JPH06290296A - 文字認識装置 - Google Patents

文字認識装置

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JPH06290296A
JPH06290296A JP5096946A JP9694693A JPH06290296A JP H06290296 A JPH06290296 A JP H06290296A JP 5096946 A JP5096946 A JP 5096946A JP 9694693 A JP9694693 A JP 9694693A JP H06290296 A JPH06290296 A JP H06290296A
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JP5096946A
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Toshiyuki Kumada
俊之 熊田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 帳票には、非ドロップアウトカラーで文字枠
が示されている。また、帳票レイアウト登録部112に
は、帳票の文字枠のレイアウトのデータが予め格納され
ている。読取り部104で任意の帳票のイメージデータ
を読取ると、データ処理部101aは、読取られた帳票
のイメージデータと帳票レイアウト登録部112からの
帳票レイアウトデータとの排他的論理和演算を行い、文
字枠データが消去された帳票イメージデータを得、これ
を帳票のイメージデータとして出力する。 【効果】 利用者にとって文字の記入が容易で、また、
文字認識処理を速やかに行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリを入力装
置として用いたデータ処理システムにおいて使用される
文字認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行等の金融機関においては、各営業店
を統轄する地区センタが、各営業店より送信された振替
依頼書等の帳票のイメージデータを受信し、その帳票に
記載された文字を認識してホストコンピュータに転送す
るといったデータ処理システムが採用されている。
【0003】図2にそのようなデータ処理システムのブ
ロック図を示す。先ず、図示の営業店10には、振替依
頼書等のイメージデータを発送するためのファクシミリ
端末11が複数台設けられている。これらのファクシミ
リ端末11は、公衆回線20を介して地区センタ30と
接続されている。
【0004】また、地区センタ30には、ファクシミリ
受信制御部31、制御部32、文字認識部33および検
証修正部34が設けられている。ファクシミリ受信制御
部31は公衆回線20に接続されており、公衆回線20
を介して入力する各ファクシミリ端末11からのイメー
ジデータを受信するための装置である。制御部32は、
地区センタ30に設けられた各装置の動作を制御するた
めのコンピュータ等から構成され、各部の制御を行うと
共に、上位装置1との送受信制御を行う機能を有してい
る。文字認識部33は、ファクシミリ受信制御部31が
受信したイメージデータに含まれる文字を認識して、コ
ードデータを得る装置である。
【0005】更に、地区センタ30には、ファクシミリ
受信制御部31の受信したイメージデータを一時格納す
るために第1の記憶部35が設けられ、また、文字認識
部33が認識して得たコードデータを一時格納するため
に第2の記憶部36が設けられている。そして、制御部
32が所定の処理を行った場合にその出力をプリントア
ウトするために、プリンタ37が設けられている。検証
修正部34には、複数のワークステーション341が接
続されている。このワークステーション341にはオペ
レータが配置されており、上記イメージデータとコード
データとを照合して、その認識結果が正しいか否かの検
証と、誤りがあればそれを修正する処理を行っている。
このため、このワークステーション341は、ディスプ
レイやキーボードなどを備えたパーソナルコンピュータ
から構成される。
【0006】次に、上記構成のデータ処理システムの動
作を説明する。 営業店10のファクシミリ端末11より、例えば振込
依頼書等の帳票を地区センタ30に送信する。 これにより地区センタ30のファクシミリ受信制御部
31は、営業店10の発信した帳票データ(圧縮された
イメージデータ)を受信し、第1の記憶部35に格納す
ると共に、そのデータを制御部32に送出する。 制御部32は、ファクシミリ受信制御部31から送信
された帳票データを文字認識部33に送信し、文字認識
部33は帳票データの文字認識を行う。制御部32は、
文字認識部33で認識された結果(文字データ+該当エ
リアのイメージデータ)を第2の記憶部36に格納し、
検証修正部34に送信する。
【0007】検証修正部34では、ワークステーショ
ン341をオペレータが操作して、イメージデータと、
これを認識したコードデータとを比較照合し、文字認識
部33が、イメージデータの正常認識を行ったか否かを
判断する。そして、正常認識された場合はそのまま、一
方、認識が誤っていた場合には修正コードデータの生成
を行う。 そして、このような上記の処理結果は、別途ワーク
ステーション341に設けられた図示しない記憶部に一
時格納し、正しく認識された、あるいは正しく修正され
たコードデータが制御部32によって上位装置1に報告
される。このようにして上位装置1が振込依頼書に記載
された文字に対応する文字コードを受信すると、その後
営業店10からの依頼に基づく振替処理が実行される。 また、営業店10のファクシミリ端末11や地区セン
タ30の検証修正部34からの処理状況照会は、営業店
10のファクシミリ端末11あるいは地区センタ30の
プリンタ37に出力される。
【0008】次に、上記データ処理システムに使用する
ファクシミリの説明を行う。図3は、そのファクシミリ
のブロック図である。図に示すファクシミリ40は、営
業店10のファクシミリ端末11で使用されるファクシ
ミリであり、制御部41、操作部42、ROM43、読
取り部44、画像メモリ45、画像処理部46、符号化
部47、送受信部48、復号化部49、印字部50から
なる。
【0009】制御部41は、操作部42〜印字部50の
制御を行い、ファクシミリとしてのイメージデータ処理
を行うプロセッサ等からなるものである。操作部42
は、送信モードの設定や送信開始等の操作を行う各種キ
ーから構成されている。ROM43は、制御部41が実
行するファクシミリ40としての基本動作に必要なプロ
グラムが格納されているメモリである。読取り部44
は、送信時に、送信対象となる帳票のイメージを読取る
CCDセンサ等からなる光学式読取り部である。画像メ
モリ45は、読取り部44にて読取った帳票のイメージ
データを一時格納するためのメモリである。また、画像
処理部46は、画像メモリ45に格納されたイメージデ
ータの画像処理を行うものである。
【0010】符号化部47は、画像処理部46で画像処
理されたデータを送信可能なように符号化する機能を有
し、送受信部48は、符号化されたデータを公衆回線2
0を介して地区センタ30に送信し、また、公衆回線2
0経由で他のファクシミリからデータを受信する機能を
有している。復号化部49は、送受信部48で受信した
データをイメージデータとして復号化するものであり、
また、印字部50は、復号化部49にて復号化されたイ
メージデータを画像メモリ45にて一時格納後、その格
納されたイメージデータを印字する装置である。
【0011】尚、上記ファクシミリ40は、G3規格を
有し、7.7本/mmの分解能(ノーマルモードの3.
85本/mmの分解能と比較してファインモードと呼ば
れる)を有する装置が使用される。
【0012】次に、上記ファクシミリ40の動作につい
て説明する。尚、上記データ処理システムにおいて、フ
ァクシミリ40は、通常、帳票の送信のみであるため、
送信時の処理の流れを以下に説明する。 営業店10のファクシミリ端末11(ファクシミリ4
0)に、帳票として例えば振込依頼書をセットし、ま
た、相手側ファクシミリ番号(=地区センタ30のファ
クシミリ受信制御部31)を操作部42にて設定し、送
信の開始を指示する。
【0013】図4に、振込依頼書の一例を示す。図の振
込依頼書60は、振込先の銀行名や受取人および依頼人
等の記入箇所を備えている。また、これらの記入箇所に
は、利用者の文字記入のガイドとなり、かつ、認識対象
文字が所定位置に記入されることによって、ファクシミ
リ40のイメージデータ処理が効率的に行われるよう、
文字枠61が設けられている。また、このような文字枠
は、読取り部44にて読取る場合に、画像として表れな
い色、即ち、ドロップアウトカラーで印刷され、これに
よって、文字認識時の処理を高速化するようになってい
る。尚、振込依頼書の隅部の3箇所には、認識時のスキ
ュー補正のための補正マーク62が設けられている。
【0014】このような振込依頼書60のイメージデ
ータを、読取り部44にて読取り、読取ったイメージデ
ータを画像メモリ45に一時格納する。尚、ここで、文
字枠61は上述したように、読取り部44では認識しな
いため、格納されるイメージデータには文字枠61の部
分のデータはない。 画像メモリ45に一時格納されたイメージデータを画
像処理部46にて疑似中間調処理等の画像処理を行う。 画像処理部46にて、画像処理を行った後、符号化部
47にて、MH、MR、MMR等の符号化方式により符
号化し、圧縮されたデータとする。 符号化部47にて圧縮されたデータを送受信部48に
より、前記で設定された相手ファクシミリ番号、即
ち、地区センタ30のファクシミリ受信制御部31へ送
信する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような帳票を用いる場合、その文字枠がドロップアウト
カラーで印刷されているが、これは利用者にとってもそ
の輪郭が分かりずらく、従って、文字を記入する場合
に、その記入文字が文字枠からはみ出してしまうといっ
た記入品質の劣化があり、このような場合は、ファクシ
ミリ40の文字認識率が低くなってしまうという問題点
があった。
【0016】一方、このような問題点を解決するため、
文字枠の印刷色を濃くした場合、即ち、ファクシミリ4
0でも認識する非ドロップアウトカラーとした場合、地
区センタ30に対して通信するデータ量が増加し、デー
タ処理システム全体での処理能力が低下してしまうとい
った問題点と、文字枠が文字認識を行う上で画像として
表れるため、認識率が低下して、地区センタ30の検証
修正部34での修正時間の増加となり、この点からも、
データ処理システム全体での処理能力が低下するという
問題点があった。
【0017】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、利用者が記入し易く、かつイメー
ジデータ処理を簡素化することのできる文字認識装置を
提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】第1発明の文字認識装置
は、文字を記入する際のガイドとなる文字枠を、認識可
能な非ドロップアウトカラーで示した帳票と、予め、前
記帳票における文字枠のレイアウトを登録した帳票レイ
アウト登録部と、前記帳票のイメージデータを読取る読
取り部と、前記読取り部で読取られた任意の帳票のイメ
ージデータと、前記帳票レイアウト登録部に登録されて
いる帳票のレイアウトのデータとの排他的論理和演算を
行い、前記任意の帳票のイメージデータから文字枠のデ
ータのみを削除し、これを帳票のイメージデータとして
出力するデータ処理部とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0019】第2発明の文字認識装置は、文字を記入す
る際のガイドとなる文字枠を、認識可能な非ドロップア
ウトカラーで示すと共に、予め、前記文字枠の縦方向と
横方向の延長線上に、縦方向ラインマークと横方向ライ
ンマークを設けてなる帳票と、前記帳票のイメージデー
タを読取る読取り部と、前記読取り部で読取られた任意
の帳票のイメージデータから、前記縦方向ラインマーク
と、前記横方向ラインマークの位置を検出するラインマ
ーク検出部と、前記ラインマーク検出部で検出されたラ
インマークの延長線上に位置するデータを削除し、これ
を帳票のイメージデータとして出力するデータ処理部と
を備えたことを特徴とするものである。
【0020】
【作用】第1発明の文字認識装置においては、帳票のイ
メージデータを読取り部で読取ると、そのデータは一旦
画像メモリに格納される。データ処理部は、帳票レイア
ウト登録部に登録されている帳票レイアウトデータを読
込むと共に、画像メモリに格納されている帳票のイメー
ジデータを読込む。そして、データ処理部は、それぞれ
のデータの排他的論理和演算を行い、文字枠データの消
去された帳票イメージデータを得る。その後、文字枠デ
ータの消去された帳票のイメージデータは、所定の画像
処理が行われる。
【0021】第2発明の文字認識装置においては、帳票
のイメージデータが読取り部で読取られ、このデータは
一旦画像メモリに格納される。ラインマーク検出部は、
画像メモリに格納された帳票のイメージデータを読出
し、帳票の縁端部に印刷されている縦、横のラインマー
クの位置を検出し、このラインマークの位置データをデ
ータ処理部に送出する。データ処理部は、帳票のイメー
ジデータからラインマークの位置の延長線上にあるデー
タを消去することにより、文字枠部分のデータを消去
し、これを帳票のイメージデータとして出力する。その
後、文字枠データの消去された帳票のイメージデータ
は、所定の画像処理が行われる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 《第1の実施例》図1は本発明の文字認識装置における
第1の実施例を示すブロック図である。図は文字認識装
置の適用例としてのファクシミリ100を示し、このフ
ァクシミリ100は、図3に示したファクシミリに対応
している。
【0023】ファクシミリ100は、制御部101、操
作部102、ROM103、読取り部104、画像メモ
リ105、画像処理部106、符号化部107、送受信
部108、復号化部109、印字部110、スキュー検
出部111、帳票レイアウト登録部112からなる。制
御部101は、従来の制御部41と同様に、ファクシミ
リ100としての制御を統轄して行う機能を有し、ま
た、データ処理部101aを備えている。このデータ処
理部101aは、読取った帳票のイメージデータと、帳
票レイアウト登録部112に登録されている帳票の文字
枠のレイアウトデータの排他的論理和演算を行い、演算
後のデータを帳票のイメージデータとして出力する機能
を有している。
【0024】また、操作部102〜印字部110の構成
は、図2に示した操作部42〜印字部50の構成と同様
であるため、ここでの説明は省略する。スキュー検出部
111は、読取り部104で読取った帳票のイメージデ
ータから帳票のスキュー状態を検出して補正を行う機能
を有している。帳票レイアウト登録部112は、帳票の
レイアウトのデータを予め格納する記憶部で、不揮発性
メモリ等から構成されている。尚、この帳票レイアウト
については後述する。
【0025】次に、このように構成された文字認識装置
の動作について説明する。図5に、ファクシミリ100
で認識する帳票の一例を示す。この帳票120は、図4
で示した振込依頼書の文字記入部を抽出して示すもの
で、文字枠121が非ドロップアウトカラーで示されて
いると共に、帳票120隅部の3箇所にスキュー補正の
ための補正マーク122が印刷されている
【0026】図6に、帳票レイアウト登録部112に格
納されている帳票レイアウトを示す。図の帳票レイアウ
ト120aは、図5に示した帳票120の文字枠121
と補正マーク122のみを示した帳票のレイアウトであ
り、図中、121aはその文字枠、122aは補正マー
クを示す。
【0027】上記のような帳票120をファクシミリ1
00で認識する場合は、以下のように処理を行う。 例えば、図5に示した帳票120をファクシミリ10
0にセットし、操作部102からの送信指示により、読
取り部104にて帳票120の読取りを行い、読取った
イメージデータを画像メモリ105に一時格納する。
尚、帳票レイアウト登録部112には、予め図6に示す
帳票レイアウト120aが格納されているとする。
【0028】スキュー検出部111にて、画像メモリ
105に格納されたイメージデータから、3点の補正マ
ーク122の位置を検出し、これに基づきスキュー補正
を行う。図7は、このスキュー補正の説明図である。即
ち、イメージデータ中の補正マーク122の位置からス
キュー量(帳票120の傾き)を求め、イメージデータ
中の3点の補正マーク122を結ぶx軸およびy軸方向
が、画像メモリ105上のx軸、y軸と一致するようス
キュー補正を行う。そして、スキュー補正を行ったイメ
ージデータを再度画像メモリ105に格納する。
【0029】制御部101のデータ処理部101a
は、スキュー補正後のイメージデータを画像メモリ10
5から読出すと共に、帳票レイアウト登録部112か
ら、帳票レイアウト120aを読出し、これらデータの
排他的論理和演算を行う。これにより、非ドロップアウ
トカラーで印刷された文字枠121および補正マーク1
22のデータが消去された帳票120のイメージデータ
が得られ、このイメージデータを画像処理部106で疑
似中間調処理等の画像処理した後、再度、画像メモリ1
05に格納する。 制御部101は画像処理後のイメージデータを画像メ
モリ105から読出し、これを符号化部107にて符号
化し、これを送受信部108で送信する。尚、この処理
は従来と同様である。
【0030】《第2の実施例》図8は本発明の文字認識
装置における第2の実施例を示すブロック図である。図
は上記第1の実施例と同様のファクシミリ200を示し
ており、このファクシミリ200は、制御部201、操
作部202、ROM203、読取り部204、画像メモ
リ205、画像処理部206、符号化部207、送受信
部208、復号化部209、印字部210、スキュー検
出部211、ラインマーク検出部212からなる。
【0031】制御部201は、第1の実施例の制御部1
01と同様に、ファクシミリ200としての制御を統轄
して行う機能を有し、また、データ処理部201aを備
えている。このデータ処理部201aは、後述するライ
ンマーク検出部212で検出された縦、横のラインマー
クに基づき、このラインマークの延長線上に位置する文
字枠データを消去する機能を有している。
【0032】また、帳票は以下に示すように縦方向と横
方向のラインマークが印刷されている。図9にその帳票
のスキュー後のイメージデータを示す即ち、帳票130
には、文字枠131が非ドロップアウトカラーで印刷さ
れていると共に、その縁端部には、それぞれの文字枠1
31の縦方向(y方向)と横方向(x方向)の延長線上
に位置するよう、縦方向ラインマーク132と横方向ラ
インマーク133とが非ドロップアウトカラーで印刷さ
れている。
【0033】ラインマーク検出部212は、読取り部2
04で読取られ、かつスキュー補正された帳票130の
イメージデータから、縦方向ラインマーク132と横方
向ラインマーク133の位置を検出する機能を有してい
る。また、このラインマークの検出については、ライン
マークの印刷位置(例えば、用紙左端/下端より10m
mの範囲等)、およびラインマークの寸法(例えば、5
mm×1mm等)を規定することにより行うものとす
る。尚、操作部202〜スキュー検出部211の構成
は、上記第1の実施例における操作部102〜スキュー
検出部111の構成と同様であるため、ここでの説明は
省略する。
【0034】次に、このように構成された第2の実施例
の動作について説明する。例えば、帳票130をファク
シミリ300で認識する場合、その帳票130をファク
シミリ300にセットすることで、帳票130の読取り
が行われ、そのイメージデータが画像メモリ205に格
納されることは上記第1の実施例と同様である。そし
て、画像メモリ205に格納されたイメージデータのス
キュー補正を行い、図9に示すようなイメージデータを
得る。以上は、第1の実施例における動作、と同様
である。
【0035】ラインマーク検出部212は、スキュー
補正された帳票130のイメージデータから、縦方向ラ
インマーク132と横方向ラインマーク133を検出
し、これらラインマーク132、133のx座標および
y座標のデータをデータ処理部201aに送信する。デ
ータ処理部201aは、帳票130のイメージデータか
ら、ラインマーク132、133のx座標上およびy座
標上に存在する全てのデータを消去する。これにより、
文字枠131のデータが消去され、そのイメージデータ
を画像処理部106で疑似中間調等の画像処理した後、
再度、画像メモリ205に格納する。 制御部201は画像処理後のイメージデータを画像メ
モリ205から読出し、これを符号化部207にて符号
化し、これを送受信部208で送信する。尚、この処理
は上記第1の実施例および従来と同様である。
【0036】尚、上記各実施例では、文字認識装置とし
て、振込依頼書のイメージデータをファクシミリで送信
するシステムに適用した場合を説明したが、これに限定
されるものではなく、文字枠中の文字を記入した帳票の
イメージデータを読取り、文字認識処理を行う装置であ
れば、あらゆる文字認識装置に適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、第1発明の文字認
識装置によれば、予め帳票の文字枠のレイアウトを登録
し、この帳票レイアウトと、読取った任意の帳票のイメ
ージデータとの排他的論理和演算を行って、文字枠のデ
ータを消去するようにしたので、利用者にとっても、文
字が記入し易く、また文字認識を行う帳票のイメージデ
ータのデータ量が少なくなり、従って文字認識処理の高
速化を図ることができる。
【0038】また、第2発明の文字認識装置によれば、
帳票上の文字枠の縦、横方向の延長線上に、予め縦、横
のラインマークを設け、帳票を読取った場合、これらの
縦、横のラインマークの延長線上のデータを消去するこ
とで、帳票のイメージデータから文字枠のデータを消去
するようにしたので、上記第1発明と同様に、利用者に
とって文字の記入が容易となり、かつ文字認識処理の効
率向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字認識装置の第1の実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】文字認識装置が適用されるデータ処理システム
のブロック図である。
【図3】従来の文字認識装置としてのファクシミリのブ
ロック図である。
【図4】帳票の一例を示す図である。
【図5】帳票の要部の説明図である。
【図6】帳票レイアウトを示す説明図である。
【図7】帳票のスキュー補正の説明図である。
【図8】本発明の文字認識装置の第2の実施例のブロッ
ク図である。
【図9】本発明の文字認識装置の第2の実施例における
スキュー補正後の帳票イメージデータの説明図である。
【符号の説明】
101a、201a データ処理部 104、204 読取り部 112 帳票レイアウト登録部 120、130 帳票 120a 帳票レイアウト 121、131 文字枠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字を記入する際のガイドとなる文字枠
    を、認識可能な非ドロップアウトカラーで示した帳票
    と、 予め、前記帳票における文字枠のレイアウトを登録した
    帳票レイアウト登録部と、 前記帳票のイメージデータを読取る読取り部と、 前記読取り部で読取られた任意の帳票のイメージデータ
    と、前記帳票レイアウト登録部に登録されている帳票の
    レイアウトのデータとの排他的論理和演算を行い、前記
    任意の帳票のイメージデータから文字枠のデータのみを
    削除し、これを帳票のイメージデータとして出力するデ
    ータ処理部とを備えたことを特徴とする文字認識装置。
  2. 【請求項2】 文字を記入する際のガイドとなる文字枠
    を、認識可能な非ドロップアウトカラーで示すと共に、
    予め、前記文字枠の縦方向と横方向の延長線上に、縦方
    向ラインマークと横方向ラインマークを設けてなる帳票
    と、 前記帳票のイメージデータを読取る読取り部と、 前記読取り部で読取られた任意の帳票のイメージデータ
    から、前記縦方向ラインマークと、前記横方向ラインマ
    ークの位置を検出するラインマーク検出部と、 前記ラインマーク検出部で検出されたラインマークの延
    長線上に位置するデータを削除し、これを帳票のイメー
    ジデータとして出力するデータ処理部とを備えたことを
    特徴とする文字認識装置。
JP5096946A 1993-03-31 1993-03-31 文字認識装置 Pending JPH06290296A (ja)

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