JP2000337123A - エンジン装置 - Google Patents
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- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
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- Gasket Seals (AREA)
Abstract
り、ピストン上下動による空気流動の油面への影響を軽
減し、エンジン出力の向上を図ることが可能である。 【解決手段】エンジン本体6にオイルパン700を備え
るエンジン装置において、オイルパン700にストレー
ナ701とバッフルプレート702とを一体に固定し、
ストレーナ701に設けたオイル配管側の接続部740
をエンジン本体6に設けられるオイルポンプ側の接続部
750にシール部材742を介して差し込み接続可能に
構成している。
Description
えるエンジン装置に関する。
には、オイルパンを備えるものがあり、このオイルパン
とストレーナは別体となっており、ストレーナはオイル
ポンプ及びシリンダブロックに固定されている。
ストレーナがオイルポンプ及びシリンダブロックに固定
されているため、オイルパンに取り付けられたバッフル
プレートにはストレーナのシルエット状の切り欠きを設
け、この切り欠きによりストレーナにバッフルプレート
が干渉しないようにしてオイルパンを組み付けており、
組み付けが面倒である。また、バッフルプレートの切り
欠きが大きいためピストン上下動による空気流動の影響
を油面が受け易く、オイルが波立ちロス馬力になる等の
問題がある。
もので、オイルパンをユニット化して組付性の向上を図
り、ピストン上下動による空気流動の油面への影響を軽
減し、エンジン出力の向上を図ることが可能なエンジン
装置を提供することを目的としている。
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
にオイルパンを備えるエンジン装置において、前記オイ
ルパンにストレーナとバッフルプレートとを一体に固定
し、前記ストレーナに設けたオイル配管側の接続部を前
記エンジン本体に設けられるオイルポンプ側の接続部に
シール部材を介して差し込み接続可能に構成したことを
特徴とするエンジン装置。』である。
ルパンにストレーナとバッフルプレートとを一体に固定
してユニット化することで、バッフルプレートにストレ
ーナ組付切り欠きが不要となり、ピストン上下動による
空気流動の油面への影響が低減され、高回転域でのエン
ジン性能が向上する。また、オイルパンにストレーナと
バッフルプレートとを一体に固定してユニット化するこ
とで、生産ラインでの組立て工数が低減でき、組付性が
向上する。
プレートの組付切欠きを前記オイル配管に挿入して前記
オイルパンに固定したことを特徴とする請求項1に記載
のエンジン装置。』である。
フルプレートの組付切欠きをオイル配管に挿入してオイ
ルパンに固定するから、バッフルプレートにストレーナ
組付切り欠きが不要となり、ピストン上下動による空気
流動の油面への影響が低減される。
ンプ側の接続部に差し込み凹部を形成し、前記オイル配
管側の接続部に差し込み凸部を形成し、この差し込み凸
部にシール部材とガイド部材を設け、前記差し込み凸部
をガイド部材によりガイドして前記差し込み凹部に差し
込むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
エンジン装置。』である。
ルポンプ側の接続部に設けた差し込み凸部をガイド部材
によりガイドしてオイルポンプ側の接続部に設けた差し
込み凹部に差し込むから、シール部材への負荷を軽減
し、シール性を損なうことなく簡単かつ確実に接続する
ことができる。
実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1はエン
ジン装置を搭載した車両の前側部の側面図、図2はエン
ジン装置の断面図、図3はエンジンカバーを取り外した
エンジン装置の側面図、図4はオイルパン部の側面図、
図5はオイルパン部の平面図、図6はオイルパン部の前
面図、図7は接続部の断面図である。
ジンルーム3が設けられ、このエンジンルーム3にエン
ジン4が搭載され、エンジン4の前側にラジエータ5が
配置されている。このエンジン4は2気筒の4サイクル
エンジンであり、エンジン本体6の下部にオイルパン7
00が設けられている。エンジン本体6にはクランク軸
7が車幅方向に設けられ、このクランク軸7の前後には
バランサ軸8,9が車幅方向に設けられている。
10には、それぞれの気筒に分岐排気通路11,12と
分岐吸気通路13,14が形成されている。分岐排気通
路11,12はそれぞれ対応して設けられた排気弁15
により、分岐吸気通路13,14はそれぞれ対応して設
けられた吸気弁16により開閉され、排気弁15及び吸
気弁16は、カム軸17,18に設けられたカム19,
20によって駆動される。
合した排気通路21には排気管22が接続されている。
各気筒に接続された排気管22は集合され、この集合さ
れた排気管23はエンジン本体6の前側から下方を通り
後方に延びている。さらに、排気管23には触媒24が
設けられている。
合した吸気通路25には、スロットルボディ26がシリ
ンダヘッド10に設けられている。スロットルボディ2
6は、各気筒の吸気通路25に連通する吸気通路28を
有し、さらにスロットルボディ26にはインテークマニ
ホールド30が接続されている。
5が配置されている。スロットルボディ26には、それ
ぞれの吸気通路28の流量を制御するスロットルバルブ
40が設けられている。このスロットルバルブ40はエ
ンジン回転数とスロットル開度の情報に基づき制御され
る。
ク50には、クランク軸7が軸受部50aに軸支されて
いる。バランサ軸8は、その一端部8aがニードル軸受
51を介して軸支され、他端部8bはボール軸受52を
介して軸支されている。バランサ軸9も同様に、その一
端部9aがニードル軸受53を介して軸支され、他端部
9bはボール軸受54を介して軸支されている。それぞ
れのバランサ軸8,9は、一端部8a,9a側からシリ
ンダブロック50の開口部50b,50cから挿入し、
ボール軸受52,54を開口部50b,50cに組み付
ける。
れぞれ歯車56,57は歯車55に噛み合っており、ク
ランク軸7の回転により歯車55、歯車56,57等の
ギヤ機構を介してバランサ軸8,9が連動して回転す
る。バランサ軸8,9のボール軸受52,54と、歯車
55、歯車56,57等のギヤ機構とを同じ側から組み
付けることができ組付が容易である。
ンカバー58で覆われ、このエンジンカバー58により
カムチェーン室59が形成される。クランク軸7にはカ
ム歯車60が設けられ、このカム歯車60とカム軸1
7,18に設けられた図示しない歯車との間にカムチェ
ーン61が掛け渡されている。クランク軸7の回転によ
りカムチェーン61を介してカム軸17,18が連動し
て回転し、排気弁15及び吸気弁16が所定のタイミン
グで開閉される。
58の開口部58aから外部に突出し、この突出する端
部7aには駆動プーリ62が締付ボルト63により取り
付けられている。駆動プーリ62の軸部62aと開口部
58aとの間は、シール部材64によりシールされてい
る。駆動プーリ62とエンジン前側に配置されたステア
リングポンプ65との間に駆動ベルト66が掛け渡さ
れ、また駆動プーリ62とエンジン後側に配置されたオ
ルタネータ67との間に駆動ベルト68が掛け渡されて
いる。
及びウォータポンプ80が一体に組み込まれている。す
なわち、オイルポンプ70は、ポンプハウジング71が
エンジンカバー58の一部で一体に形成され、ポンプハ
ウジング71にカバーハウジング72を組み付けてポン
プ室73を形成している。ポンプハウジング71とカバ
ーハウジング72との間に羽根74を有するポンプ軸7
5が軸支されている。ポンプ軸75の先端部には係合凸
部75aが形成されている。ポンプ軸75と対向する位
置のバランサ軸8の先端部には係合凹部8cが形成され
ている。バランサ軸8の係合凹部8cに、ポンプ軸75
の係合凸部75aが係合され、バランサ軸8とポンプ軸
75とが一体回転可能に連結されている。ポンプ軸75
の回転によりオイルをエンジン4の各部へ送る。
ジング81がエンジンカバー58の一部で一体に形成さ
れ、ポンプハウジング81にカバーハウジング82を組
み付けてポンプ室83を形成している。ポンプハウジン
グ81には、羽根84を有するポンプ軸85がボール軸
受86を介して軸支されている。
が形成されている。ポンプ軸85と対向する位置のバラ
ンサ軸9の先端部には係合凹部9cが形成されている。
バランサ軸9の係合凹部9cに、ポンプ軸85の係合凸
部85aが係合され、バランサ軸9とポンプ軸85とが
一体回転可能に連結されている。
59内に突出しており、このポンプハウジング81にポ
ンプ軸85がメカニカルシール部材98とオイルシール
部材99によりシールされたコンパクトな構造となって
いる。メカニカルシール部材98とオイルシール部材9
9により冷却水とオイルを遮断し、さらにメカニカルシ
ール部材98とオイルシール部材99間には、水抜き孔
81aが形成されている。
90が形成され、ラジエータ5からの冷却水が冷却水吸
入通路90を通りポンプ室83に供給される。ウォータ
ポンプ80の駆動により冷却水がカバーハウジング82
及びエンジンカバー58に形成された冷却水吐出通路9
1からエンジンの各部へ送られる。
取り付けられたオイルパン700には、ストレーナ70
1とバッフルプレート702とが一体に固定されてい
る。すなわち、オイルパン700の底部の深い部分70
0aにストレーナ701が取付具703により取り付け
られ、オイルパン700の底部の深い部分700aの底
面は、水平であり、この底部の深い部分700aの底面
に対して平行にバッフルプレート702が配置されてい
る。
接続され、オイル配管704はオイルパン700の内壁
に取付具705により固定されている。バッフルプレー
ト702には組付切欠き702aが形成され、この組付
切欠き702aをオイル配管704に挿入し、バッフル
プレート702の前部702bと、後部702cと、右
側の側部702dをオイルパン700の内壁に溶接によ
り固定し、左側の側部702eをオイルパン700の底
部の浅い部分700bに溶接により固定されている。
た前部702b、後部702c、右側の側部702dと
オイルパン700の内壁との間に開口部721が設けら
れ、左側の側部702eとオイルパン700の底部の浅
い部分700bとの間に開口部722が設けられ、バッ
フルプレート702上に落下するオイルが開口部72
1,722から下側に流れ落ちるようになっている。バ
ッフルプレート702の底部にはドレン排出栓730が
設けられ、オイル交換時にドレン排出栓730を外して
オイルを取り出すことができるようになっている。
側の接続部740は、図7に示すように、エンジン本体
6のシリンダブロック50に設けられるオイルポンプ側
の接続部750に差し込み接続可能に構成されている。
すなわち、オイルポンプ側の接続部750に差し込み凹
部751が形成され、オイル配管側の接続部740に差
し込み凸部741が形成されている。差し込み凹部75
1は、シリンダブロック50ヘの取り付けネジ穴径を拡
大して形成されている。差し込み凸部741には、シー
ル部材742とガイド部材743が設けられ、シール部
材742は環状溝744に嵌合されたOリングにより構
成される。
し込み凸部741をガイド部材743によりガイドして
オイルポンプ側の接続部750に設けた差し込み凹部7
51に差し込み、オイルパン700とシリンダブロック
50間の位置決めをガイド部材743で行なうことで、
シール部材742への負荷を軽減し、シール性を損なう
ことなく簡単かつ確実に接続することができる。
1とバッフルプレート702とを一体に固定してユニッ
ト化することで、バッフルプレート702にストレーナ
組付切り欠きが不要となり、ピストン上下動による空気
流動の油面への影響が低減され、高回転域でのエンジン
性能が向上する。また、オイルパン700にストレーナ
701とバッフルプレート702とを一体に固定してユ
ニット化することで、生産ラインでの組立て工数が低減
でき、組付性が向上する。
02aをオイル配管704に挿入してオイルパン700
に固定するから、バッフルプレート702にストレーナ
組付切り欠きが不要となり、ピストン上下動による空気
流動の油面への影響が低減される。
では、オイルパンにストレーナとバッフルプレートとを
一体に固定してユニット化することで、バッフルプレー
トにストレーナ組付切り欠きが不要となり、ピストン上
下動による空気流動の油面への影響が低減され、高回転
域でのエンジン性能が向上する。また、オイルパンにス
トレーナとバッフルプレートとを一体に固定してユニッ
ト化することで、生産ラインでの組立て工数が低減で
き、組付性が向上する。
ートの組付切欠きをオイル配管に挿入してオイルパンに
固定するから、バッフルプレートにストレーナ組付切り
欠きが不要となり、ピストン上下動による空気流動の油
面への影響が低減される。
側の接続部に設けた差し込み凸部をガイド部材によりガ
イドしてオイルポンプ側の接続部に設けた差し込み凹部
に差し込むから、シール部材への負荷を軽減し、シール
性を損なうことなく簡単かつ確実に接続することができ
る。
である。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】エンジン本体にオイルパンを備えるエンジ
ン装置において、前記オイルパンにストレーナとバッフ
ルプレートとを一体に固定し、前記ストレーナに設けた
オイル配管側の接続部を前記エンジン本体に設けられる
オイルポンプ側の接続部にシール部材を介して差し込み
接続可能に構成したことを特徴とするエンジン装置。 - 【請求項2】前記バッフルプレートの組付切欠きを前記
オイル配管に挿入して前記オイルパンに固定したことを
特徴とする請求項1に記載のエンジン装置。 - 【請求項3】前記オイルポンプ側の接続部に差し込み凹
部を形成し、前記オイル配管側の接続部に差し込み凸部
を形成し、この差し込み凸部にシール部材とガイド部材
を設け、前記差し込み凸部をガイド部材によりガイドし
て前記差し込み凹部に差し込むことを特徴とする請求項
1または請求項2に記載のエンジン装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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DE (1) | DE60036324D1 (ja) |
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- 1999-05-24 JP JP11143517A patent/JP2000337123A/ja active Pending
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- 2000-05-24 DE DE60036324T patent/DE60036324D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-24 EP EP20000111178 patent/EP1055803B1/en not_active Expired - Lifetime
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EP1055803A1 (en) | 2000-11-29 |
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