JP2008180135A - 燃料噴射ポンプ潤滑構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンに備えられる潤滑油ポンプからの加圧された潤滑油を燃料噴射ポンプの駆動部に送油して潤滑する構成において、シール面を一箇所にすることによって潤滑油の外部漏れ等に対する信頼性を向上させ、さらに部品点数を削減して省コスト化を図るとともに組立性を向上させることの可能な燃料噴射ポンプ潤滑構造を提供する。
【解決手段】シリンダブロック2の一側より該燃料噴射ポンプ8の取付部フランジを突出させ、シリンダブロック2に燃料噴射ポンプ8を直接接続する構成とするとともに、該取付部フランジを貫通して形成される前記燃料噴射ポンプ8の駆動部に至る注油孔32と、シリンダブロック2に形成されたメインギャラリ31と、前記注油孔32と前記メインギャラリ31とを連通する連通部材33とを備えた。
【選択図】図6

Description

本発明は、ディーゼルエンジンに備えられる燃料噴射ポンプへ潤滑油を供給するための潤滑構造の技術に関する。
ディーゼルエンジンにおいては、燃焼室内に噴射される燃料を適当なタイミングで適当な量をシリンダ内に送り込むための燃料噴射ポンプが備えられている。この燃料噴射ポンプの潤滑方法として、エンジン本体(シリンダブロック)から外部配管を通じて潤滑油を供給する技術や、ギヤケース内に通路を形成し、シリンダブロックから該通路を通じて潤滑油を供給する技術が公知になっている(例えば、「特許文献1」、「特許文献2」参照)。
実開平5−6113号公報 特開2006−9654号公報
しかし上記のような従来構造においては、例えば特許文献1の技術では外部配管を構成するため、該外部配管の出入口や各接続部等、複数の箇所をシールするための部品が必要となり、部品点数が多くなっていた。また外部配管を行うことにより、潤滑油の外部漏れ等を防ぐための充分なシールが必要であり、これらがコスト高の要因となっていた。一方特許文献2の技術ではギヤケース内に通路を形成するため、シリンダブロックとギヤケースとの間、及びギヤケースと燃料噴射ポンプとの間の二箇所に潤滑油の外部漏れ等を防ぐためのシールが必要であり、部品点数が多くなりコスト高となっていた。
本発明は上記の課題を解決するため、エンジンに備えられる潤滑油ポンプからの加圧された潤滑油を、燃料噴射ポンプの駆動部に送油して潤滑する構成において、シール面を一箇所にすることによって潤滑油の外部漏れ等に対する信頼性を向上させ、さらに部品点数を削減して省コスト化を図るとともに組立性を向上させることの可能な燃料噴射ポンプ潤滑構造を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、エンジンに備えられる潤滑油ポンプからの加圧された潤滑油を、燃料噴射ポンプの駆動部に送油して潤滑する構成において、シリンダブロックの一側より前記燃料噴射ポンプの取付部フランジを突出させ、シリンダブロックに燃料噴射ポンプを直接取付ける構成とするとともに、前記取付部フランジを貫通して形成される前記燃料噴射ポンプの駆動部に至る注油孔と、シリンダブロックに形成されたメインギャラリと、前記注油孔と前記メインギャラリとを連通する連通部材とを備えたものである。
請求項2においては、請求項1に記載の燃料噴射ポンプ潤滑構造において、前記連通部材としてパイプ配管を用いたものである。
請求項3においては、請求項1に記載の燃料噴射ポンプ潤滑構造において、前記連通部材として前記メインギャラリ端部と前記注油孔端部の双方を被装するカバーを用い、該カバーのメインギャラリ端部部分から注油孔端部部分まで溝を形成したものである。
請求項4においては、請求項3に記載の燃料噴射ポンプ潤滑構造において、前記カバーとしてギヤケースカバーを用いたものである。
請求項5においては、請求項3若しくは請求項4に記載の燃料噴射ポンプ潤滑構造において、前記カバーに、該カバーの溝と該カバーの外部とを連通する少なくとも一つの細孔を開口したものである。
請求項6においては、請求項3に記載の燃料噴射ポンプ潤滑構造において、前記カバーとアイドルギヤシャフトを一体化し、該カバーの溝とアイドルギヤシャフト摺動面とを連通する潤滑油経路を設けたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、潤滑油に対するシールを、シリンダブロックの燃料噴射ポンプ取付部と燃料噴射ポンプとの間の一箇所のみとすることができるため、潤滑油の外部漏れ等に対する信頼性を向上させることができる。また従来の外部配管等を削除できるため、部品点数を削減してコストを抑えることができる。さらに注油をメインギャラリより直接行うことができるため、油圧の高い潤滑油を供給できる。
請求項2においては、連通部材として汎用品を用いることで、簡易に燃料噴射ポンプ潤滑構造を構成できる。
請求項3においては、連通部材として用いるカバーの形状が簡易であるため、部品加工の手間とコストを低減させることができ、部品点数を削減してコストをさらに抑えることができる。また、溝の通路面積を変更するのみで注油量を変更できるため、汎用性を向上させることができる。
請求項4においては、従来のギヤケースカバーに注油孔の機能を持たせることで、部品点数を削減でき、コストを抑えることができる。
請求項5においては、カバー近傍に位置するアイドルギヤに対して潤滑油を注油することができる。
請求項6においては、アイドルギヤシャフト摺動部に対して潤滑油を注油することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。なお、本発明の技術的範囲は以下の実施例に限定されるものではなく、本明細書及び図面に記載した事項から明らかになる本発明が真に意図する技術的思想の範囲全体に、広く及ぶものである。
図1は本発明に係るエンジンの前方斜視図である。
図2は同じく後方斜視図である。
図3は本発明に係るエンジンの内部構造を示す正面図である。
図4は本発明に係るシリンダブロックの正面図である。
図5は(a)は実施例1に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造の正面図、(b)は同じく(a)中のB−B´線断面図である。
図6は(a)は実施例2及び実施例3に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造の正面図、(b)は実施例2に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造のC−C´線断面図、(c)は実施例3に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造のC−C´線断面図である。
図7は(a)は実施例4に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造の正面図、(b)は同じく(a)中のD−D´線端面図である。
図8は(a)は実施例5に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造の正面図、(b)は同じく(a)中のE−E´線断面図である。
図9は(a)は実施例6に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造の正面図、(b)は同じく(a)中のF−F´線断面図である。
なお、以下においては、図1に示す矢印Aの方向を「前方」、その反対方向を「後方」とし、前方から見て右側(図3における右側)を「右」、左側を「左」として説明する。
[全体構成]
まず、本発明を適用するエンジンの一例としての、作業機などに搭載されるディーゼルエンジン(以下「エンジン1」とする)の全体構成について、図1乃至図4を用いて説明する。
エンジン1の上下略中央部分に、本発明に係る燃料噴射ポンブ取付部一体シリンダブロック(以下「シリンダブロック」とする)2が設けられ、このシリンダブロック2の上部にはシリンダヘッド3が取付けられ、このシリンダヘッド3の上面はボンネット4で被装されている。また、シリンダブロック2の下部にはオイルパン5が取付けられており、このオイルパン5内にはエンジンオイル(潤滑油)が貯溜されている。この潤滑油は、潤滑油ポンプ22(図3参照)により吸入され、潤滑油フィルタ20を介してエンジン1内の各潤滑箇所へ供給される。
シリンダヘッド3の一側面には吸気マニホールド6が設けられており、その反対側面には排気マニホールド7が設けられている。また、吸気マニホールド6の下方におけるシリンダブロック2の一側には、シリンダブロック2とシリンダヘッド3で形成される燃焼室内へ燃料噴射ノズルより噴射する燃料を送り込むための燃料噴射ポンプ8が付設されている。詳しくは、シリンダブロック2に開口された燃料噴射ポンプ取付孔2aを貫通してこの燃料噴射ポンプ8が配設される。
一方シリンダブロック2の前側には、図4に示すように、上左側に燃料噴射ポンプ8取付用の取付部フランジ2pが突出して形成され、上右側に冷却水ポンプ21の駆動用のギヤを収納するための凸部2wが突出して形成されている。そして、シリンダブロック2前側の周囲を前方に膨出してギヤケース2gを形成するとともに、該ギヤケース2gの周囲前面をフランジ部2dとしてギヤケースカバー12を固定できるようにし、該ギヤケースカバー12でギヤケース2gを覆う構成としている。そして、前記取付部フランジ2pの中央には前記燃料噴射ポンプ取付孔2aが開口され、該燃料噴射ポンプ取付孔2aの周囲と後述するアイドルギヤ24を軸支するアイドル軸26の取付部周囲を連続的に前方に突出させて、取付面2bとして一体的に厚みを持たせて燃料噴射ポンプの取付面とアイドル軸26の取付面を一体的に形成し、該取付面2bを一つの平面で構成している。該燃料噴射ポンプの取付面2bに、シリンダブロック前面より前記燃料噴射ポンプ8の駆動部に至る燃料噴射ポンプ注油孔(以下「注油孔」とする)32が貫通して形成され、この取付面2bに燃料噴射ポンプ8が直接接続されている。また、アイドル軸取付部の側部の取付面2bにシリンダブロック前面より後述するメインギャラリ31がキリ孔加工等により穿設されている。こうして、従来貫通させていた場合には他方を栓等で閉じていたが、本実施例では栓を省きシール等をなくしてコスト低減化を図っている。
前記燃料噴射ポンプ8には、その燃料噴射量を調整するためのガバナが連設されており、このガバナにはコントロールレバー9が連結されて回転数を調整できるようにしている。また、燃料噴射ポンプ8の下部には、エンジン1内へと燃料を供給する燃料フィードポンプ10が設けられている。この燃料フィードポンプ10により、図示せぬ燃料タンク内の燃料が吸入されるとともに送出され、エンジン1の燃料供給路に設けられる燃料フィルタ19を介して燃料噴射ポンプ8へと導入される。
シリンダブロック2内にはクランク軸23(図3参照)が回転自在に支持されており、シリンダブロック前面の前記ギヤケース2g内には、このクランク軸23の動力を前記燃料噴射ポンプ8等へ伝達するためのギヤ類が収納されており、ギヤケースカバー12により覆われている。このギヤケース2gの前側には冷却ファン13が取付けられており、この冷却ファン13は、前記クランク軸23の動力がギヤケース2gの前面に設けられ前記クランク軸23によって駆動されるVプーリ14及びVベルト15を介して伝達されて回転する。このクランク軸23の動力は、シリンダブロック2の前側に設けられるオルタネータ16にも同じくVプーリ14及びVベルト15を介して伝達される。
一方、シリンダブロック2の後面には、前記クランクシャフトの後端部に取付けられるフライホイール17を覆うフライホイールハウジング18が固設されている。
ところで、前述したように、燃料噴射ポンプ8はクランク軸23の回転が伝達されて駆動されるが、クランク軸23の回転は、図3に示すように、ギヤケース2g内に収納されるアイドル機構となるアイドルギヤ24を介して燃料噴射ポンプ8の駆動軸(以下、単に「ポンプ駆動軸」とする)28に伝達される。具体的には、クランク軸23の前端部にはクランクギヤ25が固設されており、このクランクギヤ25は前記アイドルギヤ24に噛合している。アイドルギヤ24は、ギヤケース2gにて支承されるアイドル軸26に軸支されている。そして、このアイドルギヤ24は、前記ポンプ駆動軸28に固設されている燃料噴射ポンプ駆動ギヤ27に噛合しており、クランク軸23の動力を燃料噴射ポンプ8へと伝達する。なお、本実施例では動力伝達を歯車機構により伝達しているが、チェーンやベルト等により伝達することも可能である。よって、チェーンにより伝達する場合にはアイドルギヤはアイドルスプロケットとなり、ベルトにより伝達する場合にはアイドルギヤはアイドルプーリとなる。または、テンションスプロケットまたはテンションプーリとなる。
また、前述したように、潤滑油ポンプ22により吸入される潤滑油は、具体的には次のようにして供給される。すなわち、図3に示すように、潤滑油ポンプ22の駆動軸には潤滑油ポンプ駆動ギヤ22aが固設されており、この潤滑油ポンプ駆動ギヤ22aが前記クランクギヤ25に噛合している。そして、エンジン1の始動にともない駆動するクランク軸23の動力がクランクギヤ25及び潤滑油ポンプ駆動ギヤ22aを介して潤滑油ポンプ22に伝達され、潤滑油ポンプ22が駆動する。これにより、オイルパン5内に貯溜されている潤滑油が、ストレーナ29を介して潤滑油供給管30を通じて潤滑油ポンプ22により吸入される。潤滑油ポンプ22の吐出口は、シリンダブロック2内に形成される潤滑油メインギャラリ(以下、単に「メインギャラリ」とする)31と連通しており、潤滑油ポンプ22により吸入された潤滑油は、メインギャラリ31に送出されてエンジン1内の各潤滑箇所へ導かれる。このメインギャラリ31の一端はシリンダブロック前面に開口しており、このシリンダブロック前面(取付面2b)のギヤケース2g内におけるメインギャラリ31(前端)と前記注油孔32(前端)の間には、後述する連通部材33が配設され、メインギャラリ31と注油孔32が、この連通部材33によって連通される。
以上のような構成のエンジン1においては、潤滑油ポンプ22からの加圧された潤滑油が燃料噴射ポンプ8の駆動部に送油され、燃料噴射ポンプ8の潤滑が行われる。以下、燃料噴射ポンプ8の潤滑構造について説明する。
[実施例1]
まず、本発明の実施例1に係る燃料噴射ポンプ8の潤滑構造について図5(a)及び(b)を用いて説明する。(b)は(a)中のB−B´線端面図である。
本実施例において、連通部材33はパイプ配管として、連通管33aと連通ボルト34a・34aとブッシュ35・35を備える。前記メインギャラリ31の前部と前記注油孔32の前部にはブッシュ35・35を外嵌した連通ボルト34a・34aが螺装され、ブッシュ35・35側面に連通管33aの両側を挿入して、メインギャラリ31と注油孔32を連通する構成としている。つまり、前記連通ボルト34a・34aには先端の軸心より連通孔が穿設され、頭部側の外周から直径(軸心)方向に貫通孔を穿設して前記連通孔と連通し、ブッシュ35の内周に溝を穿設して、外周より溝に向かって連通孔を穿設し、該連通孔に連通管33aを挿入する構成としている。こうして、メインギャラリ31からパイプ配管、注油孔32を介して燃料噴射ポンプ8の駆動部へと連通する潤滑油通路を形成している。
このようにして構成される潤滑油通路により、潤滑油が燃料噴射ポンプ8の駆動部へと供給される。詳しくは、潤滑油ポンプ22からの加圧された潤滑油は、メインギャラリ31から図5(b)中矢印Xの方向に流れて連通管33aに流入し、この連通管33aから図5(b)中矢印Yの方向に流れて注油孔32に流入し、この注油孔32を通って燃料噴射ポンプ8の駆動部へと導かれ、ポンプ駆動軸28やカム等の燃料噴射ポンプ8の駆動部を潤滑するのである。そして、このパイプ配管はギヤケース2g内に配置されるため、メインギャラリ31と連通ボルト34aの間、または、注油孔32と連通ボルト34aの間、または、ブッシュ35と連通ボルト34aの間、または、ブッシュ35と連通管33aの間から油漏れが生じたとしても、ギヤケース2g内に漏れるだけなので、前記二つの部材の間にシールが必要ではなく、安価に構成することができる。
以上のように、エンジン1に備えられる潤滑油ポンプ22からの加圧された潤滑油が、燃料噴射ポンプ8の駆動部に送油して潤滑される構成において、シリンダブロック2の一側より燃料噴射ポンプ8の取付部フランジが突設され、シリンダブロック2に燃料噴射ポンプ8を直接取付けられる構成とするとともに、該取付部フランジを貫通して形成される前記燃料噴射ポンプ8の駆動部に至る注油孔32と、シリンダブロック2に形成されたメインギャラリ31と、前記注油孔32と前記メインギャラリ31とを連通する連通管33aとが備えられる。
これにより、潤滑油に対するシールを、シリンダブロック2の燃料噴射ポンプ取付部と燃料噴射ポンプ8との間の一箇所のみとすることができるため、潤滑油の外部漏れ等に対する信頼性を向上させることができる。また従来の外部配管等を削除できるため、部品点数を削減してコストを抑えることができる。さらに注油をメインギャラリ31より直接行うことができるため、油圧の高い潤滑油を供給できる。また連通部材33としてパイプ配管による連通管33aを用いたことで、簡易に燃料噴射ポンプ8の潤滑構造を構成できる。
[実施例2、実施例3]
次に、実施例2及び実施例3に係る燃料噴射ポンプ8の潤滑構造について図6(a)、(b)及び(c)を用いて説明する。(b)は実施例2に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造のC−C´線断面図、(c)は実施例3に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造のC−C´線断面図である。なお本実施例以降に説明する燃料噴射ポンプ8の潤滑構造の各実施例において、実施例1と共通する部分については、同符号を付してその説明を省略する。
実施例2及び実施例3における連通部材33はメインギャラリ31前端と前記注油孔32前端を一体的に覆うカバーにより構成している。
即ち、実施例2におけるカバー33bは、前記シリンダブロック前面の取付面2bで前記メインギャラリ31端部と前記注油孔32端部の間を覆って、固定ボルト34b・34bによって固定されている。このカバー33bはメインギャラリ31端部と注油孔32端部の双方を被装する構成であり、(b)に示すようにこのカバー33bの裏面には、このカバー33bを取付けたときにメインギャラリ31の端部部分と注油孔32端部部分が位置する部分の間に連通溝33cが形成されている。このカバー33b及び取付面2bによってメインギャラリ31から注油孔32を介して燃料噴射ポンプ8の駆動部へと連通する潤滑油通路を形成している。
実施例3においては、実施例2と同様、連通部材33としてカバー33dが、前記取付面2bで前記メインギャラリ31と前記注油孔32の間に、固定ボルト34b・34bによって固定されている。ここで(c)に示すように、取付面2b上においてメインギャラリ31端部から注油孔32端部に至る直線部分の位置に連通溝2cが形成されており、この連通溝2c及びメインギャラリ31端部と注油孔32端部はカバー33dにより覆われる。この連通溝2c及びカバー33dによって、メインギャラリ31から注油孔32を介して燃料噴射ポンプ8の駆動部へと連通する潤滑油通路を形成している。
このようにして構成される潤滑油通路により、潤滑油が燃料噴射ポンプ8の駆動部へと供給される。詳しくは、潤滑油ポンプ22からの加圧された潤滑油は、メインギャラリ31から図6(b)(c)中矢印Xの方向に流れて連通溝33c(2c)に流入し、この連通溝33c(2c)から図6(b)(c)中矢印Yの方向に流れて注油孔32に流入し、この注油孔32を通って燃料噴射ポンプ8の駆動部へと導かれ、ポンプ駆動軸28やカム等の燃料噴射ポンプ8の駆動部を潤滑するのである。
以上のように、前記連通部材33として前記メインギャラリ31端部と前記注油孔32端部の双方を被装するカバー33b(33d)が用いられ、このカバー33b若しくは取付面2bの、メインギャラリ31端部部分から注油孔32端部部分までに溝が形成されている。
これにより、燃料噴射ポンプ8駆動部を潤滑するにあたり、連通部材33として用いるカバー33bの形状が簡易であるため、部品加工の手間とコストを低減させることができ、部品点数を削減してコストをさらに抑えることができる。また、連通溝33c(2c)の通路面積を変更するのみで注油量を変更できるため、汎用性を向上させることができる。さらに、カバー33b(33d)と取付面2bとの間から潤滑油が漏れてもギヤケース2g内に漏れるだけでなので、外部への潤滑油漏れの虞がないので、油圧が低下しない程度の構造でシールが可能となる。
[実施例4]
次に、実施例4に係る燃料噴射ポンプ8の潤滑構造について図7(a)及び(b)を用いて説明する。(b)は(a)中のD−D´線端面図である。
本実施例においては、前記連通部材33としてギヤケースカバー12を用いる構成としており、特にメインギャラリ31及び注油孔32がアイドルギヤ24及び燃料噴射ポンプ駆動ギヤ27と離れた(干渉しない)位置に配設される場合に好適である。このギヤケースカバー12はシリンダブロック(ギヤケース2g)前面を覆うと同時に、(b)に示すように、メインギャラリ31端部と注油孔32端部とその双方を結ぶ周囲には、ギヤケースカバー12内面から取付面2b側に向かって突出する凸部12bが形成され、ギヤケースカバー12取付時に該凸部12bの後面が取付面2bと面で密着するようにしてメインギャラリ31端部と注油孔32端部とを被装する構成としている。このギヤケースカバー12の凸部12bの後面におけるメインギャラリ31端部部分から注油孔32端部部分に至る部分には実施例2と同様に連通溝12aが形成されている。このギヤケースカバー12及び取付面2bによって、メインギャラリ31から注油孔32を介して燃料噴射ポンプ8の駆動部へと連通する潤滑油通路を形成している。なお、本実施例については、実施例3と同様に取付面2bでメインギャラリ31端部から注油孔32端部に至る連通溝を形成する構成としてもよい。
このようにして構成される潤滑油通路により、潤滑油が燃料噴射ポンプ8の駆動部へと供給される。詳しくは、潤滑油ポンプ22からの加圧された潤滑油は、メインギャラリ31から図7(b)中矢印Xの方向に流れて連通溝12aに流入し、この連通溝12aから図7(b)中矢印Yの方向に流れて注油孔32に流入し、この注油孔32を通って燃料噴射ポンプ8の駆動部へと導かれ、ポンプ駆動軸28やカム等の燃料噴射ポンプ8の駆動部を潤滑するのである。
以上のように、連通部材33としてギヤケースカバー12を用い、このギヤケースカバー12の、メインギャラリ31端部部分から注油孔32端部部分までに溝を形成した。これにより、燃料噴射ポンプ8駆動部を潤滑するにあたり、従来のギヤケースカバー12に連通部材33の機能を持たせることで、部品点数を削減でき、コストを抑えることができる。
[実施例5]
次に、実施例5に係る燃料噴射ポンプ8の潤滑構造について図8(a)及び(b)を用いて説明する。(b)は(a)中のE−E´線端面図である。
本実施例においては、実施例3における前記カバー33dに、前記連通溝2cと該カバー33dの外部とを連通する少なくとも一つの細孔33eが、潤滑油ポンプ駆動ギヤ22aとアイドルギヤ24が歯合する近傍に開口されている。即ち、連通溝33cからギヤに向かって潤滑油が吐出する潤滑油通路が形成されているのである。なお、本実施例に関しては、実施例3におけるカバー33dに細孔33eが開口される構成としているが、カバー33dは実施例2におけるカバー33bや、実施例4におけるギヤケースカバー12の凸部12bに形成してもよく、同様の効果を奏する。
このようにして構成される潤滑油通路により、潤滑油が図8(b)中矢印Xから矢印Y1の方向に流れて燃料噴射ポンプ8の駆動部へと供給されると同時に、潤滑油は前記連通溝2cよりカバー33dに開口された細孔33eを通り、図8(b)中矢印Y2の方向に流れてカバー33dの外部へと噴出され、前記潤滑油ポンプ駆動ギヤ22aとアイドルギヤ24との歯合部分を潤滑するのである。
以上のように、カバー33dに、該カバー33dにおける連通溝33cと該カバー33dの外部とを連通する少なくとも一つの細孔33eが、潤滑油ポンプ駆動ギヤ22aとアイドルギヤ24が歯合する部分の近傍に開口されている。これにより、燃料噴射ポンプ8駆動部を潤滑するにあたり、カバー33d近傍に位置するアイドルギヤ24に対しても潤滑油を注油することができる。
[実施例6]
次に、実施例6に係る燃料噴射ポンプ8の潤滑構造について図9(a)及び(b)を用いて説明する。(b)は(a)中のF−F´線端面図である。
本実施例においては、実施例2における前記カバー33bと該カバー33bに隣接して配置されるアイドルギヤシャフト36とを一体的に構成し、つまり、カバー33bをアイドルギヤシャフト取付面まで延設し、該カバー33bにアイドルギヤシャフト36をボルト34b・34b・・・により固定する。そして、該アイドルギヤシャフト36の裏面側の軸心部からアイドルギヤ24を回転自在に支持する摺動面36aまでに連通孔36bを穿設し、該軸心部の連通孔36bと前記カバー33bの連通溝33cとの間のカバー33bに連通溝33fを設けている。こうして、連通溝33cとアイドルギヤ24の摺動面36aまでの間に潤滑油通路が形成される。なお、実施例3のカバー33dにも同様に構成することが可能である。
このようにして構成される潤滑油通路により、潤滑油が図9(b)中矢印Xから燃料噴射ポンプ8の駆動部へと供給されると同時に、潤滑油は前記潤滑油経路を通り、図9(b)中矢印Zの方向に流れてアイドルギヤシャフト摺動面36aへと流れ、アイドルギヤ24の軸受部分を潤滑するのである。
以上のように、カバー33bに隣接するアイドルギヤシャフト36と前記カバー33bを一体化し、このカバー33bの連通溝33cとアイドルギヤシャフト摺動面36aとを連通する潤滑油経路33fが設けられている。これにより、燃料噴射ポンプ8駆動部を潤滑するにあたり、アイドルギヤシャフト摺動部36aに対しても潤滑油を注油することができる。
本発明に係るエンジンの前方斜視図。 同じく後方斜視図。 本発明に係るエンジンの内部構造を示す正面図。 本発明に係るシリンダブロックの正面図。 (a)は実施例1に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造の正面図、(b)は同じく(a)中のB−B´線断面図。 (a)は実施例2及び実施例3に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造の正面図、(b)は実施例2に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造のC−C´線断面図、(c)は実施例3に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造のC−C´線断面図。 (a)は実施例4に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造の正面図、(b)は同じく(a)中のD−D´線端面図。 (a)は実施例5に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造の正面図、(b)は同じく(a)中のE−E´線断面図。 (a)は実施例6に係る燃料噴射ポンプ潤滑構造の正面図、(b)は同じく(a)中のF−F´線断面図。
符号の説明
1 エンジン
2 シリンダブロック
2g ギヤケース
8 燃料噴射ポンプ
22 潤滑油ポンプ
31 メインギャラリ
32 注油孔
33 連通部材

Claims (6)

  1. エンジンに備えられる潤滑油ポンプからの加圧された潤滑油を、燃料噴射ポンプの駆動部に送油して潤滑する構成において、
    シリンダブロックの一側より前記燃料噴射ポンプの取付部フランジを突出させ、シリンダブロックに燃料噴射ポンプを直接取付ける構成とするとともに、
    前記取付部フランジを貫通して形成される前記燃料噴射ポンプの駆動部に至る注油孔と、シリンダブロックに形成されたメインギャラリと、前記注油孔と前記メインギャラリとを連通する連通部材とを備えたことを特徴とする、燃料噴射ポンプ潤滑構造。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射ポンプ潤滑構造において、
    前記連通部材としてパイプ配管を用いたことを特徴とする、燃料噴射ポンプ潤滑構造。
  3. 請求項1に記載の燃料噴射ポンプ潤滑構造において、
    前記連通部材として前記メインギャラリ端部と前記注油孔端部の双方を被装するカバーを用い、
    該カバーのメインギャラリ端部部分から注油孔端部部分まで溝を形成したことを特徴とする、燃料噴射ポンプ潤滑構造。
  4. 請求項3に記載の燃料噴射ポンプ潤滑構造において、
    前記カバーとしてギヤケースカバーを用いたことを特徴とする、燃料噴射ポンプ潤滑構造。
  5. 請求項3若しくは請求項4に記載の燃料噴射ポンプ潤滑構造において、
    前記カバーに、該カバーの溝と該カバーの外部とを連通する少なくとも一つの細孔を開口したことを特徴とする、燃料噴射ポンプ潤滑構造。
  6. 請求項3に記載の燃料噴射ポンプ潤滑構造において、
    前記カバーとアイドルギヤシャフトを一体化し、該カバーの溝とアイドルギヤシャフト摺動面とを連通する潤滑油経路を設けたことを特徴とする、燃料噴射ポンプ潤滑構造。
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