JPH06274686A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06274686A
JPH06274686A JP5060689A JP6068993A JPH06274686A JP H06274686 A JPH06274686 A JP H06274686A JP 5060689 A JP5060689 A JP 5060689A JP 6068993 A JP6068993 A JP 6068993A JP H06274686 A JPH06274686 A JP H06274686A
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image
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JP5060689A
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English (en)
Inventor
Kanji Tsuchiya
完二 土屋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信画像の原画像に対する微妙な拡大または
縮小を補正して正確な文字認識を行える画像処理装置を
得る。 【構成】 基準マーク検出手段31は、探索領域内のシ
ートバッファを操作し、左上部の基準マークの探索を行
い、基準マークが検出された場合、他の基準マークを探
索する。そして、基準マークが検出された場合、基準マ
ーク間長検出手段32は、検出された基準マークよりそ
のマーク間の距離を算出し、原画像サイズ/ずれ量検出
手段33は、マーク間の長さにより原画像のサイズを検
出すると共に受信画像の原画像に対する微妙な拡大また
は縮小を検出する。そして、補正手段34は、原画像サ
イズ/ずれ量検出手段33により検出された受信画像の
原画像に対する微妙な拡大または縮小を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばファクシミリ
装置によって通信回線を介して入力した画像情報から、
文字の読取りを行う画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置によって受信
したFAX画像情報から、文字読取装置によってFAX
画像情報中の文字パターンの認識を行う画像処理装置に
おいては、種類に関係なく一定のサイズを有する基準マ
ークが所定位置に設けられた帳票を処理対象としてい
る。すなわち、画像処理装置は、送信側ファクシミリ装
置から送信される基準マークが設けられた帳票の画像か
ら文字パターンを検出し、この文字パターンについて文
字認識処理を行うものである。
【0003】ところで、送信側ファクシミリ装置から画
像処理装置に画像が送信される場合には、画像処理装置
側の画像情報を受信するFAXアダプタにおいて指定さ
れている原稿(帳票)サイズに応じた画像情報が送信さ
れる。
【0004】例えば、送信側ファクシミリ装置における
原稿サイズの指定がA4またはB4に切り替え可能であ
り、受信側画像処理装置のFAXアダプタの原稿サイズ
の指定がA4サイズに固定であるような場合において、
送信側ファクシミリ装置で原稿サイズの指定を、本来A
4であるべきところを誤ってB4とすると、送信する画
像情報が縮小されて送信される。すなわち、B4サイズ
をA4サイズにするための縮小率(原画像に対して縦、
横それぞれ約81.6%の縮小)に基づいて縮小処理さ
れた画像が受信側FAXアダプタに送信される。
【0005】このように、本来A4サイズの原稿の画像
情報であるものが縮小されているような場合、画像処理
装置では画像情報から文字の認識を行うことができなく
なるという問題点があった。
【0006】そこで、この問題点を解消するものとし
て、基準マークのサイズを検出することにより画像の縮
小率または拡大率を検出して、受信画像を原画像と同じ
サイズに復元する画像処理装置が特開平2−26838
7号公報に提案されている。
【0007】図5は、特開平2−268387号公報に
開示されている画像処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0008】画像処理装置は、FAXアダプタ11を有
しており、FAXアダプタ11は、通信回線と接続され
ており、図示せぬファクシミリ装置と通信回線を介して
送受信される受信画像(以下、「イメージデータ」とい
う)の属性データ(後述する)を、前記ファクシミリ装
置との間で確認すると共に、イメージデータの送受信を
行うものである。そして、FAXアダプタ11には、F
AXアダプタ11によって受信されたイメージデータ及
び属性データを一時保持するFAXコントローラ12が
接続されており、FAXコントローラ12には、画像処
理装置を構成する各部の制御を行う制御部13が接続さ
れている。
【0009】更に、制御部13には、FAXコントロー
ラ12によって保持されたイメージデータについて復号
化、拡大/縮小処理等を行うイメージ処理部14が接続
されており、イメージ処理部14には、イメージデータ
が復号化、拡大/縮小処理されて得られた画像(復号画
像)を格納するシートバッファ15が接続されている。
また、シートバッファ15には、文字認識処理を行う認
識部16が接続されており、認識部16は、シートバッ
ファ15に格納された画像から文字パターンを検出し、
文字認識処理を行い、その認識結果を制御部13に転送
するようになっている。更に、制御部13には、入出力
部17が接続されており、入出力部17は、例えばCR
T18及びキーボード19から構成されている。
【0010】そして、CRT18は、制御部13を介し
て認識部16における認識結果を表示するようになって
おり、キーボード19は、文字認識結果に対して訂正が
ある場合に、制御部13に修正データを入力する場合等
に用いられる。
【0011】次に動作について説明する。
【0012】ここでは、通信回線に接続された送信側フ
ァクシミリ装置(図示せず)から、所定の位置に基準マ
ークが設けられた帳票のイメージデータが送信されるも
のとする。また、送信側ファクシミリ装置における帳票
サイズの指定がA4またはB4に切り換え可能なもので
あり、画像処理装置のFAXアダプタ11の帳票サイズ
の指定がA4に固定であるとする。
【0013】まず、送信側ファクシミリ装置においてイ
メージデータの送信処理が起動されると、送信側ファク
シミリ装置とFAXアダプタ11との間でトレーニング
モードが実行される。すなわち、トレーニングモード時
には、送信側ファクシミリ装置からFAXアダプタ11
に対して送信するイメージデータのイメージ形式、イメ
ージデータの解像度、原票サイズ(横方向)、伝送レー
ト等の属性データが送信され、FAXアダプタ11との
間で確認が行われる。なお、属性データ中のイメージ形
式は、イメージデータの形式が圧縮か非圧縮かを示し、
圧縮の場合は符号化方法を示すコード化されたデータと
なる。
【0014】なお、符号化方法には、MH(モディファ
イド・ホフマン)、MR(モディファイド・リード)、
MMR(モディファイド・MR)等が用いられる。ま
た、イメージデータの解像度は、主走査方向解像度、及
び副走査方向解像度のそれぞれについて所定の単位(例
えばドット/inch)で示すものである。
【0015】そして、トレーニングモードが終了する
と、送信側ファクシミリ装置は、FAXアダプタ11に
イメージデータを送信する。この際、送信側ファクシミ
リ装置の帳票サイズ指定がB4であり、受信側の帳票サ
イズ指定(A4)と異なる場合には、送信側ファクシミ
リ装置は、イメージデータを受信側の帳票指定サイズに
合うように縮小して送信する。例えば、B4サイズから
A4サイズに縮小する場合には、縦、横それぞれ82%
のサイズに縮小される。それから、FAXアダプタ11
は、受信したイメージデータを逐次FAXコントローラ
12に出力する。更に、FAXコントローラ12は、イ
メージデータの中のラインエンド、データエンドの検出
を行いながら、イメージデータのバッファリングを行
う。
【0016】そして、バッファフル時、あるいはイメー
ジデータの転送終了時(データエンド検出時)に、バッ
ファ中のイメージデータを制御部13に転送する。それ
から、FAXコントローラ12は、イメージデータの転
送を終了した後、トレーニングモード時に得られたイメ
ージデータの属性データを制御部13に転送する。それ
から、制御部13は、FAXコントローラ12から転送
された属性データから、イメージ処理部14に以下に示
すようなパラメータ(e,ax,ay)をセットする。
【0017】イメージ形式→復号化方法:e 主走査方向解像度→主走査方向拡大/縮小率:ax 副走査方向解像度→副走査方向拡大/縮小率:ay ここで、eはイメージデータを原画像に復元するための
復号化方法を指定するパラメータ、axはイメージデー
タを原画像に復元する際の主走査方向拡大/縮小率、a
yはイメージデータを原画像に復元する際の副走査方向
拡大/縮小率である。
【0018】はじめに、制御部13は、イメージ処理部
14に対して主走査方向拡大/縮小率ax及び副走査方
向拡大/縮小率ayを共に100%として設定する。す
なわち、送信側ファクシミリ装置の帳票サイズの指定と
画像処理装置側の帳票サイズの指定が同一で受信したイ
メージデータが拡大、縮小されていないものとして、パ
ラメータax,ayを拡大、縮小を行わないようにセッ
トする。そして、各パラメータのセットが終了した後、
制御部13は、イメージ処理部14に対して1回目のイ
メージデータの転送を行う。
【0019】イメージ処理部14は、イメージデータに
対してパラメータeによって示されるMH、MR、MM
Rの内の所定の符号化方法に従って復号化処理を行い、
主/副走査方向拡大/縮小率を示すパラメータax,a
yに従って拡大/縮小処理を行う(1回目のイメージデ
ータ転送の際は、拡大、縮小なし)。それから、イメー
ジ処理部14は、復号化処理、拡大/縮小処理によって
得られた画像をシートバッファ15に格納する。更に、
シートバッファ15に格納された帳票21の画像を図6
に示す。
【0020】シートバッファ15に画像の書き込みが完
了すると、制御部13は、認識部16に対してシートバ
ッファ内に格納された画像についての文字読取り処理の
開始を指示する。すると、認識部16は、制御部13か
らの指示に応じて、図7のフローチャートで示す手順に
従って基準マークの探索を行う。帳票21には、図6に
示すように基準マーク22〜24が設けられている。こ
の基準マーク22〜24は、シートバッファ15に格納
された帳票21の画像の位置や大きさを特定するための
基準となるものであり、帳票21のサイズに関係なく特
定のサイズが設定されている。一般に、帳票21上の所
定の位置(左上部、右上部、左下部)に予め印刷されて
いるものである。
【0021】そして、認識部16は、帳票21の画像に
対して左上部の基準マーク22を検出するための探索領
域を設定する(ステップS1)。この探索領域は、シー
トバッファ15に格納された画像が原画像と同一のサイ
ズである場合であっても、またB4サイズからA4サイ
ズに縮小処理が行われた画像(以下、「縮小画像」とい
う)である場合であっても、基準マーク22のイメージ
が含まれる領域とする。そして、シートバッファ15に
格納された画像が縮小画像である場合の基準マークのサ
イズ(縮小サイズ)を、基準値として設定する(ステッ
プS2)。それから、縮小サイズ基準値が設定される
と、基準マークと判断できるサイズの範囲を、標準サイ
ズから縮小サイズ基準値の間に設定する。
【0022】また、左上部の基準マークに対するサイズ
基準値として標準サイズが設定される。それから、認識
部16は、探索領域内のシートバッファ15を操作し、
左上部の基準マーク22の探索を行う(ステップS
3)。ここで、基準マークと判断できるサイズ範囲に含
まれるイメージが存在せず、左上部の基準マーク22が
検出されなかった場合(ステップS4)、シーバッファ
15に格納された画像は、処理対象としていない帳票の
ものと判断(シートリジェクト)して処理を終了する
(ステップS5)。また、ステップS4において、基準
マークが検出されたと判断された場合、検出された基準
マーク22のサイズチェックを行う(ステップS6)。
【0023】ここで、左上部の基準マーク22のサイズ
が標準サイズである場合(ステップS7)、シートバッ
ファ15に格納された画像が縮小されていないものと判
断する。そして、右上部及び左下部の基準マーク23、
24を検出するための探索領域をそれぞれについて設定
する(ステップS8)。また、右上部及び左下部の基準
マーク23、24に対するサイズ基準値を標準サイズと
して設定する(ステップS9)。それから、認識部16
は、設定した探索領域内のシートバッファ15を走査
し、右上部及び左下部の基準マーク23、24の探索を
行う(ステップS10)。ここで、右上部及び左下部の
基準マーク23、24が検出されなかった場合(ステッ
プS11)、シートバッファ15に格納された画像は、
処理対象としていない帳票であると判断(シートリジェ
クト)して処理を終了する(ステップS12)。
【0024】なお、ステップS11において、基準マー
ク23、24が検出されたと判断された場合、検出され
た基準マーク22〜24によって示される位置情報をも
とに、シートバッファ15に格納された画像から文字パ
ターンの切り出しを行い、この文字パターンについて文
字認識処理を行う。そして、認識部16は、文字認識処
理の結果を制御部13に転送し、制御部13は、認識部
16から転送された認識結果について編集を行い、最終
的な文字読取り結果を入出力部17に出力し、CRT1
8に表示させる(ステップS13)。
【0025】一方、前述ステップS7において、左上部
で検出された基準マーク22のサイズが標準サイズでな
いと判断された場合、ステップ2において設定された縮
小サイズ基準値をもとに、検出された基準マーク22の
サイズが所定の縮小サイズであるか否か判断する(ステ
ップS14)。すなわち、シートバッファ15に格納さ
れた画像が、B4からA4に縮小された縮小画像である
か否かを判断する。ここで、基準マーク22のサイズ
が、予めステップS2において設定された縮小サイズ基
準値と異なる(中間的なサイズ)場合には、シートバッ
ファ15に格納された画像は、処理対象としないもの
(シートリジェクト)として処理を終了する(ステップ
S5)。
【0026】また、ステップS14において、検出され
た基準マーク22のサイズが所定の縮小サイズであると
判断された場合には、シートバッファ15に格納された
画像は、送信側と受信側との間で帳票サイズ指定が異な
るために縮小処理された画像とみなし、制御部13にそ
のイメージデータの拡大再送要求を行う(ステップS1
5)。そして、制御部13は、認識部16からのイメー
ジデータ拡大再送要求に応じて、イメージ処理部14に
各パラメータのセットを再度行う。すなわち、受信した
イメージデータをA4からB4のサイズにする拡大処
理、及び復号化処理を行わせるためのパラメータ(e,
ax,ay)をセットする。この際、パラメータax,
ayは、A4からB4のサイズに拡大するための拡大率
122.6%としてセットする。
【0027】そして、イメージ処理部14に再度パラメ
ータがセットされると、制御部13は、イメージ処理部
14に対して2回目のイメージデータの転送を支持す
る。それから、イメージ処理部14は、セットされたパ
ラメータに基づいて、イメージデータの復号化、及び拡
大処理を行い、これによって得られた画像をシートバッ
ファ15に格納する。それから、上述同様の動作により
基準マーク22〜24の検出を行う。2回目のイメージ
データの転送では、現画像に復元された画像がシートバ
ッファ15に格納されているため、基準マーク22〜2
4の検出が正常に行われて、文字読取り処理が行われ
る。
【0028】なお、2回目のイメージデータの転送によ
って得られた画像から、基準マーク22〜24の探索を
行った際に、左上部の基準マーク22のサイズが標準で
ない場合、及び右上部、左下部の基準マーク23、24
が検出されなかった場合には、受信したイメージデータ
が処理対象とする帳票以外のものであると判断し、文字
読取り処理を行わない。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像処理装置
は、以上のように、個々の基準マークのサイズによりそ
の縮小率を決定しているため、現画像と受信画像とが同
一サイズである場合、受信画像の原画像に対する微妙な
拡大または縮小を検出することができないという問題点
があった。また、基準マークのサイズを所定以上に大き
くする必要があるが、大きくすると比較する際の誤差が
増すという問題点があり、更に基準マークが大きくなる
と、実質的な帳票の使用領域が減少するという問題点が
あった。
【0030】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、受信画像の原画像に対する微妙
な拡大または縮小を補正して正確な文字認識を行える画
像処理装置を得ることを目的としている。
【0031】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像処理
装置は、所定の位置に基準マークが設けられた帳票の画
像を通信回線を経由して受信し、この受信画像をもとに
前記帳票に記入された文字を認識する画像処理装置にお
いて、受信画像から基準マークを検出する基準マーク検
出手段と、基準マーク検出手段により検出されたマーク
間の長さを検出する基準マーク間長検出手段と、基準マ
ーク間長検出手段が検出したマーク間の長さにより原画
像のサイズを検出すると共に受信画像の原画像に対する
微妙な拡大または縮小を検出する原画像サイズ/ずれ量
検出手段と、原画像サイズ/ずれ量検出手段により検出
された受信画像の原画像に対する微妙な拡大または縮小
を補正する補正手段とを備えることを特徴とするもので
ある。
【0032】また、相手側ファクシミリ装置と通信回線
を介して送受信される受信画像の属性データを、相手側
ファクシミリ装置との間で確認すると共に、イメージデ
ータの送受信を行うFAXアダプタを備えることを特徴
とするものである。
【0033】また、前記帳票の左上部、左下部、右上部
に基準マークが設けられていることを特徴とするもので
ある。
【0034】
【作用】この発明に係る画像処理装置は、受信画像から
基準マーク検出手段により基準マークを検出し、基準マ
ーク検出手段により検出されたマーク間の長さを基準マ
ーク間長検出手段により検出し、原画像サイズ/ずれ量
検出手段により基準マーク間長検出手段が検出したマー
ク間の長さにより原画像のサイズを検出すると共に受信
画像の原画像に対する微妙な拡大または縮小を検出し、
原画像サイズ/ずれ量検出手段により検出された受信画
像の原画像に対する微妙な拡大または縮小を補正手段に
より補正し、正確な文字認識を行える。
【0035】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。
【0036】図2は、本発明に係る画像処理装置の構成
を示すブロック図である。
【0037】画像処理装置は、FAXアダプタ11を有
しており、FAXアダプタ11は、通信回線と接続され
ており、図示せぬファクシミリ装置と通信回線を介して
送受信される受信画像(イメージデータ)の属性データ
を、前記ファクシミリ装置との間で確認すると共に、イ
メージデータの送受信を行うものである。そして、FA
Xアダプタ11には、FAXアダプタ11によって受信
されたイメージデータ及び属性データを一時保持するF
AXコントローラ12が接続されており、FAXコント
ローラ12には、画像処理装置を構成する各部の制御を
行う制御部13が接続されている。
【0038】更に、制御部13には、FAXコントロー
ラ12によって保持されたイメージデータについて復号
化、拡大/縮小処理等を行うイメージ処理部14が接続
されており、イメージ処理部14には、イメージデータ
が復号化、拡大/縮小処理されて得られた画像(復号画
像)を格納するシートバッファ15が接続されている。
また、シートバッファ15には、文字認識処理を行う認
識部16が接続されており、認識部16は、シートバッ
ファ15に格納された画像から文字パターンを検出し、
文字認識処理を行い、その認識結果を制御部13に転送
するようになっている。更に、制御部13には、入出力
部17が接続されており、入出力部17は、例えばCR
T18及びキーボード19から構成されている。
【0039】そして、CRT18は、制御部13を介し
て認識部16における認識結果を表示するようになって
おり、キーボード19は、文字認識結果に対して訂正が
ある場合に、制御部13に修正データを入力する場合等
に用いられる。
【0040】図1は、認識部16の構成を詳示するブロ
ック図である。
【0041】認識部16は、受信画像から基準マークを
検出する基準マーク検出手段31と、基準マーク検出手
段31により検出されたマーク間の長さを検出する基準
マーク間長検出手段32と、基準マーク間長検出手段3
2が検出したマーク間の長さにより原画像のサイズを検
出すると共に受信画像の原画像に対する微妙な拡大また
は縮小を検出する原画像サイズ/ずれ量検出手段33
と、原画像サイズ/ずれ量検出手段33により検出され
た受信画像の原画像に対する微妙な拡大または縮小を補
正する補正手段34とを備えている。
【0042】図3は、本発明に係る帳票を示す図であ
り、21は帳票サイズを示し、22〜25は基準マーク
を示す。なお、基準マーク25はなくてもよい。
【0043】次に、本実施例の作用を図4のフローチャ
ートに沿って説明する。
【0044】認識部16は、読み込んだ画像の傾きを補
正するため、すなわち各基準情報の位置を検出するた
め、基準マーク22の探索領域を検出するための探索領
域を設定する(ステップF1)。そして、認識部16
は、画像情報の縮小率を検出ために基準マーク22及び
23のマーク間の距離値を設定する(ステップF2)。
それから、認識部16の基準マーク検出手段31は、探
索領域内のシートバッファ15を操作し、左上部の基準
マーク22の探索を行う(ステップF3)。ここで、基
準マークと判断できるサイズ範囲に含まれるイメージが
存在せず、左上部の基準マーク22が検出されなかった
場合(ステップF4)、シーバッファ15に格納された
画像は、処理対象としていない帳票であると判断(シー
トリジェクト)して処理を終了する(ステップF1
2)。
【0045】また、ステップF4において、基準マーク
が検出されたと判断された場合、検出されたマークが本
当のマークか他の絵かを差別化するために基準マーク2
2のサイズチェックを行い(ステップF5)、基準マー
クでことを確認する。なお、この比較基準は、CCIT
T T30にする通信情報として、現在の用紙サイズが
検知できるので、考え得る範囲に段階的に設定される。
【0046】それから、他の基準マークを検出するため
の探索領域をそれぞれについて設定する(ステップF
7)。それから、認識部16の基準マーク検出手段31
は、設定した探索領域内のシートバッファ15を走査
し、右上部、左下部、右下部の基準マーク23〜25の
探索を行う(ステップF8)。ここで、基準マーク23
〜25が検出されなかった場合、シートバッファ15に
格納された画像は、処理対象としていない帳票であると
判断(シートリジェクト)して処理を終了する(ステッ
プF12)。
【0047】なお、ステップF8において、基準マーク
23〜25が検出されたと判断された場合、基準マーク
間長検出手段32は、検出された基準マーク22、23
よりそのマーク間の距離を算出する(ステップF9)。
そして、原画像サイズ/ずれ量検出手段33は、マーク
間の長さにより原画像のサイズを検出すると共に受信画
像の原画像に対する微妙な拡大または縮小を検出し、補
正手段34は、原画像サイズ/ずれ量検出手段33によ
り検出された受信画像の原画像に対する微妙な拡大また
は縮小を補正する(ステップF10)。これにより、数
ミリの誤差も補正され、正確な文字の認識が行われる
(ステップF11)。
【0048】そして、認識部16は、文字認識処理の結
果を制御部13に転送し、制御部13は、認識部16か
ら転送された認識結果について編集を行い、最終的な文
字読取り結果を入出力部17に出力し、CRT18に表
示させる(ステップS13)。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、原画像サイズ/ずれ量検出手段により検出された受
信画像の原画像に対する微妙な拡大または縮小を補正手
段により補正するように構成したので、文字の切り出し
の位置を正確に知ることができ、精度の高い文字認識を
行うことができる。更に、傾きを補正する基準マークを
利用しているので、その基準マークが限定されたサイズ
のため、検出が容易であり、従って補正計算が早く実行
でき、また帳票エリアを広く確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る認識部の構成を示すブロック図
である。
【図2】この発明に係る画像処理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】この発明に係る帳票を示す図である。
【図4】この発明の作用を示すフローチャートである。
【図5】従来の画像処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】従来の帳票を示す図である。
【図7】従来装置の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
11 FAXアダプタ 12 FAXコントローラ 13 制御部 14 イメージ処理部 15 シートバッファ 16 認識部 18 CRT 19 キーボード 31 基準マーク検出手段 32 基準マーク間長検出手段 33 原画像サイズ/ずれ量検出手段 34 補正手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の位置に複数の基準マークが設けら
    れた帳票の画像を通信回線を経由して受信し、この受信
    画像をもとに前記帳票に記入された文字を認識する画像
    処理装置において、 受信画像から基準マークを検出する基準マーク検出手段
    と、 基準マーク検出手段により検出されたマーク間の長さを
    検出する基準マーク間長検出手段と、 基準マーク間長検出手段が検出したマーク間の長さによ
    り原画像のサイズを検出すると共に受信画像の原画像に
    対する拡大または縮小を検出する原画像サイズ/ずれ量
    検出手段と、 原画像サイズ/ずれ量検出手段により検出された受信画
    像の原画像に対する拡大または縮小を補正する補正手段
    と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 相手側ファクシミリ装置と通信回線を介
    して送受信される受信画像の属性データを、相手側ファ
    クシミリ装置との間で確認すると共に、イメージデータ
    の送受信を行うFAXアダプタを備えることを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記帳票の左上部、左下部、右上部に基
    準マークが設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の画像処理装置。
JP5060689A 1993-03-19 1993-03-19 画像処理装置 Pending JPH06274686A (ja)

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