JP2008186499A - ドライブ装置、記録メディアの取り扱い可能性報知方法、記録メディアの取り扱い動作制御方法および記録メディア - Google Patents

ドライブ装置、記録メディアの取り扱い可能性報知方法、記録メディアの取り扱い動作制御方法および記録メディア Download PDF

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Abstract

【課題】オペレータの操作時間の短縮を図る。
【解決手段】ディスクカートリッジ130に付されたメモリタグ131には、当該カートリッジ130を光ディスク装置100で取り扱うことができるか否か、つまり互換性を判断するための情報、ディスク種類を示す情報、SDフォーマット、HDフォーマット等の記録フォーマットの情報が記録されている。光ディスク装置100は、ディスクカートリッジ130が挿入口101に近づくと、リーダ/ライタにより当該メモリタグ131から互換性を判断する情報を取得し、その情報に基づいて互換性を判断し、その判断結果を表示部102に表示する。オペレータは、光ディスク装置100で取り扱いが不可能なカートリッジ130を光ディスク装置100に装着する等の無駄な操作を回避でき、操作時間を短縮できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、ドライブ装置、記録メディアの取り扱い可能性報知方法、記録メディアの取り扱い動作制御方法および記録メディアに関する。詳しくは、この発明は、記録メディアに付されたメモリタグから無線通信を行って読み出された情報に基づいて当該記録メディアの取り扱い可能性を判断して報知することにより、オペレータの操作時間の短縮を図るようにしたドライブ装置等に係るものである。また、この発明は、記録メディアに付されたメモリタグから無線通信を行って読み出された情報に基づいて当該記録メディアの取り扱い動作を制御することより、オペレータがプレイ釦のオン操作を行ってから再生開始までの時間等を短縮できるようにしたドライブ装置等に係るものである。
従来、カセットテープメディアの場合は、カセットの穴位置により記録フォーマットを検出していた。この場合、カセットテープがセットにローディングされた場合、互換性がない場合は直ちに当該カセットテープをアンローディングしていた。
しかし、XDCAM(光ディスクメディア)では、ディスクカートリッジに基準穴以外に穴が準備されてはいるが、現在は全て閉じられている。つまり、ディスクカートリッジでは、テープカセットのように記録フォーマット毎に穴を定義していない。現在は、1層のプロフェッショナルディスクのみが商品化されている。ディスクカートリッジの互換性を確認するには、このディスクカートリッジをセット(光ディスク装置)にローディングし、光ディスクから記録フォーマットの情報を読み出す必要があった。
図15は、従来における光ディスク装置210と、ディスクカートリッジ220を、模式的に示している。ディスクカートリッジ220の互換性を確認する際、オペレータは、当該ディスクカートリッジ220を光ディスク装置210の挿入口211から内部に挿入してローディング状態とする(図16(a)、(b)参照)。このローディング状態において、光ディスク装置210では、光ディスクを回転して記録フォーマット情報を読み出し、ディスクカートリッジの互換性を判断する。そして、光ディスク装置210は、記録フォーマット情報で示される記録フォーマットが自身のサポートする記録フォーマットではなく、互換性がないと判断するときは、ディスクカートリッジ220をアンローディングし(図16(c)参照)、さらに表示部212にエラー表示を行う。
また、図17のフローチャートは、従来の光ディスク装置210における、記録済みのディスクカートリッジ220を再生する場合の処理例を示している。
光ディスク装置210は、ステップST1で処理を開始し、その後に、ステップST2に移る。このステップST2において、光ディスク装置210は、挿入口211に挿入されたディスクカートリッジ220をローディングする。そして、光ディスク装置210は、ステップST3において、ディスクカートリッジ220の穴により1層か2層かを検出する。
次に、光ディスク装置210は、ステップST4において、ステップST3における検出結果を基に、ディスクカートリッジ220との互換性があるか否かを判定する。例えば、ディスクカートリッジ220が1層記録で、かつ自身が1層ディスクの取り扱いが可能である場合、あるいはディスクカートリッジ220が2層記録で、かつ自身が2層ディスクの取り扱いが可能である場合には、互換性があると判定する。
ステップST4で互換性がないと判定する場合、光ディスク装置210は、ステップST5に移る。このステップST5において、光ディスク装置210は、表示部212にエラー表示をし、その後に、ステップST6に移る。このステップST6において、光ディスク装置210は、ディスクカートリッジ220をアンローディングし、その後に、ステップST7において、処理を終了する。
また、ステップST4で互換性があると判定する場合、光ディスク装置210は、ステップST8でオペレータのプレイ釦のオン操作があった後に、ステップST9に移る。このステップST9において、光ディスク装置210は、光ディスクを回転して管理情報を読み込んで解析する。そして、光ディスク装置210は、ステップST10において、ステップST9で読み込まれた管理情報に含まれる記録フォーマット情報に基づいて、記録フォーマットが再生可能なフォーマットであるか否かを判定する。
ステップST10で再生不可能であると判定する場合、光ディスク装置210は、ステップST5において表示部212にエラー表示を行い、ステップST6においてディスクカートリッジをアンローディングし、その後に、ステップST7において、処理を終了する。
ステップST10で再生可能であると判定する場合、光ディスク装置210は、ステップST11に移る。このステップST11において、ステップST9で読み込まれた管理情報に含まれる最後の再生位置のタイムコード(最終タイムコード)情報に基づいて、当該最終タイムコードから再生する。そして、光ディスク装置210は、ステップST12でオペレータのストップ釦のオン操作、さらには、ステップST13でオペレータのイジェクト釦のオン操作があった後に、ステップST14に移る。
このステップST14において、光ディスク装置210は、最終タイムコード等が更新された管理情報を光ディスクに書き戻し、ステップST6においてディスクカートリッジをアンローディングし、その後に、ステップST7において、処理を終了する。
例えば、特許文献1には、光ディスクにメモリタグを取り付け、当該光ディスクが光ディスク装置に装着されたとき、当該メモリタグに書き込まれている情報を読み取り、当該読み取られた情報に基づいて、光ディスク装置自体の動作制限の判定、あるいはオペレータ(ユーザ)に許可された光ディスクに対するアクセス可能範囲の判定等を行うことが記載されている。
特開2006−109160号公報
上述したように、従来の光ディスク装置210は、ディスクカートリッジの互換性を確認するには、当該ディスクカートリッジをセット(光ディスク装置)にローディングし、光ディスクから記録フォーマットの情報を読み出す必要があり、オペレータの操作時間が長くなるという問題があった。また、従来の光ディスク装置210は、記録済みのディスクカートリッジの再生時には、オペレータがプレイ釦のオン操作後に光ディスクを回転させて管理情報を読み込んで解析し、取得した再生の最後位置のタイムコード(最終タイムコード)から再生を行うものであり、オペレータがプレイ釦のオン操作を行ってから再生開始までの時間が長くなるという問題があった。
また、特許文献1には、光ディスクに付されたメモリタグに書き込まれている情報を読み取って利用する技術が記載されている。しかし、当該情報を利用した互換性の判定等については、何ら開示されていない。
この発明の目的は、オペレータの操作時間の短縮を図ることにある。また、この発明の目的は、オペレータがプレイ釦のオン操作を行ってから再生開始までの時間等を短縮することにある。
この発明の概念は、
メモリタグが付された記録メディアを取り扱うドライブ装置であって、
上記記録メディアを装着する記録メディア装着部と、
上記記録メディアを上記記録メディア装着部に装着する前に、該記録メディアに付されたメモリタグと無線通信を行って情報を読み出す情報読み出し部と、
上記情報読み出し部で読み出された情報に基づいて上記記録メディアの取り扱いが可能であるか否かを判断する判断部と、
上記判断部による判断結果を報知する報知部と
を備えることを特徴とするドライブ装置にある。
この発明において、ドライブ装置では、メモリタグが付された記録メディアが取り扱われる。記録メディアは、光ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ等である。ドライブ装置では、記録メディアが記録メディア装着部に装着された状態で、当該記録メディアからのデータの再生、あるいは当該記録メディアへのデータの記録が可能となる。
情報読み出し部により、記録メディアに付されたメモリタグから情報が読み出される。この場合、情報読み出し部は、記録メディアが記録メディア装着部に装着される前に、メモリタグとの間で無線通信を行って当該メモリタグから情報を読み出すことが可能とされている。
メモリタグから読み出された情報に基づいて、判断部では、記録メディアの取り扱いが可能であるか否か、つまり互換性の判断がなされる。この判断で使用される情報は、例えば、1層ディスク、2層ディスク、ブルーレイディスク、プロフェッショナルディスク等のディスク種類を示す情報、SDフォーマット、HDフォーマット等の記録フォーマットの情報である。
記録メディアの取り扱い可能性の判断結果が報知される。例えば、判断結果はドライブ装置のパネル面に配置された表示部に表示される。また、例えば、判断結果は、スピーカから音声で出力される。このように、記録メディアが記録メディア装着部に装着される前に、つまり、記録メディアがローディングされる前に、当該記録メディアの取り扱い可能性がオペレータに報知される。そのため、オペレータは、ドライブ装置で取り扱いが不可能な記録メディアを当該ドライブ装置に装着する等の無駄な操作を回避でき、操作時間の短縮を図ることが可能となる。
この発明においては、例えば、記録メディアに付されたICタグには、複数の動作レベルに対応して、各動作レベルで使用する情報毎に、情報が階層化されて記録されており、判断部は、情報読み出し部で読み出された、判断を許可する動作レベルの階層情報に基づいて、記録メディアの取り扱いが可能であるか否かを判断するようにしてもよい。この場合、判断部は誤った情報を判断情報として用いることがなく、誤判断を防止することが可能となる。
また、この発明の概念は、
メモリタグが付された記録メディアを取り扱うドライブ装置であって、
上記記録メディアを装着する記録メディア装着部と、
上記記録メディアを上記記録メディア装着部に装着する前に、該記録メディアに付されたメモリタグと無線通信を行って情報を読み出す情報読み出し部と、
上記情報読み出し部で読み出された情報に基づいて上記記録メディア装着部に装着された上記記録メディアの取り扱い動作を制御する制御部と
を備えることを特徴とするドライブ装置にある。
この発明において、ドライブ装置では、メモリタグが付された記録メディアが取り扱われる。記録メディアは、光ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ等である。ドライブ装置では、記録メディアが記録メディア装着部に装着された状態で、当該記録メディアからのデータの再生、あるいは当該記録メディアへのデータの記録が可能となる。
情報読み出し部により、記録メディアに付されたメモリタグから情報が読み出される。この場合、情報読み出し部は、記録メディアが記録メディア装着部に装着される前に、メモリタグとの間で無線通信を行って当該メモリタグから情報を読み出すことが可能とされている。
メモリタグから読み出された情報に基づいて、制御部により、記録メディア装着部に装着された記録メディアの取り扱い動作が制御される。例えば、情報読み出し部で読み出された情報は再生の最後位置を示すタイムコード情報であり、制御部により、記録メディアの再生位置がタイムコード情報で示される位置に制御される。この場合、オペレータがプレイ釦のオン操作を行ってから再生開始までの時間を短縮することが可能となる。
この発明において、例えば、記録メディアに付されたメモリタグには、複数の動作レベルに対応して、各動作レベルで使用する情報毎に、情報が階層化されて記録されており、制御部は、情報読み出し部で読み出された取り扱い動作の制御を許可する動作レベルの階層情報に基づいて、取り扱い動作を制御するようにしてもよい。この場合、制御部は誤った情報を制御情報として用いることがなく、誤制御を防止することが可能となる。
この発明によれば、記録メディアに付されたメモリタグから無線通信を行って読み出された情報に基づいて当該記録メディアの取り扱い可能性を判断して報知するものであり、オペレータの操作時間の短縮を図ることができる。また、この発明によれば、記録メディアに付されたメモリタグから無線通信を行って読み出された情報に基づいて当該記録メディアの取り扱い動作を制御するものであり、オペレータがプレイ釦のオン操作を行ってから再生開始までの時間等を短縮できる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明における光ディスク装置100と、ディスクカートリッジ130を、模式的に示している。ディスクカートリッジ130の内部には光ディスク130Aが配置されている。オペレータがディスクカートリッジ130を光ディスク装置100の挿入口101から内部に挿入することで、このディスクカートリッジ130はローディングされ、光ディスク装置100の内部の記録メディア装着部103に装着される。このように、ディスクカートリッジ130が記録メディア装着部103に装着された状態で、当該ディスクカートリッジ130の光ディスク130Aからのデータの再生が可能となり、あるいは、当該光ディスク130Aへのデータの記録が可能となる。
この実施の形態において、ディスクカートリッジ130にはメモリタグ(ICタグ)131が付されている。この場合、メモリタグ131は、ディスクカートリッジ130の筐体に貼り付けあるいは埋め込み等により取り付けられている。このメモリタグ131には、ディスクタイトル、ディスク識別子、作成日付、残時間等のディスクカートリッジ130を特定するための一般的な情報、さらにはディスクカートリッジ130に記録されているコンテンツの情報(タイトル、記録日付、サムネール画像、音声等)が書き込まれている。
また、このメモリタグ131には、ディスクカートリッジ130が光ディスク装置100で取り扱いが可能であるか否か、つまり互換性を判断するための情報が書き込まれている。互換性を判断するための情報は、例えば、1層ディスク、2層ディスク、ブルーレイディスク、プロフェッショナルディスク等のディスク種類を示す情報、SDフォーマット、HDフォーマット等の記録フォーマットの情報である。
また、メモリタグ131には、光ディスク装置100に装着されたディスクカートリッジ130の取り扱い動作を制御するための情報が書き込まれている。取り扱い動作を制御するための情報は、例えば、再生の最後位置を示すタイムコード(最終タイムコード)の情報、編集リスト(EDL:Edit Decision List)等である。最終タイムコードはディスクカートリッジ130の再生動作を制御するために使用される。編集リストはディスクカートリッジ130の編集動作を制御するために使用され、例えば、編集リストに含まれる素材を優先的に使用して自動的に編集を行う等のアプリケーションが考えられる。
光ディスク装置100には、図1には図示していないが、光ディスクカートリッジ130のメモリタグ131から情報を読み込んだり、あるいは当該メモリタグ131に情報を書き込んだりするリーダ/ライタが備えられている。このリーダ/ライタは情報読み出し部を構成している。このリーダ/ライタは、メモリタグ131との間で無線通信を行うことで、情報の読み込み、書き込みを行う。このリーダ/ライタのアンテナ404は、光ディスク装置100の挿入口101の近傍、および記録メディア装着部103の最深部に配置されている。
アンテナ404を挿入口101の近傍に配置することで、オペレータがディスクカートリッジ130を光ディスク装置100に近づけていき(図2(a)参照)、当該ディスクカートリッジ130の位置が挿入口に近接した位置となったとき(図2(b)参照)、リーダ/ライタは、当該メモリタグ131に書き込まれている情報を読み出すことが可能となる。
また、アンテナ404を記録メディア装着部103の最深部に配置することで、ディスクカートリッジ130が記録メディア装着部103に装着されている状態で、リーダ/ライタは、当該メモリタグ131に情報を書き込むことが可能となる。
光ディスク装置100は、上述したようにディスクカートリッジ130が挿入口101に近接した位置となった状態でメモリタグ131から読み込んだ情報に基づいて、当該ディスクカートリッジ130を取り扱うことが可能であるか否か、つまり互換性を判断し、その判断結果を表示部102に表示する。互換性の判断は判断部を構成するシステム制御部が行う。また、表示部102は報知部を構成している。なお、表示部102には、互換性の判断結果と共に、ディスクタイトル、記録フォーマット、残時間等の情報を表示してもよい。図3は、表示部102の表示例を示しており、互換性の判断結果の他に記録フォーマットおよび残時間が表示されている。なお、互換性の判断結果の報知は、上述したように表示部102に表示する代わりに、図示しないスピーカからの音声出力で行ってもよい。
図4は、光ディスク装置100の構成例を示している。
光ディスク装置100は、システム制御部111、操作入力部112、リーダ/ライタ400、表示部102、入力部115、記録信号処理部116、情報処理部117、ネットワークインタフェース118、メタデータ処理部119、ドライブ制御部120、ピックアップ部121、スピンドル駆動部122、再生信号処理部123、および出力部124を有している。
システム制御部111は、点線矢印で示すように、光ディスク装置100の全体を制御する制御部である。システム制御部111は、CPU(Central Processing Unit)111aと、ROM(Read Only Memory)111bと、RAM(Random Access Memory)111cを有している。
CPU111aは、各部の動作を制御するコントローラとして機能する。ROM111bは、CPU111aの動作を制御するための制御プログラム等を格納している。RAM111cは、CPU111aのワーキングエリア等として機能する。CPU111aは、ROM111bに格納されている制御プログラムを必要に応じて読み出し、読み出した制御プログラムをRAM111cに転送して展開し、当該展開された制御プログラムを読み出して実行することで、各部の動作を制御する。
操作入力部112は、例えば、キーボードやボタン等の入力デバイスにより構成され、オペレータ(ユーザ)からの操作入力を受け付け、その情報をシステム制御部111に供給する。リーダ/ライタ400は、上述したように、ディスクカートリッジ130のメモリタグ131と無線通信を行って、当該メモリタグ131から情報を読み込んだり、当該メモリタグ131に情報を書き込んだりする。リーダ/ライタ400およびメモリタグ131の具体的な構成例については後述する。表示部102は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等の表示素子で構成されている。この表示部102には、上述したように、互換性の判断結果の他、光ディスク装置100の動作状態、オペレータによる操作入力部112からの操作の状態なども表示される。
入力部115は、光ディスク装置100の外部より供給されるコンテンツに関する情報を受け付ける処理部であり、外部より供給される素材データ(画像データや音声データ等)を受け付ける素材データ入力部115aと、外部より供給されるメタデータ(リアルタイムメタデータやノンリアルタイムメタデータ等)を受け付けるメタデータ入力部115bとを有している。素材データ入力部115aは、入力された素材データを記録信号処理部116に供給し、メタデータ入力部115bは、入力されたメタデータを記録信号処理部116に供給する。
記録信号処理部116は、入力部115より供給される素材データやメタデータ等に対して信号処理を行い、各データを伝送用のフォーマットから記録用のフォーマットに変換する等の処理を行う。記録信号処理部116は、信号処理を施したデータを情報処理部117に供給する。
情報処理部117は、システム制御部111の制御に基づき、素材データの編集に関する処理を行う。例えば、情報処理部117は、複数のデータを多重化する情報多重化部117aと、1つの情報を複数に分解する情報分解部117bを有し、合成や分割等の処理を行う。編集対象の素材データやメタデータは、記録信号処理部116、ネットワークインタフェース118、またはドライブ制御部120等より供給される。情報処理部117は、各部から供給される素材データやメタデータを取得すると、システム制御部111の制御により素材データやメタデータの編集を行い、編集された素材データやメタデータを、ネットワークインタフェース118、ドライブ制御部120、または再生信号処理部123に供給する。なお、メタデータの編集はメタデータ処理部119において行われる。従って、情報処理部117は、メタデータが供給されると、当該メタデータをメタデータ処理部119に供給する。
ネットワークインタフェース118は、例えば、イーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)、あるいはインターネットに接続されるインタフェースである。ネットワークインタフェース118は、同じネットワークに接続される光ディスク装置100以外の通信装置、例えばカメラ等と通信を行うことにより、他の装置から素材データやメタデータ等を取得し、当該取得した素材データやメタデータ等を情報処理部117に供給する。また、このネットワークインタフェース118は、情報処理部117より供給された素材データやメタデータ等を、ネットワークを介して他の装置に供給する。メタデータ処理部119は、システム制御部111に制御されて、情報処理部117より供給されるメタデータを編集し、編集したメタデータを情報処理部117に返す。
ドライブ制御部120は、光ディスク装置100の、光ディスク130Aが装着される図示せぬドライブの各部を制御する処理部である。ドライブ制御部120は、例えば、システム制御部111に制御されて、ピックップ部121およびスピンドル駆動部122を制御する。ピックアップ部121は、ドライブに装着された光ディスク130Aに記録されている情報を読み出したり、光ディスク130Aに情報を書き込んだりする処理を行う。スピンドル駆動部122は、ドライブに装着された光ディスク130Aの駆動を制御する。
そして、ドライブ制御部120は、ピックアップ部121およびスピンドル駆動部122を制御して、ピックアップ部121で読み出されたデータを情報処理部117に供給する。また、ドライブ制御部120は、ピックアップ部121およびスピンドル駆動部122を制御して、情報処理部117より供給されたデータを、ピックアップ部121を介して光ディスク130Aに書き込む。
ピックアップ部121は、ドライブ制御部120に制御され、ドライブに装着された光ディスク130Aに対してレーザ光を照射し、光ディスク130Aに記録されているデータを読み出してドライブ制御部120に供給したり、ドライブ制御部120より供給されたデータを光ディスク130Aに書き込んだりする。その際、ピックアップ部121は、ドライブ制御部120に制御されて、光ディスク130Aに対してその半径方向にスライドし、光ディスク130Aの半径方向に対するアクセス位置の制御を行う。スピンドル駆動部122は、ドライブに装着された光ディスク130Aの主に回転運動を制御し、ピックアップ部121による光ディスク130Aの回転方向に対するアクセス位置の制御を行う。
再生信号処理部123は、情報処理部117より供給される出力信号(または再生信号)に対する信号処理を行い、例えば、各データを記録用のフォーマットから伝送用のフォーマットに変換する等の処理を行う。再生信号処理部123は、信号処理を施したデータを出力部124に供給する。
出力部124は、光ディスク装置100の外部に対して、コンテンツに関する情報を出力する処理部であり、再生信号処理部123より供給される素材データ(画像データや音声データ等)を外部に出力する素材データ出力部124aと、再生信号処理部123より供給されるメタデータ(リアルタイムメタデータやノンリアルタイムメタデータ等)を外部に出力するメタデータ出力部124bとを有している。なお、出力部124がディスプレイやスピーカ等の出力デバイスを有しており、再生信号処理部123より供給される素材データによる画像や音声を、当該出力デバイスより出力するようにしてもよい。
図5は、光ディスク130Aの記録領域30の構成例を示す模式図である。
光ディスク130Aの記録領域30は、交替領域31、ファイルシステム領域(FS領域)32A,32B、ノンリアルタイム(NRT:Non Real Time)領域33、およびクリップ領域34を有する。交替領域31は、その他の領域に、傷、汚れ、製造不良、または記録寿命などによる読み書き不良領域が発生した場合、読み書き不良領域の代替として利用される領域である。ファイルシステム領域32A,32Bは、NRT領域33やクリップ領域34に記録されたデータをファイルとして管理するための管理情報が記録される領域である。このファイルシステム領域32A,32Bは、管理情報領域を構成している。
NRT領域33は、クリップ領域34に記録される各クリップに対応するメタデータであるノンリアルタイムメタデータ(Non Real Time metadata:NRTメタデータ)を記録するための領域である。このNRT領域33は、素材情報領域を構成している。クリップ領域34は、各クリップのデータを記録するための領域である。クリップとは、撮影者が撮像を開始して終了するまでの1回の撮像処理を示す単位である。クリップ領域34は、データ領域を構成している。
各クリップのデータは、例えば、画像データ、音声データ、画像データの各フレームに対応するメタデータで構成されるリアルタイムメタデータ(Real Time metadata:RTメタデータ)、および、画像データや音声データの低解像度のデータであるプロキシデータ等により構成される。各クリップのデータ(画像データ、音声データ)は、所定のコンテンツのデータストリームを構成する素材データを構成している。なお、例えば、編集作業により複数の画像データが繋ぎ合わせられた場合、その編集結果となる1つの画像データは1つのクリップのデータを構成する。クリップの素材データに付加されるメタデータとしては、その読み込み処理においてリアルタイム性が要求される内容のデータよりなるリアルタイムメタデータと、その読み込み処理においてリアルタイム性が要求されない内容のデータよりなるノンリアルタイムメタデータが存在する。
リアルタイムメタデータとしては、例えば、画像信号のフレームの位置を時、分、秒等の所定の時間情報を利用して特定するLTC(Linear Time Code)、各フレームのフレーム番号であり、ファイルの先頭フレームからの相対的な位置情報であるFTC(File Time Code)、そのフレームの画像信号の信号特性を示すユーザビット(UB:UserBit)、フレームを識別するためのIDであるUMID(Unique Material Identifier)、ビデオカメラによる撮像が行われた位置を表すGPS(Global Positioning System)の情報、画像信号や音声信号等のエッセンスデータの内容に関する情報であるエッセンスマーク、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses)メタデータ、撮像が行われたビデオカメラの設定/制御情報などがある。
なお、ARIBメタデータとは、標準化団体であるARIBで標準化された、SDI(Serial Digital Interface)等の通信インタフェース用のメタデータである。また、ビデオカメラの設定/制御情報とは、例えば、IRIS(アイリス)制御値や、ホワイトバランス/ブラックバランスのモード、レンズのズームやフォーカスに関するレンズ情報等の情報である。
ノンリアルタイムメタデータは、クリップ全体に対するメタデータである。ノンリアルタイムメタデータとしては、例えば、各フレームに対応するLTCをフレーム番号(FTC)に対応させた変換テーブル、UMID、GPSの情報、またはその他の情報などがある。なお、フレームとは、画像データの単位であり、1画面分の画像に対応する画像データ(または、その画像データに対応する各種のデータ)のことである。1つのクリップの画像データは、通常、複数のフレームの画像データからなる。
上述のリアルタイムメタデータおよびノンリアルタイムメタデータは、どのような単位の画像データに対して付加されてもよい。以下においては、リアルタイムメタデータがフレーム毎の画像データに付加され、ノンリアルタイムメタデータがクリップ毎の画像データに付加される場合について説明する。
すなわち、以下においては、リアルタイムメタデータは、画像データに対して、フレーム毎に付加されるフレームメタデータであり、付加されたフレームに対応するデータを含んでいるものとする。また、ノンリアルタイムメタデータは、画像データに対して、クリップ毎に付加されるクリップメタデータであり、付加されたクリップ全体に対応するデータを含んでいるものとする。通常、画像データは、クリップ毎にファイル化され、ファイルシステムにより管理される。このような場合、ノンリアルタイムメタデータは、画像データを含むファイル毎のメタデータであるとすることもできる。
図5に示すように、クリップ領域34には、例えば、クリップ34A、クリップ34B、・・・等のように、各クリップのデータが順に記録される。クリップ領域34のクリップがまだ記録されていない領域は未使用領域34Cである。なお、クリップ34Aは、クリップ34Aに属する画像データや音声データ等を含むボディA、フッタ情報F_A、およびヘッダ情報H_Aにより構成される。同様に、クリップ34Bは、クリップ34Bに属する画像データや音声データ等を含むボディB、フッタ情報F_B、およびヘッダ情報H_Bにより構成される。なお、クリップのデータを、以下、単に、クリップと称する。
光ディスク130Aにおいては、ファイルシステム領域32A,32Bの管理情報により、各データはファイルとして図6に示すように管理される。光ディスク130Aに記録されたデータを管理するファイルシステムとしては、どのような方式のものを用いてもよく、例えば、UDF(Universal Disk Format)やISO9660(International Organization for Standardization 9660)等を用いてもよい。また、専用のファイルシステムを用いるようにしてもよい。
このファイルシステムにおいては、光ディスク130Aに記録されたデータは、図6に示すようなディレクトリ構造およびファイルにより管理される。図6において、ルートディレクトリ(ROOT)51には、画像データや音声データ等の素材データに関する情報、および、素材データの編集結果を示すエディットリスト等が、下位のディレクトリに配置されるPROAVディレクトリ52が設けられる。なお、ルートディレクトリ51には、図示は省略するが、構成表データ等も設けられる。
PROAVディレクトリ52には、ディスクメタファイル(DISCMETA.XML)53、光ディスク130Aに記録されている全てのクリップおよびエディットリストを管理するための管理情報等を含むインデックスファイル(INDEX.XML)54、その複製のインデックスファイル(INDEX.BUP)55、ディスクインフォメーションファイル(DISCINFO.XML)56、その複製のディスクインフォメーションファイル(DISKINFO.BUP)57、クリップが下位のディレクトリに設けられるクリップルートディレクトリ(CLPR)58、および、エディットリストのデータが下位のディレクトリに設けられるエディットリストルートディレクトリ(EDTR)59が設けられる。
ディスクメタファイル53には、ディスクのタイトル等、ユーザが認識すべきディスク情報が記述される。
インデックスファイル54には、光ディスク130A内に記録されたファイルの情報を管理するためのファイルであり、クリップルートディレクトリの下に格納されるクリップについては、クリップテーブルとして記述されている。クリップテーブルには、管理するクリップがUMIDを用いて指定されている。さらに、そのクリップを構成する各データもそれぞれのUMIDを用いて指定される。また、インデックスファイルは、エディットリストについても同様に管理し、エディットリストのUMIDを用いて管理するエディットリストを指定する。
ディスクインフォメーションファイル56には、光ディスク130Aのマウント時に必要となるディスク全体の属性情報が記述される。この実施の形態において、このディスクインフォメーションファイル56には、光ディスク130Aに記録される所定のコンテンツのデータフレームを構成する素材データ(クリップデータ)のうち、最後の素材データの最終タイムコード情報である最終フレームのLTC情報が含まれている。なお、ディスクインフォメーションファイル56は、XML形式で記述されている。
クリップルートディレクトリ58には、光ディスク130Aに記録されているクリップのデータが、クリップ毎に異なるディレクトリに分けて管理されており、例えば、図6の場合、3つのクリップが、クリップディレクトリ(C0001)61、クリップディレクトリ(C0002)62、および、クリップディレクトリ(C0003)63の3つのディレクトリに分けられて管理されている。
すなわち、光ディスク130Aに記録された最初のクリップの各データは、クリップディレクトリ61の下位のディレクトリのファイルとして管理され、2番目に光ディスク130Aに記録されたクリップの各データは、クリップディレクトリ62の下位のディレクトリのファイルとして管理され、3番目に光ディスク130Aに記録されたクリップの各データは、クリップディレクトリ63の下位のディレクトリのファイルとして管理される。
また、エディットリストルートディレクトリ59には、光ディスク130Aに記録されているエディットリストが、その編集処理毎に異なるディレクトリに分けて管理されており、例えば、図6の場合、4つのエディットリストが、エディットリストディレクトリ(E0001)64、エディットリストディレクトリ(E0002)65、エディットリストディレクトリ(E0003)66、およびエディットリストディレクトリ(E0004)67の4つのディレクトリに分けて管理されている。
すなわち、光ディスク130Aに記録されたクリップの1回目の編集結果を示すエディットリストは、エディットリストディレクトリ64の下位のディレクトリのファイルとして管理され、2回目の編集結果を示すエディットリストは、エディットリストディレクトリ65の下位のディレクトリのファイルとして管理され、3回目の編集結果を示すエディットリストは、エディットリストディレクトリ66の下位のディレクトリのファイルとして管理され、4回目の編集結果を示すエディットリストは、エディットリストディレクトリ67の下位のディレクトリのファイルとして管理される。
図4に示す光ディスク装置100の動作を簡単に説明する。
最初に、記録の動作例を説明する。入力部115から入力される素材データ、メタデータは記録信号処理部116に供給される。記録信号処理部116では、入力部115から供給された素材データ、メタデータに対して、伝送用のフォーマットから記録用のフォーマットに変換する等の処理が行われる。信号処理が施された素材データ、メタデータは情報処理部117に供給される。また、ネットワークインタフェース118で取得された素材データ、メタデータは、情報処理部117に供給される。
情報処理部117に供給される記録信号処理部116またはネットワークインタフェース118から供給される素材データ、メタデータは、必要に応じて加工された後、ドライブ制御部120に供給され、ピックアップ部121により光ディスク130Aに書き込まれる。
次に、再生の動作例を説明する。光ディスク130Aからピックアップ部121により読み出された素材データおよびメタデータはドライブ制御部120を介して情報処理部117に供給される。そして、情報処理部117に供給される素材データおよびメタデータは、例えば、ネットワークインタフェース118を介して他の装置に供給される。また、情報処理部117に供給される素材データおよびメタデータは再生信号処理部123に供給される。再生信号処理部123では、情報処理部117から供給された素材データ、メタデータに対して、記録用のフォーマットから伝送用のフォーマットに変換する等の処理が行われる。信号処理が施された素材データ、メタデータは出力部124から外部に出力される。
次に、光ディスク130Aに記録されている素材データ、メタデータの編集動作例を説明する。光ディスク130Aからピックアップ部121により読み出された編集対象の素材データおよびメタデータはドライブ制御部120を介して情報処理部117に供給される。情報処理部117およびメタデータ処理部119では、読み出された素材データ、メタデータが編集される。そして、編集後の素材データ、メタデータは、ドライブ制御部120に供給され、ピックアップ部121により光ディスク130Aに書き込まれる。
図7は、リーダ/ライタ400およびメモリタグ131の構成例を示している。メモリタグ131は、非接触型メモリタグである。このメモリタグ131は、電磁界を周辺に形成する機器であるリーダ/ライタ400との相対距離が電磁界に感応可能な限界距離以内になると、電磁界に感応して作動し、リーダ/ライタ400との間で非接触により情報の授受を行う。
ここで、メモリタグ131の詳細な構成の説明に先立って、当該メモリタグ131の主要部の外観と、このメモリタグ131をリーダライタ26により使用する際の動作を簡単に説明する。
図8は、ワンチップ構成で実現されたメモリタグ131の外観を示している。この図8に示すように、メモリタグ131は、基台となるチップ上に導電パターンがループ状に形成されたコイルアンテナ308が配され、このコイルアンテナ308にICチップ310とキャパシタCが接続されて構成される。なお、キャパシタCは共振周波数を調整するものである。
メモリタグ131は、リーダ/ライタ400のコイルアンテナ404との間で電磁界を媒体として誘導結合され、相互誘導により非接触で情報を送受するとともに電力供給を受けるコイルアンテナ308と、このコイルアンテナ308にそれぞれ接続された復調部303および変調部304を備える送受信部309と、コイルアンテナ308にそれぞれ接続された電源部305およびクロック抽出部306と、全体の動作を制御する制御部302と、この制御部302に接続された符号化/復号化部307と、制御部302に接続された記憶保持動作が不要な書き換え可能な半導体メモリ(EEPROM:Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)301を有している。
復調部303は、コイルアンテナ309に発生した誘導電流を等化処理し、さらに検波および復調して情報を復元し、制御部302へ供給する。また、変調部304は、制御部302から供給された再生情報に符号化を施したレスポンス情報に基づき負荷インピーダンスをコイルアンテナ308に断続させる制御をすることで反射波を変調処理するか、あるいはレスポンス情報に基づき電源部305に直接または間接に接続された負荷を断続させる制御をするか、あるいはレスポンス情報で変調(例えばASK変調)した別周波数の搬送波をコイルアンテナ308へ給電する構成であるかの、いずれかの構成とする。
レスポンス情報に基づきコイルアンテナ308の負荷インピーダンスを制御する構成では、リーダ/ライタ400から電磁界の作用を受け続けているコイルアンテナ308から搬送波の反射波を発射させる際に、レスポンス情報に基づき負荷インピーダンスを切換制御することによりコイルアンテナ308の反射率を制御し、これにより反射波を前述したレスポンス情報で変調されたものにする。
また、レスポンス情報に基づき電源の負荷を制御する構成では、レスポンス情報に基づいた負荷の切換制御により電源部305にかかる負荷を切換えて誘導結合状態にあるメモリタグ131側のインピーダンスを変動させることで変調するように構成される。このメモリタグ131側のインピーダンス変動は、誘導結合状態にあるリーダ/ライタ400側で、コイルアンテナ404の端子電圧変動や投入電力量の変動として検出される。
電源部305は、コイルアンテナ308が電磁界を介して相互誘導で発生させた高周波の誘導電流を整流して直流電圧を取得し、各部に電力供給する。なお、この電源部305に、安定な直流電圧を出力するための電圧安定化回路を備えることも可能である。メモリタグ131の各部は電源部305からの供給電力によって作動するため、メモリタグ131は電池などの他の電源を特に準備する必要はない。ただし、電池などの他の電源を主電源または副電源とする構成も可能である。
クロック抽出部306は分周回路を備え、コイルアンテナ308で受信した搬送波に基づいて搬送周波数のクロック信号を出力するとともに、このクロック信号を分周して、各デジタル回路部の動作基準クロックとなるマスタークロックを生成して出力する。
半導体メモリ301は、上述したように、ディスクカートリッジ130を特定するための一般的な情報(ディスクタイトル、ディスク識別子、作成日付、残時間等)、ディスクカートリッジ130に記録されているコンテンツの情報(タイトル、記録日付、サムネール画像、音声等)、ディスクカートリッジ130が光ディスク装置100で取り扱いが可能であるか否か、つまり互換性を判断するための情報(例えば、1層ディスク、2層ディスク、ブルーレイディスク、プロフェッショナルディスク等のディスク種類を示す情報、SDフォーマット、HDフォーマット等の記録フォーマットの情報)、さらには、光ディスク装置100に装着されたディスクカートリッジ130の取り扱い動作を制御するための情報(例えば、再生の最後位置を示すタイムコード(最終タイムコード)の情報、編集リスト等)などを記録するためのものである。この半導体メモリ301に対する各情報の記録再生は、制御部302の制御の下で行われる。
制御部302は、受信時において送受信部309から付与される復調された信号を符号化/復号化部307へ送る。符号化/復号化部307は、制御部302から供給される情報の復号化とCRC符号等に基づく誤り修正とを施して制御部302へ返送し、制御部302はこれより指示情報を抽出する。このようにしてリーダ/ライタ400から電磁界を媒介して付与された情報が復元される。
また、符号化/復号化部307は、返信時には制御部302から供給される情報にCRC符号等の誤り訂正用コードを付与し、符号化したレスポンス情報を制御部302へ返送する。符号化/復号化307はデータのエラー訂正機能を含むが、この他にデータの暗号化/復号化機能を備える構成とすることも可能である。
制御部302は、クロック抽出部306から供給されたクロックに基づき、復調部303から供給された復調信号を符号化/復号化部307へ送付し、エラー訂正された信号に基づき各種の情報を抽出し、また記録用の情報を分離抽出して、これら指示情報を解析し、所定の処理を所定の手順で逐次実行する、シーケンス制御機能を備えた半導体ロジック制御回路として構成される。このような所定の手順に従い、条件を判定して例えば複数ゲートの開閉を時系列で逐次実行する半導体シーケンスコントローラの技術は広く適用されており、制御部302はこの技術を利用したものである。
一方、制御部302を介して情報を受けた変調部304は、所定の変調方式に基づく変調処理を実行する。これを受けて、送受信部309は、変調信号を、コイルアンテナ308を介してリーダ/ライタ400へ送る。この送信は、上述したように、メモリタグ131の有する送信機能による送信波によるか、反射波によるか、またはインピーダンス変動による原理でなされる。
次に、リーダ/ライタ400によるメモリタグ131内の半導体メモリ301の内容を検出する原理を、図9および図10を用いて説明する。
リーダ/ライタ400側のコイルアンテナ404を第1アンテナとし、メモリタグ131のコイルアンテナ308を第2アンテナとする。第1および第2アンテナが向き合い、第1アンテナに流れる電流により発生した磁界が第2アンテナにより捕捉される際に、第1アンテナに流れる電流の変化に対応してこの電流の作る磁界が変化する。これにより第2アンテナを貫く磁束に変化が生じ、相互誘導によって第2アンテナに起電力が発生する。第2アンテナに発生する起電力V2は、第1アンテナの電流I1の変化に比例し、Mを相互インダクタンスとした同調条件下において(1)式で示され、第2アンテナを流れる電流I2は、接続された回路特性に依存する。
V2=M(dI1/dt) ・・・(1)
一方、メモリタグ131のコイルアンテナ(第2アンテナ)308には、負荷インピーダンスとして抵抗やリアクタンス(誘導性リアクタンスωLまたは容量性リアクタンス1/ωC)が接続可能であり、かつ、この負荷インピーダンスの第2アンテナへの断続は、メモリタグ131から送信されるデータの内容(「1」か「0」)によって制御される。
上述のように、リーダ/ライタ400を1次側とし、このリーダ/ライタ400と相互誘導により誘導結合されたメモリタグ131を2次側として、2次側の総インピーダンスがZであるとき、図9に示される誘導結合4端子網として扱うことができる。ここで1次側において測定されるインピーダンスZieは、以下のように算出される。
ωを角周波数、リーダ/ライタ400のコイルアンテナ404のインダクタンスをL1、起電力をV1、電流をI1、また、メモリタグ131のコイルアンテナ308のインダクタンスをL2、起電力をV2、電流をI2、さらに、コイルアンテナ404とコイルアンテナ308の相互インダクタンスをMとして、同調条件下における誘導起電力V1は、(2)式で表され、また、誘導起電力V2は、(3)式で表される。
V1=jω*L1*I1+jω*M*I2 ・・・(2)
V2=jω*M*I1+jω*L2*I2 ・・・(3)
ここで、電流I2の方向が逆になることから、(4)式になる。
V2=−Z*I2 ・・・(4)
以上から、リーダ/ライタ400側のインピーダンスZieは、記号「**」を2乗として、第1項としてのjω*(L1−M**2/L2)と、第2項としてのjω*(M**2)*Z/L2*(Z+jω*L2)の和となる。
ここで、(5)式、(6)式のように定義すると、上述の第2項は、1/(u2+u3)となる。
u2=L2/jω*(M**2) ・・・(5)
u3=(L2**2)/Z*(M**2) ・・・(6)
したがって、上述の第1項をu1とすると、リーダ/ライタ400側のインピーダンスZieは、(7)式のようになる。この結果、誘導結合4端子網の等価回路は、図10のように示すことができる。
Zie=u1+1/(u2+u3) ・・・(7)
メモリタグ131側のインピーダンスZを、送信するデータの内容(「1」か「0」のうちのいずれか一方、例えば「1」)に応じて無限インピーダンスとするよう回路を制御する場合は、(8)式の項が無限小となり、よってデータが「1」の状態は、リーダ/ライタ400側で(9)式のインピーダンスとして観測される。
u3=(L2**2)/Z*(M**2) ・・・(8)
Zie1=jω*L1 ・・・(9)
一方、メモリタグ131側のインピーダンスZを、データの内容(「1」か「0」のうちのいずれか一方、例えば「0」)に応じてゼロインピーダンスとする場合は、1/(u2+u3)の項が無限小となり、よってデータの「0」の状態は、リーダ/ライタ400側で(10)式のインピーダンスとして観測される。
Zie0=jω*(L1−M**2/L2) ・・・(10)
これは、コイルアンテナ404とコイルアンテナ308の、(11)式の結合定数kを用いて、(12)式として示される。
k**2=M**2/L1*L2 ・・・(11)
Zie0=jω*L1*(1−k**2) ・・・(12)
このように、メモリタグ131側のデータの「1」か「0」の状態は、リーダ/ライタ400側では、上述の異なるインピーダンス値Zie1、Zie0として観測されることにより、容易に検出できる。
さらに、メモリタグ131側のインピーダンスZをゼロから無限大の間の任意の異なる値に切り換える構成とすることで、夫々に対応した異なるインピーダンス値Zieとして観測することができる。このように、相互誘導により2次側(メモリタグ側)の負荷Zに応じて1次側(リーダライタ側)のインピーダンスZieが変化するから、この1次側のインピーダンスZieの変化を検出することにより、メモリタグ131側の状態(データ)を検出できる。
次に、リーダ/ライタ400は、情報送出部403と、コイルアンテナ404と、情報検出部401と、制御判定部402としての機能を備え、メモリタグ131との送信モードと受信モードで動作する。送信モードではメモリタグ131へ記録すべき情報のメモリタグ131への供給がなされ、受信モードではメモリタグ131から再生された情報の供給を受ける。
情報送出部403は、クロック発生機能と、変調機能と、電力増幅機能を備えて、搬送周波数のクロック信号およびマスタークロックを生成する。この情報送出部403は、送信モードでは、制御判定部402から供給を受けた送信データに基づき、搬送波に例えばASK変調を施して変調信号とし、これを電力増幅してアンテナ404を駆動する。また、情報送出部403は、受信モードでは、搬送波を無変調で電力増幅してアンテナ404を駆動する。
アンテナ404は、送受信兼用のループ状アンテナで構成され、送信モードでは変調信号に基づく電磁界を形成し、受信モードでは搬送波に基づく電磁界を形成し、何れのモードにあっても、メモリタグ131側のコイルアンテナ308と電磁界を介した誘導結合をする。情報検出部401は、アンテナ端子電圧の検出機能と、復調機能を備える。さらに、制御判定部402は、符号化/復号化機能と、この構成全体の動作の制御機能と、上述のシステム制御部111との間のインタフェース機能を備える。
制御判定部112は、送信モードでは、システム制御部111から受けた信号に基づきメモリタグ131側へ付与する送信情報を編成する。情報送出部403は、この送信情報に基づいて搬送波を変調し、電力増幅して、アンテナ404を駆動する。これにより、送信情報が載った搬送波による電磁界が形成され、この電磁界によりメモリタグ131へ送信情報が付与されると同時に電力供給がなされる。送信情報は、メモリタグ131から記録されている情報を再生し送付させる指令で成る場合と、メモリタグ131へ所与のデータを記録させる指令とそのデータから成る場合とがある。
情報送出部404は、受信モードにあっても、情報が載らない無変調の搬送波による電磁界を形成し続ける。この電磁界により、メモリタグ131への電力供給が継続されるとともに、メモリタグ131からの応答(レスポンス)の検出がなされる。応答には、メモリタグ131から読み出した再生情報が載せられている。
ここで、メモリタグ131が応答内容に対応させてメモリタグ131側のアンテナ308の負荷状態を変化させるか、メモリタグ131側の電力負荷を変化させると、アンテナ404とメモリタグ131側のアンテナ308とは誘導結合状態にあることから、メモリタグ131側の負荷変動に応じてアンテナ404の端子電圧が変動する。この端子電圧変動を情報検出部401が検出復調し、制御判定部402へ渡す。制御判定部402は、誤り訂正を施し、応答(レスポンス)を復元して、システム制御部111に送る。
このように、リーダ/ライタ400は、送信モードでは、送信情報が載ったコマンドを送信することでメモリタグ131に情報を書き込むことができる。また、リーダ/ライタ400は、受信モードでは、再生コマンドを送信することでメモリタグ131から情報を読み出すことができる。
次に、図11のフローチャートを参照して、図1に示す光ディスク装置100における、記録済みのディスクカートリッジ130を再生する場合の処理例を説明する。
光ディスク装置100は、ステップST21で処理を開始し、その後に、ステップST22に移る。このステップST22において、光ディスク装置100は、挿入口101に近づいたディスクカートリッジ130のメモリタグ131から情報を取得する。
そして、光ディスク装置100は、ステップST23において、ステップST22で取得した情報のうち、ディスクカートリッジ130の取り扱いが可能であるか否か、つまり互換性を判断するための情報(例えば、1層ディスク、2層ディスク、ブルーレイディスク、プロフェッショナルディスク等のディスク種類を示す情報、SDフォーマット、HDフォーマット等の記録フォーマットの情報)に基づいて、互換性があるか否かを判定する。
ディスクカートリッジ130の取り扱いが不可能、つまり互換性がないと判定するとき、光ディスク装置100は、ステップST24に移る。このステップST24において、光ディスク装置100は表示部102にエラー表示(互換性NG)を表示し、その後に、ステップST25において、処理を終了する。なお、光ディスク装置100は、このように互換性がないと判定するときは、仮にオペレータにより当該ディスクカートリッジ130が挿入口211に挿入されてきたとしても、ローディング動作を行わない。
また、ステップST23でディスクカートリッジ130の取り扱いが可能、つまり互換性があると判定するとき、光ディスク装置100は、ステップST26に移る。このステップST26において、光ディスク装置100は、表示部102に互換性OKの表示を行う(図3参照)。この表示により、オペレータは、ディスクカートリッジ130が光ディスク装置100で取り扱い可能であることを確認でき、当該ディスクカートリッジ130を挿入口101に挿入することになる。
次に、光ディスク装置100は、挿入口101に挿入されたディスクカートリッジ130をローディングし、当該ディスクカートリッジ130を記録メディア装着部103に装着する。そして、光ディスク装置100は、ステップST28において、光130Aを回転して管理情報を読み込み、その後、ステップST29において、ステップST22でディスクカートリッジ130のメモリタグ131から取得した情報のうち、再生の最後位置のタイムコード(最終タイムコード)の情報に基づいて、この最終タイムコードを目標にピックアップ位置などを制御して、スタンバイさせる。
なお、光ディスク装置100は、ステップST28で光ディスク130Aから読み出した管理情報を、その後に順次解析(パーズ)する。つまり、光ディスク装置100は、ステップST29の処理を上述の管理情報の解析の完了前に行い、また、その後の後述する再生処理も管理情報の解析の完了を待つことなく行う。
次に、光ディスク装置100は、ステップST30でオペレータのプレイ釦のオン操作があった後に、ステップST31に移る。このステップST31において、上述の最終タイムコードから再生する。そして、光ディスク装置100は、ステップST32でオペレータのストップ釦のオン操作、さらには、ステップST33でオペレータのイジェクト釦のオン操作があった後に、ステップST34に移る。
このステップST34において、光ディスク装置100は、最終タイムコード等が更新された管理情報を光ディスク130Aに書き戻し、ステップST35において、ディスクカートリッジ130をアンローディングし、その後に、ステップST25において、処理を終了する。
次に、メモリタグ131における情報の記録状態等についてさらに説明する。このメモリタグ131には、上述したように、ディスクカートリッジ130を特定するための一般的な情報(ディスクタイトル、ディスク識別子、作成日付、残時間等)、ディスクカートリッジ130に記録されているコンテンツの情報(タイトル、記録日付、サムネール画像、音声等)、ディスクカートリッジ130が光ディスク装置100で取り扱いが可能であるか否か、つまり互換性を判断するための情報(例えば、1層ディスク、2層ディスク、ブルーレイディスク、プロフェッショナルディスク等のディスク種類を示す情報、SDフォーマット、HDフォーマット等の記録フォーマットの情報)、さらには、光ディスク装置100に装着されたディスクカートリッジ130の取り扱い動作を制御するための情報(例えば、再生の最後位置を示すタイムコード(最終タイムコード)の情報、編集リスト等)などが記録される。
メモリタグ131には、光ディスク装置100における複数の動作レベルに対応して、各動作レベルで使用する情報毎に、情報が階層化されて記録されている。例えば、上述のディスクカートリッジ130を特定するための一般的な情報(ディスクタイトル、ディスク識別子、作成日付、残時間等)、ディスクカートリッジ130に記録されているコンテンツの情報(タイトル、記録日付、サムネール画像、音声等)は、「動作レベル1」の情報として記録される。また、例えば、上述のディスクカートリッジ130の互換性を判断するための情報、光ディスク装置100に装着されたディスクカートリッジ130の取り扱い動作を制御するための情報は、「動作レベル2」の情報として記録される。
上述したようにメモリタグ131に階層化されて記録されている各情報が光ディスク装置100で読み出されるとき、メモリタグ131は、各階層の情報をそれぞれ上述の複数の動作レベルに一対一に対応したCRCC(Cyclic Redundancy Check Code)によりエンコードした状態で送出する。例えば、上述したように、メモリタグ131に動作レベル1,2の情報が記憶されている場合には、図12に示すように、動作レベル1の情報(情報ビット)にはCRCC1によりエンコードされて得られた検査ビットが付加され、動作レベル2の情報(情報ビット)にはCRCC2によりエンコードされて得られた検査ビットが付加されて送られてくる。
光ディスク装置100は、メモリタグ131から上述したように各階層のエンコード情報が送られてきた場合には、各階層について誤り検出を行い、誤りが検出されなかった階層の情報を有効とし、その階層の情報を利用する、当該階層に対応したレベルの動作が許可されたものと判断する。光ディスク装置100において、このような誤り検出および許可判断は、例えば、リーダ/ライタ400の制御判定部402で行われる。そして、リーダ/ライタ400は、有効な階層の情報および許可された動作の情報を、システム制御部111に送る。システム制御部111は、許可された動作レベルの動作を、それに対応した階層の情報を利用して実行可能となる。
図13のフローチャートは、リーダ/ライタ400の制御判定部402における誤り検出および許可判断の処理手順を示している。制御判定部402は、メモリタグ131から情報が送られてきた場合に、当該誤り検出および許可判断の処理を実行する。この図13の例は、上述したようにメモリタグ131に動作レベル1,2の情報が記録されており、当該レベル1,2の情報がリーダ/ライタ400に送られてきた場合の例である(図12参照)。
まず、制御判定部402は、ステップST41において、処理を開始し、その後に、ステップST42に移る。このステップST42において、制御判定部402は、メモリタグ131から送られてくる各データストリーム(情報ビットおよび検査ビットで構成される)をCRCC1に対応した生成多項式を用いてチェックする。このチェックにより誤りが検出されなかったデータストリームの情報ビットは、動作レベル1に対応した階層の有効な情報となる。
次に、制御判定部402は、ステップST43において、メモリタグ131から送られてくる各データストリーム(情報ビットおよび検査ビットで構成される)をCRCC2に対応した生成多項式を用いてチェックする。このチェックにより誤りが検出されなかったデータストリームの情報ビットは、動作レベル2に対応した階層の有効な情報となる。
次に、制御判定部402は、ステップST44において、動作レベル1,2の許可判断を行い、その後に、ステップST45において、処理を終了する。
ステップST44の判断においては、制御判定部402は、ステップST42で動作レベル1に対応した階層の有効な情報があるときは、動作レベル1の動作が許可されたものと判断し、ステップST43で動作レベル2に対応した階層の有効な情報があるときは、動作レベル2の動作が許可されたものと判断する。
上述したように動作レベル1,2がある場合、判断結果は、図14に示すように、(A)〜(D)までの4種類となる。この図14において、「○」は許可を表し、「×」は不許可を表している。光ディスク装置100のシステム制御部111は、判断結果に基づいた制御動作を行う。
システム制御部111は、判断結果が(A)である場合、動作レベル1が許可されているので、CRCC1のチェックにより有効とされた情報、つまり一般的な情報(ディスクタイトル、ディスク識別子、作成日付、残時間等)、ディスクカートリッジ130に記録されているコンテンツの情報(タイトル、記録日付、サムネール画像、音声等)の内容を表示部102に表示する等の制御が可能となる。
また、システム制御部111は、判断結果が(A)である場合、動作レベル2が許可されているので、CRCC2のチェックにより有効とされた情報、つまりディスクカートリッジ130の互換性を判断するための情報(例えば、1層ディスク、2層ディスク、ブルーレイディスク、プロフェッショナルディスク等のディスク種類を示す情報、SDフォーマット、HDフォーマット等の記録フォーマットの情報)に基づいて、互換性を判断し、その判断結果を表示部102に表示する制御が可能となる。
さらに、システム制御部111は、判断結果が(A)である場合、動作レベル2が許可されているので、CRCC2のチェックにより有効とされた情報、つまり光ディスク装置100に装着されたディスクカートリッジ130の取り扱い動作を制御するための情報(例えば、再生の最後位置を示すタイムコード(最終タイムコード)の情報、編集リスト等)に基づいて、ディスクカートリッジ130の取り扱い動作(再生動作、編集動作)を制御することが可能となる。
なお、上述の図11の処理例は、ディスクカートリッジ130の互換性を判断するための情報およびディスクカートリッジ130の取り扱い動作を制御するための情報が有効である場合の例であって、これらの情報が有効でない場合には、従来と同様の処理が行われる(図17参照)。
システム制御部111は、判断結果が(B)である場合、動作レベル1が許可されているので、CRCC1のチェックにより有効とされた情報、つまり一般的な情報(ディスクタイトル、ディスク識別子、作成日付、残時間等)、ディスクカートリッジ130に記録されているコンテンツの情報(タイトル、記録日付、サムネール画像、音声等)の内容を表示部102に表示する等の制御が可能となる。
システム制御部111は、判断結果が(C)である場合、表示部102にエラー表示を行うように制御する。この場合、CRCC2のチェックにより有効とされた情報が存在し、動作レベル2が許可された状態にあるが、無線通信エラーの可能性があるため、CRCC2のチェックにより有効とされた情報を用いる制御も行わないようにする。勿論、CRCC2のチェックにより有効とされた情報を用いる互換性判断などの制御を可能とするようにしてもよい。
さらに、システム制御部111は、判断結果が(D)である場合、動作レベル1,2のいずれも許可されていないので、表示部102にエラー表示を行うように制御する。つまり、上述の判断結果が(C)である場合と同様に、メモリタグ131から読み出された情報を用いる制御は行わない。
図1に示す光ディスク装置100においては、ディスクカートリッジ130が挿入口101に近づくと、リーダ/ライタ400により当該メモリタグ131から当該ディスクカートリッジ130の取り扱いが可能か否か、つまり互換性を判断する情報が取得され、その情報に基づいて互換性が判断され、その判断結果が表示部102に表示され、あるいは音声で出力される。そのため、オペレータは、光ディスク装置100で取り扱いが不可能なディスクカートリッジ130を当該光ディスク装置100に装着する等の無駄な操作を回避でき、操作時間の短縮を図ることができる。
また、図1に示す光ディスク装置100においては、リーダ/ライタ400によりディスクカートリッジ130に付されたメモリタグ131から光ディスク装置100に装着されたディスクカートリッジ130の取り扱い動作を制御するための情報が取得され、その情報に基づいて、ディスクカートリッジ130の取り扱い動作(再生動作、編集動作など)が制御される。例えば、再生の最後位置を示すタイムコード(最終タイムコード)の情報が取得され、ディスクカートリッジ130が記録メディア装着部103に装着されると、最終タイムコードを目標に光ピックアップ位置などが制御されてスタンバイされる。そのため、オペレータがプレイ釦のオン操作を行ってから再生開始までの時間を短縮できる。
また、ディスクカートリッジ130に付されたメモリタグ131には、光ディスク装置100における複数の動作レベルに対応して、各動作レベルで使用する情報毎に、情報が階層化されて記録されている。そして、このメモリタグ131から各階層の情報が光ディスク装置100のリーダ/ライタ400に送出される際、各階層の情報は互いに異なるCRCCによりエンコードされた状態とされる。
図1に示す光ディスク装置100においては、メモリタグ131から送られてくる互換性を判断する情報の誤りがチェックされ、誤りがなく有効であるとき、この互換性を判断する情報を利用した動作が許可されるため、誤った情報を判断情報として用いることがなく、誤判断を防止できる。また、図1に示す光ディスク装置100においては、メモリタグ131から送られてくるディスクカートリッジ130の取り扱い動作を制御するための情報の誤りがチェックされ、誤りがなく有効であるとき、この取り扱い動作を制御するための情報を利用した制御が許可されるため、誤った情報を制御情報として用いることがなく、誤制御を防止できる。
なお、上述実施の形態においては、記録メディアとしてディスクカートリッジ130(光ディスク130A)を取り扱う光ディスク装置100を例としたものであるが、この発明は、その他の記録メディアである光ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ等を取り扱うドライブ装置にも同様に適用できる。特に、半導体メモリの場合には外形規格が汎用半導体となる傾向もあり、穴などの形状による差異を持たせることは更に困難となるので、この発明のようにメモリタグからの情報により互換性判断を行うことは効果的である。
この発明は、記録メディアに付されたメモリタグに記録された情報を利用してオペレータの操作時間の短縮を図るものであり、例えば、光ディスクが格納されたディスクカートリッジを記録メディアとして取り扱う光ディスク装置等に適用できる。
実施の形態としての光ディスク装置とディスクカートリッジを模式的に示す斜視図である。 ディスクカートリッジに付されたメモリタグからの情報の取得動作の説明に用いる図である。 表示部に表示される互換性の判断結果の一例を示す図である。 光ディスク装置の構成例を示すブロック図である。 光ディスクの記録領域の構成例を示す図である。 光ディスクに記録されたファイルのディレクトリ構造の例を示す模式図である。 リーダ/ライタおよびメモリタグの構成例を示すブロック図である。 ワンチップで実現された非接触型メモリタグの外観を示す図である。 誘導結合4端子網の説明に用いる回路図である。 誘導結合4端子網の等価回路を示す回路図である。 記録済みのディスクカートリッジを再生する場合の処理例を説明するためのフローチャートである。 メモリタグから送出されるデータストリームの一例を示す図である。 リーダ/ライタの制御判定部における誤り検出および許可判断の処理手順を示すフローチャートである。 リーダ/ライタの制御判定部における動作レベル1,2の許可判断を場合分けして示した図である。 従来における光ディスク装置とディスクカートリッジを模式的に示した斜視図である。 ディスクカートリッジの、ローディング、互換性がなかったときのアンローディングを説明するための図である。 記録済みのディスクカートリッジを再生する場合の従来の処理例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100・・・光ディスク装置、101・・・挿入口、102・・・表示部、103・・・記録メディア装着部、111・・・システム制御部、112・・・操作入力部、115・・・入力部、116・・・記録信号処理部、117・・・情報処理部、118・・・ネットワークインタフェース、119・・・メタデータ処理部、120・・・ドライブ制御部、1221・・・ピックアップ部、122・・・スピンドル駆動部、123・・・再生信号処理部、124・・・出力部、130・・・ディスクカートリッジ、130A・・・光ディスク、131・・・メモリタグ、301・・・半導体メモリ、302・・・制御部、303・・・復調部、304・・・変調部、305・・・電源部、306・・・クロック抽出部、307・・・符号化/復号化部、308・・・アンテナ(コイルアンテナ)、309・・・送受信部、310・・・ICチップ、400・・・リーダ/ライタ、401・・・情報検出部、402・・・制御判定部、403・・・情報送出部、404・・・アンテナ(コイルアンテナ)

Claims (10)

  1. メモリタグが付された記録メディアを取り扱うドライブ装置であって、
    上記記録メディアを装着する記録メディア装着部と、
    上記記録メディアを上記記録メディア装着部に装着する前に、該記録メディアに付されたメモリタグから情報を読み出す情報読み出し部と、
    上記情報読み出し部で読み出された情報に基づいて上記記録メディアの取り扱いが可能であるか否かを判断する判断部と、
    上記判断部による判断結果を報知する報知部と
    を備えることを特徴とするドライブ装置。
  2. 上記記録メディアに付されたメモリタグには、複数の動作レベルに対応して、各動作レベルで使用する情報毎に、情報が階層化されて記録されており、
    上記判断部は、上記情報読み出し部で読み出された、判断を許可する動作レベルの階層情報に基づいて、上記記録メディアの取り扱いが可能であるか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載のドライブ装置。
  3. 上記記録メディアは記録済みの記録メディアであり、
    上記メモリタグには記録フォーマット情報が書き込まれており、
    上記判断部は、上記情報読み出し部で読み出された上記記録フォーマット情報に基づいて、上記記録メディアの取り扱いが可能であるか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載のドライブ装置。
  4. 記録メディアを取り扱うドライブ装置における記録メディアの取り扱い可能性を報知する方法であって、
    記録メディアに付されたメモリタグから情報を読み出す情報読み出しステップと、
    上記情報読み出しステップで読み出された情報に基づいて上記記録メディアの取り扱いが可能であるか否かを判断する判断ステップと、
    上記判断ステップによる判断結果を報知する報知ステップと
    を備えることを特徴とする記録メディアの取り扱い可能性報知方法。
  5. メモリタグが付された記録メディアを取り扱うドライブ装置であって、
    上記記録メディアを装着する記録メディア装着部と、
    上記記録メディアを上記記録メディア装着部に装着する前に、該記録メディアに付されたメモリタグから情報を読み出す情報読み出し部と、
    上記情報読み出し部で読み出された情報に基づいて上記記録メディア装着部に装着された上記記録メディアの取り扱い動作を制御する制御部と
    を備えることを特徴とするドライブ装置。
  6. 上記記録メディアに付されたメモリタグには、複数の動作レベルに対応して、各動作レベルで使用する情報毎に、情報が階層化されて記録されており、
    上記制御部は、上記情報読み出し部で読み出された、取り扱い動作の制御を許可する動作レベルの階層情報に基づいて、上記取り扱い動作を制御する
    ことを特徴とする請求項5に記載のドライブ装置。
  7. 上記情報読み出し部で読み出された情報は再生の最後位置を示すタイムコード情報であり、
    上記制御部は、上記タイムコード情報に基づいて、上記記録メディアの再生位置を該タイムコード情報で示される位置に制御する
    ことを特徴とする請求項5に記載のドライブ装置。
  8. 記録メディアを取り扱うドライブ装置における記録メディアの取り扱い動作制御方法であって、
    上記記録メディアに付されたメモリタグから情報を読み出す情報読み出しステップと、
    上記情報読み出しステップで読み出された情報に基づいて上記記録メディアの取り扱い動作を制御する制御ステップと
    を備えることを特徴とする記録メディアの取り扱い動作制御方法。
  9. メモリタグが付された記録メディアであって、
    上記メモリタグには、ドライブ装置における複数の動作レベルに対応して、各動作レベルで使用する情報毎に、情報が階層化されて記録されている
    ことを特徴とする記録メディア。
  10. 上記メモリタグは、上記各階層の情報を送出する際、該各階層の情報を互いに異なるCRCCによりエンコードした状態として送出する
    ことを特徴とする請求項9に記載の記録メディア。
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