JP4676966B2 - 燃料噴射ポンプ取付構造 - Google Patents

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本発明は、ディーゼルエンジンのシリンダブロックの一側に付設される燃料噴射ポンプの取付構造の技術に関する。
ディーゼルエンジンにおいては、燃焼室内に噴射される燃料を適量かつ適当なタイミングでシリンダ内に送り込むための燃料噴射ポンプが備えられている。従来この燃料噴射ポンプの取付方法として、燃料カム軸(ギヤ駆動)を燃料噴射ポンプ駆動軸と結合させると同時に、この燃料噴射ポンプ本体をシリンダブロック前面に形成した燃料噴射ポンプ取付孔にインロー嵌合させ、シリンダブロックに形成したギヤケースと燃料噴射ポンプとをボルト締結する技術が用いられている。その際、ギヤケース側に螺合部を形成し、締結用のボルトを燃料噴射ポンプ側から螺入させて、この燃料噴射ポンプを固定する技術が用いられている(例えば、「特許文献1」、「特許文献2」参照)。
特開平11−247735号公報 特開2001−173452号公報
しかし上記の従来構造においては、燃料噴射ポンプの取付時にボルトにて締結するため、ギヤケースと燃料噴射ポンプとの間に組付用工具を入れるスペースが必要となり、エンジンのコンパクト化の支障となっていた。また、このギヤケースと燃料噴射ポンプとの間のスペースにおいて、エンジンから発する騒音が共鳴し、騒音悪化の要因ともなっていた。
本発明は上記の課題を解決するため、燃料噴射ポンプのギヤケース側側面にフランジ部を形成し、該フランジ部に螺合部を形成し、固定具をギヤケース内側から固定孔に貫入させ、前記螺合部に螺合することにより、燃料噴射ポンプとギヤケースとの間に前記燃料噴射ポンプを取付ける際の作業スペースを設ける必要がなくなり、これによって前記スペースによるエンジン騒音の共鳴を改善でき、さらにエンジン全幅をコンパクトに設計することが可能となる燃料噴射ポンプ取付構造を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、シリンダブロック(2)に形成したギヤケース(2g)に燃料噴射ポンプ(8)の固定孔(2c)を形成し、前記シリンダブロック(2)の後側に前記燃料噴射ポンプ(8)を付設する構成において、該シリンダブロック(2)の前面のギヤケース(2g)内におけるメインギャラリ(31)の前端に、潤滑油ポンプ(22)からの加圧潤滑油を供給し、該メインギャラリ(31)の前端を、ギヤケース(2g)内の燃料噴射ポンプ(8)の取付面(2b)に開口し、該メインギャラリ(31)の前端にカバー(33)を貼設し、該カバー(33)の裏面に構成された連通溝(33a)を介して、該メインギャラリ(31)の前端の開口と、前記取付面(2b)に開口した取付フランジ部注油孔(32)の前端を連通し、該取付面(2b)の後側に付設される燃料噴射ポンプ(8)の貼設面に、前記ギヤケース(2g)側から取付フランジ部注油孔(32)を貫通し、前記燃料噴射ポンプ(8)の前記ギヤケース(2g)側の面にフランジ部(8a)を形成し、該フランジ部(8a)に螺合部(8c)を形成し、固定具である固定ボルト(34)をギヤケース(2g)の内側から、燃料噴射ポンプ固定孔(2c)に貫入させ、前記螺合部(8c)に螺合することにより、前記燃料噴射ポンプ(8)を前記ギヤケース(2g)に組み付け、前記ギヤケース(2g)の後面と、前記燃料噴射ポンプ(8)のフランジ部(8a)への取付面との間にパッキン(53)を介装し、該パッキン(53)は中心部が開孔した略三角形状に形成され、前記燃料噴射ポンプ(8)の嵌合部(8b)部分での潤滑油漏れに対してシールを行い、該パッキン(53)の周囲には螺合部シール孔(53a・・)及び注油部シール孔(53b)を開口し、該注油部シール孔(53b)は、前記取付フランジ部注油孔(32)における潤滑油漏れに対してシールするものである。
請求項2においては、シリンダブロック(2)に形成したギヤケース(2g)に燃料噴射ポンプ(8)の固定孔(2c)を形成し、前記シリンダブロック(2)の後側に前記燃料噴射ポンプ(8)を付設する構成において、該シリンダブロック(2)の前面のギヤケース(2g)内におけるメインギャラリ(31)の前端に、潤滑油ポンプ(22)からの加圧潤滑油を供給し、該メインギャラリ(31)の前端を、ギヤケース(2g)内の燃料噴射ポンプ(8)の取付面(2b)に開口し、該メインギャラリ(31)の前端にカバー(33)を貼設し、該カバー(33)の裏面に構成された連通溝(33a)を介して、該メインギャラリ(31)の前端の開口と、前記取付フランジ部注油孔(32)の前端を連通し、該取付面(2b)の後側に付設される燃料噴射ポンプ(8)の貼設面に、前記ギヤケース(2g)側から取付フランジ部注油孔(32)を貫通し、前記燃料噴射ポンプ(8)の前記ギヤケース(2g)側の面にフランジ部(8a)を形成し、該フランジ部(8a)に螺合部(8c)を形成し、固定具である固定ボルト(34)をギヤケース(2g)の内側から、前記燃料噴射ポンプ固定孔(2c)に貫入させ、前記螺合部(8c)に螺合することにより、前記燃料噴射ポンプ(8)を前記ギヤケース(2g)に組み付け、前記固定ボルト(34)の座面と、前記ギヤケース(2g)との間にパッキン(51)を介装し、該パッキン(51)は、前記固定ボルト(34)の固定孔(2c)における潤滑油漏れに対してシールするものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1及び請求項2においては、カバー(33)とパッキン(51)とパッキン(53)を介装することにより、燃料噴射ポンプとシリンダブロックとの間に、前記燃料噴射ポンプを取付ける際の作業スペース用の隙間を設ける必要がなくなり、エンジン全体をコンパクトに設計できる。
またこれによって前記隙間によるエンジン騒音の共鳴を改善でき、さらにエンジン周辺の配管を簡略化し、エンジンの全幅を縮小することができる。
また、シール用の溝を設ける等の必要がなく、簡易な構成でギヤケース及び燃料噴射ポンプから外部への潤滑油漏れを防止できる。
また、ギヤケース及び燃料噴射ポンプから外部への潤滑油漏れを防止できる。
また、エンジン内部及び燃料噴射ポンプ内部への潤滑油漏れを防止し、エンジンの安全性を向上できる。さらに、パッキンは取付が容易にでき、シール用の溝を設ける等の必要がない。
また、従来の潤滑油経路である外部配管を削除できるため、エンジンの部品点数及び製造に係る工数を削減でき、コストを抑えることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
なお、本発明の技術的範囲は以下の実施例に限定されるものではなく、本明細書及び図面に記載した事項から明らかになる本発明が真に意図する技術的思想の範囲全体に、広く及ぶものである。
図1は本発明に係るエンジンの前方斜視図である。図2は同じく後方斜視図である。図3は本発明に係るエンジンの内部構造を示す正面図である。図4は本発明に係るシリンダブロックの正面図である。図5は(a)は実施例1乃至実施例3に係る燃料噴射ポンプ取付構造の正面図、(b)は実施例1に係る図5(a)中のB−B´線一部切欠断面図である。
図6は(a)は実施例2に係るOリングの正面図、(b)は実施例2に係る図5(a)中のB−B´線一部切欠断面図である。図7は(a)は実施例3に係るパッキンの正面図、(b)は実施例3に係る図5(a)中のB−B´線一部切欠断面図である。図8は(a)は実施例4に係る燃料噴射ポンプ取付構造の正面図、(b)は実施例4に係る図8(a)中のD−D´線断面図である。なお、以下においては、図1に示す矢印Aの方向を「前方」、その反対方向を「後方」とし、前方から見て右側(図3における右側)を「右」、左側を「左」として説明する。
[全体構成]
まず、本発明を適用するエンジンの一例としての、作業機などに搭載されるディーゼルエンジン(以下、「エンジン」とする)1の全体構成について、図1乃至図4を用いて説明する。エンジン1の上下略中央部分に、本発明に係る燃料噴射ポンブ取付部一体シリンダブロック(以下、「シリンダブロック」とする)2が設けられ、このシリンダブロック2の上部にはシリンダヘッド3が取付けられ、このシリンダヘッド3の上面はボンネット4で被装されている。また、シリンダブロック2の下部にはオイルパン5が取付けられており、このオイルパン5内にはエンジンオイル(潤滑油)が貯溜されている。この潤滑油は、潤滑油ポンプ22(図3参照)により吸入され、潤滑油フィルタ20を介してエンジン1内の各潤滑箇所へ供給される。
シリンダヘッド3の一側面には吸気マニホールド6が設けられており、その反対側面には排気マニホールド7が設けられている。また、吸気マニホールド6の下方におけるシリンダブロック2の一側には、シリンダブロック2とシリンダヘッド3で形成される燃焼室内へ燃料噴射ノズルより噴射する燃料を送り込むための燃料噴射ポンプ8が付設されている。
一方シリンダブロック2の前側には、図4に示すように、上左側に燃料噴射ポンプ8取付用の取付部フランジ2pが突出して形成され、上右側に冷却水ポンプ21の駆動用のギヤを収納するための凸部2wが突出して形成されている。そして、シリンダブロック2前側の周囲を前方に膨出してギヤケース2gを形成するとともに、該ギヤケース2gの周囲前面をフランジ部2dとしてギヤケースカバー12を固定できるようにし、該ギヤケースカバー12でギヤケース2gを覆う構成としている。そして、前記取付部フランジ2pの中央には燃料噴射ポンプ取付孔(以下、「取付孔」とする)2aが開口され、該取付孔2aの周囲には燃料噴射ポンプ8を固定するための固定ボルト34・34・34を挿入する燃料噴射ポンプ固定孔(以下、「固定孔」とする)2c・2c・2cが開口される。また、該取付孔2aの周囲と、後述するアイドルギヤ24を軸支するアイドル軸26の取付部周囲とを連続的に前方に突出させて、取付面2bとして一体的に厚みを持たせて燃料噴射ポンプの取付面とアイドル軸26の取付面を一体的に形成し、該取付面2bを一つの平面で構成している。該燃料噴射ポンプ8の取付面2bに、シリンダブロック前面より取付フランジ部注油孔32が貫通して形成され、この取付面2bの裏側から燃料噴射ポンプ8が直接接続されている。また、アイドル軸取付部の側部の取付面2bにシリンダブロック前面より後述する潤滑油メインギャラリ(以下、「メインギャラリ」とする)31がキリ孔加工等により穿設されている。こうして、従来貫通させていた場合には他方を栓等で閉じていたが、本実施例では栓を省きシール等をなくしてコスト低減化を図っている。なお、本明細書中では前記ギヤケース2gを前記シリンダブロック2と一体的に構成した「燃料噴射ポンブ取付部一体シリンダブロック」として本発明の説明を行うが、ギヤケースはシリンダブロック2に組付ける別部品として構成することもでき、その実施形態は本明細書における形態に限定されるものではない。
前記燃料噴射ポンプ8には、その燃料噴射量を調整するためのガバナが連設されており、このガバナにはコントロールレバー9が連結されて回転数を調整できるようにしている。また、燃料噴射ポンプ8の下部には、エンジン1内へと燃料を供給する燃料フィードポンプ10が設けられている。この燃料フィードポンプ10により、図示せぬ燃料タンク内の燃料が吸入されるとともに送出され、エンジン1の燃料供給路に設けられる燃料フィルタ19を介して燃料噴射ポンプ8へと導入される。
シリンダブロック2内にはクランク軸23(図3参照)が回転自在に支持されており、シリンダブロック前面の前記ギヤケース2g内には、このクランク軸23の動力を前記燃料噴射ポンプ8等へ伝達するためのギヤ類が収納されており、ギヤケースカバー12により覆われている。このギヤケース2gの前側には冷却ファン13が取付けられており、この冷却ファン13は、前記クランク軸23の動力がギヤケース2gの前面に設けられ前記クランク軸23によって駆動されるVプーリ14及びVベルト15を介して伝達されて回転する。このクランク軸23の動力は、シリンダブロック2の前側に設けられるオルタネータ16にも同じくVプーリ14及びVベルト15を介して伝達される。一方、シリンダブロック2の後面には、前記クランクシャフトの後端部に取付けられるフライホイール17を覆うフライホイールハウジング18が固設されている。
ところで、前述したように、燃料噴射ポンプ8はクランク軸23の回転が伝達されて駆動されるが、クランク軸23の回転は、図3に示すように、ギヤケース2g内に収納されるアイドル機構となるアイドルギヤ24を介して燃料噴射ポンプ8の駆動軸(以下、単に「ポンプ駆動軸」とする)28に伝達される。具体的には、クランク軸23の前端部にはクランクギヤ25が固設されており、このクランクギヤ25は前記アイドルギヤ24に噛合している。アイドルギヤ24は、ギヤケース2gにて支承されるアイドル軸26に軸支されている。そして、このアイドルギヤ24は、前記ポンプ駆動軸28に固設されている燃料噴射ポンプ駆動ギヤ27に噛合しており、クランク軸23の動力を燃料噴射ポンプ8へと伝達する。なお、本実施例では動力伝達を歯車機構により伝達しているが、チェーンやベルト等により伝達することも可能である。よって、チェーンにより伝達する場合にはアイドルギヤはアイドルスプロケットとなり、ベルトにより伝達する場合にはアイドルギヤはアイドルプーリとなる。または、テンションスプロケットまたはテンションプーリとなる。
また、前述したように、潤滑油ポンプ22により吸入される潤滑油は、具体的には次のようにして供給される。すなわち、図3に示すように、潤滑油ポンプ22の駆動軸には潤滑油ポンプ駆動ギヤ22aが固設されており、この潤滑油ポンプ駆動ギヤ22aが前記クランクギヤ25に噛合している。そして、エンジン1の始動にともない駆動するクランク軸23の動力がクランクギヤ25及び潤滑油ポンプ駆動ギヤ22aを介して潤滑油ポンプ22に伝達され、潤滑油ポンプ22が駆動する。これにより、オイルパン5内に貯溜されている潤滑油が、ストレーナ29を介して潤滑油供給管30を通じて潤滑油ポンプ22により吸入される。潤滑油ポンプ22の吐出口は、シリンダブロック2内に形成されるメインギャラリ31と連通しており、潤滑油ポンプ22により吸入された潤滑油は、メインギャラリ31に送出されてエンジン1内の各潤滑箇所へ導かれる。このメインギャラリ31の一端はシリンダブロック前面に開口しており、このシリンダブロック前面(取付面2b)のギヤケース2g内におけるメインギャラリ31前端と前記取付フランジ部注油孔32前端を一体的に覆うカバー33(図5(a)参照)が配設される。このカバー33の裏面には、このカバー33を取付けたときにメインギャラリ31の端部部分と取付フランジ部注油孔32端部部分が位置する部分の間に連通溝33aが形成されており、メインギャラリ31と取付フランジ部注油孔32が、このカバー33に形成された連通溝33aによって連通される。以上のような構成のエンジン1においては、潤滑油ポンプ22からの加圧された潤滑油が燃料噴射ポンプ8の駆動部に送油され、燃料噴射ポンプ8の潤滑が行われる。以下、本発明に係る燃料噴射ポンプ8の取付構造について説明する。
[実施例1]
まず、本発明の実施例1に係る燃料噴射ポンプ8の取付構造について図5(a)、(b)を用いて説明する。(a)は実施例1に係る燃料噴射ポンプ取付構造の正面図、(b)は実施例1に係る図5(a)中のB−B´線一部切欠断面図である。図5(a)、(b)に示すように本発明に係る燃料噴射ポンプ8はシリンダブロック2に形成された取付部フランジ2pに固定される。詳しくは、前記燃料噴射ポンプ8前端部には中空筒状のフランジ部8aが設けられ、このフランジ部8a前面には同じく中空円筒状でフランジ部8aよりも径の小さい嵌合部8bが設けられ、前記フランジ部8aの取付部フランジ2pに当接する面には前記固定孔2c・2c・2cと一致する箇所に螺合部8c・8c・8cが形成される。本実施例では該固定孔2c・2c・2c及び螺合部8c・8c・8cは3箇所に構成しているが、その数は本実施例に限定されるものではなく、後述するように前記燃料噴射ポンプ8を固定できる構成であればよい。
燃料噴射ポンプ8をシリンダブロック2に組付ける際は、嵌合部8bの軸心方向に、ポンプ駆動軸28が挿入され、このポンプ駆動軸28の後端部と、燃料噴射ポンプ内に軸心方向に配置される図示しない燃料カム軸の前端部とが結合される。それと同時に、前記嵌合部8bが前記取付孔2aに後方より挿入されてインロー嵌合され、固定ボルト34・34・34がギヤケース2gの内側から前記固定孔2c・2c・2cに貫入されて前記フランジ部8aの螺合部8c・8c・8cまで螺入されることにより、前記燃料噴射ポンプ8がギヤケース2gの内側から固定されるのである。これにより、燃料噴射ポンプ8を組付ける際に、従来シリンダブロック2と燃料噴射ポンプ8との間に工具を挿入してボルトを回転させて締め付けるスペースが必要であったが、ギヤケース2g側(前方)から固定ボルト34・34・34を螺入させることができるので、シリンダブロック2と燃料噴射ポンプ8との間に必要であった組付用工具を入れる間隙をなくすことができるのである。つまり、燃料噴射ポンプ8をシリンダブロック2及びギヤケース2g側に近づけて配置することが可能となり、エンジン1をコンパクトな構成とすることができる。
また本実施例においては、前記固定ボルト34・34・34の座面と前記ギヤケース2gとの間には合成樹脂製のパッキン51・51・51が配置される。これにより、ギヤケース2g内に充填する潤滑油が前記固定ボルト34・34・34の螺合部において外部へ漏れるのを防止している。
一方、本実施例におけるカバー33は、前記シリンダブロック前面の取付面2bで前記メインギャラリ31前端部と前記取付フランジ部注油孔32前端部の間を覆って、固定ボルト34a・34aによって固定されている。このカバー33はメインギャラリ31端部と取付フランジ部注油孔32端部の双方を被装する構成であり、このカバー33の裏面には、このカバー33を取付けたときにメインギャラリ31の端部部分と取付フランジ部注油孔32端部部分が位置する部分の間に連通溝33aが形成されている。
このようにして構成される潤滑油通路により、潤滑油が燃料噴射ポンプ8の駆動部へと供給される。詳しくは、潤滑油ポンプ22からの加圧された潤滑油は、メインギャラリ31から連通溝33aに流入し、この連通溝33aから取付フランジ部注油孔32を経由して燃料噴射ポンプ8の駆動部へと導かれ、ポンプ駆動軸28やカム等の燃料噴射ポンプ8の駆動部を潤滑するのである。
以上のように、シリンダブロック2に形成したギヤケース2gに燃料噴射ポンプ8の固定孔2c・2c・2cが形成され、前記シリンダブロック2の一側に前記燃料噴射ポンプ8が付設される構成において、前記燃料噴射ポンプ8の前記ギヤケース2g側側面にフランジ部8aが形成され、該フランジ部8aに螺合部8c・8c・8cが形成され、固定ボルト34・34・34がギヤケース2g内側から前記固定孔2c・2c・2cに貫入され、前記螺合部8c・8c・8cに螺合されることにより、前記燃料噴射ポンプ8が前記ギヤケース2gに組み付けられる。
これにより、燃料噴射ポンプ8とシリンダブロック2との間に、前記燃料噴射ポンプ8を取付ける際の作業スペース用の隙間を設ける必要がなくなり、エンジン1全体をコンパクトに設計できる。またこれによって前記隙間を殆どなくすことができるのでエンジン騒音の共鳴を改善でき、さらにエンジン1周辺の配管を簡略化し、エンジン1の全幅を縮小することができる。
また、前記固定ボルト34・34・34の座面と前記ギヤケース2gとの間にパッキン51・51・51が配置されることにより、前記固定ボルト34・34・34の螺合部における潤滑油漏れが発生を防ぐシールを行っている。これにより、シール用の溝を設ける等の必要がなく、簡易な構成でギヤケース2g及び燃料噴射ポンプ8から外部への潤滑油漏れを防止できる。
[実施例2]
次に、実施例2に係る燃料噴射ポンプ8の取付構造について図6を用いて説明する。図6は(a)は実施例2に係るOリングの正面図、(b)は実施例2に係る図5(a)中のC−C´線一部切欠断面図である。なお本実施例以降に説明する燃料噴射ポンプ8の取付構造の各実施例において、実施例1と共通する部分については、同符号を付してその説明を省略する。
本実施例においては、図6(b)に示すように、実施例1におけるパッキン51の代わりに前記ギヤケース2gと前記フランジ部8aとの間にOリング52が介在される。該Oリング52は合成樹脂製で、図6(a)に示すように略リング状に形成され、燃料噴射ポンプ8の嵌合部8b部分での潤滑油漏れに対してシールを行う。また、前記Oリング52の周囲には螺合部シール孔52a・52a・52a及び注油部シール孔52bが開口される。
前記Oリング52を配設する際は、前記フランジ部8a若しくはギヤケース2gの当接面のいずれかにシール溝を設け、該シール溝に前記Oリング52が介装される。その際、前記螺合部シール孔52a・52a・52aが固定孔2c・2c・2cのそれぞれと一致するようにOリング52が配置され、固定ボルト34・34・34の螺合部における、フランジ部8aとギヤケース2gとの間での潤滑油漏れに対してシールする。注油部シール孔52bは前記取付フランジ部注油孔32での潤滑油漏れに対してシールする。なお本実施例では、フランジ部8aにシール溝8eを設ける構成としている。
このように、ギヤケース2gと燃料噴射ポンプ8との接合面との間に、前記固定ボルト34・34・34の周囲にOリング52が介在される。これにより、ギヤケース及び燃料噴射ポンプ8から外部への潤滑油漏れを防止できる。
[実施例3]
次に、実施例3に係る燃料噴射ポンプ8の取付構造について図7を用いて説明する。図7は(a)は実施例3に係るパッキンの正面図、(b)は実施例3に係る図5(a)中のC−C´線一部切欠断面図である。
本実施例においては、図7(b)に示すように、実施例1におけるパッキン51の代わりに前記ギヤケース2gと前記フランジ部8aとの間にパッキン53が介在される。該パッキン53は合成樹脂製で、図7(a)に示すように中心部が開孔した略三角形状に形成され、燃料噴射ポンプ8の嵌合部8b部分での潤滑油漏れに対してシールを行う。また、前記パッキン53の周囲には螺合部シール孔53a・53a・53a及び注油部シール孔53bが開口される。
前記パッキン53を配設する際は、前記フランジ部8aとギヤケース2gの間に介装される。その際、前記螺合部シール孔53a・53a・53aが固定孔2c・2c・2cのそれぞれと一致するようにパッキン53が配置され、固定ボルト34・34・34の螺合部における、フランジ部8aとギヤケース2gとの間での潤滑油漏れに対してシールする。注油部シール孔53bは前記取付フランジ部注油孔32での潤滑油漏れに対してシールする。
このように、前記ギヤケース2gと燃料噴射ポンプ8との接合面との間にパッキン53が介装され、前記螺合部の外側がシールされる。これにより、ギヤケース及び燃料噴射ポンプ8から外部への潤滑油漏れを防止できる。さらに、パッキン53は取付が容易にでき、シール用の溝を設ける等の必要がない。
[実施例4]
次に、実施例4に係る燃料噴射ポンプ8の取付構造について図8を用いて説明する。図8は(a)は実施例4に係る燃料噴射ポンプ取付構造の正面図、(b)は実施例4に係る図8(a)中のD−D´線断面図である。本実施例においては、図8(a)及び(b)に示すように、実施例1における取付フランジ部注油孔32を前記固定孔2cの一つと連通し、前記固定ボルト34・34・34と固定孔2cとの隙間を潤滑油路と連通し、燃料噴射ポンプ潤滑油の注入経路としたものである。詳しくは、図8(b)に示すように、本実施例におけるカバー33は、前記シリンダブロック前面の取付面2bで前記メインギャラリ31前端部と前記固定孔2cのうち一つとの前端部間を覆って固定される。このカバー33はメインギャラリ31端部と前記固定孔2c端部の双方を被装する構成であり、図8(b)に示すようにこのカバー33の裏面には、このカバー33を取付けたときにメインギャラリ31の端部部分と固定孔2c端部部分が位置する部分の間に連通溝33aが形成されている。
一方燃料噴射ポンプ8のフランジ部8aのギヤケース2g(取付部フランジ2p)との当接面には、該燃料噴射ポンプ8の駆動部へと連通する連通溝8dが設けられ、固定ボルト34を挿入する固定孔2cの一つ及び取付フランジ部注油孔32と連通されている。このように、前記連通溝33aは、固定ボルト34とギヤケース2gとの間の隙間と連通され、この隙間は燃料噴射ポンプ8のフランジ部8aに設けられた連通溝8dに連通し、潤滑油通路を形成するのである。
上記のようにして構成される潤滑油通路により、潤滑油が燃料噴射ポンプ8の駆動部へと供給される。詳しくは、潤滑油ポンプ22からの加圧された潤滑油は、メインギャラリ31から連通溝33aに流入し、図8(a)(b)中の矢印Xを通って固定ボルト34と固定孔2cとの隙間へと流入する。そして、図8(a)(b)中の矢印Yを通って取付フランジ部注油孔32に流入し、燃料噴射ポンプ8の駆動部へと導かれ、ポンプ駆動軸28やカム等の燃料噴射ポンプ8の駆動部を潤滑するのである。
以上のように、前記固定ボルト34と固定孔2cとの隙間を潤滑油路と連通し、燃料噴射ポンプ潤滑油の注入経路とした。これにより、従来の潤滑油経路である外部配管を削除できるため、エンジン1の部品点数及び製造に係る工数を削減でき、コストを抑えることができる。
本発明に係るエンジンの前方斜視図。 同じく後方斜視図。 本発明に係るエンジンの内部構造を示す正面図。 本発明に係るシリンダブロックの正面図。 (a)は実施例1乃至実施例3に係る燃料噴射ポンプ取付構造の正面図、(b)は実施例1に係る図5(a)中のB−B´線一部切欠断面図。 (a)は実施例2に係るOリングの正面図、(b)は実施例2に係る図5(a)中のB−B´線一部切欠断面図。 (a)は実施例3に係るパッキンの正面図、(b)は実施例3に係る図5(a)中のB−B´線一部切欠断面図。 (a)は実施例4に係る燃料噴射ポンプ取付構造の正面図、(b)は実施例4に係る図8(a)中のD−D´線断面図。
1 エンジン
2 シリンダブロック
2g ギヤケース
8 燃料噴射ポンプ
22 潤滑油ポンプ
31 メインギャラリ
32 取付フランジ部注油孔
33 カバー
34 固定ボルト
51 パッキン
52 Oリング
53 パッキン

Claims (2)

  1. シリンダブロック(2)に形成したギヤケース(2g)に燃料噴射ポンプ(8)の固定孔(2c)を形成し、前記シリンダブロック(2)の後側に前記燃料噴射ポンプ(8)を付設する構成において、該シリンダブロック(2)の前面のギヤケース(2g)内におけるメインギャラリ(31)の前端に、潤滑油ポンプ(22)からの加圧潤滑油を供給し、該メインギャラリ(31)の前端を、ギヤケース(2g)内の燃料噴射ポンプ(8)の取付面(2b)に開口し、該メインギャラリ(31)の前端にカバー(33)を貼設し、該カバー(33)の裏面に構成された連通溝(33a)を介して、該メインギャラリ(31)の前端の開口と、前記取付面(2b)に開口した取付フランジ部注油孔(32)の前端を連通し、該取付面(2b)の後側に付設される燃料噴射ポンプ(8)の貼設面に、前記ギヤケース(2g)側から取付フランジ部注油孔(32)を貫通し、前記燃料噴射ポンプ(8)の前記ギヤケース(2g)側の面にフランジ部(8a)を形成し、該フランジ部(8a)に螺合部(8c)を形成し、固定具である固定ボルト(34)をギヤケース(2g)の内側から、燃料噴射ポンプ固定孔(2c)に貫入させ、前記螺合部(8c)に螺合することにより、前記燃料噴射ポンプ(8)を前記ギヤケース(2g)に組み付け、前記ギヤケース(2g)の後面と、前記燃料噴射ポンプ(8)のフランジ部(8a)への取付面との間にパッキン(53)を介装し、該パッキン(53)は中心部が開孔した略三角形状に形成され、前記燃料噴射ポンプ(8)の嵌合部(8b)部分での潤滑油漏れに対してシールを行い、該パッキン(53)の周囲には螺合部シール孔(53a・・)及び注油部シール孔(53b)を開口し、該注油部シール孔(53b)は、前記取付フランジ部注油孔(32)における潤滑油漏れに対してシールすることを特徴とする燃料噴射ポンプ取付構造。
  2. シリンダブロック(2)に形成したギヤケース(2g)に燃料噴射ポンプ(8)の固定孔(2c)を形成し、前記シリンダブロック(2)の後側に前記燃料噴射ポンプ(8)を付設する構成において、該シリンダブロック(2)の前面のギヤケース(2g)内におけるメインギャラリ(31)の前端に、潤滑油ポンプ(22)からの加圧潤滑油を供給し、該メインギャラリ(31)の前端を、ギヤケース(2g)内の燃料噴射ポンプ(8)の取付面(2b)に開口し、該メインギャラリ(31)の前端にカバー(33)を貼設し、該カバー(33)の裏面に構成された連通溝(33a)を介して、該メインギャラリ(31)の前端の開口と、前記取付フランジ部注油孔(32)の前端を連通し、該取付面(2b)の後側に付設される燃料噴射ポンプ(8)の貼設面に、前記ギヤケース(2g)側から取付フランジ部注油孔(32)を貫通し、前記燃料噴射ポンプ(8)の前記ギヤケース(2g)側の面にフランジ部(8a)を形成し、該フランジ部(8a)に螺合部(8c)を形成し、固定具である固定ボルト(34)をギヤケース(2g)の内側から、前記燃料噴射ポンプ固定孔(2c)に貫入させ、前記螺合部(8c)に螺合することにより、前記燃料噴射ポンプ(8)を前記ギヤケース(2g)に組み付け、前記固定ボルト(34)の座面と、前記ギヤケース(2g)との間にパッキン(51)を介装し、該パッキン(51)は、前記固定ボルト(34)の固定孔(2c)における潤滑油漏れに対してシールすることを特徴とする燃料噴射ポンプ取付構造。
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