JP2005222175A - ファイル作成方法及びファイル作成プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 修正箇所と修正後の内容とを関連づけてわかり易く表示できるファイル作成方法及びファイル作成プログラムを提供する。
【解決手段】 審査支払機関端末20は、表示フィールドと修正フィールドとから構成されるレセプトデータを医療機関端末30から受信し、それに基づいてレセプトを表示する。そして、審査支払機関端末20の制御部21は、入力された文字データが新規入力か修正入力かを判断し、入力された文字データが新規入力の場合、その文字データを表示フィールドに記録し、入力された文字データが修正入力の場合、その文字データを修正フィールドに記録する。そして、文字データが修正フィールドに記録されている場合には、その修正フィールドの表示幅を変更して、その修正フィールドに記録された文字データに基づく文字を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、修正前の文字に対応づけて修正後の文字を表示するファイル作成方法及びファイル作成プログラムに関する。
文書作成ソフトや表計算ソフトを用いて文章や表等を作成する場合に、修正履歴を残すことをユーザが希望する場合がある。このような場合、従来、文書作成ソフトや表計算ソフトに備えられた修正履歴の記録機能を用いて修正履歴を記録し、表示することができる。また、複数のユーザによって、文書の作成及び校正が行われる場合に、原稿レイヤと校正レイヤとを設けて、これらを重ねて表示することにより校正された原稿を表示するシステムが開示されている。(例えば、特許文献1参照。)。
一方、医療機関が発行する診療報酬明細書(以下、レセプトという)に対し、診療行為とその請求金額が適切であるかどうかという審査支払機関が行う審査において、近年、電子データの利用が広まっている。
特開2001−188778号公報(第4−10頁)
しかし、文書作成ソフト等では、修正前の内容を残して表示する場合、修正前の文字に取り消し線を引き、修正後の文字をその後ろに表示している。この場合、修正箇所と修正後の内容との関連がわかりにくい。また、特許文献1のシステムのように原稿レイヤと校正レイヤとを別々に作成して重ねて表示するのでは、データの管理が煩雑となる。
例えば、医療機関が発行したレセプトに対して審査支払機関が審査し修正を行った場合に、修正前の内容と修正後の内容とを対応づけて表示することが望ましい。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、修正箇所と修正後の内容とを関連づけてわかり易く表示できるファイル作成方法及びファイル作成プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、コンピュータを用いて、入力された文字の修正履歴を残しながら文書ファイルを作成するファイル作成方法であって、前記コンピュータが、入力された文字データが新規入力か修正入力かを判断する第1の段階と、前記文字データが新規入力の場合には、表示フィールドと修正フィールドとから構成されるファイルの表示フィールドに前記文字データを記録し、修正入力の場合には前記修正フィールドに前記文字データを記録する第2の段階と、文字データが記録されている修正フィールドは、その表示幅を変更して文字データを表示する第3の段階とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のファイル作成方法において、前記ファイル作成方法において、前記コンピュータが、前記表示フィールドと修正フィールドとから構成されるファイルを生成する段階をさらに備えたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のファイル作成方法において、前記第1の段階は、入力識別子に基づいて、新規入力か修正入力かを判断することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載のファイル作成方法において、前記ファイル作成方法において、前記コンピュータが、修正フィールドに文字データが記録されている場合は、修正前の文字に取り消し線を引いて表示する段階をさらに備えたことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載のファイル作成方法において、前記第3の段階は、修正フィールドの文字データに基づいて文字を表示する場合に、修正前の文字の表示の近くに修正後の文字をスライドさせて表示することを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載のファイル作成方法において、前記第3の段階は、表示フィールドの一部の文字を修正した場合に、その修正位置に対応する位置に修正後の文字を表示することを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1つに記載のファイル作成方法において、前記ファイル作成方法において、前記コンピュータが、表示フィールドに関連付けられた修正フィールドにデータが記録されていない場合、前記表示フィールドに記録されたデータに基づいて演算処理を実行し、表示フィールドに関連付けられた修正フィールドにデータが記録されている場合、前記修正フィールドに記録されたデータに基づいて演算処理を実行する段階をさらに備えたことを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、コンピュータを用いて、入力された文字の修正履歴を残しながら文書ファイルを作成するためのファイル作成プログラムであって、前記コンピュータを、入力された文字データが新規入力か修正入力かを判断する第1の手段と、前記文字データが新規入力の場合には、表示フィールドと修正フィールドとから構成されるファイルの表示フィールドに前記文字データを記録し、修正入力の場合には前記修正フィールドに前記文字データを記録する第2の手段と、文字データが記録されている修正フィールドは、その表示幅を変更して文字データを表示する第3の手段として機能させることを要旨とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のファイル作成プログラムにおいて、前記コンピュータを、さらに、前記表示フィールドと修正フィールドとから構成されるファイルを生成する手段として機能させることを要旨とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載のファイル作成プログラムにおいて、前記第1の手段を、入力識別子に基づいて、新規入力か修正入力かを判断する手段として機能させることを要旨とする。
請求項11に記載の発明は、請求項8〜10のいずれか1つに記載のファイル作成プログラムにおいて、前記コンピュータを、さらに、修正フィールドに文字データが記録されている場合に、修正前の文字に取り消し線を引いて表示する手段として機能させることを要旨とする。
請求項12に記載の発明は、請求項8〜11のいずれか1つに記載のファイル作成プログラムにおいて、前記第3の手段を、修正フィールドの文字データに基づいて文字を表示する場合に、修正前の文字の表示の近くに修正後の文字をスライドさせて表示する手段として機能させることを要旨とする。
請求項13に記載の発明は、請求項8〜12のいずれか1つに記載のファイル作成プロ
グラムにおいて、前記第3の手段を、表示フィールドの一部の文字を修正した場合に、その修正位置に対応する位置に修正後の文字を表示する手段として機能させることを要旨とする。
請求項14に記載の発明は、請求項8〜13のいずれか1つに記載のファイル作成プログラムにおいて、前記コンピュータを、さらに、表示フィールドに関連付けられた修正フィールドにデータが記録されていない場合、前記表示フィールドに記録されたデータに基づいて演算処理を実行し、表示フィールドに関連付けられた修正フィールドにデータが記録されている場合、前記修正フィールドに記録されたデータに基づいて演算処理を実行する手段として機能させることを要旨とする。
(作用)
請求項1又は8に記載の発明によれば、表示フィールドと修正フィールドとから構成されるファイルを用いて、修正入力がされた場合、修正入力された文字データを修正フィールドに記録できる。そして、修正入力された文字データが修正フィールドに記録されている場合のみ、修正フィールドを表示することができ、修正入力がされていない場合には、修正フィールドを表示しないようにすることができる。このため、修正前の文字の配置を活かしながら修正履歴を残すことができる。
請求項2又は9に記載の発明によれば、表示フィールドと修正フィールドとから構成されるファイルを生成でき、そのファイルを用いて、元の文字の配置を活かしながら、修正履歴を残すことができる。
請求項3又は10に記載の発明によれば、新規入力を行ったユーザとは異なるユーザが入力を行った場合に、修正フィールドに記録することができる。従って、異なるユーザにより修正された場合にのみ、修正履歴を残すことができる。
請求項4又は11に記載の発明によれば、修正前の文字を、修正されたことがわかるように表示することができる。
請求項5又は12に記載の発明によれば、修正前の文字と修正後の文字との関連を、わかり易く表示できる。修正前の文字を、修正されたことがわかるように表示することができる。
請求項6又は13に記載の発明によれば、表示フィールドの一部の文字が修正された場合に、その修正箇所と修正後の文字の関連を、わかり易く表示することが可能となる。
請求項7又は14に記載の発明によれば、修正がされている場合、修正前のデータにかかわらず、修正後の文字データを用いて演算を行うことができる。
本発明によれば、修正箇所と修正後の内容とを関連づけてわかり易く表示することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図1〜図9に従って説明する。本実施形態では、レセプトの審査を行う場合、文書ファイルとしてのレセプトデータを用いて、レセプトの記載事項を訂正するためのファイル作成方法及びファイル作成プログラムとして説明する。ここでは、審査支払機関が、医療機関から受け取ったレセプトを審査し、請求・支払事務を行って、審査済のレセプトを保険者に提供する。
本実施形態では、図1に示すように、医療機関は、医療機関端末30を用いて審査支払
機関にレセプトを提供する。この医療機関端末30は、インターネットIを介して審査支払機関端末20に接続可能なコンピュータ端末である。各医療機関は、この医療機関端末30を用いて、レセプトデータを入力し、審査支払機関端末20に送信する。
一方、健康保険組合等の保険者は、保険者端末40を用いて、審査支払機関から審査済のレセプトの提供を受ける。この保険者端末40は、インターネットIを介して審査支払機関端末20に接続可能なコンピュータ端末である。各保険者は、この保険者端末40を用いて、審査支払機関端末20からの審査済レセプトデータを受信する。
一方、審査支払機関は審査支払機関端末20を用いてレセプトの審査を行う。この審査支払機関端末20は、インターネットIを介して医療機関端末30及び保険者端末40に接続可能なコンピュータ端末である。審査支払機関は、審査支払機関端末20を用いて、医療機関端末30からのレセプトデータを受信し、レセプトの審査処理を行って、審査済レセプトデータを保険者端末40に送信する。
審査支払機関端末20は、CPU等から構成される制御部21、通信部22、RAM、ROM、ハードディスク等から構成される記憶部23、表示部24及び操作部25を備えている。制御部21は、後述する処理(第1の段階、第2の段階、第3の段階等を含む処理)を行う。このためのファイル作成プログラムを実行することにより、制御部21は、第1の手段、第2の手段、第3の手段等として機能する。
審査支払機関端末20は、医療機関端末30から受信したレセプトデータに基づいて、レセプトの内容を、図2に示す表示画面50において表示する。
表示画面50には、レセプトデータを提出した医療機関による医療行為を受けた患者の1か月分のレセプトに関する情報が、1画面に1人分ずつ表示される。表示画面50には、レセプト特定表示欄51、傷病名等表示欄52、小計表示欄53、総計表示欄54及び詳細表示欄55が設けられている。また、表示画面50には、前進ボタン61、後退ボタン62、返戻ボタン63、集計ボタン64及び審査済ボタン65が設けられている。
レセプト特定表示欄51には、病院名、そのレセプトの対象年月、患者の性別及び生年月日、及び、健康保険に関する情報が表示される。傷病名等表示欄52には、傷病名及び診療開始日が表示される。小計表示欄53には、各項目の回数及び点数が表示される。総計表示欄54には、入院年月日、請求点数、決定点数及び査定点数が表示される。請求点数は、医療機関が申請したレセプトの点数の合計である。決定点数は、審査支払機関が審査した後のレセプトの点数の合計である。査定点数は、請求点数と決定点数の差である。
詳細表示欄55には、医療機関が申請したレセプトの内容が表示される。この詳細表示欄55において、審査支払機関の担当者が、レセプトの内容を審査し、修正が必要な場合は、この詳細表示欄55の内容を表示する。
前進ボタン61は、次の患者のレセプトを表示する場合に用いられる。後退ボタン62は、前の患者のレセプトを表示する場合に用いられる。返戻ボタン63は、その患者のレセプトについて、再提出を求める場合に用いられる。集計ボタン64は、点数を集計する場合に用いられる。審査済ボタン65は、その患者のレセプトの審査が完了した場合に用いられる。
次に、詳細表示欄55に表示されるデータについて説明する。詳細表示欄55には、医療機関端末30から受診したレセプトデータに基づいて、レセプトの内容が表示される。レセプトデータは、表形式のデータ構造を有しており、具体的には、図3に示すように、第1列〜第5列に、名称、使用量、点数、「×」、回数に関するデータを記録している。
図3に示すように、レセプトデータは、2行の修正フィールド75と、2行の表示フィールド76の合計4行で1セットを構成する。本実施形態では、修正フィールド75は、第1レイヤ〜第4レイヤの4つのレイヤからなる階層構造となっている。そして、各レイヤに修正後の文字データが記録される。
それぞれの行71には、図4に示すように、行番号及び行の高さに関するデータを含む行データ710が関連付けられて記録されている。
行番号に関するデータとしては、行を特定するための識別子としての行番号に関するデータが記録される。行の高さに関するデータとしては、その行の高さに関するデータが記録される。初期値として、修正フィールド75に対しては、行の高さとして「0」が設定されており、表示フィールド76に対しては、所定の高さ(例えば、「7」(mm))が設定されている。例えば、修正フィールド75である第1行及び第2行については、行の高さとして「0」が記録されており、表示フィールド76である第3行及び第4行については、上記所定の高さが記録されている。
各セル72は、図5に示すように、セルデータ720から構成されている。このセルデータ720は、行番号、列番号、データエリア、フィールド種別、関連付け行及びレイヤ識別子に関するデータを含む。
行番号に関するデータとしては、各セル72の行を特定するための識別子としての行番号に関するデータが記録される。列番号に関するデータとしては、各セル72の列を特定するための識別子としての列番号に関するデータが記録される。データエリアについては、そのセル72に入力された文字データと、文字サイズ、フォント、文字色及び取り消し線に関するデータとが記録される。フィールド種別データ領域には、そのセル72が、修正フィールド75、表示フィールド76のいずれに属するかを示すデータが記録される。関連付け行に関するデータとしては、そのセル72の行が関連付けられた行の行番号に関するデータが記録される。ここで、表示フィールド76の1列目には、修正フィールド75の1列目が関連付け行として記録される。一方、修正フィールド75の1列目には、表示フィールド76の1列目が関連付け行として記録される。
レイヤ識別子に関するデータとしては、修正フィールド75のセル72について、どのレイヤであるかを特定するレイヤ識別子に関するデータが記録される。本実施形態では、修正フィールド75のセル72については、第1レイヤ〜第4レイヤに対応させて、レイヤ識別子として「1」〜「4」のいずれかが記録される。一方、表示フィールド76については、レイヤ識別子は記録されない。本実施形態では、レイヤ毎に入力者を変更する。たとえば、レイヤ識別子が「1」のセル72は、審査支払機関の事務担当者が形式的なチェックをした場合に、修正入力されたデータが記録される。レイヤ識別子が「2」のセル72は、審査支払機関の事務担当者による形式的なチェックの後に、審査支払機関の審査官である医師が医学的な審査をした場合に、修正入力されたデータが記録される。レイヤ識別子が「3」のセル72は、審査官による審査の後に、審査支払機関の事務担当者が合計金額等についてチェックをした場合に、修正入力されたデータが記録される。レイヤ識別子が「4」のセル72は、さらに審査が行われ、修正入力がされた場合に、修正入力されたデータが記録される。
このようなセルデータ720から構成された行列を表示させた場合、第1レイヤ〜第4レイヤのすべてのレイヤについて修正データが格納されていないときには、修正フィールド75の行高さは「0」になり表示されない。また、表示フィールド76の2行目は、その行のどの列にもデータが記録されていない場合は、行高さが「0」に設定されているため表示されない。この場合、表示フィールド76の1行目のみが表示される。従って、図
3の例の場合、各表示フィールド76の1行目に該当する第3行、第7行、第11行、第15行が表示される。
次に、このような表形式のデータ構造のファイルを用いて医療機関においてレセプトに関するデータを入力し、審査支払機関においてレセプトの審査を行う場合について、図6〜図9を用いて説明する。ここでは、医療機関の担当者がレセプトに関するデータを入力する段階と、審査支払機関の担当者が修正入力を行う段階とに分けて説明する。ここでは、図2に示す表示画面50の詳細表示欄55の中で第3セット58に対応する部分について、医療機関の担当者が入力を行い、審査支払機関の担当者が修正入力を行う場合について説明する。
(医療機関での新規入力)
まず、医療機関の担当者がレセプトに関するデータを入力する段階について説明する。ここでは、第3セット58に対応する部分について新規入力をする場合について説明する。第3セット58は、第9行〜第12行に対応する。この例において、まず、医療機関の担当者は、医療機関端末30を用いて、第11行及び第12行にレセプトに関する申請データを入力する。具体的には、(第11行,第1列)に、所定の文字数まで名称を入力し、(第12行,第1列)に、その名称について、所定の文字数では収まらなかった文字を入力する。また、(第11行,第2列〜第5列)に、使用量、点数、「×」、回数に関するデータを入力する。
この場合、図8に示すように、医療機関端末30は、まず、入力されたデータが新規入力か修正入力かを識別する(ステップS1−1)。本実施形態では、ファイル作成プログラムのユーザ情報として設定された、入力識別子としてのユーザ識別子に基づいて、新規入力か修正入力かを識別する。本実施形態では、ファイル作成プログラムにおいて、新規入力を行うユーザのユーザ識別子と、修正入力を行うユーザのユーザ識別子とを記録したデータを用いる。そして、ユーザ識別子が医療機関に割り当てられたユーザ識別子である場合、新規入力とし、審査支払機関に割り当てられたユーザ識別子である場合、修正入力とする。ここでは、医療機関に割り当てられたユーザ識別子が用いられているため、医療機関端末30は、入力されたデータが新規入力であると判断する。
そして、新規入力の場合(ステップS1−1でYESの場合)、医療機関端末30は、表示フィールドデータエリアに入力された文字データを記録する(ステップS1−2)。具体的には、医療機関端末30は、表示フィールドのうち、選択されたセル72についてのセルデータ720のデータエリアに、入力された文字データを記録する。
ここでは、図6に示すように、行列80において、(第11行,第1列)及び(第12行,第1列)の各セル72のデータエリアに名称を記録する。また、(第11行,第2列〜第5列)の各セル72のデータエリアに使用量、点数、「×」、回数をそれぞれ記録する。なお、医療機関端末30は、文字データを記録する場合、その文字データを記録するセル72についてのセルデータ720のデータエリアに、文字サイズ、フォント及び文字色に関するデータを記録する。
次に、このようにされて入力されたデータの表示について、図9に従って説明する。まず、医療機関端末30は、各セル72について、セルデータ720のフィールド種別に関するデータに基づいて修正フィールドか表示フィールドかを判断する(ステップS2−1)。例えば、第1行は、修正フィールドであるため(ステップS2−1でNOであるため)、医療機関端末30は、修正データがあるかどうかを調べる。具体的には、医療機関端末30は、そのセル72のセルデータ720のデータエリアに文字データ(修正データ)が記録されているかどうかを調べる。そして、修正データがない場合(ステップS2−3
でNOの場合)、修正フィールドの高さを「0」として表示する(ステップS2−4)。従って、この場合、この修正フィールドは表示されない。
ここでは、表示フィールドデータエリアにのみ、文字データが記録されている。修正フィールドでない場合(ステップS2−1でNOの場合)、医療機関端末30は、表示フィールドのデータエリアの文字表示を行う(ステップS2−2)。
なお、本実施形態では、表示フィールドの2行目については、行データ710において行の高さを「0」としている。そして、医療機関端末30は、表示フィールド76の2行目の各セル72について文字データが記録されているかどうかを調べる。そして、文字データが記録されているセル72と、記録されていないセル72とがある場合には、表示フィールド76の2行目のセル72に文字データが記録されていない列については、表示フィールド76の1行目の文字データに基づく文字を下のセルにスライドさせて表示する。
一方、修正フィールド75の2行目のいずれの列にもデータが記録されていない場合、医療機関端末30は、修正フィールド75の1列目のみを表示する。
従って、上記の例の場合、図6に示す行列80に対応するデータに基づいて、図6に示す表示85が表示される。具体的には、修正フィールド75である第11行及び第12行とが表示され、第11行及び第12行の各セル72のデータエリアに記録された文字データに基づく文字が表示される。また、(第11行,第2列〜第5列)の各セル72のデータエリアに記録された文字データに基づく文字が(第12行,第2列〜第5列)にそれぞれスライドさせられて表示される。
医療機関端末30は、このようにしてレセプトに関するデータを入力したレセプトデータを、インターネットIを介して審査支払機関端末20に送信する。
このレセプトデータを受信した審査支払機関端末20は、このレセプトデータに基づいて、表示画面50を表示する。ここで、レセプトデータの各項目については、詳細表示欄55に表示する。受信したレセプトデータに基づく表示については、上記の医療機関端末30での場合と同様である。
(審査支払機関での修正入力)
次に、審査支払機関の担当者が修正入力を行う段階について説明する。審査支払機関の担当者は、審査支払機関端末20を用いて、表示画面50の詳細表示欄55において、修正するセルを選択して修正入力を行う。
本実施形態では、まず、審査支払機関の事務担当者が形式的なチェックを行い、必要な場合に修正入力を行う。次に、審査支払機関の審査官である医師が審査を行い、必要な場合に修正入力を行う。さらに、審査支払機関の事務担当者が合計金額等のチェックを行い、必要な場合に修正入力を行う。
まず、審査支払機関の事務担当者が、形式的なチェックを行う場合について説明する。
ここでは、まず、(第11行,第1列)のセル及び(第12行,第1列)のセルを選択して、修正入力を行う場合を説明する。
そして、図8に示すように、審査支払機関端末20の制御部21は、まず、入力された文字データが新規入力か修正入力かを識別する(ステップS1−1)。具体的には、上記と同様に、ファイル作成プログラムのユーザ情報として設定されたユーザ識別子に基づいて、新規入力か修正入力かを識別する。このユーザ識別子は入力識別子として機能する。本実施形態では、「医療機関での新規入力」時と同様に、ファイル作成プログラムにおいて、新規入力を行うユーザのユーザ識別子と、修正入力を行うユーザのユーザ識別子とを
記録したデータを用いる。ここでは、審査支払機関に割り当てられたユーザ識別子が用いられているため、審査支払機関端末20は、入力された文字データが修正入力であると判断する。
さらに、審査支払機関端末20の制御部21は、このユーザ識別子に基づいて、データを記録するレイヤのレイヤ識別子を特定する。本実施形態では、ファイル作成プログラムにおいて、修正フィールド75の各レイヤについて、修正後の文字データを記録できるユーザについてのユーザ識別子を設定したデータを用いる。ここでは、形式的なチェックを担当する事務担当者(形式チェック担当者)のユーザ識別子に基づいて、レイヤ識別子として「1」が特定される。
修正入力の場合(ステップS1−1でNOの場合)、審査支払機関端末20は、まず、修正を行う対象の表示フィールドを特定する(ステップS1−3)。具体的には、審査支払機関端末20は、表示フィールドのうち、選択されているセルを修正対象として特定する。
次に、審査支払機関端末20は、修正対象として特定された表示フィールドに対応した修正フィールドのデータエリアに、修正入力された文字データを記録する(ステップS1−4)。具体的には、審査支払機関端末20は、まず、修正対象の表示フィールドのセル72におけるセルデータ720の関連付け行に関するデータに基づいて、対応する修正フィールドのセル72を特定する。ここでは、まず、(第11行,第1列)のセル72の関連付け行に関するデータに基づいて、修正フィールドである(第9行,第1列)を特定する。さらに、形式チェック担当者のユーザ識別子に基づいて特定されたレイヤ識別子に基づいて、第1レイヤのセル72を特定する。そして、その特定された修正フィールドのセル72に、修正入力データを記録する。ここでは、修正入力された文字データが、(第9行,第1列)のセル72に収まる所定の文字数を超えているため、超えた分の文字を(第10行,第1列)のセル72のデータエリアに記録する。
なお、本実施形態では、修正入力された文字を所定の文字サイズ、フォント及び文字色(例えば、赤色)で表示する。このため、審査支払機関端末20は、その文字サイズ、フォント及び文字色の指定を、修正入力された文字データを記録するセル72のデータエリアに記録する。
次に、審査支払機関端末20は、表示フィールドへの取り消し線を記録する(ステップS1−5)。ここでは、表示フィールドのうち、選択された(第11行,第1列)のセル72及び(第12行,第1列)のセル72において表示される文字に取り消し線が表示されるように、取り消し線に関するデータを記録する。具体的には、(第11行,第1列)のセル72及び(第12行,第1列)のセル72の各データエリアに取り消し線に関するデータを記録する。なお、本実施形態では、取り消し線を引いた修正前の文字を、修正後の文字色と同じ色で表示する。このため、審査支払機関端末20は、その文字色の指定を、修正前の文字データを記録するセル72のデータエリアに記録する。
次に、このように入力された文字データに基づく文字の表示について、図9に従って説明する。ここでは、図7に示す行列90に基づいて表示を行う場合を例にして説明する。まず、審査支払機関端末20は、各セル72について、フィールド種別に関するデータに基づいて修正フィールドか表示フィールドかを判断する(ステップS2−1)。例えば、行列90に示すように、(第9行,第1列)のセル72は修正フィールドである。修正フィールドの場合(ステップS2−1でYESの場合)、審査支払機関端末20は、その修正フィールドのセル72についてのセルデータ720のデータエリアに文字データ(修正データ)が記録されているかどうかを調べる(ステップS2−3)。修正データが記録さ
れている場合(ステップS2−3でYESの場合)、審査支払機関端末20は、修正フィールドの高さを拡張し(ステップS2−5)、その修正フィールドのデータエリアの文字を表示する(ステップS2−6)。具体的には、その文字の大きさに基づいて、修正フィールドの高さを拡張し、このデータエリアに記録された文字を表示する。ここでは、(第9行,第1列)のセル72のデータエリアに文字データが記録されているため、表示95のように、その文字を(第9行、第1列)のセルに表示する。同様に、(第10行,第1列)のセル72のデータエリアに文字が記録されているため、(第10行、第1列)のセルに、その文字を表示する。この結果、図7の表示95のように、(第9行、第1列)のセル及び(第10行、第1列)のセルに修正後の文字が表示される。なお、審査支払機関端末20は、修正後の文字を、その文字データが記録されたセル72のデータエリアに記録された文字サイズ、フォント及び文字色に基づいて表示する。本実施形態では、修正後の文字を、所定の文字サイズ、フォントで、赤色で表示する。
表示フィールドについては(ステップS2−1でNOの場合)、審査支払機関端末20は、表示フィールドのデータエリアの文字を表示する(ステップS2−2)。本実施形態では、取り消し線が引かれた修正前の文字を赤色で表示する。
ここでは、さらに、(第11行,第3列)のセルに表示された点数について修正を行う。この場合、まず、審査支払機関の担当者が、(第11行,第3列)のセルを指定して修正入力を行う。この場合も、修正入力であるため(ステップS1−1でNOであるため)、審査支払機関端末20は、上記の場合と同様に、ステップS1−3〜ステップS1−5の処理を行う。具体的には、審査支払機関端末20は、入力された文字データを(第9行,第3列)のセル72のデータエリアに記録する。そして、取り消し線に関するデータを(第11行,第3列)のセル72のデータエリアに記録する。
そして、審査支払機関端末20は、上記の場合と同様にして、図9のフローに従って表示処理を行う。なお、本実施形態では、同じ列のセル72のデータエリアにデータが記録されていない場合には、文字を下のセルにスライドさせて表示させる。この場合について、図7の行列90において、(第9行,第3列)のセル72のデータエリアに記録された文字データに基づく文字の表示を例として説明する。
ここで、(第11行,第3列)のセル72のデータエリアには、修正前の文字データと取り消し線に関するデータが記録されている。また、(第9行,第3列)のセル72のデータエリアには、修正後の文字データが記録されている。一方、(第10行,第3列)及び(第12行,第3列)の各セル72のデータエリアには、データが記録されていない。
表示フィールドについては(ステップS2−1でNOの場合)、審査支払機関端末20は、表示フィールドのデータエリアの文字を表示する(ステップS2−2)。ここで、審査支払機関端末20は、表示フィールドの1行目である(第11行,第3列)のセル72についてのセルデータ720の関連付け行に関するデータに基づいて、関連付けられた2行目の表示フィールドのセル72と修正フィールドのセル72とを特定する。具体的には、まず、2行目の表示フィールドの(第12行,第3列)のセル72を特定する。このセル72のデータエリアには、文字データが記録されていないため、審査支払機関端末20は、(第11行,第3列)のセル72のデータエリアに記録された文字データに基づく文字を、下のセルにスライドさせて表示する。
修正フィールドについては(ステップS2−1でYESの場合)、審査支払機関端末20は、まず、上記の場合と同様に、ステップS2−3〜ステップS2−6の処理を行う。ここで、審査支払機関端末20は、表示フィールドとの関連付けに従って、文字をスライドさせて表示する。
上記の例では、審査支払機関端末20は、まず、(第11行,第3列)のセル72の関連付け行に関するデータに基づいて、修正フィールドである(第9行,第3列)のセル72を特定する。ここでは、(第9行,第3列)のセル72のデータエリアには文字データ等が記録されている。このため、さらに、(第10行,第3列)のセル72のデータエリアに文字データ等が記録されているかどうかを調べる。ここでは、(第10行,第3列)のセル72のデータエリアには文字データが記録されていない。このため、審査支払機関端末20は、(第9行,第3列)のセル72のデータエリアに記録された文字データに基づく文字を、下のセルにスライドさせて表示する。
具体的には、審査支払機関端末20は、修正前の文字を表示する(第12行,第3列)のセルの上に位置する(第11行,第3列)のセルに、修正後の文字をスライドさせて表示する。
このようにして、審査支払機関の担当者は、審査支払機関端末20を用いて、表示画面50の詳細表示欄55において、審査及び修正入力を行う。審査支払機関端末20は、その修正入力に従って、上記のようにしてデータの記録及び表示を行う。そして、審査支払機関端末20は、点数又は回数について修正された場合、その修正における点数の差を算出し、表示フィールドの第6列に表示する。上記の例では、点数を修正しているため、これによる点数の差を算出する。そして、図7の表示95に示すように、算出された「−300」を(第12行,第6列)に表示する。
そして、図2に示す表示画面50において、審査支払機関の担当者が集計ボタン64をクリックすると、審査支払機関端末20は、修正後の点数の小計及び合計を算出する。そして、小計を小計表示欄53の一番右の欄に表示し、合計を総計表示欄54の決定点数の欄に表示する。さらに、審査支払機関端末20は、総計表示欄54に表示している請求点数と決定点数との差を算出し、総計表示欄54の査定点数の欄に表示する。
審査支払機関の担当者は、算出された点数を確認した後、審査済ボタン65をクリックする。これにより、審査支払機関端末20は、その患者についてのレセプトが審査完了である旨を、レセプトデータに記録する。ここでは、ユーザ識別子に基づいて、形式チェック完了の旨を記録する。
そして、医療機関端末30から受信したレセプトデータに含まれるすべてのレセプトについて審査を終了すると、審査支払機関の担当者は、自分の担当の審査を終了する。ここでは、事務担当者による形式チェックが終了となる。
形式チェックが終了したレセプトデータは、審査支払機関の審査官である医師による審査の対象となる。
審査官は、ファイル作成プログラムのユーザ情報として設定された自分のユーザ識別子を用いて、審査支払機関端末20に表示画面50を表示させる。審査官の審査支払機関端末20は、形式チェックが終了したレセプトデータに基づいて、表示画面50を表示する。ここで、レセプトデータの各項目については、詳細表示欄55に表示する。形式チェック終了後のレセプトデータに基づく表示については、上記の審査官の審査支払機関端末20での場合と同様である。
審査官は、この表示画面50において審査を行い、必要な場合に修正入力を行う。この場合も、審査支払機関端末20は、上記の場合と同様、図8及び図9に従って、入力処理及び表示処理を行う。
ここでは、審査支払機関端末20は、審査官のユーザ識別子に基づいて、レイヤ識別子として「2」を特定する。そして、ステップS1−4において、第2レイヤのセル72に、修正入力された文字データを記録する。なお、審査官は、表示フィールド76の文字の修正と、修正フィールド75の第1レイヤの文字の修正とを行うことができる。この場合、審査支払機関端末20は、いずれを修正した場合も、修正後の文字データが第2レイヤのセル72のデータエリアに記録される。ここで、修正された文字データが記録されたセル72のデータエリアに、取り消し線に関するデータが記録される。例えば、修正フィールド75の第1レイヤの文字を修正した場合、この第1レイヤのセル72のデータエリアに、取り消し線に関するデータが記録される。
表示処理においては、表示フィールド76に記録された取り消し線を付された文字と、修正フィールド75の第1レイヤに記録された取り消し線を付された文字と、修正フィールド75の第2レイヤに記録された修正後の文字とを表示させる。ここで、修正後の文字データが第1レイヤのセル72に記録されておらず、これに対応する第2レイヤのセル72に審査官による修正後の文字データが記録されている場合、第2レイヤの文字をスライドさせて表示させる。
そして、審査を行ったレセプトについて、表示画面50の審査済ボタン65をクリックすると、審査支払機関端末20は、このレセプトについて、審査官による審査完了である旨をレセプトデータに記録する。具体的には、審査支払機関端末20は、ユーザ識別子に基づいて、審査官による入力であることを特定し、審査官による審査完了の旨を記録する。そして、レセプトデータに含まれるすべてのレセプトについて審査を終了すると、審査官は審査を終了する。
審査官による審査が終了したレセプトデータは、金額のチェックを担当する事務担当者(金額チェック担当者)によるチェックの対象となる。
金額チェック担当者は、ファイル作成プログラムのユーザ情報として設定された自分のユーザ識別子を用いて、審査支払機関端末20に表示画面50を表示させる。金額チェック担当者の審査支払機関端末20は、審査官による審査が終了したレセプトデータに基づいて、表示画面50を表示する。ここで、レセプトデータの各項目については、詳細表示欄55に表示する。審査官による審査終了後のレセプトデータに基づく表示については、上記の審査官の審査支払機関端末20での場合と同様である。
金額チェック担当者は、この表示画面50において金額のチェックを行い、必要な場合に修正入力を行う。この場合も、審査支払機関端末20は、上記の場合と同様、図8及び図9に従って、入力処理及び表示処理を行う。
ここでは、審査支払機関端末20は、金額チェック担当者のユーザ識別子に基づいて、レイヤ識別子として「3」を特定する。そして、ステップS1−4において、第3レイヤのセル72に、修正入力された文字データを記録する。なお、金額チェック担当者は、表示フィールド76の文字の修正と、修正フィールド75の第1レイヤの文字の修正と、修正フィールド75の第2レイヤの文字の修正とを行うことができる。そして、それらのうち、いずれを修正した場合も、修正後の文字データが第3レイヤのセル72に記録される。ここで、修正された文字データが記録されたセル72のデータエリアに、取り消し線に関するデータが記録される。例えば、修正フィールド75の第2レイヤの文字を修正した場合、この第2レイヤのセル72のデータエリアに、取り消し線に関するデータが記録される。
表示処理においては、表示フィールド76の取り消し線を付された文字と、修正フィールド75の第1レイヤ又は第2レイヤに記録された取り消し線を付された文字と、修正フ
ィールド75の第3レイヤに記録された修正後の文字とを表示させる。ここで、修正後の文字データが第1レイヤ又は第2レイヤのセル72に記録されておらず、これに対応する第3レイヤのセル72に金額チェック担当者による修正後の文字データが記録されている場合、第3レイヤの文字をスライドさせて表示させる。
そして、審査を行ったレセプトについて、表示画面50の審査済ボタン65をクリックすると、審査支払機関端末20は、このレセプトについて、金額チェック担当者による審査完了である旨をレセプトデータに記録する。そして、レセプトデータに含まれるすべてのレセプトについて審査を終了すると、金額チェック担当者は審査を終了する。
なお、さらに、修正入力を行う必要がある場合、審査官である医師等が追加の修正入力を行う。この場合、金額チェック担当者による審査完了の旨が記録された患者についてのレセプトについて、追加の修正入力を行う権限を有する審査官である医師等が修正入力を行い、修正後の文字データを修正フィールド75の第4レイヤに記録する。この場合、さらに修正入力を行う権限を有する審査官等は、自分のユーザ識別子を用いて、審査支払機関端末20を使用して審査を行い、必要な場合に修正入力を行う。具体的には、上記の場合と同様、表示画面50において審査及び修正入力を行う。この場合も、審査支払機関端末20は、上記の場合と同様、図8及び図9に従って、入力処理及び表示処理を行う。
そして、医療機関端末30から受信したレセプトデータに含まれるすべてのレセプトについて審査を終了すると、審査支払機関の担当者は、審査支払機関端末20において、審査済レセプトデータの送信要求を行う。これにより、審査支払機関端末20は、インターネットIを介して審査済レセプトデータを保険者端末40に送信する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、表示フィールドと修正フィールドとから構成されるファイルを用いる。そして、審査支払機関端末20及び医療機関端末30は、入力された文字データが新規入力か修正入力かを判断し、入力された文字データが新規入力の場合、その文字データを表示フィールドに記録し、入力された文字データが修正入力の場合、その文字データを修正フィールドに記録する。そして、文字データが修正フィールドに記録されている場合には、その修正フィールドの行の高さを変更して、その修正フィールドに記録された文字データに基づく文字を表示する。このため、修正入力がされた場合にのみ、修正フィールドを表示することができ、修正入力がされていない場合には、修正フィールドを表示しないようにすることができる。従って、修正前の文字の配置を活かしながら、修正履歴を残すことができる。さらに、表示フィールドに対して修正フィールドが備えられているため、修正時には、表示フィールドのデータを移動させることなく、効率的に修正処理を行うことができる。
・ 上記実施形態では、審査支払機関端末20の制御部21は、表示フィールドの一部の文字を修正した場合に、その修正位置に対応する位置に修正後の文字が表示されるように修正後の文字を修正フィールドに記録する。このため、表示フィールドの一部の文字が修正された場合に、その修正箇所と修正後の文字の関連を、わかり易く表示することが可能となる。
・ 上記実施形態では、審査支払機関端末20及び医療機関端末30は、入力識別子に基づいて、新規入力か修正入力かを判断する。このため、新規入力を行ったユーザとは異なるユーザが入力を行った場合に、修正フィールドに記録することができる。
・ 上記実施形態では、審査支払機関端末20の制御部21は、修正フィールドに記録された文字データに対応する表示フィールドに記録された修正前の文字データに基づいて
、修正前の文字に取り消し線を引いて表示する。このため、修正前の文字を、修正されたことがわかるように表示することができる。
・ 上記実施形態では、審査支払機関端末20の制御部21は、修正フィールドの文字データに基づいて文字を表示する場合に、その修正フィールドに対応する表示フィールドに記録された文字データに基づいて表示する文字の表示位置に接する位置にスライドさせて修正後の文字を表示する。このため、修正前の文字と修正後の文字との関連を、わかり易く表示できる。修正前の文字を、修正されたことがわかるように表示することができる。
・ 上記実施形態では、審査支払機関端末20の制御部21は、特定の表示フィールドに関連付けられた修正フィールドに数値が記録されていない場合、その表示フィールドに記録された数値に基づいて計算処理を実行する。そして、その特定の表示フィールドに関連付けられた修正フィールドに数値が記録されている場合、その表示フィールドに関連付けられた修正フィールドに記録された数値に基づいて計算処理を実行する。このため、修正がされている場合、修正前の数値にかかわらず、修正後の数値を用いて計算を行うことができる。
・ 上記実施形態では、各表示フィールド76に対して4つのレイヤから構成される修正フィールド75設ける。そして、審査支払機関端末20で入力した場合に、形式チェック担当者による修正、審査官による修正、金額チェック担当者による修正、追加の修正について、それぞれ異なるレイヤに修正後の文字データを記録する。このため、審査支払機関における各担当者による修正を区別して記録できる。
・ 上記実施形態では、修正フィールド75の各レイヤについて、修正後の文字データを記録できるユーザについてのユーザ識別子を設定したデータを用いて、入力者のユーザ識別子に基づいて、修正後の文字データを記録するレイヤを特定する。このため、各担当者による修正後の文字データを、それぞれの担当に応じて予め定められたレイヤに記録できる。
・ 上記実施形態では、修正フィールド75の複数のレイヤに文字データが記録されている場合に、各レイヤに記録されている文字を全部表示する。このため、修正履歴の確認が可能となる。
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
○ 上記実施形態では、レセプトの審査で用いる表形式のファイルに対して、修正履歴を表示した。これに代えて、文章形式のファイルを修正する場合に修正履歴を表示してもよい。この場合、セル毎ではなく、行毎に表示フィールドと修正フィールドとを設ける。
例えば、1行の表示行を、3行の修正フィールドと1行の表示フィールドとから構成する。この場合、文字の入力前は、図10に示すように、第4行、第8行、第12行…を、第1、第2、第3表示フィールド…とした入力可能フィールド100を提示する。
この場合、図11に示すように、1行の表示フィールド112に対して3行の修正フィールド111を設ける。ここで、入力可能フィールド100に対して入力を行うと、図11に示す記録データ110のように、表示フィールド112である第4行及び第8行に順次データが記録される。この場合、ディスプレイ上には、表示115のように、表示フィールド112である第4行及び第8行のみが表示される。
次に、文章の一部について修正を行う場合について、図12を用いて説明する。文章を修正する場合、ユーザは、修正箇所を選択して修正文を入力する。コンピュータは、まず
、選択された修正箇所を特定する。そして、その修正箇所が含まれる表示フィールド112に対応する1行目の修正フィールド111を特定し、その修正フィールド111における、表示フィールド112において選択された修正箇所に対応する位置を開始位置として、入力された修正文を記録する。例えば、図12に示すように、第4行の一部を修正する場合、修正箇所に対応する位置から修正文が開始するようにして、第1行に修正文を記録する。このようにして、図12に示す記録データ120が記録される。
この記録データ120に基づいて、ディスプレイ上には、表示125のように、表示フィールド112である第4行及び第8行と、修正フィールド111のうち修正文が記録された第1行が表示される。また、修正文は、修正箇所の開始位置の真上から開始されて表示される。
次に、修正文が2行にわたる場合について、図13を用いて説明する。この場合、記録データ130のように、修正フィールド111の1行目が埋まると、修正フィールド111の2行目に続きのデータを記録する。この記録データ130に基づいて、ディスプレイ上には、表示135のように、表示フィールド112である第4行及び第8行と、修正フィールド111のうち修正文が記録された第1行及び第2行が表示される。
なお、同じ行の表示フィールド112において、表示されている文章の複数の箇所を修正する場合に、それぞれの修正箇所の真上が開始位置となるようにして修正文を表示してもよい。この場合について、図14を用いて説明する。
ここで、1番目の修正箇所について上記の例のように修正した後、ユーザは、1番目の修正箇所より後ろの2番目の修正箇所を選択して、修正文を入力する。これにより、コンピュータは、2番目の修正箇所を特定し、その位置に対応する部分で、その表示フィールド112に対応する修正フィールド111を分割する。例えば、図14に示すように、修正対象の表示フィールド112に対応する修正フィールド111を、1行目から3行目までのそれぞれについて、分割位置141で分割する。
そして、コンピュータは、1番目の修正箇所に対応する修正文を、前方(左側)のセルに記録し直す。この場合、修正フィールド111の1行目において、分割位置141までの領域に収まらない文字データを修正フィールド111の2行目に記録する。なお、修正フィールド111の2行目の分割位置141までの領域に収まらない場合には、収まらない文字データを修正フィールド111の3行目に記録する。
さらに、コンピュータは、2番目の修正箇所に対応する修正文を、分割位置141で分割されたセルの内、後方(右側)のセルに記録する。具体的には、表示フィールド112に対応する修正フィールド111の1行目の分割位置141から修正入力された文字データを記録する。そして、修正フィールド111の1行目の分割位置141から開始される領域に収まらない文字データを修正フィールド111の2行目に記録する。なお、修正フィールド111の2行目の分割位置141から開始される領域に収まらない場合には、収まらない文字データを修正フィールド111の3行目に記録する。
この記録データ140に基づいて、ディスプレイ上には、表示145のように、表示フィールド112である第4行及び第8行と、修正フィールド111のうち修正文が記録された第1行及び第2行が表示される。そして、1番目の修正箇所に対応する修正文は、その1番目の修正箇所の真上が開始位置となり、2番目の修正箇所の手前で折り返して表示される。また、2番目の修正箇所に対応する修正文は、その2番目の修正箇所の真上が開始位置となるように表示される。
また、同じ表示フィールド112において複数の箇所を修正する場合に、修正文が記録される修正フィールド111の行数が異なる場合は、行数が少ない修正文をスライドさせて表示してもよい。例えば、1番目の修正文が2行で、2番目の修正文が3行となる場合には、1番目の修正文を1行ずつスライドさせて表示してもよい。
これにより、文章を修正する場合にも、元の文章は位置を活かしながら修正箇所の近くに修正文を表示することができる。従って、修正箇所と修正文とを、わかり易く表示することができる。また、同じ行において複数の箇所を修正した場合に、修正箇所と修正文とを、わかり易く表示できる。さらに、スライドさせて表示することにより、修正文と修正箇所とに空白行ができないようにすることができる。
また、この場合も、修正フィールド111を複数のレイヤにより構成してもよい。そして、修正入力を行うユーザのユーザ識別子に基づいて、ユーザ毎に異なるレイヤに修正後の文字データを記録してもよい。これにより、複数のユーザが修正を行った場合に、各ユーザによる修正履歴を分けて記録できる。この場合、表示の際には、修正履歴を全部表示してもよい。これにより、各ユーザによる修正履歴が確認可能となる。また、表示フィールド112の文字と修正フィールド111の最終的な修正後の文字のみを表示してもよい。これにより、最終的な修正結果を、より分かり易く表示できる。
○ 上記実施形態では、レセプトの審査をする場合に、表形式のファイルを用いて、修正前の内容を表示するセルの上に、修正後の内容を表示した。本発明は、これに限られるものではなく、表形式でデータを管理し、修正前の内容に対して、修正後の内容を記録・表示する場合に適用することができる。
○ 上記実施形態では、医療機関端末30で入力した場合には、修正した場合にも、修正後の文字で表示フィールド76を更新した。そして、審査支払機関端末20で入力した場合には、修正後の文字データを修正フィールド75に記録して、修正された文字に取り消し線を付した。これに代えて、入力者が同一の場合も、修正履歴の記録に関するモードの設定に基づいて修正履歴を記録するか否かを決定してもよい。そして、入力者が同一であっても、修正履歴の記録を行うモードに設定されている場合には、修正が行われた場合に、修正後の文字データを修正フィールド75に記録して修正された文字に取り消し線を付してもよい。
○ 上記実施形態では、各表示フィールド76に対して4つのレイヤから構成される修正フィールド75設けた。そして、審査支払機関端末20で入力した場合に、形式チェック担当者による修正、審査官による修正、金額チェック担当者による修正、追加の修正について、それぞれ異なるレイヤに修正後の文字データを記録した。これに代えて、修正フィールド75は1つのレイヤのみとし、審査支払機関端末20での修正は、その1つのレイヤの修正フィールド75に記録してもよい。
○ 上記実施形態では、修正フィールド75の各レイヤについて、修正後の文字データを記録できるユーザについてのユーザ識別子を設定したデータを用いて、入力者のユーザ識別子に基づいて、修正後の文字データを記録するレイヤを特定した。これに代えて、審査支払機関において複数の者が審査を担当した場合に、修正の順番に基づいて、修正後の文字データを記録する修正フィールド75のレイヤを特定してもよい。この場合、ユーザ識別子に基づいて、同じ担当者による修正後の文字データを同じレイヤに記録してもよい。
○ 上記実施形態では、修正フィールド75の複数のレイヤに文字データが記録されている場合に、各レイヤに記録されている文字を全部表示した。これに代えて、修正フィー
ルド75の複数のレイヤに文字データが記録されている場合に、表示フィールド76の文字と、修正フィールド75の最終的な修正後の文字のみを表示してもよい。これにより、最終的な修正結果を、より分かり易く表示できる。
○ 上記実施形態では、修正フィールド75を4つのレイヤにより構成し、セルデータ720に、レイヤ識別子を記録した。そして、行番号と列番号とレイヤ識別子により、セルデータ720を特定した。これに代えて、レイヤ識別子を用いず、修正フィールド75についても、セル720を、それぞれ行番号及び列番号のみにより特定してもよい。例えば、16行の修正フィールドと2行の表示フィールドを1セットとしてもよい。そして、第1行及び第2行を第1の修正入力者、第3行及び第4行を第2の修正入力者、第5行及び第6行を第3の修正入力者、第7行及び第8行を第4の修正入力者に割り振ってもよい。そして、修正入力者のユーザ識別子に基づいて、修正入力された文字データを記録するセル72の行番号を特定してもよい。
○ 上記実施形態では、修正後の文字として表示する文字について、所定の文字サイズ、フォント及び文字色を予め定めたが、これらをユーザが設定できるようにしてもよい。これにより、修正箇所及び修正内容を、ユーザにわかり易く表示することが可能となる。
○ 上記実施形態では、医療機関端末30を用いて、修正フィールドを備えた表形式のファイルを作成し、そのファイル(レセプトデータ)を審査支払機関端末20に送信した。そして、審査支払機関端末20は、受信したファイルを用いて審査による修正入力を受け入れて修正後の文字データの入力及び表示処理を行った。これに代えて、医療機関端末30は、通常の表形式のファイルによるレセプトに関するデータを審査支払機関端末20に送信してもよい。そして、審査支払機関端末20が、受信したデータを修正フィールドを備えたファイルにインポートしてもよい。これにより、医療機関端末30が、それぞれ修正フィールドを備えた表形式のファイルによるレセプトデータを作成する必要がなくなる。
○ 上記実施形態では、修正フィールド75に文字データを記録する場合に、表示フィールド76の対応する文字についての取り消し線に関するデータを記録した。これに代えて、取り消し線に関するデータは記録せずに、表示の際に、修正フィールド75に文字データを記録する場合に、表示フィールド76の対応する文字に取り消し線を表示してもよい。これにより、取り消し線に関するデータを記録しなくても、修正された箇所に取り消し線を引いて表示できる。
本発明の一実施形態のシステム概略図。 審査支払機関端末に表示される表示画面の説明図。 本発明の一実施形態のデータ形式の説明図。 行に関するデータの説明図。 セルに関するデータの説明図。 表示フィールドに入力されたデータの説明図。 表示フィールド及び修正フィールドに入力されたデータの説明図。 本発明の一実施形態の処理手順の説明図。 本発明の一実施形態の処理手順の説明図。 別例の表示行の説明図。 別例の表示行に入力されたデータの説明図。 別例の表示行及び修正行に入力されたデータの説明図。 別例の表示行及び修正行に入力されたデータの説明図。 別例の表示行及び修正行に入力されたデータの説明図。
符号の説明
21…コンピュータとしての制御部、75…修正フィールド、76…表示フィールド、111…修正フィールド、112…表示フィールド。

Claims (14)

  1. コンピュータを用いて、入力された文字の修正履歴を残しながら文書ファイルを作成するファイル作成方法であって、
    前記コンピュータが、
    入力された文字データが新規入力か修正入力かを判断する第1の段階と、
    前記文字データが新規入力の場合には、表示フィールドと修正フィールドとから構成されるファイルの表示フィールドに前記文字データを記録し、修正入力の場合には前記修正フィールドに前記文字データを記録する第2の段階と、
    文字データが記録されている修正フィールドは、その表示幅を変更して文字データを表示する第3の段階と
    を備えたことを特徴とするファイル作成方法。
  2. 前記ファイル作成方法において、
    前記コンピュータが、
    前記表示フィールドと修正フィールドとから構成されるファイルを生成する段階をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のファイル作成方法。
  3. 前記第1の段階は、
    入力識別子に基づいて、新規入力か修正入力かを判断することを特徴とする請求項1又は2に記載のファイル作成方法。
  4. 前記ファイル作成方法において、
    前記コンピュータが、
    修正フィールドに文字データが記録されている場合は、修正前の文字に取り消し線を引いて表示する段階をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のファイル作成方法。
  5. 前記第3の段階は、
    修正フィールドの文字データに基づいて文字を表示する場合に、修正前の文字の表示の近くに修正後の文字をスライドさせて表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のファイル作成方法。
  6. 前記第3の段階は、
    表示フィールドの一部の文字を修正した場合に、その修正位置に対応する位置に修正後の文字を表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のファイル作成方法。
  7. 前記ファイル作成方法において、
    前記コンピュータが、
    表示フィールドに関連付けられた修正フィールドにデータが記録されていない場合、前記表示フィールドに記録されたデータに基づいて演算処理を実行し、
    表示フィールドに関連付けられた修正フィールドにデータが記録されている場合、前記修正フィールドに記録されたデータに基づいて演算処理を実行する段階をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のファイル作成方法。
  8. コンピュータを用いて、入力された文字の修正履歴を残しながら文書ファイルを作成するためのファイル作成プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    入力された文字データが新規入力か修正入力かを判断する第1の手段と、
    前記文字データが新規入力の場合には、表示フィールドと修正フィールドとから構成されるファイルの表示フィールドに前記文字データを記録し、修正入力の場合には前記修正フィールドに前記文字データを記録する第2の手段と、
    文字データが記録されている修正フィールドは、その表示幅を変更して文字データを表示する第3の手段
    として機能させるためのファイル作成プログラム。
  9. 前記コンピュータを、さらに、
    前記表示フィールドと修正フィールドとから構成されるファイルを生成する手段として機能させることを特徴とする請求項8に記載のファイル作成プログラム。
  10. 前記第1の手段を、
    入力識別子に基づいて、新規入力か修正入力かを判断する手段として機能させることを特徴とする請求項8又は9に記載のファイル作成プログラム。
  11. 前記コンピュータを、さらに、
    修正フィールドに文字データが記録されている場合に、修正前の文字に取り消し線を引いて表示する手段として機能させることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1つに記載のファイル作成プログラム。
  12. 前記第3の手段を、
    修正フィールドの文字データに基づいて文字を表示する場合に、修正前の文字の表示の近くに修正後の文字をスライドさせて表示する手段として機能させることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1つに記載のファイル作成プログラム。
  13. 前記第3の手段を、
    表示フィールドの一部の文字を修正した場合に、その修正位置に対応する位置に修正後の文字を表示する手段として機能させることを特徴とする請求項8〜12のいずれか1つに記載のファイル作成プログラム。
  14. 前記コンピュータを、さらに、
    表示フィールドに関連付けられた修正フィールドにデータが記録されていない場合、前記表示フィールドに記録されたデータに基づいて演算処理を実行し、
    表示フィールドに関連付けられた修正フィールドにデータが記録されている場合、前記修正フィールドに記録されたデータに基づいて演算処理を実行する手段として機能させることを特徴とする請求項8〜13のいずれか1つに記載のファイル作成プログラム。
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