JP3532483B2 - データエントリーシステム - Google Patents

データエントリーシステム

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JP3532483B2
JP3532483B2 JP2000012100A JP2000012100A JP3532483B2 JP 3532483 B2 JP3532483 B2 JP 3532483B2 JP 2000012100 A JP2000012100 A JP 2000012100A JP 2000012100 A JP2000012100 A JP 2000012100A JP 3532483 B2 JP3532483 B2 JP 3532483B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に帳票データを
処理するシステムに適用し、当該帳票データの訂正処理
を向上させるデータエントリーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば保険加入申込書などの帳票
に記録(手書き又は印字)したデータを、光学的文字読
取装置(以下OCRと表記する)を使用して処理するシ
ステムがある。このようなシステムの具体的な適用例と
しては、例えば保険会社の支店などに、OCRが設置さ
れて、当該OCRと、データ通信回線を介して事務セン
タなどに設置されているホストシステムとが接続された
ものがある。
【0003】ここで、OCRは、例えばスキャナ及び文
字認識ソフトウエアをインストールしたパーソナルコン
ピュータから構成されている。また、ホストシステム
は、例えばサーバ、LAN(ローカルエリアネットワー
ク)及びパーソナルコンピュータからなるデータ端末装
置などを含むデータ処理システムから構成されている。
【0004】OCRにより、帳票上に記録された各種デ
ータが読取られて、当該読取データ(文字認識結果及び
帳票イメージの画像データ)が、事務センタなどのホス
トシステムに送信される。ホストシステム側では、受信
した読取データを保存し、データ処理が実行される。
【0005】ところで、保険加入申込書などの帳票で
は、例えば契約更新や各種の状況変更(住所変更等を含
む内容変更)に伴って、記述内容の訂正変更や新たな記
述の必要な情報(以下これらを総称して補正追加情報と
表記する)が発生する。この補正追加情報の入力処理
(データの訂正処理)は、前述の支店などにおいて、オ
ペレータが原票を参照しながら、OCRを操作すること
により行われている。
【0006】要するに、従来では、帳票の読取処理と、
データの訂正処理とは、支店などの同一現場でなされて
いる。しかしながら、このようなシステムでは、支店で
の処理負担が大きく、データ処理効率の面で難点があ
る。そこで、OCRを使用する帳票の読取処理と、デー
タの訂正処理とを区別して、処理の分散化を図ることが
できる集中センタ方式が望ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように帳票に記録
したデータを処理するシステムとしては、処理効率の向
上が可能な集中センタ方式が望ましい。集中センタ方式
は、例えば支店などに設置したOCRにより帳票データ
の読取処理を実行し、読取結果を事務センタなどに送信
する。そして、事務センタ側において、データの訂正処
理を一括して行なう方式である。
【0008】このような集中センタ方式を実現するに
は、事務センタ側においてデータの訂正処理を行なう場
合に、対象帳票の原票を見ながら訂正処理をする必要が
あるが、原票は支店に保管されており事務センタには無
い。このため、支店側から大量の原票を事務センタ側に
送る必要があるが、このような業務では支店側で負担が
大きい作業となり、従って、集中的にデータの訂正処理
を実行する方が効率的である反面、大量の原票を送る非
効率的な側面がある。そこで、OCRによる当該原票の
読取結果(帳票イメージの画像データ,文字認識結果及
び補正追加情報)を、支店側から事務センタ側に送信す
る必要がある。要するに、集中センタ方式を実現するた
めには、支店側で訂正内容をデータ化して送信し、事務
センタ側で訂正処理を効率的に実行できるシステムが要
求される。
【0009】そこで、本発明の目的は、帳票の訂正処理
を効率的に実行できるシステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、センタシステ
ムと端末システムとから構成され、前記端末システムに
て帳票のイメージを読取り、この読取結果を前記センタ
システムに送信するデータエントリーシステムにおい
て、前記端末システムは、所定フォーマットの前記帳票
のイメージを読取る読取手段と、この読取手段の読取結
果から前記帳票に記載された文字を認識する認識手段
と、前記帳票に補正追加情報が記載されている箇所を示
マークが付与されている場合に、このマークが付与さ
れている位置情報を検出する検出手段と、前記認識手段
で認識された認識結果と前記検出手段で前記マークが検
出された場合にこのマークが付与されている位置情報と
前記読取手段から得られる帳票のイメージとを前記セン
タシステムに出力する出力手段とを具備し、前記センタ
システムは、前記帳票の所定のフォーマット情報を記憶
する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている帳票の
フォーマット情報を用いて前記端末システムで読取った
帳票のイメージを表示するもので、前記端末システムで
読取った帳票に前記マークが付与されている場合に、前
記端末システムより出力される位置情報に基づいて帳票
補正追加情報を示すイメージを識別可能に表示すると
ともに、前記補正追加情報を入力するためのデータ入力
欄を表示する表示手段と、この表示手段にて識別可能に
表示された前記補正追加情報に基づいて、前記データ入
力欄に入力される補正追加情報の入力を受け付ける入力
手段と、この入力手段から入力された情報に基づいて、
前記端末システムより送られてきた前記帳票に記載され
た文字の認識結果を更新する更新手段とを具備したこと
を特徴とするデータエントリーシステムである。
【0011】これにより、本発明は、帳票の訂正処理を
効率的に行うことができるデータエントリーシステムが
実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。
【0013】図1は、本実施形態に関係するデータエン
トリーシステムの要部を示すブロック図であり、図2は
同実施形態に関係するセンタシステムの構成を説明する
ためのブロック図である。
【0014】(システム構成)図1に示すように、デー
タエントリーシステムは、端末システム(送信側システ
ム)1とセンタシステム(受信側システム)2とが、デ
ータ通信回線(公衆回線)3を介して接続されて構成さ
れている。端末システム1は、例えば保険会社の支店等
のコンピュータシステムに相当し、主として帳票の読取
処理を実行する機能を有する。センタシステム2は、例
えば保険会社の事務センタ等のホストシステムに相当
し、帳票の一括訂正処理を実行する機能を有する。
【0015】端末システム1は、パーソナルコンピュー
タ(PC)10とカラースキャナ11とから構成される
複数台のOCR15を有する。各OCR15は、LAN
12に接続されており、PCサーバ13と共にコンピュ
ータネットワークを構成している。PCサーバ13は、
各OCR15から出力される帳票の読取結果(文字認識
結果及び帳票の白黒のイメージを示す画像データ)及び
後述する矩形情報をデータ通信回線3に送出する。
【0016】OCR15は、カラースキャナ11により
帳票を走査して帳票に印刷または記入された文字及び図
形などの帳票イメージを、カラー画像データとして読取
る。PC10は、文字認識に必要なソフトウエア及び同
実施形態に関係する矩形情報の生成処理に必要なソフト
ウエアを格納し、後述するような帳票の訂正処理に必要
な情報を生成する機能を有する。
【0017】センタシステム2は、図2に示すように、
LAN21に接続された複数台のパーソナルコンピュー
タPC20と、PCサーバ22と、ファイル装置23と
から構成されている。PCサーバ22は、LAN21に
接続されたホストシステムのメイン要素であり、同実施
形態に関係する帳票の一括訂正処理を制御する。ファイ
ル装置23は、同実施形態で使用される複数の帳票の未
使用状態での原帳票のカラーの帳票イメージ(カラー画
像データ)を記録したファイル23Aを保存している。
PCサーバ22は、データ通信回線3を介して端末シス
テム1からの情報を受信し、ファイル装置23に保存す
る。
【0018】PC20は、同実施形態に関係する帳票の
訂正処理を実行するためのソフトウエアを有し、後述す
るように、訂正画面(補正追加入力画面)から訂正内容
を入力する機能を備えている。
【0019】(端末システムの処理手順)同実施形態の
動作として、図3から図5及び図8のフローチャートを
参照して、送信側である端末システム1の処理手順を説
明する。
【0020】同実施形態の帳票30は、図3に示すよう
に、例えば保険契約申込書などに相当し、各種の入力デ
ータを印刷または記入するためのフィールド31、整理
番号(例えば保険の証券番号)を印刷または記入するた
めのフィールド32、及び所定のIDコードを記録した
フィールド33などが印刷されている。データ項目用フ
ィールド31には、入力データ項目毎に割当てられた項
目コード(100,101,200,201など)が印
刷されている。これらの項目コードにより、入力データ
の内容が識別できる。IDコードは、帳票30のフォー
ムID(フォーマット識別情報)であり、OCR(PC
10に格納されている文字認識ソフトウエア)のフォー
マットコントロール情報(FC情報)に対応付けされて
いる。
【0021】また、帳票30には、図3に示すように、
項目コード200に対応して最初に記入された数字「2
000」が「1800」に訂正され、訂正した数字「2
000」には二重の横棒からなる訂正線が記入されてい
る。更に、帳票30には予め決められた特定色(ここで
は赤色とする)のペンにより、訂正されたデータの存在
領域を示すためのマーク40が記入されているものとす
る。即ち、マーク40により指定された領域に、補正追
加情報(訂正データ)が存在することを意味する。
【0022】端末システム1では、まずカラースキャナ
11により帳票30が読取られて、帳票のカラーイメー
ジを示すカラー画像データがPC10に入力される(ス
テップS1)。PC10は、入力したカラー画像データ
を処理して黒色の2値画像データ(帳票の白黒イメー
ジ)を生成し、この黒色の2値画像データに含まれる文
字イメージに対して文字認識処理を行い、文字認識結果
を得る(ステップS2)。
【0023】次に、PC10はカラースキャナ11から
入力したカラーの帳票イメージを示すカラー画像データ
を処理して赤色の2値画像データを生成する(ステップ
S3)。この赤色の2値画像データは、帳票における赤
色の帳票イメージを示すものである。
【0024】次に、PC10は補正追加情報の入力処理
(データの訂正処理)に必要な訂正処理用情報を生成す
る(ステップS4)。まず、ステップS3で生成した赤
色の2値画像データに基づいて、マーク40を検出す
る。この検出したマーク40が示した領域に基づいて、
訂正情報である補正追加情報が記入された領域を示す矩
形情報を生成する。この矩形情報は、図4に示すよう
に、マーク40が指定した領域を包含する矩形領域41
の左上コーナの座標(Xs,Ys)と右下コーナの座標
(Xe,Ye)である。この座標は帳票イメージ全体に
おける位置を示すものである。
【0025】次に、矩形領域41に補正追加情報が存在
するか否かを判定する(ステップS5)。この判定は次
のように行われる。まず、既に生成した黒の2値画像デ
ータにおいて、前記左上コーナの座標(Xs,Ys)と
右下コーナの座標(Xe,Ye)で定義される矩形領域
41において、訂正線42を含む黒ブロックからなる矩
形イメージ50を検出するとともに、この矩形イメージ
50の左上コーナの座標(A,B)と右下コーナの座標
(C,D)を検出する。そして、矩形領域41の範囲内
に矩形イメージ50が包含される場合には、矩形イメー
ジ50内に補正追加情報(訂正データ)が存在すると判
断する。尚、矩形領域41の範囲内に訂正線を含む黒ブ
ロックからなる矩形イメージが複数存在する場合には、
これら複数の矩形イメージのそれぞれに補正追加情報
(訂正データ)が存在すると判断する。ここで、訂正線
42を含む黒ブロックからなる矩形イメージ50を検出
するのは、矩形領域41において、水平方向及び垂直方
向に黒ビットの数を計数して得られるヒストグラムから
構成される射影の大きさ及び黒ビットの数に基づいて黒
ブロック及び訂正線を検出することができる。水平方向
に黒ビットの数を計数した際に、ヒストグラムのピーク
がある場合には、その水平方向の位置に訂正線が存在す
ると判断できる。この黒ビットのヒストグラムから構成
される射影に基づいて黒ブロック及び訂正線を検出する
ことは、従来のOCRにおける認識対象の文字イメージ
の検出切り出し処理の際に用いられる技術に基づいてお
り、その詳細な説明を省略する。
【0026】また、矩形領域41において、訂正線を含
まない黒ブロックが検出された場合には、その黒ブロッ
クの面積が所定以上であるかどうかを判断する。面積が
所定以下の黒ブロックは、ノイズであると判定する。そ
して、所定以上の面積を持つ黒ブロックを検出した場合
には、黒ブロックからなる矩形イメージを検出するとと
もに、この矩形イメージの左上コーナの座標(A,B)
と右下コーナの座標(C,D)を検出する。そして、矩
形領域41の範囲内にその矩形イメージが包含される場
合には、矩形イメージ内に補正追加情報(訂正データ)
が存在すると判断する。このように訂正線を含まない黒
ブロックからなる矩形イメージ内に補正追加情報(訂正
データ)が存在すると判断されるのは、例えば図6に示
すように項目コード600に対応した欄に追加情報とし
て数字「4500」が記入されている場合である。
【0027】このようにステップS5において、補正追
加情報(訂正データ)が存在すると判断された場合に
は、PC10は、帳票の文字認識結果と帳票の白黒イメ
ージを示す黒の2値画像データと矩形情報とをPCサー
バ13に出力する。PCサーバ13は、このPC10か
ら入力した帳票の文字認識結果と、黒の2値画像データ
と、矩形情報とを端末システム1の処理結果として通信
回線3を介してセンタシステム2に送信する(ステップ
S6)。
【0028】また、ステップS5において、補正追加情
報(訂正データ)が存在しないと判断された場合には、
PC10は、帳票の文字認識結果と帳票の白黒イメージ
を示す黒の2値画像データとをPCサーバ13に出力す
る。PCサーバ13は、このPC10から入力した帳票
の文字認識結果と黒の2値画像データとを端末システム
1の処理結果として通信回線3を介してセンタシステム
2に送信する(ステップS7)。尚、文字認識結果に
は、帳票の種類を特定するための帳票のフィールド33
に記録されたIDコードの認識結果も含まれている。
【0029】(センタシステムの処理手順)次に、図7
及び図9のフローチャートを用いて、受信側であるセン
タシステム2での処理動作を説明する。
【0030】センタシステム2で、PCサーバ22は、
端末システム1のPCサーバ13から送信された端末シ
ステム1の処理結果を受信すると、一旦ファイル装置2
3に保存する。
【0031】PCサーバ22は、PCサーバ13から送
信を受けた送信側システムでの処理結果をファイル装置
23から読出して、この処理結果に補正追加情報が含ま
れているかどうかを検出することにより、その処理結果
に含まれる文字認識結果に対してデータの訂正処理が必
要であるかを判断する(ステップS11)。処理結果に
矩形情報が含まれていない場合には、即ち、データの訂
正処理の必要がない場合には、PCサーバ22は文字認
識結果に対して所定の処理を実施する(ステップS1
6)。
【0032】一方、処理結果に矩形情報が含まれている
場合には、即ちデータの訂正処理の必要がある場合に
は、PCサーバ22は、文字認識結果に含まれる帳票上
に記録されたIDコード33の文字認識結果に基づい
て、補正追加の対象となる帳票の種類を特定し、その帳
票の未記入の状態のカラーの帳票イメージを示すカラー
画像データをファイル装置23のファイル23Aから読
出す(ステップS12)。PCサーバ22は、この読出
したカラー画像データと処理結果に含まれる黒の2値化
画像データとをPC20に送信し、PC20においてデ
ータの訂正処理をさせる。
【0033】PC20は、訂正画面(補正追加入力画
面)をディスプレイに表示してオペレータに補正追加情
報を提示する(ステップS13)。図7に、ディスプレ
イに表示した訂正画面の一例を示す。図7に示すよう
に、訂正画面(ディスプレイの表示画面)60には、補
正追加項目ウインドウ70と補正追加入力ウインドウ7
1とが表示される。補正追加項目ウインドウ70には、
PCサーバ22から送信を受けたカラー画像データと黒
の2値化画像データとを重ね合わせて再生した帳票イメ
ージのうち、少なくとも矩形領域41を含む部分のイメ
ージを表示する。
【0034】図7において、補正追加項目ウインドウ7
0には、枠74が表示されており、この枠74は矩形領
域41をオペレータに示すために表示するものである。
この枠74の表示は、例えば青色で行うことにより、オ
ペレータが容易に枠74を認知できるようにする。ま
た、補正追加項目ウインドウ70には、マーカ40のイ
メージを重ねて表示してもよい。図7において、図示の
都合上、マーカ40を点線で図示してある。
【0035】この補正追加項目ウインドウ70に表示す
る帳票イメージは、カラースキャナ11で読取られた読
取対象帳票のカラーの帳票イメージそのものである。よ
って、オペレータは補正追加項目ウインドウ70の表示
を見ることにより、読取対象帳票そのもののイメージを
見ることになる。補正追加項目ウインドウ70の表示で
は、枠74(矩形領域41)のイメージの左上の角が補
正追加項目ウインドウ70の左上の角からX方向及びY
方向に対して所定量移動した位置に表示されるように帳
票イメージを表示する。このように表示することで、補
正追加項目ウインドウ70には枠74(矩形領域41)
よりも広い範囲の帳票のカラーイメージが表示されるた
め、データの訂正処理を帳票上のどの入力項目に対して
行うべきかの判断が容易にできる。また、オペレータの
視野移動を少なくすることができるので、オペレータの
作業負担を軽減することができる。
【0036】なお、このような表示でもデータの訂正処
理の対象となる帳票の入力項目が判断できない場合に
は、補正追加項目ウインドウ70の範囲内に再生した帳
票全体のイメージを縮小表示することで解決できる。こ
の縮小表示で帳票のレイアウトの判別ができない場合に
は、縮小率を可変として補正追加項目ウインドウ70の
大きさの範囲内に帳票全体ではなく、例えばその一部を
表示するとともに、その表示をスクロールできるように
してもよい。要するに、データの訂正処理の対象となる
帳票の入力項目が判断できるように各種表示ができるよ
うにする。
【0037】また、補正追加入力ウインドウ71には、
データの訂正処理の対象となる入力項目番号を入力する
欄75とデータの訂正処理をする訂正内容を入力する欄
76とが複数表示されている。オペレータは、このよう
な補正追加項目ウインドウ70の表示を参照すること
で、データの訂正処理(補正追加情報の入力)をする入
力項目をカラーの帳票イメージの入力項目番号で特定す
ると共に、データの訂正処理内容(補正追加情報)を確
認して、キーボードなどにより補正追加入力ウインドウ
71にデータの訂正処理内容である補正追加情報を入力
する(ステップS14)。図7に図示した例では、デー
タの訂正処理の対象となる入力項目番号「200」を入
力欄75に入力すると共に、データの訂正処理する訂正
内容「1800」を入力欄76に入力する。
【0038】次に、PC20は、補正追加入力ウインド
ウ71に入力された入力項目番号と訂正内容とをPCサ
ーバ22に転送する。PCサーバ22は、PC20から
転送された入力項目番号と訂正内容とに基づいて文字認
識結果を更新する。この例では、入力項目200の文字
認識結果「1800」に更新することで帳票入力データ
(文字認識結果)の更新をする(ステップS15)。以
下同様に、同一帳票上に複数のデータの訂正処理をする
補正追加情報がある場合には、補正追加項目ウインドウ
70が次の表示に更新され、以後同様に補正追加入力ウ
インドウ71に入力項目番号と訂正内容とを入力して帳
票入力データの更新をする。最後にPCサーバ22は、
更新された文字認識結果に対して所定の処理を実施する
(ステップS16)。この所定の処理とは、例えば、文
字認識結果に文字認識できなかったリジェクト文字が存
在する場合に、その文字のリジェクト修正をして文字認
識結果としてクリーンなデータとすること、更にこのク
リーンデータとなった文字認識結果をアプリケーション
ソフトウェアで処理できるような形式でファイルに保存
すること等である。
【0039】以上のように同実施形態によれば、例えば
支店などの端末システム1において、帳票上の補正追加
情報を赤色などの特定色でマーキングして、当該帳票を
OCR15により読取処理させて、事務センタ等のセン
タシステム2にデータの訂正処理用の情報を送信する。
センタシステム2側では、PC20のディスプレイ上に
訂正画面を表示して、当該画面上に補正追加項目ウイン
ドウ70が表示される。この補正追加項目ウインドウ7
0に、補正追加情報を含む帳票イメージを表示すること
により、オペレータは、原票を見ることなく、訂正対象
のデータ入力項目とその訂正内容を確認できる。従っ
て、センタ側のオペレータは、PC20の画面上で、支
店側で帳票に記入した補正追加情報を確認し、且つそれ
に従った訂正処理を実行することができる。要するに、
支店などの端末システム1側では帳票の読取処理を実行
し、事務センタ等のセンタシステム2側では帳票の訂正
処理を一括して行なうデータエントリーシステムを実現
できる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、帳
票データの読取処理を行なう端末システム側で帳票の訂
正内容をデータ化して送信し、センタシステム側では対
象帳票の原票が無くても、訂正処理を一括的に処理でき
るシステムを提供することができる。従って、帳票の読
取処理と訂正処理とを区別して実行し、処理効率が向上
したデータエントリーシステムが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関係するデータエントリー
システムの要部を示すブロック図。
【図2】同実施形態に関係するセンタシステムの構成を
説明するためのブロック図。
【図3】同実施形態に関係する帳票の一例を示す図。
【図4】同実施形態の端末システムでの矩形情報の生成
処理を説明するための図。
【図5】同実施形態の端末システムでの矩形情報の生成
処理を説明するための図。
【図6】同実施形態の端末システムでの矩形情報の生成
処理を説明するための図。
【図7】同実施形態のセンタシステムでの訂正画面を説
明するための図。
【図8】同実施形態に関係する端末システムの処理手順
を説明するためのフローチャート。
【図9】同実施形態に関係するセンタシステムの処理手
順を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…端末システム(送信側システム) 2…センタシステム(受信側システム) 3…データ通信回線(公衆回線) 10…PC 11…カラースキャナ 12…LAN 13…PCサーバ 15…OCR 20…PC 21…LAN 22…PCサーバ 23…ファイル装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−44648(JP,A) 特開 平7−239893(JP,A) 特開 平7−239894(JP,A) 特開 平10−240847(JP,A) 特開 平11−96297(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 19/00 G06F 17/21 G06F 17/60 G06K 9/00 - 9/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタシステムと端末システムとから構
    成され、前記端末システムにて帳票のイメージを読取
    り、この読取結果を前記センタシステムに送信するデー
    タエントリーシステムにおいて、 前記端末システムは、所定フォーマットの前記帳票のイ
    メージを読取る読取手段と、この読取手段の読取結果か
    ら前記帳票に記載された文字を認識する認識手段と、
    記帳票に補正追加情報が記載されている箇所を示すマー
    クが付与されている場合に、このマークが付与されてい
    る位置情報を検出する検出手段と、前記認識手段で認識
    された認識結果と前記検出手段で前記マークが検出され
    た場合にこのマークが付与されている位置情報と前記読
    取手段から得られる帳票のイメージとを前記センタシス
    テムに出力する出力手段とを具備し、 前記センタシステムは、前記帳票の所定のフォーマット
    情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されて
    いる帳票のフォーマット情報を用いて前記端末システム
    で読取った帳票のイメージを表示するもので、前記端末
    システムで読取った帳票に前記マークが付与されている
    場合に、前記端末システムより出力される位置情報に基
    づいて帳票の補正追加情報を示すイメージを識別可能に
    表示するとともに、前記補正追加情報を入力するための
    データ入力欄を表示する表示手段と、この表示手段にて
    識別可能に表示された前記補正追加情報に基づいて、前
    記データ入力欄に入力される補正追加情報の入力を受け
    付ける入力手段と、この入力手段から入力された情報に
    基づいて、前記端末システムより送られてきた前記帳票
    に記載された文字の認識結果を更新する更新手段とを具
    備したことを特徴とするデータエントリーシステム。
  2. 【請求項2】 前記センタシステムの表示手段は、前記
    補正追加情報を識別可能とするために、表示領域の所定
    のエリアに表示される矩形領域内に前記補正追加情報
    示すイメージを表示する表示制御手段を具備したことを
    特徴とする請求項1記載のデータエントリーシステム。
  3. 【請求項3】 所定フォーマットの帳票のイメージを読
    み取り、この読み取った帳票のイメージから前記帳票に
    記載された文字を認識し、前記帳票に補正追加情報が記
    載されている箇所を示すマークが付与されている場合に
    は、このマークが付与されている位置情報を検出する端
    末システムから前記帳票のイメージと前記文字の認識結
    果と前記帳票に前記マークが付与されている場合に当該
    マークが付与されている位置情報とを受け取って帳票の
    読取データを処理するセンタシステムにて、 前記帳票の所定のフォーマット情報を記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段に記憶されている帳票のフォーマット情報
    を用いて前記端末システムから受信した帳票のイメージ
    を表示するもので、前記帳票に前記マークが付与されて
    いる場合に前記端末システムから受信した位置情報に基
    づいて帳票の補正追加情報を示すイメージを識別可能に
    表示するとともに、前記補正追加情報を入力するための
    データ入力欄を表示する表示手段と、 この表示手段にて識別可能に表示された前記補正追加情
    に基づいて、前記データ入力欄に入力される補正追加
    情報の入力を受け付ける入力手段と、 を具備したことを特徴とするセンタシステム。
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