプ23から入力される第2の誤差信号に基づいて、コンデンサC2の電圧が第2の出力電圧になるように、MOSFETQ3,Q4のオンオフを制御する。
MOSFETQ3は、ドレインが第1の電源部10の出力、つまりコンデンサC1に接続され、ソースがコイルL2の一端およびMOSFETQ4のドレインに接続され、MOSFETQ4のソースは、グランドに接続されている。コイルL2の他端は、一端がグランドに接続されているコンデンサC2の他端、出力端子T2および抵抗素子R3の一端に接続されている。MOSFETQ3は、オンになると、コイルL2を介してコンデンサC2を充電して、コンデンサC2の電圧を上昇させる。MOSFETQ4は、オンになると、コイルL2を介してコンデンサC2を放電して、コンデンサC2の電圧を低下させる。MOSFETQ3,Q4は、充放電手段である。
このように、比較基準電圧生成回路24は、第2の電源部20の出力の停止を指示する第2の出力停止信号が入力されると、エラーアンプ23に入力させる比較基準電圧を、抵抗素子R5の抵抗値とコンデンサC3の容量とで決まる時定数の低下率で降下させるので、第2の電源部20の出力は、図2に示す出力端子T2の出力波形のように急激に低下することがない。したがって、コイルL1の逆起電力はほとんど働くことがなく、第1の電源部10の出力電圧は、図2に示す出力端子T1の出力波形のようにほとんど上昇することがない。
このように、コンデンサC1とコイルL1とを有する第1の電源部10によって、電源に接続され、出力電圧が第1の出力電圧になるように、コンデンサC1への充放電がコイルL1を介して制御される。そして、第2の電源部20によって、第1の電源部10の出力電圧が第2の出力電圧に変換されて出力され、外部から出力の停止を指示する第2の出力停止信号を受けると、出力電圧が前記第2の出力電圧から低下された後、出力が停止される。
したがって、第1の電源部10つまり前段の電源から電力の供給を受けている状態で、第2の電源部20つまり後段の電源を切断したときに、前段のコイルL1による逆起電力によって前段の電源の出力電圧が上昇することを防止することができる。さらに、前段の電源のコンデンサC1の容量を大きくすることなく、1.2V電源用コントローラIC21内への少しの回路追加で対応することができ、コスト低減を図ることができる。
さらに、コンデンサC2とコイルL2とを有する第2の電源部20では、MOSFETQ3,Q4によって、第1の電源部10の出力に接続され、コンデンサC2への充放電がコイルL2を介して行われ、エラーアンプ23によって、第2の電源部20の出力電圧と目標電圧との差を表す第2の誤差信号が生成され、FET制御部22によって、エラーアンプ23によって生成された第2の誤差信号に基づいて、MOSFETQ3,Q4による充放電が制御される。そして、出力停止遅延制御手段、たとえば第2の基準電圧電源VE2および比較基準電圧生成回路24によって、第2の出力停止信号を受けると、第2の電源部20の出力電圧が、前記第2の出力電圧から低下された後、出力を停止するように、エラーアンプ23およびFET制御部22が制御される。したがって、後段の電源がスイッチング電源である場合にも適用可能である。
さらに、第2の基準電圧電源VE2および比較基準電圧生成回路24では、第2の基準電圧電源VE2によって、基準電圧が生成され、比較基準電圧生成回路24によって、第2の出力停止信号を受けると、第2の基準電圧電源VE2によって生成された基準電圧から低下する比較基準電圧が生成される。そして、前記目標電圧は、比較基準電圧生成回路24によって生成された比較基準電圧であるので、最小限の回路構成によって、具体的には抵抗素子R5、コンデンサC3およびトランジスタからなるスイッチSW1によって、前段の電源の出力電圧が一瞬上昇することを防止することができる。
図3は、本発明の実施の第2の形態である電源装置2の概略の回路構成を示す図である。電源装置2の構成要素のうち、図2に示した電源回路1の構成要素と同じ構成要素については、同じ参照符号を付して対応することを示しており、同じ作用である構成要素については、重複を避けるために説明は省略する。電源装置2は、第1の電源部10および第2の電源部20aを備えている。図3では、第1の電源部10は省略している。
第2の電源部20aは、1.2V電源用コントローラIC21a、MOSFETQ3,Q4、コイルL2、コンデンサC2、抵抗素子R3,R4,R6、ダイオードD1およびMOSFETQ5を備えている。1.2V電源用コントローラIC21aは、FET制御部22、エラーアンプ23、第2の基準電圧電源VE2および過電流検出回路25を備えており、コンデンサC2の電圧を抵抗素子R3,R4によって分圧した電圧に基づいて、第2の電源部20aの出力電圧を1.2Vに保つように、MOSFETQ3,Q4のオンおよびオフを制御する。
誤差電流生成手段であるエラーアンプ23は、抵抗素子R3および抵抗素子R4の接続点が反転入力端子に接続され、第2の基準電圧電源VE2が非反転入力端子に接続され、出力がFET制御部22に接続されている。エラーアンプ23は、コンデンサC2の電圧を抵抗素子R3,R4によって分圧した電圧と、第2の基準電圧電源VE2の基準電圧との差を表す第2の誤差信号を出力する。
過電流検出手段である過電流検出回路25は、出力端子T2から出力される電流の電流値を測定し、測定した電流値が予め定める電流値、たとえばデバイス30の最大定格電流値よりも大きいとき、過電流検出信号をFET制御部22に出力する。
充放電制御手段であるFET制御部22は、MOSFETQ3,Q4のゲートに接続され、エラーアンプ23から入力される第2の誤差信号に基づいて、コンデンサC2の電圧が第2の出力電圧になるように、MOSFETQ3,Q4のオンオフを制御する。さらに、過電流検出回路24から過電流検出信号が入力されると、MOSFETQ3によってコンデンサC2に充電する電流の電流値を減少させる。
抵抗素子R6およびMOSFETQ5は、コイルL2とコンデンサC2の間に直列に接続されて、MOSFETQ5には、ダイオードD1が並列に接続されている。抵抗素子である抵抗素子R6は、一端がコイルL2に接続され、他端がMOSFETQ5のドレインおよびダイオードのカソードに接続されている。可変抵抗手段であるMOSFETQ5は、ソースがコンデンサC2およびダイオードD1のアノードに接続され、ゲートが可変電圧源VGに接続されている。
MOSFETQ5は、可変電圧源VGによってゲートに印加される電圧が下がると、MOSFETQ5のオン抵抗の抵抗値が増加する。可変抵抗制御手段可変電圧源VGは、たとえば図2に示した比較基準電圧生成回路24および第2の基準電圧電源VE2と同様の回路構成によって実現することができ、入力端子S2に第2の出力停止信号が入力されると、スイッチSW1は遮断され、MOSFETQ5のゲートに印加される電圧は、可変電圧源VGの最大の電圧から、MOSFETQ5のオン抵抗の抵抗値を予め定める増加率で増加させるゲート電圧となるように低下する。この予め定める増加率は、たとえば比較基準電圧生成回路24の抵抗素子の抵抗値とコンデンサの容量とで決まる時定数によって決めることができる。過電流検出回路25、抵抗素子R6およびMOSFETQ5は、出力停止遅延制御手段である。
このように、コイルL2とコンデンサC2との間に直列に接続される抵抗素子R6および抵抗値が可変であるMOSFETQ5とを有する過電流検出回路25、抵抗素子R6およびMOSFETQ5では、可変電圧源VGによって、第2の出力停止信号を受けると、MOSFETQ5の抵抗値が増加され、過電流検出回路25によって、抵抗素子R6およびMOSFETQ5による電圧降下の電圧値によって、コイルL2を流れる電流の電流値が検出され、検出された電流値が予め定める電流値よりも大きいとき、過電流検出信号が出力される。そして、FET制御部22によって、過電流検出回路25によって過電流検出信号が出力されると、MOSFETQ3,Q4によってコンデンサC2に充電する電流の電流値を減少させるので、電流制限値のコントロールによって急激な電流変化を抑えることができる。
図4は、本発明の実施の第3の形態である電源装置3の概略の回路構成を示す図である。図4(a)は、電源装置3の概略の回路構成を示し、図4(b)は、可変電流源26の回路構成を示す。電源装置3の構成要素のうち、図2に示した電源回路1の構成要素と同じ構成要素については、同じ参照符号を付して対応することを示しており、同じ作用である構成要素については、重複を避けるために説明は省略する。電源装置3は、第1の電源部10および第2の電源部20bを備えている。図4では、第1の電源部10は省略している。
第2の電源部20bは、1.2V電源用コントローラIC21b、MOSFETQ3,Q4、コイルL2、コンデンサC2および抵抗素子R3,R4を備えている。1.2V電源用コントローラIC21bは、FET制御部22、エラーアンプ23、第2の基準電圧電源VE2および可変電流源26を備えており、コンデンサC2の電圧を抵抗素子R3,R4によって分圧した電圧に基づいて、第2の電源部20bの出力電圧を1.2Vに保つように、MOSFETQ3,Q4のオンおよびオフを制御する。
誤差電流生成手段であるエラーアンプ23は、抵抗素子R3および抵抗素子R4の接続点が反転入力端子に接続され、第2の基準電圧電源VE2が非反転入力端子に接続され、出力がFET制御部22に接続されている。エラーアンプ23は、コンデンサC2の電圧を抵抗素子R3,R4によって分圧した電圧と、第2の基準電圧電源VE2の基準電圧との差を表す第2の誤差信号を出力する。
出力停止遅延制御手段である可変電流源26は、抵抗素子R11〜R15、コンデンサC11およびトランジスタQ11〜Q14を備えている。入力端子S2は、抵抗素子R11を介して、トランジスタQ11のベースと、一端がグランドに接続されている抵抗素子12の他端に接続されている。トランジスタQ11は、NPN型のトランジスタである。トランジスタQ11は、エミッタがグランドに接続され、コレクタが、直列に接続されている抵抗素子R13,14を介して回路内の電源VCに接続されている。
抵抗素子13は、一端が回路内の電源VCに接続され、他端が抵抗素子14の一端に接続され、抵抗素子14の他端は、トランジスタQ11のコレクタに接続されている。抵抗素子13と抵抗素子14との接続点は、一端がグランドに接続されるコンデンサC11の他端、およびトランジスタQ12のベースに接続されている。トランジスタQ12は、PNP型のトランジスタであり、エミッタが抵抗素子15を介して回路内の電源VCに接続され、コレクタがトランジスタQ13のコレクタおよびベースならびにトランジスタQ14のベースに接続されている。トランジスタQ13,Q14は、NPN型のトランジスタであり、エミッタがともにグランドに接続され、ベース同士が接続され、かつトランジスタQ13のベースとコレクタとが接続されており、カレントミラー回路を構成している。トランジスタQ14のコレクタは、エラーアンプ23の出力に接続されている。
入力端子S2に第2の出力停止信号が入力されていない場合、トランジスタQ11はオフであり、トランジスタQ12のベースに電流は供給されない。すなわち、トランジスタQ13,Q14は、ともにオフであり、トランジスタQ14は、エラーアンプ23の出力である第2の誤差信号の電流を減らすことはない。入力端子S2に第2の出力停止信号が入力されると、トランジスタQ11はオンとなり、トランジスタQ12のベースに電流が供給され、コンデンサC11の電位が、抵抗素子R13の抵抗値とコンデンサC11の容量とで決まる時定数の低下率で低下する。それに伴い、抵抗素子R13を流れる電流が増加し、トランジスタQ12のベースに供給される電流が増加する。すなわち、トランジスタQ13を流れる電流も増加し、カレントミラー回路の電流も増加するので、エラーアンプ23の出力である第2の誤差信号から減らされる電流Icも増加する。
充放電制御手段であるFET制御部22は、MOSFETQ3,Q4のゲートに接続され、入力端子S2に第2の出力停止信号が入力されていないときは、エラーアンプ23から入力される第2の誤差信号に基づいて、コンデンサC2の電圧が第2の出力電圧になるように、MOSFETQ3,Q4のオンオフを制御する。FET制御部22は、入力端子S2に第2の出力停止信号が入力されると、エラーアンプ23から入力される第2の誤差信号の電流から、可変電流源26によって電流Ic分減らされるので、減らされる電流値に応じて、出力電圧を低下するように、MOSFETQ3によってコンデンサC1に充電する電流の電流値を減少させる。
このように、可変電流源26によって、第2の出力停止信号を受けると、エラーアンプ23によって生成された第2の誤差信号の電流から、電流値が、「0」の値から増加する電流が減らされる。そして、FET制御部22によって、可変電流源26によって、エラーアンプ23によって生成された第2の誤差信号の電流から減らされた電流の電流値に応じて、MOSFETQ3,Q4によってコンデンサC2に充電する電流の電流値が減少されるので、可変の電流源を用いて、前段の電源の出力電圧が一瞬上昇することを防止することができる。さらに、エラーアンプ23の出力が1.2V電源用コントローラIC21b外部に出ている場合、外部部品の追加によって実現することができる。
図5は、本発明の実施の第4の形態である電源装置4の概略の回路構成を示す図である。電源装置4の構成要素のうち、図2に示した電源回路1の構成要素と同じ構成要素については、同じ参照符号を付して対応することを示しており、同じ作用である構成要素については、重複を避けるために説明は省略する。電源装置4は、第1の電源部10および第2の電源部20cを備えている。図5では、第1の電源部10は省略している。
第2の電源部20cは、図2に示した第2の電源部20の1.2V電源用コントローラIC21を1.2V電源用コントローラIC21cに置き換えたものであり、1.2V電源用コントローラIC21cは、1.2V電源用コントローラIC21に、電圧検出手段27を追加した回路である。
強制切断制御手段である電圧検出手段27は、たとえばコンパレータなどの比較器によって構成され、コンデンサC2の電圧が第2の出力電圧よりも低い電源切断電圧、たとえば0.5V以下になると、強制切断信号をFET制御部22に出力する。FET制御部22は、電圧検出手段27から強制切断信号が入力されると、MOSFETQ3,Q4をともにオフにして、第2の電源部20の出力を停止する。
このように、第2の電源部20cでは、強制切断制御手段、たとえば電圧検出手段27によって、第2の電源部20cの出力電圧が、前記第2の出力電圧よりも低い電源切断電圧以下になると、強制切断信号が出力される。そして、FET制御部22によって、電圧検出手段27によって強制切断信号が出力されると、MOSFETQ3,Q4による充放電を停止することによって、第2の電源部20cの出力を停止するので、急激な変動を抑えて、かつ、より早く第2の電源部20cの出力を停止することができる。
このように、電圧検出手段27によって、第2の電源部20cの出力電圧と、前記電源切断電圧とが比較され、コンデンサC2によって出力される出力電圧が前記前記電源切断電圧以下であると、強制切断信号が出力されるので、出力電圧を監視することによって、急激な変動を抑えて、かつ、より早く第2の電源部20cの出力を停止することができる。
図6は、本発明の実施の第5の形態である電源装置5の概略の回路構成を示す図である。電源装置5の構成要素のうち、図2に示した電源回路1の構成要素と同じ構成要素については、同じ参照符号を付して対応することを示しており、同じ作用である構成要素については、重複を避けるために説明は省略する。電源装置5は、第1の電源部10および第2の電源部20dを備えている。図6では、第1の電源部10は省略している。
第2の電源部20dは、図2に示した第2の電源部20の1.2V電源用コントローラIC21を1.2V電源用コントローラIC21dに置き換え、コイルL2とコンデンサC2との間に抵抗素子R7を追加したものであり、1.2V電源用コントローラIC21dは、1.2V電源用コントローラIC21に、電流モニタ回路28を追加した回路である。
第2の電流検出手段である電流モニタ回路28は、出力端子T2から出力される電流の電流値が第2の電流値以下になると、強制切断信号をFET制御部22に出力する。具体的には、電流モニタ回路28は、たとえばコンパレータなどの比較器によって構成され、第2の抵抗素子である抵抗素子R7の電圧降下の電圧値が、抵抗素子R7と前記第2の電流値との乗算値以下になると、強制切断信号をFET制御部22に出力する。第2の電流値は、出力端子T2から出力される出力電圧が前記電源切断電圧になったときに流れる電流の電流値である。
FET制御部22は、電圧検出手段27から第2電源停止指示信号が入力されると、MOSFETQ3,Q4をともにオフにして、第2の電源部20の出力を停止する。抵抗素子R7および電流モニタ回路28は、強制切断制御手段である。
このように、コイルL2とコンデンサC2との間に直列に接続される抵抗素子R7を有する抵抗素子R7および電流モニタ回路28では、電流モニタ回路28によって、抵抗素子R7による電圧降下の電圧値によって、コイルL2を流れる電流の電流値が検出され、検出された電流値が第2の電流値以下になると、強制切断信号が出力されるので、出力電流を監視することによって、急激な変動を抑えて、かつ、より早く第2の電源部20dの出力を停止することができる。
図7は、本発明の実施の第6の形態である電源装置6の概略の回路構成を示す図である。図7(a)は、電源装置6の概略の回路構成を示し、図7(b)は、Delay回路29の回路構成を示す。電源装置6の構成要素のうち、図2に示した電源回路1の構成要素と同じ構成要素については、同じ参照符号を付して対応することを示しており、同じ作用である構成要素については、重複を避けるために説明は省略する。電源装置6は、第1の電源部10および第2の電源部20eを備えている。図7では、第1の電源部10は省略している。
第2の電源部20eは、図2に示した第2の電源部20の1.2V電源用コントローラIC21を1.2V電源用コントローラIC21eに置き換えたものであり、1.2V電源用コントローラIC21eは、1.2V電源用コントローラIC21に、Delay回路29を追加した回路である。
強制切断制御手段であるDelay回路29は、抵抗素子R21〜R24、トランジスタQ21,Q22およびコンデンサC21を備えている。入力端子S2は、抵抗素子R21を介して、トランジスタQ21のベースと、一端がグランドに接続されている抵抗素子22の他端に接続されている。
トランジスタQ21は、NPN型のトランジスタであり、エミッタがグランドに接続され、コレクタが、抵抗素子R23を介して回路内の電源VCに接続され、さらに、一端がグランドに接続されているコンデンサC11の他端、およびトランジスタQ22のベースに接続されている。トランジスタQ22は、エミッタがグランドに接続され、コレクタが、抵抗素子R24を介して回路内の電源VCに接続され、さらに、FET制御部22に入力されている。
入力端子S2に第2の出力停止信号が入力されていない場合、トランジスタQ21はオンであり、すなわち、コンデンサC21の電位はほぼグランドレベルであり、トランジスタQ22のベースに電流が供給されない。換言すると、トランジスタQ22は、オフであり、トランジスタQ22から出力される強制切断信号は、HIGHレベル、すなわち強制切断信号はオフである。
入力端子S2に第2の出力停止信号が入力されると、トランジスタQ21はオフとなり、コンデンサC21の電位は、抵抗素子23の抵抗値とコンデンサC21の容量とで決まる時定数で徐々に増加する。入力端子S2に第2の出力停止信号が入力されてから、予め定める時間経過すると、すなわちコンデンサC21の電位が前記時定数で増加して、トランジスタQ22のベースエミッタ間の電位以上になると、トランジスタQ22はオンとなり、トランジスタQ22から出力される強制切断信号は、LOWレベル、すなわち強制切断信号はオンとなる。FET制御部22は、強制切断信号がオンになると、MOSFETQ3,Q4をオフとして、第2の電源部の出力を停止する。
このように、Delay回路29によって、第2の出力停止信号を受けると、前記出力停止信号を受けた時点から予め定める時間が経過したときに、強制切断信号が出力されるので、出力電圧が十分低下したタイミングまで出力停止指示信号を遅延させることによって、急激な変動を抑えて、かつ、より早く第2の電源部20eの出力を停止することができる。
図5に示した電源装置4、図6に示した電源装置5および図7に示した電源装置6では、図2に示した電源装置1に、図5に示した電源検出手段27、図6に示した電流モニタ28および抵抗素子R7、ならびに図7に示したDelay回路29を追加したものであるが、図3に示した電源装置2、または図4に示した電源装置3に、図5に示した電源検出手段27、図6に示した電流モニタ28および抵抗素子R7、ならびに図7に示したDelay回路29のうちのいずれか1つを追加してもよい。
このように、図2に示した第2の基準電圧電源VE2および比較基準電圧生成回路24、図3に示した過電流検出回路25、抵抗素子R6およびMOSFETQ5、ならびに図4に示した可変電流源26のうちのいずれか1つと、図5に示した電源検出手段27、図6に示した電流モニタ28および抵抗素子R7、ならびに図7に示したDelay回路29のうちのいずれか1つとを備えているので、より確実な制御が可能である。
さらに、電源装置1〜6は、いずれも集積回路化して形成することが可能であり、小型化およびコストダウンが可能である。
このように、電源装置1〜6が半導体集積回路によって形成されているので、回路の簡素化およびコストダウンを図ることができる。
従来の技術による電源装置9の概略の回路構成を示す図である。 本発明の実施の第1の形態である電源装置1の概略の回路構成を示す図である。 本発明の実施の第2の形態である電源装置2の概略の回路構成を示す図である。 本発明の実施の第3の形態である電源装置3の概略の回路構成を示す図である。 本発明の実施の第4の形態である電源装置4の概略の回路構成を示す図である。 本発明の実施の第5の形態である電源装置5の概略の回路構成を示す図である。 本発明の実施の第6の形態である電源装置6の概略の回路構成を示す図である。
符号の説明
1〜6,9 電源装置
10,91 第1の電源部
11 3.3V電源用コントローラIC
12,22 FET制御回路
13,23 エラーアンプ
20,20a〜20e,92 第2の電源部
21,21a〜21e,920 1.2V電源用コントローラIC
24 比較基準電圧生成回路
25 過電流検出回路
26 可変電流源
27 電圧検出手段
28 電流モニタ回路
29 Delay回路
30,93 デバイス
C1〜C5,C11,C21 コンデンサ
D1 ダイオード
L1,L2 コイル
Q1〜Q5 MOSFET
Q11〜Q14,Q21,Q22 トランジスタ
R1〜R7,R11〜R15,R21〜R24 抵抗素子
S1,S2 入力端子
SW1 スイッチ
T1,T2 出力端子
VB バッテリ電圧
VC 回路内の電源
VE1 第1の基準電圧電源
VE2 第2の基準電圧電源
VG 可変電圧源

Claims (5)

  1. コンデンサとコイルとを有し、電源に接続され、出力電圧が第1の出力電圧になるように、前記コンデンサへの充放電を前記コイルを介して制御する第1の電源部と、
    前記第1の電源部の出力電圧を第2の出力電圧に変換して出力し、外部から出力の停止を指示する出力停止信号を受けると、出力電圧を前記第2の出力電圧から低下させた後、出力を停止する第2の電源部とを備えていることを特徴とする電源装置。
  2. 前記第2の電源部は、
    第2のコンデンサと、
    第2のコイルと、
    前記第1の電源部の出力に接続され、前記第2のコンデンサへの充放電を前記第2のコイルを介して行う充放電手段と、
    前記第2の電源部の出力電圧と目標電圧との差を表す誤差信号を生成する誤差信号生成手段と、
    前記誤差信号生成手段によって生成された誤差信号に基づいて、前記充放電手段による充放電を制御する充放電制御手段と、
    前記出力停止信号を受けると、前記第2の電源部の出力電圧を、前記第2の出力電圧から低下させた後、出力を停止するように前記誤差信号生成手段および前記充放電制御手段を制御する出力停止遅延制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記出力停止遅延制御手段は、
    基準電圧を生成する基準電圧電源と、
    前記出力停止信号を受けると、前記基準電圧電源によって生成された基準電圧から低下する比較基準電圧を生成する比較基準電圧生成手段とを備え、
    前記目標電圧は、前記比較基準電圧生成手段によって生成された比較基準電圧であることを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記出力停止遅延制御手段は、
    前記第2のコイルと第2のコンデンサとの間に直列に接続される抵抗素子および抵抗値が可変である可変抵抗手段と、
    前記出力停止信号を受けると、前記可変抵抗手段の抵抗値を増加させる可変抵抗制御手段と、
    前記抵抗素子および前記可変抵抗手段による電圧降下の電圧値によって、前記第2のコイルを流れる電流の電流値を検出し、検出した電流値が予め定める電流値よりも大きいとき、過電流検出信号を出力する過電流検出手段とを備え、
    前記充放電制御手段は、前記過電流検出手段によって過電流検出信号が出力されると、前記充放電手段によって前記第2のコンデンサに充電する電流の電流値を減少させることを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  5. 前記第2の電源部は、前記第2の電源部の出力電圧が、前記第2の出力電圧よりも低い電源切断電圧以下になると、強制切断信号を出力する強制切断制御手段を備え、
    前記充放電制御手段は、前記強制切断制御手段によって強制切断信号が出力されると、前記充放電手段による充放電を停止することによって、前記第2の電源部の出力を停止することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の電源装置。
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