JP2002320184A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法

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JP2002320184A
JP2002320184A JP2001123538A JP2001123538A JP2002320184A JP 2002320184 A JP2002320184 A JP 2002320184A JP 2001123538 A JP2001123538 A JP 2001123538A JP 2001123538 A JP2001123538 A JP 2001123538A JP 2002320184 A JP2002320184 A JP 2002320184A
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Application number
JP2001123538A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kojima
俊明 児島
Takahiro Kagawa
隆宏 賀川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイル内容を事前に、簡便な手法にて視覚
的に確認する。 【解決手段】 映像情報をファイルとして記録する入れ
替え可能な記録媒体10に添設され、ファイルに関する
ファイル情報を記憶するランダムアクセス可能な第1の
記憶部22から、ファイル情報を読み出す読み出し部6
と、読み出し部6によって読み出されたファイル情報を
ファイルシステムとして記憶する第2の記憶部7と、フ
ァイルを構成する少なくとも一の画像情報を仮想的に一
のファイルとして扱えるように、仮想的なファイルに関
する仮想ファイル情報を自動的に生成する仮想ファイル
情報生成部8とを備えることで実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に記録さ
れた画像情報ファイルから仮想ファイルを生成する情報
処理装置及び情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ファイル単位で画像を管理する情報処理
装置において、例えば、FTP(FileTransfer Protoco
l)などを使って外部装置にデータ転送する際、ユーザ
は、転送するファイルのファイル情報として、ファイル
に与えられたファイルの名称を示すファイル名情報、フ
ァイルのデータサイズを示すファイルサイズ情報、ファ
イルの更新日を示すファイル更新日情報を取得すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、画像ファイル
の場合、事前に知ることのできるファイル情報が、ファ
イル名、ファイルサイズ、ファイル更新日情報だけでは
当該画像ファイルの内容を把握することはできず、当該
画像ファイルを特定するには不十分であるといった問題
があった。
【0004】さらに、一般に画像ファイルのファイルサ
イズは非常に大きく、このような画像ファイルを転送す
るには多くの転送時間を要するため、上述のように画像
ファイルに関するファイル情報が不十分であったため
に、転送すべき画像ファイルと異なる画像ファイルを謝
って転送してしまった場合は、転送時間が無駄になって
しまうといった問題があった。
【0005】そこで、画像ファイル中において完結した
画像情報の最小単位であるGOP(Group of Picture)
を何点かマニュアル操作によって抽出し、転送すべき画
像ファイルより情報量の少ない画像ファイルを生成し
て、転送前に生成した画像ファイルを再生し確認をする
ことで、転送する所望の画像ファイルを確実に認識可能
とする手法が考案されている。
【0006】しかし、上述のように転送する画像ファイ
ルの情報量を少なくした画像ファイルを作成した場合、
転送する画像ファイルに対して、サブファイルがいくつ
か生成されるため、トータルファイル数が増えてしま
い、例えば、親ファイルを削除した場合や、ファイル名
を変更した場合など、ファイルの管理が困難になるとい
った問題がある。
【0007】そこで、本発明は上述したような問題を解
決するために案出されたものであり、記録媒体に記録さ
れた画像ファイルを使用する際に、事前に画像ファイル
の内容を簡便な手法で視覚的に提示することができる情
報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る情報処理装置は、映像情報をファイ
ルとして記録する入れ替え可能な記録媒体に添設され、
上記ファイルに関するファイル情報を記憶するランダム
アクセス可能な第1の記憶手段から、上記ファイル情報
を読み出す読み出し手段と、上記読み出し手段によって
読み出されたファイル情報をファイルシステムとして記
憶する第2の記憶手段と、上記ファイルを構成する少な
くとも一の画像情報を仮想的に一のファイルとして扱え
るように、上記仮想的なファイルに関する仮想ファイル
情報を自動的に生成する仮想ファイル情報生成手段とを
備えることを特徴とする。
【0009】上述の目的を達成するために、本発明に係
る情報処理方法は、映像情報をファイルとして記憶する
入れ替え可能な記録媒体に添設され、上記ファイルに関
するファイル情報を記憶するランダムアクセス可能な第
1の記憶手段から、上記ファイル情報を読み出し、上記
読み出されたファイル情報をファイルシステムとして第
2の記録手段に記憶し、上記第2の記憶手段に上記ファ
イル情報が記憶される際、上記ファイルを構成する少な
くとも一の画像情報を仮想的に一のファイルとして扱え
るよう、上記仮想的なファイルに関する仮想ファイル情
報を自動的に生成することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報処理装置
及び情報処理方法の実施の形態を図面を参照にして詳細
に説明する。
【0011】本発明は、図1にブロック図として示した
ビデオテープレコーダ(以下、VTRとする)に適用さ
れる。本発明の実施の形態として示すVTRは、磁気テ
ープを備えたビデオカセットを当該VTRが備えるビデ
オカセット装着部に装着させ、映像信号、音声信号の上
記磁気テープへの記録、又は、上記磁気テープからの再
生をファイルシステムによるファイル管理によって行っ
たり、ファイルシステムを介さずに行うことができる装
置である。磁気テープへ記録する映像信号は、所定のネ
ットワークを介して外部装置から入力され、磁気テープ
から再生した映像信号は、所定のネットワークを介して
外部装置へ出力される。
【0012】VTRは、ネットワークインターフェース
1と、バッファメモリ2と、VTRシステム3と、コン
トロールパネル4と、ファイルシステム制御部5と、エ
ンコーダ/デコーダ(以下、ENC/DECと呼ぶ)6
と、ファイルシステム用メモリ7と、CPU8とを備え
ている。
【0013】ネットワークインターフェース1は、当該
VTRと、外部装置とをネットワークを介して接続する
ためのインターフェースである。当該VTRには、外部
装置からネットワークインターフェース1を介して、映
像信号、音声信号が入力される。
【0014】VTRが当該ネットワークインターフェー
ス1を介して接続されるネットワークは、例えば、LA
N(Local Area Network)などであり、OSI(Open S
ystems Interconnection)参照モデルのデータリンク層
の一部と、物理層をカバーするプロトコルとしてEth
ernet(登録商標)を用い、ネットワーク層、トラ
ンスポート層をカバーするプロトコルとしてTCP(Tr
ansmission Control Protocol)/IP(Internet Prot
ocol)を用い、さらに、セッション層、プレゼンテーシ
ョン層、アプリケーション層をカバーするプロトコルと
してFTP(File Transfer Protocol)を用いることで
映像情報、音声情報を送受信できる。
【0015】ネットワークインターフェース1は、例え
ば、ネットワーク接続用の専用基板であるNIC(Netw
ork Interface Card)であり、データ転送速度が10M
bps、100Mbps、さらには1Gbpsの高速デ
ータ伝送に対応したLANケーブルを接続可能なコネク
タを備えている。
【0016】ネットワークインターフェース1から入力
された映像信号、音声信号は、後段のバッファメモリ2
に送出され、一時的にバッファリングされ、さらにVT
Rシステム部3に送出される。
【0017】また、後述するようにして再生時におい
て、VTRシステム部3で再生された映像信号、音声信
号は、バッファメモリ2に出力され一時的にバッファリ
ングされ、後段のネットワークインターフェース1を介
して外部装置へ送出される。
【0018】ネットワークインターフェース1は、ネッ
トワークを介して外部装置から送信されるファイルシス
テム制御部5へのコマンド、例えば、FTPコマンドな
どをファイルシステム制御部5へ送出する。
【0019】VTRシステム部3は、磁気テープを備え
たビデオカセット10を図示しないビデオカセット装着
部に装着し、上述したバッファメモリ2から送出された
映像信号、音声信号の磁気テープへの記録、磁気テープ
上に記録された映像信号、音声信号の再生を実行する。
【0020】VTRシステム部3は、装着されたビデオ
カセット10の磁気テープを走行駆動させる磁気テープ
駆動部と、バッファメモリ2から入力された映像信号、
音声信号を磁気テープへ記録させるために最適な所定の
信号形式に変換する記録信号処理、及び、磁気テープに
記録された映像信号、音声信号を再生して所定の信号形
式に変換する再生信号処理を実行する信号処理部とを備
えている。
【0021】磁気テープ駆動部は、例えば、ビデオカセ
ット10が図示しない装着部に装着されると、テープロ
ーディング機構によってビデオカセット10の筐体(以
下、ビデオカセット10の筐体をカセットハーフと呼
ぶ)内から、図2に示すように磁気テープ11を引き出
す。引き出された磁気テープ11は、供給リール(以
下、Sリールと呼ぶ)12からテープガイド13を経由
し、図示しない記録用磁気ヘッドと、再生用磁気ヘッド
とを有する回転ドラム14に既定の巻き付け角度で且つ
一定のテンションにて巻き付けられ、磁気テープ11を
既定の速度で走行させるキャプスタン15と、ピンチロ
ーラ16とに挟まれた経路を通過して、巻き取りリール
(以下、Tリールと呼ぶ)17へと到達する。
【0022】Sリール12、キャプスタン15、Tリー
ル17には、それぞれを回転駆動させる専用の動力部で
ある図示しないSリールモータ、キャプスタンモータ、
Tリールモータがそれぞれ備えられている。
【0023】Sリールモータ、キャプスタンモータ、T
リールモータには、それぞれ図示しないFG(周波数発
生器)が備えられており、各モータの回転情報が検出さ
れ、検出されたモータの回転情報は、ファイル情報の1
つである巻径情報を算出する際に用いられる。
【0024】磁気テープ駆動部のSリール12、回転ド
ラム13、キャプスタン15、Tリール17は、CPU
8によってそれぞれを駆動する図示しないモータが制御
されることで磁気テープ11を駆動走行させる。
【0025】信号処理部は、記録時に、バッファメモリ
2から入力された映像信号に、例えば、MPEG(Movi
ng Picture Expert Group)による圧縮符号化をし、圧
縮符号化した映像信号、及び、バッファメモリ2から入
力された音声信号にリードソロモン積符号による誤り訂
正符号化を施して、誤り訂正コードを付加し、さらに同
期データ、IDデータを付加した後、チャンネルコーデ
ィングされたシリアルデータを形成して、これを記録用
磁気ヘッドによって磁気テープ11上の所定のトラッ
ク、映像信号はVIDEOトラック、音声信号はAUD
IOトラックに記録をする。信号処理部は、MPEGに
よる圧縮符号化を行っており、圧縮符号化された映像信
号を1GOP毎に磁気テープ11に記録をしている。
【0026】磁気テープ11上の長手方向に設けられた
コントロールトラックには、テープ走行サーボ制御に用
いられるコントロール信号が記録され、タイムコード
(TC)トラックには、磁気テープ11に記録された映
像信号の位置情報であるタイムコード(TC)が記録さ
れる。
【0027】また、信号処理部は、再生時に、再生用磁
気ヘッドによって読み出された映像信号、音声信号を記
録時とは逆の処理を施し、誤り訂正がなされた音声信号
をバッファメモリ2へ出力し、同じく誤り訂正がなされ
た映像信号を伸長復号してバッファメモリ2へ出力す
る。
【0028】VTRシステム3は、後述するコントロー
ルパネル4からのコマンド入力に応じて、又は、後述す
るファイルシステム制御部5からの指令を受けたCPU
8のファイルシステムに基づいた制御に応じて、磁気テ
ープ駆動部が磁気テープを所定の速度で走行させると共
に、信号処理部が磁気テープ11へ映像信号、音声信号
の記録又は磁気テープ11から映像信号、音声信号を再
生する。
【0029】コントロールパネル4は、ユーザが指定す
るVTRシステム部3の所定の動作を制御するためのコ
マンドを入力するための操作部である。コントロールパ
ネル4から入力されるコマンドはVTRシステム部3に
送出される。ユーザは、例えば、コントロールパネル4
から磁気テープ11への映像信号、音声信号の記録を指
示する記録コマンドや、磁気テープ11へ記録されてい
る映像信号、音声信号の再生を指示する再生コマンド
や、磁気テープ11を早送りをする早送りコマンドや、
磁気テープ11を巻き戻す巻き戻しコマンドなどを入力
する。コントロールパネル4から入力するコマンドによ
って、後述するファイルシステムによる管理を経由せず
に磁気テープ11へ所定の映像信号、音声信号を記録す
ることができる。
【0030】続いて、VTRのファイルシステムのファ
イル管理を担うファイルシステム制御部5、ENC/D
EC6、ファイルシステム用メモリ7、CPU8の各機
能について説明する前に、本発明の実施の形態として示
すVTRのファイルシステムによるファイル管理の概略
について説明する。
【0031】ファイルシステムは、磁気テープ11に記
録された映像信号、音声信号をファイル化し、ファイル
情報に基づいて、ファイル管理をするシステムである。
ファイルシステムのファイル管理に用いるファイル情報
は、当該ファイルが記録されている各ビデオカセット1
0毎に、ビデオカセット10に貼り付けられた後述する
メモリタグ25に記憶保持される。
【0032】メモリタグ25に記憶保持されているファ
イル情報は、ビデオカセット10が当該VTRの図示し
ないビデオカセット装着部に装着されると、メモリタグ
25から非接触でENC/DEC6へファイル情報が送
信され、送信されたファイル情報は、ファイルシステム
用メモリ7に格納される。このファイルシステム用メモ
リ7によって格納されたファイル情報は、ファイルシス
テム制御部5の指令によってCPU8によって管理さ
れ、例えば、ファイルの新規作成、ファイルの更新など
が実行される。ファイルシステム用メモリ7のファイル
情報が変更、追加、削除がなされると、今度は逆に、E
NC/DEC6からメモリタグ25へファイル情報が送
信され、メモリタグ25のファイル情報も随時更新され
る。
【0033】ファイルシステム制御部5は、ネットワー
クインターフェース1を介して、外部装置から送信され
るファイル制御のためのコマンド、例えば、ファイル転
送などに関するFTPコマンドを受信し、コマンドの指
令に応じてCPU8を制御し、ファイルシステム用メモ
リ7に記憶されているファイルシステムの内容の更新、
削除、新規ファイルの追加などの処理を実行させるここ
で、ビデオカセット10に貼り付けられたファイル情報
を記憶保持するためのメモリタグ25について説明をす
る。
【0034】メモリタグ25は、EEPROM(Electr
ically Erasable Programmable Read-Only Memory)の
ような記録保持動作が不要で書き換え可能なICメモリ
22と、後述するコイルアンテナ24で受信された信号
をエンコードしてICメモリ22に書き込み、ICメモ
リ22に記憶されている情報を読み出して所定の信号に
デコードして後述するコイルアンテナ24へ送出するエ
ンコーダ/デコーダ(以下、ENC/DNCと呼ぶ)2
3と、電磁的に電源の供給及び信号の送受信を行うため
のコイルアンテナ24などを内蔵しており、VTRのE
NC/DEC6と非接触でファイル情報の送受信を行
う。メモリタグ25は、ビデオカセット10のカセット
ハーフに貼り付けられる、例えば、磁気テープ11に記
録された内容のタイトルなどが手書き或いはプリントな
どにより書き込まれるラベル21に内蔵されている。
【0035】ファイル情報は、このビデオカセット10
のカセットハーフに貼り付けられたメモリタグ25のI
Cメモリ22に映像信号の磁気テープ11への記録時に
書き込まれる。また、ビデオカセットを図示しないビデ
オカセット装着部に装着すると、ICメモリ22に記憶
されているファイル情報が読み出され、ファイルシステ
ム用メモリ7にファイルシステムとして展開される。
【0036】以下に、メモリタグ25のICメモリ22
に記憶される具体的なファイル情報を示す。磁気テープ
11上に記憶された各ファイルのファイル情報は、当該
ファイルの名称であるファイル名情報と、当該ファイル
の磁気テープ11上の相対的な位置情報であるファイル
開始タイムコード(TC)情報と、当該ファイルの磁気
テープ11上の絶対的な位置情報であるファイル開始T
側巻径情報と、当該ファイルの磁気テープ11上の相対
的な位置情報であるファイル終了タイムコード(TC)
情報と、当該ファイルの磁気テープ11上の絶対的な位
置情報であるファイル終了T側巻径情報と、当該ファイ
ルのデータサイズを示すファイルサイズ情報と、当該フ
ァイルに対する実行可能な操作区分、例えば、所有、読
み込み、書き込み、実行などを示したファイルアクセス
権限情報と、当該ファイルである映像信号の映像方式、
例えば、NTSC(National Television System Commi
ttee)、PAL(Phase Alternation by Line)といっ
た情報を示すシステム情報と、MPEG(Moving Pictu
re Experts Group)圧縮された画像のビットレートをス
トリーム情報と、当該ファイルが作成された日付を示す
ファイル作成日情報と、当該ファイルが作成された時間
を示すファイル作成時間情報と、当該ファイルが更新さ
れた日付を示すファイル更新日情報と、当該ファイルが
更新された時間を示すファイル更新時間情報である。
【0037】エンコーダ/デコーダ(以下、ENC/D
ECと呼ぶ)6は、図示しないコイルアンテナを有して
おり、非接触型のメモリタグ25内のコイルアンテナ2
4との間で電磁結合をすることで、メモリタグ25へ電
力供給を行うと共に、メモリタグ25とファイル情報の
送受信を行う。
【0038】ENC/DEC6は、メモリタグ25のコ
イルアンテナ24から送信されたファイル情報をエンコ
ードして後段のファイルシステム用メモリ7へ送出す
る。またENC/DEC6は、後述するファイルシステ
ム制御部5の制御によりファイルシステムの内容が更
新、新規追加された場合に該当するファイル情報を読み
出して所定の信号へデコードし、図示しないコイルアン
テナから、メモリタグ25のコイルアンテナ24へとフ
ァイル情報を送信する。
【0039】ファイルシステム用メモリ7は、例えば、
書き込み、読み出し自在なRAM(Random Access Memo
ry)などであり、ENC/DEC6にメモリタグ25か
ら送信された上述したファイル情報をファイルシステム
として格納する。
【0040】CPU8は、VTRの各部を統括的に制御
する。また、CPU8は、ファイルシステム制御部5か
らの指令によりファイルシステム用メモリ7に記憶され
ているファイルシステム内のファイル情報を読み取っ
て、それを基にVTRシステム部3の動作を制御した
り、ファイルシステム用メモリ7に記憶されているファ
イルシステムの内容の更新、削除、新規追加などをす
る。
【0041】続いて、図3に示したフローチャートを用
いて、本発明を適用したVTRで後述する仮想ファイル
が作成される際の動作について説明する。
【0042】ステップS1において、図示しないビデオ
カセット装着部にビデオカセット10が装着されたこと
に応じて、ENC/DEC6は、メモリタグ25のコイ
ルアンテナ24から送信されるファイル情報を受信す
る。
【0043】ステップS2において、CPU8は、EN
C/DEC6で受信したファイル情報をファイルシステ
ム用メモリ7に格納する。
【0044】例えば、図4に示すようにメモリタグ25
のICメモリ22に記憶されている、あるファイルのフ
ァイル名情報がファイルAだったとすると、ファイルシ
ステム用メモリ7にはファイルAのファイル情報がまず
格納される。例えば、ファイルAのファイル情報とし
て、ファイル名情報が”ファイルA”、ファイル開始タ
イムコード(TC)情報が”01:00:10:0
1”、ファイル終了タイムコード(TC)情報が”0
1:01:20:02”、ファイルサイズ情報が”0
0:01:10:01”であるとすると、このファイル
情報がファイルシステム用メモリ7に格納される。
【0045】そして、ファイルAの先頭1フレームと、
最終1フレームとを仮想ファイル化する。すなわち、こ
れらのフレームを仮想的に1ファイルとして扱えるよう
にファイル情報を作成する。
【0046】例えば、ファイルAの先頭1フレームのフ
ァイル名をファイルASとし、ファイルAの最終1フレ
ームのファイル名をファイルAEとする。
【0047】ファイル先頭、ファイル最終、ファイルサ
イズが、全てフレーム単位の情報であるため、先頭1フ
レーム、あるいは、最終1フレームのファイルは容易に
作成することができる。
【0048】ステップS3において、CPU8は、ステ
ップS2で生成した仮想ファイルのファイル情報をファ
イルシステム用メモリ7に格納する。
【0049】例えば、ステップS2で仮想ファイルとし
て生成されたファイルAの先頭1フレームであるファイ
ルASのファイル情報は、ファイル名情報が”ファイル
AS”、ファイル開始タイムコード(TC)情報が”0
1:00:10:01”、ファイル終了タイムコード
(TC)情報が”01:00:10:01”、ファイル
サイズ情報が”00:00:00:01”となり、この
ファイル情報がファイルシステム用メモリ7に格納され
る。
【0050】同じく、ステップS2で仮想ファイルとし
て生成されたファイルAの最終1フレームであるファイ
ルAEのファイル情報は、ファイル名情報が”ファイル
AE”、ファイル開始タイムコード(TC)情報が”0
1:01:20:02”、ファイル終了タイムコード
(TC)情報が”01:01:20:02”、ファイル
サイズ情報が”00:00:00:01”となり、この
ファイル情報がファイルシステム用メモリ7に格納され
る。
【0051】ステップS1〜ステップS3の工程で生成
された仮想ファイル、例えば、ファイルAS、ファイル
AEは、メモリタグ25にICメモリ22には書き込ま
れない。
【0052】このようにして、ビデオカセット10をV
TRの図示しないビデオカセット装着部に装着されたこ
とに応じて、自動的にVTRのファイルシステム用メモ
リ7に当該ファイルの1フレームを抜き出した仮想ファ
イルが生成される。ユーザは所望のファイルを転送など
する際に、このファイルに対応する仮想ファイルを取得
することでファイル内容を短時間で確認することができ
る。
【0053】なお、ここではファイルAのみを取り上げ
て仮想ファイルが生成される動作について説明をした
が、実際には磁気テープ11に記録されているファイル
全て、つまりファイルシステム用メモリ7にファイル情
報が格納された全ファイルについて仮想ファイルが作成
される。
【0054】また、生成される仮想ファイルは、先頭1
フレームと、最終1フレームとしているが、抽出する画
像情報のフレームの位置はユーザが任意に指定すること
ができる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の情報処理装置及び情報処理方法は、映像情報をファ
イルとして記憶する入れ替え可能な記録媒体に添設さ
れ、ファイルに関するファイル情報を記憶するランダム
アクセス可能な第1の記憶手段から、ファイル情報を読
み出し、読み出されたファイル情報をファイルシステム
として第2の記録手段に記憶し、ファイルを構成する少
なくとも一の画像情報を仮想的に一のファイルとして扱
えるよう、仮想的なファイルに関する仮想ファイル情報
を自動的に生成することで、簡便で、煩雑な操作を伴わ
ずにファイル内容を視覚的に確認できる仮想ファイルを
生成することを可能とする。
【0056】また、本発明の情報処理装置及び情報処理
方法は、仮想ファイル情報が、第2の記録手段にのみ記
憶されるので、ファイル情報を保持する第1の記憶手段
の記憶容量を制限することが可能となる。
【0057】また、本発明の情報処理装置では、仮想フ
ァイルを構成する画像情報をGOP(Group of Pictur
e)単位とすることで、ファイル内容確認用の仮想ファ
イルを短時間で提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示すVTRの要部構
成を説明するためのブロック図である。
【図2】同VTRにおいて、磁気テープ駆動部の要部構
成を説明するためのブロック図である。
【図3】同VTRにおいて、仮想ファイルを作成する際
の動作について説明をするためのフローチャートであ
る。
【図4】同VTRにおいて、生成された仮想ファイルの
一例について説明をするための図である。
【符号の説明】
1 ネットワークインターフェース、2 バッファメモ
リ、3 VTRシステム部、4 コントロールパネル、
5 ファイルシステム制御部、6 エンコーダ/デコー
ダ、7 ファイルシステム用メモリ、8 CPU、10
ビデオカセット、11 磁気テープ、12 供給リー
ル(Sリール)、13 テープガイド、14 回転ドラ
ム、15 キャプスタン、16 ピンチローラ、17
巻き取りリール(Tリール)、21 ラベル、22 I
Cメモリ、23 エンコーダ/騨コーダ、24 コイル
アンテナ、25 メモリタグ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 23/30 G11B 27/00 C 27/00 E 27/10 L 27/032 27/34 N 27/10 H04N 5/782 K 27/34 Z H04N 5/7826 5/91 N 5/91 L G11B 27/02 C Fターム(参考) 5C018 FA00 FB04 FB06 5C053 FA14 FA21 GB37 HA29 KA05 KA24 LA15 5D044 AB07 BC01 CC01 DE02 DE03 DE37 DE49 DE53 DE57 HL04 HL14 5D077 AA04 BA18 DC11 HA10 HB01 HC17 HC21 5D110 AA02 AA29 BB16 BB27 CA07 DA02 DA04 DA11 DA17 DB10 DE04 EA07 EA09 EA17 FA08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像情報をファイルとして記録する入れ
    替え可能な記録媒体に添設され、上記ファイルに関する
    ファイル情報を記憶するランダムアクセス可能な第1の
    記憶手段から、上記ファイル情報を読み出す読み出し手
    段と、 上記読み出し手段によって読み出されたファイル情報を
    ファイルシステムとして記憶する第2の記憶手段と、 上記ファイルを構成する少なくとも一の画像情報を仮想
    的に一のファイルとして扱えるように、上記仮想的なフ
    ァイルに関する仮想ファイル情報を自動的に生成する仮
    想ファイル情報生成手段とを備えることを特徴とする情
    報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記仮想ファイル情報生成手段は、上記
    ファイル情報が上記第2の記録手段にファイルシステム
    として記憶される際、上記仮想ファイル情報生成手段に
    よって生成された上記仮想ファイル情報をファイルシス
    テムとして上記第2の記憶手段に記憶させることを特徴
    とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記入れ替え可能な記録媒体にファイル
    として記憶された上記画像情報を再生する再生手段と、 上記再生手段によって再生された映像情報を外部装置に
    送信する送信手段と、 上記ファイルシステムを介したアクセスに応じて、上記
    入れ替え可能な記録媒体に記録されたファイルのファイ
    ル処理を制御する制御手段とを備えることを特徴とする
    請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、外部から要求された上
    記入れ替え可能な記録媒体に記録されている上記ファイ
    ルへのアクセス要求に応じて、上記第2の記憶手段に記
    憶されている上記ファイルに対応する上記仮想ファイル
    情報に基づいて、上記再生手段を制御して上記仮想的な
    ファイルを再生させ、 上記送信手段は、上記再生手段によって再生された上記
    仮想的なファイルを外部に送信させることを特徴とする
    請求項2記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記仮想ファイル生成手段で生成される
    仮想ファイル内の画像情報は、GOP(Group of Pictu
    re)単位であることを特徴とする請求項1記載の情報処
    理装置。
  6. 【請求項6】 上記記録媒体は、テープ状記録媒体であ
    ることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 上記仮想ファイル情報生成手段は、上記
    第2の記憶手段に上記ファイル情報がファイルシステム
    として記憶される際、上記仮想ファイル情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 映像情報をファイルとして記憶する入れ
    替え可能な記録媒体に添設され、上記ファイルに関する
    ファイル情報を記憶するランダムアクセス可能な第1の
    記憶手段から、上記ファイル情報を読み出し、 上記読み出されたファイル情報をファイルシステムとし
    て第2の記録手段に記憶し、 上記第2の記憶手段に上記ファイル情報が記憶される
    際、上記ファイルを構成する少なくとも一の画像情報を
    仮想的に一のファイルとして扱えるよう、上記仮想的な
    ファイルに関する仮想ファイル情報を自動的に生成する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  9. 【請求項9】 外部から要求された上記入れ替え可能な
    記録媒体に記録されている上記ファイルへのアクセス要
    求に応じて、上記第2の記憶手段に記憶されている上記
    ファイルに対応する上記仮想ファイル情報に基づいて、
    上記仮想的なファイルを再生させ、 再生された上記仮想的なファイルを外部に送信すること
    を特徴とする請求項8記載の情報処理方法。
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