JP2008201333A - 自動二輪車の前部車体カバー構造 - Google Patents

自動二輪車の前部車体カバー構造 Download PDF

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Abstract

【課題】前側カバーの両側に灯火器が配設され、両灯火器間に前側カバーで前方から覆われる補機が配設される自動二輪車の前部車体カバー構造において、メンテナンス用リッドおよび外観デザインの自由度を高めつつ、メンテナンス性を高める。
【解決手段】前側カバー36が、正面視で縦長の両灯火器49の内側側縁間にメンテナンス用の開口部58を形成するカバー主体59と、複数のリッド構成部材66,67により構成されるメンテナンス用リッド60とから成る。
【選択図】 図3

Description

本発明は、操向ステムを操向自在に支承して車体フレームの前端に設けられるヘッドパイプおよび前記操向ステムを前方から覆う前側カバーの両側に、相互に離間して灯火器が配設され、前記操向ステムおよび前記ヘッドパイプの前方かつ前記両灯火器間に、前記前側カバーで前方から覆われる補機が配設される自動二輪車の前部車体カバー構造に関する。
前側カバー内の収納物や灯火器のメンテナンスを可能とするために、左右の灯火器間で前側カバーにメンテナンス用の開口部が設けられ、その開口部がメンテナンスリッドでとじられるようにした自動二輪車の前部車体カバー構造が、特許文献1で知られている。
特許第3321673号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、メンテナンス用の開口部が、左右の灯火器の内側側縁との間に間隔をあけた位置で前側カバーに設けられており、灯火器のバルブ交換等のメンテナンスを容易とするには改善の余地がある。そこで開口部を両灯火器の内側側縁まで広げることが考えられるが、そうするとメンテナンス用リッドも大型化してしまい、メンテナンス用リッドが目立ち易くなり、メンテナンス用リッドの設計自由度が低下するとともに、外観デザインの自由度が低下してしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、メンテナンス用リッドおよび外観デザインの自由度を高めつつ、メンテナンス性を高め得るようにした自動二輪車の前部車体カバー構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、操向ステムを操向自在に支承して車体フレームの前端に設けられるヘッドパイプおよび前記操向ステムを前方から覆う前側カバーの両側に、相互に離間して灯火器が配設され、前記操向ステムおよび前記ヘッドパイプの前方かつ前記両灯火器間に、前記前側カバーで前方から覆われる補機が配設される自動二輪車の前部車体カバー構造において、前記両灯火器が正面視で縦長に形成され、前記前側カバーが、前記両灯火器がそれぞれ取付けられるとともに前記両灯火器の内側側縁間にメンテナンス用の開口部を形成するカバー主体と、第1のリッド構成部材を含む複数のリッド構成部材により構成されるとともに前記開口部を閉じるようにして前記カバー主体に着脱可能に取付けられるメンテナンス用リッドとから成ることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記第1のリッド構成部材が、前記両灯火器の内側側縁に隣接して上下に延びる左右一対の縦長部ならびに上方に開いた凹部を前記両縦長部間に形成するようにして前記両縦長部の下部間を連結する連結部を一体に有し、前記メンテナンス用リッドのうち第1のリッド構成部材を除く部分が、前記凹部を閉じるように下方に凸形状に形成されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に加えて、前記カバー主体は、前記灯火器がそれぞれ取付けられる左右一対のサイドカバー部材が前記開口部の下方で車体フレームの左右方向中央部に締結されて成り、前記第1のリッド構成部材が、前記両サイドカバー部材の前記車体フレームへの締結部を前方から覆うようにして前記連結部から下方に突出する突部を一体に有して略Y字状に形成されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の構成に加えて、前記両サイドカバー部材には、前記開口部の下縁を形成するようにして第1のリッド構成部材の縦長部の下端よりも下方に配置されて相互に近接する側に延びるとともにその先端が前記車体フレームに締結される延長部がそれぞれ一体に設けられ、第1のリッド構成部材の左右両側下部、前記両灯火器の内側下部側縁および前記両延長部の上縁で左右一対の窓が形成されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の構成に加えて、前記窓を貫通して前記前側カバーよりも前方に突出される支持ステーが車体フレームに固着され、該支持ステーの前端に前部ライセンスプレートが取付けられることを特徴とする。
さらに請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記第1のリッド構成部材が、前記メンテナンス用リッドで前記開口部を覆った状態では、前記縦長部の上縁が前記灯火器の上縁に滑らかに連なるように形成されることを特徴とする。
なお実施例のフロントカウル36が本発明の前側カバーに対応し、実施例のレッグシールド39が本発明のサイドカバー部材に対応し、実施例のウインカ49が本発明の灯火器に対応し、実施例のバッテリ50およびホーン51が本発明の補機に対応する。
請求項1記載の発明によれば、左右の灯火器の内側側縁間にメンテナンス用の開口部を形成することで、補機および灯火器のメンテナンス作業を容易とすることができる。しかもメンテナンス用リッドが複数のリッド構成部材で構成され、それらのリッド構成部材の1つである第1のリッド構成部材が灯火器の内側側縁に隣接して配置されるとともに、上方に開放した凹部を形成するものであり、前記メンテナンス用リッドのうち第1のリッド構成部材を除く部分が、前記凹部を閉じるように下方に凸形状に形成されているので、メンテナンス用リッドを細分化することでメンテナンス用リッドの設計自由度を高めるとともに、メンテナンス用リッドを小さく見せて目立ち難くするデザインが可能となる。
また請求項2記載の発明によれば、灯火器に隣接する部位の周辺をその他の部位とは別部材である第1のリッド構成部材の縦長部とした構造により、灯火器を目立たせるような特徴的な意匠を施すことができ、灯火器の被視認性を高めることができるとともに、外観性の向上を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、略Y字形である第1のリッド構成部材によって両サイドカバー部材の車体フレームへの締結部を覆うことにより、メンテナンス用リッドを構成する部材の個数を必要最小限に抑えつつ、メンテナンス用リッドの大型化を抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、第1のリッド構成部材の左右両側下部、両灯火器の内側下部側縁および両サイドカバー部材の両延長部の上縁で左右一対の窓が形成されることにより、単一部材に窓が形成される場合に比べて成形型を単純化することができ、しかも窓から前側カバー内に導入される走行風で発熱部材である灯火器や、前側カバー内に収納されている補機を冷却することができる。
請求項5記載の発明によれば、窓を貫通する支持ステーの前端に前部ライセンスプレートが取付けられるので、支持ステーを取り外すことなく、メンテナンス用リッドの取り外しが可能となり、支持ステーの有無によってメンテナンス性が影響されることはない。
さらに請求項6記載の発明によれば、メンテナンス用リッドで開口部を覆った状態で第1のリッド構成部材の縦長部の上縁が灯火器の上縁に滑らかに連なるので、第1のリッド構成部材を灯火器と一体視する効果を得ることができ、メンテナンス用リッドをより目立ち難くすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図9は本発明の一実施例を示すものであり、図1はスクータ型自動二輪車の側面図、図2はスクータ型自動二輪車の前部拡大側面図、図3は図2の3矢視図、図4はフロントカウルから第2のリッド構成部材を取り外した状態での図3に対応した図、図5はフロントカウルからメンテナンス用リッドを取り外した状態での図3に対応した図、図6は左右一対のレッグシールドを図3と同一方向から見た図、図7は両レッグシールドからウインカを取り外した状態での図6に対応した図、図8は図3の8−8線拡大断面図、図9は図3の9−9線拡大断面図である。
先ず図1において、スクータ型である自動二輪車の車体フレームFは、前端にヘッドパイプ16が固着されたメインフレームパイプ17と、該メインフレームパイプ17の後端に直角に固着されるクロスパイプ18と、クロスパイプ18の両端部に前端がそれぞれ連設される左右一対のリヤフレームパイプ19…とを備える。
メインフレームパイプ17は、ヘッドパイプ16から後ろ下がりに傾斜したダウンフレーム部17aと、ダウンフレーム部17aの後端からほぼ水平にして後方に延びるロアフレーム部17bとが一体に連設されて成る。クロスパイプ18は車体フレームFの左右方向に延びるものであり、該クロスパイプ18の軸方中央部がメインフレームパイプ17の後端部に直角に固着される。
前記ヘッドパイプ16には操向ステム20が操向可能に支承され、下端部で前輪WFを軸支するフロントフォーク21が前記操向ステム20の下端に連結され、バー状の操向ハンドル22の中央部が前記操向ステム20の上端に連結される。
車体フレームFにおける両リヤフレームパイプ19…の前部には、後輪WRの前方側に配置されるエンジンEと、後輪WRの左側方に配置される伝動装置Mとから成るユニットスイング式のパワーユニットPが、上下に揺動することを可能としつつリンク23を介して上下揺動可能に支承され、後輪WRはパワーユニットPの後部に軸支される。左右一対のリヤフレームパイプ19…のうち左側のリヤフレームパイプ19およびパワーユニットPの後部との間にはリヤクッションユニット24が設けられる。
またエンジンEにおけるシリンダヘッド25の上部側壁には吸気管26が接続されており、この吸気管26は、後輪WRの左側方に配置されるエアクリーナ27に気化器28を介して接続される。また前記シリンダヘッド25の下部側壁には、排気ガスを導くようにして後輪WRの右側方側に延出される排気管29の上流端が接続され、この排気管29の下流端は、後輪WRの右側方に配置される排気マフラー30に接続される。
車体フレームFにおける両リヤフレームパイプ19…の前部間には、前記エンジンEの上方に配置される収納ボックス31が支持されており、該収納ボックス31を上方から覆う乗員用シート32が開閉可能として前記収納ボックス31の前側上部に支持される。さらに収納ボックス32の後方には、前記両リヤフレームパイプ19…で支持されるようにして燃料タンク33が配置される。
図2を併せて参照して、前記車体フレームF、前記エンジンE、収納ボックス32および燃料タンク33は、車体カバー35で覆われており、この車体カバー35は、ヘッドパイプ16および操向ステム20を前方から覆う前側カバーであるフロントカウル36と、前記ヘッドパイプ16、前記操向ステム20および前記メインフレームパイプ17におけるダウンフレーム部17aの上部を後方側から覆うセンターカウル37と、該センターカウル37の下部に連設されるステップフロア38と、フロントカウル36、センターカウルおよびステップフロア38の両側を連結する左右一対のサイドカバー部材としてのレッグシールド39…と、前記メインフレームパイプ17におけるロアフレーム部17bを側方から覆って両レッグシールド39…の下端から後方に延びるとともに前記ステップフロア38の両側に連設される左右一対の上部サイドアンダーカウル40…と、両上部サイドアンダーカウル40…の下縁から下方に垂下される左右一対の下部サイドアンダーカウル41…と、収納ボックス31および燃料タンク33を両側から覆うとともに前記上部サイドアンダーカウル40…および下部サイドアンダーカウル41…の後端に連なるリヤカバー42…とを備え、前記乗員用シート32は前記リヤカバー42…上に配置される。
前記ステップフロア38は、乗員用シート32に座ったライダーの足を載せるようにして平坦に形成されるフロア部38aと、前記メインフレームパイプ17におけるダウンフレーム部17aの下部を後方側から覆うようにして前記フロア部38aの前端から上方に立ち上がる立ち上がり部38bとを一体に備え、立ち上がり部38bの両側に前記レッグシールド39…が連結され、前記フロア部38aの両側に前記上部サイドアンダーカウル40…が連結される。また前記立ち上がり部38bの上端には、前記センターカウル37の下端が連設される。
また前輪WFは、フェンダ前半部材43およびフェンダ後半部材44から成るフロントフェンダ45で上方から覆われ、このフロントフェンダ45は、前記フロントフォーク17で支持される。また前記後輪WRは、前記リヤカバー42の後部から下方に垂下されるように配置されるリヤフェンダ46で後側上方から覆われ、このリヤフェンダ46は前記リヤフレームパイプ19…で支持される。
ところで前記車体カバー35のうちレッグシールド39…および前記上部サイドアンダーカウル40…は金属たとえば鉄製であり、レッグシールド39…および上部サイドアンダーカウル40…を除く部分は合成樹脂製であり、フロントフェンダ45のうちフェンダ前半部材43は金属たとえば鉄製であり、フェンダ後半部材44は合成樹脂製である。
前記操向ステム20の上部および前記操向ハンドル22の中央部は、合成樹脂から成るハンドルカバー47で覆われており、このハンドルカバー47の前部には、ヘッドライト48が配設され、前記フロントカウル36の左右両側には灯火器であるウインカ49…が配設される。またヘッドパイプ16の前方には、フロントカウル36で前方から覆われるようにして補機であるバッテリ50およびホーン51が配設され、バッテリ50およびホーン51は、前記ヘッドパイプ16で固着された支持枠52で支持される。しかも前記支持枠52から前下がりに延びてフロントカウル36よりも前方に突出される一対の棒状の支持ステー53…の前端に前部ライセンスプレート54が固定され、後部ライセンスプレート55は、図1で示すように、リヤフェンダ46に取付けられる。
図3〜図8において、前記両ウインカ49…は正面視で縦長に形成され、前記フロントカウル36は、前記両ウインカ49…がそれぞれ取付けられるとともに前記両ウインカ49…の内側側縁間にメンテナンス用の開口部58を形成するカバー主体59と、前記開口部58を閉じるようにして前記カバー主体59に着脱可能に取付けられるメンテナンス用リッド60とから成る。
前記両レッグシールド39…は、前記フロントカウル36の一部を構成するようにして前方側に彎曲したフロントカウル構成部39a…を一体に有しており、前記カバー主体59は、それらのフロントカウル構成部39a…が、前記開口部58の下方で車体フレームFの左右方向中央部に締結されて成る。すなわちフロントカウル36内に収納されて車体フレームFのヘッドパイプ16に固着された支持枠52に、前記開口部58の下方に位置する支持部材61が設けられており、前記レッグシールド39…におけるフロントカウル構成部39a…には、前記開口部58の下縁を形成するようにして相互に近接する側に延びる延長部39b…がそれぞれ一体に設けられ、それらの延長部39b…の先端がボルト62…で前記支持部材61に締結される。
而して前記両ウインカ49…は、前記レッグシールド39…におけるフロントカウル構成部39a…の内側縁に連なるようにして該フロントカウル構成部39a…に取付けられる。すなわち前記フロントカウル構成部39a…の内側縁は、前記ウインカ49…の外側側縁および下部側縁に対応して彎曲形成されており、フロントカウル構成部39a…の内側縁から突設された複数個たとえば3個のウインカ支持部63…,64…,65…に前記ウインカ49…が取付けられる。
前記メンテナンス用リッド60は複数のリッド構成部材から成るものであり、この実施例では第1および第2のリッド構成部材66,67で前記メンテナンス用リッド60が構成される。
第1のリッド構成部材66は、前記両ウインカ49…の内側側縁に隣接して上下に延びる左右一対の縦長部66a,66aと、上方に開いた略逆三角形状の凹部68を前記両縦長部66a…間に形成するようにして前記両縦長部66a…の下部間を連結する連結部66bと、前記両フロントカウル構成部39a…の前記支持部材61への締結部を前方から覆うようにして前記連結部66bから下方に突出する突部66cとを一体に有して略Y字状に形成され、前記メンテナンス用リッド60のうち第1のリッド構成部材66を除く部分すなわち第2のリッド構成部材67は、前記凹部68を閉じるように下方に凸形状に形成される。
ところで前記支持部材61の幅方向中央部には、円形の差し込み孔69が設けられ、カバー主体59に取付けられた状態の両ウインカ49…の上部内側にはそれぞれ差し込み孔70…が設けられ、さらに前記両ウインカ49…の下部内側にはそれぞれ矩形状に形成される係合孔71…が設けられる。また第1のリッド構成部材66の前記突部66cには、前記差し込み孔69に弾発嵌合する嵌合突部72が一体に突設され、第1のリッド構成部材66における縦長部66a…の上部には前記差し込み孔70…に弾発嵌合する嵌合突部(図示せず)が一体に突設され、さらに前記縦長部66a…には、前記係合孔71…にそれぞれ挿通、係合される略L字状の係合爪74…が一体に突設される。
第1のリッド構成部材66において前記凹部68側の前記両縦長部66a…の側縁および前記連結部66bの側縁から内側方に鍔部66dが張り出しており、この鍔部66dは、第2のリッド構成部材67の側縁に内方側から当接する。この鍔部66dの下部および両側上部には挿通孔75…が設けられる。一方、前記凹部68を覆う第2のリッド構成部材67には、図8で明示するように、前記挿通孔75…に対応する部分で前記鍔部66dに当接するボス部67a…が一体に突設されており、前記挿通孔75…に挿通されるねじ部材77…が前記ボス部67a…に螺合される。
また前記鍔部66dの左右両側には上下に間隔をあけて一対ずつの矩形状の係合孔76,76…が設けられており、図8で示すように、第2のリッド構成部材67に一体に突設された略L字状の係合爪78…が前記係合孔76…に挿通、係合される。
図9において、第2のリッド構成部材67の上部の左右両側には、後方に延びる取付け部79…が一体に設けられており、前記センターカウル37の上部の左右両側には、後方側に開放した凹部80…を形成するようにして前方に突出する突部81…がその先端を前記取付け部79…に後方側から当接させるようにして一体に設けられ、拡径頭部82a…を前記凹部80…に収容するようにして前記突部81…の先端および前記取付け部79…に挿通されるねじ部材82…が、前記取付け部79…に前方から当接、係合するナット83…に螺合される。
ところで前記レッグシールド39…のフロントカウル構成部39a…から内方に延びる延長部39b…は、メンテナンス用の開口部58の下縁を形成するようにして第1のリッド構成部材66の縦長部66a…の下端よりも下方に配置されるものであり、第1のリッド構成部材66の左右両側下部、前記両ウインカ49…の内側下部側縁および前記両延長部39b…の上縁で左右一対の窓85…が形成され、先端部に前部ライセンスプレート54が取付けられるステー53…は前記窓85…を貫通するようにして前記支持枠52に固着される。
また第1のリッド構成部材66は、第1および第2のリッド構成部材66,67から成るメンテナンス用リッド60が前記開口部58を覆った状態で、図3で示すように、前記縦長部66a…の上縁が前記ウインカ49…の上縁に滑らかに連なるように形成されている。
次にこの実施例の作用について説明すると、左右一対のウインカ49…が正面視で縦長に形成され、フロントカウル36は、前記両ウインカ49…がそれぞれ取付けられるとともに前記両ウインカ49…の内側側縁間にメンテナンス用の開口部58を形成するカバー主体59と、前記開口部58を閉じるようにして前記カバー主体59に着脱可能に取付けられるメンテナンス用リッド60とから成るものであり、開口部58の開口面積を大きくし、バッテリ50、ホーン51および両ウインカ49…のメンテナンス作業を容易とすることができる。
しかもメンテナンス用リッド60は、複数のリッド構成部材、この実施例では第1および第2のリッド構成部材66,67から成るものであり、メンテナンス用リッド60が細分化されることになり、メンテナンス用リッド60の設計自由度を高めるとともに、メンテナンス用リッド60を小さく見せて目立ち難くするデザインが可能となる。
また第1のリッド構成部材66は、前記両ウインカ49…の内側側縁に隣接して上下に延びる左右一対の縦長部66a…ならびに上方に開いた凹部68を前記両縦長部66a…間に形成するようにして前記両縦長部66a…の下部間を連結する連結部66bを一体に有し、前記メンテナンス用リッド60のうち第1のリッド構成部材66を除く部分、すなわち第2のリッド構成部材67が前記凹部68を閉じるように下方に凸形状に形成されている。したがってウインカ49…に隣接する部位の周辺をその他の部位とは別部材である第1のリッド構成部材66…の縦長部66a…とした構造により、ウインカ49…を目立たせるような特徴的な意匠を施すことができ、ウインカ49…の被視認性を高めることができるとともに、外観性の向上を図ることができる。
またカバー主体59は、レッグシールド39…が一体に有するとともにウインカ49…がそれぞれ取付けられるフロントカウル構成部39a…が前記開口部68の下方で車体フレームFの左右方向中央部に締結されて成り、第1のリッド構成部材66が、前記両フロントカウル構成部39a…の車体フレームFへの締結部を前方から覆うようにして前記連結部66bから下方に突出する突部66cを一体に有して略Y字状に形成されるものであるので、メンテナンス用リッド60を構成する部材の個数を必要最小限に抑えつつ、メンテナンス用リッド60の大型化を抑制することができる。
また前記開口部58の下縁を形成するようにして第1のリッド構成部材66における縦長部66a…の下端よりも下方に配置されて相互に近接する側に延びるとともにその先端が前記車体フレームFに締結される延長部39b…が、レッグシールド39…にそれぞれ一体に設けられ、第1のリッド構成部材66の左右両側下部、前記両ウインカ49…の内側下部側縁および前記両延長部39b…の上縁で左右一対の窓85…が形成されるので、単一部材に窓が形成される場合に比べて成形型を単純化することができ、しかも窓85…からフロントカウル36内に導入される走行風で発熱部材であるウインカ49…や、フロントカウル36内に収納されているバッテリ50およびホーン51を冷却することができ、この実施例では、ホーン51で発生する音を前記窓85…から前方に効果的に放出することができる。
また窓85…を貫通して前記フロントカウル36よりも前方に突出される支持ステー53…が車体フレームFに固着され、該支持ステー53…の前端に前部ライセンスプレート54が取付けられるので、支持ステー53…を取り外すことなく、メンテナンス用リッド60の取り外しが可能となり、支持ステー53…の有無によってメンテナンス性が影響されることはない。
さらに第1のリッド構成部材66が、メンテナンス用リッド60で開口部58を覆った状態では、前記縦長部66a…の上縁が前記ウインカ49…の上縁に滑らかに連なるように形成されるので、第1のリッド構成部材66をウインカ49…と一体視する効果を得ることができ、メンテナンス用リッド60をより目立ち難くすることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
スクータ型自動二輪車の側面図である。 スクータ型自動二輪車の前部拡大側面図である。 図2の3矢視図である。 フロントカウルから第2のリッド構成部材を取り外した状態での図3に対応した図である。 フロントカウルからメンテナンス用リッドを取り外した状態での図3に対応した図である。 左右一対のレッグシールドを図3と同一方向から見た図である。 両レッグシールドからウインカを取り外した状態での図6に対応した図である。 図3の8−8線拡大断面図である。 図3の9−9線拡大断面図である。
符号の説明
16・・・ヘッドパイプ
20・・・操向ステム
36・・・前側カバーであるフロントカウル
39・・・サイドカバー部材であるレッグシールド
39b・・・延長部
49・・・灯火器であるウインカ
50・・・補機であるバッテリ
51・・・補機であるホーン
53・・・支持ステー
54・・・前部ライセンスプレート
58・・・開口部
59・・・カバー主体
60・・・メンテナンス用リッド
66・・・第1のリッド構成部材
66a・・・縦長部
66b・・・連結部
66c・・・突部
67・・・リッド構成部材
68・・・凹部
85・・・窓
F・・・車体フレーム

Claims (6)

  1. 操向ステム(20)を操向自在に支承して車体フレーム(F)の前端に設けられるヘッドパイプ(16)および前記操向ステム(20)を前方から覆う前側カバー(36)の両側に、相互に離間して灯火器(49)が配設され、前記操向ステム(20)および前記ヘッドパイプ(16)の前方かつ前記両灯火器(49)間に、前記前側カバー(36)で前方から覆われる補機(50,51)が配設される自動二輪車の前部車体カバー構造において、前記両灯火器(49)が正面視で縦長に形成され、前記前側カバー(36)が、前記両灯火器(49)がそれぞれ取付けられるとともに前記両灯火器(49)の内側側縁間にメンテナンス用の開口部(58)を形成するカバー主体(59)と、第1のリッド構成部材(66)を含む複数のリッド構成部材(66,67)により構成されるとともに前記開口部(58)を閉じるようにして前記カバー主体(59)に着脱可能に取付けられるメンテナンス用リッド(60)とから成ることを特徴とする自動二輪車の前部車体カバー構造。
  2. 前記第1のリッド構成部材(66)が、前記両灯火器(49)の内側側縁に隣接して上下に延びる左右一対の縦長部(66a)ならびに上方に開いた凹部(68)を前記両縦長部(66a)間に形成するようにして前記両縦長部(66a)の下部間を連結する連結部(66b)を一体に有し、前記メンテナンス用リッド(60)のうち第1のリッド構成部材(66)を除く部分が、前記凹部(68)を閉じるように下方に凸形状に形成されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の前部車体カバー構造。
  3. 前記カバー主体(59)は、前記灯火器(49)がそれぞれ取付けられる左右一対のサイドカバー部材(39)が前記開口部(58)の下方で車体フレーム(F)の左右方向中央部に締結されて成り、前記第1のリッド構成部材(66)が、前記両サイドカバー部材(39)の前記車体フレーム(F)への締結部を前方から覆うようにして前記連結部(66b)から下方に突出する突部(66c)を一体に有して略Y字状に形成されることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車の前部車体カバー構造。
  4. 前記両サイドカバー部材(39)には、前記開口部(58)の下縁を形成するようにして第1のリッド構成部材(66)の縦長部(66a)の下端よりも下方に配置されて相互に近接する側に延びるとともにその先端が前記車体フレーム(F)に締結される延長部(39b)がそれぞれ一体に設けられ、第1のリッド構成部材(66)の左右両側下部、前記両灯火器(49)の内側下部側縁および前記両延長部(39b)の上縁で左右一対の窓(85)が形成されることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車の前部車体カバー構造。
  5. 前記窓(85)を貫通して前記前側カバー(36)よりも前方に突出される支持ステー(53)が車体フレーム(F)に固着され、該支持ステー(53)の前端に前部ライセンスプレート(54)が取付けられることを特徴とする請求項4記載の自動二輪車の前部車体カバー構造。
  6. 前記第1のリッド構成部材(66)が、前記メンテナンス用リッド(60)で前記開口部(58)を覆った状態では、前記縦長部(66a)の上縁が前記灯火器(49)の上縁に滑らかに連なるように形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の自動二輪車の前部車体カバー構造。
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