JP2002050093A - メモリ付カセット及びその記録再生装置 - Google Patents

メモリ付カセット及びその記録再生装置

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JP2002050093A JP2000232462A JP2000232462A JP2002050093A JP 2002050093 A JP2002050093 A JP 2002050093A JP 2000232462 A JP2000232462 A JP 2000232462A JP 2000232462 A JP2000232462 A JP 2000232462A JP 2002050093 A JP2002050093 A JP 2002050093A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープの記録/再生に必要な媒体種別情報を
簡単に且つ迅速に取得して、媒体種別情報に応じた動作
制御を行うことができるようにする。 【解決手段】テープローディング時に、システムコント
ローラ15によりテープカセット1のリモートメモリチ
ップ4の媒体種別情報領域から媒体種別情報を読み出
し、この媒体種別情報に基づいて記録/再生系の動作モ
ードを決定し、上記媒体種別情報に応じた動作制御を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデータスト
レージ用途などに用いるテープカセットなどであってデ
ジタルデータを記録するテープ状情報記録媒体の管理情
報を記憶するメモリ手段を備えたメモリ付カセット及び
その記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータを磁気テープに記録及び
/又は再生するテープ記録及び/又は再生装置として、
いわゆるテープストリーマが知られている。テープスト
リーマは、記録媒体であるテープカセットに収納される
磁気テープのテープ長にもよるが、数十〜数百ギガバイ
ト程度の膨大なデータを記録することが可能であり、コ
ンピュータに内蔵されるハードディスク等の記録される
データを保存するバックアップ用に広く利用されてい
る。また、データ量の大きな画像データを保存するため
に用いる場合にも有用である。
【0003】テープストリーマとして、8ミリVTR用
のテープカセットと同様にテープ幅を8mmの磁気テー
プを収納したテープカセットを記録媒体に用い、回転磁
気ヘッド装置を用いたヘリカルスキャン方式によりデー
タの記録及び/又は再生を行うものが用いられている。
【0004】テープ幅を8mmとなす磁気テープを収納
したテープカセットを記録媒体として用いるテープスト
リーマは、記録及び/又は再生データの入出力インター
フェイスとして例えばSCSI(Small Computer Syste
m Interface )が用いられている。
【0005】このテープストリーマは、データの記録時
に例えばホストコンピュータから供給されるデータがS
CSIインターフェイスを介して入力される。この入力
データは所定の固定長のデータ群単位で伝送され、入力
されたデータは必要があれば所定方式による圧縮処理が
施され、一旦バッファメモリに蓄積される。バッファメ
モリに蓄積されたデータは、所定のグループといわれる
固定長の単位ごとに記録及び/又は再生系に対して供給
され回転ヘッドにより磁気テープに記録される。
【0006】また、再生時には、磁気テープに記録され
たデータが回転ヘッドによって読み出され、一旦バッフ
ァメモリに蓄えられる。バッファメモリに記録されたデ
ータは、記録時に圧縮が施されたものであれば伸長処理
が施されて、SCSIインターフェイスを介してホスト
コンピュータに伝送される。
【0007】ところで、上述のようなテープストリーマ
ドライブとホストコンピュータ、及びテープカセットよ
りなるデータストレージシステムにおいては、テープカ
セット内に不揮発性メモリを収納し、磁気テープに対し
ての記録再生動作などに関する各種管理情報を不揮発性
メモリに格納するようにしたものが開発されている。
【0008】この不揮発性メモリに対しては、テープス
トリーマドライブが対応するコネクタ端子を備えるよう
にしてアクセスを行うようにしている。また近年、不揮
発性メモリとともにアンテナ及び無線通信系回路をテー
プカセット内に配し、不揮発性メモリに対するアクセス
を非接触状態で実行するものも開発されている。すなわ
ちテープストリーマドライブ等にも無線通信系回路を配
することで、テープカセットに接触していない状態で、
不揮発性メモリに対するデータの記録再生を実行できる
ようにするものである。
【0009】不揮発性メモリには例えばテープカセット
の製造情報、使用履歴情報、磁気テープ上のパーティシ
ョン情報などが管理情報として記憶される。このように
不揮発性メモリに管理情報を記憶するようにすると、磁
気テープ上のある特定の領域に管理情報を記録すること
と比べて各種動作が非常に効率化される。すなわち管理
情報の書き込み/読み出しのためにテープ走行を実行さ
せることが不要となり、管理情報の読み出しや更新に要
する時間は著しく短縮化される。換言すれば磁気テープ
上の位置や動作状況に拘わらず管理情報の書き込み/読
み出しが可能となる。またこれにより管理情報の応用範
囲が広がり多様かつ有効な制御処理が可能となる。
【0010】また、従来より、記録容量や記録特性の異
なるテープを収納した複数種類のテープカセットが提供
されており、例えばカセット本体に識別孔を設けること
により、これらを識別できるようにしていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カセット本
体に識別孔を設けることによりテープカセットの種類を
識別する方法では、物理的に識別孔を設けることができ
る場所が限定されてしまうので、識別可能な種類の数に
制限があるので、電気特性の各種パラメータや、メカ制
御に用いる各種パラメータが必ずしもそのテープにあっ
た値であるとは限らず、ある程度似通った材質のテープ
同士をひとまとめにして分類することになる。したがっ
て、最適なパラメータで記録/再生系を制御することが
できず、テープの最高のパフォーマンスを発揮している
状態ではなかった。
【0012】また、管理情報を記憶するメモリを備えて
いない通常のテープカセットを使用する場合、テープス
トリーマドライブは、そのテープカセットをハンドリン
グ(残容量の管理やテープエンドでのドライブの挙動制
御)するためにテープ長やテープ厚といった情報を必要
とするが、テープフォーマットがされていないブランク
テープの時には、実際にテープを1倍速で走行させてリ
ール径を計測し、リール径の計測値からテープ長を計算
することにより得なければならず、また、テープ厚の情
報は予め決まった値しか使用できなかった。また、テー
プフォーマットがされているテープカセットの場合に
は、先に計測して得られた情報をテープフォーマット時
にテープのシステムエリアに記録しておき、ドライブは
テープのシステムエリアを読み込むことにより、テープ
長やテープ厚などの情報を得なければならなかった。し
かしこの場合、テープの電気特性に合わせたパラメータ
設定を試行錯誤しながら決定して、テープのシステムエ
リアを読み込む必要があった。このために、従来のテー
プストリーマドライブでは、テープのローディングに長
い時間を要するという問題点があった。
【0013】そこで、本発明の目的は、上述の如き従来
の実状に鑑み、テープの記録/再生に必要な媒体種別情
報を簡単に且つ迅速に取得して、媒体種別情報に応じた
動作制御を行うことができるようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るメモリ付カ
セットは、デジタルデータを記録するテープ状情報記録
媒体と、上記テープ状情報記録媒体の管理情報を記憶す
るメモリ手段を備え、上記メモリ手段にテープ状情報記
録媒体の媒体種別情報を記録した媒体種別情報領域を設
けたことを特徴とする。
【0015】また、本発明は、デジタルデータを記録す
るテープ状情報記録媒体と、上記テープ状情報記録媒体
の管理情報を記憶するメモリ手段を備え、上記メモリ手
段にテープ状情報記録媒体の媒体種別情報を記録した媒
体種別情報領域を設けたメモリ付カセットに対応した情
報記録再生装置であって、上記テープ状情報記録媒体の
ローディング時に、上記メモリ手段の媒体種別情報領域
から媒体種別情報を読み出し、この媒体種別情報に基づ
いて記録/再生系の動作モードを決定し、上記媒体種別
情報に応じた動作制御を制御手段を備えることを特徴と
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】本発明は、例えば図1に示すような構成の
テープストリーマドライブ10に適用される。
【0018】このテープストリーマドライブ10は、上
記テープカセット1の磁気テープ3に対して、ヘリカル
スキャン方式により記録/再生を行うようにされてい
る。この図1において回転ドラム11には、例えば2つ
の記録ヘッド12A、12B及び3つの再生ヘッド13
A、13B、13Cが設けられる。記録ヘッド12A、
12Bは互いにアジマス角の異なる2つのギャップが究
めて近接して配置される構造となっている。再生ヘッド
13A、13Bも互いにアジマス角の異なるヘッドとさ
れるが、例えば90度離れた状態で配置される。再生ヘ
ッド13Cは、記録直後の読み出し(いわゆるリードア
フターライト)に用いられるヘッドとなる。
【0019】回転ドラム11はドラムモータ14Aによ
り回転されるとともに、テープカセット1から引き出さ
れた磁気テープ3が巻き付けられる。また、磁気テープ
3は、キャプスタンモータ14B及び図示しないピンチ
ローラにより送られる。また磁気テープ3は図3に示す
ようにリール2A、2Bに巻装されており、各リール2
A、2Bはそれぞれリールモータ14C、14Dにより
それぞれ順方向及び逆方向に回転される。
【0020】ドラムモータ14A、キャプスタンモータ
14B、リールモータ14C、14Dはそれぞれメカド
ライバ17からの電力供給により回転駆動される。メカ
ドライバ17はサーボコントローラ16からの制御に基
づいて各モータを駆動する。サーボコントローラ16は
各モータの回転速度制御を行って通常の記録再生時の走
行や高速再生時のテープ走行、早送り、巻き戻し時のテ
ープ走行などを実行させる。なおEEP−ROM18に
はサーボコントローラ16が各モータのサーボ制御に用
いる定数等が格納されている。サーボコントローラ16
はインターフェースコントローラ/ECCフォーマター
22(以下、IF/ECCコントローラという)を介し
てシステム全体の制御処理を実行するシステムコントロ
ーラ15と双方向に接続されている。
【0021】このテープストリーマドライブ10におい
ては、データの入出力にSCSIインターフェイス20
が用いられている。例えばデータ記録時にはホストコン
ピュータ40から、固定長のレコード(record)
という伝送データ単位によりSCSIインターフェイス
20を介して逐次データが入力され、圧縮/伸長回路2
1に供給される。なお、このようなテープストリーマド
ライブシステムにおいては、可変長のデータの集合単位
によってホストコンピュータ40よりデータが伝送され
るモードも存在する。
【0022】圧縮/伸長回路21では、入力されたデー
タについて必要があれば、所定方式によって圧縮処理を
施すようにされる。圧縮方式の一例として、例えばLZ
符号による圧縮方式を採用するのであれば、この方式で
は過去に処理した文字列に対して専用のコードが割り与
えられて辞書の形で格納される。そして、以降に入力さ
れる文字列と辞書の内容とが比較されて、入力データの
文字列が辞書のコードと一致すればこの文字列データを
辞書のコードに置き換えるようにしていく。辞書と一致
しなかった入力文字列のデータは逐次新たなコードが与
えられて辞書に登録されていく。このようにして入力文
字列のデータを辞書に登録し、文字列データを辞書のコ
ードに置き換えていくことによりデータ圧縮が行われる
ようにされる。
【0023】圧縮/伸長回路21の出力は、IF/EC
Cコントローラ22に供給されるが、IF/ECCコン
トローラ22においてはその制御動作によって圧縮/伸
長回路21の出力をバッファメモリ23に一旦蓄積す
る。このバッファメモリ23に蓄積されたデータはIF
/ECCコントローラ22の制御によって、最終的にグ
ループ(Group)という磁気テープの40トラック
分に相当する固定長の単位としてデータを扱うようにさ
れ、このデータに対してECCフォーマット処理が行わ
れる。
【0024】ECCフォーマット処理としては、記録デ
ータについて誤り訂正コードを付加するとともに、磁気
記録に適合するようにデータについて変調処理を行って
RF処理部19に供給する。RF処理部19では供給さ
れた記録データに対して増幅、記録イコライジング等の
処理を施して記録信号を生成し、記録ヘッド12A、1
2Bに供給する。これにより記録ヘッド12A、12B
から磁気テープ3に対するデータの記録が行われること
になる。
【0025】また、データ再生動作について簡単に説明
すると、磁気テープ3の記録データが再生ヘッド13
A、13BによりRF再生信号として読み出され、その
再生出力はRF処理部19で再生イコライジング、再生
クロック生成、2値化、デコード(例えばビタビ復号)
などが行われる。このようにして読み出された信号はI
F/ECCコントローラ22に供給されて、まず誤り訂
正処理等が施される。そしてバッファメモリ23に一時
蓄積され、所定の時点で読み出されて圧縮/伸長回路2
1に供給される。圧縮/伸長回路21では、システムコ
ントローラ15の判断に基づいて、記録時に圧縮/伸長
回路21により圧縮が施されたデータであればここでデ
ータ伸長処理を行い、非圧縮データであればデータ伸長
処理を行わずにそのままパスして出力される。圧縮/伸
長回路21の出力データはSCSIインターフェイス2
0を介して再生データとしてホストコンピュータ25に
出力される。
【0026】また、この図1にはテープカセット1内の
リモートメモリチップ4が示されている。このリモート
メモリチップ4に対しては、テープカセット1本体がテ
ープストリーマドライブに装填されることで、リモート
メモリインターフェース30を介して非接触状態でシス
テムコントローラ15とデータの入出力が可能な状態と
なる。リモートメモリインターフェース30としてはデ
ータインターフェース31、RFインターフェース3
2、アンテナ33が設けられる。
【0027】このリモートメモリインターフェース30
の構成を図2に示す。データインターフェース31は、
システムコントローラ15との間のデータのやりとりを
行う。後述するように、リモートメモリチップ4に対す
るデータ転送は、機器側からのコマンドとそれに対応す
るリモートメモリチップ4からのアクナレッジという形
態で行われるが、システムコントローラ15がリモート
メモリチップ4にコマンドを発行する際には、データイ
ンターフェース31がコマンドデータを受け取り、RF
インターフェース32に供給する。またデータインター
フェース31はRFインターフェース32に対して搬送
波周波数CR(13MHz)を供給する。
【0028】RFインターフェース32には図2に示す
ようにコマンド(送信データ)WSを振幅変調(100
KHz)して搬送波周波数CRに重畳するとともに、そ
の変調信号を増幅してアンテナ33に給電するRF変調
/増幅回路32aが形成されている。このRF変調/増
幅回路32aにより、コマンドデータがアンテナ33か
らテープカセット1内のアンテナ5に対して無線送信さ
れる。
【0029】そして、後述する図3乃至図5に示すよう
にな構成のテープカセット1側では、コマンドデータを
アンテナ5で受信することでパワーオン状態となり、コ
マンドで指示された内容に応じてコントローラ4cが動
作を行う。例えば書き込みコマンドとともに送信されて
きたデータをEEP−ROM4dに書き込む。
【0030】また、このようにリモートメモリインター
フェース30からコマンドが発せられた際には、リモー
トメモリチップ4はそれに対応したアクナレッジを発す
ることになる。すなわちリモートメモリチップ4のコン
トローラ4cはアクナレッジとしてのデータをRF4b
で変調・増幅させ、アンテナ5から送信出力する。この
ようなアクナレッジが送信されてアンテナ33で受信さ
れた場合は、その受信信号はRFインターフェース32
の整流回路32bで整流された後、コンパレータ32c
でデータとして復調される。そしてデータインターフェ
ース31からシステムコントローラ15に供給される。
例えばシステムコントローラ15からリモートメモリチ
ップ4に対して読み出しコマンドを発した場合は、リモ
ートメモリチップ4はそれに応じたアクナレッジとして
のコードとともにEEP−ROM4dから読み出したデ
ータを送信してくる。するとそのアクナレッジコード及
び読み出したデータが、リモートメモリインターフェー
ス30で受信復調され、システムコントローラ15に供
給される。
【0031】以上のようにテープストリーマドライブ1
0は、リモートメモリインターフェース30を有するこ
とで、テープカセット1内のリモートメモリチップ4に
対してアクセスできることになる。なお、このような非
接触でのデータ交換は、データを13MHz帯の搬送波
に100KHzの振幅変調で重畳するが、元のデータは
パケット化されたデータとなる。すなわちコマンドやア
クナレッジとしてのデータに対してヘッダやパリティ、
その他必要な情報を付加してパケット化を行い、そのパ
ケットをコード変換してから変調することで、安定した
RF信号として送受信できるようにしている。なお、こ
のような非接触インターフェースを実現する技術は本出
願人が先に出願し特許登録された技術として紹介されて
いる(特許第2550931号)。
【0032】S−RAM24,フラッシュROM25
は、システムコントローラ15が各種処理に用いるデー
タが記憶される。例えばフラッシュROM25には制御
に用いる定数等が記憶される。またS−RAM24はワ
ークメモリとして用いられたり、リモートメモリチップ
4から読み出されたデータ、リモートメモリチップ4に
書き込むデータ、テープカセット単位で設定されるモー
ドデータ、各種フラグデータなどの記憶や演算処理など
に用いるメモリとされる。なお、S−RAM24,フラ
ッシュROM25は、システムコントローラ15を構成
するマイクロコンピュータの内部メモリとして構成して
もよく、またバッファメモリ23の領域の一部をワーク
メモリ24として用いる構成としてもよい。
【0033】テープストリーマドライブ10とホストコ
ンピュータ25間は上記のようにSCSIインターフェ
ース20を用いて情報の相互伝送が行われるが、システ
ムコントローラ15に対してはホストコンピュータ40
がSCSIコマンドを用いて各種の通信を行うことにな
る。
【0034】このようなテープストリーマドライブ10
に対応するテープカセットについて図3乃至図5を参照
して説明する。図3は、テープカセットの内部構造を概
念的に示す図であり、この図3に示すテープカセット1
の内部にはリール2A及び2Bが設けられ、このリール
2A及び2B間にテープ幅8mmの磁気テープ3が巻装
される。そして、このテープカセット1には不揮発性メ
モリ及びその制御回路系等を内蔵したリモートメモリチ
ップ4が設けられている。またこのリモートメモリチッ
プ4は後述するテープストリーマドライブやライブラリ
装置におけるリモートメモリインターフェース30と無
線通信によりデータ伝送を行うことができるものとさ
れ、このためのアンテナ5が設けられている。リモート
メモリチップ4には、テープカセットごとの製造情報や
シリアル番号情報、テープの厚さや長さ、材質、各パー
ティションごとの記録データの使用履歴等に関連する情
報、ユーザ情報等が記憶される。なお、本明細書では上
記リモートメモリチップ4に格納される各種情報は、主
として磁気テープ3に対する記録/再生の各種管理のた
めに用いられることから、これらを一括して『管理情
報』とも言う。
【0035】このようにテープカセット筐体内に不揮発
性メモリを設け、その不揮発性メモリに管理情報を記憶
させ、またこのテープカセットに対応するテープストリ
ーマドライブでは、不揮発性メモリに対する書き込み/
読み出しのためのインターフェースを備えるようにし、
不揮発性メモリに対して磁気テープに対するデータ記録
再生に関する管理情報の読み出しや書き込みを行うこと
で、磁気テープ3に対する記録再生動作を効率的に行う
ことができる。例えばローディング/アンローディング
の際に磁気テープを例えばテープトップまで巻き戻す必
要はなく、すなわち途中の位置でも、ローディング、及
びアンローディング可能とすることができる。またデー
タの編集なども不揮発性メモリ上での管理情報の書換え
で実行できる。さらにテープ上でより多数のパーティシ
ョンを設定し、かつ適切に管理することも容易となる。
【0036】図4は、テープカセット1の外観斜視図で
あり、筺体全体は上側ケース6a、下側ケース6b、及
びガードパネル8からなり、通常の8ミリVTRに用い
られるテープカセットの構成と基本的には同様となって
いる。なお、このテープカセット1の側面のラベル面9
には、端子部6cが設けられているが、これは本例では
説明しない接触型のメモリを内蔵したタイプのテープカ
セットにおいて電極端子が配される部位とされていたも
ので、本例のように非接触のリモートメモリチップ4を
内蔵するタイプでは用いられない。単に装置に対するテ
ープカセット形状の互換性を保つために設けられている
のみである。
【0037】筐体両側面部には、凹部7が形成されてい
る。これは例えば後述するライブラリ装置50が搬送時
にテープカセットを保持する部位とされる。
【0038】リモートメモリチップの構成及び記録され
るデータリモートメモリチップ4の内部構成を図5に示
す。例えばリモートメモリチップ4は半導体ICとして
図5に示すようにパワー回路4a、RF処理部4b、コ
ントローラ4c、EEP−ROM4dを有するものとさ
れる。そして例えばこのようなリモートメモリチップ4
がテープカセット1の内部に固定されたプリント基板上
にマウントされ、プリント基板上の銅箔部分でアンテナ
5を形成する。
【0039】このリモートメモリチップ4は非接触にて
外部から電力供給を受ける構成とされる。後述するテー
プストリーマドライブ10やライブラリ装置50との間
の通信は、例えば13MHz帯の搬送波を用いるが、テ
ープストリーマドライブ10やライブラリ装置50から
の電波をアンテナ5で受信することで、パワー回路4a
が13MHz帯の搬送波を直流電力に変換する。そして
その直流電力を動作電源としてRF処理部4b、コント
ローラ4c、EEP−ROM4dに供給する。
【0040】RF処理部4bは受信された情報の復調及
び送信する情報の変調を行う。コントローラ4cはRF
処理部4bからの受信信号のデコード、及びデコードさ
れた情報(コマンド)に応じた処理、例えばEEP−R
OM4dに対する書き込み/読み出し処理などを実行制
御する。すなわちリモートメモリチップ4はテープスト
リーマドライブ10やライブラリ装置50からの電波が
受信されることでパワーオン状態となり、コントローラ
4cが搬送波に重畳されたコマンドによって指示された
処理を実行して不揮発性メモリであるEEP−ROM4
dのデータを管理する。
【0041】ここで、このテープストリーマドライブ1
0は、8ミリテープを用いた大容量・高速転送レートの
テープストリーマー規格「AIT(Advanced Intelligen
t Tape)」に準拠したドライブである。
【0042】テープストリーマドライブ10で取り扱う
テープカセット1は、予めカセット製造時に搭載されて
いるメモリにAIT MICフォーマットに基づいてフ
ォーマットが施され、MICヘッダ部の情報が記録され
ている。
【0043】ここで、AIT−1準拠した接触型メモリ
(AIT-1 C-MIC)の論理フォーマットを図6乃至図8に示
す。図6は、AIT1 C−MICの論理フォーマット
の全体構成を示し、図7は、上記論理フォーマットのマ
ニファクチャパート(Manufacture Part)の構成を示し、
図8は、上記論理フォーマットのドライブイニシャライ
ズパート(Drive Initialize Part)の構成を示す。
【0044】また、AIT−2準拠した接触型メモリ(A
IT-2 C-MIC) の論理フォーマットを図9乃至図11に示
す。図9は、AIT2 C−MICの論理フォーマット
の全体構成を示し、図10は、上記論理フォーマットの
マニファクチャパート(Manufacture Part)の構成を示
し、図11は、上記論理フォーマットのドライブイニシ
ャライズパート(Drive Initialize Part)の構成を示
す。
【0045】さらに、AIT−2準拠した非接触型メモ
リ(AIT-2 Remote MIC:以下R−MICという) の論理フ
ォーマットを図12乃至図15に示す。図12は、R−
MICの論理フォーマットの全体構成を示し、図13
は、上記論理フォーマットのマニファクチャパート(Man
ufacture Part)の構成を示し、図14は、上記論理フォ
ーマットのドライブイニシャライズパート(Drive Initi
alize Part)の構成を示し、さらに、図15は、上記論
理フォーマットのボリュームタグ(Volume Tags)の構成
を示している。この論理フォーマットに従い、AITカ
セット製造時に組み込まれるそれぞれのMICにプリフ
ォーマットされ、AITドライブでカセットが使用され
ると同時に、各領域のデータが必要に応じてドライブに
よって更新される。
【0046】MICヘッダ(MIC Header)は、カセット製
造時の情報やMICの素性を示す情報を記録する領域(M
anufacture Part)、MICのデータマネージメント情報
を記録する領域(Drive Initialize Part) 、カセットの
素性を示す情報を記録する領域(Volume Information, V
olume Tags, Accumulative Partition Information)に
分かれている。
【0047】さらに、MICには、この他、テープのフ
ォーマット情報やログが記録されるシステム領域(Parti
tion Information)、ユーザ定義の情報をリード/ライ
トできるユーザ領域(User Volume Note, User Partitio
n Note)、高速サーチで使用するスーパーハイスピード
サーチマップ領域(Super High Speed Serach Map)が存
在するが、これらは、図16(A),(B),(C)及
び図17(A),(B)に示すように、上記論理フォー
マットのMICヘッダ(MIC Header)部以外のメモリフリ
ープール(Memory Free Pool)部に書き込まれ、追加/削
除(Append/Delete)される。
【0048】カセット製造時には、MICヘッダ(MIC H
eader)のみがフォーマットされ、残りの領域はドライブ
によりテープがフォーマットされて初めてフォーマット
される。各々の領域の各構成要素にはパリティが付加さ
れている。図18(A),(B),(C)及び図19に
示すように、パリティの他に、各データの種類別にリス
ト構造を構成するポインタ(メモリ内のアドレス情報)
等のリンケージ情報を含むセル構造となっている。これ
らのポインタのマスターポインタが前述のMICヘッダ
(MIC Header)内のドライブイニシャライズパート(Drive
Initialize Part)に格納されており、ここから各デー
タのポインタを辿っていくことにより、書くデータを参
照することができる。
【0049】テープの種類や性質を示す媒体種別情報(P
hysical Tape Characteristic ID)は、図20に示すよ
うに、Enable Bit (Bit 15)、Magnetic Layer (Bit 1
4)、Applied Read Head (Bit 13,12)、Extension Area
Bit (Bit 11)、Tape Type (Bit10,9,8)、Tape Thicknes
s (Bit 7,6) 、Tape Length (Bit 5,4,3,2,1,0)の16
ビットで構成される。上記媒体種別情報(Physical Tape
Characteristic ID) を記録する領域は、MIC内には
それぞれのMICフォーマット別に図7、図10及び図
15に網掛けを施して示してあるように、MICヘッダ
(MIC Header)内に設けられ、MICヘッダ(MIC Header)
の他の情報と同様、カセット製造時にMICにプリフォ
ーマットされる。
【0050】上記媒体種別情報(Physical Tape Charact
eristic ID)を構成しているEnableBit (Bit 15)は、こ
のビットが1の時、Bit 7〜0のデータに付け加えて、Bi
t 14〜8のデータは有効であることを示す。逆に、この
ビットが0ならば、Bit 14〜8のデータは無効であるこ
とを示し、Bit 7〜0のみが有効であることを示す。
【0051】また、Magnetic Layer (Bit 14)は、この
ビットが0であれば、テープの磁性層が単層であること
を示し、1であればテープの磁性層が二層であることを
示す。このビットの情報を用いることにより、テープの
磁性層の構造に応じて、例えばメカ制御系によるテンシ
ョン制御のパラメータや記録/再生系の電気特性例えば
電流値やイコライザ特性などの各種パラメータを適性に
制御することが可能になる。
【0052】また、Applied Read Head (Bit 13,12)
は、テープが許容するドライブ搭載の再生ヘッドの種類
を2ビットで示す。この2ビットの情報を用いることに
より、例えば、ドライブが数種類のヘッドを搭載してい
る場合の再生ヘッドの選択や、テープに適合するヘッド
を搭載していない場合に、ドライブによるカセットのイ
ジェクト制御等を行うことが可能になる。
【0053】また、Extension Area Bit (Bit 11)は、
通常このビットは0であり、1のときにMIC内の他の
領域に参照すべき関連情報があることを示す。
【0054】また、Tape Type (Bit 10,9,8)は、テープ
の最も特徴的な性質を3ビットで表す。この3ビットの
情報を用いることにより、ドライブのRF回路や磁気ヘ
ッド等の電気特性を決定する各種パラメータを最適に設
定することが可能になる。
【0055】また、Tape Thickness (Bit 7,6)は、テー
プの厚さを2ビットで示す。この3ビットの情報を用い
ることにより、ドライブのメカ制御系の各種パラメータ
を最適に設定することが可能になる。
【0056】さらに、Tape Length (Bit 5,4,3,2,1,0)
は、テープの長さを6ビットで示す。この6ビットの情
報は、残容量、テープエンドでのドライブの挙動制御等
に用いられる。
【0057】このテープストリーマドライブ10におけ
るシステムコントローラ22は、カセットが挿入され、
ローディングを実行する際に、図21のフローチャート
に示す手順に従ってモードやパラメータの設定制御を行
う。
【0058】すなわち、MICのヘッダをチェックし
(ステップS1)、MICヘッダがOKであれば、MI
Cから媒体種別情報(Physical Tape Characteristic I
D)を読み込む(ステップS2)。
【0059】次に、読み込んだ媒体種別情報(Physical
Tape Characteristic ID)のEnableBit (Bit 15)が1で
あるかを判定する(ステップS3)。このステップS3
における判定結果がYESすなわちEnable Bit (Bit 1
5)が1で媒体種別情報(Physical Tape Characteristic
ID)のBit 14〜8のデータが有効であるときには、次にEx
tension Area Bit (Bit 11)が1であるか否かを判定す
る(ステップS4)。また、上記ステップS3における
判定結果がNOすなわちEnable Bit (Bit 15)が0で媒
体種別情報(Physical Tape Characteristic ID)のBit 1
4〜8のデータが無効であるときには、ステップS8に進
んでテープ厚とテープ長を設定する。
【0060】そして、上記ステップS4における判定結
果がYESすなわちExtension AreaBit (Bit 11)が1で
MIC内の他の領域に参照すべき関連情報がある場合に
は、MIC内の他の領域ある参照すべき関連情報を読み
込んでその他のデータの設定を行って(ステップS
5)、ステップS6に進む。また、上記ステップS4に
おける判定結果がNOすなわちExtension Area Bit (Bi
t 11)が0でMIC内の他の領域に参照すべき関連情報
がない場合には、上記媒体種別情報(Physical Tape Cha
racteristic ID)に基づいて各種モードの設定やパラメ
ータの設定を行う。具体的には、Magnetic Layer (Bit
14)、Applied Read Head (Bit 13,12)やTape Type (Bit
10,9,8)の各情報により、最適ヘッドの選択、記録/再
生電流の設定やメカ制御系の各種パラメータを行う(ス
テップS6)。
【0061】次に、上記ステップS6で設定された各種
パラメータなど設定状態がこのドライブに対応して適正
であるか否か否かを判定する(ステップS7)。このス
テップS7の判定結果がOKすなわち適性な設定状態で
あれば上記媒体種別情報(Physical Tape Characteristi
c ID)のTape Thickness (Bit 7,6) 及びTape Length(Bi
t 5,4,3,2,1,0)に基づいてテープ厚とテープ長を設定す
る(ステップS8)。
【0062】次に、MICからシステムデータを読み込
み(ステップS9)、読み込んだシステムデータに基づ
いてシステム領域にテープを移動する(ステップS1
0)。
【0063】そして、テープのシステム領域からのシス
テムデータの読み込みを正常に行えるか否かを判定する
(ステップS11)。
【0064】上記ステップS11の判定結果がOKすな
わちテープのシステム領域からのシステムデータの読み
込みを正常に行えた場合には、ローディング時の設定制
御処理を終了する。
【0065】なお、上記ステップS7の判定結果がNG
すなわち適性な設定状態でない場合、また、上記ステッ
プS11の判定結果がNGすなわちテープのシステム領
域からのシステムデータの読み込みを正常に行えない場
合には、装着されているテープカセットがこのドライブ
に非対応のものであるとして、テープカセットをイジェ
クトして(ステップS12)、処理を終了する。
【0066】また、上記ステップS1の判定結果がNG
すなわちMICがない場合には、システム領域にテープ
を移動して(ステップS13)、順番に各種モードの設
定やパラメータの設定を行う。具体的には、順番にヘッ
ドの選択、記録/再生電流の設定やメカ制御系の各種パ
ラメータを行う(ステップS14)。
【0067】そして、テープのシステム領域からのシス
テムデータの読み込みを正常に行えるか否かを判定する
(ステップS15)。
【0068】このステップS15における判定結果がN
Gすなわちシステムデータの読み込みを正常に行えなか
った場合には、他のモードが存在するか否かを判定し
(ステップS16)、その判定結果がYESすなわち他
のモードが存在する場合には上記ステップS14に戻っ
てモードやパラメータの再設定する。
【0069】上記ステップS15における判定結果がO
Kすなわちシステムデータの読み込みを正常に行えた場
合には、テープのシステム領域から媒体種別情報(Physi
calTape Characteristic ID)を読み込み(ステップS1
7)、テープ厚とテープ長を設定して(ステップS1
8)、ローディング時の設定制御処理を終了する。
【0070】また、上記ステップS16の判定結果がN
Oすなわち他のモードが存在しない場合には、テープを
1倍速で走行させてリール径を計測し、リール径の計測
値からテープ長を算出して(ステップS19)、ローデ
ィング時の設定制御処理を終了する。
【0071】このように上記媒体種別情報(Physical Ta
pe Characteristic ID) をカセット製造時に予めMIC
に書き込んでおくことにより、ドライブは、テープロー
ディング時に、テープ自体の読み込みや識別孔の確認な
どを必要とすることなく、MICからその情報を読み込
むだけで、テープを記録/再生するために必要な情報を
得ることができる。これにより、従来よりも遙かにテー
プを細かく識別可能とし、ローディング時に要する時間
も短縮することができる。
【0072】すなわち、ドライブは、テープローディン
グ時に、MICから上記媒体種別情報(Physical Tape C
haracteristic ID)を読み込むだけで、テープを特定化
し、テープへの記録/再生制御系のモードを決定するた
めに必要な情報を得ることができる。
【0073】また、ドライブは、テープを走行させるこ
となく、MICから上記媒体種別情報(Physical Tape C
haracteristic ID)を読み込むだけで、テープ長やテー
プ厚を知ることができる。
【0074】さらに、ドライブは、MICから上記媒体
種別情報(Physical Tape Characteristic ID)を読み込
むことにより、RF回路や磁気ヘッドなどの電気特性を
一意に決定することができるので、これらの電気特性の
パラメータを決定するために、テープローディング時に
実際にテープを走行させ、各種パラメータを変化させな
がら記録/再生を行った電気特性を決定する必要がな
い。
【0075】従って、ローディング時に要する時間も短
縮することができる。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、デジタ
ルデータを記録するテープ状情報記録媒体の管理情報を
記憶するメモリ手段にテープ状情報記録媒体の媒体種別
情報を記録した媒体種別情報領域を設けたことにより、
ドライブは、テープローディング時に、テープ自体の読
み込みや識別孔の確認などを必要とすることなく、上記
メモリ手段からその情報を読み込むだけで、テープを記
録/再生するために必要な情報を得ることができる。こ
れにより、従来よりも遙かにテープを細かく識別可能と
し、ローディング時に要する時間も短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したテープストリーマドライブの
構成を示すブロック図である。
【図2】上記テープストリーマドライブに用いたリモー
トメモリインターフェースの構成を示す回路図である。
【図3】 上記テープストリーマドライブに対応したテ
ープカセットの内部構造を概略的に示す説明図である。
【図4】 上記テープカセットの外観を示す斜視図であ
る。
【図5】 上記テープカセットに設けられるリモートメ
モリチップのブロック図である。
【図6】 上記テープカセットに搭載されるAIT1
C−MICの論理フォーマットの全体構成を示す図であ
る。
【図7】 上記論理フォーマットのマニファクチャパー
ト(Manufacture Part)の構成を示す図である。
【図8】 上記論理フォーマットのドライブイニシャラ
イズパート(Drive Initialize Part)の構成を示す図で
ある。
【図9】 上記テープカセットに搭載されるAIT2
C−MICの論理フォーマットの全体構成を示す図であ
る。
【図10】 上記論理フォーマットのマニファクチャパ
ート(Manufacture Part)の構成を示す図である。
【図11】 上記論理フォーマットのドライブイニシャ
ライズパート(Drive Initialize Part)の構成を示す図
である。
【図12】 上記テープカセットに搭載されるAIT2
R−MICの論理フォーマットの全体構成を示す図で
ある。
【図13】 上記論理フォーマットのマニファクチャパ
ート(Manufacture Part)の構成を示す図である。
【図14】 上記論理フォーマットのドライブイニシャ
ライズパート(Drive Initialize Part)の構成を示す図
である。
【図15】 上記論理フォーマットのボリュームタグ(V
olume Tags)の構成を示す図である。
【図16】 上記論理フォーマットのメモリフリープー
ル(Memory Free Pool)部に書き込まれるシステムデー
タ(System Data)やユーザデータ(User Data)が追加/削
除(Append/Delete)される状態を示す図である
【図17】 上記論理フォーマットのメモリフリープー
ル(Memory Free Pool)部に書き込まれるシステムデー
タ(System Data)やユーザデータ(User Data)が追加/削
除(Append/Delete)される状態を示す図である
【図18】 上記論理フォーマットのメモリフリープー
ル(Memory Free Pool)部に書き込まれるデータセル構
造を示す図である
【図19】 上記論理フォーマットのメモリフリープー
ル(Memory Free Pool)部に書き込まれるデータセル構
造を示す図である
【図20】 媒体種別情報(Physical Tape Characteris
tic ID)の構成を示す図である。
【図21】 上記テープストリーマドライブのシステム
コントローラによるテープローディング時の設定制御動
作の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 テープカセット、3 磁気テープ、4 リモートメ
モリチップ、5 アンテナ、10 テープストリーマド
ライブ、11 回転ドラム、12A,12B記録ヘッ
ド、13A,13B,13C 再生ヘッド、15 シス
テムコントローラ、16 サーボコントローラ、17
メカドライバ、19 RF処理部、20SCSIインタ
ーフェイス、21 圧縮/伸長回路、22 IFコント
ローラ/ECCフォーマター、23 バッファメモリ、
30 リモートメモリインターフェース、33 アンテ
ナ、40 ホストコンピュータ、50 ライブラリ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高山 佳久 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 5D105 AC11 AF13 BC20 BC31 BC33 BC35 PB05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルデータを記録するテープ状情報
    記録媒体と、 上記テープ状情報記録媒体の管理情報を記憶するメモリ
    手段を備え、 上記メモリ手段にテープ状情報記録媒体の媒体種別情報
    を記録した媒体種別情報領域を設けたことを特徴とする
    メモリ付カセット。
  2. 【請求項2】 上記媒体種別情報領域には、媒体種別情
    報として情報記録層の種類に関する情報を記録したこと
    を特徴とする請求項1記載のメモリ付カセット。
  3. 【請求項3】 上記媒体種別情報領域には、媒体種別情
    報として情報記録層の構造に関する情報を記録したこと
    を特徴とする請求項1記載のメモリ付カセット。
  4. 【請求項4】 デジタルデータを記録するテープ状情報
    記録媒体と、上記テープ状情報記録媒体の管理情報を記
    憶するメモリ手段を備え、上記メモリ手段にテープ状情
    報記録媒体の媒体種別情報を記録した媒体種別情報領域
    を設けたメモリ付カセットに対応した情報記録再生装置
    であって、 上記テープ状情報記録媒体のローディング時に、上記メ
    モリ手段の媒体種別情報領域から媒体種別情報を読み出
    し、この媒体種別情報に基づいて記録/再生系の動作モ
    ードを決定し、上記媒体種別情報に応じた動作制御を行
    う制御手段を備えることを特徴とする情報記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記テープ状情報記録
    媒体のローディング時に、上記媒体種別情報に基づいて
    記録/再生系の電気特性を決定するパラメータを設定す
    ることを特徴とする請求項4記載の情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、上記テープ状情報記録
    媒体のローディング時に、さらに上記メカ制御系のパラ
    メータを設定することを特徴とする請求項5記載の情報
    記録再生装置。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、上記テープ状情報記録
    媒体のローディング時に、上記媒体種別情報に基づい
    て、非対応のテープカセットをイジェクトする制御を行
    うことを特徴とする請求項4記載の情報記録再生装置。
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