JP5211863B2 - 電子文書処理装置及び電子文書処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子文書処理装置及び電子文書処理プログラムに関する。
従来から、電子文書に対して実行されるべき1以上の処理や各処理の実行順などをワークフローとして定義し、ワークフローの定義内容に従って電子文書を処理することが行われている。通常、ワークフローは、1つ以上の処理単位を順序に従って実行していくことにより達成される。ワークフロー内の各処理および順序は、既存技術では、例えば「ジョブ・テンプレート」と呼ばれ、電子文書のデータ(文書データ)とは別に形式定義され、文書データとは別に管理される。ジョブ・テンプレートの例では、ワークフローの内容はXML(Extensible Markup Language)形式で記述され、一般ユーザーが正しく記述することは困難であり、ジョブ・テンプレートを生成するためのツールを用いて作成したり、予め管理者などによって作成されたジョブ・テンプレートを複合機やWebページ上の画面内で選択して作成されている。
例えば、非特許文献1には、業務(書類)の流れを定義し、それに基づいて業務を自動的に回覧することにより、時間短縮、生産性の向上を図るワークフロー管理システムが提案されている。このワークフロー管理システムは、ワークフローの定義、実行、監視の3つの要素から構成されている。そして、ワークフローの定義は、ネットワーク上を流れる電子文書と、文書の回覧先とを定義し、ワークフローの実行は、定義した情報に基づいて文書の回覧を実行する。ワークフローの監視は、流した電子文書の処理状況を記録して進捗状況の把握を行い、統計をとって仕事の流れを分析、改善するツールとして利用される。また、ワークフローの定義は、スクリプト(言語)によりプログラミングする、テーブルに回覧順を表現する、チャートを用いる等の方法によって行われている。
特許文献1には、文書の回覧順序を定義する手段を備え、その定義に従って回覧文書を回覧者間に回覧制御するワークフロー管理システムにおいて、回覧者間で文書処理との同期的対話を提供し対話履歴を登録する手段と、前記対話履歴に応じて文書の回覧先を変更する手段とを備えることを特徴とするワークフロー管理システムの発明が提案されている。
特許文献2には、ワークフロー中に電子会議を組み込む発明が提案されている。
特許文献3には、「患者の識別コード」と「区分コード」をファイル名に含め、カルテフォルダと連携させる発明が提案されており、このような、ファイル名によって分類キーを指定し、それに従って文書データのデータベース処理などが行われる例も、ファイル名による簡易なワークフロー指定ということができる。
「日経コンピュータ」、日経BP社、1994年5月号、p.57−67 特開平10−171878号公報 特開2005−038171号公報 特許第3328882号公報
本発明は、電子文書に対するワークフローの定義や実行指示などを利用者が簡易に行えるようにすることを目的としている。
第1の本発明は、電子文書のページとして当該電子文書の内容情報が格納される文書内容ページと当該電子文書に対して実行される処理の指定情報が格納される処理指定ページとを含む電子文書を、当該電子文書に対する実行指示として受け付ける実行指示受付手段と、前記実行指示受付手段により受け付けられた電子文書に対し、当該電子文書に含まれる処理指定ページに格納された指定情報に従った処理をページ順に実行し、前記処理の実行後に、処理指定ページの削除処理を行う処理手段と、を備え、前記処理手段は、前記削除処理として、下記(1)〜(3)のいずれかを行う、ことを特徴とする電子文書処理装置である。
(1)処理済みの処理指定ページを当該電子文書から削除する。
(2)承認を得る処理内容の処理指定ページに係る処理を実行した結果、承認が得られなかった場合に、当該処理指定ページに後続する処理指定ページを削除する。
(3)処理指定ページに係る処理を実行した後に当該ページに後続する処理指定ページのうちの一部のページを削除し、このとき、処理指定ページに係る処理の実行結果が成功の場合と失敗の場合とで削除対象とする処理指定ページを変化させる。
の本発明は、第の本発明において、前記処理手段により電子文書に対する処理が実行されたことに応じて、当該処理の実行後の電子文書を所定の宛先に送信する送信手段、を備えたことを特徴とする電子文書処理装置である。
の本発明は、第1又は第2の本発明において、電子文書に含まれる文書内容ページと処理指定ページとをページ単位で表示する表示手段と、前記表示手段により表示された処理指定ページに対する編集指示を利用者から受け付ける編集指示受付手段と、前記編集指示受付手段により受け付けられた編集指示に応じて処理指定ページを編集する編集手段と、を備えたことを特徴とする電子文書処理装置である。
の本発明は、コンピュータに、電子文書のページとして当該電子文書の内容情報が格納される文書内容ページと当該電子文書に対して実行される処理の指定情報が格納される処理指定ページとを含む電子文書を、当該電子文書に対する実行指示として受け付ける実行指示受付機能と、前記実行指示受付機能により受け付けられた電子文書に対し、当該電子文書に含まれる処理指定ページに格納された指定情報に従った処理をページ順に実行し、前記処理の実行後に、処理指定ページの削除処理を行う処理機能と、を実現させるための電子文書処理プログラムであり、前記処理機能は、前記削除処理として、上記(1)〜(3)のいずれかを行う、ことを特徴とする電子文書処理プログラムである。
第1の本発明に係る電子文書処理装置によると、電子文書に対するワークフローの実行指示を利用者が簡易に行える。
また、の本発明に係る電子文書処理装置によると、電子文書に対するワークフローの実行結果に応じた変更を当該電子文書に加えることができる。
の本発明に係る電子文書処理装置によると、ワークフローの実行に伴って変化した電子文書の内容をその受信者が把握できる。
の本発明に係る電子文書処理装置によると、電子文書に対するワークフローの編集を利用者が簡易に行える。
の本発明に係る電子文書処理プログラムによると、電子文書に対するワークフローの実行指示を利用者が簡易に行える。
また、第4の本発明に係る電子文書プログラムによると、電子文書に対するワークフローの実行結果に応じた変更を当該電子文書に加えることができる。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一例に係る電子文書処理装置の機能ブロック図を示している。
本例の電子文書処理装置は、電子文書のデータ(文書データ)が格納されるメモリ部11、文書データ中のページを表示する文書表示部12、文書データ中のページを編集する文書編集部13、文書データに対するワークフローの実行指示を受け付けるフロー起動指示部14、ワークフロー対象の文書データ中のページを解釈するページ解釈部15、ページの解釈結果に基づいて文書データに対する処理を実行するフロー実行部16、処理の実行結果を通知する結果通知部17を備えている。
まず、メモリ部11、文書表示部12、文書編集部13について説明する。
メモリ部11には、本例の電子文書処理装置による処理対象の文書データが格納される。
この文書データは、文書内容ページと処理指定ページとを含めることが可能なデータ構造の文書データである。文書内容ページには、文書内容の情報が格納され、処理指定ページには、当該文書データに対して実行されるべき処理の指定情報が格納される。つまり、文書データを構成するページを用いてワークフローの定義や指定をするとともに、そのページ(処理指定ページ)を、処理対象の文書内容(文章、図形、画像など)を表すページ(文書内容ページ)と同じ文書データに含めており、ワークフローの内容及び対象を一体とした文書データを形成している。
文書データとしては種々の形式の文書データを用いて実現することができる。なお、PDF(Portable Document Format)、XPS(XML Paper Specification)、DocuWorks文書などのように、順序付けられた複数のページを持つ文書を表現できるとともに、各ページの表示時又は印刷時の見た目を表現するデータ(表示データ)と、見た目には表れない(例えば機械処理のために参照される)データ(内部データ)とを保持できる文書データを用いることが望ましい。
処理の指定情報としては、処理プログラムそのものや、その処理プログラムを示すIDでもよく、その処理内容の具体的概念を表す文字列や図形のデータ(利用者が処理内容を把握し易い態様のデータ)であってもよい。
文書データに対する処理としては種々な処理を用いることができ、例えば、「指定された格納先に格納する処理」、「指定された人から承認を得る処理」、「指定された宛先に送信する処理」などがある。
文書表示部12は、利用者により表示指示された文書データについて、その文書内容ページと処理指定ページとをページ単位で画面に表示出力する。つまり、文書内容ページと同じように処理指定ページが表示される。本例では、処理の指定情報としての処理プログラムやIDを処理指定ページの内部データとして保持させ、その処理内容の具体的概念を表す文字列や図形のデータを処理指定ページの表示データとして保持させており、利用者が処理指定ページの表示を見てその内容(処理内容)を把握し易いようにしている。
文書編集部13は、文書表示部12により表示されている文書データに対する編集指示の入力を利用者から受け付け、当該編集指示に応じて文書データの各ページ(文書内容ページ及び処理指定ページ)を編集する。編集としては、例えば、ページの追加、削除、複写、並べ替え、などがある。つまり、文書内容ページと同じような編集を処理指定ページに対しても行える。また、他の文書データからのページの移動や複写を行うようにしてもよく、これにより、或る文書データにおけるワークフローで用いた処理指定ページを別の文書データにおけるワークフローに流用できるようになる。なお、ページの編集は、ワークフローの実行前に行うことができるほか、ワークフローの途中(複数の処理のうちの一部の処理の完了時)に行うこともでき、ワークフローの実行状況に応じてその後の処理内容を変化させることが可能である。
文書データに対する処理指定ページの追加は種々の方法により行うことができる。
例えば、想定される複数の処理のそれぞれについて処理指定ページの雛形を予め用意しておく。利用者が処理指定ページ(雛形)を指定して追加を指示すると、指定された雛形が複写されて処理指定ページが生成され、文書データに追加される。なお、細かな条件の設定が必要な処理(例えば、「指定された格納先に格納する処理」は「格納先」の設定が必要)の処理指定ページについては、処理指定ページ(雛形)の指定の際に条件の指定も利用者から受け付けておき、生成した処理指定ページに当該受け付けた条件を設定してから文書データに追加すればよい。
例えば、処理指定ページの構成要素となり得る部品(例えばアノテーション)を予め用意しておく。部品としては、処理を指し示す部品、処理の条件を指し示す部品などがある。利用者が処理指定ページの追加を指定すると空白の処理指定ページが文書データに追加され、その後、利用者が空白の処理指定ページに付加する部品を指定すると、指定された部品が空白の処理指定ページに付加される。つまり、利用者は各部品を組み合わせることにより処理内容を定義できる。
例えば、各処理及びその条件の表示が印刷されるとともに、各表示に対応するチェック欄が印刷された用紙を予め用意しておく。利用者が所望の欄にチェックした(チェックマークを書き込んだ)用紙の読み取り(スキャン)を指示すると、チェックされた欄に対応する処理や条件に応じた処理指定ページが生成され、文書データに追加される。
図2には、文書データの一例が示してある。
同図の文書データは、Pa1、Pa2、Pa3、Pa4の4枚の処理指定ページと、Pb1、Pb2、Pb3の4枚の文書内容ページとで構成されている。各処理指定ページPa1、Pa2、Pa3、Pa4のそれぞれには、「場所Aへ保存」、「ユーザーXの承認」、「ユーザーYの承認」、「管理者Pへメール送信」の処理の指定情報が格納されており、そのページ順(Pa1、Pa2、Pa3、Pa4の順)に従って処理が実行されるように構成されている。
図3には、処理指定ページPa1の表示内容が具体的に示してある。
同図によると、処理内容として「指定場所へコピーを保存」が指定され、その処理の条件として、保存先に「¥¥Server−1¥User1¥2008」が指定され、保存対象に「処理指定ページを除く全ページ」が指定されている。つまり、処理指定ページPa1の処理が実行されると、残りの処理指定ページPa2、Pa3、Pa4、及び全ての文書内容ページPb1、Pb2、Pb3を含む文書データが、¥¥Server−1¥User1¥2008のフォルダにコピーされることを意味している。
ここで、本例の電子文書処理装置では、文書データに処理指定ページを追加するにあたり、追加対象の処理指定ページを文書編集部13の機能により作成しているが、他の装置により処理指定ページを作成するようにしてもよい。
例えば、処理指定ページ作成機能を有するWebサーバに対して処理指定ページの作成を指示し、当該指示に応じた処理指定ページをWebサーバから受信して文書データに追加するように構成することができる。図4にはWebサーバに対する処理指定ページの作成指示画面21の例を示してある。この作成指示画面21には、処理内容を指定するための処理内容指定部22、処理内容として「指定場所へコピーを保存」が選択された場合に設定が必要な条件である保存先を指定するための保存先指定部23及び保存対象のページを指定するための保存対象指定部24、各指定部22〜24等による指定に従って処理指定ページの作成開始を指示するための処理指定ページ作成指示部25が設けられている。このような構成によると、処理指定ページの作成機能を利用者側の操作端末に設ける必要がないため、一般的な文書閲覧・編集アプリケーションによりワークフローの編集(処理指定ページの追加、削除、並べ替えなど)を行える。
次に、フロー起動指示部14、ページ解釈部15、フロー実行部16、結果通知部17について説明する。
フロー起動指示部14は、1以上の処理指定ページを含む文書データの指定を、当該文書データに対するワークフローの実行指示として利用者から受け付ける。
ページ解釈部15は、フロー起動指示部14により受け付けられた指定に該当する文書データに処理指定ページが含まれるか検査し、処理指定ページが含まれる場合には、処理指定ページの内容(処理の指定情報)を解釈して実行すべき処理を決定する。
フロー実行部16は、フロー起動指示部14により受け付けられた指定に該当する文書データを処理対象として、ページ解釈部15により決定された処理を実行する。
また、処理の実行結果に応じて、その処理の指定情報が含まれる処理指定ページに対して変更を加える。変更としては、例えば、当該処理指定ページを後の実行対象から除外するために削除し、例えば、処理が実行済みであることを示す情報や処理の実行結果(処理の成否、実行日時、失敗の理由など)を示す情報を当該処理指定ページに追記する。
また、処理の実行結果に応じて、他の処理指定ページに変更を加えるようにしてもよい。例えば、以降の処理を継続するために必要な人から承認が得られなかった場合に、後続の処理指定ページを削除する。また、例えば、前段の処理の実行結果に応じて後続の処理指定ページの一部を削除するようにしてもよく、前段の処理が成功の場合と失敗の場合とで削除対象の処理指定ページを変化させることにより、分岐を含むワークフローを実現することができる。
また、処理の実行結果に応じて、文書内容ページに変更を加えるようにしてもよい。例えば、指定された人から承認が得られた場合に、その人の承認を表す印鑑状の画像を所定の文書内容ページに追加する。
結果通知部17は、フロー実行部16により文書データに対する処理が実行されたことに応じて、当該処理の実行後の文書データを所定の宛先に送信する。所定の宛先としては、文書データの作成者(ワークフローを定義した者)やその上司など、ワークフローの実行状況の把握を求められる者が望ましい。送信方式としては種々の方式を採用することができ、例えば電子メールにより送信する。なお、文書データに複数の処理が指定されている場合には、1つの処理が完了する毎に文書データを送信してもよく、実行可能な状況にある全ての処理が終了した時点で文書データを送信してもよい。
本例の電子文書処理装置によるワークフローの実行について、図5、図6を参照して説明する。
図5には、ワークフロー実行の処理フローの概要の一例が示されている。
すなわち、文書データの指定によりワークフローの実行が指示されると、当該文書データに指定されている1つの処理を実行する(ステップS11)。その後、ワークフローの継続が不可能なエラーが発生したか否かを判定し(ステップS12)、エラーが発生した場合には処理を終了する。一方、エラーが発生していない場合には、当該文書データに指定されている全ての処理を実行したか否かを判定し(ステップS13)、実行していない処理がある場合にはステップS11に戻ってその処理を実行する。以下、処理対象の文書データに指定されている全ての処理が実行されるまで繰り返す。
なお、実行していない処理が残っている場合でも、その処理が実行可能な状況にない場合(例えば、ユーザYから承認を得る処理においてユーザYが不在の場合など)には、ワークフローの実行が中断され、ワークフローの実行指示が再度なされたことに応じてワークフローの実行を再開する。
図6には、1つの処理を実行する処理フローの一例が示されている。
すなわち、文書データのページ構成を解析し(ステップS21)、全てのページを既に解析していた場合には処理を終了する(ステップS22)。未解析のページがあれば、そのページ(Nページ目)を解析し(ステップS23)、Nページ目が処理指定ページか否かの判定(ステップS24)、及びNページ目は既に処理済か否かの判定(ステップS25)を行う。Nページ目が処理指定ページでない場合(つまり文書内容ページの場合)や既に処理済の場合には次のページ(N+1ページ目)の解析を行う。Nページ目が処理指定ページで未処理の場合には、Nページ目に指定されている処理を実行する(ステップS26)。その後、処理の実行が成功したか否かを判定し(ステップS27)、成否に応じた内容の処理結果情報がNページ目に追記される。具体的には、処理の実行が成功した場合には、処理成功を示す情報や実行日時の情報などがNページ目に追記され、処理の実行が失敗した場合には、処理失敗を示す情報や失敗の理由を示す情報などがNページ目に追記される。
上記の例によると、文書データに含まれる処理指定ページに応じた処理を当該文書データに実行したことに応じて、当該処理指定ページに処理結果情報が追記されるため、利用者は文書データを画面表示させることにより、ワークフローの実行状況(どの処理指定ページまで処理されたか、或いは、どの処理指定ページがまだ処理されていないか)、処理の成否、処理失敗時の状況などを確認することができる。
図7には、図3に例示した処理指定ページPaの処理実行後のページPa’が例示されている。同図によると、“2008/3/24 14:05:13”に処理が実行され、正常終了したことが分かる。
なお、処理の実行結果に応じて処理指定ページに加える変更として、上記のような処理指定ページに対する処理結果情報の追記ではなく、処理指定ページを削除する場合について図8を参照して説明する。
図8(a)は、ワークフロー実行前の文書データ中の各ページを示している。この文書データについてワークフローの実行指示がなされると、その先頭の処理指定ページPa1の処理が実行され、その実行後に処理指定ページPa1が削除されて(b)の状態となり、更に次の処理指定ページPa2の処理が実行され、その実行後に処理指定ページPa2が削除されて(c)の状態となる。このため、利用者は文書データを画面表示させることにより、ワークフローの実行状況(どの処理指定ページがまだ処理されていないか)を確認することができる。
このように、ワークフローにおける1つの処理単位を1つの処理指定ページで指示するようにし、処理指定ページの並びに従って処理を実行させるようにすることで、利用者は、ページの挿入や順序変更などの既に慣れ親しんでいるページ操作によって、ワークフローの各処理やその順序を指定することができる。本例では、上記のように1つの処理の指定情報がページ毎に格納された文書データを採用しているが、他の態様の文書データであってもよく、例えば、1ページ内に処理の指定情報を複数格納し、ページ内の指定情報の並び順に従って(例えば、上から下に向かって)処理を実行させるようにしてもよい。また、本例のように、処理指定ページ、文書内容ページの順に各ページを配置する態様のほか、文書内容ページ、処理指定ページの順に各ページを配置する態様を採用してもよい。
なお、本例では、文書データの表示及び編集機能と文書データに対するワークフローの実行機能とを一台の電子文書処理装置により実現しているが、これらをそれぞれ別の装置により実現してもよい。例えば、文書データの表示及び編集機能を利用者の操作端末に設けておき、文書データに対するワークフローの実行機能をサーバに設けておけば、利用者はワークフローの定義を自己の操作端末で確認でき、ワークフローの実行を望む場合には実行対象の文書データをサーバに送信して実行させればよく、その応答として実行結果の文書データを受信することでワークフローの実行状況の把握も可能となる。
また、ワークフローの実行指示を他の態様により行うようにしてもよい。例えば、処理指定ページの表示データとして、文書データの識別情報(例えば文書ID)及び当該処理指定ページの識別情報(例えばページ番号)をスキャン読み取り可能に表示する処理指定画像(例えばQRコード)を加え、処理指定画像が表示された処理指定ページを紙に印刷しておく。そして、この紙文書のスキャン指示がなされると、紙文書からスキャン読み取りされた処理指定画像が解析されて文書データ及び処理指定ページが特定され、当該処理指定ページの処理が当該文書データに対して実行される。
図9は、本例の電子文書処理装置の主要なハードウェア構成を示している。
本例の電子文書処理装置は、各種演算処理を行うCPU31、CPU31の作業領域となるRAM32、基本的な制御プログラムを記憶するROM33、本発明に係る機能を実現するためのプログラムや各種データを記憶するHDD34、利用者に対する情報を表示出力するディスプレイ画面や利用者からの情報の入力を受け付けるマウス・キーボード等の機器とのインターフェースである入出力I/F35、他の装置との間で通信を行うインターフェースである通信I/F36、等のハードウェア資源を有するコンピュータにより構成されている。
そして、本発明に係るプログラムをHDD34から読み出してRAM32に展開し、これをCPU31により実行させることで、本発明に係る各機能手段をコンピュータにより実現している。
本例では、本発明に係る第1の受付手段をフロー起動指示部14により構成し、本発明に係る処理手段をページ解釈部15及びフロー実行部16により構成し、本発明に係る送信手段を結果通知部17により構成し、本発明に係る表示手段を文書表示部12により構成し、本発明に係る第2の受付手段及び編集手段を文書編集部13により構成している。
なお、本発明に係るプログラムは、例えば当該プログラムを記憶したCD−ROM等の外部記憶媒体を配布する形式やネットワークを介して配信する形式により、本発明の実施者に提供される。
また、本発明に係る各機能手段は、本例のようなソフトウェア構成により実現する態様に限られず、それぞれ専用のハードウエアモジュールで構成してもよい。
本発明の一例に係る電子文書処理装置の機能ブロック図である。 本発明の一例に係る文書データを例示する図である。 本発明の一例に係る処理指定ページを例示する図である。 本発明の一例に係る処理指定ページの生成指示画面を例示する図である。 本発明の一例に係るワークフロー実行の処理フローの例を示す図である。 本発明の一例に係る1つの処理を実行する処理フローの例を示す図である。 本発明の一例に係る処理実行後の処理指定ページを例示する図である。 本発明の一例に係るワークフロー実行に伴う文書データの変化を説明する図である。 本発明の一例に係る電子文書処理装置のハードウェア構成図である。
符号の説明
11:メモリ部、 12:文書表示部、 13:文書編集部、14:フロー起動指示部、 15:ページ解釈部、 16:フロー実行部、 17:結果通知部

Claims (8)

  1. 電子文書のページとして当該電子文書の内容情報が格納される文書内容ページと当該電子文書に対して実行される処理の指定情報が格納される処理指定ページとを含む電子文書を、当該電子文書に対する実行指示として受け付ける実行指示受付手段と、
    前記実行指示受付手段により受け付けられた電子文書に対し、当該電子文書に含まれる処理指定ページに格納された指定情報に従った処理をページ順に実行し、前記処理の実行後に、処理指定ページの削除処理を行う処理手段と、
    を備え
    前記処理手段は、前記削除処理として、処理済みの処理指定ページを当該電子文書から削除する、
    ことを特徴とする電子文書処理装置。
  2. 前記処理手段により電子文書に対する処理が実行されたことに応じて、当該処理の実行後の電子文書を所定の宛先に送信する送信手段、
    を備えたことを特徴とする請求項に記載の電子文書処理装置。
  3. 電子文書に含まれる文書内容ページと処理指定ページとをページ単位で表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された処理指定ページに対する編集指示を利用者から受け付ける編集指示受付手段と、
    前記編集指示受付手段により受け付けられた編集指示に応じて処理指定ページを編集する編集手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子文書処理装置。
  4. 電子文書のページとして当該電子文書の内容情報が格納される文書内容ページと当該電子文書に対して実行される処理の指定情報が格納される処理指定ページとを含む電子文書を、当該電子文書に対する実行指示として受け付ける実行指示受付手段と、
    前記実行指示受付手段により受け付けられた電子文書に対し、当該電子文書に含まれる処理指定ページに格納された指定情報に従った処理をページ順に実行し、前記処理の実行後に、処理指定ページの削除処理を行う処理手段と、
    を備え、
    前記処理手段は、前記削除処理として、承認を得る処理内容の処理指定ページに係る処理を実行した結果、承認が得られなかった場合に、当該処理指定ページに後続する処理指定ページを削除する、
    ことを特徴とする電子文書処理装置。
  5. 電子文書のページとして当該電子文書の内容情報が格納される文書内容ページと当該電子文書に対して実行される処理の指定情報が格納される処理指定ページとを含む電子文書を、当該電子文書に対する実行指示として受け付ける実行指示受付手段と、
    前記実行指示受付手段により受け付けられた電子文書に対し、当該電子文書に含まれる処理指定ページに格納された指定情報に従った処理をページ順に実行し、前記処理の実行後に、処理指定ページの削除処理を行う処理手段と、
    を備え、
    前記処理手段は、前記削除処理として、処理指定ページに係る処理を実行した後に当該ページに後続する処理指定ページのうちの一部のページを削除し、このとき、処理指定ページに係る処理の実行結果が成功の場合と失敗の場合とで削除対象とする処理指定ページを変化させる、
    ことを特徴とする電子文書処理装置。
  6. コンピュータに、
    電子文書のページとして当該電子文書の内容情報が格納される文書内容ページと当該電子文書に対して実行される処理の指定情報が格納される処理指定ページとを含む電子文書を、当該電子文書に対する実行指示として受け付ける実行指示受付機能と、
    前記実行指示受付機能により受け付けられた電子文書に対し、当該電子文書に含まれる処理指定ページに格納された指定情報に従った処理をページ順に実行し、前記処理の実行後に、処理指定ページの削除処理を行う処理機能と、
    を実現させるための電子文書処理プログラムであり、
    前記処理機能は、前記削除処理として、処理済みの処理指定ページを当該電子文書から削除する、
    ことを特徴とする電子文書処理プログラム
  7. コンピュータに、
    電子文書のページとして当該電子文書の内容情報が格納される文書内容ページと当該電子文書に対して実行される処理の指定情報が格納される処理指定ページとを含む電子文書を、当該電子文書に対する実行指示として受け付ける実行指示受付機能と、
    前記実行指示受付機能により受け付けられた電子文書に対し、当該電子文書に含まれる処理指定ページに格納された指定情報に従った処理をページ順に実行し、前記処理の実行後に、処理指定ページの削除処理を行う処理機能と、
    を実現させるための電子文書処理プログラムであり、
    前記処理機能は、前記削除処理として、承認を得る処理内容の処理指定ページに係る処理を実行した結果、承認が得られなかった場合に、当該処理指定ページに後続する処理指定ページを削除する、
    ことを特徴とする電子文書処理プログラム。
  8. コンピュータに、
    電子文書のページとして当該電子文書の内容情報が格納される文書内容ページと当該電子文書に対して実行される処理の指定情報が格納される処理指定ページとを含む電子文書を、当該電子文書に対する実行指示として受け付ける実行指示受付機能と、
    前記実行指示受付機能により受け付けられた電子文書に対し、当該電子文書に含まれる処理指定ページに格納された指定情報に従った処理をページ順に実行し、前記処理の実行後に、処理指定ページの削除処理を行う処理機能と、
    を実現させるための電子文書処理プログラムであり、
    前記処理機能は、前記削除処理として、処理指定ページに係る処理を実行した後に当該ページに後続する処理指定ページのうちの一部のページを削除し、このとき、処理指定ページに係る処理の実行結果が成功の場合と失敗の場合とで削除対象とする処理指定ページを変化させる、
    ことを特徴とする電子文書処理プログラム。
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