JP2000113126A - 情報読取書込装置 - Google Patents

情報読取書込装置

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JP2000113126A
JP2000113126A JP10278594A JP27859498A JP2000113126A JP 2000113126 A JP2000113126 A JP 2000113126A JP 10278594 A JP10278594 A JP 10278594A JP 27859498 A JP27859498 A JP 27859498A JP 2000113126 A JP2000113126 A JP 2000113126A
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JP
Japan
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tag
memory
write
antenna
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JP10278594A
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English (en)
Inventor
Kazunari Tanimura
一成 谷村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、簡易な構成で格段と小型化し得る情
報書込読取装置を実現しようとするものである。 【解決手段】アンテナを用いて情報記憶手段に第1の情
報を読み書きする磁気読取書込手段と、当該アンテナの
ループ内側を介して第2の情報を光学的に読み取る光学
読取手段とを、互いに伝送路が共通となるように併設し
たことにより、簡易な構成で格段と小型化し得る情報読
取書込装置を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報読取書込装置に
関し、例えば所定の情報を非接触で読み取り又は書き込
むようになされた情報読取書込装置に適用して好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、非接触型の商品識別用のタグとし
て、商品に関する所定の識別データが書き込まれたバー
コードを印刷したラベル(以下、これをバーコードラベ
ルと呼ぶ)が用いられ、物流過程及び在庫管理等におい
て必要に応じて当該バーコードに書き込まれた識別デー
タを読み取ることにより、このバーコードラベルが貼り
付けられた商品を容易に識別し得るようになされてい
る。
【0003】このようなバーコードラベルを用いた商品
の識別方法では、バーコードの記憶容量が一般に32〔by
te〕と非常に少ないため、1つの商品に対して割当て可
能な情報量が例えば商品のID(Identification)番号
及び製造年月日等に制限され、この結果適用範囲が簡易
な物流過程及び在庫管理等のみに限定される。
【0004】このため近年、複雑な物流過程及び在庫管
理等においては、メモリIC(Integrated Circuit)が
内蔵された非接触型のタグ(以下、これをメモリICタ
グと呼ぶ)を商品識別用のタグとして用いるようになさ
れている。
【0005】このメモリICタグは、バーコードラベル
と比較して、記憶容量が1〔kbyte〕と格段と高容量で
あるため、1つの商品に対して割当て可能な情報量を格
段と増大させることができ、この結果、複雑な物流過程
及び在庫管理等においても十分に適用し得るといった利
点がある。
【0006】さらにメモリICタグは、データ内容を何
度も書き換えることができるため、輸送又は販売の時点
で商品からメモリICタグを剥離して、新たに別の商品
に関する識別データを書き込むようにして効率良くリサ
イクルさせることもできる。
【0007】実際に物流過程及び在庫管理等において
は、図4に示すようなデータ読取書込システム1を構築
して、商品2に貼り付けられたメモリICタグ3から所
定の識別データを読み取り、又は当該メモリICタグ3
に新たな識別データを書き込み得るようになされてい
る。
【0008】かかるデータ書込読取システム1に適用し
得るメモリICタグ3としては、例えば多層構造からな
る基板(以下、これをタグ基板と呼ぶ)3A内のほぼ中
央にメモリIC4が内蔵され、かつ当該タグ基板3Aの
内周側に沿って略方形状のループを形成するように配線
(以下、これをタグアンテナと呼ぶ)5が配設されたも
のがある。
【0009】このメモリICタグ3は、図5に示すよう
に、下面のほぼ中央にメモリIC4が取り付けられ、か
つ当該下面の内周面にメモリIC4から引き出されたタ
グアンテナ5が付着されたアンテナ基板3AAを有す
る。
【0010】このアンテナ基板3AAの下面には、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)材からなる補強板3
ABが貼り付けられ、メモリIC4及びタグアンテナ5
を保護するようになされている。この補強板3ABは、
メモリIC4の高さ以上の厚みを有し、かつほぼ中央に
当該メモリICのサイズよりもわずかに大きな貫通穴3
ABHが形成されている。
【0011】これによりアンテナ基板3AAに補強フィ
ルム3ABを貼り付けたとき、メモリIC4が補強板3
ABの貫通穴3ABHに収納されるため、メモリIC4
が補強板3ABから突出するのを回避することができ
る。
【0012】さらに補強板3ABには感圧性接着フィル
ム3ACの一面が接着され、当該感圧性接着フィルム3
ACの他面には剥離紙3ADが剥離自在に貼り付けられ
ている。一方、アンテナ基板3AAの上面には感圧性接
着フィルム3AEの一面が接着され、当該感圧性接着フ
ィルム3AEの他面には表面紙3AFが貼り付けられて
いる。
【0013】かくしてオペレータは、メモリICタグ3
について、タグ基板3Aの一面側の表面紙3AFに商品
2に関する文字や記号等を記入しておき、当該タグ基板
3Aの他面側から剥離紙3ADを剥離した状態で感圧性
接着フィルム3ACを商品2の表面と当接押圧させるこ
とにより、メモリICタグ3を当該商品2の表面に貼り
付けることができる。
【0014】またデータ書込読取システム1において
は、識別データに応じた変調磁界を媒体としてメモリI
Cタグ3に当該識別データを読み書きするデータ読取書
込装置がある。かかるデータ読取書込装置6(図4)
は、メモリICタグ3との間で電磁誘導を起こすリード
ライトアンテナ部7と、当該リードライトアンテナ部7
を介して種々のデータを送受信するリードライトモジュ
ール8とを有する。
【0015】このうちリードライトアンテナ部7におい
ては、例えばガラスエポキシ樹脂材からなるリードライ
トアンテナ基板7Aの一面に、メモリICタグ3を対向
させた際に当該メモリICタグ3に形成されたタグアン
テナ5と対応する位置に、略方形状のループコイル(以
下、これをリードライトアンテナと呼ぶ)9が形成され
ている。
【0016】このリードライトアンテナ9の一端及び他
端は、コネクタ10及びハーネス11を順次介してリー
ドライトモジュール8と接続されている。このリードラ
イトモジュール8は、リードライトアンテナ部7をメモ
リICタグ3に対向させた状態において、所定の交流電
源(図示せず)からハーネス11及びコネクタ10を順
次介してリードライトアンテナ9に電流を流す。
【0017】この結果、リードライトアンテナ9の周囲
には、与えられた電流の変化に応じて変調する磁界が発
生することにより、当該変調磁界に応じてメモリICタ
グ3に形成されたタグアンテナ5に誘導電圧を発生させ
る。このときのリードライトアンテナ9とタグアンテナ
5との電磁誘導の結合度は互いの位置関係に応じて変化
する。
【0018】かくしてメモリIC4は、タグアンテナ5
を介して入力された誘導電圧を整流した後、得られた電
圧に現れる交流成分に基づいて識別データの読み取り又
は書き込みを行い得るようになされている。
【0019】またメモリIC4は、タグアンテナ5を介
して入力された誘導電圧を整流した後、得られた電圧に
現れる直流成分に基づいて電源電圧を得ることができ、
この結果、メモリICタグ3内部に電池等の電源を設け
なくても、当該電源電圧に応じて起動し得るようになさ
れている。
【0020】ここで識別データの読取り時、メモリIC
タグ3においては、相互誘導によって、リードライトア
ンテナ9からタグアンテナ5へ生じた変調磁界を打ち消
すようにタグアンテナ5からリードライトアンテナ9へ
変調磁界が発生する。
【0021】このときメモリIC4から読み取られた識
別データに応じてタグアンテナ5の両端子間の入力イン
ピーダンスが変動することにより、タグアンテナ5から
リードライトアンテナ9へ発生する変調磁界には当該変
動分が付加される。
【0022】これによりタグアンテナ5と対向するリー
ドライトアンテナ9の両端子間のインピーダンスも同じ
ように変動することにより、当該リードライトアンテナ
9に発生する誘導電圧もその分だけ変動する。この結
果、リードライトモジュール8は、発生した誘電電圧の
変動分を復調することにより、メモリIC4から得られ
る識別データを読み取り得るようになされている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在、商品
識別用のタグとしては一般的にバーコードラベルが用い
られているが、複雑な物流過程及び在庫管理等において
は、高記憶容量でかつ書換え可能なメモリICタグも用
いられるため、バーコードラベル及び又はメモリICタ
グが貼り付けられた商品をいずれも識別対象とすること
ができれば実用上非常に便利であり、このようなバーコ
ードラベル及びメモリICタグの両方から識別データを
読み取ることができるデータ読取書込装置が要求されて
いる。
【0024】ところが、メモリICタグ用のデータ読取
書込装置は、上述のように電磁誘導を利用する磁界変調
型の読取り機構から構成されているのに対して、バーコ
ードラベル用のデータ読取書込装置は、一般的にバーコ
ードに向けて照射した光の反射光に基づいて識別データ
を解読する光照射型の読取り機構から構成されている。
【0025】このようにメモリICタグ用の読取り機構
とバーコードラベル用の読取り機構とは共に非接触型で
はあるが互いに構造が異なるため、仮にメモリICタグ
及びバーコードラベルの両方の読取り機構が併設された
単一のデータ読取書込装置を構築した場合には、装置全
体として大型化することによりオペレータにとって使い
勝手が悪くなるおそれがあった。
【0026】かかる問題を解決するための1つの方法と
して、上述した単一のデータ読取書込装置について、リ
ードライトアンテナ基板の基板面積を小さくすることに
よって装置全体を小型化する方法が考えられるが、当該
リードライトアンテナ基板の一面に形成されるリードラ
イトアンテナの巻き面積も小さくなるため、当該巻き面
積に比例してリードライトアンテナの自己インダクタン
スが小さくなる。この結果、リードライトアンテナから
タグアンテナに生じる磁界が弱くなるため、メモリIC
タグを対向させた際のリードライトアンテナ基板との間
で通信可能な距離が短くなり、非接触によるデータ読取
りを実用上十分に行うことが困難となる問題があった。
【0027】さらに図6(A)に示すように表面にバー
コード15が印刷されたメモリICタグ(以下、これを
バーコード付メモリICタグと呼ぶ)16を用いた場合
や、図6(B)に示すようにメモリICタグ3の表面に
重畳してバーコードラベル17を貼り付けた場合には、
データの読取り位置が共通するため、バーコード15及
びタグアンテナ5に対向してデータ読取書込装置を位置
決めしたとき、その状態のまま両方から識別データを読
み取ることができれば非常に望ましい。
【0028】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な構成で格段と小型化し得る情報書込読取装置
を提案しようとするものである。
【0029】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、第1の情報に応じた変調磁界を媒
体として所定の情報記憶手段に第1の情報を読み書きす
る情報読取書込装置において、情報記憶手段からループ
状のアンテナに与えられる変調磁界に基づいて第1の情
報を読み取り、又はアンテナを用いて発生した変調磁界
に基づいて第1の情報を情報記憶手段に書き込む磁気読
取書込手段と、アンテナと対向する位置に設けられ、ア
ンテナのループ内側を介して、所定の表示コードから第
2の情報を光学的に読み取る光学読取手段とを設けるよ
うにした。
【0030】このようにしてアンテナを用いて情報記憶
手段に第1の情報を読み書きする磁気読取書込手段と、
当該アンテナのループ内側を介して第2の情報を光学的
に読み取る光学読取手段とを、互いに伝送路が共通とな
るように併設させることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0032】(1)本実施の形態によるデータ読取書込
システムの構成 図4との対応部分に同一符号を付して示す図1におい
て、20は全体として本発明を適用したデータ読取書込
シテスムを示し、データ読取書込装置21内のリードラ
イトアンテナ部22の構成が異なると共に、当該データ
読取書込装置21内にバーコードリーダ22が加えて設
けられていることを除いて、従来のデータ読取書込シス
テム1と同様に構成されている。
【0033】このデータ読取書込シテスム20におい
て、商品識別用のタグとしてバーコード付メモリICタ
グ16(図6(B))を用いた場合、リードライトアン
テナ基板22AをメモリICタグ3に対向させた際には
同時にバーコード15も対向させることとなるため、当
該リードライトアンテナ基板22A、バーコードスキャ
ナ23A及びバーコード付メモリICタグ16を同一直
線上に配置することが望ましい。
【0034】この場合、リードライトアンテナ部22
は、上述した磁界変調方式によってメモリIC4から識
別データを読み取るため、リードライトアンテナ基板2
2A及びバーコード付メモリICタグ16間の距離を通
信可能な範囲内に保つ必要がある。またリードライトア
ンテナ基板22Aの一面には、中央を取り囲んで略方形
状のループを形成するようにリードライトアンテナ9が
設けられているが、当該中央の領域は、例えば金属材を
設けるようなリードライトアンテナ9による磁界の発生
を妨げることをしない限りにおいて不要な領域となる。
【0035】このような条件を考慮して、このデータ読
取書込装置21では、リードライトアンテナ基板22A
の一面の中央に所定サイズの穴(以下、これを伝送路用
穴と呼ぶ)22AHを穿設しておき、当該リードライト
アンテナ基板22Aをバーコード付メモリICタグ16
に対向させた際に、このリードライトアンテナ基板22
Aを間に挟むように、かつ伝送路用穴22AHを介して
バーコード付メモリICタグ16と対向し得るようにバ
ーコードリーダ23を設けるようになされている。
【0036】このバーコードリーダ23は、バーコード
付メモリICタグ16を対向させた際に伝送路用穴22
AHを介してバーコード15に光を照射するバーコード
スキャナ23Aと、当該バーコードスキャナ23Aに受
けたバーコード15からの反射光に基づいて当該バーコ
ードに割り当てられた識別データを解析するバーコード
解析部(図示せず)とを有する。
【0037】実際にデータ読取書込装置21は、図2に
示すように、筐体21A内部にリードライトアンテナ部
22及びバーコードリーダ23が所定の位置関係を保っ
て収納されており、当該筐体21Aの一端に形成された
開口21AEを介して商品2に貼り付けられたバーコー
ド付メモリICタグ16のバーコード15から識別デー
タを読み取ると共に、当該バーコード付メモリICタグ
16のメモリIC4に識別データを読み書きし得るよう
になされている。
【0038】この筐体21Aの一端に形成された開口2
1AEには、例えば透明なプラスチック等からなる板状
部材(以下、これを光透過板と呼ぶ)25が取り付けら
れ、当該光透過板25に対向してリードライトアンテナ
基板22Aが固定保持されていると共に、当該リードラ
イトアンテナ基板22Aに形成された伝送路用穴22A
Hに対向してバーコードリーダ23が固定保持されてい
る。従ってリードライトアンテナ部22及びバーコード
リーダ23は筐体21A及び光透過板25内に密閉され
るため、外部から混入した埃や塵等によってデータの読
取り又は書込みに支障が生じるのを未然に回避すること
ができる。
【0039】かくしてデータ読取書込装置21を商品2
に貼り付けられたバーコード付メモリICタグ16に対
向させた際に、バーコードリーダ23は、バーコードス
キャナ23Aから照射した光をリードライトアンテナ基
板22Aの伝送路用穴22AH及び光透過板25を順次
通過してバーコード付メモリICタグ16の表面に印刷
されたバーコード15に照射させることができると共
に、リードライトアンテナ部22は、リードライトアン
テナ9から発生した変調磁界を光透過板25を介してバ
ーコード付メモリICタグ16のタグアンテナ5に相互
誘導させることができる。
【0040】(2)リードライトアンテナ部22による
データ伝送 実際にデータ読取書込システム20においては、図3に
示すように、リードライトアンテナ部22及びバーコー
ド付メモリICタグ16間をいわゆる半二重通信(half
-duplex )方式でデータ伝送を行い、識別データDID
読取り及び書込みを同時に行うことなく、いずれか一方
のみを選択的に行い得るようになされている。
【0041】リードライトアンテナ部22において、バ
ーコード付メモリICタグ16のメモリIC4から識別
データDIDを読み取る場合、リードライト制御部30
は、オペレータによって読取り指令が与えられると、非
接触メモリ制御部31にモード設定信号S1を送出する
と共に、発振器32にトリガパルス信号S2を送出す
る。
【0042】非接触メモリ制御部31は、モード設定信
号S1に基づいてメモリIC4から識別データDIDを読
み取るための読取りモードにモード設定した後、当該モ
ード設定信号S1に応じた読取り指令データD1を符号
化器33に送出する。
【0043】符号化器33は、読取り指令データD1に
対して所定の符号化処理を実行すると共にCRC(Cycl
ic Redundancy Check )符号を付加した後、得られた符
号化データD2を変調器34に送出する。
【0044】一方、発振器32は、トリガパルス信号S
2を受けたタイミングでマスタクロックCLKを生成し
て、これをリードライトモジュール8内の各回路に送出
すると共に、当該マスタクロックCLKに応じた周波数
からなる発振周波数信号S3をフィルタ35に送出す
る。フィルタ35は、発振周波数信号S3のうち所定の
帯域周波数のみ通過させた後、これを搬送波信号S4と
して変調器34に送出する。
【0045】変調器34は、搬送波信号S4を符号化器
33から得られた符号化データD2に基づいて所定の変
調処理を行うことにより変調信号S5を生成した後、当
該変調信号S5を電力増幅部36に供給する。電力増幅
部36は、変調信号S5を所定レベルに増幅した後、リ
ードライトアンテナ9に送出することにより、当該リー
ドライトアンテナ9に変調信号S5の電流変化に応じた
変調磁界MF1を発生させる。
【0046】従ってバーコード付メモリICタグ16に
おいて、タグアンテナ5は、リードライトアンテナ9が
発生した変調磁界MF1によって電磁誘導を生じること
により、当該変調磁界MF1に応じた誘導電圧D6をメ
モリIC4内の電源部40に供給する。電源部40は、
誘導電圧D6を整流した後の電圧に現れる直流成分に基
づいて電源電圧を得た後、メモリIC4内の各回路に対
して電源PSを供給して当該メモリIC4全体を起動さ
せる。
【0047】またクロック抽出部41は、タグアンテナ
5から得られた誘導電圧D6に基づいて、リードライト
モジュール8内の発振器32から得られたマスタクロッ
クCLKを抽出した後、当該マスタクロックCLKをメ
モリIC4内の各回路に供給する。
【0048】さらに復調器42は、誘導電圧D6を整流
した後の電圧に現れる交流成分に基づいて、読取り指令
を表す符号化データD2を復調した後、等化器43を介
してひずみ成分を波形整形することにより復調データD
7を生成し、当該復調データD7をメモリコントローラ
44に送出する。
【0049】これによりメモリコントローラ44は、復
調化データD7をCRC演算部45においてCRC符号
を演算させて誤り検出を行った後、当該復調化データD
7に含まれている読取り指令データD1を解析して確認
する。
【0050】この後、メモリコントローラ44は読取り
指令データD1に基づいて不揮発性メモリ46から識別
データDIDを読み取り、これを符号化器47に送出す
る。符号化器47は、識別データDIDに対して所定の符
号化処理を実行すると共にCRC符号を付加した後、得
られた符号化データD8を変調器48に送出する。
【0051】このとき相互誘導によって、リードライト
アンテナ9からタグアンテナ5へ生じた変調磁界MF1
を打ち消すようにタグアンテナ5からリードライトアン
テナ9へ変調磁界MF2が発生する。
【0052】また符号化データD8に応じてタグアンテ
ナ5の両端子間の入力インピーダンスが変動することに
より、変調器48は、タグアンテナ5からリードライト
アンテナ9へ発生する変調磁界MF2を搬送波として符
号化データD8に基づいて所定の変調処理を行う。これ
により符号化データD8に応じた入力インピーダンスの
変動分が付加された変調磁界MF2がタグアンテナ5か
ら発生される。
【0053】従ってリードライトアンテナ部22におい
て、タグアンテナ5が発生した変調磁界MF2をリード
ライトアンテナ9に受けると、当該変調磁界MF2に付
加された変動分に応じて、その両端子間のインピーダン
スが変動することにより、当該リードライトアンテナ9
に発生する誘導電圧もその分だけ変動する。
【0054】この結果、リードライトモジュール8内の
復調器37は、リードライトアンテナ9において発生し
た誘電電圧の変動分を復調した後、等化器43を介して
ひずみ成分を波形整形することにより復調データD10
を生成し、当該復調データD10を非接触メモリ制御部
31に送出する。
【0055】これにより非接触メモリ制御部31は、復
調化データD10に基づいて得られる識別データDID
RAM39に書き込むと共に、リードライト制御部30
に送出する。かくしてリードライト制御部30は、識別
データDIDに基づいて商品2に割り当てられた種々の情
報(例えば商品のID番号及び製造年月日等)を識別す
ることができる。
【0056】これに対してリードライトアンテナ部22
において、バーコード付メモリICタグ16のメモリI
C4に新たな識別データDIDに書き換える場合、上述し
たデータ読取り時の場合と同様に磁界変調方式を用いて
書込み指令及び新たな識別データDIDを伝送するように
なされている。
【0057】まずリードライト制御部30は、オペレー
タによって書込み指令及び新たな識別データDIDが与え
られると、非接触メモリ制御部31にモード設定信号S
7及び識別データDIDを送出すると共に、発振器32に
トリガパルス信号S2を送出する。
【0058】非接触メモリ制御部31は、モード設定信
号S7に基づいてメモリIC4に識別データDIDを書き
込むための書込みモードにモード設定すると共に、新た
な識別データDIDを一旦RAM39に書き込んだ後、当
該モード設定信号S1に応じた書込み指令データD11
とRAM39から読み出した識別データDIDとを符号化
器33に送出する。
【0059】符号化器33は、書込み指令データD11
及び識別データDIDに対して所定の符号化処理を実行す
ると共にCRC符号を付加した後、得られた符号化デー
タD12を変調器34に送出する。
【0060】変調器34は、発振器32からフィルタ3
5を介して入力された搬送波信号S4を符号化データD
2に基づいて所定の変調処理を行うことにより変調信号
S8を生成した後、当該変調信号S8を電力増幅部36
に供給する。電力増幅部36は、変調信号S8を所定レ
ベルに増幅した後、リードライトアンテナ9に送出する
ことにより、当該リードライトアンテナ9に変調信号S
8の電流変化に応じた変調磁界MF1を発生させる。
【0061】従ってタグアンテナ5は、リードライトア
ンテナ9が発生した変調磁界MF1によって電磁誘導を
生じることにより、当該変調磁界MF1に応じた誘導電
圧D13をメモリIC4内の復調器42に供給する。復
調器42は、誘導電圧D13を整流した後の電圧に現れ
る交流成分に基づいて、書込み指令及び識別データDID
を表す符号化データD2を復調した後、等化器43を介
してひずみ成分を波形整形することにより復調データD
14を生成し、当該復調データD14をメモリコントロ
ーラ44に送出する。
【0062】これによりメモリコントローラ44は、復
調化データD14をCRC演算部45においてCRC符
号を演算させて誤り検出を行った後、当該復調化データ
D14に含まれている書込み指令データD11を解析し
て確認する。この後、メモリコントローラ44は書込み
指令データD11に基づいて不揮発性メモリ46に対し
て復調データD14に含まれている識別データDIDを新
たに書き込むことができる。
【0063】(3)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、このデータ読取書込システム20
では、物流過程及び在庫管理等の際に商品2が搬送され
ると、オペレータはデータ読取書込装置21を商品2に
貼り付けられたバーコード付メモリICタグ16に近接
させる。
【0064】その際、オペレータはデータ読取書込装置
21内のリードライトアンテナ基板22Aを、バーコー
ド付メモリICタグ16と通信可能な範囲内の距離を確
保しながら当該バーコード付メモリICタグ16と対向
させる。
【0065】このときリードライトアンテナ基板22A
の上方に設けられているバーコードリーダ23のバーコ
ードスキャナ23Aが、リードライトアンテナ基板22
Aの中央に形成された伝送路用穴22AHを介してバー
コード付メモリICタグ16と対向する。
【0066】この後オペレータは、バーコード付メモリ
ICタグ16に内蔵されているメモリIC4又はその表
面に印刷されているバーコード15を選択して一方又は
両方から識別データDIDを読み取るように操作する。
【0067】このうちバーコード付メモリICタグ16
のメモリIC4を読取り対象とした場合、リードライト
アンテナ部22では、上述した磁界変調方式を用いてリ
ードライトアンテナ基板22Aに形成されたリードライ
トアンテナ9とバーコード付メモリICタグ16に形成
されたタグアンテナ5とを電磁誘導させるようにしてメ
モリIC4から識別データDIDを読み取る。
【0068】これに対してバーコード付メモリICタグ
16のバーコード15を読取り対象とした場合、バーコ
ードリーダ23では、バーコードスキャナ23Aから照
射された光をリードライトアンテナ基板22Aの中央に
形成された伝送路用穴22AH及び光透過板25を順次
介してバーコード15に照射して、得られた反射光に基
づいて当該バーコード15から識別データDIDを読み取
る。
【0069】このようにデータ読取書込装置20におい
ては、リードライトアンテナ基板22Aの中央に伝送路
用穴22AHを形成してもリードライトアンテナ9が発
生する変調磁界には何ら影響が及ばないことを利用し
て、当該伝送路用穴22AHをバーコードスキャナ23
Aから照射される光の光路として利用することができ
る。
【0070】この結果、データ読取書込装置20には、
磁界変調型の読取り機構からなるリードライトアンテナ
部22と光照射型の読取り機構からなるバーコードリー
ダ23とを、互いに伝送路が共通となるように併設させ
ることができる。
【0071】以上の構成によれば、リードライトアンテ
ナ基板22Aの中央に伝送路用穴22AHを形成して、
当該伝送路用穴22AHをバーコードスキャナ23Aか
ら照射される光の光路として適用するようにしたことに
より、磁界変調型の読取り機構からなるリードライトア
ンテナ部22と光照射型の読取り機構からなるバーコー
ドリーダ23とを互いに伝送路が共通となるように併設
させることができ、かくして簡易な構成で格段と小型化
し得るデータ読取書込装置20を実現することができ
る。
【0072】(3)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、商品2の被着面に貼
り付ける情報記憶手段として、識別データ(第1の情
報)DIDが記憶されたメモリIC4と当該メモリIC4
に導通接続された所定のループ形状でなるタグアンテナ
5とを有し、かつ表面にバーコード15が印刷されたバ
ーコード付メモリICタグ16を適用した場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、要は識別データDID
に応じた変調磁界を媒体として当該識別データDIDを記
憶することができれば種々の情報記憶手段に広く適用す
ることができる。この場合、バーコード15は省略して
も良く、また商品2の被着面2A及び又はメモリICタ
グ3(図6(B))の表面に印刷するようにしても、或
いはラベルとして貼り付けるようにしても良い。
【0073】また上述のように本発明によれば、バーコ
ード付メモリICタグ16からループ状のリードライト
アンテナ(アンテナ)9に与えられる変調磁界に基づい
て識別データDIDを読み取り、又は当該リードライトア
ンテナ9を用いて発生した変調磁界に基づいて識別デー
タDIDをバーコード付メモリICタグ16に書き込む磁
気読取書込手段として、データ読取書込装置21内のリ
ードライトアンテナ部22を適用するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の
読取書込手段に広く適用することができる。
【0074】さらに上述の実施の形態においては、所定
のループ形状でなるリードライトアンテナ9と対向する
位置に設けられ、当該リードライトアンテナ9のループ
内側を介してバーコード付メモリICタグ16の表面に
印刷されたバーコード(所定の表示コード)から第2の
情報を光学的に読み取る光学読取手段として、光照射型
のバーコードリーダ23を適用した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、光学的に第2の情報を読み
取ることができれば種々の構成からなる光学読取手段に
広く適用し得る。この場合、第2の情報が割り当てられ
た所定の表示コードとして、光学的に読み取ることがで
きればバーコード15以外にも種々の文字や記号等をコ
ード化して表示したものを適用しても良い。
【0075】さらに上述の実施の形態においては、所定
のループ形状でなるリードライトアンテナ9が設けられ
たリードライトアンテナ基板22Aに、バーコードリー
ダ23の伝送路として伝送路用穴22AHを形成するよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、要はバーコードリーダ23がリードライトアンテナ
9のループ内側を介して光学的に伝送し得れば、リード
ライトアンテナ基板22Aに形成した伝送路用穴22A
Hに透過性の絶縁材を取り付けるようにしても良い。
【0076】さらに上述の実施の形態においては、本発
明による情報読取書込装置を、磁界変調型の読取り機構
からなる磁気読取書込手段としてのリードライトアンテ
ナ部22と、光照射型の読取り機構からなる光学読取手
段としてのバーコードリーダ23とを併設したデータ読
取書込装置20に適用した場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、この他種々の情報読取書込装置に広
く適用し得る。
【0077】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、アンテナ
を用いて情報記憶手段に第1の情報を読み書きする磁気
読取書込手段と、当該アンテナのループ内側を介して第
2の情報を光学的に読み取る光学読取手段とを、互いに
伝送路が共通となるように併設したことにより、簡易な
構成で格段と小型化し得る情報読取書込装置を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるデータ読取書込システムの
構成を示す略線図である。
【図2】本実施の形態によるデータ読取書込装置の構成
を示す略線図である。
【図3】リードライトアンテナ部及びバーコード付メモ
リICタグの内部構成を示すブロック図である。
【図4】従来のデータ読取書込システムの構成を示す略
線図である。
【図5】メモリICタグの構造を示す略線図である。
【図6】バーコード及びメモリICタグの商品への貼付
け例を示す略線的な斜視図である。
【符号の説明】
1、20……データ読取書込システム、2……商品、3
……メモリICタグ、3A、16A……タグ基板、4…
…メモリIC、5……タグアンテナ、6、21……デー
タ読取書込装置、7、22……リードライトアンテナ
部、7A、22A……リードライトアンテナ基板、8…
…リードライトモジュール、9……リードライトアンテ
ナ、10……コネクタ、11……ハーネス、15……バ
ーコード、16……バーコード付メモリICタグ、21
A……筐体、22AH……伝送路用穴、23……バーコ
ードリーダ、23A……バーコードスキャナ、25……
光透過板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の情報に応じた変調磁界を媒体として
    所定の情報記憶手段に上記第1の情報を読み書きする情
    報読取書込装置において、 上記情報記憶手段からループ状のアンテナに与えられる
    上記変調磁界に基づいて上記第1の情報を読み取り、又
    は上記アンテナを用いて発生した上記変調磁界に基づい
    て上記第1の情報を上記情報記憶手段に書き込む磁気読
    取書込手段と、 上記アンテナと対向する位置に設けられ、上記アンテナ
    のループ内側を介して、所定の表示コードから第2の情
    報を光学的に読み取る光学読取手段とを具えることを特
    徴とする情報読取書込装置。
  2. 【請求項2】上記アンテナを挟むように上記光学読取手
    段と対向する位置に光透過板を具え、上記光学読取手段
    は、上記光透過板及び上記アンテナのループ内側を順次
    介して上記第2の情報を光学的に読み取ることを特徴と
    する請求項1に記載の情報読取書込装置。
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