JP2534646B2 - 画像送受信装置 - Google Patents

画像送受信装置

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JP2534646B2
JP2534646B2 JP60053260A JP5326085A JP2534646B2 JP 2534646 B2 JP2534646 B2 JP 2534646B2 JP 60053260 A JP60053260 A JP 60053260A JP 5326085 A JP5326085 A JP 5326085A JP 2534646 B2 JP2534646 B2 JP 2534646B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像送受信装置に関する。
[従来の技術] 従来、磁気ディスクの如き複数の画像情報が記憶され
ている記憶手段から画像情報を回線を介して伝送あるい
は回線から受信した画像情報をその記憶手段に記憶させ
るようにした装置は知られていた。
[発明が解決しようとする手段] しかしながら、かかる装置においては、受信バッファ
とモニタバッファとは各々独立して設けられており、コ
ストアップの原因になるとともに回路規模が大きくなる
という問題があった。
本発明は、かかる問題を解決し、記憶手段を節約して
回路の構成を簡略化することができるとともに、コスト
ダウンを図ることができる画像送受信装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] かかる目的を解決するため、本発明の画像送受信装置
は、複数画面の画像情報が記憶される第1の記憶手段
と、一画面分の画像情報の記憶容量を有し、前記第1の
記憶手段との間及び画像情報を伝送するための回線との
間で画像情報を転送可能な第2の記憶手段と、前記回線
と前記第2の記憶手段との間で画像情報を送信する送受
信手段と、前記第2の記憶手段に記憶される画像情報を
モニタに出力する出力手段とを有し、前記第2の記憶手
段を、前記送受信手段を介して伝送される画像情報の記
憶と前記第1の記憶手段から読み出された画像情報の記
憶情報の記憶とに共用することを特徴とする。
また、本発明は、他の形態として、複数画面の画像情
報が記憶される第1の記憶手段と、一画面分の画像情報
の記憶容量を有し、前記第1の記憶手段との間及び画像
情報を伝送するための回線との間で画像情報を転送可能
な第2の記憶手段と、前記回線と前記第2の記憶手段と
の間で画像情報を送受信する送受信手段と、前記第2の
記憶手段に記憶される画像情報をモニタに出力する出力
手段と、前記第2の記憶手段にクロックを供給するクロ
ック発生手段とを有し、前記第2の記憶手段を、前記送
受信手段を介して伝送される画像情報の記憶と前記第1
の記憶手段から読み出された画像情報の記憶とに共用す
るとともに、前記クロックを前記送受信手段を介して伝
送される画像情報を記憶する場合と前記第1の記憶手段
から読み出された画像情報を記憶する場合とで可変する
ことを特徴とする。
また、本発明は、更に他の形態として、画像情報を記
憶する記憶手段と、前記記憶手段を駆動するクロクを供
給するためのクロック発生手段と、前記記憶手段への画
像情報の記憶を伴う複数の動作を行なわせる動作手段と
を有し、前記クロック発生手段は、前記動作手段による
動作に応じて前記クロックを可変にし、前記動作手段
は、第1の伝送手段を介して供給される画像情報を前記
記憶手段を介してモニタに出力する動作と、第1の伝送
手段とは異なる第2の伝送手段を介して供給される画像
情報を前記記憶手段を介してモニタに出力する動作とを
行わせることを特徴とする。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例の基になる構成を示す。ここ
で1は記録媒体としての回転シートでフロッピーディス
クの如き映像信号の記録再生および消去をトラック毎に
可能な複数トラックを同心円状に形成したディスク状の
磁気シートである。2は磁気シート1を回転させるディ
スクモータ(例えば、DCモータ)、3は磁気シート1に
対して映像信号の記録再生を行う磁気ヘッドである。こ
れら1,2,3等により記録再生手段が構成されている。4
は映像信号の入力端子(映像入力端子)、5は入力端子
4から入力した映像信号を磁気記録・再生するのに適し
た信号に変換するための記録プロセス回路(記録信号変
調回路)である。6は記録プロセス回路5の出力信号を
増幅する記録増幅器(記録アンプ)、7は磁気ヘッド3
を通じて再生された信号を増幅する再生増幅器(再生ア
ンプ)、8は再生アンプ7の出力信号レベルを判定する
ことにより記録再生手段の動作が安定したか否かを検出
する検出手段としてのレベル検出器である。9は再生ア
ンプ7の出力信号から、元の映像信号を復調して出力す
る再生プロセス回路(再生信号復調回路)である。
10は再生プロセス回路9から出力したアナログ映像信
号をデジタル信号に変換するA/D(アナログ/デジタ
ル)変換器である。11はA/D変換器10から入力する1フ
レームのデジタル映像信号情報を記憶する記憶手段とし
ての半導体メモリである。12は半導体メモリ11から読み
出されたデジタル映像信号を再びアナログ信号に変換す
るD/A(デジタル/アナログ)変換器である。13は後述
のスイッチの切替により上述の入力端子4、または再生
プロセス9またはD/A変換器12のいずれかから入力する
映像信号を増幅する映像増幅器、14は映像増幅器13の出
力を映像化するモニタ(テレビ)である。
また、15は再生プロセス回路9から出力される再生映
像信号から同期信号を分離する同期分離回路、16は同期
信号の発生器、17は後述のスイッチを介して同期分離15
または同期信号発生器16から入力される同期信号に同期
して半導体メモリ11のアドレスをアクセスする基準信号
を出力するクロック発生器であり、18は磁気シート1上
の記録信号を消去する消去信号を発生する消去信号発生
器である。
SW(スイッチ)〜は信号の経路を切り替える制御
手段としてのリレースイッチである。SWは記録プロセ
ス回路5および映像増幅器13の入力端子を映像入力端子
4とD/A変換器12のいずれかに切替える。SWはアンプ
6の入力端子を記録プロセス回路5と消去信号発生器18
のいずれかに切替える。SWはA端子側に接して記録ア
ンプ6と磁気ヘッド3とを接続し、一方B端子側に接し
て磁気ヘッド3と再生アンプ7とを接続する。SWは後
段のSWに対してD/A変換器12と再生プロセス回路9の
いずれかに切替える。SWはクロック発生器17の入力同
期信号として、同期分離回路15と同期信号発生器16のい
ずれかに切替える。また、SWは映像増幅器13の入力端
子を映像入力端子4とD/A変換器12または再生プロセス
回路9とのいずれかに切替える。
以上の構成において、以上説明した装置の動作例を以
下に詳述する。
(A)まず、磁気シート1に形成されたトラックに映像
信号の記録を行う場合について説明する。
記録スイッチ(不図示)をONに操作すると、SW→A,
SW→A,SW→A,SW→Aの端子側にセットされる。映
像入力端子4から入力された映像信号は、SWがそのA
端子側に接続されることにより、記録プロセス回路5に
入力される。また同時に、SWがそのA端子側に接続さ
れることにより、映像入力端子4から入力された映像信
号は映像13に入力され、モニタ14で可視映像に表示され
る。
記録プロセス回路5に入力された映像信号は、まず色
差信号を輝度信号に分離され、分離されたその各信号は
共にFM変調されて周波数多重したFM信号に変調される。
この変調により色差信号は低域に線順時信号となるFM変
調された信号となり、輝度信号は高域にFM変調された信
号となる。記録プロセス回路5から出力される周波数多
重されたFM信号は、SWがそのA接点側に接続されてい
ることにより、記録アンプ6に入力されて増幅され、さ
らにSWがそのA接点側に接続されていることにより、
記録アンプ6で増幅されたFM信号は磁気ヘッド3に入力
され、磁気ヘッド3により回転中の磁気シート1上に映
像信号の1フィールド分が、1トラックとして記録され
る。
(B)次に、磁気シート1に記録された映像信号の再生
時の動作について説明する。
再生スイッチ(不図示)をONに操作すると、SW→B,
SW→A,SW→Bの端子にセットされる。
再生時にはSWはそのB接点側に接続されており、モ
ータ2により回転中の磁気シート1上に形成されたトラ
ックからトラックに記録されている映像信号を磁気ヘッ
ド3により読み出して、読み出したその再生信号を再生
アンプ7に送出する。再生アンプ7により、磁気ヘッド
3からの微小な信号(再生信号)が増幅され、再生プロ
セス回路9に入力される。再生プロセス回路9では周波
数多重されたFM信号を復調し、色差信号と輝度信号を得
た後、この色差信号と輝度信号とを複合したコンポジッ
ト映像信号として出力する。また、再生プロセス回路5
は内部にスキュー補償回路を備えているので、フィール
ド再生を行っている場合には、そのスキュー補償回路に
よりスキュー補償された信号が再生プロセス回路5から
出力される。
再生プロセス回路9から出力された映像信号はA/D変
換器10に入力してディジタル信号に変換される。また、
同時に再生プロセス回路9から出力された映像信号は同
期分離回路15にも入力して、同期信号の分離が行われ
る。
また、再生アンプ7からの出力信号(再生FM信号)は
レベル検出器8にも入力する。レベル検出器8では入力
される再生FM信号のレベルが所定のレベル以上あり、し
かも安定したレベルにあることを検出すると、トリガパ
ルスを出力する。このトリガパルスに応じて、SWはそ
のA端子側に接続される。上述のトリガパルスがクロッ
ク発生器17にレベル検出器8から入力すると、クロック
発生器はSWを通じて入力される同期信号、この場合は
同期分離回路15からの出力信号に同期した基準クロック
を発生し、この基準クロックが半導体メモリ11の書き込
みクロックとなって、メモリ11にはA/D変換10によりデ
ィジタル信号に変換された映像信号が1フレーム分記憶
される。
他方、レベル検出器8から上述のトリガパルスが出力
されない場合、すなわち再生アンプ7の出力信号のレベ
ルがあらかじめ定めた所定レベルよりか低いか、または
安定していない場合には、クロック発生器17から書き込
みクロック発生されないので再生映像信号をA/D変換器1
0でA/D変換した信号のメモリ11への読み込みは行われ
ず、以前にメモリ11に書き込まれた情報を保持している
ことになる。
また、SWがそのA接点側に接続されるのは、メモリ
11へ映像信号情報を書き込んでいる間だけである。従っ
て、この書き込みを行っていないときは、SWはB接点
側にあるので、同期信号発生器16からの出力信号がクロ
ック発生器に入力され、この出力信号に同期したクロッ
クがクロック発生器17から出力されてメモリ11内の情報
が読み出される。また、上述の再生時にはSWはA端子
に、またSWはB端子に接続されているので、常に、モ
ニタ14にはメモリ11の内容がD/A変換器12によりアナロ
グ化された映像信号で表示されていることになる。すな
わち、新たな映像信号情報の書き込みがメモリ11に対し
て行われないかぎり、メモリ11に記憶されている映像信
号に変更は生ぜず、従って再生映像信号としてモニタ14
に表示している表示内容も変化しない。
ところで、レベル検出器8からのトリガパルスによっ
てSWはA接点側に接続され、クロック発生器17は同期
分離15の出力信号に同期したクロック信号を発生し、メ
モリ11に1フレーム分の映像信号を記憶させた後は、直
ちにSWはB接点側に切替わり、今度は同期信号発生器
16からの同期信号がクロック発生器17に入力されて、同
期信号発生器16からの同期信号に同期したクロック発生
器17の基準クロックによって、メモリ11の記憶内容が読
み出されてD/A変換器12に入力され、D/A変換器12により
アナログ信号に変換された映像信号がモニタ14に表示さ
れるという動作が正常時には交互に実行される。
メモリ11に映像信号(1フレーム分)を記憶させるた
めに必要な時間は、ほぼ1/30秒間であり、この時にメモ
リ11の内容を読み出してモニタをすることはできない
が、メモリ11に新しく記憶された映像信号が直ちに読み
出されてモニタ14に表示されるので、上述の書込み時間
1/30秒は実際上ほとんど問題にはならない。また、同期
分離回路15の出力信号を同期信号発生器16に入力して、
同期信号発生器16から発生する同期信号と同期分離回路
15からの出力信号とを位相同期するように構成している
ので、表示の切りかわり時の同期の乱れもほとんど生じ
ることはなく、何ら問題は生じない。
(C)次に、再生している字シート1のトラックに映像
信号が記憶されていない場合の動作について説明する。
上述のトラックに解像信号が記録されていない場合に
は、再生アンプ7の出力信号レベルが小さいのでレベル
検出器8の出力端にトリガパルスが現われることはな
い。従って、この場合には、以前にメモリ11に書き込ま
れた映像情報が、そのままモニタ14に表示されることに
なるが、あるトラックの再生を開始してから一定時間経
過した後にレベル検出器8からトリガパルスが出力され
ない場合には、図示していない検出回路のトリガパルス
によって、SWがB端子側に接続されると同時に、メモ
リ11の記憶内容もクリア(消去)されることになる。す
なわち、その時きモニタ14には、磁気シート1上の未記
録トラックを再生して得た信号を表示することになる。
この信号は一般に低レベルの雑音であり、モニタ14には
雑音が表示されるので操作者には現在再生しているトラ
ックが未記録トラックであることを知らせることができ
る。
このように、再生アンプ7の出力レベルがあらかじめ
定めたある値よりも大きく、かつ安定していることをレ
ベル検出器8で検出した後、メモリ11に再生された映像
信号を記憶させ、メモリ11から読み出した映像信号11を
モニタ14に表示させるというように構成しているので、
磁気ヘッド3を高速で送った時などでも、雑音が少なく
また同期乱れのほとんどない映像信号をモニタ14に表示
することができる。
また、メモリ11から読み出した映像信号を再生映像信
号としてモニタ14に表示している時には、磁気ヘッド3
と磁気シート11とを接触させている必要がないので、当
該ヘッド3とシート1とを離しておくことができる。す
なわち、長時間に亙り同一映像信号をモニタする場合に
も、本例によればヘッド3とシート1とが常時接してい
るわけでないので、磁気シート1と磁気ヘッド3とはほ
とんど摩耗することなく、かつメモリ11を介してモニタ
するのでモニタ14上に再生されている映像も安定したも
のとなる。
(D)次に、磁気シート1から映像信号を除去する場合
について説明する。
まず、磁気シート1上から映像信号を消去する場合に
は、消去したい映像信号を磁気シート1から再生してモ
ニタ14で確認することが必要である。そこで、まず、上
述したような再生動作により、映像信号の再生が行われ
ている時に、操作者により図示していない消去スイッチ
がONに操作されると、この消去スイッチに連動してSW
がそのB端子側に接続され、またSWがA端子側に、SW
がA端子側にセットされるので、記録アンプ6には、
消去信号として例えば2KHz程度の減衰信号が消去信号発
生器18から入力される。この消去信号が記録アンプ6を
通じて増幅されてから磁気ヘッド3により磁気シートの
今まで再生していた該当トラックに記録されるので、磁
気シート1上のそのトラックの映像信号は消去される。
また、この消去時において、消去される前に再生されて
いた映像信号はメモリ11に記憶されているが、磁気シー
ト1上の映像信号の消去を行っている間は、クロック発
生器17の読み出し用基準クロック発生を停止しているの
で、モニタ14にはなにも映像が表示されない。その後に
消去が終了したら、SWはただちにB端子側ち切り替わ
り、また連動してSWもそのB端子側に切り替わるの
で、モニタ14には無信号のトラックを再生した時の低レ
ベルの雑音が表示される。
また、このように消去後に一定時間経過してもレベル
検出器8の出力端にはトリガパルスが出力されないの
で、この時にはクロック発生器17の書き込み用基準クロ
ックが停止しているため、メモリ11のリセットにも行わ
れない。すなわち、消去時には消去後でもメモリ11内に
消去する前の映像信号情報が記憶されているので、誤ま
って磁気シート1のトラック上から映像信号を消去して
しまった場合にも、もう一度メモリ11の内容を読み出し
て、モニタ14に表示することができる。
上述の消去が終了すると、図示していない消去スイッ
チのOFF(開)により、SWがA端子側に切替わると共
に、SWがB端子側に、SWがB端子側に接続されるの
で、モニタ14には消去後のトラックを再生した時の雑音
が表示されるのであるが、このとき図示していないメモ
リ読出し用スイッチによりメモリ11の記憶内容を読出し
てモニタ14に表示することができる。すなわち、上述の
メモリ読出し用スイッチを操作者がONにすることによ
り、SWをB端子側に、SWをA端子側に、およびSW
をB端子側に接続して、消去する前の映像信号をモニタ
14でモニタできる。ここで、もし、誤消去してしまった
時には、不図示の再記録スイッチの操作によりSWをB
端子側に、SWをA端子側に、SWをA端子側に接続切
替して再度磁気ヘッド3を介して磁気シート1上の消去
した同一トラックに対して記録動作を行えば、消去する
前の映像信号をメモリ11から読み出して磁気シート1上
にもう一度記録することができる。このため、本例では
誤消去してしまった場合にも、その映像信号を失うこと
はない。さらにまた、上述したような再生記録機能を用
いて、あるトラックに記録されている映像信号を別のト
ラックに移動して記録させること、すなわち記録トラッ
クの変更が容易に行えることはいうまでもない。
次に、第2図を参照して本発明の一実施例について説
明する。なお、第1図の同一符号の付してあるものは同
一の機能を有するものとする。
第2図で、19は電話回線22を利用して映像信号を送受
信する時に、メモリ11を駆動させるための基準クロック
を発生させる送受信クロック発生器である。20はメモリ
11から読み出されたディジタル映像信号をアナログ信号
に変換するD/A変換器、21はD/A変換器20によってディジ
タル−アナログ変換された映像信号を電話回線22を利用
して送信するための送信処理を行う送信用処理回路であ
る。23は電話回線22から送信されてきた信号を受信して
復調する受信用処理回路、24は受信用処理回路23で復調
されたアナログ映像信号をディジタル信号に変換するA/
D変換器である。SWはメモリ11への映像信号の入力先
を切替えるスイッチであり、磁気シート1からの映像信
号をメモリ11に記憶する時はA端子側に接続し、電話回
路22からの映像信号をメモリ11に記憶する時はB端子側
に接続する。SWは電話回線22に対して送信と受信を切
替えるスイッチであり、送信時にはA端子側に、また受
信時にはB端子側に接続する。
(E)次に、以上の構成において、映像信号を電話回線
22を利用して送信する再の動作について説明する。
不図示の送信スイッチをONに操作すると、SWはA端
子側に、SWはA端子側にセットされる。その他のSW
,,,は再生時と同じである。送信時に送信で
きる映像信号情報はメモリ11に記憶されている映像情報
であり、この情報を送受信クロック発生器18により発生
させた基準クロックにより読み出して、送信用処理回路
20によりAM変調またはFM変調して、SWを通じて電話回
線22に送出する。このとき、メモリ11から読み出される
映像情報の帯域幅は一般に4.2MHz程度であるが、公衆電
話回線の帯域幅は3KHz程度であるので、時間軸を変換し
なければならない。そのため、送受信クロック発生器19
から発生させる基準クロックを、クロック発生器17で発
生させるクロック周波数より十分に低い周波数に設定
し、その発生器19からの基準クロックにより映像信号を
ゆっくりとメモリ11から読み出すことにより、時間軸変
換を行っている。
(F)さらに、電話回線22から送られてくる映像信号を
受信する際の動作について説明する。
不図示の受信スイッチがONとなると、SWがB端子側
に接続し、SWがB端子の側に接続する。また、その他
のSW,,は再記録時と同様である。このように受
信の際には、SWがB端子側に接続されているので、電
話回線22で送られたAM変調またはFM変調されて時間軸変
換をうけた映像信号を受信用処理回路23により復調し、
更にA/D変換器24によりディジタル信号化した後、送受
信クロック発生器19から発生させた基準クロックにより
メモリ11に書き込む。このように、本例によればメモリ
11を映像信号の時間軸変換用バッファとして用いて、電
話回線22を利用しての伝送および受信を行うことができ
る。
上述のメモリ11に記憶された1フレームの映像信号の
伝送または送信を行うのに要する時間は数分必要であ
り、この時間にメモリ11の内容を書きかえることは許さ
れない。すなわち、メモリ11が送受信のために使われて
いる場合には、磁気ディスク1からの再生映像信号をメ
モリ11に書き込むことはできないのであるが、この時に
はSWをB端子側に、SWをB端子側に接続させること
により、モニタ14には送信、又は受信している映像信号
とは別の映像信号を表示することができる。従って、映
像信号の電話回線を通じての送信または受信に数分間を
必要としても、その間に次に送信する映像信号をモニタ
14を参照することにより検索することが可能であり、時
間を有効に使えるという利点がある。すなわち、本実施
例では、電話回線を通じて映像信号を数分間にわたって
受信している間にもかかる受信動作と並行して、SW,S
Wを介して磁気シート1からモニタへ再生信号を出力
でき、次に伝送すべき画像を自在に選択できる。もちろ
ん、上述の送信または受信が終了すれば、メモリ11に記
憶された映像情報をモニタ14に表示したり、磁気ディス
ク1に記録することは可能であり、また、その受信途中
であってもその受信情報をモニタ14に表示することは可
能であり、電話回線22を通じて、送られてくる映像情報
をモニタ14で確認することができる。
このように実施例によれば、所定量(例えば1トラッ
クまたは1フレーム以上)の映像情報を記憶するメモリ
を介して記録再生や消去および記録情報の送受信を行い
得るようにしているので、以下のような効果が得られ
る。
記録時にも上述のメモリを利用することにより、記
録タイミングを逃さないで確実な記録ができる。すなわ
ちディスクモータ(2)が立ち上がるまでに一般に0.3
秒程度の時間を必要としているので、ディスクモータの
停止状態から磁気シートへの記録可能な状態になるまで
に時間的に0.3秒以上必要であって、記録スイッチ(REC
SW)をONにしたとしても、直ちに磁気シートに映像信号
を記録することはできないが、本発明の実施例を用いれ
ば磁気シートに記録する映像をメモリに一度書き込んで
しまってから、メモリの内容を磁気シートに移すという
処理手順(シーケンス)にすることにより、記録するタ
イミングがずれることはない記録装置を提供できる。こ
れは特に、記録タイミングを重要視するもので、1フレ
ーム単位で映像信号をフロッピディスク等に記録する静
止画像の記録、例えば電子式スチルカメラや文書記録装
置等に好適に応用できる。
再生信号が安定してから、メモリに映像信号を取り
込み、以降はメモリの内容をモニタすることにより、磁
気シートや記録ヘッドの摩耗を軽減することができる。
消去時には、再生映像信号がメモリに記憶されてい
るので誤消去したとしても、その映像信号を失うことは
なく、もう一度復元することができる。
メモリからの映像信号と、磁気ヘッドから直接再生
された映像信号とを切り替えて出力するスイッチを設け
ることにより、映像信号を電話回線を用いて送受信する
際の数分間に亙たるメモリの書き換えができない期間に
も、再生信号をモニタすることが可能であり、特に複数
の映像信号の送信を行う場合などの送信中に、次に送る
べき映像を再生してモニタで検索することができる。
再生しながら磁気フィルムのトラック送りする時に
も、所定レベル以上の画質の映像信号のみメモリに記憶
することにより、ノイズがほとんど生ずることなく、ま
た同期の乱れも生じない安定な再生を行うことができ
る。
尚、以上の実施例において記録媒体記録ヘッドは磁気
によるものでなくても良いのは勿論である。又、記録媒
体が回転する代りにヘッドを回転させても良いものであ
る。
又、記憶手段としては半導体メモリに限らず例えば磁
気バルブメモリ等の小型で応答性の良いメモリであれば
良い。
又、検出手段としては、記録再生手段内のモータの回
転速度や回転位相が安定したか否かを検出するものであ
っても良い。又、記録媒体の各トラックに対しヘッドを
アクセスするアクセス手段を有する場合にはこのアクセ
ス動作の完了を検出するものであっても良い。
又、これら回転速度、回転位相、アクセス動作が完了
等の全ての条件が安定したときトリガー信号を形成する
ものであっても良い。
[発明の効果] 本発明によれば、たとえ画像情報を受信中であって
も、次に伝送すべき画像をモニタによって該画像の中身
を確認しながら自在にしかも確実に複数画面の画像情報
が記憶される第1の記憶手段が選択でき、受信が完了し
た際には直ちに選択した画像情報を送信し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基になる構成例を示すブロック図、 第2図は本発明の一実施例の構成例を示すブロック図で
ある。 1……磁気シート、2……モータ、3……磁気ヘッド、
4……映像信号入力端子、5……記録プロセス回路、6
……記録アンプ、7……再生アンプ、8……レベル検出
器、9……再生プロセス回路、10……A/D変換器、11…
…メモリ、12……D/A変換器、13……映像増幅器、14…
…モニタ、15……同期分離回路、16……同期信号発生
器、17……クロック発生器、18……消去信号発生器、19
……送受信クロック発生器、20……D/A変換器、21……
送信用処理回路、22……電話回線、23……受信用処理回
路、24……A/D変換器、SW〜SW……スイッチ。
フロントページの続き (72)発明者 川崎 素明 川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン 株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 特開 昭55−82575(JP,A) 特開 昭58−120368(JP,A) 特開 昭58−87967(JP,A) 特開 昭53−19713(JP,A) 特開 昭60−29096(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数画面の画像情報が記憶される第1の記
    憶手段と、 一画面分の画像情報の記憶容量を有し、前記第1の記憶
    手段との間及び画像情報を伝送するための回線との間で
    画像情報を転送可能な第2の記憶手段と、 前記回線と前記第2の記憶手段との間で画像情報を送受
    信する送受信手段と、 前記第2の記憶手段に記憶される画像情報をモニタに出
    力する出力手段とを有し、 前記第2の記憶手段を、前記送受信手段を介して伝送さ
    れる画像情報の記憶と前記第1の記憶手段から読み出さ
    れた画像情報の記憶情報の記憶とに共用することを特徴
    とする画像送受信装置。
  2. 【請求項2】複数画面の画像情報が記憶される第1の記
    憶手段と、 一画面分の画像情報の記憶容量を有し、前記第1の記憶
    手段との間及び画像情報を伝送するための回線との間で
    画像情報を転送可能な第2の記憶手段と、 前記回線と前記第2の記憶手段との間で画像情報を送受
    信する送受信手段と、 前記第2の記憶手段に記憶される画像情報をモニタに出
    力する出力手段と、 前記第2の記憶手段にクロックを供給するクロック発生
    手段とを有し、 前記第2の記憶手段を、前記送受信手段を介して伝送さ
    れる画像情報の記憶と前記第1の記憶手段から読み出さ
    れた画像情報の記憶とに共用するとともに、前記クロッ
    クを前記送受信手段を介して伝送される画像情報を記憶
    する場合と前記第1の記憶手段から読み出された画像情
    報を記憶する場合とで可変することを特徴とする画像送
    受信装置。
  3. 【請求項3】画像情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段を駆動するクロックを供給するためのクロ
    ック発生手段と、 前記記憶手段への画像情報の記憶を伴う複数の動作を行
    なわせる動作手段とを有し、 前記クロック発生手段は、前記動作手段による動作に応
    じて前記クロックを可変にし、 前記動作手段は、第1の伝送手段を介して供給される画
    像情報を前記記憶手段を介してモニタに出力する動作
    と、第1の伝送手段とは異なる第2の伝送手段を介して
    供給される画像情報を前記記憶手段を介してモニタに出
    力する動作とを行なわせることを特徴とする画像送受信
    装置。
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