JP2586842B2 - ファクシミリ受信装置 - Google Patents
ファクシミリ受信装置Info
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- JP2586842B2 JP2586842B2 JP6311527A JP31152794A JP2586842B2 JP 2586842 B2 JP2586842 B2 JP 2586842B2 JP 6311527 A JP6311527 A JP 6311527A JP 31152794 A JP31152794 A JP 31152794A JP 2586842 B2 JP2586842 B2 JP 2586842B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ受信装置に
係り、特にファクシミリ装置から送信されたイメージデ
ータを受信してその文字認識を行うと共に、認識不能文
字があるときには発信者に再送依頼を行うファクシミリ
受信装置に関する。
係り、特にファクシミリ装置から送信されたイメージデ
ータを受信してその文字認識を行うと共に、認識不能文
字があるときには発信者に再送依頼を行うファクシミリ
受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光学的文字読取り装置(OC
R)の入力手段を遠隔地にあるファクシミリ装置とし、
このファクシミリ装置から回線を介して送信されてきた
イメージデータをファクシミリ受信装置で受信して文字
認識を行うOCRシステムが知られている。
R)の入力手段を遠隔地にあるファクシミリ装置とし、
このファクシミリ装置から回線を介して送信されてきた
イメージデータをファクシミリ受信装置で受信して文字
認識を行うOCRシステムが知られている。
【0003】このOCRシステムでは、上記のファクシ
ミリ装置からは通常、OCR帳票の手書き文字がイメー
ジデータとしてファクシミリ受信装置に送られてくる。
ファクシミリ受信装置はこの受信イメージデータから文
字認識を行うが、手書き文字であるため、認識不能な文
字があることがあり、その場合は帳票再送依頼の文書を
発信者のファクシミリ装置に自動送信する。
ミリ装置からは通常、OCR帳票の手書き文字がイメー
ジデータとしてファクシミリ受信装置に送られてくる。
ファクシミリ受信装置はこの受信イメージデータから文
字認識を行うが、手書き文字であるため、認識不能な文
字があることがあり、その場合は帳票再送依頼の文書を
発信者のファクシミリ装置に自動送信する。
【0004】この場合、従来のファクシミリ受信装置
は、帳票再送依頼の文書では、単に前回送付の帳票の再
送信を依頼するものであった(例えば、特開平4−29
3185号公報:発明の名称「ファイリング装置」)。
すなわち、この従来装置はスキャナで文書をイメージと
して読み込み、文字をOCR認識部で認識するものであ
るが、OCR認識時にテキスト部(文字)の誤認が生じ
た場合に、訂正方法の一つとして誤認発生の都度発信者
であるユーザに訂正を促すオンライン訂正方法を採用し
ている。
は、帳票再送依頼の文書では、単に前回送付の帳票の再
送信を依頼するものであった(例えば、特開平4−29
3185号公報:発明の名称「ファイリング装置」)。
すなわち、この従来装置はスキャナで文書をイメージと
して読み込み、文字をOCR認識部で認識するものであ
るが、OCR認識時にテキスト部(文字)の誤認が生じ
た場合に、訂正方法の一つとして誤認発生の都度発信者
であるユーザに訂正を促すオンライン訂正方法を採用し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
のファクシミリ受信装置では、帳票再送依頼の文書中に
どの文字がどうして認識不能となったのかが記載されて
いないため、発信者は単に同一の帳票を再送信するしか
なく、その結果、文字の書き方に問題がある場合には、
また認識不能となってしまい、最終的にはファクシミリ
受信装置のあるセンター側で修正をしなければならない
という問題がある。
のファクシミリ受信装置では、帳票再送依頼の文書中に
どの文字がどうして認識不能となったのかが記載されて
いないため、発信者は単に同一の帳票を再送信するしか
なく、その結果、文字の書き方に問題がある場合には、
また認識不能となってしまい、最終的にはファクシミリ
受信装置のあるセンター側で修正をしなければならない
という問題がある。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
再送依頼の文書中に認識不能の文字を推定してその文字
の書き方を指示することにより、センター側での修正作
業を不要とし得ると共に、認識率を向上し得るファクシ
ミリ受信装置を提供することを目的とする。
再送依頼の文書中に認識不能の文字を推定してその文字
の書き方を指示することにより、センター側での修正作
業を不要とし得ると共に、認識率を向上し得るファクシ
ミリ受信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、ファクシミリ装置から送信された手書き文
字を含む文書のイメージデータは受信し、ファクシミリ
装置に対しては再送依頼文書を送信するファクシミリ通
信部と、ファクシミリ通信部により受信したイメージデ
ータを蓄積するイメージ蓄積部と、イメージ蓄積部より
のイメージデータに基づいて文字認識を行う認識部と、
認識部により認識された文字のそれぞれについて正常認
識か認識不能かを判定する判定部と、判定部により認識
不能と判定された文字があるときには、認識不能と判定
された文字と共に、その認識不能文字に対して推定した
一又は二以上の候補文字と候補文字毎に書き方の指示を
示す文書内容の再送依頼文書を作成し、再送依頼文書を
ファクシミリ通信部を介してファクシミリ装置へ送信さ
せる再送依頼文書作成手段とを有する構成としたもので
ある。
成するため、ファクシミリ装置から送信された手書き文
字を含む文書のイメージデータは受信し、ファクシミリ
装置に対しては再送依頼文書を送信するファクシミリ通
信部と、ファクシミリ通信部により受信したイメージデ
ータを蓄積するイメージ蓄積部と、イメージ蓄積部より
のイメージデータに基づいて文字認識を行う認識部と、
認識部により認識された文字のそれぞれについて正常認
識か認識不能かを判定する判定部と、判定部により認識
不能と判定された文字があるときには、認識不能と判定
された文字と共に、その認識不能文字に対して推定した
一又は二以上の候補文字と候補文字毎に書き方の指示を
示す文書内容の再送依頼文書を作成し、再送依頼文書を
ファクシミリ通信部を介してファクシミリ装置へ送信さ
せる再送依頼文書作成手段とを有する構成としたもので
ある。
【0008】また、本発明の認識部はイメージデータの
文字認識を行うと共にその文字認識の確信度を発生し、
判定部は該確信度を予め定めた基準値と大小比較して確
信度が基準値未満のときに認識文字が認識不能と判定
し、再送依頼文書作成手段は、認識不能と判定された文
字に対して推定した複数の候補文字のうち確信度の高い
候補文字から予め定めた数の候補文字を選択し、認識不
能と判定された文字をイメージデータとして含む内容と
共に、選択した候補文字及び候補文字の確信度が基準値
以上となるための書き方を示す内容の再送依頼文書を作
成する構成としたものである。
文字認識を行うと共にその文字認識の確信度を発生し、
判定部は該確信度を予め定めた基準値と大小比較して確
信度が基準値未満のときに認識文字が認識不能と判定
し、再送依頼文書作成手段は、認識不能と判定された文
字に対して推定した複数の候補文字のうち確信度の高い
候補文字から予め定めた数の候補文字を選択し、認識不
能と判定された文字をイメージデータとして含む内容と
共に、選択した候補文字及び候補文字の確信度が基準値
以上となるための書き方を示す内容の再送依頼文書を作
成する構成としたものである。
【0009】
【作用】本発明では、ファクシミリ装置から送信された
手書き文字を含む文書のイメージデータを受信し、その
受信イメージデータから認識部により認識した各文字の
うち、判定部により認識不能と判定された文字について
は、認識不能と判定された文字と共に、その認識不能文
字に対して推定した一又は二以上の候補文字と候補文字
毎に書き方の指示を示す文書内容の再送依頼文書を発信
元のファクシミリ装置へ送信するようにしたため、文字
の修正入力作業をファクシミリ装置側だけで行わせるこ
とができる。
手書き文字を含む文書のイメージデータを受信し、その
受信イメージデータから認識部により認識した各文字の
うち、判定部により認識不能と判定された文字について
は、認識不能と判定された文字と共に、その認識不能文
字に対して推定した一又は二以上の候補文字と候補文字
毎に書き方の指示を示す文書内容の再送依頼文書を発信
元のファクシミリ装置へ送信するようにしたため、文字
の修正入力作業をファクシミリ装置側だけで行わせるこ
とができる。
【0010】また、本発明では、認識不能と判定された
文字をイメージデータとして含む内容と共に、選択した
候補文字及び候補文字の確信度が基準値以上となるため
の書き方を示す内容の再送依頼文書を送信するようにし
たため、認識できなかった文字のどの部分が認識できな
いのかがファクシミリ装置の発信者に確認させることが
でき、またその修正の仕方も理解できる。
文字をイメージデータとして含む内容と共に、選択した
候補文字及び候補文字の確信度が基準値以上となるため
の書き方を示す内容の再送依頼文書を送信するようにし
たため、認識できなかった文字のどの部分が認識できな
いのかがファクシミリ装置の発信者に確認させることが
でき、またその修正の仕方も理解できる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明にするファクシミリ受信装置の一実施例のブ
ロック図を示す。本実施例のファクシミリ受信装置10
は、ファクシミリOCR装置と呼ばれる装置で、例えば
電話回線20を介して遠隔地のファクシミリ装置30と
接続されている。
1は本発明にするファクシミリ受信装置の一実施例のブ
ロック図を示す。本実施例のファクシミリ受信装置10
は、ファクシミリOCR装置と呼ばれる装置で、例えば
電話回線20を介して遠隔地のファクシミリ装置30と
接続されている。
【0012】ファクシミリ受信装置10は、ファクシミ
リ通信を行うためのファクシミリ通信部11と、ファク
シミリ受信したOCR帳票のイメージを蓄積するイメー
ジ蓄積部12と、イメージ蓄積部12よりイメージを取
り出し、認識処理を行うOCR認識部13と、OCR認
識部13の認識結果の確信度が基準値以上かどうかを判
定する確信度判定部14と、確信度判定部14で確信度
が基準値以上だった場合にその結果を蓄積する正常認識
文字蓄積部15と、確信度が基準値未満となった文字に
ついての情報を蓄積する認識不能文字情報蓄積部16
と、再送依頼文書の送信イメージデータを作成するため
の再送依頼文書作成部17とから構成されている。
リ通信を行うためのファクシミリ通信部11と、ファク
シミリ受信したOCR帳票のイメージを蓄積するイメー
ジ蓄積部12と、イメージ蓄積部12よりイメージを取
り出し、認識処理を行うOCR認識部13と、OCR認
識部13の認識結果の確信度が基準値以上かどうかを判
定する確信度判定部14と、確信度判定部14で確信度
が基準値以上だった場合にその結果を蓄積する正常認識
文字蓄積部15と、確信度が基準値未満となった文字に
ついての情報を蓄積する認識不能文字情報蓄積部16
と、再送依頼文書の送信イメージデータを作成するため
の再送依頼文書作成部17とから構成されている。
【0013】次に、本実施例の動作について説明する。
ファクシミリ装置30は発信者の手書きにより文字や数
字や記号(本明細書では、これらを総称して「文字」と
いうものとする)が記入されたOCR帳票を原稿として
光学的に読取り、それにより得られた画像データを二値
化処理等してイメージデータを生成し、そのイメージデ
ータを電話回線20へ送信する。
ファクシミリ装置30は発信者の手書きにより文字や数
字や記号(本明細書では、これらを総称して「文字」と
いうものとする)が記入されたOCR帳票を原稿として
光学的に読取り、それにより得られた画像データを二値
化処理等してイメージデータを生成し、そのイメージデ
ータを電話回線20へ送信する。
【0014】このイメージデータは電話回線20を介し
てファクシミリ受信装置10内のファクシミリ通信部1
1で受信され、イメージ蓄積部12により一旦蓄積され
た後、OCR認識部13に供給されてパターンマッチン
グなどにより文字が認識され、かつ、その認識結果の程
度を示す確信度が算出される。
てファクシミリ受信装置10内のファクシミリ通信部1
1で受信され、イメージ蓄積部12により一旦蓄積され
た後、OCR認識部13に供給されてパターンマッチン
グなどにより文字が認識され、かつ、その認識結果の程
度を示す確信度が算出される。
【0015】この認識文字と確信度とは確信度判定部1
4に供給され、ここで確信度が予め定められた基準値と
大小比較され、基準値以上であるときにはその確信度と
共に入力された認識文字は正常に認識されたものである
として正常認識文字蓄積部15に蓄積される。これに対
し、上記確信度が上記基準値未満であるときには、その
確信度と共に入力された認識文字は認識不能であると判
断され、その文字に関する情報が認識不能文字情報蓄積
部16に蓄積される。この認識不能文字の情報としては
次の三つの情報がある。
4に供給され、ここで確信度が予め定められた基準値と
大小比較され、基準値以上であるときにはその確信度と
共に入力された認識文字は正常に認識されたものである
として正常認識文字蓄積部15に蓄積される。これに対
し、上記確信度が上記基準値未満であるときには、その
確信度と共に入力された認識文字は認識不能であると判
断され、その文字に関する情報が認識不能文字情報蓄積
部16に蓄積される。この認識不能文字の情報としては
次の三つの情報がある。
【0016】認識した文字の帳票内の位置とそのイメ
ージデータ 確信度が基準値に至らなかった複数の候補文字とその
確信度 各候補文字の確信度が基準値以上になるための条件 再送依頼文書作成部17は、認識不能の文字が発生した
帳票の発信者に対し、上記の三つの情報から再送依頼文
書を作成し、ファクシミリ通信部11にそのイメージデ
ータを供給する。ファクシミリ通信部11は、この再送
依頼文書に関するイメージデータを通信に適した信号処
理を施した後、電話回線20を介して発信者であるファ
クシミリ装置30へ送信する。
ージデータ 確信度が基準値に至らなかった複数の候補文字とその
確信度 各候補文字の確信度が基準値以上になるための条件 再送依頼文書作成部17は、認識不能の文字が発生した
帳票の発信者に対し、上記の三つの情報から再送依頼文
書を作成し、ファクシミリ通信部11にそのイメージデ
ータを供給する。ファクシミリ通信部11は、この再送
依頼文書に関するイメージデータを通信に適した信号処
理を施した後、電話回線20を介して発信者であるファ
クシミリ装置30へ送信する。
【0017】ここで、上記の再送依頼文書としては例え
ば図2に示す如き文面とされている。同図に示すよう
に、再送依頼文書40は、文書名41に続いてあて先4
2が記載されている。このあて先42は、ファクシミリ
プロトコルで通知される端末IDにて発信者の名前を表
示する。
ば図2に示す如き文面とされている。同図に示すよう
に、再送依頼文書40は、文書名41に続いてあて先4
2が記載されている。このあて先42は、ファクシミリ
プロトコルで通知される端末IDにて発信者の名前を表
示する。
【0018】次に、再送依頼の文書の内容43が記載さ
れ、続いて受信日時と認識不能ページのあるページ位置
44が記載される。続いて、認識不能となった文字を含
む項目名(ここでは来客数と売上高)とその内容が表示
される。ここでは、来客数という項目の3桁目の数字4
5と、売上高という項目の4桁目の数字46とがそれぞ
れ認識不能文字であり、受信された手書きのまま表示さ
れる。
れ、続いて受信日時と認識不能ページのあるページ位置
44が記載される。続いて、認識不能となった文字を含
む項目名(ここでは来客数と売上高)とその内容が表示
される。ここでは、来客数という項目の3桁目の数字4
5と、売上高という項目の4桁目の数字46とがそれぞ
れ認識不能文字であり、受信された手書きのまま表示さ
れる。
【0019】次に、上記の認識不能文字45、46のう
ち認識不能文字情報蓄積部16に蓄積されている候補文
字のうち確信度が高い文字(換言すると、装置10で推
定した文字)の幾つかを表示すると共にその文字として
認識するための条件内容47、48が記載される。ここ
では、認識不能文字45に対する確信度が高い候補文字
がそれぞれ”8”と”6”で、”8”という文字である
場合には認識不能文字45の上のループを閉じることを
指示し、また”6”という文字である場合には、認識不
能文字45の左上の線は突き出さないことを指示する内
容47が記載されている。
ち認識不能文字情報蓄積部16に蓄積されている候補文
字のうち確信度が高い文字(換言すると、装置10で推
定した文字)の幾つかを表示すると共にその文字として
認識するための条件内容47、48が記載される。ここ
では、認識不能文字45に対する確信度が高い候補文字
がそれぞれ”8”と”6”で、”8”という文字である
場合には認識不能文字45の上のループを閉じることを
指示し、また”6”という文字である場合には、認識不
能文字45の左上の線は突き出さないことを指示する内
容47が記載されている。
【0020】また、認識不能文字46に対する確信度が
高い候補文字がそれぞれ”4”と”9”で、”4”とい
う文字である場合には認識不能文字46の横線を突き出
すことを指示し、また”9”という文字である場合に
は、認識不能文字46の上部のループを閉じることを指
示する内容48が記載されている。
高い候補文字がそれぞれ”4”と”9”で、”4”とい
う文字である場合には認識不能文字46の横線を突き出
すことを指示し、また”9”という文字である場合に
は、認識不能文字46の上部のループを閉じることを指
示する内容48が記載されている。
【0021】これにより、ファクシミリ装置30で上記
の再送依頼文書40を受信した発信者は、再送依頼文書
の記載内容から直ちに認識不能とされた文字とその理由
を識別することができ、認識不能に対して的確に対処す
ることができる。従って、文字の修正入力は発信者側だ
けで行うことができ、ファクシミリ受信装置10がある
センター側では修正作業が無くなり、オペレータの作業
性を向上できる。
の再送依頼文書40を受信した発信者は、再送依頼文書
の記載内容から直ちに認識不能とされた文字とその理由
を識別することができ、認識不能に対して的確に対処す
ることができる。従って、文字の修正入力は発信者側だ
けで行うことができ、ファクシミリ受信装置10がある
センター側では修正作業が無くなり、オペレータの作業
性を向上できる。
【0022】また、発信者が認識できなかった文字に対
して細かな書き方の指示を発信者に伝えることができる
ので、発信者はファクシミリ受信装置10に適合した文
字の書き方を認識でき、クセ字等の減少につながる。
して細かな書き方の指示を発信者に伝えることができる
ので、発信者はファクシミリ受信装置10に適合した文
字の書き方を認識でき、クセ字等の減少につながる。
【0023】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば再送依頼文書の文書内容について
は、使用する帳票の内容や適用するOCRシステム全体
の環境によって異なるものである。
のではなく、例えば再送依頼文書の文書内容について
は、使用する帳票の内容や適用するOCRシステム全体
の環境によって異なるものである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
認識不能と判定された文字については、認識不能と判定
された文字と共に、その認識不能文字に対して推定した
一又は二以上の候補文字と候補文字毎に書き方の指示を
示す文書内容の再送依頼文書を発信元のファクシミリ装
置へ送信することにより、文字の修正入力作業をファク
シミリ装置側だけで行わせるようにしたため、ファクシ
ミリ受信装置のあるセンター側での修正作業を不要とす
ることができ、オペレータの作業性を向上できる。
認識不能と判定された文字については、認識不能と判定
された文字と共に、その認識不能文字に対して推定した
一又は二以上の候補文字と候補文字毎に書き方の指示を
示す文書内容の再送依頼文書を発信元のファクシミリ装
置へ送信することにより、文字の修正入力作業をファク
シミリ装置側だけで行わせるようにしたため、ファクシ
ミリ受信装置のあるセンター側での修正作業を不要とす
ることができ、オペレータの作業性を向上できる。
【0025】また、本発明によれば、認識不能と判定さ
れた文字をイメージデータとして含む内容と共に、選択
した候補文字及び候補文字の確信度が基準値以上となる
ための書き方を示す内容の再送依頼文書を送信すること
により、認識できなかった文字のどの部分が認識できな
いのかがファクシミリ装置の発信者に確認させることが
でき、またその修正の仕方も理解させるようにしたた
め、文字の書き方に問題があることが原因で何度も認識
不能になるということが無くなり、またクセ字等を減少
させることもでき、結果としてファクシミリ受信装置の
認識率を向上することができる。
れた文字をイメージデータとして含む内容と共に、選択
した候補文字及び候補文字の確信度が基準値以上となる
ための書き方を示す内容の再送依頼文書を送信すること
により、認識できなかった文字のどの部分が認識できな
いのかがファクシミリ装置の発信者に確認させることが
でき、またその修正の仕方も理解させるようにしたた
め、文字の書き方に問題があることが原因で何度も認識
不能になるということが無くなり、またクセ字等を減少
させることもでき、結果としてファクシミリ受信装置の
認識率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1で用いられる再送依頼文書の一例を示す図
である。
である。
10 ファクシミリ受信装置 11 ファクシミリ通信部 12 イメージ蓄積部 13 OCR認識部 14 確信度判定部 15 正常認識文字蓄積部 16 認識不能文字情報蓄積部 17 再送依頼文書作成部 20 電話回線 30 ファクシミリ装置
Claims (2)
- 【請求項1】 ファクシミリ装置から送信された手書き
文字を含む文書のイメージデータは受信し、該ファクシ
ミリ装置に対しては再送依頼文書を送信するファクシミ
リ通信部と、 該ファクシミリ通信部により受信したイメージデータを
蓄積するイメージ蓄積部と、 該イメージ蓄積部よりのイメージデータに基づいて文字
認識を行う認識部と、 該認識部により認識された文字のそれぞれについて正常
認識か認識不能かを判定する判定部と、 該判定部により認識不能と判定された文字があるときに
は、該認識不能と判定された文字と共に、その認識不能
文字に対して推定した一又は二以上の候補文字と該候補
文字毎に書き方の指示を示す文書内容の再送依頼文書を
作成し、該再送依頼文書を前記ファクシミリ通信部を介
して前記ファクシミリ装置へ送信させる再送依頼文書作
成手段とを有することを特徴とするファクシミリ受信装
置。 - 【請求項2】 前記認識部は前記イメージデータの文字
認識を行うと共にその文字認識の確信度を発生し、前記
判定部は該確信度を予め定めた基準値と大小比較して該
確信度が該基準値未満のときに認識文字が認識不能と判
定し、前記再送依頼文書作成手段は、前記認識不能と判
定された文字に対して推定した複数の候補文字のうち確
信度の高い候補文字から予め定めた数の候補文字を選択
し、該認識不能と判定された文字をイメージデータとし
て含む内容と共に、選択した該候補文字及び該候補文字
の確信度が前記基準値以上となるための書き方を示す内
容の再送依頼文書を作成することを特徴とする請求項1
記載のファクシミリ受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6311527A JP2586842B2 (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | ファクシミリ受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6311527A JP2586842B2 (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | ファクシミリ受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08167992A JPH08167992A (ja) | 1996-06-25 |
JP2586842B2 true JP2586842B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=18018315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6311527A Expired - Fee Related JP2586842B2 (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | ファクシミリ受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586842B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-15 JP JP6311527A patent/JP2586842B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08167992A (ja) | 1996-06-25 |
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