JP3413115B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3413115B2
JP3413115B2 JP30010998A JP30010998A JP3413115B2 JP 3413115 B2 JP3413115 B2 JP 3413115B2 JP 30010998 A JP30010998 A JP 30010998A JP 30010998 A JP30010998 A JP 30010998A JP 3413115 B2 JP3413115 B2 JP 3413115B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の宛先に同じ
原稿を送信する同報送信機能を備えるファクシミリ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ファクシミリ装置には同一の
原稿の内容を複数の宛先に送信する同報送信の機能が備
えられている場合がある。さらに、他のファクシミリ装
置から伝送されてくる原稿の画像を、複数の宛先に中継
して同報送信するような機能を備えるファクシミリ装置
も製品化されている。また、ファクシミリ装置をインタ
ーネットに接続し、インターネット回線を通じて画像を
送付するインターネットファクシミリも周知の技術とな
っている。
【0003】さらに特開平10−126551には、イ
ンターネット回線を通じて画像を伝送し、遠方でインタ
ーネットに接続されるファクシミリ装置で、複数の送付
先に同報配布する先行技術が開示されている。また、特
開平6−152917には、複数の宛先に対する同報送
信を行う中継局が、送信画像に送信先毎の個別の宛名を
ヘッダとして合成する先行技術が開示されている。
【0004】ファクシミリ装置で画像を同報送信する場
合、直接の宛先である「TO」と、参考までにコピーを
配布する宛先である「CC」と、参考までに配布はする
けれども他の配布先を提示したくない宛先である「BC
C」などとして、送信の宛先を区別することがある。特
にBCCとなる宛先に対しては、CCやBCCの他の宛
先についての表示を行わないことが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】発信元から直接同報送
信する場合には、たとえば宛先の種別に応じて、異なる
宛先表示を行う表紙を使い分けて同報送信を行うことが
できる。しかしながらファクシミリ装置の中継同報機能
を用いる場合には、通常宛先は発信元のファクシミリ装
置で原稿に記入されるので、中継を行うファクシミリ装
置で宛先を宛先の種別に応じて変更することは困難であ
る。発信元から中継先に、宛先の種別に応じて別個に原
稿を伝送するようにすれば、中継するファクシミリ装置
での宛先の変更は不要となるけれども、ほぼ同一内容の
原稿を複数回発信元から中継先のファクシミリ装置に伝
送して記憶させなければならないので、通常1回で済む
発信元から中継先への伝送の回数が増加して、中継機能
を利用する利点が失われてしまう。また、発信元が直接
同報送信を行う場合も、宛先の種別が異なる場合には別
個に送信しなければならないとすると、同報送信を行う
利点が減少してしまう。
【0006】本発明の目的は、異なる種別を含む複数の
宛先に同報送信を行う場合に、宛先の種別に応じて宛先
表示を変更して送信することができるファクシミリ装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、公衆電話回線
またはインターネットに接続する通信接続回路と、原稿
を記憶するメモリと、メモリに記憶される原稿を複数の
宛先に、宛先表示とともに送信する同報送信の機能を備
える制御回路とを含むファクシミリ装置において、制御
回路は、同報送信の宛先が、直接の宛先であるTO、参
考までにコピーを配布する宛先であるCC、および他の
配布先を提示しないで参考までにコピーを配布する宛先
であるBCCのいずれであるかの種別を識別する宛先識
別部と、宛先識別部による同報送信の宛先の種別がT
O、CCまたはBCCのいずれであるかの識別結果に応
じて、予め定める種別毎の宛先指定を伴う原稿の同報送
信を行う同報送信部とを含むことを特徴とするファクシ
ミリ装置である。
【0008】本発明に従えば、宛先識別部は、同報送信
の宛先が直接の宛先であるTO、参考までにコピーを配
布する宛先であるCC、および他の配布先を提示しない
で参考までにコピーを配布する宛先であるBCCのいず
れであるかの種別を識別し、同報送信部は識別された結
果に応じて予め定める種別毎の宛先表示で原稿の同報送
信を行う。同報送信部によって、宛先の種別に応じた宛
先表示で原稿の同報送信が行われるので、1回の同報送
信の指示で、宛先種別に応じて異なる宛先表示の原稿の
送信を行わせることができる。
【0009】また本発明で、前記制御回路は、前記同報
送信の機能とともに、中継機能を備え、前記メモリは、
発信元のファクシミリ装置から伝送される原稿を前記通
信接続回路で受信して記憶し、前記宛先識別部は、発信
元のファクシミリ装置によって指定される宛先の種別を
認識することを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、発信元のファクシミリ装
置が宛先の種別を指定すると、中継機能を備えるファク
シミリ装置が、発信元のファクシミリ装置から伝送され
る原稿を、宛先種別に応じて宛先表示を変更しながら中
継する同報送信を行うことができる。発信元から中継を
行うファクシミリ装置へは、1回の原稿の送付を行えば
よいので、遠方の宛先への同報送信などを、効率よく行
うことができる。
【0011】また本発明で、前記制御回路は、前記発信
元のファクシミリ装置として、前記同報送信の宛先のT
O、CCおよびBCCの種別を、前記原稿に追加する表
紙にコード情報として表示し、前記中継機能を備えるフ
ァクシミリ装置に伝送する表示手段を含むことを特徴と
する。
【0012】本発明に従えば、発信元のファクシミリ装
置から宛先の種別を原稿に追加する表紙にコード情報と
して表示され中継機能を備えるファクシミリ装置に伝送
される。中継機能を備えるファクシミリ装置は、表紙に
コード情報として表示される宛先の種別を宛先識別部で
識別し、同報送信部で宛先の種別に応じて変更する宛先
表示を伴って複数の宛先に送信することができる。
【0013】また本発明で、前記制御回路は、前記同報
送信の宛先のTO、CCおよびBCCの種別を、前記原
稿に追加する表紙に文字画像として表示する表示手段を
含むことを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、原稿を同報送信する宛先
の種別は、原稿に追加する表紙に文字画像として表示さ
れるので、発信元が直接同報送信する場合や、一旦中継
するファクシミリ装置から同報送信する場合に、原稿を
作成する段階でワードプロセッサなどで容易に宛先の種
別を表示することができる。
【0015】また本発明で、前記制御回路は、前記同報
送信の宛先のTO、CCおよびBCCの種別を、前記原
稿に追加する表紙にコードマークとして表示する表示手
段を含むことを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、同報送信を行う際の宛先
の種別を、原稿に追加する表紙に、たとえばバーコード
などのコードマークとして表示しておくので、原稿を直
接同報送信するファクシミリ装置や、中継して同報送信
するファクシミリ装置で、原稿を読取る際に容易に宛先
の種別を識別することができる。
【0017】また本発明で、前記制御回路は、前記宛先
の種別を表示する表紙についての記入場所情報を、ファ
クシミリ通信制御で、画像情報の伝送に先立って通信条
件の確認とその設定を行うフェーズBによるハンドシェ
イク時のサブアドレス、またはNSS信号に記入する記
入手段を含むことを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、表紙に宛先の種別を表示
する場合の記入場所情報が、ファクシミリ通信制御で画
像情報の伝送に先立って通信条件の確認とその設定を行
うフェーズBによるハンドシェイク時のサブアドレスま
たはNSS信号に記入されているので、宛先の種別を認
識する際に、表紙の記入場所情報から宛先種別の表示場
所についての情報を確実に得ることができる。
【0019】また本発明で、前記制御回路は、前記宛先
の種別を、ファクシミリ通信制御で、画像情報の伝送に
先立って通信条件の確認とその設定を行うフェーズBに
よるハンドシェイク時のNSS信号に記入する記入手段
を含むことを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、宛先の種別が、ファクシ
ミリ通信制御で画像情報の伝送に先立って通信条件の確
認とその設定を行うフェーズBによるハンドシェイク時
のNSS信号に記入されるので、NSS信号を読取って
宛先の種別を確実に認識することができる。
【0021】また本発明で、前記制御回路は、前記宛先
の種別を、画像の予め定める位置にヘッダとして表示す
る表示手段を含むことを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、宛先の種別は、画像の予
め定める位置にヘッダとして表示されるので、原稿の画
像の一部を利用して宛先の種別に対する情報も同時に伝
送し、また原稿を読取る際に宛先の種別についての識別
も行うことができる。
【0023】また本発明で、前記同報送信部は、インタ
ーネット上の宛先にメールとして原稿の画像を送信する
際に、インターネット上のメールのヘッダとして、前記
宛先表示を行う表示手段を含むことを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、インターネット上の宛先
に原稿の画像を送信する際に、メールのヘッダとしての
宛先表示を宛先の種別に応じて変更しながら行うので、
インターネット上のメールとして適切に宛先表示を行わ
せることができる。
【0025】また本発明で、前記制御回路は、前記表紙
または前記ヘッダを、中継を行うファクシミリ装置とし
ての動作時に、宛先の種別に対応して追加する追加手段
を含むことを特徴とする。
【0026】本発明に従えば、中継を行うファクシミリ
装置が同報送信を行う場合に、宛先の種別に対応して宛
先表示を変更する表紙またはヘッダを追加して送信を行
うので、発信元のファクシミリ装置では中継を行うファ
クシミリ装置に対して全ての宛先を伴って原稿を1回だ
け転送するだけで、中継するファクシミリ装置が宛先の
種別に応じた適切な配布を行うことができる。発信元の
ファクシミリ装置は同報送信や宛先の種別の識別機能な
どを設けなくてもよく、中継するファクシミリ装置が同
報送信の機能を備えていれば、効率的に同報送信を行わ
せることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
ファクシミリ装置と、それによって送信される原稿を示
す。ファクシミリ装置1は、複数の受信ファクシミリ装
置2,3,4に同報送信を行う機能を有する。ファクシ
ミリ装置1は、直接読取った原稿を複数の受信ファクシ
ミリ装置2,3,4に同報送信したり、他のファクシミ
リ装置が発信元となって伝送される原稿を、中継して複
数の受信ファクシミリ装置2,3,4に同報送信する機
能も有する。ファクシミリ装置1が送信する原稿は、た
とえば1ページ目原稿11および2ページ目原稿12の
2ページから成る原稿である。複数の受信ファクシミリ
装置2,3,4は、それぞれB、C、Dの宛先で指定さ
れる。ファクシミリ装置1は、各受信ファクシミリ装置
2,3,4に対して、それぞれ3ページ目表紙13B,
13C,13Dを追加して同報送信を行う。
【0028】同報送信宛先の種別としては、直接の宛先
である「TO」、カーボンコピーから「CC」と略称さ
れ、参考までにコピーを配布する宛先、あるいは同様に
参考までに配布はするけれども、他の配布先を示したく
はない宛先で、ブラインドカーボンコピーから「BC
C」と略称される宛先などがある。説明の便宜上受信フ
ァクシミリ装置2が直接の宛先TOのBであり、受信フ
ァクシミリ装置3がCCの宛先であるCであり、受信フ
ァクシミリ装置4がBCCの宛先であるDであると想定
する。ファクシミリ装置1は、各受信ファクシミリ装置
2,3,4に対し、表示手段によって宛先種別を表示す
る3ページ目表紙13B,13C,13Dをそれぞれ追
加して送信する。本実施形態では、宛先種別がTOであ
る受信ファクシミリ装置2に送信する3ページ目表紙1
3Bと、宛先種別がCCである受信ファクシミリ装置3
に送信する3ページ目表紙13Cとは、実質的に同等で
あり、発信元である「FROM」のA、宛先TOのB、
カーボンコピー宛先CCのC、ブラインドカーボンコピ
ー宛先BCCのDの全てが表示される。宛先種別がBC
Cである受信ファクシミリ装置4に対して追加される3
ページ目表紙13Dは、カーボンコピーCCについての
表示が除去される。BCCとなる宛先が複数ある場合に
は、他のBCCの宛先に対して表示を行わないようにす
ることもできる。
【0029】図2は図1のファクシミリ装置1が中継用
のファクシミリ装置である場合に、宛先の詳細情報を発
信元のファクシミリ装置の表示手段からファクシミリ装
置1に伝送する方法を示す。図2(A)は発信元のファ
クシミリ装置で表紙のページを作成し、原稿となる1ペ
ージ目原稿21および2ページ目原稿22に、3ページ
目表紙23Aとして添付する方法を示す。3ページ目表
紙23Aを発信元のファクシミリ装置が作成するための
データ入力は、たとえばダイヤルキーにアルファベット
やカナを当てはめ、ダイヤルキーと表示装置とで対話式
に入力することができる。#キーでアルファベット、カ
ナあるいは数字を選択するようにすることもできる。カ
ナを選択した場合には、ダイヤルキーの「1」はア行、
「2」はカ行というように割り当てられ、たとえば
「ク」を入力する場合に、ダイヤルキーの「2」を3回
押し、「カ」→「キ」→「ク」まで変化させて、スター
トボタンを押すことによって1字を決定する。これを繰
返すことによって文字の入力が可能となる。通常、よく
使用される送信先は短縮ダイヤルに登録するので、一旦
登録をすれば、手間がかかる入力を繰返す必要はない。
もちろん、所定のフォーマットで別途ワードプロセッサ
などで表紙を作成することも可能である。ファクシミリ
装置は、通常固定メモリ内部にキャラクタジェネレータ
を有しているので、これを用いて指定のフォーマットで
入力データを基に表紙を作成することは容易である。
【0030】3ページ目表紙23Aの文字情報24は、
たとえば宛先が「TO:B」となっているけれども、こ
の中で「B」は相手先の名前や電話番号からの文字情報
である。中継を行うファクシミリ装置1は、この文字情
報から文字認識を行い、「FROM」、「TO」、「C
C」、「BCC」の区別を認識する。文字認識には、非
常に複雑なアルゴリズムが必要であるけれども、ここで
は「FROM」、「TO」、「CC」、「BCC」のい
ずれかかの識別と、電話番号の数字を識別すればよく、
想定される全ての文字について識別を可能とするような
アルゴリズムよりも非常に簡単なアルゴリズムを適用す
ることができる。極端に言えば、アルファベットの個別
の識別も不要であり、アルファベットの集合体としての
「FROM」、「TO」、「CC」、「BCC」の識別
ができればよいので、簡単な認識方法で充分目的を果た
すことができる。文字の大きさや字体も指定することが
できれば、認識を行う上で有利であり、認識を行う上で
区別を明確化するためのハミング距離を充分にとること
もできる。
【0031】「B」の中に示される相手先は、漢字、カ
ナ、アルファベット等を含んでいてもよく、ワードプロ
セッサなどで作成した場合には、そのまま画像情報とし
て、中継用のファクシミリ装置1で3ページ目表紙13
B,13C,13Dなどとして編集する際に使用するこ
とができる。この方法によれば、中継を行うファクシミ
リ装置1で3ページ目表紙13B,13C,13Dに表
示される情報に対する視認性が良好となり、中継を行う
ファクシミリ装置1の使用者が、表紙を見て宛先をその
まま把握することが容易である特徴がある。逆にこのよ
うな文字列の情報を、インターネットなどにコード情報
として詳しく伝送する場合には、より多くの文字を認識
する複雑なアルゴリズムが必要となる。
【0032】図2(B)では、必要なコード情報を3ペ
ージ目表紙23Bにコードマーク25として追加してい
る。図2(B)では文字情報24も表示しているけれど
も、コードマーク25のみでもよい。文字情報24を追
加すれば、中継を行うファクシミリ装置1の使用者に対
する視認性は良くなる。コードマーク25は、発信元の
ファクシミリ装置で作成され、中継を行うファクシミリ
装置1で解読される。したがって、発信元と中継を行う
ファクシミリ装置1とで理解することができるコードマ
ーク25であれば、その形式に制約はない。一例として
は、たとえば全黒線と全白線との組合わせで、ファクシ
ミリの画像情報としては出現の可能性がほとんどないコ
ード情報をマークとして表示し、その後にASCIIコ
ードを黒白のバーの組合わせで表し、同じく黒ラインと
白ラインとの組合わせで構成するENDマークで終了す
る方法などを容易に実現することができる。このような
コード情報の読取りも、中継機能のためにメモリに一旦
記憶される受信画像をメモリ内でスキャンし、コード情
報であるマークを発見して、それに続くコード情報の読
取りを行うことなどによって容易に可能である。
【0033】図2(C)は、宛先情報26をファクシミ
リ通信制御の際のハンドシェイク時に使用するNSS
(Non-standard facility setup)信号27に含める方
法を示す。ファクシミリは、国際標準としてITU(国
際電気通信連合)−Tの勧告に従うことによって、ファ
クシミリ装置の製造メーカに依存せずに、相互通信が可
能となっている。この国際標準の中に、相互通信を妨げ
ずに、標準外に機能を使用することができる方法とし
て、ファクシミリ通信手順のフェーズBで行われるハン
ドシェイク時のNSFやNSS信号27が規定されてい
る。NSS信号27は、送信側から受信側へ送る信号
で、宛先情報26をコード信号として組込むことができ
る。すなわち、記入手段として、NSS信号27の内部
に、「FROM」、「TO」、「CC」および「BC
C」の宛先が記入される。NSS信号27は、ファクシ
ミリ装置独自のデータを含めることができるので、発信
元のファクシミリ装置および中継を行うファクシミリ装
置1が保持している機能であれば、アルファベット、カ
ナおよび漢字等をコード情報として伝送することができ
る。
【0034】図2(D)は、宛先の種別をヘッダ28と
して通常の画像情報29に追記している。図2(E)
は、「FROM」、「TO」、「CC」、「BCC」の
コード情報を、そのまま画像と同様な取扱いで、画像情
報29の一部のコード情報30として嵌め込む方法を示
す。この場合には、宛先情報30Aのコードデータと画
像情報29とを、受信時に区別することができるように
認識コード30Bを付加する。図2(E)で「0」と
「1」とは、それぞれ画像の白と黒とを示す。この認識
コード30Bは、通常の画像情報29であれば発生する
可能性がない周期的な白黒のパターンを用いるバーコー
ドとして構成する。図2(E)では、6ビットで示して
いるけれども、さらに長い黒白の組合わせとして、画像
情報29の中でコード情報30が埋込まれている部分が
間違いなく判別できるようにすることが好ましい。この
ようにして決定される認識コード30Bに次いで、「F
ROM」、「TO」、「CC」、「BCC」などの宛先
情報30Aを黒白のコード情報として画像に埋込む。中
継用のファクシミリ装置1は、このようなコード情報3
0を検出し、その部分をコードデータとして読取って、
画像情報29の印刷時には、発送元から転送されてきた
画像情報29からコード情報30の部分を切取る。画像
情報29にコード情報30を埋込むときには、通信エラ
ーに対する対応として、エラー検出コード、エラー訂正
コード等を使用し、また複数回のコードデータ転送等も
行う必要がある。
【0035】なお、図2(A)や図2(B)のように、
3ページ目表紙23A,23Bに宛先についての情報を
表示するときには、表紙のページ位置が、原稿のページ
数に応じて変化する。表紙のページ位置をファクシミリ
通信制御のフェーズBのハンドシェイク時のサブアドレ
ス部分またはNSS信号に記入し、その位置を明確にし
ておくことが好ましい。たとえば、図2(A)の方法
で、原稿のページが2ページとは異なる場合にも、宛先
種別に関して文字を認識すべきページを明確に伝達して
おけば、宛先の識別を確実かつ迅速に行うことができ
る。
【0036】図3は、図1に示すファクシミリ装置1の
概略的な電気的構成を示す。ファクシミリ装置1は、基
本的な構成要素として、制御回路31、原稿読取部3
2、原稿印刷部33および通信接続回路34を備える。
制御回路31は、マイクロコンピュータなどを含み、予
め設定されるプログラムに従って、ファクシミリ装置と
して必要な制御を行う。原稿読取部32は、ファクシミ
リ装置1から直接送信する原稿の内容を画像情報として
読取る。原稿印刷部33は、ファクシミリ装置1に、通
信接続回路34を介して公衆電話回線網やインターネッ
ト回線から送信されてくる原稿の画像情報を印刷する。
ファクシミリ装置1で同報送信や中継を行うために、メ
モリ35も備えられている。同報送信する画像情報は、
メモリ35に記憶され、宛先の種別に応じた表紙やヘッ
ダなどが追加され、通信接続回路34を介して公衆電話
回線網やインターネットに接続される宛先に送信され
る。
【0037】図4は、ファクシミリ装置1でインターネ
ット40を介して複数のパーソナルコンピュータ(以
下、「パソコン」と略称する)41,42,43を宛先
として同報送信を行う構成を示す。ファクシミリ装置1
からパソコン41,42,43には、画像とともにテキ
ストデータをメールとして送付することもできるので、
制御回路31の同報送信部は、宛先を表示手段によって
ヘッダに表示して、ファクシミリ画像の前に送付してい
る。この場合も、インターネット40に接続される1つ
の端末としてのパソコン41が直接の宛先TOである
「B」であり、パソコン42がCCの宛先である「C」
であり、パソコン43がBCCの宛先である[D]であ
ると想定すると、各パソコン41,42,43には共通
の本文添付ファイル40Aに、ヘッダ44B,44C,
44Dがそれぞれ追加されて送付される。この場合、ヘ
ッダ44B,44Cは、同一の内容で、全ての宛先が表
示される。ヘッダ44Dには、CCの項目が取り除か
れ、BCCの趣旨に適合した宛先の表示となっている。
【0038】図5は、本発明が適用されるファクシミリ
通信システムの全体的な構成を示す。図1に示すファク
シミリ装置1は、発信元のファクシミリ装置49で読取
られて必要な情報を付加された画像を受信して中継す
る。中継を行うファクシミリ装置1は、発信元のファク
シミリ装置49からの情報に基づき、受信した画像を受
信ファクシミリ装置2,3,4に同報送信する。このよ
うな同報送信は、通常、中継同報と呼ばれる。
【0039】発信元のファクシミリ装置49からの宛先
が、インターネット40内の端末である、たとえばパソ
コン41,42,43であるときには、ファクシミリ装
置1は、インターネット40へデータの伝送が可能な必
要がある。ファクシミリ装置1は、受信した画像情報を
インターネット40に適したデータ構造に変更し、イン
ターネット40にデータを送出する。
【0040】また、インターネット40に接続される中
継用インターネットファクシミリ装置50に、インター
ネット40を通して画像を送付し、中継用インターネッ
トファクシミリ装置50が受信ファクシミリ装置51,
52,53に中継同報を行うようにすることもできる。
この場合に、中継用インターネットファクシミリ装置5
0が、遠方たとえば外国にある場合などでは、国際電話
回線をバイパスすることによって、通信に要する費用を
大幅に削減することができる。
【0041】従来から、中継同報送信を行う場合に、宛
先は、ファクシミリ通信制御のフェーズBのハンドシェ
イク時に用いるNSS信号に書込まれ、同報先の電話番
号が中継先に伝送され、中継するファクシミリ装置がこ
の電話番号に順次発信し、複数の相手先に順次配布する
のが一般的な方法である。しかしながら、配布先には直
接の宛先である「TO」以外に、参考としてコピーを配
布する宛先である「CC」や、同様に参考としてコピー
を配布する宛先であるけれども、他の参考配布先を明記
したくない宛先であるいわゆるブラインドカーボンコピ
ー配布用の宛先であるBCCとの種別がある。これらの
宛先の種別に応じて、宛先の記入方法を変更することが
望ましい配布方法である。この場合には、中継を行うフ
ァクシミリ装置1で、宛先種別を認識して、宛先の種別
に対応した宛先の記入方法で宛先を変更し、発信元ファ
クシミリ装置49から伝送された画像の同報送信を行う
ようにしている。
【0042】図6は、前述のようなファクシミリ装置1
での同報送信の動作手順を示す。ステップs1では、イ
ンターネット40にもファクシミリ通信を行う機能を有
し、かつ中継や同報送信を行う機能を備えるファクシミ
リ装置1が待機状態にある。ステップs2で、ファクシ
ミリ装置1が発信元ファクシミリ装置49からの画像を
受信する。ファクシミリ装置1が発信元ファクシミリ装
置49からの要請に応じて中継を行うか否かは、予め取
決めを行い、中継を要請する識別コードなどの設定も行
っておく。中継同報の要望があれば、図2(A)〜
(E)の方法のいずれかの方法などを用いて、「FRO
M」、「TO」、「CC」、「BCC」のそれぞれの宛
先が送付されてくる。ステップs3では、ファクシミリ
装置1の制御回路31が宛先識別部として宛先の種別を
識別する。以下、ステップs4からs18で、制御回路
31は、同報送信部として宛先指定を伴う原稿の同報送
信を行う。
【0043】ステップs4では、発信元ファクシミリ装
置49からの画像が、インターネット40への同報送信
が必要であるか否かを判断する。インターネット40へ
同報送信を行う必要があると判断されるときには、ステ
ップs5に移る。ステップs5では、インターネット4
0の先にさらに中継同報を行う中継用インターネットフ
ァクシミリ装置50があるか否かを判断する。この判断
を行うためには、中継用インターネットファクシミリ装
置50に対して公衆電話回線を通じる電話番号の呼出し
と、インターネット40を経由する方法との経済的な比
較を行う。この経済的な比較は、たとえば特開平10−
126551と同様に、電話番号に基づいて行うことが
できる。インターネット40を介して中継用インターネ
ットファクシミリ装置50に中継同報を行う方が有利と
判断されるときには、中継用インターネットファクシミ
リ装置50のDNSアドレスへの変更を行い、ステップ
s6で中継用インターネットファクシミリ装置50に送
付する。この送付の際に、中継用インターネットファク
シミリ装置50用の表紙も作成する。あるいは、予め発
信元のファクシミリ装置49で、インターネット用のD
NSアドレスを付加して、それに引続いて中継用インタ
ーネットファクシミリ装置50からの電話番号を付加す
ることによって、インターネット40を介する中継用イ
ンターネットファクシミリ装置50から先に中継同報す
るか否かが判断される。
【0044】インターネット40の先に中継同報を行う
場合には、中継用インターネットファクシミリ装置50
に「FROM」、「TO」、「CC」、「BCC」の宛
先を伝送することが必要である。この伝送には、図2の
(A)〜(E)のうちのいずれかの方法を再度ファクシ
ミリ装置1が採用し、伝送用データを作成して中継用イ
ンターネットファクシミリ装置50に送付すればよい。
この図2(A)〜(E)に示す方法のうちで、(C)に
示す方法でインターネット40を伝送する場合には、フ
ァクシミリのハンドシェイク手順を用いることはでき
ず、NSS信号やサブアドレスを用いることはできな
い。しかしながら、NSS信号の代わりにテキストデー
タをヘッダとして送れば、図2(C)と同様な方法をと
ることができる。このように、インターネット40の先
に中継同報が必要な場合に、中継を行うファクシミリ装
置1で改めて表紙を作成することなど、「FROM」、
「TO」、「CC」、「BCC」の情報を中継用インタ
ーネットファクシミリ装置50に送付する準備をステッ
プs6で行う。ステップs7では、インターネット40
内に伝送するために用いるヘッダを作成し、ステップs
8でインターネット40での伝送を行う。ステップs9
では、中継用インターネットファクシミリ装置50が、
同報送信を行う。
【0045】ステップs5で、インターネット40内部
での同報送信でないと判断されるときには、ステップs
10に移り、インターネット40内での送付に用いるヘ
ッダを作成する。ステップs11では、インターネット
40でパソコン41,42,43などへの同報伝送を行
う。BCCの宛先に対してはヘッダを変更して、CCを
削除する。
【0046】ステップs4で、受信した画像はインター
ネット40への送信が必要でないと判断されるときに
は、ステップs12に移る。ステップs12で、受信し
た画像が、単にファクシミリ装置1を宛先とする画像で
あるか否かを判断する。他の受信ファクシミリ受信装置
2,3,4などへの同報送信の中継を行う必要があると
判断されるときには、ステップs13で、それぞれ「T
O」、「CC」、「BCC」に相当する表紙を作成す
る。ステップs12で、同報送信を行わないと判断され
るときには、ステップs14でファクシミリ装置1が原
稿印刷部33を用いて受信した原稿を印刷する。ステッ
プs13で、宛先がBCCでないと判断されるときに
は、ステップs15で、作成した宛先表紙を付けて同報
送信を行う。ステップs13で、宛先がBCCであると
判断されるときには、ステップs16に移り、宛先から
CCの項目の宛先の情報を削除し、ステップs15で宛
先表紙を付けて同報送信を行う。ステップs15の同報
送信の後、ステップs17では、同報送信が完了してい
るか否かを判断する。未送付の宛先が残っていて、完了
していないと判断されるときには、ステップs18で、
次の同報先を指定し、ステップs13に戻る。ステップ
s9、ステップs11またはステップs14の処理が終
了したとき、またはステップs17で同報送信が完了し
たと判断されるときには、ステップs19で待機状態に
戻る。なお、ステップs6での表紙作成、ステップs7
およびステップs10でのヘッダ作成、およびステップ
s13での表紙作成は、制御回路31が追加手段として
制御する。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、同報送信
の宛先の種別が、直接の宛先であるTO、参考までにコ
ピーを配布する宛先であるCC、または他の配布先を提
示しないで参考までにコピーを配布する宛先であるBC
Cのいずれであるかに従って、宛先表示の内容を変更し
て同報送信を行うことができる。1回の送信の指示で、
宛先の種別に従った宛先表示で原稿が送信されるので、
適切な宛先表示を伴う同報送信を容易かつ迅速に行わせ
ることができる。
【0048】また本発明によれば、中継機能を備えるフ
ァクシミリ装置で同報送信を行う場合に、発信元のファ
クシミリ装置によって指定される宛先の種別に応じて宛
先表示を変えて同報送信を行うことができる。
【0049】また本発明によれば、発信元のファクシミ
リ装置が中継機能を備えるファクシミリ装置に、宛先の
種別を、原稿に追加する表紙にコード情報として表示し
て指示するので、中継を行うファクシミリ装置は表紙の
画像処理で宛先の種別を識別し、宛先の種別に応じた適
切な宛先表示で画像の同報送信を中継することができ
る。
【0050】また本発明によれば、原稿に追加する表示
に文字情報として宛先の種別が表示されているので、文
字認識を行って宛先の種別の認識を行うことができる。
認識すべき宛先の種別の対象は限られているので、文字
認識を比較的容易に行うことができる。
【0051】また本発明によれば、宛先の種別を表紙に
コードマークとして表示するので、表紙の画像から宛先
の種別を容易に認識することができる。
【0052】また本発明のよれば、表紙に宛先の種別を
記入してある場所についての記入場所情報がファクシミ
リ通信制御で行われるハンドシェイク時のサブアドレス
またはNSS信号に記入されているので、表紙に宛先の
種別が表示されている場所についての情報を確実に得
て、宛先の種別についての識別範囲を明確にすることが
できる。
【0053】また本発明によれば、宛先の種別について
の情報がハンドシェイク時のNSS信号に記入されてい
るので、NSS信号から宛先の種別を容易に識別でき
る。
【0054】また本発明によれば、画像の予め定める位
置に宛先の種別がヘッダとして表示されるので、宛先の
種別を容易に識別し、宛先の種別に応じた宛先表示で同
報送信を行うことができる。
【0055】また本発明によれば、インターネット上の
宛先にメールとして原稿の画像を送信する際にも、メー
ルのヘッダとして宛先の種別に応じた宛先表示を行うこ
とができる。
【0056】また本発明によれば、中継を行うファクシ
ミリ装置が宛先を宛先の種別に応じて変更した表紙また
はヘッダを原稿に追加するので、発信元のファクシミリ
装置として必要な機能を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の構成と表示を追加して
の宛名表示の宛名種別による変更状態とを示す図であ
る。
【図2】図1の実施形態で、ファクシミリ装置1に送付
先詳細情報を伝送する方法を示す図である。
【図3】図1のファクシミリ装置1の概略的な電気的構
成を示すブロック図である。
【図4】図1のファクシミリ装置1がインターネット4
0を介して同報送信を行う際の構成と送付される内容と
を示す図である。
【図5】図1の実施形態のファクシミリ装置1が中継同
報送信を行う構成を示す図である。
【図6】図5のファクシミリ装置1による中継同報送信
の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2,3,4 受信ファクシミリ装置 11,21 1ページ目原稿 12,22 2ページ目原稿 13B,13C,13D,23A,23B 3ページ目
表紙 24 文字情報 25 コードマーク 26 宛先情報 27 NSS信号 28 ヘッダ 29 画像情報 30 コード情報 31 制御回路 35 メモリ 40 インターネット 41,42,43 パソコン 44A 本文添付ファイル 49 発信元のファクシミリ装置 50 中継用インターネットファクシミリ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 百南 伸一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 難波 陽蔵 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−41973(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆電話回線またはインターネットに接
    続する通信接続回路と、原稿を記憶するメモリと、メモ
    リに記憶される原稿を複数の宛先に、宛先表示とともに
    送信する同報送信の機能を備える制御回路とを含むファ
    クシミリ装置において、 制御回路は、 同報送信の宛先が、直接の宛先であるTO、参考までに
    コピーを配布する宛先であるCC、および他の配布先を
    提示しないで参考までにコピーを配布する宛先であるB
    CCのいずれであるかの種別を識別する宛先識別部と、 宛先識別部による同報送信の宛先の種別がTO、CCま
    たはBCCのいずれであるかの識別結果に応じて、予め
    定める種別毎の宛先指定を伴う原稿の同報送信を行う同
    報送信部とを含むことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、前記同報送信の機能と
    ともに、中継機能を備え、 前記メモリは、発信元のファクシミリ装置から伝送され
    る原稿を前記通信接続回路で受信して記憶し、 前記宛先識別部は、発信元のファクシミリ装置によって
    指定される宛先の種別を認識することを特徴とする請求
    項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、前記発信元のファクシ
    ミリ装置として、前記同報送信の宛先のTO、CCおよ
    びBCCの種別を、前記原稿に追加する表紙にコード情
    報として表示し、前記中継機能を備えるファクシミリ装
    置に伝送する表示手段を含むことを特徴とする請求項2
    記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御回路は、前記同報送信の宛先の
    TO、CCおよびBCCの種別を、前記原稿に追加する
    表紙に文字画像として表示する表示手段を含むことを特
    徴とする請求項1または2記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御回路は、前記同報送信の宛先の
    TO、CCおよびBCCの種別を、前記原稿に追加する
    表紙にコードマークとして表示する表示手段を含むこと
    を特徴とする請求項1または2記載のファクシミリ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御回路は、前記宛先の種別を表示
    する表紙についての記入場所情報を、ファクシミリ通信
    制御で、画像情報の伝送に先立って通信条件の確認とそ
    の設定を行うフェーズBによるハンドシェイク時のサブ
    アドレス、またはNSS信号に記入する記入手段を含む
    ことを特徴とする請求項3、4または5のいずれかに記
    載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記制御回路は、前記宛先の種別を、フ
    ァクシミリ通信制御で、画像情報の伝送に先立って通信
    条件の確認とその設定を行うフェーズBによるハンドシ
    ェイク時のNSS信号に記入する記入手段を含むことを
    特徴とする請求項1または2記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記制御回路は、前記宛先の種別を、画
    像の予め定める位置にヘッダとして表示する表示手段を
    含むことを特徴とする請求項1または2記載のファクシ
    ミリ装置。
  9. 【請求項9】 前記同報送信部は、インターネット上の
    宛先にメールとして原稿の画像を送信する際に、インタ
    ーネット上のメールのヘッダとして、前記宛先表示を行
    う表示手段を含むことを特徴とする請求項1または2記
    載のファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 前記制御回路は、前記表紙または前記
    ヘッダを、中継を行うファクシミリ装置としての動作時
    に、宛先の種別に対応して追加する追加手段を含むこと
    を特徴とする請求項3〜9のいずれかに記載のファクシ
    ミリ装置。
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