JP2008130634A - 基板搬送処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置を大型化することなく、キャリア数を増加でき、基板の高速処理化及び少ロット処理を可能にすること。
【解決手段】ウエハWを収容するキャリア20を搬入出するキャリアステーションS1、処理ステーションS2、ウエハの搬送手段を具備する基板搬送処理装置において、キャリアステーションは、キャリアが載置可能な複数段の載置棚11,12を有するキャリア載置部10と、キャリアストック部13と、キャリア載置部とキャリアストック部との間でキャリアを受け渡しするキャリアリフタ14と、キャリア載置部のキャリアに対してウエハを搬出入するトランスファーアームCを具備する。キャリア載置部における下部載置棚12は、移動機構によって上部載置棚11に対して、上部載置棚の下方位置と、鉛直方向に干渉しない外方位置に移動され、かつ、外方位置にある下部載置棚に対してキャリアリフタによってキャリアを受け渡す。
【選択図】 図1

Description

この発明は、基板搬送処理装置に関するものである。
一般に、半導体デバイスの製造においては、半導体ウエハやLCDガラス基板等の基板の上にITO(Indium Tin Oxide)の薄膜や電極パターンを形成するために、フォトリソグラフィ技術が利用されている。このフォトリソグラフィ技術においては、基板にフォトレジストを塗布し、これにより形成されたレジスト膜を所定の回路パターンに応じて露光し、この露光パターンを現像処理することによりレジスト膜に所望の回路パターンを形成する、一連の工程によって行われている。
このような処理は、一般に基板を収容したキャリア(FOUP)から搬出された基板を処理部に搬送して、レジスト塗布処理,レジスト塗布処理後の加熱処理,露光処理,露光後の加熱処理及び現像処理等を行った後、処理済みの基板をキャリア内に収容して処理を終了する基板搬送処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記処理装置において、処理効率を上げるために、複数例えば4,5個のキャリアをキャリアステーションに並列載置しておき、所定のキャリア内から基板を搬出し、空のキャリア内に収容して、連続処理を行っている。
また、キャリアステーションに対するキャリアの入替作業を迅速に行えるようにするために、キャリアステーションの上方等にキャリアストック部を設けた構造のものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−218018号公報(特許請求の範囲、図1) 特開2002−134588号公報(図1〜図4)
ところで、近年の半導体デバイスの微細高集積化に伴って基板が大口径化してきており、また、基板の高速処理化や処理の多重化(例えば、リソグラフィ工程を2回用いるマルチパターニング技術に必要な検査機モジュールのインライン化)に伴う少ロット処理等によりキャリア数の増加が要求されている。
しかしながら、現状の処理装置においては、キャリアステーションに載置できるキャリア数や面積には限界があるため、特にキャリア数を大幅に増やすことは困難であり、基板の高速処理化が図れないという問題がある。
上記問題を解決する手段として、キャリアを多段に載置してキャリア数を増やすことが考えられるが、この構造ではキャリアステーションに対するキャリアの入替作業に多くの時間を要し、基板の高速処理化が図れない懸念がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、装置を必要以上に大型化することなく、キャリア数を増加でき、基板の高速処理化及び少ロット処理を可能にした基板搬送処理装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、被処理基板を収容するキャリアを搬入出するキャリアステーションと、被処理基板に各種処理を施す処理ユニットを配置する処理ステーションと、上記キャリアステーションと処理ステーションとの間で被処理基板を受け渡しする搬送手段と、を具備する基板搬送処理装置において、 上記キャリアステーションは、複数のキャリアが載置可能な複数段の載置棚を有するキャリア載置部と、このキャリア載置部の上方に位置するキャリアストック部と、上記キャリア載置部とキャリアストック部との間でキャリアを受け渡しするキャリア受渡し手段と、上記キャリア載置部に搬入されたキャリアに対して被処理基板を搬出入する基板搬出入手段とを具備し、 上記キャリア載置部における下段に位置する載置棚は、移動機構によって上段の載置棚に対して、該上段の載置棚の下方位置と、鉛直方向に干渉しない外方位置に移動可能に形成され、かつ、外方位置にある載置棚に対して上記キャリア受渡し手段がキャリアを受け渡し可能に形成してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、キャリアステーションに設けられた複数段の載置棚上に複数のキャリアを載置することができ、下段に位置する載置棚を上段の載置棚に干渉しない外方位置に移動した状態で、該載置棚に対してキャリアストック部との間でキャリアを受け渡しすることができる。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の基板搬送処理装置において、上記キャリア内に収容される被処理基板の収容状態を検出する基板検出手段と、該基板検出手段によって検出された検出信号を受けて、上記キャリア内に収容される被処理基板が所定数の状態になった際に、キャリア受渡し手段及び載置棚の移動機構に作動信号を伝達する制御手段と、を更に具備することを特徴とする。
このように構成することにより、下段の載置棚に載置されたキャリア内に処理済みの被処理基板が収容されると、収容された状態を基板検知手段が検出し、その検出信号を制御手段に伝達してキャリア内の被処理基板の収容状態(枚数)を認識することができる。そして、キャリア内の被処理基板の収容状態(枚数)が、予め設定した所定の状態(枚数)に達した際に、制御手段からの制御信号に基づいて下段の載置棚が上段の載置棚と干渉しない外方位置に移動し、キャリア受渡し手段によってキャリアストック部に搬送し、キャリアストック部から別のキャリアを空いた載置棚上に受け渡した後、載置棚が元の位置に移動して、後続の処理済みの被処理基板を収納可能な状態にすることができる。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の基板搬送処理装置において、下段に位置する上記載置棚は、1個のキャリアを独立して載置すると共に、上段の載置棚の下方位置と外方位置に独立して移動可能な複数の棚体からなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、載置棚とキャリアストック部との間で各キャリア毎に受け渡しを行うことができる。
加えて、請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の基板搬送処理装置において、上記キャリアは、複数の被処理基板を収容する収容容器と、該収容容器の開口部を開放及び閉塞する蓋体とを具備し、上記キャリアステーションは、上記蓋体の開放及び閉塞を行う蓋開閉装置を具備し、上記蓋開閉装置は、各段の載置棚に載置されるキャリアに対して昇降可能に形成されると共に、蓋体の開放時には、上下段の載置棚に干渉しない位置に蓋体を開放するように形成してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、各段の載置棚に載置されたキャリアに設けられた蓋体を開閉してキャリアに対する被処理基板の搬出入を可能にすることができる。この際、隣接する段の載置棚に載置されたキャリアに対する被処理基板の搬出入に支障をきたすことがない。
以上に説明したように、この発明の基板搬送処理装置は、上記のように構成されているので、以下のような効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明によれば、複数段の載置棚上に複数のキャリアを載置することができ、下段に位置する載置棚を上段の載置棚に干渉しない外方位置に移動した状態で、該載置棚に対してキャリアストック部との間でキャリアを受け渡しすることができるので、装置を必要以上に大型化することなくキャリアの数を増加することができると共に、基板の高速処理化及び処理の多重化(例えば、リソグラフィ工程を2回用いるマルチパターニング技術に必要な検査機モジュールのインライン化)に伴う少ロット処理を行うことができる。
(2)請求項2記載の発明によれば、下段の載置棚に載置されたキャリア内に収容される被処理基板の収容状態を基板検知手段が検出し、その検出信号を受けた制御手段からの制御信号に基づいて下段の載置棚とキャリアストック部との間でキャリアを受け渡しすることができるので、上記(1)に加えて、更に目的に応じた処理、例えば異なる種類の処理や少ロット処理を効率よく行うことができる。
(3)請求項3記載の発明によれば、載置棚とキャリアストック部との間で各キャリア毎に受け渡しを行うことができるので、上記(1),(2)に加えて、更にキャリア載置部とキャリアストック部との間のキャリアの受け渡しを円滑にすることができ、スループットの向上を図ることができる。
(4)請求項4記載の発明によれば、各段の載置棚に載置されたキャリアに設けられた蓋体を、隣接する段の載置棚に載置されたキャリアに対する被処理基板の搬出入に支障をきたすことなく開閉して、キャリアに対する被処理基板の搬出入を可能にするので、上記(1)〜(3)に加えて、更にキャリアに対する被処理基板の搬出・搬入を円滑にすることができ、スループットの向上を図ることができる。
以下に、この発明の最良の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、この発明に係る基板搬送処理装置を半導体ウエハのレジスト塗布・現像処理装置に適用した場合について説明する。
図1は、上記レジスト塗布・現像処理装置の一例を示す概略斜視図、図2は、同概略平面図である。
上記レジスト塗布・現像処理装置は、被処理基板である半導体ウエハW(以下にウエハWという)が例えば25枚密閉収容されたキャリア20(FOUP)を搬入出するためのキャリアステーションS1と、複数個例えば4個の単位ブロックB1〜B4を縦に配列して構成された処理ステーションS2と、露光装置S4との間でウエハWを受け渡しするインターフェース部S3と、キャリアステーションS1と処理ステーションS2との間に介在される測定ステーションS5とを備えている。
上記キャリアステーションS1は、それぞれ複数例えば8個のキャリア20が載置可能な複数段例えば2段の載置棚11,12を有するキャリア載置部10と、このキャリア載置部10の上方に位置するキャリアストック部13と、キャリア載置部10とキャリアストック部13との間でキャリア20を受け渡しするキャリア受渡し手段であるキャリアリフタ14と、キャリア載置部10に搬入(載置)されたキャリア20に対してウエハWを搬出入する基板搬出入手段であるトランスファーアームCと、を具備している。
この場合、キャリア20は、図4に示すように、一側に開口部21を有し内壁に複数枚例えば25枚のウエハWが適宜間隔をおいて水平状態に保持される保持溝(図示せず)を有する収容容器22と、この収容容器22の開口部21を開放及び閉塞する蓋体23とを具備しており、蓋体23内に組み込まれた係脱機構24を蓋開閉装置25によって操作することにより、蓋体23が開放及び閉塞されるように構成されている。
また、キャリア20内に収容されているウエハWの状態例えば枚数やウエハWの姿勢等は、基板検出手段であるマッピングセンサ26によって検出され、その検出信号は制御手段である制御部60に伝達され、制御部60からの制御信号によって、上記ウエハリフタ14,上記キャリアストック部13内に配設されるキャリア搬送ロボット15,蓋開閉装置25、トランスファーアームC及び後述する移動機構16等が作動するように形成されている。
上記キャリア載置部10における下段に位置する下部載置棚12は、1個のキャリア20を独立して載置可能な複数例えば4個の棚体12aにて形成されている。各棚体12aは、例えばエアシリンダ,ボールねじ機構,タイミングベルト等にて形成される移動機構16によって上段の上部載置棚11に対して、上部載置棚11の下方位置と、鉛直方向に干渉しない外方位置に移動可能に構成されている。なお、上部載置棚11及び下部載置棚12には、各キャリア20を載置するキャリア載置台27が設けられている。このキャリア載置台27は、後述するウエハ搬出口19a,ウエハ搬入口19bに対して接離移動可能に形成されている。
上記キャリアストック部13には、水平のX,Y方向及び鉛直のZ方向に移動可能なキャリア搬送ロボット15が配設されており、このキャリア搬送ロボット15によって複数のキャリア20がキャリアストック部13内に整列配置されるようになっている。なお、キャリアストック部13には、ウエハWを収容したキャリア20や空の状態のキャリア20等が配置されている。
また、キャリアリフタ14は、水平のX,Y方向及び鉛直のZ方向に移動可能に形成されると共に、キャリア搬送ロボット15との間でキャリア20の受け渡しが可能に構成されている。このように構成されるキャリアリフタ14によって、キャリアストック部13内のキャリア20をキャリア載置部10へ搬送、あるいは、キャリア載置部10の上部載置棚11,下部載置棚12上に載置されているキャリア20をキャリアストック部13へ搬送することができる。なお、下部載置棚12に対してキャリア20を受け渡しする場合は、移動機構16によって下部載置棚12の棚体12aを上部載置棚11と鉛直方向に干渉しない外方位置に移動した状態で、キャリアリフタ14によってキャリア20を受け渡しすることができる。
上記のように構成することにより、上部載置棚11及び下部載置棚12に対してキャリア20を円滑に受け渡しすることができ、装置を必要以上に大型化することなく多数例えば8個のキャリア20をキャリア載置部10に載置することができる。
上記蓋開閉装置25は、図5に示すように、キャリア20の蓋体23の係脱機構24に係合する係合ピン25aと蓋体保持板25bと、蓋体保持板25bを鉛直方向に移動する昇降機構25cとを具備しており、上部載置棚11又は下部載置棚12に載置されるキャリア20に対して昇降可能に形成されると共に、蓋体23の開放時には、上下段の載置棚11,12に載置されたキャリア20に対するウエハWの搬出入のための搬出口19a,搬入口19bに干渉しない位置に蓋体23を開放するように形成されている。例えば、図5(a)に示すように、下部載置棚12は、上部載置棚11上のキャリア20に対するウエハWの搬出入に支障をきたさない下方側に蓋体23を開放し、また、図5(b)に示すように、上部載置棚11は、下部載置棚12上のキャリア20に対するウエハWの搬出入に支障をきたさない上方側に蓋体23を開放するよう構成されている。したがって、各キャリア20に対するウエハWの搬出入を円滑にすることができ、スループットの向上が図れる。
なお、キャリア載置部10と、上記マッピングセンサ26,蓋開閉装置25及びトランスファーアームCを具備する室17とを区画する壁部18には、ウエハWの搬出口19a及び搬入口19bが設けられている。例えば、上部載置棚11が近接する壁部18には、ウエハWの搬出口19aが設けられ、下部載置棚12が近接する位置には、ウエハWの搬入口19bが設けられている(図1参照)。
キャリアステーションS1の奥側には測定ステーションS5を介して接続され、筐体70にて周囲を囲まれる処理ステーションS2が接続されている。処理ステーションS2は、この例では、下方側から、レジスト液や現像液等の薬液容器類を収納する第1の単位ブロック(CHM)B1、現像処理を行うための第2の単位ブロック(DEV層)B2、2段のレジスト液の塗布処理を行うための塗布膜形成用単位ブロック及び洗浄処理を行う洗浄単位ブロックである第3,第4の単位ブロック(COT層)B3,B4として割り当てられている。なお、この場合、塗布膜形成用単位ブロックの一つ例えば第3の単位ブロック(COT層)B3を、レジスト膜の下層側に形成される反射防止膜の形成処理を行うための単位ブロック(BCT層)としてもよい。また、更に第4の単位ブロック(COT層)B4の上段に、レジスト膜の上層側に形成される反射防止膜の形成処理を行うための反射防止膜形成用単位ブロックを設けるようにしてもよい。
第2〜第4の単位ブロックB2〜B4は、前面側に配設され、ウエハWに対して薬液を塗布するための液処理ユニットと、背面側に配設され、上記液処理ユニットにて行なわれる処理の前処理及び後処理を行なうための各種の加熱ユニット等の処理ユニットと、前面側に配設される上記液処理ユニットと背面側に配設される加熱ユニット等の処理ユニットとの間、具体的には下段に現像処理部を配置し、上段にレジスト処理部を配置した液処理ユニットと加熱ユニット等の処理ユニットとの間でウエハWの受け渡しを行うための専用の基板搬送手段であるメインアームA1,A2とを備えている。
これら単位ブロックB2〜B4は、この例では、各単位ブロックB2〜B4の間で、上記液処理ユニットと、加熱ユニット等の処理ユニットと、搬送手段との配置レイアウトが同じに形成されている。ここで、配置レイアウトが同じであるとは、各処理ユニットにおけるウエハWを載置する中心つまり液処理ユニットにおけるウエハWの保持手段であるスピンチャックの中心や、加熱ユニットにおける加熱プレートや冷却プレートの中心が同じという意味である。
上記DEV層B2は、図2に示すように、DEV層B2のほぼ中央には、DEV層B2の長さ方向(図中Y方向)に、キャリアステーションS1側の測定ステーションS5とインターフェース部S3とを接続するためのウエハWの搬送領域R1(メインアームA1の水平移動領域)が形成されている。また、COT層B3,B4は、図示しないが、DEV層B2と同様に、COT層B3,B4のほぼ中央には、COT層B3,B4の長さ方向(図中Y方向)に、キャリアステーションS1側とインターフェース部S3とを接続するためのウエハWの搬送領域R2(メインアームA2の水平移動領域)が形成されている。
上記搬送領域R1(R2)のキャリアステーションS1側から見た両側には、手前側(キャリアステーションS1側)から奥側に向かって右側に、上記液処理ユニットとして、現像処理を行うための複数個例えば3個の現像処理部を備えた1段の現像ユニット31と、2段の塗布ユニット32及び洗浄ユニット(図示せず)が設けられている。各単位ブロックは、手前側から奥側に向かって左側に、順に加熱系のユニットを多段化した例えば4個の棚ユニットU1,U2,U3,U4が設けられており、DEV層B2においては現像ユニット31にて行なわれる処理の前処理及び後処理を行なうための各種ユニットを複数段、例えば3段ずつに積層した構成とされている。このようにして上記搬送領域R1によって現像ユニット31と棚ユニットU1〜U4が区画されており、搬送領域R1に洗浄エアを噴出させて排気することにより、当該領域内のパーティクルの浮遊を抑制するようになっている。
上述の前処理及び後処理を行うための各種ユニットの中には、例えば図6に示すように、露光後のウエハWを加熱処理するポストエクスポージャーベーキングユニットなどと呼ばれている加熱ユニット(PEB)や、現像処理後のウエハWの水分を飛ばすために加熱処理するポストベーキングユニット等と呼ばれている加熱ユニット(POST)等が含まれている。これら加熱ユニット(PEB,POST)等の各処理ユニットは、それぞれ処理容器40内に収容されており、棚ユニットU1〜U4は、上記処理容器40が3段ずつ積層されて構成され、各処理容器の搬送領域R1に臨む面にはウエハ搬出入口41が形成されている。なお、加熱ユニット(PEB,POST)は、加熱温度や加熱時間が調整可能に形成されている。
上記搬送領域R1には上記メインアームA1が設けられている。このメインアームA1は、当該DEV層B2内の全てのモジュール(ウエハWが置かれる場所)、例えば棚ユニットU1〜U4の各処理ユニット、現像ユニット31の各部との間でウエハの受け渡しを行うように構成されており、このために水平のX,Y方向及び鉛直のZ方向に移動自在、鉛直軸回りに回転自在に構成されている。
なお、メインアームA1(A2)は、同様に構成されており、メインアームA1を代表して説明すると、例えば図2に示すように、ウエハWの裏面側周縁領域を支持するための2本の湾曲アーム片51を有するアーム本体50を備えており、これら湾曲アーム片51は図示しない基台に沿って互いに独立して進退自在に構成されている。またこの基台は鉛直軸回りに回転自在に構成されると共に、Y方向に移動自在、かつ昇降自在に構成されている。このようにして湾曲アーム片51は、X方向に進退自在,Y方向に移動自在,昇降自在及び鉛直軸回りに回転自在に構成され、棚ユニットU1〜U4の各ユニットやキャリアステーションS1側に配置された棚ユニットU5の受渡しステージTRS1、液処理ユニットとの間でウエハWの受け渡しを行うことができるようになっている。このようなメインアームA1は、制御部60からの指令に基づいて図示しないコントローラにより駆動が制御される。また、メインアームA1(A2)の加熱ユニットでの蓄熱を防止するために、ウエハWの受け取り順番をプログラムで任意に制御できるようになっている。
また、上記塗布膜形成用の単位ブロックB3,B4は、いずれも同様に構成されており、上述の現像処理用の単位ブロックB2と同様に構成されている。具体的には、液処理ユニットとしてウエハWに対してレジスト液の塗布処理を行うための塗布ユニット32が設けられ、COT層B3,B4の棚ユニットU1〜U4には、レジスト液塗布後のウエハWを加熱処理する加熱ユニット(CLHP)や、レジスト液とウエハWとの密着性を向上させるための疎水化処理ユニット(ADH)を備えており、DEV層B2と同様に構成されている。すなわち、塗布ユニットと加熱ユニット(CLHP)及び疎水化処理ユニット(ADH)とをメインアームA2の搬送領域R2(メインアームA2の水平移動領域)によって区画するように構成されている。そして、このCOT層B3,B4では、メインアームA2により、棚ユニットU5の受渡しステージTRS1と、塗布ユニット32と、棚ユニットU1〜U4の各処理ユニットと、に対してそれぞれウエハWの受け渡しが行われるようになっている。なお、上記疎水化処理ユニット(ADH)は、HMDS雰囲気内でガス処理を行なうものであるが、塗布膜形成用の単位ブロックB3,B4のいずれかに設けられればよい。
また、処理ステーションS2に隣接して配置される測定ステーションS5は、キャリアステーションS1と処理ステーションS2の筐体70に接続する筐体80を備え、この筐体80内には、測定装置である線幅測定装置90と、この線幅測定装置90に対してウエハWを搬入・搬出する搬送手段である搬送アームDと受渡しステージTRS2が配設されている。この場合、搬送アームDは、測定ステーションS5内の受渡しステージTRS2との間、処理ステーションS2の受渡しステージTRS1との間、及び線幅測定装置90との間で、ウエハWの受け渡しを行う、水平のX,Y方向及び鉛直のZ方向に移動自在、かつ、回転自在に形成されている。
上記線幅測定装置90は、図7に示すように、ウエハWを水平に載置する載置台91を備えている。載置台91は、例えばX−Yステージを構成しており、水平方向のX方向とY方向に移動自在に形成されている。載置台91の上方には、載置台91上に載置されたウエハWに対して斜方向から光を照射する光照射部92と、光照射部92から照射されウエハWで反射した光を検出する受光部93が配設されている。受光部93で検出した光の情報は、検出部94に出力でき、また、検出部94は、取得した光の情報に基づいて、ウエハW上に形成されている所定のパターンから反射した反射光の光強度分布を測定することができる。なお、線幅測定装置90において、パターンの線幅の測定以外にウエハW上に付着する不純物やパーティクル等の検出も可能になっている。
検出部94からの情報は制御部60に伝達されて、例えば線幅を測定するための情報の処理が行われるようになっている。制御部60は、例えば算出部61,記憶部62及び解析部63を有している。算出部61は、例えばレジスト膜の光学定数やレジスト膜のパターン形状,構造等の既知の情報に基づいて、線幅の異なる複数の仮想パターンから反射する反射光の計算上の各光強度分布を算出できる。記憶部62は、算出部61で算出されている仮想パターンに対する計算上の各光強度分布を記憶してそのライブラリを作成できる。
検出部94で測定されたウエハW上の実際のパターンに対する光強度分布は、解析部63に出力できる。解析部63は、検出部94から出力された実際のパターンの光強度分布と記憶部62のライブラリ内に記憶されている仮想パターンの光強度分布とを照合し、光強度分布が適合する仮想パターンを選択し、その仮想パターンの線幅を実際のパターンの線幅と推定して線幅を測定できる。
上記のようにして測定された線幅の情報は、露光装置S4及び加熱ユニット(PEB)に伝達される。この場合、露光装置S4は、露光制御部(図示せず)を有し、露光制御部によって予め設定されている例えば光学系のウエハWに対する露光位置,露光量及び露光焦点等の露光条件に従って露光処理が制御可能に形成されている。
したがって、制御部60からの制御信号を露光装置S4及び加熱ユニット(PEB)に伝達することにより、パターンの線幅の測定情報に基づいて、2回目以降のリソグラフィ工程の露光処理における露光位置,露光量及び露光焦点等の露光補正,露光後の加熱ユニット(PEB)の加熱処理における加熱温度や加熱時間等の温度補正を行うことができる。
また、上記処理ステーションS2とインターフェース部S3の隣接する領域には、図2に示すように、メインアームA1がアクセスできる位置に棚ユニットU6が設けられている。この棚ユニットU6は、DEV層B2のメインアームA1との間でウエハWの受け渡しを行うように、受渡しステージTRS3と、ウエハWの受け渡しを行う冷却機能を有する受渡しステージ(図示せず)を備えている。また、処理ステーションS2とインターフェース部S3の隣接する領域には、図2及び図6に示すように、周縁露光装置(WEE)が2段配置されている。
一方、処理ステーションS2における棚ユニットU6の奥側には、インターフェース部S3を介して露光装置S4が接続されている。インターフェース部S3には、処理ステーションS2のDEV層B2の棚ユニットU6の各部と露光装置S4とに対してウエハWの受け渡しを行うためのインターフェースアームEを備えている。このインターフェースアームEは、処理ステーションS2と露光装置S4との間に介在するウエハWの搬送手段をなすものであり、この例では、上記DEV層B2の受渡しステージTRS3等に対してウエハWの受け渡しを行うように、水平のX,Y方向及び鉛直のZ方向に移動自在、鉛直軸回りに回転自在に構成されている。
次に、上記のように構成されるレジスト塗布・現像処理装置において、ウエハWを処理する手順の一例について図8を参照して説明する。
まず、キャリアストック部13内のキャリア20をキャリアリフタ14によってキャリア載置部10に搬入すなわち載置する。この場合、上部載置棚11上に載置されたキャリア20の一つには25枚のウエハWが収容されている。また、下部載置棚12の一つには空のキャリア20が載置されている。次に、蓋開閉装置25によって上部載置棚11上に載置された25枚のウエハWを収容するキャリア20の蓋体23を開放する。蓋体23が開放された状態で、マッピングセンサ26によってキャリア20内のウエハWの収容状態例えば枚数,水平姿勢等が検出され、その検出信号が制御部60に伝達される。すると、制御部60からの制御信号によってトランスファーアームCが作動して、キャリア20内からウエハWを搬出し、キャリアステーションS1に隣接する測定ステーションS5の受渡しステージTRS2に受け渡す。受渡しステージTRS2に受け渡されたウエハWは搬送アームDによって処理ステーションS2の受渡しステージTRS1に受け渡された後、メインアームA2によって疎水化処理ユニットADHに搬送され、疎水化処理される。
ウエハWは疎水化処理された後に棚ユニットU5に一時収納され、メインアームA2によって棚ユニットU5から取り出され、塗布ユニット32に搬送されて、塗布ユニット32においてレジスト膜が形成される。レジスト膜が形成されたウエハWは、メインアームA2によって加熱ユニット(CLHP)に搬送されて、溶剤をレジスト膜から蒸発させるためのプリベーク(PAB)が施される。その後、ウエハWは周縁露光装置(WEE)に搬送されて、周辺露光処理が施された後、加熱処理が施される。次いで、ウエハWは、インターフェースアームEにより露光装置S4に搬送され、ここで所定の露光処理が行われる。
露光処理後のウエハWは、インターフェースアームEにより、DEV層B2にウエハWを受け渡すために、棚ユニットU6の受渡しステージTRS3に搬送され、このステージTRS3上のウエハWは、DEV層B2のメインアームA1に受け取られ、当該DEV層B2にて、まず、加熱ユニット(PEB)でポストエクスポージャーベーク処理された後、メインアームA1によって棚ユニットU6の冷却プレート(図示せず)に搬送されて、所定温度に調整される。次いで、ウエハWは、メインアームA1によって棚ユニットU6から取り出されて現像ユニット31に搬送されて、現像液が塗布される。その後、メインアームA1によって加熱ユニット(POST)に搬送され、所定の現像処理が行われる。
現像処理後のウエハWは、棚ユニットU5の受渡しステージTRS1に搬送され、このステージTRS1上のウエハWは、測定ステーションS5の搬送アームDに受け取られ、測定ステーションS5の線幅測定装置90に搬送されて、ウエハW上に形成されたパターンの線幅が測定される。この線幅の測定情報は制御部60に伝達されて、制御部60に記憶される。
線幅の測定が行われたウエハWは、搬送アームDによって線幅測定装置90から取り出された後、処理ステーションS2の受渡しステージTRS1に搬送され、ステージTRS1のウエハWは、処理ステーションS2のメインアームA2に受け取られ、洗浄ユニット(SCR)に搬送されて、洗浄処理が施される。これにより、一連のリソグラフィ工程(処理)が終了する。
上記のようにして、一連のリソグラフィ工程(処理)が行われたウエハWは、トランスファーアームCにより、キャリアステーションS1の下部載置棚12上に載置された空のキャリア20内に収容される(図8(b)参照)。この際、キャリア20内に例えば12枚のウエハWが収容されると、マッピングセンサ26によってウエハWの収容状態が検出され、その検出信号が制御部60に伝達され、制御部60からの制御信号に基づいて蓋開閉装置25が作動してキャリア20の蓋体23を閉塞する。
キャリア20の蓋体23が閉塞された後、移動機構16が作動して12枚のウエハWが収容されたキャリア20を載置する下部載置棚12が、上部載置棚11と干渉しない外方位置に移動される(図8(c)参照)。外方位置に移動された下部載置棚12上に載置されたキャリア20は、キャリアリフタ14によってキャリアストック部13に搬送される。
キャリア20が搬出(搬送)された下部載置棚12上には、キャリアリフタ14によってキャリアストック部13内に配置された新たな空のキャリア20が搬送されて載置される(図8(d)参照)。その後、移動機構16が作動してキャリア20を載置した下部載置棚12はキャリアステーションS1の搬入口19bの近接位置に移動される(図8(e)参照)。そして、この空のキャリア20内に残りの処理済みの13枚のウエハWが収容された後、マッピングセンサ26がキャリア20内のウエハWの収容状態例えば13枚を検出し、蓋開閉装置25によって蓋体23が閉塞される。その後、上記と同様に、移動機構16が作動して13枚のウエハWが収容されたキャリア20を載置する下部載置棚12が、上部載置棚11と干渉しない外方位置に移動された状態で、キャリアリフタ14によってキャリアストック部13に搬送される。
なお、上記説明では、1回のリソグラフィ工程(処理)を行う場合について説明したが、1回目のリソグラフィ工程(処理)が行われたウエハWを収容するキャリア20をキャリア載置部10の例えば上部載置棚11に載置して、上記と同様のリソグラフィ工程(処理)を繰り返すことにより、ウエハWに形成されるパターンの微細化を図ることができる。すなわち、1回目のリソグラフィ工程(処理)及びエッチング工程(処理)が行われたウエハWは、上記と同様に、レジスト塗布処理(COT)→プリベーク(PAB)→周辺露光処理(WEE)→加熱処理(BAKE)→露光処理(EXP)→ポストエクスポージャーベーク(PEB)→現像処理(DEV)を行うことにより、1回のリソグラフィ処理によって形成されたパターンのピッチ間にパターンを追加形成して、微細ピッチのパターンを形成することができる。
なお、2回目のリソグラフィ工程(処理)において、1回目のエッチング処理後に線幅測定装置90によって測定された測定情報を、制御部60から露光装置S4及び加熱ユニット(PEB)に伝達することにより、パターンの線幅の測定情報に基づいて、2回目以降のリソグラフィ工程の露光処理における露光位置,露光量及び露光焦点等の露光補正,露光後の加熱ユニット(PEB)の加熱処理における加熱温度や加熱時間等の温度補正等を行うことができる。これにより、ウエハWに形成されるパターンの微細化が図れる。
また、2回目のリソグラフィ工程(処理)が行われたウエハWは、測定ステーションS5の線幅測定装置90に搬送されて、パターンの線幅が測定されると共にウエハW表面に付着する不純物やパーティクル等が測定される(CDM/MCRO)。この測定情報も制御部60に伝達されて、ウエハWに形成された線幅の形状やピッチ,ウエハWに付着する不純物やパーティクル等の状態を確認することができる。
上記のようにして2回目のリソグラフィ工程(処理)が行われたウエハWは、トランスファーアームCにより、キャリアステーションS1の例えば下部載置棚12に載置されているキャリア20に戻されて処理が終了する。
なお、上記実施形態では、反射防止膜を形成しない場合について説明したが、レジスト膜の下側や上側に反射防止膜を形成する場合においても、上記レジスト塗布・現像処理装置を同様に適用することができる。
なお、上記実施形態では、キャリア載置部10が2段の載置棚11,12を有する場合について説明したが、3段以上の載置棚有するようにしてもよい。この場合においても、下段に位置する載置棚を上段に位置する載置棚と干渉しない外方位置に移動可能に形成して、上述と同様にキャリア20の受け渡しを行うようにする。
この発明に係る基板搬送処理装置を備えるレジスト塗布・現像処理装置の一例を示す概略斜視図である。 上記レジスト塗布・現像処理装置の概略平面図である。 この発明におけるキャリアステーションを示す概略側面図である。 この発明におけるキャリアを示す斜視図(a)及びキャリアの横断面図(b)である。 この発明における蓋体開閉装置によるキャリア蓋体の異なる開放状態を示す側面図である。 この発明における処理ステーションを示す概略側面図である。 この発明における測定装置を示す概略側面図である。 上記キャリアステーションにおけるキャリアの搬入出及びウエハの搬出入の動作の一例を示す概略側面図である。
符号の説明
W 半導体ウエハ(被処理基板)
S1 キャリアステーション
S2 処理ステーション
A1,A2 メインアーム(搬送手段)
C トランスファーアーム(基板搬出入手段)
D 搬送アーム(搬送手段)
E インターフェースアーム(搬送手段)
10 キャリア載置部
11 上部載置棚
12 下部載置棚
12a 棚体
13 キャリアストック部
14 キャリアリフタ(キャリア受渡し手段)
16 移動機構
20 キャリア
21 開口部
22 収容容器
23 蓋体
25 蓋開閉装置
26 マッピングセンサ(基板検出手段)
31 現像ユニット
32 塗布ユニット

Claims (4)

  1. 被処理基板を収容するキャリアを搬入出するキャリアステーションと、被処理基板に各種処理を施す処理ユニットを配置する処理ステーションと、上記キャリアステーションと処理ステーションとの間で被処理基板を受け渡しする搬送手段と、を具備する基板搬送処理装置において、
    上記キャリアステーションは、複数のキャリアが載置可能な複数段の載置棚を有するキャリア載置部と、このキャリア載置部の上方に位置するキャリアストック部と、上記キャリア載置部とキャリアストック部との間でキャリアを受け渡しするキャリア受渡し手段と、上記キャリア載置部に搬入されたキャリアに対して被処理基板を搬出入する基板搬出入手段とを具備し、
    上記キャリア載置部における下段に位置する載置棚は、移動機構によって上段の載置棚に対して、該上段の載置棚の下方位置と、鉛直方向に干渉しない外方位置に移動可能に形成され、かつ、外方位置にある載置棚に対して上記キャリア受渡し手段がキャリアを受け渡し可能に形成してなる、ことを特徴とする基板搬送処理装置。
  2. 請求項1記載の基板搬送処理装置において、
    上記キャリア内に収容される被処理基板の収容状態を検出する基板検出手段と、該基板検出手段によって検出された検出信号を受けて、上記キャリア内に収容される被処理基板が所定数の状態になった際に、キャリア受渡し手段及び載置棚の移動機構に作動信号を伝達する制御手段と、を更に具備する、ことを特徴とする基板搬送処理装置。
  3. 請求項1又は2記載の基板搬送処理装置において、
    下段に位置する上記載置棚は、1個のキャリアを独立して載置すると共に、上段の載置棚の下方位置と外方位置に独立して移動可能な複数の棚体からなる、ことを特徴とする基板搬送処理装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の基板搬送処理装置において、
    上記キャリアは、複数の被処理基板を収容する収容容器と、該収容容器の開口部を開放及び閉塞する蓋体とを具備し、
    上記キャリアステーションは、上記蓋体の開放及び閉塞を行う蓋開閉装置を具備し、
    上記蓋開閉装置は、各段の載置棚に載置されるキャリアに対して昇降可能に形成されると共に、蓋体の開放時には、上下段の載置棚に干渉しない位置に蓋体を開放するように形成してなる、ことを特徴とする基板搬送処理装置。
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