JP2008155243A - 熱間スラブの幅圧下用金型 - Google Patents

熱間スラブの幅圧下用金型 Download PDF

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Abstract

【課題】板幅プレス装置による熱間スラブの幅圧下において、圧下時のスリップを防止して安定的に幅圧下を可能とする。
【解決手段】熱間スラブの進行方向出側の金型下面平行部10と、この金型下面平行部に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって広がる中間傾斜部20と、この中間傾斜部に連続して熱間スラブの側面に略平行な中間平行部30と、この中間平行部の熱間スラブ進行方向入側端に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって広がる入側傾斜部40とを有し、前記中間傾斜部が、前記金型平行部に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって角度φにて広がる第1の傾斜部22と、第1の傾斜部の熱間スラブの進行方向入側端に連続して角度α1 にて広がる第2の傾斜部24とを有し、第1の傾斜部の角度φ<第2の傾斜部の角度α1である熱間スラブの幅圧下用金型。
【選択図】 図1

Description

本発明は、板幅プレス装置による熱間スラブの幅圧下において、圧下時のスリップを防止して安定的に幅圧下を可能とする、熱間スラブの幅圧下用金型に関する。
熱間スラブの幅変更手段として、連続鋳造プロセスにて製造されたスラブを温度が低下しないうちに、あるいは一旦温度が低下した後に加熱炉に投入して所定の温度まで加熱した状態にて、該熱間スラブの板幅方向に相対峙して設置された1対の金型にて熱間スラブを板幅方向に間歇的に圧下する板幅プレス装置が用いられている。本板幅プレス装置による幅圧下では、通常、900〜2000mm程度の幅の熱間スラブに対して最大300〜350mm程度の幅圧下が行われており、連続鋳造にて同一幅に鋳造されたスラブより異なる幅の鋼板製品の製造を可能としている。これにより、連続鋳造プロセスでの幅変更回数の低減、熱間圧延プロセスでのスケジュールフリー圧延の拡大、コイル単重の増大など、鋼板製造プロセスの生産性向上や合理化に大きく寄与しており、そのメリットは板幅プレス装置による幅圧下能力が大きいほど拡大する。
一般に、板幅プレス装置による幅圧下荷重Fは、(2)式にて近似的に求めることができる。
Figure 2008155243
kは材料の変形抵抗、Qp は圧下力関数、hはスラブ厚、L0 はスラブと金型の接触長さである。幅圧下量を増大すると、接触長さL0 が増大するため、従来の幅プレス方法では幅圧下荷重や幅圧下トルク等の幅プレス負荷の増大が避けられず、圧下モーターやフライホイール等の動力系や動力を伝達する駆動系、そしてハウジング等の装置剛性を強化する必要がある。上記(2)式より、幅圧下荷重増大の問題を解決するためには、例えば送りピッチP(プレス1パス毎のスラブの搬送距離)を短くする(通常は350〜400mm程度)、あるいは金型傾斜角度を大きくして接触長さL0 を短くすることが有効である。また、幅圧下量を増大すると、スラブの座屈やスリップなどのトラブルをも助長することから、従来の幅圧下用金型および幅プレス方法では熱間スラブの幅圧下量をあまり大きくできないという問題点があった。図10は、従来使用されている平行部と1つの傾斜部からなる従来の幅圧下用金型(以後、平金型とよぶ)による幅圧下時の、金型とスラブの接触開始状態における力の釣り合いを示す図であり、当該圧下パスでは、金型傾斜部と前パスにて金型傾斜部にて圧下されたスラブ傾斜面から接触を開始することになる。この時、長手方向のスリップが発生しないための条件は、金型の傾斜角をα、金型とスラブ間の摩擦係数をμ、接触開始時の接触力をF0 とすると、下記(3)式、(3)’式で表される。
Figure 2008155243
通常、板幅プレス装置による幅圧下では、傾斜部の角度が12°程度であり、(2)’の関係を満たすためには摩擦係数は0.21以上でなければならない。また、長手方向のみならず、板厚方向のスリップによるスラブのねじれを防止するため、金型圧下面を粗面化して摩擦係数を0.3以上に調整する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
この他、送りピッチや金型の傾斜角の設定により大幅圧下時のスリップを防止する方法も提案されている(例えば特許文献2参照)。特許文献2では、下記(4)式を満たすように送りピッチ、あるいは金型の傾斜角αを設定することを特徴としている。
Figure 2008155243
ΔWは片側の金型による幅圧下量(mm)である。通常、板幅プレス装置による幅圧下では、傾斜部の角度が12°程度であり、例えば幅圧下量を300mmとすると、上記(4)式による設定では送りピッチPは706mm以上となり、本条件では金型平行部がスラブ側面の未圧下部と接触を開始するため、幅圧下開始時にスリップが発生することはない。また、特許文献2では、金型傾斜部に第2の平行部を形成し、当該パスでは、前パスにてこの第2の平行部にて圧下された部分と金型下面の平行部が接触を開始するように金型形状と送りピッチを設定することにより、幅圧下時のスリップを防止する方法が開示されている。
しかし、前記した従来技術には、各々以下のような問題点を有していた。
まず、上記(2)式より類推される大幅圧下時の幅圧下荷重を低減させるための方策として、送りピッチPを短くしてスラブと金型との接触長さを低減させる方法では、スラブ先端から尾端までを幅圧下する時間が増大するため、生産性を低下させるとともにスラブの温度低下を引き起こし、熱間圧延での所望の仕上温度が確保できなくなる。また、金型傾斜角度を大きくすることによりスラブと金型との接触長さを低減させる方法では、上記(3)’式の関係より金型とスラブの接触開始時のスリップを助長し、安定的な幅圧下が困難となる問題点があった。
特許文献1に開示されている金型圧下面を粗面化し、摩擦係数を高くして大幅圧下を可能とする方法では、金型を交換した直後はよくても、圧下にともなう金型圧下面性状の変化をコントロールすることが困難であり、絶えず摩擦係数を高い状態に保つためには頻繁に金型を交換しなければならず、生産性の低下や頻繁な金型圧下面の仕上加工により金型寿命が短くなるという問題点があった。
特許文献2に開示されている(4)式による送りピッチP、あるいは金型の傾斜角αを設定する方法では、大幅圧下時のスリップは防止できても種々の問題点を有している。まず、(4)式に基づき送りピッチを調整する場合、例えば金型傾斜角度αを12°、幅圧下量Wを300mmとすると、送りピッチPを706mm以上としなければならず、通常350〜400mmに設定されている送りピッチの2倍程度となってしまい、幅圧下荷重が大幅に増大することが避けられない。また、(4)式により金型傾斜角度αを調整する場合、例えば幅圧下量Wを300mm、送りピッチPを400mmとすると、金型傾斜角度αは20.6°以上とすることが必要となる。しかしながら、金型傾斜角度が大きくなると、幅圧下によってスラブ端部に形成されるドッグボーンが過大となり、その後の水平圧延による幅戻りが大きくなる。すなわち、下記(5)式で定義される幅圧下効率ηが悪化するため、所望の製品幅を得るために必要な幅圧下量を大きく設定する必要があり、これにより幅圧下荷重の増大を招くという問題点があった。
Figure 2008155243
0 はスラブ幅、W1 は板幅プレス装置による幅圧下後のスラブ幅、W2 はW1 の状態から幅圧下前のスラブ厚みまで1パス水平圧延を行った後のスラブ幅である。また、ドッグボーンが過大になると、その後の水平圧延パス数を増やさなければならず、生産性を低下させ、かつスラブ温度を低下させる要因となる。
その他、特許文献2に開示されている金型傾斜部に第2の平行部を形成し、当該パスでは、前パスにてこの第2の平行部にて圧下された部分と金型平行部が接触を開始するように金型形状と送りピッチを設定する方法では、基本的な思想としてスリップの発生は回避できるものの、大きな幅圧下を実施する場合には、圧下ストローク量、金型の離反とスラブの送り開始のタイミングの関係等から、金型とスラブが衝突する場合が発生する問題点があり、この衝突を回避できる範囲内に幅圧下量を規制せざるを得なかった。
図4は、特許文献2に示されている形状の金型による幅圧下時の形態例を示す図であり、金型は熱間スラブの進行方向出側の圧下面に熱間スラブ側面に平行な金型平行部(以後、金型下面平行部とよぶ)を有し、この金型下面平行部に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって角度α1 にて広がる中間傾斜部と、中間傾斜部に連続して熱間スラブの側面に略平行な中間平行部と、該中間平行部の熱間スラブ進行方向入側端に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって角度α2 にて広がる入側傾斜部を有している。図4では、金型下面平行部と中間傾斜部との交点をA点、中間傾斜部と金型中間平行部との交点をB点、該金型中間平行部と入側傾斜部との交点をC点、入側傾斜部が圧下下死点にてスラブと接触する端点をDとしている。また、A′点〜D′点は圧下下死点にて各々A点〜D点と接触する点である。以後、図4に示す形状の金型を2段金型とよぶ。
次に、図4の2段金型形状を決定する際の指針を説明する。本発明では、金型とスラブのスリップを防止することを目的としており、当該パスでは、金型下面平行部が前パスにて金型中間平行部にて圧下された部分と接触を開始することを基本としている。このためには、中間傾斜角度α1 、中間傾斜部での圧下量w1 と、送りピッチPは下記(6)式を満たす必要がある。
Figure 2008155243
Lは、金型下面平行部と、前パスにて金型中間平行部にて圧下された部分との当該パスでの接触長さであり、以後、平行部接触長さとよぶ。
また、板幅圧下時の幅圧下荷重は、下記(7)式で示される圧下下死点での金型とスラブの接触長さにほぼ比例する。
Figure 2008155243
2 は、第2の傾斜部にて圧下される圧下量であり、Δfは中間平行部長さLから平行部接触長さL0を差し引いた長さである。設備保護の観点から、幅圧下荷重を過度に増大させないことが重要であり、例えば上記(7)式によって計算される接触長さL0 が、従来の幅圧下実績にて最大幅圧下を行ったときの接触長さと同等になり、かつ(6)式の関係を満たすように金型形状を決定すればよい。この際、(6)式中の平行部の接触長さLは、スリップ防止の観点からは長くしておくことが有利であるが、機械装置の構造、仕様によって送りピッチPが決まっている場合には、中間傾斜部の傾斜角α1 を大きくする、あるいは中間傾斜部の圧下量w1 を小さくすることが必要となる。また、中間傾斜部w1 と入側傾斜部w2 の和が全幅圧下量の半分となるが、全ての幅圧下条件にて前パスにて金型中間平行部にて圧下された部分から圧下を開始するためには下記(8)式の関係を満たす必要がある。
Figure 2008155243
上記(8)式を満たさない場合、当該パスでは金型中間平行部とスラブ側面から接触を開始することになるが、この場合も金型とスラブは各々の平行部同士から接触を開始することからスリップの防止は可能である。例えば、全幅圧下量を350mmとすると、上記(8)式を満たすためにはw1 は87.5mm以上でなければならない。また、w1 は圧下ストロークSより小さくなければならず、この場合にはこれらの制約からw1 の範囲が決定される。また、同じく全幅圧下量を350mmとし、(8)式を満たさない場合、すなわちw1 が87.5mm以下、w2 が87.5mm以上の場合には、w2 は圧下ストロークSより小さくなければならず、この場合にはこれらの制約からw2 の範囲が決定される。
次に、圧下パス間にて金型とスラブの衝突が発生する条件について説明する。圧下パス間では、金型は機械装置構造によって決まる圧下ストロークSの距離だけ離反し、スラブは進行方向に向かって所定の送りピッチPだけ搬送される。通常、幅圧下プレス装置の圧下サイクルは毎分50回前後であることから、圧下パス動作1周期t0は約1.2秒である。金型が圧下死点から離反を開始して上死点に達するまでの時間を圧下パス間時間と定義すると、圧下パス間の時間tpは1周期の半分の約0.6秒程度となる。図5は、金型離反と圧下パス間でのスラブの搬送のタイミング例を示す模式図であり、金型がスラブから離反を開始した後、僅かな時間遅れtdの後にスラブの搬送が開始され、次パスにて金型の圧下方向の動作が開始されるまでの間に送りピッチPの距離だけ送られる。なお、パス間でのスラブの搬送は、金型前後に設置したピンチロールや搬送ロールにより実施される。スラブ搬送開始遅れ時間tdは、通常、0.1〜0.2sec程度であるが、極限まで短くした場合を考えると、金型下平行部と金型の第1の傾斜部のなす角度α1 が、下記(9)式で計算される送りピッチPとストロークSからなるベクトル(以後ベクトルAとよぶ)と熱間スラブの進行方向がなす角度φ0 より大きい場合、圧下パス間にて金型とスラブが衝突する可能性が発生する。
Figure 2008155243
図6は、金型下面平行部と金型の中間傾斜部のなす角度α1 が、ベクトルAと熱間スラブの進行方向がなす角度φ0 より大きい場合の圧下パス間での金型とスラブの位置を示した例であり、熱間スラブの進行方向出側の金型平行部と金型の第1の傾斜部の交点近辺とスラブとの衝突が発生している。また、図7は、金型中間平行部と入側傾斜部のなす角度α2 がベクトルAと熱間スラブの進行方向がなす角度φ0 より大きい場合を表した例であり、この場合には中間平行部と入側傾斜部の交点近辺とスラブの衝突が発生している。スラブ搬送開始遅れ時間tdをできる限り長くする、すなわち金型がある程度スラブから離反してからスラブの搬送を開始することにより、図6、図7に示したスラブと金型の衝突は回避可能であるが、20〜30トンの重量であるスラブを俊敏に搬送するためには大きな動力が必要であり、かつ駆動系への負荷も大きく増大することから、スラブ搬送開始遅れ時間tdをあまり長くすることができないのが実情である。
特開平5−15908号公報、特許請求の範囲、図面等 特開平9−253780号公報、特許請求の範囲、図面等
本発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、板幅プレス装置による熱間スラブの幅圧下において、圧下時のスリップを防止するとともにスラブと金型との衝突を回避して、安定的に幅圧下を可能とする熱間スラブの幅圧下用金型に関するものである。
上記課題を解決するため、本発明者らは圧下パス間における金型とスラブの衝突を回避するための方策について鋭意検討し、上記の二段金型において、中間傾斜部又は入側傾斜部を多段にすることを着想した。
本発明はこれらの知見に基づきなされたもので、以下のような特徴を有する。
第1の発明は、熱間スラブの板幅方向に相対峙して設置された熱間スラブを板幅方向に間歇的に圧下する幅圧下用金型であり、熱間スラブの進行方向出側の圧下面に、熱間スラブ側面に平行な金型平行部と、この金型平行部に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって広がる中間傾斜部と、この中間傾斜部に連続して熱間スラブの側面に略平行な中間平行部と、この中間平行部の熱間スラブ進行方向入側端に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって広がる入側傾斜部とを有し、
前記中間傾斜部は、前記金型平行部に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって角度φにて広がる第1の傾斜部と、第1の傾斜部の熱間スラブの進行方向入側端に連続して角度α1 にて広がる第2の傾斜部とを有し、第1の傾斜部の角度φ<第2の傾斜部の角度α1であることを特徴とする熱間スラブの幅圧下用金型。
第2の発明は、熱間スラブの板幅方向に相対峙して設置された熱間スラブを板幅方向に間歇的に圧下する幅圧下用金型であり、熱間スラブの進行方向出側の圧下面に、熱間スラブ側面に平行な金型平行部と、この金型平行部に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって広がる中間傾斜部と、この中間傾斜部に連続して熱間スラブの側面に略平行な中間平行部と、この中間平行部の熱間スラブ進行方向入側端に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって広がる入側傾斜部とを有し、
前記中間傾斜部は、前記金型平行部に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって角度α1 にて広がる第2の傾斜部と、第2の傾斜部の熱間スラブの進行方向入側端に連続して角度φにて広がる第1の傾斜部とを有し、第1の傾斜部の角度φ<第2の傾斜部の角度α1であることを特徴とする熱間スラブの幅圧下用金型。
第3の発明は、熱間スラブの板幅方向に相対峙して設置された熱間スラブを板幅方向に間歇的に圧下する幅圧下用金型であり、熱間スラブの進行方向出側の圧下面に、熱間スラブ側面に平行な金型平行部と、この金型平行部に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって広がる中間傾斜部と、この中間傾斜部に連続して熱間スラブの側面に略平行な中間平行部と、この中間平行部の熱間スラブ進行方向入側端に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって広がる入側傾斜部とを有し、
前記入側傾斜部は、前記中間平行部の熱間スラブ進行方向入側端に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって角度φにて広がる第1の傾斜部と、第1の傾斜部の熱間スラブの進行方向入側端に連続して角度α2 にて広がる第3の傾斜部とを有し、第1の傾斜部の角度φ<第3の傾斜部の角度α2であることを特徴とする熱間スラブの幅圧下用金型。
(4) 第1の傾斜部の角度φは、下式(1)で表わされる値である(1)〜(3)のいずれかに記載の熱間スラブの幅圧下用金型。
Figure 2008155243
但し、
S:圧下ストローク(mm)
P:送りピッチ(mm)
td:スラブ搬送開始遅れ時間(sec.)
tp:金型が圧下死点から離反を開始して上死点に達するまでの時間;圧下パス間時間(sec.)
以上、本発明による熱間スラブの幅圧下用金型を用いることにより、板幅プレス装置による熱間スラブの幅圧下において、圧下時のスリップを防止するとともにスラブと金型との衝突を回避して安定的な幅圧下が可能となる。
図1〜3は本発明による幅圧下用金型のそれぞれ異なる形状を示す実施形態である。
図1は、上記二段金型を改良した第1の発明に係る幅圧下用金型に対応し、幅圧下用金型による熱間スラブの幅圧下をする際の上死点位置での状態を示す。上記二段金型に対する改良点は、中間傾斜部20に二つの異なる傾斜面を形成し、そのうち金型下面平行部10に連続する第1の傾斜部22の傾斜角度をφ、第1の傾斜部に連続する第2の傾斜部24、即ち中間平行部側の傾斜角度をα1としている点である。ここで、φ<α1,傾斜角度φの領域の高さはh1である。α1、α2、w1,w2,P等の数値の決め方は、図4の二段金型の場合と同様である。
図2は、上記二段金型を改良した第1の発明に係る幅圧下用金型に対応し、幅圧下用金型による熱間スラブの幅圧下をする際の上死点位置での状態を示す。上記二段金型に対する改良点は、中間傾斜部20に二つの異なる傾斜面を形成し、そのうち、金型下面平行部10に連続する第2の傾斜部24の傾斜角度をα1、第2の傾斜部に連続する第1の傾斜部22、即ち中間平行部側の傾斜角度をφとしている点である。ここで、φ<α1,傾斜角度φの領域の高さはh1である。φ<α1,傾斜角度φの領域の高さはh1である。α1、α2、w1,w2,P等の数値の決め方は、図4の場合と同様である。
以下、図1,図2の幅圧下用金型について、補足説明図を用いて個別にその形態を説明する。
図8は、図6に示したように熱間スラブの進行方向出側の金型平行部と金型の中間傾斜部の交点A近辺とスラブB′近辺との衝突が発生する条件にて、図5に示した金型離反と圧下パス間でのスラブの搬送のタイミングに沿って金型とスラブを動かした場合における、金型とスラブの相対位置を示す図である。なお、w1 、w2 はおのおの中間傾斜部、入側傾斜部での圧下量であり、L1 、L2 はおのおの中間傾斜部、入側傾斜部とスラブとの接触長さである。金型は、スラブ搬送開始遅れ時間tdの間にSdだけ離反しており、その状態からスラブ搬送を開始して送りピッチPまで搬送した場合、金型A点はスラブに対して相対的に点線で示した軌跡を移動する。この場合、スラブB′点近傍にハッチングで示した領域が金型と衝突する領域となる。
第1の発明では、この衝突を回避するために、図1に示すごとく金型の形状を変更している。
第1の傾斜部の角度φは、図8中の破線の傾きとすればよく、前記(1)式にて算出できる。
また、図8にて金型とスラブの衝突が発生する条件は下記(10)式にて表される。
Figure 2008155243
なお、(10)式の左辺の値は、図8中の衝突域の高さh1′に相当する。また、角度φを有する第1の傾斜部の長さは、衝突防止の回避の観点からは(10)式を満たさない範囲にて長くすることが好ましいが、実際の操業でのスラブの送りピッチ精度を勘案して決定すればよい。
図2は、第2の発明に対応する幅圧下用金型である。図2の実施形態においても、第1の傾斜部の角度φを(1)式にて決定すればよく、第2の傾斜部の長さは(10)式を満たさない範囲にて実際の操業でのスラブの送りピッチ精度を勘案して決定すればよい。
次に、図3の幅圧下用金型は、第3の発明に対応し、二段金型に対する改良点は、入側傾斜部40に二つの異なる傾斜面を形成し、そのうち、中間平行部30に連続する第1の傾斜部42の傾斜角度をφ、それに続く第3の傾斜部44の傾斜角度をα2としている点である。ここで、φ<α2,傾斜角度φの領域の高さはh2である。ここで、φ<α1,傾斜角度φの領域の高さはh1である。α1、α2、w1,w2,P等の数値の決め方は、図4の場合と同様である。
図9は、図7に示したように熱間スラブの進行方向出側の金型平行部と金型の第2の傾斜部の交点C近辺とスラブD′近辺との衝突が発生する条件にて、図5に示した金型離反と圧下パス間でのスラブの搬送のタイミングに沿って金型とスラブを動かした時の金型とスラブの相対位置を示す図である。なお、w1 、w2 はおのおの中間傾斜部、入側傾斜部での圧下量であり、L1 、L2 はおのおの中間傾斜部、入側傾斜部とスラブとの接触長さである。金型は、スラブ搬送開始遅れ時間tdの間にSdだけ離反しており、その状態からスラブ搬送を開始して送りピッチPまで搬送した場合、金型C点はスラブに呈して想定的に点線で示した軌跡を移動する。この場合、スラブD′点近傍にハッチングで示した領域が金型と衝突する領域となる。この衝突を回避するためには、図3に示すごとく、金型の形状を変更することにより可能となる。
図3の実施形態では、角度φを(1)式にて決定すればよく図9にて金型とスラブの衝突が発生する条件は下記(11)式にて表される。
Figure 2008155243
なお、(11)式の左辺の値は、図9中の衝突域の高さh2′に相当する。入側傾斜部の長さは、(11)式を満たさない範囲にて実際の操業でのスラブの送りピッチ精度を勘案して決定すればよい。
また、幅圧下条件によっては(10)式と(11)式が同時に満たされず、2ヶ所にて金型とスラブの衝突が発生する場合もおこりうることから、そのような場合には、第1〜第3発明に示す金型形状を複合して組み合わせた形状とすることも可能である。すなわち、中間傾斜部20が角度φの第1傾斜部22と角度α1の第2傾斜部24とを有し、かつ、入側傾斜部40が角度φの第1傾斜部42と角度α2の第3傾斜部44とを有している金型形状、或いは中間傾斜部20が角度α1の第2傾斜部24と角度φの第1傾斜部22とを有し、かつ、入側傾斜部40が角度φの第1傾斜部42と角度α2の第3傾斜部44とを有している金型形状とすることが可能である。
以下、本発明の実施例を述べる。板幅プレス装置を用い、厚み235mm、幅1500mm、加熱温度1200℃の普通鋼スラブに、幅圧下サイクル毎分50回にて(イ)〜(ヘ)の条件にて板幅圧下を実施した。なお、(ハ)〜(ヘ)における本発明による幅圧下用金型を使用した実施例では、送りピッチPを400mmに固定し、(ロ)の条件を基準としてスラブと金型の接触長さを決定し、その他(6)〜(8)式の関係から金型形状を決定した。
(イ)例1は、図4に示した金型形状にて、全幅圧下量=300mm、送りピッチP=400mmの条件にて幅圧下を実施した場合を示し、(6)〜(8)式の関係を満たすように、α1 =15°、α2 =15°、w1 =90mm、w2 =60mmとしている。
(ロ)例2は、図4に示した金型形状にて、全幅圧下量=350mm(例1の全幅圧下量300mmを350mmに増加)、送りピッチP=400mmの条件にて幅圧下を実施した場合を示し、(6)〜(8)式の関係を満たすように、α1 =15°、α2 =15°、w1 =90mm、w2 =85mmとしている。
(ハ)例3は、図1に示した金型形状にて、全幅圧下量=350mm、送りピッチP=400mmの条件(例2と同じ条件)にて幅圧下を実施した場合を示し、接触長さが例2における金型とスラブの接触長さL0(=1223mm)と同じでかつ、(6)〜(8)式の関係を満たすように、α1 =15°、α2 =15°、w1 =90mm、w2 =85mmとしている。また、φ=11.8°で、第1の傾斜部の高さh1 =5mmとしている。
(ニ)例4は、図2に示した金型形状にて、全幅圧下量=350mm、送りピッチP=400mmの条件(例2と同じ条件)にて幅圧下を実施した場合を示し、接触長さが例2における金型とスラブの接触長さL0(=1223mm)と同じでかつ、(6)〜(8)式の関係を満たすように、α1 =15°、α2 =15°、w1 =90mm、w2 =85mmとしている。また、φ=11.8°で第2の傾斜部の高さh1 =5mmとしている。
(ホ)例5は、図3に示した金型形状にて、全幅圧下量=350mm、送りピッチP=400mmの条件(例2と同じ条件)にて幅圧下を実施した場合を示し、例2における金型とスラブの接触長さL0(=1223mm)と接触長さが同じでかつ、(6)〜(8)式の関係を満たすように、α1 =15°、α2 =15°、w1 =85mm、w2 =90mmとした。また、φ=11.8°で、h2 =5mmとした。
(ヘ)例6は、図1に示した金型形状と図3に示した金型形状を組み合わせた金型形状にて、全幅圧下量=350mm、送りピッチP=400mmの条件(例2と同じ条件)にて幅圧下を実施した場合を示し、例2における金型とスラブの接触長さL0(=1223mm)と接触長さが同じでかつ、(6)〜(8)式の関係を満たすように、α1 =15°、α2 =15°、w1 =w2 =87.5mmとした。また、φ=11.8°で、h1 =h2 =5mmとした。なお、図1に示した金型形状と図3に示した金型形状を組み合わせた金型形状とは、中間傾斜部20が角度φの第1傾斜部22と角度α1の第2傾斜部24とを有し、かつ、入側傾斜部40が角度φの第1傾斜部42と角度α2の第3傾斜部44とを有している金型形状である。
表1に、上記(イ)〜(ヘ)の条件での幅圧下において、圧下パス間での金型とスラブの衝突の有無について示す。例1と例2は、同じ金型形状ではあるが、この従来の金型形状では幅圧下量が増加すると(例1→例2)、金型とスラブの衝突が発生した。これに対し、例3〜例6は、それぞれ第1の発明〜第3の発明に基づく傾斜部を有する金型形状であり、かつその高さh1 とh2 を適切に設定してあるので、圧下パス間にて金型とスラブの衝突が発生した(ロ)の条件(全幅圧下量、送りピッチ)であっても圧下パス間での金型とスラブの衝突は発生していない。
Figure 2008155243
本発明の請求項1による金型形状を示す図。 本発明の請求項2による金型形状を示す図。 本発明の請求項3による金型形状を示す図。 特許文献2の2段金型形状を示す図。 圧下パス間における、金型の離反動作、スラブの搬送動作を示す図。 従来の2段金型による幅圧下にて、圧下パス間にて中間傾斜部がスラブと衝突している図。 従来の2段金型による幅圧下にて、圧下パス間にて入側傾斜部がスラブと衝突している図。 従来の2段金型による幅圧下にて、圧下パス間にて中間傾斜部がスラブと衝突する場合の金型とスラブの相対的な位置を示す図。 従来の2段金型による幅圧下にて、圧下パス間にて入側傾斜部がスラブと衝突する場合の金型とスラブの相対的な位置を示す図。 従来の平金型での圧下下死点における状況を示す図。
符号の説明
10・・・金型下面平行部
20・・・中間傾斜部
22、42・・・第1の傾斜部(傾斜角度φ)
24・・・第2の傾斜部(傾斜角度α1)
30・・・中間平行部
40・・・入側傾斜部
44・・・第4の傾斜部(傾斜角度α2)

Claims (4)

  1. 熱間スラブの板幅方向に相対峙して設置された熱間スラブを板幅方向に間歇的に圧下する幅圧下用金型であり、熱間スラブの進行方向出側の圧下面に、熱間スラブ側面に平行な金型平行部と、この金型平行部に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって広がる中間傾斜部と、この中間傾斜部に連続して熱間スラブの側面に略平行な中間平行部と、この中間平行部の熱間スラブ進行方向入側端に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって広がる入側傾斜部とを有し、
    前記中間傾斜部は、前記金型平行部に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって角度φにて広がる第1の傾斜部と、第1の傾斜部の熱間スラブの進行方向入側端に連続して角度α1 にて広がる第2の傾斜部とを有し、第1の傾斜部の角度φ<第2の傾斜部の角度α1であることを特徴とする熱間スラブの幅圧下用金型。
  2. 熱間スラブの板幅方向に相対峙して設置された熱間スラブを板幅方向に間歇的に圧下する幅圧下用金型であり、熱間スラブの進行方向出側の圧下面に、熱間スラブ側面に平行な金型平行部と、この金型平行部に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって広がる中間傾斜部と、この中間傾斜部に連続して熱間スラブの側面に略平行な中間平行部と、この中間平行部の熱間スラブ進行方向入側端に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって広がる入側傾斜部とを有し、
    前記中間傾斜部は、前記金型平行部に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって角度α1 にて広がる第2の傾斜部と、第2の傾斜部の熱間スラブの進行方向入側端に連続して角度φにて広がる第1の傾斜部とを有し、第1の傾斜部の角度φ<第2の傾斜部の角度α1であることを特徴とする熱間スラブの幅圧下用金型。
  3. 熱間スラブの板幅方向に相対峙して設置された熱間スラブを板幅方向に間歇的に圧下する幅圧下用金型であり、熱間スラブの進行方向出側の圧下面に、熱間スラブ側面に平行な金型平行部と、この金型平行部に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって広がる中間傾斜部と、この中間傾斜部に連続して熱間スラブの側面に略平行な中間平行部と、この中間平行部の熱間スラブ進行方向入側端に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって広がる入側傾斜部とを有し、
    前記入側傾斜部は、前記中間平行部の熱間スラブ進行方向入側端に連続して熱間スラブの進行方向入側方向に向かって角度φにて広がる第1の傾斜部と、第1の傾斜部の熱間スラブの進行方向入側端に連続して角度α2 にて広がる第3の傾斜部とを有し、第1の傾斜部の角度φ<第3の傾斜部の角度α2であることを特徴とする熱間スラブの幅圧下用金型。
  4. 第1の傾斜部の角度φは、下式(1)で表わされる値である請求項1〜3のいずれかに記載の熱間スラブの幅圧下用金型。
    Figure 2008155243
    但し、
    S:圧下ストローク(mm)
    P:送りピッチ(mm)
    td:スラブ搬送開始遅れ時間(sec.)
    tp:金型が圧下死点から離反を開始して上死点に達するまでの時間;圧下パス間時間(sec.)
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