JPH10308088A - 記録再生装置および方法、入出力装置および方法、記憶装置、送出装置、並びに情報処理装置および方法 - Google Patents

記録再生装置および方法、入出力装置および方法、記憶装置、送出装置、並びに情報処理装置および方法

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JPH10308088A
JPH10308088A JP9325603A JP32560397A JPH10308088A JP H10308088 A JPH10308088 A JP H10308088A JP 9325603 A JP9325603 A JP 9325603A JP 32560397 A JP32560397 A JP 32560397A JP H10308088 A JPH10308088 A JP H10308088A
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JP9325603A
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English (en)
Inventor
Yasuhisa Nakajima
康久 中嶋
Hiroo Ueda
啓夫 上田
Kenji Hamamoto
賢治 濱本
Shinichi Sugiyama
伸一 杉山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセットなどの記録媒体を再生装置にセット
したり、再生することなく、録画内容のインデックスを
読み取る。 【解決手段】 カセット100がVTR41のコンパー
トメント93に挿入されたとき、スイッチ94が押下さ
れ、カセット100がセットされたことがマイコン95
によって認識される。このとき、マイコン95は、リー
ダライタ21を制御し、アンテナ22−1を介してメモ
リカード1に記憶されているカセット100の内容に関
するデータを読み出し、出力する。カセット100がコ
ンパートメント93の外にあるとき、マイコン95は、
リーダライタ21を制御し、アンテナ22−2を介して
メモリカード1に記憶されているカセット100の内容
に関するデータを読み出し、出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生装置およ
び方法、入出力装置および方法、記憶装置、送出装置、
並びに情報処理装置および方法に関し、例えば、記録さ
れた情報に関するインデックスを容易に知ることができ
るようにした記録再生装置および方法、入出力装置およ
び方法、記憶装置、送出装置、並びに情報処理装置およ
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】映像や音声を記録、再生するVTR(vi
deo tape recorder)や光ディスク装置等に用いられる
カセットテープや光ディスクは、通常、記録した情報の
インデックス、例えば記録した情報の内容や記録年月日
等を書き込んだインデックスカードを用いて管理され
る。このインデックスカードは、通常、裏面に糊が付け
られており、カセットテープやディスクに貼り付けるこ
とができるようになされている。従って、ユーザは、こ
のインデックスカードをカセットテープやディスクに張
り付け、記録した情報の内容や記録日時等を書き込む。
【0003】また、テープナビゲーションと称した機能
を有する電子機器もある。これは、カセットやディスク
を記録再生装置本体にセットすると、巻き戻して頭出し
を行い、一旦再生してその内容を表示するものである。
また、カセットテープにカセットテープのシリアル番号
に対応するバーコードが印刷されたシールを張り付け、
カセットテープを識別し、各カセットテープに記録した
情報のインデックスを本体側で記憶しておくようにする
ものもある。この場合、カセットテープを本体側にセッ
トすると、カセットテープに記録された情報に関するイ
ンデックスが画面に表示される。
【0004】また、カセットテープやディスクをレンタ
ルする用途では、その貸し出しの管理を台帳若しくはコ
ンピュータを用いて行っている。その場合、例えば、カ
セットテープやディスクのシリアル番号等の管理情報を
表すバーコードが印刷されたシール等をカセットテープ
やディスクに貼り付けるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インデ
ックスカードは、ユーザ自身が記録内容や記録日時等を
記入して管理しなければならない。その場合、インデッ
クスカードには、手書き若しくはプリンタ等を利用して
記入しなければならず、非常に面倒である課題があっ
た。
【0006】また、記録後、時間が経過すると、記録し
た内容を忘れてしまう場合がある。その場合、ユーザは
再生、早送り、巻き戻し等を行ってその内容を確認し、
記録内容や記録時刻等を記入しなければならず、面倒で
ある課題があった。
【0007】また、テープナビゲーションと称した機能
を有する電子機器もあるが、カセットやディスクを巻き
戻して頭出しを行い、一旦再生しないと、その内容を知
ることができない。また、カセットテープにカセットテ
ープのシリアル番号に対応するバーコードが印刷された
シールを張り付け、カセットテープを識別し、各カセッ
トテープに記録した情報のインデックスを本体側で記憶
しておくようにするものもある。しかしながら、この場
合、カセットテープを本体側にセットしなければなら
ず、面倒である課題があった。
【0008】また、カセットテープやディスクをレンタ
ルする用途では、貸し出し期間や使用頻度(再生された
回数)等の情報を、カセットテープやディスクから入手
することは不可能である課題があった。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、カセットテープやディスクの管理を容易に
するとともに、カセットテープやディスクの様々な情報
を得ることができるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記録再
生装置は、記憶装置との間で情報の送受信を行う複数の
送受信手段と、送受信手段を切り換える切り換え手段
と、切り換え手段によって切り換えられた送受信手段を
介して、記憶装置に記憶された情報を読み出す読み出し
手段と、切り換え手段によって切り換えられた送受信手
段を介して、記憶装置に記憶された情報を更新するため
の更新情報を供給する供給手段とを備えることを特徴と
する。
【0011】請求項9に記載の記録再生方法は、複数の
送受信装置を介して、記憶装置との間で情報の送受信を
行うとき、送受信装置を切り換え、切り換えられた送受
信装置を介して、記憶装置に記憶された情報を読み出す
とともに、切り換えられた送受信装置を介して、記憶装
置に記憶された情報を更新することを特徴とする。
【0012】請求項10に記載の入出力装置は、データ
が記録される記録媒体に装着され、記録媒体に記録され
たデータに関する情報を記憶する記憶装置との間で、情
報の送受信を行う送受信手段と、送受信手段を介して、
記憶装置に記憶された情報を読み出す読み出し手段と、
読み出し手段によって読み出された情報を出力する出力
手段とを備えることを特徴とする。
【0013】請求項14に記載の入出力方法は、データ
が記録される記録媒体に装着され、記録媒体に記録され
たデータに関する情報を記憶する記憶装置との間で、情
報の送受信を行い、記憶装置に記憶された情報を読み出
し、読み出した情報を出力することを特徴とする。
【0014】請求項15に記載の記憶装置は、情報を記
憶し、外部装置との間で情報の送受信を行う記憶装置で
あって、情報を記憶する記憶手段と、外部装置から供給
される電力を入力する電力入力手段と、記憶手段に記憶
されている情報を、外部装置に提供する提供手段と、外
部装置から供給された情報に基づいて、記憶手段に記憶
された情報の更新を行う更新手段とを備えることを特徴
とする。
【0015】請求項17に記載の情報処理装置は、記録
媒体を再生する再生手段と、記憶装置から、そこに記憶
されている情報を受信する受信手段と、再生手段により
再生された情報に対して、受信手段で受信した情報を追
加変更する追加変更手段とを備えることを特徴とする。
【0016】請求項18に記載の情報処理方法は、記録
媒体を再生する再生ステップと、記憶装置から、そこに
記憶されている情報を受信する受信ステップと、再生ス
テップで再生された情報に対して、受信ステップで受信
した情報を追加変更する追加変更ステップとを備えるこ
とを特徴とする。
【0017】請求項19に記載の送出装置は、記録媒体
に記録すべき第1の情報に、第1の情報に関する第2の
情報を重畳する重畳手段と、重畳手段によって第2の情
報が重畳された第1の情報を送出する送出手段とを備え
ることを特徴とする。
【0018】請求項1に記載の記録再生装置において
は、複数の送受信手段が、記憶装置との間で情報の送受
信を行い、切り換え手段が、送受信手段を切り換え、読
み出し手段が、切り換え手段によって切り換えられた送
受信手段を介して、記憶装置に記憶された情報を読み出
し、供給手段が、切り換え手段によって切り換えられた
送受信手段を介して、記憶装置に記憶された情報を更新
するための更新情報を供給する。
【0019】請求項9に記載の記録再生方法において
は、複数の送受信装置を介して、記憶装置との間で情報
の送受信を行うとき、送受信装置を切り換え、切り換え
られた送受信装置を介して、記憶装置に記憶された情報
を読み出すとともに、切り換えられた送受信装置を介し
て、記憶装置に記憶された情報を更新する。
【0020】請求項10に記載の入出力装置において
は、送受信手段が、データが記録される記録媒体に装着
され、記録媒体に記録されたデータに関する情報を記憶
する記憶装置との間で、情報の送受信を行い、読み出し
手段が、送受信手段を介して、記憶装置に記憶された情
報を読み出し、出力手段が、読み出し手段によって読み
出された情報を出力する。
【0021】請求項14に記載の入出力方法において
は、データが記録される記録媒体に装着され、記録媒体
に記録されたデータに関する情報を記憶する記憶装置と
の間で、情報の送受信を行い、記憶装置に記憶された情
報を読み出し、読み出した情報を出力する。
【0022】請求項15に記載の記憶装置においては、
記憶手段が情報を記憶し、電力入力手段が、外部装置か
ら供給される電力を入力し、提供手段が、記憶手段に記
憶されている情報を外部装置に提供し、更新手段が、外
部装置から供給された情報に基づいて、記憶手段に記憶
された情報の更新を行う。
【0023】請求項17に記載の情報処理装置において
は、再生手段が記録媒体を再生し、受信手段が記憶装置
から、そこに記憶されている情報を受信し、追加変更手
段が再生手段により再生された情報に対して、受信手段
で受信した情報を追加変更する。
【0024】請求項18に記載の情報処理方法において
は、記録媒体を再生し、記憶装置から、そこに記憶され
ている情報を受信し、再生ステップで再生された情報に
対して、受信ステップで受信した情報を追加変更する。
【0025】請求項19に記載の送出装置においては、
重畳手段が、記録媒体に記録すべきデータに、記憶装置
が記憶すべき情報を重畳し、送出手段が、重畳手段によ
って情報が重畳されたデータを送出する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明するが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各
手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするた
めに、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但
し、一例)を付加して、本発明の特徴を記述すると、次
のようになる。
【0027】即ち、請求項1に記載の記録再生装置は、
所定の情報を記憶する記憶装置が装着された記録媒体に
対して、データの記録および再生を行う記録再生装置に
おいて、記憶装置との間で情報の送受信を行う複数の送
受信手段(例えば、図9のアンテナ22−1,22−
2)と、送受信手段を切り換える切り換え手段(例え
ば、図9のスイッチ94)と、切り換え手段によって切
り換えられた送受信手段を介して、記憶装置に記憶され
た情報を読み出す読み出し手段(例えば、図9のマイコ
ン95)と、切り換え手段によって切り換えられた送受
信手段を介して、記憶装置に記憶された情報を更新する
ための更新情報を供給する供給手段(例えば、図9のマ
イコン95)とを備えることを特徴とする。
【0028】請求項3に記載の記録再生装置は、記録媒
体を収納する収納手段(例えば、図9のコンパートメン
ト93)をさらに備え、切り換え手段は、記録媒体が収
納手段の中にあるか否かに基づいて、送受信手段を切り
換えることを特徴とする。
【0029】請求項5に記載の記録再生装置は、記憶装
置に対して電力の供給を行う電力供給手段(例えば、図
9のアンテナ22−1,22−2)をさらに備えること
を特徴とする。
【0030】請求項8に記載の記録再生装置は、記憶装
置が、情報を記憶する記憶手段(例えば、図1のEEP
ROM9)と、電力供給手段から供給される電力を入力
する電力入力手段(例えば、図1のアンテナ2および電
源回路12と、図10のアンテナ111と電源回路1
2)と、記憶手段に記憶されている情報を、送受信手段
を介して読み出し手段に提供する提供手段(例えば、図
1のアンテナ2とマイコン7)と、送受信手段を介して
更新手段から供給された更新情報に基づいて、記憶手段
に記憶された情報の更新を行う更新手段(例えば、図1
のマイコン7)とを備えることを特徴とする。
【0031】請求項10に記載の入出力装置は、データ
が記録される記録媒体に装着され、記録媒体に記録され
たデータに関する情報を記憶する記憶装置との間で、情
報の送受信を行う送受信手段(例えば、図2のアンテナ
22)と、送受信手段を介して、記憶装置に記憶された
情報を読み出す読み出し手段(例えば、図2のマイコン
27)と、読み出し手段によって読み出された情報を出
力する出力手段(例えば、図7の表示部71a)とを備
えることを特徴とする。
【0032】請求項11に記載の入出力装置は、送受信
手段を介して、記憶装置に記憶された情報を更新する更
新手段(例えば、図2のマイコン27)をさらに備える
ことを特徴とする。
【0033】請求項15に記載の記憶装置は、情報を記
憶し、外部装置との間で情報の送受信を行う記憶装置で
あって、情報を記憶する記憶手段(例えば、図1のEE
PROM9)と、外部装置から供給される電力を入力す
る電力入力手段(例えば、図1の電源回路12)と、記
憶手段に記憶されている情報を、外部装置に提供する提
供手段(例えば、図1のアンテナ2とマイコン7)と、
外部装置から供給された情報に基づいて、記憶手段に記
憶された情報の更新を行う更新手段(例えば、図1のマ
イコン7)とを備えることを特徴とする。
【0034】請求項17に記載の情報処理装置は、記録
媒体を再生する再生手段(例えば図33のステップS8
1)と、記憶装置から、そこに記憶されている情報を受
信する受信手段(例えば図33のステップS84)と、
再生手段により再生された情報に対して、受信手段で受
信した情報を追加変更する追加変更手段(例えば図33
のステップS85)とを備えることを特徴とする。
【0035】請求項19に記載の送出装置は、所定の情
報を記憶する記憶装置が装着された記録媒体に対して、
データの記録または再生を行う記録再生装置に、データ
および情報を送出する送出装置であって、記録媒体に記
録すべきデータに、記憶装置が記憶すべき情報を重畳す
る重畳手段(例えば、図20の多重化回路114)と、
重畳手段によって情報が重畳されたデータを送出する送
出手段(例えば、図20の送信回路115)とを備える
ことを特徴とする。
【0036】請求項21に記載の記憶装置は、情報を記
憶する記憶手段(例えば、図1のEEPROM9)と、
外部装置から供給される電力を入力する電力入力手段
(例えば、図1の電源回路12)と、記憶手段に記憶さ
れている情報を、外部装置に提供する提供手段(例え
ば、図1のアンテナ2とマイコン7)と、外部装置から
供給された情報に基づいて、記憶手段に記憶された情報
の更新を行う更新手段(例えば、図1のマイコン7)と
を備えることを特徴とする。
【0037】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0038】図1は、本発明の記憶装置を適用した非接
触型メモリカードの構成例を示すブロック図である。非
接触型メモリカード(以下、適宜、メモリカードと略記
する)1を構成するアンテナ2は、後述する非接触型メ
モリカードリーダライタ(以下、適宜、リーダライタと
略記する)21からの電波を受信し、受信した電波に対
応する信号を同調回路3および電源回路12に供給する
ようになされている。同調回路3は、アンテナ2より供
給された信号から、メモリカード1とリーダライタ21
との間の通信に用いられる搬送波周波数を抽出するよう
になされている。
【0039】増幅回路4は、入力された信号を所定のレ
ベルにまで増幅した後、出力するようになされている。
復調回路5は、搬送波周波数に変調された信号を復調
し、対応する所定のデータに変換するようになされてい
る。通信制御回路6は、データの送受信を切り換えるよ
うになされている。マイコン(マイクロコンピュータ)
7は、ROM(read only memory)8に記憶された制御
プログラムに従って各部を制御するようになされてい
る。また、通信制御回路6を介して供給されたデータの
うち、記憶しておく必要のあるデータを適宜、EEPR
OM(electricallyerasable and programmable read o
nly memory)9に供給するようになされている。
【0040】EEPROM9は、マイコン7より供給さ
れたデータを記憶するようになされている。変調回路1
0は、通信制御回路6より供給されたデータを搬送波周
波数の信号に変調し、出力するようになされている。増
幅回路11は、変調回路10より供給された搬送波周波
数に変調された信号を、通信に必要なレベルにまで増幅
するようになされている。そして、アンテナ2は、増幅
回路11によって増幅された搬送波周波数の信号を電波
によって送信するようになされている。
【0041】次に、その動作について説明する。まず、
リーダライタ21から送信された電波を受信し、それを
EEPROM9に記憶させる場合の処理手順について説
明する。アンテナ2によって受信されたリーダライタ2
1からの電波は、対応する電気信号に変換され、同調回
路3に供給される。同調回路3は、アンテナ2より供給
された信号のうち、所定の搬送波周波数に対応する信号
だけを抽出し、増幅回路4に供給する。増幅回路4は、
同調回路3より供給された信号を所定の信号レベルにま
で増幅した後、復調回路5に供給する。
【0042】復調回路5は、増幅回路4より供給された
信号を復調し、通信制御回路6に供給する。通信制御回
路6は、この場合、受信モードに切り換えられており、
復調回路5より供給された信号をディジタルのデータに
変換した後、マイコン7に供給する。通信制御回路6よ
りマイコン7に供給されたデータは、マイコン7により
記憶しておくべきデータであるか否かが判定され、判定
の結果に基づいて、適宜、EEPROM9に供給され、
記憶される。
【0043】アンテナ2より供給された電気信号は、電
源回路12にも供給される。ここでは、リーダライタ2
1から送信される搬送波との電磁結合により、エネルギ
ーが取り出され、必要な電力が各部に供給される。この
ように、メモリカード1には、外部から電源が供給され
る。
【0044】次に、通信制御回路6より供給されたリー
ダライタ21からのデータ(コマンド)が、EEPRO
M9に記憶されているデータの伝送要求である場合の動
作について説明する。マイコン7は、通信制御回路6を
介してデータの送信要求に対応するデータ(コマンド)
を受信すると、EEPROM9から、そこに記憶されて
いるデータを読み出し、読み出したデータを通信制御回
路6に供給する。通信制御回路6は、動作モードを送信
モードに切り換え、マイコン7より供給されたデータを
変調回路10に供給する。
【0045】変調回路10は、通信制御回路6より供給
された信号を搬送波周波数に変調し、増幅回路11に供
給する。増幅回路11は、変調回路10より供給された
信号を、通信に必要なレベルにまで増幅する。増幅回路
11によって増幅された信号は、アンテナ2を介して送
信される。
【0046】図2は、本発明の入出力装置を適用した非
接触型リーダライタの構成例を示している。アンテナ2
2は、メモリカード1に対して所定の信号を送信した
り、メモリカード1との間の通信を行うために、所定の
搬送波の送受信を行うようになされている。また、メモ
リカード1に対して電源を供給するための磁界を発生す
るようにもなされている。
【0047】同調回路23は、アンテナ22より供給さ
れた信号から、メモリカード1とリーダライタ21との
間の通信に用いられる搬送波周波数を抽出するようにな
されている。増幅回路24は、入力された信号を所定の
レベルにまで増幅した後、出力するようになされてい
る。復調回路25は、搬送波周波数に変調された信号を
復調し、所定のデータに変換するようになされている。
通信制御回路26は、データの送受信を切り換えるとと
もに、通信を制御するようになされている。マイコン2
7は、ROM28に記憶された制御プログラムに従って
各部を制御するようになされている。また、通信制御回
路26を介して供給されたデータを適宜、RAM(rand
om access memory)29に供給するようになされてい
る。
【0048】RAM29は、マイコン27より供給され
たデータを記憶するようになされている。変調回路30
は、通信制御回路26より供給されたデータを搬送波周
波数の信号に変調し、出力するようになされている。増
幅回路31は、変調回路30より供給された搬送波周波
数に変調された信号を、通信に必要なレベルにまで増幅
するようになされている。そして、アンテナ22は、増
幅回路31によって増幅された搬送波周波数の信号を電
波によって送信するようになされている。
【0049】次に、リーダライタ21の動作について説
明する。まず、メモリカード1から送信されたデータを
受信する場合の動作について説明する。アンテナ22に
よって受信されたメモリカード1からの搬送波は、対応
する電気信号に変換された後、同調回路23に供給され
る。同調回路23は、アンテナ22より供給された信号
から、所定の搬送波周波数の信号を抽出し、増幅回路2
4に供給する。増幅回路24は、同調回路23より供給
された信号を所定の信号レベルにまで増幅した後、復調
回路25に供給する。
【0050】復調回路25は、搬送波周波数に変調され
た信号を復調し、通信制御回路26に供給する。通信制
御回路26は、受信モードに切り換えられ、復調回路2
5より供給された信号をディジタルのデータに変換した
後、マイコン27に供給する。マイコン27は、通信制
御回路26より供給されたデータを一旦RAM29に記
憶させる。その後、通信線32を介して図示せぬ外部回
路に伝送する。
【0051】次に、データ伝送要求が発生し、リーダラ
イタ21からメモリカード1に対して、所定のデータを
伝送する場合の動作について説明する。その場合、必要
に応じて、通信線32を介して、外部回路からマイコン
27に対して、メモリカード1に記憶させたいデータ等
が伝送される。マイコン27は、通信線32を介して供
給されたデータまたはRAM29に記憶されているデー
タを通信制御回路26に供給する。
【0052】通信制御回路26は、マイコン27より供
給されたデータをアナログの信号に変換した後、変調回
路30に供給する。変調回路30は、通信制御回路26
より供給された信号を所定の搬送波周波数の信号に変調
し、増幅回路31に供給する。増幅回路31は、変調回
路20より供給された信号を通信に必要なレベルにまで
増幅した後、アンテナ22を介して送信する。
【0053】アンテナ22を介して送信された信号は、
メモリカード1のアンテナ2によって受信され、上述し
たようにして、EEPROM9に書き込まれる。
【0054】以上のようにして、メモリカード1とリー
ダライタ21との間で、データの送受信を行うことがで
きる。
【0055】図3は、図1に示したメモリカード1をカ
セット100の筐体に設けられた凹部101,102に
それぞれ装着する様子を示している。
【0056】図4は、メモリカード1を装着したカセッ
ト100をVTR41にセットしなくても、VTR41
の近傍にカセット100を近づけるだけで、メモリカー
ド1とVTR41との間で通信が行われ、メモリカード
1に記憶されている内容が、VTR41に接続されたテ
レビジョン受像機42の画面に表示される様子を示して
いる。
【0057】この例の場合、VTR41には、図2に示
したリーダライタ21が設けられており、アンテナ22
が装置の外側に向けて設置されている。これにより、上
述したようにして、カセット100に装着されたメモリ
カード1とリーダライタ21との間で通信を行うことが
でき、リーダライタ21は、メモリカード1に記憶され
たデータを読み出すことができる。そして、読み出した
データをテレビジョン受像機42に供給し、画面に表示
させる。
【0058】この例では、テレビジョン受像機42にメ
モリカード1より読み出したデータを表示させるように
している。従って、例えば、テレビジョン受像機42が
スタンバイ状態であるときには、VTR41からの要求
があれば、電源をオンにし、VTR41からの映像音声
が入力されるように入力を切り換え、VTR41より供
給された映像が表示されるようにする。
【0059】図5は、カセット100とテレビジョン受
像機51との間で通信を行うことができる例を示してい
る。この例の場合、テレビジョン受像機51には、図2
に示したリーダライタ21が設けられ、アンテナ22が
テレビジョン受像機51の外側に向けられている。これ
により、カセット100をテレビジョン受像機51の近
傍に近づけるだけで、カセット100のメモリカード1
とテレビジョン受像機51のリーダライタ21との間で
通信を行うことができ、リーダライタ21は、メモリカ
ード1に記憶されているデータを読み出し、画面に表示
させたり、所定のデータをメモリカード1に伝送し、記
憶させることができる。
【0060】図6は、図2に示したリーダライタ21を
パーソナルコンピュータ(以下、適宜パソコンと略記す
る)61に接続し、カセット100のメモリカード1か
らデータを読み出したり、メモリカード1にデータを書
き込んだりする様子を示している。この例の場合、リー
ダライタ21は、パソコン61によって制御され、パソ
コン61からの指令に従って、メモリカード1に記憶さ
れているデータを読み出したり、メモリカード1にデー
タを書き込んだりすることができる。
【0061】図7は、図2に示したリーダライタ21を
リモートコマンダ(または表示装置)71に設けるよう
にした例を示している。この例の場合、リモートコマン
ダ(または表示装置)71には、所定の文字または図形
等を表示することができる表示部71aが設けられてお
り、メモリカード1より読み出したデータを表示するこ
とができる。また、操作部71bを操作して、所定のデ
ータをメモリカード1に送信し、記憶させることができ
る。
【0062】図8は、図2に示したリーダライタ21を
プリンタ81に設けるようにした例を示している。この
例の場合、プリンタ81は、カセット100に装着され
たメモリカード1との間で通信を行い、メモリカード1
に記憶されているデータを読み出し、それを所定の用紙
に印字する。そして、これをインデックスカードとし
て、カセットに貼り付けることができる。また、操作部
81aを操作することにより、所定のデータを入力し、
それをメモリカード1に送信し、記憶させるようにする
こともできる。
【0063】図9は、図4に示したVTR41の内部の
構成例を示すブロック図である。この例の場合、リーダ
ライタ21は、複数のアンテナ22−1,22−2を有
している。マイコン95は、通信線32を介してリーダ
ライタ21を制御したり、データの送受信を行い、カセ
ット100に装着されたメモリカード1に記憶されたデ
ータを読み出したり、所定のデータをメモリカード1に
記憶させるようになされている。
【0064】コンパートメント93は、カセット100
が挿入される空間を形成し、スイッチ94は、カセット
100がコンパートメント93に挿入されたか否かを検
出するようになされている。また、VTR41の外部に
あるカセット100のメモリカード1との間の通信を行
うアンテナ22−2は、極力、それが放射する電磁波が
VTR41の内部の部品に影響を及ぼさないように、電
磁波に指向性を持たせるような設計がなされる。具体的
には、アンテナ22−2の裏面に金属板92−2を設
け、アンテナ22−2から放射される電磁波がVTR4
1の内部に照射されることを抑制するようにしている。
【0065】同様に、アンテナ22−1の裏面にも金属
板92−1が設けられており、アンテナ22−1から放
射される電磁波がVTR41の内部に照射されることを
抑制している。
【0066】通常、カセット100がVTR41内のコ
ンパートメント93に挿入された状態で、コンパートメ
ント93に設けられたアンテナ22−1によって、カセ
ット100に装着されたメモリカード1との間の通信が
行われる。
【0067】このように、カセット100がコンパート
メント93に挿入された状態でカセット100のメモリ
カード1との間の通信を行うのは、カセット100がコ
ンパートメント93に挿入されていない状態では、電波
法等の安全規格による電界強度の制限のため、電波の到
達距離が制限され、VTR41の外部にカセット100
がある場合、そこに装着されたメモリカード1との間の
通信を確実に行うことができないためである。
【0068】そこで、図9に示すVTR41において
は、アンテナ22−1とは別に、さらにアンテナ22−
2をVTR41の前面等に設けるようにしている。これ
により、リーダライタ21は、カセット100がVTR
41の外部にある場合でも、アンテナ22−2を介し
て、カセット100に装着されたメモリカード1との間
で通信することができる。
【0069】上述したように、カセット100がVTR
41の外部および内部のいずれにあるかの判定は、スイ
ッチ94を用いて行うことができる。すなわち、カセッ
ト100がコンパートメント93に挿入されると、スイ
ッチ94がカセット100の筐体によって押圧され、カ
セット100がコンパートメント93に挿入されたこと
が検出される。そして、スイッチ94から、カセット1
00がコンパートメント93に挿入されたことを示す信
号がマイコン95に供給される。これにより、マイコン
95は、カセット100がVTR41の外部および内部
のいずれにあるかを判定することができる。
【0070】マイコン95は、スイッチ94からの信号
に基づいて、カセット100がコンパートメント93に
挿入されたことを認識すると、アンテナ22−1を動作
させ、アンテナ22−1を介してコンパートメント93
に挿入されたカセット100との間の通信を行う。
【0071】また、カセット100のメモリカード1に
記憶されているデータを更新する必要が生じた場合、メ
モリカード1のデータの更新は、カセット100がVT
R41からイジェクトされるとき、一括して行うように
する。これは、メモリカード1とリーダライタ21との
間の通信は、中波帯乃至短波帯の搬送波を利用して行わ
れているため、この搬送波のVTR41内部の映像処理
回路や音声処理回路への影響を最小限に抑えるためであ
る。
【0072】また、図10に示すように、通信の到達距
離を延ばすために、メモリカード1に電源供給用のアン
テナ111と通信用のアンテナ2を別々に設けるように
することも可能である。これは、通信用のアンテナは、
所定の伝送スピードを確保するために、ある程度の通過
帯域を必要とし、アンテナのQ(同調回路の中心周波数
対実効帯域幅比)を高くすることができないため、距離
が離れると、電源を取り出すための受信キャリアレベル
が低くなり、通信に必要な電力を十分に確保することが
できなくなるからである。これに対して、電源供給用の
アンテナは、搬送波レベルを高く取り出すために十分に
高いQを持たせることができ、距離が離れても必要な電
力を供給することができ、通信距離を延ばすことができ
る。
【0073】図10に示したメモリカード1において、
アンテナ111によって受信された搬送波は、同調回路
112に供給される。同調回路112は、通信のための
同調回路3の場合とは異なり、電力を最大限に取り出す
ことができるように、同調回路112のQをできる限り
高くしている。これにより、搬送波の受信レベルを上
げ、電源変換効率を改善することができる。
【0074】図11は、メモリカード1のメモリ(EE
PROM9)のデータ構造の例を示している。同図に示
すように、メモリカード1の記憶領域は、カードデータ
エリア、録画予約データエリア、プログラム再生データ
エリア、およびイベントデータエリアより構成されてい
る。カードデータエリアには、カセット100の固有情
報が記憶される。
【0075】図12は、カードデータエリアの構成例を
示している。このエリアには、カセット100の用途に
応じたカテゴリー情報(CAT(Categoly))、イベン
トデータエリアのイベント数(EVT(Number of Even
ts))、メモリの容量に関する情報(MB1(Memory B
ank Number))、カセット100の現在位置に関する情
報(T/F(Tens of Frame:フレーム番号の10位の
数字)、U/F(Unitsof Frame:フレーム番号の1位
の数字)、T/S(Tens of Second:秒の10位の数
字)、U/S(Units of Second:秒の1位の数字)、
T/M(Tens of Minute:分の10位の数字)、U/M
(Units of Minute:分の1位の数字)、T/H(Tens
of Hour:時の10位の数字)、U/H(Units of Hou
r:時の1位の数字))等が記録される。
【0076】カテゴリ情報としては、民生用、業務用、
その他の用途等に対応するデータが格納される。そし
て、このカテゴリ情報に応じて、全体のメモリ構造およ
びデータ割当を変えるようにすることができる。以下で
は、カテゴリ情報に民生用に対応するデータが格納さ
れ、メモリが民生用のメモリ割当構造になっていること
を前提として説明する。
【0077】上記現在位置に関する情報としては、カセ
ット100の停止位置に対応するデータが格納される。
例えば、上述したように、再生開始から計時した時刻
(時分秒、フレーム)に対応するデータが格納される。
従って、カセット100を一旦、VTR41から取り出
し、次回、カセット100をVTR41にセットしたと
き、カセット100の現在位置を瞬時に表示することが
できる。これにより、操作性を改善することができる。
【0078】例えば、リーダライタ21を備えていない
他のVTRを用いて、カセット100の再生等を行い、
最終的な停止位置が変化したような場合、メモリカード
1に記憶されている位置情報と、その他の手段によって
検出した停止位置とを比較し、両者が一致しない場合、
検出した停止位置をメモリカード1に記憶させるように
する。これにより、メモリカード1に記憶された位置情
報を実際の現在位置に対応する位置情報に更新すること
ができる。
【0079】カセットの現在位置の検出は、次のような
方法によって行うことができる。例えば、カセット10
0を再生し、リールモータの回転スピードに基づいて現
在位置を検出することができる。あるいは、特定の位置
に書き込まれた位置情報を再生することにより、現在位
置を検出することができる。特に、映像機器において
は、垂直同期信号区間に挿入された位置カウンタ情報を
用いることができる。
【0080】次に、図13に示したフローチャートを参
照して、メモリカード1に記憶されたカセット100の
位置情報と、実際の停止位置とが一致しない場合におけ
るマイコン95の処理手順について説明する。最初に、
ステップS1において、マイコン95は、リーダライタ
21に対して、カセット100に装着されたメモリカー
ド1のカードデータエリアに記憶された現在位置情報を
読み出すように通信線32を介して指令する。
【0081】リーダライタ21は、マイコン95からの
指令に従って、アンテナ22−1を介してメモリカード
1のカードデータエリアに記憶されている現在位置情報
を読み出す。次に、ステップS2において、リーダライ
タ21のマイコン27により、現在位置情報を全て読み
込んだか否かが判定される。まだ、現在位置情報を全て
読み込んでいないと判定された場合、ステップS1に戻
り、ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。一
方、現在位置情報を全て読み込んだと判定された場合、
ステップS3に進む。そのとき、読み込まれた現在位置
情報は、通信線32を介してマイコン95に供給され
る。
【0082】ステップS3においては、マイコン95の
制御により、例えば、再生等が行われ、そのときのリー
ルモータの回転数に基づいて、マイコン95により、カ
セット100の現在の停止位置が推定される。そして、
この現在位置の推定値と、ステップS4において、先に
リーダライタ21より供給されたメモリカード1に記憶
されている位置情報との比較が行われる。
【0083】次に、ステップS5において、現在位置の
推定値とメモリカード1に記憶されている位置情報とが
一致する(所定の誤差内にある)か否かが判定される。
現在位置の推定値とメモリカード1に記憶されている位
置情報とが一致しないと判定された場合、ステップS6
に進み、カセット100の停止位置が他のVTR等で再
生されるなどして更新されたものとみなし、所定のバッ
ファメモリに、ステップS3において推定された位置情
報が書き込まれる。次に、ステップS7において、いま
推定した現在位置が最終的に有効なデータであるとみな
し、メモリカード1に記憶されている位置情報を、バッ
ファメモリに書き込んである現在位置の推定値で置き換
える。その後、処理を終了する。一方、現在位置の推定
値とメモリカード1に記憶されている位置情報とが一致
すると判定された場合、メモリカード1に記憶されてい
る位置情報は正しいので、処理を終了する。
【0084】図14は、図11に示した録画予約データ
エリアのデータ構造の例を示している。録画予約データ
エリアには、タイマ録画予約情報が記憶されており、V
TR41のマイコン95がリーダライタ21を介してこ
れらのデータを読み込むと、現在の日付および時刻と比
較し、タイマ録画予約情報が有効である場合、録画予約
情報を図示せぬタイマ回路にセットし、予約待機状態と
なる。この機能は、従来、VTR41本体やリモートコ
マンダを用いて行っている録画予約の機能をさらに簡便
にするものであり、帯番組の録画のように、繰り返し録
画を行う場合に便利である。
【0085】図14に示すように、録画予約データエリ
アには、タイマ録画予約に必要なデータ、すなわち、録
画スピード(SR:SP=1/LP=0)、曜日(DA
Y)、上書きを禁止するか否かを示すプロテクト情報
(RP:Record Protect=0/None
=1)、1回限り、毎日、毎週等を制御するタイマ制御
フラグ(TCF:Timer Control Flag)(例えば、We
ekly=00、Once=01、Date=11)、
録画年月日時分(T/M(Tens of Month:月の10位
の数字(Oct(10月)乃至Dec(12月):
1))、U/M(Units of Month:月の1位の数字(0
乃至9)、T/Y(Tens of Year:年の10位の数
字)、U/Y(Units of Year:年の1位の数字))、
T/BM(Tens of Start Minute:録画開始時刻の分の
10位の数字)、U/BM(Units of StartMinute:録
画開始時刻の分の1位の数字)、T/BH(Tens of St
art Hour:録画開始時刻の時の10位の数字)、U/B
H(Units of Start Hour:録画開始時刻の時の1位の
数字))、T/EM(Tens of End Minute:録画終了時
刻の分の10位の数字)、U/EM(Units of End Min
ute:録画終了時刻の分の1位の数字)、T/EH(Ten
s of End Hour:録画終了時刻の時の10位の数字)、
U/EH(Units of End Hour:録画終了時刻の時の1
位の数字))、放送局ID(ID:Station ID/Positio
n)、SEL(Input Select)(VTR41の入力切り
換え情報)、CHR(Station ID1-ID5)等が割り当て
られており、これらの情報をVTR41側の録画予約機
能に対応するデータフォーマットに変換する。
【0086】図15は、カセット100のメモリカード
1に記憶されている録画予約情報に基づいて、録画予約
待機を行うときのマイコン95の処理手順を示すフロー
チャートである。最初に、ステップS11において、カ
セット100のメモリカード1に記憶されているデータ
の取り込みが行われる。すなわち、マイコン95は、リ
ーダライタ21に対して、カセット100に装着された
メモリカード1の録画予約データエリアに記憶されたタ
イマ録画予約情報を読み出すように通信線32を介して
指令する。
【0087】リーダライタ21は、マイコン95からの
指令に従って、メモリカード1の録画予約データエリア
に記憶されているタイマ録画予約情報(録画予約デー
タ)をアンテナ22−1を介して読み出す。次に、ステ
ップS12において、リーダライタ21のマイコン27
により、録画予約データ(番組データ)が全て読み込ま
れたか否かが判定される。まだ、録画予約データが全て
読み込まれていないと判定された場合、ステップS11
に戻り、ステップS11以降の処理が繰り返し実行され
る。一方、録画予約データが全て読み込まれたと判定さ
れた場合、ステップS13に進む。
【0088】ステップS13においては、読み込まれた
録画予約データが有効であるか否かが判定される。例え
ば、読み込まれた録画予約データにおいて、録画予約さ
れている番組の放送開始時刻が現在の時刻より以降の所
定の時刻であるか否か、あるいは、現在の時刻より以降
であって、かつ24時間以内の所定の時刻であるか否か
が判定される。録画予約データが有効であると判定され
た場合、ステップS14に進み、読み込まれた録画予約
データが、VTR41のマイコン95が処理するための
録画予約データに変換される。
【0089】次に、ステップS15において、VTR4
1は、録画予約待機処理を実行し、処理を終了する。一
方、ステップS13において、録画予約データが有効で
はないと判定された場合、処理を終了する。
【0090】以上のようにして、カセット100のメモ
リカード1に予め記録されている録画予約データに従っ
て録画予約が行われるため、例えば、毎週、所定の時間
に放送される番組を録画する場合、ユーザは、その番組
の録画予約データが記憶されたメモリカード1が装着さ
れたカセット100をVTR41にセットするだけで、
毎週、その番組の録画を行うことができる。
【0091】また、所定の番組の録画予約データが予め
記録されているメモリカード1をユーザが購入し、それ
を所定のカセットに装着することにより、ユーザは、録
画予約データを入力することなく、その番組を予約録画
することが可能となる。
【0092】図16は、図11に示したメモリカード1
のプログラム再生データエリアのデータ構造の例を示し
ている。このプログラム再生データエリアには、自動再
生のためのデータが記録される。RPT(Repeat Pla
y)(2ビット)には、例えば、1回再生、2回再生、
繰り返し再生等の再生モードを表すデータが記録され
る。TAG(Operation)(6ビット)には、
番組が記録されている区間の動作規定に関するデータが
記録される。例えば、再生、スロー再生等を指定するデ
ータが記録される。また、POS(Program Relative P
osition)(8ビット)には、再生を開始するカセット
100の再生位置を表す相対的な位置データが記録され
る。
【0093】そして、VTR41のマイコン95は、カ
セット100に装着されたメモリカード1のプログラム
再生データエリアに記録された上記データを読み出し、
それに基づいて各部を制御し、自動再生を行う。
【0094】図17は、自動再生動作が行われるときの
マイコン95の処理手順を示すフローチャートである。
最初に、ステップS21において、プログラム再生デー
タエリアに記録されているプログラム再生データが読み
込まれる。すなわち、マイコン95は、リーダライタ2
1に対して、カセット100に装着されたメモリカード
1のプログラム再生データエリアに記憶されたプログラ
ム再生データを読み出すように通信線32を介して指令
する。
【0095】リーダライタ21は、マイコン95からの
指令に従って、メモリカード1のカードデータエリアに
記憶されているプログラム再生データをアンテナ22−
1を介して読み出す。次に、ステップS22において、
リーダライタ21のマイコン27により、プログラム再
生データが全て読み込まれたか否かが判定される。ま
だ、プログラム再生データが全て読み込まれていないと
判定された場合、ステップS21に戻り、ステップS2
1以降の処理が繰り返し実行される。一方、プログラム
再生データが全て読み込まれたと判定された場合、ステ
ップS23に進む。
【0096】ステップ23においては、読み込まれたプ
ログラム再生データが有効であるか否かが判定される。
すなわち、適正なフォーマットであるか否か等が判定さ
れる。プログラム再生データが有効であると判定された
場合、ステップS24に進み、ステップS21で読み込
まれたプログラム再生データによって指定される最初の
再生位置にVTR41の図示せぬヘッドが位置するよう
に、カセット100のテープの早送りまたは巻き戻しを
行う。次に、ステップS25において、プログラム再生
データによって指定された録画データの再生を行う。
【0097】次に、ステップS26に進み、最後のプロ
グラム再生データを処理したか否かが判定される。最後
のプログラム再生データをまだ処理していないと判定さ
れた場合、ステップS24に戻り、ステップS24以降
の処理が繰り返し実行される。一方、最後のプログラム
再生データの処理を終了したと判定された場合、処理を
終了する。また、ステップS23において、ステップS
21において読み出されたプログラム再生データが有効
ではないと判定された場合、何も処理を行わず処理を終
了する。
【0098】以上のようにして、再生手順を予めメモリ
カード1に記録しておくことにより、その手順に従って
再生されるようにすることができ、例えば編集を行うよ
うな場合に利用することができる。また、プログラム再
生データエリアのデータPOSに、絶対的な位置データ
が記録されるようにしても、同様の処理を行うことがで
きる。
【0099】図18は、図11に示したメモリカード1
のイベントデータエリアのデータ構造の例を示す図であ
る。RM(Record Mode)(2ビット)には、例えば、
画像のみ、音声のみ、画像と音声のうちのいずれが記録
されているかといった情報が記録される。MIN(Minu
tes)(6ビット)には、録画された番組の放送開始日
時および時刻(年月日時分秒)のうちの分に対応するデ
ータが記録される。WK(Week)(3ビット)には、曜
日に対応するデータが記録される。HR(Hours)(5
ビット)には、時に対応するデータが記録される。YR
(Year)(7ビット(上位3ビット、下位4ビット))
には、年に対応するデータが記録される。DAY(Da
y)(5ビット)には、日に対応するデータが記録され
る。MTH(Month)(4ビット)には、月に対応する
データが記録される。
【0100】ID(Station ID)には、放送局のIDが
記録される。SEL(Input Select)には、選択された
入力方法が記録される。CHR(Station ID1-ID5)に
は、例えば、放送局の名称等が文字コードで記録され
る。SR(Record Speed)には、録画スピードが記録さ
れる。RP(Record Protect)には、上書き禁止か否か
を示すデータが記録される。CHN(Audio CH No.)
(2ビット)には、音声のチャンネル数が記録される。
AMD(Audio Mode)(4ビット)には、ステレオや音
声多重等の音声のモードが記録される。VEF(Video
Emphasis)(1ビット)、AEF(Audio Emphasis)
(1ビット)には、テープに依存した再生方法(例え
ば、レンタル用カセットテープに適した再生方法等)に
関する情報が記述される。
【0101】N/C(Video System)(1ビット)に
は、NTSC、PAL等のテレビジョン放送の方式を表
すデータが記録される。STY(Set Up Data)(5ビ
ット)には、VHSやSVHS等の記録方式を表すデー
タが記述される。KY(Key Info)1(4ビット)およ
びKY0(4ビット)には、番組に対するロックキーが
記録される。この例の場合、2桁の数字でロックキーを
表すようにしている。例えば、未成年ロック(未成年者
に対して番組の視聴ができないようにロックすること)
等のように、録画した番組によっては個人別に管理をす
る場合もある。そこで、このように、各番組に対して個
別にロックキー(暗証番号)を設定することができるよ
うにしている。
【0102】TXT(Title Exists)(1ビット)に
は、番組のタイトルが記録されているか否かを示すデー
タが記録される。BCT(Basic Category)(3ビッ
ト)、CNT(Category Contents)(4ビット)に
は、番組のカテゴリが記録される。例えば、BCTに
「スポーツ」を表すデータが記録され、CNTには「ス
ポーツ」の中の「野球」を表すデータが記録される。T
CO(Text Code)(8ビット)には、言語に関するデ
ータ、例えば、「日本語」や「英語」等に対応するデー
タが記録される。
【0103】EBK(Extended Data Bank)(8ビッ
ト)には、拡張データ領域を指定するデータが記録され
る。拡張データ領域には、録画された番組に関連する映
像や音声等の情報が記録された領域を指すポインタが記
録される。
【0104】そして、録画した番組のタイトルが記録さ
れていることを示すデータがTXTに記録されている場
合、次の2ブロック(32バイト)には、番組のタイト
ルに対応する文字コードが記録される。TDP(Total
Number of Text Data)(8ビット)には、番組のタイ
トルに対応するテキストデータの数が記録される。次の
各CHR(Character Code)(各8ビット)には、番組
のタイトルに対応する文字コードが記録される。
【0105】これらの情報に基づいて、VTR41の表
示部やテレビジョン受像機42にカセット100に記録
された内容に関するインデックスを表示することができ
る。
【0106】図19は、VTR41にセットされたカセ
ット100のメモリカード1に記録されているイベント
データエリアのイベントデータを最新のデータに置き換
えるとき、マイコン95によって行われる処理の手順を
示すフローチャートである。例えば、メモリカード1が
装着されたカセット100に新たに番組を録画したよう
な場合、メモリカード1に記憶されている録画番組の個
別情報(イベントデータ)と、VTR41が一時的に記
憶しているイベントデータとが一致しなくなる。そこ
で、カセット100がVTR41から取り出されると
き、カセット100のメモリカード1のイベントデータ
エリアに記憶されているデータの更新を行うようにす
る。
【0107】例えば、既に、いくつかの番組(イベン
ト)が録画されているカセット100の所定の部分に、
新たに所定の番組を録画したような場合、その部分の録
画内容が変更されるため、メモリカード1に記録されて
いるイベントデータエリアの対応する箇所を更新するよ
うにする。
【0108】最初に、ステップS31において、マイコ
ン95は、リーダライタ21に対して、カセット100
に装着されたメモリカード1のイベントデータエリアに
記憶されたイベントデータを読み出すように通信線32
を介して指令する。
【0109】リーダライタ21は、マイコン95からの
指令に従って、アンテナ22−1を介してメモリカード
1のイベントデータエリアに記憶されているイベントデ
ータを読み出す。次に、ステップS32において、リー
ダライタ21のマイコン27により、イベントデータが
全て読み込まれたか否かが判定される。まだ、イベント
データが全て読み込まれていないと判定された場合、ス
テップS31に戻り、ステップS31以降の処理が繰り
返し実行される。
【0110】一方、イベントデータが全て読み込まれた
と判定された場合、ステップS33に進む。そして、マ
イコン95により読み込まれたイベントデータと、マイ
コン95に一時的に記憶されているイベントデータとが
比較される。ステップS34において、メモリカード1
から読み込まれたイベントデータと、マイコン95に一
時的に記憶されているイベントデータが一致しないと判
定された場合、ステップS35に進み、マイコン95に
記憶されている最新のイベントデータを図示せぬバッフ
ァメモリに書き込む。次に、ステップS36において、
バッファメモリの最新のイベントデータで、そのイベン
トデータに対応するメモリカード1のイベントデータを
置き換える。
【0111】次に、ステップS37に進み、イベントデ
ータが一致したか否かが再度確認される。すなわち、メ
モリカード1に記憶されているイベントデータとマイコ
ン95が一時的に記憶しているイベントデータとが一致
するか否かが判定される。
【0112】例えば、VTR41は、カセット100が
VTR41にセットされたときより以降に、カセット1
00に録画した番組に関するイベントデータを記憶す
る。そして、カセット100がVTR41から取り出さ
れるとき、録画した番組に関するイベントデータをメモ
リカード1に記憶させる。このとき、例えば、カセット
100に録画されていた所定の番組に上書きして録画し
た番組がある場合、上書きされた番組に関するイベント
データを、上書きしたイベントデータに置き換えるよう
にする。これにより、カセット100が取り出されると
き、カセット100に録画された番組に関する最新のイ
ベントデータがメモリカード1に記録されることにな
る。
【0113】従って、メモリカード1に記憶されている
イベントデータには、録画番組がカセットのどの部分に
録画されているかを示す位置情報が付随しているものと
する。そして、同様に、マイコン95は、録画した番組
のイベントデータと、録画した番組のカセット上での位
置情報とを記憶するものとする。
【0114】ステップS37において、メモリカード1
に記憶されているイベントデータとマイコン95に記憶
されているイベントデータとが一致しないと判定された
場合、ステップS35に戻り、ステップS35以降の処
理が繰り返し実行される。一方、メモリカード1に記憶
されているイベントデータとマイコン95に記憶されて
いるイベントデータとが一致したと判定された場合、処
理を終了する。また、ステップS34において、メモリ
カード1に記憶されているイベントデータとマイコン9
5に記憶されているイベントデータが一致すると判定さ
れた場合、処理を終了する。
【0115】このようにして、カセット100に新たに
所定の番組が録画されるなどして、カセット100の録
画内容が変更されたとき、それに伴って、メモリカード
1に記録されている録画した番組に関する情報(イベン
トデータ)も更新される。
【0116】ここで、番組のタイトルは、垂直同期信号
区間等に挿入されたデータ放送のEPG(Electric Pro
gram Guide)と呼ばれる電子番組ガイドにより、容易に
得ることができる。番組のタイトル情報を得ることがで
きなかった場合、録画終了後に、外部のリーダライタを
備えるアクセサリ機器等を用いて、メモリカード1に記
録されているイベントデータの番組のタイトルを編集す
るようにすることもできる。
【0117】また、EPG等を利用した所定の番組のタ
イトルの入力をせずに、VTR41を録画状態にした場
合、番組タイトルが入力されない恐れがある。即ち、予
約録画等は、ユーザがEPG等の画面を利用して行うた
め、番組タイトル等の番組に関する情報を事前に得るこ
とができるが、通常の録画動作を行った場合には、録画
している番組に関連する情報を得ることができないこと
が考えられる。即ち、EPGはサービスの内容に応じ
て、約5分乃至約3時間の時間間隔で供給されるので、
希望する番組タイトルがリアルタイムで入手できない場
合がある。
【0118】そこで、テレビジョン放送信号の各番組に
同期して、垂直同期信号区間に、各番組のタイトル等の
その番組に関連する情報を、常時、あるいは適時、例え
ば、番組開始時や番組終了時等に挿入して、番組タイト
ルを受信側に供給することにより、受信側で適宜、番組
タイトルを抽出し、カセット100のメモリカード1に
記録するようにすることができる。
【0119】このようにして、EPG画面を利用した予
約録画ではなく、通常の録画動作を行った場合でも、番
組タイトル等の情報をメモリカード1に記録するように
することができる。
【0120】図20は、本発明の送出装置の一実施の形
態の構成例を示すブロック図である。送出装置111を
構成するテレビジョン放送信号出力回路112は、ビデ
オカメラあるいはVTR等からの所定の番組の映像信号
と音声信号を入力し、テレビジョン放送信号に変換した
後、出力するようになされている。番組タイトル発生回
路113は、現在、テレビジョン放送信号出力回路11
2から出力されているテレビジョン放送信号の番組タイ
トルに対応する信号を発生し、出力するようになされて
いる。
【0121】多重化回路114は、送出装置111に入
力される映像信号の垂直同期信号区間に、番組タイトル
発生回路113からの番組タイトルに対応する信号を挿
入することによって、それらの信号を多重化し、出力す
るようになされている。送信回路115は、テレビジョ
ン放送信号出力回路112より出力された番組タイトル
等の情報が多重化されたテレビジョン放送信号を送信す
るようになされている。
【0122】例えば、ビデオカメラやVTR等より入力
された映像信号および音声信号は、送出装置111に供
給される。送出装置111に供給された映像信号は、テ
レビジョン放送信号に変換される前に、多重化回路11
4に供給される。また、番組タイトル発生回路113に
は、いま、送出装置111に入力されている映像信号お
よび音声信号に対応する番組のタイトル情報が供給され
る。そして、番組タイトル発生回路113においては、
そのタイトル情報に基づいて、番組タイトルに対応する
所定の信号が発生され、多重化回路114に供給され
る。
【0123】多重化回路114においては、送出装置1
11に供給された映像信号の垂直同期信号区間に、番組
タイトル発生回路113より供給された番組タイトルに
対応する信号が重畳される。そして、番組タイトルが重
畳された映像信号が、テレビジョン放送信号出力回路1
12を経て、送信回路115に供給される。送信回路1
15に供給されたテレビジョン放送信号は、所定の搬送
波周波数に変調された後、送信される。
【0124】図21は、図20に示した送出装置111
によって送出されたテレビジョン放送信号を受信し、垂
直同期信号区間に重畳された番組タイトル等の情報を抽
出するようにしたVTR121の構成例を示している。
VTR121は、図9に示したVTR41に、テレビジ
ョン放送受信回路122、番組タイトル抽出回路123
を新たに設けるようにしている。
【0125】テレビジョン放送受信回路122は、送出
装置111の送信回路115より送信されたテレビジョ
ン放送信号を受信するようになされている。そして、受
信したテレビジョン放送信号を図示せぬ記録再生回路に
供給するとともに、後述する番組タイトル抽出回路12
3に供給するようになされている。番組タイトル抽出回
路123は、テレビジョン放送受信回路122より供給
されたテレビジョン放送信号の垂直同期信号区間に挿入
された番組タイトルに対応する信号を抽出し、マイコン
95に供給するようになされている。
【0126】例えば、送出装置111の送信回路115
より送信されたテレビジョン放送信号は、テレビジョン
放送受信回路122によって受信され、図示せぬ記録再
生回路、および番組タイトル抽出回路123に供給され
る。番組タイトル抽出回路123においては、テレビジ
ョン放送信号の垂直同期信号区間に挿入された番組タイ
トルに対応する信号が抽出され、対応する文字コード等
のデータがマイコン95に供給される。
【0127】マイコン95に供給された番組タイトルに
対応するデータは、通信線32を介してリーダライタ2
1に供給される。そして、リーダライタ21により、マ
イコン95より供給された番組タイトルに対応するデー
タが、上述したようにして、アンテナ22−1または2
2−2を介してメモリカード1に書き込まれる。
【0128】その他の構成および動作は、図9に示した
VTR41の場合と同様であるので、ここではその説明
は省略する。
【0129】このように、テレビジョン放送信号に番組
タイトル等の情報を挿入することにより、通常の録画動
作を行った場合のように、EPG等による番組タイトル
等の情報を取得できなかったときでも、録画している番
組の番組タイトルを取得することが可能となる。そし
て、取得した番組タイトルをメモリカード1に記憶させ
ることができる。
【0130】また、例えば、図6に示したように、パソ
コン61を用いて、ユーザが新聞や雑誌等の印刷物によ
る番組ガイドを見ながら手入力で所定の番組のタイトル
を入力し、パソコン61に接続されたリーダライタ21
を介して、カセット100のメモリカード1に番組のタ
イトルを記録することができる。あるいは電話回線等を
介して、有線通信により外部のデータベースに接続し、
そこから番組のタイトルを取得し、リーダライタ21を
介してメモリカード1に記録することもできる。また、
例えば、CD−ROM等による電子印刷物の番組ガイド
を介して番組のタイトルを取得し、メモリカード1に記
録するようにすることもできる。また、例えば、XDS
(Extended Data Service)やPDS(Program Deliver
y System)、あるいは文字多重放送等によって供給され
る番組のタイトル等の情報を取得し、それをメモリカー
ド1に記録するようにすることもできる。
【0131】例えば、衛星放送受信機で受信した信号を
録画するような場合、VTR41の外部入力端子に衛星
放送受信機が接続され、そこから入力されたベースバン
ド信号が録画されるが、この場合、VTR41は、必要
とする番組のタイトル等の情報を得ることができないの
で、衛星放送受信機が受信した信号の垂直同期信号区間
に必要なデータを再度挿入したり、機器間のバスを介し
てVTR41に伝送するようにすることができる。
【0132】番組カテゴリは、録画した番組のジャンル
等を識別するための追加情報であり、カテゴリによる検
索を可能とする。また、付随する拡張データ領域に、録
画された番組に関連する情報、例えば、映像データや音
声データ等を記憶させておくことにより、文字による表
示以外にも、音声や映像を表示することができ、カセッ
トの記録内容の表示を分かりやすくすることが可能であ
る。
【0133】メモリカード1の用途としては、上述した
ような民生用の用途の他に業務用とプリセット用が考え
られる。業務用としては、レンタルビジネスの用途を考
慮し、例えば、記録されたプログラムのタイトル、再生
回数、レンタルされた借用者情報(会員番号、借用日、
借用日数等)、その他の必要な情報(静止画、音声、文
字情報等)を記録するようにする。
【0134】図22は、業務用途で使用する情報等を記
録しておくためのメモリカード1のデータ構造の例を示
す図である。CAT(Category)(4ビット)は、記録
されているプログラムのタイトル等が記録される。EV
T(Number of Events)(4ビット)には、データ数が
記録される。MB1(Memory Bank Number)(8ビッ
ト)には、メモリの容量に関する情報が記録される。
【0135】PDC(Professional Data Category)
(8ビット)には、記憶する業務用の情報のカテゴリが
記録される。LEN(Professional Data Length)に
は、業務用の情報のデータ長が記録される。DTA(Pr
ofessional Data)には、業務用の情報が記録される。
例えば、上述したように、プログラムのタイトル、再生
回数、レンタルした借用者に関する情報として、会員番
号、借用日、借用日数等が記録される。また、その他の
必要な情報が、静止画、音声、文字等の情報として記録
される。
【0136】また、この業務用のメモリカード1を会員
カードとすることにより、リーダライタ21とメモリカ
ード1との間で、記憶するデータを共有することができ
る。従って、例えば、会員カードに記憶されている会員
情報をリーダライタ21を介してパソコン61に供給し
たり、借用日や借用日数等を会員カードに記憶させるこ
とができる。また、会員カードに記憶されている会員情
報を簡単にカセットのメモリカード1に転送することが
できる。これにより、顧客管理や商品管理を効率的に行
うことができる。
【0137】また、メモリカード1は、プリセット・ガ
イド情報の自動インストール用にも応用可能である。例
えば、装置が設置される地域に応じてチャンネル番号を
設定し、それをプリセットメモリに記憶させるといった
これまでユーザが行っていた作業を自動的に行わせるこ
とが可能である。その場合、メモリカード1には、例え
ば、次のような情報を記録することができる。すなわ
ち、VTR等の録画再生装置の初期設定に必要なデー
タ、チューナプリセット用のデータからなるテーブル、
Gコード地域設定用のデータ、CATV(cable televi
sion)ケーブルボックスのメーカ情報、および録画再生
装置のその他の追加情報等である。
【0138】図23は、メモリカード1にプリセットの
用途で使用する情報を記録しておくようにしたときのメ
モリ構造の例を示す図である。
【0139】CAT(Category)(4ビット)は、プリ
セット情報であることを示すカテゴリが記録される。E
VT(Number of Events)(4ビット)は、記憶されて
いるプリセット情報の数が記録される。MB1(Memory
Bank Number)(8ビット)には、メモリの容量に関す
る情報が記録される。PDC(Preset Data Category)
には、プリセットデータのカテゴリが記録される。LE
N(Preset Data Length)には、プリセットデータの長
さが記録される。DTA(Preset Data)には、プリセ
ットデータが記録される。
【0140】図24は、メモリカード1に記録されてい
るプリセット情報に従って、VTR41の図示せぬプリ
セットメモリの情報を書き換えるときのマイコン95の
処理手順を示すフローチャートである。
【0141】最初に、ステップS41において、マイコ
ン95は、リーダライタ21に対して、カセット100
に装着されたメモリカード1のカードデータエリアに記
憶されているプリセット情報を読み出すように通信線3
2を介して指令する。
【0142】リーダライタ21は、マイコン95からの
指令に従って、アンテナ22−1を介してメモリカード
1のカードデータエリアに記憶されている情報を読み出
す。次に、ステップS42において、リーダライタ21
のマイコン27により、カードデータエリアに記録され
ている情報が全て読み込まれたか否かが判定される。ま
だ、カードデータエリアに記録されている情報が全て読
み込まれていないと判定された場合、ステップS41に
戻り、ステップS41以降の処理が繰り返し実行され
る。一方、カードデータエリアに記録されている情報が
全て読み込まれたと判定された場合、ステップS43に
進む。
【0143】ステップS43においては、読み込まれた
カードデータエリアの情報がプリセットカテゴリに対応
する情報であるか否かが判定される。これは、読み込ま
れたカードデータエリアの情報の中のCATを見ること
により判定することができる。読み込まれたカードデー
タエリアの情報がプリセットカテゴリに対応する情報で
あると判定された場合、ステップS44に進み、マイコ
ン95が処理するデータ形式のプリセットデータに変換
される。
【0144】次に、ステップS45において、VTR4
1の図示せぬプリセットメモリの内容がステップ44に
おいて変換されたプリセットデータで書き換えられる。
その後、処理を終了する。また、ステップS43におい
て、読み込まれたカードデータエリアの情報がプリセッ
トカテゴリに対応する情報ではないと判定された場合、
処理を終了する。
【0145】これにより、ユーザは、プリセット用のデ
ータが記録されたメモリカード1が装着されたカセット
100をVTR41にセットするだけで、面倒な操作を
することなく、プリセットを行うことができる。
【0146】また、この例の場合、カセット100にメ
モリカード1を装着する必要はなく、メモリカード1だ
けをそのままリーダライタ21に近づけるようにし、メ
モリカード1に記録されたプリセットデータをリーダラ
イタ21がアンテナ22−2を介して読み出すようにす
ることも可能である。
【0147】以上のようにして、必要な電力が外部から
供給される電池レスの非接触型メモリカード1をカセッ
ト等に貼り付けることにより、ユーザの操作を簡素化す
ることができ、使い勝手を向上させることができる。
【0148】また、カセットやディスクの記録内容に関
する種々の事項をカードメモリ1に記憶させ、それをに
基づいて、記録内容の表示、プログラム再生、タイマ予
約、頭出し等を極めて容易に行うことができる。
【0149】また、従来のカセットテープやディスクに
メモリカードを装着することにより、従来のカセットテ
ープやディスクにも本発明を適用することが可能であ
る。従って、ビデオ用のカセットテープやオーディオ用
のカセットテープ、フロッピーディスク等の記録媒体の
規格や記録フォーマットを変更することなく製造が可能
である。これにより、カセットテープやディスクの管理
や整理を容易にすることができる。
【0150】また、非接触型のシステムを利用している
ことから、電気接点のような故障を起こし易い接続結合
を必要とせず、確実な通信が可能である。さらに、カー
ドメモリの拡張にも張り替えにより対応することができ
る。
【0151】なお、上記実施の形態においては、EEP
ROM9を用いるようにしたが、他の記憶素子を用いる
ようにすることも可能である。例えば、FeRAM(強
誘電体RAM)等の消費電力の少ない素子を用いるよう
にすることもできる。これにより、さらに通信距離を延
ばすことができる。
【0152】また、上記実施の形態においては、メモリ
カード1に記憶されている情報の更新は、カセットを取
り出すときに行うようにしたが、更新すべき情報が生じ
たときに逐次するようにしたり、定期的に行うようにす
ることも可能である。また、他の所定のタイミングで行
うようにすることもできる。
【0153】また、上記実施の形態においては、マイコ
ンにプログラムを記憶するROMを接続するようにした
が、マイコンにROMを内蔵させるようにすることも可
能である。
【0154】また、上記実施の形態におけるメモリカー
ドのデータ構造は例であって、これに限定されるもので
はない。
【0155】さらに、上記実施の形態においては、主に
カセットテープにメモリカード1を装着する場合につい
て説明したが、その他の記録媒体、例えば、磁気記録メ
ディアとしてフロッピディスク、MD(ミニディスク)
(商標)、テープストリーマ、光磁気記録メディアとし
て、MO(magneto-optics)ディスク、光記録メディア
として、DVD(digital versatile disc)、CD−R
OM(compact disc read only memory)、CD(Compa
ct disc)、CDV(compact disc video)等の記録媒
体にメモリカード1を装着するようにすることも可能で
ある。
【0156】図25は、図1に示したメモリカード1の
他の構成例を表している。この構成例においては、図1
におけるマイコン7が、ゲートシーケンサ201に変更
されている。その他の構成は、図1における場合と同様
である。すなわち、図1におけるマイコン7は、ロジッ
クゲート回路よりなるゲートシーケンサ201に置き換
えても、同様の機能を実行させることができる。
【0157】図26は、メモリカード1とリーダライタ
21の他の構成例を表している。この構成例において
は、メモリカード1のアンテナ2がコイル211で構成
され、リーダライタ21のアンテナ22がコイル232
で構成されている。そして、コイル211と232は、
相互電磁誘導結合するようになされている。
【0158】メモリカード1においては、コイル211
に直列にダイオード212が接続され、このダイオード
212には、さらに抵抗213とコンデンサ214が、
コイル211と共振回路を構成するように接続されてい
る。この共振回路により、図1における同調回路3が構
成されている。
【0159】コンデンサ214には、抵抗215とFE
T216の直列回路が並列に接続されている。FET2
16のゲートは、ゲートシーケンサ201により制御さ
れるようになされている。ダイオード212の一端はま
た、コンデンサ217を介して、ゲートシーケンサ20
1に接続されているとともに、電源回路12にも接続さ
れている。
【0160】一方、リーダライタ21側においては、コ
イル232に並列に発振回路231と復調回路25が接
続されている。
【0161】この構成例においては、メモリカード1側
には、データ送信のための発振回路が設けられておら
ず、データの送信は、ゲートシーケンサ201がFET
216のインピーダンスを送信データに対応して変化さ
せることで行われる。このとき、コイル211の両端か
ら、図26において右側を見たインピーダンスが変化
し、その結果、誘導結合しているリーダライタ21のコ
イル232のインピーダンスも変化する。復調回路25
は、このコイル232の両端の電流および電圧の変動を
検出し、リーダライタ1からの信号を復調する。
【0162】リーダライタ21からデータを送信する場
合には、データに対応して発振回路231の発振する周
波数が変化される。この変化が、リーダライタ21のコ
イル232からメモリカード1のコイル211に誘導結
合により伝達され、その信号がコンデンサ217を介し
て、ゲートシーケンサ201に入力される。ゲートシー
ケンサ201は、これによりリーダライタ21からの信
号を受信することができる。
【0163】図27は、図26に示すように、誘導結合
によりリーダライタ21がメモリカード1に対してデー
タを送受信する場合の処理例を表している。この処理
は、例えば図25に示すゲートシーケンサ201により
実行される。
【0164】最初に、ステップS61において、ゲート
シーケンサ201は、変調回路10を構成する発振回路
231を送信データに対応して制御し、送信データに対
応して変調された搬送波をコイル232から出力させ
る。
【0165】次に、ステップS62に進み、ゲートシー
ケンサ201は、メモリカード1からデータを受信した
か否かを判定する。なお、データを受信したか否かの判
定は、搬送波のレベルが変化したか否かから判定するこ
とができる。メモリカード1からデータを受信していな
い場合、ステップS63に進み、データ送信完了後、予
め設定してある一定の時間t0(例えば250μs)が
経過したか否かを判定し、経過していなければ、ステッ
プS62に戻り、再びデータを受信したか否かを判定す
る。以下、同様にして、ステップS62,S63の処理
が繰り返し実行される。
【0166】ステップS62において、例えば図28に
示すように、データ送信後、時間t(t<t0)が経過
したタイミングにおいて、メモリカード1からデータが
受信されたと判定された場合、ステップS64に進み、
ゲートシーケンサ201は、送信周期をt2に設定す
る。そして、ステップS65に進み、前回データを送信
してから時間t2が経過するまで待機し、時間t2が経
過したと判定された場合、ステップS61に戻り、再び
データを送信する処理を実行する。
【0167】一方、ステップS63において、図29に
示すように、データ送信が完了した後、一定時間t0が
経過するまでの間にデータを受信することができなかっ
たと判定された場合には、ステップS66に進み、ゲー
トシーケンサ201は、発振回路231を制御し、搬送
波の出力を停止させる。これにより、無駄に電力が消費
されることが防止される。
【0168】次にステップS67に進み、送信周期がt
1に設定される。この周期t1は、ステップS64で設
定した周期t2より大きい値とされている。そして、ス
テップS68に進み、前回データを送信した後、周期t
1が経過するまで待機し、周期t1が経過したと判定さ
れた場合、ステップS61に戻り、それ以降の処理が繰
り返し実行される。
【0169】すなわち、このようにすることにより、図
30に示すように、メモリカード1がリーダライタ21
の近傍に接近していない状態においては、送信データは
より長い周期t1で間欠的に送信される。これに対し
て、メモリカード1がリーダライタ21の近傍に位置す
る場合には、より短い周期t2で間欠的にデータがリー
ダライタ21からメモリカード1に送信される。
【0170】これにより、メモリカード1がリーダライ
タ21の近傍に位置していない場合に、無駄に電力が消
費されることが防止されるとともに、メモリカード1が
リーダライタ21の近傍に位置する場合においては、よ
り迅速にデータを授受することが可能となる。
【0171】周期t1は、例えば10msとし、周期t2
は、例えば5msとすることができる。
【0172】図26に示したように、相互誘導結合によ
りデータを授受するようにすると、メモリカード1とリ
ーダライタ21の距離が近付くと、結合度が密となり、
搬送波のレベルが減少する。その結果、メモリカード1
に供給する電力が減少し、通信を行うことができなくな
るおそれがある。これを防止するため、例えば図31に
示すように、リーダライタ21にAGC回路241を設
け、アンテナ22で受信した信号レベルに対応して、送
信側の増幅回路31のゲインを、搬送波のレベル減少を
担うように制御するようにすることができる。なお、A
GC回路241は、送信時においてのみ動作し、受信時
においては、送信時における制御電圧がそのまま保持さ
れる。
【0173】図32は、CD−ROM252にメモリカ
ード1を添付した例を示している。一般的に、CD−R
OMは、一旦記録した情報を書き換えることが不可能で
ある。例えば、CD−ROMが、カーナビゲーションシ
ステムに利用され、そこに地図情報が記録されているも
のとする。CD−ROMに地図情報を記録した後、新し
く道路や建物が完成すると、CD−ROMに記録した地
図情報は古くなってしまう。このような場合、メモリカ
ード1に新しく完成した道路や建物などの地図情報を記
憶させておき、これを変更前の地図情報を記録してある
CD−ROM252に添付(装着)してユーザに配布す
ることができる。この場合、ナビゲーションシステムの
ドライブ253あるいは図6に示すようなパソコン61
は、図33のフローチャートに示すような処理を実行す
る。
【0174】すなわち、最初にステップS81におい
て、ピックアップ251(図32)を介して、CD−R
OM252に記録されている情報を再生する。この処理
は、ステップS82において、全ての情報の読み込みが
完了したと判定されるまで繰り返し実行される。
【0175】ステップS82において、CD−ROM2
52に記録されている情報の再生が完了したと判定され
た場合、ステップS83に進み、CD−ROM252に
メモリカード1が添付されているか否かが検出される。
メモリカード1がCD−ROM252に添付されている
と判定された場合には、ステップS84に進み、リーダ
ライタ21は、メモリカード1に記録されている情報を
読み込む。そして、ステップS85において、ドライブ
253は、ステップS81でCD−ROM252から再
生した情報を、ステップS84でメモリカード1から読
み込んだ情報で追加更新する処理を実行する。これによ
り、例えば、CD−ROM252に古い地図情報が記録
されていたとしても、その古い地図情報の一部がメモリ
カード1に記録されている最新の地図情報で追加変更さ
れる。従って、ユーザは、最新の地図情報を利用するこ
とが可能となる。
【0176】ステップS83において、メモリカード1
がCD−ROM252に添付されていないと判定された
場合には、ステップS84とS85の処理は、スキップ
される。
【0177】以上においては、記録媒体として、CD−
ROMを用いるようにしたが、例えば、コンピュータプ
ログラムを焼き付けたROMに対して、バージョンアッ
プにより変更した部分を記憶させたメモリカードをRO
Mに添付してユーザに配布する場合にも、本発明は適用
することができる。
【0178】なお、メモリカード1に記憶するデータ
は、コンピュータプログラムのコード化されたデータで
もよいし、実行可能なスクリプトでもよい。
【0179】
【発明の効果】請求項1に記載の記録再生装置、および
請求項9に記載の記録再生方法によれば、複数の送受信
装置を介して、記憶装置との間で情報の送受信を行うと
き、送受信装置を切り換え、切り換えられた送受信装置
を介して、記憶装置に記憶された情報を読み出すととも
に、切り換えられた送受信装置を介して、記憶装置に記
憶された情報を更新するようにしたので、記録再生装置
の外部や内部に位置する記憶装置に記憶された情報の読
み出しおよび更新を行うことができ、カセットやディス
ク等の管理を容易にすることができる。
【0180】請求項10に記載の入出力装置、および請
求項14に記載の入出力方法によれば、データが記録さ
れる記録媒体に装着され、記録媒体に記録されたデータ
に関する情報を記憶する記憶装置との間で、情報の送受
信を行い、記憶装置に記憶された情報を読み出し、読み
出した情報を出力するようにしたので、記録媒体の記録
内容に関する情報を容易に取得することができる。
【0181】請求項15に記載の記憶装置によれば、記
憶手段が情報を記憶し、電力入力手段が、外部装置から
供給される電力を入力し、提供手段が、記憶手段に記憶
されている情報を外部装置に提供し、更新手段が、外部
装置から供給された情報に基づいて、記憶手段に記憶さ
れた情報の更新を行うようにしたので、非接触で外部か
ら供給されたデータを記憶するとともに、外部からの指
示に従って、それを変更することができる。
【0182】請求項17に記載の情報処理装置および請
求項18に記載の情報処理方法によれば、記録媒体から
再生された情報に対して、記憶装置から受信した情報を
追加変更するようにしたので、記録媒体に記録されてい
る情報を常に最新の情報として利用することが可能とな
る。
【0183】請求項19に記載の送出装置によれば、重
畳手段が、記録媒体に記録すべきデータに、記憶装置が
記憶すべき情報を重畳し、送出手段が、重畳手段によっ
て情報が重畳されたデータを送出するようにしたので、
データが記録される記録媒体に装着された所定の記憶装
置に記憶させるべき、データに関する情報を、データに
重畳して送信することができ、受信側では、データに関
する情報を確実に取得し、記憶装置に記憶させることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記憶装置を適用した非接触型メモリカ
ードの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の入出力装置を適用した非接触型メモリ
カードリーダライタの一実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】非接触型メモリカードのカセットへの装着例を
示す図である。
【図4】非接触型メモリカードの通信の実施例を示す図
である。
【図5】リーダライタをテレビジョン受像機に応用した
例を示す図である。
【図6】リーダライタをパソコンに応用した例を示す図
である。
【図7】リーダライタをリモートコマンダに応用した例
を示す図である。
【図8】リーダライタをプリンタに応用した例を示す図
である。
【図9】複数のアンテナを有するリーダライタをVTR
に応用した例を示す図である。
【図10】本発明の記憶装置を適用した非接触型メモリ
カードの他の実施の形態の構成例を示すブロック図であ
る。
【図11】メモリカードのデータ構造の例を示す図であ
る。
【図12】図11のカードデータエリアのデータ構造の
例を示す図である。
【図13】カードデータエリアの情報を書き換える手順
を説明するフローチャートである。
【図14】図11の録画予約データエリアのデータ構造
の例を示す図である。
【図15】メモリカードに記録されている録画予約デー
タに基づいて録画予約待機を行うときの処理手順を説明
するフローチャートである。
【図16】図11のプログラム再生データエリアのデー
タ構造の例を示す図である。
【図17】メモリカードに記録されているプログラム再
生データに従って、再生を行うときの処理手順を説明す
るフローチャートである。
【図18】図11のイベントデータエリアのデータ構造
の例を示す図である。
【図19】イベントデータエリアに記録されているデー
タを更新するときの処理手順を説明するフローチャート
である。
【図20】本発明の送出装置の構成例を示すブロック図
である。
【図21】番組タイトルを抽出する回路を有するVTR
の構成例を示すブロック図である。
【図22】業務用途で使用される場合のメモリカードの
データ構造の例を示す図である。
【図23】プリセット情報が記録される場合のメモリカ
ードのデータ構造の例を示す図である。
【図24】メモリカードのプリセット情報に従って、装
置のプリセットメモリの内容を変更するときの処理手順
を説明するフローチャートである。
【図25】メモリカードの他の構成例を示すブロック図
である。
【図26】メモリカードとリーダライタの他の構成例を
示すブロック図である。
【図27】図26の例の動作を説明するフローチャート
である。
【図28】図26の例の動作を説明する図である。
【図29】図26の例の動作を説明する図である。
【図30】図26の例の動作を説明する図である。
【図31】リーダライタの他の構成例を示すブロック図
である。
【図32】CD−ROMにメモリカードを添付した例を
示す図である。
【図33】図32の例の動作を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
1 非接触型メモリカード, 2 アンテナ, 3 同
調回路, 4 増幅回路, 5 復調回路, 6 通信
制御回路, 7 マイコン, 8 ROM,9 EEP
ROM, 10 変調回路, 11 増幅回路, 12
電源回路,21 非接触型メモリカードリーダライ
タ, 22 アンテナ, 23 同調回路, 24 増
幅回路, 25 復調回路, 26 通信制御回路,
27マイコン, 28 ROM, 29 RAM, 3
0 変調回路, 31 増幅回路, 32 通信線,
41 VTR, 42, 51 テレビジョン受像機,
61 パソコン, 71 リモートコマンダ, 71
a 表示部, 71b操作部, 81 プリンタ, 8
1a 操作部, 92−1, 92−2 金属板, 9
3 コンパートメント, 94 スイッチ, 95 マ
イコン, 100 カセット, 101,102 凹
部, 111 送出装置, 112 テレビジョン放送
信号出力回路, 113 番組タイトル発生回路, 1
14 多重化回路, 115 送信回路, 121 V
TR, 122 テレビジョン放送受信回路, 123
番組タイトル抽出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 伸一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の情報を記憶する記憶装置が装着さ
    れた記録媒体に対して、データの記録または再生を行う
    記録再生装置において、 前記記憶装置との間で前記情報の送受信を行う複数の送
    受信手段と、 前記送受信手段を切り換える切り換え手段と、 前記切り換え手段によって切り換えられた前記送受信手
    段を介して、前記記憶装置に記憶された前記情報を読み
    出す読み出し手段と、 前記切り換え手段によって切り換えられた前記送受信手
    段を介して、前記記憶装置に記憶された前記情報を更新
    するための更新情報を供給する供給手段とを備えること
    を特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記情報は、前記記録媒体に記録されて
    いるデータに関するものであることを特徴とする請求項
    1に記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体を収納する収納手段をさら
    に備え、 前記切り換え手段は、前記記録媒体が前記収納手段の中
    にあるか否かに基づいて、前記送受信手段を切り換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記送受信手段の所定のものは、前記記
    録媒体が前記収納手段の中にあるとき、前記記憶装置と
    の間で前記情報の送受信を行い、 前記送受信手段の他の所定のものは、前記記録媒体が前
    記収納手段の外にあるとき、前記記憶装置との間で前記
    情報の送受信を行うことを特徴とする請求項3に記載の
    記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶装置に対して電力の供給を行う
    電力供給手段をさらに備えることを特徴とする請求項1
    に記載の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記情報は、プリセット情報であること
    を特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記情報は、前記記録媒体に記録されて
    いるデータを識別するための識別データを含むことを特
    徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶装置は、 前記情報を記憶する記憶手段と、 前記電力供給手段から供給される電力を入力する電力入
    力手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記情報を、前記送受信
    手段を介して前記読み出し手段に提供する提供手段と、 前記送受信手段を介して前記供給手段から供給された前
    記更新情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された前記
    情報の更新を行う更新手段とを備えることを特徴とする
    請求項5に記載の記録再生装置。
  9. 【請求項9】 所定の情報を記憶する記憶装置が装着さ
    れた記録媒体に対して、データの記録または再生を行う
    記録再生方法において、 複数の送受信装置を介して、前記記憶装置との間で前記
    情報の送受信を行うとき、前記送受信装置を切り換え、 切り換えられた前記送受信装置を介して、前記記憶装置
    に記憶された前記情報を読み出すとともに、切り換えら
    れた前記送受信装置を介して、前記記憶装置に記憶され
    た前記情報を更新することを特徴とする記録再生方法。
  10. 【請求項10】 データが記録される記録媒体に装着さ
    れ、前記記録媒体に記録された前記データに関する情報
    を記憶する記憶装置との間で、前記情報の送受信を行う
    送受信手段と、 前記送受信手段を介して、前記記憶装置に記憶された前
    記情報を読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段によって読み出された前記情報を出力
    する出力手段とを備えることを特徴とする入出力装置。
  11. 【請求項11】 前記送受信手段を介して、前記記憶装
    置に記憶された前記情報を更新する更新手段をさらに備
    えることを特徴とする請求項10に記載の入出力装置。
  12. 【請求項12】 前記送受信手段は、前記記憶装置に対
    して前記情報を所定の周期で間欠的に送信することを特
    徴とする請求項10に記載の入出力装置。
  13. 【請求項13】 前記送受信手段は、前記記憶装置から
    情報を受信したとき、前記記憶装置に対して前記情報を
    送信する周期を短くすることを特徴とする請求項12に
    記載の入出力装置。
  14. 【請求項14】 データが記録される記録媒体に装着さ
    れ、前記記録媒体に記録された前記データに関する情報
    を記憶する記憶装置との間で、前記情報の送受信を行
    い、 前記記憶装置に記憶された前記情報を読み出し、 読み出した前記情報を出力することを特徴とする入出力
    方法。
  15. 【請求項15】 情報を記憶し、外部装置との間で情報
    の送受信を行う記憶装置であって、 情報を記憶する記憶手段と、 前記外部装置から供給される電力を入力する電力入力手
    段と、 前記記憶手段に記憶されている前記情報を、前記外部装
    置に提供する提供手段と、 前記外部装置から供給された前記情報に基づいて、前記
    記憶手段に記憶された前記情報の更新を行う更新手段と
    を備えることを特徴とする記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記記憶装置は、所定の情報が記録さ
    れた記録媒体に添付される記憶装置であり、 前記記憶手段には、前記記録媒体に記録されている情報
    を追加変更する情報が記憶されていることを特徴とする
    請求項15に記載の記憶装置。
  17. 【請求項17】 所定の情報を記憶する記憶装置が装着
    された記録媒体から、そこに記録されている情報を再生
    し、処理する情報処理装置において、 前記記録媒体を再生する再生手段と、 前記記憶装置から、そこに記憶されている情報を受信す
    る受信手段と、 前記再生手段により再生された情報に対して、前記受信
    手段で受信した情報を追加変更する追加変更手段とを備
    えることを特徴とする情報処理装置。
  18. 【請求項18】 所定の情報を記憶する記憶装置が装着
    された記録媒体から、そこに記録されている情報を再生
    し、処理する情報処理装置の情報処理方法において、 前記記録媒体を再生する再生ステップと、 前記記憶装置から、そこに記憶されている情報を受信す
    る受信ステップと、 前記再生ステップで再生された情報に対して、前記受信
    ステップで受信した情報を追加変更する追加変更ステッ
    プとを備えることを特徴とする情報処理方法。
  19. 【請求項19】 所定の情報を記憶する記憶装置が装着
    された記録媒体に対して、データの記録または再生を行
    う記録再生装置に、前記データおよび前記情報を送出す
    る送出装置であって、 前記記録媒体に記録すべき前記データに、前記記憶装置
    が記憶すべき前記情報を重畳する重畳手段と、 前記重畳手段によって前記情報が重畳された前記データ
    を送出する送出手段とを備えることを特徴とする送出装
    置。
  20. 【請求項20】 前記情報は、前記データに関するもの
    であることを特徴とする請求項19に記載の送出装置。
  21. 【請求項21】 前記記憶装置は、 前記情報を記憶する記憶手段と、 所定の外部装置から供給される電力を入力する電力入力
    手段と、 前記記憶手段に記憶された前記情報を、前記外部装置に
    提供する提供手段と、 前記外部装置から供給された前記情報に基づいて、前記
    記憶手段に記憶された前記情報の更新を行う更新手段と
    を備えることを特徴とする請求項19に記載の送出装
    置。
  22. 【請求項22】 前記重畳手段は、前記情報を前記デー
    タに対応する放送信号の垂直同期信号区間に挿入するこ
    とを特徴とする請求項19に記載の送出装置。
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