JPH08224605A - 熱間スラブの幅圧下プレス装置及びこの装置を用いた幅圧下プレス方法 - Google Patents
熱間スラブの幅圧下プレス装置及びこの装置を用いた幅圧下プレス方法Info
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- JPH08224605A JPH08224605A JP30782095A JP30782095A JPH08224605A JP H08224605 A JPH08224605 A JP H08224605A JP 30782095 A JP30782095 A JP 30782095A JP 30782095 A JP30782095 A JP 30782095A JP H08224605 A JPH08224605 A JP H08224605A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 所望のスラブ幅に応じて圧下代の調整を簡
単に行うため、プレスの幅圧下ヘッドの移動を可能にし
て圧下代の設定を容易にしたプレス装置を与える。 【解決手段】 幅圧下プレス装置のハウジングと、熱間
スラブの幅方向両側に相対して配置され、該熱間スラブ
の搬送方向に沿った平行部及び該搬送方向に対して傾斜
した傾斜部をそれぞれ備えた一対の金敷と、前記金敷が
取付けられ、前記ハウジングの壁面に沿って移動可能な
幅圧下ヘッドと、前記幅圧下ヘッドと機械的に係合さ
れ、同じく前記ハウジングの壁面に沿って移動可能なス
ライダーと、前記ハウジング内に配置され、前記スライ
ダーを前記ハウジングの壁面に沿って往復駆動させる偏
心式機械プレスと、前記幅圧下ヘッドとスライダーとの
距離を変化させる調整装置を備える。
単に行うため、プレスの幅圧下ヘッドの移動を可能にし
て圧下代の設定を容易にしたプレス装置を与える。 【解決手段】 幅圧下プレス装置のハウジングと、熱間
スラブの幅方向両側に相対して配置され、該熱間スラブ
の搬送方向に沿った平行部及び該搬送方向に対して傾斜
した傾斜部をそれぞれ備えた一対の金敷と、前記金敷が
取付けられ、前記ハウジングの壁面に沿って移動可能な
幅圧下ヘッドと、前記幅圧下ヘッドと機械的に係合さ
れ、同じく前記ハウジングの壁面に沿って移動可能なス
ライダーと、前記ハウジング内に配置され、前記スライ
ダーを前記ハウジングの壁面に沿って往復駆動させる偏
心式機械プレスと、前記幅圧下ヘッドとスライダーとの
距離を変化させる調整装置を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】熱間スラブ（以下スラブとい
う）の幅変更についてこの明細書で述べる技術内容は、
金敷に対するスラブの相対的送り毎に幅方向の挟圧を反
復して幅圧下を行う幅圧下プレスに関する。連続鋳造に
より製造されたスラブをこのスラブによってつくろうと
する製品の板幅に応じる所定の幅変更、とくに幅圧下し
てから粗圧延を行うことにより、該スラブの鋳造幅を集
約する便益が著しい。そしてこの幅圧下による幅圧下代
がとくに大きいとき、プレスが有利に適合する。
う）の幅変更についてこの明細書で述べる技術内容は、
金敷に対するスラブの相対的送り毎に幅方向の挟圧を反
復して幅圧下を行う幅圧下プレスに関する。連続鋳造に
より製造されたスラブをこのスラブによってつくろうと
する製品の板幅に応じる所定の幅変更、とくに幅圧下し
てから粗圧延を行うことにより、該スラブの鋳造幅を集
約する便益が著しい。そしてこの幅圧下による幅圧下代
がとくに大きいとき、プレスが有利に適合する。
【０００２】
【従来の技術】従来のスラブ幅圧下は、たてロールを用
いる圧延（Ｖ圧延）及び水平ロールを用いる圧延（Ｈ圧
延）の組み合わせによる方法が主流であるが、スラブの
先後端に発生するフイッシュテイル状及びタング状の端
部異形を抑制する手段として、スラブの先後端に予成形
プレスを行う方法が、特開昭58−53301 号公報に開示さ
れている。これはプレス装置、たて形圧延機、及び水平
圧延機を設置し、Ｖ−Ｈ圧延を用いたリバース圧延を行
うものである。
いる圧延（Ｖ圧延）及び水平ロールを用いる圧延（Ｈ圧
延）の組み合わせによる方法が主流であるが、スラブの
先後端に発生するフイッシュテイル状及びタング状の端
部異形を抑制する手段として、スラブの先後端に予成形
プレスを行う方法が、特開昭58−53301 号公報に開示さ
れている。これはプレス装置、たて形圧延機、及び水平
圧延機を設置し、Ｖ−Ｈ圧延を用いたリバース圧延を行
うものである。
【０００３】ところが既設の熱間圧延工場に上記幅圧下
方法を適用する場合、強力なたて形リバース圧延機、水
平リバース圧延機、及びスラブ先後端の予成形プレスの
各装置を設置しなければならず、この設置スペースの確
保が困難である上、建設コストが高くなる等の問題があ
る。
方法を適用する場合、強力なたて形リバース圧延機、水
平リバース圧延機、及びスラブ先後端の予成形プレスの
各装置を設置しなければならず、この設置スペースの確
保が困難である上、建設コストが高くなる等の問題があ
る。
【０００４】一方特開昭59−101201号公報には、省スペ
ース、建設コストの低減を図り得るスラブのプレスによ
る連続幅圧下方法が開示されている。しかしこの方法で
は、スラブの元幅又は製品幅が異なる場合に、所望のス
ラブ幅に応じて種々の圧下代を設定する必要があり、連
続幅圧下の作業性を阻害するおそれがある。
ース、建設コストの低減を図り得るスラブのプレスによ
る連続幅圧下方法が開示されている。しかしこの方法で
は、スラブの元幅又は製品幅が異なる場合に、所望のス
ラブ幅に応じて種々の圧下代を設定する必要があり、連
続幅圧下の作業性を阻害するおそれがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】所望のスラブ幅に応じ
て圧下代の調整を簡単に行うため、プレスの幅圧下ヘッ
ドの移動を可能にして圧下代の設定を容易にしたプレス
装置を与えることが、この発明の第１の目的である。ま
たその装置の有利な使用方法を与えることが、この発明
の第２の目的である。
て圧下代の調整を簡単に行うため、プレスの幅圧下ヘッ
ドの移動を可能にして圧下代の設定を容易にしたプレス
装置を与えることが、この発明の第１の目的である。ま
たその装置の有利な使用方法を与えることが、この発明
の第２の目的である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、幅圧下プレ
ス装置のハウジングと、熱間スラブの幅方向両側に相対
して配置され、該熱間スラブの搬送方向に沿った平行部
及び該搬送方向に対して傾斜した傾斜部をそれぞれ備え
た一対の金敷と、前記金敷が取付けられ、前記ハウジン
グの壁面に沿って移動可能な幅圧下ヘッドと、前記幅圧
下ヘッドと機械的に係合され、同じく前記ハウジングの
壁面に沿って移動可能なスライダーと、前記ハウジング
内に配置され、前記スライダーを前記ハウジングの壁面
に沿って往復駆動させる偏心式機械プレスと、前記幅圧
下ヘッドとスライダーとの距離を変化させる調整装置を
備えたことを特徴とする熱間スラブの幅圧下プレス装置
である。
ス装置のハウジングと、熱間スラブの幅方向両側に相対
して配置され、該熱間スラブの搬送方向に沿った平行部
及び該搬送方向に対して傾斜した傾斜部をそれぞれ備え
た一対の金敷と、前記金敷が取付けられ、前記ハウジン
グの壁面に沿って移動可能な幅圧下ヘッドと、前記幅圧
下ヘッドと機械的に係合され、同じく前記ハウジングの
壁面に沿って移動可能なスライダーと、前記ハウジング
内に配置され、前記スライダーを前記ハウジングの壁面
に沿って往復駆動させる偏心式機械プレスと、前記幅圧
下ヘッドとスライダーとの距離を変化させる調整装置を
備えたことを特徴とする熱間スラブの幅圧下プレス装置
である。
【０００７】また上記の幅圧下プレス装置を用いる幅圧
下プレス方法は、熱間スラブの搬送方向に沿う平行部、
及び該平行部の上記搬送方向の入側に傾斜部を備え、熱
間スラブを幅方向に挟んで相対する金敷をそれぞれ取付
けた幅圧下ヘッドに、スライダーを介し偏心式機械プレ
スにより往復駆動を与えて、熱間スラブの幅圧下を行う
際、上記幅圧下ヘッドをスライダーに対してスラブ幅方
向に進退させて位置調整し、上記金敷によって挟圧する
熱間スラブの圧下代を設定すること、上記金敷の形状と
圧下条件によって定まるピッチで熱間スラブを間欠的に
送り、逐次幅圧下を行うこと、からなる。
下プレス方法は、熱間スラブの搬送方向に沿う平行部、
及び該平行部の上記搬送方向の入側に傾斜部を備え、熱
間スラブを幅方向に挟んで相対する金敷をそれぞれ取付
けた幅圧下ヘッドに、スライダーを介し偏心式機械プレ
スにより往復駆動を与えて、熱間スラブの幅圧下を行う
際、上記幅圧下ヘッドをスライダーに対してスラブ幅方
向に進退させて位置調整し、上記金敷によって挟圧する
熱間スラブの圧下代を設定すること、上記金敷の形状と
圧下条件によって定まるピッチで熱間スラブを間欠的に
送り、逐次幅圧下を行うこと、からなる。
【０００８】
【発明の実施の形態】この発明に従う幅圧下プレス装置
は、金敷を取付けた幅圧下ヘッドにスライダーを介して
往復動を与えてスラブを幅圧下するもので、とくに幅圧
下ヘッドをスライダーに対して進退させてスラブ幅方向
に移動することによって、所望のスラブ幅に対応した幅
圧下が可能である。
は、金敷を取付けた幅圧下ヘッドにスライダーを介して
往復動を与えてスラブを幅圧下するもので、とくに幅圧
下ヘッドをスライダーに対して進退させてスラブ幅方向
に移動することによって、所望のスラブ幅に対応した幅
圧下が可能である。
【０００９】さて、図１に示す幅圧下プレス装置につい
て説明する。なおこの装置は偏心式機械プレスとして、
クランクシャフトを適用したものである。図中１はプレ
ス装置のハウジングであり、このハウジング１にクラン
クシャフト２を回転自在に挿通し、コネクティングロッ
ド３を介してハウジング１の内壁に沿って移動するスラ
イダー４に連結し、モーター（図示せず）からの回転運
動をクランクシャフト２及びコネクティングロッド３を
介して、スライダー４に往復運動として伝達する。
て説明する。なおこの装置は偏心式機械プレスとして、
クランクシャフトを適用したものである。図中１はプレ
ス装置のハウジングであり、このハウジング１にクラン
クシャフト２を回転自在に挿通し、コネクティングロッ
ド３を介してハウジング１の内壁に沿って移動するスラ
イダー４に連結し、モーター（図示せず）からの回転運
動をクランクシャフト２及びコネクティングロッド３を
介して、スライダー４に往復運動として伝達する。
【００１０】またスライダー４に形成した４つのめねじ
部4aにそれぞれスクリュー５のねじ部を係合し、このス
クリュー５の一端に幅圧下ヘッド６を固定し、さらに幅
圧下ヘッド６にスラブ７の幅圧下を担う金敷８を固定す
る。
部4aにそれぞれスクリュー５のねじ部を係合し、このス
クリュー５の一端に幅圧下ヘッド６を固定し、さらに幅
圧下ヘッド６にスラブ７の幅圧下を担う金敷８を固定す
る。
【００１１】さらに、上記スクリュー５の他端を、例え
ば図２に示すようにスプライン5aとし、このスプライン
5aに係合したスプラインギヤ９にピニオン10及びユニバ
ーサルスピンドル11を介してモーター12と接続した減速
機13からの回転力を伝達し、スクリュー５を回転する。
そしてスクリュー５は自身の回転につれてスライダー４
のめねじ部4a内を軸線に沿って移動し、スクリュー５の
端部に固定した幅圧下ヘッド６とスライダー４との相対
位置が変化され、金敷８の位置調整が可能となる。
ば図２に示すようにスプライン5aとし、このスプライン
5aに係合したスプラインギヤ９にピニオン10及びユニバ
ーサルスピンドル11を介してモーター12と接続した減速
機13からの回転力を伝達し、スクリュー５を回転する。
そしてスクリュー５は自身の回転につれてスライダー４
のめねじ部4a内を軸線に沿って移動し、スクリュー５の
端部に固定した幅圧下ヘッド６とスライダー４との相対
位置が変化され、金敷８の位置調整が可能となる。
【００１２】金敷８は、スラブ７の搬送方向に沿う平行
部14と、平行部14の搬送方向の入側の傾斜部15と出側傾
斜部15a とを備えている（図３参照）。ただし後端予成
形を行わない場合は、出側傾斜部は必ずしも必要としな
い。なお上掲した各要素は、それぞれ一対設置されてプ
レス装置を構成する。
部14と、平行部14の搬送方向の入側の傾斜部15と出側傾
斜部15a とを備えている（図３参照）。ただし後端予成
形を行わない場合は、出側傾斜部は必ずしも必要としな
い。なお上掲した各要素は、それぞれ一対設置されてプ
レス装置を構成する。
【００１３】スラブ７の搬送は、ピンチロール16と高速
搬送用のローラーテーブル17を用い、さらにハウジング
１内には、図４に示すように、スラブの幅圧下時に生じ
やすいスラブの座屈を抑える下座屈防止ローラー18と上
座屈防止ローラー19を必要に応じて設けている。
搬送用のローラーテーブル17を用い、さらにハウジング
１内には、図４に示すように、スラブの幅圧下時に生じ
やすいスラブの座屈を抑える下座屈防止ローラー18と上
座屈防止ローラー19を必要に応じて設けている。
【００１４】次に図５ないし図９に示すスラブの幅圧下
について述べる。図５の如く、最小間隔がスラブ７の幅
よりも広く設定されている金敷８の間にスラブ７を搬送
し、スラブ７の先端を予成形に伴う非定常変形が最小と
なる位置で停止する。次いでクランクシャフト２が下死
点から上死点に動き始めると、スラブ７と金敷８との距
離が広がるため、クランクシャフト２が下死点から上死
点に至るまでの間にスクリュー５に回転を与えて軸方向
に移動し、スライダー４に対して幅圧下ヘッド６を相対
的に移動し、幅圧下ヘッド６をスラブ７に接近させる
（図６，７）。
について述べる。図５の如く、最小間隔がスラブ７の幅
よりも広く設定されている金敷８の間にスラブ７を搬送
し、スラブ７の先端を予成形に伴う非定常変形が最小と
なる位置で停止する。次いでクランクシャフト２が下死
点から上死点に動き始めると、スラブ７と金敷８との距
離が広がるため、クランクシャフト２が下死点から上死
点に至るまでの間にスクリュー５に回転を与えて軸方向
に移動し、スライダー４に対して幅圧下ヘッド６を相対
的に移動し、幅圧下ヘッド６をスラブ７に接近させる
（図６，７）。
【００１５】スライダー４と幅圧下ヘッド６とが、図６
に示した間隔を保ったままクランクシャフト２が上死点
を回って下死点に向かうと、スラブを幅方向に圧下でき
る（図８）。
に示した間隔を保ったままクランクシャフト２が上死点
を回って下死点に向かうと、スラブを幅方向に圧下でき
る（図８）。
【００１６】また例えばクランクシャフト２のストロー
クの４倍以上の幅圧下を行う場合には、上掲した幅調整
を多数回行う。なおスラブ後端の予成形も、上記スラブ
先端の場合と同様に行うことができる。すなわち、スラ
ブの後端にタング状異形が生じる前にスラブを出側に搬
送し、後端の予成形を先端の場合と同様の操作により金
敷の出側傾斜部15a を利用して行う。この後端予成形
は、先端予成形に先立って行うことも可能である。
クの４倍以上の幅圧下を行う場合には、上掲した幅調整
を多数回行う。なおスラブ後端の予成形も、上記スラブ
先端の場合と同様に行うことができる。すなわち、スラ
ブの後端にタング状異形が生じる前にスラブを出側に搬
送し、後端の予成形を先端の場合と同様の操作により金
敷の出側傾斜部15a を利用して行う。この後端予成形
は、先端予成形に先立って行うことも可能である。
【００１７】次いで幅圧下の終了後、図９に示す如く高
速のスラブ搬送を行う。クランクシャフト２が回転する
と、金敷は一定のストロークで作動する。金敷８がクラ
ンクシャフト２の下死点から上死点への動きに伴い移動
すると、スラブ７と金敷８との間隔が広がるため、上記
クランクシャフト２が上死点まで動く間にスラブ７を金
敷８内へ送り込み、タランクシャフトが再び上死点から
下死点へ動いたときに次の圧下を行う。
速のスラブ搬送を行う。クランクシャフト２が回転する
と、金敷は一定のストロークで作動する。金敷８がクラ
ンクシャフト２の下死点から上死点への動きに伴い移動
すると、スラブ７と金敷８との間隔が広がるため、上記
クランクシャフト２が上死点まで動く間にスラブ７を金
敷８内へ送り込み、タランクシャフトが再び上死点から
下死点へ動いたときに次の圧下を行う。
【００１８】なおスラブを搬送するピッチｐは、図10に
示す金敷８の傾斜部15の角度をθ、金敷８の圧下代を
Ｙ、金敷８のストロークをＳt スラブの幅調整代をΔＷ
とすると、 （１）ΔＷ／２＞Ｓt ≧Ｙのとき ｐ＝Ｙ・ tan（90゜−θ) （２）ΔＷ／２＜Ｓt のとき ｐ＝金敷の平行部長さ で表わすことができ、このピッチでスラブを送り、逐次
幅圧下を行う。なおgapはスラブが金敷に衝突しないた
めの余裕代である。
示す金敷８の傾斜部15の角度をθ、金敷８の圧下代を
Ｙ、金敷８のストロークをＳt スラブの幅調整代をΔＷ
とすると、 （１）ΔＷ／２＞Ｓt ≧Ｙのとき ｐ＝Ｙ・ tan（90゜−θ) （２）ΔＷ／２＜Ｓt のとき ｐ＝金敷の平行部長さ で表わすことができ、このピッチでスラブを送り、逐次
幅圧下を行う。なおgapはスラブが金敷に衝突しないた
めの余裕代である。
【００１９】次に図１１及び図１２を参照してスラブと
金敷との関係について、クランクシャフトの回転半径が
50mm、幅圧下代が175mm 、金敷の傾斜部の角度θ：12゜
の場合を例に述べる。なお図において、Ｙuoはクランク
シャフトの回転運動に伴うスライダーの動き（すなわち
幅調整しないときの金敷の動き）、Ｙw は幅調整量（す
なわち幅圧下ヘッドの動き）、Ｙu は実質的な金敷の動
き (Ｙuo＋Ｙw)、Ｙsは図１１に示すＡ点に対応するス
ラブ側縁位置の変化、及びgap はスラブと金敷との間隔
である。
金敷との関係について、クランクシャフトの回転半径が
50mm、幅圧下代が175mm 、金敷の傾斜部の角度θ：12゜
の場合を例に述べる。なお図において、Ｙuoはクランク
シャフトの回転運動に伴うスライダーの動き（すなわち
幅調整しないときの金敷の動き）、Ｙw は幅調整量（す
なわち幅圧下ヘッドの動き）、Ｙu は実質的な金敷の動
き (Ｙuo＋Ｙw)、Ｙsは図１１に示すＡ点に対応するス
ラブ側縁位置の変化、及びgap はスラブと金敷との間隔
である。
【００２０】まず図１１（Ａ）はスラブ７の先端を予成
形する際の状態を示し、８0 は金敷８の待機位置、８a
は第１段予成形、及び８b は第２段予成形の各金敷位置
である。この場合クランクシャフトの回転半径が50mmで
ストロークは100mm であるため、ΔＷ／２＝175mm の圧
下を行うには、圧下代Ｙ1 ＝85mmとＹ2 ＝90mmの２段階
の圧下が必要となる。
形する際の状態を示し、８0 は金敷８の待機位置、８a
は第１段予成形、及び８b は第２段予成形の各金敷位置
である。この場合クランクシャフトの回転半径が50mmで
ストロークは100mm であるため、ΔＷ／２＝175mm の圧
下を行うには、圧下代Ｙ1 ＝85mmとＹ2 ＝90mmの２段階
の圧下が必要となる。
【００２１】図１１（Ｂ）は定常幅圧下時の状態を示
し、８0 はクランクシャフトが上死点にあるとき、８a
はおなじく下死点にあるときの金敷８の位置である。ス
ラブ７を図１１（Ａ）に示した前回幅圧下が完了した 8
a の位置から矢印Ｆの方向に実線で示す位置まで高速移
送し、次の幅圧下を行う。このときの送りピッチはgap1
5mm、圧下代85mmとして85 (mm）×tan(90゜−12゜) ≒4
00mm となる。
し、８0 はクランクシャフトが上死点にあるとき、８a
はおなじく下死点にあるときの金敷８の位置である。ス
ラブ７を図１１（Ａ）に示した前回幅圧下が完了した 8
a の位置から矢印Ｆの方向に実線で示す位置まで高速移
送し、次の幅圧下を行う。このときの送りピッチはgap1
5mm、圧下代85mmとして85 (mm）×tan(90゜−12゜) ≒4
00mm となる。
【００２２】図１１（Ｃ）はスラブ７の後端部の予成形
を示し、スラブ７の後端部寄りの幅圧下が所定位置まで
進んだ時点（金敷８が８a の位置) で金敷８を一旦スラ
ブ７と干渉しない位置８0 まで開放し、スラブ７を矢印
Ｆ方向に距離Ｌ前進させてスラブ後端７′がスラブの搬
送方向の出側に位置する金敷の傾斜部の始点Ｂの位置に
到達した時点でスラブ７の搬送を停止し、第１段の後端
予成形を始める。
を示し、スラブ７の後端部寄りの幅圧下が所定位置まで
進んだ時点（金敷８が８a の位置) で金敷８を一旦スラ
ブ７と干渉しない位置８0 まで開放し、スラブ７を矢印
Ｆ方向に距離Ｌ前進させてスラブ後端７′がスラブの搬
送方向の出側に位置する金敷の傾斜部の始点Ｂの位置に
到達した時点でスラブ７の搬送を停止し、第１段の後端
予成形を始める。
【００２３】さらに図１２（Ａ）〜（Ｄ）に、上掲した
スラブの先端予成形時、定常幅圧下時、及び後端予成形
時の金敷の動作を時間経過に対応させて示す。なお図に
おいて、横軸は経過時間ｔ（ｔ＝０が開始）、縦軸はス
ラブ幅方向の位置Ｙ（Ｙ＝０が幅圧下完了時のスラブ側
縁位置、すなわち幅圧下前の側縁位置から175mm の位
置）、Ｓは金敷の動作開始点、Ｐはスラブに対する金敷
の圧下開始点、及びＺは幅調整の完了点である。
スラブの先端予成形時、定常幅圧下時、及び後端予成形
時の金敷の動作を時間経過に対応させて示す。なお図に
おいて、横軸は経過時間ｔ（ｔ＝０が開始）、縦軸はス
ラブ幅方向の位置Ｙ（Ｙ＝０が幅圧下完了時のスラブ側
縁位置、すなわち幅圧下前の側縁位置から175mm の位
置）、Ｓは金敷の動作開始点、Ｐはスラブに対する金敷
の圧下開始点、及びＺは幅調整の完了点である。
【００２４】図１２（Ａ）はスラブ先端の予成形の第１
段階で、金敷はgap が15mmとなるように190mm の位置(S
a)で待機している。クランクシャフトは下死点から上死
点に向かって回転を始め、このクランクシャフトの動き
によって金敷はＹuoの如く動作する。一方幅調整はＹuo
から少し遅れてＹw のように100mm の幅調整を行うとＺ
a(＝90mm) で停止する。したがって実質的な金敷の動き
はＹu の如くなる。この場合、スラブ側縁は最初Ｙsa
(＝175mm) であるが、Ｐa 点で金敷がスラブ側縁に接
触し、それ以後は金敷で圧下されるため、圧下に伴って
ＹsaはＹu の如く変化し、Ｓb でＹsb (＝90mm) とな
り、第１段の予成形が完了する。
段階で、金敷はgap が15mmとなるように190mm の位置(S
a)で待機している。クランクシャフトは下死点から上死
点に向かって回転を始め、このクランクシャフトの動き
によって金敷はＹuoの如く動作する。一方幅調整はＹuo
から少し遅れてＹw のように100mm の幅調整を行うとＺ
a(＝90mm) で停止する。したがって実質的な金敷の動き
はＹu の如くなる。この場合、スラブ側縁は最初Ｙsa
(＝175mm) であるが、Ｐa 点で金敷がスラブ側縁に接
触し、それ以後は金敷で圧下されるため、圧下に伴って
ＹsaはＹu の如く変化し、Ｓb でＹsb (＝90mm) とな
り、第１段の予成形が完了する。
【００２５】図１２（Ｂ）はスラブ先端の第２段の予成
形で第１段の予成形と連続して同様に行うが、幅調整量
は第１段の予成形を加えた全圧下代が175mm となるよう
に90mmとした。なおスラブは移動しないため、Ｙsaの終
点とＹsbの始点は同位置Ｓb( ＝90mm) となり、次いで
スラブ側縁はＰb 点で金敷による圧下が始まり、Ｙsbは
Ｙuの如く変化してＳb ′＝０となって、第２段の予成
形が終了する。
形で第１段の予成形と連続して同様に行うが、幅調整量
は第１段の予成形を加えた全圧下代が175mm となるよう
に90mmとした。なおスラブは移動しないため、Ｙsaの終
点とＹsbの始点は同位置Ｓb( ＝90mm) となり、次いで
スラブ側縁はＰb 点で金敷による圧下が始まり、Ｙsbは
Ｙuの如く変化してＳb ′＝０となって、第２段の予成
形が終了する。
【００２６】図１２（Ｃ）は定常の連続幅圧下時である
が、この場合先に図１１（Ｂ）で示したように幅調整は
不要であり、単にクランクシャフトの回転により金敷は
Ｙu＝Ｙuoに沿って動作する。一方スラブはクランクシ
ャフトの下死点Ｓから少し遅れてＳ1 から移動を開始
し、圧下開始点Ｐの前Ｓ2 で停止する。この停止位置は
搬送方向の入側に位置する金敷の傾斜部の始点Ａ（図１
１参照）の位置においてgap 15mm、Ｙs ＝85mmになるよ
うに設定する。そしてスラブ側縁はスラブの移動に伴い
Ｙs の如く変化し、Ｓ2 において、スラブは停止する。
このときgap は15mmで、Ｙs ＝85mmである。その後Ｐ点
で金敷による圧下が始まり、Ｙs はＹu ＝Ｙuoのように
変化し、Ｓ3(＝０）でクランクの１サイクルが完了し、
さらにクランクの回転に従い同様のパターンで定常の幅
圧下を繰返す。
が、この場合先に図１１（Ｂ）で示したように幅調整は
不要であり、単にクランクシャフトの回転により金敷は
Ｙu＝Ｙuoに沿って動作する。一方スラブはクランクシ
ャフトの下死点Ｓから少し遅れてＳ1 から移動を開始
し、圧下開始点Ｐの前Ｓ2 で停止する。この停止位置は
搬送方向の入側に位置する金敷の傾斜部の始点Ａ（図１
１参照）の位置においてgap 15mm、Ｙs ＝85mmになるよ
うに設定する。そしてスラブ側縁はスラブの移動に伴い
Ｙs の如く変化し、Ｓ2 において、スラブは停止する。
このときgap は15mmで、Ｙs ＝85mmである。その後Ｐ点
で金敷による圧下が始まり、Ｙs はＹu ＝Ｙuoのように
変化し、Ｓ3(＝０）でクランクの１サイクルが完了し、
さらにクランクの回転に従い同様のパターンで定常の幅
圧下を繰返す。
【００２７】図１２（Ｄ）はスラブ後端の予成形時を示
し、金敷による定常圧下が終了した後、クランクシャフ
トは上死点に向って回転を続け、これに対応するスライ
ダーの動きはＹuoの如くなる。一方幅調整はＳから少し
遅れて始動し、Ｙw1のように金敷開放の方向へ、ΔＷ／
2 ＋gap ＝175mm ＋15mm＝190mm に調整し、その後一旦
停止し、さらにＹw2のように金敷の閉方向へ100mm に調
整し、スラブ後端の第１段の予成形で85mmの予成形がで
きる位置Ｚ (＝90mm) で停止する。この間にスラブを移
動させるが、金敷のＡ点におけるスラブ側縁の変化 Ｙ
scは、スラブが金敷と干渉しないように移動させる必要
からスラブの移動を金敷の動きＹu より遅れて開始する
ため、Ｓc1から変化が始まり、ス ラブの未圧下部が
通過開始するＳC2点で一定値ΔＷ／２＝175mm となり、
スラブ後端が通過するＳC3からは０となる。
し、金敷による定常圧下が終了した後、クランクシャフ
トは上死点に向って回転を続け、これに対応するスライ
ダーの動きはＹuoの如くなる。一方幅調整はＳから少し
遅れて始動し、Ｙw1のように金敷開放の方向へ、ΔＷ／
2 ＋gap ＝175mm ＋15mm＝190mm に調整し、その後一旦
停止し、さらにＹw2のように金敷の閉方向へ100mm に調
整し、スラブ後端の第１段の予成形で85mmの予成形がで
きる位置Ｚ (＝90mm) で停止する。この間にスラブを移
動させるが、金敷のＡ点におけるスラブ側縁の変化 Ｙ
scは、スラブが金敷と干渉しないように移動させる必要
からスラブの移動を金敷の動きＹu より遅れて開始する
ため、Ｓc1から変化が始まり、ス ラブの未圧下部が
通過開始するＳC2点で一定値ΔＷ／２＝175mm となり、
スラブ後端が通過するＳC3からは０となる。
【００２８】一方金敷のＢ点（図１１参照）ではスラブ
が移動を始めても、圧下完了部が通過するため、スラブ
側縁の変化Ｙseはしばらく０であり、その後圧下完了部
の終端が通過するＳe1点から変化し始め、未圧下部分の
先端が通過したＳe2時点から一定値175mm となる。次い
でスラブ後端が金敷のＢ点に到達したならばスラブの移
動を停止するが、スラブの停止時点Ｓe3においてもgap
15mmが確保できるように前述のスラブ移動開始時点ＳC1
を設定しておく必要がある。
が移動を始めても、圧下完了部が通過するため、スラブ
側縁の変化Ｙseはしばらく０であり、その後圧下完了部
の終端が通過するＳe1点から変化し始め、未圧下部分の
先端が通過したＳe2時点から一定値175mm となる。次い
でスラブ後端が金敷のＢ点に到達したならばスラブの移
動を停止するが、スラブの停止時点Ｓe3においてもgap
15mmが確保できるように前述のスラブ移動開始時点ＳC1
を設定しておく必要がある。
【００２９】また金敷の実質的な動作はＹu の如く変化
し、Ｐ点でスラブ側縁の圧下が開始され、スラブ側縁は
金敷の動きＹu とともにＹseはＹu の如く変化してＳe4
＝90mmでスラブ後端の第１段予成形が完了する。引き続
き第２段の後端予成形を行うが、これは図１２（Ｂ）の
場合とは、金敷の出側傾斜部を使用することで異なる
が、スライダーの動き Ｙuo、幅調整Ｙw 、金敷の実質
的な動きＹu は同図と全く同様である。なお図示は省略
したが後端予成形を先端予成形に先立って行う場合も、
金敷の出側傾斜部を使用して先端予成形の場合と同様に
行うことができる。
し、Ｐ点でスラブ側縁の圧下が開始され、スラブ側縁は
金敷の動きＹu とともにＹseはＹu の如く変化してＳe4
＝90mmでスラブ後端の第１段予成形が完了する。引き続
き第２段の後端予成形を行うが、これは図１２（Ｂ）の
場合とは、金敷の出側傾斜部を使用することで異なる
が、スライダーの動き Ｙuo、幅調整Ｙw 、金敷の実質
的な動きＹu は同図と全く同様である。なお図示は省略
したが後端予成形を先端予成形に先立って行う場合も、
金敷の出側傾斜部を使用して先端予成形の場合と同様に
行うことができる。
【００３０】図１２（Ａ）〜（Ｄ）からわかるように、
実質的な金敷の動作Ｙu とスラブの側縁位置は、圧下開
始のＰ点以前では全く干渉はなく、特に図１２（Ａ）及
び（Ｄ）に示したように、金敷の圧下位置調整をクラン
クシャフトの回転動作中に迅速に、かつ簡単に行えるこ
とがわかる。
実質的な金敷の動作Ｙu とスラブの側縁位置は、圧下開
始のＰ点以前では全く干渉はなく、特に図１２（Ａ）及
び（Ｄ）に示したように、金敷の圧下位置調整をクラン
クシャフトの回転動作中に迅速に、かつ簡単に行えるこ
とがわかる。
【００３１】
【発明の効果】この発明によれば、スラブの予成形を含
む連続幅圧下に際し、所望の圧下幅に応じて圧下代を設
定でき、さらに設定した圧下代での幅圧下を引続き行い
得るため、能率の良い作業が可能となる。
む連続幅圧下に際し、所望の圧下幅に応じて圧下代を設
定でき、さらに設定した圧下代での幅圧下を引続き行い
得るため、能率の良い作業が可能となる。
【図１】プレス装置の構成を示す図である。
【図２】図１イ部分の説明図である。
【図３】金敷の説明図である。
【図４】図１IV−IV線断面を示す図である。
【図５】幅圧下の要領を示す図である。
【図６】幅圧下の要領を示す図である。
【図７】幅圧下の要領を示す図である。
【図８】幅圧下の要領を示す図である。
【図９】幅圧下の要領を示す図である。
【図１０】搬送ピッチの説明図である。
【図１１】（Ａ）〜（Ｃ）はスラブと金敷の関係を示す
図である。
図である。
【図１２】（Ａ）〜（Ｄ）は図１１の動作と経過時間と
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
２ クランクシャフト ３ コネクティングロッド ４ スライダー ６ 幅圧下ヘッド ７ 熱間スラブ ８ 金敷
Claims (2)
- 【請求項１】 幅圧下プレス装置のハウジングと、 熱間スラブの幅方向両側に相対して配置され、該熱間ス
ラブの搬送方向に沿って平行部及び該搬送方向に対して
傾斜した傾斜部をそれぞれ備えた一対の金敷と、 前記金敷が取付けられ、前記ハウジングの壁面に沿って
移動可能な幅圧下ヘッドと、 前記幅圧下ヘッドと機械的に係合され、同じく前記ハウ
ジングの壁面に沿って移動可能なスライダーと、 前記ハウジング内に配置され、前記スライダーを前記ハ
ウジングの壁面に沿って往復駆動させる偏心式機械プレ
スと、 前記幅圧下ヘッドとスライダーとの距離を変化させる調
整装置を備えたことを特徴とする幅圧下プレス装置。 - 【請求項２】 熱間スラブの搬送方向に沿う平行部、及
び該平行部の上記搬送方向の入側に傾斜部を備え、熱間
スラブを幅方向に挟んで相対する金敷をそれぞれ取付け
た幅圧下ヘッドに、スライダーを介し偏心式機械プレス
により往復駆動を与えて、熱間スラブの幅圧下を行う
際、 上記幅圧下ヘッドをスライダーに対してスラブ幅方向に
進退させて位置調整し、上記金敷によって挟圧する熱間
スラブの圧下代を設定すること、 上記金敷の圧下条件によって定まるピッチで熱間スラブ
を送り、逐次幅圧下を行うこと、からなる熱間スラブの
幅圧下プレス方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30782095A JPH08224605A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 熱間スラブの幅圧下プレス装置及びこの装置を用いた幅圧下プレス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30782095A JPH08224605A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 熱間スラブの幅圧下プレス装置及びこの装置を用いた幅圧下プレス方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8653185A Division JPS61245931A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 熱間スラブの幅圧下プレス方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08224605A true JPH08224605A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=17973608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30782095A Pending JPH08224605A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 熱間スラブの幅圧下プレス装置及びこの装置を用いた幅圧下プレス方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08224605A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008155243A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Jfe Steel Kk | 熱間スラブの幅圧下用金型 |
| JP2009190048A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Jfe Steel Corp | 熱間スラブの幅圧下用金型および幅圧下方法 |
| JP2015217399A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 鋼片の幅圧下プレス方法および幅圧下プレス装置 |
| JP2020019036A (ja) * | 2018-07-31 | 2020-02-06 | Ｊｆｅスチール株式会社 | スラブの幅圧下方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339009A (en) * | 1976-09-22 | 1978-04-10 | Fujitsu Ltd | Information scan process system |
| JPS5420703A (en) * | 1977-07-16 | 1979-02-16 | Olympus Optical Co Ltd | Tape recorder |
| JPS594910A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-11 | Kawasaki Steel Corp | シ−トバ−先後端のクロツプ抑制方法 |
| JPS59101201A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-11 | Hitachi Ltd | プレス式スラブ幅減少方法 |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP30782095A patent/JPH08224605A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339009A (en) * | 1976-09-22 | 1978-04-10 | Fujitsu Ltd | Information scan process system |
| JPS5420703A (en) * | 1977-07-16 | 1979-02-16 | Olympus Optical Co Ltd | Tape recorder |
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| JPS59101201A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-11 | Hitachi Ltd | プレス式スラブ幅減少方法 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2008155243A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Jfe Steel Kk | 熱間スラブの幅圧下用金型 |
| JP2009190048A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Jfe Steel Corp | 熱間スラブの幅圧下用金型および幅圧下方法 |
| JP2015217399A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 鋼片の幅圧下プレス方法および幅圧下プレス装置 |
| JP2020019036A (ja) * | 2018-07-31 | 2020-02-06 | Ｊｆｅスチール株式会社 | スラブの幅圧下方法 |
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