JPH11245868A - 自動二輪車 - Google Patents
自動二輪車Info
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- JPH11245868A JPH11245868A JP10048288A JP4828898A JPH11245868A JP H11245868 A JPH11245868 A JP H11245868A JP 10048288 A JP10048288 A JP 10048288A JP 4828898 A JP4828898 A JP 4828898A JP H11245868 A JPH11245868 A JP H11245868A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J17/00—Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
- B62J17/02—Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for shielding only the rider's front
- B62J17/04—Windscreens
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J50/00—Arrangements specially adapted for use on cycles not provided for in main groups B62J1/00 - B62J45/00
- B62J50/20—Information-providing devices
- B62J50/21—Information-providing devices intended to provide information to rider or passenger
- B62J50/225—Mounting arrangements therefor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
周りのメンテナンス作業性を向上させるとともに、ヘッ
ドランプアッセンブリーの組付性を損なわずにヘッドラ
ンプアッセンブリーのデザイン性を向上させる。 【解決手段】本発明に係る自動二輪車は、車体の前頭部
を覆うフロントカウリング21の上部にヘッドランプアッ
センブリー30設置用のランプ切欠部76を形成し、このラ
ンプ切欠部76の形状を上記ヘッドランプアッセンブリー
30の上辺中央部を除く周部を取り囲むように上部が開口
した略C字形状に造形する一方、上記フロントカウリン
グ21およびヘッドランプアッセンブリー30の上縁よりも
上方にウィンドシールド31を設置し、フロントカウリン
グ21およびヘッドランプアッセンブリー30の上縁と上記
ウィンドシールド31との間の開口部96を着脱可能なフロ
ントカバー32で覆ったことを特徴とするものである。
Description
ロントカウリングに覆われ、このフロントカウリングに
ヘッドランプアッセンブリー、ウィンドシールド、メー
ターパネル等が設けられた自動二輪車に関するものであ
る。
型の自動二輪車において、車体の前頭部を大型のフロン
トカウリングで覆い、走行時における風圧からライダー
を保護するようにした車種がある。
合わせた溶接構造のカウリングブレースが車体フレーム
の前端部に取着され、このカウリングブレースにフロン
トカウリングが固定される。フロントカウリングの上部
には透明なウィンドシールドが備えられ、フロントカウ
リングの先端部付近にはヘッドランプアッセンブリーが
設けられる。さらに、ヘッドランプアッセンブリーの上
方かつウィンドシールドの内側にメーターパネルが設置
される。
フロントカウリングの前頭部に形成されたヘッドランプ
穴に固定され、ウィンドシールドはフロントカウリング
の上部に繋がるようにフロントカウリングの上縁とカウ
リングブレースとにスクリューで締結されていた。
ようにヘッドランプアッセンブリーがフロントカウリン
グの前頭部に形成されたヘッドランプ穴に固定されてい
たため、外部からヘッドランプアッセンブリーの後部に
手を入れにくく、ヘッドランプアッセンブリーのバルブ
交換や、メーターパネルに取着されるメーターケースの
結線部等のメンテナンスを行う際にはフロントカウリン
グ全体の取り外しを余儀なくされる場合があり、ヘッド
ランプアッセンブリーやメーターパネル周りのメンテナ
ンス作業性が非常に悪かった。
にはヒューズボックスのような着脱を必要とする電装部
品が設置されるが、ヘッドランプアッセンブリー周りと
同様、手を入れにくい部分への設置となるため、着脱作
業性が悪かった。
になりがちなカウリングブレースにウィンドシールドが
多点の締結部を介して固定される構造であったため、ウ
ィンドシールドの取付精度を確保し難く、場合によって
はウィンドシールドに無理な応力が加わる懸念があっ
た。
を解決するために発明されたもので、その第1の目的
は、ヘッドランプアッセンブリーやメーターパネル周り
のメンテナンス作業性を向上させるとともに、ヘッドラ
ンプアッセンブリーの組付性を損なわずにヘッドランプ
アッセンブリーのデザイン性を向上させることにある。
的は、着脱を必要とする電装部品の着脱作業性を向上さ
せることにある。
目的は、ウィンドシールド締結の際に無理な応力が加わ
る事を防止し、ウィンドシールドを精度良く固定可能に
することにある。
目的は、最も大きな外力の作用するウィンドシールドの
両端部を高い剛性で固定できるようにし、ウィンドシー
ルド全体の支持剛性を向上させることにある。
的は、ヘッドランプアッセンブリーをフロントカウリン
グに外観良く、かつ最小限の締結部で設置可能にするこ
とにある。
目的は、メーターケースを収容するメーターパネルの設
計自由度の向上と構造の簡素化および軽量化を図ること
にある。
るため、本発明に係る自動二輪車は、請求項1に記載し
たように、車体の前頭部を覆うフロントカウリングの上
部にヘッドランプアッセンブリー設置用のランプ切欠部
を形成し、このランプ切欠部の形状を上記ヘッドランプ
アッセンブリーの上辺中央部を除く周部を取り囲むよう
に上部が開口した略C字形状に造形する一方、上記フロ
ントカウリングおよびヘッドランプアッセンブリーの上
縁よりも上方にウィンドシールドを設置し、フロントカ
ウリングおよびヘッドランプアッセンブリーの上縁と上
記ウィンドシールドとの間の開口部を着脱可能なフロン
トカバーで覆ったことを特徴とする。
発明に係る自動二輪車は、請求項2に記載したように、
前記開口部内に着脱を必要とする電装部品を設けた。
本発明に係る自動二輪車は、請求項3に記載したよう
に、車体フレームの前頭部に設けたカウリングブレース
にメーターパネルを固定し、このメーターパネルに前記
ウィンドシールドの締結部を締結した。
本発明に係る自動二輪車は、請求項4に記載したよう
に、前記ウィンドシールドの両端の締結部を前記カウリ
ングブレースに直接固定した。
発明に係る自動二輪車は、請求項5に記載したように、
前記ヘッドランプアッセンブリーを前記ランプ切欠部の
内周に締結固定するための締結部を、ランプ切欠部の内
周輪郭両端付近とその間に均等な間隔で配置するととも
に、ヘッドランプアッセンブリーの車幅方向最外端部と
ランプ切欠部の最外端部とに、互いに係合する係合形状
を設けた。
本発明に係る自動二輪車は、請求項6に記載したよう
に、前記メーターパネルを少なくとも2つ以上のメータ
ーパネル構成部材からなる分割構造とし、メーターパネ
ルの内部に収容されるメーターケースを各メーターパネ
ル構成部材の連結部材として用いた。
ば、前記フロントカバーを取り外すことにより、前記ヘ
ッドランプアッセンブリーと前記ウィンドシールドとの
間に幅広い開口部が開き、この開口部からヘッドランプ
アッセンブリーの後部やメーターパネルの下部等に手を
入れられるため、ヘッドランプアッセンブリーやメータ
ーパネル周りのメンテナンス作業性が大きく向上する。
した略C字形状であるため、例えばヘッドランプアッセ
ンブリーの外観面が車幅方向に大きく周り込んだり、こ
の外観面がフロントカウリングの表面よりも突出したデ
ザインのものであっても、ランプ切欠部の上部を押し開
くことによって容易にヘッドランプアッセンブリーの取
り付けができる。
すれば、前記フロントカバーを取り外すだけで、着脱を
必要とする電装部品に容易に手が届くため、このような
電装部品の着脱作業性が向上する。
成した場合、一般にメーターパネルは合成樹脂材料によ
る射出成型品で寸法精度が高いため、このメーターパネ
ルに締結されるウィンドシールドに無理な応力が加わら
なくなり、ウィンドシールドが精度良く固定される。
成すれば、最も大きな外力の作用するウィンドシールド
の両端部が剛性の高いカウリングブレースに直接支持さ
れるため、ウィンドシールド全体の支持剛性が向上す
る。
すれば、ヘッドランプアッセンブリーがランプ切欠部の
内周輪郭に沿って均等に固定されるので、ヘッドランプ
アッセンブリーとランプ切欠部との間に隙間や段差が生
じず、美的外観が向上する。しかも、係合形状を設けた
ことにより、スクリュー等による締結固定が困難なヘッ
ドランプアッセンブリーの車幅方向最外端部がランプ切
欠部の最外端部に固定されるので、締結部の数を最小限
にすることができる。
成すれば、メーターパネルが分割構造であることから、
メーターパネルの設計自由度(デザイン性)が飛躍的に
向上し、しかもメーターケース自体を介して各メーター
パネル構成部材が連結されるため、格別な連結部材等が
不要となり、メーターパネルの構造簡素化と軽量化に繋
がる。
て図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る
自動二輪車の前頭部を示す左側面図であり、図2は図1
に示す自動二輪車の正面図である。また、図3は自動二
輪車の前頭部における車体内部構造を示す透視図であ
る。
であり、その車体フレーム2は鋼管材を接合して組み立
てられている。車体フレーム2の前頭部にはフロントフ
ォーク3が回動自在に軸支され、その下端に前輪4が支
持され、上端にハンドルバー5が設けられる。また、車
体フレーム2の前頭部には細い鋼管で別体に組み立てら
れたカウリングブレース6が固定される。図4〜図6
は、それぞれ上記カウリングブレース6の平面図、正面
図、左側面図である。
の前頭部にボルト止めされる断面コの字形のブレースホ
ルダー7の下端部から左右一対のロアーパイプ8がハの
字状に拡がるようにして前方に延び、このロアーパイプ
8の基端部から左右一対のリアパイプ9が横方向に延
び、さらにロアーパイプ8の先端とリアパイプ9の先端
とを繋ぐように左右一対のアッパーパイプ10が固定さ
れ、これらのアッパーパイプ10の先端に車幅方向に延び
る短いフロントパイプ11が固定された構成である。
の接合部に補強材を兼ねたカウリングブラケット12が設
けられ、アッパーパイプ10の前端付近にはメーターフロ
ントブラケット13が設けられ、リアパイプ9の中間部に
はメーターリアブラケット14が設けられる。さらに、フ
ロントパイプ11の両端付近にはカバーブラケット15が設
けられる。また、アッパーパイプ10の上端部は平たく潰
されてナット16が固着され、シールドブラケット17とさ
れる。以上5種のブラケット類12〜17は全て左右一対で
ある。なお、フロントパイプ11の後縁には電装部品取付
ブラケット18が設けられる。
フォーク3とカウリングブレース6等は合成樹脂製のフ
レームカバー20によって覆われており、自動二輪車1の
外観が整えられるとともに、走行時における風圧等から
ライダーが保護される。このフレームカバー20は複数の
カバー部材が接合されて組み立てられている。
ウリングブレース6とフロントフォーク3は、前方から
フロントカウリング21に覆われ、後方からフロントレッ
グシールド22に覆われる。さらに、フロントカウリング
21の下部にはロアーカウリング23が繋がり、フロントレ
ッグシールド22の後下部にはリアレッグシールド24とリ
アボディーカバー25が順次繋がる。また、ロアーカウリ
ング23の後部かつリアレッグシールド24の下部にはアン
ダーカウル26が設けられる。なお、ハンドルバー5はハ
ンドルカバー27に被包され(図12も参照)、前輪4はフ
ロントフェンダー28に覆われる。
ッドランプアッセンブリー30が設けられ、フロントカウ
リング21の上方には透明なウィンドシールド31が備えら
れる。ウィンドシールド31とフロントカウリング21との
間には小型のフロントカバー32が介在し、これら三部材
30,31,32の外観面は滑らかに続くように造形されてい
る。なお、フロントレッグシールド22には物品収納用の
ラッゲージボックス33が形成されている。
ト34が設置され、ハンドルバー5と着座シート34との間
に低床式のステップボード35が構成される。このステッ
プボード35は車体フレーム2を跨ぐように左右一対でリ
アレッグシールド24上に形成される。ライダーは、着座
シート34に跨がって両手でハンドルバー5を握り、両足
を左右のステップボード35に載せて自動二輪車1を運転
する。
より見た斜視図であり、図8は図7の分解斜視図であ
る。また、図9はフロントカウリング21とフロントレッ
グシールド22を左斜め後方より見た分解斜視図である。
なお、図7ではフロントカバー32が取り外された状態が
示されている。
ング21には後方に延びる左右一対の締結アーム36が形成
されており、この締結アーム36が図10に示すように車体
フレーム2の前部に設けられた締結ブラケット37(図3
も参照)にスクリュー38で固定される。なお、図10はこ
の部分を示す横断面図である。
ように、フロントカウリング21の上部に設けられた左右
一対の締結片39が、カウリングブレース6のカウリング
ブラケット12に前方から当てがわれ、スクリュー40で締
結固定される。この他にも、フロントカウリング21には
車体フレーム2側に固定される締結部が幾つか形成され
ている。
ールド22は、図9に示すように前後に重ね合わされ、両
部材21,22の周囲に形成された多数の爪状の係合部によ
る係合と、フロントレッグシールド22側から挿通される
左右一対のスクリュー41,42がフロントカウリング21背
面の締結ボス43,44に締結されることによって一体的に
固定される。なお、フロントレッグシールド22にも車体
フレーム2側に固定される図示しない締結部が形成され
ている。
ターパネル45が固定される。このメーターパネル45は、
図12に示すように速度メーターやタコメーター等のメー
ターケース46を外観良くまとめて収容するためのケーシ
ングであり、図13にも示すようにフロントパネル47とリ
アパネル48とから組み立てられる2分割構造とされてい
る。フロントパネル47とリアパネル48は共に合成樹脂材
料による射出成型品である。
締結ボス49と締結座50と固定アーム51と締結ボス52が形
成されている。また、フロントパネル47の下縁には放射
方向に一段突出する形で外周フランジ53が形成され、こ
の外周フランジ53に沿って4か所のシールド締結座54が
設けられている。一方、リアパネル48には、左右一対の
締結座56,57と締結ボス58,59が形成されている。
嵌合され、リアパネル48の締結座56がフロントパネル47
の締結ボス49にスクリュー61で固定され、フロントパネ
ル47の締結座50がリアパネル48の締結ボス58にスクリュ
ー62で固定される。
46はメーターパネル45内で後方に傾斜するように配置さ
れ、メーターケース46の底面から前方に延びる固定アー
ム63がフロントパネル47の締結ボス52にスクリュー64で
固定され、メーターケース46の側部から延びる固定アー
ム65がリアパネル48の締結ボス59にスクリュー66で固定
される。このため、メーターケース46自体がフロントパ
ネル47とリアパネル48の連結部材として活用される。
45は、図8に示すように、そのフロントパネル47の固定
アーム51がカウリングブレース6のメーターフロントブ
ラケット13にスクリュー67で固定される。また、リアパ
ネル48の締結座57がカウリングブレース6のメーターリ
アブラケット14にスクリュー68で固定される。
47とリアパネル48とからなる分割構造であるため、その
設計自由度(デザイン性)を飛躍的に向上させることが
できる。また、フロントパネル47とリアパネル48の間が
メーターケース46で連結される構造なので、格別な連結
部材等が一切不要であり、メーターパネル45の構造簡素
化と軽量化を図ることができる。
ル45とカウリングブレース6とにかけて前記ウィンドシ
ールド31が固定される。
ンブリー30の正面図、横断面図、後面図である。ヘッド
ランプアッセンブリー30は、例えば3分割式に構成され
ており、中央部にヘッドランプ70が位置し、その左右両
側に別体のターンシグナルランプ71,72が設置されてい
る。ヘッドランプ70と左右のターンシグナルランプ71,
72との間は金属製の連結プレート73,74で堅固に連結さ
れる。連結プレート73,74は、例えば6本のスクリュー
75でヘッドランプ70とターンシグナルランプ71,72に締
結固定される。
カウリング21の上部にはヘッドランプアッセンブリー30
設置用のランプ切欠部76が形成されている。このランプ
切欠部76は、ヘッドランプアッセンブリー30の上辺中央
部(即ちヘッドランプ70の上辺)を除く周部を全周的に
取り囲むように上部が開口した略C字形状に造形されて
いる。
外周部に形成された合計6か所の締結片77,77,78,7
8,79,79が、図8と図17〜図19に示すように、ランプ
切欠部76の内周部に形成された同じく6か所の締結ボス
80,80,82,82および締結片81,81にそれぞれ後方から
当てがわれ、6本のスクリュー83で締結固定される。
の内周輪郭の両端付近に形成されており、残る締結片8
1,81と締結ボス82,82は、2つの締結ボス80,80の間
の内周輪郭に沿ってにほぼ均等な間隔で配置されてい
る。なお、図17は図14の XVII-XVII線に沿う横断面図で
あり、図18は図14の XVIII-XVIII線に沿う横断面図であ
り、図19は図14の XIX-XIX線に沿う縦断面図である。
ヘッドランプアッセンブリー30の車幅方向最外端部、即
ちターンシグナルランプ71,72の最も外側の部分には係
合凸部85が形成されており、フロントカウリング21のラ
ンプ切欠部76の最外端部には係合凹部86(図9も参照)
が形成されている。そして、ヘッドランプアッセンブリ
ー30がランプ切欠部76にセットされる際、係合凸部85と
係合凹部86は互いに係合し、ヘッドランプアッセンブリ
ー30の固定に貢献する。
開口した略C字形状に造形されているため、このヘッド
ランプアッセンブリー30のように外観面がフロントカウ
リング21の外観面に沿って大きく湾曲し、かつフロント
カウリング21の外観面よりも突出したデザインのものを
組み込む場合でも、ランプ切欠部76の上部を押し開くこ
とによって容易に組み込みができる。したがって、ヘッ
ドランプアッセンブリー30の組付性を損なわずにヘッド
ランプアッセンブリー30のデザイン性を著しく向上させ
ることができる。
ンプ切欠部76に固定するための締結部、即ち締結ボス8
0,80,82,82および締結片81,81を、ランプ切欠部76
の内周輪郭両端付近とその間に均等な間隔で配置したこ
とにより、ヘッドランプアッセンブリー30をランプ切欠
部76の内周輪郭に沿って均等に固定し、周囲に隙間や段
差を生じさせずにヘッドランプアッセンブリー30を外観
良く設置することができる。
うな係合形状を設けたことにより、スクリュー締結の困
難なヘッドランプアッセンブリー30の車幅方向最外端部
をランプ切欠部76の最外端部にスクリュー締結によらず
に固定することができ、締結部の数を最小限に抑えるこ
とができる。
ールド31はフロントカウリング21およびヘッドランプア
ッセンブリー30の上縁よりも上方に設置される。図8に
示すように、ウィンドシールド31の下縁には合計6か所
の締結部88,88,89,89,90,90が設けられており、そ
の両端の締結部88,88はカウリングブレース6のシール
ドブラケット17,17に直接固定され、中間の4か所の締
結部89,89,90,90は前述したようにカウリングブレー
ス6に固定されたメーターパネル45のシールド締結座54
に固定される。
88,88における締結状態を示す縦断面図であるが、締結
部88,88はシールドブラケット17の内側に当てがわれ、
さらのその内側にフロントレッグシールド22の左右上部
の締結片91(図9参照)が当てがわれ、その内側から挿
通されるスクリュー92がシールドブラケット17のナット
16に締結される。
締結部89と90は、メーターパネル45(フロントパネル4
7)のシールド締結座54にスクリュー93とナット94で固
定される。この部分の縦断面を図21に示す。ここで用い
られているナット94はウェルナットと呼ばれるもので、
筒状の弾性パイプに包まれたナットであり、その弾性パ
イプの部分が予め締結部89,90と締結座54の穴に外側か
ら挿入され、その後からスクリュー93が差し込まれて締
結される。弾性パイプはスクリュー93の締結に伴い収縮
し、防振部材および緩み止めとして機能する。
リングブレース6とメーターパネル45とに股がって固定
されるが、メーターパネル45は合成樹脂の射出成型品で
寸法精度が高いことから、締結の際にウィンドシールド
31に無理な応力が加わることがなく、ウィンドシールド
31を精度良く固定できる。
ドシールド31の両端部が剛性の高いカウリングブレース
6に直接支持されるため、ウィンドシールド31全体の支
持剛性を向上させることができる。なお、ウィンドシー
ルド31の全ての締結部88〜90をカウリングブレース6に
固定するようにした場合よりも遥かにカウリングブレー
ス6の構造を簡素化することができる。
ド31とフロントカウリング21およびヘッドランプアッセ
ンブリー30の上縁との間には幅広い開口部96が形成され
る。この開口部96は前述のフロントカバー32によって覆
われる。この開口部96が形成されたため、フロントカバ
ー32を取り外すだけでヘッドランプアッセンブリー30の
後部やメーターパネル45の下部等に手を入れることがで
き、ヘッドランプアッセンブリー30のバルブ交換やメー
ターパネル45の整備といったメンテナンス時における作
業性が大きく向上する。
字形状やV字形状に造形されており、その幅方向中央部
に左右一対の締結部97が形成され、左右の後端部にそれ
ぞれ締結ボス98が形成されている。締結部97はカウリン
グブレース6のカバーブラケット15にスクリュー99で固
定され、締結ボス98はフロントカウリング21の最上部に
形成された締結片100 に前方から当てがわれて後方から
挿通されるスクリュー101 で締結片100 に固定される。
なお、フロントカバー32の下縁には複数の嵌合爪102 が
形成されており、これらの嵌合爪102 がフロントカウリ
ング21に形成された嵌合穴(非図示)に嵌まり込むよう
になっている。
と、ウィンドシールド31下方の開口部96は全面的に閉塞
される。その際、ウィンドシールド31を固定しているス
クリュー92,93やカウリングブレース6、メーターパネ
ル45等の部材が全てフロントカバー32に隠蔽されるた
め、美的外観が大きく向上する。
取り外す必要があるのはフロントカバー32だけであり、
フロントカバー32は容易に取り外しができるため、ウィ
ンドシールド31の着脱作業性が極めて良い。この点は、
例えばウィンドシールド31の交換時や、自動二輪車1を
搬送する際にウィンドシールド31を取り外して車高を低
くするというような時に極めて有利である。
る電装部品が設置されている。この実施形態では、上記
電装部品としてヒューズをヒューズボックス105 内に収
めて設けたが、他の電装部品であっても構わない。上記
ヒューズボックス105 はカウリングブレース6の電装部
品取付ブラケット18に取り付けられる。
をコの字形に屈曲形成したものであり、そのコの字形状
の間に嵌まり込むようにヒューズボックス105 が取り付
けられる。ヒューズボックス105 の前面には開閉可能な
蓋106 が設けられている。なお、ヒューズボックス105
自体は電装部品取付ブラケット18に固定されるので取り
外しはできず、ヒューズボックス105 の蓋106 を開いて
内部のヒューズ(非図示)を着脱するようになる。
に示すようにフロントカバー32に干渉しない範囲で出来
るだけ前方寄り、かつ図22に示すように車幅方向の中央
に位置するように設定されている。これにより、フロン
トカバー32を取り外した際にヒューズボックス105 に手
が届きやすくなり、ヒューズの着脱作業性が向上する。
しかも、ヒューズボックス105 の左右両側に手を入れる
空間107 が残されるので、ヘッドランプアッセンブリー
30のバルブ交換等を容易に行える。
品取付ブラケット18は、フロントカバー32が締結される
左右一対のカバーブラケット15の近傍にあるため、ヒュ
ーズボックス105 とフロントカバー32との干渉等を回避
しつつ、最小限のクリアランスでヒューズボックス105
の位置を前方に引き出すことができる。
がフロントカウリングに覆われ、このフロントカウリン
グにウィンドシールドとヘッドランプアッセンブリーが
設けられた自動二輪車であれば、スクーター型に限らず
他の形式の自動二輪車にも幅広く適用することができ
る。
二輪車は、車体の前頭部を覆うフロントカウリングの上
部にヘッドランプアッセンブリー設置用のランプ切欠部
を形成し、このランプ切欠部の形状を上記ヘッドランプ
アッセンブリーの上辺中央部を除く周部を取り囲むよう
に上部が開口した略C字形状に造形する一方、上記フロ
ントカウリングおよびヘッドランプアッセンブリーの上
縁よりも上方にウィンドシールドを設置し、フロントカ
ウリングおよびヘッドランプアッセンブリーの上縁と上
記ウィンドシールドとの間の開口部を着脱可能なフロン
トカバーで覆ったたことを特徴とするものである。
ッセンブリーの後部やメーターパネルの下部等に手を入
れられるようになり、ヘッドランプアッセンブリーやメ
ーターパネル周りのメンテナンス作業性を大きく向上さ
せることができる。しかも、ランプ切欠部の略C字形状
により、ヘッドランプアッセンブリーの組付性を損なわ
ずにヘッドランプアッセンブリーのデザイン性を向上さ
せることができる。
口部内に着脱を必要とする電装部品を設けたため、前記
フロントカバーを取り外すだけで着脱を必要とする電装
部品に容易に手が届くようになり、このような電装部品
の着脱作業性を向上させることができる。
フレームの前頭部に設けたカウリングブレースにメータ
ーパネルを固定し、このメーターパネルに前記ウィンド
シールドの締結部を締結したため、ウィンドシールドを
無理なく、かつ精度良く固定することができる。
ウィンドシールドの両端の締結部を前記カウリングブレ
ースに直接固定したため、ウィンドシールド全体の支持
剛性を向上させることができる。
ッドランプアッセンブリーを前記ランプ切欠部の内周に
締結固定するための締結部を、ランプ切欠部の内周輪郭
両端付近とその間に均等な間隔で配置するとともに、ヘ
ッドランプアッセンブリーの車幅方向最外端部とランプ
切欠部の最外端部とに、互いに係合する係合形状を設け
たため、ヘッドランプアッセンブリーをフロントカウリ
ングに外観良く、かつ最小限の締結部で設置することが
できる。
メーターパネルを少なくとも2つ以上のメーターパネル
構成部材からなる分割構造とし、メーターパネルの内部
に収容されるメーターケースを各メーターパネル構成部
材の連結部材として用いたため、メーターパネルの設計
自由度の向上と構造の簡素化および軽量化を図ることが
できる。
面図。
図。
図。
を左斜め後方より見た分解斜視図。
ラケットに締結される部分を示す横断面図。
カウリングブラケットに締結される部分を示す縦断面
図。
状態を示す縦断面図。
状態を示す縦断面図。
輪車の正面図。
部 85 係合形状としての係合凸部 86 係合形状としての係合凹部 88 ウィンドシールド両端の締結部 89,90 ウィンドシールド中間の締結部 96 開口部 105 着脱を必要とする電装部品であるヒューズボックス
Claims (6)
- 【請求項1】 車体の前頭部を覆うフロントカウリング
21の上部にヘッドランプアッセンブリー30設置用のラン
プ切欠部76を形成し、このランプ切欠部76の形状を上記
ヘッドランプアッセンブリー30の上辺中央部を除く周部
を取り囲むように上部が開口した略C字形状に造形する
一方、上記フロントカウリング21およびヘッドランプア
ッセンブリー30の上縁よりも上方にウィンドシールド31
を設置し、フロントカウリング21およびヘッドランプア
ッセンブリー30の上縁と上記ウィンドシールド31との間
の開口部96を着脱可能なフロントカバー32で覆ったこと
を特徴とする自動二輪車。 - 【請求項2】 前記開口部96内に着脱を必要とする電装
部品(105) を設けた請求項1に記載の自動二輪車。 - 【請求項3】 車体フレーム2の前頭部に設けたカウリ
ングブレース6にメーターパネル45を固定し、このメー
ターパネル45に前記ウィンドシールド31の締結部89,90
を締結した請求項1に記載の自動二輪車。 - 【請求項4】 前記ウィンドシールド31の両端の締結部
88を前記カウリングブレース6に直接固定した請求項3
に記載の自動二輪車。 - 【請求項5】 前記ヘッドランプアッセンブリー30を前
記ランプ切欠部76の内周に締結固定するための締結部
(80,81,82)を、ランプ切欠部76の内周輪郭両端付近
とその間に均等な間隔で配置するとともに、ヘッドラン
プアッセンブリー30の車幅方向最外端部とランプ切欠部
76の最外端部とに、互いに係合する係合形状(85,86)
を設けた請求項1に記載の自動二輪車。 - 【請求項6】 前記メーターパネル45を少なくとも2つ
以上のメーターパネル構成部材からなる分割構造とし、
メーターパネル45の内部に収容されるメーターケース46
を各メーターパネル構成部材(47,48)の連結部材とし
て用いた請求項3に記載の自動二輪車。
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- 1998-02-27 JP JP04828898A patent/JP3584720B2/ja not_active Expired - Fee Related
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