JP4513187B2 - テープカセットの識別方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデータストレージ用途などに用いるテープカセットなどであってデジタルデータを記録するテープ状情報記録媒体の管理情報を記憶するメモリ手段を備えたメモリ付カセットの識別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルデータを磁気テープに記録及び/又は再生するテープ記録及び/又は再生装置として、いわゆるテープストリーマが知られている。テープストリーマは、記録媒体であるテープカセットに収納される磁気テープのテープ長にもよるが、数十〜数百ギガバイト程度の膨大なデータを記録することが可能であり、コンピュータに内蔵されるハードディスク等記録されるデータを保存するバックアップ用に広く利用されている。また、データ量の大きな画像データを保存するために用いる場合にも有用である。
【0003】
テープストリーマとして、8ミリVTR用のテープカセットと同様にテープ幅8mmの磁気テープを収納したテープカセットを記録媒体に用い、回転磁気ヘッド装置を用いたヘリカルスキャン方式によりデータの記録及び/又は再生を行うものが用いられている。
【0004】
テープ幅を8mmとなす磁気テープを収納したテープカセットを記録媒体として用いるテープストリーマは、記録及び/又は再生データの入出力インターフェースとして例えばSCSI(Small Computer System Interface )インターフェースが用いられている。
【0005】
このテープストリーマは、データの記録時に例えばホストコンピュータから供給されるデータがSCSIインターフェースを介して入力される。この入力データは所定の固定長のデータ群単位で伝送され、入力されたデータは必要があれば所定方式による圧縮処理が施され、一旦バッファメモリに蓄積される。バッファメモリに蓄積されたデータは、所定のグループといわれる固定長の単位ごとに記録及び/又は再生系に対して供給され回転ヘッドにより磁気テープに記録される。
【0006】
また、再生時には、磁気テープに記録されたデータが回転ヘッドによって読み出され、一旦バッファメモリに蓄えられる。バッファメモリに記録されたデータは、記録時に圧縮が施されたものであれば伸長処理が施されて、SCSIインターフェースを介してホストコンピュータに伝送される。
【0007】
8ミリテープを用いた大容量・高速転送レートのテープストリーマー規格「AIT(Advanced Intelligent Tape)」に準拠したドライブが知られている。
【0008】
ところで、上述のようなテープストリーマドライブとホストコンピュータ、及びテープカセットよりなるデータストレージシステムにおいては、テープカセット内に不揮発性メモリを収納し、磁気テープに対しての記録再生動作などに関する各種管理情報を不揮発性メモリに格納するようにしたものが開発されている。
【0009】
この不揮発性メモリに対しては、テープストリーマドライブが対応するコネクタ端子を備えるようにしてアクセスを行うようにしている。また近年、不揮発性メモリとともにアンテナ及び無線通信系回路をテープカセット内に配し、不揮発性メモリに対するアクセスを非接触状態で実行するものも開発されている。すなわちテープストリーマドライブ等にも無線通信系回路を配することで、テープカセットに接触していない状態で、不揮発性メモリに対するデータの記録再生を実行できるようにするものである。
【0010】
不揮発性メモリには例えばテープカセットの製造情報、使用履歴情報、磁気テープ上のパーティション情報などが管理情報として記憶される。このように不揮発性メモリに管理情報を記憶するようにすると、磁気テープ上のある特定の領域に管理情報を記録することと比べて各種動作が非常に効率化される。すなわち管理情報の書き込み/読み出しのためにテープ走行を実行させることが不要となり、管理情報の読み出しや更新に要する時間は著しく短縮化される。換言すれば磁気テープ上の位置や動作状況に拘わらず管理情報の書き込み/読み出しが可能となる。またこれにより管理情報の応用範囲が広がり多様かつ有効な制御処理が可能となる。
【0011】
また、従来より、記録容量や記録特性の異なるテープを収納した複数種類のテープカセットが提供されており、例えばカセット本体に識別孔を設けることにより、これらを識別できるようにしていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、8ミリテープを用いた大容量・高速転送レートのテープストリーマー規格「AIT(Advanced Intelligent Tape) 」においては、従来ME(蒸着)テープのみをサポートしていたが、新たにMP(塗布型)テープもサポートしようとしている。MEテープとMPテープでは、磁気特性が違うことから、記録/再生時にドライブ内部の電気パラメータを変更しなければ、それぞれのテープの最高のパフォーマンスを発揮した状態で記録/再生を行うことができない。AITにおいて従来採用しているテープ認識法では、MEテープ及びクリーニングテープのみを認識し、他のフォーマットのテープはイジェクトするようになっていた。したがって、MPテープをサポートするために新たなテープ認識法が必要となった。
【0013】
ここで、カセット本体に識別孔を設けることによりテープカセットの種類を識別する方法では、物理的に識別孔を設けることができる場所が限定されてしまうため、識別可能な種類の数に制限があるので、電気特性の各種パラメータや、メカ制御に用いる各種パラメータが必ずしもそのテープにあった値であるとは限らず、ある程度似通った材質のテープ同士をひとまとめにして分類することになる。したがって、最適なパラメータで記録/再生系を制御することができず、テープの最高のパフォーマンスを発揮している状態ではなかった。
【0014】
また、管理情報を記憶するメモリを備えていない通常のテープカセットを使用する場合、テープストリーマドライブは、そのテープカセットをハンドリング(残容量の管理やテープエンドでのドライブの挙動制御)するためにテープ長やテープ厚といった情報を必要とするが、テープフォーマットがされていないブランクテープの時には、実際にテープを1倍速で走行させてリール径を計測し、リール径の計測値からテープ長を計算することにより得なければならず、また、テープ厚の情報は予め決まった値しか使用できなかった。また、テープフォーマットがされているテープカセットの場合には、先に計測して得られた情報をテープフォーマット時にテープのシステムエリアに記録しておき、ドライブはテープのシステムエリアを読み込むことにより、テープ長やテープ厚などの情報を得なければならなかった。しかしこの場合、テープの電気特性に合わせたパラメータ設定を試行錯誤しながら決定して、テープのシステムエリアを読み込む必要があった。このために、従来のテープストリーマドライブでは、テープのローディングに長い時間を要するという問題点があった。
【0015】
そこで、本発明の目的は、上述の如き従来の実状に鑑み、テープの記録/再生に必要なパラメータの設定を記録媒体の種類に応じて適正に行うことができるようにするために、既成のテープストリーマドライブに対する互換性を確保した状態で各種記録媒体の種類を確実に識別できるようにすることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、デジタルデータを記録するテープ状情報記録媒体と、上記テープ状情報記録媒体のフォーマット情報を含む管理情報を記憶するメモリ手段とを備えたメモリ付カセットの識別方法において、上記メモリ手段に記憶しておくテープ状情報記録媒体の管理情報として媒体識別情報を付加するとともに、テープ状情報記録媒体のリーダーテープ部にテープ状情報記録媒体の種類を示す情報識別マークを設け、上記テープ状情報記録媒体のシステム領域にフォーマット情報を記録するとともに、上記メモリ手段上のフォーマット情報と上記システム領域上のフォーマット情報のどちらを優先するかを示す情報を記録しておき、上記メモリ手段から媒体識別情報を読み出して、上記媒体識別情報に基づいてカセットの識別を行い、上記テープ状情報記録媒体のシステム領域に記録されている情報を確認して、上記メモリ手段上のフォーマット情報と上記システム領域上のフォーマット情報のどちらを優先するかを示す情報に応じて、テープフォーマットを決定し、上記媒体識別情報によるカセットの識別ができない場合に、上記テープ状情報記録媒体のリーダーテープ部から情報識別マークを検出して、情報識別マークに基づいてカセットの識別を行い、上記テープ状情報記録媒体のシステム領域に記録されている情報を確認して、上記テープ状情報記録媒体のシステム領域に記録されているフォーマット情報に基づいて、テープフォーマットを決定することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明は、例えば8ミリテープを用いた大容量・高速転送レートのテープストリーマー規格「AIT(Advanced Intelligent Tape)」に準拠したテープストリーマドライブ(以下、単にAITドライブという)において、ME(蒸着)テープとMP(塗布型)テープをサポートする際に適用される。
【0018】
MEテープとMPテープをサポートするAITドライブでは、図1に示すAIT1モードと図2に示すAIT2モードにおいて、テープの種類(AIT1−ME/MP、AIT2−ME/MP、)とテープフォーマット(AITモード/DDSモード)を判断する必要がある。
【0019】
本発明では、AITのテープカセットに設けられる不揮発性メモリ(MIC:Memory In Cassette)に記録されるアプリケーションID及び媒体種別情報(Physical Tape Characteristic ID)と、テープ上に書かれたシステム領域のデータ及びテープの先頭部分に光学的に検出可能に設けられた情報識別マークを用いて、全てのテープの種類(AIT1−ME/MP、AIT2−ME/MP、)とテープフォーマット(AITモード/DDSモード)を判断する。
【0020】
すなわち、AITテープはMICを搭載しており、予めカセット製造時に搭載されているメモリにAIT MICフォーマットに基づいてフォーマットが施され、MICヘッダ部の情報が記録されている。
【0021】
ここで、AIT−1準拠した接触型メモリ(AIT-1 C-MIC)の論理フォーマットを図3乃至図5に示す。図3は、AIT1 C−MICの論理フォーマットの全体構成を示し、図4は、上記論理フォーマットのマニファクチャパート(Manufacture Part)の構成を示し、図5は、上記論理フォーマットのドライブイニシャライズパート(Drive Initialize Part)の構成を示す。
【0022】
また、AIT−2準拠した接触型メモリ(AIT-2 C-MIC) の論理フォーマットを図6乃至図8に示す。図6は、AIT2 C−MICの論理フォーマットの全体構成を示し、図7は、上記論理フォーマットのマニファクチャパート(Manufacture Part)の構成を示し、図8は、上記論理フォーマットのドライブイニシャライズパート(Drive Initialize Part)の構成を示す。
【0023】
さらに、AIT−2準拠した非接触型メモリ(AIT-2 Remote MIC:以下R−MICという) の論理フォーマットを図9乃至図12に示す。図9は、R−MICの論理フォーマットの全体構成を示し、図10は、上記論理フォーマットのマニファクチャパート(Manufacture Part)の構成を示し、図11は、上記論理フォーマットのドライブイニシャライズパート(Drive Initialize Part)の構成を示し、さらに、図12は、上記論理フォーマットのボリュームタグ(Volume Tags)の構成を示している。この論理フォーマットに従い、AIT−2カセット製造時に組み込まれるR−MICにプリフォーマットされ、AIT−2ドライブでカセットが使用されると同時に、各領域のデータが必要に応じてドライブによって更新される。
【0024】
MICヘッダ(MIC Header)は、カセット製造時の情報やMICの素性を示す情報を記録する領域(Manufacture Part)、MICのデータマネージメント情報を記録する領域(Drive Initialize Part) 、カセットの素性を示す情報を記録する領域(Volume Information, Volume Tags, Accumulative Partition Information)に分かれている。
【0025】
さらに、MICには、この他、テープのフォーマット情報やログが記録されるシステム領域(Partition Information)、ユーザ定義の情報をリード/ライトできるユーザ領域(User Volume Note, User Partition Note)、高速サーチで使用するスーパーハイスピードサーチマップ領域(Super High Speed Serach Map)が存在するが、これらは、図13(A),(B),(C)及び図14(A),(B)に示すように、上記論理フォーマットのMICヘッダ(MIC Header)部以外のメモリフリープール(Memory Free Pool)部に書き込まれ、追加/削除(Append/Delete)される。
【0026】
カセット製造時には、MICヘッダ(MIC Header)のみがフォーマットされ、残りの領域はドライブによりテープがフォーマットされて初めてフォーマットされる。各々の領域の各構成要素にはパリティが付加されている。図15(A),(B),(C)及び図16に示すように、パリティの他に、各データの種類別にリスト構造を構成するポインタ(メモリ内のアドレス情報)等のリンケージ情報を含むセル構造となっている。これらのポインタのマスターポインタが前述のMICヘッダ(MIC Header)内のドライブイニシャライズパート(Drive Initialize Part)に格納されており、ここから各データのポインタを辿っていくことにより、各データを参照することができる。
【0027】
すなわち、AITテープは、フォーマット時に、テープ認識に関する情報として、MICのシステム領域にテープフォーマット情報(Partition Information)が記録され、テープのフォーマット状態がDDSモード(1又は2Partition)又はAITモード(複数Partition)に保持される。
【0028】
そして、この実施の形態では、MICによるテープの種類認識を可能にするために、図17に示すような1バイト構成のアプリケーションID(Application ID)と、図18に示すような2バイト構成の媒体種別情報(Physical Tape Characteristic ID) をMICに定義した。
アプリケーションID(Application ID)には、図17に示すように、AMEカセット(0x00)、MPカセット(0x01)、AME WORMカセット(0x80)、MP WORMカセット(0x81)などが定義されている。
また、テープの種類や性質を示す媒体種別情報(Physical Tape Characteristic ID) は、図18に示すように、Enable Bit (Bit 15)、Magnetic Layer (Bit 14)、Applied Read Head (Bit 13,12)、Extension Area Bit (Bit 11)、Tape Type (Bit 10,9,8)、Tape Thickness (Bit 7,6) 、Tape Length (Bit 5,4,3,2,1,0)の16ビットで構成される。
【0029】
上記媒体種別情報(Physical Tape Characteristic ID)を構成しているEnable Bit (Bit 15)は、このビットが1の時、Bit 7〜0のデータに付け加えて、Bit 14〜8のデータは有効であることを示す。逆に、このビットが0ならば、Bit 14〜8のデータは無効であることを示し、Bit 7〜0のみが有効であることを示す。
【0030】
また、Magnetic Layer (Bit 14)は、このビットが0であれば、テープの磁性層が単層であることを示し、1であればテープの磁性層が二層であることを示す。このビットの情報を用いることにより、テープの磁性層の構造に応じて、例えばメカ制御系によるテンション制御のパラメータや記録/再生系の電気特性、例えば電流値やイコライザ特性などの各種パラメータを適正に制御することが可能になる。
【0031】
また、Applied Read Head (Bit 13,12)は、テープが許容するドライブ搭載の再生ヘッドの種類を2ビットで示す。この2ビットの情報を用いることにより、例えば、ドライブが数種類のヘッドを搭載している場合の再生ヘッドの選択や、テープに適合するヘッドを搭載していない場合に、ドライブによるカセットのイジェクト制御等を行うことが可能になる。
【0032】
また、Extension Area Bit (Bit 11)は、通常このビットは0であり、1のときにMIC内の他の領域に参照すべき関連情報があることを示す。
【0033】
また、Tape Type (Bit 10,9,8)は、テープの最も特徴的な性質を3ビットで表す。この3ビットの情報を用いることにより、ドライブのRF回路や磁気ヘッド等の電気特性を決定する各種パラメータを最適に設定することが可能になる。
【0034】
また、Tape Thickness (Bit 7,6)は、テープの厚さを2ビットで示す。この3ビットの情報を用いることにより、ドライブのメカ制御系の各種パラメータを最適に設定することが可能になる。
【0035】
さらに、Tape Length (Bit 5,4,3,2,1,0)は、テープの長さを6ビットで示す。この6ビットの情報は、残容量、テープエンドでのドライブの挙動制御等に用いられる。
【0036】
上記アプリケーションID(Application ID)及び媒体種別情報(Physical Tape Characteristic ID) を記録する領域は、MIC内にはそれぞれのMICフォーマット別に図4、図7、図10及び図12に網掛けを施して示してあるように、MICヘッダ(MIC Header)内に設けられ、MICヘッダ(MIC Header)の他の情報と同様、カセット製造時にMICにプリフォーマットされる。
また、AITテープ上にはシステム領域が設けられており、このシステム領域にテープフォーマット情報やシステムログアライブ(SyatemLogAlive)情報等が記録されている。システムログアライブ(SyatemLogAlive)情報は、現在のテープフォーマット情報として、MIC上のデータが優先(MICのデータが有効時)であるか、テープ上のデータが優先(MICのデータが無効時)であるかを示す。このシステムログアライブ(SyatemLogAlive)情報が、テープ優先モードである場合には、テープフォーマットがAITモード(複数Partition)にフォーマットされていると、AITのシステムではMIC有効時のみAITモード(複数Partition)が記録可能としているので、ライトプロテクトの状態になる。
【0037】
また、AITテープには、テープ先頭のリーダーテープ部にゼブラパターンと呼ばれる情報識別マーク(AIT1 MEテープには0本、AIT2 MEテープには1本)が光学的に検出可能に設けられている。この実施の形態では、MPテープ認識用に、図19に示すように、AIT2 MPテープには2本、AIT1 MPテープには3本のゼブラパターンを定義することにより、MIC無効時にも、ATIドライブは、このゼブラパターンZPの本数を検出することにより、テープモードを確定することができる。すなわち、0本の場合はAIT1モード,MEテープ、1本の場合はAIT2モード,MEテープ、2本の場合はAIT2モード,MPテープ、3本の場合はAIT1モード,MPテープに確定する。
【0038】
図20は、本発明方法によりテープの認識を行うようにしたAITドライブ100の構成を示すブロックである。
【0039】
このAITドライブ100は、上記テープカセット1の磁気テープ3に対して、ヘリカルスキャン方式により記録/再生を行うようにされている。この図20において回転ドラム11には、例えば2つの記録ヘッド12A、12B及び3つの再生ヘッド13A、13B、13Cが設けられている。記録ヘッド12A、12Bは互いにアジマス角の異なる2つのギャップが極めて近接して配置される構造となっている。再生ヘッド13A、13Bも互いにアジマス角の異なるヘッドとされるが、例えば互いに90度離れた状態で配置される。再生ヘッド13Cは、記録直後の読み出し(いわゆるリードアフターライト)に用いられるヘッドとなる。
【0040】
回転ドラム11はドラムモータ14Aにより回転されるとともに、テープカセット1から引き出された磁気テープ3が巻き付けられる。また、磁気テープ3は、キャプスタンモータ14B及び図示しないピンチローラにより送られる。また磁気テープ3は図22に示すようにリール2A、2Bに巻装されており、各リール2A、2Bはそれぞれリールモータ14C、14Dによりそれぞれ順方向及び逆方向に回転される。
【0041】
ドラムモータ14A、キャプスタンモータ14B、リールモータ14C、14Dはそれぞれメカドライバ17からの電力供給により回転駆動される。メカドライバ17はサーボコントローラ16からの制御に基づいて各モータを駆動する。サーボコントローラ16は各モータの回転速度制御を行って通常の記録再生時の走行や高速再生時のテープ走行、早送り、巻き戻し時のテープ走行などを実行させる。このサーボコントローラ16には、磁気テープ3の先頭部分のリーダーテープ部にゼブラパターンZPと呼ばれる情報識別マークを光学的に検出するゼブラパターン検出器10の検出出力が供給されるようになっている。なお、EEP−ROM18にはサーボコントローラ16が各モータのサーボ制御に用いる定数等が格納されている。サーボコントローラ16はインターフェースコントローラ/ECCフォーマター22(以下、IF/ECCコントローラという)を介してシステム全体の制御処理を実行するシステムコントローラ15と双方向に接続されている。
【0042】
このAITドライブ100においては、データの入出力にSCSIインターフェース20が用いられている。例えばデータ記録時にはホストコンピュータ40から、固定長のレコード(record)という伝送データ単位によりSCSIインターフェース20を介して逐次データが入力され、圧縮/伸長回路21に供給される。なお、このようなテープストリーマドライブシステムにおいては、可変長のデータの集合単位によってホストコンピュータ40よりデータが伝送されるモードも存在する。
【0043】
圧縮/伸長回路21では、入力されたデータについて必要があれば、所定方式によって圧縮処理を施すようにされる。圧縮方式の一例として、例えばLZ符号による圧縮方式を採用するのであれば、この方式では過去に処理した文字列に対して専用のコードが割り与えられて辞書の形で格納される。そして、以降に入力される文字列と辞書の内容とが比較されて、入力データの文字列が辞書のコードと一致すればこの文字列データを辞書のコードに置き換えるようにしていく。辞書と一致しなかった入力文字列のデータは逐次新たなコードが与えられて辞書に登録されていく。このようにして入力文字列のデータを辞書に登録し、文字列データを辞書のコードに置き換えていくことによりデータ圧縮が行われるようにされる。
【0044】
圧縮/伸長回路21の出力は、IF/ECCコントローラ22に供給されるが、IF/ECCコントローラ22においてはその制御動作によって圧縮/伸長回路21の出力をバッファメモリ23に一旦蓄積する。このバッファメモリ23に蓄積されたデータはIF/ECCコントローラ22の制御によって、最終的にグループ(Group)という磁気テープの40トラック分に相当する固定長の単位としてデータを扱うようにされ、このデータに対してECCフォーマット処理が行われる。
【0045】
ECCフォーマット処理としては、記録データについて誤り訂正コードを付加するとともに、磁気記録に適合するようにデータについて変調処理を行ってRF処理部19に供給する。RF処理部19では供給された記録データに対して増幅、記録イコライジング等の処理を施して記録信号を生成し、記録ヘッド12A、12Bに供給する。これにより記録ヘッド12A、12Bから磁気テープ3に対するデータの記録が行われることになる。
【0046】
また、データ再生動作について簡単に説明すると、磁気テープ3の記録データが再生ヘッド13A、13BによりRF再生信号として読み出され、その再生出力はRF処理部19で再生イコライジング、再生クロック生成、2値化、デコード(例えばビタビ復号)などが行われる。このようにして読み出された信号はIF/ECCコントローラ22に供給されて、まず誤り訂正処理等が施される。そしてバッファメモリ23に一時蓄積され、所定の時点で読み出されて圧縮/伸長回路21に供給される。圧縮/伸長回路21では、システムコントローラ15の判断に基づいて、記録時に圧縮/伸長回路21により圧縮が施されたデータであれば、ここでデータ伸長処理を行い、非圧縮データであればデータ伸長処理を行わずにそのままパスして出力される。圧縮/伸長回路21の出力データはSCSIインターフェース20を介して再生データとしてホストコンピュータ40に出力される。
【0047】
また、この図20にはテープカセット1内のリモートメモリチップ4が示されている。このリモートメモリチップ4に対しては、テープカセット1本体がテープストリーマドライブに装填されることで、リモートメモリインターフェース30を介して非接触状態でシステムコントローラ15とデータの入出力が可能な状態となる。リモートメモリインターフェース30としてはデータインターフェース31、RFインターフェース32、アンテナ33が設けられる。
【0048】
このリモートメモリインターフェース30の構成を図21に示す。データインターフェース31は、システムコントローラ15との間のデータのやりとりを行う。後述するように、リモートメモリチップ4に対するデータ転送は、機器側からのコマンドとそれに対応するリモートメモリチップ4からのアクナレッジという形態で行われるが、システムコントローラ15がリモートメモリチップ4にコマンドを発行する際には、データインターフェース31がコマンドデータを受け取り、RFインターフェース32に供給する。またデータインターフェース31はRFインターフェース32に対して搬送波周波数CR(13MHz)を供給する。
【0049】
RFインターフェース32には図21に示すようにコマンド(送信データ)WSを振幅変調(100KHz)して搬送波周波数CRに重畳するとともに、その変調信号を増幅してアンテナ33に給電するRF変調/増幅回路32aが形成されている。このRF変調/増幅回路32aにより、コマンドデータがアンテナ33からテープカセット1内のアンテナ5に対して無線送信される。
【0050】
そして、後述する図22乃至図24に示すような構成のテープカセット1側では、コマンドデータをアンテナ5で受信することでパワーオン状態となり、コマンドで指示された内容に応じてコントローラ4cが動作を行う。例えば書き込みコマンドとともにデータが送信されてきた場合には、送信されてきたデータをEEP−ROM4dに書き込む。
【0051】
また、このようにリモートメモリインターフェース30からコマンドが発せられた際には、リモートメモリチップ4はそれに対応したアクナレッジを発することになる。すなわちリモートメモリチップ4のコントローラ4cはアクナレッジとしてのデータをRF4bで変調・増幅させ、アンテナ5から送信出力する。このようなアクナレッジが送信されてアンテナ33で受信された場合は、その受信信号はRFインターフェース32の整流回路32bで整流された後、コンパレータ32cでデータとして復調される。そしてデータインターフェース31からシステムコントローラ15に供給される。例えばシステムコントローラ15からリモートメモリチップ4に対して読み出しコマンドを発した場合は、リモートメモリチップ4はそれに応じたアクナレッジとしてのコードとともにEEP−ROM4dから読み出したデータを送信してくる。するとそのアクナレッジコード及び読み出したデータが、リモートメモリインターフェース30で受信復調され、システムコントローラ15に供給される。
【0052】
以上のようにこのAITドライブ100は、リモートメモリインターフェース30を有することで、テープカセット1内のリモートメモリチップ4に対してアクセスできることになる。なお、このような非接触でのデータ交換は、データを13MHz帯の搬送波に100KHzの振幅変調で重畳するが、元のデータはパケット化されたデータとなる。すなわちコマンドやアクナレッジとしてのデータに対してヘッダやパリティ、その他必要な情報を付加してパケット化を行い、そのパケットをコード変換してから変調することで、安定したRF信号として送受信できるようにしている。なお、このような非接触インターフェースを実現する技術は本出願人が先に出願し特許登録された技術として紹介されている(特許第2550931号)。
【0053】
S−RAM24,フラッシュROM25には、システムコントローラ15が各種処理に用いるデータが記憶される。例えばフラッシュROM25には制御に用いる定数等が記憶される。またS−RAM24はワークメモリとして用いられたり、リモートメモリチップ4から読み出されたデータ、リモートメモリチップ4に書き込むデータ、テープカセット単位で設定されるモードデータ、各種フラグデータなどの記憶や演算処理などに用いるメモリとされる。なお、S−RAM24,フラッシュROM25は、システムコントローラ15を構成するマイクロコンピュータの内部メモリとして構成してもよく、またバッファメモリ23の領域の一部をワークメモリとして用いる構成としてもよい。
【0054】
AITドライブ100とホストコンピュータ25との間は、上記のようにSCSIインターフェース20を用いて情報の相互伝送が行われるが、システムコントローラ15に対してはホストコンピュータ40がSCSIコマンドを用いて各種の通信を行うことになる。
【0055】
このようなAITドライブ100に対応するテープカセットについて図22乃至図24を参照して説明する。図22は、テープカセットの内部構造を概念的に示す図であり、この図22に示すテープカセット1の内部にはリール2A及び2Bが設けられ、このリール2A及び2B間にテープ幅8mmの磁気テープ3が巻装される。そして、このテープカセット1には不揮発性メモリ及びその制御回路系等を内蔵したリモートメモリチップ4が設けられている。またこのリモートメモリチップ4は後述するテープストリーマドライブやライブラリ装置におけるリモートメモリインターフェース30と無線通信によりデータ伝送を行うことができるものとされ、このためのアンテナ5が設けられている。リモートメモリチップ4には、テープカセットごとの製造情報やシリアル番号情報、テープの厚さや長さ、材質、各パーティションごとの記録データの使用履歴等に関連する情報、ユーザ情報等が記憶される。なお、本明細書では上記リモートメモリチップ4に格納される各種情報は、主として磁気テープ3に対する記録/再生の各種管理のために用いられることから、これらを一括して『管理情報』とも言うことにする。
【0056】
このようにテープカセット筐体内に不揮発性メモリを設け、その不揮発性メモリに管理情報を記憶させ、またこのテープカセットに対応するテープストリーマドライブでは、不揮発性メモリに対する書き込み/読み出しのためのインターフェースを備えるようにし、不揮発性メモリに対して磁気テープに対するデータ記録再生に関する管理情報の読み出しや書き込みを行うことで、磁気テープ3に対する記録再生動作を効率的に行うことができる。例えばローディング/アンローディングの際に磁気テープを例えばテープトップまで巻き戻す必要はなく、すなわち途中の位置でも、ローディング、及びアンローディング可能とすることができる。またデータの編集なども不揮発性メモリ上での管理情報の書換えで実行できる。さらにテープ上でより多数のパーティションを設定し、かつ適切に管理することも容易となる。
【0057】
図23は、テープカセット1の外観斜視図であり、筺体全体は上側ケース6a、下側ケース6b、及びガードパネル8からなり、通常の8ミリVTRに用いられるテープカセットの構成と基本的には同様となっている。なお、このテープカセット1の側面のラベル面9には、端子部6cが設けられているが、これは本例では説明しない接触型のメモリを内蔵したタイプのテープカセットにおいて電極端子が配される部位とされていたもので、本例のように非接触のリモートメモリチップ4を内蔵するタイプでは用いられない。単に装置に対するテープカセット形状の互換性を保つために設けられているのみである。
【0058】
筐体両側面部には、凹部7が形成されている。これは例えば後述するライブラリ装置50が搬送時にテープカセットを保持する部位とされる。
【0059】
リモートメモリチップ4の内部構成を図24に示す。例えばリモートメモリチップ4は半導体ICとして図24に示すようにパワー回路4a、RF処理部4b、コントローラ4c、EEP−ROM4dを有するものとされる。
そして例えばこのようなリモートメモリチップ4がテープカセット1の内部に固定されたプリント基板上にマウントとされ、プリント基板上の銅箔部分でアンテナ5を形成する。
【0060】
このリモートメモリチップ4は非接触にて外部から電力供給を受ける構成とされる。AITドライブ100やライブラリ装置50との間の通信は、例えば13MHz帯の搬送波を用いるが、AITドライブ100やライブラリ装置50からの電波をアンテナ5で受信することで、パワー回路4aが13MHz帯の搬送波を直流電力に変換する。そしてその直流電力を動作電源としてRF処理部4b、コントローラ4c、EEP−ROM4dに供給する。
【0061】
RF処理部4bは受信された情報の復調及び送信する情報の変調を行う。コントローラ4cはRF処理部4bからの受信信号のデコード、及びデコードされた情報(コマンド)に応じた処理、例えばEEP−ROM4dに対する書き込み/読み出し処理などを実行制御する。すなわちリモートメモリチップ4はAITドライブ100やライブラリ装置50からの電波が受信されることでパワーオン状態となり、コントローラ4cが搬送波に重畳されたコマンドによって指示された処理を実行して不揮発性メモリであるEEP−ROM4dのデータを管理する。
【0062】
このAITドライブ100におけるシステムコントローラ22は、テープカセットが挿入され、ローディングを実行する際に、図25のフローチャートに示す手順に従ってAITカセットの識別処理を行う。
【0063】
すなわち、テープカセットが挿入されると、先ず、挿入されたテープカセットがAITカセットであるか否かの判定処理を行い(ステップS1)、その判定結果がNOすなわちAITカセットでない場合には挿入されたテープカセットを排出する(ステップS2)。
【0064】
また、上記ステップS1における判定結果がYESすなわち挿入されたテープカセットがAITカセットである場合には、クリーニングホールが開いているか否かの判定処理を行い(ステップS3)、その判定結果がOPENすなわちクリーニングホールが開いている場合には挿入されたテープカセットを用いてクリーニングテープ処理を行う(ステップS4)。
【0065】
また、上記ステップS3における判定結果がCLOSEすなわちクリーニングホールが閉じている場合には、挿入されたテープカセットにMICが搭載されている否かを判定する(ステップS5)。
【0066】
このステップS5における判定結果がOKすなわち挿入されたテープカセットにMICが搭載されておりそのヘッダが読める場合には、MIC OKルーチンに移り、ステップS5における判定結果がNGすなわち挿入されたテープカセットにMICヘッダが読めない場合には、MIC NGルーチンに移る。
【0067】
ここで、上記ステップS5におけるMICチェック処理では、図26に示すように、R−MICとC−MICのチェックを行う。すなわち、先ず、R−MICのヘッダが読めるか否か判定し(ステップS51)、判定結果がOKすなわちR−MICヘッダが読めた場合には、MIC OKルーチンに移り、判定結果がNGすなわちR−MICヘッダが読めない場合には、さらに、C−MICのヘッダが読めるか否か判定する(ステップS52)。そして、このステップS52における判定結果がOKすなわちC−MICヘッダが読めた場合にもMIC OKルーチンに移る。なお、上記ステップS52における判定結果がNGすなわちC−MICヘッダが読めない場合には、接点回復リトライ処理の回数Nが所定回数S以下であるか否かを判定し(ステップS53)、その判定結果がYESすなわち接点回復リトライ処理の回数Nが所定回数S以下である場合には、接点回復リトライ処理を行い(ステップS54)、上記ステップS52に戻ってC−MICのチェックを繰り返し行い、上記ステップS53における判定結果がNOすなわち接点回復リトライ処理の回数Nが所定回数Sに達した場合には、MIC NGルーチンに移る。
【0068】
このMIC NGルーチンでは、図27に示すように、AIT1 MEモードでテープ上のシステムエリアをチェックし、その後、リバース時にAIT2 MEモードでテープ上のシステムエリアをチェックする(ステップS11)。そしてこのステップS11におけるチェック結果がOKすなわちテープ上のシステムエリアの情報が読める場合には、システムログアライブ(SyatemLogAlive)情報に基づいて、現在のテープフォーマット情報として、MIC上のデータが優先(MICのデータが有効時)であるか、テープ上のデータが優先(MICのデータが無効時)であるかを判定する(ステップS12)。
【0069】
上記ステップS12における判定結果がMICすなわちシステムログアライブ(SyatemLogAlive)情報がMIC上のデータ優先を示している場合には、MICを使用しないモードに設定し、システムログアライブ(SyatemLogAlive)情報をテープ上のデータ優先に変更する(ステップS13)。
【0070】
そして、次にテープのフォーマット状態がDDSモードであるか否かを判定し(ステップS14)、その判定結果がYESすなわちDDSモードである場合には、AIT−X DDSモード(フォーマット:非MICテープ(X=1,2,3・・・)とする(ステップS15)。また、上記ステップS14における判定結果がNOすなわちDDSモードでない場合には、AIT−X AITモード(フォーマット:ライトプロテクトテープ(X=1,2,3・・・)とする(ステップS16)。
【0071】
また、上記ステップS12における判定結果がTAPEすなわちシステムログアライブ(SyatemLogAlive)情報がテープ上のデータ優先を示している場合には、AIT−Xモード(X=1,2,3・・・)とし(ステップS17)、さらに、テープのフォーマット状態がDDSモードであるか否かを判定する(ステップS18)。そして、ステップS18における判定結果がYESすなわちDDSモードである場合には、AIT−X DDSモード(フォーマット:非MICテープ(X=1,2,3・・・)とする(ステップS19)。また、上記ステップS18における判定結果がNOすなわちDDSモードでない場合には、ライトプロテクトテープとする(ステップS20)。
【0072】
さらに、上記ステップS11におけるチェック結果がNGすなわちテープ上のシステムエリアの情報が読めない場合には、AITのライトプロテクトホールが開いているか否かの判定処理を行い(ステップS21)、その判定結果がCLOSEすなわちライトプロテクトホールが閉じている場合には、リール径を用いたテープ長計測処理を行う(ステップS22)。このステップS22におけるテープ長計測処理では、テープを1倍速で走行させてリール径を計測し、リール径の計測値からテープ長を算出する。そして、AIT1非MICブランクテープとする(ステップS23)。
【0073】
また、上記ステップS21における判定結果がOPENすなわちライトプロテクトホールが開いている場合には、上記ゼブラパターン検出器10による検出出力に基づいて、磁気テープ3の先頭部分のリーダーテープ部にゼブラパターンZPと呼ばれる情報識別マークを判定する(ステップS24)。
【0074】
このステップS24における判定の結果、上記ゼブラパターン検出器10により検出されたゼブラパターンZPが0本であった場合には、上記ステップS22に移ってテープ長計測処理を行い、AIT1非MICブランクテープとする(ステップS23)。
【0075】
また、上記ステップS24における判定の結果、検出されたゼブラパターンZPが1本であった場合には、AIT2−MEモードを設定し(ステップS25)、AIT2 MEモードでテープ上のシステムエリアをチェックし(ステップS26)、このステップS26におけるチェック結果がOKすなわちテープ上のシステムエリアの情報が読める場合には、上記ステップS12に移ってシステムログアライブ(SyatemLogAlive)情報に基づいて、現在のテープフォーマット情報として、MIC上のデータが優先(MICのデータが有効時)であるか、テープ上のデータが優先(MICのデータが無効時)であるかを判定する。なお、上記ステップS26におけるチェック結果がNGすなわちテープ上のシステムエリアの情報が読めない場合には、カセット排出のための待機状態となる(ステップS27)。
【0076】
また、上記ステップS24における判定の結果、検出されたゼブラパターンZPが2本であった場合には、AIT2−MPモードを設定し(ステップS28)、AIT2 MPモードでテープ上のシステムエリアをチェックし(ステップS29)、このステップS29におけるチェック結果がOKすなわちテープ上のシステムエリアの情報が読める場合には、上記ステップS12に移ってシステムログアライブ(SyatemLogAlive)情報に基づいて、現在のテープフォーマット情報として、MIC上のデータが優先(MICのデータが有効時)であるか、テープ上のデータが優先(MICのデータが無効時)であるかを判定する。なお、上記ステップS29におけるチェック結果がNGすなわちテープ上のシステムエリアの情報が読めない場合には、カセット排出のための待機状態となる(ステップS30)。
【0077】
さらに、上記ステップS24における判定の結果、検出されたゼブラパターンZPが3本であった場合には、AIT1−MPモードを設定し(ステップS31)、AIT1 MPモードでテープ上のシステムエリアをチェックし(ステップS32)、このステップS32におけるチェック結果がOKすなわちテープ上のシステムエリアの情報が読める場合には、上記ステップS12に移ってシステムログアライブ(SyatemLogAlive)情報に基づいて、現在のテープフォーマット情報として、MIC上のデータが優先(MICのデータが有効時)であるか、テープ上のデータが優先(MICのデータが無効時)であるかを判定する。なお、上記ステップS32におけるチェック結果がNGすなわちテープ上のシステムエリアの情報が読めない場合には、カセット排出のための待機状態となる(ステップS33)。
【0078】
なお、上記ステップS24における判定の結果、検出されたゼブラパターンZPが3本よりも多かった場合には、カセット排出のための待機状態となる(ステップS34)。
【0079】
また、上記MIC OKルーチンでは、図28に示すように、先ずMIC上のデータに基づいてAITモードの設定処理を行う(ステップS40)。そして、設定されたAITモードでテープ上のシステムエリアをチェックする(ステップS41)。このステップS41におけるチェック結果がNGすなわちテープ上のシステムエリアの情報が読めない場合には、AIT−XモードのMICブランクテープとする(ステップS42)。また、このステップS41におけるチェック結果がOKすなわちテープ上のシステムエリアの情報が読める場合には、システムログアライブ(SyatemLogAlive)情報に基づいて、現在のテープフォーマット情報として、MIC上のデータが優先(MICのデータが有効時)であるか、テープ上のデータが優先(MICのデータが無効時)であるかを判定する(ステップS43)。
【0080】
上記ステップS43における判定結果がMICすなわちシステムログアライブ(SyatemLogAlive)情報がMIC上のデータ優先を示している場合には、テープのフォーマット状態がDDSモードであるか否かを判定し(ステップS44)、その判定結果がYESすなわちDDSモードである場合には、AIT−X DDSモード(フォーマット:MICテープ(X=1,2,3・・・))とする(ステップS45)。また、上記ステップS44における判定結果がNOすなわちDDSモードでない場合には、AIT−X AITモード(フォーマット:MICテープ(X=1,2,3・・・))とする(ステップS46)。
【0081】
また、上記ステップS43における判定結果がTAPEすなわちシステムログアライブ(SyatemLogAlive)情報がテープ上のデータ優先を示している場合には、テープのフォーマット状態がDDSモードであるか否かを判定し(ステップS47)、その判定結果がYESすなわちDDSモードである場合には、MICを使用しないモードに設定し、システムログアライブ(SyatemLogAlive)情報をテープ上のデータ優先に変更する(ステップS48)。そして、AIT−X DDSモード(フォーマット:非MICテープ(X=1,2,3・・・))とする(ステップS49)。また、上記ステップS47における判定結果がNOすなわちDDSモードでない場合には、ライトプロテクトテープとする(ステップS50)。
【0082】
ここで、上記MIC OKルーチンにおける上記ステップS40のAITモードの設定処理は、図29のフローチャーチに示す手順に従って行われる。
【0083】
すなわち、AITモードの設定処理では、まずMICデータによりAIT1テープかAIT2テープかを確定し(ステップS141)、次に、媒体種別情報(Physical Tape Characteristic ID)を読み、このAITドライブ100においてサポートしていないMRヘッド用のテープ又はGMR用のテープであるか否かを上記媒体種別情報(Physical Tape Characteristic ID)に基づいて判定する(ステップS142)。
【0084】
このS142における判定の結果、装着されているテープカセットがこのAITドライブ100においてサポートしていないMRヘッド用のテープ又はGMR用のテープである場合には、カセット排出のための待機状態となる(ステップS143)。
【0085】
また、上記S142における判定の結果、装着されているテープカセットがこのAITドライブ100においてサポートしているテープである場合には、アプリケーションID(Application ID)を読み、上記媒体種別情報(Physical Tape Characteristic ID)にあるカセット情報とアプリケーションID(Application ID)にあるカセット情報とが一致するか否かを判定する(ステップS144)。
このS144における判定結果がNGすなわち上記媒体種別情報(Physical Tape Characteristic ID)にあるカセット情報とアプリケーションID(Application ID)にあるカセット情報とが一致していない場合には、カセット排出のための待機状態となる(ステップS145)。
【0086】
そして、上記S144における判定結果がOKすなわち上記媒体種別情報(Physical Tape Characteristic ID)にあるカセット情報とアプリケーションID(Application ID)にあるカセット情報とが一致している場合には、上記アプリケーションID(Application ID)に基づいて、カセットの種類を判定する(ステップS146)。すなわち、このステップS146では、アプリケーションID(Application ID)の値が「0x00」、「0x01」、「0x80」及び「0x81」以外であると判定した場合には、カセット排出のための待機状態となり(ステップS148)、アプリケーションID(Application ID)の値が「0x00」であれば、装着されているテープカセットがAMEカセットであるとし(ステップS147A)、アプリケーションID(Application ID)の値が「0x01」であれば、装着されているテープカセットがMPカセットであるとし(ステップS147B)、アプリケーションID(Application ID)の値が「0x80」であれば、装着されているテープカセットがME WORMカセットであるとし(ステップS147C)、また、アプリケーションID(Application ID)の値が「0x81」であれば、装着されているテープカセットがMP WORMカセットであるとして(ステップS147D)、カセットの種類を確定する(ステップS149)。
【0087】
ここで、MPテープをサポートしていない現行のAIT1、AIT2ドライブでは、アプリケーションID(Application ID)の値が「0x00」のAMEカセット以外はイジェクトされるので、アプリケーションID(Application ID)の値として「0x01」を割り当てたMPカセットが挿入された場合、MIC情報が有効であれば、MIC情報により規則外のフォーマットのテープとしてイジェクトされる。
【0088】
また、MIC情報が無効な場合にも、AIT1MPテープ、AIT2MPテープともに、AIT2のカセットシェルを用いることにより、AIT2のカセットシェルはAIT1のライトプロテクトホールが常にオープンになっているので、AIT1ドライブにMPテープが挿入されたときには、AIT1モードにおいてライトプロテクトになる。さらに、AIT2ドライブは、テープトップのゼブラパターンが2本以上のMPカセットが挿入されると、上記ゼブラパターンが2本以上であることを検出することによって、カセットをイジェクトする。
【0089】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、デジタルデータを記録するテープ状情報記録媒体と、上記テープ状情報記録媒体のフォーマット情報を含む管理情報を記憶するメモリ手段とを備えたメモリ付カセットの識別方法において、上記メモリ手段に記憶しておくテープ状情報記録媒体の管理情報として媒体識別情報を付加するとともに、テープ状情報記録媒体のリーダーテープ部にテープ状情報記録媒体の種類を示す情報識別マークを設け、上記テープ状情報記録媒体のシステム領域にフォーマット情報を記録するとともに、上記メモリ手段上のフォーマット情報と上記システム領域上のフォーマット情報のどちらを優先するかを示す情報を記録しておき、上記メモリ手段から媒体識別情報を読み出して、上記媒体識別情報に基づいてカセットの識別を行い、上記テープ状情報記録媒体のシステム領域に記録されている情報を確認して、上記メモリ手段上のフォーマット情報と上記システム領域上のフォーマット情報のどちらを優先するかを示す情報に応じて、テープフォーマットを決定し、上記媒体識別情報によるカセットの識別ができない場合に、上記テープ状情報記録媒体のリーダーテープ部から情報識別マークを検出して、情報識別マークに基づいてカセットの識別を行い、上記テープ状情報記録媒体のシステム領域に記録されている情報を確認して、上記テープ状情報記録媒体のシステム領域に記録されているフォーマット情報に基づいて、テープフォーマットを決定することにより、既成のテープストリーマドライブに対する互換性を確保した状態で各種記録媒体の種類を確実に識別してテープフォーマットを決定することができ、これにより、テープの記録/再生に必要なパラメータの設定を記録媒体の種類に応じて適正に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 MEテープとMPテープをサポートするAITドライブにおいてAIT1モードにおいて判断する必要があるAIT1フォーマットタイプを模式的に示す図である。
【図2】 MEテープとMPテープをサポートするAITドライブにおいてAIT2モードにおいて判断する必要があるAIT2フォーマットタイプを模式的に示す図である。
【図3】 上記テープカセットに搭載されるAIT1 C−MICの論理フォーマットの全体構成を示す図である。
【図4】 上記論理フォーマットのマニファクチャパート(Manufacture Part)の構成を示す図である。
【図5】 上記論理フォーマットのドライブイニシャライズパート(Drive Initialize Part)の構成を示す図である。
【図6】 上記テープカセットに搭載されるAIT2 C−MICの論理フォーマットの全体構成を示す図である。
【図7】 上記論理フォーマットのマニファクチャパート(Manufacture Part)の構成を示す図である。
【図8】 上記論理フォーマットのドライブイニシャライズパート(Drive Initialize Part)の構成を示す図である。
【図9】 上記テープカセットに搭載されるAIT2 R−MICの論理フォーマットの全体構成を示す図である。
【図10】 上記論理フォーマットのマニファクチャパート(Manufacture Part)の構成を示す図である。
【図11】 上記論理フォーマットのドライブイニシャライズパート(Drive Initialize Part)の構成を示す図である。
【図12】 上記論理フォーマットのボリュームタグ(Volume Tags)の構成を示す図である。
【図13】 上記論理フォーマットのメモリフリープール(Memory Free Pool)部に書き込まれるシステムデータ(System Data)やユーザデータ(User Data)が追加/削除(Append/Delete)される状態を示す図である
【図14】 上記論理フォーマットのメモリフリープール(Memory Free Pool)部に書き込まれるシステムデータ(System Data)やユーザデータ(User Data)が追加/削除(Append/Delete)される状態を示す図である
【図15】 上記論理フォーマットのメモリフリープール(Memory Free Pool)部に書き込まれるデータセル構造を示す図である
【図16】 上記論理フォーマットのメモリフリープール(Memory Free Pool)部に書き込まれるデータセル構造を示す図である
【図17】 アプリケーションID(Application ID)の構成を示す図である。
【図18】 媒体種別情報(Physical Tape Characteristic ID)の構成を示す図である。
【図19】 AITテープのリーダーテープ部に設けられた情報識別マークを示す図である。
【図20】
本発明を適用したAITドライブの構成を示すブロック図である。
【図21】
上記AITドライブに用いたリモートメモリインターフェースの構成を示す回路図である。
【図22】 上記AITドライブに対応したテープカセットの内部構造を概略的に示す説明図である。
【図23】 上記テープカセットの外観を示す斜視図である。
【図24】 上記テープカセットに設けられるリモートメモリチップのブロック図である。
【図25】 上記AITライブのシステムコントローラによるテープローディング時に実行されるAITカセットの識別処理の手順を示すフローチャートである。
【図26】 上記AITカセットの識別処理におけるMICチェック処理の具体的な手順を示すフローチャートである。
【図27】 上記AITカセットの識別処理におけるMIC NGルーチンの具体的な処理内容を示すフローチャートである。
【図28】 上記AITカセットの識別処理におけるMIC OKルーチンの具体的な処理内容を示すフローチャートである。
【図29】 上記MIC OKルーチンにおけるAITモードの設定処理の具体的な手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 テープカセット、3 磁気テープ、4 リモートメモリチップ、5 アンテナ、10 ゼブラパターン検出器、11 回転ドラム、12A,12B記録ヘッド、13A,13B,13C 再生ヘッド、15 システムコントローラ、16 サーボコントローラ、17 メカドライバ、19 RF処理部、20 SCSIインターフェイス、21 圧縮/伸長回路、22 IFコントローラ/ECCフォーマター、23 バッファメモリ、30 リモートメモリインターフェース、33 アンテナ、40 ホストコンピュータ、50 ライブラリ装置
100 AITドライブ

Claims (5)

  1. デジタルデータを記録するテープ状情報記録媒体と、上記テープ状情報記録媒体のフォーマット情報を含む管理情報を記憶するメモリ手段とを備えたメモリ付カセットの識別方法において、
    上記メモリ手段に記憶しておくテープ状情報記録媒体の管理情報として媒体識別情報を付加するとともに、テープ状情報記録媒体のリーダーテープ部にテープ状情報記録媒体の種類を示す情報識別マークを設け、
    上記テープ状情報記録媒体のシステム領域にフォーマット情報を記録するとともに、上記メモリ手段上のフォーマット情報と上記システム領域上のフォーマット情報のどちらを優先するかを示す情報を記録しておき、
    上記メモリ手段から媒体識別情報を読み出して、上記媒体識別情報に基づいてカセットの識別を行い、上記テープ状情報記録媒体のシステム領域に記録されている情報を確認して、上記メモリ手段上のフォーマット情報と上記システム領域上のフォーマット情報のどちらを優先するかを示す情報に応じて、テープフォーマットを決定し、
    上記媒体識別情報によるカセットの識別ができない場合に、上記テープ状情報記録媒体のリーダーテープ部から情報識別マークを検出して、情報識別マークに基づいてカセットの識別を行い、上記テープ状情報記録媒体のシステム領域に記録されている情報を確認して、上記テープ状情報記録媒体のシステム領域に記録されているフォーマット情報に基づいて、テープフォーマットを決定する
    ことを特徴とするメモリ付カセットの識別方法。
  2. 上記媒体識別情報によるカセットの識別ができない場合に、上記テープ状情報記録媒体のシステム領域に記録されていた上記メモリ手段上のフォーマット情報と上記システム領域上のフォーマット情報のどちらを優先するかを示す情報が上記メモリ手段上のフォーマット情報を優先することを示していたときには、上記優先するフォーマット情報を示す情報を上記システム領域上のフォーマット情報を優先することを示す情報に変更する請求項1記載のメモリ付カセットの識別方法。
  3. 上記媒体識別情報として、テープ状情報記録媒体の用途に対応した第1の媒体識別情報と上記テープ状情報記録媒体の物理的な性質に対応した第2の媒体識別情報を上記メモリ手段から媒体識別情報を読み出して、カセットの識別を行う請求項1記載のメモリ付カセットの識別方法。
  4. 新たなテープ状情報記録媒体の媒体識別情報として、既成のテープドライブで規則外とされる値を割り付ける請求項1記載のメモリ付カセットの識別方法。
  5. 新たなテープ状情報記録媒体の種類を示す情報識別マークとして、既成のテープドライブで規則外とされる値を割り付ける請求項1記載のメモリ付カセットの識別方法。
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