JP2008146180A - 情報処理装置、情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 オーバレイ表示されたフィールドデータの訂正を管理すること。
【解決手段】 オーバレイ表示されたフィールドデータの訂正を管理する情報処理装置は、フォームファイルのフィールドデータに対する訂正結果の表示を規定する訂正情報を設定する設定部と、選択されたフィールドデータに対する訂正結果の情報と、選択されたフィールドデータに対応する設定部により設定された訂正情報と、に基づいて選択されたフィールドデータに対する訂正結果を表示するための訂正情報を生成する訂正情報生成部と、訂正情報生成部により生成された訂正情報に基づいて、選択されたフィールドデータに対する訂正結果を表示装置に表示させる表示制御部とを備える。
【選択図】 図11

Description

本発明は、オーバレイ表示されたフィールドデータの訂正を管理する情報処理技術に関する。
オーバレイ印刷で使用されるフォーム情報は一般的に専用のフォーム設計プログラムを利用して作成される。フォーム設計プログラムは、フォーム上の指定された位置に固定的に表示される図形(フォーム図形)と、ページ単位のテキスト形式のデータ(フィールドデータ)を指定する。そして、フォーム設計プログラムは、フィールドデータをどのような形式でどれだけ受け取るかという設定(出力書式)に従い、フォーム上の指定された位置に表示する図形(フィールド図形)を作成するための機能を有する。
作成されたフォームは、ページプリンタが有するページ登録、またはフォーム登録と呼ばれる機能を利用して予め登録しておくことが可能である。登録されたフォームにフィールドデータを重ね合わせて行う印刷は「オーバレイ印刷」と呼ばれる。
一方、業務プロセスの可視化の必要性、多種多様なフィールドデータの修正、訂正を統一的に管理することが、企業内部の統制化という観点から必要とされている。例えば、特許文献1には、帳票データ修正後の修正履歴を容易に確認することを可能にするために、帳票内の複数のセルから構成された図形に対してセル内のデータの変更内容に対応した表示色で表示させる技術が開示されている。
特開平9−305353号公報
しかしながら、フィールドデータに対する訂正の仕方は、編集者により様々である。例えば、図8は、フォーム802に示された金額を示すフィールドデータを編集者Aが行った訂正の例803と、編集者Bが行った訂正の例804を例示する図である。編集者Aは、2重線により取り消し線を引き、訂正後の金額をその上部に記入している。編集者Bは、金額部分に太線一本の取り消し線を引き、訂正後の金額をその下部に記入している。編集者各自の経験に基づく判断による訂正は、実質的に同じ内容であっても、形式的に異なったものとなり、フィールドデータの訂正に対する統一的な管理を妨げる要因になっている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、オーバレイ表示されたフィールドデータの訂正を統一的に管理することを可能にする情報処理技術の提供を目的とする。
上記の目的を達成するべく、本発明に係る情報処理装置は、オーバレイ表示されたフィールドデータの訂正を管理する情報処理装置であって、
フォームファイルのフィールドデータに対する訂正結果の表示を規定する訂正情報を設定する設定手段と、
選択されたフィールドデータに対する訂正結果の情報と、当該選択されたフィールドデータに対応する前記設定手段により設定された前記訂正情報と、に基づいて前記選択されたフィールドデータに対する訂正結果を表示するための訂正情報を生成する訂正情報生成手段と、
前記訂正情報生成手段により生成された前記訂正情報に基づいて、前記選択されたフィールドデータに対する訂正結果を表示手段に表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
あるいは、本発明に係る情報処理方法は、オーバレイ表示されたフィールドデータの訂正を管理する情報処理装置における情報処理方法であって、
設定手段が、フォームファイルのフィールドデータに対する訂正結果の表示を規定する訂正情報を設定する設定工程と、
訂正情報生成手段が、選択されたフィールドデータに対する訂正結果の情報と、当該選択されたフィールドデータに対応する前記設定工程により設定された前記訂正情報と、に基づいて前記選択されたフィールドデータに対する訂正結果を表示するための訂正情報を生成する訂正情報生成工程と、
表示制御手段が、前記訂正情報生成工程により生成された前記訂正情報に基づいて、前記選択されたフィールドデータに対する訂正結果を表示手段に表示する表示制御工程と
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、オーバレイ表示されたフィールドデータの訂正を統一的に管理することが可能になる。
以下に、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1はフォーム情報設計プログラムモジュール(以下、「フォーム情報設計モジュール」)、およびオーバレイ印刷制御プログラムモジュール(「オーバレイ印刷制御モジュール」)が動作可能な情報処理装置の構成を示す図である。図1において、CPU105は主記憶装置106に記憶されている制御プログラムに従い、情報処理装置を制御する。
また、主記憶装置106は、外部記憶制御装置107を介して外部記憶装置108からロードされたアプリケーションプログラムを格納し、CPU105がアプリケーションプログラムを実行する際のメモリ領域である。主記憶装置106には、後述するフォーム情報設計モジュール、オーバレイ印刷制御モジュール、及びページデータを生成するページデータ生成プログラム等の各種アプリケーションプログラムもその領域内に格納される。
主記憶装置106に格納されている制御プログラムや各種アプリケーションプログラムは、表示装置101、キーボード102、操作制御装置103からなる操作装置からの指示によって動作可能である。また、制御プログラムや各種アプリケーションプログラムは、ネットワーク接続制御部104の制御の下にLANやWANなどのネットワークを介して接続された外部の情報処理装置から入力される指示情報に基づいて動作することも可能である。情報処理装置は、外部の情報処理装置から入力された指示情報に基づいて、制御プログラム等が動作した結果を、ネットワーク接続制御部104の制御の下、外部の情報処理装置に送信することも可能である。情報処理装置はネットワーク上のクライアント/サーバシステムを構成することが可能である。
プリンタ110は、入出力制御装置109を介して情報処理装置に接続されている。プリンタ110は、情報処理装置から入力されるフォームパターンを含むフォーム情報を予めメモリに登録することが可能である。プリンタ110は、情報処理装置から入力されるテキスト形式のデータと、フォームパターンとを重ね合わせてオーバレイパターンを生成し、オーバレイ印刷を実行することが可能である。
操作制御装置103、CPU105、主記憶装置106、外部記憶制御装置107、入出力制御装置109等の間のデータ、およびプログラム命令の転送等は、システムバス111を介して行われる。
(フォーム情報設計モジュール)
図2は、フォーム情報設計モジュール201におけるプログラムモジュールの構成を示すブロック図であり、フォーム情報設計モジュール201は、実行時に主記憶装置106上に格納され動作可能な状態になる。CPU105の全体的な制御の下、ユーザインターフェイス部206は、フォーム情報バッファ202、表示制御部203を制御する。また、ユーザインターフェイス部206は、描画制御部204、ファイル入出力部205を制御する。
ここで、表示制御部203は、描画制御部204を介してフォーム情報バッファ202に格納されているフォームパターンを受け取り、表示装置101に表示することが可能である。ここで、フォーム情報バッファ202に格納されているフォームパターンには、例えば、編集中であるフォーム情報に基づくフォームパターンやフォーム情報ファイル207から読み出されたフォームパターンが含まれる。
また、CPU105の全体的な制御の下、表示制御部203は、キーボード102や、不図示のポインティングデバイス等を用いて入力されたユーザの設定命令やフォーム情報作成命令等の各種命令を受け付けることが可能である。
CPU105の全体的な制御の下、ユーザインターフェイス部206は、表示制御部203が受け取った各種命令を解析し、解析結果に基づいて描画制御部204やファイル入出力部205に対して内部命令として処理要求を発する。
描画制御部204は、フォーム情報バッファ202を管理し、作成されたフォーム情報に基づくフォームパターンをフォーム情報バッファ202に格納することが可能である。また、描画制御部204は、ユーザインターフェイス部206からの要求に応じて、フォーム情報バッファ202に格納されているフォームパターンを読み出し、表示制御部203やファイル入出力部205に転送することが可能である。表示制御部203は、描画制御部204から転送されたフォームパターンを表示装置101に表示することが可能である。また、ファイル入出力部205は、描画制御部204から転送されたフォームパターンをフォーム情報ファイル207に書き込むことが可能である。
ファイル入出力部205は、ユーザインターフェイス部206の命令に基づいて、フォーム情報バッファ202上のフォームパターンを外部記憶装置108上に存在するフォーム情報ファイル207へ書き込んだり読み出したりすることが可能である。また、CPU105の全体的な制御の下、ユーザインターフェイス部206は、描画制御部204やファイル入出力部205の処理結果を受け取り、その処理結果を表示制御部203に入力することが可能である。表示制御部203はユーザインターフェイス部206から受け取った処理結果に基づいて表示装置101に処理結果を表示することも可能である。
(オーバレイ印刷制御モジュール)
図3は、オーバレイ印刷制御モジュールにおけるプログラムモジュールの構成を示すブロック図であり、オーバレイ印刷制御モジュール301は、実行時に主記憶装置106上に格納され動作可能な状態になる。
CPU105の全体的な制御の下、オーバレイ印刷制御部305は、ファイル入出力部302を制御する。また、オーバレイ印刷制御部305は、ユーザインターフェイス部304、プリンタドライバ部306を制御する。更に、オーバレイ印刷制御部305は、 PDFドライバ部308(PDFファイル生成プログラム)を制御する。
ユーザインターフェイス部304はファイル入出力部302を介して外部記憶装置108内のフォーム情報ファイル207、フィールドデータファイル303からフォーム情報ファイル名称、フィールドデータファイル名称を受け取る。ユーザインターフェイス部304が受け取ったフォーム情報ファイル名称や、フィールドデータファイル名称の一覧は、表示装置101に表示される。
また、ユーザインターフェイス部304はキーボード102等を用いてユーザが指定するフォーム情報ファイル名称や、フィールドデータファイル名称等の指示情報を受け付け、ファイル入出力部302へ出力する。
ファイル入出力部302は、入力された指示情報に基づきフォーム情報ファイル207からフォーム情報と、フィールドデータファイル303からフィールドデータを読み出してオーバレイ印刷制御部305へ出力する。
オーバレイ印刷制御部305は、ファイル入出力部302を介して入力されたフォーム情報をプリンタドライバ部306を介してプリンタ110へ出力し、フォーム情報に基づくフォームパターンを登録させることが可能である。
また、オーバレイ印刷制御部305は入力されたテキスト形式のフィールドデータを解釈して中間データ(プリンタドライバ部306でビットマップデータを生成しやすいように加工したデータ)を生成し、プリンタドライバ部306へ出力する。
また、オーバレイ印刷処理の形態として、PDFファイル309として出力することもできる。この場合には、オーバレイ印刷制御部305は、ファイル入出力部302を介して入力されたフォーム情報と、テキスト形式のフィールドデータを PDFドライバ部308が解釈できる中間データを出力する。そして、PDFドライバ部308は、中間データから、PDFファイル309を生成する。
(ネットワーク上のクライアント/サーバシステムの構成)
図4は、ネットワーク上のクライアント/サーバシステムにおけるプログラムモジュールの構成を示す図である。図4において、情報処理装置401 はWebサーバを示し(以下、「Webサーバ401」と示す)、Webサーバ401は、図1で説明したハードウエア構成を備える。情報処理装置411 は、Webサーバ401へオーバレイ印刷処理の指示をしたり、データの入出力を行うための Webクライアント(以下、「Webクライアント411」と示す)である。
フォーム設計者からオーバレイ印刷の要求がWebクライアント411上のユーザインターフェイス部414に入力されると表示制御部413、データ入出力部412を介してオーバレイ印刷の要求はWebサーバ401に送信される。
ネットワーク415を介して接続するWebサーバ401のネットワーク通信制御部406がオーバレイ印刷の要求を受信すると、ネットワーク通信制御部406はオーバレイ印刷の要求を配信データ制御部404に受け渡す。
配信データ制御部404は、受信したオーバレイ印刷の要求からオーバレイ印刷に必要なフォーム情報、フィールドデータを解析する。この解析結果に基づいてフォーム情報ファイル207から読み出されたフォームパターンを含むフォーム情報は、フォーム情報格納部402に一時的に格納される。また、配信データ制御部404の解析結果に基づいてフィールドデータファイル303から読み出されたフィールドデータは、フィールドデータ格納部403に一時的に格納される。
配信データ制御部404は、フォーム情報格納部402に格納されたフォーム情報及びフィールドデータ格納部403に格納されたフィールドデータに基づいて、オーバレイ印刷のための処理を行う。オーバレイ印刷のための処理結果は、配信データ格納部405に一時的に格納される。配信データ格納部405に格納されるデータは、主として PDF形式であり、最終的にはPDFファイル309に保存される。配信データ制御部404は配信データ格納部405に格納されたPDF形式のデータを、ネットワーク通信制御部406を介して非同期で Webクライアント411側に送信する。Webクライアント411は、Webサーバ401から送信された PDF形式のデータをネットワーク415を介してデータ入出力部412で受信し、表示制御部413は受信したデータを表示装置上のWebブラウザ等に表示する。
(フォームファイルの作成)
次に、フォーム情報設計モジュール201によるフォームファイルの作成の流れを図9Aのフローチャートを参照して説明する。本処理はCPU105の全体的な制御の下、表示制御部203、ユーザインターフェイス部206により実行される。表示装置101からフォームファイルの作成指示が表示制御部203に入力されると、本処理がスタートする。
ステップS101において、フィールド図形のフィールドデータが編集(訂正)された場合に、編集(訂正)の内容をどのように示すかを統一的に管理するための編集結果の表示を規定する編集(訂正)情報を設定する。訂正情報には、例えば、訂正の種類(線種の選択や塗りつぶしの指定など)や、訂正後のデータの表示方法、訂正データの表示位置、訂正に対する印影の付与、訂正が許可されたユーザの指定に関する情報が含まれる。尚、上述の訂正情報は例示的なものであり、本発明の趣旨が、上述の内容に限定されるものでないことはいうまでもない。
図5は、表示装置101に表示される訂正情報の設定画面を例示する図である。フォームパターン内のフィールド図形単位に訂正情報を定義することができる(図5(a))。訂正情報を定義する設定画面(図5(b))には、訂正を許可するユーザの設定欄501、取り消し線の線種や塗りつぶし等の訂正の種類を設定する設定欄502、訂正後の訂正データをどのように表示するかを設定する表示方法の設定欄503が含まれる。また、設定画面(図5(b))には、訂正したデータを訂正前のデータに対してどのように表示するか表示位置を設定するための設定欄504が含まれる。
ここで、ユーザの設定欄501で指定されたユーザに対してフィールドデータを訂正(編集)する権限が与えられる。訂正の種類の設定欄502には、線種の例として「二重線」で取り消し線を表示するように設定されている。設定欄502の設定により、例えば、太線、破線、一点鎖線など、種々の線種の指定が可能になる。表示方法の設定欄503は、「訂正前後のデータを同時に表示する」ように設定されている。ラジオボタンの選択により、「訂正後のデータのみを表示」、「訂正前のデータのみを表示」するように設定することが可能である。表示位置を指定する設定欄504には、表示位置の例として「図形下中央」に訂正データを表示するように設定されている。設定欄504の設定により、訂正したデータの表示位置を訂正前のデータに対して、どの位置に配置して表示するか指定することができる。
印影の設定欄505の設定により、訂正されたデータに対する印影の付与、印影を付与する場所(図5(b)の例では、図形右下と設定されている)を設定することができる。OKボタン506の押下により訂正情報の内容が確定し、訂正情報として登録される。
説明を図9AのステップS101に戻し、訂正情報の設定が終了すると処理はステップS102に進められる。
ステップS102において、CPU105は、表示制御部203を介して入力されたフォーム設計者からの指示がフォームファイルの作成指示であるか否かを判定する。
ステップS102の判定で、フォームファイルの作成指示でない場合(S102−No)、処理は終了する。一方、ステップS102の判定で、フォームファイルの作成指示である場合(S102−Yes)、処理はステップS103に進められる。
ステップS103において、CPU105は、フォーム設計者の指示に基づき、フォーム図形(フォームパターン)を定義する。図14(a)は、フォーム図形(フォームパターン)を例示的に示す図であり、ここでは、フィールド図形(A〜G)のレイアウトがフォーム図形(フォームパターン)として定義されている。本ステップで定義されたフォーム図形のレイアウトに基づく位置情報は、フォーム情報ファイル207に格納される。フォームファイルにおいて位置情報を指定することにより、フォーム図形を特定することができる。
ステップS104において、CPU105は、フォームパターンに含まれる各フィールドデータを定義する。図14(b)は、フィールドデータの設定例を示す図である。フィールドデータの属性には、文字型、数値型、ファイルからデータを流し込むファイル型のデータ型を設定することが可能である。図14(b)の設定例では、フィールド図形Aには文字型のデータとして「会社名」、フィールド図形Bには文字型のデータとして「住所」、そして、フィールド図形Gには数値型のデータとして「金額」が設定されている。本ステップで定義されたフィールドデータは、フィールドデータファイル303に格納される。フォーム図形を特定することにより対応するフィールドデータを特定することができる。
ステップS105において、CPU105は、ステップS104で定義されたフィールド図形に対して、ステップS101で設定された訂正情報の関連付けを行う。
図6は、表示装置101に表示されるフィールド図形単位に訂正情報の関連付けをおこなうための設定画面を例示する図である。
参照番号601で示される文字型のデータ形式のフィールド図形Aには、訂正情報A602が関連付けられている。訂正情報A602、訂正情報B603、訂正情報D604、及び訂正情報E605は、図5(a)、(b)の設定画面を介してCPU105の全体的な制御の下、表示制御部203、ユーザインターフェイス部206により設定される。フォーム設計者は、図6のプルダウン操作ボタン606を操作して、訂正情報A、B、・・・Eを列記させて、いずれかを選択することにより、フィールド図形A、B、・・・E等それぞれに対応する訂正情報を設定することができる。OKボタン607が押下されると、ファイル名称「ファイルA1」のフィールド図形と訂正情報との関連付けが終了する。
説明を図9AのステップS105に戻し、フィールド図形と訂正情報との関連付けが終了すると、処理はステップS106に進められる。
ステップS106において、CPU105は、フォームファイルの作成が完了したか判定する。ステップS106の判定で、フォームファイルの作成が完了していないと判定される場合(S106−No)、処理はステップS102に戻され、以下ステップS105まで同様の処理がフォームファイル作成完了まで繰り返される。ステップS106の判定で、CPU105がフォームファイルの作成は完了したと判定する場合(S106−Yes)、処理はステップS107に進められる。
ステップS107において、CPU105は、フォームファイル名称、フォーム図形、フィールド図形と関連付けられた訂正情報をフォーム情報ファイル207に保存する。フォーム編集者は、表示制御部203、ユーザインターフェイス部206を介して、フォームファイル名称(例えば、「ファイルA1」)を指定すると、フォーム情報ファイル207から対応するフォーム図形(フォームパターン)を読み出すことができる。
ステップS108において、更に、フォームファイルを続けて作成する場合(S108−Yes)、処理はステップS102に戻され、以降ステップS107までの処理を繰り返す。一方、ステップS108の判定で、フォームファイルを続けて作成しない場合(S108−No)、処理を終了する。
(訂正権限の設定)
次に、図9Bを参照して、フォームファイルに対する訂正権限の設定処理の流れを説明する。システム管理者は、Webサーバ401に接続された管理コンソール409からフォームファイルに対する訂正権限の設定指示を入力すると、CPU105の全体的な制御の下、訂正情報制御部408は設定された内容を訂正情報ファイル407に保存する。
ステップS201において、CPU105は、システム管理者からの指示が、フォームファイルに対する訂正権限の設定指示であるか否かを判定する。
ステップS201の判定で、フォームファイル単位の訂正権限の設定でない場合(S201−No)、処理を終了する。一方、ステップS201の判定で、フォームファイル単位の訂正権限の設定指示である場合(S201−Yes)、処理をステップS202に進める。
ステップS202において、CPU105の制御の下、訂正情報制御部408は、フォームファイル単位に訂正権限の設定を行う。訂正権限は、例えば、1つのフォームファイルに対して一人または複数のユーザに付与することが可能である。
図7(a)、(b)は、CPU105の全体的な制御の下、表示制御部203、ユーザインターフェイス部206の動作により表示されるフォームファイルへの訂正権限の設定を行うための設定画面を例示する図である。図7(a)の画面701において参照番号704で示される訂正許可ファイルA1〜A3は、グループA703を構成する。図7(a)においてグループAに含まれるフォームファイルに対して訂正を許可する権限が与えられているのはユーザ(1)、(2)である。
図7(a)の操作ボタン(グループの作成、変更、削除)709を操作すると、グループの作成、変更、削除に対応した画面が表示装置101に表示される。図7(b)の画面702は、グループの作成を行うための画面表示を例示する図である。画面702を介して、グループに含まれるフォームファイルの設定、グループに含まれるフォームファイルに対して訂正する権限を与えるユーザを設定することが可能である。訂正を許可するユーザの設定欄706の操作(追加・削除)により、ユーザの追加、削除が可能である。フォームファイルの設定欄707の操作(追加・削除)により、指定されたグループ(図7の702の場合、グループD)で訂正の対象なるフォームファイルの追加、削除が可能である。OKボタン710が押下されると、グループの内容が確定し、訂正権限の登録結果として図7(a)の画面701に登録される。
図7(a)、(b)の画面により、フォームファイル単位の訂正権限の設定が可能であり、先に説明した図5(a)、(b)により、フィールドデータ単位に訂正権限を設定することができる。
処理を図9BのステップS202に戻し、フォームファイル単位の訂正権限の設定が終了すると、処理はステップS203に進められる。
ステップS203において、CPU105は、訂正権限の設定処理が完了したか否かを判定する。訂正権限の設定処理が完了していないとCPU105が判定した場合(S203−No)、処理はステップS202に戻され同様の処理を繰り返し実行する。一方、ステップS203の判定で、訂正権限の設定が完了しているとCPU105が判定した場合(S203−Yes)、処理はステップS204に進められる。
ステップS204では、CPU105の制御の下、訂正情報制御部408は、フォームファイルに対して設定した訂正権限に関する情報(フォームファイル訂正情報)を訂正情報ファイル407に保存して、処理を終了する。
(フィールドデータが編集された場合の処理)
次に、フォーム編集者によりオーバレイ表示されたフォーム内のフィールドデータが編集(訂正)された場合のフォーム情報設計モジュール201の処理を説明する。図10は、フォーム情報設計モジュール201による編集(訂正)処理の流れを説明するフローチャートである。また、図11は、Webクライアント411とWebサーバ401との通信の流れを概略的に説明する図である。
ステップS301において、Webクライアント411は、フォーム編集者のユーザ認証を行う。ユーザの認証がされると、処理はステップS302に進められ、Webクライアント411はWebサーバ401に対して、フォーム編集者が編集(訂正)可能なファイルリストの要求を行う。この処理は図11のステップS1101に対応する。訂正情報制御部408は訂正情報ファイル407を参照して、フォームファイルの編集(訂正)が許可されているユーザの情報(フォームファイルリスト)を生成し、ネットワーク通信制御部406を介してWebクライアント411に送信する。この処理は、図11のステップS1102に対応する。
ステップS302において、ファイルリストを受信したWebクライアント411の表示制御部413は、表示装置上に認証したユーザ(フォーム編集者)に対して訂正が許可されているフォームファイルの一覧を表示する。表示制御部413による一覧表示は、例えば、図11の表示画面1101に示されるような表示となる。認証を受けたフォーム編集者は、表示画面1101上の選択ボタン1102のうちの何れかを選択することで、編集(訂正)の対象とするフォームファイルを選択することができる。
ステップS303において、フォーム編集者がフォームファイルのプレビュー表示を行わない場合は処理を終了する(S303−No)。一方、ステップS303において、フォームファイルのプレビュー表示を行う場合(S303−Yes)、処理はステップS304に進められる。
ステップS304において、Webクライアント411は、選択されたフォームファイルをプレビューするためのデータ(プレビューデータ)をWebサーバ401に要求する。この処理は図11のステップS1103に対応する。Webサーバ401の配信データ制御部404は、編集(訂正)の対象となるフォームファイルのデータ(プレビューデータ)をPDFファイル309から読み出し、配信データ格納部405に格納する。そして、配信データ制御部404は、配信データ格納部405に格納されているデータ(プレビューデータ)をネットワーク通信制御部406を介してWebクライアント411に送信する。この処理は図11のステップS1104に対応する。
Webクライアント411の表示制御部413は、受信したプレビューデータを表示装置に表示する。図11の画面1104は、画面1101で選択されたファイル名称「フォームファイルA1」のプレビュー表示画面を例示する図である。この画面上で、フォーム編集者が印刷ボタン1106を押下すると、フォームファイルA1の内容は入出力制御装置109を介してプリンタ110に出力される。フォーム編集者が編集ボタン1105を押下すると、処理はステップS305の編集モードに移行する。
S305において、フォーム編集者が画面1107から編集(訂正)の対象としてフィールド図形1108を選択すると(S306−Yes)、Webクライアント411は、選択された編集位置(フィールド図形)情報を送信する。この処理は図11のS1105に対応する。
一方、ステップS306において、フィールド図形が選択されない場合(S306−No)、処理はステップS308に進められる。
編集位置(フィールド図形)情報を受信したWebサーバ401の配信データ制御部404は、フォーム情報ファイル207を参照して、フォームファイルにおいて指定された編集位置情報により、フィールド図形を特定する。配信データ制御部404はフォーム情報ファイル207から特定されたフィールド図形に対して編集(訂正)の認証権限が付与されているユーザの情報を読み出し、フォーム情報格納部402に格納する。配信データ制御部404は、フォーム編集者が特定されたフィールド図形の編集が可能な認証権限を有するか判定する。認証権限を有さない場合、Webクライアント411にエラーメッセージを表示させることができる。認証権限を有する場合、配信データ制御部404は、フィールドデータファイル303を参照して、特定したフォーム図形に対応するフィールドデータを特定する。配信データ制御部404は、フィールドデータをWebクライアント411に送信する。この処理は図11のS1106に対応する。
フィールドデータを受信したWebクライアント411の表示制御部413は、画面1107の編集欄1109にフィールドデータ(金額10,000.000)を表示する。また、表示制御部413は、表示装置の画面1107上にフィールドデータの編集(訂正)を実行するための「更新」ボタンを追加表示する。
ステップS307において、フォーム編集者は、画面1107の編集欄1109の表示を訂正し、ステップS308において、CPU105は、フィールド図形内の編集を終了するか判定する。他のフィールド図形の編集(訂正)や既に選択済みのフィールド図形に対するフィールドデータの編集(訂正)を継続する場合(S308−No)、処理はステップS306に戻される。そして、ステップS306、S307の処理が同様に編集(訂正)作業の終了まで繰り返えされる。
ステップS308の判定において、更新ボタン1110が押下されると、CPU105は、フィールドデータの編集(訂正)が終了したと判定し(S308−Yes)、処理はステップS309に進められる。
S309において、CPU105はWebサーバ401から受信したフィールドデータと、編集欄1109に設定されているフィールドデータとを比較する。ステップS309の判定において、Webサーバ401から受信したフィールドデータと、編集欄1109に設定されているフィールドデータとが異ならないとCPU105が判定する場合(S309−No)、処理は終了する。
一方、ステップS309の判定により、両フィールドデータが異なる場合、CPU105はフィールドデータが更新されていると判定し(S309−Yes)、処理をステップS310に進める。
ステップS310において、Webクライアント411のCPUは、フォーム編集者による編集(訂正)作業をデータ化した編集履歴情報を生成する。図11の参照番号1112は、編集履歴情報の内容を例示的に示す図であり、フォーム編集者として「ユーザ(1)」が記録され、編集(訂正)の対象となっているフォームファイル名称「ファイルA1」が記録されている。更に、編集履歴情報には編集日時、フォーム図形を特定するための位置座標情報(編集位置情報)、編集(訂正)前のデータと、編集(訂正)後のデータが記録されている。
複数のフォーム図形が選択された場合、Webクライアント411のCPUは、選択された複数のフォーム図形に対応する編集履歴情報を生成する。
Webクライアント411のCPUは生成した編集履歴情報(図11の1112)をWebサーバ401に送信する。この処理は図11のステップS1107に対応する。
S311で、配信データ制御部404は編集位置情報、編集後のデータ、フォーム情報ファイル207に格納されている訂正情報(編集情報)に基づき、選択されたフィールド図形のフィールドデータに対する訂正情報を生成する。
ここで、Webサーバ401は、Webクライアント411から受信した編集履歴情報を訂正情報制御部408を介して訂正情報ファイル407に格納することができる。配信データ制御部404は訂正情報制御部408を介して、編集履歴情報を参照することが可能であり、編集履歴情報から位置座標情報(編集位置情報)、編集(訂正)後のデータを抽出し、フォーム情報格納部402に格納する。配信データ制御部404は、位置座標情報(編集位置情報)に基づいてフィールド図形を特定し、フィールド図形に関連付けられている訂正情報をフォーム情報ファイル207から読み出し、フォーム情報格納部402に格納する。
配信データ制御部404は、位置座標情報(編集位置情報)、編集(訂正)後のデータ、フィールド図形に関連付けられている訂正情報に基づいて、選択されたフィールド図形に対する訂正情報を生成する。選択されたフィールド図形に対する訂正情報には、例えば、図5(b)で設定された線種や訂正後の表示方法等の設定が反映される。
そして、配信データ制御部404は、選択されたフィールド図形に対する訂正情報をWebクライアント411に送信する。
ステップS312において、Webサーバ401から受信した選択されたフィールド図形に対する訂正情報に基づいて、表示制御部413は訂正情報を反映したプレビュー表示を表示装置に表示する。図11の画面1114は、訂正情報を反映したプレビュー表示を例示的に示す図であり、選択されたフィールド図形における編集(訂正)前のフィールドデータ(金額表示)が二重線で取り消されている。編集(訂正)後のフィールドデータ(金額表示)は、編集(訂正)前のデータを組み合わせて表示され、印影がフィールド図形の右下に表示されている。
以上の処理により、情報処理装置においてオーバレイ表示されたフィールドデータが訂正された場合の処理を終了する。
本発明の実施形態によれば、オーバレイ表示されたフィールドデータの編集を統一的に管理することが可能になる。
(印刷物からフィールドデータを抽出する場合)
次に、記録媒体に印刷された印刷物に対して編集(訂正)が加えられた場合の編集(訂正)処理の流れを図12及び図13を参照して説明する。
ステップS400において、Webクライアント411のCPUは、フォーム編集者のユーザ認証を行う。ユーザ認証がされると、処理はステップS401に進められる。
ステップS401において、Webクライアント411のCPUはスキャナ等の画像読み取り装置を介して印刷物のインポート処理を行う。Webクライアント411のCPUは、記録媒体に印刷され、任意の修正が加えられた印刷物(図13の1303)を画像データとして読み込み、Webサーバ401に読み込んだ画像データを送信する。この処理は図13のステップS1301に対応する。更に、Webクライアント411のCPUは、先のステップS400で認証したユーザに関する情報をWebサーバ401に送信する。
ステップS402において、Webサーバ401の配信データ制御部404は、受信した画像データからフォーム図形のレイアウトに関する情報(フォーム情報)を抽出する。そして、抽出結果に基づいて画像データのフォーム情報としてフォーム情報ファイル207に格納する。また、Webサーバ401の配信データ制御部404は、Webクライアント411から送信されたユーザに関する情報をフォーム情報格納部402に格納する。
ステップS403において、Webサーバ401の配信データ制御部404は、受信した画像データから各フォーム図形内のフィールドデータを抽出し、フィールドデータファイル303に格納する。
S404において、Webサーバ401のオーバレイ印刷制御部305は、ファイル入出力部302を介して、フォーム情報ファイル207、フィールドデータファイルから、フォーム情報及びフィールドデータを読み出す。そして、オーバレイ印刷制御部305は、PDFドライバ部308を制御して、読み出したフォーム情報及びフィールドデータに基づいてPDFファイル309を生成する。ここで生成されたPDFファイル309に基づいて、オーバレイ印刷が可能であり、PDFファイル309を印刷実行前のプレビュー表示に利用することができる。
ステップS405において、Webサーバ401の訂正情報制御部408は、画像データから訂正されたフィールド図形の訂正データを抽出する。図13の場合、訂正情報制御部408はフィールド図形1304に記入された金額の欄の訂正及びフィールド図形1314に記入された住所の欄の訂正を抽出する。
ステップS405において、配信データ制御部404はフォーム情報ファイル207から訂正されたフィールド図形に対して編集(訂正)の認証権限が付与されているユーザの情報を読み出し、フォーム情報格納部402に格納する。配信データ制御部404は、先のS402でフォーム情報格納部402に格納されたフォーム編集者が訂正されたフィールド図形に対して編集(訂正)の認証権限が付与されているユーザであるか判定する。
ステップS406の判定で、配信データ制御部404がフォーム編集者にフィールド図形の訂正権限が付与されていると判定する場合(S406−Yes)、処理はステップS407に進められる。ここで、訂正されたフィールド図形が複数ある場合、各フィールド図形単位に認証権限の有無が判定される。
ステップS407において、配信データ制御部404はステップS405で抽出された訂正データと、フォーム情報ファイル207に格納されている訂正情報に基づき、訂正されたフィールド図形に対する訂正情報を生成する。
ステップS406の判定で、フォーム編集者に訂正権限が付与されていないと、配信データ制御部404が判定する場合(S406−No)、ステップS408で配信データ制御部404はフォーム編集者に訂正権限か無い旨のエラーメッセージを生成する。
ステップS409において、Webクライアント411の表示制御部413は、Webサーバ401から送信されるPDFファイル309、訂正情報、エラーメッセージに基づいてプレビュー表示を行う。
ここで、Webサーバ401のオーバレイ印刷制御部305は、ステップS404で生成されたPDFファイル309をプレビュー用としてWebクライアント411に送信する。また、Webサーバ401の配信データ制御部404は、ステップS407で生成した訂正されたフィールド図形に対する訂正情報をWebクライアント411に送信する。配信データ制御部404は、ステップS408で、エラーメッセージを生成した場合、Webクライアント411に対してエラーメッセージを送信する。
PDFファイル309、訂正されたフィールド図形に対する訂正情報、エラーメッセージをWebクライアント411が受信すると、表示制御部413は、これらの情報に基づいてプレビュー表示を行う。図13の画面1350は、表示制御部413によるプレビュー表示を例示的に示す図である。
記録媒体1303のフィールド図形1304が訂正されていても、フォーム編集者の訂正権限がこのフィールド図形1304に付与されていない場合、プレビュー表示に訂正1305は表示されない。訂正権限が付与されていないフィールド図形1304に対しては、例えば、エラーメッセージ1308がプレビュー表示1350内に表示される。
訂正されているフィールド図形1314に対して、フォーム編集者の訂正権限が付与されている場合、記録媒体上の訂正内容はプレビュー表示1350に反映される。
本実施形態に拠れば、オーバレイ表示されたフィールドデータの訂正を統一的に管理することが可能になる。
尚、フォーム訂正に対する訂正情報の生成・表示設定を、ユーザインターフェイスを介さず、訂正情報の生成・表示を行う訂正管理関数を、オーバレイ印刷制御部305からライブラリ形式で提供することも可能である。
訂正情報の生成・表示を行う訂正管理関数は、情報処理装置にインストールされている場合の他、例えば、プリンタ110に実装することも可能である。この場合、編集者は、プリンタ110の操作画面を介して、オーバレイ印刷処理実行前に、訂正管理関数を実行することが可能である。フォーム編集者は、オーバレイ印刷処理実行前に、これらの訂正管理関数を実行することによりオーバレイ表示されたフィールドデータの訂正を統一的に管理することができる。訂正管理関数を利用することで、フォーム訂正に対する訂正情報の生成・表示設定に関する訂正負荷を軽減することが可能となる。
(他の実施形態)
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給することによっても、達成されることは言うまでもない。また、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される。また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
フォーム情報設計プログラムモジュールおよびオーバレイ印刷制御プログラムモジュールが動作可能な情報処理装置の構成を示す図である。 フォーム情報設計モジュール201におけるプログラムモジュールの構成を示すブロック図である。 オーバレイ印刷制御モジュールにおけるプログラムモジュールの構成を示すブロック図である。 ネットワーク上のクライアント/サーバシステムにおけるプログラムモジュールの構成を示す図である。 表示装置101に表示される訂正情報の設定画面を例示する図である。 表示装置101に表示されるフィールド図形単位に訂正情報の関連付けをおこなうための設定画面を例示する図である。 フォームファイルへの訂正権限の設定を行うための設定画面を例示する図である。 編集者間の修正作業方法の相違により修正結果が不統一となる一例を示しす図である。 フォーム情報設計モジュール201によるフォームファイルの作成の流れを説明する図である。 フォームファイルに対する訂正権限の設定処理の流れを説明する図である。 フォーム情報設計モジュール201による訂正処理の流れを説明する図である。 訂正処理の流れを説明する図である。 記録媒体に印刷された印刷物に対して編集が加えられた場合の編集処理の流れを説明する図である。 記録媒体に印刷された印刷物に対して編集が加えられた場合の編集処理の流れを説明する図である。 (a)は、フォーム図形を例示的に示す図であり、(b)は、フィールドデータの設定例を示す図である。
符号の説明
201 フォーム情報設計モジュール
202 フォーム情報バッファ
203 表示制御部
204 描画制御部
205 ファイル入出力部
206 ユーザインターフェイス部
207 フォームパターンやフォーム情報ファイル
301 オーバレイ印刷制御モジュール
302 ファイル入出力部
303 フィールドデータファイル
304 ユーザインターフェイス部
305 オーバレイ印刷制御部
306 プリンタドライバ部
308 PDFドライバ部
309 PDFファイル

Claims (10)

  1. オーバレイ表示されたフィールドデータの訂正を管理する情報処理装置であって、
    フォームファイルのフィールドデータに対する訂正結果の表示を規定する訂正情報を設定する設定手段と、
    選択されたフィールドデータに対する訂正結果の情報と、当該選択されたフィールドデータに対応する前記設定手段により設定された前記訂正情報と、に基づいて前記選択されたフィールドデータに対する訂正結果を表示するための訂正情報を生成する訂正情報生成手段と、
    前記訂正情報生成手段により生成された前記訂正情報に基づいて、前記選択されたフィールドデータに対する訂正結果を表示手段に表示する表示制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 認証されたユーザが訂正可能なフォームファイルリストを生成するフォームファイルリスト生成手段を更に備え、
    前記訂正情報生成手段は、前記フォームファイルリストから選択されたフォームファイルのフィールドデータに対する訂正結果を表示するための訂正情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記訂正情報には、前記フィールドデータに対する訂正権限を付与する認証情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記訂正情報生成手段は、認証情報に基づいて、前記選択されたフィールドデータに対する訂正結果を訂正表示するための訂正情報を生成するか判定することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. オーバレイ表示されたフィールドデータの訂正を管理する情報処理装置における情報処理方法であって、
    設定手段が、フォームファイルのフィールドデータに対する訂正結果の表示を規定する訂正情報を設定する設定工程と、
    訂正情報生成手段が、選択されたフィールドデータに対する訂正結果の情報と、当該選択されたフィールドデータに対応する前記設定工程により設定された前記訂正情報と、に基づいて前記選択されたフィールドデータに対する訂正結果を表示するための訂正情報を生成する訂正情報生成工程と、
    表示制御手段が、前記訂正情報生成工程により生成された前記訂正情報に基づいて、前記選択されたフィールドデータに対する訂正結果を表示手段に表示する表示制御工程と
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  6. フォームファイルリスト生成手段が、認証されたユーザが訂正可能なフォームファイルリストを生成するフォームファイルリスト生成工程を更に備え、
    前記訂正情報生成工程では、前記フォームファイルリストから選択されたフォームファイルのフィールドデータに対する訂正結果を表示するための訂正情報を生成することを特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。
  7. 前記訂正情報には、前記フィールドデータに対する訂正権限を付与する認証情報が含まれることを特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。
  8. 前記訂正情報生成工程では、認証情報に基づいて、前記選択されたフィールドデータに対する訂正結果を訂正表示するための訂正情報を生成するか判定することを特徴とすることを特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。
  9. 請求項5乃至8のいずれか1項に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読の記憶媒体。
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