JP2006009654A - 燃料噴射ポンプの潤滑構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンに備えられる潤滑油ポンプからの加圧された潤滑油を燃料噴射ポンプの駆動部に送油して潤滑する構成において、外部配管を行うことによる潤滑油の外部漏れ等の品質問題を未然に防止し、部品点数を削減して省コスト化を図るとともに組立性を向上させ、また、燃料噴射ポンプにおける噴射時期変更のための傾斜角度変更に対応し得る燃料噴射ポンプの潤滑構造を提供する。
【解決手段】シリンダブロック2に形成され潤滑油ポンプの吐出口に連通する潤滑油メインギャラリ31に対して、シリンダブロック2に取り付けられるギヤケース11のギヤケース取付面11aより潤滑油を取り出す取出油路32を形成するとともに、この取出油路32から燃料噴射ポンプ8の駆動部へと連通する潤滑油通路33を形成した。
【選択図】図5

Description

本発明は、ディーゼルエンジンに備えられる燃料噴射ポンプへ潤滑油を供給するための潤滑構造の技術に関する。
ディーゼルエンジンにおいては、燃焼室内に噴射される燃料を適当なタイミングで適当な量をシリンダ内に送り込むための燃料噴射ポンプが備えられている。この燃料噴射ポンプの潤滑は、従来はエンジン本体(シリンダブロック)から外部配管を通して潤滑油を供給し、この潤滑油によって潤滑を行うようにしていた(例えば、特許文献1参照。)。
すなわち、燃料噴射ポンプにおいて駆動軸(カム軸)やプランジャ等を収容するハウジング(ポンプケース)には外部配管であるオイル供給管がハウジング内と連通して接続され、このオイル供給管の上流側にエンジンに連動するオイルポンプ(潤滑油ポンプ)が接続される。そして、このオイルポンプによって潤滑油がエンジン本体から吸入されるとともに加圧され、この加圧された潤滑油がオイル供給管を通して燃料噴射ポンプのハウジング内に注油される構造であった。
実開平5−6113号公報
しかし、上記のような従来構造においては、エンジン本体からの潤滑油を燃料噴射ポンプに供給するために外部配管を用いるため、次のような不具合がある。すなわち、外部配管を構成するためには、管路を構成する潤滑油パイプ、外部配管の出入口において取り付けられる管継手ボルト、外部配管の出入口や各接続部をシールするためのパッキン等の部品が必要であるため、部品点数が多くなりコスト高となる。また、外部配管を行うことによる潤滑油の外部漏れ等の品質問題が発生することも予想される。また、こうした外部配管は、構造上エンジンの完成間近で組み付けるため、他の装置との位置関係などから組付け作業に際し困難をともなうこととなる。さらに、シリンダブロックの側方に付設される燃料噴射ポンプの噴射時期を変更するため、シリンダブロックに対する燃料噴射ポンプの傾斜角度を変更する場合、これにともなって外部配管も同時に振れることとなり亀裂発生の可能性が生じる。
そこで、本発明は、エンジンに備えられる潤滑油ポンプからの加圧された潤滑油を燃料噴射ポンプの駆動部に送油して潤滑する構成において、外部配管を行うことによる潤滑油の外部漏れ等の品質問題を未然に防止し、部品点数を削減して省コスト化を図るとともに組立性を向上させ、また、燃料噴射ポンプにおける噴射時期変更のための傾斜角度変更に対応し得る燃料噴射ポンプの潤滑構造を提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、エンジンに備えられる潤滑油ポンプからの加圧された潤滑油を燃料噴射ポンプの駆動部に送油して潤滑する構成において、シリンダブロックに形成され前記潤滑油ポンプの吐出口に連通する潤滑油メインギャラリに対して、前記シリンダブロックに取り付けられるギヤケースの取付面より潤滑油を取り出す取出油路を形成するとともに、この取出油路から前記燃料噴射ポンプの駆動部へと連通する潤滑油通路を形成したものである。
請求項2においては、請求項1記載の燃料噴射ポンプの潤滑構造において、前記潤滑油通路をダイキャスト成形により前記ギヤケースの取付面の内部に形成したものである。
請求項3においては、請求項1記載の燃料噴射ポンプの潤滑構造において、前記潤滑油通路を、前記ギヤケースの取付面の前記潤滑油メインギャラリ付近及び前記ギヤケースの燃料噴射ポンプ取付部にそれぞれ形成されるボスと、これら両ボスを連通するパイプとにより構成したものである。
請求項4においては、請求項1〜3のいずれかの項記載の燃料噴射ポンプの潤滑構造において、前記潤滑油通路の途中に噴射機構を設けたものである。
請求項5においては、エンジンに備えられる潤滑油ポンプからの加圧された潤滑油を燃料噴射ポンプの駆動部に送油して潤滑する構成において、シリンダブロックとこのシリンダブロックに取り付けられるギヤケースの取付フランジ部との間及び前記ギヤケースとこのギヤケースに取り付けられるの燃料噴射ポンプの取付フランジ部との間の少なくとも一方をインロー嵌合する構成とし、前記ギヤケースの取付フランジ部から、前記シリンダブロックに形成され前記潤滑油ポンプの吐出口に連通する潤滑油メインギャラリへと連通する連通孔を開口するとともに、この連通孔から前記燃料噴射ポンプの駆動部に至る注油通路を前記燃料噴射ポンプの取付フランジ部に形成したものである。
請求項6においては、請求項5記載の燃料噴射ポンプの潤滑構造において、前記連通孔と前記注油通路との接続部分に油溜まり部を形成したものである。
請求項7においては、請求項5記載の燃料噴射ポンプの潤滑構造において、前記連通孔を鋳抜きピンにより形成される鋳抜き孔としたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、簡単な構成で燃料噴射ポンプへの潤滑油経路を構成することができるので、従来のように外部配管を行う場合と比較して、部品点数を削減して省コスト化を図ることができる。また、ギヤケース内にて潤滑油経路を形成することができるので、外部配管が不要となり、潤滑油の外部漏れによってエンジンの周囲を汚す等の品質問題を未然に防止することができる。さらに、ギヤケース内に収容されるギヤトレインをギヤケース内に仕組む前段階での作業スペースが大きい状態で潤滑油通路を形成することができるので、外部配管を行う場合と比較して潤滑油経路を構成する際の作業性を向上することができる。
請求項2においては、より簡単に燃料噴射ポンプへの潤滑油経路を構成することができ、部品点数や組立工数の削減及び省コスト化を図ることができる。
請求項3においては、より簡単に潤滑油通路を構成することができ、部品点数や製造工程の削減及び省コスト化を図ることができる。
請求項4においては、潤滑油を噴射させて飛沫による注油を行うことができるので、燃料噴射ポンプ内を均一に潤滑することができる。
請求項5においては、ギヤケースの取付フランジ部に形成される連通孔及び燃料噴射ポンプの取付フランジ部に形成される注油通路をそれぞれキリ孔加工により形成することのみによって燃料噴射ポンプへの潤滑油経路を構成することができるので、従来のように外部配管を行う場合と比較して、部品点数を削減して省コスト化を図ることができる。また、シリンダブロックに対するギヤケース仕組み及びギヤケースに対する燃料噴射ポンプ仕組みと同時に燃料噴射ポンプへの潤滑油経路が形成されることとなるため、外部配管を行う場合と比較して作業性を向上することができる。
請求項6においては、燃料噴射ポンプの噴射時期変更のための傾斜角度変更によって潤滑油経路が影響されることなく、従来のように、燃料噴射ポンプの傾斜角度の変更によって外部配管が振れるなどの問題が解消できる。
請求項7においては、連通孔を形成するためのキリ孔加工が不要となり、燃料噴射ポンプへの潤滑油経路の構成に必要な作業工数を削減することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係るエンジンの前方斜視図、図2は同じく後方斜視図、図3はエンジンの内部構造を示す正面図、図4は燃料噴射ポンプの潤滑構造の第一実施形態を示す正面図、図5は同じく平面一部断面図、図6は燃料噴射ポンプの潤滑構造の第二実施形態を示す正面図、図7は燃料噴射ポンプの潤滑構造の第三実施形態を示す正面図、図8は同じく平面一部断面図、図9は燃料噴射ポンプの潤滑構造の第四実施形態を示す正面図、図10は同じく平面一部断面図、図11は同じく別構成を示す図、図12は燃料噴射ポンプの潤滑構造の第五実施形態を示す正面図、図13は同じく平面一部断面図である。なお、以下においては、図1に示す矢印Aの方向を「前」、その反対側を「後」として説明する。
まず、本発明を適用するエンジンの一例としての、作業機などに搭載されるディーゼルエンジン(以下「エンジン1」とする)の全体構成について、図1及び図2を用いて説明する。
エンジン1のシリンダブロック2の上部にはシリンダヘッド3が取り付けられ、このシリンダヘッド3の上面はボンネット4で被装されている。また、シリンダブロック2の下部にはオイルパン5が取り付けられており、このオイルパン5内にはエンジンオイル(潤滑油)が貯溜されている。この潤滑油は、潤滑油ポンプ22(図3参照)により吸入され、潤滑油フィルタ20を介してエンジン1内の各潤滑箇所へ供給される。
シリンダヘッド3の一側面には吸気マニホールド6が設けられており、その反対側面には排気マニホールド7が設けられている。また、吸気マニホールド6の下方におけるシリンダブロック2の一側には、シリンダブロック2内に形成される燃焼室内へ噴射される燃料を送り込むための燃料噴射ポンプ8が付設されている。この燃料噴射ポンプ8には、その燃料噴射量を調整するためのガバナが付設されており、このガバナにおける調整はガバナレバー9が回動されることにより行われる。また、燃料噴射ポンプ8の下部には、エンジン1内へと燃料を供給する燃料フィードポンプ10が設けられている。この燃料フィードポンプ10により、図示せぬ燃料タンク内の燃料が吸入されるとともに送出され、エンジン1の燃料供給路に設けられる燃料フィルタ19を介して燃料噴射ポンプ8へと導入される。
シリンダブロック2内にはクランク軸23(図3参照)が回転自在に支持されており、シリンダブロック2の前面には、このクランク軸23の動力を前記燃料噴射ポンプ8等へ伝達するためのギヤ類が収納されるギヤケース11が取り付けられており、ギヤケースカバー12により覆われている。このギヤケース11の前側には冷却ファン13が取り付けられており、この冷却ファン13は、前記クランク軸23の動力がギヤケース11の前面に設けられ前記クランク軸23によって駆動されるVプーリ14及びVベルト15を介して伝達されて回転する。このクランク軸23の動力は、シリンダブロック2の前側に設けられるオルタネータ16にも同じくVプーリ14及びVベルト15を介して伝達される。また、シリンダブロック2の前面には、エンジン冷却水を循環させるための冷却水ポンプ21が冷却ファン13と同軸に設けられている。
一方、シリンダブロック2の後面には、前記クランクシャフトの後端部に取り付けられるフライホイール17を覆うフライホイールハウジング18が固設されている。
ところで、前述したように、燃料噴射ポンプ8はクランク軸23の回転が伝達されて駆動されるが、クランク軸23の回転は、図3に示すように、ギヤケース11内に収納されるアイドル機構となるアイドルギヤ24を介して燃料噴射ポンプ8の駆動軸(以下、単に「ポンプ駆動軸」とする)28に伝達される。具体的には、クランク軸23の前端部にはクランクギヤ25が固設されており、このクランクギヤ25は前記アイドルギヤ24に噛合している。アイドルギヤ24は、ギヤケース11にて支承されるアイドル軸26に軸支されている。そして、このアイドルギヤ24は、前記ポンプ駆動軸28に固設されている燃料噴射ポンプ駆動ギヤ27に噛合しており、クランク軸23の動力を燃料噴射ポンプ8へと伝達する。なお、本実施例では動力伝達を歯車機構により伝達しているが、チェーンやベルト等により伝達することも可能である。よって、チェーンにより伝達する場合にはアイドルギヤはアイドルスプロケットとなり、ベルトにより伝達する場合にはアイドルギヤはアイドルプーリとなる。
また、前述したように、潤滑油ポンプ22により吸入される潤滑油は、具体的には次のようにして供給される。すなわち、図3に示すように、潤滑油ポンプ22の駆動軸には潤滑油ポンプ駆動ギヤ22aが固設されており、この潤滑油ポンプ駆動ギヤ22aが前記クランクギヤ25に噛合している。そして、エンジン1の始動にともない駆動するクランク軸23の動力がクランクギヤ25及び潤滑油ポンプ駆動ギヤ22aを介して潤滑油ポンプ22に伝達され、潤滑油ポンプ22が駆動する。これにより、オイルパン5内に貯溜されている潤滑油が、ストレーナ29を介して潤滑油供給管30を通じて潤滑油ポンプ22により吸入される。潤滑油ポンプ22の吐出口は、シリンダブロック2内に形成される潤滑油メインギャラリ(以下、単に「メインギャラリ」とする)31と連通しており、潤滑油ポンプ22により吸入された潤滑油は、メインギャラリ31に送出されてエンジン1内の各潤滑箇所へ導かれる。
以上のような構成のエンジン1においては、潤滑油ポンプ22からの加圧された潤滑油が燃料噴射ポンプ8の駆動部に送油され、燃料噴射ポンプ8の潤滑が行われる。以下、燃料噴射ポンプ8の潤滑構造について説明する。
まず、燃料噴射ポンプ8の潤滑構造の第一実施形態について図4及び図5を用いて説明する。
本実施形態においては、前記メインギャラリ31に対して、ギヤケース11の取付面(以下、「ギヤケース取付面11a」とする)より潤滑油を取り出す取出油路32を形成するとともに、この取出油路32から燃料噴射ポンプ8の駆動部へと連通する潤滑油通路33を形成している。
図5に示すように、前述したメインギャラリ31は、ギヤケース11内に収容されるアイドルギヤ24等に潤滑油の供給を行うため、シリンダブロック2の前方まで延設されている。そして、前記取出油路32は、このメインギャラリ31からギヤケース取付面11aを介して潤滑油を取り出すためのものであり、シリンダブロック2内に形成される。
また、取出油路32から燃料噴射ポンプ8の駆動部へと連通する潤滑油通路33は、本実施形態においては、ギヤケース取付面11aに形成される連通路34と、この連通路34を覆う蓋体35とから構成される。つまり、ギヤケース取付面11aに形成される連通路34は、取出油路32と燃料噴射ポンプ8内とを連通するとともに、ギヤケース取付面11aの前側(ギヤケース11の内部側)の面においては溝状となっており、この溝状の部分が蓋体35で覆われることで潤滑油通路33が構成される。ここで、ギヤケース取付面11aに取り付けられる蓋体35と連通路34との間は、耐熱性や耐油性を備える液体パッキンによってシールされる。
このようにして構成される潤滑油通路33により、潤滑油が燃料噴射ポンプ8の駆動部へと供給される。すなわち、潤滑油ポンプ22からの加圧された潤滑油は、メインギャラリ31から取出油路32を介してギヤケース取付面11a内に形成される潤滑油通路33に流入し、この潤滑油通路33を通って燃料噴射ポンプ8のポンプケース8a内へと導かれ、ポンプケース8a内に吐出されてポンプ駆動軸28やカム等の燃料噴射ポンプ8の駆動部を潤滑する。
このような構成とすることにより、ギヤケース取付面11aに形成される連通路34を蓋体35で覆うという簡単な構成で燃料噴射ポンプ8への潤滑油経路を構成することができるので、従来のように外部配管を行う場合と比較して、部品点数を削減して省コスト化を図ることができる。また、ギヤケース11内にて潤滑油経路を形成することができるので、外部配管が不要となり、潤滑油の外部漏れによってエンジン1の周囲を汚す等の品質問題を未然に防止することができる。つまり、仮に潤滑油通路33において潤滑油漏れが発生した場合でも、漏れた潤滑油はギヤケース11内に収められることになるため問題はない。さらに、ギヤケース11内に収容されるギヤトレインをギヤケース11内に仕組む前段階での作業スペースが大きい状態で蓋体35の取付けを行うことができるので、外部配管を行う場合と比較して潤滑油経路を構成する際の作業性を向上することができる。
また、本実施形態において潤滑油通路33を構成する連通路34は、前述したようにギヤケース取付面11aの内部に形成されるため、ダイキャスト成形によりギヤケース11と一体的に構成することが可能である。つまり、ダイキャスト成形により構成されるギヤケース11を成形する際に、連通路34も同時に形成することができる。
このことから、より簡単に燃料噴射ポンプへの潤滑油経路を構成することができ、部品点数や組立工数の削減及び省コスト化を図ることができる。
次に、燃料噴射ポンプ8の潤滑構造の第二実施形態について図6を用いて説明する。なお、以下に説明する燃料噴射ポンプ8の潤滑構造の各実施形態において、第一実施形態と共通する部分については、同符号を付してその説明を省略する。
本実施形態においては、取出油路32に連通する潤滑油通路33を、ギヤケース取付面11aのメインギャラリ31付近に形成される入口側ボス41及びギヤケース11において燃料噴射ポンプ8が取り付けられる燃料噴射ポンプ取付部11bにそれぞれ形成される出口側ボス42と、これら両ボス41・42を連通するパイプ43とにより構成している。
すなわち、ギヤケース取付面11aにおけるメインギャラリ31近傍に、取出油路32と連通する内部空間を有する入口側ボス41をギヤケース11の内側に向けて突設し、ギヤケース11の燃料噴射ポンプ取付部11bに燃料噴射ポンプ8内と連通する内部空間を有する出口側ボス42をギヤケース11内側に向けて突設する。そして、これら両ボス41・42をギヤケース11内にてパイプ43により連通する。
このような構成の潤滑油通路33を有する潤滑構造においては、潤滑油ポンプ22からの加圧された潤滑油は、メインギャラリ31から取出油路32を介して入口側ボス41内に流入し、パイプ43を通って出口側ボス42へと流入して、燃料噴射ポンプ8のポンプケース8a内へと導かれ、ポンプケース8a内に吐出されてポンプ駆動軸28やカム等の燃料噴射ポンプ8の駆動部を潤滑する。
このような構成においても、ギヤケース11内にて潤滑油経路を形成することができるので、外部配管が不要となり、潤滑油の外部漏れによってエンジン1の周囲を汚す等の品質問題を未然に防止することができる。また、ギヤケース11内に収容されるギヤトレインをギヤケース11内に仕組む前段階での作業スペースが大きい状態で潤滑油通路33を構成することができるので、外部配管を行う場合と比較して潤滑油通路33を構成する際の作業性を向上することができる。さらに、より簡単に潤滑油通路を構成することができ、部品点数や製造工程の削減及び省コスト化を図ることができる。
続いて、燃料噴射ポンプ8の潤滑構造の第三実施形態について図7及び図8を用いて説明する。
本実施形態においては、潤滑油通路33の途中に噴射機構(ジェット機構)45を設けている。この場合、具体的には次のような構成が考えられる。
すなわち、図8に示すように、潤滑油通路33を、取出油路32と連通するとともにギヤケース取付部11aを貫通する連通路46と、この連通路46と連通するとともに燃料噴射ポンプ8内と連通する潤滑油供給パイプ47とにより構成し、これら連通路46と潤滑油供給パイプ47との間に噴射機構45を設ける。つまり、潤滑油供給パイプ47は、その一端側が噴射機構45に接続され、他端が燃料噴射ポンプ8のポンプケース8a内に臨んで開口する。
噴射機構45は、連通路46の前端側開口部に固設される取付座48により構成される。この取付座48は、略筒状の形状に構成され、その内部を連通路46に連通するとともに潤滑油供給パイプ47と接続されており、その前端面には管継手ボルト49が取り付けられている。つまり、略筒状の取付座48の一側(後側)の開口部は連通路46に連通しており、他側(前側)の開口部は管継手ボルト49にて塞がれている。そして、この取付座48内と潤滑油供給パイプ47が連通することにより、潤滑油供給パイプ47が取付座48を介して連通路46と接続される。
このような構成においては、潤滑油供給パイプ47の通路面積を略筒状となる取付座48内の通路面積よりも狭く形成することにより、潤滑油供給パイプ47の注油口47aから噴射させて飛沫による注油を行うことができる。つまり、取出油路32から連通路46、取付座48を介して潤滑油供給パイプ47内に流入する潤滑油は、その通路面積が狭くなることにより油圧が高められ、通路面積の狭い潤滑油供給パイプ47がジェットノズルの役割を果たし、潤滑油が注油口47aから噴射され霧状の飛沫となって燃料噴射ポンプ8のポンプケース8a内に注油される。ここで、連通路46内における油圧については、メインギャラリ31内の潤滑油を取出油路32により取り出す構成であることから、前述したような噴射を行うに十分な圧力が確保できる。
このように、潤滑油通路33の途中に噴射機構45を設けることにより、潤滑油を噴射させて飛沫による注油を行うことができるので、燃料噴射ポンプ8内を均一に潤滑することができる。
引き続き、燃料噴射ポンプ8の潤滑構造の第四実施例について図9及び図10を用いて説明する。
本実施形態においては、シリンダブロック2とギヤケース取付面11aに形成される取付フランジ部11cとの間及びギヤケース11の燃料噴射ポンプ取付部11bと燃料噴射ポンプ8の取付フランジ部8bとの間をそれぞれインロー嵌合する構成とし、前記取付フランジ部11cから、メインギャラリ31へと連通する連通孔50を開口するとともに、この連通孔50から燃料噴射ポンプ8の駆動部に至る注油通路51を燃料噴射ポンプ8の取付フランジ部8bに形成している。
すなわち、図10に示すように、シリンダブロック2に凹部2aを形成し、この凹部2aに対し、ギヤケース取付面11aに後側(シリンダブロック2側)に向けて突出して形成される取付フランジ部11cが凸部となり、シリンダブロック2とギヤケース取付面11aとがインロー嵌合する構成とする。一方、この取付フランジ部11cは、ギヤケース11の正面視で左端部において後側に向けて突出して形成される突部11dとともに燃料噴射ポンプ8の取付フランジ部8bに対する凹部を構成し、燃料噴射ポンプ8がギヤケース11の燃料噴射ポンプ取付部11bに対してインロー嵌合する構成とする。ここで、燃料噴射ポンプ8とギヤケース11との嵌合部においては、Oリング55によってシールし、潤滑油の外部漏れを防止している。
そして、インロー嵌合しているギヤケース11の取付フランジ部11cには連通孔50を、燃料噴射ポンプ8の取付フランジ部8bには注油通路51を、それぞれキリ孔加工により形成し、これら連通孔50と注油通路51とを連通させる。これにより、シリンダブロック2とギヤケース11との嵌合部及びギヤケース11と燃料噴射ポンプ8との嵌合部において連通孔50及び注油通路51により潤滑油通路を形成し、メインギャラリ31からの潤滑油を燃料噴射ポンプ8内へと供給する。つまり、ギヤケース11の取付フランジ部11cに開口される連通孔50の一端側はメインギャラリ31と連通し、他端側は燃料噴射ポンプ8の取付フランジ部8bに形成される注油通路51の一端側と連通しており、この注油通路51の他端側が燃料噴射ポンプ8内と連通している。
このような構成の潤滑構造においては、潤滑油ポンプ22からの加圧された潤滑油は、メインギャラリ31から連通孔50へと流入し、この連通孔50及び注油通路51を通って燃料噴射ポンプ8のポンプケース8a内へと導かれ、ポンプケース8a内に吐出されてポンプ駆動軸28やカム等の燃料噴射ポンプ8の駆動部を潤滑する。
ところで、燃料噴射ポンプ8は、シリンダブロック2に対する傾斜角度を変更することにより、その噴射時期の変更を行う。つまり、燃料噴射ポンプ8の傾斜角度を調整することにより、クランク軸23の回転に対するポンプ駆動軸28の回転のタイミングを調整して燃料の噴射時期の変更を行う。この場合、燃料噴射ポンプ8をギヤケース11に取り付ける際に用いる取付板61に形成されている長孔61aに沿って、ポンプ駆動軸28を中心に燃料噴射ポンプ8を回転させることにより傾斜角度を変更する。このとき、燃料噴射ポンプ8の取付フランジ部8bは、ギヤケース11の取付フランジ部11cと突部11dとによって構成される凹部内にて回動することとなる。
そこで、このような燃料噴射ポンプ8の噴射時期変更のための角度調整に対して、前述したインロー嵌合部における潤滑油経路が確保できるように、連通孔50と注油通路51との接続部分に油溜まり部52を形成している。
油溜まり部52は、連通孔50と注油通路51との接続部分において、連通孔50または注油通路51のいずれか一方または両方の通路面積を広げることにより形成する。油溜まり部52の形状としては、燃料噴射ポンプ8の最大傾斜時及び最小傾斜時において、連通孔50と注油通路51との接続部分における通路面積が、少なくとも連通孔50及び注油通路51の油溜まり部以外の部分の通路面積を確保できるように形成する。言い換えると、燃料噴射ポンプ8の傾斜角度変更によって、連通孔50と注油通路51との連通面積を狭めたり閉じたりしないように形成する。
このような構成の燃料噴射ポンプ8の潤滑構造においては、ギヤケース11の取付フランジ部11cに形成される連通孔50及び燃料噴射ポンプ8の取付フランジ部8bに形成される注油通路51をそれぞれキリ孔加工により形成するとともに、連通孔50と注油通路51との接続部分に油溜まり部52を形成することのみによって燃料噴射ポンプ8への潤滑油経路を構成することができるので、従来のように外部配管を行う場合と比較して、部品点数を削減して省コスト化を図ることができる。
また、シリンダブロック2に対するギヤケース11仕組み及びギヤケース11に対する燃料噴射ポンプ8仕組みと同時に燃料噴射ポンプ8への潤滑油経路が形成されることとなるため、外部配管を行う場合と比較して作業性を向上することができる。
さらに、連通孔50と注油通路51との接続部分に油溜まり部52を形成することにより、燃料噴射ポンプ8の噴射時期変更のための傾斜角度変更によって潤滑油経路が影響されることなく、従来のように、燃料噴射ポンプ8の傾斜角度の変更によって外部配管が振れるなどの問題が解消できる。
また、本実施形態においては、図11に示すような構成とすることもできる。すなわち、ギヤケース11の取付フランジ部11cに形成される連通孔50を迂回して形成し、この連通孔50と燃料噴射ポンプ8の取付フランジ部8bに形成される注油通路51とを前後方向の接合面において接続させる。このような構成においても、連通孔50と注油通路51との接続部分に油溜まり部52を形成することにより、燃料噴射ポンプ8の傾斜角度の変更に対応することができる。
次に、燃料噴射ポンプ8の潤滑構造の第五実施例について図12及び図13を用いて説明する。
本実施形態においては、ギヤケース11の燃料噴射ポンプ取付部11bと燃料噴射ポンプ8の取付フランジ部8cとの間をインロー嵌合する構成とし、ギヤケース11の取付フランジ部でもあるギヤケース取付面11aから、メインギャラリ31へと連通する連通孔57を開口するとともに、この連通孔57から燃料噴射ポンプ8の駆動部に至る注油通路58を燃料噴射ポンプ8の取付フランジ部8cに形成している。そして、連通孔57を鋳抜きピンにより形成される鋳抜き孔としている。
すなわち、図12に示すように、ギヤケース11に形成される凹部11eに対して燃料噴射ポンプ8の取付フランジ部8cが凸部となり、燃料噴射ポンプ8がギヤケース11の燃料噴射ポンプ取付部11bにインロー嵌合する構成とする。ここで、燃料噴射ポンプ8とギヤケース11との嵌合部においては、Oリング56によってシールし、潤滑油の外部漏れを防止している。
そして、ギヤケース取付面11aには連通孔57を鋳抜きピンにより形成し、燃料噴射ポンプ8の取付フランジ部8cには注油通路58をキリ孔加工により形成し、これら連通孔57と注油通路58とを連通させる。ここで、連通孔57は、ギヤケース取付面11aにおいて、シリンダブロック2との接合面と燃料噴射ポンプ8との接合面とを鋳抜きピンにより抜く鋳抜き孔としている。また、シリンダブロック2には、連通孔57をメインギャラリ31と連通させるための油孔59をキリ孔加工により形成する。これにより、ギヤケース11と燃料噴射ポンプ8との嵌合部において連通孔57及び注油通路58により潤滑油経路を形成し、メインギャラリ31からの潤滑油を燃料噴射ポンプ8内へと供給する。
つまり、ギヤケース取付面11aに開口される連通孔57の一端側は油孔59を介してメインギャラリ31と連通し、他端側は燃料噴射ポンプ8の取付フランジ部8cに形成される注油通路58の一端側と連通しており、この注油通路58の他端側が燃料噴射ポンプ8内と連通している。なお、本実施形態においても、連通孔57と注油通路58との間には油溜まり部52を形成し、燃料噴射ポンプ8の傾斜角度の変更に対応することができるようにしている。
このような構成の潤滑構造においては、潤滑油ポンプ22からの加圧された潤滑油は、メインギャラリ31から油孔59を介して連通孔57へと流入し、この連通孔57及び注油通路58を通って燃料噴射ポンプ8のポンプケース8a内へと導かれ、ポンプケース8a内に吐出されてポンプ駆動軸28やカム等の燃料噴射ポンプ8の駆動部を潤滑する。
このような構成の燃料噴射ポンプ8の潤滑構造においては、ギヤケース取付面11aに形成される連通孔57は鋳抜きピンによる鋳抜きのみで形成することができ、燃料噴射ポンプ8の取付フランジ部8cに形成される注油通路58及びシリンダブロック2に形成される油孔59はそれぞれキリ孔加工のみによって形成することができるので、従来のように外部配管を行う場合と比較して、燃料噴射ポンプ8への潤滑油経路の構成に必要な部品点数を削減して省コスト化を図ることができる。そして、連通孔57を形成するためのキリ孔加工が不要となり、燃料噴射ポンプ8への潤滑油経路の構成に必要な作業工数を削減することができる。
また、シリンダブロック2に対するギヤケース11仕組み及びギヤケース11に対する燃料噴射ポンプ8仕組みと同時に燃料噴射ポンプ8への潤滑油経路が形成されることとなるため、外部配管を行う場合と比較して作業性を向上することができる。
さらに、仮に、燃料噴射ポンプ8とギヤケース11との嵌合部、即ち連通孔57と注油通路58との接続部分において潤滑油漏れが発生した場合でも、Oリング56によってシールしているため、潤滑油はギヤケース11内に流れることとなるので、潤滑油の外部漏れによってエンジン1の周囲を汚す等の品質問題を未然に防止することができる。
本発明に係るエンジンの前方斜視図。 同じく後方斜視図。 エンジンの内部構造を示す正面図。 燃料噴射ポンプの潤滑構造の第一実施形態を示す正面図。 同じく平面一部断面図。 燃料噴射ポンプの潤滑構造の第二実施形態を示す正面図。 燃料噴射ポンプの潤滑構造の第三実施形態を示す正面図。 同じく平面一部断面図。 燃料噴射ポンプの潤滑構造の第四実施形態を示す正面図。 同じく平面一部断面図。 同じく別構成を示す図。 燃料噴射ポンプの潤滑構造の第五実施形態を示す正面図。 同じく平面一部断面図。
符号の説明
1 エンジン
2 シリンダブロック
8 燃料噴射ポンプ
8b 取付フランジ部
8c 取付フランジ部
11 ギヤケース
11a ギヤケース取付面
11c 取付フランジ部
22 潤滑油ポンプ
31 メインギャラリ
32 取出油路
33 潤滑油通路
41 入口側ボス
42 出口側ボス
43 パイプ
45 噴射機構
50 連通孔
51 注油通路
52 油溜まり部
57 連通孔
58 注油通路

Claims (7)

  1. エンジンに備えられる潤滑油ポンプからの加圧された潤滑油を燃料噴射ポンプの駆動部に送油して潤滑する構成において、
    シリンダブロックに形成され前記潤滑油ポンプの吐出口に連通する潤滑油メインギャラリに対して、前記シリンダブロックに取り付けられるギヤケースの取付面より潤滑油を取り出す取出油路を形成するとともに、この取出油路から前記燃料噴射ポンプの駆動部へと連通する潤滑油通路を形成したことを特徴とする燃料噴射ポンプの潤滑構造。
  2. 請求項1記載の燃料噴射ポンプの潤滑構造において、
    前記潤滑油通路をダイキャスト成形により前記ギヤケースの取付面の内部に形成したことを特徴とする燃料噴射ポンプの潤滑構造。
  3. 請求項1記載の燃料噴射ポンプの潤滑構造において、
    前記潤滑油通路を、前記ギヤケースの取付面の前記潤滑油メインギャラリ付近及び前記ギヤケースの燃料噴射ポンプ取付部にそれぞれ形成されるボスと、これら両ボスを連通するパイプとにより構成したことを特徴とする燃料噴射ポンプの潤滑構造。
  4. 請求項1〜3のいずれかの項記載の燃料噴射ポンプの潤滑構造において、
    前記潤滑油通路の途中に噴射機構を設けたことを特徴とする燃料噴射ポンプの潤滑構造。
  5. エンジンに備えられる潤滑油ポンプからの加圧された潤滑油を燃料噴射ポンプの駆動部に送油して潤滑する構成において、
    シリンダブロックとこのシリンダブロックに取り付けられるギヤケースの取付フランジ部との間及び前記ギヤケースとこのギヤケースに取り付けられるの燃料噴射ポンプの取付フランジ部との間の少なくとも一方をインロー嵌合する構成とし、前記ギヤケースの取付フランジ部から、前記シリンダブロックに形成され前記潤滑油ポンプの吐出口に連通する潤滑油メインギャラリへと連通する連通孔を開口するとともに、この連通孔から前記燃料噴射ポンプの駆動部に至る注油通路を前記燃料噴射ポンプの取付フランジ部に形成したことを特徴とする燃料噴射ポンプの潤滑構造。
  6. 請求項5記載の燃料噴射ポンプの潤滑構造において、
    前記連通孔と前記注油通路との接続部分に油溜まり部を形成したことを特徴とする燃料噴射ポンプの潤滑構造。
  7. 請求項5記載の燃料噴射ポンプの潤滑構造において、
    前記連通孔を鋳抜きピンにより形成される鋳抜き孔としたことを特徴とする燃料噴射ポンプの潤滑構造。
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