JP2000067566A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2000067566A
JP2000067566A JP10233824A JP23382498A JP2000067566A JP 2000067566 A JP2000067566 A JP 2000067566A JP 10233824 A JP10233824 A JP 10233824A JP 23382498 A JP23382498 A JP 23382498A JP 2000067566 A JP2000067566 A JP 2000067566A
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JP10233824A
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English (en)
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Koji Fujita
浩司 藤田
Hideo Nishijima
英男 西島
Hisashi Ota
久司 大田
Akishi Mitsube
晃史 三邊
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の記録媒体の記録内容の一覧表示及び画像
の高速検索などのライブラリ機能を具備する記録再生装
置において、別の記録再生装置で記録された記録媒体の
再生動作、或いは別の磁気記録再生装置による再生動作
においても、前記ライブラリ機能を利用できる記録再生
装置を提供する。 【解決手段】記録媒体を管理する情報信号を第1の記録
媒体及び記録再生装置に内蔵する第2の記録媒体に記録
する。第1の記録媒体を再生する際、第2の記録媒体に
記録されている情報信号を引用し、第1の記録媒体の内
容一覧を表示するとともに、画像の高速検索を行う。ま
た前記第2の記録媒体の情報信号を外部装置に対して入
出力する手段を設けて、複数の記録再生装置の間で前記
情報信号の共有化を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の記録媒体
(例えば磁気テープ)に記録された内容を管理し、録画
済み記録媒体の内容管理及び検索を容易にした記録再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用や個人用のVTR装置は、TV受
信機で受信する所望の映像を録画して再生する使用法が
一般的である。ところが、このような録画済みテープの
本数が多くなると、どのテープのどの位置にどのような
内容の映像を録画したかを簡単に見分けることは困難に
なる。
【0003】つまり従来は、録画内容のタイトル、コメ
ント等をカセットの表面に書き込む方法が用いられてい
る。しかし通常の使用方法では、再生したいテープが見
つかっても所望の映像が記録されているテープ内の記録
位置を検索するのは困難であった。
【0004】VHS−VTRでは、映像の頭出し再生を
行うシステムとしてVISS(VHS Index S
earch System)が知られている。これは、
テープに記録されている頭出し信号の数をカウントしな
がら、テープを巻き戻し或いは早送りして、所望のカウ
ント数に達した位置からテープを再生するものである。
【0005】また、VTRに挿入されたテープの録画内
容を画面に表示するものとして、特開平5−36251
号公報に記載の技術がある。これは、VTRに付設した
メモリに各テープ毎の録画内容を記憶し、再生時には、
各テープに貼り付けたバーコードラベルによりテープ番
号を識別し、前記メモリから当該テープの録画内容を読
み出して画面に表示し、上記のVISSシステムにより
当該映像の頭出しを行うものである。
【0006】また、特開平6−309848号公報に記
載の技術では、テープ管理情報(例えばテープ番号、装
置番号、記録開始時間、終了時間、録画内容等)をテー
プへ記録し、さらにVTRに付設したメモリへも前記管
理情報を記録する。再生時には、テープからの前記管理
情報により当該テープ番号を識別し、前記メモリから当
該テープの録画内容を呼び出して画面に表示し、上記の
VISSシステムにより当該映像の頭出しを行うもので
ある。
【0007】これらのテープ管理システムのように、V
TR装置に例えばメモリを備え、テープに記録した内容
の管理情報を該メモリへ記憶し、これを用いて当該テー
プの管理情報を読み出すようにした一種のライブラリ機
能は、特に磁気テープのようなシーケンシャル記録媒体
の場合に有効である。また記録媒体がディスク状記録媒
体(ランダムアクセス可能な記録媒体)の場合において
も、上記ライブラリ機能は有効である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記技術
の中で、カセットに記録内容を書き込んだラベルを貼っ
てテープを管理する手法は煩わしい上、録画をやり直し
た場合はラベルを書き直す必要がある。またVISSな
どの方法を利用してテープの頭出しを行う場合は、所望
の映像が、テープの何番目の位置に記録されているかを
覚えておくか、もしくはラベルに書いておく必要があ
り、使い勝手が悪いという問題がある。
【0009】次に前記特開平5−36251号公報の技
術では、バーコードを読み取るための機構、回路が必要
となりコストアップの問題点がある。また前記特開平6
−309848号公報の技術では、前記VTR装置の付
設メモリに記憶されかつテープへ記録されているテープ
管理情報は、当該VTRにて記録した場合のみ有効であ
り、異なるVTRにて記録したテープについては、前記
ライブラリ機能は使えないという問題がある。
【0010】さらに、ユーザが新規にVTRを買い増し
する場合、新規VTRは旧VTRのライブラリ機能を引
き継ぐことができない、という致命的な問題がある。
【0011】本発明では、従来の技術の問題点を解消
し、異なるVTR間において前記ライブラリ機能を共有
できる記録再生装置を提供することにある。
【0012】なお本発明では、記録媒体として磁気テー
プを例に記載するが、本発明を説明するためのものであ
って、特許請求項を限定、或いは範囲を減縮するもので
はない。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の記録再生装置では、映像信号及び情報信号
を第1の記録媒体へ記録再生する記録再生装置におい
て、前記情報信号を記憶する第2の記録媒体を有し、前
記情報信号を生成する情報信号生成手段と、前記情報信
号を外部へ送信する情報信号送信手段と、前記情報信号
を外部から受信する情報信号受信手段と、前記情報信号
を前記第2の記録媒体へ書き込む手段と、前記情報信号
を前記第2の記録媒体から読み出す手段と、を備える構
成とした。
【0014】ここで、前記情報信号送信手段及び前記情
報信号受信手段は、商用電灯線にて他の記録再生装置と
の間に情報信号を伝送する方式とした。
【0015】また前記情報信号送信手段及び前記情報信
号受信手段には、外部へ送受信する際中継となる中継リ
モコン装置を設け、前記中継リモコン装置は、前記情報
信号を送信する中継送信部と、前記情報信号を受信する
中継受信部と、前記情報信号を記憶する記憶部と、キー
操作部を含んで構成した。
【0016】ここに、前記中継リモコン装置における中
継送信部と中継受信部は、好ましくは赤外光を用いた送
受信方式であり、又は電波を用いた送受信方式である。
【0017】さらに本発明の記録再生装置において、前
記情報信号を記憶する第2の記録媒体を有し、前記情報
信号を前記第2の記録媒体へ書き込む手段と、前記情報
信号を前記第2の記録媒体から読み出す手段とを備える
とともに、前記情報信号を記憶する着脱可能な第3の記
録媒体を有し、前記第2の記録媒体の情報信号を前記第
3の記録媒体に書き込む手段と、前記第3の記録媒体か
ら情報信号を読み出す手段を備える構成とした。
【0018】ここに、前記第3の記録媒体への書き込み
手段及び読み出し手段は、外部接続したインターフェー
ス手段により構成した。
【0019】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の第1の
実施の形態における記録再生装置について、第1図を参
照しながら詳細に説明する。尚、第1の実施の形態は、
本発明を説明するために、請求項で述べている第1の記
録媒体を磁気テープ、第2の記録媒体を半導体メモリを
用いた例を用いて記述をするが、前記両者の記録媒体は
これに限定される必要はなく、ディスク状記録媒体にお
いても本第1の実施の形態は有効である。以下の説明に
より、特許請求の範囲を限定し、或いは範囲を減縮する
様に解すべきではない。
【0020】図1において、1はテレビジョン放送用受
信アンテナ、2はテレビジョン放送用受信機、3は映像
信号、音声信号、情報信号等を記録信号に変調、又は再
生信号を復調する映像信号記録再生部、4はヘリカルス
キャン方式により磁気テープへの記録再生を行うVTR
記録再生部、5は映像信号は映像信号、音声信号の再生
信号が出力される端子、6はマシンID、記録日付、記
録開始時刻、記録終了時刻、テレビジョンチャンネル、
記録モード等の記録条件をを含む情報と、タイムコード
情報などの情報信号を生成する情報信号生成部、7はテ
ープ上から再生された情報信号を解読する情報信号解読
部、8は前記再生された情報信号よりテープ番号を識別
するテープ識別部、9は情報信号を記憶或いは読み出し
を行うメモリ、10はテレビジョン放送の予約録画の設
定部、11は外部より情報信号を取り入れる入力端子、
12は外部へ情報信号を出力する出力端子、13は入力
処理部、14は出力処理部、15はメモリインターフェ
ース、16は操作部、17は表示部、18はシステムコ
ントロール部、19はサーボ処理部である。
【0021】まず図1の各機能ブロックに従って動作の
説明を行う。アンテナ1によりテレビジョン放送が受信
され、テレビジョン受信機2によりテレビジョン放送信
号の復調動作及びチャンネル設定がなされて、映像信号
及び音声信号、文字情報信号(文字放送等の信号)が出
力される。前記映像信号及び音声信号、文字情報信号
は、映像信号記録再生部3により変調され、VTR記録
再生部4にて磁気テープ上に記録される。VTR記録再
生部は、従来のVHS−VTR或いは8mm−VTR等
の様に、回転磁気ヘッドにより磁気テープ上に斜のヘリ
カルトラック状に記録再生するものであり、ここでの詳
細な説明は省略する。テープから再生された信号は、映
像信号記録再生部3により復調動作がなされ、元の映像
信号、音声信号、文字情報信号に変換されて出力端子5
より出力される。
【0022】次に予約録画動作について説明する。操作
部16から、所望の録画予約情報(チャンネル、録画日
時、録画開始時刻、録画終了時刻、番組ジャンル、記録
モード等)を入力する。録画予約情報はシステムコント
ロール部18を介して予約録画設定部10に記憶され
る。記憶された該録画予約情報は、さらに、情報信号生
成部6及びテレビジョン受信機2へ送出される。テレビ
ジョン受信機2は、前記録画予約情報に従いチャンネル
設定がなされ、システムコントロール部18は、前記録
画予約情報に従い、サーボ処理部19へVTR記録再生
部4の記録動作を開始する指令を送出する。これによ
り、VTR記録再生部4は記録動作に入る。
【0023】情報信号生成部6は、前記録画予約情報
に、装置ID、テープ番号、タイムコード、パリティ等
を追加し情報信号として、映像信号記録再生部3とメモ
リ10へ送出する。映像信号記録再生部3は、前記情報
信号を映像信号の垂直帰線期間に多重した信号とし、V
TR記録再生部4にて磁気テープへ記録を行う。尚情報
信号の多重方式は、映像信号の垂直帰線期間に多重する
方式に限定する必要はなく、例えば磁気テープのヘリカ
ルトラック上の所定部分へ記録する方式、或いは磁気テ
ープの長手方向の所定部分に記録してもよい。一方メモ
リ9も前記磁気テープと同様に情報信号を記憶する。
【0024】次に再生時の動作について説明をする。V
TR記録再生部4から再生された再生信号は、映像信号
記録再生部3により復調動作がなされ、垂直帰線期間に
多重されている情報信号が抽出され、該情報信号が情報
信号解読部7へ送出される。情報信号解読部7は、情報
信号の内容(前記録画予約情報、装置ID、テープ番
号、タイムコード、パリティ等)を解読し、テープ識別
部8へ解読した情報信号を送出し、前記情報信号の例え
ば、装置IDとテープ番号情報からテープの識別を行
う。
【0025】テープ識別結果は、システムコントロール
18へ送出され、メモリ9から該テープに該当する情報
信号の引用が行われる。メモリ9の情報信号は、メモリ
インターフェース15を介してシステムコントロール部
18へ送出される。システムコントロール部18は、前
記情報信号の録画予約情報(例えば、チャンネル、録画
日時、録画開始時刻、録画終了時刻、番組ジャンル、記
録モード等)を表示部17にテープの内容一覧を表示す
ることで、ユーザはテープの内容を即座に把握すること
ができる。またメモリ9には、テープの情報信号がテー
プ毎に管理されて、当該記録再生装置により記録された
テープ全ての情報信号が記憶されている。従って、前記
表示部17により、テープ毎の全テープ内容一覧も表示
することが可能である。
【0026】以上のように、磁気テープに情報信号を記
録することにより磁気テープを管理する機能(以下ライ
ブラリ機能)は、特に磁気テープ等のシーケンシャル記
録媒体において大変効果的で使い勝手を大幅に向上でき
る。
【0027】また、前記第1の記録媒体がランダムアク
セスに適したディスク状記録媒体、例えばハードディス
ク、光磁気ディスク、相変化光ディスクの場合において
も、前述したように、記録再生装置内部の第2の記録媒
体(例えばメモリ)へ、第1の記録媒体全部の内容を管
理する情報信号を記録する方法は、同様に有効である。
特に家庭用簡易ライブラリ機能を搭載した記録再生装置
には上記技術は非常に有用となる。
【0028】前記記録再生装置内部のメモリに記憶され
ている情報信号は、当該記録再生装置と当該記録再生装
置で記録した磁気テープとの組み合わせ(自己記録再
生)で有効であることは言うまでもない。さらに本発明
では、別の記録再生装置で記録した磁気テープを再生し
た場合、或いは、ユーザが新規に記録再生装置を買い増
しした場合にも、前記メモリ内情報信号及び磁気テープ
上の情報信号を有効にするものである。
【0029】そのため本発明の第1の実施の形態では、
前記記録再生装置の内部のメモリ9の情報信号(ライブ
ラリ情報)を入出力インターフェースを介して別の記録
再生装置へ転送し、共有化する構成とした。以下その動
作を図1を用いて詳細に説明する。
【0030】前記メモリ9に記憶してあるライブラリ情
報は、システムコントローラ18からのライブラリデー
タ転送指令を受けると、メモリインターフェース15を
経由して出力処理部14にてデータの再配置及びパリテ
ィ符号が付加されて出力端子12から出力される。一方
外部入力端子11から入力されるライブラリ情報は、入
力処理部13によりパリティ確認、データの再配置処理
を行った後、メモリインターフェース15を介してメモ
リ9へライブラリ情報が追記記録される。ここで述べて
いるライブラリ情報の入出力端子は、ライブラリデータ
専用の入出力端子を例に説明をしたが、ビデオ用の入出
力端子を兼用してもよい。
【0031】図5は、前記ライブラリ情報の入出力端子
をビデオ用の入出力端子と兼用した例について示したも
のである。なお図5において、図1と同一機能ブロック
の説明は省略する。図5において、80はビデオ入力端
子、81はビデオ出力端子、82はスイッチ回路、83
は信号判別回路、84はスイッチ回路である。信号判別
回路83は、入出力の信号がライブラリ情報或いはビデ
オ信号の判別を行い、ライブラリ情報と判別するとスイ
ッチ回路82及び84は接点D側に切り替わる。ビデオ
信号と判別した場合、或いは通常の状態ではスイッチ回
路82及び84は接点A側に切り替わる用に動作する。
【0032】以上、本発明の第1の実施例によれば、記
録再生装置に内蔵するメモリ9のライブラリ情報を、入
出力手段により別の記録再生装置のメモリ9へ転送複写
することができる。上記問題点であった、別の記録再生
装置により記録した磁気テープの再生、或いはユーザが
新規に磁気記録再生装置を買い増しした場合において
も、前記メモリ9のライブラリデータを共有化すること
ができ使い勝手を大きく向上することができる。
【0033】本発明の第1の実施の形態では、磁気テー
プ上の情報信号とメモリ9の情報信号とは同一データを
記録する方式であるが、これに限定する必要はなく、少
なくとも磁気テープへ記録する情報信号の一部を前記メ
モリへ記録してもよい。本発明の第1の実施の形態の動
作は、少なくとも磁気テープのテープ番号に対するメモ
リ9内から情報信号の引用ができれば良いことから、磁
気テープへ記録する情報信号はマシンIDとテープ番号
だけでも構わない。しかし、本発明の第1の実施の形態
の特徴である、メモリ9へ磁気テープから再生された情
報信号を用いて再構築できるように、磁気テープ上へも
前記メモリと同一な情報信号を記録する方式としてい
る。
【0034】次に、磁気テープとメモリ9に記録される
情報信号について図2を用いて以下説明する。図2にお
いて、20は磁気テープ、21〜25は情報信号ブロッ
ク、26はソース(番組)、27はテープ上に記録され
る情報信号、28は磁気記録再生装置の内部のメモリ、
29〜32はテープ毎の情報信号である。
【0035】情報信号は、例えば図2の27に示すよう
に、Start Code、マシンID、テープ番号判
別情報、録画開始点絶対アドレス(タイムコード信号
等)、録画中の絶対アドレス、録画開始の月・日・曜日
情報、フレーム情報、録画開始時間情報、録画開始分情
報、録画チャンネル情報、録画モード情報、パリティ情
報等から構成されている。尚、情報信号はこれらに限定
されず別情報であってもよい。
【0036】前記情報信号は、磁気テープ20に例えば
11フレームを前記情報信号の1ブロックとして映像信
号垂直帰線期間に多重して記録し、以下このブロックが
繰り返して記録される。尚テープの位置を示す情報(タ
イムコード信号)は順次更新される。前記ブロックを構
成するフレームの数は、説明のため11フレームとして
いるが、これに限定される必要はない。図2に示すテー
プ20は、11フレーム毎に番組1に関する情報信号が
繰り返して記録される様子を示す。前記情報信号の1ブ
ロックは、磁気テープの画像記録領域の全てに繰り返し
記録される。一方、記録再生装置の内蔵メモリ28も磁
気テープと同様な情報信号がテープ毎に記憶される。メ
モリ28の情報信号は、メモリインターフェース15を
経由して入力処理部13あるいは出力処理部を介して外
部の記録再生装置とのデータ送受信を行う。
【0037】次にテープへ記録したソース(番組)の一
覧表示について図3を用いて説明する。図3において図
2と同一機能ブロックの説明は省略する。図3において
40〜44は記録済みの番組、45はデータ検索部、4
6はテープ内容一覧表示の一例、である。
【0038】前述同様に40〜44の番組毎にそれぞれ
情報信号27がテープ上に繰り返して記録される。ま
た、記録再生装置の内蔵メモリ28も同様にテープ毎に
前記情報信号が記憶される。例えば番組1を再生した場
合、まず情報信号内27のマシンIDとテープ判別情報
から、メモリ28内の当該テープに該当する前記情報信
号をデータ検索部45にて検索、引用を行う。例えば、
モニタ表示例46に示す様に、番組の通し番号、録画
日、録画開始時刻、テレビジョン放送チャンネル、録画
時間、ジャンル等を一覧表示する。尚モニタ表示内容は
ここに記述したものに限定をする必要はなく、記録条
件、再生した回数、再生したか否か等の表示をしてもよ
い。
【0039】また、前記メモリ28には、該記録再生装
置により記録したテープ全巻のテープ情報信号が記憶さ
れている。従って、テープ毎に情報(テープ番号、タイ
トル、コメント、記録条件、再生した回数、再生したか
否か等)をテープを再生しないで即座に一覧表示をする
ことが可能である。
【0040】(実施の形態2)次に本発明の第2の実施
形態における記録再生装置について、図4を参照しなが
ら説明する。図4は本発明の第2の実施実施形態におけ
る記録再生装置における情報信号の伝送構成を示したブ
ロック図である。図4において、50、61は結合トラ
ンス、51及び52、62、63はスイッチ回路、5
3、54、64、65はバンドパスフィルタ(BP
F)、55、56、66、67は増幅器(AMP)、5
7、68は変調器、58、69は復調器、59は第1の
記録再生装置、60は電灯線、70は第2の記録再生装
置、71は送信キャンセル部、72は回線使用判別部、
73はID設定部である。
【0041】前述した第1の実施形態では、複数の記録
再生装置を、専用のケーブルあるいはビデオケーブルに
より接続をする必要があった。しかし複数の記録再生装
置が距離をおいて設置されている場合は使い勝手が悪
い。本発明の第2の実施形態の目的は、記録再生装置に
内蔵する第2の記録媒体(例えばメモリ)の情報信号
(ライブラリ情報)を商用電源を利用して伝送し、別に
設けた記録再生装置に内蔵する第2の記録媒体(例えば
メモリ)に前記ライブライリ情報を記憶させることであ
る。
【0042】以下図4を用いて動作の説明をする。ま
ず、前記情報信号の送信動作について以下説明する。第
1の記録再生装置59から、前記情報信号を変調部57
に送出する。一方、ID設定部73により、ID情報、
ここでは例えば第1の記録再生装置59の装置識別番
号、或いは装置固有情報等を変調部57へ出力する。変
調部57では、前記装置識別番号と前記情報信号とを多
重化し、例えばFM変調或いはアナログスペクトラム拡
散方式に基づく変調等を施す。さらにアンプ部55によ
り増幅され、BPF53により通過帯域を制限した後、
スイッチ回路51へ該変調信号(搬送波)を送出し、結
合トランス50へ供給する。スイッチ回路51及び52
は、搬送波を送信する場合には、接点TXへ切り替わる
ように動作する。
【0043】次に、前記情報信号の受信動作について同
図を用いて以下説明する。電灯線60を経由して搬送さ
れる情報信号は、結合トランス61へ供給され、スイッ
チ回路63を介してBPF65により帯域制限を行い、
AMP67により増幅され復調器69により基の情報信
号(ライブラリ情報)に復調される。さらに復調器69
は、ID設定部74にてあらかじめ設定されたID情報
が、前記送信側の情報信号に多重されているID情報と
比較を行い、当該ID情報が一致している場合のみ、復
調された情報信号(ライブラリ情報)を第2の記録再生
装置に内蔵する第2の記録媒体(例えばメモリ)へ記憶
するように動作する。
【0044】電灯線のような共通な伝送路は、さまざま
な情報信号あるいは伝送路のノイズ等不安定な伝送路で
ある場合が多い。そこで、送信側に当たる第1の記録再
生装置59は、情報信号の送信を行う前に一旦受信動作
に切換えて、例えば送信に使用している周波数帯域内の
信号状態をモニタし、当該使用する周波数帯域内に信号
あるいはノイズが検出される場合においては、送信をキ
ャンセルすることが必要である。
【0045】上記動作を実現するために、前記情報信号
を送信する前段階において、復調部58の出力信号を回
線使用判別部72により、回線の使用状態を検出し、回
線がすでに使用されている場合あるいは、送信に使用す
る周波数帯域に信号が検出された場合は、該検出信号を
送信キャンセル部71へ送信を行い、スイッチ51、5
2の送信側切り替えをキャンセルする。なお、送信中に
おいて電灯線内に大きなノイズ等が検出された場合にお
いては、送信を一旦途中で中断し、当該別の信号或いは
ノイズが検出されなくなると、送信を再開する様に動作
を行う。
【0046】以上、本発名の第2の実施の形態によれ
ば、記録再生装置の電源ラインである商用電源を経由し
て、複数の記録再生装置に対して、情報信号(ライブラ
リ情報)の送受信を行うことができる。この形態では、
前記情報信号を送受信するために専用の接続ケーブルが
不要であり、電源ラインという既存の設備を使用するこ
とで実現できる。
【0047】(実施の形態3)次に本発明の第3の実施
形態における記録再生装置について、図6及び図7を参
照しながら説明する。図6は、本発明の第3の実施形態
における記録再生装置における情報信号の伝送構成を示
したブロック図である。尚図1と同一機能ブロックにつ
いての説明は省略する。図6において、90は赤外線発
光素子、91は赤外線受光素子、92は赤外線発光素子
駆動部、93は増幅部、94はFM変調部、95はFM
復調部、96はメモリインターフェースである。また、
図7は記録再生装置の遠隔操作リモコンの内部構成を示
す図であり、100はリモコン、101は赤外線発光素
子、102は赤外線受光素子、103は赤外線発光素子
駆動部、104は増幅部、105はFM変調部、106
はFM復調部、107は信号処理部、108はマイコン
制御部、109は操作部、110は操作用データRO
M、111は情報信号格納用RAMである。
【0048】本発明の第3の実施の形態の目的は、記録
再生装置に内蔵する第2の記録媒体(例えばメモリ)の
情報信号(ライブラリ情報)を、記録再生装置に付属す
る赤外線伝送手段を備えた遠隔操作用のリモコンを介し
て伝送し、別に設けた記録再生装置に内蔵する第2の記
録媒体(例えばメモリ)に前記ライブライリ情報を記憶
させ、情報信号の共有化を図ることである。
【0049】まず、図6の情報信号伝送動作について説
明する。メモリ9の情報信号(ライブラリ情報)は、メ
モリインターフェース96を介してFM変調部94に入
力される。情報信号(ライブラリ情報)は、FM変調部
94により変調されて、赤外線発光素子の駆動部92を
介して、赤外線発光素子90から赤外光にて遠隔操作用
のリモコンへ送信される。
【0050】一方記録再生装置の入力側は、赤外線受光
素子91から赤外光にて送信される情報信号を受信し、
増幅部98により信号増幅され、FM復調部95により
元の情報信号(ライブラリ情報)に変換される。該情報
信号(ライブラリ情報)は、メモリインターフェース9
6を介してメモリ9に記憶される。
【0051】次に遠隔操作用リモコン100の動作を説
明する。ほとんどの記録再生装置には、動作指令、或い
は予約タイマ設定を遠隔にて操作するリモコンが準備さ
れる。このリモコンは、記録再生装置の操作指令のデー
タROM110を操作部109の入力操作毎に読み出し
を行い、マイコン制御部を介して信号処理部107によ
りデータコードに変換されて、FM変調部105に供給
される。FM変調部105によりFM変調された操作指
令情報は、赤外線駆動部103を介して、赤外線発光素
子101から送信される。また、前記操作指令のデータ
ROM110を情報信号の格納されたメモリ111に、
データ切換を行うことにより、情報信号が赤外線発光素
子101から送信される。
【0052】一方リモコン100の受信側の動作は、記
録再生装置から赤外光により送信されてる情報信号を、
赤外線受光素子102により受光し、増幅部104によ
り信号増幅して、FM復調部106により復調動作が成
され、次段の信号処理部107により元の情報信号に変
換されて、マイコン制御部を介してメモリ111へ格納
される。
【0053】以上本発明の第3の実施の形態によれば、
記録再生装置の遠隔用リモコン100に記録媒体を設け
て、記録再生装置の情報信号を格納してあるメモリの内
容を赤外線伝送手段により、前記リモコン100へ送信
し、該リモコン100に内蔵するメモリに、該赤外線送
信された情報信号を一旦格納する。次に、前記リモコン
100から、前記メモリに格納した情報信号を赤外線に
より別に設けた記録再生装置に前記情報信号を赤外線伝
送にて送信することにより、該記録再生装置に内蔵する
メモリ9へ前記情報信号を転送することができる。
【0054】従って、従来問題であった、別の記録再生
装置により記録した磁気テープの再生、或いはユーザが
新規に磁気記録再生装置を買い増しした場合において
も、記録再生装置に内蔵する前記メモリ9のライブラリ
情報を共有化することができ、使い勝手を大きく向上す
ることができる。しかも本形態では、記録再生装置に付
随するリモコンを、前記情報信号のデータ転送手段に使
用することができるから、使い勝手に優れる。
【0055】(実施の形態4)次に本発明の第4の実施
形態における記録再生装置について図8及び図9を参照
しながら説明する。まず図9は、本発明の第4の実施形
態の記録再生装置における情報信号の伝送構成を示した
ブロック図である。尚図1と同一機能ブロックについて
の説明は省略する。図9において、130は送信アンテ
ナ、131は受信アンテナ、132はRF送信部、13
3はRF受信部である。また、図8は記録再生装置の遠
隔操作リモコンの内部構成を示す図であり、120はリ
モコン、121は送信アンテナ、123は受信アンテ
ナ、122はRF送信部、124はRF受信部である。
【0056】本発明の第4の実施の形態の目的は、記録
再生装置に内蔵する第2の記録媒体(例えばメモリ)の
情報信号(ライブラリ情報)を、記録再生装置に付属す
る電波方式によう遠隔用リモコンを介して伝送し、別に
設けた記録再生装置に内蔵する第2の記録媒体(例えば
メモリ)に前記ライブライリ情報を記憶させることであ
る。
【0057】まず、図9の情報信号送受信動作を説明す
る。尚、図1と同一機能ブロックの説明は省略する。記
録再生装置のメモリ9に記憶されている情報信号(ライ
ブラリ情報)は、メモリインターフェース96を介して
FM変調部94に入力される。情報信号(ライブラリ情
報)は、FM変調部94により変調されて、RF送信部
132により電力増幅されて送信アンテナ130から遠
隔操作用のリモコン120へ出力される。
【0058】一方記録再生装置の入力側は、受信アンテ
ナ131にてリモコン120からの電波を受信し、RF
受信部133により信号増幅され、FM復調部95によ
り元の情報信号(ライブラリ情報)に変換される。該情
報信号(ライブラリ情報)はメモリインターフェース9
6を介して、メモリ9に追記記憶される。
【0059】次に遠隔操作用リモコン120の動作を説
明する。ほとんどの記録再生装置には、動作指令、或い
は予約タイマ設定を遠隔にて操作するリモコンが準備さ
れる。このリモコンは、記録再生装置の操作指令のデー
タROM110を操作部109の入力操作毎に読み出し
を行い、マイコン制御部を介して信号処理部107によ
りデータコードに変換されて、FM変調部105に供給
される。FM変調部105によりFM変調された操作指
令情報は、RF送信部により、高周波に変換され送信ア
ンテナ121から送信される。また、前記操作指令のデ
ータROM110を情報信号の格納されたメモリ111
に、データ切換を行うことにより、情報信号が電波とし
て、送信アンテナ121から出力される。
【0060】一方リモコン120の受信側の動作は、記
録再生装置から電波により送信されてくる情報信号を、
受信アンテナ123により受信して、RF受信部124
により信号増幅が成された後、増幅部104により信号
増幅され、FM復調部106により復調動作が成され、
次段の信号処理部107により元の情報信号に変換され
て、マイコン制御部を介してメモリ111へ格納され
る。
【0061】以上本発明の第4の実施の形態によれば、
記録再生装置の遠隔用リモコン120に記録媒体を設け
て、記録再生装置の情報信号を格納してあるメモリの内
容を電波による伝送手段により、前記リモコン120へ
送信し、該リモコン120に内蔵するメモリに該電波に
より送信された情報信号を一旦格納する。次に、前記リ
モコン120から、前記メモリに格納した情報信号を赤
外線により別に設けた記録再生装置に前記情報信号を送
信することにより、該記録再生装置のメモリへ前記情報
信号を転送することができる。
【0062】従って、上記問題点であった、別の記録再
生装置により記録した磁気テープの再生、或いはユーザ
が新規に磁気記録再生装置を買い増しした場合において
も、記録再生装置に内蔵する前記メモリ9のライブラリ
データを共有化して活用することができ、使い勝手を大
きく向上することができる。この場合にも、前記情報信
号を送受信するための専用の接続ケーブルが不要であ
る。
【0063】(実施の形態5)次に本発明の第5の実施
形態における記録再生装置について、図10を参照しな
がら説明する。まず図10は、本発明の第5の実施実施
形態における記録再生装置における情報信号の伝送構成
を示したブロック図である。尚図1と同一機能ブロック
についての説明は省略する。図10において、140は
カード型メモリ、141は外付けカード型メモリ装置、
142はカード型メモリインターフェース、143は外
付けカード型メモリ装置と記録再生装置を接続する信号
線ケーブルである。
【0064】本発明の第5の実施の形態の目的は、記録
再生装置の外部に接続したカード型メモリ装置141に
より、カード型メモリ140へ、記録再生装置に内蔵す
るメモリ9の情報信号を複写し、別に設けた記録再生装
置に接続したカード型メモリ装置141へ装着したカー
ド型メモリ140より情報信号の読み出しを行い、記録
再生装置に内蔵するメモリへ情報信号(ライブライリ情
報)を記憶させることである。
【0065】本発明の第5の実施の形態を、図10を用
いて説明する。メモリ9に記憶されている情報信号(ラ
イブラリ情報)は、メモリインターフェース15に送出
される。メモリインターフェース15は、記録再生装置
から外部に出力される出力端子を備えており、その出力
端子には専用の信号線ケーブルが接続される。前記記録
再生装置からの情報信号線は、外付けカード型メモリ装
置142へ接続されており、カード型メモリインターフ
ェース141を介してカード型メモリ140へ記録され
る。
【0066】次に、カード型メモリ140を別に設けた
記録再生装置に接続してある外付けカード型メモリ装置
142へ装着し、カード型メモリ140に記憶されてい
る情報信号は、カード型メモリインターフェース141
を介して記録再生装置のメモリインターフェース15へ
入力されて、メモリ9に追記記録される。尚、第5の実
施の形態では、カード型メモリ装置を外付けを例に説明
したが、カード型メモリ装置を記録再生装置に内蔵した
場合においても上記実施の形態は有効であり、上記実施
例に限定されることはない。
【0067】以上本発明の第5の実施の形態によれば、
カード型メモリ140へ記録再生装置に内蔵するメモリ
9の情報信号(ライブラリ情報)を記録再生する機能を
搭載することにより、該カード型メモリ140を介して
前記情報信号を別に設けた記録再生装置に内蔵するメモ
リ9へ複写することができる。
【0068】したがって、上記問題点であった、別に設
けた記録再生装置により記録した磁気テープの再生、或
いはユーザが新規に磁気記録再生装置を買い増しした場
合においても、記録再生装置に内蔵する前記メモリ9の
ライブラリデータを共有化して活用することができ、使
い勝手を大きく向上することができる。この形態では、
大容量の情報信号を高速にオフラインにて転送できると
いう効果がある。
【0069】(実施の形態6)次に本発明の第6の実施
形態における記録再生装置について、図11を参照しな
がら説明する。まず図11は、本発明の第6の実施形態
における記録再生装置によりテープに記録された情報信
号の記録状態を示した図である。図11において、15
0はテープ、151〜155はテープ150へ記録され
た各々ソース(番組)に対する情報信号、156はテー
プの未記録領域、157〜161はソース(番組5)の
記録領域内の情報信号記録状態を示す図である。
【0070】前述した第1の実施の形態で述べた、テー
プ上のソース(番組)毎に当該番組だけの内容及び記録
条件等を示す情報信号を記録する手段に対し、本発明の
第6の実施の形態では、テープ上の記録最終部分のソー
ス(番組)に該テープの情報信号を全て含んで記録する
ことである。
【0071】図11に、第6の実施の形態の記録再生装
置により記録したテープを示す。番組1を記録したテー
プ部分151は、番組1だけの情報信号を記録する。番
組2を記録したテープ部分152は、番組2と番組1の
情報信号を記録する。番組3を記録したテープ部分15
3には、番組3と番組2と番組1の情報信号を記録す
る。そして、テープの記録最終部分155には、当該番
組の情報信号を含む該全ての情報信号が記録されること
になる。図11にテープ最終記録部分の情報信号記録状
態を示す。1つの番組に対する情報信号を例えば、11
フレームを1ブロックとして映像信号垂直帰線期間に多
重して記録する場合は、番組5から番組1の情報信号を
それぞれ順次記録していく。したがってテープ最終記録
部分155には、番組5の情報信号から番組1の情報信
号の合計55フレームを1単位として繰り返して記録さ
れることになる。
【0072】前記記録されたテープの再生する場合にお
いて、記録再生装置にテープを装着すると、まずテープ
の記録最終位置を検索する動作に入る。例えばテープ終
端に位置決めを行い、バック検索により、既記録領域を
高速検索行い、情報信号を再生することにより、当該テ
ープの情報信号を読み取り、記録再生装置の内部メモリ
9へ記録し、テープ内容、記録条件一覧を表示部17へ
表示することができる。
【0073】以上本発明の第6の実施の形態によれば、
テープに記録する情報信号は、該ソース(番組)以前の
情報信号を全部含んで記録することで、常にテープの最
終記録部分には、該テープの情報信号が全て記録され、
該テープの最終記録部分へ位置付けし情報信号を再生す
ることで、該テープの内容一覧を表示することができ
る。本方式を用いれば、記録再生装置の内蔵メモリの情
報信号を使わずしてテープの内容一覧表示及び高速検索
をすることができる効果は大である。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、記録再生装置に内蔵す
るメモリの情報信号(ライブラリデータ)を、情報信号
の入出力手段により、別の記録再生装置のメモリへ転送
複写することができ、従来問題点であった別の記録再生
装置により記録した磁気テープの再生、或いはユーザが
新規に磁気記録再生装置を買い増しした場合において
も、前記メモリのライブラリデータを有効活用すること
ができ、使い勝手を大きく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における記録再生装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】情報信号の内部構成と磁気テープ上の情報信号
の記録状態を示す図。
【図3】情報信号の内部構成と磁気テープ上の情報信号
の記録状態を示す図。
【図4】本発明の第2の実施形態における記録再生装置
の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における記録再生装置
の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施形態における記録再生装置
の構成を示すブロック図である。
【図7】情報信号の送受信手段を備えた赤外線遠隔リモ
コンの構成を示すブロック図。
【図8】情報信号の送受信手段を備えた電波方式の遠隔
リモコンの構成を示すブロック図。
【図9】本発明の第4の実施形態における記録再生装置
の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第5の実施形態における再生装置の
構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第6の実施形態における記録再生装
置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…受信アンテナ、2…テレビジョン放送受信機、3…
映像信号記録再生部、4…VTR記録再生部、5…映像
信号出力端子、6…情報信号生成部、7…情報信号解読
部、8…テープ識別部、9…メモリ、10…予約録画設
定部、11…情報信号入力端子、12…情報信号出力端
子、13…入力処理部、14…出力処理部、15…メモ
リインターフェース部、16…操作部、17…表示部、
18…システムコントロール部、19…サーボ処理部、
20…磁気テープ、21〜25…情報信号ブロック、2
6…番組1、27…情報信号、28…VTR内蔵メモ
リ、29…テープNo1に対する情報信号、30〜32
…テープ毎の情報信号、40〜44…番組毎の情報信
号、45…データ検索部、46…情報信号一覧表示、5
0…結合トランス、51、52…スイッチ回路、53、
54…BPF、55、56…AMP、57…変調部、5
8…復調部、59…第1の記録再生装置、60…電灯
線、61…結合トランス、62、63…スイッチ回路、
64、65…BPF、66、67…AMP、68…変調
部、69…復調部、70…第2の記録再生部、71…送
信キャンセル部、72…回線使用判別部、73、74…
ID設定部、80…ビデオ入力端子、81…ビデオ出力
端子、82、84…スイッチ回路、90…赤外線発光素
子、91…赤外線受光素子、92…駆動部、93…増幅
部、94…FM変調部、95…FM復調部、96…メモ
リインターフェース、100…赤外線遠隔操作リモコ
ン、101…赤外線発光素子、102…赤外線受光素
子、103…駆動部、104…増幅部、105…FM変
調部、106…FM復調部、107…信号処理部、10
8…マイコン制御部、109…操作部、110…操作用
データROM、111…情報信号格納メモリ、120…
電波式拡張リモコン、121…送信アンテナ、122…
RF送信部、123…受信アンテナ、124…RF受信
部、140…メモリカード、141…メモリカード装
置、142…メモリカードインターフェース、143…
接続データケーブル、144…記録再生装置、150…
磁気テープ、151〜155…記録済みの番組、156
…未記録領域、157〜161…情報信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大田 久司 茨城県ひたちなか市稲田1410番地株式会社 日立製作所AV事業部内 (72)発明者 三邊 晃史 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 Fターム(参考) 5C018 HA01 HA10 HA11 5C052 AA01 AB03 AB04 AC08 CC06 DD04 5D077 AA08 BA18 CA11 DE08 DE10

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号及び情報信号を第1の記録媒体へ
    記録再生する記録再生装置において、 前記情報信号を記憶する第2の記録媒体を有し、 前記情報信号を生成する情報信号生成手段と、 前記情報信号を外部へ送信する情報信号送信手段と、 前記情報信号を外部から受信する情報信号受信手段と、 前記情報信号を前記第2の記録媒体へ書き込む手段と、 前記情報信号を前記第2の記録媒体から読み出す手段
    と、を備えることを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記録再生装置において、 前記第1の記録媒体を識別する記録媒体識別手段を有
    し、 前記記録媒体識別手段の結果により前記第2の記録媒体
    から前記第1の記録媒体に関する情報信号を読み出すと
    ともに、 読み出した前記情報信号を表示するための表示手段を備
    えることを特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の記録再生装置において、 前記記録媒体識別手段は、前記第1の記録媒体から再生
    された情報信号により、前記第1の記録媒体を識別する
    ことを特徴とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3の何れかに記載の記録再
    生装置において、 前記情報信号送信手段及び前記情報信号受信手段は、商
    用電灯線にて他の記録再生装置との間に情報信号を伝送
    する方式であることを特徴とする記録再生装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の記録再生装置において、 前記情報信号送信手段は、前記商用電灯線の送信状態を
    判別する手段を備え、該判別結果により送信動作の起
    動、停止の制御を行うことを特徴とする記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載の記録再生装置において、 前記記録再生装置を識別するID値を設定する手段を備
    え、 前記情報信号送信手段は、前記ID値を前記情報信号に
    多重して送信し、 前記情報信号受信手段は、受信したID値を自己の記録
    再生装置のID値と照合し、 照合できた場合、受信した前記情報信号を前記第2の記
    録媒体へ書き込むことを特徴とする記録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし3の何れかに記載の記録再
    生装置において、 前記情報信号送信手段は、前記情報信号を前記映像信号
    に重畳する手段を含み、 前記情報信号受信手段は、前記映像信号入力から前記情
    報信号を分離抽出する手段を含み、 他の記録再生装置との間で、前記映像信号と前記情報信
    号を同時に送信及び受信することを特徴とする記録再生
    装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の記録再生装置において、 前記情報信号送信手段及び前記情報信号受信手段には、
    外部へ送受信する際中継となる中継リモコン装置を設
    け、 前記中継リモコン装置は、前記情報信号を送信する中継
    送信部と、前記情報信号を受信する中継受信部と、前記
    情報信号を記憶する記憶部と、キー操作部を含んで構成
    したことを特徴とする記録再生装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の記録再生装置において、 前記中継リモコン装置における中継送信部と中継受信部
    は、赤外光を用いた送受信方式であることを特徴とする
    記録再生装置。
  10. 【請求項10】請求項8記載の記録再生装置において、 前記中継リモコン装置における中継送信部と中継受信部
    は、電波を用いた送受信方式であることを特徴とする記
    録再生装置。
  11. 【請求項11】映像信号及び情報信号を第1の記録媒体
    へ記録再生する記録再生装置において、 前記情報信号を記憶する第2の記録媒体を有し、 前記情報信号を前記第2の記録媒体へ書き込む手段と、 前記情報信号を前記第2の記録媒体から読み出す手段と
    を備えるとともに、 前記情報信号を記憶する着脱可能な第3の記録媒体を有
    し、 前記第2の記録媒体の情報信号を前記第3の記録媒体に
    書き込む手段と、 前記第3の記録媒体から情報信号を読み出す手段を備え
    ることを特徴とする記録再生装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の記録再生装置におい
    て、 前記第3の記録媒体への書き込み手段及び読み出し手段
    は、外部接続したインターフェース手段により構成した
    ことを特徴とする記録再生装置。
  13. 【請求項13】請求項1、8または11記載の記録再生
    装置において、 前記第1の記録媒体に情報信号を記録する際に、当該映
    像信号を含め以前に記録した映像信号に関する情報信号
    を順次累積して記録することを特徴とする記録再生装
    置。
  14. 【請求項14】請求項13記載の記録再生装置におい
    て、 前記第1の記録媒体を再生する際に、映像信号の最終記
    録位置に位置決めして前記情報信号を再生し、 再生した前記情報信号を表示するための表示手段を備え
    ることを特徴とする記録再生装置。
  15. 【請求項15】請求項14記載の記録再生装置におい
    て、 再生した前記情報信号を前記第2の記録媒体へ書き込む
    ことを特徴とする記録再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007265556A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Toshiba Corp 情報再生装置および情報提示方法並びに情報提示システム
JP2010206280A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Toshiba Corp 映像音声再生装置および映像音声入出力モードの設定方法

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