JP3104497B2 - シリンダヘッドの構造 - Google Patents

シリンダヘッドの構造

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    • F02F7/006Camshaft or pushrod housings

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シリンダヘッドの構
造に係り、特にオイル通路に発生した空気が潤滑必要部
品に供給されるのを防止するとともに、潤滑油の有効利
用を図り、また、加工性が良く、更に、部品点数の増加
を回避し、しかも、カム軸ハウジングの剛性をも向上し
得るシリンダヘッドの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンにおいては、シリンダブロック
やシリンダヘッドの潤滑必要部品に潤滑を施し、各部の
機能を維持している。即ち、図13に示す如く、エンジ
ン102は、シリンダブロック104とクランクロアケ
ース106とオイルパン108とシリンダヘッド110
とこのシリンダヘッド110上に載置されてカム室を形
成するシリンダヘッドカバー(図示せず)とからなる。
シリンダブロック104とクランクロアケース106間
には、クランク軸112が軸支されている。また、シリ
ンダヘッド110の上部位には、吸気側と排気側とが一
体構造のカム軸ハウジング(図示せず)と共働し、一側
カム軸114及び他側カム軸(図示せず)が軸支されて
いる。この一側カム軸114及び他側カム軸の回転は、
シリンダヘッド110に設けた一側油圧式アジャスタ
(HLA)116及び他側油圧式アジャスタ(図示せ
ず)を作動して吸気弁118及び排気弁(図示せず)を
往復動作させるものである。この油圧室アジャスタ11
6には、高圧室116aが設けられている。
【0003】このエンジン102に潤滑油を送給するた
めに、クランクロアケース106には、オイルポンプ1
20が取付けられている。
【0004】このオイルポンプ120は、オイルパン1
08内の潤滑油を、ストレーナ122を介して吸入管1
24から吸入し、そして、シリンダブロック104に形
成した第1、第2ブロック側オイル通路126、128
及びシリンダヘッド110に形成した第1、第2ヘッド
側オイル通路130、132を経て一側油圧式アジャス
タ116及び他側油圧式アジャスタやカム軸ハウジング
のカムジャーナル(図示せず)等の潤滑必要部品に圧送
する。これにより、エンジン102の各部には、潤滑が
施される。
【0005】また、このようなシリンダヘッドの構造と
しては、例えば、特開平1−253552号公報に開示
されている。この公報に記載のものは、図14に示す如
く、エンジンのシリンダヘッド202の略中央部位に送
油通路204を形成し、この送油通路204をシリンダ
ヘッド202の上部位に形成した貯留室206に連通し
て設け、この貯留室206には一側アジャスタガイド部
208に連絡する一側アジャスタオイル通路210と他
側アジャスタガイド部212に連絡する他側アジャスタ
オイル通路214とが連通している。また、貯留部20
6を密閉するプラグ216には、エンジンのオイル通路
で発生した空気(気泡)を排出するエア抜き孔218が
形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のシリ
ンダヘッドの構造においては、オイルポンプから圧送さ
れたオイル通路の潤滑油中に空気(気泡)が存在する
と、潤滑油をこの空気と共に例えば油圧式アジャスタ等
の潤滑必要部品に供給している。このように、例えば油
圧式アジャスタに空気を含んだ潤滑油が供給されると、
油圧式アジャスタの高圧室に空気が混入してスポンジ状
態となり、油圧式アジャスタの作動不良によるエンジン
の異音が発生したり、このような状態で長時間、あるい
は、高回転でエンジンを運転すると、油圧式アジャスタ
や吸気弁等が破損してしまうという不都合がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、第1に、カム軸をカム軸
ハウジングによってシリンダヘッドに軸支して設け、こ
のシリンダヘッドの潤滑必要部品に潤滑油を導くヘッド
オイル通路を設けたシリンダヘッドの構造において、前
記カム軸ハウジングには前記ヘッドオイル通路に連絡す
るオイルリザーブ室を設けたことを特徴とする。
【0008】第2に、カム軸をカム軸ハウジングによっ
てシリンダヘッドに軸支して設け、このシリンダヘッド
の潤滑必要部品に潤滑油を導くヘッドオイル通路を設け
たシリンダヘッドの構造において、前記カム軸ハウジン
グには前記ヘッドオイル通路に連絡するオイルリザーブ
室を設け、このオイルリザーブ室の上部位に貫通路の一
端側を連通して設け、この貫通路の他端側を前記カム軸
ハウジングのカムジャーナルに連絡して設けたことを特
徴とする。
【0009】
【作用】この発明の構成によれば、第1に、カム軸ハウ
ジングにオイルリザーブ室を設けたので、部品点数の増
加を回避し、また、カム軸ハウジングの剛性を向上する
ことができ、しかも、加工性をも向上することができ
る。
【0010】第2に、エンジンが停止してオイルリザー
ブ室の上方に滞留した空気は、エンジンが運転される
と、貫通路を経てカムジャーナル側に供給される。よっ
て、空気が油圧式アジャスタ等の部品に供給されること
がなく、油圧式アジャスタ等の部品の機能を担保させて
エンジンの運転性能を良好とし、また、オイルリザーブ
室内の空気抜きとカムジャーナルへの潤滑油用穴とを貫
通路で兼用しているので、潤滑油の有効利用を図ること
ができる。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1〜12は、この発明の実施
例を示すものである。図2において、2はエンジン、4
はシリンダブロック、6はクランクロアケース、8はオ
イルパン、10はシリンダヘッドである。このシリンダ
ヘッド10は、図1に示す如く、ヘッド締結用ボルト1
2によってシリンダブロック4に締結されている。シリ
ンダブロック4とクランクロアケース6間には、クラン
ク軸14が軸支して設けられている。また、シリンダヘ
ッド10には、シリンダヘッドカバー(図示せず)が設
置される。
【0012】前記クランクロアケース6には、オイルポ
ンプ16が取付けられている。このオイルポンプ16
は、ポンプ軸18と、このポンプ軸18に取付けたポン
プスプロケット20とを有している。このポンプスプロ
ケット20には、クランク軸14に取付けたポンプ駆動
用スプロケット(図示せず)と共にポンプ駆動チェーン
22が巻掛けられている。
【0013】前記シリンダヘッド10の上部位には、図
1、5、6に示す如く、長手方向Xに指向し且つ幅方向
Yで所定距離離間した一側、他側カム軸受部24、26
が形成されている。また、この一側カム軸受部24と他
側カム軸受部26間には、図4に示す如く、長手方向X
に所定距離離間して複数の点火栓用孔28が形成されて
いる。
【0014】前記シリンダヘッド10の下部位には、図
5に示す如く、各点火栓用孔28に対応して複数の燃焼
室30が形成されている。
【0015】前記一側、他側カム軸受部24、26に
は、一側、他側カム軸32、34が載置される。この一
側、他側カム軸32、34は、上方からカム軸ハウジン
グ36によって軸支される。
【0016】このカム軸ハウジング36には、図1、
5、6に示す如く、一側、他側カム軸32、34を軸支
すべく、一側、他側カムジャーナル38、40が形成さ
れ、吸気側と排気側とが一体構造になっている。
【0017】また、このカム軸ハウジング36には、図
9、10に示す如く、略中央部位で、ハウジング底面3
6dに開口してオイルリザーブ室42が形成されてい
る。従って、このオイルリザーブ室42は、カム室に開
放されていないものである。
【0018】前記カム軸ハウジング36には、図9に示
す如く、このオイルリザーブ室42の上部位42aの一
側に連通して一側貫通路44の一端側が設けられてい
る。この一側貫通路44の他端側は、一側カムジャーナ
ル38に指向して斜め下方に形成されている。この一側
貫通路44は、一側カムジャーナル38側からドリル等
によって形成される。また、カム軸ハウジング36に
は、オイルリザーブ室42の上部位42aの他側に連通
して他側貫通路46の一端側が設けられている。この他
側貫通路46の他端側は、他側カムジャーナル40に指
向して斜め下方に形成されている。この他側貫通路46
は、他側カムジャーナル40側からドリル等によって形
成される。
【0019】前記シリンダヘッド10には、一側、他側
カム軸受部24、26に対応して一側の油圧式アジャス
タ(HLA)(図示せず)、他側の油圧式アジャスタ4
8の一側、他側アジャスタガイド部50、52が形成さ
れる。油圧式アジャスタ48は、一側、他側カム軸3
2、34の回転を直線運動に変えて吸気弁(図示せ
ず)、排気弁54を動作させるものである。この油圧式
アジャスタ48内には、高圧室48aが設けられてい
る。
【0020】また、シリンダヘッド10には、図1に示
す如く、ヘッドメインオイル通路56を形成するオイル
管材58が設けられている。このヘッドメインオイル通
路56と前記オイルリザーブ室42とを連通すべく、シ
リンダヘッド10には上部位がオイルリザーブ室42に
直接連通するヘッドオイル室60が形成されているとと
もに、このヘッドオイル室60の下部位に連通してヘッ
ドメインオイル通路56に連通する管材通過孔62がオ
イル管材58に形成されている。
【0021】また、ヘッドメインオイル通路56には、
一側、他側アジャスタガイド部50、52に連絡する一
側、他側アジャスタオイル通路64、66が連通されて
いる。
【0022】前記カム軸ハウジング36に形成したオイ
ルリザーブ室42にオイルポンプ16からの潤滑油を導
くために、シリンダヘッド10には、ヘッドオイル通路
68が形成されている。このヘッドオイル通路68は、
オイルリザーブ室42に連通して下方に指向する上側ヘ
ッドオイル通路70と、この上側ヘッドオイル通路70
に連通して幅方向Yに指向し且つ斜め下方に形成した中
間側ヘッドオイル通路72と、この中間側ヘッドオイル
通路72に連通して下方に指向して形成した下側ヘッド
オイル通路74とからなる。上側ヘッドオイル通路70
は、シリンダヘッド10の上方からドリル等によって形
成される。また、中間側ヘッドオイル通路72は、幅方
向Yの低い側の一側からドリル等によって形成され、盲
栓76によって閉塞される。更に、下側舳都度オイル通
路74は、シリンダヘッド10の下方からドリル等によ
って形成される。
【0023】前記シリンダブロック4には、図2に示す
如く、ヘッドオイル通路68に連通するブロックオイル
通路78が形成される。このブロックオイル通路78
は、下側ヘッドオイル通路74に連通する上側ブロック
オイル通路80と、この上側ブロックオイル通路80に
連通し且つクランク軸14側に指向する下側ブロックオ
イル通路82とからなる。
【0024】従って、オイルポンプ16からの潤滑油
は、ブロックオイル通路78とヘッドオイル通路68と
を経てオイルリザーブ室42に供給されたり、ヘッドメ
イン舳都度オイル通路56等に圧送される。
【0025】次に、第1実施例の作用を説明する。
【0026】オイルポンプ16が駆動すると、潤滑油
が、ブロックオイル通路78とヘッドオイル通路68と
を経てカム軸ハウジング36のオイルリザーブ室42に
送給される。
【0027】通常時において、潤滑油は、オイルリザー
ブ室42から一側、他側貫通路44、46を経て一側、
他側カム軸ジャーナル38、40側に送給され、該一
側、他側カムジャーナル38、40の潤滑を施す。
【0028】ところで、ブロックオイル通路78やヘッ
ドオイル通路68等のオイル通路で気泡等の空気が潤滑
油に混入した場合に、エンジン2を停止しておくと、オ
イルリザーブ室42上方でその空気が滞留している。
【0029】そして、エンジン2を運転させると、オイ
ルリザーブ室42の上部位42aの空気は、一側、他側
貫通路44、46から潤滑油と共に一側、他側カム軸3
8、40に供給され、よって、ヘッドメインオイル通路
56側に流動することがない。
【0030】この結果、一側、他側アジャスタガイド部
50、52には空気を含んだ潤滑油が供給されることが
ないので、油圧式アジャスタ48の高圧室48aに空気
が混入することがなく、油圧式アジャスタ48の作動を
良好とし、エンジン2に異常が発生するのを防止し、ま
た、長時間、あるいは高回転でエンジン2を運転して
も、油圧式アジャスタ48や吸気弁や排気弁54が破損
することがない。
【0031】また、一側、他側貫通路44、46をエア
抜き通路と潤滑油通路として兼用することができるの
で、潤滑油の有効利用を図ることができる。
【0032】更に、通常、エア抜きのみのために空気貫
通路を形成する場合に、油圧低下を回避するためにエア
抜き通路の径を小さく設定する必要があるが、この実施
例においては、かかる点を考慮する必要がなく、カム軸
ハウジング36の加工性が良好で、且つコスト的にも有
利である。
【0033】更にまた、吸気側と排気側とを一体構造に
したカム軸ハウジング36の略中間部位にオイルリザー
ブ室42を設けたので、部品点数の増加を回避させ、ま
た、カム軸ハウジング36の剛性をも向上することがで
きる。
【0034】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、第1に、カム軸を軸支するカム軸ハウジ
ングにはヘッドオイル通路に連絡するオイルリザーブ室
を設けたことにより、部品点数の増加を回避し、また、
カム軸ハウジングの剛性を向上し、しかも、加工性をも
向上し得る。
【0035】第2に、オイルリザーブ室の上部位に貫通
路の一端側を連通して設け、貫通路の他端側をカム軸ハ
ウジングのカムジャーナルに連絡して設けたことによ
り、各オイル通路で発生した空気が油圧式アジャスタ等
の部品に供給されることがなく、油圧式アジャスタ等の
部品の機能を担保させてエンジンの運転性能を良好と
し、また、オイルリザーブ室内の空気抜きとカムジャー
ナルへの潤滑穴とを貫通路で兼用しているので、潤滑油
の有効利用を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3のI−〓線による拡大断面図である。
【図2】エンジンの概略構成図である。
【図3】シリンダヘッドの側面図である。
【図4】シリンダヘッドの平面図である。
【図5】図3の〓ー〓線による断面図である。
【図6】図4の矢印〓によるシリンダヘッドの右側面図
である。
【図7】カム軸ハウジングの平面図である。
【図8】図7の〓−〓線による断面図である。
【図9】図7の〓−〓線による断面図である。
【図10】図7のカム軸ハウジングの右側面図である。
【図11】図7のカム軸ハウジングの底面図である。
【図12】図11のカム軸ハウジングの左側面図であ
る。
【図13】従来におけるエンジンの構成図である。
【図14】従来におけるシリンダブロックの断面図であ
る。
【符号の説明】
2 エンジン 4 シリンダブロック 10 シリンダヘッド 14 クランク軸 16 オイルポンプ 32 一側カム軸 34 他側カム軸 36 カム軸ハウジング 38 一側カムジャーナル 40 他側カムジャーナル 42 オイルリザーブ室 44 一側貫通路 46 他側貫通路 48 油圧式アジャスタ 68 ヘッドオイル通路 78 ブロックオイル通路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−140477(JP,A) 特開 平4−91351(JP,A) 特開 平4−22702(JP,A) 特開 昭55−93991(JP,A) 特開 昭63−57804(JP,A) 特開 昭64−12013(JP,A) 特開 平5−214912(JP,A) 特開 平6−66115(JP,A) 実開 平2−24002(JP,U) 実開 昭57−157705(JP,U) 実開 昭62−40354(JP,U) 実開 平1−69106(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02F 1/00 - 7/00 F01L 1/00 - 13/00 F01M 1/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カム軸をカム軸ハウジングによってシリ
    ンダヘッドに軸支して設け、このシリンダヘッドの潤滑
    必要部品に潤滑油を導くヘッドオイル通路を設けたシリ
    ンダヘッドの構造において、前記カム軸ハウジングには
    前記ヘッドオイル通路に連絡するオイルリザーブ室を設
    けたことを特徴とするシリンダヘッドの構造。
  2. 【請求項2】 カム軸をカム軸ハウジングによってシリ
    ンダヘッドに軸支して設け、このシリンダヘッドの潤滑
    必要部品に潤滑油を導くヘッドオイル通路を設けたシリ
    ンダヘッドの構造において、前記カム軸ハウジングには
    前記ヘッドオイル通路に連絡するオイルリザーブ室を設
    け、このオイルリザーブ室の上部位に貫通路の一端側を
    連通して設け、この貫通路の他端側を前記カム軸ハウジ
    ングのカムジャーナルに連絡して設けたことを特徴とす
    るシリンダヘッドの構造。
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