JP2001218149A - ビデオテープ再生記録装置 - Google Patents

ビデオテープ再生記録装置

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JP2001218149A
JP2001218149A JP37434399A JP37434399A JP2001218149A JP 2001218149 A JP2001218149 A JP 2001218149A JP 37434399 A JP37434399 A JP 37434399A JP 37434399 A JP37434399 A JP 37434399A JP 2001218149 A JP2001218149 A JP 2001218149A
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JP
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video
tape
video tape
recording
buffer memory
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JP37434399A
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Mitsugi Yoshihiro
貢 吉弘
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークやビデオサーバ側の負担、仕様
要求を軽減する。 【解決手段】 バッファメモリ3は、バッファ使用率を
計測してテープ駆動制御装置5に供給する。テープ駆動
制御装置5は、再生過程において、バッファ使用率が適
正値より大きい場合には、テープ駆動速度を下げ、バッ
ファ使用率が適正値より小さい場合には、テープ駆動速
度を上げる。また、テープ駆動制御装置5は、記録過程
において、ネットワークの伝送速度が遅く、バッファ使
用率が適正値より下がると、テープ駆動を一時停止し、
バッファ使用率が適正値より上がると、テープ駆動を再
開して信号を記録する。これにより、テープ駆動装置1
による再生速度または記録速度をネットワークの伝送速
度に合わせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像データをビデ
オテープに記録するとともに、該ビデオテープに記録さ
れた映像データを再生するビデオテープ再生記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、VTRテープを用いたシーケンシ
ャル(リニア)記録再生に替えて、ランダムアクセス可
能な記録媒体を用いてノンリニア記録再生するビデオサ
ーバ(もしくはAVサーバ)が普及しつつある。一般的
に、放送局設備として用いられるビデオサーバは、画質
や音質に対する要求から、必要とされるデータ転送レー
トが高く、しかも長時間のデータ記録を可能にすべく大
記憶容量であることが要求される。そこで、時分割に記
録再生動作する複数のハードディスク装置から構成され
るRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disk
s)を用いて、複数の音声・映像データからなる素材デ
ータを分散的に記録しておき、多チャンネル同時送出を
行ったり、同一の素材データを再生時間をずらして多チ
ャンネルで再生することで、所謂、VOD(ビデオオン
デマンド)やNVOD(ニアビデオオンデマンド)を実
現可能にしている。
【0003】上述したビデオサーバは、LAN(ローカ
ルエリアネットワーク)などのネットワークにより他の
機器(編集装置、再生装置など)と接続されており、該
ネットワークを介して、ハードディスク装置などの記憶
装置に記録してある音声・映像データを提供したり、記
録媒体としてVTRテープを用いたビデオテープ再生記
録装置などの外部機器からの音声・映像データを記録す
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したビ
デオサーバにおいて、ビデオテープ上の音声・映像デー
タを記憶装置に記録する際には、ビデオテープ再生記録
装置からのビデオ出力を受けて、当該ビデオサーバ内で
記録するファイルに変換しなければならない。したがっ
て、ビデオサーバ側にVRT制御システム、ビデオキャ
プチャ回路、ファイルへの変換機能を持たなければなら
ない。また、ビデオテープ再生記録装置からの音声・映
像データは、一定速度でビデオサーバに入力されるの
で、該音声・映像データを取り込むためには、それを受
ける回路や、ファイルを転送するネットワーク、ファイ
ルを保存するビデオサーバの記憶装置は、それぞれの転
送速度で、途絶えることなく、動作し続けなければなら
ない。このため、従来のシステムでは、コストアップに
つながったり、ネットワークやビデオサーバの記憶装置
に対する仕様要求が厳しくなるという問題があった。
【0005】そこで本発明は、ネットワークやビデオサ
ーバ側の負担、仕様要求を軽減することができるビデオ
テープ再生記録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明によるビデオテープ再生記録装置は、
映像データをビデオテープに記録するとともに、該ビデ
オテープに記録された映像データを再生するビデオテー
プ再生記録装置において、前記ビデオテープを走行させ
ながら映像データの再生および記録を行う駆動手段と、
前記駆動手段により再生される映像データもしくは記録
すべき映像データを一時的に保持するバッファメモリ
と、外部機器と前記バッファメモリとの間で映像データ
を非同期転送するインターフェースと、前記バッファメ
モリに蓄積されているデータ量に従って、前記駆動手段
によるビデオテープ移動量を制御する駆動制御手段とを
具備することを特徴とする。
【0007】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、請求項1記載のビデオテープ再生記録
装置において、前記駆動制御手段は、前記駆動手段によ
る単位時間当たりのビデオテープ移動量を制御するもの
であって、前記バッファメモリに蓄積されているデータ
量が適正値より大きい場合には、ビデオテープ駆動速度
を下げる一方、前記バッファメモリに蓄積されているデ
ータ量が適正値より小さい場合には、テープ駆動速度を
上げるように、前記駆動手段を制御するようにしてもよ
い。
【0008】また、好ましい態様として、例えば請求項
3記載のように、請求項1記載のビデオテープ再生記録
装置において、前記駆動制御手段は、前記バッファメモ
リに蓄積されているデータ量が適正値より下がると、ビ
デオテープの走行を一時停止させ、その後、前記バッフ
ァメモリに蓄積されているデータ量が適正値より上がる
と、ビデオテープの走行を再開させてビデオテープへの
記録を再開させるように、前記駆動手段を制御するよう
にしてもよい。
【0009】また、好ましい態様として、例えば請求項
4記載のように、請求項3記載のビデオテープ再生記録
装置において、前記駆動制御手段は、テープの走行を一
時停止させた後、次の記録再開に備えて、逆方向に一定
距離だけビデオテープを戻すように、前記駆動手段を制
御するようにしてもよい。
【0010】また、好ましい態様として、例えば請求項
5記載のように、請求項1記載のビデオテープ再生記録
装置において、前記ビデオテープに素材管理する情報を
記憶するための記憶手段を付属させ、前記記憶手段を用
いて前記ビデオテープ上の素材情報を瞬時に管理するよ
うにしてもよい。
【0011】この発明では、前記駆動手段によりビデオ
テープを走行させながら再生される映像データを、一時
的にバッファメモリに保持した後、インターフェースを
介して外部機器へ送出する。あるいはインターフェース
を介して外部機器から入力される映像データを一時的に
バッファメモリに保持した後、駆動手段により走行させ
られるビデオテープへ映像データを記録する。このと
き、駆動制御手段により、バッファメモリに蓄積されて
いるデータ量に従って、前記駆動手段によるビデオテー
プ移動量を制御する。したがって、ハードディスク装置
などの外部記憶装置を用いることなく、ネットワークの
伝送速度に応じてテープ駆動速度を自動的に調節しなが
ら、映像データの再生・記録を行うことが可能となる。
ゆえに、ネットワークやビデオサーバ側の負担、仕様要
求を軽減することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。 A.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態によるビデオテープ再生記録
装置の構成を示すブロック図である。図において、テー
プ駆動装置1は、テープ駆動制御装置5による制御に従
ってビデオテープを駆動し、磁気ヘッドによる音声・映
像データのテープへの記録、ならびに再生を行う。信号
処理回路2は、再生時には、上記テープ駆動装置1から
の音声・映像データを周知の方法に従って圧縮してバッ
ファメモリ3に供給する一方、記録時には、バッファメ
モリ3に格納されている音声・映像データを、ビデオテ
ープに記録される波形に変換してテープ駆動装置1に供
給する。ビデオの圧縮方式としては、例えばMPEG方
式を採用することが考えられる。
【0013】バッファメモリ3は、再生時には、信号処
理回路2から供給される圧縮された音声・映像データを
格納する一方、記録時には、LANインターフェース4
を介して外部機器から供給される音声・映像データを格
納する。また、バッファメモリ3は、メモリ全体のサイ
ズに対するデータ量の割合(以下、バッファ使用率とい
う)を計測し、テープ駆動制御装置5に送出する機能を
備えている。LANインターフェース4は、バッファメ
モリ3に格納された音声・映像データを、ネットワーク
上に接続されている外部機器へ送出する一方、外部機器
からの音声・映像データをバッファメモリ3に供給す
る。なお、圧縮方式にMPEG方式を採用した場合に
は、各部においてGOP(Group Of Picture)単位でデ
ータを取り扱うのが望ましい。
【0014】テープ駆動制御装置5は、上述したバッフ
ァ使用率に従って、該バッファ使用率を適正値に近づけ
るように、テープ駆動装置1におけるテープ駆動速度を
制御する。具体的には、テープ駆動制御装置5は、再生
時には、バッファ使用率が適正値より大きい場合には、
その過大分およびその時間変化率に応じてテープ駆動速
度を下げる。反対に、バッファ使用率が適正値より小さ
い場合には、その少ない分およびその時間変化率に応じ
てテープ駆動速度を上げるようにテープ駆動装置1を制
御するようになっている。また、テープ駆動制御装置
は、記録時には、バッファ使用率が適正値より下がる
と、テープ駆動を一時停止させ、次に記録を始めるとき
に備えて、逆方向に一定距離テープを戻させ、バッファ
使用率が適正値より上がると、テープ駆動を再開させて
ビデオテープへの記録を再開させるように、テープ駆動
装置1を制御するようになっている。
【0015】B.実施形態の動作 次に、上述した実施形態の動作について説明する。ま
ず、ビデオテープの内容を再生し、LANインターフェ
ース4で伝送する場合の動作について説明する。ビデオ
テープがテープ駆動装置1によって再生されると、読み
込まれた信号(音声・映像信号)は、信号処理回路2へ
供給され、圧縮ビデオ信号として出力される。このと
き、ビデオテープが記録時より遅く駆動されてヘッドが
ビデオテープ上の同じ信号を何回もなぞっている場合で
も、同じ信号は、2回以上出力されないようになってい
る。
【0016】信号処理回路2では、GOP単位で音声・
映像データをまとめてバッファメモリ3に伝送する。テ
ープ駆動装置1では、1GOPデータを複数のヘリカル
トラックに記録しているので、このようにすることで、
ビデオテープが同じ方向に走行している限り、走行速度
がいくら遅くても同じGOPデータを2度読み込むこと
はない。このようにして、バッファメモリ3には、ビデ
オテープから再生された圧縮ビデオ信号が正しい順番で
過不足なく格納されることになる。バッファメモリ3の
内容は、LANインターフェース4を介して、格納され
た順に伝送され、伝送された音声・映像データは、バッ
ファメモリ3上から消去される。
【0017】上述した再生過程において、バッファメモ
リ3では、バッファ使用率を計測してテープ駆動制御装
置5に供給する。テープ駆動制御装置5では、バッファ
使用率が適正値より大きい場合には、その過大分および
その時間変化率に応じてテープ駆動速度を下げる一方、
バッファ使用率が適正値より小さい場合には、その少な
い分およびその時間変化率に応じてテープ駆動速度を上
げる。すなわち、ネットワークの伝送速度が遅い場合に
は、バッファ使用率が大きくなる傾向にあるので、テー
プ駆動速度を下げることで、バッファメモリ3へのデー
タ格納を遅らせることにより、全体の処理速度をネット
ワークの伝送速度に合わせることができる。一方、ネッ
トワークの伝送速度が速い場合には、バッファ使用率が
小さくなる傾向にあるので、テープ駆動速度を上げるこ
とで、バッファメモリ3へのデータ格納速度を速めるこ
とにより、全体の処理速度をネットワークの伝送速度に
合わせることができる。
【0018】図2は、再生時のバッファ使用率とテープ
速度との関係を示す概念図である。図示するように、テ
ープ駆動速度を速くすると、バッファ使用率がどんどん
高くなるが、該バッファ使用率を検出してテープ駆動速
度を下げるようにフィードバック制御することで、バッ
ファ使用率を適正に保つことができる。このように、本
実施形態によれば、ハードディスク装置などの外部記憶
装置を用いることなく、ネットワークの伝送速度に応じ
てテープ駆動速度を自動的に調節しながら、音声・映像
データを送出することができる。
【0019】次に、LANインターフェース4を介して
入力されるデータをビデオテープに記録する場合の動作
について説明する。ビデオテープに記録する場合には、
上述した動作と反対に、LANインターフェース4を介
して伝送されてきた音声・映像データは、一旦、バッフ
ァメモリ3に格納される。信号処理回路2には、バッフ
ァメモリ3からGOP単位で音声・映像データが転送さ
れる。音声・映像データは、信号処理回路2においてビ
デオテープに記録される信号に変換され、テープ駆動装
置1によって所定のテープ駆動速度で駆動されるビデオ
テープに記録される。ビデオテープに記録する際、記録
ヘッドは、トラックをフォーマットに従ってなぞらなけ
ればならない。ゆえに、本実施形態では、記録時は、ビ
デオテープを基準速度で駆動する。
【0020】このとき、ネットワークの伝送速度が遅い
場合には、これを上回る速度で記録することになるの
で、バッファ使用率が適正値より下がる。そこで、テー
プ駆動制御装置5は、テープ駆動を一時停止し、次に記
録を始めるときに備えて、逆方向に一定距離テープを戻
す。そして、バッファ使用率が適正値より上がると、テ
ープ駆動を再開し、ビデオテープに信号を記録する。
【0021】ここで、図3は、記録時のネットワーク転
送速度とバッファ使用率とテープ速度との関係を示す概
念図である。ネットワーク転送速度が速いと、バッファ
使用率が早く高まる。バッファ使用率が一定の値になる
と、ビデオテープを走行させて信号を記録する。こうす
ると、バッファ使用率が低下する。そして、一定の値ま
で低下すると、ビデオテープの走行を停止させて、次の
記録に備えて、一定距離逆方向に走行させて停止させ
る。一定距離逆方向に走行させるのは、安定した速度に
なるまでの間、記録しないで走行する距離を考慮するた
めである。そして、バッファ使用率が一定の値になる
と、ビデオテープを再び走行させて安定した速度になっ
てから記録を再開する。このように、本実施形態によれ
ば、ハードディスク装置などの外部記憶装置を用いるこ
となく、ネットワークの伝送速度に応じてテープ駆動速
度を自動的に調節しながら、データを記録することがで
きる。
【0022】以下、本実施形態による効果を説明する。
従来、ビデオサーバでは、一定速度で入力されるビデオ
データを取り込むために、それに合わせた速度のネット
ワークやハードディスク装置(大容量記憶装置)を用意
しなければならなかった。つまり、ネットワークやハー
ドディスク装置の最低の速度を保証しなければならなか
ったので、過剰品質になりがちであった。これに対し
て、本実施形態では、VTR、ネットワーク、ビデオサ
ーバのハードディスク装置のいずれかの最高速度でし
か、速度の制限を受けないので、より低コストで実現で
きる性能だけをビデオサーバに対して要求すればよく、
仕様要求を軽減することができる。
【0023】また、従来技術によるビデオテープ記録再
生装置では、音声・映像データを速度の遅い非同期転送
で伝送しようとすると、一旦、ハードディスク装置など
の外部記憶装置に、一定速度で音声・映像データを書き
込み、その後、ハードディスク装置から非同期転送する
ことになり、外部記憶装置などがコストアップにつなが
っていた。これに対して、本実施形態によれば、ネット
ワークの伝送速度に応じてテープ駆動速度を自動的に調
節しながら、音声・映像データを送出するので、ハード
ディスク装置などの外部記憶装置が不要になり、より低
コスト化を図ることができる。
【0024】さらに、ビデオテープ記録再生装置では、
ネットワーク上の他の端末にファイル転送するには、予
めファイルのリストが必要になるが、ビデオテープ記録
再生装置では、ビデオテープが順次アクセスの記録媒体
であるので、そのリスト作成に手間がかかる。そこで、
本実施形態では、ビデオテープに小記録容量のバッファ
メモリ6(該バッファメモリ6を制御するドライブ回路
を含む)を搭載し、テープの内容に対応したリストを記
録しておくことで、瞬時にリストを参照することができ
る。ゆえに、順次アクセスの記録媒体であるビデオテー
プの不利な点が補うことができ、大容量、低コストとい
うビデオテープの利点を生かすことができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、前記駆動
手段によりビデオテープを走行させながら再生される映
像データを、一時的にバッファメモリに保持した後、イ
ンターフェースを介して外部機器へ送出する際、あるい
はインターフェースを介して外部機器から入力される映
像データを一時的にバッファメモリに保持した後、駆動
手段により走行させられるビデオテープへ映像データを
記録する際に、駆動制御手段により、バッファメモリに
蓄積されているデータ量に従って、前記駆動手段による
ビデオテープ移動量を制御するようにしたので、ハード
ディスク装置などの外部記憶装置を用いることなく、ネ
ットワークの伝送速度に応じてテープ駆動速度を自動的
に調節しながら、映像データの再生・記録を行うことが
できるという利点が得られる。ゆえに、ネットワークや
ビデオサーバ側の負担、仕様要求を軽減することができ
るという利点が得られる。
【0026】また、請求項2記載の発明によれば、前記
駆動制御手段により、前記バッファメモリに蓄積されて
いるデータ量が適正値より大きい場合には、ビデオテー
プ駆動速度を下げる一方、前記バッファメモリに蓄積さ
れているデータ量が適正値より小さい場合には、テープ
駆動速度を上げるようにしたので、ハードディスク装置
などの外部記憶装置を用いることなく、ネットワークの
伝送速度に応じてテープ駆動速度を自動的に調節しなが
ら、映像データの再生を行うことができるという利点が
得られる。ゆえに、ネットワークやビデオサーバ側の負
担、仕様要求を軽減することができるという利点が得ら
れる。
【0027】また、請求項3記載の発明によれば、前記
駆動制御手段により、前記バッファメモリに蓄積されて
いるデータ量が適正値より下がると、ビデオテープの走
行を一時停止させ、その後、前記バッファメモリに蓄積
されているデータ量が適正値より上がると、ビデオテー
プの走行を再開させてビデオテープへの記録を再開させ
るようにしたので、ハードディスク装置などの外部記憶
装置を用いることなく、ネットワークの伝送速度に応じ
てテープ駆動速度を自動的に調節しながら、映像データ
の記録を行うことができるという利点が得られる。ゆえ
に、ネットワークやビデオサーバ側の負担、仕様要求を
軽減することができるという利点が得られる。
【0028】また、請求項4記載の発明によれば、前記
駆動制御手段により、ビデオテープの走行を一時停止さ
せた後、次の記録再開に備えて、逆方向に一定距離だけ
ビデオテープを戻すようにしたので、ビデオテープの走
行速度が安定してから映像データの記録再開を行うこと
ができるという利点が得られる。
【0029】また、請求項5記載の発明によれば、前記
ビデオテープに素材管理する情報を記憶するために付属
させた記憶手段を用いて、ビデオテープの再生記録動作
なしに、素材のリストが読み書きできるという利点が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるテープ再生記録装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態での再生時のバッファ使用率とテー
プ速度との関係を示す概念図である。
【図3】本実施形態での記録時のネットワーク転送速度
とバッファ使用率とテープ速度との関係を示す概念図で
ある。
【符号の説明】
1……テープ駆動装置(駆動手段)、2……信号処理回
路、3……バッファメモリ、4……LANインターフェ
ース(インターフェース)、5……テープ駆動制御装置
(駆動制御手段)、6……バッファメモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データをビデオテープに記録すると
    ともに、該ビデオテープに記録された映像データを再生
    するビデオテープ再生記録装置において、 前記ビデオテープを走行させながら映像データの再生お
    よび記録を行う駆動手段と、 前記駆動手段により再生される映像データもしくは記録
    すべき映像データを一時的に保持するバッファメモリ
    と、 外部機器と前記バッファメモリとの間で映像データを非
    同期転送するインターフェースと、 前記バッファメモリに蓄積されているデータ量に従っ
    て、前記駆動手段によるビデオテープ移動量を制御する
    駆動制御手段とを具備することを特徴とするビデオテー
    プ再生記録装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動制御手段は、前記駆動手段によ
    る単位時間当たりのビデオテープ移動量を制御するもの
    であって、 前記バッファメモリに蓄積されているデータ量が適正値
    より大きい場合には、ビデオテープ駆動速度を下げる一
    方、前記バッファメモリに蓄積されているデータ量が適
    正値より小さい場合には、テープ駆動速度を上げるよう
    に、前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1
    記載のビデオテープ再生記録装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動制御手段は、 前記バッファメモリに蓄積されているデータ量が適正値
    より下がると、ビデオテープの走行を一時停止させ、そ
    の後、前記バッファメモリに蓄積されているデータ量が
    適正値より上がると、ビデオテープの走行を再開させて
    ビデオテープへの記録を再開させるように、前記駆動手
    段を制御することを特徴とする請求項1記載のビデオテ
    ープ再生記録装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動制御手段は、 テープの走行を一時停止させた後、次の記録再開に備え
    て、逆方向に一定距離だけビデオテープを戻すように、
    前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項3記載
    のビデオテープ再生記録装置。
  5. 【請求項5】 前記ビデオテープに素材管理する情報を
    記憶するための記憶手段を付属させ、 前記記憶手段を用いて前記ビデオテープ上の素材情報を
    瞬時に管理することを特徴とする請求項1記載のビデオ
    テープ再生記録装置。
JP37434399A 1999-11-22 1999-12-28 ビデオテープ再生記録装置 Pending JP2001218149A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010171659A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Canon Inc 画像送信装置、画像送信方法及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010171659A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Canon Inc 画像送信装置、画像送信方法及びプログラム

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