JP2002025149A - 情報記録再生装置及びその制御方法 - Google Patents

情報記録再生装置及びその制御方法

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JP2002025149A JP2000200336A JP2000200336A JP2002025149A JP 2002025149 A JP2002025149 A JP 2002025149A JP 2000200336 A JP2000200336 A JP 2000200336A JP 2000200336 A JP2000200336 A JP 2000200336A JP 2002025149 A JP2002025149 A JP 2002025149A
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Hirotaka Miyoshi
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Katsumi Ikeda
克巳 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触型のメモリを備えた記録媒体に対応す
る記録再生装置において、非接触型のメモリに対するア
クセス時に、アンテナから発生する磁界による記録/再
生データへの悪影響を回避し、記録/再生中にも非接触
型のメモリにアクセスできるようにする。 【解決手段】 テープカセットのロード時に、当該テー
プカセットのリモートメモリチップ4に記憶されている
管理情報を読み出して、上記リモートメモリチップ4の
メモリイメージごとテープストリーマドライブ10のバ
ッファメモリ23に格納し、上記リモートメモリチップ
4のメモリイメージを上記バッファメモリ23に格納し
た後は、上記バッファメモリ23に格納したメモリイメ
ージをアクセスすることにより読み出される管理情報に
基づいて動作制御を行い、上記テープカセットのアクセ
ス期間以外の期間中に当該テープカセットのリモートメ
モリチップ4への記録を行い、上記バッファメモリ23
に格納したメモリイメージを上記リモートメモリチップ
4のメモリイメージと一致させるように変更する制御を
システムコントローラ15により行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデータスト
レージ用途などに用いるテープカセットなどであって非
接触型のメモリを備えた情報記録媒体に対応する情報記
録再生装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータを磁気テープに記録及び
/又は再生するテープ記録及び/又は再生装置として、
いわゆるテープストリーマが知られている。テープスト
リーマは、記録媒体であるテープカセットに収納される
磁気テープのテープ長にもよるが、数十〜数百ギガバイ
ト程度の膨大なデータを記録することが可能であり、コ
ンピュータに内蔵されるハードディスク等の記録される
データを保存するバックアップ用に広く利用されてい
る。また、データ量の大きな画像データを保存するため
に用いる場合にも有用である。
【0003】テープストリーマとして、8ミリVTR用
のテープカセットと同様にテープ幅を8mmの磁気テー
プを収納したテープカセットを記録媒体に用い、回転磁
気ヘッド装置を用いたヘリカルスキャン方式によりデー
タの記録及び/又は再生を行うものが用いられている。
【0004】テープ幅を8mmとなす磁気テープを収納
したテープカセットを記録媒体として用いるテープスト
リーマは、記録及び/又は再生データの入出力インター
フェイスとして例えばSCSI(Small Computer Syste
m Interface )が用いられている。
【0005】このテープストリーマは、データの記録時
に例えばホストコンピュータから供給されるデータがS
CSIインターフェイスを介して入力される。この入力
データは所定の固定長のデータ群単位で伝送され、入力
されたデータは必要があれば所定方式による圧縮処理が
施され、一旦バッファメモリに蓄積される。バッファメ
モリに蓄積されたデータは、所定のグループといわれる
固定長の単位ごとに記録及び/又は再生系に対して供給
され回転ヘッドにより磁気テープに記録される。
【0006】また、再生時には、磁気テープに記録され
たデータが回転ヘッドによって読み出され、一旦バッフ
ァメモリに蓄えられる。バッファメモリに記録されたデ
ータは、記録時に圧縮が施されたものであれば伸長処理
が施されて、SCSIインターフェイスを介してホスト
コンピュータに伝送される。
【0007】ところで、上述のようなテープストリーマ
ドライブとホストコンピュータ、及びテープカセットよ
りなるデータストレージシステムにおいては、テープカ
セット内に不揮発性メモリを収納し、磁気テープに対し
ての記録再生動作などに関する各種管理情報を不揮発性
メモリに格納するようにしたものが開発されている。
【0008】この不揮発性メモリに対しては、テープス
トリーマドライブが対応するコネクタ端子を備えるよう
にしてアクセスを行うようにしている。また近年、不揮
発性メモリとともにアンテナ及び無線通信系回路をテー
プカセット内に配し、不揮発性メモリに対するアクセス
を非接触状態で実行するものも開発されている。即ちテ
ープストリーマドライブ等にも無線通信系回路を配する
ことで、テープカセットに接触していない状態で、不揮
発性メモリに対するデータの記録再生を実行できるよう
にするものである。
【0009】不揮発性メモリには例えばテープカセット
の製造情報、使用履歴情報、磁気テープ上のパーティシ
ョン情報などが管理情報として記憶される。このように
不揮発性メモリに管理情報を記憶するようにすると、磁
気テープ上のある特定の領域に管理情報を記録すること
と比べて各種動作が非常に効率化される。即ち管理情報
の書き込み/読み出しのためにテープ走行を実行させる
ことが不要となり、管理情報の読み出しや更新に要する
時間は著しく短縮化される。換言すれば磁気テープ上の
位置や動作状況に拘わらず管理情報の書き込み/読み出
しが可能となる。またこれにより管理情報の応用範囲が
広がり多様かつ有効な制御処理が可能となる。
【0010】このような不揮発性メモリ上の管理情報
は、磁気テープへのデータの記録/再生/消去を好適に
実現するために、常に最新の内容に更新されていかなけ
ればならない。また磁気テープ上のデータ構造や、ユー
ザーの指示に応じて管理情報内容の追加、更新、削除も
行われなければならない。
【0011】従来のテープストリーマでは、テープカセ
ットに搭載された不揮発性メモリへのアクセスをテープ
への記録/再生中においても行うことができるよいにな
っていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、非接触のイ
ンターフェース方式とされた不揮発性メモリを有するテ
ープカセットに対応するテープストリーマでは、テープ
に対してデータの記録/再生を行う磁気記録/再生系に
おける磁気ヘッドやロータリートランスの駆動回路で使
用される電圧よりも、カセットに搭載された非接触型メ
モリへの通信を行うためのアンテナ駆動回路で使用され
る電圧の方が遙かに高いので、上記非接触型メモリへの
アクセスを従来のテープストリーマと同様なタイミング
で行おうとすると、非接触型メモリへの通信時には、磁
気ヘッドやロータリートランスで発生する磁界に比べて
強力な磁界がアンテナから発生し、この磁界がドラムに
設けられた磁気ヘッドやロータリートランスに鎖交する
ことになる。
【0013】したがって、アンテナとドラムとが離れて
いるとはいえ、テープへの記録/再生中に非接触型メモ
リとの通信を行うと、アンテナから発生する強力な磁界
が磁気/記録再生系の磁界を入力とする入力とする部品
である磁気ヘッドやロータリートランスに混入し、リー
ドチャンネル系回路から出力されるべき再生信号が乱さ
れ、所用のS/N比を確保することができなくなり、後
段の磁気記録データ復号回路に置いて正常にデータを復
号できず、エラーが頻発に発することになってしまう。
【0014】例えば、8ミリテープを用いた大容量・高
速転送レートのテープストリーマー規格「AIT−2(A
dvanced Intelligent Tape)」に準拠したドライブで
は、磁気記録/再生系の周波数帯域として1MHzから
60MHzの範囲を使用しているのに対し、非接触型メ
モリの通信に使用する周波数帯域内の周波数13.56
MHzを使用しているので、非接触型メモリへの通信時
には、磁気ヘッドやロータリートランスで発生する磁界
に比べて強力な磁界がアンテナから発生し、この磁界が
ドラムに設けられた磁気ヘッドやロータリートランスに
鎖交による影響を受け易い状況になっている。
【0015】そこで、本発明の目的は、上述の如き従来
の実状に鑑み、非接触型のメモリを備えた記録媒体に対
応する記録再生装置において、非接触型のメモリに対す
るアクセス時に、アンテナから発生する磁界による記録
/再生データへの悪影響を回避し、記録/再生中にも非
接触型のメモリにアクセスできるようにすることにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、管理情報を記
憶するメモリ手段に対するデータ転送を非接触で行うた
めの通信手段を備える情報記録媒体に対応した情報記録
再生装置であって、上記情報記録媒体のメモリ手段に記
憶されている管理情報が上記メモリ手段のメモリイメー
ジごと書き込まれる内蔵メモリ手段と、上記情報記録媒
体のロード時に、当該情報記録媒体のメモリ手段に記憶
されている管理情報を読み出して上記メモリ手段のメモ
リイメージごと上記内蔵メモリ手段に格納し、上記メモ
リ手段のメモリイメージを上記内蔵メモリ手段に格納し
た後は、上記内蔵メモリ手段に格納したメモリイメージ
をアクセスすることにより読み出される管理情報に基づ
いて動作制御を行うとともに、上記情報記録媒体のアク
セス期間以外の期間中に当該情報記録媒体のメモリ手段
への記録を行い、上記内蔵メモリ手段に格納したメモリ
イメージを上記メモリ手段のメモリイメージと一致させ
るように変更する制御を行う制御手段とを備えることを
特徴とする。
【0017】また、本発明は、管理情報を記憶するメモ
リ手段に対するデータ転送を非接触で行うための通信手
段を備える情報記録媒体に対応した情報記録再生装置の
制御方法であって、上記情報記録媒体のロード時に、当
該情報記録媒体のメモリ手段に記憶されている管理情報
を読み出して上記メモリ手段のメモリイメージごと上記
情報記録再生装置の内蔵メモリ手段に格納し、上記メモ
リ手段のメモリイメージを上記内蔵メモリ手段に格納し
た後は、上記内蔵メモリ手段に格納したメモリイメージ
をアクセスすることにより読み出される管理情報に基づ
いて動作制御を行い、上記情報記録媒体のアクセス期間
以外の期間中に当該情報記録媒体のメモリ手段への記録
を行い、上記内蔵メモリ手段に格納したメモリイメージ
を上記メモリ手段のメモリイメージと一致させるように
変更することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】本発明は、例えば図1に示すような構成の
テープストリーマドライブ10に適用される。
【0020】このテープストリーマドライブ10は、上
記テープカセット1の磁気テープ3に対して、ヘリカル
スキャン方式により記録/再生を行うようにされてい
る。この図1において回転ドラム11には、例えば2つ
の記録ヘッド12A、12B及び3つの再生ヘッド13
A、13B、13Cが設けられる。記録ヘッド12A、
12Bは互いにアジマス角の異なる2つのギャップが究
めて近接して配置される構造となっている。再生ヘッド
13A、13Bも互いにアジマス角の異なるヘッドとさ
れるが、例えば90度離れた状態で配置される。再生ヘ
ッド13Cは、記録直後の読み出し(いわゆるリードア
フターライト)に用いられるヘッドとなる。
【0021】回転ドラム11はドラムモータ14Aによ
り回転されるとともに、テープカセット1から引き出さ
れた磁気テープ3が巻き付けられる。また、磁気テープ
3は、キャプスタンモータ14B及び図示しないピンチ
ローラにより送られる。また磁気テープ3は上述したよ
うにリール2A,2Bに巻装されているが、リール2
A,2Bはそれぞれリールモータ14C、14Dにより
それぞれ順方向及び逆方向に回転される。
【0022】ドラムモータ14A、キャプスタンモータ
14B、リールモータ14C、14Dはそれぞれメカド
ライバ17からの電力供給により回転駆動される。メカ
ドライバ17はサーボコントローラ16からの制御に基
づいて各モータを駆動する。サーボコントローラ16は
各モータの回転速度制御を行って通常の記録再生時の走
行や高速再生時のテープ走行、早送り、巻き戻し時のテ
ープ走行などを実行させる。なおEEP−ROM18に
はサーボコントローラ16が各モータのサーボ制御に用
いる定数等が格納されている。サーボコントローラ16
はインターフェースコントローラ/ECCフォーマター
22(以下、IF/ECCコントローラという)を介し
てシステム全体の制御処理を実行するシステムコントロ
ーラ15と双方向に接続されている。
【0023】このテープストリーマドライブ10におい
ては、データの入出力にSCSIインターフェイス20
が用いられている。例えばデータ記録時にはホストコン
ピュータ40から、固定長のレコード(record)
という伝送データ単位によりSCSIインターフェイス
20を介して逐次データが入力され、圧縮/伸長回路2
1に供給される。なお、このようなテープストリーマド
ライブシステムにおいては、可変長のデータの集合単位
によってホストコンピュータ40よりデータが伝送され
るモードも存在する。
【0024】圧縮/伸長回路21では、入力されたデー
タについて必要があれば、所定方式によって圧縮処理を
施すようにされる。圧縮方式の一例として、例えばLZ
符号による圧縮方式を採用するのであれば、この方式で
は過去に処理した文字列に対して専用のコードが割り与
えられて辞書の形で格納される。そして、以降に入力さ
れる文字列と辞書の内容とが比較されて、入力データの
文字列が辞書のコードと一致すればこの文字列データを
辞書のコードに置き換えるようにしていく。辞書と一致
しなかった入力文字列のデータは逐次新たなコードが与
えられて辞書に登録されていく。このようにして入力文
字列のデータを辞書に登録し、文字列データを辞書のコ
ードに置き換えていくことによりデータ圧縮が行われる
ようにされる。
【0025】圧縮/伸長回路21の出力は、IF/EC
Cコントローラ22に供給されるが、IF/ECCコン
トローラ22においてはその制御動作によって圧縮/伸
長回路21の出力をバッファメモリ23に一旦蓄積す
る。このバッファメモリ23に蓄積されたデータはIF
/ECCコントローラ22の制御によって、最終的にグ
ループ(Group)という磁気テープの40トラック
分に相当する固定長の単位としてデータを扱うようにさ
れ、このデータに対してECCフォーマット処理が行わ
れる。
【0026】ECCフォーマット処理としては、記録デ
ータについて誤り訂正コードを付加するとともに、磁気
記録に適合するようにデータについて変調処理を行って
RF処理部19に供給する。RF処理部19では供給さ
れた記録データに対して増幅、記録イコライジング等の
処理を施して記録信号を生成し、記録ヘッド12A、1
2Bに供給する。これにより記録ヘッド12A、12B
から磁気テープ3に対するデータの記録が行われること
になる。
【0027】また、データ再生動作について簡単に説明
すると、磁気テープ3の記録データが再生ヘッド13
A、13BによりRF再生信号として読み出され、その
再生出力はRF処理部19で再生イコライジング、再生
クロック生成、2値化、デコード(例えばビタビ復号)
などが行われる。このようにして読み出された信号はI
F/ECCコントローラ22に供給されて、まず誤り訂
正処理等が施される。そしてバッファメモリ23に一時
蓄積され、所定の時点で読み出されて圧縮/伸長回路2
1に供給される。圧縮/伸長回路21では、システムコ
ントローラ15の判断に基づいて、記録時に圧縮/伸長
回路21により圧縮が施されたデータであればここでデ
ータ伸長処理を行い、非圧縮データであればデータ伸長
処理を行わずにそのままパスして出力される。圧縮/伸
長回路21の出力データはSCSIインターフェイス2
0を介して再生データとしてホストコンピュータ25に
出力される。
【0028】また、この図1にはテープカセット1内の
リモートメモリチップ4が示されている。このリモート
メモリチップ4に対しては、テープカセット1本体がテ
ープストリーマドライブに装填されることで、リモート
メモリインターフェース30を介して非接触状態でシス
テムコントローラ15とデータの入出力が可能な状態と
なる。リモートメモリインターフェース30としてはデ
ータインターフェース31、RFインターフェース3
2、アンテナ33が設けられる。
【0029】このリモートメモリインターフェース30
の構成を図2に示す。データインターフェース31は、
システムコントローラ15との間のデータのやりとりを
行う。後述するように、リモートメモリチップ4に対す
るデータ転送は、機器側からのコマンドとそれに対応す
るリモートメモリチップ4からのアクナレッジという形
態で行われるが、システムコントローラ15がリモート
メモリチップ4にコマンドを発行する際には、データイ
ンターフェース31がコマンドデータを受け取り、RF
インターフェース32に供給する。またデータインター
フェース31はRFインターフェース32に対して搬送
波周波数CR(13MHz)を供給する。
【0030】RFインターフェース32には図2に示す
ようにコマンド(送信データ)WSを振幅変調(100
KHz)して搬送波周波数CRに重畳するとともに、そ
の変調信号を増幅してアンテナ33に給電するRF変調
/増幅回路32aが形成されている。このRF変調/増
幅回路32aにより、コマンドデータがアンテナ33か
らテープカセット1内のアンテナ5に対して無線送信さ
れる。
【0031】そして、後述する図3乃至図5に示すよう
にな構成のテープカセット1側では、コマンドデータを
アンテナ5で受信することでパワーオン状態となり、コ
マンドで指示された内容に応じてコントローラ4cが動
作を行う。例えば書き込みコマンドとともに送信されて
きたデータをEEP−ROM4dに書き込む。
【0032】また、このようにリモートメモリインター
フェース30からコマンドが発せられた際には、リモー
トメモリチップ4はそれに対応したアクナレッジを発す
ることになる。即ちリモートメモリチップ4のコントロ
ーラ4cはアクナレッジとしてのデータをRF4bで変
調・増幅させ、アンテナ5から送信出力する。このよう
なアクナレッジが送信されてアンテナ33で受信された
場合は、その受信信号はRFインターフェース32の整
流回路32bで整流された後、コンパレータ32cでデ
ータとして復調される。そしてデータインターフェース
31からシステムコントローラ15に供給される。例え
ばシステムコントローラ15からリモートメモリチップ
4に対して読み出しコマンドを発した場合は、リモート
メモリチップ4はそれに応じたアクナレッジとしてのコ
ードとともにEEP−ROM4dから読み出したデータ
を送信してくる。するとそのアクナレッジコード及び読
み出したデータが、リモートメモリインターフェース3
0で受信復調され、システムコントローラ15に供給さ
れる。
【0033】以上のようにテープストリーマドライブ1
0は、リモートメモリインターフェース30を有するこ
とで、テープカセット1内のリモートメモリチップ4に
対してアクセスできることになる。なお、このような非
接触でのデータ交換は、データを13MHz帯の搬送波
に100KHzの振幅変調で重畳するが、元のデータは
パケット化されたデータとなる。即ちコマンドやアクナ
レッジとしてのデータに対してヘッダやパリティ、その
他必要な情報を付加してパケット化を行い、そのパケッ
トをコード変換してから変調することで、安定したRF
信号として送受信できるようにしている。なお、このよ
うな非接触インターフェースを実現する技術は本出願人
が先に出願し特許登録された技術として紹介されている
(特許第2550931号)。
【0034】S−RAM24,フラッシュROM25
は、システムコントローラ15が各種処理に用いるデー
タが記憶される。例えばフラッシュROM25には制御
に用いる定数等が記憶される。またS−RAM24はワ
ークメモリとして用いられたり、リモートメモリチップ
4から読み出されたデータ、リモートメモリチップ4に
書き込むデータ、テープカセット単位で設定されるモー
ドデータ、各種フラグデータなどの記憶や演算処理など
に用いるメモリとされる。なお、S−RAM24,フラ
ッシュROM25は、システムコントローラ15を構成
するマイクロコンピュータの内部メモリとして構成して
もよく、またバッファメモリ23の領域の一部をワーク
メモリ24として用いる構成としてもよい。
【0035】テープストリーマドライブ10とホストコ
ンピュータ25間は上記のようにSCSIインターフェ
ース20を用いて情報の相互伝送が行われるが、システ
ムコントローラ15に対してはホストコンピュータ40
がSCSIコマンドを用いて各種の通信を行うことにな
る。
【0036】このようなテープストリーマドライブ10
に対応するテープカセットについて図3乃至図5を参照
して説明する。図3は、テープカセットの内部構造を概
念的に示す図であり、この図3に示すテープカセット1
の内部にはリール2A及び2Bが設けられ、このリール
2A及び2B間にテープ幅8mmの磁気テープ3が巻装
される。そして、このテープカセット1には不揮発性メ
モリ及びその制御回路系等を内蔵したリモートメモリチ
ップ4が設けられている。またこのリモートメモリチッ
プ4は後述するテープストリーマドライブやライブラリ
装置におけるリモートメモリインターフェース30と無
線通信によりデータ伝送を行うことができるものとさ
れ、このためのアンテナ5が設けられている。リモート
メモリチップ4には、テープカセットごとの製造情報や
シリアル番号情報、テープの厚さや長さ、材質、各パー
ティションごとの記録データの使用履歴等に関連する情
報、ユーザ情報等が記憶される。なお、本明細書では上
記リモートメモリチップ4に格納される各種情報は、主
として磁気テープ3に対する記録/再生の各種管理のた
めに用いられることから、これらを一括して『管理情
報』とも言うことにする。
【0037】このようにテープカセット筐体内に不揮発
性メモリを設け、その不揮発性メモリに管理情報を記憶
させ、またこのテープカセットに対応するテープストリ
ーマドライブでは、不揮発性メモリに対する書き込み/
読み出しのためのインターフェースを備えるようにし、
不揮発性メモリに対して磁気テープに対するデータ記録
再生に関する管理情報の読み出しや書き込みを行うこと
で、磁気テープ3に対する記録再生動作を効率的に行う
ことができる。例えばローディング/アンローディング
の際に磁気テープを例えばテープトップまで巻き戻す必
要はなく、即ち途中の位置でも、ローディング、及びア
ンローディング可能とすることができる。またデータの
編集なども不揮発性メモリ上での管理情報の書換えで実
行できる。さらにテープ上でより多数のパーティション
を設定し、かつ適切に管理することも容易となる。
【0038】図4は、テープカセット1の外観斜視図で
あり、筺体全体は上側ケース6a、下側ケース6b、及
びガードパネル8からなり、通常の8ミリVTRに用い
られるテープカセットの構成と基本的には同様となって
いる。なお、このテープカセット1の側面のラベル面9
には、端子部6cが設けられているが、これは本例では
説明しない接触型のメモリを内蔵したタイプのテープカ
セットにおいて電極端子が配される部位とされていたも
ので、本例のように非接触のリモートメモリチップ4を
内蔵するタイプでは用いられない。単に装置に対するテ
ープカセット形状の互換性を保つために設けられている
のみである。
【0039】筐体両側面部には、凹部7が形成されてい
る。これは例えば後述するライブラリ装置50が搬送時
にテープカセットを保持する部位とされる。
【0040】リモートメモリチップの構成及び記録され
るデータリモートメモリチップ4の内部構成を図5に示
す。例えばリモートメモリチップ4は半導体ICとして
図5に示すようにパワー回路4a、RF処理部4b、コ
ントローラ4c、EEP−ROM4dを有するものとさ
れる。そして例えばこのようなリモートメモリチップ4
がテープカセット1の内部に固定されたプリント基板上
にマウントとされ、プリント基板上の銅箔部分でアンテ
ナ5を形成する。
【0041】このリモートメモリチップ4は非接触にて
外部から電力供給を受ける構成とされる。後述するテー
プストリーマドライブ10やライブラリ装置50との間
の通信は、例えば13MHz帯の搬送波を用いるが、テ
ープストリーマドライブ10やライブラリ装置50から
の電波をアンテナ5で受信することで、パワー回路4a
が13MHz帯の搬送波を直流電力に変換する。そして
その直流電力を動作電源としてRF処理部4b、コント
ローラ4c、EEP−ROM4dに供給する。
【0042】RF処理部4bは受信された情報の復調及
び送信する情報の変調を行う。コントローラ4cはRF
処理部4bからの受信信号のデコード、及びデコードさ
れた情報(コマンド)に応じた処理、例えばEEP−R
OM4dに対する書き込み/読み出し処理などを実行制
御する。即ちリモートメモリチップ4はテープストリー
マドライブ10やライブラリ装置50からの電波が受信
されることでパワーオン状態となり、コントローラ4c
が搬送波に重畳されたコマンドによって指示された処理
を実行して不揮発性メモリであるEEP−ROM4dの
データを管理する。
【0043】ここで、このテープストリーマドライブ1
0は、8ミリテープを用いた大容量・高速転送レートの
テープストリーマー規格「AIT−2(Advanced Intell
igent Tape)」に準拠したドライブである。AIT−2
準拠したドライブに対応する非接触型メモリ(AIT-2 Rem
ote MIC:以下R−MICという) の論理フォーマット
を図6乃至図9に示す。図6は、R−MICの論理フォ
ーマットの全体構成を示し、図7は、上記論理フォーマ
ットのマニファクチャパート(Manufacture Part)の構成
を示し、図8は、上記論理フォーマットのドライブイニ
シャライズパート(Drive Initialize Part)の構成を示
し、さらに、図9は、上記論理フォーマットのボリュー
ムタグ(Volume Tags)の構成を示している。この論理フ
ォーマットに従い、AIT−2カセット製造時に組み込
まれるR−MICにプリフォーマットされ、AIT−2
ドライブでカセットが使用されると同時に、各領域のデ
ータが必要に応じてドライブによって更新される。上記
論理フォーマットのメモリフリープール(Memory Free
Pool)部に書き込まれるシステムデータ(System Data)
やユーザデータ(User Data)は、図10(A),
(B),(C)及び図11(A),(B)に示すように
追加/削除(Append/Delete)される。これは、AIT−
1/AIT−2で既に使用されている接触型メモリ(M
IC:以下、R−MICと区別するためにC−MICと
いう)の論理フォーマットの同様である。
【0044】このテープストリーマドライブ10におけ
るシステムコントローラ22は、カセットが挿入され、
ローディングを実行する際に、図12のフローチャート
に示す手順に従ってMICメモリイメージのダウンロー
ド処理を行い、テープをドラムに巻き付けるスレッド中
にカセットに搭載されR−MICあるいはC−MICの
データをメモリイメージごとバッファメモリ23に読み
込む。
【0045】すなわち、MICメモリイメージのダウン
ロード処理では、先ず、R−MICのヘッダをチェック
し(ステップS1)、R−MICヘッダがOKであれ
ば、R−MICのメモリイメージをドライブ内のバッフ
ァメモリ23にダウンロードする(ステップS2)。
【0046】そして、バッファメモリ23にダウンロー
ドしたメモリイメージを上記R−MICのメモリイメー
ジと比較して一致するか否かをチェックし(ステップS
3)、一致すればR−MICモードを設定して(ステッ
プS4)、R−MICモードでテープローディングを行
う(ステップS5)。
【0047】なお、上記ステップS3の判定結果NGす
なわちバッファメモリ23にダウンロードしたメモリイ
メージが上記R−MICのメモリイメージと比較して一
致しない場合には、リトライ限界を越えたか否かを判定
し(ステップS6)、リトライ限界ないであれば上記ス
テップS2に戻って、再度R−MICのメモリイメージ
をドライブ内のバッファメモリ23にダウンロードす
る。
【0048】また、上記ステップS1の判定結果NGす
なわちR−MICヘッダが読めない場合には、C−MI
Cのヘッダをチェックし(ステップS7)、C−MIC
ヘッダがOKであれば、C−MICのメモリイメージを
ドライブ内のバッファメモリ23にダウンロードする
(ステップS8)。
【0049】そして、バッファメモリ23にダウンロー
ドしたメモリイメージを上記R−MICのメモリイメー
ジと比較して一致するか否かをチェックし(ステップS
9)、一致すればC−MICモードを設定して(ステッ
プS10)、C−MICモードでテープローディングを
行う(ステップS11)。
【0050】なお、上記ステップS9の判定結果NGす
なわちバッファメモリ23にダウンロードしたメモリイ
メージが上記C−MICのメモリイメージと比較して一
致しない場合には、リトライ限界を越えたか否かを判定
し(ステップS12)、リトライ限界ないであれば上記
ステップS8に戻って、再度C−MICのメモリイメー
ジをドライブ内のバッファメモリ23にダウンロードす
る。
【0051】さらに、上記ステップS6の判定結果がY
ESすなわちR−MICのメモリイメージのダウンロー
ドのリトライ限界を越えた場合、上記ステップS7の判
定結果がNGすなわち上記C−MICヘッダが読めない
場合、あるいは、上記ステップS12の判定結果がYE
SすなわちC−MICのメモリイメージのダウンロード
のリトライ限界を越えた場合には、非MICモードを設
定して(ステップS13)、非MICモードでテープロ
ーディングを行う(ステップS14)。
【0052】そして、上記システムコントローラ15
は、MICリードコマンドを受信すると、図13のフロ
ーチャートに示すように、先ず、R−MICモード又は
C−MICモードであるか否かをチェックし(ステップ
S21)、NGすなわちR−MICモード又はC−MI
Cモードでない場合にはエラー処理を行い(ステップS
22)、エラーを返して(ステップS23)、読み出し
処理を終了する。
【0053】また、上記ステップS21の判定結果がO
KすなわちR−MICモード又はC−MICモードであ
った場合には、ターゲットのR−MIC又はC−MIC
上のアドレスをリンケージデータに基づいてサーチする
(ステップS23)。
【0054】次に、得られたターゲットのR−MIC又
はC−MIC上のアドレスをドライブ内のバッファメモ
リ23にダウンロードしたメモリイメージのアドレスに
変換する(ステップS23)。
【0055】そして、上記バッファメモリ23にダウン
ロードしたメモリイメージからターゲットデータを読み
込み(ステップS24)、ターゲットデータを返して
(ステップS25)、読み出し処理を終了する。
【0056】また、上記システムコントローラ15は、
MICライトコマンドを受信すると、図14のフローチ
ャートに示しように、先ず、R−MICモード又はC−
MICモードであるか否かをチェックし(ステップS3
1)、NGすなわちR−MICモード又はC−MICモ
ードでない場合にはエラー処理を行い(ステップS3
2)、エラーを返して(ステップS33)、書き込み処
理を終了する。
【0057】また、上記ステップS31の判定結果がO
KすなわちR−MICモード又はC−MICモードであ
った場合には、図15のフローチャートに示す書き込み
手順に従ってターゲットのR−MIC又はC−MICに
ターゲットデータを書き込む(ステップS34)。
【0058】次に、ターゲットデータの書き込みが正常
に行われたか否かを判定し(ステップS35)、NGの
場合には、リトライ限界内か否かを判定する(ステップ
S36)。このステップS35での判定結果がYESす
なわちリトライ限界内であれば上記ステップS34に戻
って、再度ターゲットデータの書き込みを行う。また、
このステップS35での判定結果がNOすなわちリトラ
イ限界を越えた場合には、上記ステップS32に移って
エラー処理を行う。
【0059】さらに、上記ステップS35での判定結果
がOKすなわちターゲットデータの書き込みが正常に行
われた場合には、書き込み時に得られたターゲットのR
−MIC又はC−MIC上のアドレスをドライブ内のバ
ッファメモリ23にダウンロードしたメモリイメージの
アドレスに変換する(ステップS37)。
【0060】そして、上記バッファメモリ23にダウン
ロードしたメモリイメージにターゲットデータを書き込
み(ステップS38)、ステータスOKを返して(ステ
ップS39)、書き込み処理を終了する。
【0061】ここで、図15のフローチャートに示すM
ICへのターゲットデータの書き込み手順について説明
する。
【0062】すなわち上記ステップS34で実行される
MICへのターゲットデータの書き込み処理では、先ず
テープに対する書き込み、読み出し又はサーチの実行中
であるか否かを判定する(ステップS41)。このステ
ップS41での判定結果がYESすなわちテープに対す
る書き込み、読み出し又はサーチの実行中である場合に
は、リポジション動作に入ったか否かを判定し(ステッ
プS42)、その判定結果がNOすなわちリポジション
動作に入っていない場合には上記ステップS41及びス
テップS42の判定処理を繰り返し、テープに対する書
き込み、読み出し又はサーチの実行中でなくなるか、あ
るいは、リポジション動作に入るまで待機する。
【0063】そして、上記上記ステップS41での判定
結果がNOすなわちテープに対する書き込み、読み出し
又はサーチの実行中でなくなった場合、又は、上記ステ
ップS42の判定結果がYESすなわちリポジション動
作に入った場合に、ターゲットのR−MIC又はC−M
IC上のアドレスをサーチし(ステップS43)、R−
MIC又はC−MICにターゲットデータを書き込む
(ステップS44)。
【0064】次に、ターゲットデータの書き込みが正常
に行われたか否かを判定し(ステップS45)、NGの
場合には、エラー処理を行い(ステップS46)、エラ
ーを返して(ステップS47)、ターゲットデータの書
き込み処理を終了する。
【0065】また、上記ステップS45での判定結果が
OKすなわちターゲットデータの書き込みが正常に行わ
れた場合には、R−MIC又はC−MICから直接ター
ゲットデータを読み込み(ステップS48)、読み込ん
だターゲットデータのパリティチェックを行う(ステッ
プS49)。そして、このステップS49でのパリティ
チェックの結果がNGであった場合には、上記ステップ
S46に移ってエラー処理を行い、また、上記パリティ
チェックの結果がOKであった場合には、ステータスO
Kを返して(ステップS39)、ターゲットデータの書
き込み処理を終了する。
【0066】すなわち、このテープストリーマドライブ
10では、R−MIC又はC−MICのメモリイメージ
をドライブ内のバッファメモリ23に正しく読み込めた
後は、R−MIC又はC−MICへのリードアクセス
は、全て上記バッファメモリ23に読み込まれたメモリ
イメージに対して行う。
【0067】また、メモリイメージをドライブ内のバッ
ファメモリ23に正しく読み込めなかった場合は、非M
ICモードとし、R−MIC又はC−MICへのリード
/ライトアクセスを一切受け付けない。
【0068】一方、メモリイメージをドライブ内のバッ
ファメモリ23に正しく読み込めた後のR−MIC又は
C−MICへのライトアクセスは、記録中/再生中/サ
ーチ中でないときに行う。テープへの記録中/再生中/
サーチ中にR−MIC又はC−MICへの記録するため
のアクセスがなされた場合、(1)テープへの記録/再
生/サーチの動作の終了を確認した後、R−MIC又は
C−MICへの記録を行う。あるいは、(2)テープの
記録中/再生中にリポジション動作に入ったときに、R
−MIC又はC−MICへの記録を行う。ここで、リポ
ジション動作は、テープを一旦リバース方向に走行さ
せ、テーク位置を再設定する動作であって、テープの書
き込み/読み出しが終わるとき、又はテープの書き込み
/読み出し中にエラー発生によるリトライ動作に入ると
きに実行される。上記(1)及び(2)の書き込み動作
では、共にドライブ内のバッファメモリ23にダウンロ
ードされたメモリイメージにもR−MIC又はC−MI
Cへの記録に際して行ったものと同様な変更を行う。こ
れにより、R−MIC又はC−MICへのリードアクセ
ス時には、ドライブ内のバッファメモリ23にダウンロ
ードされたメモリイメージは常にR−MIC又はC−M
ICのデータと同じ状態になっている。
【0069】以上により、テープカセットに搭載された
非接触型メモリへのアクセス時に、アンテナから発生す
る磁界による記録/再生に対する悪影響を回避すること
ができる。
【0070】なお、本発明は、この実施の形態で説明し
たテープストリーマドライブ10にのみに適用なもので
はなく、例えば、光ディスクやメモリカード等の情報記
録媒体に対応する記録再生装置にも適用することができ
る。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明では、情報記録媒
体のロード時に、当該情報記録媒体のメモリ手段に記憶
されている管理情報を読み出して上記メモリ手段のメモ
リイメージごと上記情報記録再生装置の内蔵メモリ手段
に格納し、上記メモリ手段のメモリイメージを上記内蔵
メモリ手段に格納した後は、上記内蔵メモリ手段に格納
したメモリイメージをアクセスすることにより読み出さ
れる管理情報に基づいて動作制御を行い、上記情報記録
媒体のアクセス期間以外の期間中に当該情報記録媒体の
メモリ手段への記録を行い、上記内蔵メモリ手段に格納
したメモリイメージを上記メモリ手段のメモリイメージ
と一致させるように変更するので、非接触型のメモリを
備えた記録媒体に対応する記録再生装置において、非接
触型のメモリに対するアクセス時に、アンテナから発生
する磁界による記録/再生データへの悪影響を回避し、
記録/再生中にも非接触型のメモリの管理情報に基づい
て動作制御を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したテープストリーマドライブの
構成を示すブロック図である。
【図2】上記テープストリーマドライブに用いたリモー
トメモリインターフェースの構成を示す回路図である。
【図3】 上記テープストリーマドライブに対応したテ
ープカセットの内部構造を概略的に示す説明図である。
【図4】 上記テープカセットの外観を示す斜視図であ
る。
【図5】 上記テープカセットに設けられるリモートメ
モリチップのブロック図である。
【図6】 上記テープカセットに搭載されるR−MIC
の論理フォーマットの全体構成を示す図である。
【図7】 上記論理フォーマットのマニファクチャパー
ト(Manufacture Part)の構成を示す図である。
【図8】 上記論理フォーマットのドライブイニシャラ
イズパート(Drive Initialize Part)の構成を示す図で
ある。
【図9】 上記論理フォーマットのボリュームタグ(Vol
ume Tags)の構成を示す図である。
【図10】 上記論理フォーマットのメモリフリープー
ル(Memory Free Pool)部に書き込まれるシステムデー
タ(System Data)やユーザデータ(User Data)が追加/削
除(Append/Delete)される状態を示す図である
【図11】 上記論理フォーマットのメモリフリープー
ル(Memory Free Pool)部に書き込まれるシステムデー
タ(System Data)やユーザデータ(User Data)が追加/削
除(Append/Delete)される状態を示す図である
【図12】 上記テープストリーマドライブにおけるシ
ステムコントローラにより実行されるMICメモリイメ
ージのダウンロード処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図13】 上記テープストリーマドライブにおけるシ
ステムコントローラにより実行されるメモリイメージの
読み出し処理の手順を示すフローチャートである。
【図14】 上記テープストリーマドライブにおけるシ
ステムコントローラにより実行されるメモリイメージの
書き込み処理の手順を示すフローチャートである。
【図15】 上記テープストリーマドライブにおけるシ
ステムコントローラにより実行されるR−MIC又はC
−MICにターゲットデータを書き込むメモリイメージ
の書き込み処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 テープカセット、3 磁気テープ、4 リモートメモ
リチップ、5 アンテナ、10 テープストリーマドライ
ブ、11 回転ドラム、12A,12B記録ヘッド、1
3A,13B,13C 再生ヘッド、15 システムコン
トローラ、16サーボコントローラ、17 メカドライ
バ、19 RF処理部、20 SCSIインターフェイ
ス、21 圧縮/伸長回路、22 IFコントローラ/E
CCフォーマター、23 バッファメモリ、30 リモー
トメモリインターフェース、33アンテナ、40 ホス
トコンピュータ、50 ライブラリ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 弘孝 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 池田 克巳 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 吉田 正樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D105 AC04 AC11 AF13 PB05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理情報を記憶するメモリ手段に対する
    データ転送を非接触で行うための通信手段を備える情報
    記録媒体に対応した情報記録再生装置であって、 上記情報記録媒体のメモリ手段に記憶されている管理情
    報が上記メモリ手段のメモリイメージごと書き込まれる
    内蔵メモリ手段と、 上記情報記録媒体のロード時に、当該情報記録媒体のメ
    モリ手段に記憶されている管理情報を読み出して上記メ
    モリ手段のメモリイメージごと上記内蔵メモリ手段に格
    納し、上記メモリ手段のメモリイメージを上記内蔵メモ
    リ手段に格納した後は、上記内蔵メモリ手段に格納した
    メモリイメージをアクセスすることにより読み出される
    管理情報に基づいて動作制御を行うとともに、上記情報
    記録媒体のアクセス期間以外の期間中に当該情報記録媒
    体のメモリ手段への記録を行い、上記内蔵メモリ手段に
    格納したメモリイメージを上記メモリ手段のメモリイメ
    ージと一致させるように変更する制御を行う制御手段と
    を備えることを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記情報記録媒体のア
    クセス中に当該情報記録媒体のメモリ手段への記録コマ
    ンドを受け付けた場合に、上記情報記録媒体のアクセス
    終了を確認したあと、当該情報記録媒体のメモリ手段へ
    の記録を行うとともに、上記内蔵メモリ手段に格納した
    メモリイメージを上記メモリ手段のメモリイメージと一
    致させるように変更する制御を行うことを特徴とする請
    求項1記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 管理情報を記憶するメモリ手段に対する
    データ転送を非接触で行うための通信手段を備える情報
    記録媒体に対応した情報記録再生装置の制御方法であっ
    て、 上記情報記録媒体のロード時に、当該情報記録媒体のメ
    モリ手段に記憶されている管理情報を読み出して上記メ
    モリ手段のメモリイメージごと上記情報記録再生装置の
    内蔵メモリ手段に格納し、 上記メモリ手段のメモリイメージを上記内蔵メモリ手段
    に格納した後は、 上記内蔵メモリ手段に格納したメモリイメージをアクセ
    スすることにより読み出される管理情報に基づいて動作
    制御を行い、 上記情報記録媒体のアクセス期間以外の期間中に当該情
    報記録媒体のメモリ手段への記録を行い、上記内蔵メモ
    リ手段に格納したメモリイメージを上記メモリ手段のメ
    モリイメージと一致させるように変更することを特徴と
    する情報記録再生装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 上記情報記録媒体のアクセス中に当該情
    報記録媒体のメモリ手段への記録コマンドを受け付けた
    場合に、上記情報記録媒体のアクセス終了を確認したあ
    と、当該情報記録媒体のメモリ手段への記録を行うとと
    もに、上記内蔵メモリ手段に格納したメモリイメージを
    上記メモリ手段のメモリイメージと一致させるように変
    更することを特徴とする請求項3記載の情報記録再生装
    置の制御方法。
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