JP2694448B2 - 静止画伝送装置 - Google Patents

静止画伝送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は映像信号を静止画像として蓄積し、狭帯域伝
送路で伝送する静止画伝送装置に関し、特に外部に接続
され録画及び再生を行う録画/再生装置の状態を示す情
報(以下、「ステータス」と称する)を伝送できる静止
画伝送装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来この種の分野に属する技術として特開昭62−9748
5号公報、特開昭54−118127号公報に開示されるものが
あった。
第2図は従来の静止画伝送装置の一構成例を示すブロ
ック図である。同図において、1はテレビモニタ、2は
スチルビデオフロッピーレコーダ(以下「VFR」と記
す)、3は映像信号入力端子、4は映像信号出力端子、
6はA/D変換器、7は1フィールドメモリ、9は変復調
器、10は狭帯域信号入出力端子、11はD/A変換器、13は
狭帯域信号入出力端子、14は変復調器、16は1フィール
ドメモリ、17はA/D変換器、18はD/A変換器、20は映像信
号入力端子、21は映像信号出力端子、23はVFR、24はテ
レビモニタである。
上記テレビモニタ1乃至D/A変換器11を送信側とし、
狭帯域信号入出力端子13乃至テレビモニタ24を受信側と
して以下動作を説明する。
送信側では送りたい画面をテレビモニタ1を見ながら
VFR2を操作することにより選択し、映像信号として映像
信号入力端子3に入力する。この入力された映像信号は
A/D変換器6でアナログ信号からデジタル信号に変換さ
れ、1フィールドメモリ7に書込まれる。書込まれたデ
ータは低速で読み出され変復調器9で変調され、狭帯域
信号入出力端子10より伝送路Lに送出される。送出され
たデータは受信側の狭帯域信号入出力端子13に入力さ
れ、変復調器14で復調され、1フィールドメモリ16に書
込まれる。1フィールドメモリ16に書込まれたデータは
読み出され、D/A変換器18でアナログ信号に変換され、
映像信号出力端子21からVFR23に出力される。VFR23は受
信した画面をテレビモニタ24に表示し、受信側では表示
を見ながらVFR23に対し録画を指示することができる。
一方、この種の静止画伝送装置に接続され記録媒体
(ビデオテープ、ビデオディスク、スチルビデオフロッ
ピーディスク等)の画像情報を再生し、映像信号を静止
画伝送装置に対し出力し、また静止画伝送装置の出力す
る映像信号を記録媒体に録画し、録画した映像信号を再
生する録画/再生装置(ビデオテープレコーダ、ビデオ
ディスクプレーヤ、スチルビデオフロッピーレコーダ
等)においては、リモートコントロールのためのリモコ
ン信号を有し、リモートコントローラからの再生、停
止、早送り等のコマンドの受信と、リモートコントロー
ラーへの電源のON/OFF、媒体の空き領域の有無や、装
填、未装填等のステータスの送信を行なう機能を備えて
使用性の向上を図っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の静止画伝送装置では、録画
/再生装置からの媒体の空き領域の有無、装填及び未装
填等のステータスを受け取ることができないため、伝送
路Lを介して相手方の人手による確認が必要となるとい
う欠点があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、上記従来
例の欠点を除去し、伝送路を介して相手方が無人でも録
画/再生装置の状態を知ることのできる省力性に優れた
静止画伝送装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するため本発明は、少なくとも1フィ
ールド分の容量の映像信号を記憶するメモリと、同メモ
リから読み出された画像データを送信する手段と、画像
データを受信し同メモリに書き込む手段とを有する静止
画伝送装置において、外部に接続され録画及び再生を行
う録画/再生装置の状態を示す情報であるステータスを
受け取り表示する手段と、該ステータスを送信する手段
と、該ステータスを受信し表示する手段を設けたことを
特徴とする。
〔作用〕
上記のように、静止画伝送装置にステータスを受け取
り表示する手段と、該ステータスを送信する手段と、該
ステータスを受信し表示する手段を設けたことにより、
静止画伝送装置に接続される録画/再生装置内の媒体に
映像信号を録画させる際、人手で操作することなしに、
媒体の空き領域の有無、装填及び未装填等の状態を知る
ことができる。
また、映像を再生する際、人手の介入なしに媒体に映
像信号が記録されているか否か、媒体の装填、未装填等
の状態を知ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る静止画伝送装置のシステム構成
を示すブロック図で、同図において、第2図で同一番号
を付与した部分は同一内容のものである。
第1図において、5はコマンド及びステータス信号
(以下「c/s信号」と記す)が入出力するc/s信号入出力
端子、8は信号制御器、12はc/s信号を送受信するc/s信
号送受信器、15は信号制御器、19はc/s信号を送受信す
るc/s信号送受信器、22はc/s信号が入出力するc/s信号
入出力端子である。上記構成の静止画伝送装置の動作を
テレビモニタ1乃至c/s信号送受信器12を送信側とし、
狭帯域信号入出力端子13乃至テレビモニタ24を受信側と
して動作を説明する。
先ず、操作者のいる送信側から無人の受信側に伝送
し、記録する場合について説明する。送信側ではVFR2を
操作してテレビモニタ1を見ながら送る画面を選択し、
映像信号として映像信号入力端子3に入力する。入力さ
れた映像信号A/D変換器6でデジタル信号に変換され、
1フィールドメモリ7に書込まれる。1フィールドメモ
リ7ヘの書込みにより、信号制御器8は受信側に対する
録画開始信号を出力する。録画開始信号は変復調器9で
変調され、狭帯域信号入出力端子10から伝送路Lへ出力
され、受信側の狭帯域信号入力出力端子13に入力され、
変復調器14で復調され、信号制御器15に入力され、c/s
信号送受信器19に入力される。このc/s信号送受信器19
はVFR23に対してステータス要求コマンドをc/s信号入出
力端子22から送信し、ステータスを受信する。ステータ
スにはビデオフロッピーの空きトラックの有無、誤消去
防止用ツメの有無、ビデオフロッピーの実装・未実装等
の情報が含まれる。c/s信号送受信器19はステータスを
信号制御器15に出力する。信号制御器15に送られたステ
ータスは変復調器14で変調され、狭帯域信号入出力端子
13から出力され、伝送路Lを経て狭帯域信号入出力端子
10から変復調器9に入力される。変復調器9で復調され
たステータスは信号制御器8に入力される。信号制御器
8は該ステータスが受信側で記録可能であることを示す
ならば、直ちに1フィールドメモリ7に出力する画像デ
ータを出力する。画像データがVFR23に到達する経路は
上記第2図の従来例と同一である。信号制御器8は画像
データの送出を完了すると録画指示信号を送出する。録
画指示信号がc/s信号送受信器19に到達する経路は上に
述べた録画開始信号と同一である。c/s信号送受信器19
は録画コマンドをVFR23に対してc/s信号入出力端子22か
ら出力し録画を開始させる。一方、信号制御器8は該ス
テータスを1フィールドメモリ7に書込み、D/A変換器1
1によりアナログ信号に変換させ、映像信号出力端子4
からVFR2に出力させることにより、該ステータスをテレ
ビモニタ1の画面にスーパーインポーズ(重ねる)する
ことができる。
次に無人の送信側から操作者のいる受信側に伝送し、
記録する場合について述べる。c/s信号送受信器19はVFR
23に対しステータス要求コマンド送信とステータス受信
を繰り返し、該ステータスを信号制御器8に出力する。
VFR23の録画スイッチが押されると、信号制御器15はス
テータスによりそれを検知し、再生開始信号を出力す
る。再生開始信号は変復調器14により変調され狭帯域信
号入出力端子13から出力され、伝送路Lを経て狭帯域信
号入出力端子10に入力され変復調器9で復調され信号制
御器8に入力され、c/s信号送受信器12に入力される。c
/s信号送受信器12はVFR2に対しステータス要求コマンド
をc/s信号入出力端子5から送信し、ステータスを受信
する。このステータスにはビデオフロッピーに画像デー
タが記録されるか否か、ビデオフロッピーが実装されて
いるか否かといった情報が含まれる。c/s信号送受信器1
2はステータスを信号制御器8に出力する。
該ステータスが再生可能である場合には、信号制御器
8はc/s信号送受信器12に対して再生コマンドを送出さ
せる。再生コマンドはc/s信号入出力端子5からVFR2に
出力され、映像信号が映像信号入力端子3に入力され
る。VFR2の出力する映像信号がVFR23に入力される映像
信号となるまでの変換伝送と1フィールドメモリ7の読
み書きの手順は送信側に操作者がいる場合と同様であ
る。受信側では映像信号出力端子21から映像信号が出力
されると、c/s信号送受信器19が録画コマンドをVFR23に
対し、c/s信号入出力端子22から出力し、録画を開始す
る。該ステータスが再生不可能である場合には、信号制
御器8は伝送路Lを介して信号制御器15に伝送する。信
号制御器15はステータスを1フィールドメモリ16に書込
み、D/A変換器18によりアナログ信号にし、映像信号出
力端子21から出力することにより、テレビモニタ24にス
ーパーインポーズすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、静止画伝送装置
にステータスを受け取り表示する手段と、該ステータス
を送信する手段と、該ステータスを受信し表示する手段
を設けたので、静止画伝送装置に接続される録画/再生
装置内の媒体に映像信号を録画させる際、人手で操作す
ることなしに、媒体の空き領域の有無、装填及び未装填
等の状態を知ることができると共に、映像を再生する
際、人手の介入なしに媒体に映像信号が記録されている
か否か、媒体の装填、未装填等の状態を知ることがで
き、極めて省力性に優れた静止画伝送装置を実現できる
という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る静止画伝送装置のシステム構成を
示すブロック図、第2図は従来の静止画伝送装置の一構
成例を示すブロック図である。 図中、1……テレビモニタ、2……VFR、3……映像信
号入力端子、4……映像信号出力端子、5……c/s信号
入出力端子、6……A/D変換器、7……1フィールドメ
モリ、8……信号制御器、9……変復調器、10……狭帯
域信号入出力端子、11……D/A変換器、12……c/s信号送
受信器、13……狭帯域信号入出力端子、14……変復調
器、15……信号制御器、16……1フィールドメモリ、17
……A/D変換器、18……D/A変換器、19……c/s信号送受
信器、20……映像信号入力端子、21……映像信号出力端
子、22……c/s信号入出力端子、23……VFR、24……テレ
ビモニタ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1フィールド分の容量の映像信
    号を記憶するメモリと、同メモリから読み出された画像
    データを送信する手段と、画像データを受信し同メモリ
    に書き込む手段とを有する静止画伝送装置において、 外部に接続され録画及び再生を行う録画/再生装置の状
    態を示す情報であるステータスを受け取り表示する手段
    と、該ステータスを送信する手段と、該ステータスを受
    信し表示する手段を設けたことを特徴とする静止画伝送
    装置。
  2. 【請求項2】前記ステータスを表示する手段として表示
    パネルを用いることを特徴とする請求項(1)に記載の
    静止画伝送装置。
  3. 【請求項3】前記ステータスを表示する手段としてテレ
    ビモニタを用い、該テレビモニタに出力する画像データ
    に前記ステータスをスーパーインポーズする手段を設け
    たことを特徴とする請求項(1)に記載の静止画伝送装
    置。
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JPH04281687A (ja) * 1991-03-11 1992-10-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像伝送装置

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